JP2008117553A - ケーブル用コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造でありながら、被ロック部が摩滅することなく、ロック部にかかるストレスを分散することができ、ロック部の強度を増加させることができ、ロック部を薄肉化することができ、アクチュエータのロックが確実で、不要に第2位置から姿勢変化してしまうことがなく、確実に平板状ケーブルを接続することができ、小型で耐久性が高くなるようにする。
【解決手段】第2位置において、平板状ケーブルの挿抜方向とほぼ平行となるアクチュエータ胴体部、及び、アクチュエータ胴体部の両側に配設された被ロック部を備えるアクチュエータと、ハウジングの両側に配設され、第2位置における被ロック部と係合するロック部とを有し、ロック部は、平板状ケーブルの挿抜方向と交差する断面が中空の断面形状を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ケーブル用コネクタに関するものである。
従来、フレキシブル回路基板(FPC:Flexible Printed Circuit)、フレキシブルフラットケーブル(FFC:Flexible Flat Cable)等と称される可撓(とう)性を備える平板状ケーブルを接続するためにFPCコネクタ、FFCコネクタ等のケーブル用コネクタが使用されている(例えば、特許文献1参照。)。
図18は従来のケーブル用コネクタを示す斜視図である。
図に示されるように、ケーブル用コネクタは、合成樹脂等の絶縁性材料から成るハウジング801と、金属等の導電性材料から成り、前記ハウジング801に保持される複数の端子804とを有する。そして、ハウジング801の上面には合成樹脂等の絶縁性材料から成るアクチュエータ802が配設されている。該アクチュエータ802は、ハウジング801に回動可能に取付けられ、図に示されるような開位置と図示されない閉位置との間を回動する。
この場合、ハウジング801の両側には、金属板から成る支持金具811が取付けられている。そして、該支持金具811には円形の軸孔(あな)812が形成され、該軸孔812内に前記アクチュエータ802の両側から突出する支軸806が回転可能に挿入されている。これにより、前記アクチュエータ802は、支軸806を中心にし、ハウジング801に対して回転することができる。
図に示されるように、アクチュエータ802が開位置にある状態で、図示されない平板状ケーブルがハウジング801の開口部から挿入される。そして、平板状ケーブルが奥まで挿入されると、アクチュエータ802がオペレータの手指等によって操作されて閉位置にまで回動する。すると、アクチュエータ802の側面に形成された突起状の被ロック部807が前記支持金具811に形成された係止孔813に係止され、アクチュエータ802がハウジング801にロックされる。これにより、平板状ケーブルがアクチュエータ802によって上から加圧され、平板状ケーブルの下面に露出する接続部が端子804と接触して導通するとともに、アクチュエータ802の姿勢が固定される。
特開平10−12331号公報
しかしながら、前記従来のケーブル用コネクタにおいては、アクチュエータ802を開閉する際に、合成樹脂等から成るアクチュエータ802の被ロック部807が、金属板から成る支持金具811の係止孔813の周囲と擦れるので、被ロック部807が摩滅してしまう。そのため、アクチュエータ802の耐久性が低く、延いてはケーブル用コネクタ全体の耐久性が低くなってしまう。
もっとも、アクチュエータに形成された被ロック部をハウジングに形成されたロック部と係止させるケーブル用コネクタも提案されており、このようなケーブル用コネクタにおいては、合成樹脂等から成るアクチュエータの被ロック部が同じく合成樹脂等から成るハウジングのロック部の周囲と擦れるので、被ロック部が摩滅してしまうことがない。しかし、このようなケーブル用コネクタにおいては、ロック部がハウジングの本体から延出した形状となるので、ロック部を支持する支持部材の強度が低下してしまう。また、ロック部の強度を向上させるために肉厚とすると、ハウジングの寸法が増大してケーブル用コネクタ全体が大型化してしまう。
本発明は、前記従来のケーブル用コネクタの問題点を解決して、平板状ケーブルを挿入可能な第1位置と挿入された平板状ケーブルの導電線及び端子を電気的に接続させる第2位置との間を姿勢変化可能にハウジングに取付けられるアクチュエータの両側に配設された被ロック部と係合するハウジングのロック部を、中空の断面形状を備えるものとすることによって、簡単な構造でありながら、被ロック部が摩滅することなく、ロック部にかかるストレスを分散することができ、ロック部の強度を増加させることができ、ロック部を薄肉化することができ、アクチュエータのロックが確実で、不要に第2位置から姿勢変化してしまうことがなく、確実に平板状ケーブルを接続することができる小型で耐久性の高いケーブル用コネクタを提供することを目的とする。
