JP4150415B2 - ドキュメントデータ表示処理方法、ドキュメントデータ表示処理システム及びドキュメントデータ表示処理用のソフトウェアプログラム - Google Patents

ドキュメントデータ表示処理方法、ドキュメントデータ表示処理システム及びドキュメントデータ表示処理用のソフトウェアプログラム Download PDF

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Description

本発明は、コンピュータシステムによってドキュメントデータ中に挿入した所定の関連情報を表示する方法、システム及びコンピュータシステムにこの方法を実行させるためのソフトウェアプログラムに関する。また、この出願は、日本国特許庁にされた特願2005−269441号の優先権を主張するものであり、この先の出願に明示的/黙示的に開示された内容はこの言及により本出願に組み込まれる。
コンピュータの普及による情報の電子化と、インターネットの普及による情報流通の発展とによる相乗効果により、一般の人々が利用可能な情報量が飛躍的に増大してきている。そうした情報の利用を促進するための多様なサービスが提供されている。例えばBLOGは、不特定多数の人々が、様々な事件、人物、商品について評価した結果を日々発信している。このような電子情報には、商品開発・販売、健康管理や各種状況判断に有益な情報が含まれている。そのため、その情報を有効活用する方法が以下に例示するように種々提案若しくは実現されている。
(1)インターネット上で公開されたドキュメントの作成者を通じて、商品購入サイトへ導くアフィリエートプログラムがある。これは、ドキュメント作成者がドキュメントに関連する商品とその商品の購入サイトへのハイパーリンク或はソフトウェアをドキュメント中に埋め込むことにより、ドキュメント利用者を所望の商品購入サイトへ導き、その利用者が商品を購入した場合にドキュメント作成者に規定の報酬が支払われる仕組みである。このアフィリエートプログラムは、不特定多数のドキュメント作成者が多様な商品広告を提供して、多種多様な商品が売買されるきっかけとなっている。
(2)上記したブログを始めとするユーザドキュメント提供サイトにおいては、ブログ開設者(BLOGGER)の記載した内容に関連したサービスや商品のバナー広告などを同じページに表示させている。これにより、BLOGの読者に、現在読んでいるBLOGに関連したサービス・商品の情報を同時に提供して、サービスや商品購入を促すようにしている。
(3)ドキュメント作成者がドキュメント中に提携先企業の広告を表示するプログラムを挿入してアップロードし、そのドキュメントの内容に応じた広告をドキュメント中に表示させることで、その当該企業の商品やサービスの購入を促すシステムも実用化されている。
(4)インターネットドキュメントの検索サイトにおいては、検索結果の表示画面に検索されたキーワードに関連するサービスや商品の情報を表示して、サービスや商品を購入する機会を提供している。
また、このような情報表示方法として、例えば、以下の先行文献も参考になる。
先行文献1:特開2001−202454号公報
先行文献2:特開2002−056027号公報
先行文献3:特開2002−133282号公報
先行文献4:特開2002−245084号公報
先行文献5:特開2003−168044号公報
先行文献6:特開2006−040179号公報
先行文献7:特表2006−500698号公報
先行文献8:特表2006−500699号公報
先行文献9:特表2006−500700号公報
しかしながら、上記した従来の方法は、何れも解決すべき課題が存在し、多くの電子情報が十分活用されないまま埋もれているのが現状である。
例えば、(1)のアフィリエートプログラムにおいては、提供されるドキュメントにおける記載内容がドキュメント作成者への利益還元につながるため、偏りのある内容となる場合が多い。また、関連情報を表示するWEBページのリンク先URL等がドキュメント作成者によって個別に埋め込まれるため、市場の変化や、情報提供システムの構造や構成の変化等によってリンク先が消失したり更新前の情報が表示されるなど、関連情報の経時劣化が多く、機能が十分に発揮されていない。さらに、ドキュメント作成者が意図したドキュメントのみ利用可能な技術であるという点で汎用性・発展性に欠ける。
(2)のユーザドキュメント提供サイトの方法においては、当該サイトを経由したドキュメントに対してのみ利用可能な情報の提供方法であるため汎用性に欠ける。また、ドキュメント利用者の希望や属性等に応じた情報を提供することはできない。
(3)のシステムでは、提供される情報の表示内容は、関連情報を提供した者の投資能力やドキュメント利用者によるドキュメント毎の利用頻度に依存するため、利用者の希望や属性等に応じた情報を提供することはできない。
(4)のインターネットドキュメントの検索サイトの方法においては、対象ドキュメントに記載された情報に基づく関連情報を利用する仕組みではない。
このように、何れの手法も、ドキュメント作成者やドキュメント提供者が、ドキュメントの読み手の興味を引いて、特定のWEBサイトに誘導することを目的とした技術に過ぎないため、これらの手法を使ってもドキュメントの読み手(利用者)がドキュメントの内容に応じて興味ある情報やサービスにアクセスすることはできない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、任意のドキュメントについて、事物やキーワード毎に個別に作業を行うことなく、ユーザが参照したい特徴情報を当該ドキュメント上の対象キーワード(識別子等)に隣接して、あるいはリストを生成して表示することにより、ドキュメント利用者の希望する情報をピンポイントで提示し、同時に、この情報に関連するサービス等を提供するWEBサイトを瞬時に表示できる方法、システム及びソフトウェアプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、WWWネットワークなどのオープンネットワークに接続され、入力装置、ディスプレイ装置、記憶装置、ドキュメントデータの読み出し手段及び制御手段を備えたコンピュータシステムによって、オープンネットワーク上で取得したドキュメントデータに関連する情報をそのドキュメントデータと共に表示する方法であって、前記記憶装置は、事物の種類、その種類における事物の要素、事物の要素を特定する識別子、事物の要素の特徴情報、及び事物の要素の関連情報を関連付けて格納するデータライブラリと、制御手段によって実行されるコンピュータソフトウェアを格納するコンピュータソフトウェア格納部とを備え、前記制御手段が、コンピュータソフトウェアを読み出して実行させることで、A)前記読出し手段によって読み出されたドキュメントデータを利用するユーザから、前記入力装置を介して、そのドキュメントデータから抽出する事物の種類と、ドキュメント中に表示させたいその事物の種類における要素の特徴情報及び関連情報の種類と、の選択を受け付ける工程と、B)前記データライブラリから、前記A)工程でユーザによって選択された事物の種類に関連付けられた識別子を検索し、検索された識別子を前記読み出されたドキュメントデータから特定する工程と、
C)前記データライブラリから、前記B)工程で特定された識別子が関連付けられた事物の要素の特徴情報及び関連情報を検索し、これらの情報のうち、前記A)工程でユーザによって選択された特徴情報及び関連情報を抽出する工程と、D)前記C工程で抽出された特徴情報及び/若しくは前記B)工程で特定された識別子に、その事物の要素に関する関連情報を参照可能となるように当該関連情報にアクセスするためのハイパーリンクを設定する工程と、E1)前記C)工程で抽出された特徴情報を、前記B)工程で特定された識別子に関連付けてディスプレイ装置に表示する工程と、)前記D工程で関連情報へのハイパーリンクが設定された特徴情報を、前記B)工程で特定された識別子に関連付けて、及び/若しくは前記D工程で関連情報へのハイパーリンクが設定された識別子を、ディスプレイ装置に表示する工程とを実行することを特徴とする方法、若しくは、この方法をコンピュータシステムに実行させるためのコンピュータソフトウェアプログラムが提供される。ここで、前記E1)及びE2)工程は、前記特徴情報をドキュメントデータ中の識別子の位置の近傍に埋め込んで、若しくは近傍にオーバーラップして、若しくはリストアップしてディスプレイ装置に表示することが好ましい。
