JP2008018768A - クローラ走行装置におけるセンターフレーム及びセンターフレームの製造方法 - Google Patents

クローラ走行装置におけるセンターフレーム及びセンターフレームの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】センター部材、レグ、下板をそれぞれ、板金の折り曲げによって構成することのできるセンターフレーム及び同センターフレームの製造方法を提供する。
【解決手段】一対の前レグ13及び後レグ14を板金の折り曲げにより断面形状を略逆U字形状に形成し、センター部材10を板金の折り曲げによって断面形状が略コ字形状となるように形成する。これら前レグ13、後レグ14、センター部材10と、センター前板22と、センター後板23と、を平面視略X字形状であって、その横断面が略等脚台形形状をなした下板18の上に載置して溶接固定する。これにより、高価な金型を使用することなく、板金の折り曲げで形成したセンター部材、レグ、下板を用いて容易にセンターフレームを製造することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、左右に無限軌道帯のクローラを備えたクローラ走行装置におけるセンターフレーム及び同センターフレームの製造方法に関する。
従来から建設機械、土木機械、農業機械、運搬車輌等においては、不整地走行に有利な無限軌道帯を左右に有するクローラ走行装置が用いられている。クローラ走行装置は、各無限軌道帯が支持される一対のクローラフレームと、同クローラフレーム間に設けられるセンターフレームおよび同センターフレーム上に載置される上部旋回体とから構成されている。
センターフレームとしては、主として上部旋回体を支持するセンター部材と同センター部材の左右両側に設けられた前レグ、後レグとから構成されている。上部旋回体を構成するものとしては、作業機、キャビン、運転席、エンジン、制御装置等がある。
センターフレームは、センター部材と前レグ、後レグとが別体に構成されたものと、一体成形されたものとがある。
センター部材とレグとが別体に構成されたものとしては、鋼板によりセンター部材を構成し、中空円形のパイプ材又は鋼板の折り曲げにより中空状のレグを構成したセンターフレーム(特許文献1参照。)などが提案されている。
尚、特許文献1では、本願発明におけるセンター部材により形成される箱状の部分のみをセンターフレームと称している。また、クローラフレーム、レグ、センター前板、センター後板をそれぞれサイドフレーム、脚部、前板、後板と称している。しかし、本願明細書で説明する特許文献1の構成については、本願発明で用いられている上述の用語を用いて説明を行うこととする。
ただし、本願発明に用語のない、センター部材により形成される箱状の部分を指すときは中央部位といい、本願発明におけるセンター部材にあたる部分が上板と左右の側板とに分割構成されているので、必要に応じて上板、側板の用語を用いる。
特許文献1に記載されたセンターフレームは、図15に示すように中央部位50と、中央部位50の左右両側に位置する左右のクローラフレーム51、51を中央部位50に連結する一対の前レグ52、52及び後レグ53、53とにより構成されている。
中央部位50は、鋼板等を用いて略長方形の平板状に形成され、上板54と下板55との間には側板56、56、センター前板57及びセンター後板58等が溶接により固定されている。これにより、中央部位50は、ボックス構造体形状に構成されている。更に、中央部位50には、図示せぬセンタージョイント等を収容するため、上板54の上下方向に貫通孔59Aが穿設されている。
各クローラフレーム51、51は、中間フレーム60と遊動輪ブラケット61及びモーターブラケット62等により構成されている。クローラフレーム51、51には、遊動輪と駆動輪との間にクローラが巻装されることになる。
中央部位50の側板56、56に溶接固定した左右の前レグ52、52は、横断面が中空円形のパイプ材を用いて形成されており、その先端はクローラフレーム51の中間フレーム部60における側板部63に溶接固定されている。また、前レグ52、52と同様に横断面が中空円形のパイプ材を用いて形成された後レグ53、53は、その一端部が中央部位50の側板56、56とセンター後板58との間の角隅側に溶接固定され、他端部がクローラフレーム51、51の中間フレーム部60における後側部位とモーターブラケット62側の接続フランジ64との間で溶接固定されている。
また、特許文献1には、センターフレームの別の構成が示されており、別の構成とした前レグ65及び後レグ66の構成を図16に示している。この構成では、鋼板をプレス成形手段によって前レグ65及び後レグ66の上板を台形状に折り曲げて形成し、折り曲げたそれぞれの上板の端部に下板67を溶接した構成となっている。
