WO2007086360A1 - 発振・エコーキャンセラーシステム - Google Patents

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Abstract

 この発明の発振・エコーキャンセラーシステムは、本体5内にマイクロホンMic1と、スピーカSP1とを有し、外部送受信機と双方向通信を可能とするシステムにおいて、マイクロホンMic1は、集音孔12がその前方に形成された集・放音道(13,14,15,11)と連通してスピーカSP1の放音孔と同じ向きに設けられ、該集音孔と反対側に第2の集音孔17が同面積で同個数設けられており、スピーカSP1と同様な第2のスピーカSP2を有し、この第2のスピーカSP2は、放音孔18がマイクロホンMic1の集・放音道(11)と連通して形成された放音道16及び第2の集音孔17を向き、かつその出力がスピーカSP1の出力を100%としたとき、その約10%を同時に出力している。

Description

明 細 書
発振.エコーキャンセラーシステム 技術分野
[0001] この発明は、携帯電話又は PHS等の移動体通信機器をはじめ一般的な電話機、 テレビ会議システムや音声入力機器のイヤホーンマイク全般、翻訳機、聾哑者ゃ声 帯損傷者用拡声器、旅行業者のガイド用通信機、アナウンサー用通信機、電車の車 掌用通信機、オペレーター用ヘッドセット等各種の通信機器に用いられて、これら通 信機器の発振'エコー防止に効果のある発振'エコーキャンセラーシステムに関する ものである。
背景技術
[0002] 従来、通信機器として例えば携帯電話又は PHS等の移動体通信に用いられる有 線と無線の子機が知られており、この子機力ゝら親機、さらに NTTドコモ等の電話用無 線電波中継部を含む伝送系を介して相手側の通信機器と双方向通信をする通信シ ステムが提案されている (例えば、特許文献 1参照)。これは一方の通信機器が音声 等の信号を送るためのマイクロホン、増幅回路を含む送話部と、音声等の信号を受 け取るスピーカ又はイヤホーン、増幅回路を含む受話部とで構成され、他方の通信 機器が同様なマイクロホン、増幅回路を含む送話部と、スピーカ又はイヤホーン、増 幅回路を含む受話部とで構成され、これら両通信機器が伝送系を介して接続され双 方向通信が可能になっている。
[0003] しかし、特許文献 1の通信システムによる双方向通信の場合には、両通信機器の送 受話部の空間を伝わる音波等を含めた電気的結合によるループが形成されて発振 現象やエコー現象が生じることがあった。このとき発振現象は電気的結合のループ 利得が 1以上の時に生じ、またエコー現象は電気的結合のループ利得が 1以下の時 に生じるので、送話部と受話部の一体化ゃ同設はもとより、近づけることすらできない のが現状であり、有線、無線のいずれにおいても通信機器のノイズ対策、小型化、軽 量化、製造コスト低減等を進める上で大きな問題点となっていた。そこで、出願人は これらの問題点を解消することが可能な通信システムを提案した (例えば、特許文献 2参照)。
[0004] 特許文献 1:特開 2002— 300074号公報
特許文献 2:特開 2005 - 277792号公報
[0005] ところで、前記特許文献 2の通信システムでは、静音環境で使用する場合はィヤー マイク内のスピーカの出力は小さくても良好な双方向通信が可能である力 80〜10 OdBの騒音環境でィヤーマイクを使用する場合は、スピーカの出力が足りず、出力を 上げる必要がある。しかし、外耳道内の空間容積が平均約 2ccであるので、出力を上 げるとスピーカ音が外耳道内での減衰量をオーバーし飽和状態となり、当然ィヤーマ イク内のマイクに大きく伝わる。すなわち、特許文献 2の通信システムでは、 80〜: L00 dBの騒音環境での使用条件としてスピーカの出力を上げて大音量で使用する場合 は、エコー ·発振を防止することは不可能である。
