WO2007114147A1

WO2007114147A1 - 感熱記録装置、画像形成方法及び印画物

Info

Publication number: WO2007114147A1
Application number: PCT/JP2007/056602
Authority: WO
Inventors: Takayuki Ohkubo; Kenichi Aso; Yoshihiko Tamura
Original assignee: Dai Nippon Printing Co., Ltd.
Priority date: 2006-03-31
Filing date: 2007-03-28
Publication date: 2007-10-11
Also published as: EP2006114A2; KR101351828B1; KR20080105051A; EP2006114A9; US20090161166A1; EP2314455A1; EP2006114B1; US8031374B2; EP2314455B1; EP2006114A4

Abstract

　サーマルプリンタ１の制御部９は、入力された画像データ３のＣＭＹＫ／ＲＧＢ－グレー変換、階調変換、網点変換を行い、サーマルプリンタ１の解像度、線数に応じてシフト処理、回転処理を行う。網点処理を施した画像データと、シフト処理、回転処理を施した画像データに対して蓄熱補正処理を施してヘアライン画像を印画する。円形ヘアラインの印画では、制御部９は円形ヘアラインのパターン定義をし、横万線パターンを生成する。また、作成した横万線パターンを下方向にシフトした横万線パターンを生成し、生成した横万線パターンをそれぞれ極座標変換して円形ヘアラインを生成し、生成した２つの円形ヘアラインに蓄熱補正処理を施して印画する。

Description

明細書

感熱記録装置、画像形成方法及び印画物

技術分野

[0001] 本発明は、サーマルヘッドに蓄積される熱の影響を軽減し、低解像度で高精細なヘアライン画像及び円形ヘアラインを印刷する感熱記録装置等に関する。

背景技術

[0002] サーマルプリンタは、記録紙に重ねたインクリボンの背後をサーマルヘッドで加熱し、インクリボンのインクを記録紙に熱転写して印画する装置である。インクリボンは、熱溶融性着色インク層を有する熱転写シートであり、記録紙は紙やプラスチックシート等の受像シートである。

[0003] サーマルヘッドは、基板上に一列に形成される複数の発熱抵抗体から成る。サーマルプリンタは複数のインクリボンを備え、記録紙の同一位置に複数色のインクリボンのインクを重ねて転写することで、カラー印刷をすることができる。例えば、複数のィンクリボンは回転式に設置され、熱転写を行うインクリボンをサーマルヘッドの位置に移動するようになっている。また、記録紙搬送装置は、記録紙を印画位置であるサーマルヘッドの位置に搬送し、記録紙の所定の印画範囲が印刷される。

[0004] 特定の一方向に沿って伸びる多数の細い線 (ヘアライン）の集合体力なるパターンであるヘアラインパターンを作成する方法としては、様々な方法が知られて、る。安定して鮮明なヘアラインパターンを得るため、注目描画行についてヘアライン、へァライン隙間を配置し、注目描画行に配置したヘアライン隙間が、これまでヘアライン、ヘアライン隙間を配置した決定描画行のヘアライン隙間と隣接関係にあるカゝ否かを判定して、注目描画行の全てのヘアライン隙間が、決定描画行の全てのヘアライン隙間と隣接関係にない場合にのみ、注目描画行は決定描画行とし、決定描画行のヘアライン隙間と隣接関係にあるヘアライン隙間がある場合には、注目描画行についてのヘアライン、ヘアライン隙間の生成、配置をやり直すという方法がある。（例えば、特許文献 1参照）

[0005] 円形ヘアラインを作成する方法としては、様々な方法が知られている力高精細な円形ヘアラインを作成すると周期的な縞状のパターンであるモアレが発生する。帯電器に振動電圧を印カロして像担持体を帯電させる工程を含む作像プロセスを繰り返し行な!/ヽカラー画像を形成する画像形成装置にお!ヽて、繰り返しの各作像プロセス毎に上記帯電器 2に対する振動電圧の周波数をシフトさせることにより、複数色を重ねた時のモアレやピッチムラなどの周期的画像の乱れの強調を防止するという方法がある。（例えば、特許文献 2参照）

[0006] 特許文献 1 :特開 2002— 221781号公報

特許文献 2：特開平 6 - 202445号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0007] し力しながら、上記第 1の方法ではヘアライン作成のために複雑な計算が必要となる。

また、上記第 2の方法は感光体'誘電体等の像担持体を一様に帯電処理する工程 (一次帯電)を含む作像プロセスを繰り返し行なヽ転写方式もしくは直接方式でカラ一画像を形成する画像形成装置特有のもので、感熱記録装置等に適用することはできない。

[0008] 本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、サーマルヘッドに蓄積される熱の影響を軽減し、低解像度で高精細なヘアライン画像及び円形ヘアラインを印刷する感熱記録装置等を提供することにある。

課題を解決するための手段

[0009] 前述した目的を達成するために第 1の発明は、第 1の画像データを、階調変換、及び、網点変換して得た第 2の画像データに対し、シフト処理を行い第 3の画像データを生成し、前記第 3の画像データに回転処理を行い第 4の画像データを生成し、前記第 3の画像データ及び第 4の画像データに蓄熱補正処理を行、、第 5の画像データ及び第 6の画像データを生成し、第 5の画像データ及び第 6の画像データを、サーマルヘッドを有する感熱記録装置によって被印画体に印画することにより得られることを特徴とする印画物である。