そのために、本発明のケーブル用コネクタにおいては、基板に実装されるケーブル用コネクタであって、平板状ケーブルを挿入する挿入口を備えるハウジングと、該ハウジングに取付けられ、前記平板状ケーブルの導電線と電気的に接続する端子と、前記平板状ケーブルを挿入可能な第1位置と挿入された前記平板状ケーブルの導電線を前記端子に接続させる第2位置との間を姿勢変化可能であって、前記第2位置において、前記平板状ケーブルの挿抜方向とほぼ平行となるアクチュエータ胴体部、及び、該アクチュエータ胴体部の両側に配設された被ロック部を備えるアクチュエータと、前記ハウジングの両側に配設され、前記第2位置における被ロック部と係合するロック部とを有し、該ロック部は、前記平板状ケーブルの挿抜方向と交差する断面が中空の断面形状を備える。
本発明の他のケーブル用コネクタにおいては、さらに、前記ロック部は、一部が開放した中空の断面形状を備える部位を含む。
本発明の更に他のケーブル用コネクタにおいては、さらに、前記ロック部は、前記被ロック部と係合するロック突起を前端近傍に備え、前記一部が開放した中空の断面形状を備える部位は前記前端近傍である。
本発明の更に他のケーブル用コネクタにおいては、さらに、前記ロック部は、前記ハウジングの外側部及び内側部、該内側部に設けられた内側段部、前記外側部及び内側部の下端を接続する底板部、前記外側部及び内側部の上端に接続されたロック支持腕部、並びに、該ロック支持腕部と内側部とが接続された角部に形成され、前記被ロック部と係合するロック突起を含む。
本発明の更に他のケーブル用コネクタにおいては、さらに、前記一部が開放した中空の断面形状を備える部位は、前記ハウジングの外側部及び内側部、該内側部に設けられた内側段部、前記外側部及び内側部の上端に接続されたロック支持腕部、並びに、該ロック支持腕部と内側部とが接続された角部に形成され、前記被ロック部と係合するロック突起を含む。
本発明の更に他のケーブル用コネクタにおいては、さらに、前記外側部は、該外側部の入口側下端に形成された略三角形状の切欠部を含む。
本発明の更に他のケーブル用コネクタにおいては、さらに、一部が開放した中空の空洞部には、コネクタ取付用補助金具が挿入され、該コネクタ取付用補助金具の少なくとも一部は、前記切欠部を通して目視可能である。
本発明の更に他のケーブル用コネクタにおいては、さらに、前記外側部は、前記切欠部の中に突出する剛性調整突部を含む。
本発明によれば、ケーブル用コネクタは、平板状ケーブルを挿入可能な第1位置と挿入された平板状ケーブルの導電線及び端子を電気的に接続させる第2位置との間を姿勢変化可能にハウジングに取付けられるアクチュエータの両側に配設された被ロック部と係合するハウジングのロック部が、中空の断面形状を備える。これにより、簡単な構造でありながら、被ロック部が摩滅することなく、ロック部にかかるストレスを分散することができ、ロック部の強度を増加させることができ、ロック部を薄肉化することができ、アクチュエータのロックが確実で、不要に第2位置から姿勢変化してしまうことがなく、確実に平板状ケーブルを接続することができ、さらに、小型化し、耐久性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータが開位置にあるときの斜視図、図2は本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータが閉位置にあるときの斜視図、図3は本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータが閉位置にあるときの上面図、図4は本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータが閉位置にあるときの正面図、図5は本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータが閉位置にあるときの側面図、図6は本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータが閉位置にあるときの下面図、図7は本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータが閉位置にあるときの断面図であり図3におけるA−A矢視断面図、図8は本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータが閉位置にあるときの断面図であり図3におけるB−B矢視断面図、図9は本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータが開位置にあるときの断面図であり図7と同位置の断面図、図10は本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータが開位置にあるときの断面図であり図8と同位置の断面図、図11は本発明の実施の形態におけるケーブルの平面図である。
図において、1は本実施の形態におけるケーブル用コネクタとしてのコネクタであり、図示されない回路基板等の基板の面に実装され、フレキシブル回路基板、フレキシブルフラットケーブル等と称される平板状ケーブル101を電気的に接続するために使用される。この場合、図4、5、及び7〜10における下側の面がコネクタ1の実装面であり、基板の実装面に対向する。また、前記平板状ケーブル101は、例えば、FPC、FFC等と称される平板状の可撓性ケーブルであるが、導電線を備える平板状のケーブルであれば、いかなる種類のものであってもよい。なお、本実施の形態において、コネクタ1の各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、コネクタ1が図に示される姿勢である場合に適切であるが、コネクタ1の姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