上記「事物」には、例えば、全ての商品(動産、不動産)やそれらの部品、部材、コレクション、自然人や法人、団体、地名(地域)、民間若しくは公的サービス(交通機関、道路、医療等)、スポーツや映画などの興行イベント、疾病、事件、宗教、政治思想、歴史、名言、教育プラン、資格、クイズ、サービス、知的所有権などの無体物が含まれる。
「要素」には、例えば、各事物を構成する情報、各事物に含まれる情報、若しくは事物を特定する情報が含まれる。
「識別子」には、例えば、事物の要素に含まれる及び/若しくは1以上の事物の要素を特定する文字列、記号、数値、単語リスト、文字列パターンなどのテキストデータが含まれる。
「特徴情報」としては、例えば、前記事物のスペックの情報、事物の過去・現在・将来予測の情報、事物に対する第三者の評価若しくは紹介情報、事物の完成若しくは成立までのプロセスを示す情報、事物に関連する人物や学校・企業などの関係者の情報、複数の事物若しくは事物内の複数の要素のランキング情報などが含まれる。具体的には、例えば「書籍」を事物とする場合は、著者、出版社、書籍分類、ページ数、価格、表紙イメージ、販売実績、販売推移、読者評価などの情報である。また「著者」を事物とする場合には、その年齢、性別、顔写真、著作分野、著書名、著書の売上げランキングなどの情報である。このような特徴情報は夫々テキストデータ(数値や定義、解説等)、図表、動画やアニメーションなどで視覚的に表わされる。
上記した構成によれば、既存のドキュメントデータについて、事物やキーワード毎に個別に作業を行うことなく、ユーザが興味ある事物に関して、参照したい特徴情報をそのドキュメント上に統一的に、あるいはリストアップして表示させ、識別された事物の要素や表示した情報を介して、当該事物の要素の関連情報を利用して、サービスサイトへの遷移や、サービス情報の取得を行うことができる。これにより、従来は、事物の要素の特徴情報や専門知識等を保有する一部のユーザだけが可能であった、ドキュメントデータ上での事物の要素の比較・把握や新たな発見を、一般ユーザでも容易に実現することが可能となると共に、そうした情報に基づいてサービスを利用したり関連情報を取得することができるようになる。
また、サービスの提供者にとっては、WWWによって不特定多数の人々が作成・加工・編集・収集した膨大な量の画一的なドキュメントを一方的に提供するのではなく、そのような膨大なドキュメントによって提供される情報に関連付けて、ドキュメントを利用する個々のユーザの興味や嗜好に応じてカスタマイズされた情報を提供することができ、さらに、そのカスタマイズされた情報を通じて、特定のサービスの利用へ誘導することが可能となる。
例えば、ユーザが過去の書評中で見つけた興味ある書籍に関する情報は以下のようにして有効利用できる。
まず、事物として「書籍」を選択し、特徴情報として「売上げ推移」を選択する。この状態で、ユーザが当該書籍の書評などのドキュメントデータをブラウズすると、このドキュメント中で検出された該当書籍を表す識別子(書籍名等)の近傍に、その書籍の売上げ推移を表すグラフが表示されたり、その識別子やグラフがリスト形式で表示される。それと同時に、書籍(事物)の関連情報として、当該識別子やグラフに当該書籍を販売するWebサイトへのハイパーリンクが設定される。ユーザは、識別子やグラフをマウスでクリックすることでこの書籍を容易に購入できる。このように、書籍の売上げ実績を見ながら書評を読み、気に入った書籍は直ぐにインターネット上の書店で購入する、という関連情報のシームレスな利用・活用方法を実現できる。
また、書評子の当該書籍に対する主観的な見解や感想(オリジナルテキスト)だけでなく、売上げなどの世間の客観的な評価も合わせて提示することで、1の事物に関する多面的な情報を提供できる。さらに、ユーザがその事物(書籍)や事物に関連する商品やサービス(同じ著者の他の書籍等)を購入したい場合に、識別子等をクリックするだけで容易且つ直感的に商品等を購入することが可能になる。
本発明によれば、任意のドキュメントについて、事物やキーワード毎に個別に作業を行うことなく、ユーザが参照したい特徴情報を当該ドキュメント上の対象キーワード(識別子等)に隣接して、あるいはリストを生成して表示することにより、ドキュメント利用者の希望する情報をピンポイントで提示し、同時に、この情報に関連するサービス等を提供するWEBサイトを瞬時に表示できる方法、システム及びソフトウェアプログラムを得ることができる。
以下、本発明の最良の実施形態を、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るドキュメントデータ管理システムの概略構成を示す図である。このシステム1は、本発明に係るコンピュータプログラムがインストールされた利用者用クライアントシステム2と情報提供サーバシステム3とが、WWWなどの通信ネットワークを介して接続されて構成される。利用者用クライアントシステム2及び情報提供サーバシステム3は、通信ネットワークを介してサービス提供サーバシステム4と接続可能である。これらの各システム2〜4は、何れも1又は2以上の汎用のコンピュータシステムで構成され、ハードウェア構成は同一である。
(利用者用クライアントシステムの概略構成)
利用者用クライアントシステム2は、汎用のパーソナルコンピュータであり、制御手段としてのCPU5に、RAM6、HDDやROMなどの記憶装置7、及び入出力インタフェース(I/F)8が通信バス9を介して接続され、この入出力I/F8に、LEDディスプレイなどのディスプレイ装置10、マウスやキーボードなどの入力装置11、モデム等の通信デバイス12、CD−ROMやDVD−ROMなどのリムーバブル記録媒体用のドライブ13等が接続されたハードウェア構成を有する。後述する本発明の特徴的な処理機能は、前記記憶装置7のプログラム格納部14にインストールされたコンピュータソフトウェア(情報表示ソフトウェア15やシステムソフトウェア16)がCPU5によってRAM6上に呼び出され、OS(オペレーションシステム)と協働して実行されることで実現される。
また記憶装置7は、前記プログラム格納部14の他、システムソフトウェア16の動作を補助する利用情報格納部17を備えている。この利用情報格納部17は、電子化された事物の種類、各事物に対して提供される特徴情報の種類、各事物に含まれる若しくは事物を特定する情報である1以上の要素、各要素の識別子、各要素の特徴情報、各要素の関連情報、利用者に関する情報(利用者情報)などの情報を格納するものである。前記プログラム格納部14及び利用情報格納部17は、何れもHDDなどの記憶装置7に確保された一定の記憶領域である。この利用情報格納部17と後述する情報提供サーバシステム3の提供情報格納部20とによって本発明のデータライブラリが構成される。
ここで、特徴情報には、後述するように、前記利用情報格納部17に格納された情報と、この利用情報格納部17に格納された要素などの情報に基いてシステムソフトウェア16が動的に生成する情報と、前記情報提供サーバシステム3を介して外部のサーバシステムから取得する情報とが含まれる。そのため、特徴情報の提供者は、利用者用クライアントシステム2から独立して、情報提供サーバシステム3に対して直接特徴情報を提供することもできる。これにより、事物の情報の提供者と異なる者が、事物や要素について、独自の、即時的な特徴情報を提供することができる。例えば、事物「書籍」に対して、複数のインターネット書店が、特徴情報として「在庫状況」「書評情報」「販売価格」「ジャンル別売上ランキング」等を、独自に、即時的に情報提供サーバシステム3を介して利用者用クライアントシステム2に対して提供することが可能である。
また、各事物に対して提供される特徴情報の種類は、処理対象である特徴情報のデータの種類(売上げ、評価等)や、データ形式の種類(テキスト、グラフ、図表、イメージ、動画等のデータ形式)及び表示フォーマットの定義(表示サイズ、スケール、フォント、色など)を含む情報である。利用情報格納部17に格納されるデータは、前記情報提供サーバシステム3から提供されたデータを格納するようにしてもよい。利用情報格納部17に格納される他のデータについては後述する。