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0006] そこでこの発明は、前記のような従来の問題点を解決し、エコー成分を可及的に低 レベルまで抑制して、エコー現象と発振現象をほぼ完全に防止することができ、 80〜 lOOdBの騒音環境での安定した双方向通信が可能な発振'エコーキャンセラーシス テムを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0007] 前記目的を達成するため、この発明は、耳の穴に適合する大きさに形成された開 口付き挿入部を有する中空状の本体を具え、該本体内に挿入部の開口を経て空気 振動として伝わってくる音声信号を取り込むマイクロホンと、 1つの放音孔以外は密閉 状に形成されて外部送受信機から受信する音声信号を拡声するスピーカとを有し、 このスピーカは、放音孔が揷入部の開口を向いて設けられ、前記マイクロホンは、集 音孔が揷入部の開口に対して前記スピーカの放音孔より離れた位置に設けられ、前 記挿入部を耳の穴に挿入することにより着脱可能に耳に装着されて、外部送受信機 と双方向通信を可能とするシステムにおいて、前記マイクロホンは、集音孔がその前 方に形成された集 ·放音道と連通して前記スピーカの放音孔と同じ向きに設けられて いるとともに、該集音孔と反対側に第 2の集音孔が同面積で同個数設けられており、 前記スピーカと同様に 1つの放音孔以外は密閉状に形成されて外部送受信機から 受信する音声信号を拡声する第 2のスピーカを有し、この第 2のスピーカは、放音孔 が前記マイクロホンの集'放音道と連通して形成された放音道及び第 2の集音孔を向 き、かつその出力が前記スピーカの出力を 100%としたとき、その約 10%を同時に出 力していることを特徴とする。
発明の効果
[0008] この発明は、前記のようであって、マイクロホンは、集音孔がその前方に形成された 集-放音道と連通して前記スピーカの放音孔と同じ向きに設けられているとともに、該 集音孔と反対側に第 2の集音孔が同面積で同個数設けられており、前記スピーカと 同様に 1つの放音孔以外は密閉状に形成されて外部送受信機から受信する音声信 号を拡声する第 2のスピーカを有し、この第 2のスピーカは、放音孔が前記マイクロホ ンの集'放音道と連通して形成された放音道及び第 2の集音孔を向き、かつその出 力が前記スピーカの出力を 100%としたとき、その約 10%を同時に出力している構 成からなるので、エコー成分を可及的に低レベルまで抑制して、エコー現象と発振現 象をほぼ完全に防止することができ、 80〜: LOOdBの騒音環境での安定した双方向 通信を可能とする発振'エコーキャンセラーシステムを提供することができる。
図面の簡単な説明
[0009] [図 1]この発明の第 1の実施の形態として示す発振'エコーキャンセラーシステムの一 部省略した縦断正面図である。
[図 2]図 1の II— II線断面図 (ィヤーパッドは除く )である。
[図 3]図 1の III III線断面図である
[図 4]図 1の IV— IV線断面図である。
[図 5]作用説明用の図面である
[図 6]第 2の実施の形態として示す発振'エコーキャンセラーシステムの一部省略した 縦断正面図である。
[図 7]同上のブロック概要図である
[図 8]第 1の実施の形態の発振'エコーキャンセラーシステムを防音'ハウリング防止 拡声装置として使用した例を示す概要図である。 [図 9]第 1の実施の形態の発振 'エコーキャンセラーシステムを防音無線機として使用 した例を示す概要図である。
[図 10]第 1の実施の形態の発振'エコーキャンセラーシステムを防音'音声装置として 使用した例を示す概要図である。
発明を実施するための最良の形態
[0010] この発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
第 1の実施の形態
