WO2006098082A1 - フロント作業機の配管構造 - Google Patents

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Seiji Sakada
Nagahiro Ogata
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Abstract

 本機側から延出される油圧配管により、フロント作業機の全幅が広くなることを防止するとともに、上下回動するフロント作業機の構造に則した配管を可能とすることにより、フロント作業機の回動に伴う油圧配管への負担を低減して耐久性を向上することができるフロント作業機の配管構造を提供する。  本機前部に設けられるボンネットの左右両側又は一側に配置される回動支持部としてのブラケット7を介して本機に装着されるフロント作業機の配管構造において、フロント作業機の構造部材であるリフトアーム11に、油圧配管30を貫通させる孔部20を設けた。

Description

明 細 書
フロント作業機の配管構造
技術分野
[0001] 本発明は、バックホーローダやトラクタ等の作業車両において本機に装着される積 込み装置 (ローダ)等のフロント作業機の油圧配管構造に関する。
背景技術
[0002] 従来から、トラクタやバックホーローダ等の作業車両にぉ 、ては、その本機(車両) の前部にローダ等のフロント作業機が装着される。このようなフロント作業機について は、その基部(後端部)が、本機の前部に設けられるボンネットの左右両側又は一側 にて支持される構成のものがある。すなわち、ボンネットの左右両側又は一側におい て、本機側の機体フレーム等に、ブラケット等により構成される回動支持部が設けら れ、この回動支持部にフロント作業機の基部が支持される構成である。これにより、フ ロント作業機が本機側に対して上下回動可能に支持される (例えば、特許文献 1参 照。)。
[0003] ところで、前述のようなフロント作業機においては、油圧シリンダにより開閉可能に 構成されるパケットや、油圧駆動されるオーガ等を作業部として有し、これらを機能さ せるための作動油を必要とする構成のものがある。このような構成においては、本機 側から油圧配管が延出され、この油圧配管を介して作動油が供給されることとなる。
[0004] このように、本機側カも延出される油圧配管により、フロント作業機の作業部などに 作動油を供給するに際しては、フロント作業機の構成上次のような問題が生じ得る。 すなわち、前述したように、フロント作業機がボンネットの側方にて支持される構成 の場合、ボンネットとフロント作業機との間に油圧配管を配置すると、ボンネットとフロ ント作業機との間に十分なスペースが必要となる。このような配管用のスペースを設 けることは、フロント作業機の全幅を広げる要因となり、延いては本機を含めた作業車 両の全幅を広げる要因ともなる。
[0005] また、フロント作業機は、前述の如く本機側に対して上下回動するため、この回動に よるフロント作業機の移動に油圧配管を追従させる必要がある。つまり、フロント作業 機は、非運動側である本機側に対して運動側となるため、これらを連結する油圧配管 の必要な長さが変化する場合があり、また、フロント作業機の回動により、油圧配管に 負担が力かりその耐久性が低下することが考えられることから、油圧配管をフロント作 業機に追従させる必要がある。
[0006] そこで、本機側力 延出される油圧配管により、フロント作業機の全幅が広くなるこ とを防止するとともに、上下回動するフロント作業機の構造に則した配管を可能とする ことにより、フロント作業機の回動に伴う油圧配管への負担を低減して耐久性を向上 することができるフロント作業機の配管構造が望まれる。
特許文献 1:特開 2002— 308157号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0007] 前述したように、従来のフロント作業機の構成においては、ボンネットとフロント作業 機との間に油圧配管用のスペースが必要となり、フロント作業機の全幅が広くなること を防止することが困難であった。また、本機側に対して回動可能に支持されるフロント 作業機においては、該フロント作業機の回動による油圧配管の必要な長さの変化に 対応するとともに油圧配管に負担が力かることを防止するため、油圧配管をフロント 作業機の動きに追従させる必要がある。
[0008] そこで、本発明が解決しょうとする課題は、本機側力ゝら延出される油圧配管により、 フロント作業機の全幅が広くなることを防止するとともに、上下回動するフロント作業 機の構造に則した配管を可能とすることにより、フロント作業機の回動に伴う油圧配 管への負担を低減して耐久性を向上することができるフロント作業機の配管構造を提 供することにある。