センター部材とレグを一体成形したものとしては、センター部材とレグとが鋳造手段やプレス手段、鍛造手段により一体成形されたセンターフレーム(特許文献2参照。)が提案されている。
尚、特許文献2では、本願発明におけるトラックフレームをクローラフレームと称し、また、センターフレーム、クローラフレーム、センター部材、下板をそれぞれ機体フレーム、トラックフレーム、センターフレーム、底板と称している。しかし、本願明細書で説明する特許文献2の構成については、本願発明で用いられている上述の用語を用いて説明を行うこととする。
特許文献2に記載されたトラックフレーム70は、図17に示すように、センターフレーム76の左右両側にクローラフレーム74を備えた構成となっている。センターフレーム76は、センター部材71と、同センター部材71の左右両側に一体的に設けられた前レグ72、72及び後レグ73、73とから構成されている。そして、前記センターフレームにおける下面部側が開放面部となるように、前記センターフレームは、上面部と側壁部及び一対のレグとが、成型手段により一体成型されている。そして、前記センターフレームの下面側には、下板75が溶接固定されている。
国際公開第03/042022号パンフレット 特開2005−255141号公報
特許文献1に示すように、従来から用いられているセンターフレームは、それぞれ別体に構成した上板と、側板と、センター前板と、センター後板と、前レグと、後レグと、を溶接固定して形成されている。このため、部品点数が多くなり、材料コスト高を招いてしまう問題があった。また、部品点数が多くなるため溶接箇所も増え、溶接作業工数が増加してしまうという問題があった。
更に、各部品を溶接固定するためには部品毎に適切な方向から溶接作業を行う必要がある。このため、色々な方向から溶接作業を行わなければならず、作業効率が悪くなり作業工数が増加してしまう問題があった。しかも、色々な方向から溶接作業を行うためには、それに適した工場設備が必要になる。
また、特許文献1に示すように、従来のレグは、中空円形のパイプ材や、鋼板をプレス手段で中空の台形状に折り曲げたものを使用していた。このため、中空円形のパイプ材を使用する場合は、高価なパイプ材を使用することになり、全体としてコスト高を招いてしまう問題があった。また、鋼板をプレス手段によって中空形状の台形状に折り曲げるためには、プレスを行うための高価な金型が必要となる。このようにして、コスト高を招いてしまうことになる。
特許文献2に示すセンターフレームでは、特許文献1に示すところの、上板と、側板と、センター前板と、センター後板と、前レグと、後レグとが成型手段により一体成型で構成することができる。これによって、部品点数を少なくし、製造工程を単純化する利点を有している。
しかし、鋳造手段で成型する場合には、鋳造用の金属材料を用いることになり、成型型の製造とともに材料面の上からもコスト高を招いてしまう。また、成型手段としてプレス手段や鍛造手段を使用する場合には、寸法精度はある程度出すことは出来るが、高価な金型を必要とする。
本願発明では、上述の問題点を解決し、センター部材、レグ、下板をそれぞれ、板金の折り曲げによって構成することのできるセンターフレーム及び同センターフレームの製造方法を提供することにある。
本願発明の課題は請求項1から8に記載された各発明により達成することが出来る。
即ち、本願発明では請求項1に記載したように、上部旋回体を支持する板金製のセンター部材と、前記センター部材の左右両側にそれぞれ前後方向が離間して配設される板金製の一対のレグと、前記センター部材及び前記各レグを溶接固定する下板と、前記センター部材の前面側及び前記下板に溶接固定されるセンター前板と、前記センター部材の後面側及び前記下板に溶接固定されるセンター後板と、前記センター前板に設けた一対のブレード支持ブラケット及びブレード作動シリンダーのシリンダー支持ブラケットと、を有し、前記センター部材は、板金の中央部に上部旋回体を支承するサークル台が形成され、かつ、前記センター部材の前後方向における中心線を線対称とした直線状の折り曲げ部を有する横断面形状が略逆コ字形状に形成され、前記センター部材とは別体に構成された各レグは、折り曲げにより横断面形状が略逆U字形状に形成され、前記下板は、左右両側において前後方向に二股に分かれた略X字形状をなすとともに、折り曲げにより横断面形状が略等脚台形形状に形成され、前記各レグの一端部がそれぞれ、前記センター部材の折り曲げられた側面に溶接固定されてなることを最も主要な特徴となしている。
