JP2006281971A - トーションビーム式リヤサスペンション - Google Patents

トーションビーム式リヤサスペンション Download PDF

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Abstract

【課題】 スプリングシートをトレーリングアームだけでなくトーションビームとに担わせた場合に、トーションビームの端部に発生する虞のある応力集中を緩和することのできるトーションビーム式リヤサスペンションを提供する。
【解決手段】 スプリングシート6は、その後縁と車幅方向内側縁とに亘って延びる縦フランジ13を有し、前後方向に延びる第1フランジ部分14の前端縁のうち、その上部がトーションビーム3に溶接され、第1フランジ部分14の前端縁の下部はトーションビーム3に対して溶接されていない。また、スプリングシート6のコイルスプリング8の取付座を構成する底壁7の前端縁はフランジ無しであり、また、トーションビーム3に対して溶接されていない。
【選択図】 図3

Description

本発明はトーションビーム式リヤサスペンションに関するものである。
トーションビーム式サスペンションは、車幅方向に延びるトーションビームと、車体前後方向に延びる左右一対のアームとを備え、アームの長手方向中央部分にトーションビームの端を連結した構造を有する。トーションビーム式サスペンションは、典型的は小型FF車のリヤサスペンションに多く採用されており、この場合には、一般的に、特許文献1に開示のように、アームの前端を車体に連結し、アームの後端に車輪を取り付けたトレーリングアーム式が採用されており、また、コイルスプリングが組み付けられる。そして、このコイルスプリングを搭載するために、トレーリングアームとトーションビームとの間のコーナ部分にスプリングシートが配設される。このスプリングシートはトレーリングアームに固定されるのが一般的である(特許文献2)。
2001−321846号公報 2004−34866号公報
車両の走行性能はいわゆる足回りの剛性によって大きく左右される。したがって、トーションビーム式サスペンションで足回りの剛性を高めようとする場合には、スプリングシート及びこれを支持するトレーリングアームの剛性を高める必要があるが、自ずと限界がある。また、不用意にスプリングシートやトレーリングアームの剛性を高めた場合には、トーションビーム及び左右一対のトレーリングアームからなるトーションビーム式サスペンションのバランスを損なってしまう虞がある。
他方、スプリングシートの支持剛性を高めるのに、スプリングシートをトレーリングアームと共にトーションビームにも担わせることも考えられる。しかし、トーションビーム式サスペンションではトーションビームが主要なサスペンション機能を担っているため、トーションビームにスプリングシートを固定することはトーションビームの機能を損なう虞があるだけでなく、トーションビームの端部に応力集中が発生する虞がある。
本発明の目的は、スプリングシートをトーションビームにも担わせることで、スプリングシートやトレーリングアームの剛性を高めることなく、コイルスプリングに対するスプリングシートの支持剛性を向上させるようにした場合に、トーションビームの端部に発生する虞のある応力集中を緩和することのできるトーションビーム式リヤサスペンションを提供することにある。
かかる技術的課題は、本発明によれば、
車体前後方向に延び、前端が車体に対して上下に揺動可能に支持され、後端で後輪を回転自在に支持する左右一対のトレーリングアームと、
車幅方向に延在して、その長手方向各端が前記トレーリングアームの前後方向中央部分に連結され、中空パイプを押圧することにより閉断面且つ異形断面の形状を備えたトーションビームと、
該トーションビームの長手方向端部と前記トレーリングアームの後部分とのコーナ部分に配設され、コイルスプリングを取り付ける座を構成するスプリングシートと、
該スプリングシートの車幅方向内側に設けられ、前記トーションビームの後側面に対向して上下方向に延びる縦フランジとを有し、
