WO2010116882A1 - サスペンション装置 - Google Patents

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守 明田
信博 澁谷
榎本 満
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Abstract

 サスペンション装置100は、前後端部が車両1のフレーム2に回転自在に支持され且つ長手方向中間部がアクスル3に固定されたリーフスプリング110と、中間部より後側のリーフスプリング110が折損した場合に、折損部分より後側のリーフスプリング110が回転するのを規制する引っ掛かり部161を有するステー160とを備える。

Description

サスペンション装置
 本発明は、サスペンション装置に関する。
 自動車のサスペンション装置でも、特に大型車のものはリーフスプリングを用いている。このリーフスプリングは、前後端部が車両のフレームに回転自在に支持され且つ長手方向中間部にアクスルが固定されている。このようなリーフスプリングを用いているサスペンション装置において、リーフスプリングが折損した場合に備えて、リーフスプリングが折損した場合の安全性を確保するための手段が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
 特許文献1のサスペンション装置では、リーフスプリングの前端部に目玉部分(アイ)が形成されており、アイに挿入されるブッシュにステンレス鋼などの薄板よりなるベルト状部材の一端部を係合し、ベルト状部材の他端部をアクスルの近傍に固定している。そのため、前側の目玉部分からアクスルの近傍までの間でリーフスプリングが折損した際には、当該アクスル締結部位の後方側への移動をベルト状部材により阻止し、車両の直進性を保持している。
特開平6-173986号公報
 しかしながら、特許文献1のようなサスペンション装置では、車両の走行中に中間部より後側のリーフスプリングが折損した場合、折損部分より後側のリーフスプリングが回転自在に支持されている部分を中心に回転して、リーフスプリングの折損部分が地面に接触する。そうすると、折損部分より後側のリーフスプリングを支えにして車両が棒高跳び状態となり、車輪が地面から離間してしまう。
 サスペンション装置が車両の前輪側に設けられている場合に、車輪が地面から離間すると、前輪にはステアリング装置およびブレーキ装置が取り付けられているため、操縦できなくなったり、ブレーキが効かなくなったりする懸念がある。一方、サスペンション装置が車両の後輪側に設けられている場合に、車輪が地面から離間すると、ブレーキが効かなくなったり、駆動力を地面に伝えることができなったりする懸念がある。
 本発明は上記従来技術の問題点を解決するためになされたもので、中間部より後側のリーフスプリングが折損した場合に、車輪が地面から離間するのを防止することにより、安全性を向上させたサスペンション装置を提供することを目的とする。
 請求項1に記載の発明は、前後端部が車両のフレームに回転自在に支持され且つ長手方向中間部が車輪に対する取り付け部材に固定されたリーフスプリングと、前記中間部より後側の前記リーフスプリングが折損した場合に、折損した部分より後側の前記リーフスプリングが回転するのを規制する規制手段とを備えることを特徴とするサスペンション装置である。
 請求項1に記載の発明によれば、中間部より後側のリーフスプリングが折損した場合に、折損した部分より後側のリーフスプリングが回転するのを規制して、リーフスプリングの折損した部分が地面に接触するのを防止する。これにより、車両が棒高跳び状態とならず、車輪が地面から離間するのを防止することができる。そのため、車両の安全性を向上させることができる。
 請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記規制手段は、前記中間部より後側の前記リーフスプリングが折損した場合に、前記折損した部分より後側の前記リーフスプリングを支持するステーであることを特徴とする。
 請求項2に記載の発明によれば、中間部より後側のリーフスプリングが折損した場合に、折損した部分より後側のリーフスプリングをステーが支持することにより、折損した部分より後側のリーフスプリングが回転するのを規制して、リーフスプリングの折損した部分が地面に接触するのを防止する。これにより、車両が棒高跳び状態とならず、車輪が地面から離間するのを防止することができる。そのため、車両の安全性を向上させることができる。
