WO2018198562A1 - 回転電機のステータコア、ステータ、回転電機、流体ポンプ、回転電機のステータコアの製造方法、ステータの製造方法 - Google Patents

回転電機のステータコア、ステータ、回転電機、流体ポンプ、回転電機のステータコアの製造方法、ステータの製造方法 Download PDF

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泰士 山本
隆之 鬼橋
一之 山本
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Abstract

複数の磁極片(2)と複数の継鉄片(3)とが交互に環状に配置して形成され、各磁極片(2)は、第一バックヨーク部(5)および第一バックヨーク部(5)から径方向(X)の内側(X2)に突出するティース部(6)を有し、各継鉄片(3)は、第二バックヨーク部(7)を有し、磁極片(2)の第一バックヨーク部(5)および継鉄片(3)の第二バックヨーク部(7)の長手方向(Z)が一致するように直線状に展開したときに、継鉄片(3)の第二バックヨーク部(7)の最外周位置(71)が、展開した長手方向(Z)と垂直の方向(X)でティース部(6)の突出側(X2)の位置に形成される。

Description

回転電機のステータコア、ステータ、回転電機、流体ポンプ、回転電機のステータコアの製造方法、ステータの製造方法
 本願は、低コストが可能となる回転電機のステータコア、ステータ、回転電機、流体ポンプ、回転電機のステータコアの製造方法、ステータの製造方法に関するものである。
 回転電機の高効率化および小型化には、回転電機のステータに巻かれているコイルをより高密度にする手段がある。その中で、回転電機のステータは、コアに絶縁体を取り付け、コイルを集中巻きし、コイル抵抗を下げ、銅損を低減することで、効率および小型化に寄与している。コイルを高密度に巻く場合の作業性を向上させる手段として、ステータコアを複数に分割した分割コアが採用されている。
 例えば、折曲部をバックヨークのティース基端部の両側に対応する部位に設ける。複数のティースを有する帯状のバックヨークを、このバックヨークに設けられた折曲部において折り曲げる。そして、環状に変形して電動機のステータコアを形成する。この構成により、コイルの巻き量を増大させる(例えば、特許文献1参照)。
特開平11-262203号公報
 従来のステータコアは、ステータコアを直線状にした際に、バックヨーク部の外周が隣接するティース部の外周より、ティース内径側から遠ざかる位置となり、ステータコアを打ち抜く工程で歩留まりが悪くなり高コストになるという問題点があった。
 本願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、低コストが可能となる回転電機のステータコア、ステータ、回転電機、流体ポンプ、回転電機のステータコアの製造方法、ステータの製造方法を提供することを目的とする。
 本願に開示される回転電機のステータコアは、
板材を軸方向に複数積層して形成された回転電機のステータコアにおいて、
複数の磁極片と複数の継鉄片とが交互に環状に配置して形成され、
各前記磁極片は、第一バックヨーク部および前記第一バックヨーク部から径方向の内側に突出するティース部を有し、
各前記継鉄片は、第二バックヨーク部を有し、
周方向に互いに隣接する前記磁極片の前記第一バックヨーク部と前記継鉄片の前記第二バックヨーク部との周方向の端部同士が折り曲げ可能な折曲部にて連結されるとともに、前記第一バックヨーク部と前記第二バックヨーク部とにて前記ステータコアのバックヨーク部が形成され、
各前記継鉄片の内少なくとも1つの前記継鉄片は、周方向に分割する分割箇所が形成され、
前記磁極片の前記第一バックヨーク部および前記継鉄片の前記第二バックヨーク部の長手方向が一致するように直線状に展開したときに、
前記継鉄片の前記第二バックヨーク部の最外周位置が、前記磁極片の前記第一バックヨーク部の最外周位置と径方向で同じ位置か、または、ティース部の突出側(径方向の内側)の位置に形成されるものである。
 また、本願に開示されるステータは、
上記に示した回転電機のステータコアの前記ティース部にインシュレータを介して形成されたコイルを有する。
 また、本願に開示される回転電機は、
上記に示したステータと、
前記ステータの内周面と間隔を設けてかつ同心円状に配設されたロータとを備えたものである。
 また、本願に開示される流体ポンプは、
上記に示した回転電機のステータコアの前記ティース部にインシュレータを介して形成されたコイルを有するステータ、および、
前記ステータの内周面と間隔を設けてかつ同心円状に配設されたロータを有する回転電機と、
前記回転電機の前記ステータの外周面に配置されたフレームとを備え軸方向に流体が移動する流体ポンプであって、
前記フレームと前記ステータの前記ステータコアの前記継鉄片との間に形成される隙間部に前記流体が通過するものである。
 また、本願に開示される回転電機のステータコアの製造方法は、
前記磁極片の前記第一バックヨーク部および前記継鉄片の前記第二バックヨーク部の長手方向が一致するよう直線状の2枚の前記ステータコアの前記板材を、一方の前記ティース部と他方の前記ティース部とが対向する方向で、かつ、一方の前記継鉄片と前記他方の前記ティース部とが対向する位置に配置して薄板から打ち抜く工程を備えたものである。
 また、本願に開示されるステータの製造方法は、
前記ステータコアの前記ティース部を、環状の径方向の外側に突出するように折り曲げた環状状態として、前記ステータコアの前記ティース部にインシュレータを介して導線を巻回してコイルを形成する工程を備えたものである。
 本願に開示される回転電機のステータコア、ステータ、回転電機、流体ポンプ、回転電機のステータコアの製造方法、ステータの製造方法によれば、
 低コストが可能となる。