前記スプリングシートの前記トレーリングアームに対向する部位のほぼ全領域が前記トレーリングアームに固定され、また、前記スプリングシートの前記トーションビームに対向する部位のうち前記縦フランジが前記トーションビームに固定され、該縦フランジを除く部位が前記トーションビームに対して非固定であることを特徴とするトーションビーム式リヤサスペンションを提供することにより達成される。
すなわち、本発明によれば、スプリングシートの車幅方向内側、つまりトレーリングアームから車幅方向内方に離間した部位に上下方向に延びる縦フランジを設け、この縦フランジをトーションビームに固定する一方で、このトーションビームに対向するスプリングシートの他の部位はトーションビームに対して非固定つまりトーションビームに固定しない構造を採用してある。
このような構成を採用することにより、スプリングシートをトレーリングアームだけでなくトーションビームにも担わせることができるため、スプリングシートやトレーリングアームの剛性を高めるまでもなく、コイルスプリングに対するスプリングシートの支持剛性を高めることができる。また、トーションビームに対向するスプリングシートの部位のうち、トーションビームを上下に横断する方向に延びる縦フランジだけをトーションビームに固定し、他の部位をトーションビームに対して非固定としてあるため、トーションビームの動作に対してスプリングシートを固定することによる悪影響を低減することができる。
本発明の好ましい実施の形態では、縦フランジが、スプリングシートの車幅方向内側部分を上方に折り曲げることにより形成され、縦フランジの前端部分が前方に向けて車幅方向外方に傾斜した形状を有し、該傾斜した部分でトーションビームに固定されている。この好ましい実施の形態は、トレーリングアームを平面視したときに、車幅方向外方に向けて凹をなす湾曲した形状を備えたトレーリングアームと組み合わせて採用するのがよい。これによれば、トレーリングアームの動きがスプリングシートを介してトーションビームに悪影響を及ぼすのを低減することができる。
本発明の好ましい実施の形態では、縦フランジの前端縁が、トーションビームの後側面の上下に亘って当接する形状を有し、縦フランジの前端縁の上部分が前記トーションビームに固定され、縦フランジの前端縁の下部分がトーションビームに対して非固定である。これによれば、トーションビームを上下に横断するようにして延びる縦フランジの上部だけがトーションビームに固定されるため、スプリングシートをトーションビームに固定することに伴う影響を限定的にすることができる。このトーションビームに固定する縦フランジの上部分は、好ましくは、トーションビームの上面に乗り上げているのがよい。これによれば、スプリングシートがトーションビームの上に引っ掛けた状態で固定されることになるため、トーションビームによるスプリングシートの支持を確かなものにすることができる。
以下に、添付の図面に基づいて本発明の好ましい実施例を説明する。
図1は、車両の後輪に適用されたトーションビーム式サスペンションの右端部の略平面図である。トーションビーム式リヤサスペンション1は、車体前後方向に延びる左右一対のトレーリングアーム2と、車幅方向に延びるトーションビーム3とを有し、トーションビーム3の長手方向中央部分2aにトレーリングアーム2の各端を溶接することにより、トーションビーム3の両端に一対のトレーリングアーム2を連結した構造を有している。
特許文献1(2001−321846号公報)に開示の構造と同様に、トーションビーム3は、中空パイプを押圧することにより形成された閉断面且つ異形断面を備えている。この異形断面の形状は、例えば下方に向けて開放したU字形であり、トーションビーム3の長手方向端部では、U字形断面の開口が大きく開いた形状を有し、トーションビーム3の長手方向中央部分では、U字形端面の開口が狭められた形状を有している。すなわち、トーションビーム3は、平面視したときに、長手方向中央部分から端部に向かうに従って徐々に幅広となる形状を有し、また、トーションビーム3の長手方向端は、その後端が前端に比べて車幅方向外方に位置するように傾斜した形状を有している。つまり、トーションビーム3の長手方向端は、その前端に比べて後端の方がトレーリングアーム2と重なり合う量が多くなるように設計されている。
