JP2007268832A - 感熱記録装置、蓄熱補正方法、及び印画物 - Google Patents
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Abstract
【課題】サーマルヘッドに蓄積された熱の影響を受けずに、高精細画像の画質を安定して印画可能な感熱記録装置、蓄熱補正方法、および印画物を提供する。
【解決手段】サーマルプリンタ1の制御部9は、入力され記憶部7の画像メモリ23に格納されている画像データ3に対して、階調変換処理、画像シフト処理、網点処理、画像逆シフト処理を施した後、注目画素と周辺画素の距離に応じて最適に定めた蓄熱補正パラメータを用いて周辺画素の階調に重み付けを行ったうえで注目画素の蓄熱補正処理を施し、さらに、同一副走査線上の画素の階調の蓄熱効果を補正するプレストローブ処理、または、オフセット補正を施す。
【選択図】図2
【解決手段】サーマルプリンタ1の制御部9は、入力され記憶部7の画像メモリ23に格納されている画像データ3に対して、階調変換処理、画像シフト処理、網点処理、画像逆シフト処理を施した後、注目画素と周辺画素の距離に応じて最適に定めた蓄熱補正パラメータを用いて周辺画素の階調に重み付けを行ったうえで注目画素の蓄熱補正処理を施し、さらに、同一副走査線上の画素の階調の蓄熱効果を補正するプレストローブ処理、または、オフセット補正を施す。
【選択図】図2
Description
本発明は、サーマルヘッドを有する感熱記録装置に関し、更に詳しくは、サーマルヘッドに蓄熱された熱の影響を受けずに均一な濃度の画像を得ることができ、高精細画像の画質の安定化を図ることができる感熱記録装置、蓄熱補正方法、及び印画物に関する。
感熱記録装置(サーマルプリンタ)は、記録紙に重ねられたインクリボンの背後をサーマルヘッドで加熱し、インクリボンのインクを記録紙に熱転写して印がする装置である。インクリボンは、熱溶融性または昇華性の着色インキ層を有する熱転写シートであり、記録紙は、紙やプラスチックシート等の受像シートである。
サーマルヘッドは、基板上に一列に形成される複数の発熱抵抗体から成る。熱転写プリンタには複数のインクリボンが備えられ、記録紙の同一位置に複数色のインクリボン(例えば、イエローY、マゼンダM、シアンC、ブラックK)のインクを重ねて転写することで、カラー印刷を行うことができる。例えば、複数のインクリボンが回転式に設置され、熱転写を行うインクリボンをサーマルヘッドの位置に移動できるようになっている。また、記録紙搬送装置は、記録紙を印画位置であるサーマルヘッドの位置に搬送し、記録紙の所定の印画範囲が印画される。
サーマルヘッドに画像データを入力すると、画像データに応じたエネルギーがサーマルヘッドに印加され、記録紙に画像が出力される。しかしながら、サーマルヘッドを用いて出力を行う感熱記録装置では、印画が続くとサーマルヘッドの発熱抵抗体の温度が上昇し、蓄熱される熱の影響を受けて、例えば一定の画像データを入力したとしても徐々に印画記録濃度が上昇する。このため、出力画像の濃度が不均一になったり、画像の輪郭がぼやけたりすることがある。従って、安定した画質の画像を得るためには、温度上昇に応じてサーマルヘッドの印加エネルギーを制御する必要がある。
従来、サーマルヘッドに温度検出素子を設け、サーマルヘッド全体の温度から印画パルス幅や通電電流を制御し、蓄熱の影響を抑える熱転写記録装置や、サーマルヘッドの発熱抵抗体ごとに過去の印画履歴を演算する回路を備え、画素単位で印画パルス幅や電流値を制御する熱転写記録装置があった。
また、サーマルヘッドの温度補正を行う方法として、1つの画素に対して複数の周辺画素の蓄熱履歴を考慮に入れて画素補正演算を行い、画素補正演算が終了した1ラインごとに印画する方法や(特許文献1)、画像データの輪郭部分と、輪郭以外の面積の違いを考慮した画素の蓄熱補正演算(特許文献2)が提案されている。
特開平5−169709号公報
特願2004−102164
また、サーマルヘッドの温度補正を行う方法として、1つの画素に対して複数の周辺画素の蓄熱履歴を考慮に入れて画素補正演算を行い、画素補正演算が終了した1ラインごとに印画する方法や(特許文献1)、画像データの輪郭部分と、輪郭以外の面積の違いを考慮した画素の蓄熱補正演算(特許文献2)が提案されている。
しかしながら、上記のような従来の手法では、細線画像のハイライト部では、エネルギー不足によるかすれが生じたり、また、シャドー部では、サーマルヘッドに蓄熱された熱の影響でエネルギー過多となり画像がつぶれ、画質が劣化するという問題がある。
図9に示す細線画像を感熱記録装置で印画する場合を例として説明する。同図(a)、(b)において、サーマルヘッドの走査方向は横方向(例えば左から右)であり、記録紙搬送装置が、記録紙を副走査方向の縦方向(例えば上から下)に移動させることにより、画像が印画される。