実施の形態1による回転電機のステータコアを用いたステータの構成を示す平面図である。 図1に示したステータコアを直線状に展開した状態を示す平面図である。 図2に示したステータコアの一部を拡大して示す平面図である。 図2に示したステータコアの板取りした状態を示す平面図である。 ステータコアを直線状に展開した状態の比較例の一部を拡大して示す平面図である。 図5に示した比較例のステータコアの板取りした状態を示す平面図である。 図1に示したステータコアへのコイルの形成方法を示す平面図である。 図7に示したステータコアへのコイルの形成方法の一部を拡大して示す平面図である。 図7に示したステータコアへのコイルの形成方法の次工程を示す平面図である。 ステータコアへのコイルの形成方法の比較例を示す平面図である。 ステータコアへのコイルの形成方法の比較例を示す平面図である。 図2に示したステータコアへのコイルの巻線領域を説明するための平面図である。 ステータコアへのコイルの巻線領域の比較例を示す平面図である。 ステータコアへのコイルの巻線領域の比較例を示す平面図である。 実施の形態1による回転電機のステータコアを直線状に展開した状態の他の例を示す平面図である。 図15に示したステータコアの一部を拡大して示す平面図である。 実施の形態2による回転電機のステータコアの構成を示す平面図である。 図17に示したステータコアを直線状に展開して板取りした状態を示す平面図である。 図17に示したステータコアを用いた燃料ポンプの構成を示す断面図である。 図19に示した燃料ポンプのA-A線断面の構成を示す断面図である。 燃料ポンプの比較例を示す断面図である。 実施の形態2による回転電機のステータコアの他の構成の直線状に展開して板取りした状態を示す平面図である。 図19に示した燃料ポンプのA-A線断面の図22に示した構成を用いた場合を示す断面図である。 図1に示したステータコアへのコイルの他の形成方法を示す平面図である。 図1に示したステータコアへのコイルの他の形成方法を示す平面図である。 図19に示した燃料ポンプのA-A線断面の図1に示した構成を用いた場合を示す断面図である。 図24または図25に示した方法にて形成されたステータを用いた燃料ポンプの構成を示す断面図である。 図27に示した燃料ポンプのB-B線断面の構成を示す断面図である。
実施の形態1.
 図1は実施の形態1による回転電機のステータコアを用いたステータの構成を示す平面図である。図2は図1に示したステータコアを直線状に展開した状態を示す平面図である。図3は図2に示したステータコアの一部を拡大して示す平面図である。図4は図2に示したステータコアの板取りした状態を示す平面図である。図5はステータコアを直線状に展開した状態の比較例の一部を拡大して示す平面図である。図6は図5に示した比較例のステータコアの板取りした状態を示す平面図である。
 図7は図2に示したステータコアのコイルの形成方法を示す平面図である。図8は図7に示したステータコアのコイルの形成方法の一部を拡大して示す平面図である。図9は図7に示したステータコアのコイルの形成方法の次工程を示す平面図である。図10はステータコアのコイルの形成方法の比較例を示す平面図である。図11はステータコアのコイルの形成方法の比較例の一部を拡大して示す平面図である。
 図12は図2に示したステータコアのコイルの巻線領域を説明するための平面図である。図13はステータコアのコイルの巻線領域の比較例を示す平面図である。図14はステータコアのコイルの巻線領域の比較例を示す平面図である。図15は実施の形態1による回転電機のステータコアを直線状に展開した状態の他の例を示す平面図である。図16は図15に示したステータコアの一部を拡大して示す平面図である。また、以下の説明において、回転電機のステータコア1における各方向を、それぞれ周方向Z、軸方向Y、径方向X、径方向Xの外側X1、径方向Xの内側X2として示す。尚、軸方向Yは、ステータコア1にて形成される回転電機の回転軸と同一方向である。よって軸方向Yは、図1において、紙面に対して垂直の方向であり、その記載を省略する。
 図1において、ステータ11は、ステータコア1、インシュレータ12、およびコイル13を備える。ステータコア1は、薄板の板材10を軸方向Yに複数枚積層して形成される。ステータコア1は、複数の磁極片2と複数の継鉄片3とが交互に円環状に配置して形成される。ここでは、磁極片2が6個、継鉄片3が6個の例について示す。
 各磁極片2は、第一バックヨーク部5とティース部6とを有する。第一バックヨーク部5は、周方向Zに延在して形成される。よって、第一バックヨーク部5の長手方向Zは周方向Zとなる。ティース部6は、第一バックヨーク部5の周方向Zの中央位置から径方向Xの内側X2に突出して形成される。よって、ティース部6の長手方向Xは径方向Xと同一方向となる。また、ティース部6の突出側X2は、径方向Xの内側X2と同一方向となる。また、ティース部6の突出側X2の相反側X1は、径方向Xの外側X1と同一方向となる。
 第一バックヨーク部5の径方向Xの内側X2の軸方向Yの側面を内側面54とし、径方向Xの外側X1の軸方向Yの側面を外側面53とする。第一バックヨーク部5の内側面54は、径方向Xの外側X1に凸となる円弧状にて形成される。コイル13は、磁極片2のティース部6にインシュレータ12を介して導線19が巻回され形成される。鍔部61は、ティース部6の径方向Xの内側X2端に周方向Zにそれぞれ突出して形成される。鍔部61は、コイル13を保持する。
 各継鉄片3は、第二バックヨーク部7を有する。第二バックヨーク部7は、第一バックヨーク部5と同様に周方向Zに延在して形成される。よって、第二バックヨーク部7の長手方向Zは周方向Zと同一方向となる。第二バックヨーク部7の径方向Xの内側X2の軸方向Yの側面を内側面74とし、径方向Xの外側X1の軸方向Yの側面を外側面73とする。そして、ステータコア1のバックヨーク部4は、第一バックヨーク部5と第二バックヨーク部7とにて構成される。