車体前後方向に延びるトレーリングアーム2は、その前端にアイ4を有し、アイ4は図外のブッシュを介して車体に揺動可能に支持される。トレーリングアーム2は、その後端にブラケット5を更に有し、このブラケット5を介して車輪(図示せず)が回転自在に支持される。
トレーリングアーム2は、図1から理解できるように、平面視で車幅方向外方に向けて凹となる湾曲した形状を有する。すなわち、トレーリングアーム2は、平面視したときに、アイ4から中央部分2aの前端までの前部分2bがアイ4から中央部分2aに向けて車幅方向内方に傾斜して延び、また、中央部分2aはその前端から後端に向けて車幅方向外方に若干傾斜して延び、更に、中央部分2aの後端からブラケット5までの後部分2cが中央部分2aからブラケット5に向けて車幅方向外方に大きく傾斜して延びる形状を有している。図2は、トーションビーム式サスペンション1を後方から見た図であり、この図2から分かるように、トレーリングアーム2は、中央部分2aからブラケット5に向けて上方に傾斜して延びる形状を有している。
トーションビーム式リヤサスペンション1は、トレーリングアーム2の後部分2cとトーションビーム3の長手方向各端部との間のコーナ部分にスプリングシート6が配設されている。
スプリングシート6は鋼板をプレス成形することにより形作られており、スプリングシート6は底壁7を有する。トーションビーム式リヤサスペンション1はコイルスプリング8を含み、このコイルスプリング8の取付座は、底壁7のほぼ水平に広がる主底壁部分7aの後部に設けられている。
底壁7は、屈曲線つまりビード9によって主底壁部分7aから区画された傾斜部分7bを有し、傾斜部分7bは、トレーリングアーム2の後端部分に対向して位置している。すなわち、屈曲線(ビード)9は、車体前後方向に真っ直ぐに延び、その前端は、トレーリングアーム2の後部分2cの長手方向中間部分で合流している。スプリングシート6の傾斜部分7bは、このビード9から車幅方向外方に向けて斜め上方に延び、その車幅方向外端縁はトレーリングアーム2に当接している。
前述したようにコイルスプリング8の取付座は、スプリングシート6の底壁7の後部分に設けられているが、この底壁7の後部分は、トレーリングアーム2に固定される傾斜部分7b及びビード9によって実質的に剛性が高められている。したがって、他の補強部材を用意しなくても、スプリングシート6のコイルスプリング8に対する支持剛性を確保することができる。
スプリングシート6は、車幅方向外側縁はフランジ無しであり、この車幅方向外側縁は、そのほぼ全領域でトレーリングアーム2に溶接されている。すなわち、スプリングシート6の傾斜部分7bを含む底壁7の車幅方向外側縁10はトレーリングアーム2の後部分2cの側面に沿った形状を有し、このスプリングシート6の外側縁10は、その全域に亘ってトレーリングアーム2に溶接されている。このスプリングシート6がトレーリングアーム2に溶接される車幅方向外側縁がフランジ無しであるため、スプリングシート6をトレーリングアーム2に溶接することに伴ってスプリングシート6がトレーリングアーム2の動きを阻害するのを低減することができる。
スプリングシート6は、後縁11と車幅方向内側縁12とに亘って延びる縦フランジ13を有する。すなわち、縦フランジ13は、底壁7の内側縁に沿って前後方向に延びる第1フランジ部分14と、主底壁部分7a及び傾斜部分7bの後縁11に沿って車幅方向に延びる第2フランジ部分15とを有し、この第1、第2のフランジ部分14、15は連続しており、スプリングシート6を上方に屈曲させることにより形成されている。
車体前後方向に延びる第1フランジ部分14は、その高さ寸法が比較的小さく、他方、スプリングシート6の後端部分に位置して車幅方向に延びる第2フランジ部分15は、その高さ寸法が比較的大きく設定されている。すなわち、スプリングシート6は、トーションビーム3に隣接する部位の剛性が相対的に低く、他方、コイルスプリング8の取付座に隣接する部位の剛性が相対的に高くなるように設計されている。
