WO2007074822A1 - チェーンソー - Google Patents

Abstract

　本体３の上方に設けられたトップハンドル４１には、ソーチェーン２１潤滑用のオイルが貯蔵されるオイルタンク４３１と、エンジン５の燃料が貯蔵される燃料タンク４４３とが一体に設けられている。そして、本体３とトップハンドル４１とは連結ばねで連結されて、本体３からトップハンドル４１への振動の伝達が抑えられている。つまり、重量のあるオイルタンク４３１、および燃料タンク４４３をトップハンドル４１に一体に設け、振動部の発生源である本体３側の重量を軽くすることにより、トップハンドル４１に伝達される振動を減らしたので、チェーンソー１の防振性を向上させることができる。

Description

明 細 書

テエーンソー

技術分野

[0001] 本発明は、チェーンソーに関する。

背景技術

[0002] 従来、木々の伐採、榭木の剪定、および枝打ちなどの作業時に使用される切削機 器として、チェーンソ一が知られている。

従来のチェーンソ一は、平板状のガイドバーと、ガイドバーを支持するとともに、ガイ ドバーの周囲に巻き回されるソーチェーン駆動用のエンジンが収納された本体と、本 体に連結されて作業者に把持されるハンドルとを備えて構成されて 、る。本体には、 エンジンの他、オイルタンク、燃料タンク、およびマフラー等が収納されている。このよ うなチェーンソ一の中で、ハンドルが本体の上方に設けられたトップハンドルタイプの ものがある（例えば特許文献 1, 2, 3)。

[0003] 特許文献 1 :特公平 3— 58281号公報

特許文献 2：実開平 2— 34725 (実願昭 63— 113160)号公報

特許文献 3：特開平 9 - 151739号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0004] これらのチェーンソーでは、伐採等の作業時に生じる振動が大き!/、と、その振動が ハンドルを介して作業者に伝わって扱い難くなるため、防振性の向上が求められて いる。

[0005] 本発明の目的は、防振性の向上を実現できるチェーンソーを提供することにある。

課題を解決するための手段

[0006] 本発明のチェーンソ一は、ソーチェーン駆動用のエンジンが横置きに収納された本 体と、前記本体の上方に設けられたトップハンドルとを備え、前記トップハンドルには 、ソーチェーン潤滑用のオイルが貯蔵されるオイルタンクと、前記エンジンの燃料が 貯蔵される燃料タンクとがー体に設けられていることを特徴とする。 [0007] 従来のチェーンソーでは、エンジンが収納された本体に、オイルタンクおよび燃料 タンクが配置されていた。これに対し、本発明によれば、重量のあるオイルタンクおよ び燃料タンクをトップノヽンドルに一体に設け、振動部の発生源である本体側の重量を 軽くすること〖こより、トップハンドルに伝達される振動を減らしたので、チェーンソ一の 防振性を向上させることができる。

[0008] 本発明のチェーンソ一においては、前記トップノヽンドルは、作業者に把持される把 持部と、把持部の一方力 折曲して下方に延設された第 1延設部と、把持部の他方 力 折曲して下方に延設された第 2延設部とを備え、第 1延設部と第 2延設部との間 には架橋部が架設されて 、ることが望ま 、。

[0009] このような本発明によれば、第 1延設部と第 2延設部との間に架橋部を架設してトツ プハンドルの剛性を高めたので、より一層チェーンソ一の防振性を向上させることが できる。

図面の簡単な説明

[0010] [図 1]本発明の一実施形態に係るチェーンソ一の全体斜視図。

[図 2]前記実施形態に係るチェーンソ一の分解斜視図。

[図 3]前記実施形態に係る本体の断面図。

[図 4]前記実施形態に係るチ ーンソ一の断面図。

[図 5]前記実施形態に係るチ ーンソ一の断面図。

[図 6]前記実施形態に係るマフラーの断面図。

[図 7]前記実施形態に係るマフラー内の構造を示す断面斜視図。

[図 8]前記実施形態に係るトツプノ、ンドルの断面図。

[図 9]前記実施形態に係るキヤブレタまわりの構造を示す分解斜視図。

符号の説明

[0011] 1…チェーンソー、 3· ··本体、 5…エンジン、 21· ··ソーチェーン、 41· ··トップハンドル 、 42· ··把持部、 43…第 1延設部、 44· ··第 2延設部、 401…架橋部、 431…オイルタ ンク、 443· ··燃料タンク。