[0010] 読み込んだ画像に対して CMYKZRGB—グレー変換、階調変換、網点変換を施したものを右方向にシフトした画像を 180度回転させ、元の画像とシフト、回転させた画像を蓄熱補正処理して重ねて印画することにより、低解像度でより高精細なヘアラインを印画することが可能となる。

[0011] 第 2の発明は、第 1の画像データを、階調変換、及び、網点変換して得た第 2の画像データに対し、シフト処理を行い第 3の画像データを生成する手段と、前記第 3の画像データに回転処理を行、第 4の画像データを生成する手段と、前記第 3の画像データ及び第 4の画像データに蓄熱補正処理を行、、第 5の画像データ及び 6の画像データを生成する手段と、第 5の画像データ及び第 6の画像データを、被印画体に印画する手段と、を具備することを特徴とする感熱記録装置である。

[0012] 第 3の発明は、第 1の画像データを、階調変換、及び、網点変換して得た第 2の画像データに対し、シフト処理を行い第 3の画像データを生成する工程と、前記第 3の画像データに回転処理を行い第 4の画像データを生成する工程手段と、前記第 3の画像データ及び第 4の画像データに蓄熱補正処理を行ヽ、第 5の画像データ及び第 6の画像データを生成する工程と、第 5の画像データ及び第 6の画像データを、サーマルヘッドを有する感熱記録装置によって被印画体に印画する工程と、を具備することを特徴とする画像形成方法である。

[0013] 第 4の発明は、パターンとなる第 1の画像データを生成し、前記第 1の画像データから第 2のパターンとなる第 2の画像データを生成し、前記第 2の画像データに対し、シフト処理を行、第 3の画像データを生成し、前記第 2の画像データ及び前記第 3の画像データを極座標変換して、第 4の画像データ及び第 5の画像データを生成し、前記第 4の画像データ及び前記第 5の画像データに蓄熱補正処理を行ヽ、第 6の画像データ及び 7の画像データを生成し、前記第 6の画像データ及び前記第 7の画像データを、サーマルヘッドを有する感熱記録装置によって被印画体に印画することにより得られることを特徴とする印画物である。

[0014] ノターン定義をして、横万線パターンを生成し、横万線パターンを下方向にシフトした別の横万線パターンを生成する。それぞれの横万線パターンを極座標変換を用いて円形ヘアラインを生成し、二つの円形ヘアラインを合成して、モアレを低減し、より高精細な円形ヘアラインを生成する。ノターン定義を変更することにより、円形ヘアラインの線幅を容易に変更することができる。

[0015] 第 5の発明は、パターンとなる第 1の画像データを生成する手段と、前記第 1の画像データ力第 2のパターンとなる第 2の画像データを生成する手段と、前記第 2の画像データに対し、シフト処理を行い第 3の画像データを生成する手段と、前記第 2の画像データ及び前記第 3の画像データを極座標変換して、第 4の画像データ及び第 5の画像データを生成する手段と、前記第 4の画像データ及び前記第 5の画像データに蓄熱補正処理を行い、第 6の画像データ及び第 7の画像データを生成する手段と、前記第 6の画像データ及び前記第 7の画像データを、被印画体に印画する手段と、を具備することを特徴とする感熱記録装置である。

[0016] 第 6の発明は、パターンとなる第 1の画像データを生成する工程と、前記第 1の画像データ力第 2のパターンとなる第 2の画像データを生成する工程と、前記第 2の画像データに対し、シフト処理を行い第 3の画像データを生成する工程と、前記第 2の画像データ及び前記第 3の画像データを極座標変換して、第 4の画像データ及び第 5の画像データを生成する工程と、前記第 4の画像データ及び前記第 5の画像データに蓄熱補正処理を行い、第 6の画像データ及び第 7の画像データを生成する工程と、前記第 6の画像データ及び前記第 7の画像データを、サーマルヘッドを有する感熱記録装置によって被印画体に印画する工程と、を具備することを特徴とする画像形成方法である。

[0017] 第 7の発明は、パターンとなる第 1の画像データを生成し、前記第 1の画像データから第 2のパターンとなる第 2の画像データを生成し、前記第 2の画像データを極座標変換して、第 3の画像データを生成し、前記第 3の画像データに蓄熱補正処理を行い、第 4の画像データを生成し、前記第 4の画像データを、サーマルヘッドを有する感熱記録装置によって被印画体に印画することにより得られることを特徴とする印画物である。

[0018] 第 8の発明は、パターンとなる第 1の画像データを生成する手段と、前記第 1の画像データ力第 2のパターンとなる第 2の画像データを生成する手段と、前記第 2の画像データを極座標変換して、第 3の画像データを生成する手段と、前記第 3の画像デ一タに蓄熱補正処理を行い、第 4の画像データを生成する手段と、前記第 4の画像データを、被印画体に印画する手段と、を具備することを特徴とする感熱記録装置である。

