JP2005001651A - 建設機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の課題は、作業時に車体に加わる荷重を適切に伝達し車体の強度を確保して信頼性の向上を図るとともに、溶接の信頼性向上が可能である建設機械を提供することにある。
【解決手段】 本発明に関わる建設機械は、履帯式走行体(2)のフレーム(2F)が、箱状のセンターフレーム(7)と、センターフレーム(7)の両側部の外方に配される一対のトラックフレーム(4r、4l)と、センターフレーム(7)とトラックフレーム(4r、4l)とを連結する中空状の連結部材(8r、8l、9r、9l)とを具え、センターフレーム(7)と連結部材(8r、8l、9r、9l)との接合部におけるセンターフレーム(7)の上面(7u)、下面(7s)と連結部材(8r、8l、9r、9l)のセンター接合部(8r2、8l2、9r2、9l2)の上面(8ru、8lu、9ru、9lu)、下面(8rs、8ls、9rs、9ls)との高さの差を、それぞれセンターフレーム(7)の上面板または下面板の肉厚程度またはそれ以下の寸法としたことを特徴としている。
【選択図】 図5

Description


本発明は、油圧ショベル等の建設機械に係り、より詳細には建設機械における下部走行体のフレームの構造に関する。
従来、油圧ショベル11は、側面図である図7に示すように、移動するための下部走行体12と、その上部に搭載され、旋回自在な上部旋回体13とを備えている。
下部走行体12は、トラックフレーム14の両端部に駆動輪15と遊動輪16とをそれぞれ装着し、また、駆動輪15と遊動輪16との間には履帯17を巻装している。
油圧ショベル11は、動力源のエンジンを駆動させ、油圧ポンプにより油圧に変換し走行モータを駆動し駆動輪15を回転させることにより、履帯17を回転移動して走行が行われる。
下部走行体のフレーム12Fは、図8に示すように、箱状の回転ケース20において上部旋回体13が旋回自在に取着される取り付けリング20rをもつ上面部及び下面部に、板金のカバー21、22を溶接し、その両端部に板金のコの字形のケース23を溶接で固定しており、板金のコの字形のケース23の上部には上面板24が形成されている。(特許文献1参照)
また、上述以外の文献公知発明として、装軌式車両のトラックフレームが下記の特許文献2に開示されている。
特願2002−332379号 特開平10−236346号公報
ところで、上述の油圧ショベル11は、その作業が戸外で行われるため、様々の状態の地面上を履帯17を回転駆動することによって走行し、履帯17によって土、泥等が跳ね上げられることになる。
図8に示すように、履帯17近傍に配設される板金のカバー21、上面板24は、水平方向に延在する構成であるため、履帯17によって跳ね上げられた土、泥等は、カバー21、上面板24、24上に積み重ねられ滞留してしまう。
そのため、作業者は、これら滞留した土、泥等を清掃せねばならず、また、土、泥等が積まれたまま、油圧ショベル11を走行した場合には走行抵抗にもなる。
そこで、カバー21上の土が落ち払われるように、カバー21に穴を開ける等の対策が講じられている。
しかし、カバー21等は平面の部分がどうしても生じるため、土が載り易いという問題を解消することは困難であった。
そこで、土落ちを良好にするため、下部走行体のフレーム12Fを、中央部の箱状の回転ケース部と両側部の一対のトラックフレーム部とに分離して形成し、各トラックフレーム部を足状の一対の連結部材を介して回転ケース部に連結するという構成が考えられる。
該構成によれば、回転ケース部とトラックフレーム部とが一対の連結部材を介して連結されるため、一対の連結部材間に空き空間が形成され、履帯17によって跳ね上げられた土が当該空き空間を通過して地面上に落下することになり、土落ちが良好に促進される。
しかし、従来は、図8に示すように、過大な荷重が印加されることのあるトラックフレーム14と回転ケース20とが一枚板である平板状の板金のカバー21、22を介して接続されていたため、トラックフレーム14に印加される荷重の応力は、平面方向に延在する一枚板のカバー21、22に伝達されるため、強度的な問題が生じることはなかった。
ところが、上記構成の場合、荷重が印加されるトラックフレーム部と中央部の回転ケース部とは、別体の構造であり連結部材を介して接続されることとなるため、連結部材と中央部の回転ケース部との接続構造によっては車体の破壊をも生じる可能性がある。
そこで、トラックフレーム部から連結部材に伝達される荷重の応力を、連結部材から中央部の回転ケース部へ適切に伝達するため、連結部材と回転ケース部との接続構造が問題となる。