課題を解決するための手段
[0009] 本発明のフロント作業機の配管構造においては、本機前部に設けられるボンネット の左右両側又は一側に配置される回動支持部を介して本機に装着されるフロント作 業機の配管構造において、前記フロント作業機の構造部材に、油圧配管を貫通させ る孔部を設けたものである。
[0010] また、本発明のフロント作業機の配管構造においては、前記フロント作業機を、その 前端部に設けられるパケットと、前記回動支持部に支承されるリフトアームと、前記回 動支持部に支承されるとともに前記リフトアームの上下一側に配置され該リフトアーム を前記回動支持部に対して昇降させるリフトシリンダと、前記回動支持部に支承され るとともに前記リフトアームの上下他側に配置され前記パケットを前記リフトアームに 対して回動させるバケツトシリンダと、を有する構成とし、前記孔部を、前記リフトシリン ダと前記バケツトシリンダとに挟まれる領域内における前記リフトアームの部分に設け たものである。
[0011] また、本発明のフロント作業機の配管構造においては、前記回動支持部に、本機 側から延出される油圧配管を前記孔部へと導く開口部を設けたものである。
[0012] さらに、本発明のフロント作業機の配管構造においては、前記開口部から導出され る油圧配管を、前記回動支持部に対してフロント作業機の回動支点近傍にて固定す るクランプ部を設けたものである。
[0013] また、本発明のフロント作業機の配管構造においては、前記孔部に、本機側から延 出される油圧配管をフロント作業機側に配される油圧配管に連結する連結部を設け たものである。
[0014] さらに、本発明のフロント作業機の配管構造においては、前記連結部における連結 位置を、フロント作業機の左右方向外側に設けたものである。
発明の効果
[0015] 本発明のフロント作業機の配管構造においては、ボンネットとフロント作業機のァー ム部との間に本機側力 延出される油圧配管を配置する必要がなくなるので、ボンネ ットとフロント作業機のアーム部との間に配管用のスペースを設ける必要がなくなる。 また、油圧配管とボンネットがフロント作業機の昇降時に干渉することもなくなる。 これにより、ボンネットとフロント作業機のアーム部との間には、少なくともフロント作 業機の上下回動を妨げない程度の空間が確保されればよいので、フロント作業機の 全幅が広くなることを防止することができ、延 、ては本機を含めた作業車両の全幅が 広くなることを防止することができる。
[0016] また、本発明のフロント作業機の配管構造においては、孔部を設けるに際し、リフト アームを補強する必要がなくなるので、リフトアームの体積拡大や重量増大、延いて はフロント作業機全体の体積拡大や重量増大を防止することができる。つまり、孔部 を設けることによるリフトアームの強度の低下を補うためには、リフトアームを厚くする 等の必要が生じ、リフトアームの体積拡大や重量増大が生じることとなる力 リフトァ ームの強度が確保されやすい部分に孔部を設けることにより、孔部を設けることによ るリフトアームの強度の低下を補う必要がなくなり、リフトアームの体積拡大や重量増 大を防止することができる。
[0017] また、本発明のフロント作業機の配管構造においては、フロント作業機の全幅に影 響を与えることなぐ既存の構成を用いて容易に本機側力 の油圧配管を延出するこ とがでさる。
また、開口部をフロント作業機の回動支点近傍に設けることにより、フロント作業機 の回動に伴う油圧配管の必要な長さの変化量を小さくすることができ、油圧配管にか 力る負担を軽減することができる。これにより、油圧配管を短くできるとともに、その耐 久性を向上することができる。
[0018] さらに、本発明のフロント作業機の配管構造においては、開口部から導出され孔部 へと導かれる油圧配管を、フロント作業機の回動支点近傍にて固定することができる ので、フロント作業機の回動に伴う油圧配管の必要な長さの変化による油圧配管の 動きを規制することができ、該油圧配管の回動支持部に対する摺動を防止すること ができる。これにより、フロント作業機の回動に伴い油圧配管に力かる負担が低減さ れ、油圧配管の耐久性をより向上することができる。
[0019] また、本発明のフロント作業機の配管構造においては、本機側から延出される油圧 配管をフロント作業機の前側へ配管するに際し、配管を途中で分割することができる ので、孔部の大きさを小さくすることができる。これにより、孔部を設けることによってフ ロント作業機の強度が損なわれることがなぐその強度を維持することができるとともに 、該フロント作業機の体積拡大や重量増大を防止することが可能となる。