 図1に示すように、円環状に配置された磁極片2の第一バックヨーク部5の周方向Zの両端52(図3参照)と、環状の中心点Qとのなす角度を第一角度θ1とする。また、継鉄片3の第二バックヨーク部7の周方向Zの両端72(図3参照)と、環状の中心点Qとのなす角度を第二角度θ2とする。ティース部6に形成されるコイル13の巻線領域を多く確保するために、ここでは第一角度θ1が第二角度θ2より大きく形成される。磁極片2における環状の中心点Qと重なる点を中心点Q1とする。継鉄片3における環状の中心点Qと重なる点を中心点Q2とする。
 そして、図2および図3に示すように、ステータコア1の磁極片2の第一バックヨーク部5および継鉄片3の第二バックヨーク部7の長手方向Zが一致するように直線状に展開したときに、継鉄片3の第二バックヨーク部7の最外周位置71が、磁極片2の第一バックヨーク部5の最外周位置51より、展開した長手方向Zと垂直の方向Xでティース部6の突出側X2(径方向Xの内側X2)に長さH1ずれた位置に形成される。この位置を言い換えれば、ティース部6の長手方向Xの突出側X2に長さH1ずれた位置である。
 磁極片2の第一バックヨーク部5の最外周位置51とは、第一バックヨーク部5の外側面53の径方向Xの一番外側X1の位置を示す。継鉄片3の第二バックヨーク部7の最外周位置71は、第二バックヨーク部7の外側面73の径方向Xの一番外側X1の位置を示す。そして、先に示した長さH1ずれて形成するためには、図3に示すように、継鉄片3の環状の中心点Q2に相当する位置を、磁極片2の環状の中心点Q1に相当する位置より、展開した長手方向Zと垂直の方向Xでティース部6の突出側X2の位置に長さH1ずれて形成する。
 ステータコア1は、周方向Zに互いに隣接する磁極片2の第一バックヨーク部5と継鉄片3の第二バックヨーク部7との周方向Zの端部である両端52、72同士には折り曲げ可能な折曲部9が形成されて連結される。折曲部9は、薄肉にて形成され、折り曲げやすい構造にて形成される。各継鉄片3の内少なくとも1つの継鉄片3は、分割箇所8を有する。ここでは1例として、継鉄片3の周方向Zの端部、すなわち、継鉄片3と磁極片2との境界部分にて分割されたものを示す。
 尚、分割箇所8はこの位置に限られることはなく、継鉄片3の周方向Zの中央位置にて分割箇所が設定される場合も考えられる。また、ここでは1つの継鉄片3に分割箇所8を備える例を示したが、これに限られることはなく、2個の継鉄片3に分割箇所8をそれぞれ形成してもよい。この分割箇所8は、一方に結合凸部81が、他方に結合凹部82がそれぞれ形成される。結合凸部81と結合凹部82とが嵌合して結合される。
 また、以下の説明において、第一バックヨーク部5および第二バックヨーク部7の図1および図2において長手方向Zは、周方向Zに一致するため、第一バックヨーク部5および第二バックヨーク部7の長手方向Zとして説明する場合もある。また、ティース部6の図1および図2において長手方向Xは、径方向Xに一致するため、ティース部6の長手方向Xとして説明する場合もある。
 次に上記のように構成された実施の形態1の回転電機のステータ11の製造方法について説明する。まず、図4に示すように、例えば電磁鋼板にて構成される薄板21からステータコア1を形成する板材10を、ここでは上下一対の板材10として板取りして打ち抜く。板材10は、磁極片2の第一バックヨーク部5の長手方向Zと継鉄片3の第二バックヨーク部7の長手方向Zとを一致させ、磁極片2と継鉄片3とが交互に配置された直線状にて形成される。この際、薄板21に無駄が出ないように、2枚の板材10が、互いのティース部6が対向するように配置されるとともに、一方の板材10のティース部6の間に、もう一方の板材10のティース部6が収まるように、並列配置される。
 そして、継鉄片3の第二バックヨーク部7の最外周位置71が、磁極片2の第一バックヨーク部5の最外周位置51より、展開した長手方向Zと垂直の方向Xでティース部6の突出側X2の位置に形成されるため、薄板21の長手方向Xの幅W1を低減できる。また、第一バックヨーク部5の第一角度θ1は第二バックヨーク部7の第二角度θ2より大きく形成される。よって、第一バックヨーク部5の周方向Zの長さは、第二バックヨーク部7の周方向Zの長さより長い円弧状にて形成される。よって、第二バックヨーク部7の最外周位置71が、磁極片2の第一バックヨーク部5の最外周位置51より、展開した長手方向Zと垂直の方向Xでティース部6の突出側X2の位置とする設定が容易となる。
 これは、先の図3において示したように、第二バックヨーク部7の最外周位置71が、磁極片2の第一バックヨーク部5の最外周位置51より、展開した長手方向Zと垂直の方向Xでティース部6の突出側X2に長さH1ずれた位置に形成させるために、継鉄片3の環状の中心点Q2に相当する位置を、磁極片2の環状の中心点Q1に相当する位置より展開した長手方向Zと垂直の方向Xでティース部6の突出側X2の位置に長さH1ずれて形成することにより容易に設定可能となるためである。
 ここで、本実施の形態1に示した構成の効果を明確にするために、図5および図6に示した比較例を用いて説明する。図5および図6は、上記実施の形態1の図3および図4に示した図とそれぞれ対応する図である。比較例に示すステータコア101の板材110は、本実施の形態1と同様に、磁極片と継鉄片とを交互に配置して形成する。そして、図5に示すように、継鉄片の第二バックヨーク部の最外周位置171が、磁極片の第一バックヨーク部の最外周位置151より、径方向Xの外側X1の位置に形成される。
 この場合、図6に示すように、薄板121の板取りを上記実施の形態1と同様に配置した場合、比較例の薄板121の長手方向Xは幅W2となる。実施の形態1および比較例のステータコアとして打ち抜かれた板材10、110の面積および長手方向Zの長さが等しいため、必要な材料の量は長手方向Xの幅W1、W2で決まる。比較例の薄板121の径方向Xの幅W2は、継鉄片の第二バックヨーク部の最外周位置171が、磁極片の第一バックヨーク部の最外周位置151より、径方向Xの外側X1の位置に形成されるため、上記実施の形態1にて示した、薄板21の径方向Xの幅W1より大きい幅W2が必要となる。
 すなわち、比較例は、本実施の形態1と同様なステータコア1を形成する場合、本実施の形態1と比較すると、薄板121に材料の量が多く必要となり、材料使用率が低く、コストが高くなる。よって、本実施の形態1は、比較例と比較すると、薄板21の幅W1が低減でき材料使用率が高く、コストが低減できる。