ここで、同図(a)に示すように、画像の明るい部分(ハイライト部)では、特に縦方向の細線が、サーマルヘッドのエネルギー不足でかすれてしまう。一方、同図(b)のように、画像の階調度の高い内側の部分(シャドー部)の細線が、エネルギー過多でつぶれてしまう。
ここで、同図(a)に示すように、画像の明るい部分(ハイライト部)では、特に縦方向の細線が、サーマルヘッドのエネルギー不足でかすれてしまう。一方、同図(b)のように、画像の階調度の高い内側の部分(シャドー部)の細線が、エネルギー過多でつぶれてしまう。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、サーマルヘッドに蓄積された熱の影響を受けずに、高精細画像の画質を安定して印画可能な感熱記録装置、蓄熱補正方法、および印画物を提供することである。
前述した課題を解決するための第1の発明は、サーマルヘッドを有する感熱記録装置において、各画素の周辺にある複数の画素と前記各画素との距離に応じて定めた蓄熱補正パラメータによって、前記周辺画素の階調値に重み付けを行い、前記重み付けを行った周辺画素階調により前記各画素の階調値を蓄熱補正し、前記蓄熱補正後に、前記各画素と同一の副走査方向の複数の画素について前記各画素との距離に応じて定めたプレストローブ補正パラメータによって、前記同一副走査方向の複数の画素の階調値に重み付けを行い、前記重み付けを行った同一副走査方向の複数の画素階調により、前記各画素の階調値をプレストローブ補正し、前記プレストローブ補正によって生成された画像データを前記感熱記録装置によって被印画体に印画することにより得られることを特徴とする印画物である。
各画素を注目画素とし、その周辺の複数の画素について予め定めた蓄熱補正パラメータにより、周辺画素の階調値に注目画素との距離に応じた重み付けを行い、注目画素の階調値の蓄熱補正を行うとともに、注目画素と同一の副走査方向の複数の画素について予め定めたプレストローブ補正パラメータにより、注目画素の蓄熱補正を行う。これにより、細線等の高精細の画像のハイライト部でのかすれの問題、シャドー部でのつぶれの問題が解消した印画物が得られる。
また、各画素の周辺にある複数の画素と前記各画素との距離に応じて定めた蓄熱補正パラメータによって、前記周辺画素の階調値に重み付けを行い、前記重み付けを行った周辺画素階調により前記各画素の階調値を蓄熱補正するとともに、所定のオフセット値によりオフセット補正するようにしてもよい。
また、第2の発明は、サーマルヘッドを有する感熱記録装置において、印画する画像データを生成する手段として、印画する画素と、各画素の周辺にある複数の画素と前記各画素の距離に応じて定めた蓄熱補正パラメータと、前記蓄熱補正パラメータによって前記周辺画素の階調値に重み付けを行い、前記重み付けを行った周辺画素階調により前記各画素の階調値を補正する蓄熱補正手段と、前記各画素と同一の副走査方向の複数の画素について前記各画素との距離に応じて定めたプレストローブ補正パラメータと、前記プレストローブ補正パラメータにより重み付けを行った前記同一副走査方向の複数の画素の階調により、前記各画素の階調値を補正するプレストローブ補正手段と、を具備することを特徴とする感熱記録装置である。
ここで、各画素の周辺にある複数の画素と前記各画素との距離に応じて定めた蓄熱補正パラメータによって、前記周辺画素の階調値に重み付けを行い、前記重み付けを行った周辺画素階調により前記各画素の階調値を蓄熱補正するとともに、所定のオフセット値によりオフセット補正するようにしてもよい。
第3の発明は、サーマルヘッドを有する感熱記録装置において、各画素の周辺にある複数の画素と前記各画素との距離に応じて定めた蓄熱補正パラメータによって前記周辺画素の階調値に重み付けを行い、前記重み付けを行った周辺画素階調により前記各画素の階調値を補正する蓄熱補正工程と、前記各画素と同一の副走査方向の複数の画素について、距離に応じて定めたプレストローブ補正パラメータにより重み付けを行った前記同一副走査方向の複数画素の階調により、前記各画素の階調値を補正するプレストローブ補正工程と、を具備することを特徴とする蓄熱補正処理方法である。
本発明によれば、サーマルヘッドに蓄積された熱の影響を受けずに、高精細画像の画質を安定して印画可能な感熱記録装置、蓄熱補正方法、および印画物を提供することが可能になる。
以下、図面に基づいて本発明の第1の好適な実施形態について詳細に説明する。
システムの構成)
最初に、図1を参照しながら、本発明の実施の形態に係る感熱記録装置(サーマルプリンタ1)の構成について説明する。
図1は、サーマルプリンタ1の構成を示す図である。