発明を実施するための最良の形態

[0012] 〔チェーンソ一の全体構成〕 以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。

図 1は、本実施形態に係るチェーンソー 1の全体斜視図である。図 2は、チェーンソ 一 1の分解斜視図である。

チ ーンソー 1は、図 1に示されるように、チ ーン部 2と、本体 3と、本体 3を支持す るハンドル 4とを備えて構成されて 、る。

ここで、図 1において、ガイドバー 20の突設方向を前後方向とし、この前後方向に 対し上下に直交する方向を上下方向、左右に直交する方向を左右方向とする。

[0013] チェーン部 2は、図 2に示されるように、平板状のガイドバー 20と、ガイドバー 20の 周囲に巻き回されたソーチェーン 21とによって構成されている。

本体 3は、本体ケース 3Aと、ガイドバー 20を挟むように本体ケース 3Aの右側に取り 付けられるケースカバー 3Bと、本体ケース 3Aの左側に取り付けられるケースカバー 3Cとで覆われる。本体ケース 3Aの内部には、ソーチェーン 21駆動用のエンジン 5が 配置され、ケースカバー 3Bの前部上方には、ハンドガード 31が設けられ、ケース力 バー 3Cには、リコイルスタータのハンドル 32が設けられている。ハンドル 4は、本体 3 の上方に配置されたサイドハンドル 40と、トップハンドル 41とから構成されている。

[0014] 〔エンジンの構成〕

図 3は、本体 3の断面図、図 4は、図 3の B— B線断面図、図 5は、図 3の C一 C線断 面図である。ただし、特にエンジン 5については断面せずにそのままにしてある。 エンジン 5は、層状掃気型の 2サイクルエンジンであって、シリンダ 51上部のインシ ユレ一タ取付部 52に開口した混合気ポート 520から混合気を吸気し、空気ポート 52 1から掃気用空気を吸入する。そして、シリンダ 51において、これら混合気ポート 520 および空気ポート 521と対向する部分に形成された下方の排気ポート 55から排気ガ スを排出する。つまり、エンジン 5は、混合気および掃気用空気の吸気方向と、排気 ガスの排気方向とが、上下方向に略一直線上に並ぶように構成されている。また、混 合気の吸気方式は、ピストン側面部で混合気ポート 520の開閉を行って吸気するピ ストンバルブ方式となって 、る。

[0015] このようなエンジン 5は、シリンダ横置きの姿勢で本体ケース 3A内に収納されている 。つまり、エンジン 5は、本体ケース 3A内の略中央に配置されたクランクケース 50か ら、シリンダ 51を後方に向けて若干下向きに寝かせた姿勢となっている。本実施形態 では、ガイドバー 20の延出方向に対するシリンダ 51の軸線の傾斜角度 a力 約 25 度となっている。また、シリンダヘッド 53の上死点側の端部には、プラグ 54が、本体ケ ース 3Aから後部上方に突出するようにして設けられて 、る。

[0016] エンジン 5に設けられた排気ポート 55には、エンジン 5の下方に配置されたマフラ 一 6へ排気ガスを送る排気管 55Aが取り付けられている。排気管 55Aは、湾曲して 形成されることで、エンジン 5から排出された排気ガス力 滑らかにマフラー 6に送り込 まれるようになっており、エンジン 5の排気効率を向上させることが可能である。

[0017] 図 4に示されるように、クランク軸の右端側（図 4中上側）には、遠心クラッチ 56と、こ の遠心クラッチ 56を介してソーチェーン 21を回転駆動させるスプロケット 57と、スプロ ケット 57の内側にオイルポンプ 58とが取り付けられている。

