WO2007032142A1 - ドキュメントデータ表示処理方法、ドキュメントデータ表示処理システム及びドキュメントデータ表示処理用のソフトウェアプログラム - Google Patents

ドキュメントデータ表示処理方法、ドキュメントデータ表示処理システム及びドキュメントデータ表示処理用のソフトウェアプログラム Download PDF

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WO2007032142A1
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    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
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    • G06F16/93Document management systems

Definitions

  • the “identifier” includes, for example, text data such as a character string, a symbol, a numerical value, a word list, and a character string pattern that are included in the element of the thing and specify an element of Z or one or more things. .
  • FIG. 1 is a diagram showing a schematic configuration of a document data management system according to an embodiment of the present invention.
  • This system 1 is configured by connecting a user client system 2 installed with a computer program according to the present invention and an information providing server system 3 via a communication network such as WWW.
  • the user client system 2 and the information providing server system 3 can be connected to the service providing server system 4 via a communication network.
  • Each of these systems 2 to 4 is composed of one or more general-purpose computer systems, and the hardware configuration is the same.
  • the system software 16 has the following functions. Some of these functions can be performed by the information display software 15 and the information providing software 22. Detailed functions of the system software 16 will be described later with reference to flowcharts and display screen examples.
  • isopower it is possible to use the relevant information of the object (Step S10).
  • the relevant information of the object For example, when the user decides to purchase the book by referring to the feature information “Sales Trend” of the target item “Book” and the contents of the target document (book review, etc.), the identifier or the feature information is added.
  • the interruption button 34 is used when the mapping process being executed for a long web page or a web page with an extremely large number of characters is interrupted in the middle, or when the process takes time depending on the communication environment. Used for etc.
  • the re-execution button 35 is convenient when the identifier mapping parameter is changed and re-executed.
  • the display number designation button 37 is effective when a document containing a plurality of the same elements is used to limit the number of information displays and avoid congestion on the screen.
  • FIG. 7 is a diagram showing a basic example of feature information.

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Abstract

【課題】 あらゆるドキュメントデータを対象として、ユーザが関心ある事物およびその事物の特徴情報を、ドキュメント中の識別子に対応させてピンポイントに提供し、それを通じて関連するサービスを利用可能とする。 【解決手段】 入力装置11、ディスプレイ装置10、記憶装置7、ドキュメントデータを読み出す情報表示ソフトウェア15及びCPU5を備えた情報表示システム1であって、記憶装置7は、複数の事物と、複数の事物の中から1以上の事物を特定するため識別子と、各事物の特徴情報と、各事物の関連情報と、を事物の識別情報に関連付けて記述する利用情報格納部17と、CPU5によって実行されるコンピュータソフトウェアを格納するプログラム格納部14とを備え、システムソフトウェア16が、ドキュメントデータから抽出する識別子の選択を前記入力装置11から受け付ける機能、前記情報表示ソフトウェア15が読み出したドキュメントデータから選択に係る識別子を特定する機能、特定した識別子に基づいて利用情報格納部17あるいは情報提供サーバシステム3に事物の特徴情報を要求する工程と、特定した識別子に基づいて利用情報格納部17あるいは情報提供サーバシステム3から事物の特徴情報を取得する機能、取得した特徴情報を前記ドキュメントデータ中の識別子の位置の近傍に埋め込んでディスプレイ装置10に表示する機能、及び識別子や特徴情報を介して事物の関連情報を利用する機能とを有する。

Description

明 細 書
ドキュメントデータ表示処理方法、ドキュメントデータ表示処理システム及 びドキュメントデータ表示処理用のソフトウェアプログラム
技術分野
[0001] 本発明は、コンピュータシステムによってドキュメントデータ中に挿入した所定の関 連情報を表示する方法、システム及びコンピュータシステムにこの方法を実行させる ためのソフトウェアプログラムに関する。また、この出願は、 日本国特許庁にされた特 願 2005— 269441号の優先権を主張するものであり、この先の出願に明示的 Z黙 示的に開示された内容はこの言及により本出願に組み込まれる。
背景技術
[0002] コンピュータの普及による情報の電子化と、インターネットの普及による情報流通の 発展とによる相乗効果により、一般の人々が利用可能な情報量が飛躍的に増大して きている。そうした情報の利用を促進するための多様なサービスが提供されている。 例えば BLOGは、不特定多数の人々が、様々な事件、人物、商品について評価した 結果を日々発信している。このような電子情報には、商品開発'販売、健康管理や各 種状況判断に有益な情報が含まれている。そのため、その情報を有効活用する方法 が以下に例示するように種々提案若しくは実現されて 、る。
[0003] (1)インターネット上で公開されたドキュメントの作成者を通じて、商品購入サイトへ 導くァフイリエートプログラムがある。これは、ドキュメント作成者がドキュメントに関連 する商品とその商品の購入サイトへのハイパーリンク或はソフトウェアをドキュメント中 に埋め込むことにより、ドキュメント利用者を所望の商品購入サイトへ導き、その利用 者が商品を購入した場合にドキュメント作成者に規定の報酬が支払われる仕組みで ある。このァフイリエートプログラムは、不特定多数のドキュメント作成者が多様な商品 広告を提供して、多種多様な商品が売買されるきつかけとなっている。