底壁7の内側縁に沿って車体前後方向に延びる第1フランジ部分14は、その高さ寸法が比較的低く作られており、この第1フランジ部分14の前端部分14aつまりトーションビーム3に隣接した部分は上方且つ前方に延びて、その前端縁がトーションビーム3と当接する形状を有している。すなわち、第1フランジ14の前端部分14aは、その上縁を上方に拡大した形状を有し、その前端縁は、トーションビーム3の後側面に沿って切欠いた湾曲形状を有する。この第1フランジ14の前端縁は、その上部つまり図2、図3に楕円で囲んだ部位Xがトーションビーム3に溶接により固定され、これよりも下部はトーションビーム3に対して非固定である。
第1フランジ14の前端縁は、その上部がトーションビーム3に溶接されているが、このトーションビーム3に溶接される上部は、前方に向けて車幅方向外方に傾斜して延びており、この延び方向L1は、トレーリングアーム2のアイ4の軸線L2つまりトレーリングアーム2の揺動軸線と直交する仮想線L3とほぼ平行であるのが好ましい。また、第1フランジ14の前端縁は、その上部がトーションビーム3の上面に乗り上げる形状を有しているのが好ましい。これによれば、スプリングシート6がトーションビーム3の上に引っ掛けた状態で固定されることになるため、トーションビーム3によるスプリングシート6の支持を確かなものにすることができる。
スプリングシート6の主底壁部分7aの前端縁はフランジ無しであり、トレーリングアーム2の長手方向端部に沿って車幅方向に延びている。この主底壁部分7aの前端縁16は、好ましくは、トレーリングアーム2から若干離間して位置するのがよく、この実施例では、スプリングシート6とトレーリングアーム2との間に、トレーリングアーム2に沿って延びる細長い隙間17が形成されている。
スプリングシート6の内側縁及び後端縁に沿って形成された縦フランジ13について更に説明すると、この縦フランジ13は、比較的高さ寸法が小さい第1フランジ部分14に連続する第2フランジ部分15は、高さ寸法が比較的大きい。そして、この第2フランジ部分15の車幅方向外端縁は、トレーリングアーム2の側面に対向して位置し、このトレーリングアーム2の側面に沿った湾曲形状に形成されている。すなわち、第2フランジ部分15の車幅方向外端縁はフランジ無しであり、この第2フランジ部分15の車幅方向外端縁がトレーリングアーム2に溶接されている。
図中、参照符号18はダンパ取付ブラケットを示し、ダンパ取付ブラケット18は、第2フランジ17の車体後方面に溶接されている。このダンパ取付ブラケット18にはチューブ式ダンパ19が取り付けられる。
上記のトーションビーム式リヤサスペンション1は、好ましい形態として、スプリングシート6の前端部分つまり主底壁部分7aの前端部分に、剛性を低下させるための手段として開口20を設けるのが好ましく、この開口20はトーションビーム3の長手方向と略平行に車幅方向に延びているのがよい。
トーションビーム式サスペンションは、トーションビーム3の一端から他端まで効果的に機能させるのが好ましいことは言うまでもない。実施例のリヤサスペンション1にあっては、スプリングシート6を折り曲げることにより形成された縦フランジ13を使って、この縦フランジ13の上下方向に延びる前端縁をトーションビーム3に溶接することにより固定するようにしてあるため、トーションビーム3の捻れ変形などに及ぼす悪影響を低減することができる。勿論、スプリングシート6をトレーリングアーム2だけでなくトーションビーム3にも担わせてあるため、トレーリングアーム2やスプリングシート6の剛性を高剛性に設計しなくても、スプリングシート6の支持剛性を向上させることができる。
換言すれば、スプリングシート6の前端縁つまり主底壁部分7aをトーションビーム3に固定した場合には、トーションビーム3の長手方向端部の動きがスプリングシート6によって阻害され、トーションビーム3の長手方向端部が実質的にサスペンション機能を発揮しなくなるため、一対のトレーリングアーム2とトーションビーム3とからなるトーションビームサスペンション1の本来的な機能が損なわれるだけでなく、トーションビーム3のスプリングシート6が固定された部位と、その車幅方向内方側の部位との境に応力集中が発生する虞がある。これに対して、実施例では、スプリングシート6の主底壁部分7aの前端縁がトーションビーム3に対して非固定であるため、上記の応力集中も緩和することができる。