図 5に示されるように、クランク軸の左端側（図 5中右側）には、エンジン 5冷却用の ファン 59が取り付けられて!/、る。

[0018] 〔ファンの構成〕

ファン 59は、円盤状のフランジ部 591の内側に設けられたインナーブレード 592と 、外側に設けられたアウターブレード 593とを備えている。ここで、内側に設けられた インナーブレード 592は、主に本体ケース 3A下部に形成された図示しないスリットか ら空気を吸入してエンジン 5等へ冷却風を送り、外側に設けられたアウターブレード 5 93は、主にケースカバー 3Cに形成された図示しないスリットから空気を吸入して冷 却風を送る。このように、ファン 59の内側にインナーブレード 592を設けたので、冷却 風をより多く送ることができてエンジン 5の冷却効率を向上できる。このファン 59による 冷却風は、シリンダ 51の下方を通って図 6のマフラー 6側の外気導入口 633にも送ら れる。

[0019] 〔マフラーの構成〕

図 6は、マフラー 6の断面図、図 7は、マフラー 6内の構造を示す断面斜視図である マフラー 6は、図 3にも示されるように、エンジン 5の下方力 前方にかけて形成され た本体ケース 3Aの内部空間に収納されており、本体ケース 3Aの内面に沿った底面 6Aと、シリンダ 51の傾斜角度 αと略等しい傾斜角度で傾斜している上面 6Βとを備え た箱状に形成されている。また、図 6および図 7に示されるように、マフラー 6内部には 、排気管 55Αと連結する第 1消音室 60が設けられている。第 1消音室 60の上部には 、仕切板 61がはめ込まれている。仕切板 61は、シリンダ 51の傾斜角度と略等しい傾 斜角度 αで前側上方に傾斜しており、第 1消音室 60の外側には、この仕切板 61から 下方の空間である第 2消音室 62と、上方の空間である第 3消音室 63とが形成されて いる。

[0020] 第 1消音室 60は、前方に長く形成され、前面 603の上部および下部に、第 1消音 室 60と第 2消音室 62とを連通する第 1送出口 604を備えている。仕切板 61の後方右 側には、第 2消音室 62と第 3消音室 63とを連通する第 2送出口 624が設けられてい る。また、第 3消音室 63の上面 6Βには、上方に突出して後方に開口した外気導入口 633力 S設けられている。この外気導入口 633には、ファン 59によって送られてきた冷 却風が流入する。また、第 3消音室 63の前端側の下面において、第 2消音室 62から 突出した部分に排出口 634が設けられている。この排出口 634は、図 1に示されるよ うに、オイルタンク 431下面とマフラー 6上面との間に形成された排気開口 640と連通 している。

以上の構成から、排気管 55Αから送られてきた排気ガスは、まず、第 1消音室 60を 前方に進み第 1送出口 604を通って第 2消音室 62へ入っていく。そして、第 2消音室 62の前面に当たって反転し、底面 6Αに沿って後方に進み、第 2送出口 624を通つ て第 3消音室 63へ入っていく。そして、外気導入口 633から流入した冷却風と混合し て排出口 634から出た後に排気開口 640を通って外部へ排出される。

[0021] ここで、第 3消音室 63の上面 6Βには外気導入口 633力設けられ、ファン 59から送 られてきた冷却風が流入して排気ガスと混合するので、排気ガスを冷却することがで きる。また、マフラー 6がエンジン 5の下方に配置され、排出口 634がマフラー 6前端 部に設けられていることで、排気ガスを本体 3の前方へ排出でき、マフラー 6からの排 気音も前方に伝播させ、作業者に聞こえ難くできる。

[0022] 〔ハンドルの全体構成〕

図 1および図 2に示されるように、ハンドル 4のサイドハンドル 40は、一端がトップハ ンドル 41に連結され、他端がケースカバー 3C下部と図示しない連結ばねで連結さ れている。このように、ノヽンドル 4は、トップハンドル 41とケースカバー 3C下部とに架 橋されたサイドハンドル 40を備えて ヽるので、作業者は一方の手でトップノヽンドル 41 を把持し、他方の手でサイドハンドル 40を把持することで、しっかりとチェーンソー 1を 操作することが可能となり、操作性を向上させることができる。なお、ハンドル 4は、安 定した支持状態を得るため、サイドノヽンドル 40他端とケースカバー 3Cとの連結部を 含む少なくとも 3箇所以上で、本体 3と図示しない連結ばねで連結されている。

