JPH10304027A - 電話装置 - Google Patents

電話装置

Info

Publication number
JPH10304027A
JPH10304027A JP9108548A JP10854897A JPH10304027A JP H10304027 A JPH10304027 A JP H10304027A JP 9108548 A JP9108548 A JP 9108548A JP 10854897 A JP10854897 A JP 10854897A JP H10304027 A JPH10304027 A JP H10304027A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless communication
telephone
communication device
unit
main unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9108548A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuya Usui
克也 臼井
Hideaki Tanaka
秀明 田中
Yoshito Hayakawa
義人 早川
Masahiko Fujita
柾彦 藤田
宗浩 ▲まつ▼田
Munehiro Matsuda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP9108548A priority Critical patent/JPH10304027A/ja
Publication of JPH10304027A publication Critical patent/JPH10304027A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者が快適に使用できる電話装置を提供す
る点にある。 【解決手段】 他の電話装置との通信を行う本体部MU
と、マイク1及びイヤホン2を備えて、前記本体部MU
に対して音声信号の授受を行う人体装着型の通話器CU
とが設けられた電話装置において、前記本体部MUに、
前記通話器CUと通信するための本体部側無線通信装置
31と、その本体部側無線通信装置31の送信電力の強
弱を切り換える本体部側切換手段MSとが備えられ、前
記通話器CUに、前記本体部側無線通信装置31と通信
するための通話器側無線通信装置41が備えられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、他の電話装置との
通信を行う本体部と、マイク及びイヤホンを備えて、前
記本体部に対して音声信号の授受を行う人体装着型の通
話器とが設けられた電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる、電話装置は、マイク及びイヤホ
ンを備えた通話器を耳等の人体における適宜部位に装着
した状態で、その通話器によって通話の相手方と会話を
することが可能であり、いわゆる電話器の受話器を手で
保持しながら会話をする煩わしさを回避できるようにす
るものである。従来、この通話器は、電話装置の本体部
と信号線にて接続されるのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記従来構成
では、通話器と本体部とが信号線にて結ばれているため
に、電話装置の使用者のとり得る姿勢や位置が制限さ
れ、使用者に不快感を与えてしまう場合があった。本発
明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、その目
的は、使用者が快適に使用できる電話装置を提供する点
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記請求項1記載の構成
を備えることにより、人体に装着される通話器と電話装
置の本体部とは、本体部に備えられた本体部側無線通信
装置と、通話器に備えられた通話器側無線通信装置との
無線通信により信号のやりとりを行う。従って、本体部
側無線通信装置と通話器側無線通信装置とが送受信可能
な範囲内であれば、使用者は任意の姿勢及び位置で会話
を行うことが可能であり、電話装置を快適に使用でき
る。但し、上記のように本体部と通話器との間で無線通
信により信号のやりとりを行う関係上、複数の同種の電
話装置が互いに接近した状態で使用されると、本体部と
通話器との通信が混信する虞れがある。
【0005】そこで、上記のように電話装置が互いに接
近した状態で使用される場合には、本体部側切換手段に
て本体部側無線通信装置の送信電力を弱側に切り換え、
一方電話装置が互いに十分離間して使用される場合は、
本体部側切換手段にて本体部側無線通信装置の送信電力
を強側に切り換えて、本体部と通話器とがある程度離間
しても的確に無線通信できるようにする。もって、本体
