JP2002344617A - 発振防止回路 - Google Patents
発振防止回路Info
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Abstract
受信装置で発振現象が生じることがなく、特に双方向通
話用の送受信装置においては送話と受話が同時にでき、
安定した双方向通話を可能とすることができる発振防止
回路を提供すること。 【解決手段】 増幅回路8と増幅回路9の間に充電スイ
ッチ回路11と転送スイッチ回路12が直列に設けられ、こ
の充電スイッチ回路と転送スイッチ回路の間に瞬時信号
保持部材13が設けられ、充電スイッチ回路は増幅回路8
から瞬時信号保持部材に信号を受け渡し、転送スイッチ
回路は瞬時信号保持部材から増幅回路9へ信号を受け渡
すようになっており、さらに充電スイッチ回路がオンの
とき転送スイッチ回路がオフとなり、転送スイッチ回路
がオンのとき充電スイッチ回路がオフとなって、両スイ
ッチ回路が常に同時にはオンとならないように制御する
制御回路15が設けられていることを特徴とする。
Description
ク全般、補聴器、聾唖者や声帯損傷者用拡声器、旅行業
者のガイド用通信機、拡声器、アナウンサー用通信機、
電車の車掌用通信機、オペレーター用ヘッドセットなど
の一方向通話用の拡声装置、又は携帯電話又はPHSな
ど移動体通信用子機、一般的な電話器、翻訳機などの双
方向通話用の送受信装置に組み込まれて、これら装置の
発振防止に効果のある発振防止回路に関するものであ
る。
を通してスピーカ又はイヤホーン等で拡声する装置の場
合、集音部と拡声部間に音波等の伝わりを含む電気的結
合によるループが形成されて発振現象が生じることがあ
る。また、送受信を伴う通信機器においても双方向通話
を行う場合、両通信機器の送受話部の音声等の空間伝搬
を含む電気的結合によるループが形成されて発振現象が
生じることがある。この発振現象は音波の伝搬を含む電
気的結合のループ利得が1以上になることにより生じる
ので、ループ利得を1以下に保証するために、前者では
マイクロホン等の集音部とスピーカ又はイヤホーン等の
拡声部をあまり近づけないとか、鋭い指向性を持ったマ
イクロホンを使用するとかの対策が必要であり、後者で
はループ利得を1以下を保証するため、前者が行った集
音部と拡声部をあまり近づけない方法や、通信機器の利
得を大きくしないとかの対策が必要であり、通信機器の
小型化、軽量化等を進めるうえで大きな問題点であっ
た。
記のような従来の問題点を解決し、一方向通話用の拡声
装置や双方向通話用の送受信装置で発振現象が生じるこ
とがなく、特に双方向通話用の送受信装置においては送
話と受話が同時にでき、安定した双方向通話を可能とす
ることができる発振防止回路を提供することを目的とす
る。
め、請求項1の発明は、音声等の信号を増幅して拡声
し、かつ該拡声した信号を受けるために用いられるマイ
クロホン、第1の増幅回路、第2の増幅回路、スピーカ
又はイヤホーンとで構成される一方向通話用の拡声装置
に用いられるものであって、第1の増幅回路と第2の増
幅回路の間に充電スイッチ回路と転送スイッチ回路が直
列に設けられ、この充電スイッチ回路と転送スイッチ回
路の間に瞬時信号保持部材が設けられ、充電スイッチ回
路は第1の増幅回路から瞬時信号保持部材に信号を受け
渡し、転送スイッチ回路は瞬時信号保持部材から第2の
増幅回路へ信号を受け渡すようになっており、さらに充
電スイッチ回路がオンのとき転送スイッチ回路がオフと
なり、転送スイッチ回路がオンのとき充電スイッチ回路
がオフとなって、両スイッチ回路が常に同時にはオンと
ならないように制御する制御回路が設けられていること
を特徴とする。
声装置が、補聴器のように耳の穴に一部又は全部が挿入
されて使用されるようになっていることを特徴とする。
て相手側に送信するために用いられるマイクロホン、第
1の増幅回路、第2の増幅回路とで構成される送話部及
び相手側からの音声等の信号を増幅して受信するために
用いられる第3の増幅回路、第4の増幅回路、スピーカ
とで構成される受話部を有する双方向通話用の送受信装