また、本願発明では請求項2に記載したように、前記各レグ及び前記センター部材と前記下板との溶接部において、前記下板が、溶接代を有するように形成されてなることを主要な特徴となしている。
更に、本願発明では請求項3に記載したように、前記センター部材の折り曲げ部が、前記ブレード支持ブラケット最外端の端部側と前記サークル台の周辺とを結ぶ直線に沿って形成されてなることを主要な特徴となしている。
更にまた、本願発明では請求項4に記載したように、前記センター部材の前端部側が、前記シリンダー支持ブラケットの上部を覆うように延設されてなることを主要な特徴となしている。
また、本願発明では請求項5に記載したように、前記下板の二股に分かれた各先端部が、それぞれ末広がり形状に前方及び/又は後方に向かって広がった形状に形成されてなることを主要な特徴となしている。
更に、本願発明では請求項6に記載したように、前記シリンダー支持ブラケットの下面に溶接固定され、かつ、ブレード支持ブラケットの内側面に溶接固定されたブラケット下板が、前記センター前板を前記下板とともに狭持して前記センター前板に溶接固定されてなることを主要な特徴となしている。
更にまた、本願発明では請求項7に記載したように、前記センター前板の左右両端部における、前記センター前板と前記センター部材との溶接固定及び、前記センター前板と前記ブレード支持ブラケットとの溶接固定とが、連続した溶接ビードによって行われてなることを主要な特徴となしている。
加えて、本願発明では請求項8に記載したように、平面視略X字形状の下板の横断面形状が略等脚台形形状となるように、前記下板の左右両側を折り曲げる工程と、中央部に上部旋回体を支承するサークル台が形成された板金製のセンター部材を、前記センター部材の前面部に配設するブレード支持ブラケットの最外端の端部側と前記サークル台の周辺とを結ぶ直線に沿って折り曲げ、かつ、前記センター部材の横断面形状を略逆コの字状に形成する工程と、前記センター部材と前記センター部材の左右両側に位置するクローラフレームとを接合するレグを、横断面形状を略逆U字形状に折り曲げる工程と、一対の前記ブレード支持ブラケットを、センター前板の左右両側に、また、ブレード作動シリンダーのシリンダー支持ブラケットを、前記センター前板の中央部に、それぞれ溶接固定する工程と、を適宜の順番で行い、前記下板に、前記センター部材と、前記各レグと、前記センター前板と、センター後板と、を配設して溶接固定する工程と、前記各レグを前記センター部材の折り曲げられた側面に溶接固定する工程と、を有することを他の最も主要な特徴となしている。
本願発明では、板金を折り曲げることにより、センター部材、レグ、及び下板の製造を特別の製造装置を用いることなく、簡単に、しかも精度良く行うことができる。また、下板は折り曲げにより横断面が略等脚台形形状に形成されている。このため、不整地での走行や作業において、石や木材等の障害物が下板にぶつかり難くなる構成を、折り曲げという単純作業によって得ることができる。
下板は左右両側において前後方向に二股に分かれた略X字形状をなしている。このため、走行や作業により持ち上げられた泥土等は前レグと後レグの間の空間に落ちることになり、レグの上に溜まり難くなるという効果がある。さらに、下板は、横断面が略等脚台形形状に形成されているので、センターフレームをクローラフレームに取りつけた状態においては、レグはセンター部材からクローラフレームにかけて斜め下に傾いた構成となる。
しかも、レグの横断面は略逆U字形状に形成されているので、レグの上に載った泥土等は、レグ上から容易に滑り落ちることができ、しかも、下板上に堆積するのを防止できる。これにより、センターフレーム上に泥土が溜まり難くなり、センターフレームの洗浄が容易となる。
各レグは、センター部材の折り曲げられた側面に溶接固定されている。この折り曲げ部はセンター部材と別体ではなく一体なので、各レグから折り曲げ部にかかった力は、溶接部等を介することなくセンター部材全体で受け止めることができる。これにより、強度の面から見ても別体の構成としたものよりも有利となる。
本発明の好適な実施の形態について、以下の添付図面に基づいて具体的に説明する。本願発明に係るセンターフレームの構成としては、以下において建設機械の一つである油圧ショベルを例にとってそのセンターフレームの構成を用いて説明する。しかし、本願発明に係わるセンターフレームの構成は、油圧ショベルのセンターフレームの構成に限定されるものではなく、油圧ショベル以外の建設機械、土木機械、農業機械、走行車輌、運搬車輌等に用いられているセンターフレームに対しても有効に適用することができる。
また、以下で説明する形状、配置構成以外にも本願発明の課題を解決することができる形状、配置構成であれば、それらの形状、配置構成を採用することができる。このため、本発明は、以下に説明する実施例に限定されるものではなく、多様な変更が可能である。