[0019] 第 9の発明は、パターンとなる第 1の画像データを生成する工程と、前記第 1の画像データ力第 2のパターンとなる第 2の画像データを生成する工程と、前記第 2の画像データを極座標変換して、第 3の画像データを生成する工程と、前記第 3の画像デ一タに蓄熱補正処理を行い、第 4の画像データを生成する工程と、前記第 4の画像データを、サーマルヘッドを有する感熱記録装置によって被印画体に印画する工程と、を具備することを特徴とする画像形成方法である。

[0020] 第 10の発明は、第 1の画像データを、階調変換、及び、網点変換して得た第 2の画像データを極座標変換して、第 3の画像データを生成し、前記第 3の画像データに蓄熱補正処理を行い、第 4の画像データを生成し、前記第 4の画像データを、サーマルヘッドを有する感熱記録装置によって被印画体に印画することにより得られることを特徴とする印画物である。

[0021] 第 11の発明は、第 1の画像データを、階調変換、及び、網点変換して得た第 2の画像データを極座標変換して、第 3の画像データを生成する手段と、前記第 3の画像デ一タに蓄熱補正処理を行い、第 4の画像データを生成する手段と、前記第 4の画像データを、被印画体に印画する手段と、を具備することを特徴とする感熱記録装置である。

[0022] 第 12の発明は、第 1の画像データを、階調変換、及び、網点変換して得た第 2の画像データを極座標変換して、第 3の画像データを生成する工程と、前記第 3の画像デ一タに蓄熱補正処理を行い、第 4の画像データを生成する工程と、前記第 4の画像データを、サーマルヘッドを有する感熱記録装置によって被印画体に印画する工程と、を具備することを特徴とする画像形成方法である。

発明の効果

[0023] 本発明によれば、サーマルヘッドに蓄積される熱の影響を軽減し、低解像度で高精細なヘアライン画像及び円形ヘアラインを印刷する感熱記録装置等を提供することがでさる。図面の簡単な説明

図 1]サーマルプリンタ 1の構成を示す図

図 2]サーマルプリンタ 1の構成と処理内容の関係を示す図

図 3]図 3は、サーマルプリンタ 1の記憶部 7の詳細を示す図

図 4]第 1の実施形態による画像処理 23による動作のフローチャートを示す図図 5]100%の階調変換の場合の出力画像の一例を示す図

図 6]80%の階調変換の場合の出力画像の一例を示す図

図 7]65%の階調変換の場合の出力画像の一例を示す図

図 8]横方向へのシフトを施し、画像 G 31— 5を生成する説明図

5

図 9]ヘアラインの網点変換画像の一例を示す図

図 10:シフト処理を施したヘアラインの網点変換画像の一例を示す図

図 11シフト処理及び回転処理を施したヘアラインの網点変換画像の一例を示す図図 12第 1の実施形態による画像処理 23の処理の流れを示すフローチャート図 13パターン画像 G 50の一例を示す図

11

図 14:横万線パターン G 54の一例を示す図

12

図 15シフト処理を施した横万線パターン G 55の一例を示す図

13

図 16:円形ヘアライン G 56の一例を示す図

14

図 17:シフト処理を施した円形ヘアライン G 57の一例を示す図

15

図 18:出力画像 15の一例を示す図

図 19:円形ヘアラインの印画例 1を示す図

図 20:円形ヘアラインの印画例 1の層構成を示す図

図 21円形ヘアラインの印画例 2を示す図

図 22円形ヘアラインの印画例 2の層構成を示す図

図 23円形ヘアラインの印画例 3を示す図

図 24:円形ヘアラインの印画例 3の層構成を示す図

図 25円形ヘアラインの印画例 4を示す図

図 26:円形ヘアラインの印画例 4の層構成を示す図

図 27第 2の実施形態による画像処理 23の処理の流れを示すフローチャート符号の説明

1 ····· •…サーマルプリンタ

3 ····· '…画像データ

5 ····· '…画像入力部

7 ·····

9 ····· …-制御部

11····一…印画部

13···· ……ノス

15····一…出力画像

21····一…画像読み取り

23····一…画像処理

25···· 画像印画

27···· ―…画像メモリ

29····一…処理パラメータ

発明を実施するための最良の形態

[0026] 以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る感熱記録装置等の第 1の好適な実施形態について詳細に説明する。

[0027] 熱転写記録装置の構成'機能）

最初に、図 1を参照しながら、本発明の実施の形態に係る感熱記録装置 (サーマルプリンタ 1)の構成について説明する。

図 1は、サーマルプリンタ 1の構成を示す図である。

[0028] 図 1に示すように、サーマルプリンタ 1は、記録紙（図示せず）に重ねたインクリボン（図示せず)の背後をサーマルヘッド（図示せず)で加熱し、インクリボンのインクを記録紙に熱転写して印画する装置である。サーマルプリンタ 1は、画像入力部 5、記憶部 7 、制御部 9、印画部 11等力構成され、それぞれがバス 13で接続される。

[0029] 画像入力部 5は、印画する画像データ 3が入力される。記憶部 7は、入力される画像データ 3や、算出途中の一時保存データ、処理した画像データ、画像処理用のパラメータ等を保存する。制御部 9は、プログラムの実行を行う CPU(central processing unit)と、プログラム命令あるいはデータ等を格納するための ROM(read only memory), RAM(random access memory)等のメモリから構成され、画像入力部 5に対して画像データ 3の取り込みや画像データ 3の処理を指示したり、印画部 11に処理後の画像データを送り、印画指示等を行う。

