JP3070918B2 - ブルドーザ - Google Patents

ブルドーザ

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JP3070918B2
JP3070918B2 JP10218595A JP21859598A JP3070918B2 JP 3070918 B2 JP3070918 B2 JP 3070918B2 JP 10218595 A JP10218595 A JP 10218595A JP 21859598 A JP21859598 A JP 21859598A JP 3070918 B2 JP3070918 B2 JP 3070918B2
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frame
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piping
body frame
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    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2264Arrangements or adaptations of elements for hydraulic drives
    • E02F9/2275Hoses and supports therefor and protection therefor
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/76Graders, bulldozers, or the like with scraper plates or ploughshare-like elements; Levelling scarifying devices
    • E02F3/7609Scraper blade mounted forwardly of the tractor on a pair of pivoting arms which are linked to the sides of the tractor, e.g. bulldozers
    • E02F3/7618Scraper blade mounted forwardly of the tractor on a pair of pivoting arms which are linked to the sides of the tractor, e.g. bulldozers with the scraper blade adjustable relative to the pivoting arms about a horizontal axis
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/0858Arrangement of component parts installed on superstructures not otherwise provided for, e.g. electric components, fenders, air-conditioning units
    • E02F9/0875Arrangement of valve arrangements on superstructures

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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業機(ブレー
ド)を駆動する油圧シリンダの配管の取付構造を備えた
ブルドーザ等の建設機械に係り、特に、作業機を支持す
るインサイドフレーム又はアウトサイドフレームを備え
る各種のブルドーザに共通する車体フレームに改良する
とともに、この車体フレームを用いて作業機配管の接続
の仕方を改良したブルドーザに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のブルドーザ等の建設機械について
図13,図14により説明する。ブルドーザは、石灰石
等の鉱山や土地造成等で大土量を掘削運土するアウトサ
イドフレームでブレードを支持するブルドーザ、および
大土量を掘削運土しないが、平坦地、傾斜地、及び湿地
等の各種作業に用いられ、インサイドフレームでブレー
ドを支持するブルドーザの2種類が用いられている。図
13に示すように、インサイドフレーム61が用いられ
るブルドーザの場合は、上記の如く各種作業に用いられ
るので、ブレード60は、左右の傾動(チルト)を行う
チルトシリンダ62、前後にアングリングを行うアング
ルシリンダ63a,63b、および上下操作を行うリフ
トシリンダ64a,64bを備えている。これらの各シ
リンダ62,63a,63b,64a,64bの多数の
作業機配管は、操作弁65と接続されている。66は作
動油タンクである。図14に示すように、アウトサイド
フレーム71が用いられるブルドーザの場合は、ブレー
ドを左右に傾動(チルト)するチルトシリンダ72、お
よび上下操作を行うリフトシリンダ73a,73bを備