前記情報表示ソフトウェア15は、本発明の読出し手段に相当するものであり、例えばWebブラウザ、メーラー、ワードプロセッサ、スプレッドシート、プレゼンテーションソフトなどのソフトウェアである。この情報表示ソフトウェア15は、ドキュメントデータを読み出すと共に、システムソフトウェア16や情報提供サーバシステム3の後述する情報提供ソフトウェア22が利用情報格納部17やデータ格納部23から検索した特徴情報、動的に生成した特徴情報、及び関連情報を取得して利用者用クライアントシステム2のディスプレイ装置10に表示する機能を備えている。
(システムソフトウェアの機能)
前記システムソフトウェア16は、以下の各機能を備えている。これらの機能のうちの一部は、前記情報表示ソフトウェア15や情報提供ソフトウェア22に行わせることもできる。このシステムソフトウェア16の詳細な機能はフローチャートや表示画面例を参照して後述する。
・ユーザが前記入力装置11から入力した対象ドキュメントデータから抽出する識別子の選択を受け付けて記憶装置7に登録する識別子選択受付機能
・情報表示ソフトウェア15が読み出したドキュメントデータから、前記選択に係る識別子を特定する識別子特定機能
・前記データライブラリから、特定された識別子が関連付けられた事物の要素の特徴情報と、事物の要素の関連情報とを検索する情報検索機能
・前記選択に係る識別子、及び検索された特徴情報や関連情報を暗号化・復号化する暗号化・復号化処理機能
・検索された特徴情報や関連情報に基いて他の特徴情報や関連情報を生成・加工する情報生成・加工機能
・検索・生成・加工された特徴情報をドキュメントデータの所定位置に埋め込んだり、オーバーラップさせたり、またはリストアップして表示させる特徴情報表示機能
・検索された特徴情報や特定された識別子に、関連情報にアクセスするためのハイパーリンクを設定する関連情報参照設定機能
・ユーザの指定に従って特徴情報や関連情報などの種々の表示設定を行う表示パラメータ設定機能
・対象ドキュメント中に記述されたドキュメント作成者の識別情報やコマンド文字列(制御指示情報)を検出する制御情報検出機能
・制御情報検出機能で検出されたドキュメント作成者識別情報をサービス提供サーバシステム4に通知する作成者識別情報通知機能
・制御情報検出機能で検出されたコマンド文字列に従って、このドキュメントの指定範囲における各種の動作を制御する動作制御機能
・関連情報に基づいてサービス提供サーバシステム4にアクセスするサーバアクセス機能
ここで、前記識別子選択受付機能は、図4に例示した入力画面をディスプレイ装置10に表示させて、ユーザから識別子の選択を受け付けるものである。ここで、1のドキュメントについて複数の識別子の選択を受け付けたり、複数のドキュメントについて共通して表示させたい識別子を受け付けて登録しておくこともできる。
情報検索機能は、利用情報格納部17から特徴情報等を検索する機能と、情報提供サーバシステム3(情報提供ソフトウェア22)に対して、前記特定された識別子を転送してこの識別子に関連する特徴情報や関連情報の検索を指示する機能とを含む。多様な事物の多数の識別子について全ての特徴情報や関連情報を予め利用情報格納部17(利用者用クライアントシステム2)に格納しておくことは現実的ではなく、特に売上ランキングなどの最新情報を取得して格納することは困難である。そのため、利用情報格納部17には更新が少なく且つ頻繁に利用する特徴情報を蓄積しておき、あるいは、提供情報格納部20から取得した特徴情報をキャッシュとして一定期間蓄積していき、最新情報として有意な特徴情報や新たな事物、識別子が選択された場合等には提供情報格納部20から優先的に情報を取得するようにするのが好ましい。以下の説明においては、特徴情報や関連情報の検索には、システムソフトウェア16による検索及び検索指示と、情報提供ソフトウェア22による検索の全てを含むものとする。
情報生成・加工機能には、本実施形態では、さらに以下の具体的機能が含まれる。
1)検索された特徴情報及び関連情報に基いて、イメージ、グラフ、アニメーション、動画等の特徴情報を動的に生成する機能
この機能は、特徴情報のテキストデータをスクロール表示したり、検索された数値をグラフや表などに視覚的に加工したり、イメージの指定範囲を切り出して加工したり、アニメーションや動画を時間的・空間的に切り出して加工したりする機能である。検索された特徴情報がテキストや数値などの、ドキュメントデータと同質のデータである場合に、識別子の近傍に埋め込んで表示してもドキュメント中に埋没してしまい視認性が良くない。そのため、この機能によって視認性を向上させ、情報の有効利用を促進するのが好ましい。なお、この機能と、前記表示パラメータ設定機能や動作制御機能と連携させて、ユーザの設定に従って特徴情報の表示方法等を制御するようにしてもよい。
2)特定された識別子及び記憶装置7に格納された利用者情報に基づいて、データライブラリから事物の要素の特徴情報と、事物の要素の関連情報とを検索または動的に生成する機能
この機能は、利用者用クライアントシステム2にユーザ情報(使用言語、居住地域、健康履歴・状態、趣味、特徴情報の表示フォーマット等)を予め登録しておき、このユーザ情報にマッチした特徴情報等を検索若しくは生成する機能である。この機能を利用することで、検索される特徴情報等の種類や属性などをユーザ自らカスタマイズできる。
前記関連情報参照設定機能は、本実施形態では、上記の機能に加えて、対象ドキュメントの作成者の識別情報や特徴情報を埋め込んだハイパーリンクを前記特徴情報や識別子に設定する機能も備えている。このように設定されたハイパーリンクによってユーザ(情報表示ソフトウェア15)が関連情報等を表示するWEBサイトに遷移するだけで、そのWEBサイトのサーバにドキュメント作成者の情報を自動的に提供でき、アフィリエートプログラムを容易かつ確実に実行できる。
前記ドキュメント作成者識別情報通知機能は、具体的には、ユーザが、ドキュメント中に表示された関連情報に設定されたハイパーリンクを利用する場合に、当該ドキュメント中に埋め込まれたドキュメント作成者情報を検索し、サービス提供サーバシステム4に通知する機能である。この通知機能は、ドキュメント作成者が、ハイパーリンク中に自身のIDを記述したり、後述するサービス提供ソフトウェア27と非同期通信することで実現される。この機能により、例えばこのドキュメントの識別子等に設定されたハイパーリンクから特定のWEBサイトに遷移した場合に、当該WEBサイトのサーバ(サービス提供サーバシステム4)側でドキュメント作成者を容易に特定できるので、アフィリエートプログラムを容易かつ確実に実行させることができる。なお、前記関連情報参照設定機能によってドキュメント作成者の識別情報等を埋め込んだハイパーリンクを設定した場合は、作成者の識別情報等が自動的に送信されることになるため、この通知機能を省略若しくは簡略化できる。
動作制御機能は、具体的には、対象ドキュメントに対して本発明に係る情報表示処理を実行する際に、ユーザに特定の特徴情報や関連情報を優先的に提供する機能である。例えば、ドキュメントの作成者や編集者が、この者が提携するWEBサイトのURLを特定の識別子や特徴情報の文字列等に自動設定するためのコマンドを記述しておくと、システムソフトウェア16(動作制御機能)がこのコマンドを読み出して指示された処理を行う。この機能を利用することで、特定のWEBサイトにユーザを容易に誘導でき、アフィリエートプログラムを効率的に実現することが可能になる。
(情報提供サーバシステムの概略構成)
前記情報提供サーバシステム3は、WWWネットワークを通じて利用者用クライアントシステム2に対して情報を提供する事業者(情報提供事業者)が設置・運営するWEBサーバである。この情報提供サーバシステム3は、記憶装置に、事物の特徴情報を事物の識別情報(ID)に関連付けて格納する提供情報格納部20と、ユーザログイン情報等を格納するユーザ情報格納部21と、利用者用クライアントシステム2の情報表示ソフトウェア15からアクセスされた場合に、提供情報格納部20から必要な情報を検索し、必要に応じて加工して受け渡す情報提供ソフトウェア22とを備えている。
ここで、情報提供事業者は、主として、個人や企業、団体等(情報提供者)がWWWネットワーク上で発信している種々の情報を収集してデータベース化したり著作権などを統括的に管理している事業者を意味するが、情報提供者が含まれる場合もある。情報提供者が情報提供事業者となる場合は、自宅のPCなどが情報提供サーバシステム3を構成する。なお、ユーザ認証や情報の暗号化・復号化などの周知の機能は説明及び図示を省略する。
