WO2015098641A1 - ガラス板、およびガラス板の加工方法 - Google Patents

ガラス板、およびガラス板の加工方法 Download PDF

Info

Publication number
WO2015098641A1
WO2015098641A1 PCT/JP2014/083369 JP2014083369W WO2015098641A1 WO 2015098641 A1 WO2015098641 A1 WO 2015098641A1 JP 2014083369 W JP2014083369 W JP 2014083369W WO 2015098641 A1 WO2015098641 A1 WO 2015098641A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
glass plate
adjacent surface
line
main surface
crack
Prior art date
Application number
PCT/JP2014/083369
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
齋藤 勲
孝弘 永田
卓磨 藤原
Original Assignee
旭硝子株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 旭硝子株式会社 filed Critical 旭硝子株式会社
Priority to KR1020167016165A priority Critical patent/KR102260140B1/ko
Priority to CN201480070535.4A priority patent/CN105849057B/zh
Priority to DE112014006072.0T priority patent/DE112014006072T5/de
Priority to JP2015554778A priority patent/JP6439703B2/ja
Publication of WO2015098641A1 publication Critical patent/WO2015098641A1/ja
Priority to US15/176,341 priority patent/US20160282527A1/en

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/18Diffraction gratings
    • G02B5/1847Manufacturing methods
    • G02B5/1852Manufacturing methods using mechanical means, e.g. ruling with diamond tool, moulding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/36Removing material
    • B23K26/361Removing material for deburring or mechanical trimming
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/36Removing material
    • B23K26/38Removing material by boring or cutting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/36Removing material
    • B23K26/40Removing material taking account of the properties of the material involved
    • B23K26/402Removing material taking account of the properties of the material involved involving non-metallic material, e.g. isolators
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/02Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor
    • C03B33/023Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor the sheet or ribbon being in a horizontal position
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/09Severing cooled glass by thermal shock
    • C03B33/091Severing cooled glass by thermal shock using at least one focussed radiation beam, e.g. laser beam
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2103/00Materials to be soldered, welded or cut
    • B23K2103/50Inorganic material, e.g. metals, not provided for in B23K2103/02 – B23K2103/26
    • B23K2103/54Glass
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/18Diffraction gratings
    • G02B5/1847Manufacturing methods

Abstract

【解決手段】外縁の少なくとも一部に、主面に対し鈍角に交わる隣接面を有するガラス板であって、前記隣接面は、クラックの伸展によって形成された切断面であって、ウォルナー線またはアレスト線の少なくとも一方を含む回折格子を形成する、ガラス板。

