WO2011040448A1

WO2011040448A1 - コネクタ

Info

Publication number: WO2011040448A1
Application number: PCT/JP2010/066923
Authority: WO
Inventors: 弘之横尾; 宣和加藤
Original assignee: 日本航空電子工業株式会社
Priority date: 2009-10-01
Filing date: 2010-09-29
Publication date: 2011-04-07
Also published as: CN102576952B; CN102576952A; KR101279359B1; KR20120048027A; US20120178278A1; JP4847569B2; US8622766B2; JP2011076990A

Abstract

ハウジング（３００）内に不動の部位であるセパレータ部（３２０）を設け、その上側にアクチュエータ（４００）を受容する一方で、下側にＦＰＣ／ＦＦＣ（７００）の端部を収容する収容部（３１０）を設ける。二股形状を構成するコンタクト（２００）の力受部（２２０）と接触部（２１０）とは、セパレータ部（３２０）の上下に夫々配置される。アクチュエータ（４００）の回動操作によりセパレータ（３２０）の上側において力受部（２２０）が持ち上げられると、接触部（２１０）がＦＰＣ／ＦＦＣ（７００）の信号層（７３０）に押し付けられる。この際、接触部（２１０）と共にＦＰＣ／ＦＦＣ（７００）を挟持するグランド部材（５００）及びセパレータ部（３２０）の位置は変わらないため、接触部（２１０）と信号層（７３０）との接触は安定する。これにより、コンタクトの接触部とＦＰＣ／ＦＦＣとの接触の信頼性を高めることができる。

Description

コネクタ

　本発明は、ＦＰＣ（Flexible Printed Circuit）やＦＦＣ（Flexible Flat Cable）と接続するコネクタに関する。

　この種のコネクタとしては、例えば、特許文献１乃至特許文献３に開示されているものがある。特許文献１乃至特許文献３のコネクタは、いずれもアクチュエータによってＦＰＣ／ＦＦＣを押し下げることによってＦＰＣ／ＦＦＣをコンタクトの接触部に対して接触させるものである。

特開２００６－１２０４２９号公報特開２００６－７３２０６号公報特開平９－２３２０３９号公報

　特許文献１乃至特許文献３のコネクタにおいて、ＦＰＣ／ＦＦＣは、表面及び裏面を有している。表面は、接触部と接触する。アクチュエータは、ＦＰＣ／ＦＦＣの裏面に対して応力を加えるものである。この構成は、コンタクトの接触部とＦＰＣ／ＦＦＣとの接触信頼性が低いという問題を有している。

　そこで、本発明は、コンタクトの接触部とＦＰＣ／ＦＦＣとの接触の信頼性を高めたコネクタを提供することを目的とする。

　本発明の一の側面は、収容部と、複数のコンタクトと、ハウジングと、アクチュエータとを備えるコネクタであって、
　前記収容部は、接続対象物の端部を収容し、
　前記複数のコンタクトの夫々は、接触部と力受部と支持部と被固定部とを備えており、
　前記接触部は、前記収容部内に位置しており、
　前記力受部は、当該接触部と共に二股形状を構成しており、
　前記支持部は、前記接触部と前記力受部との間の境界部を支持しており、
　前記被固定部は、前記支持部に接続されており、
　前記接触部、前記力受部及び前記支持部は、前記接続対象物の挿入方向と直交する上下方向において変形・変位が可能であり、
　前記ハウジングは、セパレータ部を備え、前記アクチュエータを保持し、前記複数のコンタクトの前記被固定部を夫々保持して前記挿入方向と前記上下方向の双方に直交する左右方向において前記複数のコンタクトを配列しており、
　前記セパレータ部は、前記接触部と前記力受部との間に位置し、前記収容部の一部を構成しており、
　前記アクチュエータは、持上げ部を備えており、第１回動位置と第２回動位置との間を回動可能であり、
　前記持上げ部は、前記上下方向において前記セパレータ部と前記力受部との間に位置しており、
　前記アクチュエータが第１回動位置から第２回動位置へ回動させられると、当該持上げ部は前記力受部を持ち上げ、これにより、収容された前記接続対象物の前記端部下面に前記接触部が押し付けられる、
コネクタを提供する。