情報提供ソフトウェア22は、前記利用者用クライアントシステム2から利用者情報を取得して、ユーザ情報格納部21を参照してユーザの個人情報等を特定し、このユーザにマッチした特徴情報を検索・生成する機能を有する。例えば、事物「書籍」における特徴情報「販売価格」において、このユーザの特定の書店における購入実績等に応じてそのユーザに付与されたボーナスプラン(クーポン等)に基づく割引価格や、特定の属性(年齢・性別・住所・職業等)に属するユーザに対する優待価格、若しくはそのユーザが購入済みあるいは書店に注文済みであること示す記号や文字列などを特徴情報として生成し利用者用クライアントシステム2に送信する。
また、この情報提供ソフトウェア22と、利用者用クライアントシステム2の情報表示ソフトウェア15及びシステムソフトウェア16との間で非同期通信などの方法で情報交換を行わせることで、対象ドキュメントに表示されている特徴情報をリアルタイムで更新したり、動画等をストリーミング表示することも可能である。例えば、事物「書籍」の特徴情報「在庫状況」を所定周期で更新して提供したり、事物「道路」の特徴情報「渋滞カメラ」によって、特定道路のビデオ映像をリアルタイムで提供することができる。
(サービス提供サーバシステムの概略構成)
前記サービス提供サーバシステム4は、事業者や個人などのサービス提供者がWWWネットワーク上で種々のサービスを提供するためのWEBサーバである。
このサービス提供者は、前記情報提供事業者(情報提供者を含む)と提携することで、上記したように、本実施形態のシステム1を利用するユーザを自身のWEBサイトに誘導したり、特定のサービスを優先的に利用させることができるようになる(ドキュメント作成者情報の通知機能や動作制御機能を参照)。また、ドキュメントの作成者やアップロードした者(情報提供者)は、これらの事業者と提携している必要はないが、アフィリエートプログラムに参加する場合は、アフィリエート規約への同意を伴うメンバー登録などによってアフィリエートプログラムを提供するサービス提供者と提携する必要がある。
サービス提供サーバシステム4は、その記憶装置に、事物に対応したサービスに関する情報を格納するサービス情報格納部25と、ユーザログイン情報等を格納するユーザ情報格納部26と、利用者用クライアントシステム2から提供される事物の識別情報(ID)やユーザ識別情報(ユーザID)を利用して、当該ユーザに対して当該事物に関するサービスを提供するサービス提供ソフトウェア27とを備えている。
前記サービス提供サーバシステム4は、利用者用クライアントシステム2及び/若しくは情報提供サーバシステム3とは独立してサービスを提供することが可能である。具体的には、事物情報や特徴情報等の情報提供者以外の第三者が、要素やその識別子が既知の事物に対して、独自の情報提供サービスを行うことが可能である。例えば、事物「書籍」に対して、その書籍の出版社や著者、書評(ドキュメント)を提供する者、書籍の売上げランキングを集計して提供する事業者等とは無関係に、複数のインターネット書店が当該書籍を購入可能な自店のWEBページのURLを夫々独自に提供することができる。提供されるURLは、利用者用クライアントシステム2若しくは提携する情報提供事業者の情報提供サーバシステム3に格納され、入力装置11を介してユーザの選択を受け付けた場合、若しくはユーザ(利用者用クライアントシステム2)からアクセスがあった場合に、特徴情報若しくは識別子に関連付けて提供される。
(データ構成)
次に、図2を参照して前記利用情報格納部17及び提供情報格納部20に格納されるデータを具体的に説明する。これらは、以下に列挙する複数のテーブルや格納部が事物IDなどで相互にデータ参照可能なファイルシステムや、リレーショナルデータベースや、ハイパーリンクによって個別に連結されたデータ要素群などで構成される。
まず、利用情報格納部17は、事物種類情報テーブル17a、事物要素情報テーブル17b、事物特徴情報テーブル17c、事物要素識別子情報テーブル17d、ユーザ用事物要素識別子情報テーブル17e、事物関連情報テーブル17f及び関連情報テーブル17gを備えている。
事物種類情報テーブル17aには、事物の種類に関するマスタIDである事物ID、事物名称及び事物の定義が格納される。事物としては、全ての有体物(動産、不動産)と無体物が含まれる。例えば、商品、食品、音楽、書籍、CD、DVD、動・植物、インテリア、衣料・装飾品、コンピュータ関連機器、ソフトウェア、工業製品、部品、部材、工具、玩具、コレクション、車、不動産、人物、学校、企業、国、地名(地域)、交通機関、路線、道路、政党、スポーツの種類・競技場・大会名・関係団体・関係者、音楽・映画・演劇などのエンターテイメントの種類・開催場・題目・主催者や後援者などの関係団体・関係者、疾病、健康、事件、宗教、政治思想、歴史、名言、教育プラン、資格、クイズ、サービス、知的所有権などが挙げられる。
事物要素情報テーブル17bには、対象事物に含まれる個々の要素に関する情報(事物ID、要素ID、代表識別子)が格納される。例えば、事物「書籍」の要素としては、「新約聖書」「星の王子様」「グリム童話」「欧州家禽図鑑」などがある。
事物特徴情報テーブル17cには、事物ID、特徴情報ID、特徴情報データアクセスURL、表示フォーマットオプション及び事物特徴情報管理者情報が格納される。すなわち、対象事物に関して提供可能な特徴情報の種類が格納される。例えば、「書籍」という事物に対する特徴情報として「著者」「出版年」「ページ数」「重量」「売上げ推移」などである。
ここで、特徴情報データアクセスURLは、事物ID、要素ID、特徴情報ID、表示データオプションをパラメータとして特徴情報データにアクセス可能なURLである。この特徴情報データアクセスURLは、利用者情報をパラメータにしてもよい。また、表示フォーマットオプションは、ユーザが選択可能な特徴情報の表示フォーマットである。例えば、表示サイズ、スケール、表示色、背景色、グラフの種類、上限・下限、直線・対数軸、データラベル、表示データをクリックした場合の動作等である。
事物要素識別子情報テーブル17dには、事物ID、要素ID、その要素IDを表す識別子が格納される。例えば、代表識別子「アイザック・アシモフ」を持つ要素の識別子として、「アイザック・アジモフ」「アイザック・アシモフ」「ジョージ・E・デイル」などが登録される。本テーブル17d及びユーザ用事物要素識別子情報テーブル17eに格納されるレコードを、事物IDで分類される要素ID毎に纏めたものが、その事物についての当該ユーザにおける識別子辞書となる。
ユーザ用事物要素識別子情報テーブル17eには、特定の種類の事物において、ユーザが独自に定義した識別子と当該識別子に関連した事物要素のIDとが格納される。
事物関連情報テーブル17fには、事物ID、関連情報ID、関連情報定義情報及び事物関連情報管理者情報が格納される。すなわち、対象事物に関して提供可能な関連情報の種類を格納する。例えば、「書籍」という事物に対する関連情報として「インターネット書店へのアクセスURL」「書籍の概要」などが該当する。
ここで、関連情報定義情報は、事物ID、要素ID、ドキュメント作成者情報及び利用者情報をもとに、関連情報を取得する方法の情報を格納するものである。例えば、関連情報として関連サイトへの遷移を可能とするハイパーリンク(URL)を設定するための定義情報、前記利用情報格納部17や提供情報格納部20に格納された関連情報を取得するための定義情報を格納する。ドキュメント作成者情報としては、例えば、作成者の識別情報(IDや氏名、ペンネームなど)や作成者が特定の若しくは全ての要素に関連して指定した特徴情報のIDなどが含まれる。また、利用者情報としては、例えば、利用者の使用言語、居住地域、健康履歴・状態、趣味、特徴情報の表示フォーマットなどであり、これらの利用者情報が利用者IDに関連付けられて格納される。前述のシステムソフトウェア16は、この定義情報をもとに、ドキュメント作成者や利用者の属性に対応した関連情報を検索したり必要に応じて動的に作成したり加工する。
関連情報テーブル17gには、関連情報ID、要素ID、関連情報が格納される。本テーブル17gは、提供情報格納部20に格納することも可能である。前記事物関連情報テーブル17fに格納された定義に従って利用情報格納部17や提供情報格納部20から関連情報を取得する場合に、この関連情報テーブル17gの関連情報を利用する。