[0004] (2)上記したブログを始めとするユーザドキュメント提供サイトにぉ 、ては、ブログ開 設者 (BLOGGER)の記載した内容に関連したサービスや商品のバナー広告などを 同じページに表示させている。これにより、 BLOGの読者に、現在読んでいる BLOG に関連したサービス '商品の情報を同時に提供して、サービスや商品購入を促すよう にしている。
[0005] (3)ドキュメント作成者がドキュメント中に提携先企業の広告を表示するプログラムを 揷入してアップロードし、そのドキュメントの内容に応じた広告をドキュメント中に表示 させることで、その当該企業の商品やサービスの購入を促すシステムも実用化されて いる。
[0006] (4)インターネットドキュメントの検索サイトにおいては、検索結果の表示画面に検 索されたキーワードに関連するサービスや商品の情報を表示して、サービスや商品 を購入する機会を提供して!/、る。
[0007] また、このような情報表示方法として、例えば、以下の先行文献も参考になる。
[0008] 先行文献 1 :特開 2001— 202454号公報
先行文献 2:特開 2002— 056027号公報
先行文献 3:特開 2002— 133282号公報
先行文献 4 :特開 2002— 245084号公報
先行文献 5:特開 2003— 168044号公報
先行文献 6 :特開 2006— 040179号公報
先行文献 7:特表 2006— 500698号公報
先行文献 8:特表 2006— 500699号公報
先行文献 9:特表 2006— 500700号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0009] しかしながら、上記した従来の方法は、何れも解決すべき課題が存在し、多くの電 子情報が十分活用されなレヽまま埋もれてレヽるのが現状である。
[0010] 例えば、(1)のァフイリエートプログラムにおいては、提供されるドキュメントにおける 記載内容がドキュメント作成者への利益還元につな力 ¾ため、偏りのある内容となる 場合が多い。また、関連情報を表示する WEBページのリンク先 URL等がドキュメント 作成者によって個別に埋め込まれるため、市場の変化や、情報提供システムの構造 や構成の変化等によってリンク先が消失したり更新前の情報が表示されるなど、関連
訂正された^紙 (規 91) 情報の経時劣化が多ぐ機能が十分に発揮されていない。さらに、ドキュメント作成者 が意図したドキュメントのみ利用可能な技術であるという点で汎用性'発展性に欠け る。
[0011] (2)のユーザドキュメント提供サイトの方法においては、当該サイトを経由したドキュ メントに対してのみ利用可能な情報の提供方法であるため汎用性に欠ける。また、ド キュメント利用者の希望や属性等に応じた情報を提供することはできない。
[0012] (3)のシステムでは、提供される情報の表示内容は、関連情報を提供した者の投資 能力やドキュメント利用者によるドキュメント毎の利用頻度に依存するため、利用者の 希望や属性等に応じた情報を提供することはできない。
[0013] (4)のインターネットドキュメントの検索サイトの方法にぉ 、ては、対象ドキュメントに 記載された情報に基づく関連情報を利用する仕組みではない。
[0014] このように、何れの手法も、ドキュメント作成者やドキュメント提供者力 ドキュメントの 読み手の興味を引いて、特定の WEBサイトに誘導することを目的とした技術に過ぎ ないため、これらの手法を使ってもドキュメントの読み手 (利用者)がドキュメントの内 容に応じて興味ある情報やサービスにアクセスすることはできない。
[0015] 本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、任意のドキュメントにつ いて、事物やキーワード毎に個別に作業を行うことなぐユーザが参照したい特徴情 報を当該ドキュメント上の対象キーワード (識別子等)に隣接して、あるいはリストを生 成して表示することにより、ドキュメント利用者の希望する情報をピンポイントで提示し 、同時に、この情報に関連するサービス等を提供する WEBサイトを瞬時に表示でき る方法、システム及びソフトウェアプログラムを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0016] 上記の目的を達成するため、本発明は、入力装置、ディスプレイ装置、記憶装置、 ドキュメントデータの読出し手段及び制御手段を備えたコンピュータシステムによって 、ドキュメントデータに関連する情報をドキュメントデータ中に表示する方法であって、 前記記憶装置は、事物の種類、その種類における事物の要素、事物の要素を特定 する識別子、事物の要素の特徴情報、及び事物の要素の関連情報を関連付けて格 納するデータライブラリと、制御手段によって実行されるコンピュータソフトウェアを格 納するコンピュータソフトウェア格納部とを備え、前記制御手段が、コンピュータソフト ウェアを読み出して実行させることで、 A)ドキュメントデータ力も抽出する識別子の選 択を前記入力手段力 受け付ける工程と、 B)前記読出し手段によって読み出された ドキュメントデータから、前記選択に係る識別子を特定する工程と、 C)前記データラ イブラリから、特定された識別子が関連付けられた事物の要素の特徴情報と、事物の 要素の関連情報とを検索する工程と、 D)前記検索された特徴情報及び Z若しくは 特定された識別子に基いて、その事物の要素に関する関連情報を参照可能となるよ うに当該特徴情報及び Z若しくは識別子を設定する工程と、 E)前記特徴情報を識 別子に関連付けてディスプレイ装置に表示する工程前記特徴情報を識別子に関連 付けてディスプレイ装置に表示する工程とを実行することを特徴とする方法、若しくは 、この方法を好適に実行するためのシステム、若しくは、この方法をコンピュータシス テムに実行させるためのコンピュータソフトウェアプログラムが提供される。ここで、前 記 E)工程は、前記特徴情報をドキュメントデータ中の識別子の位置の近傍に埋め込 んで、若しくは近傍にオーバーラップして、若しくはリストアップしてディスプレイ装置 に表示することが好ましい。
[0017] 上記「事物」には、例えば、全ての商品(動産、不動産)やそれらの部品、部材、コレ クシヨン、自然人や法人、団体、地名(地域)、民間若しくは公的サービス (交通機関、 道路、医療等)、スポーツや映画などの興行イベント、疾病、事件、宗教、政治思想、 歴史、名言、教育プラン、資格、クイズ、サービス、知的所有権などの無体物が含ま れる。
[0018] 「要素」には、例えば、各事物を構成する情報、各事物に含まれる情報、若しくは事 物を特定する情報が含まれる。
[0019] 「識別子」には、例えば、事物の要素に含まれる及び Z若しくは 1以上の事物の要 素を特定する文字列、記号、数値、単語リスト、文字列パターンなどのテキストデータ が含まれる。
[0020] 「特徴情報」としては、例えば、前記事物のスペックの情報、事物の過去 '現在'将 来予測の情報、事物に対する第三者の評価若しくは紹介情報、事物の完成若しくは 成立までのプロセスを示す情報、事物に関連する人物や学校'企業などの関係者の 情報、複数の事物若しくは事物内の複数の要素のランキング情報などが含まれる。 具体的には、例えば「書籍」を事物とする場合は、著者、出版社、書籍分類、ページ 数、価格、表紙イメージ、販売実績、販売推移、読者評価などの情報である。また「著 者」を事物とする場合には、その年齢、性別、顔写真、著作分野、著書名、著書の売 上げランキングなどの情報である。このような特徴情報は夫々テキストデータ (数値や 定義、解説等)、図表、動画やアニメーションなどで視覚的に表わされる。
[0021] 上記した構成によれば、既存のドキュメントデータについて、事物やキーワード毎に 個別に作業を行うことなぐユーザが興味ある事物に関して、参照したい特徴情報を そのドキュメント上に統一的に、あるいはリストアップして表示させ、識別された事物の 要素や表示した情報を介して、当該事物の要素の関連情報を利用して、サービスサ イトへの遷移や、サービス情報の取得を行うことができる。これにより、従来は、事物 の要素の特徴情報や専門知識等を保有する一部のユーザだけが可能であった、ド キュメントデータ上での事物の要素の比較'把握や新たな発見を、一般ユーザでも容 易に実現することが可能となると共に、そうした情報に基づいてサービスを利用したり 関連情報を取得することができるようになる。
[0022] また、サービスの提供者にとっては、 WWWによって不特定多数の人々が作成'カロ ェ'編集'収集した膨大な量の画一的なドキュメントを一方的に提供するのではなく、 そのような膨大なドキュメントによって提供される情報に関連付けて、ドキュメントを利 用する個々のユーザの興味や嗜好に応じてカスタマイズされた情報を提供すること ができ、さらに、そのカスタマイズされた情報を通じて、特定のサービスの利用へ誘導 することが可能となる。
[0023] 例えば、ユーザが過去の書評中で見つけた興味ある書籍に関する情報は以下のよ うにして有効利用できる。