[0011] 図 1は発振.エコーキャンセラーシステムの一部省略した縦断正面図、図 2は図 1の I I— II線断面図(ィヤーパッドは除く)、図 3は図 1の III— III線断面図、図 4は図 1の IV— IV線断面図である。 1は発振'エコーキャンセラーシステムで、イヤホーンマイク 2をそ の主要構成部材として具えている。イヤホーンマイク 2は、耳の穴に適合する大きさに 形成された開口 3付き挿入部 4を有する中空状の本体 5を具えている。本体 5は合成 榭脂製で、側面力 見て円形となった略円筒形状を呈し、挿入部 4に開口 3を有する 以外に開口部がなぐ内部は密閉状の中空部となっている。挿入部 4は本体 5の側面 中央部から突出状に設けられ、その先端にはゴムなど弾性材料力 なり、どのような 大きさの耳の穴 (外耳道)でも密着するィヤーパッド 6が嵌合により装着されるようにな つている。本体 5は、ィヤーパッド 6側の半部 5aと反対側の半部 5bとが嵌合され、さら に半部 5bの外周にはリング部材 7が介装されたうえ、後記する電気配線等を収容す るチューブ体 8の一端拡開部が嵌合により装着され、一体化されている。前記のよう にイヤホーンマイク 2は、挿入部 4を耳の穴に挿入することにより着脱可能に耳に装 着される。そして装着されると、ィヤーパッド 6の外周に多数形成した遮音壁 6aが挿 入側と反対側にたわんで倒れ込み、その外周縁が外耳道の内壁に接触して外耳道 を密閉するようになって 、る。
[0012] 本体 5内には挿入部 4の開口 3を経て空気振動として伝わってくる音声信号を取り 込むマイクロホン Miclと、 1つの放音孔以外は密閉状に形成されて図示しない外部 送受信機力も受信する音声信号を拡声するスピーカ SP1とが挿入部 4側の内側層を 形成するように配置されたエラストマ一 9に形成した型孔に嵌入して固定されている。 スピーカ SP1は、図示しない前記放音孔が揷入部 4の開口 3を向いて設けられている 。また、スピーカ SP1の放音孔から開口 3のある方向の挿入部 4には漏斗状にやや拡 開した放音道 10が所定長さにわたり形成されている。放音道 10の下方の挿入部 4に は集 '放音道 11が並行して形成されている。マイクロホン Miclの前面中央に設けた 集音孔 12の前方には半球状の集音ホール 13が形成されているとともに、そのやや 上方の前方には集音道 14が形成され、該集音道の前端と集'放音道 11の後端は分 岐音道 15によって連通して 、る。 16は集'放音道 11と分岐音道 15を介して連通して 形成された放音道である。
[0013] 前記のようにマイクロホン Miclは、集音孔 12が揷入部 4の開口 3に対してスピーカ SP1の前記放音孔より離れた位置に設けられているとともに、開口 3から集音する集 音道 11, 13, 14, 15がスピーカ SP1の放音道 10から直接集音不可能な材質、例え ば本体 5の合成樹脂や前記エラストマ一 9によってその周囲が形成されている。また 、マイクロホン Miclの後面やや上方には後記スピーカ SP2用の集音孔 17が、集音 孔 12と同面積で同個数(1個)設けられている。
[0014] 本体 5内にはまた、スピーカ SP1と同様に 1つの放音孔 18以外は密閉状に形成さ れた第 2のスピーカ SP2が図示しない外部送受信機力 受信する音声信号を拡声可 能に、挿入部 4と反対側の内側層を形成するように配置された吸音材であるムンクス ( プリヂストン社製) 20に形成した型孔に嵌入して固定されている。ムンクス 20とは、 M NCS (Micro Network Controlled Structure)の商品名であり、特殊ポリマーとオイルと のコンパゥンド技術を用いて、人間の細胞に近 、構造を形成した熱可塑性の素材で ある。このムンクスは、良好な流動性を有して精密成形が可能であり、防振性や、耐 薬品性に優れており、非常に安定した材料とされている。スピーカ SP2は、スピーカ S P1の後端面に前端面が接し、かつスピーカ SP1よりもやや下方の位置となって配置 されている。スピーカ SP2の放音孔 18はマイクロホン Miclの放音道 16及び集音孔 17を向いて設けられている。スピーカ SP2の出力は、スピーカ SP1の出力を 100%と したとき、その約 10%を同時に出力するように構成されている。このスピーカ SP1 (10 0%) >スピーカ SP2 (約 10%)となる出力制御は図示しない抵抗などの部品からな る出力低減回路を用いることによってなされる。すなわち、前記の場合はスピーカ SP 2側の出力低減回路に例えば抵抗を入れればよい。 22, 23はエラストマ一 9やムンク ス 20に形成された空間と溝である。