また、提供情報格納部20は、オリジナル情報テーブル20a、データ生成情報テーブル20b、オリジナル要素情報テーブル20c、特徴情報テーブル20d、及びID変換情報テーブル20eを備えている。
ここで対象となる特徴情報は、例えば、事物「書籍」における特徴情報「表紙イメージ」の様に、予め1レコードずつ作製したり、特徴情報「重量」の様に実際に計測・測定された値の他に、特徴情報「過去4週間の売上げ推移」の様に、各要素について存在するオリジナルの情報やデータベースから情報処理的に加工されるものも含む。
オリジナル情報テーブル20aには、オリジナル情報ID及びオリジナル情報の定義が格納される。データ生成情報テーブル20bには、オリジナル情報から特徴情報を生成するための情報(特徴情報ID、オリジナル情報ID及びデータ変換条件)が格納される。ここで、データ変換条件としては、オリジナル情報が存在する場所(記憶領域など)、変換する頻度・タイミング・形式に関する情報が記述される。オリジナル要素情報テーブル20cには、オリジナル情報ID、オリジナル要素ID及びオリジナルデータが格納される。
特徴情報テーブル20dには、各事物の要素に対して、各種類の事物特徴情報に対応した特徴情報が格納される。ID変換情報テーブル20eには、要素IDとそれに対応したオリジナル要素IDとが格納される。このテーブル20eを参照して、特徴情報とオリジナルの要素情報との対応付けが行なわれる。
上記した情報のうち、オリジナル情報テーブル20a、データ生成情報テーブル20b、オリジナル要素情報テーブル20c及びID変換情報テーブル20eに格納した情報を元に、オリジナルの情報から、特徴情報を生成することが可能となる。なお、事物要素に対応するオリジナル要素情報が存在せず、特徴情報が生成できない場合は、前記情報提供ソフトウェア22によって、特徴情報が存在しないことを示すテキストやイメージ(「データなし」の文字や「?」のアイコン等)を生成して表示させてもよい。
また、上記した各情報は、システムソフトウェアの暗号化・復号化処理機能によって公開鍵を用いて暗号化して、データ作成者の識別情報・データ作成者が開発(作成・加工等)した識別子辞書や特徴情報などの情報が、第三者によって改ざん等されることを防止するのが好ましい。具体的には、データ作成者等が開発した事物の要素、識別子、特徴情報、関連情報等のデータを秘密鍵で暗号化し、システムソフトウェア16が、この作成者から公開された公開鍵を用いて、情報を復号化してこれを用いることが有効である。
このように、データ構造を簡潔にし、データ間の独立性を確保すると共に、データを暗号化することで、本システムで利用されることを目的として、第三者が事物の要素、識別子辞書、特徴情報及び関連情報を、個別にあるいは複数の情報群を任意に組み合わせて開発し、提供し、若しくは流通させることが容易になる。
(情報表示処理の工程)
次に、図3のフローチャートを参照して、前記システムソフトウェア16が実行する情報処理の工程を説明する。以下の説明においては、情報提供対象の事物として「書籍」を、情報を付加する内容である特徴情報として「売上げ推移」を、識別子及び/若しくは特徴情報を介して利用可能な関連情報として「インターネット書店」を指定した例を示す。
まず、情報表示ソフトウェア15が電子化されたドキュメントデータを取得してディスプレイ装置10に表示した場合に(ステップS1)、システムソフトウェア16が、ユーザから入力装置11を介して、そのドキュメントデータに含まれるどの事物についてどういう種類の特徴情報を付加情報として入手し、どういう種類の関連情報を利用したいかの選択を受け付ける(ステップS2)。この例では、「書籍」という事物について「売上げ推移」という特徴情報と、「インターネット書店」という関連情報が選択される。このシステムソフトウェア16は、利用情報格納部17から、選択された事物「書籍」に対応する識別子辞書(図2の事物要素識別子情報テーブル17d及びユーザ用事物要素識別子情報テーブル17e参照)をロードする(ステップS3)。この識別子は、対象とする事物「書籍」に含まれる特定の要素を識別可能な用語の集合であり、1つの要素を特定する複数の用語(識別子)が存在する。
次いで、システムソフトウェア16は、ドキュメントデータの中から前記識別子を探索(マッピング)し、対象事物の要素として識別する(ステップS4)。このマッピングによって識別された要素の識別子に隣接して、あるいはリストアップして、その要素に関する特徴情報を、静的あるいは動的に提供する情報提供ソフトウェア22へのリンクを埋め込む(ステップS5)。
情報表示ソフトウェア15は、ドキュメントデータ中に埋め込まれたリンクに従って特徴情報を取得し、ドキュメントデータ表示の中に展開して、若しくはドキュメントデータにオーバーラップして、若しくはリストアップして特徴情報を表示する(ステップS6)。具体的には、対象ドキュメントの文章等に含まれる識別子の近傍に特徴情報を併記したり、特徴情報を表記したウィンドウやテキストボックスをドキュメント上に重ねて展開したり、さらに表示画面を複数のフレームに分割して特徴情報を注釈やサムネールのように欄外に表示することができる。このような特徴情報の表示フォーマットは、予めシステム側で設定してもよいし、ユーザが選択可能にしても良い。
なお、ステップS4で探索された識別子が複数の要素を同時に示す多義識別子である場合は、前記情報表示ソフトウェア15は、多義識別子であることを示すテキスト(「多義識別子」「M」という文字)やイメージ(多義識別子をイメージしたアイコン等)を表示したり、この識別子が示す複数の要素を並べて表示したり、表示対象とする要素を選択可能なユーザインターフェース(ポップアップメニューなど)を生成してディスプレイ装置10に表示するのが好ましい。情報表示ソフトウェア15は、この対象事物要素選択メニュー等で選択された要素について特徴情報の表示処理を実行する。
また、特徴情報を表示した後、ユーザから事物の変更を受け付けた場合(ステップS7)には、前記システムソフトウェア16及び情報表示ソフトウェア15は、変更された事物に基づいて上記ステップS3〜S6の処理を実行する。さらに、特徴情報の変更を受け付けた場合(ステップS8)には、変更にかかる特徴情報に従ってステップS4〜S6の処理を実行する。また、新しいドキュメントデータを取得し(ステップS9)、かつ、同一の事物及び特徴情報が引き続き選択されている場合には、新しいドキュメントデータに対してステップS4〜S6の処理が実行される。
上記処理が実行された後、ユーザは、ドキュメント中で識別された識別子及び/若しくは表示された特徴情報の文字列等をクリックしたり、この特徴情報に結び付けられたポップアップメニュー等から選択することにより、対象事物の関連情報を利用できるようになる(ステップS10)。たとえば、ユーザが、対象とする事物「書籍」の特徴情報「売上げ推移」、および、対象ドキュメント(書評など)の内容を参照してその書籍を購入すると決定した場合に、識別子または特徴情報をクリックすることで、上記ステップS2においてユーザ自身が選択したインターネット書店の購入ページに遷移し、その書籍の購入手続きにシームレスに移行できる。
(表示画面の例)
次に、図4〜図6の表示画面等の例を参照して、本発明の動作及び機能を具体的に説明する。
まず、図4は、利用者用クライアントシステム2におけるユーザインターフェースの例である。本実施例において、ユーザインターフェースは、Webブラウザのツールバー30として実装されている。このように、複数のコマンドをツールバーに実装することにより、複数の機能を簡便に利用することが可能となる。
このツールバー30は、情報の表示/非表示を切り替えるためのチェックボックス31、事物を選択するための事物プルダウンボタン32、特徴情報を選択するための特徴情報プルダウンボタン33、識別子のマッピングを中断するための中断ボタン34、識別子マッピングを再実行するための再実行ボタン35、認識された識別子のハイライト表示/非表示のための表示切換ボタン36、表示域内でマッピングされた同一識別子について指定個数のみを表示させるための表示個数指定ボタン37、マッピング情報パネルの表示/非表示のための切換ボタン38、及び動作オプションを設定するダイアログボックスを開くためのオプションボタン39を備える。
