JPH06227221A - シャックルの支持構造 - Google Patents
シャックルの支持構造Info
- Publication number
- JPH06227221A JPH06227221A JP1825693A JP1825693A JPH06227221A JP H06227221 A JPH06227221 A JP H06227221A JP 1825693 A JP1825693 A JP 1825693A JP 1825693 A JP1825693 A JP 1825693A JP H06227221 A JPH06227221 A JP H06227221A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shackle
- stays
- cross
- stay
- side frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シャックルの変形を押さえて走行安定性の向
上を図る。 【構成】 リーフスプリング１の後端をシャックル４を
介してサイドフレーム５に支持してなる自動車におい
て、上記サイドフレーム５の後方にクロスメンバー１０
を配置するとともに、該クロスメンバー１０の両端から
ステー１２を前方へ延出させ、これらステー１２の前端
部をそれぞれ上記シャックル４のプレート６に当接し、
さらに該プレート６または上記ステー１２にシャックル
４の回動軌跡と対応する長孔１３を設け、該長孔１３に
固定具を通して上記シャックル４とステー１２を回動自
在に連結する。
上を図る。 【構成】 リーフスプリング１の後端をシャックル４を
介してサイドフレーム５に支持してなる自動車におい
て、上記サイドフレーム５の後方にクロスメンバー１０
を配置するとともに、該クロスメンバー１０の両端から
ステー１２を前方へ延出させ、これらステー１２の前端
部をそれぞれ上記シャックル４のプレート６に当接し、
さらに該プレート６または上記ステー１２にシャックル
４の回動軌跡と対応する長孔１３を設け、該長孔１３に
固定具を通して上記シャックル４とステー１２を回動自
在に連結する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のリーフスプリ
ングをフレームに支持するシャックルの支持構造に関す
る。
ングをフレームに支持するシャックルの支持構造に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】図５に自動車のリアサスペンションの一
例を示す。これは前後方向にリーフスプリングａを２本
並べて後輪ｂを懸架する方式のもので、リーフスプリン
グａの前後両端はアイｃ、シャックルｄでそれぞれサイ
ドフレームｅに支持してある。
例を示す。これは前後方向にリーフスプリングａを２本
並べて後輪ｂを懸架する方式のもので、リーフスプリン
グａの前後両端はアイｃ、シャックルｄでそれぞれサイ
ドフレームｅに支持してある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このサスペン
ションは、後輪ｂに横方向の力が作用すると、シャック
ルｄのプレートｄ1 が図６の二点鎖線で示すような変形
を生じ、リーフスプリングａが横方向に動き易いという
問題がある。本発明は、このような事情に鑑み、リーフ
スプリングの移動を押さえて走行安定性を高めたシャッ
クルの支持構造を提供することを目的とする。
ションは、後輪ｂに横方向の力が作用すると、シャック
ルｄのプレートｄ1 が図６の二点鎖線で示すような変形
を生じ、リーフスプリングａが横方向に動き易いという
問題がある。本発明は、このような事情に鑑み、リーフ
スプリングの移動を押さえて走行安定性を高めたシャッ
クルの支持構造を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、リーフスプリングの後端をシャックルを介
してサイドフレームに支持してなる自動車において、上
記サイドフレームの後方にクロスメンバーを配置すると
ともに、該クロスメンバーの両端からステーを前方へ延
出させ、これらステーの前端部をそれぞれ上記シャック
ルのプレートに当接し、さらに該プレートまたは上記ス
テーにシャックルの回動軌跡と対応する長孔を設け、該
長孔に固定具を通して上記シャックルとステーを回動自
在に連結したことを特徴とする。
の本発明は、リーフスプリングの後端をシャックルを介
してサイドフレームに支持してなる自動車において、上
記サイドフレームの後方にクロスメンバーを配置すると
ともに、該クロスメンバーの両端からステーを前方へ延
出させ、これらステーの前端部をそれぞれ上記シャック
ルのプレートに当接し、さらに該プレートまたは上記ス
テーにシャックルの回動軌跡と対応する長孔を設け、該
長孔に固定具を通して上記シャックルとステーを回動自
在に連結したことを特徴とする。
【０００５】
【実施例】図１に本発明の構造を示す。同図において、
１は後輪２を懸架するリーフスプリングで、該スプリン
グ１の前後両端はアイ３、シャックル４によってそれぞ
れサイドフレーム５に支持してある。シャックル４は左
右のプレート６, ６を２本のボルト７, ７で連結してな
るもので、これらボルト７, ７にブッシュ８を介してサ
イドフレーム５のブラケット９とリーフスプリング１の
後端をそれぞれ支持してある（図４参照）。
１は後輪２を懸架するリーフスプリングで、該スプリン
グ１の前後両端はアイ３、シャックル４によってそれぞ
れサイドフレーム５に支持してある。シャックル４は左
右のプレート６, ６を２本のボルト７, ７で連結してな
るもので、これらボルト７, ７にブッシュ８を介してサ
イドフレーム５のブラケット９とリーフスプリング１の
後端をそれぞれ支持してある（図４参照）。
【０００６】サイドフレーム５の後方にはクロスメンバ
ー１０が配置してあり、該メンバー１０は２本のアング
ル１１, １１によってサイドフレーム５の後端に結合し
てある。クロスメンバー１０の左右両端にはステー１２
の一端がそれぞれ固設してあり、これらステー１２, １
２の他端部はそれぞれ左右のシャックル４の外側のプレ
ート６に当接させてある。さらに、ステー１２のこの部
分には、シャックル４の回動軌跡と対応する長孔１３が
形成してあり、該長孔１３にリベット（固定具）１４を
通してステー１２とシャックル４のプレート６を結合し
てある。なお、リベット１４をかしめる際、そのフラン
ジ部１４ａとステー１２の間の隙間を調節して、ステー
６に適度の摩擦力が生じるようにするのが好ましい。す
なわち、シャックル４はリーフスプリング１の撓みに応
じて図３に示すように２点鎖線で示す範囲で回動できる
ようにしてある。
ー１０が配置してあり、該メンバー１０は２本のアング