[0030] 印画部 11は、図示していないが、基板上に一列に形成される複数の発熱抵抗体からなるサーマルヘッドとサーマルヘッド駆動部等力構成される。印画部 11は、制御部 9の指示で印画する画像データを送られると、画素値に応じたエネルギーをサーマルヘッドに印加し、これにより印加部分のインクが溶けて記録紙に付着し、出力画像 15を出力する。画素値が大きければ印画記録濃度が高ぐ反対に画素値が小さければ印画記録濃度は低、。

なお、インクリボンには、シアン C、マゼンタ M、イェロー Y、ブラック Κの 4種類があり、これらのインクを重ねて転写することでカラー印画を行う。

[0031] 図 2は、図 1のサーマルプリンタ 1の構成と処理内容の関係を示す図である。

画像入力部 5は、画像データ 3の画像読み取り 21を行い、読み取った画像を記憶部 7の画像メモリ 27に記録すると同時に、制御部 9に送る。制御部 9は、画像データ 3 に対して画像処理 23を行う。

[0032] 記憶部 7は、画像処理する対象となる画像データを記憶する画像メモリ 27と、画像処理を行う際に用いるパラメータを記憶する処理パラメータ 29とから構成される。また

、図示しないが記憶部 7には他に制御プログラムや、サーマルヘッド等の印画部 11 の制御パラメータ等も記憶して、る。

[0033] 画像メモリ 27には、サーマルプリンタ 1が取得した画像データや、画像処理 23の過程で算出される画像データとして登録される。

尚、元となる画像と最終的な画像データ以外の算出過程で得られる画像データは

、特に画像メモリ 27に残しておかなくてもよい。

[0034] 記憶部 7の処理パラメータ 29は、画像処理 23がパターン作成、シフト処理、極座標変換、蓄熱補正処理等で使用するパラメータ等を記録して、る。

[0035] 制御部 9は、画像処理 23を行う。

画像処理 23は、 CMYKZRGB-グレー変換処理、階調変換処理、網点変換処理、パターン定義、横万線パターン作成、シフト処理、回転処理、極座標変換、蓄熱補正処理等の処理工程であり、記憶部 7の画像メモリ 27内の画像データをそれぞれの処理パラメータ 29を用いて画像処理し、最終的な画像データを得る。処理途中の画像データは、記憶部 7の画像メモリ 27内に記憶する。制御部 9は、最終的に得られた画像データを印画部 11に送り、印画部 11が画像印画 25を行う。

[0036] 図 3は、サーマルプリンタ 1の記憶部 7の詳細を示す図である。記憶部 7は、画像処理する対象となる画像データを記憶する画像メモリ 27と、画像処理を行う際に用いるノメータを記憶する処理パラメータ 29とから構成される。また、図示しないが記憶部 7には他に制御プログラムや、サーマルヘッド等の印画部 11の制御パラメータ等も記 '1思して V、る。

[0037] 画像メモリ 23には、サーマルプリンタ 1が取得した元画像である画像データ 3を画像 G 31— 1として登録する。画像 G 31 - 2,画像 G 31— 3、画像 G 31— 4、画像 G 3

1 2 3 4 5

1 5、画像 G 31 -6,画像 G 31 - 7,画像 G 31— 8等は、画像処理 23の過程で

6 7 8

算出される画像データとして登録される。

[0038] 尚、元画像である画像 G 31— 1と最終的な画像データとなる画像 G 31 - 7,画像 G 31— 8以外の算出過程で得られる画像データは、特に画像メモリ 27に残しておか

8

なくてもよい。

[0039] 記憶部 7の処理パラメータ 29は、画像処理 23が用いる CMYKZRGB-グレー変換パラメータ 33、階調変換パラメータ 35、網点変換パラメータ 37、シフト処理パラメータ 39、回転処理パラメータ 41、蓄熱補正パラメータ 43等を記録している。

[0040] 画像処理の流れ）

次に、サーマルプリンタ 1における画像処理の流れについて説明する。図 4は、第 1 の実施形態による画像処理 23による動作のフローチャートを示す図、図 5は、 100% の階調変換の場合の出力画像の一例を示す図、図 6は 80%の階調変換の場合の出力画像の一例を示す図、図 7は、 65%の階調変換の場合の出力画像の一例を示す図、図 8は、横方向へのシフトを施し、画像 G 31— 5を生成する説明図、図 9は、

5

ヘアラインの網点変換画像の一例を示す図、図 10は、シフト処理を施したヘアラインの網点変換画像の一例を示す図、図 11は、シフト処理及び回転処理を施したヘアラインの網点変換画像の一例を示す図である。

[0041] サーマルプリンタの画像入力部 5は、画像データ 3を読み込み (ステップ 101)、制御部 9は、取得した画像 G 31— 1を記憶部 7の画像メモリ 27に保存する (ステップ 10 2)。

[0042] 次に、サーマルプリンタ 1の制御部 9は画像処理 23を実行し、まず、サーマルプリンタ 1の解像度に合わせて、画像 G 31— 1の CMYKデータあるいは RGBデータをグレーデータに変換し、画像 G 31— 2を生成し (ステップ 103)、記憶部 7の画像メモリ