最初に、図1を参照しながら、本発明の実施の形態に係る感熱記録装置(サーマルプリンタ1)の構成について説明する。
図1は、サーマルプリンタ1の構成を示す図である。
図1に示すように、サーマルプリンタ1は、記録紙(図示せず)に重ねたインクリボン(図示せず)の背後をサーマルヘッド(図示せず)で加熱し、インクリボンのインクを記録紙に熱転写して印画する装置である。サーマルプリンタ1は、画像入力部5、記憶部7、制御部9、印画部11等から構成され、それぞれがバス13で接続される。
画像入力部5は、印画する画像データ3が入力される。記憶部7は、入力される画像データ3や、算出途中の一時保存データ、処理した画像データ、画像処理用のパラメータ等を保存する。制御部9は、プログラムの実行を行うCPU(central processing unit)と、プログラム命令あるいはデータ等を格納するためのROM(read only memory)、RAM(random access memory)等のメモリから構成され、画像入力部5に対して画像データ3の取り込みや画像データ3の処理を指示したり、印画部11に処理後の画像データを送り、印画指示等を行う。
印画部11は、図示していないが、基板上に一列に形成される複数の発熱抵抗体からなるサーマルヘッドとサーマルヘッド駆動部等から構成される。印画部11は、制御部9の指示で印画する画像データを送られると、画素値に応じたエネルギーをサーマルヘッドに印加し、これにより印加部分のインクが溶けて記録紙に付着し、出力画像15を出力する。画素値が大きければ印画記録濃度が高く、反対に画素値が小さければ印画記録濃度は低い。
なお、インクリボンには、シアンC、マゼンタM、イエローY、ブラックKの4種類があり、これらのインクを重ねて転写することでカラー印画を行う。
なお、インクリボンには、シアンC、マゼンタM、イエローY、ブラックKの4種類があり、これらのインクを重ねて転写することでカラー印画を行う。
図2は、図1のサーマルプリンタ1の構成と処理内容の関係を示す図である。画像入力部5は、画像データ3の画像読み取り17を行い、読み取った画像を記憶部7の画像メモリ23に記録すると同時に、制御部9に送る。制御部9は、画像データ3に対して画像処理19を行う。
画像処理19は、解像度変換処理、階調変換処理、CMYK分版処理、画像シフト処理、網点処理、画像逆シフト処理、蓄熱補正処理等の処理工程であり、記憶部7の画像メモリ23内の画像データをそれぞれの処理パラメータ25を用いて画像処理し、最終的な画像データを得る。処理途中の画像データは、記憶部7の画像メモリ23内に記憶する。制御部9は、最終的に得られた画像データを印画部11に送り、印画部11が画像印画21を行う。
(2.画像処理の流れ)
次に、図3、図4を用いて、本実施の形態による画像処理の流れを説明する。図3は、画像処理の流れを示すフローチャート、図4は、記憶部7の詳細を示す図である。
次に、図3、図4を用いて、本実施の形態による画像処理の流れを説明する。図3は、画像処理の流れを示すフローチャート、図4は、記憶部7の詳細を示す図である。
サーマルプリンタ1の画像入力部5により読み込まれた画像データ3は画像D1として記憶部7の画像メモリ23に格納され、この画像データD1を元に画像処理35が実行される。
まず、印画部11の解像度に合わせて、画像データD1の解像度変換処理を行い、画像データD2を生成し、記憶部7の画像メモリ23に保存し、さらに、画像データD2の階調変換を行い、画像データD3を生成し、記憶部7の画像メモリ23に保存する(ステップ101)。
まず、印画部11の解像度に合わせて、画像データD1の解像度変換処理を行い、画像データD2を生成し、記憶部7の画像メモリ23に保存し、さらに、画像データD2の階調変換を行い、画像データD3を生成し、記憶部7の画像メモリ23に保存する(ステップ101)。
ここで、印画部11の解像度は、例えば600dpi(dots per inch)であり、予め、解像度変換パラメータ43として記憶部7の処理パラメータ27に格納しておく。
また、階調変換処理では、同一色を2つに分解し、ずらし、重ね印画するダブルトーンの場合、理想的には50%の階調変換をすればよいが、実際には、50%では重ね印画したときに隙間ができてしまうため、60〜65%の階調変換を行う。最適な階調変換は、印画部11の解像度、印画画像の線数等により異なるので、階調変換パラメータ45として記憶部7の処理パラメータ27に予め格納しておくとよい。
例えば、解像度600dpiで線数60lpi(lines per inch)および75lpiの場合は60%、100lpiおよび120lpiの場合は65%というように予め定めて、記憶部7の処理パラメータ27に格納しておき、処理時に適する階調変換パラメータを検索して使用する。