置に用いられるものであって、第1の増幅回路と第2の
増幅回路の間又は第3の増幅回路と第4の増幅回路の間
に充電スイッチ回路と転送スイッチ回路が直列に設けら
れ、この充電スイッチ回路と転送スイッチ回路の間に瞬
時信号保持部材が設けられ、充電スイッチ回路は第1の
増幅回路又は第3の増幅回路から瞬時信号保持部材に信
号を受け渡し、転送スイッチ回路は瞬時信号保持部材か
ら第2の増幅回路又は第4の増幅回路へ信号を受け渡す
ようになっており、さらに充電スイッチ回路がオンのと
き転送スイッチ回路がオフとなり、転送スイッチ回路が
オンのとき充電スイッチ回路がオフとなって、両スイッ
チ回路が常に同時にはオンとならないように制御する制
御回路が設けられていることを特徴とする。
受信装置が、補聴器のように耳の穴に一部又は全部が挿
入されて使用されるようになっていることを特徴とす
る。
ずれかにおいて、瞬時信号保持部材が、コンデンサであ
ることを特徴とする。
ずれかにおいて、制御回路が、充電スイッチ回路を駆動
する第1のスイッチ駆動回路と、転送スイッチ回路を駆
動する第2のスイッチ駆動回路と、これら第1、第2の
スイッチ駆動回路を前記両スイッチ回路が常に同時にオ
ンとならないようにオン・オフを交互に切り替え動作さ
せるフリップフロップ回路と、このフリップフロップ回
路を動作させる発振回路とからなることを特徴とする。
参照して説明する。実施の形態は微弱音声信号を増幅し
てスピーカで拡声する拡声装置に実施したものである。
この拡声装置が使用される環境は図1にその概要を示す
通りであり、1は補聴器のように耳の穴に一部又は全部
が挿入されて使用される拡声装置で、円筒状本体2を具
え、該本体の一方の端面である前面中央部には微弱な音
声を集音するマイクロホン3が設けられ、反対側の後面
中央部から小径状に突出した部分にはスピーカ5が設け
られている。6は電池である。
ック図であり、この図面では電池6など説明に必要のな
いものは省略している。8は第1の増幅回路、9は第2
の増幅回路であり、増幅回路8がマイクロホン3に接続
され、増幅回路9がスピーカ5に接続されている。この
両増幅回路の間には充電スイッチ回路11と転送スイッチ
回路12が直列に設けられ、充電スイッチ回路11が増幅回
路8に接続され、転送スイッチ回路12が増幅回路9に接
続されている。充電スイッチ回路11と転送スイッチ回路
12の間には瞬時信号保持部材としてのコンデンサ13が設
けられている。充電スイッチ回路11は増幅回路8からコ
ンデンサ13に音声出力電圧の瞬時値等の信号を充電する
ことにより受け渡し、転送スイッチ回路12はコンデンサ
13から増幅回路9へ該充電された充電電圧等の信号を受
け渡す。これにより増幅回路9がスピーカ5を駆動する
ようになっている。
にはこれら両スイッチ回路のオン・オフをクロックパル
スを発生させて駆動・制御する制御回路15が接続されて
いる。制御回路15はスイッチ駆動回路16,17、フリップ
フロップ回路18および発振回路19から構成されている。
スイッチ駆動回路16が充電スイッチ回路11に接続され、
スイッチ駆動回路17が転送スイッチ回路12に接続されて
いる。フリップフロップ回路18が両スイッチ駆動回路1
6,17に接続され、該両スイッチ駆動回路を充電スイッ
チ回路11がオンのときは転送スイッチ回路12がオフとな
り、充電スイッチ回路11がオフのときは転送スイッチ回
路12がオンとなるようにして、両スイッチ回路11,12が
常に同時にオンとならないようにしている。図3に両ス
イッチ回路11,12のスイッチタイミングを示す。また、
発振回路19がフリップフロップ回路18に接続され、フリ
ップフロップ回路18を動作させるようになっている。
ンにして拡声装置1をスタンバイ状態にし、このような
状態で本体2を突出部が耳の穴に入るようにして耳に装
着する。このような状態で外部音があると、該音がマイ
クロホン3により集音され、増幅回路8から充電スイッ
チ回路11へ送られる。このとき充電スイッチ回路11は制
御回路15によって人の声として認識できないような繰返
し周波数、例えば30〜50Khzのパルス波でオン・オフさ
れており、充電スイッチ回路11がオンのときに充電スイ