図1は、本発明の実施例に係る油圧ショベルを示す側面図である。図2は、本発明のセンターフレーム及びクローラフレームを備えたトラックフレームを上面から見た全体斜視図、図3はその平面図である。図4は、図3におけるIV−IV断面図である。図5は、折り曲げ前のセンター部材の平面図、図6は折り曲げ後のセンター部材の平面図である。
図7は、前レグの側面から見た全体斜視図、図8は、図7におけるVIII−VIII断面図に下板の配設位置を示した図である。図9は、後レグの側面から見た全体斜視図、図10は、図9のX−X断面図に下板の配設位置を示した図である。
図11は、折り曲げ前の下板の平面図、図12は、折り曲げ後の下板の平面図にセンター部材の配設位置を示した図、図13は、図12における下板のXIII−XIII断面図である。図14は、本発明のセンターフレーム及びクローラフレームを備えたトラックフレームをその正面から見た正面図である。
図1に示すように、油圧ショベル1は、下部走行体2と、その上に旋回自在に設置された上部旋回体3と、により構成されている。下部走行体2は、前後に離れて設置されている駆動輪5a及び従動輪5bと、それらを覆って回転自在に巻装されているクローラ6と、排土板7とを備えている。排土板7は、下部走行体2の前側に設置されており、上下方向に揺動自在となっているために、排土作業や地均し作業が可能となっている。
上部旋回体3は、その前側には油圧により揺動自在な作業機8を備え、後側には運転席3aを備えている。作業機8は、ブーム8aと、その先端に取り付けられたアーム8bと、アーム8bの先端に取り付けられたバケット8cと、により構成されている。図示例では、運転席3aをキャビン内に配設したり、キャノピーで覆ったりした構成としていない例を示しているが、運転席3aをキャビン内やキャノピー内に配設することもできる。
図2に示すように、トラックフレーム4は、センターフレーム20とその左右両側に配設されたクローラフレーム15、15とにより構成されている。クローラフレーム15、15は、その長手方向に形成した門型断面形状の本体部と、同本体部の一端部に板材17を介して支持された駆動輪支持体16と、前記本体部の他端部に形成された従動輪支持体21と、により構成されている。
センターフレーム20は、センター部材10と、その左右両側に配設された前レグ13、13及び後レグ14、14と、センター部材10と各レグとの下側に配設された下板18と、センター部材10の前側に配設されたセンター前板22と、センター前板22の左右両側に配設されたブレード支持ブラケット9a、9aと、センター前板22の中央部に配設されたシリンダー支持ブラケット9bと、センター部材10の後側に配設されたセンター後板23と、により構成されている。
センター部材10は、その中央部にセンター孔12が形成され、センター孔12の周縁部には、サークル台11が設けられている。
前レグ13、13と後レグ14、14とは、前後方向が離間するように、センター部材10を折り曲げ部24で折り曲げた側面24aに溶接固定されている。
センター部材10と、前レグ13、13と、後レグ14、14とは、下板18の上に溶接固定されている。
センター前板22は、センター部材10の前面側に配設され、センター部材10と下板18とに溶接固定されている。
センター後板23は、センター部材10の後側には配設され、センター部材10と下板18とに溶接固定されている。これにより、センター部材10と、センター前板22と、センター後板23と、下板18と、によるボックス構造体形状を形成することができ、センターフレームの強度を高めることができる。
シリンダー支持ブラケット9bには、図示せぬ排土板を操作するシリンダーを取り付けるための取付孔9dが形成されている。また、ブレード支持ブラケット9a、9aには、排土板7を揺動自在に支持するための取付孔9cが形成されている。
図2、図3に示すように、センター部材10の前端部側には、シリンダー支持ブラケット9bの上部を覆うように延設部10aを形成している。これにより、シリンダー支持ブラケット9bの隙間に泥土等が入ることを防止でき、シリンダーの作動を滑らかに行わせることができる。
図3に示すように、センター前板22は、センター部材10の前面側に配設されている。また、図4に示すように、センター前板22は、センター部材10と、センター部材10の折り曲げた側面24aの前方端部24bと、下板18とに溶接固定されている。図3に示すように、センター前板22には、その中央部にシリンダー支持ブラケット9bが溶接固定され、左右両側にはブレード支持ブラケット9a、9aが溶接固定されている。