Description

ガラス板、およびガラス板の加工方法
 本発明は、ガラス板、およびガラス板の加工方法に関する。
 ガラス板は、所望の大きさに切断された後、面取されることがある。面取後のガラス板は、主面に対して鈍角に交わる隣接面を外縁に有する(例えば特許文献1参照)。
日本国特開2008-93744号公報
 ガラス板は透明であるため、ガラス板の外縁が視認困難であった。ガラス板の外縁の視認が困難であると、例えば、ガラスを持ち運ぶ作業者がガラス板の外縁を掴もうとした際に、掴むべき箇所の認識がしづらく、取り扱いが難しいという問題点があった。
 本発明は、上記課題に鑑みなされたものであって、外縁の視認性に優れた、ガラス板の提供を主な目的とする。
 本発明の一態様によれば、
 外縁の少なくとも一部に、主面に対し鈍角に交わる隣接面を有するガラス板であって、
 前記隣接面は、クラックの伸展によって形成された切断面であって、ウォルナー線またはアレスト線の少なくとも一方を含む回折格子を形成する、ガラス板が提供される。
 本発明の一態様によれば、外縁の視認性に優れた、ガラス板が提供できる。
本発明の一実施形態によるガラス板の断面図である。 図1のガラス板の平面図である。 実施例1によるガラス板のレーザ加工方法を示す側面図である。 図3のガラス板に対するレーザ光の走査方向を示す平面図である。 図3~図4のレーザ加工後のガラス板の状態を示す側面図である。 図5のガラス板に応力を加えた後の状態を示す側面図である。 図6に示すガラス板の第1隣接面の顕微鏡写真である。 図6に示すガラス板の第2隣接面の顕微鏡写真である。 実施例2におけるガラス板に対するレーザ光の走査方向を示す平面図である。 図9のレーザ加工後のガラス板の状態を示す側面図である。 図10のガラス板に応力を加えた後の状態を示す側面図である。 図11に示すガラス板の第1隣接面の顕微鏡写真である。
 以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。各図面において、同一のまたは対応する構成には、同一のまたは対応する符号を付して説明を省略する。以下の説明において、数値範囲を表す「~」はその前後の数値を含む範囲を意味する。
 図1は、本発明の一実施形態によるガラス板の断面図である。図2は、ガラス板の平面図である。
 ガラス板10は、例えば自動車用窓ガラス、建築用窓ガラス、ディスプレイ用基板、ディスプレイ用カバーガラスとして用いられる。ガラス板10は、例えばソーダライムガラス、無アルカリガラス、化学強化用ガラスなどで形成されてよい。化学強化用ガラスは、化学強化処理された後、例えばカバーガラスとして用いられる。
 ガラス板10は、図1では平板であるが、湾曲板でもよい。ガラス板10の形状は、特に限定されないが、例えば矩形状、台形状、円形状、楕円形状などであってよい。ガラス板10の厚さは、ガラス板10の用途に応じて適宜設定され、例えば0.01cm~2.5cmである。
 ガラス板10は、第1主面11および第2主面12を有し、外縁の少なくとも一部に、第1隣接面13、第2隣接面14、および端面15を有する。第1主面11および第2主面12は、互いに平行とされる。第1隣接面13は、第1主面11に対し鈍角に交わる。第2隣接面14は、第2主面12に対し鈍角に交わる。端面15は、第1主面11および第2主面に対し垂直とされ、第1隣接面13と第2隣接面14とを接続する。第1隣接面13と第2隣接面14とは同様に構成されるので、代表的に第1隣接面13について説明する。
 第1隣接面13は、クラックの伸展によって形成された切断面である。ガラス板10の切断時に第1隣接面13が形成され、面取が不要であるので、加工時間や加工コストが削減できる。
 第1隣接面13は、ガラス板10の外縁の少なくとも一部に沿ってレーザ光を走査することにより形成された切断面であってよい。ここで、レーザ光の走査とは、レーザ光の照射位置の変位を意味する。レーザ光による切断面は、構造色が見えるため、視認性、さらには意匠性にも優れる。
 より具体的に説明すると、図2に示すように、第1隣接面13は、ウォルナー線(Wallner lines)またはアレスト線(Arrest lines)の少なくとも一方を含む回折格子を形成する。「ウォルナー線」とは、クラックの伸展方向を示す縞模様の線である。「アレスト線」は、クラックの伸展の一時停止を示す縞模様の線である。以下、ウォルナー線およびアレスト線をまとめてクラックの伸展状況を表す線と呼ぶ。
 第1隣接面13がウォルナー線またはアレスト線の少なくとも一方を含む回折格子を形成するため、第1隣接面13に太陽光などの可視光が当たると、光の回折と干渉によって構造色が見える。これによって、ガラス板10の外縁の視認性が高くなる。またさらに、見る角度に応じて構造色の色が変化することで様々な色彩が見られるため、良好な意匠性も得られる。
 クラックの伸展状況を表す線16は、ガラス板10の外縁に沿って間隔をおいて複数並ぶことが好ましい。このようにすることで、線16の間隔(ピッチ)が同一であれば、線16がガラス板10の外縁に対して垂直な方向、すなわちガラス板の板厚方向に並ぶ場合に比べて、より多くの線16を形成できるため、光の回折と干渉が多く発生し、構造色が見えやすい。
 なお、線16は、ガラス板10の外縁の全周に渡って形成されていなくともよく、外縁の一部分のみに形成されていても良い。