本発明は上記実状に鑑み、作業時に車体に加わる荷重を適切に伝達し車体の強度を確保して信頼性の向上を図るとともに、溶接の信頼性向上が可能である建設機械の提供を目的とする。
上記目的を達成するべく、第1の本発明に関わる建設機械は、
履帯式走行体のフレームが、箱状のセンターフレームと、センターフレームの両側部の外方に配される一対のトラックフレームと、センターフレームとトラックフレームとを連結する中空状の連結部材とを具え、
センターフレームと連結部材との接合部におけるセンターフレームの上面、下面と連結部材のセンター接合部の上面、下面との高さの差を、それぞれセンターフレームの上面板または下面板の肉厚程度またはそれ以下の寸法としたことを特徴としている。
第2の本発明に関わる建設機械は、第1の本発明において、
センターフレームと連結部材との接合部において、
センターフレームの上面に対して連結部材におけるセンター接合部の上面を上方または下方に近接して配置し、且つ、センターフレームの下面と連結部材におけるセンター接合部の下面とを同一高さに配置したことを特徴としている。
第3の本発明に関わる建設機械は、第1の本発明において、
センターフレームと連結部材との接合部において、
センターフレームの上面と連結部材におけるセンター接合部の上面とを同一高さに配置し、且つ、センターフレームの下面に対して連結部材におけるセンター接合部の下面を上方または下方に近接して配置したことを特徴としている。
第4の本発明に関わる建設機械は、第1の本発明において、
センターフレームと連結部材との接合部において、
センターフレームの上面に対して連結部材におけるセンター接合部の上面を上方または下方に近接して配置し、且つ、センターフレームの下面に対して連結部材におけるセンター接合部の下面を上方または下方に近接して配置したことを特徴としている。
第5の本発明に関わる建設機械は、第1の本発明において、
センターフレームと連結部材との接合部において、
センターフレームの上面と連結部材におけるセンター接合部の上面とを同一高さに配置し、且つ、センターフレームの下面と連結部材におけるセンター接合部の下面とを同一高さに配置したことを特徴としている。
第6の本発明に関わる建設機械は、
上部旋回体と下部走行体とを備え、
下部走行体のフレームは、上部旋回体が旋回自在に取着され、側方を取り囲む側板を有する中空状のセンターフレームと、センターフレームの両側部の外方に配される一対のトラックフレームと、センターフレームとトラックフレームとを連結する中空状の連結部材とを具え、連結部材のセンター接合部をセンターフレームの側板に溶接して成る建設機械であって、
センターフレームの上面に連結部材におけるセンター接合部の上面を近接させるとともに下方に配置し、且つ、センターフレームの下面に連結部材におけるセンター接合部の下面を近接させるとともに上方に配置し、
連結部材におけるセンター接合部をセンターフレームの側板に溶接することを特徴としている。
また、第7の本発明に関わる建設機械は、第6の本発明において、
センターフレームの上面に連結部材におけるセンター接合部の上面を近接させるとともに下方に配置して溶接ビードの高さと同一寸法の段差を形成し、且つ、センターフレームの下面に連結部材におけるセンター接合部の下面を近接させるとともに上方に配置して溶接ビードの高さと同一寸法の段差を形成し、
連結部材におけるセンター接合部をセンターフレームの側板に溶接することを特徴としている。
第1から第5の発明によれば、連結部材の上面板を伝達される荷重の応力が剛性の高いセンターフレームの上面板に円滑に効率的に伝達され流れ、また、連結部材の下面板を伝達される荷重の応力がセンターフレームの下面板に円滑に効率的に伝達され流れるため、車体の耐荷重の強度が確保され、機械的な信頼性が向上する。
また、センターフレームの上面板、下面板と連結部材の上面板、下面板とがそれぞれ近接して配置されている場合には段差部が形成され、溶接時のティーチングにおける動作位置が狙い易く正確に行え、溶接作業が容易となるとともに、溶接の信頼性が向上する。
第6の発明によれば、センターフレームの上面に連結部材におけるセンター接合部の上面を近接させるとともに下方に配置し、且つ、センターフレームの下面に連結部材におけるセンター接合部の下面を近接させるとともに上方に配置するので、連結部材におけるセンター接合部の上面とセンターフレームの上面とによる段差が形成され、また、連結部材におけるセンター接合部の下面とセンターフレームの下面とによる段差が形成されるので、溶接時のティーチングにおける動作位置が狙い易く正確に行え、溶接作業が容易となるとともに、溶接の信頼性が向上する。