ここで、センター前板22の左右両端部において、図4に示すように、センター前板22とセンター部材10(特にその折り曲げた側面24aの前方端部24b)との溶接固定及び、センター前板22とブレード支持ブラケット9a、9aとの溶接固定を連続した溶接ビード27(太線で示す)によって行うことができる。これにより、応力の集中しやすい溶接の切れ目部分が存在しない状態で溶接を行うことができ、応力の集中の発生を防いで溶接固定強度を高くすることが可能となる。
なお、図4において、折り曲げた側面24aの前方端部24bは、センター前板22との溶接ビード27により隠れてしまうが、理解を助けるために可視できるよう図示している。
図5、図6に示すように、センター部材10は、図示せぬ前後方向の中心線に対して線対称となる直線状の折り曲げ部24を有し、横断面形状が略逆コ字形状に形成されている。折り曲げ部24は、ブレード支持ブラケット9a、9aにおける左右の最外端の端部側とセンター孔12の周縁部に設けられる図示せぬサークル台11の周辺とを結ぶ直線に沿って形成する。
ブレード支持ブラケット9a、9aの間隔は、ブレードの大きさにより決まるものであるが、通常、サークル台11の直径よりも大きく構成されている。このため、折り曲げ部24としては、前方から後方に向かって左右の間隔が狭くなるように形成されることになる。
このように折り曲げ部24を形成することにより、折り曲げた側部24aは、折り曲げ部がブレード支持ブラケット9a、9aの最外端における端部側の間隔と平行に形成される場合よりも、サークル台11に近接した位置に設けることができる。これにより、センター前板とセンター後板とともに、上部旋回体3の重量を効率的に支えることができる。
折り曲げによってセンター部材の上部に形成される面積の内で、サークル台を取り付けるに必要な面積以外の面積、特に後部側の面積について、ブレード支持ブラケットの左右の最外端位置から折り曲げ部を平行に設けた場合と本発明とを比べてみる、本発明ではこれらの面積を少なく構成することができる。しかも本発明では、センター孔12以外のセンター部材10表面における面積、特に後部側における面積を少なくすることができる。
この構成により、上部旋回体3の重量によってセンター部材10表面が凹形状に撓んでしまうのを防止できる。
なお、折り曲げた側部24aの後部に設けられた孔は、後レグにより隠されることになるが、同孔は、駆動輪を駆動されるための動力ケーブル(通常は油圧配管)を設置するためのものである。
前レグ13、13は、図7に示すように、板金を折り曲げ部13a、13b、13cに沿って折り曲げることによって形成されており、図8の横断面図で示すように、横断面形状としては頂部を有する略逆U字形状に形成されている。後レグ14、14も同様に、図9に示すように、板金を折り曲げ部14a、14b、14cに沿って折り曲げることによって形成されており、図10の横断面図で示すように、横断面形状としては頂部を有する略逆U字形状に形成されている。
図11に示すように、下板18は、左右方向において二股に分かれた、平面視略X字形状をなしている。また、下板18の二股に分かれた各先端部は、それぞれ末広がり形状に前方及び/又は後方に向かって広がった広がり部18a、18b、18cを有するように形成されている。先端部を末広がり状に形成することによって、下板18の先端部とクローラフレーム15、15とを溶接固定したときには、溶接固定部に作用する応力を下板18の各先端部の広がった形状全体に分散して受けることができる。この構成によって、応力集中を防止して溶接固定部の強度を高めることができる。
また、下板18は、略X字形状をしているので、図3に示すように、各レグ搭載後において、前レグ13、13と、後レグ14、14の間には空間部19を形成しておくことができる。この構成により、走行時や作業時に撥ね上げられた泥土等はこの空間部から下に落ちることになる。従って、前レグと後レグの頂部を有する略逆U字形状と相まって、センターフレーム上に泥土等がたまり難くなる。
さらに、下板18は、図13の横断面図に示すように、折り曲げ部18d、18dで左右両側が折り曲げられて、横断面形状が等脚台形形状に形成されている。これにより、図14に示すように、センターフレーム20をクローラフレーム15に取りつけた状態においては、前レグ13、13と、後レグ14、14とは、センター部材10からクローラフレーム15にかけて斜め下に傾いた構成となる。
しかも、各レグの断面は、図8の横断面図、図10の横断面図で示したように、頂部を有して前後方向(図示では左右、以下同じ)に傾斜する面をもつ略逆U字形状に形成されているので、レグに上に載った泥土等は、レグ上から容易に滑り落ちることができ、しかも、下板18上に堆積するのを防止できる。これにより、センターフレーム上に泥土がたまり難くなり、センターフレームの洗浄が容易となる。