 線16のピッチPは、例えば0.1μm~1000μmである。線16のピッチPが上記範囲内であると、可視光の回折と干渉によって構造色が現れやすい。線16のピッチPは、好ましくは0.2μm~500μm、より好ましくは0.5μm~300μmである。
 線16のピッチPは、例えば顕微鏡写真上でガラス板の外縁に沿って1000μmの長さの範囲にある線16の数を計測することにより測定される。
 なお、線16のピッチが等ピッチの場合、不等ピッチの場合に比べて、光の回折と干渉が生じ易く、視認性、意匠性が向上できる。
 ここで、ピッチが等ピッチであるとは、ピッチの最小値と、ピッチの最大値とがいずれもピッチの平均値を基準として±15%の範囲内に入っていることを意味する。
 なお、線16によって形成される回折格子の少なくとも一部において、線16が等ピッチに並んでいてよい。線16が等ピッチの領域では、光の回折と干渉が生じやすく、視認性、意匠性を向上できる。
 線16は、第1主面11および第2主面12に対して垂直な方向から見たときに曲線状に形成されてよい。曲線は互いに垂直な2つの成分に分解できる。そのため、線16が直線状に形成される場合よりも、光の回折と干渉が発生する角度範囲が大きくなるため、構造色が見える角度が広い。
 なお、第1隣接面13は、第1主面11とのなす角度が135°超となるように形成されてよい。この角度で形成されることにより、第1隣接面13と第1主面11との境界による段差を目立たなくできる。また、触ったときの手触りが滑らかになる。好ましくは150°以上である。また第1隣接面13は、断面で見たときに直線となる平面に形成されているが、断面で見たときに円弧を描くように曲面に形成されていてもよい。
 第1隣接面13の表面粗さRa(日本工業規格のJISB0601に記載の算術平均粗さRa)は、例えば100nm以下である。表面粗さRaが100nm以下であれば、光沢度が十分得られ、前述の構造色による意匠性とは違った、光沢感のある意匠性を帯びることができる。表面粗さRaは、好ましくは50nm以下、より好ましくは30nm以下である。
 [実施例1]
 実施例1では、図3~図4に示す加工方法により、図5~図8に示すガラス板を得た。図3は、実施例1によるガラス板のレーザ加工方法を示す側面図である。図4は、図3のガラス板に対するレーザ光の走査方向を示す平面図である。図5は、図3~図4のレーザ加工後のガラス板の状態を示す側面図である。図6は、図5のガラス板に応力を加えた後の状態を示す側面図である。図7は、図6に示すガラス板の第1隣接面の顕微鏡写真である。図8は、図6に示すガラス板の第2隣接面の顕微鏡写真である。図7および図8において、クラックの伸展状況を表す線の1本を強調表示する。
 実施例1では、ガラス板10Aを第1主面11Aから第2主面12Aに透過するレーザ光20を用いてガラス板10Aを局所的に加熱すると共に、レーザ光20の照射位置を変位させた。ガラス板10Aとしては、板厚が2.8mmのもの(旭硝子社製ソーダライムガラス)を用いた。レーザ光20の光源22としてはYbファイバーレーザ(波長1070nm)を用い、レーザ光20を第1主面11Aに対し垂直に照射させた。レーザ光20に対するガラス板10Aの吸収係数(α)は0.57cm-1であり、内部透過率は85%であった。内部透過率とは、第1主面11Aにおいて反射がないとしたときの透過率のことである。第1主面11Aにおいて、レーザ光20のビーム形状は直径0.5mmの円形とした。光源22とガラス板10Aとの間には、レーザ光20を集光する集光レンズ25を配設した。集光レンズ25の焦点位置は第1主面11Aから光源22側に11.48mm離れた位置とし、集光角は2.5°とした。光源22の出力は440Wとした。レーザ光20は、図4に示すように台形状のガラス板10Aの4辺のうちの互いに平行な2辺に対し平行に、70mm/秒の速度で走査させた。互いに平行な2辺に対し斜めに交わる1辺には、ヤスリによって予め初期クラックを形成した。初期クラックは、レーザ光20の照射開始位置に形成した。レーザ光20の走査方向は、ガラス板10Aの照射開始位置部分の外縁の接線に対し傾斜させた。レーザ光20の照射位置には引張応力が生じるため、レーザ光20の照射位置を変位させることにより初期クラックを起点としてクラックが伸展した。
 実施例1では、Ybファイバーレーザとして、連続発振式のものを用いた。
 また、実施例1では、レーザ光20の照射位置に高い引張応力が生じるように、図3に示すようにガラス板10Aの第1主面11Aに冷却ガスを吹き付ける第1冷却ノズル28と、ガラス板10Aの第2主面12Aに冷却ガスを吹き付ける第2冷却ノズル29とを用いた。第1冷却ノズル28の中心線、および第2冷却ノズル29の中心線は、レーザ光20の光軸と一致させた。第1冷却ノズル28、および第2冷却ノズル29は、それぞれ、直径1mmの円形の噴出口を有し、ガラス板10Aとの間に15mmのギャップを形成し、30L/minの流量の冷却ガスを噴出した。冷却ガスとしては、圧縮空気を用いた。