えている。これらの各シリンダ72,73a,73bの
多数の作業機配管は、操作弁75と接続されている。7
6は作動油タンクである。図13に示す、リフトシリン
ダ64a,64bのボトム端は、車体67の後方側に配
設される図示しない支持手段により支持され、同シリン
ダ64a,64bのロッド端はインサイドフレーム61
に取付けられている。図14に示す、リフトシリンダ7
3a,73bは、車体77の前方側に配設される支持手
段74a,74bにより支持され、同シリンダ73a,
73bのロッド端はブレード70の背面に固着されるブ
ラケットに取付けられている。このように、大別すると
2種類のブルドーザが用いられている。
【0003】次に、作業機配管の取付構造の先行技術の
1例として、例えば、実公平4−39308号公報によ
れば、排土板を左右に揺動自在にブラケットに取付け、
排土板を左右揺動せる一対の油圧シリンダを、左右に振
分けた状態で前記ブラケットに左右揺動自在に連結し、
前記油圧シリンダ夫々に2個づつ接続した4個の油圧ホ
ース用ジヨイントを前記ブラケットに取付けたアングル
ドーザにおいて、前記ジヨイントを、夫々が接続された
前記油圧シリンダの前記ブラケットへの連結部の近くに
配置してあるアングルドーザの油圧配管構造が開示され
ている。また、先行技術の2例として、実公平6−16
41号公報によれば、走行フレームに取り付けた排土板
を上下昇降自在に作動させる排土板シリンダと、走行フ
レーム内部に配設したスイベルジヨイント部とを連通す
る排土板シリンダの配管構造において、走行フレームの
立上り状壁面に油圧ホース挿通孔を設け、同油圧ホース
挿通孔位置の外壁に、前後両端部に連結具を有する配管
コネクターを着脱自在に取り付け、同配管コネクターの
他端部に排土板シリンダと連通した油圧ホースを取り付
け、しかも、同配管コネクターは、排土板シリンダ側に
接近して位置させてスイベルジヨイント部と排土板シリ
ンダとを連通連結してなる排土板シリンダの配管構造が
開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如く、2種類のブルドーザがあり、これらを製作するた
めには、車体等で非共通とする部品も多い。その非共通
とする部品の中で作業機を駆動する各シリンダの配管の
配列は、2種類のブルドーザで異なる設計となってい
る。また、作業機配管やコネクタ等の配管接続手段等は
別設計としているものがあり非共通部品が多く、コスト
高となっている。また、作業機を駆動する各シリンダの
作業機配管本数が多いため、レイアウトが乱雑となり組
立て工数大、及び分解修理時の修理工数大となる問題が
ある。さらに、2種類のブルドーザを製作するために、
前記各シリンダの作業機配管、コネクタ等の配管接続手
段、および作業機配管の固定手段も変更する必要があり
製作コスト高となっていた。さらにまた、図13,図1
4に示すように、ブレード60,70をそれぞれ支持す
るインサイドフレーム61又はアウトサイドフレーム7
1によってリフトシリンダ64a,64b,73a,7
3bの取付位置が異なり、別設計となっているので、部
品の共通化ができないとの問題がある。
【0005】前記、実公平4−39308号公報、及び
実公平6−1641号公報に開示されている技術では、
本発明の要部とする、エンジン等を載置する車体フレー
ムを前記2種類のブルドーザで共通とするとともに、作
業機配管や作業機配管接続手段等の共通化、及び作業機
配管のレイアウト等を改良したブルドーザに関する技術
は開示されていない。
【0006】本発明は上記従来の問題点に着目し、作業
機を支持するインサイドフレーム又はアウトサイドフレ
ームを有する2種類のブルドーザに共通して用いること
ができる車体フレームを、リフトシリンダを支持するサ
ポート部と、作業機の各シリンダの作業機配管のレイア
ウトを整列させるための挿入孔を穿設した支持部材とを
備えた構成することにより、作業機配管や作業機配管
接続手段等を共通として製作コストを低減し、しかも作
業機配管の組立性向上し、分解修理が容易となる作業
機配管の取付構造を備えたブルドーザを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用効果】上記目的
を達成するため、本発明に係るブルドーザの第1発明
は、エンジンや油圧機器等を載置する車体フレームと、
作業機を上下駆動するリフトシリンダ、チルト駆動する
チルトシリンダ、あるいはアングリング駆動するアング
ルシリンダからなる作業機の各シリンダと、車体フレー
ムに配設され、油圧ポンプから吐出される圧油を前記各
シリンダに供給する操作弁と、この操作弁と各シリンダ
との間を接続する作業機配管とを備えてなるブルドーザ
において、前記車体フレームを、左右の側板に支持部材
を設けると共に、該支持部材に、作業機を支持するイン
サイドフレームを上下駆動するリフトシリンダ、又は
業機を支持するアウトサイドフレームを上下駆動するリ
フトシリンダの共通取付サポート部を設けた車体フレー
ムとし、該車体フレームの後部側に載置した操作弁と支
持部材との間のフレーム外側部に、作業機配管接続手段
を設けて、操作弁と作業機配管接続手段との間にインサ
イドフレームに支持させた作業機又はアウトサイドフレ
ームに支持させた作業機の各シリンダへ油圧を供給する