ッチ回路11へ送られた信号はコンデンサ13が充電される
ことによってコンデンサ13に書き込まれ記憶される。そ
の後、この記憶された信号は制御回路15によって同じよ
うにオン・オフ制御される転送スイッチ回路12がオンの
ときに増幅回路9に転送される。図3のように充電スイ
ッチ回路11がオンのときは転送スイッチ回路12はオフ、
充電スイッチ回路11がオフのときは転送スイッチ回路12
はオンとなるように制御回路15で制御され、充電スイッ
チ回路11のオンの時間と転送スイッチ回路12のオンの時
間は同じ時間となることはない。そして、増幅回路9に
よって増幅された信号はスピーカ5を通して音声として
拡声される。
る。このときマイクロホン3とスピーカ5が著しく接近
しているため、スピーカ5によって拡声された音声がマ
イクロホン3によって取り込まれ、信号の流れに図2に
点線で示すようなループが形成され発振現象が起こるこ
ととなるが、前記のような制御回路15による充電スイッ
チ回路11と転送スイッチ回路12のオン・オフ制御により
信号の流れにループが生じなく、発振現象は防止され
る。特に従来の発振防止のように利得調整等の必要がな
いため、音量をいくら大きくしても発振することはな
い。このため、利得調整等に必要な構成回路及び利得調
整回路の消費電力も不要となり、製造コスト・使用コス
トともに大幅に削減される。
両スイッチ回路11,12のオン・オフを制御する制御回路
15が不安定とならないように、まず発振回路19を先に動
作させ、発振防止制御可能な状態になったのち、増幅回
路8をはじめとする全回路がスタンバイとなるようにし
ている。電源オフ時はその逆の動作となる。
電話の子機の送受信装置に実施したものである。この送
受信装置が使用される環境は図4にその概要をブロック
図で示す通りであり、図示省略したがこの実施の形態に
おいても送受信装置は拡声装置1と同様に補聴器のよう
に耳の穴に一部又は全部が挿入されて使用される。31は
携帯電話や無線電波中継部を含む伝送系で、該伝送系の
左側が例えば自分側となる携帯電話の子機の送受信機の
送受話部に設けられた送話部32と受話部33を示し、同右
側が相手側となる通信機器の送受話部に設けられた送話
部35と受話部36を示している。自分側の送話部32はマイ
クロホン38、該マイクロホンに接続された第1の増幅回
路39、伝送系31に接続された第2の増幅回路40を有し、
該両増幅回路の間には充電スイッチ回路41と転送スイッ
チ回路42が直列に設けられ、充電スイッチ回路41が増幅
回路39に接続され、転送スイッチ回路42が増幅回路40に
接続されている。充電スイッチ回路41と転送スイッチ回
路42の間には瞬時信号保持部材としてのコンデンサ43が
設けられている。充電スイッチ回路41は増幅回路39から
コンデンサ43に音声出力電圧の瞬時値等の信号を充電す
ることにより受け渡し、転送スイッチ回路42はコンデン
サ43から増幅回路40へ該充電された充電電圧等の信号を
受け渡す。
にはこれら両スイッチ回路のオン・オフをクロックパル
スを発生させて駆動・制御する制御回路45が接続されて
いる。制御回路45はスイッチ駆動回路46,47、フリップ
フロップ回路48および発振回路49から構成されている。
スイッチ駆動回路46が充電スイッチ回路41に接続され、
スイッチ駆動回路47が転送スイッチ回路42に接続されて
いる。フリップフロップ回路48が両スイッチ駆動回路4
6,47に接続され、該両スイッチ駆動回路を充電スイッ
チ回路41がオンのときは転送スイッチ回路42がオフとな
り、充電スイッチ回路41がオフのときは転送スイッチ回
路42がオンとなるようにして、両スイッチ回路41,42が
常に同時にオンとならないようにしている。図5に両ス
イッチ回路41,42のスイッチタイミングを示す。また、
発振回路49がフリップフロップ回路48に接続され、フリ
ップフロップ回路48を動作させるようになっている。自
分側の受話部33は伝送系31に接続された第3の増幅回路
51、該増幅回路に接続された第4の増幅回路52、該増幅
回路に接続されたスピーカ53を有している。相手側の送