また、センターフレームの上面板と連結部材の上面板とが近接して溶接され、また、センターフレームの下面板と連結部材の下面板とが近接して溶接されるので、連結部材の上面板を伝達される荷重の応力が剛性の高いセンターフレームの上面板に円滑に効率的に伝達され流れ、また、連結部材の下面板を伝達される荷重の応力がセンターフレームの下面板に円滑に効率的に伝達され流れるため、車体の耐荷重の強度が確保され、機械的な信頼性が向上する。
第7の発明によれば、連結部材のセンター接合部の上方には溶接ビードの高さと同一寸法の段差が設けられ、また、センター接合部の下方には溶接ビードの高さと同一寸法の段差が設けられるため、ロボット溶接時のティーチングにおける動作位置が狙い易く正確に行え、溶接作業が容易となるとともに、溶接の信頼性が向上する。
また、連結部材のセンター接合部の上面とセンターフレームの上面とによる段差は、溶接ビードの高さと同一寸法であり、また、センター接合部の下面とセンターフレームの下面とによる段差は、溶接ビードの高さと同一寸法であるため、連結部材の上面板とセンターフレームの上面板とが極めて近接して溶接され、また、連結部材の下面板とセンターフレームの下面板とが極めて近接して溶接されることになる。
従って、連結部材の上面板を伝達される荷重の応力が剛性の高いセンターフレームの上面板に円滑に効率的に伝達され流れ、また、連結部材の下面板を伝達される荷重の応力がセンターフレームの下面板に円滑に効率的に伝達され流れるため、車体の耐荷重の強度が確保され、機械的な信頼性が向上する。
以下、実施例を示す図面に基づいて、本発明を詳細に説明する。
実施例に係る油圧ショベル1は、図1に示すように、移動するための下部走行体2と、その上部に旋回自在に取着され、作業者が乗車して作業を行うための上部旋回体3とを備えている。
上部旋回体3には、その上部に作業者が着座して作業を行うオペシート3aが配設され、その前方には、油圧駆動されるブーム10a、アーム10b、及びアーム10bの先端に取着された掘削用のバケット10cを有する作業機10が上下方向に揺動自在に軸支されている。
下部走行体2は、トラックフレーム4l、4rの両端部に駆動輪5と遊動輪6とをそれぞれ装着し、また、駆動輪5と遊動輪6との間には履帯rを巻装している。
油圧ショベル1は、動力源のエンジンを起動することにより油圧ポンプで油圧力に変換し走行モータを駆動しその動力を駆動輪5に伝達し、駆動輪5を回転させることにより履帯rを回転駆動して走行が行われる。
下部走行体のフレーム2Fは、斜視図である図2、上面図である図3に示すように、上部旋回体3が取着される取り付けリング7rをもつセンターフレーム7が中央部に配され、その両側部にはトラックフレーム4r、4lが配され、トラックフレーム4rは2本の足状の連結部材8r、9rによってセンターフレーム7にそれぞれ連結され、トラックフレーム4lは2本の足状の連結部材8l、9lによってセンターフレーム7にそれぞれ連結されている。
これらの各部材は、溶接が行われることにより互いに接合され連結されている。
なお、図3に示すように、トラックフレーム4rおよび一対の連結部材8r、9rと、トラックフレーム4lおよび一対の連結部材8l、9lとは、センターフレーム7の幅方向(図3における上下方向)の中心面(図3におけるセンターフレーム7の上下方向の中心線)に対して面対称に構成されている。
すなわち、図3において、連結部材8rと連結部材8lとはセンターフレーム7の幅方向の中心面に対して対称な形状を有して構成され、また、連結部材9rと連結部材9lとは、センターフレーム7の幅方向の中心面に対して対称な形状を有して構成されている。
上記センターフレーム7は、鋳鋼を用いて鋳物で製造され、図4(a)に示すように、中空の箱型形状を呈して構成されている。
センターフレーム7の上面7uには、上部旋回体3が旋回自在に取着される取り付けリング7rがその中心部に開口を有して形成され、また、センターフレーム7の側面部には、取り付けリング7rから外方に張り出す態様で連結部材8r、8l、9r、9lが溶接して接合される側板7bが形成されている。
なお、側板7bは、上面視で直線状となる沿直面をもつ平板状に形成されている(図3参照)。
上記連結部材8rは、鋳鋼を用いて鋳物で製造され、図4(b)(図3におけるセンターフレーム7側から見た連結部材8r単体の斜視図)に示すように、上部に角部をもつ略五角形の断面形状を有した上面の長手方向に稜線が形成された胴部8r1と、四角形の断面形状を有し開口8r0が形成されたセンター接合部8r2と、開口が形成されたトラック接合部8r3とから成り、中空状に構成されている。
すなわち、連結部材8rは、閉じた横断面を有した長手方向に延在するパイプ状の中空の部材として構成されている。