また、階調変換処理では、同一色を2つに分解し、ずらし、重ね印画するダブルトーンの場合、理想的には50%の階調変換をすればよいが、実際には、50%では重ね印画したときに隙間ができてしまうため、60〜65%の階調変換を行う。最適な階調変換は、印画部11の解像度、印画画像の線数等により異なるので、階調変換パラメータ45として記憶部7の処理パラメータ27に予め格納しておくとよい。
例えば、解像度600dpiで線数60lpi(lines per inch)および75lpiの場合は60%、100lpiおよび120lpiの場合は65%というように予め定めて、記憶部7の処理パラメータ27に格納しておき、処理時に適する階調変換パラメータを検索して使用する。
カラー印画を行う場合、次に、CMYK分版処理を行い、4色(C、M、Y、K)のそれぞれの画像データを生成し、その後の処理、すなわち、画像シフト処理(ステップ102)、網点変換処理(ステップ103)、画像逆シフト処理(ステップ104)、蓄熱補正処理(ステップ105)を実行する。
各色についての処理(ステップ102〜105)は同様なので、ここでは、単色であるものとして説明する。
各色についての処理(ステップ102〜105)は同様なので、ここでは、単色であるものとして説明する。
制御部9は、階調変換後あるいはCMYK分版後の画像データD3に対して画像シフト処理を行い、画像データD4および画像データD5を生成し(ステップ102)、記憶部7の画像メモリ23に格納する。
画像シフト処理としては、ダブルトーンでずらすためのシフト処理等を適用する。
シフト処理では、画像データD3の画素をそれぞれ予め定めたL1画素分だけ右へシフトし、さらに、下方向に予め定めたL2画素分だけシフトし、画像データD5を生成する。また、ダブルトーンにするために、シフト処理を行わない画像データD4を生成する(ステップ102)。画像データD4は、CMYK分版後の画像データD3と同一のデータである。生成された画像データD4および画像データD5は記憶部7の画像メモリ23に格納される。
シフト処理では、画像データD3の画素をそれぞれ予め定めたL1画素分だけ右へシフトし、さらに、下方向に予め定めたL2画素分だけシフトし、画像データD5を生成する。また、ダブルトーンにするために、シフト処理を行わない画像データD4を生成する(ステップ102)。画像データD4は、CMYK分版後の画像データD3と同一のデータである。生成された画像データD4および画像データD5は記憶部7の画像メモリ23に格納される。
ここで、右および下方向にシフトする画素数であるL1およびL2は、サーマルヘッド23の解像度および線数により異なる。予め定めたシフト画素数L1およびL2をシフト処理パラメータ49として記憶部7の処理パラメータ27に記憶しておく。
例えば、サーマルヘッドの解像度が600dpiのとき、線数が60lpiならばL1=5(右へ5画素)、L2=5(下へ5画素)、75lp iならばL1=4(右へ4画素)、L2=4(下へ4画素)、100lpiならばL1=3(右へ3画素)、L2=3(下へ3画素)、120lpiならばL1=2(右へ2画素)、L2=2(下へ2画素)というように予め定めて処理パラメータ27にシフト処理パラメータ49として格納しておく。
例えば、サーマルヘッドの解像度が600dpiのとき、線数が60lpiならばL1=5(右へ5画素)、L2=5(下へ5画素)、75lp iならばL1=4(右へ4画素)、L2=4(下へ4画素)、100lpiならばL1=3(右へ3画素)、L2=3(下へ3画素)、120lpiならばL1=2(右へ2画素)、L2=2(下へ2画素)というように予め定めて処理パラメータ27にシフト処理パラメータ49として格納しておく。
画像シフト処理後、制御部9は、画像データD4およびD5に網点処理を施し、画像データD6および画像データD7を生成し(ステップ103)、記憶部7の画像メモリ23に格納する。
網点のマトリクスサイズはサーマルヘッドの解像度や画像の線数により異なるが、例えば、解像度600dpiの場合、線数60lpiで10×10画素、75lpiで8×8画素、100lpiで6×6画素、120lpiで5×5画素というように予め定めておき、記憶部7の処理パラメータ27に網点処理パラメータとして格納しておく。
また、網点形状は、例えば、万線タイプの90°であるとする。
網点のマトリクスサイズはサーマルヘッドの解像度や画像の線数により異なるが、例えば、解像度600dpiの場合、線数60lpiで10×10画素、75lpiで8×8画素、100lpiで6×6画素、120lpiで5×5画素というように予め定めておき、記憶部7の処理パラメータ27に網点処理パラメータとして格納しておく。
また、網点形状は、例えば、万線タイプの90°であるとする。