 光源22、第1冷却ノズル28および第2冷却ノズル29に対し、ガラス板10Aを相対的に移動させ、初期クラックを起点としてクラックを伸展させた。これにより、図5に示すように第1主面11Aに対し鈍角に交わる第1隣接面13と、第2主面12Aに対し鈍角に交わる第2隣接面14とが同時に形成できた。第1隣接面13と第2隣接面14が形成できた理由は、レーザ光20の照射開始位置において、レーザ光20の走査方向(図4においてX方向)がガラス板10Aの外縁に対し傾斜するためと推定された。その後、ガラス板10Aに対し曲げ応力を加え、図6に示すように第1隣接面13と第2隣接面14とを接続する端面15を形成することにより、ガラス板10、10Bが得られた。
 ガラス板10の表面粗さRaは、表面粗さ測定器(東京精密社製、SURFCOM200DX2)を用いて測定した。測定条件を下記に示す。
カットオフ値λc:0.08mm
カットオフ比λc/λs:30
測定速度:0.03mm/sec
評価長さ:0.4mm
 第1隣接面13には、図7に示すようにクラックの伸展状況を表す線16が認められた。第1隣接面13に太陽光を当てると、光の回折と干渉によって構造色が見え、外縁の視認性に優れたガラス板が得られた。また、見る角度に応じて構造色の色が変化することで様々な色彩が見られ、意匠性に優れたガラス板が得られた。クラックの伸展状況を表す線16は、ガラス板10の一辺に沿って間隔をおいて複数並んでいた。各線16はガラス板10の主面に対して垂直な方向から見たときに曲線状であった。線16の形状は、レーザ走査時のクラックの先端位置の経時変化を表す。各線16において、第1主面11側の端部16aは、端面15側の端部16bよりもレーザ光の走査方向後方にある。このことから、クラックは、ガラス板10Aの第1主面11Aから深さ方向に伸展するのではなく、ガラス板10Aの内部から表面に向けて伸展したことがわかる。本発明者らの知見によると、クラックがガラス板10Aの内部から表面に向けて伸展する場合に、クラックの伸展状況を表す線16が現れやすい。第1隣接面13において、線16のピッチは58.8μm、表面粗さRaは4.0nmであった。線16のピッチは等ピッチであった。線16のピッチが等ピッチの場合、不等ピッチの場合に比べて、光の回折と干渉が生じ易く、さらに視認性、意匠性を向上できる。
 第2隣接面14には、図8に示すようにクラックの伸展状況を表す線16が認められた。第2隣接面14に太陽光などの可視光を当てると、光の回折と干渉によって構造色が見え、外縁の視認性に優れたガラス板が得られた。またさらに、見る角度に応じて構造色の色が変化することで様々な色彩が見られ、意匠性に優れたガラス板が得られた。クラックの伸展状況を表す線16は、ガラス板の一辺に沿って間隔をおいて複数並んでいた。各線16はガラス板10の主面に対して垂直な方向から見たときに曲線状であった。線16の形状は、レーザ走査時のクラックの先端位置の経時変化を表す。各線16において、第2主面12側の端部16cは、端面15側の端部16dよりもレーザ光の走査方向後方にある。このことから、クラックは、ガラス板10Aの第2主面12Aから深さ方向に伸展するのではなく、ガラス板10Aの内部から表面に向けて伸展したことがわかる。第2隣接面14において、線16のピッチは58.8μm、表面粗さRaは5.0nmであった。線16のピッチは等ピッチであった。線16のピッチが等ピッチの場合、不等ピッチの場合に比べて、光の回折と干渉が生じ易く、さらに視認性、意匠性を向上できる。
 なお、本実施例では線16のピッチが等ピッチの例を示したが、不等ピッチで線16が形成される場合もある。
 [実施例2]
 図10は、実施例2におけるガラス板に対するレーザ光の走査方向を示す平面図である。図11は、図10のガラス板に応力を加えた後の状態を示す側面図である。図12は、図11に示すガラス板の第1隣接面の顕微鏡写真である。図12において、クラックの伸展状況を表す線の1本を強調表示する。
 実施例2では、図10に示すように、実施例1とはガラス板10Aの表裏を入れ替え、ガラス板10Aを第1主面11Aから第2主面12Aに透過するレーザ光20を用いてガラス板10Aを局所的に加熱すると共に、レーザ光20の照射位置を変位させた。ガラス板10Aとしては、板厚が2.8mmのもの(旭硝子社製ソーダライムガラス)を用いた。レーザ光20の光源22としてはYbファイバーレーザ(波長1070nm)を用い、レーザ光20を第1主面11Aに対し垂直に照射させた。レーザ光20に対するガラス板10Aの吸収係数(α)は0.57cm-1であり、内部透過率は85%であった。第1主面11Aにおいて、レーザ光20のビーム形状は直径1.0mmの円形とした。光源22とガラス板10Aとの間には、レーザ光20を集光する集光レンズ25を配設した。集光レンズ25の焦点位置は第1主面11Aから光源22側に9.06mm離れた位置とし、集光角は6.3°とした。光源22の出力は100Wとした。レーザ光20は、図9に示すように台形状のガラス板10Aの4辺のうちの互いに平行な2辺に対し平行に、10mm/秒の速度で走査させた。互いに平行な2辺に対し斜めに交わる1辺には、ヤスリによって予め初期クラックを形成した。初期クラックは、レーザ光20の照射開始位置に形成した。レーザ光20の走査方向は、ガラス板10Aの照射開始位置部分の外縁の接線に対し傾斜させた。レーザ光20の照射位置には引張応力が生じるため、レーザ光20の照射位置を変位させることにより初期クラックを起点としてクラックが伸展した。
 実施例2では、実施例1とは異なり、Ybファイバーレーザとして、パルス発振式のものを用い、パルス幅を200μs、繰り返し周波数を400Hzとした。
