JP2005075017A - サスペンション装置 - Google Patents

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Takashi Nomura
隆 野村
Takashi Sasaki
隆 佐々木
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Abstract

【課題】リーフスプリングが折損しても車両の直進性を保持できるサスペンション装置を提供する。
【解決手段】前後端部がサイドレール1に枢支され且つ長手方向中間部にアクスル5を締結したリーフスプリング7と、アクスル5よりも前方F側でリーフスプリング7の車両外方寄りの側面に向き合うようにサイドレール1に設けたガイド18と、リーフスプリング7に上向きに設けた凹状のリーフ側ストッパ19と、サイドレール1に下向きに設けた凸状のフレーム側ストッパ20とを備え、折損に起因したリーフスプリング7の車両外方側への片寄りをガイド18によって規制し、リーフ側ストッパ19をフレーム側ストッパ20に嵌合させて、アクスル5を拘束する。
【選択図】図1

Description

本発明はシングルリーフ構造のサスペンション装置に関するものである。
図6は従来のシングルリーフ構造のサスペンション装置の一例を、また、図7及び図8はシングルリーフ構造のサスペンション装置を用いたシャシフレームを示すものであり、図中、1はサイドレール、2はクロスメンバ、3は前輪、4は後輪、5,6はアクスル、7,8はリーフスプリングを表わしている。
リーフスプリング7は、板ばね材の前方F側の端部と後方A側の端部に、これらの部位を上向きに巻いたアイ9,10を形成したものである。
サイドレール1には、アイ9,10に対応するようにブラケット11,12が取り付けられている。
前方F側のブラケット11には、リーフスプリング7のアイ9がピン13によって枢支され、後方A側のブラケット12には、シャックル14の上端部がピン15によって枢支されている。
シャックル14の下端部には、リーフスプリング7のアイ10がピン16によって枢支され、リーフスプリング7の撓みに伴うアイ9,10の間隔の拡縮を、シャックル14の変位で許容するようになっている。
更に、リーフスプリング7の前後方向中間部の下面には、アクスル5がUボルト17によって締結されている。
また、リーフスプリング7に相当するシングルテーパリーフが折損した場合の安全確保を図るための手段が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、ステンレス鋼などの薄板よりなるベルト状部材の一端部を、シングルテーパリーフの前方側の目玉部分(アイ)の内側面と当該目玉部分に圧入したブッシュの外周面で挾持し、ベルト状部材の他端部を、シングルテーパリーフの前後方向中間部付近にボルトで締結している。
つまり、前方側の目玉部分(前端枢支部位)からアクスル締結部位までの間でシングルテーパリーフが折損した際には、当該アクスル締結部位の後方側への移動をベルト状部材により阻止し、車両の直進性を保持する。
特開平6−173986号公報
しかしながら、リーフスプリング7として前記シングルテーパリーフ及びベルト状部材を組み込んだ車両が岩石などの障害物に乗り上げると、図8に示すように、前方F側寄り部分でシングルテーパリーフが折損し且つベルト状部材が破断してリーフスプリング7の前方F側の支持点が失われ、このリーフスプリング7が車両外方側へ片寄り、アクスル5の締結部位が後方A側へ移動して、車両の直進性を保持できなくなることが懸念される。
本発明は上述した実情に鑑みてなしたものであり、リーフスプリングが折損しても車両の直進性を保持できるサスペンション装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、前後端部がシャシフレームに枢支され且つ長手方向中間部にアクスルを締結したリーフスプリングと、シャシフレームに付帯し且つリーフスプリングの車両外方寄りの側面に向き合うガイドと、リーフスプリングに上向きに設けたリーフ側ストッパと、シャシフレームに下向きに設けられ且つリーフ側ストッパが嵌合可能なフレーム側ストッパとを備えている。
請求項2に記載の発明は、シャシフレームに対するガイドの位置を、アクスル締結部位よりも前方でリーフスプリングの車両外方寄りの側面に向き合うように設定している。
請求項3に記載の発明は、フレーム側ストッパを凸状に形成し、リーフ側ストッパをフレーム側ストッパが嵌合可能な凹状に形成している。
請求項4に記載の発明は、リーフ側ストッパを凸状に形成し、フレーム側ストッパをリーフ側ストッパが嵌合可能な凹状に形成している。
請求項5に記載の発明は、リーフ側ストッパを凸状に形成し、フレーム側ストッパにリーフ側ストッパが嵌合可能な孔を形成している。
本発明においては、シャシフレームに付帯しているガイドが折損したリーフスプリングの車両外方側への片寄りを規制し、リーフ側ストッパをフレーム側ストッパに嵌合させて、アクスルを拘束する。
本発明のサスペンション装置によれば、リーフ側ストッパがフレーム側ストッパに嵌合して、アクスルの後方側への移動を阻止するので、リーフスプリングが折損しても車両の直進性を保持できる、という優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態を図示例とともに説明する。
図1乃至図3は本発明のサスペンション装置の実施の形態の第1の例を示すものであり、図中、図6と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