[0015] スピーカ SP1の放音道 10及びマイクロホン Miclの集音道 11, 13, 14, 15は、前 記のように本体 5の合成樹脂やエラストマ一 9によって形成されているので、スピーカ SP1の機械的振動がこれらによって抑制されてマイクロホン Miclに直接伝わらず、 必ず放音道 10から集'放音道 11に入る振動音のみ集音することが可能となっている 。図 1, 2, 3において 24, 25はイヤホーンジャックと電気配線で接続する端子、 26は 電気配線用孔、 27はハンダ部である。
[0016] 前記第 1の実施の形態の動作について図 5及び図 1を参照して説明する。送受信 に際しては、発振'エコーキャンセラーシステム 1のイヤホーンマイク 2の揷入部 4に装 着されたィヤーパッド 6を外耳道に挿入して密着させるとともに、図示しないィャホー ンジャックを前記外部送受信機のイヤホーンジャック穴に挿入する。
[0017] そして、受信に際しては、外部送受信機力も送信された音声信号が、イヤホーンマ イク 2で受信され、スピーカ SP1及びスピーカ SP2で拡声される。その拡声された音 声信号はその大部分が図 1の矢印 aで示すように放音道 10を通して、一部分が図 1 の矢印 cで示すように放音道 16、分岐音道 15、集 ·放音道 11を通して開口 3から外 方向に伝わって外耳道の先にある鼓膜に音声信号として伝達される力 約 10%の回 折音がエコー成分入力音として図 1の矢印 bで示すように集'放音道 11、分岐音道 1 5、集音道 14、集音ホール 13、マイクロホン Miclの集音孔 12を通してマイクロホン Miclに入力される。し力し、スピーカ SP1の出力と同時にスピーカ SP2の出力による 約 10%の出力音が図 1の矢印 dで示すように集音孔 17を通してマイクロホン Miclに 入力されるので、マイクロホン Micl内にあるダイヤフラムへの振動がプラス入力とマ ィナス入力となり、打ち消される。これによりエコー成分を 100%抑制することができる
[0018] 送信に際しては、声帯及び無声音より発生する鼓膜方向力 の外耳道内の空気振 動として伝わってくる音声信号は、集'放音道 11から分岐音道 15へ、さらにそこから 集音道 14と放音道 16に分岐して入る。集音道 14に入った音は集音ホール 13からマ イク口ホン Miclの集音孔 12を通してマイクロホン Miclに 100%入力される。一方、 放音道 16に入った音は分散して i)空間 22と溝 23、 ii)放音孔 18を通してスピーカ SP 2の内部、 m)吸音材としてのムンクス 20へ約 90%入力されて吸収されるとともに、残 りの約 10%がマイクロホン Miclの集音孔 17を通して入る回折音の入力となる。した がって、外耳道内の音声信号は、マイクロホン Miclの集音孔 12の入力音 100%に 対し、マイクロホン Miclの集音孔 17の入力音約 10%となり、マイクロホン Micl内に あるダイヤフラムへの振動がプラス入力とマイナス入力として打ち消しあっても、約 90 %は打ち消されずに充分残り、外部送受信機に送信され、伝送系を通して相手側へ 送られるため、消えることはない。
[0019] 前記の送受信に際し、外部力 外耳道内に進入する音はィヤーパッド 6の遮音壁 6 aの外周縁が外耳道の内壁に接触して外耳道を密閉することによって防がれ、また本 体 5 (—部はチューブ体 8も)とその内部に配設したエラストマ一 9及びムンクス 20によ つて防がれ、マスキング現象及びマイクロホン Miclへの外部音の入力を防止する。
[0020] 前記のように、(1)スピーカ SP1のほかにスピーカ SP2が追加されていること、 (2) マイクロホン Miclの集音孔 17が集音孔 12と同面積で同個数(1個)設けられ、指向 性マイクロホン Miclになっていること、(3)スピーカ SP1の出力を 100%としたときの 約 10%の出力を、同時にスピーカ SP2から出力させていること、等からエコー成分は 可及的に低レベル (約 1%)まで抑制される。そのため、エコーの原因であるループ利 得が 1以下で生成されたエコー成分を常に減衰させた状況で保持することができ、ェ コー現象は生じない。このようにエコー成分を可及的に低レベルまで抑制でき、スピ 一力 SP1 ' SP2の出力を上げてもエコー現象と発振現象をほぼ完全に防止すること ができるため、 80〜: LOOdBの騒音環境でも安定した双方向通信が可能となる。