 請求項3に記載に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記リーフスプリングの後端部にはアイが形成されており、前記アイが傾動自在に巻き掛けられるピンを備え、前記規制手段は、前記アイに固定された係合部材と、前記ピンに固定された係止部材とを備え、前記中間部より後側の前記リーフスプリングが折損した場合に、前記アイが回転することにより移動する前記係合部材を前記係止部材が係止することを特徴とする。
 請求項3に記載の発明によれば、中間部より後側のリーフスプリングが折損した場合に、係止部材が係合部材を係止して、折損した部分より後側のリーフスプリングが回転するのを規制して、リーフスプリングの折損した部分が地面に接触するのを防止する。これにより、車両が棒高跳び状態とならず、車輪が地面から離間するのを防止することができる。そのため、車両の安全性を向上させることができる。
 請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記フレームに回転自在に支持され、前記リーフスプリングの後端部を回転自在に支持するシャックルと、前記シャックルが所定の角度以上に前記車両の前方に揺動するのを規制するストッパとを備えることを特徴とする。
 請求項4に記載の発明によれば、折損した部分より後側のリーフスプリングがステーに支持された状態が解除されるのを防止して、リーフスプリングの折損した部分が地面に接触するのを防止することができる。
 請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記フレームに回転自在に支持され、前記リーフスプリングの後端部を回転自在に支持するシャックルと、前記シャックルが所定の角度以上に前記車両の後方に揺動するのを規制するストッパとを備えることを特徴とする。
 請求項5に記載の発明によれば、折損した部分より後側のリーフスプリングが係合部材と係止部材とにより回転するのを規制されている状態で、リーフスプリングの重さによってシャックルが所定の角度以上に後方に揺動せず、リーフスプリングの折損した部分が地面に接触するのを防止することができる。
 本発明によれば、中間部より後側のリーフスプリングが折損した場合に、車輪が地面から離間するのを防止することにより、安全性を向上させたサスペンション装置を提供することができる。
サスペンション装置を装着した車両を示す側面図である。 サスペンション装置を示す概略構成図である。 図2におけるIII-III断面図である。 図2におけるXの拡大図である。 リーフスプリングが折損した状態を示す図である。 ステーの変形例を示す図である。 ストッパの変形例を示す図である。 第2の実施形態のサスペンション装置を示す概略構成図である。 図8におけるYの拡大図である。 リーフスプリングが折損した状態を示す図である。
(1)第1の実施形態
 以下、図1~図5を参照して本発明の一実施形態を説明する。図1は実施形態のサスペンション装置100を装着した車両1を示す側面図であり、図2はサスペンション装置100を示す概略構成図である。なお、車両1の前方(図1、図2および図5の左側)が前側であり、車両1の後方(図1、図2および図5の右側)が後側である。
 車両1には、図1に示すように、車両1の上下、前後、左右の極端な揺れや傾きを防止するサスペンション装置100が装着されている。サスペンション装置100は、車両1のフレーム2の下部に、フレーム2に沿って車両1前後方向に架設された1枚のリーフスプリング110を備えている。リーフスプリング110の前端部には、図2に示すように、前端部が上向きに巻かれて円筒状のアイ111が形成されている。また、リーフスプリング110の後端部には、前端部と同様に後端部が上向きに巻かれて円筒状のアイ112が形成されている。リーフスプリング110は、前後端部が回転自在に支持されて架設されている。
 車両1のフレーム2には、リーフスプリング110の前端部付近にフロントブラケット120が取り付けられている。フロントブラケット120は、ピン121を備えている。ピン121には、図示省略したブッシュを介して、リーフスプリング110のアイ111が傾動自在に巻き掛けられている。これにより、リーフスプリング110は、フロントブラケット120を介して、フレーム2に回転自在に支持されている。