部側無線通信装置の送信電力を常時弱い電力に設定して
おくような場合では本体部と通話器との位置関係の制限
が大となるのに対し、通常は送信電力を強側に切り換え
た状態で所望の姿勢で使用し、適宜送信電力を弱側に切
り換えて混信を回避するという使用形態が可能となっ
て、一層快適に使用できる電話装置を提供できるに至っ
た。
【0006】又、上記請求項2記載の構成を備えること
により、本体部側無線通信装置のみならず、通話器側無
線通信装置においても、通話器側切換手段にて通話器側
無線通信装置の送信電力を強弱に切り換えることがで
き、通話器側無線通信装置の送信電力をも弱側に切り換
えることで混信を一層的確に回避でき、一層快適に使用
できる電話装置を提供できるに至った。
【0007】又、上記請求項3記載の構成を備えること
により、電話装置の本体部は、携帯式の無線電話装置と
して構成されるが、携帯式の無線電話装置のように持ち
運んで使用することを前提とし、本体部を使用者の頭部
に近づけて使用する姿勢をとり辛い場合の多い電話装置
において、上記のように通話器と本体部とが無線通信に
より信号のやりとりを行えるようにして、ある程度の範
囲で使用者が任意の姿勢及び位置で会話を行えることが
極めて好適である。しかも、送信電力の強弱を切り換え
るものとして、通常は送信電力を強側に切り換えた状態
で使用し、適宜送信電力を弱側に切り換えて混信を回避
するという使用形態が可能となって、上記のような使用
面での便宜を可及的に維持することができる。
【0008】又、上記請求項4記載の構成を備えること
により、本体部側無線通信装置及び通話器側無線通信装
置の送信電力を手動操作式のスイッチによって強弱に切
り換えることができるので、本体部側切換手段及び通話
器側切換手段を簡素な構成としながら、使用者の意思に
よって確実に送信電力を切り換えることができる。
【0009】又、上記請求項5記載の構成を備えること
によって、マイクが、骨伝導音声を検出する骨伝導マイ
クにて構成される。一般のマイクを使用したのでは、使
用者の口から発せられる音声を検出するためにマイクを
口の近くに配置する必要があるが、骨伝導マイクではそ
のような制限がないため通話器をコンパクトに構成で
き、通話器を人体に装着した場合の違和感を少なくする
ことができて、電話装置を一層快適に使用できるものと
なる。
【0010】又、上記請求項6記載の構成を備えること
によって、通話器は、マイクとイヤホンとが一体形成さ
れて一つの耳に装着可能であるので、通話器がコンパク
トで且つ取扱い容易であり、電話装置を一層快適に使用
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電話装置の実施形
態を図面に基づいて説明する。電話装置PHは、本体部
MUと、その本体部MUと音声信号の授受を行う人体装
着型の通話器CUとから構成される。本体部MUは、種
々の形式の携帯型電話MPと、通話器CUと無線通信す
るための本体部側無線通信ユニットWUとから構成さ
れ、全体として携帯式の無線電話装置を構成している。
本体部側無線通信ユニットWUは、携帯型電話MPのマ
イク/イヤホン端子に電気的に接続されると共に、携帯
型電話MPの筐体に着脱自在としてある。通話器CU
は、骨伝導マイクからなるマイク1と、イヤホン2と、
通話器側無線通信ユニットEUとから構成されている。
マイク1及びイヤホン2は、図3乃至図5に示すよう
に、一つの耳に装着できるように、二股状に一体形成さ
れ、更に、耳への装着姿勢において下向きに突出して、
マイク1の下面と間で耳甲介腔部の縁部を挟持する挟持
部材3が備えられている。
【0012】マイク1には、耳部に伝わる骨伝導音声を
検出する圧電セラミック素子11と、圧電セラミック素
子11で生じた信号を電気信号として後段に出力するた
めのFET等を備えたプリント基板12とが備えられ、
イヤホン2には、イヤホン用小型スピーカ21と、イヤ
ホン2のハウジングをも兼ねる金属性の制振部材22と
が備えられている。
【0013】上記構成の通話器CUを耳に装着するとき
は、図5に示すように、通話器側無線通信ユニットEU
を耳の周囲に掛け、マイク1及びイヤホン2を耳の耳甲
介腔部Yに挿着する。この状態では、マイク1が耳甲介
腔部Yの底面に当接し、イヤホン2が外耳道53の開口
部に対面する状態となり、マイク1と挟持部材3とで耳
甲介腔部Yの縁部を挟持する。尚、マイク1が当接する
耳甲介腔部Yの底面は、耳甲介腔部Y内で最も声帯に近
く、声帯で発生した振動を的確に捕らえるのに適した位
置である。
【0014】次に、本体部MUと通話器CUとの間で無
線通信するための本体部側無線通信ユニットWU及び通
話器側無線通信ユニットEUについて説明する。図2に
示すように、本体部側無線通信ユニットWUには、本体
部側制御部30と本体部側無線通信装置31と、本体部
側制御部30及び本体部側無線通信装置31に作動用の
電力を供給する電池32と、本体部側無線通信装置31