操作弁側の作業機配管を配列接続し、作業機配管接続手
段からインサイドフレームに支持させた作業機又はアウ
トサイドフレームに支持させた作業機の各シリンダに対
して、シリンダ側の作業機配管を配列接続するようにし
構成としたものである。上記構成によれば、車体フレ
ームの側板に支持部材を設けると共に、作業機を支持す
るインサイドフレームを上下駆動するリフトシリンダ、
又は作業機を支持するアウトサイドフレームを上下駆動
するリフトシリンダを共通に取付けるサポート部を上記
支持部材に設けたので、車体フレームが共通化可能とな
る。また、車体フレームの外側部に、操作弁側の作業機
配管とシリンダ側の作業機配管とを接続して中継する作
業機配管接続手段を設けたので、車体フレーム外側まで
の車体側配管つまり操作弁側の作業機配管を共通化でき
る。これにより、インサイドフレーム又はアウトサイド
フレームを有する異なる機種の建設機械が異なる作業機
を備えている場合でも、車体フレームと車体フレームに
配列設置される操作弁側の作業機配管とを共通化できる
ので、作業機配管及び作業機配管接続手段の組立て性、
交換及び分解修理が容易となり、また部品の共通化によ
構成部品数を大幅に低減し、部品管理の容易化及び製
造コストの低減が図れる
【0008】第2発明は、上記第1発明のブルドーザ
おいて、車体フレームの左右の側板に設けた支持部材に
シリンダ側の作業機配管を挿通させる挿入孔を設け、車
体フレームの外側部に設けた前記作業機配管接続手段か
前記挿入孔を経由して、インサイドフレームに支持さ
せた作業機の各シリンダ少なくともいずれかに配列
続してなる構成としたものである。上記構成によれば、
シリンダ側の作業機配管を挿通させる挿入孔を穿設した
支持部材は、上記インサイドフレーム又はアウトサイド
フレームを有する2種類のブルドーザに適用されるとと
もに、作業機配管は、操作弁から作業機配管接続手段ま
での間(操作弁側の作業機配管)はインサイドフレーム
又はアウトサイドフレームを有する2種類のブルドーザ
に対して共通のものを使用することができる。また、
リンダ側の作業機配管は、作業機配管接続手段から車体
フレームの支持部材に穿設された挿入孔にまとめて挿通
し、作業機の各シリンダのうちのいずれかに配列接続す
ようにしている。これにより、前記2種類のブルドー
ザに対して、車体フレーム、作業機配管及び作業機配管
接続手段を共通として用いることができるので、部品点
数が減少して生産管理が容易となるとともに、コストが
安価になり、しかも作業機配管のレイアウトを整列させ
ることができるので組立性や分解修理性が向上する。し
たがって、作業機を支持するインサイドフレーム又は
ウトサイドフレームのいずれの場合のブルドーザにも本
発明適用できる。
【0009】第発明は、第1又は第2発明の構成にお
いて、前記作業機配管接続手段は、前記車体フレームの
側板に取付けた構成としたものである。上記構成によれ
ば、作業機配管接続手段が車体フレームの側板に取付け
てあるので、同配管接続手段の取付時又はメンテナンス
時に作業者がアプローチし易い。したがって、作業機配
及び作業機配管接続手段の組立性及びメンテナンス性
が良い。
【0010】第発明は、第1発明の構成において、ア
ウトサイドフレームの場合のシリンダ側の作業機配管
は、前記作業機配管接続手段からトラックフレームの上
面を横切ってアウトサイドフレームの上面に沿って配列
され、チルトシリンダに接続した構成としたものであ
る。上記構成によれば、アウトサイドフレームの場合の
シリンダ側の作業機配管のを、車体フレームの側板に取
付けられた作業機配管接続手段からトラックフレームの
上面を横切ってアウトサイドフレームの上面に沿って配
列されてチルトシリンダ接続するようにしたので、車
体の外側から油洩れの点検や作業機配管の交換作業が容
易となる。
【0011】第発明は、第発明の構成において、前
シリンダ側の作業機配管は、カバーで覆われている構
成としたものである。上記構成によれば、車体フレーム
の側板に取付けられた作業機配管接続手段からトラック
フレームの上面を横切ってアウトサイドフレームの上面
に配設されるシリンダ側の作業機配管をカバーで覆うよ
うにしたので、土砂等が接触しても同配管の損傷を防止
することができる。
【0012】第発明は、第1発明乃至第発明のうち
のいずれかに記載のブルドーザにおいて、前記作業機配
管接続手段は、作業機配管の配列方向を任意に変更可能
なL型に形成されている構成としたものである。上記構
成によれば、第1発明乃至第発明の作用効果に加え
て、作業機配管接続手段L型に形成することにより
作業機の各シリンダと接続するシリンダ側の作業機配管
の配列方向を自由に選択できる。また、作業機配管接続
手段を、既知の十字型、あるいは、くの字型に形成して
作業機配管の配列方向を自由に選択できるようにしても
良い。さらに、従来のように作業機配管が乱雑に配置さ
れることもなく、最短距離で、車体との干渉もなく効率
良く作業機配管配設することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るブルドーザ
作業機配管の取付構造について、図1乃至図12によ
り説明する。本願発明は、ブレード(以下、作業機と言
う。)を車体フレームとトラックフレーム及び履帯等か