まず、事物として「書籍」を選択し、特徴情報として「売上げ推移」を選択する。この 状態で、ユーザが当該書籍の書評などのドキュメントデータをブラウズすると、このド キュメント中で検出された該当書籍を表す識別子 (書籍名等)の近傍に、その書籍の 売上げ推移を表すグラフが表示されたり、その識別子やグラフがリスト形式で表示さ れる。それと同時に、書籍 (事物)の関連情報として、当該識別子やグラフに当該書 籍を販売する Webサイトへのハイパーリンクが設定される。ユーザは、識別子やダラ フをマウスでクリックすることでこの書籍を容易に購入できる。このように、書籍の売上 げ実績を見ながら書評を読み、気に入った書籍は直ぐにインターネット上の書店で購 入する、という関連情報のシームレスな利用 '活用方法を実現できる。
[0024] また、書評子の当該書籍に対する主観的な見解や感想 (オリジナルテキスト)だけ でなぐ売上げなどの世間の客観的な評価も合わせて提示することで、 1の事物に関 する多面的な情報を提供できる。さらに、ユーザがその事物 (書籍)や事物に関連す る商品やサービス(同じ著者の他の書籍等)を購入したい場合に、識別子等をクリック するだけで容易且つ直感的に商品等を購入することが可能になる。
発明の効果
[0025] 本発明によれば、任意のドキュメントについて、事物やキーワード毎に個別に作業 を行うことなぐユーザが参照した 、特徴情報を当該ドキュメント上の対象キーワード( 識別子等)に隣接して、あるいはリストを生成して表示することにより、ドキュメント利用 者の希望する情報をピンポイントで提示し、同時に、この情報に関連するサービス等 を提供する WEBサイトを瞬時に表示できる方法、システム及びソフトウェアプログラム を得ることができる。
発明を実施するための最良の形態
[0026] 以下、本発明の最良の実施形態を、図面を参照して具体的に説明する。
図 1は、本発明の一実施形態に係るドキュメントデータ管理システムの概略構成を 示す図である。このシステム 1は、本発明に係るコンピュータプログラムがインストール された利用者用クライアントシステム 2と情報提供サーバシステム 3とが、 WWWなど の通信ネットワークを介して接続されて構成される。利用者用クライアントシステム 2及 び情報提供サーバシステム 3は、通信ネットワークを介してサービス提供サーバシス テム 4と接続可能である。これらの各システム 2〜4は、何れも 1又は 2以上の汎用のコ ンピュータシステムで構成され、ハードウェア構成は同一である。
[0027] (利用者用クライアントシステムの概略構成)
利用者用クライアントシステム 2は、汎用のパーソナルコンピュータであり、制御手段 としての CPU5に、 RAM6、 HDDや ROMなどの記憶装置 7、及び入出力インタフエ ース(IZF) 8が通信バス 9を介して接続され、この入出力 IZF8に、 LEDディスプレ ィなどのディスプレイ装置 10、マウスやキーボードなどの入力装置 11、モデム等の通 信デバイス 12、 CD— ROMや DVD— ROMなどのリムーバブル記録媒体用のドライ ブ 13等が接続されたハードウェア構成を有する。後述する本発明の特徴的な処理機 能は、前記記憶装置 7のプログラム格納部 14にインストールされたコンピュータソフト ウェア(情報表示ソフトウェア 15やシステムソフトウェア 16)が CPU5によって RAM6 上に呼び出され、 OS (オペレーションシステム)と協働して実行されることで実現され る。
[0028] また記憶装置 7は、前記プログラム格納部 14の他、システムソフトウェア 16の動作を 補助する利用情報格納部 17を備えている。この利用情報格納部 17は、電子化され た事物の種類、各事物に対して提供される特徴情報の種類、各事物に含まれる若し くは事物を特定する情報である 1以上の要素、各要素の識別子、各要素の特徴情報 、各要素の関連情報、利用者に関する情報 (利用者情報)などの情報を格納するも のである。前記プログラム格納部 14及び利用情報格納部 17は、何れも HDDなどの 記憶装置 7に確保された一定の記憶領域である。この利用情報格納部 17と後述する 情報提供サーバシステム 3の提供情報格納部 20とによって本発明のデータライブラ リが構成される。
[0029] ここで、特徴情報には、後述するように、前記利用情報格納部 17に格納された情 報と、この利用情報格納部 17に格納された要素などの情報に基いてシステムソフトゥ エア 16が動的に生成する情報と、前記情報提供サーバシステム 3を介して外部のサ ーバシステム力 取得する情報とが含まれる。そのため、特徴情報の提供者は、利用 者用クライアントシステム 2から独立して、情報提供サーバシステム 3に対して直接特 徴情報を提供することもできる。これにより、事物の情報の提供者と異なる者が、事物 や要素について、独自の、即時的な特徴情報を提供することができる。例えば、事物 「書籍」に対して、複数のインターネット書店が、特徴情報として「在庫状況」「書評情 報」「販売価格」「ジャンル別売上ランキング」等を、独自に、即時的に情報提供サー バシステム 3を介して利用者用クライアントシステム 2に対して提供することが可能で ある。 [0030] また、各事物に対して提供される特徴情報の種類は、処理対象である特徴情報の データの種類 (売上げ、評価等)や、データ形式の種類 (テキスト、グラフ、図表、ィメ ージ、動画等のデータ形式)及び表示フォーマットの定義 (表示サイズ、スケール、フ オント、色など)を含む情報である。利用情報格納部 17に格納されるデータは、前記 情報提供サーバシステム 3から提供されたデータを格納するようにしてもょ ヽ。利用 情報格納部 17に格納される他のデータにつ 、ては後述する。
[0031] 前記情報表示ソフトウェア 15は、本発明の読出し手段に相当するものであり、例え ば Webブラウザ、メーラー、ワードプロセッサ、スプレッドシート、プレゼンテーションソ フトなどのソフトウェアである。この情報表示ソフトウェア 15は、ドキュメントデータを読 み出すと共に、システムソフトウェア 16や情報提供サーバシステム 3の後述する情報 提供ソフトウエア 22が利用情報格納部 17やデータ格納部 23から検索した特徴情報 、動的に生成した特徴情報、及び関連情報を取得して利用者用クライアントシステム 2のディスプレイ装置 10に表示する機能を備えている。
[0032] (システムソフトウェアの機會)
前記システムソフトウェア 16は、以下の各機能を備えている。これらの機能のうちの 一部は、前記情報表示ソフトウェア 15や情報提供ソフトウェア 22に行わせることもで きる。このシステムソフトウェア 16の詳細な機能はフローチャートや表示画面例を参 照して後述する。
•ユーザが前記入力装置 11から入力した対象ドキュメントデータ力 抽出する識別子 の選択を受け付けて記憶装置 7に登録する識別子選択受付機能
•情報表示ソフトウェア 15が読み出したドキュメントデータから、前記選択に係る識別 子を特定する識別子特定機能
•前記データライブラリから、特定された識別子が関連付けられた事物の要素の特徴 情報と、事物の要素の関連情報とを検索する情報検索機能
•前記選択に係る識別子、及び検索された特徴情報や関連情報を暗号化 ·復号化す る暗号化'復号化処理機能
•検索された特徴情報や関連情報に基いて他の特徴情報や関連情報を生成'加工 する情報生成'加工機能 •検索 ·生成'加工された特徴情報をドキュメントデータの所定位置に埋め込んだり、 オーバーラップさせたり、またはリストアップして表示させる特徴情報表示機能
•検索された特徴情報や特定された識別子に、関連情報にアクセスするためのハイ パーリンクを設定する関連情報参照設定機能
•ユーザの指定に従って特徴情報や関連情報などの種々の表示設定を行う表示パラ メータ設定機能
•対象ドキュメント中に記述されたドキュメント作成者の識別情報やコマンド文字列 (制 御指示情報)を検出する制御情報検出機能
•制御情報検出機能で検出されたドキュメント作成者識別情報をサービス提供サー バシステム 4に通知する作成者識別情報通知機能
'制御情報検出機能で検出されたコマンド文字列に従って、このドキュメントの指定範 囲における各種の動作を制御する動作制御機能
•関連情報に基づ 、てサービス提供サーバシステム 4にアクセスするサーバアクセス 機能
[0033] ここで、前記識別子選択受付機能は、図 4に例示した入力画面をディスプレイ装置 10に表示させて、ユーザ力 識別子の選択を受け付けるものである。ここで、 1のドキ ュメントについて複数の識別子の選択を受け付けたり、複数のドキュメントについて共 通して表示させたい識別子を受け付けて登録しておくこともできる。
[0034] 情報検索機能は、利用情報格納部 17から特徴情報等を検索する機能と、情報提 供サーバシステム 3 (情報提供ソフトウェア 22)に対して、前記特定された識別子を転 送してこの識別子に関連する特徴情報や関連情報の検索を指示する機能とを含む。 多様な事物の多数の識別子について全ての特徴情報や関連情報を予め利用情報 格納部 17 (利用者用クライアントシステム 2)に格納しておくことは現実的ではなぐ特 に売上ランキングなどの最新情報を取得して格納することは困難である。そのため、 利用情報格納部 17には更新が少なく且つ頻繁に利用する特徴情報を蓄積しておき 、あるいは、提供情報格納部 20から取得した特徴情報をキャッシュとして一定期間蓄 積していき、最新情報として有意な特徴情報や新たな事物、識別子が選択された場 合等には提供情報格納部 20から優先的に情報を取得するようにするのが好ましい。 以下の説明においては、特徴情報や関連情報の検索には、システムソフトウェア 16 による検索及び検索指示と、情報提供ソフトウェア 22による検索の全てを含むものと する。