図8は、図7におけるVIII−VIII断面図に下板の配設位置を示した図である。この図に示すように、下板18上に前レグ13を溶接固定する際に、溶接固定したときに溶接金属が載る部分、即ち溶接代26aを有するように下板を形成しておくことができる。同様に、図9のX−X断面図である図10に示すように、後レグと下板との溶接固定においても溶接代26bを有するように下板を形成しておくことができる。
さらに、折り曲げ部18d、18dで折り曲げた下板18上に載置するセンター部材10を仮想線で示した図12に示すように、下板とセンター部材との溶接固定においても、溶接代25を有するように下板を形成することができる。これにより、各レグ及びセンター部材10と下板18との溶接作業は、すべて上方向から行うことが可能となり、溶接作業効率が高くなる。
図14に示すように、ブラケット下板28は、センター前板22とシリンダー支持ブラケット9b下面とブレード支持ブラケット9a、9a内側面と、に溶接固定されている。このとき、ブラケット下板28は、センター前板22を下板18とともに狭持してセンター前板22に溶接固定される構造にすることもできる。
このように構成することにより、排土作業等によりブレード支持ブラケット9a、9a及び、シリンダー支持ブラケット9bに加わった力は、ブラケット下板28を通して、同一平面状にある下板18に対して効率良く伝えられることになる。このため、センター前板22の溶接固定部への応力集中を防ぐことができ、センターフレームの強度を高めることができる。
本願発明のセンターフレームは、以下のように製造することができる。
センター部材10は、鉄板を精密レーザー加工等により、中央部にセンター孔12を形成するとともに、図5で示すような外周形状となるように板金を加工して、センター部材10の平面板を形成する。
次に、図示せぬセンター部材10の前後方向の中心線に対して線対称であって、センター部材10の前面部に配設するブレード支持ブラケット9a、9aの最外端における端部側と前記センター孔12の周辺を結ぶ左右の直線(折り曲げ部24)に沿ってセンター部材10を左右同じ角度に折り曲げる加工を施す。これによって、横断面形状を略コ字状に形成してセンター部材10を作製する。
前レグ13は、鉄板を精密レーザー加工等により、折り曲げた状態で一方の端面がセンター部材10の折り曲げた側面24aに接合し、他方の端面がクローラフレーム15の側面に接合するような外周形状となるように板金加工を施して平面板を作製する。
次に、図7に示すような、前レグの縦方向の折り曲げ部13a、13b、13cに沿って折り曲げる加工を施す。これによって、図8の横断面図に示すような、横断面形状において頂部を有する略逆U字形状に形成して前レグ13を作製する。
同様に、後レグ14は、鉄板を精密レーザー加工等により、折り曲げた状態で一方の端面がセンター部材10の折り曲げた側面24aに接合し、他方の端面がクローラフレーム15の後側部位と板材17の間に接合するような外周形状になるように板金加工を施して平面板を作製する。次に、図9に示すような、後レグ14の縦方向の折り曲げ部14a、14b、14cに沿って折り曲げる加工を施す。これによって、図10の横断面図に示すような、横断面形状において頂部を有する略逆U字形状に形成して後レグ14を作製する。
下板18は、鉄板を精密レーザー加工等により、図11に示すような、平面視略X字形状であって、左右方向にある二股に分かれた先端部が末広がり状の広がり部18a、18b、18cを有するような外周形状となるように板金加工を施して平面板を形成する。
次に、図示せぬ下板18の前後方向の中心線に対して、平行かつ線対称となる左右の折り曲げ直線(折り曲げ部18d)に沿って、左右とも同じ角度に折り曲げる加工を施す。これによって、図13の断面図に示すような、横断面形状を略等脚台形形状に形成して下板18を作製する。
センター前板22は、精密レーザー加工等により、図14に示すような、センター部材10の前面側であって、センター部材10と下板18で囲まれた空間を覆った形の外周形状となるように板金加工を施してして作製する。
なお、前記の覆った形とは、図4に示すように、センター前板22の上部が延設部10aに当接したときの高さ方向で下板18の下面より突出している。また、左右幅においては、センター部材10の折り曲げた側面24aの端部24bに対して、少なくとも重なりをもって覆うことのできる大きさを有していることである。