このサスペンション装置は、アクスル5の締結部位よりも前方F側でリーフスプリング7の車両外方寄りの側面に相対するようにサイドレール1(シャシフレーム)の外側面に取り付けたガイド18と、アクスル5の締結部位に対応するようにリーフスプリング7の上面に装着したリーフ側ストッパ19と、該リーフ側ストッパ19に向き合うように前記サイドレール1に装着したフレーム側ストッパ20とを備えている。
リーフ側ストッパ19は、上向きの凹状(すり鉢状)に形成され、フレーム側ストッパ20は、下方に向かって外径が漸減し、リーフ側ストッパ19に嵌合可能な凸状(短円柱状)に形成されている。
リーフスプリング7は、ばね鋼を素材としたものであってもよいし、あるいは車両前後方向に縦通する金属繊維を主な補強材としたFRP構造のものであってもよい。
図1乃至図3に示すサスペンション装置においては、リーフスプリング7がアクスル5の締結部位よりも前方F側で折損した際には、サイドレール1に付帯しているガイド18が当該リーフスプリング7の車両外方側への片寄りを規制する。
これにより、リーフ側ストッパ19がフレーム側ストッパ20に嵌合して、アクスル5の後方A側への移動を阻止し、車両の直進性を保持することができる。
また、リーフスプリング7がアクスル5の締結部位よりも後方A側で折損した際にも、リーフ側ストッパ19がフレーム側ストッパ20に嵌合して、アクスル5の後方A側への移動を阻止し、車両の直進性を保持することができる。
図4は本発明のサスペンション装置の実施の形態の第2の例を示すものであり、図中、図1乃至図3と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
このサスペンション装置では、前述したリーフ側ストッパ19及びフレーム側ストッパ20(図1参照)に代えて、リーフスプリング7の上面にリーフ側ストッパ21を装着し、サイドレール1にフレーム側ストッパ22を、リーフ側ストッパ21に向き合うように装着している。
リーフ側ストッパ21は、上方に向かって外径が漸減する凸状(短円柱状)に形成され、フレーム側ストッパ22は、リーフ側ストッパ21に嵌合可能な下向きに凹状(上下が反転したすり鉢状)に形成されている。
図4に示すサスペンション装置においても、図1乃至図3に示すものと同様に、リーフスプリング7がアクスル5の締結部位よりも前方F側で折損した際には、サイドレール1に付帯しているガイド18が当該リーフスプリング7の車両外方側への片寄りを規制する。
これにより、リーフ側ストッパ21がフレーム側ストッパ22に嵌合して、アクスル5の後方A側への移動を阻止し、車両の直進性を保持することができる。
また、リーフスプリング7がアクスル5の締結部位よりも後方A側で折損した際にも、リーフ側ストッパ21がフレーム側ストッパ22に嵌合して、アクスル5の後方A側への移動を阻止し、車両の直進性を保持することができる。
図5は本発明のサスペンション装置の実施の形態の第3の例を示すものであり、図中、図1乃至図4と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
このサスペンション装置では、前述したリーフ側ストッパ19及びフレーム側ストッパ20(図1参照)に代えて、リーフスプリング7の上面にリーフ側ストッパ23を装着し、サイドレール1にフレーム側ストッパ24を、リーフ側ストッパ23に向き合うように装着している。
リーフ側ストッパ23は、上方に向かって外径が漸減する凸状(短円柱状)に形成されている。
フレーム側ストッパ24は、リーフ側ストッパ23が嵌合可能な孔25を有する環状に形成され、また、サイドレール1の下側フランジには、孔25に同軸に連なる開口が穿設されている。
図5に示すサスペンション装置においても、図1乃至図4に示すものと同様に、リーフスプリング7がアクスル5の締結部位よりも前方F側で折損した際には、サイドレール1に付帯しているガイド18が当該リーフスプリング7の車両外方側への片寄りを規制する。
これにより、リーフ側ストッパ23がフレーム側ストッパ24に嵌合して、アクスル5の後方A側への移動を阻止し、車両の直進性を保持することができる。
また、リーフスプリング7がアクスル5の締結部位よりも後方A側で折損した際にも、リーフ側ストッパ23がフレーム側ストッパ24に嵌合して、アクスル5の後方A側への移動を阻止し、車両の直進性を保持することができる。
なお、本発明のサスペンション装置は、上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において変更を加え得ることは勿論である。
本発明のサスペンション装置は、様々な車種に適用することができる。
本発明のサスペンション装置の実施の形態の第1の例を示す左側面図である。 図1におけるガイドとリーフスプリングの位置関係を示す横断面図である。 図1におけるガイドとリーフスプリングの位置関係を示す平面図である。 本発明のサスペンション装置の実施の形態の第2の例を示す左側面図である。 本発明のサスペンション装置の実施の形態の第3の例を示す左側面図である。 従来のサスペンション装置の実施の形態の一例を示す左側面図である。 図6に関連するシャシフレームの平面図である。 図6におけるリーフスプリングが折損した状態を示す平面図である。
符号の説明
1 サイドレール(シャシフレーム)
5 アクスル
7 リーフスプリング
18 ガイド
19 リーフ側ストッパ
20 フレーム側ストッパ
21 リーフ側ストッパ
22 フレーム側ストッパ
23 リーフ側ストッパ
24 フレーム側ストッパ
25 孔

