WO2006132358A1 - 同軸コネクタ及び同軸コネクタのコネクタハウジングへの取付け構造 - Google Patents

同軸コネクタ及び同軸コネクタのコネクタハウジングへの取付け構造 Download PDF

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Norihito Yoshida
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Autonetworks Technologies, Ltd.
Sumitomo Wiring Systems, Ltd.
Sumitomo Electric Industries, Ltd
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Abstract

 シールド性能に優れる同軸コネクタを提供すること。  同軸ケーブル12の先端に接続される同軸コネクタ30の外導体端子32の本体部周面において相手側の同軸コネクタの外導体端子が重なる部分に、同軸コネクタ30を収容するコネクタハウジングに備えたランス係止片を係止するための開口部34と、同軸コネクタ30のコネクタハウジングへの挿入方向を規制するためのスタビライザー36と、前記ランス係止片を係合するための係合片44が設けられた同軸コネクタとする。同軸コネクタの嵌合の際には、開口部34が相手側の同軸コネクタの外導体端子の本体部に閉鎖される。また例えば、係合片44は、スタビライザー36がコネクタハウジングのスリットへ挿入される際の誘い込み面となる。

Description

明 細 書
同軸コネクタ及び同軸コネクタのコネクタハウジングへの取付け構造 技術分野
[0001] 本発明は、同軸コネクタ及び同軸コネクタのコネクタハウジングへの取付け構造に 関し、さらに詳しくは、シールド性に優れた同軸コネクタ及びその同軸コネクタのコネ クタハウジングへの取付け構造に関する。
背景技術
[0002] 一般的に、自動車の内部に実装される電気機器等に配策される同軸ケーブルは、 その末端に取付けられた同軸コネクタをコネクタハウジングに収容し、相手側の同軸 コネクタと連結して電気的に接続される。
[0003] このコネクタハウジングはその内部に同軸コネクタの取付け部(キヤビティ)を有し、 取付け部 (キヤビティ)〖こ備えた係止片により同軸コネクタを着脱自在に取付けること ができる。そして、同軸コネクタをこのコネクタハウジング内に挿入し、スライド移動し て取付ける。
[0004] このような同軸コネクタは、近年、自動車の内部に実装される電気機器等に伝送さ れる電気信号が高周波化、高速度化していることに対応し、例えば、同軸ケーブル の同軸構造を極力変化させないように同軸コネクタの断面形状を同軸ケーブルと同 じ円形状にしたものがある。
[0005] この場合、同軸コネクタは、 360° どの向きでもコネクタハウジングに挿入が可能と なるので、同軸コネクタをコネクタハウジングに挿入する方向を決める(挿入方向を規 制する)ためのスタビライザーが特に必要となる。
[0006] 図 l l (a)、(b)に、従来の同軸コネクタの構造を示す (特開 2000— 188157号公 報)。この同軸コネクタ 70の外導体端子 72は板材等を金型で打ち抜いて円筒形状 等に成形して得られるものであり、コネクタハウジングの係止片が係止するための開 口部 74と、同軸コネクタ 70をコネクタハウジングに挿入する方向を決める(規制する) ためのスタビライザー 76と、板材端縁の合わせ目(嵌め合わせ部) 78と、相手側の外 導体端子との接続時の接触荷重を与え、電気的接続を確保するバネ片 80と、その バネ片 80が、異物等に突き当てられて破損しないようにその先端を覆う保護部 82と を有する構造となっている。スタビライザー 76は、例えば、外導体端子 72の本体部 周面を切り起こし等によって開口することにより形成することができる。
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0007] しかしながら特開 2000— 188157号公報に示すものは、図 11 (a) (b)のように、コ ネクタハウジングの係止片が係止される部分 74が開口した状態であるため、同軸コ ネクタのシールド性能が十分に得られないという問題がある。この開口部を遮蔽板等 を用いて覆う方法もある力 部品点数やカ卩ェ工数の増加となってしまう。
