JP2008143252A - 懸架装置 - Google Patents

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芳治 武田
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Abstract

【課題】車体フレームとサスペンションフレームとの間に設けたテンションバーを効果的に補強した懸架装置を提供する。
【解決手段】サスペンションフレーム24の一側部に設けた連結ブラケット31と、後部車体フレーム13の他側部に設けた連結ブラケット32との間に、サスペンションフレーム24の水平方向の動きを規制するテンションバー33を、軸部材34,35により、それぞれ回動自在に連結する。テンションバー33は、長尺に形成した円柱形状のバー本体41の側面に、一端部から他端部にわたって軸方向に沿って角柱形状の補強部材46,47を溶接付けしたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、車体フレームにサスペンションフレームが上下方向揺動自在に軸支された懸架装置に関する。
図6に示されるように、アーティキュレート式ダンプトラックでは、車体フレーム(後部フレーム)1にサスペンションフレーム(揺動アーム)2を上下方向揺動自在に軸支し、このサスペンションフレーム2により上下動自在に設けられた車軸3を、緩衝器(図示せず)により弾力的に支持し、車体フレーム1とサスペンションフレーム2との間に、サスペンションフレーム2の水平方向(左右方向)の動きを規制するテンションバー(ラテラルロッド)4を回動自在に連結した懸架装置を備えている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−137614号公報(第2頁、図6)
このように車体フレーム1とサスペンションフレーム2との間に設けられたテンションバー4には、車両後進時に後方の障害物から大きな力が加わる場合があり、そのような場合は、従来のテンションバー4では強度不足により曲げ変形するおそれがある。
この場合、テンションバー4と車体フレーム1およびサスペンションフレーム2との連結部に大きな負荷が作用し、車体フレーム1に対するサスペンションフレーム2の作動が円滑に行なわれなくなるおそれがあり、走行安定性が低下する問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、車体フレームとサスペンションフレームとの間に設けられたテンションバーを効果的に補強した懸架装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載された発明は、車体フレームに先端側が上下方向揺動自在に軸支されるとともに後端側に車軸が取付けられたサスペンションフレームと、車軸を弾力的に支持する緩衝器と、サスペンションフレームの後端側と車体フレームとの間に回動自在に連結されサスペンションフレームの水平方向の動きを規制するテンションバーとを具備し、テンションバーは、長尺に形成された円柱形状のバー本体と、バー本体の側面に軸方向に沿って配置された角柱形状の補強部材と、バー本体と補強部材とを円柱形状と角柱形状との間に生じる隙間を開先角として溶接付けした溶接付け部とを備えた懸架装置である。
請求項2に記載された発明は、請求項1記載の懸架装置における補強部材が、バー本体の中心で交差された複数の線上に位置する複数の面にそれぞれ配置されたものである。
請求項3に記載された発明は、請求項2記載の懸架装置における補強部材が、バー本体の90°位置にそれぞれ取付けられたものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1乃至3のいずれか記載の懸架装置における補強部材が、少なくともバー本体の後側面に取付けられたものである。
請求項1に記載された発明によれば、テンションバーは、バー本体の側面に軸方向に沿って補強部材を溶接付け部により一体化した剛体構造であるから、テンションバーの強度を向上でき、従来のテンションバーの曲げ変形を防止でき、このテンションバーと車体フレームおよびサスペンションフレームとの連結部に作用する負荷を軽減できるので、車体フレームに対するサスペンションフレームの円滑な上下方向作動を確保でき、走行安定性を向上できる。特に、円柱形状のバー本体と角柱形状の補強部材との間には強固な溶接をするのに適した開先角が形成されるので、この間に形成された溶接付け部によりバー本体と補強部材とを確実にかつ容易に一体化でき、テンションバーの強度を効果的に補強した懸架装置を提供できる。
請求項2に記載された発明によれば、バー本体の中心で交差された複数の線上に位置する複数の面にそれぞれ配置された複数の補強部材により、多方向からの外力に対するテンションバーの曲げ強度を高めることができる。
請求項3に記載された発明によれば、バー本体の90°位置に補強部材をそれぞれ取付けることにより、最も少ない補強部材により、多方向からの外力に対するテンションバーの曲げ強度を高めることができる。
請求項4に記載された発明によれば、バー本体の後側面に取付けられた補強部材により、車両後進時の障害物などから作用する直接的な衝撃からバー本体を保護できる。
以下、本発明を、図1乃至図5に示された一実施の形態を参照しながら詳細に説明する。
図2に示されるように、アーティキュレート式ダンプトラック11は、後輪12を備えた車体フレームとしての後部車体フレーム13に対して、前輪14を備えた前部車体フレーム15が、図示されない屈曲軸を介して水平方向に屈曲可能に連結されている。