ここで、前記コネクタ1は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成されたハウジング11と、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成され、前記ハウジング11に姿勢変化可能に取付けられたアクチュエータ21とを有する。すなわち、該アクチュエータ21は、姿勢変化して第1位置としての開位置及び第2位置としての閉位置になるように前記ハウジング11に取付けられている。
そして、該ハウジング11は、下部12、上部15、左右の外側部16、左右の内側部35、並びに、前記下部12、上部15及び内側部35の間に形成され、前方(図7〜10における左方)から平板状ケーブル101の端部を挿入したり抜出したりするための開口部としての挿入口13を有する。なお、平板状ケーブル101は、図7〜10における右方に向けて挿入される。本実施の形態においては、便宜上、前記挿入口13の入口側(図7〜10における左側)をコネクタ1の前側と呼び、前記挿入口13の奥側(図7〜10における右側)をコネクタ1の後側と呼ぶこととする。また、コネクタ1の前後方向を、ケーブルの挿抜方向と呼ぶこととする。そして、前記挿入口13内の奥には、平板状ケーブル101の先端が当接する当接部18が配設されている。
また、前記ハウジング11には金属製の端子が装填(てん)される端子受入溝が複数形成されている。本実施の形態において、前記端子は第1端子51及び第2端子61を含み、前記端子受入溝は第1端子51が装填される第1端子受入溝14a及び第2端子61が装填される第2端子受入溝14bを含む。図に示される例においては、奇数番目の端子受入溝が第1端子受入溝14aであり、偶数番目の端子受入溝が第2端子受入溝14bである。そして、前記第1端子受入溝14a及び第2端子受入溝14bは、例えば、ピッチが約0.3〔mm〕で合計11本形成されている。なお、前記端子受入溝のピッチ及び数は適宜変更することができる。また、前記第1端子受入溝14a及び第2端子受入溝14bは、相互に隣合せとなるように、交互に配設されている。なお、必ずしもすべての第1端子受入溝14a及び第2端子受入溝14bに第1端子51及び第2端子61が装填される必要はなく、平板状ケーブル101が備える導電線151の配列に対応させて、第1端子51及び第2端子61を適宜省略することができる。
ここで、平板状ケーブル101は、図11に示されるように、細長い帯状の形状を備える絶縁性の薄板部材である基板部111、及び、該基板部111の一面に配設された複数本、例えば、11本の導電線151を有する。なお、図11においては、平板状ケーブル101におけるコネクタ1の挿入口13に挿入される先端(図11における下端)の近傍部分のみが示されており、他の部分は省略されている。また、前記導電線151は、例えば、銅等の導電性金属から成る箔(はく)状の線状体であり、所定のピッチ、例えば、0.3〔mm〕程度で並列に配設される。なお、前記導電線151の本数及びピッチは、必要に応じて適宜変更することができる。そして、前記導電線151の上側は絶縁層121によって覆われている。なお、平板状ケーブル101における先端から所定の長さに亘(わた)る範囲では、前記絶縁層121が除去され、導電線151の上面が露出している。
さらに、内側部35の上部には、内側段部17が形成されている。該内側段部17は、図1に示されるように、内側部35の上面の中間部に設けられた凹部であり、凹みの底面が下部12の上面12aよりも高い位置にある。
前記外側部16と内側部35との間には、平板状ケーブル101の挿抜方向に延在するスリット状の後述される補助金具収容凹部39が形成され、ネイルと通称されるコネクタ取付用補助金具81が前記補助金具収容凹部39に挿入されてハウジング11に取付けられる。前記コネクタ取付用補助金具81は、下方に突出する部分の底面82が基板の面に接続される接続面として機能し、はんだ付等の固着手段によって前記基板の面に固着され、ハウジング11を基板に取付ける部材である。なお、前記コネクタ取付用補助金具81の上端面は、アクチュエータ21のアクチュエータ胴体部25の両側に形成された第1軸部23aを下から支持する支持部として機能する。また、左右の内側段部17の側面35aは、平板状ケーブル101を挿入口13に挿抜する際のガイド面として機能する。
そして、前記外側部16及び内側部35の入口側端における上端には、被ロック部26と係合してアクチュエータ21を閉位置でロックするロック部30のロック支持腕部31が接続されている。左右のロック支持腕部31は、その先端がハウジング11の内方を向き、かつ、互いに向い合うように左右の外側部16の入口側端から延出する板状の部材である。そして、左右のロック支持腕部31の先端には、アクチュエータ21の被ロック部26を係止するロック突起32が一体的に接続されている。該ロック突起32は、平板状ケーブル101の挿抜方向に延在し、ハウジング11の内方に向けて尖(とが)った形状を備える凸状の部分である。