 また、実施例2では、実施例1とは異なり、図3に示す第1冷却ノズル28および第2冷却ノズル29のうち、第1冷却ノズル28のみを用い、第2冷却ノズル29を用いなかった。第1冷却ノズル28の中心線は、レーザ光20の光軸に対してレーザ光の走査方向の後方に45°傾けた。第1冷却ノズル28は、直径1mmの円形の噴出口を有し、ガラス板10Aとの間に10mmのギャップを形成し、10L/minの流量の冷却ガスを噴出した。冷却ガスとしては、圧縮空気を用いた。
 光源22、第1冷却ノズル28に対し、ガラス板10Aを相対的に移動させ、初期クラックを起点としてクラックを伸展させた。これにより、図10に示すように第1主面11Aに対し鈍角に交わる第1隣接面13と、第2主面12Aに対し鈍角に交わる第2隣接面14とが同時に形成できた。その後、ガラス板10Aに対し曲げ応力を加え、図11に示すように第1隣接面13と第2隣接面14とを接続する端面15を形成することにより、ガラス板10、10Bが得られた。
 実施例2では、図12に示すように、第1隣接面13にクラックの伸展状況を表す線16が認められた。第1隣接面13に太陽光を当てると、光の回折と干渉によって構造色が見え、外縁の視認性に優れたガラス板が得られた。またさらに、見る角度に応じて構造色が変化することで様々な色彩が見られ、意匠性に優れたガラス板が得られた。クラックの伸展状況を表す線16は、ガラス板10の一辺に沿って間隔をおいて複数並んでいた。各線16はガラス板10の主面に対して垂直な方向から見たときに曲線状であった。各線16において、第1主面11側の端部16aは、端面15側の端部よりもレーザ光の走査方向前方にある。このことから、クラックは、ガラス板10Aの第1主面11Aから深さ方向に伸展したことがわかる。また、第1隣接面13において、線16のピッチは25μmであった。線16のピッチは等ピッチであった。線16のピッチが等ピッチの場合、不等ピッチの場合に比べて、光の回折と干渉が生じ易く、視認性、意匠性が向上できる。
 なお、レーザ光の光源として、パルス発振式のものを用いる場合、パルス幅及び繰り返し周波数の少なくとも一方を変更することで、線16のピッチをコントロールすることができる。線16のピッチの変更は、レーザ走査の途中で行われてもよい。
 また、レーザ光の光源として、パルス発振式のものを用いる場合、連続発振式のものを用いる場合に比べて、形成する線16のピッチの再現性が良く、常に所望の視認性、意匠性をガラス板の外縁に付与できる。
 以上、ガラス板の実施形態等を説明したが、本発明は上記実施形態等に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で、種々の変形および改良が可能である。
 例えば、ガラス板10は、外縁の少なくとも一部に、第1隣接面13および第2隣接面14の両方を有するが、少なくとも一方を有していればよい。例えば、ガラス板10は、第1隣接面13を有し、第2隣接面14を有しなくてもよい。この場合、端面15と第2主面12とが垂直に交わってよい。また、ガラス板10は、第2隣接面14を有し、第1隣接面13を有しなくてもよい。この場合、端面15と第1主面11とが垂直に交わってよい。
 また、ガラス板10は、外縁の少なくとも一部に、第1主面11および第2主面12に対して垂直な端面15を有するが、端面15の形状は特に限定されない。例えば端面15は、平坦面ではなく、円弧面でもよい。
 また、ガラス板10は、平板、湾曲板のいずれでもよく、表面に凹凸模様をつけた型板ガラス、金属製の網または線を内部に含む網入りガラス、表面にAR(Anti Reflection)膜等の機能性膜をコーティングした膜付きガラス、合わせガラス、強化ガラスのいずれかであってもよい。
 また、ガラス板10の製造方法は、図3~図4に示す方法に限定されない。例えば、図3~図4では、レーザ光20の照射開始位置においてガラス板10Aの外縁が直線状であるが、曲線状でもよい。レーザ光20の照射開始位置において、レーザ光20の走査方向(図4においてX方向)がガラス板10Aの外縁の接線に対し傾斜していれば、第1隣接面13および第2隣接面14が得られる。また、第1隣接面13および第2隣接面14を得るため、断面形状または断面の強度分布が左右非対称なレーザ光をガラス板10Aに対し照射する方法もある。例えばレーザ光の光路の途中に遮光板を挿入することで、断面形状または断面の強度分布が左右非対称なレーザ光が得られる。このレーザ光を用いる場合、レーザ光20の照射開始位置において、レーザ光20の走査方向がガラス板10Aの外縁の接線に対し傾斜していなくても、第1隣接面13と第2隣接面14とが同時に形成できる。また、図3~図4では、レーザ光20の照射によって第1隣接面13と第2隣接面14とが同時に形成されるが、いずれか一方のみが形成されてもよい。また、図3~図4では、第1冷却ノズル28および第2冷却ノズル29の両方が用いられるが、いずれか一方または両方が用いられなくてもよい。
 本出願は、2013年12月27日に日本国特許庁に出願された特願2013-273330号に基づく優先権を主張するものであり、特願2013-273330号の全内容を本出願に援用する。
10 ガラス板
11 第1主面
12 第2主面
13 第1隣接面
14 第2隣接面
15 端面
16 クラックの伸展状況を表す線
20 レーザ光
22 光源
28 第1冷却ノズル
29 第2冷却ノズル