 次に、図4に示したように、薄板21上に配置された2枚の板材10を打ち抜き、直線状の板材10を、所定枚数、軸方向Yに積層し、カシメ(図示省略)により軸方向Yを固定する。そして、図2に示すように、複数の磁極片2および複数の継鉄片3からなる直線状のステータコア1が構成される。
 次に、磁極片2のティース部6にインシュレータ12を設置して、コイル13の形成を行う。このコイル13の形成について図7から図9を用いて説明する。まず、直線状のステータコア1を、図7に示すように、磁極片2のティース部6が径方向Xの外側X1に突出するようにステータコア1の折曲部9を折り曲げて反らして環状に配置する。すなわち、ステータコア1のティース部6を図1に示した径方向Xの内側X2の突出する方向とは相反する方向に環状に配置する。
 次に、巻線機20にて磁極片2のティース部6に導線19を巻回する。すなわち、巻線機20を、回転軸Eを中心に矢印Fの方向に旋回させて、磁極片2のティース部6のまわりに導線19を巻回して、コイル13を形成する。この際、磁極片2には、第二バックヨーク部7のみを備えた継鉄片3が隣接して形成されるため、巻線機20の巻回する導線19は隣接する磁極片2および継鉄片3に接触することがなく、容易に導線19を巻回できる。
 そして、1つの磁極片2のティース部6へのコイル13の形成が終了すると、図9に示すように、ステータコア1を矢印Gの方向に回動させ、隣接する他の磁極片2のティース部6が巻線機20の回転軸Eに対向するまで移動させ、再度導線19の巻回動作を行う。この導線19の巻回の動作を繰り返し行い、全ての磁極片2のティース部6にコイル13を形成する。
 ここで、本実施の形態1に示した構成の効果を明確にするために、図10および図111に示した比較例を用いて説明する。図10および図11は、上記実施の形態1の図7および図8に示した図とそれぞれ対応する図である。比較例に示すステータコア101は、本実施の形態1と異なり、磁極片102のみにて形成する。そして、図10に示すように、上記実施の形態1と同様に導線19を巻線機20により巻回すると、隣接する磁極片102に導線19が接触して干渉し、導線19を巻回できない。そこで、このことを解消するために、例えば図11に示すように、磁極片102に大きな厚みのインシュレータ112を形成し、導線19を巻線機20により巻回し、コイルを形成することが考えられる。
 比較例は、1つの磁極片102に対して、本実施の形態1の磁極片2と比較すると、コイルの巻線領域が減少する。すなわち、比較例は、本実施の形態1と比較すると、導線の巻き数が減少したり、導線を細くしたりする必要があり、回転電機の性能が低下する。よって、本実施の形態1は、比較例と比較すると、導線の巻き数が増加できたり、導線を太くできたりするため、回転電機の性能が向上する。
 さらに、本実施の形態1は、図12に示すように、磁極片2の第一バックヨーク部5の径方向Xの内側X2の軸方向Yの内側面54は、径方向Xの外側X1に凸となる円弧状にて形成される。よって、コイル13の巻線領域を多く確保できる。
 ここで、本実施の形態1に示した構成の効果を明確にするために、図13および図14に示した比較例を用いて説明する。図13および図14は、上記実施の形態1の図12に示した図とそれぞれ対応する図である。比較例は、図13に示すように、磁極片102のバックヨーク部105の径方向Xの内側X2の軸方向Yの内側面154が、直線状に形成される。そして、インシュレータ112を介してコイル113が形成される。よって、本実施の形態1と比較すると、図14に示す斜線領域Sの部分の、コイル113の巻線領域が減少する。
 すなわち、比較例は、本実施の形態1と比較すると、導線の巻き数が減少したり、導線を細くしたりする必要があり、回転電機の性能が低下する。よって、本実施の形態1は、比較例と比較すると、導線の巻き数が増加できたり、導線を太くできたりするため、回転電機の性能が向上する。
 次に、図1に示すように、磁極片2のティース部6を、径方向Xの内側X2に突出するように配置し、ステータコア1の折曲部9を折り曲げて環状に閉じていく。そして、継鉄片3の結合凸部81と結合凹部82とを嵌合させる。嵌合後、嵌合箇所を径方向Xの外側X1から、例えばTIG溶接(Tungsten Inert Gas溶接)のような溶接手段によって結合して一体化してステータ11を形成する。
 このようにステータコア1を折り曲げて、円環状に製造する際に図3にて示した、磁極片2の中心点Q1と継鉄片3の中心点Q2とを、円環状の中心点Qに一致させ、ステータ11は容易に円環状に形成できる。よって、ステータ11の真円度および径方向Xの外側X1および内側X2の同軸度が良好になる。そのため、回転電機の振動および騒音を抑制できる。
 尚、上記実施の形態1においては、磁極片2の第一バックヨーク部5および継鉄片3の第二バックヨーク部7の長手方向Zが一致するよう直線状に形成したステータコア1において、継鉄片3の第二バックヨーク部7の最外周位置71が、磁極片2の第一バックヨーク部5の最外周位置51より展開した長手方向Zと垂直の方向Xでティース部6の突出側X2の位置に形成される例を示したが、例えば、継鉄片3の第二バックヨーク部7の最外周位置71と、磁極片2の第一バックヨーク部5の最外周位置51と径方向Xで同じ位置に形成する場合であっても、図4に示した薄板21の幅W1は同一にて形成できるため、上記実施の形態1と同様の効果を奏することできる。
 また、上記実施の形態1においては、折曲部9を薄肉にて形成し、折り曲げやすい構造にて形成する例を示したが、これに限られることはなく、他の例について図15および図16に基づいて説明する。図15は実施の形態1の回転電機のステータコアを直線状に展開した状態の他の例を示す平面図である。図16は図15に示したステータコアの一部を拡大して示す平面図である。ここでは、磁極片2の第一バックヨーク部5と継鉄片3の第二バックヨーク部7とが連結される折曲部209の構成が上記実施の形態1と異なる場合について説明する。他の箇所においては、上記実施の形態1と同様であるため、その説明を適宜省略する。図に示すように、折曲部209が、径方向Xの外側X1がV字形状の切れ込みにて形成される。