なお、前記ロック支持腕部31、外側部16及び内側部35が相互に接続され、その内部に空洞部37を画定する。該空洞部37は、前記補助金具収容凹部39の入口側端を構成するが、図4に示されるように、コネクタ取付用補助金具81よりも大きく、該コネクタ取付用補助金具81を保持する機能を備えていない。
また、外側部16の入口側下端には、略三角形状の切欠部38が形成され、外側部16の一部が欠落している。前記切欠部38を形成することによって、ロック部30の入口側端の断面二次係数が下がり、ロック部30の剛性を低下させることができる。したがって、前記切欠部38の大きさ及び形状を調整することによってロック部30の剛性を調整することができる。
さらに、前記切欠部38の中に突出するように形成された剛性調整突部34が前記外側部16に一体的に接続されている。前記剛性調整突部34を形成することによって外側部16の入口側端の部分の剛性を向上させ、延いてはロック部30の剛性を向上させることができる。したがって、前記剛性調整突部34の大きさ及び形状を調整することによってロック部30の剛性を調整することができる。なお、外側部16の下端は、入口側端より奥側において、底板部33によって内側部35の下端と接続されている。そして、底板部33は、図6に示されるように、平板状ケーブル101の挿抜方向に延在する細長い矩形状の形状を備え、その入口側端が前記切欠部38の下端に一致する。
つまり、本実施の形態におけるロック部30は、ロック支持腕部31、内側部35、外側部16、内側段部17及び底板部33の各部材、並びに、切欠部38、剛性調整突部34及び空洞部37を含むものである。また、ロック部30において、ロック突起32は、ロック支持腕部31と内側部35とが互いに接続された角部に形成されている。
そして、ロック部30を構成する各部材及び空洞部37のサイズや形状を調整することによって、ロック部30の剛性を調整し、ロック部30が弾性的に変位する程度を調整することができる。さらに、アクチュエータ21を閉位置でロックする際の操作性、ロックの確実性等も調整することができる。
一方、前記アクチュエータ21は、略方形の厚板状の部材であるアクチュエータ胴体部25、該アクチュエータ胴体部25に形成された複数の端子収容凹部22a及び22b、前記アクチュエータ胴体部25の両側から外方に突出するように形成された軸部としての第1軸部23a、該第1軸部23aと同様に、アクチュエータ胴体部25の両側から外方に突出するように形成された板状の被ロック部26、及び、アクチュエータ胴体部25の下面に配設された押圧部24を有する。該押圧部24は、アクチュエータ21が閉位置になったときに、前記挿入口13から挿入された平板状ケーブル101を下方、すなわち、下部12の方向に向けて押圧する。また、前記押圧部24は、アクチュエータ21が開位置となったときには、平板状ケーブル101の挿入を可能にする。
なお、前記端子収容凹部22a及び22bは、第1端子51の上腕部54の先端における軸受部54aが収容される第1端子収容凹部22a、及び、第2端子61の上腕部64の先端における係止部64aが収容される第2端子収容凹部22bを含む。そして、前記第1端子収容凹部22a及び第2端子収容凹部22bの数及び位置は、前記第1端子受入溝14a及び第2端子受入溝14bと対応する。また、前記第1端子収容凹部22a内には、図7及び9に示されるように、アクチュエータ21の軸部としての第2軸部23bが配設され、該第2軸部23bが軸受部54aと係合する。該軸受部54aによって、第2軸部23bの上方向への移動が規制される。そのため、前記アクチュエータ21は、前記軸受部54aによって、ハウジング11から離脱することが防止されている。
そして、前記アクチュエータ胴体部25は、図2に示されるように、アクチュエータ21が閉位置になったときに101の挿抜方向とほぼ平行になり、図1に示されるように、アクチュエータ21が開位置になったときに、アクチュエータ21の前端部分がコネクタ1の後部に傾くように、大きく開口する。
また、前記被ロック部26は、アクチュエータ21が閉位置になったときに第1軸部23aより前方となる位置に形成され、前記ロック突起32と係合するようになっている。この場合、図2及び4に示されるように、被ロック部26の上にロック突起32がかかり、アクチュエータ21が閉位置から開位置に姿勢変化することを防止する。すなわち、被ロック部26及びロック突起32は、アクチュエータ21を閉位置にロックし、開放されることを防止するためのロック機構として機能する。被ロック部26は、アクチュエータ胴体部25の外側面より一段下がって形成され、ロック突起32の先端縁が被ロック部26にかかりロックしたとき、ロック突起32がアクチュエータ21のアクチュエータ胴体部25より上方へ出ないようになっている。そのため、コネクタ1の高さを抑えることができる。
そして、前記第1端子51は、図7及び9に示されるように、平板状ケーブル101の挿抜方向に延在する直線状の接続片52、該接続片52の上方において前記挿抜方向に延在する直線状の第1腕部としての下腕部53及び該下腕部53の上方において前記挿抜方向に延在する直線状の第2腕部としての上腕部54、並びに、前記挿抜方向に垂直な方向に延在し、前記接続片52の基部、下腕部53の基部及び上腕部54の基部の接続部に連結された連結部55を備える。