Claims (5)

  1. 前後端部がシャシフレームに枢支され且つ長手方向中間部にアクスルを締結したリーフスプリングと、シャシフレームに付帯し且つリーフスプリングの車両外方寄りの側面に向き合うガイドと、リーフスプリングに上向きに設けたリーフ側ストッパと、シャシフレームに下向きに設けられ且つリーフ側ストッパが嵌合可能なフレーム側ストッパとを備えてなることを特徴とするサスペンション装置。
  2. シャシフレームに対するガイドの位置を、アクスル締結部位よりも前方でリーフスプリングの車両外方寄りの側面に向き合うように設定した請求項1に記載のサスペンション装置。
  3. フレーム側ストッパを凸状に形成し、リーフ側ストッパをフレーム側ストッパが嵌合可能な凹状に形成した請求項1あるいは請求項2のいずれかに記載のサスペンション装置。
  4. リーフ側ストッパを凸状に形成し、フレーム側ストッパをリーフ側ストッパが嵌合可能な凹状に形成した請求項1あるいは請求項2のいずれかに記載のサスペンション装置。
  5. リーフ側ストッパを凸状に形成し、フレーム側ストッパにリーフ側ストッパが嵌合可能な孔を形成した請求項1あるいは請求項2のいずれかに記載のサスペンション装置。
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