連結部材8rのセンター接合部8r2は、センターフレーム7における側板7bと接合される接合面8rbを有しており、該接合面8rbは、図3に示すように、連結部材8rが延在する方向に沿う軸線(図3中の直線P)に対して非垂直面として形成され、上面視で直線となるような平面状に形成されている。
また、図4(b)に示すように、接合面8rbをもつセンター接合部8r2の上面8ru、下面8rs間の高さ寸法hr1は、センターフレーム7の上面7u、下面7s間の高さ寸法hc1(図4(a)参照)より溶接ビードの高さ寸法と同一寸法b1、b2(図3のA方向矢視図である図5(a)参照)だけ短く設定されている。
このように、センターフレーム7の上下面7u、7sと連結部材8rのセンター接合部8r2の上下面8ru、8rs間にそれぞれ僅かな段差b1、b2を形成した溶接構造を採用して、センターフレーム7の上面板、下面板と連結部材8rの上面板、下面板を合わせる構造で継なぎ、連結部材8rの上面板、下面板を伝達される荷重の応力がセンターフレーム7の上面板、下面板に円滑に流れ伝達される構成としている。
そして、図3、図5(a)に示すように、連結部材8rの接合面8rbとセンターフレーム7における側板7bとの溶接箇所y1は直線状をなすことができるように形成されている。
連結部材8rのトラック接合部8r3は、トラックフレーム4の接合面4b(後述)と溶接接合できるように、トラックフレーム4の接合面4bに合致するように形成されている。
図2、図3に示す連結部材8lは、鋳鋼を用いて鋳物で製造され、上述したように、センターフレーム7の幅方向の中心面に対して連結部材8rと面対象の構造に構成されており、連結部材8rと同様に、閉じた横断面を有した長手方向に延在するパイプ状の中空の部材として構成されている。
また、連結部材8lは、図3に示すように、連結部材8rと同様な構成でセンターフレーム7に溶接されるので、詳細な説明は省略する。
上記連結部材9rは、鋳鋼を用いて鋳物で製造され、図4(c)(図3におけるセンターフレーム側から見た連結部材9r単体の斜視図)に示すように、上部に角部をもつ略五角形の断面形状を有した上面の長手方向に稜線が形成され先細りに構成された胴部9r1と、四角形の断面形状を有し開口9r0が形成されたセンター接合部9r2と、開口が形成されたトラック接合部9r3とから成り、中空状に構成されている。
すなわち、連結部材9rは、閉じた横断面を有した長手方向に延在するパイプ状の先細りの形状をもつ中空の部材として構成されている。
連結部材9rのセンター接合部9r2は、センターフレーム7における側板7bと接合される接合面9rbを有しており、該接合面9rbは、図3に示すように、連結部材9rが延在する方向に沿う軸線(図3中の直線Q)に対して非垂直面として形成され、上面視で直線となるような平面状に形成されている。
また、図4(c)に示すように、接合面9rbをもつセンター接合部9r2の上面9ru、下面9rs間の高さ寸法hr2は、センターフレーム7の上面7u、下面7s間の高さ寸法hc1(図4(a)参照)より溶接ビードの高さ寸法と同一寸法b3、b4(図3のB方向矢視図である図5(b)参照)だけ短く設定されている。
このように、センターフレーム7の上下面板7u、7sと連結部材9rのセンター接合部9r2の上下面9ru、9rs間にそれぞれ僅かな段差b3、b4を形成した溶接構造を採用して、センターフレーム7の上面板、下面板と連結部材9rの上面板、下面板を合わせる構造で継なぎ、連結部材9rの上面板、下面板を伝達される荷重の応力がセンターフレーム7の上面板、下面板に円滑に流れ伝達される構成としている。
そして、図3、図5(b)に示すように、連結部材9rの接合面9rbとセンターフレーム7における側板7bとの溶接箇所y2は直線状をなすことができるように形成されている。
連結部材9rのトラック接合部9r3は、トラックフレーム4の接合面4b(後述)と溶接接合できるように、トラックフレーム4の接合面4bに合致するように形成されている。
図2、図3に示す連結部材9lは、鋳鋼を用いて鋳物で製造され、上述したように、センターフレーム7の幅方向の中心面に対して連結部材9rと面対象の構造に構成されており、連結部材9rと同様に、閉じた横断面を有した長手方向に延在するパイプ状の先細りの形状をもつ中空の部材として構成されている。
また、連結部材9lは、図3に示すように、連結部材9rと同様な構成でセンターフレーム7に溶接されるので、詳細な説明は省略する。
上述の如く、連結部材8r、8l、9r、9lは、上面に角部を有する稜線をもつ形状に構成されるため、走行時に履帯9によって跳ね上げられた土は連結部材8の上面の傾斜面を滑走して地面上に落下し、連結部材8上に積載されることが防止されている。