Claims (7)

  1.  外縁の少なくとも一部に、主面に対し鈍角に交わる隣接面を有するガラス板であって、
     前記隣接面は、クラックの伸展によって形成された切断面であって、ウォルナー線またはアレスト線の少なくとも一方を含む回折格子を形成する、ガラス板。
  2.  前記ウォルナー線または前記アレスト線の少なくとも一方が、前記ガラス板の外縁の少なくとも一部に沿って並ぶ、請求項1に記載のガラス板。
  3.  前記ウォルナー線または前記アレスト線の少なくとも一方が、前記主面に対して垂直な方向から見たときに曲線状に形成される、請求項1または2に記載のガラス板。
  4.  前記回折格子の少なくとも一部が、等ピッチで並んだ前記ウォルナー線または等ピッチで並んだ前記アレスト線の少なくとも一方によって形成される請求項1~3のいずれか1項に記載のガラス板。
  5.  前記隣接面は、前記ガラス板の外縁の少なくとも一部に沿ってレーザ光を走査することにより形成された切断面である、請求項1~4のいずれか1項に記載のガラス板。
  6.  レーザ光の照射によってガラス板を局所的に加熱すると共に、前記レーザ光の照射位置を変位させることにより、前記ガラス板の主面に対し鈍角に交わる隣接面を前記ガラス板に形成する工程を有し、
     前記隣接面は、クラックの伸展によって形成された切断面であって、ウォルナー線またはアレスト線の少なくとも一方を含む回折格子を形成する、ガラス板の加工方法。
  7.  レーザ光の照射によってガラス板を局所的に加熱すると共に、前記レーザ光の照射位置を変位させることにより、前記ガラス板の第1主面に対して鈍角に交わる第1隣接面と、前記ガラス板の第2主面に対して鈍角に交わる第2隣接面とを前記ガラス板に同時に形成する工程を有し、
     前記第1隣接面および前記第2隣接面は、それぞれ、クラックの伸展によって形成された切断面であって、ウォルナー線またはアレスト線の少なくとも一方を含む回折格子を形成する、ガラス板の加工方法。
PCT/JP2014/083369 2013-12-27 2014-12-17 ガラス板、およびガラス板の加工方法 WO2015098641A1 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020167016165A KR102260140B1 (ko) 2013-12-27 2014-12-17 유리판 및 유리판의 가공 방법
CN201480070535.4A CN105849057B (zh) 2013-12-27 2014-12-17 玻璃板及玻璃板的加工方法
DE112014006072.0T DE112014006072T5 (de) 2013-12-27 2014-12-17 Glasplatte und Verfahren zur Verarbeitung einer Glasplatte
JP2015554778A JP6439703B2 (ja) 2013-12-27 2014-12-17 ガラス板、およびガラス板の加工方法
US15/176,341 US20160282527A1 (en) 2013-12-27 2016-06-08 Glass plate, and method of processing glass plate