[0035] 情報生成'加工機能には、本実施形態では、さらに以下の具体的機能が含まれる。
[0036] 1)検索された特徴情報及び関連情報に基いて、イメージ、グラフ、アニメーション、 動画等の特徴情報を動的に生成する機能
この機能は、特徴情報のテキストデータをスクロール表示したり、検索された数値を グラフや表などに視覚的にカ卩ェしたり、イメージの指定範囲を切り出してカ卩ェしたり、 アニメーションや動画を時間的 ·空間的に切り出してカ卩ェしたりする機能である。検索 された特徴情報がテキストや数値などの、ドキュメントデータと同質のデータである場 合に、識別子の近傍に埋め込んで表示してもドキュメント中に埋没してしまい視認性 が良くない。そのため、この機能によって視認性を向上させ、情報の有効利用を促進 するのが好ましい。なお、この機能と、前記表示パラメータ設定機能や動作制御機能 と連携させて、ユーザの設定に従って特徴情報の表示方法等を制御するようにして ちょい。
[0037] 2)特定された識別子及び記憶装置 7に格納された利用者情報に基づ 、て、データ ライブラリから事物の要素の特徴情報と、事物の要素の関連情報とを検索または動 的に生成する機能
この機能は、利用者用クライアントシステム 2にユーザ情報 (使用言語、居住地域、 健康履歴'状態、趣味、特徴情報の表示フォーマット等)を予め登録しておき、このュ 一ザ情報にマッチした特徴情報等を検索若しくは生成する機能である。この機能を 利用することで、検索される特徴情報等の種類や属性などをユーザ自らカスタマイズ できる。
[0038] 前記関連情報参照設定機能は、本実施形態では、上記の機能に加えて、対象ドキ ュメントの作成者の識別情報や特徴情報を埋め込んだノ、ィパーリンクを前記特徴情 報や識別子に設定する機能も備えている。このように設定されたハイパーリンクによつ てユーザ (情報表示ソフトウ ア 15)が関連情報等を表示する WEBサイトに遷移する だけで、その WEBサイトのサーバにドキュメント作成者の情報を自動的に提供でき、 ァフイリエートプログラムを容易かつ確実に実行できる。
[0039] 前記ドキュメント作成者識別情報通知機能は、具体的には、ユーザが、ドキュメント 中に表示された関連情報に設定されたハイパーリンクを利用する場合に、当該ドキュ メント中に埋め込まれたドキュメント作成者情報を検索し、サービス提供サーバシステ ム 4に通知する機能である。この通知機能は、ドキュメント作成者力 ハイパーリンク中 に自身の IDを記述したり、後述するサービス提供ソフトウェア 27と非同期通信するこ とで実現される。この機能により、例えばこのドキュメントの識別子等に設定されたハ ィパーリンク力も特定の WEBサイトに遷移した場合に、当該 WEBサイトのサーバ (サ 一ビス提供サーバシステム 4)側でドキュメント作成者を容易に特定できるので、ァフィ リエートプログラムを容易かつ確実に実行させることができる。なお、前記関連情報参 照設定機能によってドキュメント作成者の識別情報等を埋め込んだハイパーリンクを 設定した場合は、作成者の識別情報等が自動的に送信されることになるため、この 通知機能を省略若しくは簡略化できる。
[0040] 動作制御機能は、具体的には、対象ドキュメントに対して本発明に係る情報表示処 理を実行する際に、ユーザに特定の特徴情報や関連情報を優先的に提供する機能 である。例えば、ドキュメントの作成者や編集者力 この者が提携する WEBサイトの U RLを特定の識別子や特徴情報の文字列等に自動設定するためのコマンドを記述し ておくと、システムソフトウェア 16 (動作制御機能)がこのコマンドを読み出して指示さ れた処理を行う。この機能を利用することで、特定の WEBサイトにユーザを容易に誘 導でき、ァフイリエートプログラムを効率的に実現することが可能になる。
[0041] (情報提供サーバシステムの概略構成)
前記情報提供サーバシステム 3は、 WWWネットワークを通じて利用者用クライアン トシステム 2に対して情報を提供する事業者 (情報提供事業者)が設置 ·運営する WE Bサーバである。この情報提供サーバシステム 3は、記憶装置に、事物の特徴情報を 事物の識別情報 (ID)に関連付けて格納する提供情報格納部 20と、ユーザログイン 情報等を格納するユーザ情報格納部 21と、利用者用クライアントシステム 2の情報表 示ソフトウェア 15からアクセスされた場合に、提供情報格納部 20から必要な情報を 検索し、必要に応じて加工して受け渡す情報提供ソフトウェア 22とを備えて 、る。 [0042] ここで、情報提供事業者は、主として、個人や企業、団体等 (情報提供者)が胃 Wネットワーク上で発信して 、る種々の情報を収集してデータベース化したり著作権 などを統括的に管理している事業者を意味するが、情報提供者が含まれる場合もあ る。情報提供者が情報提供事業者となる場合は、自宅の PCなどが情報提供サーバ システム 3を構成する。なお、ユーザ認証や情報の暗号化'復号ィ匕などの周知の機 能は説明及び図示を省略する。
[0043] 情報提供ソフトウェア 22は、前記利用者用クライアントシステム 2から利用者情報を 取得して、ユーザ情報格納部 21を参照してユーザの個人情報等を特定し、このユー ザにマッチした特徴情報を検索'生成する機能を有する。例えば、事物「書籍」にお ける特徴情報「販売価格」において、このユーザの特定の書店における購入実績等 に応じてそのユーザに付与されたボーナスプラン (クーポン等)に基づく割引価格や
、特定の属性 (年齢'性別 '住所'職業等)に属するユーザに対する優待価格、若しく はそのユーザが購入済みあるいは書店に注文済みであること示す記号や文字列な どを特徴情報として生成し利用者用クライアントシステム 2に送信する。
[0044] また、この情報提供ソフトウェア 22と、利用者用クライアントシステム 2の情報表示ソ フトウェア 15及びシステムソフトウェア 16との間で非同期通信などの方法で情報交換 を行わせることで、対象ドキュメントに表示されて 、る特徴情報をリアルタイムで更新 したり、動画等をストリーミング表示することも可能である。例えば、事物「書籍」の特 徴情報「在庫状況」を所定周期で更新して提供したり、事物「道路」の特徴情報「渋滞 カメラ」によって、特定道路のビデオ映像をリアルタイムで提供することができる。
[0045] (サービス提供サーバシステムの概略構成)
前記サービス提供サーバシステム 4は、事業者や個人などのサービス提供者が W WWネットワーク上で種々のサービスを提供するための WEBサーバである。
[0046] このサービス提供者は、前記情報提供事業者 (情報提供者を含む)と提携すること で、上記したように、本実施形態のシステム 1を利用するユーザを自身の WEBサイト に誘導したり、特定のサービスを優先的に利用させることができるようになる(ドキュメ ント作成者情報の通知機能や動作制御機能を参照)。また、ドキュメントの作成者や アップロードした者 (情報提供者)は、これらの事業者と提携している必要はないが、 ァフイリエートプログラムに参加する場合は、ァフイリエート規約への同意を伴うメンバ 一登録などによってァフイリエートプログラムを提供するサービス提供者と提携する必 要がある。
[0047] サービス提供サーバシステム 4は、その記憶装置に、事物に対応したサービスに関 する情報を格納するサービス情報格納部 25と、ユーザログイン情報等を格納するュ 一ザ情報格納部 26と、利用者用クライアントシステム 2から提供される事物の識別情 報 (ID)やユーザ識別情報 (ユーザ ID)を利用して、当該ユーザに対して当該事物に 関するサービスを提供するサービス提供ソフトウェア 27とを備えている。
[0048] 前記サービス提供サーバシステム 4は、利用者用クライアントシステム 2及び Z若し くは情報提供サーバシステム 3とは独立してサービスを提供することが可能である。具 体的には、事物情報や特徴情報等の情報提供者以外の第三者が、要素やその識 別子が既知の事物に対して、独自の情報提供サービスを行うことが可能である。例え ば、事物「書籍」に対して、その書籍の出版社や著者、書評 (ドキュメント)を提供する 者、書籍の売上げランキングを集計して提供する事業者等とは無関係に、複数のィ ンターネット書店が当該書籍を購入可能な自店の WEBページの URLを夫々独自に 提供することができる。提供される URLは、利用者用クライアントシステム 2若しくは提 携する情報提供事業者の情報提供サーバシステム 3に格納され、入力装置 11を介 してユーザの選択を受け付けた場合、若しくはユーザ (利用者用クライアントシステム 2)からアクセスがあった場合に、特徴情報若しくは識別子に関連付けて提供される。
[0049] (データ構成)
次に、図 2を参照して前記利用情報格納部 17及び提供情報格納部 20に格納され るデータを具体的に説明する。これらは、以下に列挙する複数のテーブルや格納部 が事物 IDなどで相互にデータ参照可能なファイルシステムや、リレーショナルデータ ベースや、ノ、ィパーリンクによって個別に連結されたデータ要素群などで構成される
[0050] まず、利用情報格納部 17は、事物種類情報テーブル 17a、事物要素情報テープ ル 17b、事物特徴情報テーブル 17c、事物要素識別子情報テーブル 17d、ユーザ用 事物要素識別子情報テーブル 17e、事物関連情報テーブル 17f及び関連情報テー ブル 17gを備えている。