次に、制御部9は、画像シフト処理が施してある画像データD7に対して画像逆シフト処理を行う(ステップ104)。画像データD8を記憶部7の画像メモリ23に格納する。
画像逆シフト処理は、ステップ102の画像シフト処理と逆の方向に同じ画素数分シフトさせるものである。逆シフトさせる画素数は、記憶部7の処理パラメータ27のシフト処理パラメータ47を使用すればよい。これにより、網点変換処理データの画素位置が正しい位置に移動する。
画像逆シフト処理は、ステップ102の画像シフト処理と逆の方向に同じ画素数分シフトさせるものである。逆シフトさせる画素数は、記憶部7の処理パラメータ27のシフト処理パラメータ47を使用すればよい。これにより、網点変換処理データの画素位置が正しい位置に移動する。
次に、制御部9は、画像データD6(画像シフト処理を施していない画像データD4に対して網点変換処理を施した画像データ)と画像データD8に対して蓄熱補正処理を実行し(ステップ105)、補正後の画像データD9、D10を生成し、記憶部7の画像メモリ23に格納する。
この蓄熱補正処理手法については後述する。
この蓄熱補正処理手法については後述する。
以上の処理により、単色について印画可能なダブルトーン印刷用の画像データD9、D10が求まったことになる。ここでは単色としたが、カラー画像の場合には、各色(C、M、Y、K)についてそれぞれステップ102〜ステップ105の処理を実行し、各色について蓄熱補正処理後の画像データ(D9C、D9M、D9Y、D9K、D10C、D10M、D10Y、D10K)を求めればよい。
以上により画像処理19を終了し、制御部9は、結果として得られた画像データD9およびD10を印画部11に送る。
印画部11は、受信した画像データD9およびD10を画像印画することによりダブルトーンの印画が実行される。
印画部11は、受信した画像データD9およびD10を画像印画することによりダブルトーンの印画が実行される。
(3.蓄熱補正処理の詳細)
次に、図5に従って、本発明の第1の実施の形態に係る蓄熱補正処理(ステップ105)について詳述する。
蓄熱補正処理は、上記の画像処理19のステップ104までの処理を終えた画像データについて行う。すなわち、ダブルトーン印画の場合には、画像データD6およびD8に対して実施し、それぞれ、蓄熱補正画像データD9およびD10が生成される。
ダブルトーン用のそれぞれの画像データD6およびD8に対して施す蓄熱補正処理は同様なので、ここでは、蓄熱補正処理を施す元画像データをFとする。
次に、図5に従って、本発明の第1の実施の形態に係る蓄熱補正処理(ステップ105)について詳述する。
蓄熱補正処理は、上記の画像処理19のステップ104までの処理を終えた画像データについて行う。すなわち、ダブルトーン印画の場合には、画像データD6およびD8に対して実施し、それぞれ、蓄熱補正画像データD9およびD10が生成される。
ダブルトーン用のそれぞれの画像データD6およびD8に対して施す蓄熱補正処理は同様なので、ここでは、蓄熱補正処理を施す元画像データをFとする。
同図(a)に示すように、元画像データFは複数の画素データからなる。サーマルヘッドの走査方向である主走査方向の画素番号をm、主走査方向に垂直な副走査方向の画素番号をnとし、元画素データFm、nで表すことにする。
画像印画21においては、サーマルヘッドが主走査方向に移動して同一副走査線上(例えばi-2)の画素の印画を行い、その後、被印画物である記録紙が記録紙搬送装置によって送られることにより次の副走査線上(i-1)の画素が印画される。
画像印画21においては、サーマルヘッドが主走査方向に移動して同一副走査線上(例えばi-2)の画素の印画を行い、その後、被印画物である記録紙が記録紙搬送装置によって送られることにより次の副走査線上(i-1)の画素が印画される。
今、主走査方向i番目、副走査方向j番目の画素データFi、jを注目画素として蓄熱補正処理を実行する場合を考える。このとき、印画による蓄熱を考慮する対象となる画素の範囲を同図(a)に示す。
すなわち、主走査方向では、注目画素Fi、j位置から左右それぞれ例えば2つ離れた画素まで(主走査番号i-2、i-1、i、i+1、i+2)、副走査方向では、注目画素の副走査方向jから例えば4つ離れた画素まで(副走査方向j〜j-4)までの範囲にある例えば5×5−1(注目画素)=24個の周辺画素の蓄熱を考慮する。
すなわち、主走査方向では、注目画素Fi、j位置から左右それぞれ例えば2つ離れた画素まで(主走査番号i-2、i-1、i、i+1、i+2)、副走査方向では、注目画素の副走査方向jから例えば4つ離れた画素まで(副走査方向j〜j-4)までの範囲にある例えば5×5−1(注目画素)=24個の周辺画素の蓄熱を考慮する。