[0008] また、同軸コネクタのコネクタハウジングへの挿入方向を決めるために、スタビライザ 一 76を形成するときにも開口部(図 11では、係止片が係止する開口部 74と共用とな つている)ができるため、同様にシールド性の低下が問題となる。
[0009] 本発明が解決しょうとする課題は、シールド性能に優れる同軸コネクタ及び同軸コ ネクタのコネクタハウジングへの取付け構造を提供することにある。 課題を解決するための手段
[0010] 上記課題を解決するために本発明に係る同軸コネクタのコネクタハウジングへの取 付け構造は、請求項 1に記載のように、第一の同軸ケーブルの先端に接続される同 軸コネクタの外導体端子と、第二の同軸ケーブルの先端に接続される同軸コネクタの 外導体端子とがコネクタハウジング内で嵌合されてなる同軸コネクタのコネクタハウジ ングへの取付け構造であって、第一の同軸コネクタの外導体端子の本体部外表面に 形成されたコネクタハウジングに備えたランス係止片を係止するための開口部力 第 二の同軸コネクタの外導体端子の本体部によって閉鎖されることを要旨とする。
[0011] 一方、本発明に係る同軸コネクタは、請求項 2に記載のように、同軸ケーブルの先 端に接続される同軸コネクタの外導体端子の本体部周面の、相手側の同軸コネクタ の外導体端子が重なる部分には、前記同軸コネクタを収容するコネクタハウジングに 備えられたランス係止片を係止するための開口部が設けられていることを要旨とする
[0012] この場合、請求項 3に記載のように、前記外導体端子の本体部は金属板が筒状に 屈曲形成され、その突き合わせ縁には嵌合一体化された嵌め合わせ部が設けられ ていると共に、前記嵌め合わせ部とは異なる位置に前記ランス係止片を係止するた めの開口部が設けられていることが望ましい。
[0013] また、請求項 4に記載のように、前記外導体端子の本体部に位置する開口部の一 端には、前記コネクタハウジングに備えられたランス係止片を係合するための係合片 が前記外導体端子の本体部周面より外方向に打出し形成されていることが望ましい
[0014] 請求項 5に記載の発明は、同軸ケーブルの先端に接続される同軸コネクタの外導 体端子の本体部周面の、相手側の同軸コネクタの外導体端子が重なる部分には、前 記同軸コネクタを収容するコネクタハウジングに備えられたスリットに挿入される前記 同軸コネクタの挿入方向を規制するためのスタビライザーが切り起こし形成されてい ることを要旨とする。
[0015] この場合、請求項 6に記載のように、前記スタビライザーの切り起こし形成により生じ た開口部を、前記コネクタハウジングに備えられたランス係止片を係止するための開 口部とすることが望ましい。
[0016] また、請求項 7に記載のように、前記スタビライザーの切り起こし形成により生じた開 口部の一端には、前記コネクタハウジングに備えられたランス係止片を係合するため の係合片が前記外導体端子の本体部周面より外方向に打出し形成されていることが 望ましい。
[0017] そして、請求項 8に記載のように、前記スタビライザーの切り起こし形成により生じた 開口部の一端には、前記スタビライザーの前記コネクタハウジングに備えられたスリツ トへの挿入誘い込み面となる誘導片が前記外導体端子の本体部周面より外方向に 打出し形成されて!ヽることが望ま ヽ。
[0018] さらに、請求項 9に記載のように、前記スタビライザーの前記スリットへの挿入誘い込 み面となる前記誘導片を、前記コネクタハウジングに備えられたランス係止片を係合 するための係合片とすることが望ましい。
[0019] また、請求項 10に記載のように、前記コネクタハウジングに備えられたランス係止片 を係合するための前記係合片の外表面には、その外表面が滑ら力となる C面又は R 面が設けられて 、ることが望ま 、。
発明の効果
[0020] 請求項 1に記載の発明によれば、雄雌一対の同軸コネクタを嵌合して接続する際、 一方の同軸ケーブルの外導体端子の本体部に形成されたランス係止片を係止する ための開口部が、他方の同軸ケーブルの外導体端子の本体部に閉鎖されることから 、同軸ケーブルの同軸構造が同軸コネクタにおいても保たれるため、シールド性能は 低下しない。
[0021] 請求項 2に記載の発明によれば、同軸コネクタの外導体端子の本体部周面におい て相手側の同軸コネクタの外導体端子が重なる部分にコネクタハウジングのランス係 止片を係止するための開口部が設けられていることから、同軸ケーブルを電気的に 接続するために相手側の同軸コネクタと嵌合させた時に、その開口部が相手側の外 導体端子の本体部で閉鎖されるため、シールド性が低下せず、高いシールド性能を 有するちのとすることがでさる。