上記トラックフレーム4r、4lは、前後方向(図1、図2、図3における左右方向)に延在し断面が矩形形状を有するように構成されており、その上面部は、図2に示すように、車体外方に向けて下降する片テーパ面を形成する傾斜面板4aを有して構成されており、トラックフレーム4の傾斜面板4a中央付近には土落ち孔4ahが穿孔されている。
次に、上述のセンターフレーム7と連結部材8r、8l、9r、9lとの接合方法について説明する。
図3、図5(a)に示すように、センターフレーム7と連結部材8rとの接合に際しては、センターフレーム7の側板7bに連結部材8rにおけるセンター接合部8r2を、センターフレーム7の上面7uからセンター接合部8r2の上面8ruが寸法b1下方になるように配置して段差を形成し、且つ、センターフレーム7の下面7sからセンター接合部8r2の下面8rsが寸法b2上方になるように配置して段差を形成するように配置して、センターフレーム7の側板7bと連結部材8rのセンター接合部8r2との溶接箇所y1にロボット溶接を行う。
このように、溶接箇所y1である連結部材8rのセンター接合部8r2の上方には寸法b1の段差が設けられ、また、センター接合部8r2の下方には寸法b2の段差が設けられるため、ロボット溶接時のティーチングにおける動作位置が狙い易く正確に行える。
また、図2、図3に示すように、センターフレーム7と連結部材8lとの溶接は、上述のセンターフレーム7と連結部材8rとの溶接と同様に行われる。
また、センターフレーム7と連結部材9rとの接合に際しては、図3、図5(b)に示すように、センターフレーム7の側板7bに連結部材9rのセンター接合部9r2を、センターフレーム7の上面7uからセンター接合部9r2の上面9ruが寸法b3下方になるように配置して段差を形成し、且つ、センターフレーム7の下面7sからセンター接合部9r2の下面9rsが寸法b4上方になるように配置して段差を形成するように配置して、センターフレーム7の側板7bと連結部材9rのセンター接合部9r2との溶接箇所y2に溶接を行う。
このように、溶接箇所y2である連結部材9rのセンター接合部9r2の上方には寸法b3の段差が設けられ、また、センター接合部9r2の下方には寸法b4の段差が設けられるため、ロボット溶接時のティーチングにおける動作位置が狙い易く正確に行える。
また、図2、図3に示すように、センターフレーム7と連結部材9lとの溶接は、連結部材9lの接合面9lbの周囲の溶接箇所y2をロボット溶接することより、上述のセンターフレーム7と連結部材9rとの溶接と同様に行われる。
なお、本実施例では、センターフレーム7と連結部材8r、8l、9r、9lとを鋳物で製造する場合を例示したが、鋳物に限定されることなく板金で製造することも可能である。
また、本実施例では、段差寸法b1、b2、b3、b4を溶接ビードの寸法と同じく設定したが、異なる寸法に設定してもよい。
上記構成によれば、油圧ショベル1は、様々な地面上を走行するため、履帯rを介してトラックフレーム4r、4lに様々な荷重が印加され、トラックフレーム4r、4lから各連結部材8r、8l、9r、9lにその荷重の応力が伝達されるが、各連結部材8r、8l、9r、9lのセンター接合部8r2、8l2、9r2、9l2の上下面とセンターフレーム7の上下面7u、7sとはわずかな段差(b1、b2、b3、b4)をもって連結されるので、連結部材8r、8l、9r、9lの上面板、下面板を介して伝達される荷重の応力は、センターフレーム7の水平方向に延在する剛性の高い上面板、下面板に円滑に、且つ、効率的に伝達され流れるため、車体の耐荷重の強度が確保され、信頼性の向上が図れる。
また、センターフレーム7の上下面7u、7sと各連結部材8r、8l、9r、9lにおけるセンター接合部8r2、8l2、9r2、9l2の上下面間にはそれぞれ段差が設けられるので、ロボット溶接の動作位置が狙い易くティーチングが容易で正確に行え、溶接の信頼性が向上する。
次に、上述の実施例におけるセンターフレーム7と連結部材8r、8l、9r、9lとの接合方法の変形例1〜4について説明する。
なお、センターフレーム7と連結部材8l、9r、9lとの接合方法は、センターフレーム7と連結部材8rとの接合方法と同様であるから、センターフレーム7と連結部材8rとの接合方法のみ説明を行ない、その他の説明は省略する。
図6は、センターフレーム7i(71、72、73、74)と連結部材8r (8ra、8rb、8rc、8rd)との様々な接合状態を示す概念的断面図(図3のA方向から見た断面図)である。