制御部9は、注目画素Fi、jの蓄熱補正処理を実行する場合に、記憶部7の画像メモリ23から、注目画素Fi、jおよび周辺の24個の画素データFm、n(m=i-2〜i+2、n=j−4〜j)を読み出して処理を行い、全画素Fについて同様に蓄熱補正処理を行う。
24個の周辺画素の蓄熱を考慮するために、注目画素Fi、jからの距離に応じた重み係数を定め、これを蓄熱補正パラメータcm、jとする(同図(b))。周辺画素の階調値Fm、jにこの蓄積補正パラメータcm、jを乗ずることにより、注目画素からの距離に応じた蓄熱補正を行える。
この蓄熱補正パラメータcm、jは予め定めて、記憶部7の処理パラメータ27に蓄熱補正パラメータ49として格納しておく。
この蓄熱補正パラメータcm、jは予め定めて、記憶部7の処理パラメータ27に蓄熱補正パラメータ49として格納しておく。
注目画素Fi、jの蓄熱補正画像データをGi、jとした場合の蓄熱補正処理の計算式を同図(c)に、蓄熱補正パラメータの数値例を同図(d)に示す。
同図(d)に示すように、蓄熱補正パラメータcm、jは、注目画素Fi、jに対応するパラメータci、jを100とし、注目画素Fi、jからの距離が近い画素ほど蓄熱の考慮の度合いを大きくするように設定される。
例えば、注目画素Fi、jと同一の副走査方向の周辺画素および同一主走査方向の隣接画素の蓄熱補正パラメータの値を−4(蓄熱に対する考慮の度合い最大)、注目画素Fi、jと同一の主走査方向のその他の周辺画素の蓄熱補正パラメータの値を−3というように、注目画素Fi、jからの距離に応じた蓄熱の考慮の度合いに見合う適切な値が設定される。
同図(d)に示すように、蓄熱補正パラメータcm、jは、注目画素Fi、jに対応するパラメータci、jを100とし、注目画素Fi、jからの距離が近い画素ほど蓄熱の考慮の度合いを大きくするように設定される。
例えば、注目画素Fi、jと同一の副走査方向の周辺画素および同一主走査方向の隣接画素の蓄熱補正パラメータの値を−4(蓄熱に対する考慮の度合い最大)、注目画素Fi、jと同一の主走査方向のその他の周辺画素の蓄熱補正パラメータの値を−3というように、注目画素Fi、jからの距離に応じた蓄熱の考慮の度合いに見合う適切な値が設定される。
従来の蓄熱補正パラメータは、注目画素Fi、jの主走査方向を含む3×4画素程度の蓄熱を考慮するようにしていたのに対し、本実施の蓄熱補正パラメータでは蓄熱を考慮する周辺画素の範囲を5×5に広げ、さらに、注目画素Fi、jとの距離に応じ最適化したパラメータ値を採用した。
すなわし、注目画素Fi、jと主走査方向の重み係数を副走査方向のそれに比べて大きくし、斜め方向の画素についての重み係数はより小さくするようにした。
以上のような蓄熱補正パラメータ値の最適化により、蓄熱によるシャドー部でのつぶれや、ハイライト部でのかすれが改善可能である。
すなわし、注目画素Fi、jと主走査方向の重み係数を副走査方向のそれに比べて大きくし、斜め方向の画素についての重み係数はより小さくするようにした。
以上のような蓄熱補正パラメータ値の最適化により、蓄熱によるシャドー部でのつぶれや、ハイライト部でのかすれが改善可能である。
同図(c)の計算式により注目画素Fi、jの蓄熱補正画像データGi、jが求まるが、本実施の形態の蓄熱補正処理では、全画素についての蓄熱補正画像データi、j算出後、高精細の画像印画に対応するため、さらにもう一段補正処理を実施する。
図6に示すように、蓄熱補正画像データGm、n(同図(a))に対して、プレストローブ処理パラメータpm、n(同図(b))を適用し、同図(d)に示す計算式によりプレストローブ補正処理を行う。プレストローブ処理パラメータは予め定めて、蓄熱補正パラメータ49の一部として記憶部7の処理パラメータ27に記憶しておく。
同図(c)は、プレストローブ処理パラメータ例である。同図に示すように、注目画素Gi、jと同一の副走査方向にのみ注目し、注目画素Gi、jに対応するパラメータpi、jを100とし、注目画素と同一の副走査方向の周辺画素pi、j−1、pi、j−2、pi、j−3、pi、j−4の値を−2にしている。
このほか、副走査方向の重み係数を主走査方向に比べて大きくするようにパラメータ値を選択し、プレストローブ処理パラメータを構成してもよい。
同図(c)は、プレストローブ処理パラメータ例である。同図に示すように、注目画素Gi、jと同一の副走査方向にのみ注目し、注目画素Gi、jに対応するパラメータpi、jを100とし、注目画素と同一の副走査方向の周辺画素pi、j−1、pi、j−2、pi、j−3、pi、j−4の値を−2にしている。
このほか、副走査方向の重み係数を主走査方向に比べて大きくするようにパラメータ値を選択し、プレストローブ処理パラメータを構成してもよい。