 このように形成されたステータコア1によれば、各磁極片2の第一バックヨーク部5と各継鉄片3の第二バックヨーク部7との間のV字形状にて形成された折曲部209の曲げることで、曲げる位置が不安定になるのが防止され、応力が付加される箇所を明確にできる。すなわち、折曲部209のV字形状の頂点部28に応力を集中させ、直線形状のステータコア1を、例えば図1に示すように、環状である円筒形状に形成することにより、ステータコア1の折曲部209における位置を一定に保つことができ、安定したステータコア1を提供できる。
 また、上記実施の形態1においては、1つの磁極片2のティース部6にコイル13を形成した後に、周方向Zに隣接する他の磁極片2のティース部6にコイル13を形成する場合、導線19を連続して使用しない例を示したが、これに限られることはなく、他の例について図24および図25に基づいて説明する。
 図24に示すように、1つの磁極片2のティース部6にコイル13を形成した後に、周方向Zに隣接する他の磁極片2のティース部6にコイル13を形成する場合、先に形成された磁極片2のティース部6のコイル13の巻き終わり部分を切断しないで、連続して周方向Zに隣接する他の磁極片2のティース部6に巻回動作を行うため、導線19を連続して使用する。この場合、導線19は渡り線405として周方向Zに隣接するティース部6間の第二バックヨーク部7上に配設する。
 また、他の例として図25に示すように、1つの磁極片2のティース部6にコイル13を形成した後に、周方向Zに複数個離れた他の磁極片2のティース部6にコイル13を形成する場合、先に形成された磁極片2のティース部6のコイル13の巻き終わり部分を切断しないで、周方向Zに複数個離れた他の磁極片2のティース部6に巻回動作を行うため、導線19を連続して使用する。この場合、導線19は渡り線405として、コイル13の構成されるティース部6間の第一バックヨーク部5上および第二バックヨーク部7上に配設する。これは、例えば3相の回転電機の場合に用いられる。
 上記のように構成された実施の形態1の回転電機のステータコア、および、回転電機のステータコアの製造方法、ステータの製造方法によれば、ステータコアを複数の磁極片と複数の継鉄片とにて形成し、磁極片の第一バックヨーク部および継鉄片の第二バックヨーク部の長手方向が一致するように直線状に展開したときに、継鉄片の第二バックヨーク部の最外周位置が、磁極片の第一バックヨーク部の最外周位置より、展開した長手方向と垂直の方向でティース部の突出側の位置に形成されるため、ステータコアを低コストにて製造できる。
 また、磁極片の第一バックヨーク部および継鉄片の第二バックヨーク部の長手方向が一致するよう直線状の2枚のステータコアの板材を、一方のティース部と他方のティース部とが対向する方向で、かつ、一方の継鉄片と他方のティース部とが対向する位置に配置して薄板から打ち抜くので、薄板の幅を最小限にとどめて製造できる。
 また、環状に配置された磁極片の第一バックヨーク部の周方向の両端と環状の中心点とのなす第一角度は、継鉄片の第二バックヨーク部の周方向の両端と環状の中心点とのなす第二角度より大きく形成されているため、磁極片の第一バックヨーク部および継鉄片の第二バックヨーク部の長手方向が一致するように直線状に展開したときに、継鉄片の第二バックヨーク部の最外周位置が、磁極片の第一バックヨーク部の最外周位置より、展開した長手方向と垂直の方向でティース部の突出側の位置として形成することが容易となる。また、コイルの巻線領域を多く確保できる。
 また、磁極片の第一バックヨーク部および継鉄片の第二バックヨーク部の長手方向が一致するように直線状に展開したときに、継鉄片の環状の中心点に相当する位置が、磁極片の環状の中心点に相当する位置より展開した長手方向と垂直の方向でティース部の突出側の位置に形成されるため、磁極片の第一バックヨーク部および継鉄片の第二バックヨーク部の長手方向が一致するように直線状に展開したときに、継鉄片の第二バックヨーク部の最外周位置が、磁極片の第一バックヨーク部の最外周位置より、展開した長手方向と垂直の方向でティース部の突出側の位置に形成することが容易となる。また、ステータコアは容易に円環状に形成でき、ステータコアの真円度および径方向の外側および内側の同軸度が良好になる。そのため、回転電機の振動および騒音を抑制できる。回転電機の品質を向上できる。
 また、磁極片の第一バックヨーク部の径方向の内側の軸方向の内側面は、径方向の外側に凸となる円弧状にて形成されるため、コイルの巻線領域を多く確保できる。
 また、ステータコアの磁極片の第一バックヨーク部と継鉄片の第二バックヨーク部との連結箇所を環状の径方向の外側にティース部が突出するように折り曲げた状態として、ステータコアのティース部にインシュレータを介して導線を巻回してコイルを形成するため、コイルを容易に形成できる。よって、高速に導線を巻回することが可能となり、製造コストが低減できる。また、ステータコアを直線状態で巻線する場合、巻線機を隣接する磁極片の位置まで移動させなければならず、巻線作業に時間がかかるが、本実施の形態1によれば、時間が短縮でき、生産性が向上し、設備投資が小さくでき、製造コストが低減できる。
 また、折曲部は、径方向の外側がV字形状の切れ込みにて形成されるので、直線形状のステータコアを環状である円筒形状に形成際の不安定な状態を防止でき、より精度よく環状にステータコアを形成できる。
 また、コイルが、周方向に隣接するティース部間に渡り線を介して構成される場合、渡り線は、当該コイルの構成される隣接するティース部間の第二バックヨーク部上に配設される、または、コイルが、周方向に1箇所以上離れたティース部間に渡り線を介して構成される場合、渡り線は、当該コイルの構成されるティース部間の第一バックヨーク部上および第二バックヨーク部上に配設されるため、コイル間の電気的な接続が容易となる。
実施の形態2.