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013273330 2013-12-27
JP2013-273330 2013-12-27

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
US15/176,341 Continuation US20160282527A1 (en) 2013-12-27 2016-06-08 Glass plate, and method of processing glass plate

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2015098641A1 true WO2015098641A1 (ja) 2015-07-02

Family

ID=53478505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2014/083369 WO2015098641A1 (ja) 2013-12-27 2014-12-17 ガラス板、およびガラス板の加工方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20160282527A1 (ja)
JP (1) JP6439703B2 (ja)
KR (1) KR102260140B1 (ja)
CN (1) CN105849057B (ja)
DE (1) DE112014006072T5 (ja)
TW (1) TWI643825B (ja)
WO (1) WO2015098641A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016060677A (ja) * 2014-09-19 2016-04-25 旭硝子株式会社 ガラス板の加工方法、およびガラス板の加工装置
WO2017208995A1 (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 旭硝子株式会社 カバーガラスおよび表示装置
WO2018025779A1 (ja) * 2016-08-03 2018-02-08 旭硝子株式会社 カバー部材および表示装置
JP2021088474A (ja) * 2019-12-03 2021-06-10 日本電気硝子株式会社 ガラス物品の製造方法、及びガラス物品

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102542739B1 (ko) 2017-09-29 2023-06-13 나이키 이노베이트 씨.브이. 구조색을 갖는 물품 및 구조색을 갖는 물품을 제조하고 사용하기 위한 방법
JP7275471B2 (ja) * 2017-10-02 2023-05-18 Agc株式会社 透明基体および表示装置
JP6783401B2 (ja) * 2018-01-31 2020-11-11 Hoya株式会社 円盤形状のガラス素板の製造方法、及び磁気ディスク用ガラス基板の製造方法
US20200399158A1 (en) * 2019-06-20 2020-12-24 Corning Incorporated Methods and apparatus for manufacturing a glass ribbon
CN114008493A (zh) 2019-06-26 2022-02-01 耐克创新有限合伙公司 结构着色的物品以及用于制造和使用结构着色的物品的方法
CN114206149A (zh) 2019-07-26 2022-03-18 耐克创新有限合伙公司 结构着色的物品以及用于制造和使用结构着色的物品的方法
WO2021100477A1 (ja) * 2019-11-21 2021-05-27 Agc株式会社 ガラス板の加工方法、ガラス板
DE102020100051A1 (de) * 2020-01-03 2021-07-08 Schott Ag Verfahren zur Bearbeitung sprödharter Materialien
US11241062B1 (en) 2020-08-07 2022-02-08 Nike, Inc. Footwear article having repurposed material with structural-color concealing layer
US11129444B1 (en) 2020-08-07 2021-09-28 Nike, Inc. Footwear article having repurposed material with concealing layer
US11889894B2 (en) 2020-08-07 2024-02-06 Nike, Inc. Footwear article having concealing layer
FR3121438B1 (fr) * 2021-04-02 2023-03-24 Saint Gobain Procede de decoupe d’un vitrage feuillete au moyen d’une source laser

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000233936A (ja) * 1999-02-10 2000-08-29 Mitsuboshi Diamond Kogyo Kk ガラス切断装置
JP2007021548A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Laser System:Kk レーザ加工装置およびレーザ加工方法
US20140036338A1 (en) * 2012-08-01 2014-02-06 Gentex Corporation Apparatus, method, and process with laser induced channel edge

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62100440A (ja) * 1985-10-29 1987-05-09 Shiyouda Shoji Kk 液晶表示素子固着ガラス板の面取り加工方法及びその装置
JP2002241141A (ja) * 2001-02-08 2002-08-28 Nippon Steel Techno Research Corp レーザによるガラスの加工方法及び装置
JP5305214B2 (ja) 2006-10-06 2013-10-02 日本電気硝子株式会社 板ガラスの端面加工方法
JP5113462B2 (ja) * 2007-09-12 2013-01-09 三星ダイヤモンド工業株式会社 脆性材料基板の面取り方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000233936A (ja) * 1999-02-10 2000-08-29 Mitsuboshi Diamond Kogyo Kk ガラス切断装置
JP2007021548A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Laser System:Kk レーザ加工装置およびレーザ加工方法
US20140036338A1 (en) * 2012-08-01 2014-02-06 Gentex Corporation Apparatus, method, and process with laser induced channel edge