[0022] この場合、前記開口部が外導体端子の突き合わせ縁に位置する嵌め合わせ部と 異なる位置に設けられることにより、同軸コネクタをコネクタハウジングに挿入して取 付ける時にコネクタハウジングのランス係止片がこの嵌め合わせ部の上を通過しない ため、嵌め合わせ部の段差で係止片が摩耗破損することはなぐ挿抜を繰り返すこと によって、ランス係止片が同軸コネクタを保持する力が低下することはない。
[0023] また、前記外導体端子の本体部に設けられた開口部の一端に係合片が打ち出さ れることにより、この係合片がコネクタハウジングのランス係止片を係止する際の突起 となってランス係止片と強く係合しその係止力を高めるため、コネクタハウジングが同 軸コネクタを保持する力を大きくすることができる。
[0024] 請求項 5に記載の発明によれば、コネクタハウジングに備えたスリットに挿入される スタビライザーが同軸コネクタの外導体端子の本体部周面において相手側の同軸コ ネクタの外導体端子が重なる部分に切り起こし形成されて 、ることから、スタビライザ 一の形成によって生じる開口部は、同軸ケーブルを電気的に接続させるために相手 側の同軸コネクタと嵌合させた時に、相手側の外導体端子の本体部で閉鎖されるた め、同軸コネクタのシールド性が低下せず、高いシールド性能を有するものとすること ができる。
[0025] この場合、スタビライザーの形成により生じる開口部を、コネクタハウジングに備えた ランス係止片を係止するための開口部とすることにより、ランス係止片を係止するため の開口部を外導体端子の本体部に新たに設ける必要がないため、加工工数を減ら すことができる。
[0026] また、スタビライザーの形成により生じる開口部の一端に係合片が打ち出されること により、この係合片がコネクタハウジングのランス係止片を係止する際の突起となって ランス係止片と強く係合しその係止力を高めるため、コネクタハウジングが同軸コネク タを保持する力を大きくすることができる。
[0027] 一方、スタビライザーの形成により生じる開口部の一端に誘導片を打ち出し形成す ることにより、この誘導片が、同軸コネクタの外導体端子に形成されたスタビライザー をコネクタハウジングに備えたスリットに挿入する際の誘い込み面となるため、前記同 軸コネクタはコネクタハウジングに挿入しやすくなる。
[0028] そして前記誘導片を、コネクタハウジングに備えたランス係止片を係合するための 係合片とすることにより、係合片を設ける加工と誘導片を設ける加工とを一つにするこ とができるため、加工工数を少なくし、かつ係止力、挿入性の良好なものとすることが できる。
[0029] さらに、前記コネクタハウジングに備えたランス係止片を係合するための係合片の 外表面にその外表面が滑ら力となるように C面又は R面が設けられることにより、同軸 コネクタをコネクタハウジングに挿入する際、ランス係止片がこの外導体端子の係合 片と接触して乗り上げる時にも係合片によりランス係止片が削られないため、挿抜を 繰返し行ってもコネクタハウジングが同軸コネクタを保持する力が低下することはない
図面の簡単な説明
[0030] [図 1]本発明の第一実施形態に係る同軸コネクタの構造を表す図である。
[図 2]本発明の第二実施形態に係る同軸コネクタの構造を表す図である。
[図 3]コネクタハウジングの構造の一例を表す図である。
[図 4]図 1に示す同軸コネクタを図 3に示すコネクタハウジングに取付ける前の状態を 表す図である。
[図 5]図 1に示す同軸コネクタを図 3に示すコネクタハウジングに取付けた状態を表す 図である。
[図 6]図 2に示す同軸コネクタを図 3に示すコネクタハウジング内に挿入する途中の状 態を表す図である。
[図 7]図 2に示す同軸コネクタを図 3に示すコネクタハウジング内に挿入する途中の状 態を表す図である。
[図 8]図 5に示す雌側の同軸コネクタに雄側の同軸コネクタを嵌合させた状態を表す 図である。
[図 9]図 2に示す同軸コネクタを図 3に示すコネクタハウジングに取付けた後、雌側の 同軸コネクタに雄側の同軸コネクタを嵌合させた状態を表す図である。
[図 10]—般的な同軸ケーブルの構造を表す図である。
[図 11]従来の同軸コネクタの構造を表す図である。
[図 12]2段円筒形状のキヤビティを有するコネクタハウジングの構造の一例を表す図 である。
[図 13]図 11に示す同軸コネクタを図 12に示すコネクタハウジングに挿入する途中の 状態を表す図である。
