JP2003297464A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2003297464A
JP2003297464A JP2002102797A JP2002102797A JP2003297464A JP 2003297464 A JP2003297464 A JP 2003297464A JP 2002102797 A JP2002102797 A JP 2002102797A JP 2002102797 A JP2002102797 A JP 2002102797A JP 2003297464 A JP2003297464 A JP 2003297464A
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Masayoshi Aoki
正義 青木
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Taiko Denki Co Ltd
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Taiko Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加圧部材を受ける軸の強度を保持しつつ低背
化を図ることができるコネクタを提供する。 【解決手段】 加圧部材2が回動機構3を介して、開閉
自在にハウジング部1に組み付けられている。回動機構
3は、ハウジング部1の側壁部11側に形成された軸機
構5と、加圧部材2側に形成された軸受機構6とで構成
されている。具体的には、軸機構5の略半円形状の凹部
50内に軸受機構6のドラム部60が嵌め込まれ、取付
金具7に形成した軸部材51が凹部50の開口の中央部
に配置されると共に、ドラム部60の長溝部61に嵌合
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フレキシブル基
板を挟み込んで電気的接続を図るコネクタに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】電子機器の小型化及び高密度化に伴い、
コネクタの分野においても、コネクタの小型化及び高密
度化を図るべく、コネクタの低背化の傾向が増大し、厚
さ、1mm程度のコネクタの登場が切望されていた。従
来、フレキシブル基板との電気的接続を図るコネクタと
しては、例えば、特開平10−12331号公報記載の
技術がある。図16は、当該公報記載のコネクタを示す
断面図である。このコネクタは、電気接続子116を有
するハウジング111に加圧部材133を組み付け、加
圧部材133を閉じることで、フレキシブル基板Fを押
圧して、電気接続子116とフレキシブル基板Fとの接
続を図る構造になっている。具体的には、加圧部材13
3の基端部に設けられた回動溝135を電気接続子11
6の回動軸部125に係合させることで、加圧部材13
3を回動軸部125を中心として回動させることができ
るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のコネクタでは、次のような問題がある。電気接
続子116をハウジング111内部に装着する構造であ
るので、ハウジング111の天壁部111aが不可欠で
あり、その分の厚さだけコネクタ全体が厚くなってしま
う。したがって、このようなコネクタを厚さ1mm程度
迄低背化するためには、電気接続子116の回動軸部1
25の径を0.1mm程度に設定しなければならず、回
動軸部125の強度が著しく減少してしまう。また、加
圧部材133を閉じる際に、加圧部材133がフレキシ
ブル基板Fから反力を受け、加圧部材133が左方向に
移動してハウジング111から外れてしまうおそれがあ
る。
【0004】ところで、当業者であるならば、低背化を
図るコネクタとして、図17及び図18に示すような構
造を容易に想到し得るであろう。図17に示すコネクタ
においては、加圧部材133を掛ける金属軸200をハ
ウジング111の側壁の上端ギリギリに架けて、その低
背化を図ることができる。この場合においては、設計的
に金属軸200の径を上記した電気接続子116の回動
軸部125の径よりも多少大きくすることが可能であ
る。しかしながら、このコネクタでは、加圧部材133
を閉じる際に、フレキシブル基板Fからの抗力によって
加圧部材133が金属軸200を上方に押圧すると共
に、略水平に引張るため、これらの押圧力と引張力との
合力が金属軸200に加わることとなる。このため、こ
れらの合力に耐える強度を金属軸200に与えるには、
金属軸200の直径を0.8mm程度に設定しなけらば
ならず、コネクタ全体を1mm程度に低背化することは
不可能である。一方、図18に示すコネクタは、側壁?