同図(d)の式によりプレストローブ補正処理を行うことにより、ハイライト部の画像階調の増加傾向が高く、シャドー部の画像階調の増加傾向が低くなるように補正され、高精細画像のハイライト部におけるかすれと、シャドー部におけるつぶれを防止できる。
すなわち、ハイライト部においては、段差の影響等により網点がきちんと印画できずかすれてしまう現象が生じるが、プレストローブ補正処理により、網点周辺部の階調を上げて余熱を与え、網点をきちんと印画させることが可能になる。
すなわち、ハイライト部においては、段差の影響等により網点がきちんと印画できずかすれてしまう現象が生じるが、プレストローブ補正処理により、網点周辺部の階調を上げて余熱を与え、網点をきちんと印画させることが可能になる。
図8(a)は、図5の蓄熱補正処理および図6のプレストローブ補正処理による細線画像の印画例である。ハイライト部では、縦の細線のかすれ、画像中央部の網目画像のかすれが改善され、シャドー部では、画像中央部の網目画像のつぶれが改善され、印画画質が向上している。
以上のように、注目画素の周辺の例えば24画素に対して、図5に示す蓄熱補正パラメータによる蓄熱補正処理を施し、さらに、図6に示すプレストローブ補正処理を施すことにより、ハイライト部における高精細画像のかすれと、シャドー部における高精細画像のつぶれを防止でき、高精細画像の安定した品質のよい印画物を得ることが可能になる。
次に本発明の第2の実施の形態について説明する。
第1の実施例の蓄熱補正パラメータcm、nに加えて、オフセット補正値yを予め定めおき、注目画素Fi、jを補正する。
図7(a)は、蓄熱補正パラメータとオフセット補正値を示す図、同図(b)はパラメータの数値例、同図(c)は、補正の計算式である。
第1の実施例の蓄熱補正パラメータcm、nに加えて、オフセット補正値yを予め定めおき、注目画素Fi、jを補正する。
図7(a)は、蓄熱補正パラメータとオフセット補正値を示す図、同図(b)はパラメータの数値例、同図(c)は、補正の計算式である。
第1の実施例と同様に、蓄熱補正パラメータCm、nは、注目画素からの距離が近いほど、蓄熱の影響を大きく考慮するように最適に設定されている。同図(b)に示すように、オフセット値は例えば20とする。
同図(c)の計算式のように、蓄熱補正パラメータCm、nによる蓄熱補正値からさらにオフセット補正値yを減じることにより各画素についての補正値を求める。
同図(c)の計算式のように、蓄熱補正パラメータCm、nによる蓄熱補正値からさらにオフセット補正値yを減じることにより各画素についての補正値を求める。
図8(b)は蓄熱補正処理とオフセット補正処理による細線画像の印画例である。同図に示すように、ハイライト部でのかすれ、シャドー部でのつぶれのない品質のよい画像を得ることが可能になる。
オフセット補正処理は、プレストローブ補正処理と同様にハイライト部でのかすれ、シャドー部でのつぶれを改善する効果があるが、さらに、プレストローブ処理に比べて処理時間を短縮することが可能である。
オフセット補正処理は、プレストローブ補正処理と同様にハイライト部でのかすれ、シャドー部でのつぶれを改善する効果があるが、さらに、プレストローブ処理に比べて処理時間を短縮することが可能である。
尚、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の改変が可能であり、それらも、本発明の技術範囲に含まれる。例えば、蓄熱補正パラメータ、プレストローブ処理パラメータ、オフセット値は、これに限るものではなく、元画像の種類に適した値を予め設定してもよい。
1………サーマルプリンタ
3………画像データ
5………画像入力部
7………記憶部
11………制御部
19………画像処理
23………画像メモリ
27………処理パラメータ
3………画像データ
5………画像入力部
7………記憶部
11………制御部
19………画像処理
23………画像メモリ
27………処理パラメータ
Claims (6)
- サーマルヘッドを有する感熱記録装置において、
各画素の周辺にある複数の画素と前記各画素との距離に応じて定めた蓄熱補正パラメータによって、前記周辺画素の階調値に重み付けを行い、前記重み付けを行った周辺画素階調により前記各画素の階調値を蓄熱補正し、
前記蓄熱補正後に、前記各画素と同一の副走査方向の複数の画素について前記各画素との距離に応じて定めたプレストローブ補正パラメータによって、前記同一副走査方向の複数の画素の階調値に重み付けを行い、前記重み付けを行った同一副走査方向の複数の画素階調により、前記各画素の階調値をプレストローブ補正し、
前記プレストローブ補正によって生成された画像データを前記感熱記録装置によって被印画体に印画することにより得られることを特徴とする印画物。 - サーマルヘッドを有する感熱記録装置において、