なお、図4において、センター前板22の下端部から左方側に見える一辺を曲面形状とした略三角形形状の部位は、一対のブレード支持ブラケット9a、9aのうちで車輌の内側に配されている、図4では左側に見えるブレード支持ブラケット9aの下端部を示している。また、図4において、センター前板22の下端部から左方側に連接して見える略長方形形状の部位は、図3において車輌の外側に配されているブレード支持ブラケット9aと前レグ13の端部との間を接続補強する補強部の断面を示している。
次に、センター前板22の左右両側には、図14に示すように、一対のブレード支持ブラケット9a、9aの溶接固定を行い、センター前板22の中央部には、シリンダー支持ブラケット9bの溶接固定を行う。
また、センター後板23は、精密レーザー加工等により、図2に示すような、センター部材10の後面部であって、センター部材10と下板18で囲まれた空間を覆った形の外周形状となるように板金加工を施して平面板を作製する。
次に、センター部材10の後面部であって、センター部材10と下板18に囲まれた空間にセンター後板23を嵌めこんだときに、センター部材10の後面部の形状に沿うような形状となるように、センター後板23に折り曲げ加工を施す。これによって、センター後板23を作製する。このように、寸法精度良くセンター部材10、前レグ13、後レグ14、下板18等を構成することができるので、溶接後におけるセンターフレームの加工精度も高く維持することができる。
上記の各工程は適宜の順番で行うことができる。
続いて、下板18上の中央部にセンター部材10を配設し、溶接固定を行う。次に、センター前板22を、センター部材10の前面側に配設して、センター部材10と溶接固定を行い、下板18と溶接固定を行う。更に、センター後板23をセンター部材10の後面側に配設して、センター部材10と溶接固定を行い、下板18と溶接固定を行う。
前レグ13、13を下板18上でセンター部材10の左右両側に配設し、下板18との溶接固定を行う。そして、センター部材10の折り曲げた側面24aに当接している前レグ13の片端面を折り曲げた側面24aに溶接固定を行う。
同様に、後レグ14、14を下板18上でセンター部材10の左右両側に配設し、下板18との溶接固定を行う。そして、センター部材10の折り曲げた側面24aに当接している後レグ14の片端面を折り曲げた側面24aに溶接固定を行う。
下板18上に、センター部材10と、センター前板22と、センター後板23と、前レグ13、13と、後レグ14、14とを、配設する順番及び溶接する順番は、上述した例はその1例であり、この順番によらず適宜の順番で行うことができる。
ただし、センター部材10と、前レグ13、13及び後レグ14、14の配設順番、溶接順番においては、センター部材を先に下板18の上へ配設し、溶接することが必要である。レグを先に下板に配設、溶接固定を行うとレグの陰になってしまい、センター部材の一部が下板と溶接できなくなるからである。
本願発明は、本願発明の技術思想を適用することができる装置等に対しては、本願発明の技術思想を適用することができる。
本発明の実施例に係る油圧ショベルを示す側面図である。(実施例1) トラックフレームを上面から見た全体斜視図である。(実施例1) トラックフレームの平面図である。(実施例1) 図3におけるIV−IV断面図である。(実施例1) 折り曲げ前のセンター部材の平面図である。(実施例1) 折り曲げ後のセンター部材の平面図である。(実施例1) 前レグの側面から見た全体斜視図である。(実施例1) 図7におけるVIII−VIII断面図に下板の配設位置を示した図である。(実施例1) 後レグの側面から見た全体斜視図である。(実施例1) 図9におけるX−X断面図に下板の配設位置を示した図である。(実施例1) 折り曲げ前の下板の平面図である。(実施例1) 折り曲げ後の下板の平面図にセンター部材の配設位置を示した図である。(実施例1) 図12における下板のXIII−XIII断面図である。(実施例1) トラックフレームの正面図である。(実施例1) トラックフレームの全体斜視図である。(従来例) 前レグ及び後レグの横断面図である。(従来例) トラックフレームの全体斜視図である。(従来例)
符号の説明
1・・・油圧ショベル、2・・・下部走行体、3・・・上部旋回体、4・・・トラックフレーム、9a・・・ブレード支持ブラケット、9b・・・シリンダー支持ブラケット、10・・・センター部材、11・・・サークル台、12・・・センター孔、13・・・前レグ、14・・・後レグ、15・・・クローラフレーム、18・・・下板、18d・・・折り曲げ部、20・・・センターフレーム、22・・・センター前板、23・・・センター後板、24・・・折り曲げ部、24a・・・折り曲げた側面、27・・・溶接ビード、28・・・ブラケット下板、50・・・中央部位、51・・・クローラフレーム、52・・・前レグ、53・・・後レグ、54・・・上板、55・・・下板、56・・・側板、59A・・・貫通孔、60・・・中間フレーム、63・・・側板部、65・・・前レグ、66・・・後レグ、67・・・下板、70・・・ラックフレーム、71・・・センター部材、72・・・前レグ、73・・・後レグ、74・・・クローラフレーム、75・・・下板、76・・・センターフレーム。