の内側上部にそれぞれ軸部201,201をモールド形
成して、低背化を図るのであるが、加圧部材133を閉
じる際に、軸部201,201が折れてしまうおそれが
ある。
【0005】この発明は上述した課題を解決するために
なされたもので、加圧部材を受ける軸の強度を保持しつ
つ低背化を図ることができるコネクタを提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明に係るコネクタは、複数の電気接続
子が列設された床部及びこの床部両側に立設された一対
の側壁部を有するハウジング部と、回動機構を介して、
加圧部材をハウジング部に開閉自在に組み付けたコネク
タであって、回動機構は、その周面が側壁部の奥行き方
向に沿い且つ側壁部の上面に開口した略半円状の凹部,
及びこの凹部開口の略中央に位置して開口の幅方向を向
く軸部材を有する軸機構と、加圧部材の基端側部に設け
られ且つ軸機構の凹部と略同形をなして凹部に嵌合され
たドラム部,及びこのドラム部の上平面部の略中央に凹
設され且つ軸機構の軸部材が嵌合された長溝部を有する
軸受機構とを具備する。かかる構成により、加圧部材を
開いた状態で、電気接続子と加圧部材との間に、基板を
挿入し、加圧部材を閉じていくと、ドラム部が加圧部材
と一体に軸部材を中心にして回動する。この際、加圧部
材が基板からの上方への力を受けると共に、抜ける方向
への力を受けるので、ドラム部が軸部材を上方へ押圧す
ると共に水平方向に引張ろうとする。しかし、このと
き、凹部の周面がドラム部の周面に当接して、ドラム部
への加わる水平方向への力に抗する。この結果、加圧部
材の閉時に軸部材に加わる力は上方への力のみとなる。
【0007】特に、請求項2の発明は、請求項1に記載
したコネクタにおいて、ハウジング部の側壁部上面に載
置された上折曲部と、この上折曲部より下方に側壁部の
略高さ分だけ垂下した中折曲部と、この中折曲部から略
水平に折り曲がり、所定部位に固定される下折曲部とを
有する取付金具を設け、取付金具の上折曲部の所定領域
を肉抜きして、軸機構の軸部材を形成した構成としてあ
る。かかる構成により、加圧部材を開閉すると、ドラム
部が取付金具に形成された軸部材を中心に回動すること
となる。
【0008】また、請求項3の発明は、請求項1または
請求項2に記載のコネクタにおいて、加圧部材の開角度
を規制するストッパ機構を設けた構成としてある。加圧
部材を大きく開くと、ドラム部の長溝部が軸部材の上側
に位置して、加圧部材が軸部材から外れてしまうおそれ
がある。しかし、かかる構成により、ストッパ機構によ
って、加圧部材の開角度が規制されるので、加圧部材の
開時に加圧部材が外れることはない。
【0009】さらに、請求項4の発明は、請求項1ない
し請求項3のいずれかに記載のコネクタにおいて、加圧
部材の側部に突起部を設け、加圧部材の閉時に、この突
起部が係合する係合部をハウジング部の側壁部に設けた
構成としてある。かかる構成により、基板を加圧部材と
電気接続子との間に挿入し、加圧部材を閉じると、突起
部が側壁部の係合部と係合するので、加圧部材が開い
て、基板が外れるという事態を防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実
施形態に係るコネクタの構成を示す斜視図であり、図2
はコネクタの外観図であり、図3はコネクタの平面図で
あり、図4はコネクタの正面図である。この実施形態の
コネクタは、図1に示すように、ハウジング部1と、こ
のハウジング部1に回動機構3を介して開閉自在に組み
付けられた加圧部材2とを具備する構成となっている。
【0011】ハウジング部1は、複数の電気接続子4を
収納する部分であり、床部10とこの床部10の両側に
立設された一対の側壁部11とハウジング部1の後部側
を覆う天壁部12とを有している。
【0012】複数の電気接続子4は、このようなハウジ
ング部1内に列状に収納されている。図5は、電気接続
子4の収納状態を示すコネクタの断面図である。図5に
示すように、電気接続子4は、下端子部40と上端子部
41と基端子部42とを有する導電性小片である。下端
子部40は、図1に示すように、床部10に形成された
溝10a内に配され、上端子部41は、図5に示すよう
に、天壁部12に当接されている。そして、基端子部4
2はハウジング部1の後方に露出している。このように
して、複数の電気接続子4が溝10aを介してハウジン
グ部1内に収納され、図1に示すように、電気接続子4
の下端子部40が床部10に列設された状態になってい
る。
【0013】一方、加圧部材2は、下方に突出する側部
20を両側に有しており、図2及び図4に示すように、
加圧部材2を閉じると、これら側部20がハウジング部