話部35と受話部36は増幅回路などを省略して一部の構成
のみ示している。すなわち、相手側の送話部35はマイク
ロホン55を有し、受話部36はスピーカ56を有している。
ンにして送受信機をスタンバイ状態にし、このような状
態で送話部32のマイクロホン38により集音された音は増
幅回路39から充電スイッチ回路41へ送られる。このとき
充電スイッチ回路41は制御回路45によって人の声として
認識できないような繰返し周波数、例えば30〜50Khzの
パルス波でオン・オフされており、充電スイッチ回路41
がオンのときに充電スイッチ回路41へ送られた信号はコ
ンデンサ43が充電されることによってコンデンサ43に書
き込まれ記憶される。その後、この記憶された信号は制
御回路45によって同じようにオン・オフ制御される転送
スイッチ回路42がオンのときに増幅回路40に転送され
る。図5のように充電スイッチ回路41がオンのときは転
送スイッチ回路42はオフ、充電スイッチ回路41がオフの
ときは転送スイッチ回路42はオンとなるように制御回路
45で制御され、充電スイッチ回路41のオンの時間と転送
スイッチ回路42のオンの時間は同じ時間となることはな
い。そして、増幅回路40へ転送された信号は伝送系31へ
送られる際に、転送スイッチ回路40において印加された
スイッチング成分を増幅回路40に付加したフィルタ等で
除去され、かつ増幅回路40で増幅されて伝送系31へ送ら
れる。伝送系31によって相手側へ送られた信号は相手側
の携帯電話や電話器の受話部36のスピーカ56を通して音
声として拡声される。一方、この音声を聞いた相手側に
おいては送話部35のマイクロホン55を通して伝送系31へ
音声を送り出す。伝送系31から送られてきた信号は受話
部33の増幅回路51、52を通してスピーカ53によって拡声
される。
る。このとき送話部32のマイクロホン38と受話部33のス
ピーカ53が著しく接近しているため、スピーカ53によっ
て拡声された音声がマイクロホン38によって取り込ま
れ、伝送系31を通して相手側のスピーカ56によって拡声
された音声が相手側のマイクロホン55に取り込まれ、信
号の流れに図4に点線で示すようなループが形成され発
振現象が起こることとなるが、前記のような制御回路45
による充電スイッチ回路41と転送スイッチ回路42のオン
・オフ制御により前記実施の形態の拡声装置の場合と同
様に信号の流れにループが生じなく、発振現象は防止さ
れる。
同じ発振防止回路機能のない、通常の携帯電話及び電話
機等の場合、双方向通話に問題は生じないが、同じ発振
防止回路機能が付加されている場合は、両方の通信機器
の発振防止回路の制御タイミング同波数が一致もしくは
若干のズレがある場合に通話不良が生じるので、このよ
うな場合には相手側が音声等の信号を伝送系31へ送り出
す前に段落番号0018に記載したのと同じように相手
側のスイッチング成分を相手側のフィルタ等で除去して
伝送系31へ送り出されなければならない。
両スイッチ回路41,42のオン・オフを制御する制御回路
45が不安定とならないように、まず発振回路49を先に動
作させ、発振防止制御可能な状態になったのち、増幅回
路39などからなる送話部32と増幅回路51などからなる受
話部33をはじめとする送受信回路の全回路がスタンバイ
となるようにしている。電源オフ時はその逆の動作とな
る。
の増幅回路39と第2の増幅回路40の間に充電スイッチ回
路41と転送スイッチ回路42を直列に設け、充電スイッチ
回路41と転送スイッチ回路42の間にコンデンサ43を設け
たが、これに代えて受話部33における第3の増幅回路51
と第4の増幅回路52の間に充電スイッチ回路41と転送ス
イッチ回路42を直列に設け、充電スイッチ回路41と転送
スイッチ回路42の間にコンデンサ43を設けるようにして
もよい。この場合には勿論、制御回路45のスイッチ駆動
回路46を充電スイッチ回路41に接続し、スイッチ駆動回
路47を転送スイッチ回路42に接続して、充電スイッチ回
路41と転送スイッチ回路42のオン・オフをクロックパル
スを発生させて駆動・制御する。
としてスピーカ5を示したが、これはイヤホーンでもよ