 車両1のフレーム2には、リーフスプリング110の後端部付近にリヤブラケット130が取り付けられている。リヤブラケット130は、ピン131を備えている。リヤブラケット130は、図示省略したブッシュを介して、ピン131によりシャックル140を回転自在に支持している。これにより、シャックル140は、リヤブラケット130を介して、フレーム2に回転自在に支持されている。
 シャックル140は、ピン141を備えている。ピン141には、図示省略したブッシュを介して、リーフスプリング110のアイ121が傾動自在に巻き掛けられている。これにより、リーフスプリング110は、リヤブラケット130およびシャックル140を介して、フレーム2に回転自在に支持されている。シャックル140は、揺動することにより、リーフスプリング110が弓状に撓むことによる前後方向の伸び縮みを吸収する。
 リーフスプリング110の長手方向中間部の下面には、車両1の幅方向に延在するアクスル(取り付け部材)3がUボルト150によって固定されている。アクスル3の長手方向両端部には、図1に示すように、左右一対の車輪4が装着されている。このため、車両1が走行した場合や車両1のフレーム2を持ち上げた場合などにリーフスプリング110が弓状に撓む。
 車両1のフレーム2には、図2に示すように、リーフスプリング110の中間部とリーフスプリング110の後端部との間に配置されるステー(規制手段)160が取り付けられている。ステー160の車両1前後方向の取り付け位置は、ステー160の取り付け位置より後側でリーフスプリング110が折損して、折損部分(折損した部分)より後側のリーフスプリング110がステー160に引っ掛からずに垂れ下がった場合であっても、折損部分が地面Gと接触しない位置である。なお、ステー160の車両1前後方向の取り付け位置は、中間部より後側のリーフスプリング110が折損した場合に、折損部分より後側のリーフスプリング110の荷重がステー160にかかることを考慮すると、リーフスプリング110の後端部により近い方が好ましい。
 ステー160は、図3に示すように、平面視でU字状に形成されている。また、ステー160は、リーフスプリング110が最大限撓んだ場合でも、ステー160とリーフスプリング110とが接触しない距離Dとなる大きさに形成されている。ステー160は、リーフスプリング110の下部に、引っ掛かり部161を有している。引っ掛かり部161には、中間部より後側のリーフスプリング110が折損した場合に、折損部分より後側のリーフスプリング110が引っ掛かる。
 ステー160は、図5に示すように、中間部より後側のリーフスプリング110が折損した場合に、折損部分より後側のリーフスプリング110が引っ掛かり部161に引っ掛かり、折損部分より後側のリーフスプリング110をステー160が支持して、折損部分より後側のリーフスプリング110が反時計回りに回転するのを規制する。これにより、折損部分より後側のリーフスプリング110が垂れ下がって、折損部分が地面Gに接触するのを防止する。
 シャックル140には、図4に示すように、ストッパ170が設置されている。ストッパ170は、図5に示すように、フレーム2に取り付けた緩衝部材171に接触して、シャックル140が所定の角度以上に前方に揺動するのを規制する。これにより、折損部分より後側のリーフスプリング110がステー160に支持された状態が解除されるのを防止する。そのため、折損部分より後側のリーフスプリング110がシャックル140により回転自在に支持されている部分から垂れ下がり、リーフスプリング110の折損部分が地面Gに接触するのを防止する。
 所定の角度としては、シャックル140の機能を損なわない角度で、且つ、中間部より後側のリーフスプリング110が折損した場合において、折損部分より後側のリーフスプリング110がステー160に支持された状態が解除されない角度である。所定の角度は、採用される各々のサスペンション装置100によって異なり、例えばステー160の取り付け位置や大きさ、あるいは、シャックル140の取り付け位置や大きさなどによって設定される。
 第1の実施形態では、中間部より後側のリーフスプリング110が折損した場合に、折損部分より後側のリーフスプリング110が回転するのを規制して、折損部分より後側のリーフスプリング110が垂れ下がり、リーフスプリング110の折損部分が地面Gに接触するのを防止する。これにより、車両1が棒高跳び状態とならず、車輪4が地面Gから離間するのを防止することができる。そのため、車両1の安全性を向上させることができる。
(ステーの変形例1)