 図17は実施の形態2による回転電機のステータコアの構成を示す平面図である。図18は図17に示したステータコアを直線状に展開して板取りした状態を示す平面図である。図19は図17に示したステータコアを用いた回転電機を有する燃料ポンプの構成を示す断面図である。図20は図19に示した燃料ポンプのA-A線断面の構成を示す断面図である。図21は燃料ポンプの比較例を示す断面図である。図22は実施の形態2による回転電機のステータコアの他の構成の直線状に展開して板取りした状態を示す平面図である。図23は図19に示した燃料ポンプのA-A線断面であって、図22に示した構成を用いた場合を示す断面図である。
 図17および図18において、上記実施の形態1と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。上記実施の形態1においては、磁極片2の第一バックヨーク部5の径方向Xの外側X1の軸方向Yの側面の外側面53と、継鉄片3の第二バックヨーク部7の径方向Xの外側X1の軸方向Yの側面の外側面73とが、図1に示すように、略同一円周上に存在する例を示したが、本実施の形態2においては、ステータコア1を環状に形成した場合、環状に配置された継鉄片3の第二バックヨーク部7の最外周位置271が、磁極片2の第一バックヨーク部5の最外周位置51よりティース部6の突出側X2の位置に形成される場合について説明する。そして、このように形成されたステータコア1を用いたステータ11の回転電機15を燃料ポンプ30に用いる例について説明する。
 環状のステータコア1において、継鉄片3の第二バックヨーク部7の径方向Xの外側X1の軸方向Yの側面の外側面273は、磁極片2の第一バックヨーク部5の径方向Xの外側X1の軸方向Yの側面の外側面53よりティース部6の突出側X2の位置に形成される。よって、環状のステータコア1において、継鉄片3の第二バックヨーク部7の最外周位置271は、磁極片2の第一バックヨーク部5の最外周位置51よりティース部6の突出側X2の位置に形成される。
 また、上記実施の形態1と同様に、図18に示すように、磁極片2の第一バックヨーク部5および継鉄片3の第二バックヨーク部7の長手方向Zが一致するよう直線状にステータコア1において、継鉄片3の第二バックヨーク部7の最外周位置271は、磁極片2の第一バックヨーク部5の最外周位置51よりティース部6の突出側X2の位置に形成される。よって、上記実施の形態1の図4に示した場合と同様に、薄板21の幅W1は同一にて形成できるため、上記実施の形態1と同様の効果を奏することできる。
 図17および図18に示したステータコア1を用いて、上記実施の形態1と同様に、ステータ11を形成する。そして、当該ステータ11を用いた回転電機15を利用した燃料ポンプ30を例について、図19および図20に基づいて説明する。回転電機15は、ステータ11、ロータ14、回転軸16とを有する。ロータ14はステータ11の内周面と間隔H2を設けてかつ同心円状に配設される。
 回転軸16はロータ14を回転する。ロータ14の軸方向Yの下側には、回転軸16に設置された羽根車33が形成される。燃料ポンプ30は、フレーム17内に回転電機15を備え、軸方向Yに燃料を移動する。図20に示すように、フレーム17と、回転電機15のステータ11のステータコア1の継鉄片3との間には、隙間部31が形成される。隙間部31は、燃料が軸方向Yに矢印Dの方向に通過する。支持部32は、回転軸16の軸方向Yの両端をフレーム17に対して位置決めする。フレーム17は、支持部32側で絞り加工部505することにより、フレーム17にステータ11を固定している。
 次に、上記のように構成された実施の形態2の燃料ポンプ30の動作について説明する。燃料ポンプ30はロータ14に取り付けられた羽根車33を回転させ、図19に示す矢印Dの方向に燃料が吸い上げられる。吸い上げた燃料は、ロータ14とステータ11とを介して、軸方向Yの上側に吐出される。この際、図20に示したように、燃料はロータ14とステータ11との間隔H2、および、ステータ11とフレーム17との隙間部31を通る。このように燃料の流路を増加でき、燃料ポンプ30の性能が向上できる。
 ここで、本実施の形態2に示した構成の効果を明確にするために、図21に示した比較例を用いて説明する。図21は、本実施の形態2の図20に示した図と対応する図である。比較例は、図21に示すように、磁極片102とフレーム117との隙間がほぼ存在しない。すなわち、比較例は、本実施の形態2と同様な隙間部31が形成されないため、本実施の形態2と比較すると、燃料の流量が減少し、燃料ポンプ30の性能が低減する。よって、本実施の形態2は、比較例と比較すると、燃料の流量が増大し、燃料ポンプ30の性能が向上する。
 また、本実施の形態2の他の例について図22および図23を用いて説明する。上記実施の形態2の例においては、磁極片2の径方向Xの幅は、上記実施の形態1とほぼ同一の大きさにて形成する例を示した。よって、磁極片2の第二バックヨーク部7の径方向Xの内側X2の軸方向Yの側面を内側面274は、図20に示すように、ティース部6のコイル13の形成箇所に突出する。
 このことを解消するために、図22および図23に示すように、磁極片2の径方向Xの幅を、上記実施の形態1より小さく形成する。よって、磁極片2の第二バックヨーク部7の径方向Xの内側X2の軸方向Yの側面の内側面374は、図24に示すように、ティース部6のコイル13の形成箇所に突出することはない。これにより、コイル13の巻線領域を、上記実施の形態1と同様に確保できる。
 また、他の燃料ポンプの例として、図26の断面図に示すように、図19に示した燃料ポンプと同様に形成する場合であって、A-A線断面において図1に示した構成を用いる場合が考えられる。そして、図26の燃料ポンプ30によれば、ステータ11の少なくともコイル13の全て、ここではステータ11の全てを覆うモールド樹脂部500を形成する。