1の床部10に当接して、図5に示すように、加圧部材
2と電気接続子4の下端子部40との間に一定の空隙が
形成されるようになっている。また、図3及び図4に示
すように、加圧部材2の幅寸法は、床部10の幅寸法と
略等しく設定され、側部20の高さ寸法は、加圧部材2
の閉時に加圧部材2の表面とハウジング部1の天壁部1
2の表面とが略面一になるような値に設定されている。
かかる加圧部材2の開閉は回動機構3によって可能とな
っている。
【0014】回動機構3は、図1に示すように、ハウジ
ング部1の側壁部11に設けられた軸機構5と軸受機構
6とで成っている。
【0015】軸機構5は、凹部50と軸部材51とで構
成される。図6は、軸機構5を説明するために示す図1
の矢視B−B断面図である。図6に示すように、凹部5
0の周面50aが側壁部11の後方(奥行方向即ち図6
の右方向)に沿って向いており、その矩形状の開口50
bは、側壁部11の上面に位置している。
【0016】そして、この開口50bの中央に軸部材5
1が開口50bの幅方向を向いて配置されている。具体
的には、図1に示すように、軸部材51は、取付金具7
の一部に形成されている。図7及び図8は取付金具7の
斜視図である。図7及び図8に示すように、取付金具7
は、上折曲部70と中折曲部71と下折曲部72とで成
っており、0.2mm〜0.3mm程度の厚さの金属板
を打ち抜き及び折り曲げて形成したものである。上折曲
部70は、水平に設定され、その前半領域が矩形状に肉
抜きされて、軸部材51が形成されている。そして、図
1及び図6に示すように、この軸部材51が凹部50の
開口50bの中央に位置するように、上折曲部70が側
壁部11の上面に凹設された凹み11a内に載置され、
上折曲部70の表面と天壁部12の表面とが面一になっ
ている。中折曲部71は、図7及び図8に示すように、
上折曲部70から下方に垂下しており、その高さは、側
壁部11の高さ(即ちコネクタの厚さ)に等しく設定さ
れている。下折曲部72は、中折曲部71の下端から水
平に延出しており、コネクタを取り付ける部位に固定さ
れる。尚、図7及び図8中の符号74は、係止部であ
り、上折曲部70の側壁部11への載置時にこの係止部
74が側壁部11上面の図示しない深溝に入り込んで、
取付金具7が側壁部11から外れる事態を防止してい
る。
【0017】一方、軸受機構6は、図1に示すように、
ドラム部60と、ドラム部60に形成された長溝部61
とで構成される。図9は、軸受機構6を説明するための
加圧部材2の斜視図である。図9に示すように、軸受機
構6のドラム部60は加圧部材2の側部20の後端部
(基端部)に加圧部材2と一体に形成されている。具体
的には、ドラム部60は、前記した軸機構5の凹部50
と同形の略半円形状をなし、その上平面部60aが加圧
部材2の表面と面一になるように形成されている。長溝
部61は、ドラム部60の上平面部60aの中央位置、
即ち軸機構5の軸部材51と対応する位置に凹設されて
いる。図10は、軸受機構6を軸機構5に組み付けた状
態を示す断面図である。図10に示すように、ドラム部
60が凹部50に嵌合され、そして、長溝部61が軸部
材51に嵌合されることで、軸受機構6が軸機構5に組
み付けられている。
【0018】回動機構3が、上記構成をとることによ
り、図10に示す閉時の加圧部材2を開いていくと、軸
受機構6のドラム部60が軸機構5の軸部材51を中心
に回転し、図6に示すように、加圧部材2を大きく開く
ことができる。ところが、加圧部材2を図6に示す開角
度(90゜)よりも大きく開くと、長溝部61が軸部材
51の上側に位置する状態となって、長溝部61と軸部
材51との係合が解除され、加圧部材2がハウジング部
1から外れてしまうおそれがある。そこで、この実施形
態では、加圧部材2の開角度を規制するストッパ機構8
を回動機構3に設けている。ストッパ機構8は、図6に
示すように、突部80と周溝81と係止壁82により成
る。突部80は、ドラム部60の後端部の周面の中央部
に突設されており、周溝81は、凹部50の周面50a
のうち、後方の周面50a′(図6の右側に位置する4
分の1周面)の中央部に周面50a′に沿って刻設され
ている。即ち、図10に示すように、加圧部材2の閉時
においては、突部80が周溝81に入り込んだ状態にな
っている。そして、係止壁82は、凹部50の中央部下
側の側壁部11部分を貫通して形成した段部によって構
成されている。これにより、図10に示す状態から、加
圧部材2を開いていくと、突部80が周溝81内を係止
壁82側に向かって回動し、図6に示すように、加圧部
材2の開角度が90゜になった時点で、突部80が係止
壁82に係止される。したがって、ストッパ機構8の機