2

27に保存する。

[0043] サーマルプリンタ 1の制御部 9は、画像 G 31— 2の階調変換を行い、画像 G 31—

2 3

3を生成し (ステップ 104)、記憶部 7の画像メモリ 27に保存する。

[0044] 線が細ぐより高精細なヘアラインを作成するため、サーマルプリンタ 1の解像度が 6

00dpi(dots per inch)の場合、 65%程度の階調変換を行う。

図 5、図 6、図 7に示すように、 100%の階調変換を行った出力画像、 80%の階調変換を行った出力画像と比べて、 65%の階調変換を行った出力画像はより線が細く

、高精細なヘアラインとなる。

[0045] サーマルプリンタ 1の制御部 9は、階調変換して得られた画像 G 31— 3の網点処理

3

を行い、画像 G 31— 4を生成する（ステップ 105)。

4

画像データは CMYKを同角で表現しているということを前提としており、例えば、万線タイプの 90° であるとする。

網点のマトリクスサイズはサーマルプリンタ 1の解像度、線数により異なり、例えば、サーマルプリンタ 1の解像度が 600dpiの場合、線数 601pi(line per inch)では 10 X 1 0画素、線数 751piでは 8 X 8画素、 lOOlpiでは 6 X 6画素、 1201piでは 5 X 5画素となる。

[0046] そして、サーマルプリンタ 1の制御部 9は、網点処理を施した画像 G 31— 4に対し

4

てシフト処理を行い、画像 G 31— 5を生成する（ステップ 106)。

5

図 8に示すように、このシフト処理の方向は右方向のみで、シフトする画素数 L1は網点の線数により異なる。

例えば、サーマルプリンタ 1の解像度が 600dpiの時、網点の線数が lOOlpiならば LIは 3画素、 751piならば LIは 4画素、 601piならば L1は 5画素、 1201piならば L1は

2画素となる。

[0047] シフト処理後、サーマルプリンタ 1の制御部 9は画像 G 31— 5の回転処理を行い、

5

画像 G 31— 6を生成する。（ステップ 107)。

6

回転処理では、画像 G 31— 5を 180度回転させる。

5

[0048] サーマルプリンタ 1の制御部 9は、画像 G 31 -4,画像 G 31— 6に対して蓄熱補正

4 6

処理を行い、画像 G 31 - 7,画像 G 31— 8を生成する（ステップ 108)。

7 8

[0049] サーマルプリンタ 1の制御部 9は、画像処理 23の工程を終了し、最終画像データとして、画像 G 31 - 7と画像 G 31— 8を印画部 11に送る（ステップ 109)。

7 8

印画部 11は、制御部 9の指示により画像 G 31— 7、画像 G 31— 8を出力画像 15

7 8

として印画出力する (ステップ 110)。

[0050] シフト処理、回転処理を施した画像を合成して印画することにより、ヘアラインの網点変換画像をより高精細にすることができる。

図 9に示すヘアライン網点変換画像に対して、シフト処理を施した画像を合成することにより、図 10に示すように、より高精細なヘアラインの網点変換画像が生成される

。更に、図 9に示す網点変換画像に対して、シフト処理、回転処理を施した画像を合成することにより、図 11に示すように、より高精細でランダム性を向上させたヘアラインの網点変換画像が生成される。

[0051] 以上、説明したように本実施によれば、サーマルヘッドに蓄積される熱の影響を軽減し、低解像度で高精細なヘアライン画像を印刷する感熱記録装置等を提供できる

[0052] 第 2の実施形態）

次に、本発明の感熱記録装置に係る第 2の好適実施の形態について説明する。

[0053] 第 2の実施の形態において、サーマルプリンタ 1の構成および処理内容の概要は第 1の実施の形態の場合と同様であり、図 1および図 2のとおりである。

第 2の実施の形態は、パターン定義後に横万線パターンを作成し、横万線パターンにシフト処理を施して、二つの横万線パターンを極座標変換、蓄熱補正処理して、二つの円形ヘアラインの画像を合成印画する。 [0054] 以下では、パターン定義により円形ヘアラインを生成する場合の処理の流れを説明する。図 12は、第 1の実施形態による画像処理 23の処理の流れを示すフローチヤ一ト、図 13は、パターン画像 G 50の一例を示す図、図 14は、横万線パターン G 54

11 12 の一例を示す図、図 15は、シフト処理を施した横万線パターン G 55の一例を示す

13

図、図 16は、円形ヘアライン G 56の一例を示す図、図 17は、シフト処理を施した円

14

形ヘアライン G 57の一例を示す図、図 18は、出力画像 15の一例を示す図である。

15

[0055] サーマルプリンタ 1の制御部 9は画像処理 23を実行し、円形ヘアラインのパターン定義をしてパターン画像 G 50を生成する (ステップ 201)。

11

図 13に示すように、パターン画像 G 50は黒ピクセル 51と白ピクセル 53から構成さ

11

れており、黒ピクセル 51、白ピクセル 53の大きさを変更することにより、様々な線幅の円形ヘアラインを生成することができる。本実施では、黒ピクセル 51は 3ピクセル、白ピクセル 53は 19ピクセルとする。