[0023] 図 2に示されるように、トップハンドル 41は、作業者に把持される把持部 42と、把持 部 42の前方力も下方に折曲して延設された第 1延設部 43と、把持部 42の後方から 下方に折曲して延設された第 2延設部 44と、第 1延設部 43および第 2延設部 44の 間に架設された架橋部 401とから構成されている。

[0024] 図 8は、トップハンドル 41の断面図である。

図 2および図 8に示されるように、把持部 42には、エンジン 5の出力を調整するスロ ットルレノ ー 422と、スロットルレバー 422の動きを規制するストッパー 421とが設けら れている。

[0025] 第 1延設部 43は、中空の支持部 430と、支持部 430の下端に一体に設けられたォ ィルタンク 431とを備え、マフラー 6の上方に配置される。支持部 430には、サイドノヽ ンドル 40の一端が取り付けられている。オイルタンク 431は、左側に張り出した膨出 部 4310を備えている。この膨出部 4310の先端部分には、ソーチェーン 21潤滑用の オイルを貯蔵するためのオイル供給口 4311が設けられている。オイルは、図 2に示さ れるように、前述したオイルポンプ 58によってオイルチューブ 580, 582を通って、ク ランクケース 50と一体のガイドバー取付部 301Aの外側へ送られ、ソーチェーン 21に 給油される。また、膨出部 4310の後方に向力つて延出した部分には、架橋部 401の 一端が接合されている。

[0026] 第 2延設部 44は、ハンドルケース部 440と、燃料タンク 443とを備え、エンジン 5の 後部上方に配置される。

ハンドルケース部 440は、把持部 42と連続し、その内部にキヤブレタ 7が設けられ ている。キヤブレタ 7まわりの構造については、詳しくは後述するので、ここでの説明 は省略する。また、ハンドルケース部 440の下部には、架橋部 401の他端が接合され ている。燃料タンク 443は、第 2延設部 44の右側から下方にかけて一体に設けられて いる。また、燃料タンク 443の下側には、燃料供給口 4431が設けられている。燃料 は、図示しない燃料チューブによって、キヤブレタ 7に送られる。

[0027] このように、本実施形態では、本体 3とトップノヽンドル 41とは連結ばねで連結されて 、本体からトップハンドル 41への振動の伝達が抑えられている。そして、重量のある オイルタンク 431、および燃料タンク 443をトツプノ、ンドル 41に一体に設け、振動部 の発生源である本体 3側の重量を軽くすることにより、トップノヽンドル 41に伝達される 振動を減らしたので、チェーンソー 1の防振性を向上させることができる。し力も、重量 のあるオイルタンク 431、および燃料タンク 443を把持部 42の前後に位置する第 1延 設部 43、および第 2延設部 44に一体に設けたので、重量のバランスがとれ操作性を より向上させることができる。

[0028] また、第 1延設部 43と第 2延設部 44との間に、架橋部 401を架設してトップハンドル 41の剛性を高めたので、チェーンソー 1の操作性および防振性を一層向上させるこ とがでさる。

[0029] 〔キヤブレタまわりの構造〕

図 9は、キヤブレタ 7まわりの構造を示す分解斜視図である。

キヤブレタ 7の後ろ（図 8の後方斜面下側）には、図 9に示されるように、エンジン 5側 の連結部材 70を介して空気量調整機 71が取り付けられる。この空気量調整機 71の 空気通路 715内には、図示しないエアバルブが設けられ、エアバルブは、空気量調 整機 71の横側に設けられたエアノ レブ調整片 712によって開閉される。エアバルブ 調整片 712は、キヤブレタ 7に設けられたスロットルバルブ調整片 7Aとワイヤー等の 連結手段で連結される。このキヤブレタ 7に設けられたスロットルバルブ調整片 7Aは 、スロットルレバー 422とワイヤー 4220 (図 8)を介して連結され、スロットルバルブ 7B を開閉する。