[0020] さらに、本発明のフロント作業機の配管構造においては、連結部において配管連 結するに際して良好な作業性が得られるとともに、フロント作業機の全幅、延いては 本機を含めた作業車両の全幅が大きくなることを防止することができる。
図面の簡単な説明 [図 1]バックホーローダを示す全体側面図。
圆 2]フロント作業機としてのローダを示す側面図。
[図 3]同じく平面図。
圆 4]同じく斜視図。
[図 5]ボンネットとローダとの位置関係を示す斜視図。
圆 6]本発明に係るフロント作業機の配管構造を示す斜視図。 圆 7]同じく一部拡大図。
圆 8]連結部の構造を示す平面図。
圆 9]同じく斜視図。
圆 10]連結部を示す平面図。
圆 11]同じく斜視図。
符号の説明
1 ノ ックホーローグ
2 本機
6 ボンネット
7 ブラケット(回動支持部)
10 ローダ (フロント作業機)
11 リフトアーム
11a 支承部(回動支点)
12 リフトシリンダ
14 バケツトシリンダ
18 バケツト
20 孔部
21 連結部
30 油圧配管
31 開口部
32 クランプ部
40 PTO配管 発明を実施するための最良の形態
[0023] 次に、発明の実施の形態を説明する。
以下においては、本発明に係る作業車両として、フロント作業機にローダを有する ノ ックホーローダ 1を例に挙げて説明する。
作業車両としてのバックホーローダ 1は、図 1に示すように、前輪 3及び後輪 4を有 する走行車両を本機 2とする。本機 2の後側には掘削装置 5が装着され、該本機 2の 前側にはフロント作業機としてのローダ (積込み装置) 10が装着されている。
[0024] また、本機 2の機体フレーム 8前部であって前輪 3の上方にはボンネット 6が設けら れている。ボンネット 6の左右両側には、回動支持部としてのブラケット 7が配置されて いる。ブラケット 7は機体フレーム 8に固定されている。すなわち、フロント作業機として のローダ 10は、回動支持部としてのブラケット 7を介して本機 2に装着されており、パ ックホーローダ 1の前部にぉ 、てフロントローダとして用いられる。
[0025] フロント作業機としてのローダ 10の構成について図 2〜図 4をカ卩えて説明する。な お、図 3に示す平面図においては、後述するバケツトシリンダ 14の図示を省略してい る。
ローダ 10は、前述の如くバックホーローダ 1の前部にブラケット 7を介して装着され ており、それぞれ左右一対のリフトアーム 11、リフトシリンダ 12、中間リンク 13、バケツ トシリンダ 14及びバケツトリンク 15等により構成されている。ローダ 10は、その前端部 に作業部としてのパケット 18を有している。
パケット 18は、リフトアーム 11及びバケツトリンク 15の先端部(前端部)にアタッチメ ント 19を介して支持されている。つまり、リフトアーム 11及びバケツトリンク 15それぞれ の先端部は、ピン等によりアタッチメント 19に回動自在に接続されており、該アタッチ メント 19にパケット 18が取り付けられている。
[0026] リフトアーム 11は、前後中央部が両端を結ぶ直線より上方に屈曲して形成されて側 面視「へ」字状に構成される板状部材であり、その後端部が本機 2側に設けられる前 記ブラケット 7に支承されている。また、リフトシリンダ 12及びバケツトシリンダ 14の後 端部も、それぞれブラケット 7に支承されている。ここで、図 2に示すように、リフトァー ム 11の支承部 11aは、バケツトシリンダ 14の支承部 14aの前下方に位置しており、リ フトシリンダ 12の支承部 12aは、リフトアーム 11の支承部 11aの前下方に位置してい る。つまり、リフトアーム 11の支承部 11aが、フロント作業機としてのローダ 10の回動 支点に相当する。
[0027] また、リフトシリンダ 12の前端部は、リフトアーム 11の前後略中央部となる屈曲部の 下部に支承されており、該リフトシリンダ 12により、リフトアーム 11がブラケット 7に対し て昇降される。
また、バケツトシリンダ 14の前端部は、リフトアーム 11の屈曲部の上部に支承される 中間リンク 13に支承されており、該バケツトシリンダ 14により、パケット 18がリフトァー ム 11に対して回動される。すなわち、側面視略三角形状の中間リンク 13は、その下 端部がリフトアーム 11に支承されるとともに、該中間リンク 13の上前部にはバケツトリ ンク 15の後端部が支承されており、該中間リンク 13の上後部にはバケツトシリンダ 14 のピストンロッドの前端部が支承されている。ここで、中間リンク 13は略三角形状の 2 枚のプレートにより構成されるものであり、これらプレート間にリフトアーム 11の屈曲部 、バケツトシリンダ 14の前端部及びバケツトリンク 15の後端部が位置した状態で、そ れぞれの部分が支承される。