[0056] 次に、サーマルプリンタ 1の制御部 9は、パターン画像 G 50から図 14に示す黒 3ピ

11

クセル、白 19ピクセルの横万線パターン G 54を生成する（ステップ 202)。

12

また、横万線パターン G 54を下方向に 11ピクセルシフトし、横万線パターン G 5

12 13

5を生成する（ステップ 203)。

[0057] サーマルプリンタ 1の制御部 9は、横万線パターン G 54、 G 55をそれぞれ極座

12 13

標変換し、図 16、図 17に示す円形ヘアライン G 56、 G 57を生成する (ステップ 20

14 15

4)。

円形ヘアライン生成のための画像補間処理として、最近傍法、双直線補間法、 3次補間法等、様々な方法があるが、最近傍法が最もモアレが軽減できる。

[0058] 円形ヘアラインの生成後、サーマルプリンタ 1の制御部 9は、円形ヘアライン G 56

14

、G 57に対して蓄熱補正処理を行い、円形ヘアライン G 、G を生成する (ステツ

15 16 17

プ 205)。

[0059] サーマルプリンタ 1の制御部 9は、画像処理 23の工程を終了し、最終画像データとして、円形ヘアライン G 、G を印画部 11に送る (ステップ 206)。

16 17

印画部 11は、制御部 9の指示により円形ヘアライン G 、G を出力画像 15として

16 17

印画出力する (ステップ 207)。図 18は、印画出力した円形ヘアラインとなる出力画像 15である。

[0060] 以上、説明したように、シフト処理を施した画像を合成することにより、モアレを低減し、高精細化した円形ヘアラインを作成することができる。

[0061] 次に、図 19、 20、 21、 22、 23、 24、 25、 26を参照しな力 Sら、円形ヘアラインの口画例について説明する。

図 19は、円形ヘアラインの印画例 1を示す図、図 20は、円形ヘアラインの印画例 1 の層構成を示す図、図 21は、円形ヘアラインの印画例 2を示す図、図 22は、円形へァラインの印画例 2の層構成を示す図、図 23は、円形ヘアラインの印画例 3を示す図、図 24は、円形ヘアラインの印画例 3の層構成を示す図、図 25は、円形ヘアラインの印画例 4を示す図、図 26は、円形へラインの印画例 4の層構成を示す図である。

[0062] 図 19に示す円形ヘアラインの印画例 1の層構成は、図 20に示すように、中間転写フィルム（図示せず）上に円形ヘアライン 61を印画した後、シルバーメタリック 62、輝度向上のためのホワイト 63、 64、ブラック 65を印画し、ポリカーボネート 66に転写したものである。

[0063] 図 21に示す円形ヘアラインの印画例 2の層構成は、図 22に示すように、中間転写フィルム（図示せず)上にスモークの円形ヘアライン 71を印画した後、光沢抑制のためのスモーク 72、シルバーメタリック 73、ホワイト 74、 75、ブラック 76を印画し、ポリ力ーボネート 77に転写したものである。

[0064] 図 23に示す円形ヘアラインの印画例 3の層構成は、図 24に示すように、立体感強調のため、ブラックの円形ヘアライン 81をポリカーボネート 82に印画し、シルバーメタリック 83、ホワイト 84、 85、ブラック 86を印画したものである。

[0065] 図 25に示す円形ヘアラインの印画例 4の層構成は、図 26に示すように、中間転写フィルム（図示せず）上にスモークの円形ヘアライン 91を印画した後、シアンの円形グラデーション 92、シルバーメタリック 93、ホワイト 94、 95、ブラック 96を印画し、ポリカーボネート 97に転写したものである。円形ヘアライン 91と円形グラデーション 92の位置合わせを容易に行うことができる。

[0066] 以上、説明したように本実施によれば、サーマルヘッドに蓄積される熱の影響を軽減し、低解像度で高精細な円形ヘアラインを印刷する感熱記録装置等を提供できる [0067] 本実施では、パターン定義後に横万線パターンを作成し、横万線パターンにシフト処理を施して、二つの横万線パターンを極座標変換、蓄熱補正処理して、二つの円形ヘアラインの画像を合成印画したが、パターン定義カゝら作成した一つの横万線パターンに対して極座標変換、蓄熱補正処理を施し、円形ヘアラインを印画するようにしてちよい。

[0068] また、パターン定義の黒ピクセル、白ピクセルの大きさを変更することにより、様々な線幅の円形ヘアラインを容易に印画することが可能である。

[0069] 第 3の実施形態）

次に、本発明の感熱記録装置に係る第 3の好適実施の形態について説明する。

[0070] 第 3の実施の形態において、サーマルプリンタ 1の構成および処理内容の概要は第 1の実施の形態の場合と同様であり、図 1および図 2のとおりである。

第 3の実施の形態は、第 2の実施の形態の画像処理 23の流れの一部を変更し、例えば、入力した画像データ 3を CMYKZRGB—グレー変換、階調変換、網点変換して得たヘアライン画像を極座標変換することにより、円形ヘアラインを生成する。