[0030] また、これらキヤブレタ 7およびエアバルブの上方には、エアクリーナ 73が取り付け られ、下方には、インシユレータ 72が取り付けられる。インシユレータ 72は、鉄製のプ レート 722に取り付けられた混合気通路 720と、混合気通路 720の後ろ側（図 8の後 方斜面下側）に位置するように鉄製のプレート 722に取り付けられた空気通路 721と を備え、組立て時にエンジン 5のインシュレータ取付部 52 (図 4)と連結される。そして 、混合気通路 720は、キヤブレタ 7と混合気ポート 520とを連通し、混合気をエンジン 5へ送り、空気通路 721は、空気量調整機 71と空気ポート 521とを連通し、掃気用空 気をエンジン 5へ送る。

従って、スロットルレバー 422の動作によって、スロットルレバー 422とワイヤー 422 0を介して連結するスロットルバルブ調整片 7Aにより、スロットルバルブ 7Bを開閉さ せて、エンジン 5へ送る混合気量を調整できる。また、スロットルレバー 422の動作に よって、スロットルバルブ調整片 7Aと連結するエアバルブ調整片 712により、ェアバ ルブを開閉させて、エンジン 5へ送る掃気用空気量を調整でき、エンジン 5の出力を 調整できるようになって!/、る。

[0031] また、インシユレータ 72の混合気通路 720および空気通路 721は、断熱性有する 弾性素材から形成され、エンジン 5側力もキヤブレタ 7への伝熱を抑えるとともに、振 動を吸収している。

つまり、本体 3側で振動が生じても、ハンドル 4への振動の伝達が弾性素材力 なる 連結ばねで吸収されるのと同様に、弾性素材からなる混合気通路 720および空気通 路 721で吸収されるため、キヤブレタ 7への振動、ひいては、キヤブレタ 7を介しての ハンドル 4への振動も抑制できる。

[0032] なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなぐ本発明の目的を達成で きる他の構成要件等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。

前記実施形態では、キヤブレタ 7は、トップノヽンドル 41内に収納されていた力 本体 ケース 3A内に収納されてもよい。そして、キヤブレタ 7が収納されていた空間には、 燃料タンク 443が配置されてもよい。この場合でも、燃料タンク 443は、トツプノ、ンドル 41に一体に設けられるので、前記実施形態と同様な構成により同様な効果を得るこ とがでさる。

[0033] また、前記実施形態では、混合気の吸入方式は、シリンダ 51に混合気ポート 520 が設けられ、ピストン側面で混合気の吸気をコントロールするピストンバルブ方式とな つていたが、クランクケース 50に混合気ポート 520を設け、リードバルブによって混合 気の吸気をコントロールするリードバルブ方式をとつてもよい。また、層状掃気式の 2 サイクルエンジンでなくてもよ 、。

さらに、前記実施形態では、ガイドバー 20の延出方向に対するシリンダ 51の軸線 の傾斜角度 α力 約 25度となっていた力 これに限らず、エンジン 5が、クランクケー ス 50からシリンダ 51を後方に向けて若干下向きに寝力せた姿勢、つまり、シリンダ横 置きの姿勢で本体 3内に収納されるならば、傾斜角度 aは何度でもよい。

ハンドル 4と本体 3とを連結する部材として連結ばねを用いた力 これに限らず、弹 性を有し、ハンドル 4と本体 3とを確実に連結支持できるものであればょ 、。

産業上の利用可能性

本発明は、小型のチェーンソ一に好適に利用することができる。

Claims

請求の範囲

[1] ソーチ ーン駆動用のエンジンが横置きに収納された本体と、

前記本体の上方に設けられたトップハンドルとを備え、

前記トップノヽンドルには、ソーチェーン潤滑用のオイルが貯蔵されるオイルタンクと 、前記エンジンの燃料が貯蔵される燃料タンクとがー体に設けられて 、る

ことを特徴とするチェーンソー。

[2] 請求項 1に記載のチェーンソ一において、

前記トツプノ、ンドルは、作業者に把持される把持部と、把持部の一方力 折曲して 下方に延設された第 1延設部と、把持部の他方から折曲して下方に延設された第 2 延設部とを備え、第 1延設部と第 2延設部との間には架橋部が架設されている ことを特徴とするチェーンソー。