らなるクローラ装置との間に配設されたインサイドフレ
ームで支持するブルドーザと、作業機を前記クローラ装
置の外側に配設されたアウトサイドフレームで支持する
ブルドーザとを、エンジンや油圧機器等を搭載する車体
フレームを共通の構造にするとともに、作業機上下駆
動するリフトシリンダ、チルト駆動するチルトシリン
ダ、あるいはアングリング駆動するアングルシリンダか
らなる作業機の各シリンダへ圧油を供給する作業機配管
の取付構造を改良したものである。先ず、図1に示す車
体フレーム1は、左右の側板1c,1cと、底板1f
と、側板1c,1cの後方に後部フレーム1gとを、ボ
ルトにより接続、および溶接により一体的に構成されて
いる。この車体フレーム1は、例えば、左右の側板1
c,1cと、底板1fとを、船底型に形成するようにし
ても良い。船底型に形成される車体フレーム1を湿地ブ
ルドーザに適用することにより、軟弱地を作業走行する
ときに、底板1fが軟弱地に接した状態になっても、同
ブルドーザが浮いた状態となり、走行不能となりづらい
という効果が得られフローテーション性能が向上するこ
とができる。
【0014】図1に示す車体フレーム1は、湿地ブルド
ーザ以外のブルドーザにも好適であり、以下、作業機を
支持するインサイドフレームあるいはアウトサイドフレ
ームを備える2種類のブルドーザに共通して用いること
ができる車体フレーム、および作業機配管の取付構造に
ついて詳述する。図1に示す車体フレーム1の左右の側
板1c,1cには、それぞれ支持部材1A,1Bが一体
的に形成されている。この支持部材1A,1Bは、左右
の側板1c,1cにボルトにより取付ける、あるいは溶
着しても良い。車体フレーム1に一体的に配設される後
部フレーム1gには、操作弁2が載置されている。この
操作弁2は、図示しない油圧ポンプから吐出される圧油
詳しくは後述する作業機の各シリンダへ供給する作業
機配管と接続している。前記操作弁2とは、後述するリ
フトシリンダ用のリフトスプール(リフト用操作弁)、
チルトシリンダ用のチルトスプール(チルト用操作
弁)、及びアングルシリンダ用のアングルスプール(ア
ングル用操作弁)を備えたものである。したがって、
操作弁2からリフトシリンダ、チルトシリンダ、あるい
はアングルシリンダへ接続する複数の作業機配管を備え
ており、図では、操作弁2に接続される作業機配管4
a,4bを2本のみ示しているが、これ以外の作業機配
管は省略している。
【0015】図1に示すように、車体フレーム1には、
詳しくは後述する前記作業機配管4a,4bを接続する
作業機配管接続手段3,3A,3B,3E、前記側板
1cの外側に取付けられている。ここでは、この作業機
配管接続手段3,3A,3B,3E2本の作業機配管
4a,4b接続される実施形態で説明する。図7に示
すインサイドフレーム11で支持される作業機10のリ
フトシリンダ15A,15B、アングルシリンダ16
A,16B、およびチルトシリンダ17等の作業機10
の各シリンダを接続する作業機配管、あるいは、図9に
示すアウトサイドフレーム21A,21Bで支持される
作業機20のリフトシリンダ25A,25B、およびチ
ルトシリンダ27等の作業機20の各シリンダと接続す
る図示しない多数の作業機配管が配設されている。この
各シリンダ15A,15B,16A,16B,17,2
5A,25B,27と接続する多数の作業機配管を符号
4a,4bとして説明する。したがって、上記各シリン
ダ15A,15B,16A,16B,17,25A,2
5B,27にそれぞれ接続される作業機配管4a,4b
は、図1に示すものと同様に、詳しくは後述する作業機
配管接続手段3,3A,3B,3Eにも接続される。ま
た、操作弁2と作業機配管接続手段3,3A,3B,3
Eと接続する作業機配管4a,4bは、同配管接続手段
3,3A,3B,3Eを介して前記車体フレーム1の支
持部材1A,1Bに穿設される挿入孔1a,1bに挿通
して、上記各シリンダ16A,16B,17に接続する
ようになっている。なお、前記リフトシリンダ15A,
15B,25A,25Bの作業機配管を、前記支持部材
1A,1Bに穿設される挿入孔1a,1bに挿通して配
設するようにしても良い。
【0016】図2は、図1に示す車体フレーム1の支持
部材1Aと、作業機配管接続手段3,3A,3B,3E
とを説明する図である。図1に示すように車体前方に対
して、車体フレーム1には、右側の支持部材1Aと、左
側の支持部材1Bとを形成しているが、左右の支持部材
1A,1Bは同一構成であり右側の支持部材1Aにより
構成を説明する。図2に示すように、作業機配管4a,
4bは、作業機配管接続手段3,3A,3B,3Eと接
続した後、支持部材1Aの挿入孔1aに挿入して上記各
シリンダ16A,17に接続される。また、作業機配管
4a,4bは、車体フレーム1の側板1cの外側に沿っ
てまとめて前記挿入孔1aに挿入するようにしたので、
同配管4a,4bのレイアウトを整列させることができ
るようになっている。
【0017】尚、図2では、作業機配管4a,4bは、
支持部材1Aの挿入孔1aを介して上記各シリンダ16
A,17と接続するようになっているが、図7に示す左
アングルシリンダ16Bと接続する図示しない作業機配
管は、図1に示す操作弁2から図2に示すものと同一の
作業機配管接続手段3,3A,3B,3Eを介して車体