[0071] 以下では、入力画像から円形ヘアラインを生成する場合の処理の流れを説明する

。図 27は、第 2の実施形態による画像処理 23の処理の流れを示すフローチャートである。

[0072] サーマルプリンタの画像入力部 5は、画像データ 3を読み込み (ステップ 301)、制御部 9は、取得した画像 G を記憶部 7の画像メモリ 27に保存する (ステップ 302)。

21

[0073] 次に、サーマルプリンタ 1の制御部 9は画像処理 23を実行し、まず、サーマルプリンタ 1の解像度に合わせて、画像 G の CMYKデータあるいは RGBデータをグレーデ

21

ータに変換し、画像 G を生成し (ステップ 303)、記憶部 7の画像メモリ 27に保存す

22

る。

[0074] サーマルプリンタ 1の制御部 9は、画像 G の階調変換を行い、画像 G を生成し（

22 23 ステップ 304)、記憶部 7の画像メモリ 27に保存する。

[0075] 線が細ぐより高精細なヘアラインを作成するため、サーマルプリンタ 1の解像度が 6 OOdpi(dots per inch)の場合、 65%程度の階調変換を行う。図 5、図 6、図 7に示すように、 100%の階調変換を行った出力画像、 80%の階調変換を行った出力画像と比べて、 65%の階調変換を行った出力画像はより線が細く、高精細なヘアラインとなる。

[0076] サーマルプリンタ 1の制御部 9は、階調変換して得られた画像 G の網点処理を行

23

V、、画像 G 生成する (ステップ 305)。

24

[0077] そして、サーマルプリンタ 1の制御部 9は、網点処理を施した画像 G を極座標変換

24

し、円形ヘアライン G を生成する (ステップ 306)。

25

[0078] 円形ヘアラインの生成後、サーマルプリンタ 1の制御部 9は、円形ヘアライン G に

25 対して蓄熱補正処理を行い、円形ヘアライン G を生成する (ステップ 307)。

26

[0079] サーマルプリンタ 1の制御部 9は、画像処理 23の工程を終了し、最終画像データとして、円形ヘアライン G を印画部 11に送る (ステップ 308)。

26

印画部 11は、制御部 9の指示により円形ヘアライン G を出力画像 15として印画出

26

力する (ステップ 309)

[0080] 以上に説明した第 3の好適な実施の形態では、入力した画像データを CMYKZR GB—グレー変換、階調変換、網点変換して得たヘアライン画像に対して極座標変換することにより、高精細な円形ヘアラインを生成する。

[0081] 添付図面を参照しながら本発明に係る感熱記録装置の好適な実施形態について説明したが、前述した実施の形態に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内にぉ、て各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。

Claims

請求の範囲

[1] 第 1の画像データを、階調変換、及び、網点変換して得た第 2の画像データに対し、シフト処理を行い第 3の画像データを生成し、

前記第 3の画像データに回転処理を行い第 4の画像データを生成し、前記第 3の画像データ及び第 4の画像データに蓄熱補正処理を行ヽ、第 5の画像データ及び第 6の画像データを生成し、

第 5の画像データ及び第 6の画像データを、サーマルヘッドを有する感熱記録装置によって被印画体に印画することにより得られることを特徴とする印画物。

[2] 前記回転処理は、前記第 3の画像データを 180度回転させることを特徴とする請求項 1記載の印画物。

[3] 第 1の画像データを、階調変換、及び、網点変換して得た第 2の画像データに対し、シフト処理を行い第 3の画像データを生成する手段と、

前記第 3の画像データに回転処理を行い第 4の画像データを生成する手段と、前記第 3の画像データ及び第 4の画像データに蓄熱補正処理を行ヽ、第 5の画像データ及び 6の画像データを生成する手段と、

第 5の画像データ及び第 6の画像データを、被印画体に印画する手段と、を具備することを特徴とする感熱記録装置。

[4] 前記回転処理は、前記第 3の画像データを 180度回転させることを特徴とする請求項 3記載の感熱記録装置。

[5] 第 1の画像データを、階調変換、及び、網点変換して得た第 2の画像データに対し、シフト処理を行い第 3の画像データを生成する工程と、

前記第 3の画像データに回転処理を行い第 4の画像データを生成する工程手段と前記第 3の画像データ及び第 4の画像データに蓄熱補正処理を行ヽ、第 5の画像データ及び第 6の画像データを生成する工程と、

第 5の画像データ及び第 6の画像データを、サーマルヘッドを有する感熱記録装置によって被印画体に印画する工程と、

を具備することを特徴とする画像形成方法。

[6] 前記回転処理は、前記第 3の画像データを 180度回転させることを特徴とする請求項 5記載の画像形成方法。

[7] ノ《ターンとなる第 1の画像データを生成し、

前記第 1の画像データ力第 2のパターンとなる第 2の画像データを生成し、前記第 2の画像データに対し、シフト処理を行、第 3の画像データを生成し、前記第 2の画像データ及び前記第 3の画像データを極座標変換して、第 4の画像データ及び第 5の画像データを生成し、