変形例1は、図6(a)に示すように、センターフレーム71の上面71uに対して連結部材8raにおけるセンター接合部8ra2の上面8rauを、センターフレーム71の上面板の肉厚n1とほぼ同等またはそれ以下の寸法h1(<≒n1)、上方に配置し、また、センターフレーム71の下面71sに対して連結部材8raにおけるセンター接合部8ra2の下面8rasを、センターフレーム71の下面板の肉厚n2とほぼ同等またはそれ以下の寸法h2 (<≒n2)、下方に配置して、センターフレーム71と連結部材8raとを溶接により溶接ビードybを介して接合した場合である。
なお、センターフレーム71の上面71uに対して連結部材8raにおけるセンター接合部8ra2の上面8rauを、センターフレーム71の上面板の肉厚n1とほぼ同等またはそれ以下の寸法h1(<≒n1)、下方に配置させ、また、センターフレーム71の下面71sに対して連結部材8raにおけるセンター接合部8ra2の下面8rasを、センターフレーム71の下面板の肉厚n2とほぼ同等またはそれ以下の寸法h2 (<≒n2)、上方に配置させてもよい。
変形例2は、図6(b)に示すように、センターフレーム72の上面72uの高さに合わせて連結部材8rbにおけるセンター接合部8rb2の上面8rbuを同一高さに配置し、また、センターフレーム72の下面72sの高さに合わせて連結部材8rbにおけるセンター接合部8rb2の下面8rbsを同一高さに配置し、センターフレーム72と連結部材8rbとを溶接により溶接ビードybを介して接合した場合である。
変形例3は、図6(c)に示すように、センターフレーム73の上面73uに対して連結部材8rcにおけるセンター接合部8rc2の上面8rcuを、センターフレーム73の上面板の肉厚n3とほぼ同等またはそれ以下の寸法h3(<≒n3)、上方に配置し、また、センターフレーム73の下面73sの高さに合わせて連結部材8rcにおけるセンター接合部8rc2の下面8rcsを同一高さに配置して、センターフレーム73と連結部材8rcとを溶接により溶接ビードybを介して接合した場合である。
なお、変形例3のバリエーションとして、センターフレーム73の上面73uに対して連結部材8rcにおけるセンター接合部8rc2の上面8rcuを、センターフレーム73の上面板の肉厚n3とほぼ同等またはそれ以下の寸法h3(<≒n3)、下方に配置して接合することもできる。
変形例4は、図6(d)に示すように、センターフレーム74の上面74uの高さに合わせて連結部材8rdにおけるセンター接合部8rd2の上面8rduを同一高さに配置し、また、センターフレーム74の下面74sに対して連結部材8rdにおけるセンター接合部8rd2の下面8rdsを、センターフレーム74の下面板の肉厚n4とほぼ同等またはそれ以下の寸法h4 (<≒n4)、下方に配置して、センターフレーム74と連結部材8rdとを溶接により溶接ビードybを介して接合した場合である。
なお、変形例4のバリエーションとして、センターフレーム74の下面74sに対して連結部材8rdにおけるセンター接合部8rd2の下面8rdsを、センターフレーム74の下面板の肉厚n4とほぼ同等またはそれ以下の寸法h4(<≒n4)、上方に配置させて接合することもできる。
上記変形例1〜4の構成によれば、センターフレームの上面に対して連結部材におけるセンター接合部の上面を、センターフレームの上面板の肉厚と同程度またはそれ以下の寸法、近接または同一の高さに配置し、かつ、センターフレームの下面に対して連結部材におけるセンター接合部の下面を、センターフレームの下面板の肉厚と同程度またはそれ以下の寸法、近接または同一の高さに配置して、連結部材をセンターフレームに接合するので、油圧ショベル1の走行によって、連結部材からセンターフレームに伝達される応力が、連結部材の上面板からセンターフレームの上面板に滑らかに伝達され、また、連結部材の下面板からセンターフレームの下面板に滑らかに伝達される。
なお、センターフレームの上面、下面と連結部材におけるセンター接合部の上面、下面間にそれぞれ段差が有る場合には、溶接ビードybが段差を滑らかに接続し、上記応力が、連結部材におけるセンター接合部の上面板、下面板から溶接ビードybを介してセンターフレームの上面板、下面板へそれぞれ滑らかに伝達される。
従って、連結部材から伝達される車体の耐荷重強度が向上する。
また、センターフレームの上面、下面と連結部材におけるセンター接合部の上面、下面間にそれぞれ段差が有る場合には、ロボット溶接の動作位置が狙い易くティーチングが容易で正確に行なえ、溶接の信頼性が向上する。
なお、上述の実施例および変形例1〜4においては、センターフレームと連結部材とを溶接接合する場合を例示したが、ボルトを用いるなど溶接以外の方法を用いて接合してもよい。