の送信電力を強弱の2段階に切り換える本体部側切換手
段MSとして機能する手動操作式の切換スイッチ33と
が備えられている。切換スイッチ33は、図1にも示す
ように、本体部側無線通信ユニットWUの筐体表面に取
り付けられている。一方、通話器側無線通信ユニットE
Uには、通話器側制御部40と、通話器側無線通信装置
41と、通話器側制御部40及び通話器側無線通信装置
41に作動用の電力を供給する電池42と、通話器側無
線通信装置41の送信電力を強弱の2段階に切り換える
通話器側切換手段ESとして機能する手動操作式の切換
スイッチ43とが備えられている。切換スイッチ43
は、図1にも示すように、通話器側無線通信ユニットE
Uの筐体表面に取り付けられている。
【0015】本体部側無線通信装置31は、本体部側制
御部30の制御により、作動状態と作動停止状態とに切
り換えられ、一方、通話器側無線通信装置41も、通話
器側制御部40の制御により、通話作動状態と通話停止
状態とに切り換えられる。尚、ここで、本体部側無線通
信装置31の作動停止状態は、送信作動及び受信作動の
いずれも停止した状態であり、通話器側無線通信装置4
1の通話停止状態は、送信作動を停止しているが、受信
作動可能な状態としている。
【0016】この本体部側制御部30と通話器側制御部
40との制御作動を図6及び図7のフローチャートに基
づいて概略的に説明する。先ず、本体部MU側では、本
体部側制御部30が、通電が開始されるに伴って、図6
のフローチャートに示す処理を実行し、先ず、切換スイ
ッチ33の「強」,「弱」の設定状態を検知して本体部
側無線通信装置31の送信電力を「強」又は「弱」の何
れかに設定する(ステップ#1)。尚、本体部側無線通
信装置31の送信電力を「弱」と設定したときの送信距
離は例えば1m以下で、本体部側無線通信装置31の送
信電力を「強」と設定したときの送信距離は1mより長
く、例えば数m程度とすることができる。
【0017】携帯型電話MPが使用されていないとき
は、マイク/イヤホン端子からのイヤホン出力信号レベ
ルが無信号の状態であるので、通常は、ステップ#2で
待機している。この状態で、使用者から相手側に電話を
かけようとするとき、あるいは、相手側から電話がかか
ってきたとき、使用者は携帯型電話MPの「通話開始ス
イッチ」を押し操作するが、この押し操作に伴って、上
記のイヤホン出力信号レベルが上昇する。つまり、使用
者が相手側に電話をかけようとするときは「プー」とい
う待機音よって、又、相手側から電話がかかってきたと
きは、背景音等の微弱な音声信号を含む相手側からの音
声信号によって信号レベルが上昇する。この結果、イヤ
ホン出力信号レベルは、十分小さい値に設定された設定
信号レベル「SL 」以上となり(ステップ#2)、次
に、切換スイッチ33の「強」,「弱」の設定が変更さ
れているか否かを確認して(ステップ#3)、変更され
ていれば切換スイッチ33の指示通りの送信電力に設定
する(ステップ#4)。
【0018】送信電力の設定についての処理の後、本体
部側無線通信装置31を作動停止状態から作動状態に切
り換えてアクティブ状態とする(ステップ#5)。すな
わち、本体部MUに対する通話指令操作に伴って、自動
的に作動状態に切り換わるのである。本体部側無線通信
装置31が作動状態となると、本体部側無線通信装置3
1は搬送波を音声信号にて変調して通話情報信号を送信
し、イヤホン出力信号レベルが、待機音の信号レベルよ
り若干小さい値に設定されている設定信号レベル
「S H 」以上となるか、あるいは、イヤホン出力信号レ
ベルが、上記設定信号「SL」より小さいレベルとなる
まで、この状態を維持する(ステップ#8,ステップ#
9)。尚、この間においても、切換スイッチ33の
「強」,「弱」の設定が変更されているか否かを確認し
て(ステップ#6)、変更されていれば切換スイッチ3
3の指示通りの送信電力に設定する(ステップ#7)。
【0019】一方、通話器側無線通信ユニットEUで
は、通話器側制御部40が、通電が開始されるに伴っ
て、図7のフローチャートに示す処理を実行し、先ず、
切換スイッチ43の「強」,「弱」の設定状態を検知し
て通話器側無線通信装置41の送信電力を「強」又は
「弱」の何れかに設定する(ステップ#21)。尚、通
話器側無線通信装置41の送信電力は、「強」,「弱」
の何れにおいても、本体部側無線通信装置31の送信電
力と同等かあるいは若干弱い電力に設定してある。
【0020】携帯型電話MPが使用されていないとき
は、本体部側無線通信装置31が作動停止状態であり、
図7のフローチャートのステップ#22で待機している
が、本体部側無線通信装置31が作動状態となり、通話
情報信号の送信が開始されると、その搬送波の周波数の
信号を検知して(ステップ#22)、切換スイッチ43
の「強」,「弱」の設定が変更されているか否かを確認
して(ステップ#23)、変更されていれば切換スイッ
チ43の指示通りの送信電力に設定する(ステップ#2