　本発明によれば、アクチュエータの回動操作によってコンタクトの接触部以外の部位（力受部）が変位する。当該変位は接触部に伝達され、コンタクトの接触部は変位する。加えて、本発明のセパレータ部とコネクタとの位置関係は固定されているため、アクチュエータを回動しても、当該アクチュエータからＦＰＣ／ＦＦＣへ力は伝達されない。即ち、本発明のアクチュエータは、ＦＰＣ／ＦＦＣ自体をコンタクトの接触部に押し付けるのではなく、コンタクトの接触部をＦＰＣ／ＦＦＣに押し付けるように構成されている。このような構成により、コンタクトの接触部とＦＰＣ／ＦＦＣとの接触の信頼性を高めることができる。

本発明の第１の実施の形態によるコネクタを示す正面側斜視図である。図１のコネクタを示す背面側斜視図である。図示されたコネクタには、グランド部材は組み込まれていない。図１のコネクタを示す断面図である。アクチュエータは、第１回動位置にある。図１のコネクタを示す断面図である。アクチュエータは、第２回動位置にある。図１のコネクタに含まれるグランド部材を示す正面側斜視図である。図５のグランド部材の一部を拡大して示す背面側拡大斜視図である。図１のコネクタの変形例を示す正面側斜視図である。本発明の第２の実施の形態によるコネクタに含まれるグランド部材を示す正面側斜視図である。図８のグランド部材の一部を拡大して示す背面側拡大斜視図である。本発明の第２の実施の形態によるコネクタを示す断面図である。当該コネクタは、図８のグランド部材を含んでいる。アクチュエータは、第１回動位置にある。図１０のコネクタを示す断面図である。アクチュエータは、第２回動位置にある。

　以下、本発明の実施の形態によるコネクタについて図面を参照して詳細に説明する。

　（第１の実施の形態）
　図１、図３及び図４を参照すると、本発明の第１の実施の形態によるコネクタ１００の接続対象物は、ＦＰＣ／ＦＦＣ７００である。図３及び図４に示されるように、ＦＰＣ／ＦＦＣ７００は端部７１０を有している。端部７１０の上面７１２にはグランド層７２０が形成されている。端部７１０の下面７１４には信号層７３０が形成されている。

　図１乃至図４に示されるように、コネクタ１００は、複数のコンタクト２００と、ハウジング３００と、アクチュエータ４００と、グランド部材５００とを備えている。複数のコンタクト２００は、導電性材料からなる。ハウジング３００は、コンタクト２００をＹ方向（左右方向）に列設する絶縁性材料からなる。アクチュエータ４００は、絶縁性材料からなり、ハウジング３００に回動可能に保持されている。グランド部材５００は、導電性材料からなり、ハウジング３００に保持されている。

　図３及び図４に示されるように、コンタクト２００は、接触部２１０と、力受部２２０と、支持部２３０と、被固定部２４０とを備えている。接触部２１０は、信号層７３０と接触するように構成されている。力受部２２０は、接触部２１０と二股形状（例えば、略Ｕ字形状又は略Ｖ字形状）を構成する。支持部２３０は、接触部２１０と力受部２２０との境界部を弾性的に支持する。被固定部２４０は、支持部２３０に接続される。

　図３及び図４に示されるように、ハウジング３００は、収容部３１０を備えている。収容部３１０は、ＦＰＣ／ＦＦＣ７００の端部７１０をＸ方向（前後方向）に沿って収容する。ハウジング３００には、セパレータ部３２０が形成されている。セパレータ部３２０は、２つの領域の境界となっている。一方は、アクチュエータ４００を部分的に受容してアクチュエータ４００の回動を許容する許容領域である。他方は、収容部３１０である。即ち、ハウジング３００内には、許容領域と、収容部３１０との２つの領域が存在する。本実施の形態によるセパレータ部３２０は、収容部３１０の一部（上側）を規定する。詳しくは、セパレータ部３２０は、Ｙ方向に延びる板状の部位である。Ｙ方向は、当該板状の部位の長手方向である。セパレータ部３２０は、Ｘ方向と平行となるように設けられている。本実施の形態によるセパレータ部３２０とコネクタ１００との位置関係は固定されている。即ち、セパレータ部３２０の位置は、コネクタ１００内において変化しない。