 このようにモールド樹脂部500はコイル13の全てを覆っているため、コイル13に通電した際に発生する熱が、モールド樹脂部500に伝わって放熱しやすくなる。よって、ステータ11の小型化が可能となる。さらにコイル13の形状が、モールド樹脂部500により保持されるため、回転電機の運転時の振動、または、ステータ11を運搬する際に発生する振動などによるコイル13の形状の崩れを防止できる。よって、コイル13の形状の崩れにより生じる、コイル13が磁極片2または継鉄片3に接触することが防止できる。さらに、ステータ11の冷媒、燃料、または油といった、回転電機を運転するために利用する物質がコイル13に付着するのを、モールド樹脂部500が防止し、コイル13の劣化を抑制できる。
 また、他の燃料ポンプの例として、図27は図24または図25に示した方法にてコイルが形成されたステータを用いた燃料ポンプの構成を示す断面図である。図28は図27に示した燃料ポンプのB-B線断面における構成を示した断面図である。そして、図27および図28の燃料ポンプ30によれば、ステータ11のコイル13の全てを覆うのはもちろんのこと、渡り線405も覆うモールド樹脂部503を形成する。さらに、当該モールド樹脂部503は燃料ポンプ30の燃料を吐出する吐出口部506とを一体成形する。また、このように吐出口部506を一体成形するため、コイル13からの引出線406がモールド樹脂部503の外部に露出するように構成する。
 このように形成すれば、先に述べたモールド樹脂部500の場合の効果に加えて、モールド樹脂部503は吐出口部506を一体成形するため、ステータ11の径方向Xの外側に配置したフレーム17と渡り線405との干渉を防止できる。さらに、ステータ11をフレーム17と一体で成形することで、図19に示したような、絞り加工でのステータ11の固定が必要なくなり、ステータを固定する組立工程を削減できる。また、ステータを一体成形することで樹脂材料で構成された燃料の吐出口部506も一体で成形することが可能となり、吐出口部506をフレーム17に組み立てる工程を削減できる。
 尚、モールド樹脂部500、503は、例えばPPS樹脂(ポリフェニレンスルファイド樹脂)、POM樹脂(ポリアセタール樹脂)、EP樹脂(エポキシ樹脂)などにて形成される。
 上記のように構成された実施の形態2の回転電機のステータコア、および、回転電機のステータコアの製造方法、ステータの製造方法によれば、上記実施の形態1と同様の効果を奏することができる。また、ステータの内周面と間隔を設けてかつ同心円状に配設されたロータを有する回転電機と、回転電機のステータの外周面に配置されたフレームとを備え軸方向に流体が移動する流体ポンプであって、フレームとステータのテータコアの継鉄片との間に形成される隙間部に流体が通過するため、流体が通る流路を増加することで、流量が増加し、燃料ポンプの性能が上昇する。
 また、回転電機の回転軸の軸方向の両端をフレームに対して位置決めする支持部を備えるため、燃料を吸い上げた際のロータの軸方向へのずれ、および、ロータの回転中のステータとの磁力による軸方向のずれを抑制し、安定した燃料ポンプを提供できる。
 また、コイルを覆うモールド樹脂部を備えたので、コイルの劣化を防止できる。
 また、コイルを覆うモールド樹脂部を備え、モールド樹脂部は、渡り線を覆って形成されたので、渡り線の劣化を防止できる。
 また、流体ポンプは、回転電機のステータコアのティース部にインシュレータを介して形成されたコイルを有するステータ、および、ステータの内周面と間隔を設けてかつ同心円状に配設されたロータを有する回転電機と、回転電機のステータの外周面に配置されたフレームとを備え軸方向に流体が移動する流体ポンプであって、ステータを覆うとともにフレームとステータとを一体成形するモールド樹脂部を備え、モールド樹脂部は、流体を外部に吐出する吐出口部を備えるので、組み立てが容易となる。
 尚、上記実施の形態2においては、燃料ポンプの例を示したが、これに限られることはなく、流体を回転軸の軸方向移動させる流体ポンプであれば、同様に構成でき、同様の効果を奏することができる。
 本開示は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
 1 ステータコア、10 板材、11 ステータ、12 インシュレータ、13 コイル、14 ロータ、15 回転電機、16 回転軸、17 フレーム、19 導線、20 巻線機、21 薄板、2 磁極片、28 頂点部、3 継鉄片、30 燃料ポンプ、31 隙間部、32 支持部、4 バックヨーク部、5 第一バックヨーク部、51 最外周位置、52 両端、53 外側面、54 内側面、6 ティース部、61 鍔部、7 第二バックヨーク部、71 最外周位置、72 両端、73 外側面、74 内側面、8 分割箇所、81 結合凸部、82 結合凹部、9 折曲部、209 折曲部、271 最外周位置、273 外側面、274 内側面、374 内側面、101 ステータコア、110 板材、112 インシュレータ、113 コイル、117 フレーム、102 磁極片、105 バックヨーク部、151 最外周位置、154 内側面、171 最外周位置、405 渡り線、406 引出線、500 モールド樹脂部、503 モールド樹脂部、505 絞り加工部、506 吐出口部、Q 中心点、Q1 中心点、Q2 中心点、X 径方向、X 長手方向、X1 外側、X1 相反側、X2 内側、X2 突出側、Y 軸方向、Z 周方向、Z 長手方向、θ1 第一角度、θ2 第二角度、H1 長さ、H2 間隔、W1 幅、W2 幅。

Claims (17)

  1. 板材を軸方向に複数積層して形成された回転電機のステータコアにおいて、
    複数の磁極片と複数の継鉄片とが交互に環状に配置して形成され、
    各前記磁極片は、第一バックヨーク部および前記第一バックヨーク部から径方向の内側に突出するティース部を有し、
    各前記継鉄片は、第二バックヨーク部を有し、
    周方向に互いに隣接する前記磁極片の前記第一バックヨーク部と前記継鉄片の前記第二バックヨーク部との周方向の端部同士が折り曲げ可能な折曲部にて連結されるとともに、前記第一バックヨーク部と前記第二バックヨーク部とにて前記ステータコアのバックヨーク部が形成され、