前記表示/非表示切換チェックボックス31は、Webブラウザ(情報表示ソフトウェア15)がハイパーリンク等によって複数のドキュメントを表示する間、継続してON(表示)の状態にしておくことで、当該複数のドキュメント(WEBページ)に対して夫々本実施形態の情報表示処理を自動的に実行させることが可能である。
事物プルダウンボタン32をクリックすると事物プルダウンメニュー40が表示される。選択されている事物が1つだけの場合、事物プルダウンボタン32には、選択されている事物の名称が表示されることが望ましい。事物プルダウンメニュー40によって、選択されている1または複数の事物を確認したり事物の選択を切り替えることが可能である。
特徴情報プルダウンボタン33をクリックすると特徴情報プルダウンメニュー41が表示される。特徴情報プルダウンメニュー41には、選択されている事物について利用可能な1以上の特徴情報が一覧表示される。例えば、事物として「Book-J(日本の書籍)」が選択されている際に、特徴情報の種類として、「Sales(売上げ部数)」、「Rating(インターネット書店における書籍の読者評価情報)」、「Name(書籍名)」が表示される。複数の事物が選択されている場合は、事物毎の特徴情報が例えば区切り線で区切られて順番に表示される。特徴情報が1つだけ選択されている場合は、特徴情報プルダウンボタン33には、選択されている特徴情報の名称が表示されることが望ましい。ユーザは、この特徴情報プルダウンメニュー41によって、選択されている1または複数の特徴情報を確認したり特徴情報の選択を切り替えることが可能である。
中断ボタン34は、長大なWebページや文字数が極端に多いWebページ等に対して実行されているマッピング処理を途中で中断させたい場合や、通信環境によって処理に時間がかかっている場合等に使用する。前記再実行ボタン35は、識別子マッピングのパラメータを変更して再実行する際に便利である。また前記表示個数指定ボタン37は、同一の要素が複数含まれているドキュメントにおいて、情報表示数を限定して画面上の混雑を避けたい場合に有効である。
図5は、利用者用クライアントシステム2の情報表示ソフトウェア(Webブラウザ等)15やシステムソフトウェア16が稼動してドキュメントデータを表示した例である。具体的には、図5(A)は、識別子の近傍に特徴情報を表示した表示画面51、図5(B)は、特徴情報をリストアップして表示した表示画面54である。これらの例では、事物「Book-J」、特徴情報「Rating」が選択されている。表示されたドキュメントデータから「書籍」を表す「春と修羅」「注文の多い料理店」などの識別子52が識別されてハイライト表示されると共に、図5(A)の表示画面51においては、識別子52の隣に、特徴情報である読者の評価を示す星印表53が表示されている。また、図5(B)の表示画面54においては、識別子と共に特徴情報が画面上にリストアップ55されて表示されている。
これらの例で示した絵グラフなどの特徴情報53は、前記システムソフトウェア16または情報提供ソフトウェア22がオリジナル要素情報テーブル20cを参照して動的に生成したものである。即ち、この特徴情報は、クライアントシステム2や情報提供サーバシステム3の記憶装置等に予め格納されていたものではなく、利用者用クライアントシステム2から特徴情報の表示を要求された時点で生成されたものである。そのためユーザは、利用者用クライアントシステム2を操作して設定を変更し、任意のタイミングで表示形態を変更したり、最新のオリジナル情報に基づいた情報を表示させることができる。
ユーザは、識別子52、特徴情報53、あるいはリストアップ55の項目にマウスカーソルを重ねてクリックすることにより、事物の要素に対応する関連情報を表示させることができる。例えば、識別子52の文字列に設定されたハイパーリンクによって、対象事物(書籍)を販売するインターネット書店のWEBサイトを瞬時に表示させることができる。
ここで、関連情報は、関連情報提供者が提供する専用の識別子辞書や、ISBNコード(国際標準図書番号)を記述した国際図書ライブラリなどの汎用の識別子辞書と連携させることが可能である。これにより、インターネット書店は、このような専用/汎用の識別子辞書に対して、関連情報として商品情報や自身の商品購入サイトへのハイパーリンクを設定することが可能になる。また、関連情報を識別子辞書の作成者や特徴情報作成者(提供者)の識別情報に関連付けておき、識別子がクリックされた場合は識別子辞書の作成者が提供する関連情報をデフォルトで表示し、特徴情報がクリックされた場合は特徴情報の作成者が提供する関連情報をデフォルトで表示するのが好ましい。さらに、ユーザが、識別子52や特徴情報53等にマウスカーソルを重ねて右クリックすることでポップアップメニューを表示させ、表示する関連情報をこのメニューから選択させるようにしてもよい。また、ISBNコードの様に書式の決まっている識別子が利用可能な場合、辞書に識別子をリストアップする代わりに、識別子の書式を表す文字列パターンを辞書に登録することも有効である。例えば、ISBNコードの場合、Perl形式の正規表現「\b(ISBN)*(\d\-\d{4}\-\d{4}\-\d|\d{10})\b」で表すことができる。
図6は、利用者用クライアントシステム2におけるシステム動作例を示す概念図である。図6(A)に示すように、WEBブラウザ等の情報表示ソフトウェア15によってディスプレイ装置10に表示されたドキュメント61において、事物「日本の書籍」、特徴情報「読者評価情報」を選択してシステムソフトウェア16を実行すると、図6(B)に示すように、識別子である複数の「日本の書籍」62が夫々ハイライト表示され、それらの識別子に隣接して特徴情報である「読者評価情報」が星印の数63として表示される。この状態で、識別子「注文の多い料理店」62やこれに隣接して表示された星印63にマウスのカーソルを合わせてクリックすると、図6(C)に示すように、書籍販売サイトの同書籍の販売ページ64が表示される。
図7は、オリジナル要素情報テーブル20cから動的に生成可能な特徴情報の表示形式の例である。例えば、テキスト70a、絵グラフ(複数の星の表)70b、円充填グラフ70c、棒グラフ70d、メモリ付き棒グラフ70e、複数棒グラフ70f、円グラフ70g、レーダーチャート70h、折れ線グラフ70i、面グラフ70j、株式チャート図70k、地図上の位置情報70l、染色体上の位置情報であるローカス情報70m、などである。それぞれ、表示サイズ、色の指定、縦横表示の指定、オリジナル情報における下限・上限値指定や直線・対数変換指定等が可能である。また、絵グラフ70bにおいては、○、△、□などの基本図形の他、ユーザが独自に登録した絵と表示単位を指定することも可能である。
特徴情報の表示形式は、前述の利用者用クライアントシステム2におけるユーザインターフェースを利用して設定可能である。設定されたサイズ・スケール及び領域で表示し、特徴情報表示域でのマウスオーバーに対応した拡大イメージ表示、マウス操作による表示域のスクロールや表示域・表示サイズ・表示スケールの変更、各種グラフにおける最小・最大値、対数軸、系列の色や線の設定が可能である。また、アニメーション、動画等においては、動画像のストリーミング配信の開始・停止、マウス操作による動画像の再生・巻戻し・連続再生・視野変更・視線変更が可能である。
(非可視データの処理)
次に、対象ドキュメントに非可視的にデータが埋め込まれている場合の処理について説明する。
検索エンジンにおいて多様な検索キーワードでドキュメント(WEBサイト)が検索されユーザに閲覧してもらうために、ドキュメントの作成者や編集者等は、ドキュメントの内容に関連し、検索され易い多様なキーワード等をドキュメントに含めたいと希望する。一方で、このようなデータをドキュメント中に可視的に表示すると、ドキュメントが判読困難になったり体裁が悪くなるためユーザに敬遠されるおそれがある。そのため、ドキュメントの作成者等によって、種々のデータが非可視的に埋め込まれることが少なくない。また、セマンティックWEBの様に、ドキュメント中の情報を定義する情報が非可視的に埋め込まれる場合がある。上記した本実施形態におけるシステムソフトウェア16の種々の機能を実行するために、非可視的にデータを埋め込むことも考えられる。