フレーム1の左側の支持部材1Bの挿入孔1bに挿通し
て前記シリンダ16Bと接続する。これにより、作業機
配管を最短距離で、車体等に干渉することなく効率良く
レイアウトして整列させることができるようになってい
る。
【0018】作業機配管接続手段について図3乃至図6
の実施形態について説明する。図1では作業機配管接続
手段を、車体フレーム1の側板1c,1cの外側面に取
付けるように説明したが、この側板1c,1c以外の車
体フレーム1の所定の位置に取付けることが可能であ
る。要するに、作業機配管接続手段は、作業機配管の組
立て、及び作業機配管の交換作業が容易にして、しかも
上記各シリンダ15A,15B,16A,16B,1
7,25A,25B,27との接続が最短距離で、車体
等に干渉することなく効率の良いレイアウトにするため
に所定位置に配設されるようにすれば良い。図3に示す
作業機配管接続手段3は、図1に示す作業機配管4a,
4bを横方向から接続する構成としたものである。作業
機配管接続手段3には、作業機配管4a,4bを接続用
の口金3a,3bが取着されているとともに、前記側板
1cの外側面に取付けるためのボルト挿入孔3Lが穿設
されている。図4に示す作業機配管接続手段3Aは、図
1に示す作業機配管4a,4bを横方向から接続する構
成とするとともに、小型としてあるので車体フレーム1
の狭い場所でも取付けが可能となっている。作業機配管
接続手段3Aには、作業機配管4a,4bの接続用の口
金3c,3dが取着されているとともに、前記側板1c
の外側面に取付けるためのボルト挿入孔3Lが穿設され
ている。図5に示す作業機配管接続手段3Bは、図1に
示す作業機配管4a,4bを縦方向から接続する構成と
したものである。作業機配管接続手段3Bには、作業機
配管4a,4bの接続用の口金3e,3fが取着されて
いるとともに、前記側板1cの外側面に取付けるための
ボルト挿入孔3Lが穿設されている。
【0019】図6は、他の実施形態の作業機配管接続手
段3Eを示すものである。作業機配管接続手段3Eは、
図示しないボルトにより図1に示す側板1cの外側面に
取付けられている。作業機配管接続手段3Eの一側には
前記作業機配管4a,4bを取付ける口金3gが一体的
に取付けられ、他側には略L型の口金3hが取付けられ
ている。図ではL型の口金3hを、上方を向いた図とし
てあるが、口金3hを下向き、あるいは側板1cの外面
に対して平行に向きを変更してロックナット3iで締付
けて固定させることができる。これにより、前記口金3
hの向きを任意に変更して作業機配管4a,4bを、上
記各シリンダ15A,15B,16A,16B,17,
25A,25B,27に最短距離で、車体等に干渉する
ことなく効率良く配設させることができる。また、L型
の口金3hには、作業機配管4Eの略90度屈折させた
口金4eを当接させて袋ナット4fで締付けて固定させ
ることができる。このように構成したので、作業機配管
4Eを、上記各シリンダ15A,15B,16A,16
B,17,27にレイアウトを整列させることができ
る。
【0020】次に、図7によりインサイドフレームで支
持される作業機、及び作業機の各シリンダの取付構造に
ついて説明する。図1乃至図6で説明した作業機配管
は、車体フレーム1の支持部材1A,1Bに穿設される
挿入孔、及び作業配管接続手段を用いることにより、図
7に示す、インサイドフレーム11に支持される作業機
10のリフトシリンダ15A,15B,アングルシリン
ダ16A,16B,及びチルトシリンダ17と接続する
ことができる。インサイドフレーム11の前側には、支
持枠体12が立設されている。作業機10の背面には、
チルトシリンダ17のボトム端をピン等により取付ける
ブラケット10aが溶着されている。このチルトシリン
ダ17のロッド端は前記支持枠体12にピン等により取
付けられている。このチルトシリンダ17の伸縮により
作業機10は、右傾動、あるいは左傾動のチルト駆動す
るようになっている。このチルトシリンダ17のヘッド
側とボトム側にそれぞれ図示しない作業機配管が接続さ
れる。インサイドフレーム11後部には、左右一対のブ
ラケット11A,11Bが一体的に形成されている。ブ
ラケット11Aの下側には、右アングルシリンダ16A
のボトム端がピン等により取付けられている。この右ア
ングルシリンダ16Aのロッド端は、作業機10の背面
に溶着されるブラケット10bにピン等により取付けら
れている。また、ブラケット11Aの上側には、右リフ
トシリンダ15Aのロッド端がピン等により取付けられ
ている。この右リフトシリンダ15Aの図では省略して
いるボトム端は、図1に示す車体フレーム1の支持部材
1Aに一体的に形成されたサポート部1dに図示しない
ピン等により取付けられている。また、ブラケット11
Bの下側には、左アングルシリンダ16Bのボトム端が
ピン等により取付けられている。この左アングルシリン
ダ16Bのロッド端は、作業機10の背面に溶着された
ブラケット10cにピン等により取付けられている。ま
た、ブラケット11Bの上側には、左リフトシリンダ1
5Bのロッド端がピン等により取付けられている。この
左リフトシリンダ15Bの図では省略しているボトム端
は、図1に示す車体フレーム1の支持部材1Bに一体的