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016060677A (ja) * 2014-09-19 2016-04-25 旭硝子株式会社 ガラス板の加工方法、およびガラス板の加工装置
JPWO2017208995A1 (ja) * 2016-05-31 2019-04-25 Agc株式会社 カバーガラスおよび表示装置
CN109219842A (zh) * 2016-05-31 2019-01-15 Agc株式会社 罩盖玻璃及显示装置
DE112017002734T5 (de) 2016-05-31 2019-02-21 AGC Inc. Abdeckglas und Anzeigevorrichtung
WO2017208995A1 (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 旭硝子株式会社 カバーガラスおよび表示装置
US10678081B2 (en) 2016-05-31 2020-06-09 AGC Inc. Cover glass and display device
CN109219842B (zh) * 2016-05-31 2021-04-09 Agc株式会社 罩盖玻璃及显示装置
TWI774678B (zh) * 2016-05-31 2022-08-21 日商Agc股份有限公司 覆蓋玻璃及顯示裝置
WO2018025779A1 (ja) * 2016-08-03 2018-02-08 旭硝子株式会社 カバー部材および表示装置
DE112017003892T5 (de) 2016-08-03 2019-04-18 AGC Inc. Abdeckungselement und Anzeigevorrichtung
JPWO2018025779A1 (ja) * 2016-08-03 2019-06-13 Agc株式会社 カバー部材および表示装置
US11077645B2 (en) 2016-08-03 2021-08-03 AGC Inc. Cover member and display device
JP2021088474A (ja) * 2019-12-03 2021-06-10 日本電気硝子株式会社 ガラス物品の製造方法、及びガラス物品

Also Published As

Publication number Publication date
CN105849057A (zh) 2016-08-10
KR102260140B1 (ko) 2021-06-04
US20160282527A1 (en) 2016-09-29
TW201538444A (zh) 2015-10-16
JP6439703B2 (ja) 2018-12-19
CN105849057B (zh) 2019-08-02
DE112014006072T5 (de) 2016-09-15
JPWO2015098641A1 (ja) 2017-03-23
TWI643825B (zh) 2018-12-11
KR20160102996A (ko) 2016-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6439703B2 (ja) ガラス板、およびガラス板の加工方法
KR101661360B1 (ko) 취성 재료 시트의 스코어링 방법
US20180370840A1 (en) Method for machining the edges of glass elements and glass element machined according to the method
WO2013031778A1 (ja) 強化ガラス板の切断方法、および強化ガラス板切断装置
WO2012172960A1 (ja) ガラス板の切断方法
TW201210963A (en) Cutting method and thin film process for reinforced glass, preparatory cutting structure of reinforced glass and reinforced glass block
US20220274211A1 (en) Glass plate processing method and glass plate
CN107635935A (zh) 具有激光切割边缘的玻璃制品及其制造方法
TW201226342A (en) Cover glass for flat panel displays and method for producing the same
JP2022023189A (ja) ガラス物品
KR100789277B1 (ko) 투명도전막 식각방법
TW201247575A (en) Processing method for brittle material substrate
JP6507729B2 (ja) 透明導電膜付ガラス基板及びその製造方法
TWI762517B (zh) 電致變色塗佈的玻璃物件及用於雷射處理電致變色塗佈的玻璃物件之方法
JP2019516648A (ja) 光抽出特徴を備えるガラス物品およびそれを製造する方法
WO2023100776A1 (ja) ガラス基板の製造方法
US9944550B2 (en) Tempered glass plate
JP5831591B2 (ja) フラットパネルディスプレイ用カバーガラスの製造方法
JP6315279B2 (ja) 導光板
NL2026552B1 (en) Laser forming non-square edges in transparent workpieces using modified airy beams
JP2012000622A (ja) 脆性材料基板のレーザスクライブ方法
WO2016047518A1 (ja) ガラス板、積層板、ガラス板の製造方法、および積層板の製造方法
CN113791504A (zh) 一种减低色差的玻璃盖板及显示设备
JP2021011406A (ja) ガラス構造体およびその製造方法
TW202114952A (zh) 玻璃基板之端面處理方法、及玻璃基板之端面處理裝置

Legal Events

Date Code Title Description
121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

Ref document number: 14875241

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

ENP Entry into the national phase

Ref document number: 2015554778

Country of ref document: JP

Kind code of ref document: A

ENP Entry into the national phase

Ref document number: 20167016165

Country of ref document: KR

Kind code of ref document: A

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 112014006072

Country of ref document: DE

122 Ep: pct application non-entry in european phase

Ref document number: 14875241

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1