ここで、前記接続片52の先端(図7及び9における左端)には、下方に突出して基板の面上に形成される接続パッドにはんだ付等によって接続される基板用接続部としてのテール部52aが接続されている。なお、該テール部52aの後端には、後方に向けて突出する突起52bが形成され、連結部55の前端上縁には突棘55aが形成されている。
また、前記下腕部53は、接続片52の基部から分岐するように形成され、平板状ケーブル101の導電線151と電気的に接続するコンタクト片として機能するものであり、先端には上方に突出するように形成された接触部としてのコンタクト部53aを備える。さらに、上腕部54の先端における軸受部54aは、アクチュエータ21の第2軸部23bと係合する。
そして、第1端子51は、ハウジング11の前側(図7及び9における左側)から第1端子受入溝14aに挿入されて装填される。この場合、接続片52のほぼ直線状の下端部が第1端子受入溝14aの床面に当接し、突棘55aがハウジング11の上部15の下面に喰(くい)込み、さらに、テール部52aの突起52bがハウジング11の下部12における前端面の下端に喰込むことによって、第1端子51がハウジング11内の定位置に固定される。
また、前記第2端子61は、図8及び10に示されるように、略U字状の形状を有し、平板状ケーブル101の挿抜方向に延在する第1腕部としての下腕部63及び第2腕部としての上腕部64、並びに、前記挿抜方向に垂直な方向に延在し、前記下腕部63の基部と上腕部64の基部とを連結する連結部65を備える。
ここで、前記下腕部63は、平板状ケーブル101の導電線151と電気的に接続するコンタクト片として機能するものであり、先端(図8及び10における左端)の近傍において上方に突出する接触部としてのコンタクト部63aを備える。また、連結部65の後端には、下方に突出して基板の面上に形成される接続パッドにはんだ付等によって接続される基板用接続部としてのテール部62が接続されている。なお、前記下腕部63の基部には下方に突出する突棘63bが形成され、テール部62の前端に当接部62aが形成されている。
また、前記上腕部64の先端における係止部64aは、アクチュエータ21が開位置になったときに第2端子収容凹部22b内に進入する。
そして、第2端子61は、ハウジング11の後側(図8及び10における右側)から第2端子受入溝14bに挿入されて装填される。この場合、上腕部64及び連結部65のほぼ直線状の上端部がハウジング11の上部15の下面に当接し、突棘63bが第2端子受入溝14bの床面に喰込み、さらに、当接部62aがハウジング11の下部12の後端面に当接することによって、第2端子61がハウジング11内の定位置に固定される。
ところで、第1端子51ではテール部52aがハウジング11の前端に位置するのに対し、第2端子61ではテール部62がハウジング11の後端に位置する。そして、第1端子51及び第2端子61は、前述のように、ハウジング11に交互に装填されている。そのため、テール部52a及びテール部62とこれらに対応するように基板の実装面上に形成された接続パッド等との配置は、コネクタ1の上方から観た場合、端子の配列方向(図3及び6における横方向)に関して、垂直な方向(図3及び6における縦方向)に交互にずれた千鳥状となっている。そのため、隣接する第1端子51と第2端子61とのピッチが狭くても、テール部52a及びテール部62の間隔とこれらに対応する接続パッド等の間隔とを広くすることができる。したがって、接続パッド等を容易に製作することができるとともに、前記テール部52a及びテール部62とこれらに対応する接続パッド等とをはんだ付する際にも、はんだブリッジが発生することがなく、隣接する接続パッド等の間で短絡が生じることがない。
さらに、第1端子51においては、平板状ケーブル101の挿抜方向に関するコンタクト部53aの位置が、第2端子61におけるコンタクト部63aの位置よりも、ハウジング11の後端寄りになっている。これは、図11に示されるように、平板状ケーブル101の導電線151の端部の幅を広くするため、第1端子51のコンタクト部53aと第2端子61のコンタクト部63aの位置を千鳥状に配置したものである。すなわち、平板状ケーブル101の幅方向に同一線上で導電線151の端部を一列に配置した場合、該端部の幅を大きく広げると、端部同士が接触することになることから、これを避けるために、隣合う該端部同士を前後に互い違いに千鳥状に配置する必要があるので、該端部と接触させるコンタクト部も合せて千鳥状に配置したものである。なお、このように導電線151の端部の幅を広くすることで、該導電線151の端部と、コンタクト部53a及び63aとの接点脱落を防ぐことができる。
なお、図1に示されるように、アクチュエータ21が開位置にあるときは、押圧部24が斜め上方を向いている。アクチュエータ21と第1端子51のコンタクト部53a及び第2端子61のコンタクト部63aとの間隔が十分に広いので、挿入口13から挿入された平板状ケーブル101の端部は、コンタクト部53a及びコンタクト部63aから接触圧を受けずに、又は、わずかの接触圧しか受けずに挿入されるので、実質的にZIF(Zero Insertion Force)構造が実現されている。
次に、前記ロック部30の構造について詳細に説明する。