[0028] なお、本実施形態においては、リフトアーム 11に対して、リフトシリンダ 12が下側に 、バケツトシリンダ 14が上側にそれぞれ配置される構成となっている力 これらの配置 は上下反対であってもよい。つまり、これらが上下反対に配置される場合、リフトシリン ダ 12がリフトアーム 11の屈曲部の上部に支承されるとともに、リフトアーム 11の屈曲 部の下部に中間リンク 13が支承され、該中間リンク 13にバケツトシリンダ 14の前端部 及びバケツトリンク 15の後端部がそれぞれ支承されることとなる。
[0029] また、左右のリフトアーム 11 · 11間には、その前部において補強部材 16が左右方 向に架設されており、パケット 18の支持剛性の向上が図られている。補強部材 16は 、前後方向(上下方向)に平行に 2箇所設けられており、これら補強部材 16 · 16により 、左右のリフトアーム 11 · 11が接続される構成となって 、る。
[0030] また、前述したようにアタッチメント 19を介して支持されるパケット 18は、その背面に おいてアタッチメント 19に対して着脱自在に構成されて 、る。該アタッチメント 19は、 リフトアーム 11に対して支承部 1 lbにお 、て揺動自在に枢支されるとともに、該ァタツ チメント 19の上部にはバケツトリンク 15の前端部が支承部 15bにおいて回動自在に 枢支されている。これにより、バケツトリンク 15がリフトアーム 11に対して移動すること により、パケット 18がアタッチメント 19とともに揺動される。
[0031] このような構成において、ローダ 10は、ボンネット 6の左右両側においてブラケット 7 により支持されるとともにリフトアーム 11、リフトシリンダ 12、バケツトシリンダ 14、中間リ ンク 13、バケツトリンク 15等から平面視略平行に構成される左右のアーム部を有して いる。そして、これら左右のアーム部の前端部に作業部としてのパケット 18を備えると ともに、左右のアーム部間の後部にボンネット 6が配された状態で、本機 2側に対して 上下回動可能に構成される。
[0032] 以上のように構成されるローダ 10は、前述の如く作業部としてのパケット 18がァタツ チメント 19を介して着脱自在に構成されており、この作業部としては、本実施形態に おけるパケット 18の他、例えば、油圧シリンダにより開閉可能に構成されるパケットや 、油圧モータ等で駆動されるオーガ等のような油圧を必要とするものが取り付けられ る場合がある。また、バケツトリンク 15とバケツトシリンダ 14を付け替えた構造のものも ある。こうした場合、本機 2側からリフトアーム 11の側面に沿って油圧配管が延出され 、この油圧配管を介して作動油が供給されて、前記のような油圧を必要とする作業機 を駆動可能とする。
そこで、フロント作業機としてのローダ 10は、本機 2側から油圧配管を延出するに際 し、以下に示すような配管構造を有している。
[0033] すなわち、本発明に係るフロント作業機としてのローダ 10は、その構造部材に油圧 配管を左右方向に貫通させる孔部 20が設けられている。本実施形態においては、口 ーダ 10の構成部材であるリフトアーム 11に、油圧配管を貫通させる孔部 20が設けら れている。つまり、ボンネット 6の左右両側に位置する板状部材であるリフトアーム 11 に対して、油圧配管を左右方向に貫通させることができる孔部 20が設けられ、該孔 部 20を介して本機 2側から延出される油圧配管がローダ 10の前部へと導かれる。そ して、リフトアーム 11は従来パイプ等により構成されていたが、本実施例では板状部 材を用いることで左右幅を狭くして、前方視界も良好となるようにし、左右方向の貫通 孔となる孔部 20を簡単に構成できるようにして 、る。 [0034] この際、本機 2側カも延出される油圧配管は、孔部 20よりも後側 (本機 2側)におい ては、リフトアーム 11 · 11の左右外側に配管され、該孔部 20を貫通することにより、 左右のリフトアーム 11 · 11間(内側)にお 、て前側へと配管される。