　コンタクト２００は、ハウジング３００の後端側からハウジング３００内に挿入される。図３に示されるように、被固定部２４０は、コンタクト２００の後方の部位である。被固定部２４０は、ハウジング３００に圧入される。これにより、コンタクト２００はハウジング３００に固定される。コンタクト２００の接触部２１０は、収容部３１０内に位置している。力受部２２０は、上述した許容領域内に位置している。換言すると、セパレータ部３２０は、Ｚ方向（上下方向）において接触部２１０と力受部２２０との間に位置している。コンタクト２００の被固定部２４０以外の部位、即ち、接触部２１０、力受部２２０及び支持部２３０はハウジング３００に固定されていないため、ハウジング３００内においてある程度の変位ができる。詳しくは、本実施の形態による接触部２１０、力受部２２０及び支持部２３０は、ＸＺ平面内（Ｘ方向及び－Ｘ方向を含む）において変形及び／又は変位可能である。

　本実施の形態によるアクチュエータ４００は、第１回動位置（図３参照）と第２回動位置（図４参照）との間で回動可能である。アクチュエータ４００は、押圧部４１０と持上げ部４２０とを備えている。持上げ部４２０は上下方向においてセパレータ部３２０とコンタクト２００の力受部２２０との間に位置している。セパレータ部３２０の上面は、被押圧面３２１として機能する。アクチュエータ４００が第１回動位置から第２回動位置に向けて回動させられた際に、押圧部４１０はセパレータ部３２０の被押圧面３２１を押圧する。セパレータ部３２０はハウジング３００に固定されており動かない。よって、押圧部４１０が当該被押圧面３２１を押圧すると、当該押圧部４１０は、被押圧部から反力を受ける。持上げ部４２０は上方へ移動させられる。当該持上げ部４２０が上方へ移動させられることにより、コンタクト２００の力受部２２０は上方へ持ち上げられる。力受部２２０が上方へ持ち上げられると、接触部２１０も上方へ変位する。従って、収容部３１０にＦＰＣ／ＦＦＣ７００の端部７１０が収容されていた場合には、信号層７３０に対して接触部２１０が押し付けられる。以上説明したように、アクチュエータ４００の回動操作により、接触部２１０と信号層７３０との電気的接触が図られる。