い。また、前記各実施の形態では瞬時信号保持部材とし
てコンデンサ13,43を示したが、必ずしもコンデンサで
なくともよく、メモリ機能をもった素子や回路等であれ
ば、ほかの同効のものとしてもよい。さらに、制御回路
15,45も好ましい一例を示したにすぎず、具体的な回路
構成は同効のものであれば他の回路としてもよい。
構成からなるので、マイクロホンとスピーカ又はイヤホ
ーンが著しく接近した状態で、通常では発振する状態で
あつても全く発振現象が生じることがない。その結果、
補聴器や携帯電話などマイクロホンとスピーカ又はイヤ
ホーンの位置関係が制限される電子機器等のレイアウト
が容易になる。しかも発振防止にループ利得の制御を行
っていないので、拡声装置の音量調整に制限を与えるこ
とはない。また、構成も簡素であるため、製作コストも
比較的安価にきるという優れた効果が期待できる。
図である。
のブロック図である。
スイッチタイミングを示す図面である。
振防止回路等のブロック図である。
スイッチタイミングを示す図面である。
Claims (6)
- 【請求項1】 音声等の信号を増幅して拡声し、かつ該
拡声した信号を受けるために用いられるマイクロホン、
第1の増幅回路、第2の増幅回路、スピーカ又はイヤホ
ーンとで構成される一方向通話用の拡声装置に用いられ
るものであって、第1の増幅回路と第2の増幅回路の間
に充電スイッチ回路と転送スイッチ回路が直列に設けら
れ、この充電スイッチ回路と転送スイッチ回路の間に瞬
時信号保持部材が設けられ、前記充電スイッチ回路は第
1の増幅回路から瞬時信号保持部材に信号を受け渡し、
前記転送スイッチ回路は瞬時信号保持部材から第2の増
幅回路へ信号を受け渡すようになっており、さらに前記
充電スイッチ回路がオンのとき転送スイッチ回路がオフ
となり、転送スイッチ回路がオンのとき充電スイッチ回
路がオフとなって、前記両スイッチ回路が常に同時には
オンとならないように制御する制御回路が設けられてい
ることを特徴とする発振防止回路。 - 【請求項2】 拡声装置が、補聴器のように耳の穴に一
部又は全部が挿入されて使用されるようになっている請
求項1に記載の発振防止回路。 - 【請求項3】 音声等の信号を増幅して相手側に送信す
るために用いられるマイクロホン、第1の増幅回路、第
2の増幅回路とで構成される送話部及び相手側からの音
声等の信号を増幅して受信するために用いられる第3の
増幅回路、第4の増幅回路、スピーカとで構成される受
話部を有する双方向通話用の送受信装置に用いられるも
のであって、第1の増幅回路と第2の増幅回路の間又は
第3の増幅回路と第4の増幅回路の間に充電スイッチ回
路と転送スイッチ回路が直列に設けられ、この充電スイ
ッチ回路と転送スイッチ回路の間に瞬時信号保持部材が
設けられ、前記充電スイッチ回路は第1の増幅回路又は
第3の増幅回路から瞬時信号保持部材に信号を受け渡
し、前記転送スイッチ回路は瞬時信号保持部材から第2
の増幅回路又は第4の増幅回路へ信号を受け渡すように
なっており、さらに前記充電スイッチ回路がオンのとき
転送スイッチ回路がオフとなり、転送スイッチ回路がオ
ンのとき充電スイッチ回路がオフとなって、前記両スイ
ッチ回路が常に同時にはオンとならないように制御する
制御回路が設けられていることを特徴とする発振防止回
路。 - 【請求項4】 送受信装置が、補聴器のように耳の穴に
一部又は全部が挿入されて使用されるようになっている
請求項3に記載の発振防止回路。 - 【請求項5】 瞬時信号保持部材が、コンデンサである
請求項1ないし4のいずれかに記載の発振防止回路。 - 【請求項6】 制御回路が、充電スイッチ回路を駆動す
る第1のスイッチ駆動回路と、転送スイッチ回路を駆動
する第2のスイッチ駆動回路と、これら第1、第2のス
イッチ駆動回路を前記両スイッチ回路が常に同時にオン
とならないようにオン・オフを交互に切り替え動作させ
るフリップフロップ回路と、このフリップフロップ回路
を動作させる発振回路とからなる請求項1ないし5のい
ずれかに記載の発振防止回路。
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