に形成されサポート部1eに図示しないピン等により
取付けられている。これにより、作業機10は、前記左
右のリフトシリンダ15A,15の伸縮により上下駆動
され、前記左右のアングルシリンダ16A,16Bの伸
縮により左アングル駆動、又は右アングル駆動されるよ
うになっている。
【0021】図8は、ブルドーザの平面視の概略図であ
る。車体フレーム1の左右にはトラックフレーム50
a,50bが配置され、図示しない懸架装置等により連
結されている。ここでは、この懸架装置等は従来周知の
技術であり省略している。操作弁2と接続する作業機配
管4a,4bは、作業機配管接続手段3,3A,3B,
3Eを介して支持部材1Aの図1に示す挿入孔1aから
上記各シリンダ116A,17と接続するようになって
いる。このように、車体フレーム1の右側面と、トラッ
クフレーム50Aとの間のスペースを有効に利用して作
業機配管4a,4bを配設するようになっている。ま
た、車体フレーム1の左側面と、トラックフレーム50
Bとの間のスペースを利用して、前記と同様の作業機配
管接続手段、および支持部材を備えているが図1,図2
により説明したので図では省略してある。
【0022】次に、図9,及び図9のZ視の図10によ
りアウトサイドフレームで支持される作業機、作業機の
各シリンダ、及びリンクの取付構造について説明する。
尚、図10の作業機の左側面を用いて説明し、作業機の
右側面も同様の構造であり説明を省略する。また、図1
乃至図6と同一符号を付したものは同一部品であり、こ
こでは説明を省略する。図1乃至図6で説明した作業機
配管4a,4bは、作業配管接続手段3,3A,3B,
3Eを用いることにより、アウトサイドフレーム21
A,21Bに支持される作業機20のリフトシリンダ2
5A,25B、及びチルトシリンダ27と接続すること
ができる。図9,図10に示すように、車体フレーム1
の左右にトラックフレーム50A,50Bが配置され、
図示しない従来周知の懸架装置等により連結されてい
る。これらのトラックフレーム50A,50Bは、ア
イドラ56及び下転輪57を取付けて、履帯55A,5
5Bそれぞれ巻装されている。車体フレーム1には、
揺動フレーム26A,26Bの一端がピン22により連
結されている、このピン22を中心として揺動フレーム
26A,26Bは、揺動するようになっている。図10
に示す揺動フレーム26Bの他端の上側には、リフトシ
リンダ25Bのロッド端をピン23により取着してい
る。同フレーム26Bの他端の下側には、リンク29B
の一端をピン24により取着している。このリンク29
Bの他端は、作業機20の背面に固着されるブラケット
にピン29bにより連結されている。ストレートフレー
ム21Bの後端部は、トラックフレーム50Bに球面継
手21bを介して取付けられている。この球面継手21
bを中心としてストレートフレーム21Bは揺動自在と
なっている。同フレーム21Bの先端部は、作業機20
の背面に固着されるブラケットにピン20cにより連結
されている。図9に示すストレートフレーム21Aの後
端部は、前記と同様にトラックフレーム50Aに球面継
手を介して取付けられている。同フレーム21Aの先端
部は、作業機20の背面に固着されるブラケットに図1
0と同様のピン20cにより連結されている。また、作
業機20の背面に固着されるブラケットには、チルトシ
リンダ27のロッド端が図示しないピンにより連結され
ている。同シリンダ27のボトム端はストレートフレー
ム21Aの上面に固着される図示しないブラケットにピ
ンにより取付けられている。アーム20a,20bは、
それぞれの一端が作業機20の背面に固着するブラケッ
トに取着され、それぞれの他端はストレートフレーム2
1A,21Bに固着されるブラケットに取着して、作業
機20とストレートフレーム21A,21Bとを支持し
ている。ブレース28は、一端は作業機20の背面に固
着するブラケットに取着され、他端はストレートフレー
ム21Bに固着するブラケットに取着されている。上記
リフトシリンンダ25A,25Bのヘッド側、及びボト
ム側の図示しない作業機配管は、図1乃至図6に示す作
業機配管接続手段3,3A,3B,3Eに接続される。
このリフトシリンンダ25A,25Bの伸縮により、揺
動フレーム26A,26B、及びリンク29A,29B
を介して作業機20の上下駆動が可能となっている。ま
た、上記チルトシリンダ27のヘッド側、及びボトム側
の図示しない作業機配管は、図1乃至図6に示す作業機
配管接続手段3,3A,3B,3Eに接続される。この
チルトシリンダ27の伸縮により、作業機20が右チル
ト駆動、又は左チルト駆動が可能となっている。
【0023】図11,図12は、ブルドーザの平面視の
概略図である。車体フレーム1の左右にはトラックフレ
ーム50,50が配置され、図示しない懸架装置等
により連結されている。ここでは、この懸架装置等は従
来周知の技術であり省略している。右側のトラックフレ
ーム50Aには、前記右側のアウトサイドフレーム21
Aの後端が図示しない球面継手により連結されている。
左側のトラックフレーム50Bも前記と同様に前記アウ
トサイドフレーム21Bの後端が図示しない球面継手に
より連結されているが、図では省略している。図11に
示す操作弁2と接続する作業機配管4a,4bは、作業