　図１及び図３乃至図６に示されるように、本実施の形態によるグランド部材５００は、板状部５１０と、アクチュエータ受部５２０と、端部５３０とを備えている。板状部５１０は、ＸＹ平面と平行に延びている。アクチュエータ受部５２０は、Ｘ方向及びＺ方向と斜交するように板状部５１０から延びている。端部５３０は、アクチュエータ受部５２０の左右両端に設けられている。端部５３０には、圧入部５３２とホールドダウン５３４とが設けられている。圧入部５３２をハウジング３００の両端部に圧入することにより、グランド部材５００はハウジング３００に取り付けられる。図３及び図４に示されるように、板状部５１０は、セパレータ部３２０の下側に配置される。即ち、本実施の形態による板状部５１０は、収容部３１０内に位置している。図３及び図４に示されるように、アクチュエータ受部５２０は、正面側部位５２１及び背面側部位５２２を備えている。背面側部位５２２は、第１回動位置にあるアクチュエータ４００を受ける。正面側部位５２１は、収容部３１０に対するＦＰＣ／ＦＦＣ７００の端部７１０の挿入をガイドする。詳しくは、アクチュエータ４００が第１回動位置にあるとき、ＦＰＣ／ＦＦＣ７００の端部７１０はアクチュエータ受部５２０の第２部位によって板状部５１０の下側へガイドされ、収容部３１０に挿入される。本実施の形態においては、収容部３１０に収容された端部７１０は、グランド部材５００の板状部５１０とコンタクト２００の接触部２１０との間に位置している。端部７１０が収容部３１０に収容されているとき、アクチュエータ４００の回動操作により、接触部２１０は信号層７３０に押し付けられ、ＦＰＣ／ＦＦＣ７００のグランド層７２０はグランド部材５００の板状部５１０に押し付けられ、当該板状部５１０はセパレータ部３２０に押し付けられる。板状部５１０は、グランド層７２０とセパレータ部３２０とに挟持される。板状部５１０はグランド層７２０に対して電気的に接続される。この際、板状部５１０とグランド層７２０との接触は面接触である。従って、グランド層７２０が板状部５１０により削り取られることはない。加えて、セパレータ部３２０と同様に、板状部５１０もコネクタ１００内において基本的には固定されている部位である。即ち、板状部５１０とコネクタ１００との位置関係は基本的には固定されている。従って、コネクタ１００内の他の部位が変動しても、信号層７３０と接触部２１０との接触点はずれにくい。即ち、信号層７３０と接触部２１０との接触が不安定になってしまうことはない。従って、本実施の形態においては、信号層７３０と接触部２１０との間の安定した接触を得ることができる。

　ＦＰＣ／ＦＦＣ７００がグランド層７２０を有しない場合、グランド部材５００の板状部５１０を省略してもよい。例えば、図７に示されるコネクタ１００ａは、グランド部材５００に代えて、ホールドダウン５４０のみを備えている。詳しくは、図７のコネクタ１００ａのホールドダウン５４０は、図６に示されるグランド部材５００の圧入部５３２及びホールドダウン５３４のみを有するものである。ホールドダウン５４０は、図６に示されるグランド部材５００の板状部５１０やアクチュエータ受部５２０は有していない。この場合、ＦＰＣ／ＦＦＣ７００の端部７１０が収容部３１０へ収容された状態においてアクチュエータ４００が回動操作されると、接触部２１０が信号層７３０に押し付けられ、ＦＰＣ／ＦＦＣ７００を押し上げる。ＦＰＣ／ＦＦＣ７００の端部７１０は、接触部２１０とセパレータ部３２０との間に挟持される。本実施の形態においても、セパレータ部３２０とコネクタ１００との位置関係は固定されている。従って、信号層７３０と接触部２１０との間の安定した接触を得ることができる。

　（第２の実施の形態）
　図８乃至図１１を参照すると、本発明の第２の実施の形態によるコネクタ１００ｂは、上述した第１の実施の形態の変形例である。以下においては、両者の差異について言及し、第１の実施の形態によるコネクタ１００と、第２の実施の形態によるコネクタ１００ｂとの間で共通する構造については説明を省略する。

　本実施の形態によるコネクタ１００ｂは、第１の実施の形態によるコネクタ１００のグランド部材５００に代えて、図８及び図９に示されるグランド部材５００ｂを備えている。本実施の形態によるグランド部材５００ｂは、板状部５１０の代わりに複数のグランドコンタクト５１０ｂを備えている。このグランドコンタクト５１０ｂは、Ｙ方向に間隔をおいて設けられている。グランドコンタクト５１０ｂは、グランド部材５００ｂによって、変位可能となるように弾性的に支持されている。