つまり、孔部 20が、リフトアーム 11におけるボンネット 6よりも前側、若しくは少なくと も前後方向においてボンネット 6の前端部位置に設けられることで、本機 2側力 延出 される油圧配管力 左右のリフトアーム 11 · 11の外側力ら孔部 20を介して両リフトァ ーム 11 · 11の内側に配管されることとなる。このことから、油圧配管がボンネット 6とリ フトアーム 11を含むフロント作業機のアーム部との間に配置されることなく配管される
[0035] このように、フロント作業機としてのローダ 10の構成部材であるリフトアーム 11に孔 部 20を設けることにより、ボンネット 6とフロント作業機のアーム部との間に本機 2側か ら延出される油圧配管を配置する必要がなくなるので、ボンネット 6とフロント作業機 のアーム部との間に配管用のスペースを設ける必要がなくなり、また、油圧配管とボ ンネット 6がローダ 10の昇降時に干渉することもなくなる。これにより、ボンネット 6とフ ロント作業機のアーム部との間には、少なくともローダ 10の上下回動を妨げない程度 の空間が確保されればよいので、ローダ 10の全幅が広くなることを防止することがで き、延いては本機 2を含めた作業車両としてのバックホーローダ 1の全幅が広くなるこ とを防止することがでさる。
なお、孔部 20が、前後方向においてリフトアーム 11におけるボンネット 6の前端部 位置に設けられる場合であっても、前端にかけて先細となる曲面を形成するボンネッ ト 6はであれば、ボンネット 6とフロント作業機のアーム部との間に別途スペースを設け ることなく配管用スペースが確保されることとなり、同様の効果を得ることができる。つ まり、側面視において、孔部 20が、その上下回動軌跡がボンネット 6の前部と重複す るように配置されたとしても、ボンネット 6の前側部は平面視において左右幅が狭くな る曲面に形成されるため、リフトアーム 11の昇降時に干渉することはないのである。
[0036] 以下、本発明に係る配管構造について、図 5〜図 11を用い、本実施形態に則して 具体的に説明する。
前述の如ぐフロント作業機としてのローダ 10は、その前端部に設けられるパケット 18と、ブラケット 7に支承されるリフトアーム 11と、同じくブラケット 7に支承されるととも にリフトアーム 11の下側に配置され該リフトアーム 11をブラケット 7に対して昇降させ るリフトシリンダ 12と、同じくブラケット 7に支承されるとともにリフトアーム 11の上側に 配置されパケット 18を該リフトアーム 11に対して回動させるバケツトシリンダ 14とを有 している。
[0037] このような構成のローダ 10において、孔部 20は、リフトシリンダ 12とバケツトシリンダ 14とに挟まれる領域内におけるリフトアーム 11の部分に設けられることが好ましい。 つまり、図 6において一点鎖線で示すように、リフトアーム 11の上側に配置されるバケ ットシリンダ 14と、リフトアーム 11の下側に配置されるリフトシリンダ 12とに挟まれる領 域 A内におけるリフトアーム 11の部分に孔部 20が設けられる。
[0038] 前記領域 A内におけるリフトアーム 11の部分は、側面視「へ」字状の屈曲部の上部 に設けられる中間リンク 13よりも本機 2側の部分となり、強度が確保されやすい部分と なる。すなわち、領域 A内におけるリフトアーム 11の部分は、その上側においては中 間リンク 13を介してバケツトシリンダ 14により支持されるとともに、その下側において はリフトシリンダ 12により支持されることとなるので、該領域 A内におけるリフトアーム 1 1の部分よりも前側の部分と比較して、パケット 18から力かる荷重が小さぐ強度が確 保されやすい。
[0039] このように、リフトアーム 11にお 、て強度が確保されやす!/、部分に孔部 20を設ける ことにより、リフトアーム 11を補強する必要がなくなるので、孔部 20を設けるに際し、リ フトアーム 11の体積拡大や重量増大、延いてはローダ 10全体の体積拡大や重量増 大を防止することができる。
つまり、孔部 20を設けることによるリフトアーム 11の強度の低下を補うためには、リフ トアーム 11を厚くする等の必要が生じ、リフトアーム 11の体積拡大や重量増大が生じ ることとなるが、リフトアーム 11の強度が確保されやすい部分に孔部 20を設けること により、孔部 20を設けることによるリフトアーム 11の強度の低下を補う必要がなくなり、 リフトアーム 11の体積拡大や重量増大を防止することができる。
[0040] また、本発明に係る配管構造においては、油圧配管を本機 2側から延出するに際し 、回動支持部としてのブラケット 7に開口部が設けられている。 すなわち、図 7に示すように、ブラケット 7に、本機 2側カも延出される油圧配管 30を 前記孔部 20へと導く開口部 31が設けられている。