なお、上記実施例では、建設機械として油圧ショベルを例示したが、類似の構成を有する油圧ショベル以外の他の建設機械についても本発明に係る建設機械を有効に適用し得ることは言うまでもない。
例えば、油圧ショベル以外にクローラダンプ、ブルドーザ、農業機械等の足廻りの構成に本発明を有効に活用できる。
本発明に関わる実施例の油圧ショベルを示す側面図。 本発明に関わる実施例の油圧ショベルにおける下部走行体のフレームの斜視図。 本発明に関わる実施例の油圧ショベルにおける下部走行体のフレームの上面図。 (a)、(b)、および(c)は、本発明に関わる実施例の油圧ショベルのセンターフレームを示す斜視図、連結部材を示す斜視図、および連結部材を示す斜視図。 (a)、 (b)は、図3に示す下部走行体のフレームのA方向矢視図、B方向矢視図。 (a)、(b)、(c)、および(d)は、本発明に関わる実施例のセンターフレームと連結部材8rとの接合方法の変形例1〜4を示す概念的断面図(図3のA方向から見た断面図)。 従来の油圧ショベルを示す側面図。 従来の油圧ショベルにおける下部走行体のフレームの斜視図。
符号の説明
1…油圧ショベル(建設機械)、
2…下部走行体、
2F…下部走行体のフレーム、
3…上部旋回体、
4r、4l…トラックフレーム、
7、71、72、73、74…センターフレーム、
7b…センターフレームの側板、
7s、71s、72s、73s、74s…センターフレームの下面、
7u、71u、72u、73u、74u…センターフレームの上面、
8r、8l、9r、9l…連結部材、
8ra、8la、9ra、9la…連結部材、
8rb、8lb、9rb、9lb…連結部材、
8rc、8lc、9rc、9lc…連結部材、
8rd、8ld、9rd、9ld…連結部材、
8r2、8l2、9r2、9l2…連結部材のセンター接合部、
8ra2、8la2、9ra2、9la2…連結部材のセンター接合部、
8rb2、8lb2、9rb2、9lb2…連結部材のセンター接合部、
8rc2、8lc2、9rc2、9lc2…連結部材のセンター接合部、
8rd2、8ld2、9rd2、9ld2…連結部材のセンター接合部、
8rs、8ls、9rs、9ls…連結部材のセンター接合部の下面、
8ras、8las、9ras、9las…連結部材のセンター接合部の下面、
8rbs、8lbs、9rbs、9lbs…連結部材のセンター接合部の下面、
8rcs、8lcs、9rcs、9lcs…連結部材のセンター接合部の下面、
8rds、8lds、9rds、9lds…連結部材のセンター接合部の下面、
8ru、8lu、9ru、9lu…連結部材のセンター接合部の上面、
8rau、8lau、9rau、9lau…連結部材のセンター接合部の上面、
8rbu、8lbu、9rbu、9lbu…連結部材のセンター接合部の上面、
8rcu、8lcu、9rcu、9lcu…連結部材のセンター接合部の上面、
8rdu、8ldu、9rdu、9ldu…連結部材のセンター接合部の上面、
b1、b2、b3、b4…段差。

Claims (7)

  1. 履帯式走行体(2)のフレーム(2F)は、箱状のセンターフレーム(7)と、センターフレーム(7)の両側部の外方に配される一対のトラックフレーム(4r、4l)と、センターフレーム(7)とトラックフレーム(4r、4l)とを連結する中空状の連結部材(8r、8l、9r、9l)とを具え、
    センターフレーム(7)と連結部材(8r、8l、9r、9l)との接合部におけるセンターフレーム(7)の上面(7u)、下面(7s)と連結部材(8r、8l、9r、9l)のセンター接合部(8r2、8l2、9r2、9l2)の上面(8ru、8lu、9ru、9lu)、下面(8rs、8ls、9rs、9ls)との高さの差を、それぞれセンターフレーム(7)の上面板または下面板の肉厚程度またはそれ以下の寸法とした
    ことを特徴とする建設機械。
  2. センターフレーム(73)と連結部材(8r、8l、9r、9l)との接合部において、
    センターフレーム(73)の上面(73u)に対して連結部材(8rc、8lc、9rc、9lc)におけるセンター接合部(8rc2、8lc2、9rc2、9lc2)の上面(8rcu、8lcu、9rcu、9lcu)を上方または下方に近接して配置し、且つ、センターフレーム(73)の下面(73s)と連結部材(8rc、8lc、9rc、9lc)におけるセンター接合部(8rc2、8lc2、9rc2、9lc2)の下面(8rcs、8lcs、9rcs、9lcs)とを同一高さに配置した
    ことを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