[図 14]図 11に示す同軸コネクタを図 12に示すコネクタハウジングに挿入する途中の 状態を表す断面図である。
[図 15]図 11に示す同軸コネクタを図 12に示すコネクタハウジングに挿入する途中の 状態を表す図である。
発明を実施するための最良の形態
[0031] 次に、本発明の実施形態について図 1〜10を参照して詳細に説明する。
[0032] 図 1は、本発明の第一実施形態に係る同軸コネクタ 10 (雌側の同軸コネクタ)を示し ている。図 1 (a)はその下面図、図 1 (b)はその上面図、図 1 (c)はその側面図である。
[0033] この同軸コネクタ 10は、図 10に示すように、信号導体 62と、その信号導体 62の周 りの絶縁体 64と、その外周にある編組からなるシールド導体 66と、そのシールド導体 66の外周のシース 68とからなる同軸ケーブル 60の末端部を、絶縁体 64とシールド 導体 66とシース 68を段階的に皮剥ぎした後、信号導体 62は内導体端子 58に、シー ルド導体 66は外導体端子 12に圧着接続したものである。
[0034] 図 1 (a)〜(c)に示すように、同軸コネクタ 10の外導体端子 12は、その下部に開口 部 14とスタビライザー 16を、その上部に嵌め合わせ部 18を、その側部にバネ片 20 を、その前方部に保護部 22を有する構造となっている。
[0035] 外導体端子 12は、例えば、金属製の板材を金型で打ち抜き、それを曲げて筒形状 に加工してつくることができる。その形状は、円筒形状でも角形形状でも良く特に限 定されない。この場合、その突き合わせ縁の合わせ目が開いてしまうと外導体端子 1 2の先端部に形成されるバネ片 20の反力が減少し、嵌合する相手側の外導体端子 との接触荷重が弱まることになり、嵌合部での外導体端子同士の接触抵抗が増大し て所定の性能が得られなくなる可能性が生じる。そのため、例えば、一方の端部を凸 形状とし他方の端部を凹形状として嵌め合わせることによりその突き合わせ縁の合わ せ目が開かな 、ようにすることが好ま 、。
[0036] この外導体端子 12の本体部周面には、開口部 14が設けられている。この開口部 1 4は、後述するコネクタハウジングに備えられたランス係止片を落込ませて係止させ、 コネクタハウジングに同軸コネクタ 10を固定させるためのものである。この開口部 14 を設ける位置は、外導体端子 12の本体部であれば良い。本体部とは、主に外導体 端子同士が嵌合することによって電気的に接続される嵌合部分であり、外導体端子 同士が嵌合する際、この開口部 14が相手側の外導体端子の周面と重なる部分であ る。
[0037] スタビライザー 16は、例えば、外導体端子 12の本体部周面を切り起こすことによつ て形成することができる。この場合、同軸コネクタ 10のコネクタハウジングへの挿入が スムーズとなるように、挿入方向と直交する方向に切り起こしすれば良 ヽ。
[0038] このスタビライザー 16を形成する時には、外導体端子 12の本体部周面に開口部が 形成されるため、これを上記開口部 14とすることも可能である。この場合、コネクタノヽ ウジングに備えたランス係止片を係止するための開口部 14を形成する加工と、スタビ ライザ一 16を形成する加工とを一つにすることができるため、加工工数を減らす利点 がある。
[0039] なお、開口部 14とスタビライザー 16を、外導体端子 12の本体部周面の別々の位 置に別個に設けたものであっても良い。この場合、スタビライザー 16形成時に生じる 開口部も、外導体端子 12の本体部にあるのが良い。外導体端子同士が嵌合する際 、開口部が閉鎖されるからである。
[0040] また図 1 (b)に示すように、コネクタハウジングに備えたランス係止片を係止するため の開口部 14は、外導体端子 12をつくるときにできる嵌め合わせ部 18とは異なる位置 に設けることが好ましい。ここでいう異なる位置に設けることとは、嵌め合わせ部 18の 延長線上に開口部 14を設けないことであり、例えば、同軸コネクタ 10をコネクタハウ ジングに挿入する時に、開口部 14に落込ませるランス係止片がこの嵌め合わせ部 1 8の上を通過しないような位置に開口部 14を設けることである。嵌め合わせ部 18とラ ンス係止片がこすれてランス係止片が削れることがな 、ようにするためである。
[0041] バネ片 20は、例えば、外導体端子 12の挿入先端部分に 1又は 2以上の切れ目を 入れるなどして形成することができる。バネ片 20は、外導体端子の嵌合時に端子断 面方向に拡大縮小するものであり、これによつて嵌合時の接触荷重を確保し、電気 的な接続信頼性が高まる。