開口部 31は、平面視略コ字状に構成されるブラケット 7の左右のブラケット 7におい て、本機 2側カも延出される油圧配管 30が左右外側から延出されるように設けられる 。つまり、本機 2側からの油圧配管 30は、該開口部 31を介して左右方向外側へ延出 されるとともに、リフトアーム 11の左右外側に配管され、前記孔部 20へと導かれる。
[0041] また、前記開口部 31は、リフトアーム 11のブラケット 7に対する回動支点となる支承 部 1 laの近傍に設けられるのが好ま 、。
すなわち、本機 2側力もローダ 10側へ配される油圧配管 30が延出される開口部 31 力 リフトアーム 11の支承部 11aの近傍に設けられることにより、ローダ 10の上下回 動に伴う油圧配管 30の必要な長さの変化量を小さくすることができる。つまり、ローダ 10の上下回動により、油圧配管 30が伸縮されたり、曲げられたりする量を小さくする ことができ、余裕を持たせるための弛みも小さくすることができる。
[0042] このように、回動支持部としてのブラケット 7に開口部 31を設けることにより、フロント 作業機としてのローダ 10の全幅に影響を与えることなぐ既存の構成を用いて容易 に本機 2側力もの油圧配管 30を延出することができる。
また、開口部 31をローダ 10の回動支点となる支承部 11a近傍に設けることにより、 ローダ 10の回動に伴う油圧配管 30の必要な長さの変化量を小さくすることができ、 油圧配管 30に力かる負担を低減することができる。これにより、油圧配管 30を短くで きるとともに、その耐久性を向上することができる。
[0043] そして、前述の如くブラケット 7に設けられる開口部 31を介して本機 2側力もの油圧 配管 30を延出するに際し、該開口部 31から導出される油圧配管 30を、ブラケット 7 に対してローダ 10の回動支点となる支承部 11a近傍にて固定するクランプ部 32が設 けられている。
すなわち、クランプ部 32は、ブラケット 7の開口部 31から左右外側に向けて延出さ れる油圧配管 30を、ブラケット 7の外側側面 7aにおけるリフトアーム 11の支承部 11a の近傍にて固定する。
[0044] クランプ部 32は、図 7に示すように、油圧配管 30の管径に合わせて折曲げ形成さ れる金属板などのクランプ体 33が、ボルト等の締結具 34によりあるいは溶接などによ りブラケット 7の外側側面 7aに固着されることにより構成される。
なお、クランプ部 32は、開口部 31から導出される油圧配管 30をブラケット 7の外側 側面 7aに固定する機能を有していればその構成は本実施形態に限定されるもので はない。クランプ部 32は、例えば、ブラケット 7に一体的に構成されたり、油圧配管 30 の管径に応じて調節可能に構成されたりしてもよい。
[0045] このように、油圧配管 30を固定するクランプ部 32を設けることにより、開口部 31から 導出され孔部 20へと導かれる油圧配管 30を、フロント作業機であるローダ 10の回動 支点となる支承部 11aの近傍にて固定することができるので、ローダ 10の回動に伴う 油圧配管 30の必要な長さの変化による油圧配管 30の動きを規制することができ、該 油圧配管 30のブラケット 7に対する摺動を防止することができる。これにより、ローダ 1 0の回動に伴い油圧配管 30に力かる負担が低減され、油圧配管 30の耐久性をより 向上することができる。
[0046] また、本発明に係る配管構造においては、リフトアーム 11に設けられる孔部 20に、 本機 2側から延出される油圧配管 30をローダ 10側に配される油圧配管(以下、「PT Ο配管 40」とする。)に連結する連結部 21が設けられている。すなわち、この連結部 2 1において、本機 2側カも延出される油圧配管 30の先端部と、ローダ 10側に配される ΡΤΟ配管 40の後端部とが連結される。
[0047] 連結部 21における油圧配管 30と ΡΤΟ配管 40との連結構成の具体的な構成につ いて、図 8〜図 11を用いて説明する。
図 8〜図 11に示すように、 ΡΤΟ配管 40の端部には略直方体状の基部 41が形成さ れている。該基部 41の一側面には、本機 2側からの油圧配管 30が接続される連結 体 42が突設されている。一方、本機 2側力もの油圧配管 30の端部には、前記連結体 42に対して接続可能に構成される連結部材 36が設けられている。そして、これら連 結体 42と連結部材 36とが螺合されることにより、連結体 42と連結部材 36とが接続さ れ、孔部 20において、本機 2側からの油圧配管 30とローダ 10側に配される ΡΤΟ配 管 40とが連結される。