前記第 4の画像データ及び前記第 5の画像データに蓄熱補正処理を行、、第 6の画像データ及び 7の画像データを生成し、

前記第 6の画像データ及び前記第 7の画像データを、サーマルヘッドを有する感熱記録装置によって被印画体に印画することにより得られることを特徴とする印画物。

[8] 円形ヘアラインが被印画体に印画されることを特徴とする請求項 7記載の印画物。

[9] 前記第 1のパターンを変更することにより、線幅を変更することが可能であることを特徴とする請求項 7記載の印画物。

[10] ノターンとなる第 1の画像データを生成する手段と、

前記第 1の画像データ力第 2のパターンとなる第 2の画像データを生成する手段と、

前記第 2の画像データに対し、シフト処理を行、第 3の画像データを生成する手段と、

前記第 2の画像データ及び前記第 3の画像データを極座標変換して、第 4の画像データ及び第 5の画像データを生成する手段と、

前記第 4の画像データ及び前記第 5の画像データに蓄熱補正処理を行、、第 6の画像データ及び第 7の画像データを生成する手段と、

前記第 6の画像データ及び前記第 7の画像データを、被印画体に印画する手段とを具備することを特徴とする感熱記録装置。

[11] 円形ヘアラインを被印画体に印画することを特徴とする請求項 10記載の感熱記録装置。

[12] 前記第 1のパターンを変更することにより、前記円形ヘアラインの線幅を変更することが可能であることを特徴とする請求項 10記載の感熱記録装置。

[13] ノターンとなる第 1の画像データを生成する工程と、

前記第 1の画像データ力第 2のパターンとなる第 2の画像データを生成する工程と、

前記第 2の画像データに対し、シフト処理を行、第 3の画像データを生成する工程と、

前記第 2の画像データ及び前記第 3の画像データを極座標変換して、第 4の画像データ及び第 5の画像データを生成する工程と、

前記第 4の画像データ及び前記第 5の画像データに蓄熱補正処理を行、、第 6の画像データ及び第 7の画像データを生成する工程と、

前記第 6の画像データ及び前記第 7の画像データを、サーマルヘッドを有する感熱記録装置によって被印画体に印画する工程と、

を具備することを特徴とする画像形成方法。

[14] 円形ヘアラインが被印画体に印画することを特徴とする請求項 13記載の画像形成方法。

[15] 前記第 1のパターンを変更することにより、前記円形ヘアラインの線幅を変更することが可能であることを特徴とする請求項 13記載の画像形成方法。

[16] パターンとなる第 1の画像データを生成し、

前記第 1の画像データ力第 2のパターンとなる第 2の画像データを生成し、前記第 2の画像データを極座標変換して、第 3の画像データを生成し、前記第 3の画像データに蓄熱補正処理を行、、第 4の画像データを生成し、前記第 4の画像データを、サーマルヘッドを有する感熱記録装置によって被印画体に印画することにより得られることを特徴とする印画物。

[17] 円形ヘアラインが被印画体に印画されることを特徴とする請求項 16記載の印画物

[18] 前記第 1のパターンを変更することにより、線幅を変更することが可能であることを特徴とする請求項 16記載の印画物。

[19] ノターンとなる第 1の画像データを生成する手段と、

前記第 2の画像データを極座標変換して、第 3の画像データを生成する手段と、前記第 3の画像データに蓄熱補正処理を行、、第 4の画像データを生成する手段と、

前記第 4の画像データを、被印画体に印画する手段と、

を具備することを特徴とする感熱記録装置。

[20] 円形ヘアラインを被印画体に印画することを特徴とする請求項 19記載の感熱記録装置。

[21] 前記第 1のパターンを変更することにより、前記円形ヘアラインの線幅を変更することが可能であることを特徴とする請求項 19記載の感熱記録装置。

[22] ノ《ターンとなる第 1の画像データを生成する工程と、

前記第 2の画像データを極座標変換して、第 3の画像データを生成する工程と、前記第 3の画像データに蓄熱補正処理を行ヽ、第 4の画像データを生成する工程と、

前記第 4の画像データを、サーマルヘッドを有する感熱記録装置によって被印画体に印画する工程と、

を具備することを特徴とする画像形成方法。

[23] 円形ヘアラインを被印画体に印画することを特徴とする請求項 22記載の画像形成方法。

[24] 前記第 1のパターンを変更することにより、前記円形ヘアラインの線幅を変更することが可能であることを特徴とする請求項 22記載の画像形成方法。

[25] 第 1の画像データを、階調変換、及び、網点変換して得た第 2の画像データを極座標変換して、第 3の画像データを生成し、

前記第 3の画像データに蓄熱補正処理を行、、第 4の画像データを生成し、前記第 4の画像データを、サーマルヘッドを有する感熱記録装置によって被印画体に印画することにより得られることを特徴とする印画物。

[26] 第 1の画像データを、階調変換、及び、網点変換して得た第 2の画像データを極座標変換して、第 3の画像データを生成する手段と、

前記第 3の画像データに蓄熱補正処理を行、、第 4の画像データを生成する手段と、

前記第 4の画像データを、被印画体に印画する手段と、

を具備することを特徴とする感熱記録装置。

[27] 第 1の画像データを、階調変換、及び、網点変換して得た第 2の画像データを極座標変換して、第 3の画像データを生成する工程と、

前記第 3の画像データに蓄熱補正処理を行ヽ、第 4の画像データを生成する工程と、

を具備することを特徴とする画像形成方法。