特に、実施例のように、トーションビーム3に固定する部位である、縦フランジ13の前端縁の上部を前方に向けて車幅方向外方に傾斜させてあるため(図1にL1)、これと外方に向けて凹をなす湾曲形状のトレーリングアーム2とを組み合わせることで、トレーリングアーム2の揺動に対してスプリングシート6とトーションビーム3との結合強度を維持するのが容易となるだけでなく、トレーリングアーム2の動きがスプリングシート6を介してトーションビーム3の動きを阻害することを低減することができる。
同様に、スプリングシート6の主底壁部分7aの前部をフランジ無しで構成すると共に、縦フランジ13の車体前後方向に延びる第1フランジ部分14の高さを比較的小さく設定して、スプリングシート6の前部の剛性を低めるように作られているため、トレーリングアーム2の動きがスプリングシート6を介してトーションビーム3の動きを阻害することを低減することができる。このことは、主底壁部分7aの前部に車幅方向に延びる開口20を設けてスプリングシート6の前部分の変形を促進するようにしたことによって、一層確かなものにすることができる。
トーションビーム式リヤサスペンションの右側部分だけを抽出して示す略平面図である。 図1のトーションビーム式リヤサスペンションを後方から見た図である。 図1のトーションビーム式リヤサスペンションを車幅方向内側から外方に向けて見た図である。 図1のトーションビーム式リヤサスペンションを車幅方向内側から外方に向けて見た斜視図である。
符号の説明
1 トーションビーム式リヤサスペンション
2 トレーリングアーム
2a トレーリングアームの中央部分
2b トレーリングアームの前部分
2c トレーリングアームの後部分
3 トーションビーム
6 スプリングシート
7 スプリングシートの底壁
7a 底壁の主低壁部分
7b 底壁の傾斜部分
8 コイルスプリング
13 縦フランジ
14 縦フランジの第1フランジ部分
15 縦フランジの第2フランジ部分
17 スプリングシートとトーションビームとの間の隙間
L1 縦フランジの前端の延び方向

Claims (3)

  1. 車体前後方向に延び、前端が車体に対して上下に揺動可能に支持され、後端で後輪を回転自在に支持する左右一対のトレーリングアームと、
    車幅方向に延在して、その長手方向各端が前記トレーリングアームの前後方向中央部分に連結され、中空パイプを押圧することにより閉断面且つ異形断面の形状を備えたトーションビームと、
    該トーションビームの長手方向端部と前記トレーリングアームの後部分とのコーナ部分に配設され、コイルスプリングを取り付ける座を構成するスプリングシートと、
    該スプリングシートの車幅方向内側に設けられ、前記トーションビームの後側面に対向して上下方向に延びる縦フランジとを有し、
    前記スプリングシートの前記トレーリングアームに対向する部位のほぼ全領域が前記トレーリングアームに固定され、また、前記スプリングシートの前記トーションビームに対向する部位のうち前記縦フランジが前記トーションビームに固定され、該縦フランジを除く部位が前記トーションビームに対して非固定であることを特徴とするトーションビーム式リヤサスペンション。
  2. 前記縦フランジが、前記スプリングシートの車幅方向内側部分を上方に折り曲げることにより形成され、前記縦フランジの前端部分が前方に向けて車幅方向外方に傾斜した形状を有し、該傾斜した部分で前記トーションビームに固定されていることを特徴とする請求項1に記載のトーションビーム式リヤサスペンション。
  3. 前記縦フランジの前端縁が、前記トーションビームの後側面の上下に亘って当接する形状を有し、該縦フランジの前端縁の上部分が前記トーションビームに固定され、該前端縁の下部分がトーションビームに対して非固定であることを特徴とする請求項2に記載のトーションビーム式リヤサスペンション。
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