後部車体フレーム13の後部上には、図1に示されるようにダンプ軸16を介してベッセル17がダンプ回動自在に軸支され、図2に示されるように後部車体フレーム13の前部とベッセル17との間に設けられたダンプ用シリンダ18により、ベッセル17のダンプ動作がなされる。
図3は、各後輪12の懸架装置21を示し、後部車体フレーム13の下面2箇所に、それぞれ、取付ブラケット22を介してピン23によりA形のサスペンションフレーム24の先端側の取付板25が上下方向揺動自在に軸支され、これらのサスペンションフレーム24の後端側の下側に取付けられた車軸26が、先端部のピン23を支点にそれぞれ上下動自在に設けられている。
これらの各車軸26の両端部には各車軸26を弾力的に支持する緩衝器としてのサスペンションシリンダ(ショックアブソーバ)27が設けられている。これらのサスペンションシリンダ27の上部は、左右部において、前後のものが、後部車体フレーム13に中央部を軸支された揺動体(図示せず)の前後両端部にそれぞれ連結されている。
図1および図3に示されるように、各サスペンションフレーム24の一側部の後端側にそれぞれ設けられた連結ブラケット31と、後部車体フレーム13の他側部に設けられた連結ブラケット32との間に、サスペンションフレーム24の水平方向の動きを規制するテンションバー33が、軸部材34,35により、それぞれ回動自在に連結されている。
図4および図5に示されるように、各テンションバー33は、長尺に形成された円柱形状のバー本体41の一端部および他端部に円環状のボス部42,43が溶接付け部44,45により一体に設けられ、バー本体41の側面には一端部から他端部にわたって軸方向に沿って角柱形状の補強部材46,47が配置され、バー本体41とこれらの補強部材46,47とが、それらの円柱形状と角柱形状との間に生じる隙間を開先角として溶接付けをした溶接付け部48,49により一体化されている。
図5に示されるように、補強部材46,47は、バー本体41の中心で交差された複数の線上に位置する複数の面にそれぞれ配置されている。
すなわち、補強部材46,47は、バー本体41の90°位置にそれぞれ取付けられ、一方の補強部材46は、バー本体41の後側面に取付けられ、他方の補強部材47は、バー本体41の上面に取付けられている。
補強部材46,47の一端部には、サスペンションフレーム24およびその連結ブラケット31との干渉防止のための斜面部46a,47aがそれぞれ形成され、補強部材46,47の他端部には、後部車体フレーム13およびその連結ブラケット32との干渉防止のための斜面部46b,47bがそれぞれ形成されている。
次に、図示された実施の形態の作用効果を説明する。
各テンションバー33は、図1に示されるように左右方向へ傾斜状に配置され、そのバー本体41の一端部のボス部42を、軸部材34によりサスペンションフレーム24の連結ブラケット31に回動自在に連結し、バー本体41の他端部のボス部43を、軸部材35により後部車体フレーム13の連結ブラケット32に回動自在に連結する。
このように後部車体フレーム13に連結された左右方向長尺のテンションバー33により、サスペンションフレーム24の左右方向への動きが規制されるとともに、路面の凹凸などにより車軸26に作用する上下方向の衝撃は、サスペンションシリンダ27により吸収される。
テンションバー33は、バー本体41の側面に軸方向に沿って補強部材46,47を溶接付け部48,49により一体化した剛体構造であるから、テンションバー33の強度を向上でき、従来のテンションバー33の曲げ変形を防止でき、このテンションバー33と後部車体フレーム13およびサスペンションフレーム24との連結部に作用する負荷を軽減できるので、後部車体フレーム13に対するサスペンションフレーム24の円滑な上下方向作動を確保でき、走行安定性を向上できる。
特に、円柱形状のバー本体41と角柱形状の補強部材46,47との間には強固な溶接をするのに適した開先角が形成されるので、開先加工をしなくても、これらの間に形成された溶接付け部48,49によりバー本体41と補強部材46,47とを確実にかつ容易に一体化でき、テンションバー33の強度を効果的に補強した懸架装置21を提供できる。
バー本体41の中心で交差された複数の線上に位置する複数の面にそれぞれ配置された複数の補強部材46,47により、多方向からの外力に対するテンションバー33の曲げ強度を高めることができる。
特に、バー本体41の90°位置に補強部材46,47をそれぞれ取付けることにより、最も少ない補強部材46,47により、多方向からの外力に対するテンションバー33の曲げ強度を高めることができる。
バー本体41の後側面に取付けられた補強部材46により、車両後進時に障害物などがこの補強部材46に接触しても、直接的な衝撃からバー本体41を保護できる。
なお、図3の2つのサスペンションフレーム24,24の間に示された前側のテンションバー33は、図6に示された従来のテンションバー4と同様の丸棒状のままでも良い。
本発明は、アーティキュレート式ダンプトラック11などの車両の懸架装置として利用可能である。
本発明に係る懸架装置の一実施の形態を示す車両後方からの斜視図である。 同上懸架装置を備えたアーティキュレート式ダンプトラックの斜視図である。 同上懸架装置の分解斜視図である。 同上懸架装置のテンションバーを示す正面図である。 図4のV−V線断面図である。 従来の懸架装置を示す斜視図である。
符号の説明
13 車体フレームとしての後部車体フレーム
21 懸架装置
24 サスペンションフレーム
26 車軸
27 緩衝器としてのサスペンションシリンダ
33 テンションバー
41 バー本体
46,47 補強部材
48,49 溶接付け部