Claims (8)

  1. 上部旋回体を支持する板金製のセンター部材と、前記センター部材の左右両側にそれぞれ前後方向が離間して配設される板金製の一対のレグと、前記センター部材及び前記各レグを溶接固定する下板と、前記センター部材の前面側及び前記下板に溶接固定されるセンター前板と、前記センター部材の後面側及び前記下板に溶接固定されるセンター後板と、前記センター前板に設けた一対のブレード支持ブラケット及びブレード作動シリンダーのシリンダー支持ブラケットと、を有し、
    前記センター部材は、板金の中央部に上部旋回体を支承するサークル台が形成され、かつ、前記センター部材の前後方向における中心線を線対称とした直線状の折り曲げ部を有する横断面形状が略逆コ字形状に形成され、
    前記センター部材とは別体に構成された各レグは、折り曲げにより横断面形状が略逆U字形状に形成され、
    前記下板は、左右両側において前後方向に二股に分かれた略X字形状をなすとともに、折り曲げにより横断面形状が略等脚台形形状に形成され、
    前記各レグの一端部がそれぞれ、前記センター部材の折り曲げられた側面に溶接固定されてなることを特徴とするクローラ車輌におけるセンターフレーム。
  2. 前記各レグ及び前記センター部材と前記下板との溶接部において、前記下板が、溶接代を有するように形成されてなることを特徴とする請求項1に記載のセンターフレーム。
  3. 前記センター部材の折り曲げ部が、前記ブレード支持ブラケット最外端の端部側と前記サークル台の周辺とを結ぶ直線に沿って形成されてなることを特徴とする請求項1又は2記載のセンターフレーム。
  4. 前記センター部材の前端部側が、前記シリンダー支持ブラケットの上部を覆うように延設されてなることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のセンターフレーム。
  5. 前記下板の二股に分かれた各先端部が、それぞれ末広がり形状に前方及び/又は後方に向かって広がった形状に形成されてなることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のセンターフレーム。
  6. 前記シリンダー支持ブラケットの下面に溶接固定され、かつ、ブレード支持ブラケットの内側面に溶接固定されたブラケット下板が、前記センター前板を前記下板とともに狭持して前記センター前板に溶接固定されてなることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のセンターフレーム。
  7. 前記センター前板の左右両端部における、前記センター前板と前記センター部材との溶接固定及び、前記センター前板と前記ブレード支持ブラケットとの溶接固定とが、連続した溶接ビードによって行われてなることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のセンターフレーム。
  8. 平面視略X字形状の下板の横断面形状が略等脚台形形状となるように、前記下板の左右両側を折り曲げる工程と、
    中央部に上部旋回体を支承するサークル台が形成された板金製のセンター部材を、前記センター部材の前面部に配設するブレード支持ブラケットの最外端の端部側と前記サークル台の周辺とを結ぶ直線に沿って折り曲げ、かつ、前記センター部材の横断面形状を略逆コの字状に形成する工程と、
    前記センター部材と前記センター部材の左右両側に位置するクローラフレームとを接合するレグを、横断面形状を略逆U字形状に折り曲げる工程と、
    一対の前記ブレード支持ブラケットを、センター前板の左右両側に、また、ブレード作動シリンダーのシリンダー支持ブラケットを、前記センター前板の中央部に、それぞれ溶接固定する工程と、
    を適宜の順番で行い、
    前記下板に、前記センター部材と、前記各レグと、前記センター前板と、センター後板と、を配設して溶接固定する工程と、
    前記各レグを前記センター部材の折り曲げられた側面に溶接固定する工程と、を有することを特徴とするクローラ車輌におけるセンターフレーム製造方法。
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