つまり、連結体 42の外周部にはネジ部が設けられる一方、連結部材 36は、その内 側にネジが切られるとともに油圧配管 30の管部に対して回動可能に構成されている 。そして、連結部材 36が連結体 42に螺嵌されることにより、油圧配管 30と PTO配管 40とが連結部 21にて接続される。
[0048] ここで、油圧配管 30と PTO配管 40との接続構成としては、本実施形態のように連 結部材 36と連結体 42とを螺合する構成の他、例えば、 PTO配管 40側の連結体 42 に対して油圧配管 30側の連結部材 36をワンタッチで外嵌することによる嵌め込み式 の構成などが考えられる。
[0049] また、連結部 21においては、 PTO配管 40は、リフトアーム 11の内側にボルト等の 締結具 43により固定される。すなわち、 PTO配管 40側においては、その基部 41の 一側面 (本実施形態においては上側面)にステー 44が形成されており、リフトアーム 11側においては、その内側面における孔部 20の近傍に PTO配管 40固定用のボス 45が形成されている。そして、前記ボス 45の内側にはネジが切られており、締結具 4 3が PTO配管 40側のステー 44を介してボス 45に締結されることにより、 PTO配管 40 力 Sリフトアーム 11の内側面に固定される。
なお、 PTO配管 40のリフトアーム 11への固定方法は、本実施形態に限定されるも のではなぐ例えば溶接などにより PTO配管 40をリフトアーム 11に対して固定するこ とちでさる。
[0050] このように、孔部 20に油圧配管 30と PTO配管 40との連結部 21を設けることにより、 本機 2側から延出される油圧配管 30をローダ 10の前側へ配管するに際し、配管を途 中で分割することができるので、孔部 20の大きさを小さくすることができる。
すなわち、油圧配管は、その管径によって最小曲げ半径が異なり、管径が大きくな る程その最小曲げ半径も大きくなる。このため、一本の油圧配管を用いて本機 2側か らローダ 10の前側へと配管しょうとすると、本機 2側からの油圧配管 30の管径が大き くなる程、孔部 20を大きくする必要が生じる。このように孔部 20が大きく形成される程 、リフトアーム 11の強度が損なわれ、ローダ 10全体としての強度が損なわれることと なる。
[0051] そこで、前述の如ぐ孔部 20に連結部 21を設けることにより、孔部 20の大きさが、 該連結部 21で連結される配管の管径 (最小曲げ半径)に依存することがなくなるので 、連結される配管の種類に関係なく孔部 20を一定に小さい状態で構成することがで きる。これにより、孔部 20を設けることによってリフトアーム 11の強度が損なわれること がなぐローダ 10の強度を維持することができるとともに、リフトアーム 11の補強に伴う ローダ 10の体積拡大や重量増大を防止することが可能となる。
[0052] さらに、前記連結部 21における連結位置は、ローダ 10の左右方向外側に設けられ ている。具体的には、連結部 21を構成する PTO配管 40側の連結体 42が、リフトァ ーム 11の内側から孔部 20を介してリフトアーム 11の外側へと突出している。
[0053] すなわち、図 8、図 10及び図 11に示すように、 PTO配管 40が前述の如くリフトァー ム 11側に固定された状態で、連結体 42の先端部が、リフトアーム 11の外側面 11cよ りも左右方向外側に突出している。これにより、連結部 21における連結部材 36と連 結体 42との連結位置が、ローダ 10のアーム部よりも左右方向外側に位置することと なり、油圧配管 30と PTO配管 40との連結位置がローダ 10の左右方向外側に設けら れることとなる。
[0054] このように、連結部 21における連結位置を、ローダ 10のアーム部の左右方向外側 に設けることにより、連結部 21において配管連結するに際して良好な作業性が得ら れるとともに、ローダ 10の全幅、延いては本機 2を含めたバックホーローダ 1の全幅が 大きくなることを防止することができる。
[0055] すなわち、連結部 21における連結位置力 ローダ 10の左右方向内側に設けられる ことにより孔部 20の内部に位置することとなると、油圧配管 30の連結部材 36と PTO 配管 40の連結体 42との連結に際しての作業性が低下するが、前述の如ぐ連結部 2 1の連結位置を、ローダ 10の左右方向外側に設けることにより、ローダ 10の外側、具 体的にはリフトアーム 11の外側面 11cよりも外側において連結作業を行うことができ るので良好な作業性を得ることができる。