ドキュメントに埋め込まれるデータとしては、例えば、上記キーワードなどの対象ドキュメントの可視データと同種のテキストデータ、特定のコマンド(制御指示情報)、作成者の識別情報や特徴情報などが考えられる。以下、これらのデータ毎の具体的な処理を順に説明する。
(テキストデータが埋め込まれている場合の処理)
対象ドキュメントデータに、ドキュメント作成者によって非可視的に記述されたテキストデータが含まれている場合には、システムソフトウェア16は識別子特定機能によって、そのドキュメントに可視的に表示された情報だけでなく、非可視的なデータ中の識別子も特定する。そして、システムソフトウェア16は情報検索機能、特徴情報表示機能、及び関連情報参照設定機能によって、このような非可視データ中の識別子についても特徴情報や関連情報を参照できるように処理する。具体的には、表示画面を複数のフレームに分割して特徴情報等をページの欄外にリスト表示したり、ページの横や文末などの特定の位置に表示する。これにより、対象ドキュメントが検索・閲覧される可能性を高めると共に、ドキュメントを閲覧したユーザに情報利用の機会を提供できる。また、セマンティックWEBの場合は、識別子として特定された非可視的に埋め込まれた情報が定義の対象とする可視テキストの位置の近傍に特徴情報や関連情報を埋め込むなどして表示する。
(特定のコマンド(制御指示情報)が埋め込まれている場合の処理)
対象ドキュメントデータに、ドキュメント作成者によって特定のコマンドが非可視的に埋め込まれている場合には、システムソフトウェア16は制御情報検出機能によってそのコマンドを検出し、動作制御機能によってそのコマンドに従った処理を実行する。これらの処理自体は、上記した可視的データにおける処理と同様である。制御コマンドは、ドキュメントデータと質的に異なるため、非可視的に埋め込まれることが圧倒的に多いと推測される。
(作成者の識別情報や特徴情報が埋め込まれている場合の処理)
対象ドキュメントデータに、ドキュメント作成者によって作成者の識別情報や作成者が意図する事物や特徴情報の種類が非可視的に埋め込まれている場合には、システムソフトウェア16は制御情報検出機能によってその識別情報等を検出する。次いで、このシステムソフトウェア16は、作成者が意図した事物・特徴情報の種類において、情報検索機能によって前記データライブラリからこのドキュメント中の識別子及び特徴情報を検索し、特徴情報表示機能によってドキュメントデータ中に表示させる。また、関連情報参照設定機能及びドキュメント作成者識別情報通知機能によって、関連情報にアクセスするためのハイパーリンクに前記検出した識別情報等を埋め込んだり、サービス提供サーバシステム4に通知する。これにより、ユーザに作成者等の意図を意識させることなく特定のWEBサイトに誘導したり情報を提供することができる。
(変形例)
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々変形可能である。
例えば、上記の実施形態では、本システム1を利用者用クライアントシステム2と情報提供サーバシステム3とで構成したが、利用者用クライアントシステムだけで構成したり、サービス提供サーバシステム4を含めて構成することもできる。前者の場合は、図8に示すように、利用者用クライアントシステム200に提供情報格納部20、サービス情報格納部25、情報提供ソフトウェア22及びサービス提供ソフトウェア27を備えるように構成する。この場合の特徴情報は、WWWを通じてWEBサーバからダウンロードしてもよいし、CD−ROMなどの記憶媒体から導入してもよい。
また、事物、要素、特徴情報、関連情報及び特徴情報の種類や表示形式は、上記の実施形態に限定されず種々のものを採用できる。
図1は、本発明の実施形態のシステム構成を示す概略図である。 図2は、同、各データベースの関係を示すスキーマ概略図である。 図3は、同、処理工程を示すフローチャートである。 図4は、同、利用者用クライアントシステムにおけるユーザインターフェースの一例を示す図である。 図5は、利用者用クライアントシステムにおける特徴情報表示例を示す図である。 図6は、利用者用クライアントシステムにおけるシステム動作例を示す図である。 図7は、特徴情報の基本的な例を示す図である。 図8は、本発明の変形例のシステム構成を示す概略図である。
符号の説明
1…情報処理システム
2…利用者用クライアントシステム
3…情報提供サーバシステム
4…サービス提供サーバシステム
5…CPU
6…RAM
7…記憶装置
8…入出力インタフェース
9…通信バス
10…ディスプレイ装置
11…入力装置
12…通信デバイス
13…ドライブ
14…プログラム格納部
15…情報表示ソフトウェア
16…システムソフトウェア
17…利用情報格納部
17a…事物種類情報テーブル
17b…事物要素情報テーブル
17c…事物特徴情報テーブル
17d…事物要素識別子情報テーブル
17e…ユーザ用事物要素識別子情報テーブル
17f…事物関連情報テーブル
17g…関連情報テーブル
20…提供情報格納部
20a…オリジナル情報テーブル
20b…データ生成情報テーブル
20c…オリジナル要素情報テーブル
20d…特徴情報テーブル
20e…ID変換情報テーブル
21…ユーザ情報格納部
22…情報提供ソフトウェア
23…データ格納部
25…サービス情報格納部
26…ユーザ情報格納部
27…サービス提供ソフトウェア

Claims (13)

  1. WWWネットワークなどのオープンネットワークに接続され、入力装置、ディスプレイ装置、記憶装置、ドキュメントデータの読み出し手段及び制御手段を備えたコンピュータシステムによって、オープンネットワーク上で取得したドキュメントデータに関連する情報をそのドキュメントデータと共に表示する方法であって、
    前記記憶装置は、事物の種類、その種類における事物の要素、事物の要素を特定する識別子、事物の要素の特徴情報、及び事物の要素の関連情報を関連付けて格納するデータライブラリと、制御手段によって実行されるコンピュータソフトウェアを格納するコンピュータソフトウェア格納部とを備え、
    前記制御手段が、コンピュータソフトウェアを読み出して実行させることで、
    A)前記読出し手段によって読み出されたドキュメントデータを利用するユーザから、前記入力装置を介して、そのドキュメントデータから抽出する事物の種類と、ドキュメント中に表示させたいその事物の種類における要素の特徴情報及び関連情報の種類と、の選択を受け付ける工程と、
    B)前記データライブラリから、前記A)工程でユーザによって選択された事物の種類に関連付けられた識別子を検索し、検索された識別子を前記読み出されたドキュメントデータから特定する工程と、
    C)前記データライブラリから、前記B)工程で特定された識別子が関連付けられた事物の要素の特徴情報及び関連情報を検索し、これらの情報のうち、前記A)工程でユーザによって選択された特徴情報及び関連情報を抽出する工程と、
    D)前記C工程で抽出された特徴情報及び/若しくは前記B)工程で特定された識別子に、その事物の要素に関する関連情報を参照可能となるように当該関連情報にアクセスするためのハイパーリンクを設定する工程と、
    E1)前記C)工程で抽出された特徴情報を、前記B)工程で特定された識別子に関連付けてディスプレイ装置に表示する工程と、
    )前記D工程で関連情報へのハイパーリンクが設定された特徴情報を、前記B)工程で特定された識別子に関連付けて、及び/若しくは前記D工程で関連情報へのハイパーリンクが設定された識別子を、ディスプレイ装置に表示する工程と
    を実行することを特徴とする方法。
  2. 請求項1の方法において、
    前記E1)工程及びE2)工程は、前記特徴情報をドキュメントデータ中の識別子の位置の近傍に埋め込んで、若しくは近傍にオーバーラップして、若しくはリストアップしてディスプレイ装置に表示することを特徴とする方法。
  3. 請求項1の方法において、
    前記B)工程は、ドキュメント作成者によって対象ドキュメントデータ中に非可視的に記述されたテキストデータを含むドキュメントデータから前記選択に係る識別子を特定するものであり、
    前記E1)工程及びE2)工程は、非可視的に記述されたテキストデータに識別子が含まれている場合に、前記検索された特徴情報をその非可視状態の識別子の近傍若しくは、予め設定された所定位置に可視的に表示するものである