[0051] 事物種類情報テーブル 17aには、事物の種類に関するマスタ IDである事物 ID、事 物名称及び事物の定義が格納される。事物としては、全ての有体物(動産、不動産) と無体物が含まれる。例えば、商品、食品、音楽、書籍、 CD、 DVD,動 ·植物、イン テリア、衣料'装飾品、コンピュータ関連機器、ソフトウェア、工業製品、部品、部材、 工具、玩具、コレクション、車、不動産、人物、学校、企業、国、地名(地域)、交通機 関、路線、道路、政党、スポーツの種類 '競技場'大会名'関係団体'関係者、音楽, 映画'演劇などのエンターテイメントの種類 ·開催場 '題目'主催者や後援者などの関 係団体,関係者、疾病、健康、事件、宗教、政治思想、歴史、名言、教育プラン、資 格、クイズ、サービス、知的所有権などが挙げられる。
[0052] 事物要素情報テーブル 17bには、対象事物に含まれる個々の要素に関する情報( 事物 、要素 、代表識別子)が格納される。例えば、事物「書籍」の要素としては、 「新約聖書」「星の王子様」「グリム童話」「欧州家禽図鑑」などがある。
[0053] 事物特徴情報テーブル 17cには、事物 ID、特徴情報 ID、特徴情報データアクセス
URL、表示フォーマットオプション及び事物特徴情報管理者情報が格納される。す なわち、対象事物に関して提供可能な特徴情報の種類が格納される。例えば、「書 籍」という事物に対する特徴情報として「著者」「出版年」「ページ数」「重量」「売上げ 推移」などである。
[0054] ここで、特徴情報データアクセス URLは、事物 ID、要素 ID、特徴情報 ID、表示デ ータオプションをパラメータとして特徴情報データにアクセス可能な URLである。この 特徴情報データアクセス URLは、利用者情報をパラメータにしてもよい。また、表示 フォーマットオプションは、ユーザが選択可能な特徴情報の表示フォーマットである。 例えば、表示サイズ、スケール、表示色、背景色、グラフの種類、上限'下限、直線- 対数軸、データラベル、表示データをクリックした場合の動作等である。
[0055] 事物要素識別子情報テーブル 17dには、事物 、要素 、その要素 IDを表す識 別子が格納される。例えば、代表識別子「アイザック 'アシモフ」を持つ要素の識別子 として、「アイザック 'アジモフ」「アイザック 'アシモフ」「ジョージ ·Ε·ディル」などが登録 される。本テーブル 17d及びユーザ用事物要素識別子情報テーブル 17eに格納さ れるレコードを、事物 IDで分類される要素 ID毎に纏めたもの力 その事物について の当該ユーザにおける識別子辞書となる。
[0056] ユーザ用事物要素識別子情報テーブル 17eには、特定の種類の事物において、 ユーザが独自に定義した識別子と当該識別子に関連した事物要素の IDとが格納さ れる。
[0057] 事物関連情報テーブル 17fには、事物 ID、関連情報 ID、関連情報定義情報及び 事物関連情報管理者情報が格納される。すなわち、対象事物に関して提供可能な 関連情報の種類を格納する。例えば、「書籍」という事物に対する関連情報として「ィ ンターネット書店へのアクセス URL」「書籍の概要」などが該当する。
[0058] ここで、関連情報定義情報は、事物 ID、要素 ID、ドキュメント作成者情報及び利用 者情報をもとに、関連情報を取得する方法の情報を格納するものである。例えば、関 連情報として関連サイトへの遷移を可能とするノ、ィパーリンク (URL)を設定するため の定義情報、前記利用情報格納部 17や提供情報格納部 20に格納された関連情報 を取得するための定義情報を格納する。ドキュメント作成者情報としては、例えば、作 成者の識別情報 (IDや氏名、ペンネームなど)や作成者が特定の若しくは全ての要 素に関連して指定した特徴情報の IDなどが含まれる。また、利用者情報としては、例 えば、利用者の使用言語、居住地域、健康履歴'状態、趣味、特徴情報の表示フォ 一マットなどであり、これらの利用者情報が利用者 IDに関連付けられて格納される。 前述のシステムソフトウェア 16は、この定義情報をもとに、ドキュメント作成者や利用 者の属性に対応した関連情報を検索したり必要に応じて動的に作成したり加工する
[0059] 関連情報テーブル 17gには、関連情報 ID、要素 、関連情報が格納される。本テ 一ブル 17gは、提供情報格納部 20に格納することも可能である。前記事物関連情報 テーブル 17fに格納された定義に従って利用情報格納部 17や提供情報格納部 20 力 関連情報を取得する場合に、この関連情報テーブル 17gの関連情報を利用する
[0060] また、提供情報格納部 20は、オリジナル情報テーブル 20a、データ生成情報テー ブル 20b、オリジナル要素情報テーブル 20c、特徴情報テーブル 20d、及び ID変換 情報テーブル 20eを備えて 、る。
[0061] ここで対象となる特徴情報は、例えば、事物「書籍」における特徴情報「表紙ィメー ジ」の様に、予め 1レコードずつ作製したり、特徴情報「重量」の様に実際に計測'測 定された値の他に、特徴情報「過去 4週間の売上げ推移」の様に、各要素について 存在するオリジナルの情報やデータベース力 情報処理的にカ卩ェされるものも含む
[0062] オリジナル情報テーブル 20aには、オリジナル情報 ID及びオリジナル情報の定義 が格納される。データ生成情報テーブル 20bには、オリジナル情報から特徴情報を 生成するための情報 (特徴情報 ID、オリジナル情報 ID及びデータ変換条件)が格納 される。ここで、データ変換条件としては、オリジナル情報が存在する場所 (記憶領域 など)、変換する頻度 ·タイミング '形式に関する情報が記述される。オリジナル要素情 報テーブル 20cには、オリジナル情報 ID、オリジナル要素 ID及びオリジナルデータ が格納される。
[0063] 特徴情報テーブル 20dには、各事物の要素に対して、各種類の事物特徴情報に 対応した特徴情報が格納される。 ID変換情報テーブル 20eには、要素 IDとそれに対 応したオリジナル要素 IDとが格納される。このテーブル 20eを参照して、特徴情報と オリジナルの要素情報との対応付けが行なわれる。
[0064] 上記した情報のうち、オリジナル情報テーブル 20a、データ生成情報テーブル 20b 、オリジナル要素情報テーブル 20c及び ID変換情報テーブル 20eに格納した情報を 元に、オリジナルの情報から、特徴情報を生成することが可能となる。なお、事物要 素に対応するオリジナル要素情報が存在せず、特徴情報が生成できない場合は、前 記情報提供ソフトウェア 22によって、特徴情報が存在しないことを示すテキストゃィメ ージ(「データなし」の文字や「?」のアイコン等)を生成して表示させてもよ 、。
[0065] また、上記した各情報は、システムソフトウェアの暗号化'復号ィ匕処理機能によって 公開鍵を用いて暗号ィ匕して、データ作成者の識別情報 'データ作成者が開発 (作成 •加工等)した識別子辞書や特徴情報などの情報が、第三者によって改ざん等される ことを防止するのが好ましい。具体的には、データ作成者等が開発した事物の要素、 識別子、特徴情報、関連情報等のデータを秘密鍵で暗号化し、システムソフトウェア 16が、この作成者力も公開された公開鍵を用いて、情報を復号ィ匕してこれを用いるこ とが有効である。
[0066] このように、データ構造を簡潔にし、データ間の独立性を確保すると共に、データを 暗号ィ匕することで、本システムで利用されることを目的として、第三者が事物の要素、 識別子辞書、特徴情報及び関連情報を、個別にあるいは複数の情報群を任意に組 み合わせて開発し、提供し、若しくは流通させることが容易になる。
[0067] (情報表示処理の工程)
次に、図 3のフローチャートを参照して、前記システムソフトウェア 16が実行する情 報処理の工程を説明する。以下の説明においては、情報提供対象の事物として「書 籍」を、情報を付加する内容である特徴情報として「売上げ推移」を、識別子及び Z 若しくは特徴情報を介して利用可能な関連情報として「インターネット書店」を指定し た例を示す。
[0068] まず、情報表示ソフトウェア 15が電子化されたドキュメントデータを取得してディスプ レイ装置 10に表示した場合に (ステップ S1)、システムソフトウェア 16が、ユーザから 入力装置 11を介して、そのドキュメントデータに含まれるどの事物にっ 、てどう!/、う種 類の特徴情報を付加情報として入手し、どういう種類の関連情報を利用したいかの 選択を受け付ける (ステップ S 2)。この例では、「書籍」という事物について「売上げ推 移」という特徴情報と、「インターネット書店」という関連情報が選択される。このシステ ムソフトウェア 16は、利用情報格納部 17から、選択された事物「書籍」に対応する識 別子辞書 (図 2の事物要素識別子情報テーブル 17d及びユーザ用事物要素識別子 情報テーブル 17e参照)をロードする (ステップ S3)。この識別子は、対象とする事物「 書籍」に含まれる特定の要素を識別可能な用語の集合であり、 1つの要素を特定す る複数の用語 (識別子)が存在する。