  3. センターフレーム(74)と連結部材(8r、8l、9r、9l)との接合部において、
    センターフレーム(74)の上面(74u)と連結部材(8rd、8ld、9rd、9ld)におけるセンター接合部(8rd2、8ld2、9rd2、9ld2)の上面(8rdu、8ldu、9rdu、9ldu)とを同一高さに配置し、且つ、センターフレーム(74)の下面(74s)に対して連結部材(8rd、8ld、9rd、9ld)におけるセンター接合部(8rd2、8ld2、9rd2、9ld2)の下面(8rds、8lds、9rds、9lds)を上方または下方に近接して配置した
    ことを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
  4. センターフレーム(71)と連結部材(8ra、8la、9ra、9la)との接合部において、
    センターフレーム(71)の上面(71u)に対して連結部材(8ra、8la、9ra、9la)におけるセンター接合部(8ra2、8la2、9ra2、9la2)の上面(8rau、8lau、9rau、9lau)を上方または下方に近接して配置し、且つ、センターフレーム(71)の下面(71s)に対して連結部材(8ra、8la、9ra、9la)におけるセンター接合部(8ra2、8la2、9ra2、9la2)の下面(8ras、8las、9ras、9las)を上方または下方に近接して配置した
    ことを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
  5. 前記センターフレーム(72)と連結部材(8rb、8lb、9rb、9lb)との接合部において、
    センターフレーム(72)の上面(72u)と連結部材(8rb、8lb、9rb、9lb)におけるセンター接合部(8rb2、8lb2、9rb2、9lb2)の上面(8rbu、8lbu、9rbu、9lbu)とを同一高さに配置し、且つ、センターフレーム(72)の下面(72s)と連結部材(8rb、8lb、9rb、9lb)におけるセンター接合部(8rb2、8lb2、9rb2、9lb2)の下面(8rbs、8lbs、9rbs、9lbs)とを同一高さに配置した
    ことを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
  6. 上部旋回体(3)と下部走行体(2)とを備え、
    下部走行体(2)のフレーム(2F)は、上部旋回体(3)が旋回自在に取着され、側方を取り囲む側板(7b)を有する中空状のセンターフレーム(7)と、センターフレーム(7)の両側部の外方に配される一対のトラックフレーム(4r、4l)と、センターフレーム(7)とトラックフレーム(4r、4l)とを連結する中空状の連結部材(8r、8l、9r、9l)とを具え、連結部材(8r、8l、9r、9l)のセンター接合部(8r2、8l2、9r2、9l2)をセンターフレーム(7)の側板(7b)に溶接して成る建設機械(1)であって、
    センターフレーム(7)の上面(7u)に連結部材(8r、8l、9r、9l)におけるセンター接合部(8r2、8l2、9r2、9l2)の上面(8ru、8lu、9ru、9lu)を近接させるとともに下方に配置し、且つ、センターフレーム(7)の下面(7s)に連結部材(8r、8l、9r、9l)におけるセンター接合部(8r2、8l2、9r2、9l2)の下面(8rs、8ls、9rs、9ls)を近接させるとともに上方に配置し、
    連結部材(8r、8l、9r、9l)におけるセンター接合部(8r2、8l2、9r2、9l2)をセンターフレーム(7)の側板(7b)に溶接する
    ことを特徴とする建設機械。
  7. センターフレーム(7)の上面(7u)に連結部材(8r、8l、9r、9l)におけるセンター接合部(8r2、8l2、9r2、9l2)の上面(8ru、8lu、9ru、9lu)を近接させるとともに下方に配置して溶接ビードの高さと同一寸法の段差(b1、b3)を形成し、且つ、センターフレーム(7)の下面(7s)に連結部材(8r、8l、9r、9l)におけるセンター接合部(8r2、8l2、9r2、9l2)の下面(8rs、8ls、9rs、9ls)を近接させるとともに上方に配置して溶接ビードの高さと同一寸法の段差(b2、b4)を形成し、
    連結部材(8r、8l、9r、9l)におけるセンター接合部(8r2、8l2、9r2、9l2)をセンターフレーム(7)の側板(7b)に溶接する
    ことを特徴とする請求項6に記載の建設機械。
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