[0042] このバネ片 20は、コネクタハウジングへの同軸コネクタ挿入時だけでなぐ外導体 端子 12の取り扱い時等において、異物に突き当てられて破損することがあるため、バ ネ片 20の挿入先端部分には保護部 22を設けることが好ましい。
[0043] 次に、図 1 (c)における A— A断面により、端子本体部の断面形状を示す。図示す るように、断面円形状の外導体端子 12の下部には、開口部 14とスタビライザー 16が 形成されている。スタビライザー 16は図中下方向に伸び、後述のコネクタハウジング に挿入した時に、コネクタハウジングのキヤビティ下部に位置するスリットに収められ、 挿入方向の規制が働くことになる。
[0044] 図 2は、本発明の第二実施形態に係る同軸コネクタ 30であり、第一実施形態のもの と同様、雌側の同軸コネクタを示している。図 2 (a)はその下面図、図 2 (b)はその上 面図、図 2 (c)はその側面図である。
[0045] 図 2 (a)〜(c)に示すように、外導体端子 32は、その下部に、ランス係止片を係止 するための開口部 34と同軸コネクタ 30のコネクタハウジングへの挿入方向を規制す るためのスタビライザー 36とランス係止片の係止力を高めるための係合片 44とを有し 、その上部には、嵌め合わせ部 38を、その側部には、バネ片 40を、そのバネ片 40の 前方部には、保護部 44を有する構造となっている。
[0046] 図 1に示す同軸コネクタ 10の外導体端子 12と同様に、スタビライザー 36を形成す る時に外導体端子 32の本体部周面に形成される開口部を、ランス係止片を係止す るための開口部 34とすることができるし、開口部 34とスタビライザー 36を、外導体端 子 32の本体部周面の別々の位置に別個に設けたものであっても良い。
[0047] この同軸コネクタ 30の外導体端子 32は、図 1に示す同軸コネクタ 10の外導体端子 12に、新たに係合片 44を付けカ卩えたものである。この係合片 44は、後述するように、 同軸コネクタ 30のコネクタハウジングへの挿入時に開口部 34に落込んだランス係止 片が、より強く外導体端子 32を保持するためのものであり、ランス係止片と係合する。
[0048] この係合片 44を設けることにより、同軸コネクタ 30をコネクタハウジングに挿入した 時のランス係止片の係止力は高められる。そのため、例えば、ランス係止片の係止力 を強くするために、同軸コネクタ 30の外導体端子 32の本体部に設けた開口部 34に ランス係止片を深く落ち込ませる必要はなぐ同軸コネクタ 30の嵌合時に、この開口 部 34を閉鎖する相手側の外導体端子とランス係止片とが接触することもない。
[0049] 同軸コネクタ 30をコネクタハウジングに挿入する場合、この係合片 44は、スタビラィ ザ一 36がコネクタハウジングに備えたスリットに挿入される際の誘い込み面として機 能させることもできる。これにより、スタビライザー 36のスリットへの挿入性を良くするこ とができる。なお、係合片 44とは別に、スタビライザー 36のスリットへの挿入性を良く するような誘 、込み面を有する誘導片を設けることも可能である。新たに誘導片を設 ける場合、その設ける位置は、スタビライザー 36の挿入方向前方が良い。そして、そ れとは別の位置に、上記係合片 44を設けることになる。
[0050] この係合片 44は、同軸コネクタ 30をコネクタハウジングに挿入する際ランス係止片 と接触する部分が滑らかになっているものが好ましい。例えば、係合片 44の外表面 に C面又は R面を設けることなどが挙げられる。接触時にランス係止片が係合片 44に 肖 IJられな 、ようにするためである。 [0051] 図 2 (c)における B— B断面により、端子本体部の断面形状を示す。図示するように 、断面円形状の外導体端子 32の下部には、開口部とスタビライザー 36が形成され、 奥には係合片 44がある。スタビライザー 36は図中下方向に伸び、後述のコネクタハ ウジングに挿入した時に、コネクタハウジングのキヤビティ下部に位置するスリットに収 められ、挿入方向の規制が働くことになる。コネクタハウジングのランス係止片に到達 後、この係合片 44を乗り越えて開口部にランス係止片が落込む。
[0052] 図 3 (a)は、コネクタハウジング 46である。コネクタハウジング 46は、その内部に同 軸コネクタを収めるためのキヤビティ 48が設けられ、その下部には同軸コネクタの揷 入方向を規制するためのスタビライザーを挿入するために設けられたスリット 52があ る。そのスリット 52の延長線上には、同軸コネクタの外導体端子を係止するためのラ ンス係止片 50が設けられて!/、る。