    ことを特徴とする方法。
  4. 請求項1の方法において、
    前記データライブラリは、
    事物として、商品、食品、音楽、書籍、CD、DVD、動・植物、インテリア、衣料・装飾品、コンピュータ関連機器、ソフトウェア、工業製品、部品、部材、工具、玩具、コレクション、車、不動産、人物、学校、企業、国、地名(地域)、交通機関、路線、道路、政党、スポーツの種類・競技場・大会名・関係団体・関係者、音楽・映画・演劇などのエンターテイメントの種類・開催場・題目・主催者や後援者などの関係団体・関係者、疾病、健康、事件、宗教、政治思想、歴史、名言、教育プラン、資格、クイズ、サービス、知的所有権の少なくとも何れかを記述し、
    要素として、各事物を構成する情報、各事物に含まれる情報、若しくは事物を特定する情報の少なくとも何れかを記述し、
    識別子として、事物の要素に含まれる及び/若しくは1以上の事物の要素を特定する文字列、記号、数値、単語リスト、文字列パターンなどのテキストデータを記述し、
    特徴情報として、事物の形状・測定値・性能・スペックの情報、事物の過去・現在・将来予測の情報、事物に対する第三者の評価若しくは紹介情報、事物の完成若しくは成立までのプロセスを示す情報、事物に関連する人物や学校・研究機関・企業・自治体などの関係者の情報、複数の事物若しくは事物内の複数の要素のランキング情報の少なくとも何れかを記述するものである
    ことを特徴とする方法。
  5. 請求項1の方法において、
    前記D)工程は、対象ドキュメントの作成者の識別情報を埋め込んだハイパーリンクを設定することを特徴とする方法。
  6. 請求項1の方法において、
    前記データライブラリは、ドキュメントの作成者の特徴情報を、この作成者の識別情報に関連付けて格納するものであり、
    前記制御手段は、さらに、
    F)ドキュメントの作成者によって対象ドキュメント中に可視的若しくは非可視的に記述された作成者識別情報を検出する工程と、
    G)作成者識別情報を検出した場合に、前記データライブラリからこのドキュメント作成者に関連する特徴情報を検索する工程とを実行するものであり、
    前記D)工程は、前記作成者の特徴情報を含む特徴情報及び/若しくは識別子に、その事物の要素に関する関連情報にアクセスするためのハイパーリンクを設定する
    ことを特徴とする方法。
  7. 請求項1の方法において、
    前記制御手段は、さらに、
    H)ドキュメント作成者が対象ドキュメントに非可視的に埋め込んだ、特徴情報の表示に関する制御指示情報を検出する工程を実行するものであり、
    前記D)工程は、データライブラリから抽出した特徴情報を、前記検出した制御指示情報に従って加工する工程を備えた
    ことを特徴とする方法。
  8. 請求項1の方法において、
    前記C)工程は、特定された識別子に基づいて、前記データライブラリから事物の要素の特徴情報と事物の要素の関連情報とを検索し、これらの情報に基いて他の特徴情報を動的に生成する工程を備えたことを特徴とする方法。
  9. 請求項8の方法において、
    前記C)工程は、前記データライブラリから検索した特徴情報及び関連情報に基いて、イメージ、グラフ、アニメーション、動画等の特徴情報を動的に生成することを特徴とする方法。
  10. 請求項1の方法において、
    前記記憶装置は、利用者の使用言語、居住地域、健康履歴・状態、趣味、特徴情報の表示フォーマット等の利用者情報を各利用者の識別情報に関連付けて格納するものであり、
    前記C)工程は、対象ドキュメントデータから特定された識別子及び前記利用者情報に基づいて、前記データライブラリから事物の要素の特徴情報と、事物の要素の関連情報とを検索または動的に生成するものである
    ことを特徴とする方法。
  11. 請求項1の方法において、
    前記E1)工程及びE2)工程は、対象ドキュメントに同一の識別子が複数特定される場合、それらの内の特定の1以上の識別子の近傍に特徴情報及び/若しくは関連情報を表示し、他の識別子の近傍には特定された識別子であることを示す記号を表示するものであることを特徴とする方法。
  12. WWWネットワークなどのオープンネットワークに接続され、入力装置、ディスプレイ装置、記憶装置、ドキュメントデータの読み出し手段及び制御手段を備え、オープンネットワーク上で取得したドキュメントデータに関連する情報をそのドキュメントデータと共に表示するシステムであって、
    事物の種類、その種類における事物の要素、事物の要素を特定する識別子、事物の要素の特徴情報、及び事物の要素の関連情報を関連付けて格納するデータライブラリと、
    前記読出し手段によって読み出されたドキュメントデータを利用するユーザから、前記入力装置を介して、そのドキュメントデータから抽出する事物の種類と、ドキュメント中に表示させたいその事物の種類における要素の特徴情報及び関連情報の種類と、の選択を受け付ける手段と、
    前記データライブラリから、前記選択を受け付ける手段でユーザによって選択された事物の種類に関連付けられた識別子を検索し、検索された識別子を前記読み出されたドキュメントデータから特定する手段と、
    前記データライブラリから、前記特定する手段で特定された識別子が関連付けられた事物の要素の特徴情報及び関連情報を検索し、これらの情報のうち、前記選択を受け付ける手段でユーザによって選択された特徴情報及び関連情報を抽出する手段と、
    前記抽出する手段で抽出された特徴情報及び/若しくは前記特定する手段で特定された識別子に、その事物の要素に関する関連情報を参照可能となるように当該関連情報にアクセスするためのハイパーリンクを設定する手段と、
    前記抽出する手段で抽出された特徴情報を、前記特定する手段で特定された識別子に関連付けてディスプレイ装置に表示する工程と、
    前記ハイパーリンクを設定する手段で関連情報へのハイパーリンクが設定された特徴情報を、前記特定する手段で特定された識別子に関連付けて、及び/若しくは前記ハイパーリンクを設定する手段で関連情報へのハイパーリンクが設定された識別子を、ディスプレイ装置に表示する手段と
    を備えたことを特徴とするシステム。
  13. コンピュータシステムの記憶装置に格納され、このコンピュータシステムにドキュメントデータの表示処理を実行させるためのコンピュータソフトウェアプログラムであって、
    A)コンピュータシステムの読出し手段によって読み出されたドキュメントデータを利用するユーザから、前記入力装置を介して、そのドキュメントデータから抽出する事物の種類と、ドキュメント中に表示させたいその事物の種類における要素の特徴情報及び関連情報の種類と、の選択を受け付ける工程と、
    B)前記データライブラリから、前記A)工程でユーザによって選択された事物の種類に関連付けられた識別子を検索し、検索された識別子を前記読み出されたドキュメントデータから特定する工程と、
    C)事物の種類、その種類における事物の要素、事物の要素を特定する識別子、事物の要素の特徴情報、及び事物の要素の関連情報を関連付けて格納する前記記憶装置内のデータライブラリから、前記B)工程で特定された識別子が関連付けられた事物の要素の特徴情報及び関連情報を検索し、これらの情報のうち、前記A)工程でユーザによって選択された特徴情報及び関連情報を抽出する工程と、
    D)前記C工程で抽出された特徴情報及び/若しくは前記B)工程で特定された識別子に、その事物の要素に関する関連情報を参照可能となるように当該関連情報にアクセスするためのハイパーリンクを設定する工程と、
    E1)前記C)工程で抽出された特徴情報を、前記B)工程で特定された識別子に関連付けてディスプレイ装置に表示する工程と、
    )前記D工程で関連情報へのハイパーリンクが設定された特徴情報を、前記B)工程で特定された識別子に関連付けて、及び/若しくは前記D工程で関連情報へのハイパーリンクが設定された識別子を、ディスプレイ装置に表示する工程と
    を前記コンピュータシステムに実行させることを特徴とするコンピュータソフトウェアプログラム。
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