4)。送信電力の設定についての処理の後、通話器側無
線通信装置41を通話停止状態から通話作動状態に切り
換えて送信アクティブ状態とする(ステップ#25)。
【0021】通話器側無線通信装置41が送信アクティ
ブ状態となった後、本体部側無線通信装置31から送信
される上記搬送波の周波数の信号を受信している間、す
なわち、通話情報信号を受信している間は、上記通話作
動状態を維持する(ステップ#28)。尚、この間にお
いても、切換スイッチ43の「強」,「弱」の設定が変
更されているか否かを確認して(ステップ#26)、変
更されていれば切換スイッチ43の指示通りの送信電力
に設定する(ステップ#27)。このように、本体部側
無線通信装置31が作動状態にあり、且つ、通話器側無
線通信装置41が通話作動状態にあるときに、他の電話
装置との間で会話を行うことができる。
【0022】他の電話装置との通話が終了して、相手側
が先に電話を切った場合は、イヤホン出力信号レベル
は、待機音の信号レベルとなって設定信号レベル
「SH 」以上となり(ステップ#8)、本体部側無線通
信装置31を作動停止状態に切り換えて、インアクティ
ブとする(ステップ#10)。又、使用者が「通話終了
スイッチ」を押し操作して、先に電話を切った場合は、
イヤホン出力信号レベルが設定信号レベル「SL 」より
小さい無信号状態となり(ステップ#9)、本体部側無
線通信装置31を作動停止状態に切り換えて、インアク
ティブとする(ステップ#10)。すなわち、本体部M
Uに対する通話終了指令操作、又は、他の電話装置の通
話終了を検出するに伴って、自動的に作動停止状態に切
り換わるのである。この後、ステップ#2に戻り上記処
理を繰り返す。
【0023】本体部側無線通信装置31が作動停止状態
となると搬送波を含む通話情報信号の送信が停止されの
で、これに伴い、図7のフローチャートにおいて、搬送
波の周波数の信号が検知されなくなり(ステップ#2
8)、通話器側無線通信装置41を通信作動状態から通
信停止状態へ切り換えて、送信インアクティブ状態とす
る(ステップ#29)。この後、ステップ#22に戻り
上記処理を繰り返す。
【0024】〔別実施形態〕以下、別実施形態を列記す
る。 (1) 上記実施の形態では、通話器側無線通信ユニットE
Uにも切換スイッチ43を備えて、通話器側無線通信装
置41に送信電力の強弱を切り換え可能としているが、
通話器側無線通信装置41の送信電力はそれほど大きく
ない一定の電力に設定しておき、本体部側無線通信装置
31の送信電力のみを強弱に切り換えるように構成して
も良い。 (2) 上記実施の形態では、切換スイッチ33の切り換え
指示を本体部側制御部30へ入力し、本体部側制御部3
0が本体部側無線通信装置31の送信電力を切り換え制
御しているが、切換スイッチ33の切り換え指示を本体
部側無線通信装置31に直接に入力し、本体部側制御部
30の制御によらずに本体部側無線通信装置31の送信
電力を「強」,「弱」に切換えるように構成しても良
い。通話器側無線通信ユニットEUについても同様であ
る。
【0025】(3) 上記実施の形態では、通話器側無線通
信ユニットEUにおいても切換スイッチ43の指示によ
って通話器側無線通信装置41の送信電力を「強」,
「弱」に切り換えるものとしているが、本体部側無線通
信装置31から送信される通話情報信号に中に、通話器
側無線通信装置41の送信電力を「強」,「弱」に切換
えるための制御信号を、本体部側無線通信装置31に対
する「強」,「弱」に切換指令と連動する状態で混入
し、通話器側制御部40がその制御信号を検出したとき
に、その制御信号の指令に基づいて、通話器側無線通信
装置41の送信電力を「強」,「弱」に切換えるものと
して、通話器側無線通信装置41の送信電力の「強」,
「弱」に切り換えを、本体部側無線通信装置31の送信
電力の「強」,「弱」の切り換えと自動的に連動させる
ように構成しても良い。
【0026】(4) 上記実施の形態では、本体部側無線通
信装置31の送信電力の切り換えは、切換スイッチ33
に対する使用者の手動操作に基づいて行う構成としてい
るが、周囲との混信状況に応じて自動的に送信電力を切
換えるようにしても良い。具体的には、例えば、図6の
フローチャートのステップ#5の処理を行う直前と類似
の状況、すなわち、使用者が携帯型電話MPの「通話開
始スイッチ」を押し操作した状況において、本体部側無
線通信装置31を送受信可能な作動状態とする前に、本
体部側制御部30の制御により、送信作動を停止したま
まで受信作動のみを可能として、その状態で設定以上の
レベルの信号を受信した場合に、混信が生じるものと判
断して、本体部側無線通信装置31を作動状態としたと
きの送信出力を「弱」と設定し、設定よりも小さいレベ
ルの信号を受信する場合は、本体部側無線通信装置31
を作動状態としたときの送信出力を「強」と設定すれば
良い。本体部側無線通信装置31が送信作動を停止して