機配管接続手段3,3A,3B,3Eからトラックフレ
ーム50Aを横切って、右側のアウトサイドフレーム2
1Aの上面に沿って配設され、図9,図10に示すチル
トシリンダ27と接続している。図12に示すように、
トラックフレーム50Aを横切って、右側のアウトサイ
ドフレーム21Aの上面に沿って配設される作業機配管
4a,4bは、カバー50a,50b,50cにより覆
われている。このカバー50a,50b,50cは、車
体フレーム1及びトラックフレームにそれぞれ図示しな
いボルトにより締着されている。
【0024】以上のような構成とした本発明に係るブル
ドーザの作業機の配管取付構造によれば、以下の特徴を
有しており、前記作業機を支持するインサイドフレーム
又はアウトサイドフレームを有する2種類のブルドーザ
に適用できるものである。また、この技術を利用してブ
ルドーザ以外の建設機械の作業機配管の取付構造に適用
できることは言うまでもない。先ず、作業機配管を挿入
せしめる挿入孔を穿設するとともに、車体フレームに一
体的に形成される支持部材は、上記インサイドフレーム
又はアウトサイドフレームを有する2種類のブルドーザ
に適用される。作業機配管は、操作弁から作業機配管接
続手段までの間はインサイドフレームあるいはアウトサ
イドフレームを用いる2種類のブルドーザに対して共通
のものが使用される。また、作業機配管は、作業機配管
接続手段から車体フレームの支持部材に穿設された挿入
孔にまとめて挿通し、作業機の各シリンダのうちのいず
れかに接続することが可能となっている。これにより、
前記2種類のブルドーザに対して、車体フレーム、作業
機配管、及び作業機配管接続手段を共通として用いるこ
とができるので、部品点数が減少して生産管理が向上す
るとともに、コストが安価で、しかも作業機配管のレイ
アウトを整列させることができるので組立性や分解修理
性が向上する。したがって、作業機を支持するインサイ
ドフレーム又はアウトサイドフレームのいずれの場合の
ブルドーザにも本発明適用できるようにしたものであ
る。
【0025】さらに、作業機配管を挿入する車体フレー
ムの支持部材には、作業機を支持するインサイドフレー
あるいはアウトサイドフレームのいずれの場合でもそ
れぞれのリフトシリンダのボトム端を支持するサポート
部を備えたので、従来のようにインサイドフレームある
いはアウトサイドフレームの仕様の違いにより、リフト
シリンダを支持する車体の支持構造を変更する必要がな
い。
【0026】さらにまた、作業機配管接続手段車体フ
レームの側板に取付けることにより、作業機配管の組立
性が向上する。この作業機配管接続手段を、従来周知の
技術であるトラックフレームに配設される前方側の上転
輪と、後方側の上転輪との間の隙間から点検や交換作業
が容易となるように、車体フレームの側板の外側の適切
な位置に配設されるようにしている。
【0027】また、作業機配管を、車体フレームの側板
に取付けられる作業機配管接続手段からチルトシリンダ
へ接続するようにしたので、車体の外側から油洩れの点
検や交換作業が容易となる。
【0028】さらに、車体フレームからトラックフレー
ムを横切ってアウトサイドフレームの上面に配設される
作業機配管をカバーで覆うようにしたので、土砂等が接
触しても同配管の損傷を防止することができる。
【0029】さらにまた、作業機配管接続手段を、L型
に形成することにより作業機の各シリンダと接続する作
業機配管の配列方向を自由に選択できる。この作業機配
管接続手段を、既知の十字型、あるいは、くの字型に形
成して作業機配管の配列方向を自由に選択できるように
しても良い。これにより、従来のように作業機配管が乱
雑に配置されることもなく、最短距離で、車体に干渉す
ることなく効率良く作業機配管の配列が可能となる。
【0030】また、作業機を支持するインサイドフレー
ムを備えたブルドーザにとって好適であって、作業機配
管は、作業機配管接続手段を介して車体フレームの支持
部材に穿設された挿入孔に挿入してリフトシリンダ、チ
ルトシリンダ及びアングルシリンダのそれぞれと接続す
るようにしたので、従来のように作業機配管が乱雑とな
るという問題はなくなり、作業機配管のレイアウトを整
列させることができるので組立性や分解修理性が向上す
る。さらに、作業機配管を、上記の支持部材の挿入孔に
まとめて挿入して各シリンダのうちのいずれかと接続す
ることにより最短距離で、車体に干渉することなく効率
良く作業機配管の配設が可能となる。さらにまた、作業
機配管接続手段を、車体フレームの側板の外側に取付け
ることにより、作業機配管及び同配管接続手段の組立
て、交換作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る作業機配管の取付構造を説明する
車体フレームの斜視図である。
【図2】同、車体フレームに一体的に形成される支持部
材に穿設される挿入孔と作業機配管の取付構造を説明す
る図である。
【図3】同、作業機配管接続手段の1例を説明する図で
ある。
【図4】同、作業機配管接続手段の2例を説明する図で
ある。
【図5】同、作業機配管接続手段の3例を説明する図で
ある。
【図6】同、作業機配管接続手段の4例を説明する図で
ある。
【図7】同、作業機を支持するインサイドフレームおよ
び作業機シリンダの取付構造を説明する図である。