[0053] 図 3 (b)により、その内部を詳しく示す。スリット 52の先に設けられたランス係止片 50 の両側には、挿入方向を規制しながら入ってきたスタビライザーが通るための隙間が 設けられており、スラビライザ一がランス係止片 50の位置まできたときに、その両側の 隙間に収まるようになる。
[0054] 次に、同軸コネクタのコネクタハウジングへの取付けについて説明する。
[0055] 図 4は、同軸コネクタ 10をコネクタハウジング 46へ挿入する前の図である。同軸コネ クタ 10のバネ片 20とスタビライザー 16の間の距離 L1が、コネクタハウジング 46のスリ ット 52の開始地点とランス係止片 50との距離 L2よりも小さいことが好ましい。これは、 同軸コネクタ 10をコネクタハウジング 46に挿入する際、挿入方向の規制がかかり始 める時 (スタビライザー 16がスリット 52に挿入される時)に、バネ片 20がランス係止片 50に到達していないことが望ましいからである。この場合、たとえ挿入方向が間違つ たとしても、まだバネ片 20がランス係止片 50に到達していないため、ランス係止片 50 がバネ片 20に落込むことはないからである。これにより、バネ片 20を傷めることはなく なる。
[0056] 図 5は、同軸コネクタ 10をコネクタハウジング 46に挿入して取付けた状態の図であ り、その C— C断面図により、ランス係止片 50とスタビライザー 16の位置関係を示す。 同軸コネクタ 10は、外導体端子 12の開口部 14に落込んだランス係止片 50により係 止され、固定されている。挿入方向を規制するためのスタビライザー 16は、ランス係 止片 50の両側に設けられた隙間に収められている。
[0057] この場合、スタビライザー 16がランス係止片 50より下方に越えていないため、ランス 係止片 50を配置するスペース以上にコネクタハウジング 46の下方向にサイズが大型 化しないものとすることができる。一方、従来は、図 12に示すように、コネクタハウジン グ 84の内周部側面などにスリットを設けているため、側面方向等にサイズが大型化 するものとなってしまう。
[0058] 例えば、同軸ケーブルの配策スペースの要求等から、同軸コネクタの小型化が要 求される場合、円筒形状で小型化された同軸コネクタに対応して 2段円筒形状のキヤ ビティ(入り口が太径で奥が細径)を有するコネクタハウジングとなるが、同軸コネクタ 70をコネクタハウジング 84に挿入する際(図 14 (a) )、キヤビティ 86とスタビライザー 7 6の位置関係は図 14 (a)の X—X断面図で示される(図 14 (b) (c) )。従来は、キヤビ ティ 86の入り口付近 90でスタビライザーが挿入向きを規制する構造にしょうとすると、 図 14 (b)に示すように、キヤビティ太径部 90よりもさらに大きなスタビライザー 76を設 ける必要があり、これでは、同軸コネクタが小さくなつても、コネクタハウジングまでを 小さくすることはできないため、全体として小型化は達成されない。
[0059] 逆にキヤビティ細径部 88でスタビライザー 76が挿入規制するようにすると、太径部 分で規制されないため、コネクタハウジングの大型化にはならないが、図 14 (c)に示 すように、キヤビティ入り口で規制が力からないため、キヤビティ奥の直接見えないスリ ットにスタビライザー 76を入れようと探る必要があり、非常に挿入作業性が悪くなる。 この結果、挿入方向を間違えることもあり、図 15に示すように、係止片 92が外導体端 子のバネ片 80上に乗り上げてバネ片 80が破損したり、バネ片 80を保護する保護部 82に係止片 92が引つ力かって抜けなくなる不具合も生じるものとなる。
[0060] これに対し、図 5に示すものは、キヤビティ 48の入り口力もスリット 52を設けてスタビ ライザ一 16の規制をかけることができるものであり、かつ、スリット 52を形成してもコネ クタハウジング 46が大型化されないものである。これは、コネクタハウジングに複数の 同軸コネクタを挿入させて用いるような、コネクタハウジングの多極ィ匕の場合に特に有 効で、極間のピッチの増大を抑えることができる。 [0061] なお、同軸コネクタ 10のコネクタハウジング 46への挿入時には、ランス係止片 50が 外導体端子 12の外表面とこすれながら挿入される。この嵌め合わせ部 18に少しでも 段差がつ!、て 、た場合、この部分にランス係止片 50が摺動するとランス係止片 50が 削れて摩耗することがある力 嵌め合わせ部 18が開口部 14と異なる位置にあるため 、ランス係止片 50がこの嵌め合わせ部 18と摺動せず、ランス係止片 50が削れること はない。