図12は本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータが閉位置にあるときの部分断面図、図13は本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータが非ロック状態からロック状態に移行する際の第1の正面図、図14は本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータが非ロック状態からロック状態に移行する際の第2の正面図、図15は本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータが非ロック状態からロック状態に移行する際の第3の正面図、図16は本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータを除去した状態を示す第1の斜視図、図17は本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータを除去した状態を示す第2の斜視図である。なお、説明の都合上、図16では一方のコネクタ取付用補助金具が除去され、図17では両方のコネクタ取付用補助金具が除去されている。
ロック部30において、ロック突起32は、前述のように、ロック支持腕部31と内側部35とが互いに接続された角部に形成され、ロック支持腕部31が外側部16と内側部35とを両側部の入口側上端で接続するが、両側部の入口側下端は接続されていない。そのため、前記ロック部30は、図12に示されるように、外側部16及び内側部35の入口側端近傍における平板状ケーブル101の挿抜方向と交差する断面を観ると、ロック支持腕部31、内側部35及び外側部16によって形成された、下側が開放した中空で略矩形の断面形状を備え、空洞部37の周囲を囲むようになっていることが分かる。前記ロック部30は、このような断面構造を備えるので、断面二次係数が大きく、部材の肉厚を厚くしなくても、剛性が高く、強度の高いものとなる。したがって、前記ロック部30が弾性的に変位する際には、その弾性係数が高くなり、アクチュエータ21のロックが確実になる。
そして、外側部16の入口側端に剛性調整突部34が一体的に接続されているので、特に、該剛性調整突部34の部位においては、ロック部30の全体的な断面積が、調整突起34が一体的に接続されていない場合に比べて、広くなっていることが分かる。これにより、断面二次係数が大きくなり、前記ロック部30の剛性及び強度を向上させることができる。さらに、前記剛性調整突部34の下端には、内側部35に向けて突出するリブ部34aが一体的に形成されている。該リブ部34aを形成することによって、剛性調整突部34自体の強度が向上するだけでなく、ロック部30の断面が閉じた形状により近いものとなり、断面二次係数が更に大きくなるので、前記ロック部30の剛性及び強度を更に向上させることができる。
また、ロック部30の断面を図12に示されるものよりも傾斜させたものとすると、すなわち、ロック支持腕部31から底板部33の前端を結ぶような面でロック部30を切断した状態を想像すると、該ロック部30は、ロック支持腕部31、内側部35、外側部16及び底板部33によって形成された完全に閉じた略矩形の中空の断面形状を備え、空洞部37の周囲を囲むものであることを理解することができる。このように、前記ロック部30は、完全に閉じた略矩形の中空の断面形状をも備えるので、断面二次係数が非常に大きく、剛性が非常に高く、強度が非常に高いものとなる。したがって、前記ロック部30は、部材の肉厚を厚くしなくても、また、サイズを大きくしなくても、十分な強度を備えるものである。そのため、ハウジング11を小型化、かつ、薄肉化することができ、コネクタ1を小型化、かつ、軽量化することができる。
ところで、アクチュエータ21を閉位置でロックしたり、ロックを解除したりするためには、ロック部30が弾性的に変形し、ロック突起32がアクチュエータ21の被ロック部26に対してハウジング11の外側方向に弾性的に変位する必要がある。
つまり、本実施の形態においては、図13に示されるようなアクチュエータ21がロックされていない状態と、図15に示されるようなアクチュエータ21がロックされている状態とでは、アクチュエータ21の被ロック部26とロック突起32とが当接するので、図14に示されるように、ロック突起32がハウジング11の外側方向に弾性的に変位しなければ、それぞれロック状態、ロック解除状態に移行することができない。
そこで、ロック部30の、特に、入口側端近傍の部位における剛性をある程度低下させ、ある程度弾性的に変形しやすくする必要がある。
そのため、本実施の形態においては、前述のように、切欠部38を形成するとともに、底板部33が入口側端に存在しないようにして、ロック部30の入口側端近傍の部位における剛性をある程度低下させるようになっている。したがって、切欠部38のサイズ及び形状、並びに、底板部33が存在しない範囲のサイズを調整することによって、ロック部30の入口側端近傍の部位における剛性を任意に調整することができる。また、剛性調整突部34及びリブ部34aのサイズ及び形状を調整することによって、ロック部30の入口側端近傍の部位における剛性を更に微調整することができる。
なお、前記切欠部38が形成されていることによって、ハウジング11の側方外側から、コネクタ取付用補助金具81の底面82が基板の面にはんだ付等によって接続されている状態を目視することが可能となっている。そのため、ロック部30の剛性を調整する際にも、切欠部38及び剛性調整突部34は、コネクタ取付用補助金具81の基板の面への接続状態を目視可能なサイズ及び形状を備える程度のものとすることが望ましい。