    各前記継鉄片の内少なくとも1つの前記継鉄片は、周方向に分割する分割箇所が形成され、
    前記磁極片の前記第一バックヨーク部および前記継鉄片の前記第二バックヨーク部の長手方向が一致するように直線状に展開したときに、
    前記継鉄片の前記第二バックヨーク部の最外周位置が、前記磁極片の前記第一バックヨーク部の最外周位置と展開した長手方向と垂直の方向で同じ位置か、または、展開した長手方向と垂直の方向で前記ティース部の突出側の位置に形成される回転電機のステータコア。
  2. 環状に配置された前記磁極片の前記第一バックヨーク部の周方向の両端と環状の中心点Q1との成す第一角度θ1は、前記継鉄片の前記第二バックヨーク部の周方向の両端と環状の中心点Q2との成す第二角度θ2よりも大きい角度にて形成される請求項1に記載の回転電機のステータコア。
  3. 前記磁極片の前記第一バックヨーク部および前記継鉄片の前記第二バックヨーク部の長手方向が一致するように直線状に展開したときに、
    前記継鉄片の環状の中心点Q2に相当する位置が、前記磁極片の環状の中心点Q1に相当する位置より展開した長手方向と垂直の方向で前記ティース部の突出側の位置に形成される請求項2に記載の回転電機のステータコア。
  4. 前記磁極片の前記第一バックヨーク部および前記継鉄片の前記第二バックヨーク部の長手方向が一致するように直線状に展開したときに、
    前記折曲部は、径方向の外側がV字形状の切れ込みにて形成される請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回転電機のステータコア。
  5. 前記磁極片の前記第一バックヨーク部の径方向の内側の軸方向の内側面は、径方向の外側に凸となる円弧状にて形成される請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の回転電機のステータコア。
  6. 環状に配置された前記継鉄片の第二バックヨーク部の最外周位置は、前記磁極片の第一バックヨーク部の最外周位置より径方向の内側の位置に形成される請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の回転電機のステータコア。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の回転電機のステータコアの前記ティース部にインシュレータを介して形成されたコイルを有するステータ。
  8. 前記コイルが、周方向に隣接する前記ティース部間に渡り線を介して構成され、
    前記渡り線は、当該コイルの構成される隣接する前記ティース部間の前記第二バックヨーク部上に配設される請求項7に記載のステータ。
  9. 前記コイルが、周方向に複数箇所以上離れた前記ティース部間に渡り線を介して構成され、
    前記渡り線は、当該コイルの構成される前記ティース部間の前記第一バックヨーク部上および前記第二バックヨーク部上に配設される請求項7に記載のステータ。
  10. 前記コイルを覆うモールド樹脂部を備えた請求項7から請求項9のいずれか1項に記載のステータ。
  11. 前記コイルを覆うモールド樹脂部を備え、
    前記モールド樹脂部は、前記渡り線を覆って形成された請求項8または請求項9に記載のステータ。
  12. 請求項7から請求項11のいずれか1項に記載のステータと、
    前記ステータの内周面と間隔を設けてかつ同心円状に配設されたロータとを備えた回転電機。
  13. 請求項6に記載の回転電機のステータコアの前記ティース部にインシュレータを介して形成されたコイルを有するステータ、および、
    前記ステータの内周面と間隔を設けてかつ同心円状に配設されたロータを有する回転電機と、
    前記回転電機の前記ステータの外周面に配置されたフレームとを備え軸方向に流体が移動する流体ポンプであって、
    前記フレームと前記ステータの前記ステータコアの前記継鉄片との間に形成される隙間部に前記流体が通過する流体ポンプ。
  14. 前記回転電機は、前記ロータを回転する回転軸を前記ロータの中心位置の軸方向に備え、
    前記回転軸の軸方向の両端を前記フレームに対して位置決めする支持部を備えた請求項13に記載の流体ポンプ。
  15. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の回転電機のステータコアの前記ティース部にインシュレータを介して形成されたコイルを有するステータ、および、
    前記ステータの内周面と間隔を設けてかつ同心円状に配設されたロータを有する回転電機と、
    前記回転電機の前記ステータの外周面に配置されたフレームとを備え軸方向に流体が移動する流体ポンプであって、
    前記ステータを覆うとともに前記フレームと前記ステータとを一体成形するモールド樹脂部を備え、
    前記モールド樹脂部は、前記流体を外部に吐出する吐出口部を備える流体ポンプ。
  16. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の回転電機のステータコアの製造方法において、前記磁極片の前記第一バックヨーク部および前記継鉄片の前記第二バックヨーク部の長手方向が一致するよう直線状の2枚の前記ステータコアの前記板材を、一方の前記ティース部と他方の前記ティース部とが対向する方向で、かつ、一方の前記継鉄片と前記他方の前記ティース部とが対向する位置に配置して薄板から打ち抜く工程を備えた回転電機のステータコアの製造方法。
  17. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の回転電機のステータコアを用いたステータの製造方法において、
    前記ステータコアの前記ティース部を、環状の径方向の外側に突出するように折り曲げた環状状態として、前記ステータコアの前記ティース部にインシュレータを介して導線を巻回してコイルを形成する工程を備えたステータの製造方法。
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