[0062] これに対し、従来の同軸コネクタ 70は、図 11 (b)に示すように、その開口部 74が嵌 め合わせ部 78と同じ面に位置している。そのため、図 13 (a)に示すように、同軸コネ クタ 70をコネクタハウジング 84に挿入する際、コネクタハウジング 84のランス係止片 9 2が同軸コネクタ 70の外導体端子 72の嵌め合わせ部 78の上を摺動していくため、嵌 め合わせ部 78が少しでもずれて段差が生じていると、挿抜を繰り返すうちにランス係 止片 92が摩擦破損して、コネクタハウジング 84の同軸コネクタ保持力が維持できな いおそれがある。
[0063] 図 6は、同軸コネクタ 30をコネクタハウジング 46に挿入して取付ける時の挿入途中 の状態を示すものであり、 D— D断面図によって、スリット 52を通過する時のスタビラ ィザー 36と係合片 44の位置関係を示す。この係合片 44は、 2枚のスタビライザー(3 6、 36)の間にあり、挿入方向前方に位置する。そのため、同軸コネクタ 30のスタビラ ィザー 36をコネクタハウジング 46のスリット 52に挿入する際に挿入しやすくなるような 誘い込み面として機能する。
[0064] 図 7は図 6と同様、同軸コネクタ 30をコネクタハウジング 46に挿入して取付ける時の 挿入途中の状態を示すものであり、同軸コネクタ 30の先端がランス係止片 50の位置 まで到達し、係合片 44がランス係止片 50に乗り上げる時の状態を示している。この 場合、係合片 44がランス係止片 50を乗り上げる際に、ランス係止片 50が係合片 44 と接触し、係合片 44によって削られるおそれがあるが、この係合片 44の外表面、す なわちランス係止片 50と接触する面が C面又は R面となり滑らかになっているため、 接触時にランス係止片 50が削れるのを防ぐことができる。
[0065] 次に、コネクタハウジングに取付けられた雌側の同軸コネクタに雄側の同軸コネクタ を嵌合接続させた時の説明をする。 [0066] 図 8は、コネクタハウジング 46に取付けられた第一(雌側)の同軸コネクタ 10に、第 二 (雄側)の同軸コネクタ 54を嵌合させて電気的に導通接続させた状態を表す図で ある。図示するように、雌側の同軸コネクタ 10は、コネクタハウジング 46のキヤビティ 4 8に挿入されており、雌側の同軸コネクタ 10の外導体端子 12に設けられた開口部 14 にコネクタハウジング 46のランス係止片 50が落込むことによりコネクタハウジング 46 に雌側の同軸コネクタ 10が固定されている。
[0067] この雌側の同軸コネクタ 10の外導体端子 12内に雄側の同軸コネクタ 54の外導体 端子 56が挿入され、雄雌の内導体端子同士及び外導体端子同士が電気的に導通 接続される。この場合、雌側の外導体端子 12に形成された開口部 14は、雄雌の外 導体端子(12、 56)の嵌合によって雄側の外導体端子 56の本体部に閉鎖されるた め、雌側の外導体端子 12のシールド性能が低下しな 、ものとなる。
[0068] 図 9は、コネクタハウジング 46に取付けられた第一(雌側)の同軸コネクタ 30に、第 二 (雄側)の同軸コネクタ 54を嵌合させて電気的に導通接続させた状態を表す図で ある。図示するように、雌側の同軸コネクタ 30は、コネクタハウジング 46のキヤビティ 4 8に挿入されており、雌側の同軸コネクタ 30の外導体端子 32に設けられた開口部 34 にコネクタハウジング 46のランス係止片 50が落込むことによりコネクタハウジング 46 に雌側の同軸コネクタ 30が固定されている。
[0069] この時、係合片 44力あること〖こより、開口部 34によって係止されたランス係止片 50 の係止突起となるため、コネクタハウジング 46の同軸コネクタ 30を係止保持する力を 大きくすることができる。そして、この雌側の同軸コネクタ 30の外導体端子 32内に雄 側の同軸コネクタ 54の外導体端子 56が挿入され、雄雌の内導体端子同士及び外導 体端子同士が電気的に導通接続される。この場合、雌側の外導体端子 32に形成さ れた開口部 34は、雄雌の外導体端子(32、 56)の嵌合によって閉鎖されるため、雌 側の外導体端子 32の同軸構造が保たれ、シールド性能が低下することはない。