能によって、加圧部材2の開角度が90゜より大きくな
ることはないので、加圧部材2の開時に加圧部材2がハ
ウジング部1から外れるという事態を防止することがで
きる。
【0019】尚、図9中の符号90は、突起部であり、
この突起部90は、加圧部材2の側部20の外側面に突
設されている。この突起部90は、加圧部材2の閉状態
を保持する為の部分であり、図2に示すように、加圧部
材2を閉じると、この突起部90が側壁部11の前部に
突設された係合部91の下側に係合するようになってい
る。
【0020】次に、この実施形態のコネクタが示す動作
について説明する。まず、図6及び図11に示すよう
に、コネクタの加圧部材2を開いた状態で、フレキシブ
ル基板F、をハウジング部1内に配設されている電気接
続子4の下端子部40と上端子部41との間に挿入す
る。
【0021】そして、 フレキシブル基板Fを下端子部
40と上端子部41との間に挿入した状態で、図12に
示すように、加圧部材2を閉じていく。すると、加圧部
材2の基端部2aがフレキシブル基板Fを下方に押圧す
るため、フレキシブル基板Fからの上方力F1が加圧部
材2に加わる。この上方力F1は、図13に示すよう
に、軸受機構6のドラム部60を上方に押し上げる力と
して作用する。このため、軸機構5の軸部材51が上方
力F1を受けることになる。また、加圧部材2を閉じて
いくと、加圧部材2の基端部2aがフレキシブル基板F
をハウジング部1の内部に押し込もうとするため、フレ
キシブル基板Fからの移動力F2が加圧部材2に対して
コネクタの前方(図12の左方向)に加わる。この移動
力F2は、図13に示すように、軸受機構6のドラム部
60を前方に移動させる力として作用する。しかし、こ
の実施形態のコネクタでは、ドラム部60が軸機構5の
凹部50に嵌め込まれた構造になっているので、凹部5
0の前方の周面50aがドラム部60の前方への移動を
阻止する。この結果、移動力F2が軸部材51に加わる
ということがなく、軸部材51に加わる力は上方力F1
だけである。
【0022】さらに、加圧部材2を閉じていくと、図1
4に示すように、フレキシブル基板Fが電気接続子4の
下端子部40と上端子部41内に完全に圧入され、フレ
キシブル基板Fと電気接続子4との確実な電気的接続が
達成される。そして、図2に示したように、加圧部材2
の突起部90が側壁部11の係合部91に係合するの
で、フレキシブル基板Fがコネクタから外れることな
く、電気接続子4との電気的接続が維持されることとな
る。
【0023】この種のコネクタの低背化を図るために
は、フレキシブル基板Fの挿入空隙を確保するために、
軸部材51をハウジング部1の上面ギリギリに配置する
必要がある。しかし、軸部材51をハウジング部1の上
面ギリギリに配置する場合には、軸部材51の径を小さ
く設定する必要があるが、従来のコネクタでは、このよ
うな技術は採用されておらず、また、採用することが困
難であった。しかし、この実施形態のコネクタでは、上
記したように、軸部材51への外力が上方力F1だけに
なるように構成されているので、軸部材51の径を小さ
く設定しても、充分な強度を確保することができる。こ
の結果、小径の軸部材51をハウジング部1の上面ギリ
ギリに配置して、コネクタの低背化が可能となった。実
際、発明者は、軸部材51の直径を0.2mmに設定し
て、厚さ1mmのコネクタを実現し、その耐久性も十分
満足し得るものであった。
【0024】なお、この発明は、上記実施形態に限定さ
れるものではなく、発明の要旨の範囲内において種々の
変形や変更が可能である。例えば、上記実施形態では、
軸機構5の軸部材51を取付金具7の一部に形成したと
したが、軸部材51は、凹部50の開口50bの中央部
に位置するように配置されていれば、上記構成に限るこ
とはない。従って、図15に示すように、単体の軸部材
51を開口50bの中央部に架けた構成とすることもで
きる。また、回動機構3にストッパ機構8を設けたが、
ストッパ機構8を設けないコネクタをこの発明の要旨の
範囲から除外する意味ではない。
【0025】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、この発明の
コネクタによれば、軸機構の軸部材を凹部開口の略中央
に位置させるので、軸部材がハウジング部の側壁部の上
面位置に位置することとなる。しかも、加圧部材の閉時
に軸部材に加わる力は上方への力だけであるので、軸部
材の径を小さくしても、所望の強度を確保することがで
きる。この結果、加圧部材と電気接続子との間に基板を
挿入可能な空隙を確保しつつ、側壁部の高さ即ちコネク
タ全体の厚さを小さくすることができるので、この発明