 図6(A)は、ステー160の変形例を示す図である。図6(A)には、ステー260が示されている。ステー260は、平面視で略L字状に形成されている。ステー260は、引っ掛かり部261を有している。引っ掛かり部261の端部には、リーフスプリング110が引っ掛かり部261に引っ掛かった状態が解除されないように突起部262が形成されている。ステー260によれば、軽量化を図ることができる。
(ステーの変形例2)
 図6(B)は、ステー160の変形例を示す図である。図6(B)には、ステー360が示されている。ステー360は、平面視でL字状に形成されている。ステー360は、引っ掛かり部361を有している。引っ掛かり部361の端部には、図6(A)とは異なり、突起部が形成されていない。ステー360によれば、軽量化を図ることができる。
(ステーの変形例3)
 図6(C)は、ステー160の変形例を示す図である。図6(C)には、ステー460が示されている。ステー460は、平面視でL字状部材が向き合って形成されている。ステー460は、中央部分に空隙が形成された引っ掛かり部461を有している。ステー460によれば、軽量化を図ることができる。
(ステーの変形例4)
 図6(D)は、ステー160の変形例を示す図である。図6(D)には、ステー560が示されている。ステー560は、平面視でU字状に形成されている。ステー560は、ボルト561aとナット561bにより形成された引っ掛かり部561を有している。ステー560によれば、リーフスプリング110の着脱やステー560の着脱などを比較的容易に行うことができる。
(ストッパの変形例1)
 図7(A)は、ストッパ170の変形例を示す図である。図7(A)には、ストッパ270が示されている。ストッパ270は、リヤブラケット130に取り付けられている。ストッパ270は、シャックル140に接触することにより、シャックル140が所定の角度以上に前方に揺動するのを規制する。
(ストッパの変形例2)
 図7(B)は、ストッパ170の変形例を示す図である。図7(B)には、ストッパ370が示されている。ストッパ370は、リヤブラケット130に取り付けられている。ストッパ370は、リーフスプリング110のアイ112に接触することにより、シャックル140が所定の角度以上に前方に揺動するのを規制する。なお、ストッパ370をリヤブラケット130に取り付ける場合に限らず、車両1のフレーム2にストッパ370を取り付けてもよい。
(その他の変形例)
 その他の変形例として、ステー160を紐やチェーンなどで形成した実施形態としてもよい。また、ステー160を車両1のフレーム2に取り付ける場合に限らず、リヤブラケット130に取り付けた実施形態としてもよい。また、中間部より前側のリーフスプリング110を2枚とし、中間部より後側のリーフスプリング110を1枚とした実施形態としてもよい。
(2)第2の実施形態
 次に、第2の実施形態について図8~図10を参照して説明する。第2の実施形態は、上記第1の実施形態のステー160およびストッパ170を変更したものである。したがって、主に変更した部分の構成について説明し、第1の実施形態と同様な構成の説明は省略する。
 サスペンション装置100は、図8に示すように、リーフスプリング110の後端側に配置されている規制機構(規制手段)180およびストッパ470などを備えている。規制機構180は、図9に示すように、係合部材181と、係止部材182とを備えている。
 係合部材181は、リーフスプリング110の後端部のアイ112に固定されている。係合部材181は、中間部より後側のリーフスプリング110が折損した場合に、アイ111が回転することにより移動して係止部材182と係合する。係止部材182は、シャックル140のピン141に固定されている。係止部材182は、中間部より後側のリーフスプリング110が折損した場合に、係合部材181を係止する。
 係合部材181と係止部材182との取り付け位置は、リーフスプリング110が最大限撓んだ場合でも、係合部材181と係止部材182とが接触しない位置で、且つ、中間部より後側のリーフスプリング110が折損した場合に、折損部分が地面Gに接触する前に係合部材181と係止部材182とが接触する位置である。
 規制機構180は、図10に示すように、中間部より後側のリーフスプリング110が折損した場合に、係止部材182が係合部材181を係止して、折損部分より後側のリーフスプリング110が回転するのを規制する。これにより、折損部分より後側のリーフスプリング110が垂れ下がって、折損部分が地面Gに接触するのを防止する。