[0069] 次いで、システムソフトウェア 16は、ドキュメントデータの中力も前記識別子を探索( マッピング)し、対象事物の要素として識別する (ステップ S4)。このマッピングによつ て識別された要素の識別子に隣接して、あるいはリストアップして、その要素に関する 特徴情報を、静的あるいは動的に提供する情報提供ソフトウェア 22へのリンクを埋め 込む (ステップ S 5)。 [0070] 情報表示ソフトウェア 15は、ドキュメントデータ中に埋め込まれたリンクに従って特 徴情報を取得し、ドキュメントデータ表示の中に展開して、若しくはドキュメントデータ にオーバーラップして、若しくはリストアップして特徴情報を表示する (ステップ S6)。 具体的には、対象ドキュメントの文章等に含まれる識別子の近傍に特徴情報を併記 したり、特徴情報を表記したウィンドウやテキストボックスをドキュメント上に重ねて展 開したり、さらに表示画面を複数のフレームに分割して特徴情報を注釈やサムネー ルのように欄外に表示することができる。このような特徴情報の表示フォーマットは、 予めシステム側で設定してもよ 、し、ユーザが選択可能にしても良 、。
[0071] なお、ステップ S4で探索された識別子が複数の要素を同時に示す多義識別子で ある場合は、前記情報表示ソフトウェア 15は、多義識別子であることを示すテキスト( 「多義識別子」「M」と 、う文字)やイメージ (多義識別子をイメージしたアイコン等)を 表示したり、この識別子が示す複数の要素を並べて表示したり、表示対象とする要素 を選択可能なユーザインターフェース(ポップアップメニューなど)を生成してディスプ レイ装置 10に表示するのが好ましい。情報表示ソフトウェア 15は、この対象事物要 素選択メニュー等で選択された要素について特徴情報の表示処理を実行する。
[0072] また、特徴情報を表示した後、ユーザから事物の変更を受け付けた場合 (ステップ S7)には、前記システムソフトウェア 16及び情報表示ソフトウェア 15は、変更された 事物に基づいて上記ステップ S3〜S6の処理を実行する。さらに、特徴情報の変更 を受け付けた場合 (ステップ S8)には、変更に力かる特徴情報に従ってステップ S4〜 S6の処理を実行する。また、新しいドキュメントデータを取得し (ステップ S9)、かつ、 同一の事物及び特徴情報が引き続き選択されている場合には、新しいドキュメントデ ータに対してステップ S4〜S6の処理が実行される。
[0073] 上記処理が実行された後、ユーザは、ドキュメント中で識別された識別子及び Z若 しくは表示された特徴情報の文字列等をクリックしたり、この特徴情報に結び付けら れたポップアップメニュー等力 選択することにより、対象事物の関連情報を利用で きるよう〖こなる (ステップ S10)。たとえば、ユーザが、対象とする事物「書籍」の特徴情 報「売上げ推移」、および、対象ドキュメント(書評など)の内容を参照してその書籍を 購入すると決定した場合に、識別子または特徴情報をクリックすることで、上記ステツ プ S2においてユーザ自身が選択したインターネット書店の購入ページに遷移し、そ の書籍の購入手続きにシームレスに移行できる。
[0074] (表示画面の例)
次に、図 4〜図 6の表示画面等の例を参照して、本発明の動作及び機能を具体的 に説明する。
[0075] まず、図 4は、利用者用クライアントシステム 2におけるユーザインターフェースの例 である。本実施例において、ユーザインターフェースは、 Webブラウザのツールバー 30として実装されている。このように、複数のコマンドをツールバーに実装することに より、複数の機能を簡便に利用することが可能となる。
[0076] このツールバー 30は、情報の表示 Z非表示を切り替えるためのチェックボックス 31 、事物を選択するための事物プルダウンボタン 32、特徴情報を選択するための特徴 情報プルダウンボタン 33、識別子のマッピングを中断するための中断ボタン 34、識 別子マッピングを再実行するための再実行ボタン 35、認識された識別子のノ、イライト 表示 Z非表示のための表示切換ボタン 36、表示域内でマッピングされた同一識別 子について指定個数のみを表示させるための表示個数指定ボタン 37、マッピング情 報パネルの表示 Z非表示のための切換ボタン 38、及び動作オプションを設定するダ ィァログボックスを開くためのオプションボタン 39を備える。
[0077] 前記表示 Z非表示切換チェックボックス 31は、 Webブラウザ (情報表示ソフトウェア 15)がハイパーリンク等によって複数のドキュメントを表示する間、継続して ON (表示 )の状態にしておくことで、当該複数のドキュメント (WEBページ)に対して夫々本実 施形態の情報表示処理を自動的に実行させることが可能である。
[0078] 事物プルダウンボタン 32をクリックすると事物プルダウンメニュー 40が表示される。
選択されている事物が 1つだけの場合、事物プルダウンボタン 32には、選択されてい る事物の名称が表示されることが望ましい。事物プルダウンメニュー 40によって、選 択されている 1または複数の事物を確認したり事物の選択を切り替えることが可能で ある。
[0079] 特徴情報プルダウンボタン 33をクリックすると特徴情報プルダウンメニュー 41が表 示される。特徴情報プルダウンメニュー 41には、選択されている事物について利用 可能な 1以上の特徴情報が一覧表示される。例えば、事物として「Book-J (日本の書 籍)」が選択されている際に、特徴情報の種類として、「Sales (売上げ部数)」、 rRating (インターネット書店における書籍の読者評価情報)」、「Name (書籍名 )」が表示され る。複数の事物が選択されている場合は、事物毎の特徴情報が例えば区切り線で区 切られて順番に表示される。特徴情報が 1つだけ選択されている場合は、特徴情報 プルダウンボタン 33には、選択されている特徴情報の名称が表示されることが望まし い。ユーザは、この特徴情報プルダウンメニュー 41によって、選択されている 1または 複数の特徴情報を確認したり特徴情報の選択を切り替えることが可能である。
[0080] 中断ボタン 34は、長大な Webページや文字数が極端に多い Webページ等に対し て実行されているマッピング処理を途中で中断させたい場合や、通信環境によって 処理に時間が力かっている場合等に使用する。前記再実行ボタン 35は、識別子マツ ビングのパラメータを変更して再実行する際に便利である。また前記表示個数指定ボ タン 37は、同一の要素が複数含まれているドキュメントにおいて、情報表示数を限定 して画面上の混雑を避けた 、場合に有効である。
[0081] 図 5は、利用者用クライアントシステム 2の情報表示ソフトウェア (Webブラウザ等) 1 5やシステムソフトウェア 16が稼動してドキュメントデータを表示した例である。具体的 には、図 5 (A)は、識別子の近傍に特徴情報を表示した表示画面 51、図 5 (B)は、特 徴情報をリストアップして表示した表示画面 54である。これらの例では、事物「Book-J 」、特徴情報「1^^」が選択されている。表示されたドキュメントデータから「書籍」を 表す「春と修羅」「注文の多!、料理店」などの識別子 52が識別されてハイライト表示さ れると共に、図 5 (A)の表示画面 51においては、識別子 52の隣に、特徴情報である 読者の評価を示す星印表 53が表示されている。また、図 5 (B)の表示画面 54におい ては、識別子と共に特徴情報が画面上にリストアップ 55されて表示されている。
[0082] これらの例で示した絵グラフなどの特徴情報 53は、前記システムソフトウェア 16また は情報提供ソフトウェア 22がオリジナル要素情報テーブル 20cを参照して動的に生 成したものである。即ち、この特徴情報は、クライアントシステム 2や情報提供サーバ システム 3の記憶装置等に予め格納されていたものではなぐ利用者用クライアントシ ステム 2から特徴情報の表示を要求された時点で生成されたものである。そのためュ 一ザは、利用者用クライアントシステム 2を操作して設定を変更し、任意のタイミング で表示形態を変更したり、最新のオリジナル情報に基づいた情報を表示させることが できる。
[0083] ユーザは、識別子 52、特徴情報 53、ある 、はリストアップ 55の項目にマウスカーソ ルを重ねてクリックすることにより、事物の要素に対応する関連情報を表示させること ができる。例えば、識別子 52の文字列に設定されたノヽィパーリンクによって、対象事 物(書籍)を販売するインターネット書店の WEBサイトを瞬時に表示させることができ る。
[0084] ここで、関連情報は、関連情報提供者が提供する専用の識別子辞書や、 ISBNコー ド (国際標準図書番号)を記述した国際図書ライブラリなどの汎用の識別子辞書と連 携させることが可能である。これにより、インターネット書店は、このような専用 Z汎用 の識別子辞書に対して、関連情報として商品情報や自身の商品購入サイトへのハイ パーリンクを設定することが可能になる。また、関連情報を識別子辞書の作成者ゃ特 徴情報作成者 (提供者)の識別情報に関連付けておき、識別子がクリックされた場合 は識別子辞書の作成者が提供する関連情報をデフォルトで表示し、特徴情報がタリ ックされた場合は特徴情報の作成者が提供する関連情報をデフォルトで表示するの が好ましい。さらに、ユーザが、識別子 52や特徴情報 53等にマウスカーソルを重ね て右クリックすることでポップアップメニューを表示させ、表示する関連情報をこのメ- ユー力 選択させるようにしてもよい。また、 ISBNコードの様に書式の決まっている識 別子が利用可能な場合、辞書に識別子をリストアップする代わりに、識別子の書式を 表す文字列パターンを辞書に登録することも有効である。例えば、 ISBNコードの場合 、 Perl形式の正規表現「¥b(ISBN)*(¥d¥-¥d{4}¥-¥d{4}¥-¥d|¥d{10})¥b」で表すことができ る。