[0021] また、前記のように出力低減回路によりスピーカ SP2の出力は、スピーカ SP1の出 力を 100%としたとき、その約 10%を同時に出力させるので、発振の原因であるルー プ利得を 1以下に保持することができるので、発振現象も生じない。
第 2の実施の形態
[0022] 図 6, 7は、第 2の実施の形態を示し、この第 2の実施の形態は発振'エコーキャンセ ラーシステム 1に補聴機能をもたせたものである。第 2の実施の形態にお ヽては本体 5の半部 5bのセンターに補聴用マイクロホン Mic2力 その外表面をチューブ体 8の 表面とほぼ面一となつて外部に現出するように両部材 5b, 8間にわたり形成した型孔 31に嵌入固定されている。マイクロホン Mic2は外表面中央に集音孔 32が設けられ ているとともに、増幅器 33を介して制御回路 34に接続され、該制御回路に設けた切 替器(図示せず)によってマイクロホン Miclと切り替え可能になっている。そのほかの 構成は第 1の実施の形態と同様であるので、同様の部分には同一符号を付して説明 は省略することとする。
[0023] 第 2の実施の形態では制御回路 34による切替器の切替えにより、図 7に示すように 通常はマイクロホン Mic2の集音孔 32で集音した音声を増幅器 33で増幅して、スピ 一力 SP1及びスピーカ SP2を駆動し、補聴器として使用する。また、例えば携帯電話 35のリング音信号が制御回路 34へ入力される力、あるいは携帯電話 35の通話ボタ ンを押して会話を開始すると、制御回路 34の切替器によってマイクロホン Mic2の集 音孔 32で集音した音力 外耳道内発声音をマイクロホン Miclで集音した音声に自 動的に切り替わり、携帯電話 35を通して伝送系へ送信される。また、同時にスピーカ SP1及びスピーカ SP2の音は携帯電話 35のスピーカ音声(通話相手の声など)に切 り替わる。これにより携帯電話 35による双方向通信が可能となる。
[0024] これまでの一般的な補聴器においては、補聴器を装着したマイクロホンに集音され る外部音を単純に増幅したスピーカ音を外耳道に入れて 、るため、人間の可聴領域 において、ノイズとなる成分が多く含まれる等々の問題が発生していた。そのため、補 聴器を装着した場合、現状は電話の受話器を耳に当てては聞き取りにくい状況にあ つた。し力しながら、実施の形態 2では外耳道をィヤーパッド 6で密閉するため防音率 が高まり、外部の騒音によるマスキングをキャンセルできるため、より可聴領域が広が り、騒音の中でも聞き取り易くなる。したがって、補聴器を装着する難聴者全員が固 定電話や子機、及び携帯電話を利用できる利点がある。
[0025] また、制御回路 34をデジタルィ匕することにより、難聴が進行した場合でも、制御回 路 34に組み込むソフトによりスピーカ SP1及びスピーカ SP2の出力音調を調整する だけで対応することもできる。したがって、従来のように耳型を取って作るインナータイ プの補聴器のような高価でありながら経年変化によってその都度新しく作り直す必要 もなく、現状の 10分の 1以下の廉価で購入が可能となる。
使用例 [0026] 図 8, 9, 10は第 1の実施の形態の各種の使用例を示すものである。以下、これらを 順に説明する。図 8は、発振'エコーキャンセラーシステム 1とスピーカ 41を電気配線 42等で接続して、防音'ハウリング防止拡声装置とした例である。 43は電源スィッチ 、 44は音量切替スィッチ、 45はマイクロホンジャック、 46はマイクロホンプラグである。 このような防音'ハウリング防止拡声装置によれば、イヤホーンマイク 2の防音性とィャ 一パッド 6による外耳道の密閉によって外耳道内への外部騒音の進入を防止するこ とができ、約 lOOdBの騒音環境下でも外耳道内の発声音のみを拡声することができ る。しかも、外耳道内の発声音を約 lOOdBの大きさまで拡声しても、ハウリングルー プを形成するその拡声音が外耳道に進入しないので、 100%ハウリングを起こさない 。つまり、周囲が騒音環境であろうとな力ろうと関係なぐ明瞭な拡声音として使用で きる。