いるときは、通話器側無線通信装置41が通話停止状態
にあるので、その状態での本体部側無線通信装置31の
受信状態によって混信の有無を推定できるのである。
【0027】(5) 上記実施の形態では、本体部側無線通
信装置31及び通話器側無線通信装置41の送信電力を
「強」,「弱」の2段階に切り換える場合を例示してい
るが、3段階以上に切り換えるようにしても良いし、
又、連続的に送信電力を変更調整できるようにしても良
い。 (6) 上記実施の形態では、通話器側無線通信ユニットE
Uを耳の周囲に掛ける形式のものとしているが、図8に
示すように、外形形状を万年筆に類似の形状として、衣
服のポケットに差しておくようにしても良い。又、図9
に示すように、マイク1とイヤホン2とを別体に構成し
て、夫々別個に通話器側無線通信ユニットEUと接続さ
れるように構成しても良い。更に、図10及び図11に
示すように、人の頭部に保持するための保持部材60を
備えた、いわゆるヘッドセットに類似の形状に構成して
も良い。図10に示す例においては、耳当て部分61に
マイク1,イヤホン2及び通話器側無線通信ユニットE
Uの機能を集積しており、イヤホン2は耳甲介腔部Yに
装着するものでなくても良く、又、図11に示す例にお
いては、上記実施の形態と同様の形状のマイク1及びイ
ヤホン2と、それらを接続する通話器側無線通信ユニッ
トEUとが別体で備えられている。
【0028】(7) 上記実施の形態では、本体部側無線通
信ユニットWUを、携帯型電話MPと別体で、且つ、携
帯型電話MPに着脱自在としているが、本体部側無線通
信ユニットWUと携帯型電話MPとを一体形成する構成
としても良い。 (8) 上記実施の形態では、本体部側制御部30及び本体
部側無線通信装置31は、本体部側無線通信ユニットW
Uに備えられた電池32から電力を供給される構成とし
ているが、携帯型電話MPから本体部側無線通信ユニッ
トWUに作動用の電力を供給する構成としても良い。 (9) 上記実施の形態では、本体部MUを携帯式の無線電
話装置として構成しているが、通常の受話器をも備えた
据え置き型の電話器として構成しても良い。 (10)上記実施の形態では、マイク1として骨伝導マイク
を例示しているが、通常のコンデンサマイク等でも良
い。
【0029】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる電話装置の外観図
【図2】本発明の実施の形態にかかる電話装置の概略ブ
ロック構成図
【図3】本発明の実施の形態にかかる通話器の要部拡大
【図4】本発明の実施の形態にかかる通話器の要部拡大
【図5】本発明の実施の形態にかかる通話器の装着状態
の説明図
【図6】本発明の実施の形態にかかるフローチャート
【図7】本発明の実施の形態にかかるフローチャート
【図8】本発明の別実施形態にかかる通話器の外観図
【図9】本発明の別実施形態にかかる通話器の外観図
【図10】本発明の別実施形態にかかる通話器の外観図
【図11】本発明の別実施形態にかかる通話器の外観図
【符号の説明】
1 マイク 2 イヤホン 31 本体部側無線通信装置 41 通話器側無線通信装置 CU 通話器 ES 通話器側切換手段 MS 本体部側切換手段 MU 本体部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04R 1/10 101 H04B 7/26 109C (72)発明者 藤田 柾彦 兵庫県尼崎市浜1丁目1番1号 株式会社 クボタ技術開発研究所内 (72)発明者 ▲まつ▼田 宗浩 兵庫県尼崎市浜1丁目1番1号 株式会社 クボタ技術開発研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他の電話装置との通信を行う本体部(M
    U)と、マイク(1)及びイヤホン(2)を備えて、前
    記本体部(MU)に対して音声信号の授受を行う人体装
    着型の通話器(CU)とが設けられた電話装置であっ
    て、 前記本体部(MU)に、前記通話器(CU)と通信する
    ための本体部側無線通信装置(31)と、その本体部側
    無線通信装置(31)の送信電力の強弱を切り換える本
    体部側切換手段(MS)とが備えられ、 前記通話器(CU)に、前記本体部側無線通信装置(3
    1)と通信するための通話器側無線通信装置(41)が
    備えられている電話装置。
  2. 【請求項2】 前記通話器(CU)に、前記通話器側無
    線通信装置(41)の送信電力の強弱を切り換える通話
    器側切換手段(ES)が備えられている請求項1記載の
    電話装置。
  3. 【請求項3】 前記本体部(MU)が、携帯式の無線電
    話装置にて構成されている請求項1又は2記載の電話装
    置。
  4. 【請求項4】 前記本体部側切換手段(MS)及び前記
    通話器側切換手段(ES)が、手動操作式のスイッチに
    て構成されている請求項2又は3記載の電話装置。