[0085] 図 6は、利用者用クライアントシステム 2におけるシステム動作例を示す概念図であ る。図 6 (A)に示すように、 WEBブラウザ等の情報表示ソフトウェア 15によってデイス プレイ装置 10に表示されたドキュメント 61において、事物「日本の書籍」、特徴情報「 読者評価情報」を選択してシステムソフトウェア 16を実行すると、図 6 (B)に示すよう に、識別子である複数の「日本の書籍」 62が夫々ハイライト表示され、それらの識別 子に隣接して特徴情報である「読者評価情報」が星印の数 63として表示される。この 状態で、識別子「注文の多 、料理店」 62やこれに隣接して表示された星印 63にマウ スのカーソルを合わせてクリックすると、図 6 (C)に示すように、書籍販売サイトの同書 籍の販売ページ 64が表示される。
[0086] 図 7は、オリジナル要素情報テーブル 20cから動的に生成可能な特徴情報の表示 形式の例である。例えば、テキスト 70a、絵グラフ(複数の星の表) 70b、円充填グラフ 70c、棒グラフ 70d、メモ附き棒グラフ 70e、複数棒グラフ 70f、円グラフ 70g、レーダ 一チャート 70h、折れ線グラフ 70i、面グラフ 70j、株式チャート図 70k、地図上の位 置情報 701、染色体上の位置情報であるローカス情報 70m、などである。それぞれ、 表示サイズ、色の指定、縦横表示の指定、オリジナル情報における下限'上限値指 定ゃ直線'対数変換指定等が可能である。また、絵グラフ 70bにおいては、〇、△、 口などの基本図形の他、ユーザが独自に登録した絵と表示単位を指定することも可 能である。
[0087] 特徴情報の表示形式は、前述の利用者用クライアントシステム 2におけるユーザィ ンターフェースを利用して設定可能である。設定されたサイズ'スケール及び領域で 表示し、特徴情報表示域でのマウスオーバーに対応した拡大イメージ表示、マウス 操作による表示域のスクロールや表示域 ·表示サイズ ·表示スケールの変更、各種グ ラフにおける最小'最大値、対数軸、系列の色や線の設定が可能である。また、了二 メーシヨン、動画等においては、動画像のストリーミング配信の開始'停止、マウス操 作による動画像の再生 *卷戻し ·連続再生 ·視野変更 ·視線変更が可能である。
[0088] (非可視データの処理)
次に、対象ドキュメントに非可視的にデータが埋め込まれている場合の処理につい て説明する。
検索エンジンにお 、て多様な検索キーワードでドキュメント (WEBサイト)が検索さ れユーザに閲覧してもらうために、ドキュメントの作成者や編集者等は、ドキュメントの 内容に関連し、検索され易 、多様なキーワード等をドキュメントに含めた 、と希望す る。一方で、このようなデータをドキュメント中に可視的に表示すると、ドキュメントが判 読困難になったり体裁が悪くなるためユーザに敬遠されるおそれがある。そのため、 ドキュメントの作成者等によって、種々のデータが非可視的に埋め込まれることが少 なくない。また、セマンティック WEBの様に、ドキュメント中の情報を定義する情報が 非可視的に埋め込まれる場合がある。上記した本実施形態におけるシステムソフトゥ エア 16の種々の機能を実行するために、非可視的にデータを埋め込むことも考えら れる。
[0089] ドキュメントに埋め込まれるデータとしては、例えば、上記キーワードなどの対象ドキ ュメントの可視データと同種のテキストデータ、特定のコマンド (制御指示情報)、作成 者の識別情報や特徴情報などが考えられる。以下、これらのデータ毎の具体的な処 理を順に説明する。
[0090] (テキストデータが埋め込まれて 、る場合の処理)
対象ドキュメントデータに、ドキュメント作成者によって非可視的に記述されたテキス トデータが含まれて!/、る場合には、システムソフトウェア 16は識別子特定機能によつ て、そのドキュメントに可視的に表示された情報だけでなぐ非可視的なデータ中の 識別子も特定する。そして、システムソフトウェア 16は情報検索機能、特徴情報表示 機能、及び関連情報参照設定機能によって、このような非可視データ中の識別子に ついても特徴情報や関連情報を参照できるように処理する。具体的には、表示画面 を複数のフレームに分割して特徴情報等をページの欄外にリスト表示したり、ページ の横や文末などの特定の位置に表示する。これにより、対象ドキュメントが検索'閲覧 される可能性を高めると共に、ドキュメントを閲覧したユーザに情報利用の機会を提 供できる。また、セマンティック WEBの場合は、識別子として特定された非可視的に 埋め込まれた情報が定義の対象とする可視テキストの位置の近傍に特徴情報や関 連情報を埋め込むなどして表示する。
[0091] (特定のコマンド (制御指示情報)が埋め込まれて!/、る場合の処理)
対象ドキュメントデータに、ドキュメント作成者によって特定のコマンドが非可視的に 埋め込まれている場合には、システムソフトウェア 16は制御情報検出機能によってそ のコマンドを検出し、動作制御機能によってそのコマンドに従った処理を実行する。 これらの処理自体は、上記した可視的データにおける処理と同様である。制御コマン ドは、ドキュメントデータと質的に異なるため、非可視的に埋め込まれることが圧倒的 に多いと推測される。
[0092] (作成者の識別情報や特徴情報が埋め込まれて!/、る場合の処理)
対象ドキュメントデータに、ドキュメント作成者によって作成者の識別情報や作成者 が意図する事物や特徴情報の種類が非可視的に埋め込まれている場合には、シス テムソフトウェア 16は制御情報検出機能によってその識別情報等を検出する。次い で、このシステムソフトウェア 16は、作成者が意図した事物'特徴情報の種類におい て、情報検索機能によって前記データライブラリからこのドキュメント中の識別子及び 特徴情報を検索し、特徴情報表示機能によってドキュメントデータ中に表示させる。 また、関連情報参照設定機能及びドキュメント作成者識別情報通知機能によって、 関連情報にアクセスするためのハイパーリンクに前記検出した識別情報等を埋め込 んだり、サービス提供サーバシステム 4に通知する。これにより、ユーザに作成者等の 意図を意識させることなく特定の WEBサイトに誘導したり情報を提供することができる
[0093] (変形例)
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなぐ発明の要旨を変更し な!ヽ範囲で種々変形可能である。
[0094] 例えば、上記の実施形態では、本システム 1を利用者用クライアントシステム 2と情 報提供サーバシステム 3とで構成したが、利用者用クライアントシステムだけで構成し たり、サービス提供サーバシステム 4を含めて構成することもできる。前者の場合は、 図 8に示すように、利用者用クライアントシステム 200に提供情報格納部 20、サービ ス情報格納部 25、情報提供ソフトウェア 22及びサービス提供ソフトウェア 27を備える ように構成する。この場合の特徴情報は、 WWWを通じて WEBサーノくからダウンロー ドしてもょ 、し、 CD— ROMなどの記憶媒体力 導入してもよ 、。
[0095] また、事物、要素、特徴情報、関連情報及び特徴情報の種類や表示形式は、上記 の実施形態に限定されず種々のものを採用できる。
[0096] さらに、上記の実施形態では、利用者用クライアントシステム 2、情報提供サーバシ ステム 3及びサービス提供サーバシステムが WWWネットワークを通じて相互に接続 するように構成した力 LANなどのクローズなネットワークを通じて接続するようにして も良い。例えば、企業内のホストコンピュータを情報提供サーバシステム 3及び Z若し くはサービス提供サーバシステム 4とし、社員や顧客のクライアント端末が専用回線を 通じてホストコンピュータに接続して、特定のドキュメントに対して特徴情報 (担当部門 、自社製品や競合製品の売上げ実績 *巿場シ ア、自社や他社の株価、顧客からの 要望や評価等)を表示させたり、特徴情報や識別子 (製品名、事業所等)に社内の関 連部門のページへのハイパーリンクを設定するようにしてもよい。
図面の簡単な説明
[図 1]図 1は、本発明の実施形態のシステム構成を示す概略図である。
[図 2]図 2は、同、各データベースの関係を示すスキーマ概略図である。
[図 3]図 3は、同、処理工程を示すフローチャートである。
[図 4]図 4は、同、利用者用クライアントシステムにおけるユーザインターフェースの一 例を示す図である。
[図 5]図 5は、利用者用クライアントシステムにおける特徴情報表示例を示す図である
[図 6]図 6は、利用者用クライアントシステムにおけるシステム動作例を示す図である。
[図 7]図 7は、特徴情報の基本的な例を示す図である。
[図 8]図 8は、本発明の変形例のシステム構成を示す概略図である。
符号の説明
1· · '情報処理システム
2· · '利用者用クライアントシステム
3· · '情報提供サーバシステム
4· · 'サービス提供サーバシステム
5· · •CPU
6· · •RAM
7· · '記憶装置
8· · '人出力インタフェース
9· · '通信バス
10 …ディスプレイ装置 11 · · ·入力装置