さらに、空洞部37のサイズや形状を調整することによっても、ロック部30の入口側端近傍の部位における剛性を調整することができる。本実施の形態において、空洞部37は、図17に示されるように、補助金具収容凹部39の入口側端を構成するが、前記補助金具収容凹部39は、コネクタ取付用補助金具81に当接して該コネクタ取付用補助金具81を保持するのに対し、前記空洞部37は、コネクタ取付用補助金具81に当接しない程度に大きく形成されている。前記コネクタ取付用補助金具81は、ハウジング11の前側から補助金具収容凹部39に挿入されて装填されるので、空洞部37が大きい程、コネクタ取付用補助金具81を装填する作業を容易に行うことができる。もっとも、ロック部30の入口側端近傍の部位における剛性を高めるために、例えば、外側部16の肉厚を厚くする必要があるときには、空洞部37のサイズを小さくすることができる。
さらに、ロック部30の入口側端近傍の部位における剛性は、ロック支持腕部31、内側部35、外側部16、底部33、内側段部17等の各部材のサイズや形状を調整することによっても任意に調整することができる。
このように、本実施の形態においては、ロック部30が、閉じた略矩形の中空の断面形状を備える。これにより、簡単な構造でありながら、ロック部30の強度を増加させることができ、ロック部30を薄肉化することができる。また、ロック部30にかかるストレスを各部材に分散することができ、ロック部30の耐久性を向上させることができる。そして、アクチュエータ21を確実にロックすることができるので、アクチュエータ21が不要に閉位置から姿勢変化してしまうことがない。したがって、平板状ケーブルを確実に接続することができる。さらに、ハウジング11を小型軽量化することができ、延いてはコネクタ1全体を小型軽量化することができる。
また、前記ロック部30は、一部が開放した中空の断面形状を備える部位を含む。これにより、ロック部30の前記部位における剛性をある程度低下させ、ある程度弾性的に変形しやすくすることができ、アクチュエータ21を閉位置でロックする際の操作性を向上させることができる。
さらに、前記ロック部30は、被ロック部26と係合するロック突起32を前端近傍に備え、一部が開放した中空の断面形状を備える部位は前端近傍である。これにより、ロック突起32がアクチュエータ21の被ロック部26に対して弾性的に変位することができ、アクチュエータ21を閉位置でロックしたり、ロックを解除したりするための操作を容易に行うことができる。
さらに、外側部16は、入口側下端に形成された略三角形状の切欠部38を含む。そのため、切欠部38のサイズ及び形状を調整することによって、ロック部30の剛性を任意に調整することができる。
さらに、空洞部37には、コネクタ取付用補助金具81が挿入され、コネクタ取付用補助金具81の少なくとも一部は、切欠部38を通して目視可能である。これにより、ハウジング11の側方外側から、コネクタ取付用補助金具81の底面82が基板の面にはんだ付等によって接続されている状態を目視することが可能となる。
さらに、外側部16は、切欠部38の中に突出する剛性調整突部34を含む。そのため、剛性調整突部34のサイズや形状を調整することによって、ロック部30の剛性を任意に調整することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータが開位置にあるときの斜視図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータが閉位置にあるときの斜視図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータが閉位置にあるときの上面図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータが閉位置にあるときの正面図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータが閉位置にあるときの側面図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータが閉位置にあるときの下面図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータが閉位置にあるときの断面図であり図3におけるA−A矢視断面図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータが閉位置にあるときの断面図であり図3におけるB−B矢視断面図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータが開位置にあるときの断面図であり図7と同位置の断面図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータが開位置にあるときの断面図であり図8と同位置の断面図である。 