は軸部材の強度を保持しつつ、コネクタの低背化を図る
ことができるという優れた効果がある。特に、軸機構の
軸部材を取付金具の一部で形成することにより、軸部材
の強度をより一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るコネクタの構成を
示す斜視図である。
【図2】コネクタの外観図である。
【図3】コネクタの平面図である。
【図4】コネクタの正面図である。
【図5】電気接続子の収納状態を示すコネクタの断面図
である。
【図6】軸機構を説明するために示す図1の矢視B−B
断面図である。
【図7】取付金具の一方向からの斜視図である。
【図8】取付金具の他方向からの斜視図である。
【図9】軸受機構を説明するために示す加圧部材の斜視
図である。
【図10】軸受機構を軸機構に組み付けた状態を示す断
面図である。
【図11】加圧部材の開いた状態を示す断面図である。
【図12】加圧部材を閉じていく状態を示す断面図であ
る。
【図13】軸部材に働く力を説明するための断面図であ
る。
【図14】加圧部材を完全に閉じた状態を示す断面図で
ある。
【図15】一変形例を示す部分斜視図である。
【図16】従来のコネクタを示す断面図である。
【図17】想到例を示す断面図である。
【図18】他の想到例を示す断面図である。
【符号の説明】
1…ハウジング部、 2…加圧部材、 3…回動機構、
4…電気接続子、5…軸機構、 6…軸受機構、 7
…取付金具、 10…床部、 11…側壁部、 50…
凹部、 50a…周面、 50b…開口、 51…軸部
材、 60…ドラム部、 61…長溝部、 60a…上
平面部、 70…上折曲部、 71…中折曲部、 72
…下折曲部、 F…フレキシブル基板。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電気接続子が列設された床部及び
    この床部両側に立設された一対の側壁部を有するハウジ
    ング部と、回動機構を介して、加圧部材をハウジング部
    に開閉自在に組み付けたコネクタであって、 上記回動機構は、 その周面が上記側壁部の奥行き方向に沿い且つ上記側壁
    部の上面に開口した略半円状の凹部,及びこの凹部開口
    の略中央に位置して上記開口の幅方向を向く軸部材を有
    する軸機構と、 上記加圧部材の基端側部に設けられ且つ上記軸機構の凹
    部と略同形をなして上記凹部に嵌合されたドラム部,及
    びこのドラム部の上平面部の略中央に凹設され且つ上記
    軸機構の軸部材が嵌合された長溝部を有する軸受機構と
    を具備することを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したコネクタにおいて、 上記ハウジング部の側壁部上面に載置された上折曲部
    と、この上折曲部より下方に側壁部の略高さ分だけ垂下
    した中折曲部と、この中折曲部から略水平に折り曲が
    り、所定部位に固定される下折曲部とを有する取付金具
    を設け、 上記取付金具の上折曲部の所定領域を肉抜きして、上記
    軸機構の軸部材を形成したことを特徴とするコネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のコネク
    タにおいて、 上記加圧部材の開角度を規制するストッパ機構を設けた
    ことを特徴とするコネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載のコネクタにおいて、 上記加圧部材の側部に突起部を設け、加圧部材の閉時
    に、この突起部が係合する係合部を上記ハウジング部の
    側壁部に設けたことを特徴とするコネクタ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005064749A1 (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Taiko Denki Co., Limited コネクタ
JP2008117553A (ja) * 2006-11-01 2008-05-22 Molex Inc ケーブル用コネクタ
JP2009129860A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Panasonic Electric Works Co Ltd コネクタ
WO2018025289A1 (ja) * 2016-08-02 2018-02-08 京セラ株式会社 コネクタ及び表示装置

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