Claims (4)

  1. 車体フレームに先端側が上下方向揺動自在に軸支されるとともに後端側に車軸が取付けられたサスペンションフレームと、
    車軸を弾力的に支持する緩衝器と、
    サスペンションフレームの後端側と車体フレームとの間に回動自在に連結されサスペンションフレームの水平方向の動きを規制するテンションバーとを具備し、
    テンションバーは、
    長尺に形成された円柱形状のバー本体と、
    バー本体の側面に軸方向に沿って配置された角柱形状の補強部材と、
    バー本体と補強部材とを円柱形状と角柱形状との間に生じる隙間を開先角として溶接付けした溶接付け部と
    を備えたことを特徴とする懸架装置。
  2. 補強部材は、
    バー本体の中心で交差された複数の線上に位置する複数の面にそれぞれ配置された
    ことを特徴とする請求項1記載の懸架装置。
  3. 補強部材は、
    バー本体の90°位置にそれぞれ取付けられた
    ことを特徴とする請求項2記載の懸架装置。
  4. 補強部材は、
    少なくともバー本体の後側面に取付けられた
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の懸架装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012082022A1 (en) * 2010-12-17 2012-06-21 Volvo Lastvagnar Ab Frame-steered vehicle
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WO2024059435A1 (en) * 2022-09-14 2024-03-21 Caterpillar Inc. Suspension connection weldment

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