[0070] 以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形 態に何ら限定されるものではなぐ本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が 可能である。
[0071] 例えば上記実施形態において、同軸コネクタ(10、 30)の外導体端子(12、 32)に 設けられた開口部(14、 34)、スタビライザー(16、 36)、係合片 44や、コネクタハウ ジング 46に備えられたランス係止片 50、スリット 52などは、図中下部に位置するもの であるが、外導体端子の開口部若しくは係合片にランス係止片が係止され、スタビラ ィザ一がスリットに挿入されることによって同軸コネクタの挿入方向が規制されるもの であれば良いため、設ける位置は下部に限定されるものではない。また、図中に示す ものは断面円形状のものである力 角形形状のものであっても当然良 、。
産業上の利用可能性
本発明に係る同軸コネクタは、自動車の内部に実装される電気機器等に配策され る同軸ケーブルのコネクタ等に使用することができる。

Claims

請求の範囲
[1] 第一の同軸ケーブルの先端に接続される同軸コネクタの外導体端子と、第二の同 軸ケーブルの先端に接続される同軸コネクタの外導体端子とがコネクタハウジング内 で嵌合されてなる同軸コネクタのコネクタハウジングへの取付け構造であって、 第一の同軸コネクタの外導体端子の本体部外表面に形成されたコネクタハウジン グに備えたランス係止片を係止するための開口部が、第二の同軸コネクタの外導体 端子の本体部によって閉鎖されることを特徴とする同軸コネクタのコネクタハウジング への取付け構造。
[2] 同軸ケーブルの先端に接続される同軸コネクタの外導体端子の本体部周面の、相 手側の同軸コネクタの外導体端子が重なる部分には、前記同軸コネクタを収容する コネクタハウジングに備えられたランス係止片を係止するための開口部が設けられて V、ることを特徴とする同軸コネクタ。
[3] 前記外導体端子の本体部は金属板が筒状に屈曲形成され、その突き合わせ縁に は嵌合一体化された嵌め合わせ部が設けられていると共に、前記嵌め合わせ部とは 異なる位置に前記ランス係止片を係止するための開口部が設けられていることを特 徴とする請求項 2に記載の同軸コネクタ。
[4] 前記外導体端子の本体部に位置する開口部の一端には、前記コネクタハウジング に備えられたランス係止片を係合するための係合片が前記外導体端子の本体部周 面より外方向に打出し形成されていることを特徴とする請求項 2又は 3に記載の同軸 コネクタ。
[5] 同軸ケーブルの先端に接続される同軸コネクタの外導体端子の本体部周面の、相 手側の同軸コネクタの外導体端子が重なる部分には、前記同軸コネクタを収容する コネクタハウジングに備えられたスリットに挿入される前記同軸コネクタの挿入方向を 規制するためのスタビライザーが切り起こし形成されていることを特徴とする同軸コネ クタ。
[6] 前記スタビライザーの切り起こし形成により生じた開口部を、前記コネクタハウジン グに備えられたランス係止片を係止するための開口部とすることを特徴とする請求項 5に記載の同軸コネクタ。
[7] 前記スタビライザーの切り起こし形成により生じた開口部の一端には、前記コネクタ ノ、ウジングに備えられたランス係止片を係合するための係合片が前記外導体端子の 本体部周面より外方向に打出し形成されていることを特徴とする請求項 6に記載の同 軸コネクタ。
[8] 前記スタビライザーの切り起こし形成により生じた開口部の一端には、前記スタビラ ィザ一の前記コネクタハウジングに備えられたスリットへの挿入誘い込み面となる誘導 片が前記外導体端子の本体部周面より外方向に打出し形成されていることを特徴と する請求項 5から 7のいずれかに記載の同軸コネクタ。
[9] 前記スタビライザーの前記スリットへの挿入誘い込み面となる前記誘導片を、前記コ ネクタハウジングに備えられたランス係止片を係合するための係合片とすることを特 徴とする請求項 5から 8のいずれかに記載の同軸コネクタ。
[10] 前記コネクタハウジングに備えられたランス係止片を係合するための前記係合片の 外表面には、その外表面が滑ら力となる C面又は R面が設けられて 、ることを特徴と する請求項 2から 9のいずれかに記載の同軸コネクタ。
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