本発明の実施の形態におけるケーブルの平面図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータが閉位置にあるときの部分断面図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータが非ロック状態からロック状態に移行する際の第1の正面図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータが非ロック状態からロック状態に移行する際の第2の正面図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータが非ロック状態からロック状態に移行する際の第3の正面図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータを除去した状態を示す第1の斜視図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル用コネクタのアクチュエータを除去した状態を示す第2の斜視図である。 従来のケーブル用コネクタを示す斜視図である。
符号の説明
1 コネクタ
11、801 ハウジング
12 下部
12a 上面
13 挿入口
14a 第1端子受入溝
14b 第2端子受入溝
15 上部
16 外側部
17 内側段部
18、62a 当接部
21、802 アクチュエータ
22a 第1端子収容凹部
22b 第2端子収容凹部
23a 第1軸部
23b 第2軸部
24 押圧部
25 アクチュエータ胴体部
26、807 被ロック部
30 ロック部
31 ロック支持腕部
32 ロック突起
33 底板部
34 剛性調整突部
34a リブ部
35 内側部
35a 側面
37 空洞部
38 切欠部
39 補助金具収容凹部
51 第1端子
52 接続片
52a、62 テール部
52b 突起
53、63 下腕部
53a、63a コンタクト部
54、64 上腕部
54a 軸受部
55、65 連結部
55a、63b 突棘
61 第2端子
64a 係止部
81 コネクタ取付用補助金具
82 底面
101 平板状ケーブル
111 基板部
121 絶縁層
151 導電線
804 端子
806 支軸
811 支持金具
812 軸孔
813 係止孔

Claims (8)

  1. (a)基板に実装されるケーブル用コネクタ(1)であって、
    (b)平板状ケーブル(101)を挿入する挿入口(13)を備えるハウジング(11)と、
    (c)該ハウジング(11)に取付けられ、前記平板状ケーブル(101)の導電線(151)と電気的に接続する端子(51、61)と、
    (d)前記平板状ケーブル(101)を挿入可能な第1位置と挿入された前記平板状ケーブル(101)の導電線(151)を前記端子(51、61)に接続させる第2位置との間を姿勢変化可能であって、前記第2位置において、前記平板状ケーブル(101)の挿抜方向とほぼ平行となるアクチュエータ胴体部(25)、及び、該アクチュエータ胴体部(25)の両側に配設された被ロック部(26)を備えるアクチュエータ(21)と、
    (e)前記ハウジング(11)の両側に配設され、前記第2位置における被ロック部(26)と係合するロック部(30)とを有し、
    (f)該ロック部(30)は、前記平板状ケーブル(101)の挿抜方向と交差する断面が中空の断面形状を備えることを特徴とするケーブル用コネクタ(1)。
  2. 前記ロック部(30)は、一部が開放した中空の断面形状を備える部位を含む請求項1に記載のケーブル用コネクタ(1)。
  3. 前記ロック部(30)は、前記被ロック部(26)と係合するロック突起(32)を前端近傍に備え、前記一部が開放した中空の断面形状を備える部位は前記前端近傍である請求項2に記載のケーブル用コネクタ(1)。
  4. 前記ロック部(30)は、前記ハウジング(11)の外側部(16)及び内側部(35)、該内側部(35)に設けられた内側段部(17)、前記外側部(16)及び内側部(35)の下端を接続する底板部(33)、前記外側部(16)及び内側部(35)の上端に接続されたロック支持腕部(31)、並びに、該ロック支持腕部(31)と内側部(35)とが接続された角部に形成され、前記被ロック部(26)と係合するロック突起(32)を含む請求項1に記載のケーブル用コネクタ(1)。
  5. 前記一部が開放した中空の断面形状を備える部位は、前記ハウジング(11)の外側部(16)及び内側部(35)、該内側部(35)に設けられた内側段部(17)、前記外側部(16)及び内側部(35)の上端に接続されたロック支持腕部(31)、並びに、該ロック支持腕部(31)と内側部(35)とが接続された角部に形成され、前記被ロック部(26)と係合するロック突起(32)を含む請求項2に記載のケーブル用コネクタ(1)。
  6. 前記外側部(16)は、該外側部(16)の入口側下端に形成された略三角形状の切欠部(38)を含む請求項5に記載のケーブル用コネクタ(1)。
  7. 一部が開放した中空の空洞部(37)には、コネクタ取付用補助金具(81)が挿入され、該コネクタ取付用補助金具(81)の少なくとも一部は、前記切欠部(38)を通して目視可能である請求項6に記載のケーブル用コネクタ(1)。
  8. 前記外側部(16)は、前記切欠部(38)の中に突出する剛性調整突部(34)を含む請求項6に記載のケーブル用コネクタ(1)。
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