12· · ·通信デバイス
13…ドライブ
14…プログラム格納部
15…情報表示ソフトウェア
16…システムソフトウェア
17…利用情報格納部
17a…事物種類情報テーブル
17b…事物要素情報テーブル
17c…事物特徴情報テーブル
I7d-事物要素識別子情報テーブル
17e…ユーザ用事物要素識別子情報テ
17f…事物関連情報テーブル
17g…関連情報テーブル
20…提供情報格納部
20a- · 'オリジナル情報テーブル
20b…データ生成情報テーブル
20c…オリジナル要素情報テーブル
20d…特徴情報テーブル
20e- · 'ID変換情報テーブル
21…ユーザ情報格納部
22…情報提供ソフトウェア
3…データ格納部
5…サービス情報格納部
6…ユーザ情報格納部
7· · ·サービス提供ソフトウェア

Claims

請求の範囲
[1] 入力装置、ディスプレイ装置、記憶装置、ドキュメントデータの読出し手段及び制御 手段を備えたコンピュータシステムによって、ドキュメントデータに関連する情報をドキ ュメントデータと共に表示する方法であって、
前記記憶装置は、事物の種類、その種類における事物の要素、事物の要素を特定 する識別子、事物の要素の特徴情報、及び事物の要素の関連情報を関連付けて格 納するデータライブラリと、制御手段によって実行されるコンピュータソフトウェアを格 納するコンピュータソフトウェア格納部とを備え、
前記制御手段が、コンピュータソフトウェアを読み出して実行させることで、
A)ドキュメントデータ力 抽出する識別子の選択を前記入力手段力 受け付けるェ 程と、
B)前記読出し手段によって読み出されたドキュメントデータから、前記選択に係る識 別子を特定する工程と、
C)前記データライブラリから、特定された識別子が関連付けられた事物の要素の特 徴情報と、事物の要素の関連情報とを検索する工程と、
D)前記検索された特徴情報及び Z若しくは特定された識別子に基いて、その事物 の要素に関する関連情報を参照可能となるように当該特徴情報及び Z若しくは識別 子を設定する工程と、
E)前記特徴情報を識別子に関連付けてディスプレイ装置に表示する工程と を実行することを特徴とする方法。
[2] 請求項 1の方法において、
前記 E)工程は、前記特徴情報をドキュメントデータ中の識別子の位置の近傍に埋 め込んで、若しくは近傍にオーバーラップして、若しくはリストアップしてディスプレイ 装置に表示することを特徴とする方法。
[3] 請求項 2の方法において、
前記 B)工程は、ドキュメント作成者によって対象ドキュメントデータ中に非可視的に 記述されたテキストデータを含むドキュメントデータ力 前記選択に係る識別子を特 定するものであり、 前記 E)工程は、非可視的に記述されたテキストデータに識別子が含まれている場 合に、前記検索された特徴情報をその非可視状態の識別子の近傍若しくは、予め設 定された所定位置に表示するものである
ことを特徴とする方法。
[4] 請求項 1の方法において、
前記データライブラリは、
事物として、商品、食品、音楽、書籍、 CD、 DVD,動 ·植物、インテリア、衣料-装 飾品、コンピュータ関連機器、ソフトウェア、工業製品、部品、部材、工具、玩具、コレ クシヨン、車、不動産、人物、学校、企業、国、地名(地域)、交通機関、路線、道路、 政党、スポーツの種類 ·競技場 ·大会名 ·関係団体 ·関係者、音楽 '映画'演劇などの エンターテイメントの種類'開催場'題目 ·主催者や後援者などの関係団体'関係者、 疾病、健康、事件、宗教、政治思想、歴史、名言、教育プラン、資格、クイズ、サービ ス、知的所有権の少なくとも何れかを記述し、
要素として、各事物を構成する情報、各事物に含まれる情報、若しくは事物を特定 する情報の少なくとも何れかを記述し、
識別子として、事物の要素に含まれる及び Z若しくは 1以上の事物の要素を特定 する文字列、記号、数値、単語リスト、文字列パターンなどのテキストデータを記述し 特徴情報として、事物の形状'測定値 '性能'スペックの情報、事物の過去 '現在' 将来予測の情報、事物に対する第三者の評価若しくは紹介情報、事物の完成若しく は成立までのプロセスを示す情報、事物に関連する人物や学校'研究機関'企業 ·自 治体などの関係者の情報、複数の事物若しくは事物内の複数の要素のランキング情 報の少なくとも何れかを記述するものである
ことを特徴とする方法。
[5] 請求項 1の方法において、
前記 D)工程は、特徴情報及び Z若しくは識別子に、その事物の要素に関する関 連情報にアクセスするためのハイパーリンクを設定することを特徴とする方法。
[6] 請求項 5の方法において、 前記 D)工程は、対象ドキュメントの作成者の識別情報を埋め込んだハイパーリンク を設定することを特徴とする方法。
[7] 請求項 5の方法において、
前記データライブラリは、ドキュメントの作成者の特徴情報を、この作成者の識別情 報に関連付けて格納するものであり、
前記制御手段は、さらに、
F)ドキュメントの作成者によって対象ドキュメント中に可視的若しくは非可視的に記述 された作成者識別情報を検出する工程と、
G)作成者識別情報を検出した場合に、前記データライブラリからこのドキュメント作 成者に関連する特徴情報を検索する工程とを実行するものであり、
前記 D)工程は、前記作成者の特徴情報を含む特徴情報及び Z若しくは識別子に 、その事物の要素に関する関連情報にアクセスするためのハイパーリンクを設定する ことを特徴とする方法。
[8] 請求項 1の方法において、
前記制御手段は、さらに、
H)ドキュメント作成者が対象ドキュメントに非可視的に埋め込んだ、特徴情報の表示 に関する制御指示情報を検出する工程を実行するものであり、
前記 D)工程は、データライブラリから抽出した特徴情報を、前記検出した制御指示 情報に従って加工する工程を備えた
ことを特徴とする方法。
[9] 請求項 1の方法において、
前記 C)工程は、特定された識別子に基づいて、前記データライブラリから事物の 要素の特徴情報と事物の要素の関連情報とを検索し、これらの情報に基いて他の特 徴情報を動的に生成する工程を備えたことを特徴とする方法。
[10] 請求項 9の方法において、
前記 C)工程は、前記データライブラリから検索した特徴情報及び関連情報に基い て、イメージ、グラフ、アニメーション、動画等の特徴情報を動的に生成することを特 徴とする方法。
[11] 請求項 1の方法において、
前記記憶装置は、利用者の使用言語、居住地域、健康履歴,状態、趣味、特徴情 報の表示フォーマット等の利用者情報を各利用者の識別情報に関連付けて格納す るものであり、
前記 C)工程は、対象ドキュメントデータカゝら特定された識別子及び前記利用者情 報に基づいて、前記データライブラリから事物の要素の特徴情報と、事物の要素の 関連情報とを検索または動的に生成するものである
ことを特徴とする方法。
[12] 請求項 1の方法において、
前記 E)工程は、対象ドキュメント〖こ同一の識別子が複数特定される場合、それらの 内の特定の 1以上の識別子の近傍に特徴情報を表示し、他の識別子の近傍には特 定された識別子であることを示す記号を表示するものであることを特徴とする方法。
[13] 入力装置、ディスプレイ装置、記憶装置、ドキュメントデータの読出し手段及び制御 手段を備え、ドキュメントデータに関連する情報をドキュメントデータと共に表示するシ ステムであって、
事物の種類、その種類における事物の要素、事物の要素を特定する識別子、事物 の要素の特徴情報、及び事物の要素の関連情報を関連付けて格納するデータライ ブラリと、
ドキュメントデータ力 抽出する識別子の選択を前記入力手段力 受け付ける手段 と、
前記読出し手段によって読み出されたドキュメントデータから、前記選択に係る識 別子を特定する手段と、
前記データライブラリから、特定された識別子が関連付けられた事物の要素の特徴 情報と、事物の要素の関連情報とを検索する手段と、
前記検索された特徴情報及び Z若しくは特定された識別子に基いて、その事物の 要素に関する関連情報を参照可能となるように当該特徴情報及び Z若しくは識別子 を設定する手段と、
前記特徴情報を識別子に関連付けてディスプレイ装置に表示する手段と を備えたことを特徴とするシステム。
コンピュータシステムの記憶装置に格納され、このコンピュータシステムにドキュメン トデータの表示処理を実行させるためのコンピュータソフトウェアプログラムであって、
A)ドキュメントデータ力 抽出する識別子の選択をコンピュータシステムの入力手段 力 受け付ける工程と、
B)コンピュータシステムの読出し手段によって読み出されたドキュメントデータから、 前記選択に係る識別子を特定する工程と、
C)事物の種類、その種類における事物の要素、事物の要素を特定する識別子、事 物の要素の特徴情報、及び事物の要素の関連情報を関連付けて格納する前記記憶 装置内のデータライブラリから、前記特定された識別子が関連付けられた事物の要 素の特徴情報と、事物の要素の関連情報とを検索する工程と、
D)前記検索された特徴情報及び Z若しくは特定された識別子に基いて、その事物 の要素に関する関連情報を参照可能となるように当該特徴情報及び Z若しくは識別 子を設定する工程と、
E)前記特徴情報を識別子に関連付けてコンピュータシステムのディスプレイ装置に 表示する工程と
を前記コンピュータシステムに実行させることを特徴とするコンピュータソフトウェア プログラム。
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