各画素の周辺にある複数の画素と前記各画素との距離に応じて定めた蓄熱補正パラメータによって、前記周辺画素の階調値に重み付けを行い、前記重み付けを行った周辺画素階調により前記各画素の階調値を蓄熱補正するとともに、
所定のオフセット値によりオフセット補正し、
前記オフセット補正によって生成された画像データを前記感熱記録装置によって被印画体に印画することにより得られることを特徴とする印画物。 - サーマルヘッドを有する感熱記録装置において、
印画する画像データを生成する手段として、
各画素の周辺にある複数の画素と前記各画素との距離に応じて定めた蓄熱補正パラメータを記憶する記憶手段と、
前記蓄熱補正パラメータによって前記周辺画素の階調値に重み付けを行い、前記重み付けを行った周辺画素階調により前記各画素の階調値を補正する蓄熱補正手段と、
前記各画素と同一の副走査方向の複数の画素について前記各画素との距離に応じて定めたプレストローブ補正パラメータを記憶する第2の記憶手段と、
前記蓄熱補正手段によって補正を行った各画素に対して、前記プレストローブ補正パラメータにより重み付けを行った前記同一副走査方向の複数の画素の階調により、前記各画素の階調値を補正するプレストローブ補正手段と、
を具備することを特徴とする感熱記録装置。 - サーマルヘッドを有する感熱記録装置において、
印画する画像データを生成する手段として、
各画素の周辺にある複数の画素と前記各画素との距離に応じて定めた蓄熱補正パラメータを記憶する記憶手段と、
前記蓄熱補正パラメータによって前記周辺画素の階調値に重み付けを行い、前記重み付けを行った周辺画素階調により前記各画素の階調値を補正する蓄熱補正手段と、
前記蓄熱補正手段によって補正された前記各画素の階調値を、所定のオフセット値によって更に補正するオフセット補正手段と、
を具備することを特徴とする感熱記録装置。 - サーマルヘッドを有する感熱記録装置において、
各画素の周辺にある複数の画素と前記各画素との距離に応じて定めた蓄熱補正パラメータによって前記周辺画素の階調値に重み付けを行い、前記重み付けを行った周辺画素階調により前記各画素の階調値を補正する蓄熱補正工程と、
前記各画素と同一の副走査方向の複数の画素について、距離に応じて定めたプレストローブ補正パラメータにより重み付けを行った前記同一副走査方向の複数画素の階調により、前記各画素の階調値を補正するプレストローブ補正工程と、
を具備することを特徴とする蓄熱補正処理方法。 - サーマルヘッドを有する感熱記録装置において、
各画素の周辺にある複数の画素と前記各画素との距離に応じて定めた蓄熱補正パラメータによって前記周辺画素の階調値に重み付けを行い、前記重み付けを行った周辺画素階調により前記各画素の階調値を補正する蓄熱補正工程と、
前記蓄熱補正工程によって補正を行った前記各画素の階調値を、所定のオフセット値によって更に補正するオフセット補正工程と、
を具備することを特徴とする蓄熱補正処理方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006096496A JP2007268832A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 感熱記録装置、蓄熱補正方法、及び印画物 |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=38672130
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JP2006096496A Pending JP2007268832A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 感熱記録装置、蓄熱補正方法、及び印画物 |
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JP2009241394A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Dainippon Printing Co Ltd | 感熱記録装置、蓄熱補正方法、及び印画物 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002086774A (ja) * | 2000-09-19 | 2002-03-26 | Sato Corp | サーマルヘッドの当接圧異常検査方法および検査装置 |
-
2006
- 2006-03-31 JP JP2006096496A patent/JP2007268832A/ja active Pending
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