【図8】同、ブルドーザの平面視の概略図であり、作業
機配管のレイアウトについて説明する図である。
【図9】同、作業機を支持するアウトサイドフレームお
よび作業機シリンダの取付構造を説明する図である。
【図10】同、図9のZ視図である。
【図11】同、作業機をアウトサイドフレームで支持す
るブルドーザの平面視の概略図であり、作業機配管のレ
イアウトについて説明する図である。
【図12】同、作業機をアウトサイドフレームで支持す
るブルドーザの平面視の概略図であり、作業機配管をカ
バーで覆った構成を説明する図である。
【図13】従来の作業機をインサイドフレームで支持す
るブルドーザの作業機配管の取付構造を説明する図であ
る。
【図14】従来の作業機をアウトサイドフレームで支持
するブルドーザの作業機配管の取付構造を説明する図で
ある。
【符号の説明】
1…車体フレーム、1A,1B…支持部材、1a,1b
…挿入孔、1c…側板、1d,1e…サポート部、2…
操作弁、3,3A,3B,3E…作業機配管の接続手
段、4a,4b…作業機配管、10,20…作業機、1
1…インサイドフレーム、15A,15B,25A,2
5B…リフトシリンダ、16A,16B…アングルシリ
ンダ、17,27…チルトシリンダ、21A,21B…
アウトサイドフレーム。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンや油圧機器等を載置する車体フ
    レームと、作業機を上下駆動するリフトシリンダ、チル
    ト駆動するチルトシリンダ、あるいはアングリング駆動
    するアングルシリンダからなる作業機の各シリンダと、
    車体フレームに配設され、油圧ポンプから吐出される圧
    油を前記各シリンダに供給する操作弁と、この操作弁と
    各シリンダとの間を接続する作業機配管とを備えてなる
    ブルドーザにおいて、前記車体フレーム(1) を、左右の側板(1c)に支持部材(1
    A,1B)を設けると共に、該支持部材(1A,1B)に、 作業機(1
    0)を支持するインサイドフレーム(11)を上下駆動するリ
    フトシリンダ(15A,15B) 、又は作業機(20)を支持する
    ウトサイドフレーム(21A,21B)を上下駆動するリフトシ
    リンダ(25A,25B)の共通取付サポート部(1d,1e)を設けた
    車体フレームとし、 車体フレーム(1) の後部側に載置した操作弁(2) と支
    持部材(1A,1B)との間のフレーム外側部に、作業機配管
    接続手段(3,3A,3B,3E)を設けて、操作弁(2) と作業機配
    管接続手段(3,3A,3B,3E)との間にインサイドフレーム(1
    1)に支持させた作業機(10)又はアウトサイドフレーム(2
    1A,21B)に支持させた作業機(20)の各シリンダへ油圧を
    供給する操作弁側の作業機配管を配列接続し、作業機配
    管接続手段(3,3A,3B,3E)からインサイドフレーム(11)に
    支持させた作業機(10)又はアウトサイドフレーム(21A,2
    1B)に支持させた作業機(20)の各シリンダに対して、シ
    リンダ側の作業機配管を配列接続するようにしたことを
    特徴とするブルドーザ
  2. 【請求項2】 請求項1記載のブルドーザにおいて、車
    体フレーム(1) の左右の側板(1c)に設けた支持部材(1A,
    1B) にシリンダ側の作業機配管を挿通させる挿入孔(1a,
    1b) を設け、車体フレーム(1) の外側部に設けた前記作
    業機配管接続手段(3,3A,3B,3E)から前記挿入孔(1a,1b)
    を経由して、インサイドフレーム(11)に支持させた作業
    機(10)の各シリンダ少なくともいずれかに配列接続し
    てなることを特徴とするブルドーザ
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のブルドーザにおい
    て、前記作業機配管接続手段(3,3A,3B,3E)は、前記車体
    フレーム(1) の側板(1c)に取付けたことを特徴とする
    ルドーザ
  4. 【請求項4】 請求項1記載のブルドーザにおいて、ア
    ウトサイドフレーム(21A,21B) の場合のシリンダ側の
    業機配管は、前記作業機配管接続手段(3,3A,3B,3E)から
    トラックフレーム(50A) の上面を横切ってアウトサイド
    フレーム(21A) の上面に沿って配列され、チルトシリン
    (27)に接続したことを特徴とするブルドーザ
  5. 【請求項5】 請求項記載のブルドーザにおいて、前
    シリンダ側の作業機配管は、カバー(50a,50b,50c) で
    覆われていることを特徴とするブルドーザ
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載のブルド
    ーザにおいて、前記作業機配管接続手段(3E)は、作業機
    配管の配列方向を任意に変更可能なL型に形成されてい
    ることを特徴とするブルドーザ
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