  5. 【請求項5】 前記マイク(1)が骨伝導マイク(1)
    である請求項1〜4のいずれか1項に記載の電話装置。
  6. 【請求項6】 前記マイク(1)と前記イヤホン(2)
    とが、一つの耳に装着できるように一体形成されている
    請求項5記載の電話装置。
JP9108548A 1997-04-25 1997-04-25 電話装置 Pending JPH10304027A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9108548A JPH10304027A (ja) 1997-04-25 1997-04-25 電話装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9108548A JPH10304027A (ja) 1997-04-25 1997-04-25 電話装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10304027A true JPH10304027A (ja) 1998-11-13

Family

ID=14487634

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9108548A Pending JPH10304027A (ja) 1997-04-25 1997-04-25 電話装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10304027A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000349897A (ja) * 1999-04-29 2000-12-15 Pj Telecomm Co Ltd イヤーホーン形無線電話機システム
JP2018137735A (ja) * 2015-12-30 2018-08-30 ジーエヌ ヒアリング エー/エスGN Hearing A/S 補聴装置との間のストリーミング通信のための方法および装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000349897A (ja) * 1999-04-29 2000-12-15 Pj Telecomm Co Ltd イヤーホーン形無線電話機システム
JP2018137735A (ja) * 2015-12-30 2018-08-30 ジーエヌ ヒアリング エー/エスGN Hearing A/S 補聴装置との間のストリーミング通信のための方法および装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101605943B1 (ko) 전화기와 보청기 간의 무선 통신을 위한 방법 및 시스템
US6792291B1 (en) Interface device for control of a cellular phone through voice commands
US6547620B1 (en) Communication apparatus, memory medium and method
CN1186917C (zh) 无线头戴式装置和选择无线头戴式装置定向的方法
JP2003111175A (ja) 送受音装置
US7251498B2 (en) Radio headset system
JP3927738B2 (ja) 通信システム
JPH10126466A (ja) 携帯電話機
JPH10304027A (ja) 電話装置
JP4269019B2 (ja) 携帯通信端末機
JPH10304028A (ja) 電話装置
KR20030069471A (ko) 음향 입출력장치 및 이를 적용한 마이크 일체형 이어폰
JPH09107328A (ja) コードレスボタン電話システム
JP2591846B2 (ja) コードレス電話機付きファクシミリ
JPH10173764A (ja) 電話機用アダプター装置
JP2534209Y2 (ja) 補聴器対応式コードレス電話機
JP2967006B2 (ja) 移動通信機のイヤホンマイク端子に端末装置を接続したシステムの自動発着信方式およびイヤホンマイクを利用した移動通信機の自動発着信方式
JPH1127787A (ja) 携帯式音声情報取扱装置
JP3191595B2 (ja) 無線電話システムの送受信制御方法
JPH11289370A (ja) 電話装置
JP2563178B2 (ja) コ−ドレス電話機
JP3034658U (ja) 電話機の音量調整装置
JP2004147266A (ja) 電話機用ブルートゥースアダプタ
KR20010056427A (ko) 이어폰에 의한 전화 기능 제어가 가능한 이동통신 단말기
KR200305251Y1 (ko) 스피커와 이어폰의 수신선택수단을 구비한 음향수신장치