[0027] 図 9は、発振'エコーキャンセラーシステム 1と、スピーカ及びマイクロホンが無ぐ送 受信のための機器のみ有した無線機 51を電気配線 52等で接続して、防音無線機と した例である。 53は無線機 51の表示部、 54は小型電池、 55は接続端末である。図 に鎖線で示すように従来必要とした大型スピーカとマイクロホンは不要となり、大きさ も略半分となるから胸ポケットやクリップ留めで装着が可能である。このような防音無 線機によれば、ィヤーパッド 6で密閉された外耳道内の発声音を、防音されたィャホ ーンマイク 2内のマイクロホン Miclで集音することで、外部の騒音を約 30dB以上力 ットできるため、イヤホーンマイク 2装着者の外耳道における発声音のみを送信し、外 部の騒音が相手側に伝わることがない。し力も、外耳道内に防音されたイヤホーンマ イク 2内のスピーカ SP1及びスピーカ SP2 (lmW)力 直接再生された音を聞くことに より、周囲の騒音によるマスキング現象もなぐ明瞭に聞き取れる。また、ィヤーパッド 6で密閉された外耳道内において送受話を行なうため、無線端末にセットされた大型 スピーカ(出力 0. 6W前後)及びマイクロホンは不要となり、本体の小型'軽量な商品 化が可能となる。
[0028] 図 10は、発振'エコーキャンセラーシステム 1とアプリケーション装置 61を電気配線 62等で接続して、音声を介した各種エンジンをもった防音 ·音声装置とした例である oすなわち、電気配線 62に接続された増幅器 63からスピーカ SP1及びスピーカ SP2 ラインと、マイクロホン Miclラインが分岐し、スピーカ SP1及びスピーカ SP2ラインに は音声合成エンジン 64が接続され、マイクロホン Miclラインには音声認識エンジン 65が接続されて 、る。音声認識エンジン 65は音響分析と認識デコーダ (音響モデル •辞書'言語モデル)を有し、その処理結果を音声合成エンジン 64、音声認証ェンジ ン 66、声紋認証エンジン 67、及びアプリケーション装置 61へ出力可能になっている 。アプリケーション装置 61内は外耳道内音声認証、外耳道内声紋認証、合成音声拡 声、文字入力、翻訳文字入力、自動通訳、作動入力、からなつている。
[0029] 音声認証とは音声によって本人確認を行なうバイオメトリタス (生体情報)認証のこと で、音声を分析して特徴データを抽出し、個人の音声モデルとして登録しておき、認 証時に入力された音声と照合を行うことで、登録者本人の音声か否かを判定する。 声紋認証の声紋とは広くは音声認証に含まれるが、人間の声を分析し、特徴を抽出 したパターンのことで、個人の識別に利用される。合成音声拡声とは機械的な音声で はなぐ例えば声帯をなくした人の場合では、小さく聞き取り難い声を大きく拡声して 出すのではなぐその小さな声を人が話しているような非常にリアルな合成音声を作 つて拡声するものである。文字入力とは PCや PDAのキーボードの操作が不慣れな 人や、障害によって使えない人達等が、自分の音声で入力して文字変換させること である。翻訳文字入力とは例えば日本語で話した言葉が、英語などの別言語に変換 されて文字入力されることである。自動通訳とは例えば日本語で話した言葉が、他国 語に変換されて、拡声されて相手方に聞こえるものである。作動入力とは入力例であ る通り、音声でできるものは全部音声で作動させるものである。
[0030] このような防音'音声装置によれば、音声認識エンジン 65の音響分析機能による処 理情報量が、ノイズレスとなることで分析スピード及び精度が向上し、当然その先の 各エンジンの処理能力も軽減され、回路簡素化とともに省電力となり、低コストで小型 化が可能となる。また、音声合成エンジン 64による合成音声ガイダンスもクリアに聞き 取れ、かつ発振'ェコ一'マスキングもない。