 シャックル140には、図9に示すように、ストッパ470が設置されている。ストッパ470は、図10に示すように、フレーム2に取り付けた緩衝部材471に接触して、シャックル140が所定の角度以上に後方に揺動するのを規制する。これにより、折損部分より後側のリーフスプリング110が規制機構180により回転するのを規制されている状態で、リーフスプリング110の重さによってシャックル140が所定の角度以上に後方に揺動せず、折損部分が地面Gに接触するのを防止する。
 所定の角度としては、シャックル140の機能を損なわない角度で、且つ、中間部より後側のリーフスプリング110が折損した場合において、折損部分より後側のリーフスプリング110が規制機構180により回転するのを規制されている状態で、折損部分が地面Gに接触しない角度である。所定の角度は、採用される各々のサスペンション装置100によって異なり、例えばリーフスプリング110の形状や重さ、あるいは、シャックル140の取り付け位置や大きさなどによって設定される。
 第2の実施形態では、中間部より後側のリーフスプリング110が折損した場合に、折損部分より後側のリーフスプリング110が回転するのを規制して、折損部分より後側のリーフスプリング110が垂れ下がり、リーフスプリング110の折損部分が地面Gに接触するのを防止する。これにより、車両1が棒高跳び状態とならず、車輪4が地面Gから離間するのを防止することができる。そのため、車両1の安全性を向上させることができる。
(3)その他の実施形態
 次に、その他の実施形態について説明する。その他の実施形態としては、ステー160と、規制機構180とを備えた実施形態としてもよい。また、その他の実施形態としては、ステー160と、規制機構180と、ストッパ170、470とを備えた実施形態としてもよい。これらの実施形態の場合にも、リーフスプリング110の折損部分が地面Gに接触せず、車輪4が地面Gから離間するのを防止し、車両1の安全性を向上させることができる。
 本発明は、車両用のサスペンション装置に利用することができる。
 1…車両、2…フレーム、3…アクスル、4…車輪、
 100…サスペンション装置、 110…リーフスプリング、
 111…アイ、112…アイ、 120…フロントブラケット、
 121…ピン、130…リヤブラケット、 131…ピン、
 140…シャックル、141…ピン、150…Uボルト、
 160…ステー、161…引っ掛かり部、170…ストッパ、
 171…緩衝部材、 180…規制機構、181…係合部材、
 182…係止部材。

Claims (5)

  1.  前後端部が車両のフレームに回転自在に支持され且つ長手方向中間部が車輪に対する取り付け部材に固定されたリーフスプリングと、
     前記中間部より後側の前記リーフスプリングが折損した場合に、折損した部分より後側の前記リーフスプリングが回転するのを規制する規制手段と
     を備えることを特徴とするサスペンション装置。
  2.  前記規制手段は、前記中間部より後側の前記リーフスプリングが折損した場合に、前記折損した部分より後側の前記リーフスプリングを支持するステーであることを特徴とする請求項1に記載のサスペンション装置。
  3.  前記リーフスプリングの後端部にはアイが形成されており、
     前記アイが傾動自在に巻き掛けられるピンを備え、
     前記規制手段は、前記アイに固定された係合部材と、前記ピンに固定された係止部材とを備え、
     前記中間部より後側の前記リーフスプリングが折損した場合に、前記アイが回転することにより移動する前記係合部材を前記係止部材が係止することを特徴とする請求項1または2に記載のサスペンション装置。
  4.  前記フレームに回転自在に支持され、前記リーフスプリングの後端部を回転自在に支持するシャックルと、
     前記シャックルが所定の角度以上に前記車両の前方に揺動するのを規制するストッパと
     を備えることを特徴とする請求項2に記載のサスペンション装置。
  5.  前記フレームに回転自在に支持され、前記リーフスプリングの後端部を回転自在に支持するシャックルと、
     前記シャックルが所定の角度以上に前記車両の後方に揺動するのを規制するストッパと
     を備えることを特徴とする請求項3に記載のサスペンション装置。
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