　図８乃至図１１から理解されるように、本実施の形態によるハウジング３００ｂのセパレータ部３２０ｂには、複数のスリット（図示せず）が形成されている。複数のスリットは、Ｘ方向に沿って延びている。当該スリットは、Ｙ方向に間隔をおいて設けられており、それぞれ、グランドコンタクト５１０ｂに対応している。グランド部材５００ｂがハウジング３００ｂに取り付けられると、グランドコンタクト５１０ｂは、対応するスリット内に部分的に位置する。詳しくは、図１０に示されるように、ＦＰＣ／ＦＦＣ７００ｂの端部７１０ｂが収容部３１０ｂに収容されていないとき、グランドコンタクト５１０ｂは、収容部３１０ｂ内に部分的に位置している。第１の実施の形態と同様に、ＦＰＣ／ＦＦＣ７００ｂの端部７１０ｂは、収容部３１０ｂに収容される。アクチュエータ４００の回動操作により、押圧部４１０がセパレータ部３２０ｂの被押圧面３２１ｂを押圧することによって、接触部２１０が信号層７３０ｂに押し付けられる。グランド層７２０ｂは、セパレータ部３２０ｂに対して押し付けられると共にグランドコンタクト５１０ｂを押し上げる。押し上げられたグランドコンタクト５１０ｂは、グランド層７２０ｂと接触する。

　本実施の形態によるグランドコンタクト５１０ｂは、ＦＰＣ／ＦＦＣ７００ｂのグランド層７２０ｂに対して面接触はしてない。換言すると、第１の実施の形態における板状部５１０（図６参照）は固定されていたが、本実施の形態によるグランドコンタクト５１０ｂは変位する。しかしながら、従来のようにアクチュエータ４００自体からＦＰＣ／ＦＦＣ７００ｂに対して加わる応力よりも、本実施の形態のようにグランドコンタクト５１０ｂからＦＰＣ／ＦＦＣ７００ｂに対して加わる応力の方が極めて小さい。従って、本実施の形態によるコネクタ１００ｂにおいても、従来のコネクタと比較すると、接触部２１０と信号層７３０ｂとの安定した接触を得ることができる。

　上述した本発明の実施の形態によるグランド部材５００、５００ｂにおいては、板状部５１０又はグランドコンタクト５１０ｂと、アクチュエータ受部５２０（５２０ｂ）と、ホールドダウン５３４とが一体形成されている。しかし、ホールドダウン５３４を別体にて形成してもよい。別体に形成されたホールドダウン５３４の夫々は、ハウジング３００（３００ｂ）に対して圧入されることにより、ハウジング３００（３００ｂ）により保持されるように構成してもよい。

　１００，１００ａ，１００ｂ　　　　コネクタ
　２００　　　　コンタクト
　２１０　　　　接触部
　２２０　　　　力受部
　２３０　　　　支持部
　２４０　　　　被固定部
　３００，３００ｂ　　　　ハウジング
　３１０，３１０ｂ　　　　収容部
　３２０，３２０ｂ　　　　セパレータ部
　３２１，３２１ｂ　　　　被押圧面
　４００　　　　アクチュエータ
　４１０　　　　押圧部
　４２０　　　　持上げ部
　５００，５００ｂ　　　　グランド部材
　５１０　　　　板状部
　５１０ｂ　　　　グランドコンタクト
　５２０，５２０ｂ　　　　アクチュエータ受部
　５２１　　　　正面側部位
　５２２　　　　背面側部位
　５３０　　　　端部
　５３２　　　　圧入部
　５３４，５４０　　　　ホールドダウン
　７００，７００ｂ　　　　ＦＰＣ／ＦＦＣ（接続対象物）
　７１０，７１０ｂ　　　　端部
　７１２　　　　上面
　７１４　　　　下面
　７２０　　　　グランド層
　７３０　　　　信号層