[0031] また、前記の防音'音声装置は、新規の端末投資が不要、言語に依存しない、心理 的負担が少ない、複雑なパスワードの忘却やカード紛失の心配不要、冗長なキーボ ード操作'ボタン操作からの解放、音声認識や音声合成、テレフォニー技術との高い 親和性、という特長が期待できるため、テレホンバンキング、受発注システム、入退室 管理システム、各種機器の制御システム、電子カルテ管理システム、 ICカード'ソリュ ーシヨンなどの技術分野で利用することが可能である。
尚、前記に示した各実施の形態は好ま Uヽ一例を挙げたにすぎず、これ以外の実 施の形態を排除するものではない。例えば、第 1の実施の形態において、スピーカ S P1及びスピーカ SP2や、マイクロホン Miclの配置は図示した以外としてもよい。また 、集'放音道 11に連なる集音道 14、集音ホール 13、分岐音道 15の配置や構成も任 意であり、図示した以外としてもよい。また、前記で示した外部送受信機としては、例 えば携帯電話や PHSなどの移動体通信機器、通信用端末機や各種通信機などに 内蔵または外付けされたイヤホーンマイク専用送受信機があり、これらのいずれかを 採用してもよい。第 2の実施の形態において、補聴用マイクロホン Mic2の配置は図 示した以外としてもよい。

Claims

請求の範囲
[1] 耳の穴に適合する大きさに形成された開口付き挿入部を有する中空状の本体を具 え、該本体内に挿入部の開口を経て空気振動として伝わってくる音声信号を取り込 むマイクロホンと、 1つの放音孔以外は密閉状に形成されて外部送受信機から受信 する音声信号を拡声するスピーカとを有し、このスピーカは、放音孔が揷入部の開口 を向いて設けられ、前記マイクロホンは、集音孔が揷入部の開口に対して前記スピー 力の放音孔より離れた位置に設けられ、前記挿入部を耳の穴に挿入することにより着 脱可能に耳に装着されて、外部送受信機と双方向通信を可能とするシステムにおい て、
前記マイクロホンは、集音孔がその前方に形成された集 ·放音道と連通して前記ス ピー力の放音孔と同じ向きに設けられているとともに、該集音孔と反対側に第 2の集 音孔が同面積で同個数設けられており、前記スピーカと同様に 1つの放音孔以外は 密閉状に形成されて外部送受信機から受信する音声信号を拡声する第 2のスピーカ を有し、この第 2のスピーカは、放音孔が前記マイクロホンの集'放音道と連通して形 成された放音道及び第 2の集音孔を向き、かつその出力が前記スピーカの出力を 10 0%としたとき、その約 10%を同時に出力していることを特徴とする発振 'エコーキヤ ンセラーシステム。
[2] 前記スピーカと第 2のスピーカは、第 2のスピーカがスピーカに対して挿入部と反対 側であって、かつ下方に位置するように配置され、それぞれその周囲に設けたエラス トマ一又は吸音部材によって形成された型孔に嵌入して固定されている請求項 1記 載の発振 ·ェコ一キャンセラーシステム。
[3] 前記マイクロホンの集'放音道は、前記スピーカで拡声された音声信号の一部分を 集音し、かつ第 2のスピーカの放音道と連通する分岐音道、集音道、集音ホールを 有する請求項 1記載の発振'エコーキャンセラーシステム。
[4] 前記マイクロホンの集'放音道及び第 2のスピーカの放音道は、その周囲に設けた 合成樹脂又はエラストマ一によつて形成されている請求項 1記載の発振'エコーキヤ ンセラーシステム。
[5] 防音のために、本体の挿入部の先端にはゴムなど弾性材料からなり、外耳道に密 着するィヤーパッドが装着されているとともに、挿入部を含む本体は合成樹脂製とな つている請求項 1記載の発振'エコーキャンセラーシステム。
[6] 本体の内側層を形成するようにスピーカのある部分にエラストマ一が配置され、第 2 のスピーカのある部分に吸音部材が配置されている請求項 5に記載の発振 'エコー キャンセラーシステム。
[7] 本体外面に補聴用マイクロホンを有し、この補聴用マイクロホンとマイクロホンを切り 替える制御回路が設けられている請求項 1記載の発振 ·エコーキャンセラーシステム
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