[0056] また、連結部 21における連結位置が、ローダ 10の左右方向内側に設けられること により、連結作業がローダ 10の内側力も行われることとなると、孔部 20が設けられる 位置によっては、連結部 21がボンネット 6とローダ 10のアーム部との間に位置するこ とになり、限られた狭いスペースでの作業が強いられ作業性が低下するが、前述の如 くローダ 10の外側にぉ 、て連結作業を行うことができるので、良好な作業性が得られ る。
さらに、連結作業がローダ 10の内側力も行われることとなると、狭いスペースでの作 業性の低下を防止するためにはボンネット 6とローダ 10のアーム部との間に作業スぺ ースを確保する必要が生じ、ローダ 10の全幅が広くなる要因ともなる力 前述の如く 連結部 21における連結位置をローダ 10のアーム部の左右方向外側に設けることに より、ローダ 10の全幅が大きくなることを防止することができる。
[0057] 以上のような構成により、本機 2側から延出される油圧配管 30は、ローダ 10の左右 両側のアーム部に設けられる孔部 20に構成される連結部 21にて PTO配管 40と連 結される。そして、連結部 21から延出される PTO配管 40は、例えば、図 6等に示すよ うに、ローダ 10の構成部材に沿わせて配管され、補強部材 16に設けられるクランプ 部 46等により適宜固定される。
すなわち、 PTO配管 40が、その先端部に別途配管が接続される等して延設され、 ローダ 10に作業部として設けられる、油圧シリンダにより開閉可能なパケットや油圧 駆動するオーガ等に供給されることとなる。
なお、 PTO配管 40を介して供給される作動油は、フロント作業機としてのローダ 10 の作業部用に使用される場合に限らず、例えば、ローダ 10とは別途に使用される作 業機に対しての作動油として使用することもできる。
[0058] 以上においては、ボンネット 6の左右両側に配置されるブラケット 7を介して 2本のァ 一ム部を有するローダ 10をフロント作業機の例として説明した力 ボンネット 6の左右 一側にのみブラケット等の回動支持部を有するフロント作業機においても、本発明に 係る配管構造を適用することができる。
産業上の利用可能性
[0059] 本発明に係るフロント作業機の配管構造は、本機側カも延出される油圧配管により フロント作業機の全幅が広くなることを防止するとともに、上下回動するフロント作業 機の構造に則した配管を可能とすることによりフロント作業機の回動に伴う油圧配管 への負担を低減して耐久性を向上することができるので、産業上有用である。

Claims

請求の範囲
[1] 本機前部に設けられるボンネットの左右両側又は一側に配置される回動支持部を 介して本機に装着されるフロント作業機の配管構造において、前記フロント作業機の 構造部材に、油圧配管を貫通させる孔部を設けたことを特徴とするフロント作業機の 配管構造。
[2] 前記フロント作業機を、その前端部に設けられるパケットと、前記回動支持部に支 承されるリフトアームと、前記回動支持部に支承されるとともに前記リフトアームの上 下一側に配置され該リフトアームを前記回動支持部に対して昇降させるリフトシリンダ と、前記回動支持部に支承されるとともに前記リフトアームの上下他側に配置され前 記パケットを前記リフトアームに対して回動させるバケツトシリンダと、を有する構成と し、前記孔部を、前記リフトシリンダと前記バケツトシリンダとに挟まれる領域内におけ る前記リフトアームの部分に設けたことを特徴とする請求項 1記載のフロント作業機の 配管構造。
[3] 前記回動支持部に、本機側から延出される油圧配管を前記孔部へと導く開口部を 設けたことを特徴とする請求項 1又は請求項 2記載のフロント作業機の配管構造。
[4] 前記開口部力 導出される油圧配管を、前記回動支持部に対してフロント作業機 の回動支点近傍にて固定するクランプ部を設けたことを特徴とする請求項 3記載のフ ロント作業機の配管構造。
[5] 前記孔部に、本機側から延出される油圧配管をフロント作業機側に配される油圧配 管に連結する連結部を設けたことを特徴とする請求項 1〜4のいずれかの項記載の フロント作業機の配管構造。
[6] 前記連結部における連結位置を、フロント作業機の左右方向外側に設けたことを特 徴とする請求項 5記載のフロント作業機の配管構造。
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