ル１１, １１によってサイドフレーム５の後端に結合し
てある。クロスメンバー１０の左右両端にはステー１２
の一端がそれぞれ固設してあり、これらステー１２, １
２の他端部はそれぞれ左右のシャックル４の外側のプレ
ート６に当接させてある。さらに、ステー１２のこの部
分には、シャックル４の回動軌跡と対応する長孔１３が
形成してあり、該長孔１３にリベット（固定具）１４を
通してステー１２とシャックル４のプレート６を結合し
てある。なお、リベット１４をかしめる際、そのフラン
ジ部１４ａとステー１２の間の隙間を調節して、ステー
６に適度の摩擦力が生じるようにするのが好ましい。す
なわち、シャックル４はリーフスプリング１の撓みに応
じて図３に示すように２点鎖線で示す範囲で回動できる
ようにしてある。
【０００７】なお、本実施例では、ステー１２に長孔１
３を設けてあるが、該長孔１３はシャックル４に移して
よい。さらに、本実施例では、ステー１２をシャックル
４の外側のプレート６に結合してあるが、内側のプレー
ト６に結合してもよい。また、プレート６の表面側にス
テー１２を結合してあるが、裏面側に結合してもよい。
３を設けてあるが、該長孔１３はシャックル４に移して
よい。さらに、本実施例では、ステー１２をシャックル
４の外側のプレート６に結合してあるが、内側のプレー
ト６に結合してもよい。また、プレート６の表面側にス
テー１２を結合してあるが、裏面側に結合してもよい。
【０００８】
【発明の効果】本発明によれば、シャックルに作用する
横方向の力が、ステーを介してクロスメンバーに伝わる
ので、シャックルが横方向に変形しにくくなる。この結
果、リーフスプリングの移動が押さえられ、悪路走行時
の走行安定性を高めることができる。さらに、クロスメ
ンバーがダミーウェイトとして作用するので、急制動時
に後輪が浮き上がりにくくなるとともに、ガソリンタン
クＴのガードバーともなる。
横方向の力が、ステーを介してクロスメンバーに伝わる
ので、シャックルが横方向に変形しにくくなる。この結
果、リーフスプリングの移動が押さえられ、悪路走行時
の走行安定性を高めることができる。さらに、クロスメ
ンバーがダミーウェイトとして作用するので、急制動時
に後輪が浮き上がりにくくなるとともに、ガソリンタン
クＴのガードバーともなる。
【図１】本発明の構造を採用したリアサスペンションの
側面図である。
側面図である。
【図２】図１のクロスメンバーを矢印Ｂ方向から見た図
である。
である。
【図３】図１の点線枠Ａ内を拡大して示す図である。
【図４】図３に示したＣ−Ｃ線による断面図である。
【図５】図１と対応する従来例を示す図である。
【図６】図５に示したＤ−Ｄ線による断面図である。
１ リーフスプリング ２ 後輪 ３ アイ ４ シャックル ５ サイドフレーム ６ プレート ７ ボルト ８ ブッシュ ９ ブラケット １０ クロスメンバー １２ ステー １３ 長孔 １４ リベット
Claims (1)
- 【請求項１】 リーフスプリングの後端をシャックルを
介してサイドフレームに支持してなる自動車において、
上記サイドフレームの後方にクロスメンバーを配置する
とともに、該クロスメンバーの両端からステーを前方へ
延出させ、これらステーの前端部をそれぞれ上記シャッ
クルのプレートに当接し、さらに該プレートまたは上記
ステーにシャックルの回動軌跡と対応する長孔を設け、
該長孔に固定具を通して上記シャックルとステーを回動
自在に連結したことを特徴とするシャックルの支持構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1825693A JPH06227221A (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | シャックルの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1825693A JPH06227221A (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | シャックルの支持構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06227221A true JPH06227221A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=11966604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1825693A Pending JPH06227221A (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | シャックルの支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06227221A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001018617A (ja) * | 1999-07-12 | 2001-01-23 | Bridgestone Corp | 重荷重用空気入りタイヤ |
| JP2016088487A (ja) * | 2014-11-11 | 2016-05-23 | 豊生ブレーキ工業株式会社 | 車両用リーフスプリングのシャックル |
| JP2021070332A (ja) * | 2019-10-29 | 2021-05-06 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
-
1993
- 1993-02-05 JP JP1825693A patent/JPH06227221A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001018617A (ja) * | 1999-07-12 | 2001-01-23 | Bridgestone Corp | 重荷重用空気入りタイヤ |
| JP2016088487A (ja) * | 2014-11-11 | 2016-05-23 | 豊生ブレーキ工業株式会社 | 車両用リーフスプリングのシャックル |
| US10035395B2 (en) | 2014-11-11 | 2018-07-31 | Hosei Brake Ind. Co., Ltd. | Vehicle leaf spring shackle |
| JP2021070332A (ja) * | 2019-10-29 | 2021-05-06 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
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