Claims

　収容部と、複数のコンタクトと、ハウジングと、アクチュエータとを備えるコネクタであって、
　前記収容部は、接続対象物の端部を収容し、
　前記複数のコンタクトの夫々は、接触部と力受部と支持部と被固定部とを備えており、
　前記接触部は、前記収容部内に位置しており、
　前記力受部は、当該接触部と共に二股形状を構成しており、
　前記支持部は、前記接触部と前記力受部との間の境界部を弾性的に支持しており、
　前記被固定部は、前記支持部に接続されており、
　前記接触部、前記力受部及び前記支持部は、前記接続対象物の挿入方向と直交する上下方向において変形・変位が可能であり、
　前記ハウジングは、セパレータ部を備え、前記アクチュエータを保持し、前記複数のコンタクトの前記被固定部を夫々保持して前記挿入方向と前記上下方向の双方に直交する左右方向において前記複数のコンタクトを配列しており、
　前記セパレータ部は、前記接触部と前記力受部との間に位置し、前記収容部の一部を構成しており、
　前記アクチュエータは、持上げ部を備えており、第１回動位置と第２回動位置との間を回動可能であり、
　前記持上げ部は、前記上下方向において前記セパレータ部と前記力受部との間に位置しており、
　前記アクチュエータが第１回動位置から第２回動位置へ回動させられると、当該持上げ部は前記力受部を持ち上げ、これにより、収容された前記接続対象物の前記端部下面に前記接触部が押し付けられる、
コネクタ。
　請求項１記載のコネクタであって、
　前記接続対象物の前記端部は、上面及び下面を有し、
　前記上面にはグランド層が形成されており、
　前記下面には信号層が形成されており、
　前記コネクタは、グランド部材を更に備えており、
　当該グランド部材は、前記ハウジングに保持されており、
　前記接続対象物の前記端部が前記収容部に収容されていない状態において、当該グランド部材の少なくとも一部は前記収容部内に位置しており、
　前記アクチュエータの回動に応じて、前記接触部が前記信号層に押し付けられ、当該接触部と当該信号層とが接触し、前記グランド層は前記グランド部材の一部に押し付けられる、
コネクタ。
　請求項２記載のコネクタであって、
　前記グランド部材は、板状部を有しており、
　前記板状部は、前記セパレータ部の下側に設けられ、前記左右方向に延びており、
　前記接触部が前記信号層に押し付けられた際に、前記グランド層によって当該板状部は前記セパレータに対して押し付けられ、当該板状部と前記グランド層とが接続される、
コネクタ。
　請求項２記載のコネクタであって、
　前記グランド部材は、複数のグランドコンタクトを備えており、
　当該複数のグランドコンタクトは、前記左右方向に間隔をおいて設けられており
　前記セパレータ部には、複数のスリットが形成されており、
　当該複数のスリットは、前記挿入方向に延び、前記複数のグランドコンタクトに対応しており、
　前記複数のグランドコンタクトの夫々は、対応する前記スリット内に部分的に位置し、
　前記接続対象物の前記端部が前記収容部に収容されていない状態においては、当該複数のグランドコンタクトの夫々は、前記収容部内に部分的に位置しており、
　前記接触部が前記信号層に押し付けられた際に、前記グランド層によって前記複数のグランドコンタクトは押し上げられ、当該複数のグランドコンタクトと前記グランド層とが接続される、
コネクタ。
　請求項２乃至請求項４のいずれかに記載のコネクタであって、
　前記グランド部材は、アクチュエータ受部を更に備えており、
　当該アクチュエータ受部は、前記左右方向に延びており、正面側部位及び背面側部位を有しており、
　前記背面側部位は前記第１回動位置にある前記アクチュエータを受ける一方、前記正面側部位は前記接続対象物の前記端部が前記収容部に挿入される際に当該端部をガイドする、
コネクタ。
　請求項２乃至請求項５のいずれかに記載のコネクタであって、
　前記グランド部材はホールドダウンを有し、該ホールドダウンは前記グランド層と接続される、コネクタ。
　請求項１乃至請求項６のいずれかに記載のコネクタであって、
　前記セパレータ部は、被押圧面を有しており、
　当該セパレータ部と前記コネクタとの位置的関係は固定されており、
　前記アクチュエータは、押圧部を更に備えており、
　当該アクチュエータが前記第１回動位置から前記第２回動位置に向けて回動させられた際に、前記押圧部は前記セパレータ部の前記被押圧面を押圧し、
　当該押圧部は、当該被押圧面から反力を受け、前記持上げ部を上方へ移動させる、
コネクタ。