JP2008081017A - トラックフレーム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】センタフレーム30とサイドフレーム7に接合されてこれらを連結する前後一対の左右連結脚61、71を備え、連結脚61、71は、筒状に形成されて両開口縁に向かうにつれて円弧曲面による末広り状に形成された胴部62、72と、胴部62、72の一方の開口縁に設けられてセンタフレーム30に接合されるセンタ接合部63、73と、胴部62、72の他方の開口縁に設けられてサイドフレーム7に接合されるサイド接合部64、74とを備え、センタ接合部63、73をセンタフレーム30の上面から上方に突出し且つ上下方向に長く形成し、サイド接合部64、74をサイドフレーム7に沿って前後方向に長く形成する。
【選択図】図9
Description
この様に板金によりセンタフレームを構成すると、複雑な形状や曲げを有する板部材を互いに線接触で組み立てて溶接していかなければならず、応力集中や溶接品質のばらつきが生じやすい。一方、強度維持のために各板部材の厚さを大きくすると重量増加の要因となって好ましくない。
そこで、本発明は、連結脚の軽量化を図ると共に該連結脚を接合する接合面の溶接長さを十分に確保し、作業荷重に対する応力集中を回避すると共に強度向上を図ることができるトラックフレームを提供するようにしたものである。
即ち、本発明における課題解決のための技術的手段は、旋回体3を旋回軸廻りに旋回自在に支持するセンタフレーム30と、該センタフレーム30の側方に配備される左右一対のサイドフレーム7と、センタフレーム30とサイドフレーム7に接合されてこれらを連結する前後一対の左右連結脚61、71とを備えたトラックフレームにおいて、
前記連結脚61、71は、筒状に形成されて両開口縁に向かうにつれて円弧曲面による末広り状に形成された胴部62、72と、該胴部62、72の一方の開口縁に設けられてセンタフレーム30に接合されるセンタ接合部63、73と、該胴部62、72の他方の開口縁に設けられてサイドフレーム7に接合されるサイド接合部64、74とを備え、前記センタ接合部63、73はセンタフレーム30の上面と同一高さ又は該上面から上方に突出し且つ上下方向に長く形成され、前記サイド接合部64、74はサイドフレーム7に沿って前後方向に長く形成されていることを特徴としている。
具体的には、連結脚61、71のセンタ接合部63、73はセンタフレーム30の上面と同一高さ又は該上面から上方に突出し且つ上下方向に長く形成されているので、該センタ接合部63、73とセンタフレーム30との接合面が上下方向に伸び、これによって該接合面間の上下方向の溶接長さを十分に確保することができる。
また、前記連結脚61、71の胴部62、72は、上面62a、72aが平坦状に形成されると共に該上面の前後縁部が面取り状に形成されていることが好ましい。
これにより、連結脚61、71の上部におけるセンタフレーム30とサイドフレーム7間の応力伝達が効果的に行われ、両接合部や連結脚61、71の上部にて局所的な応力集中が回避されることとなるのである。
これによって、センタフレーム30と連結脚61、71のセンタ接合部63、73の溶接長さが十分に確保されることとなり、センタフレーム30に対する連結脚61、71の接合強度を向上させることができるのである。また、連結脚61、71は、センタフレーム30に対し互いに直交する2つの接合面を介して該センタフレーム30に接合されることとなり、これによって、作業荷重によりセンタフレーム30と連結脚61、71の接合部に生じる引張り、圧縮、剪断の何れの荷重に対しても、該接合部はかかる荷重を有効に伝達、分散することができる。
これによって、サイドフレーム7と連結脚61、71のサイド接合部64、74の溶接長さが十分に確保されることとなり、センタフレーム30に対する連結脚61、71の接合強度を向上させることができるのである。また、連結脚61、71は、サイドフレーム7に対し互いに直交する2つの接合面を介して該サイドフレーム7に接合されることとなり、これによって、作業荷重によりサイドフレーム7と連結脚61、71の接合部に生じる引張り、圧縮、剪断の何れの荷重に対しても、該接合部はかかる荷重を有効に伝達、分散することができる。
図13は、本発明に係るトラックフレーム6を備えた走行装置2を有する後方小旋回型のバックホー1を示している。該バックホー1は、走行装置2と、旋回体3と、掘削装置4と、ドーザ装置5とを備えて構成されている。
走行装置2は、装置本体であるトラックフレーム6を構成する左右一対のサイドフレーム7に駆動輪9a、従動輪9b及び複数個の転輪10が回転自在に支持されると共に、駆動輪9aと従動輪9bに亘ってゴム製又は鉄製のクローラ走行体11が巻装され、駆動輪9aを油圧モータ等の走行駆動源により駆動するクローラ走行装置とされている。
旋回体3には、エンジン15、ボンネット16、運転席17、操縦装置18等が搭載されている。また、旋回体3の前部には、ブラケット19を介して掘削装置4が縦軸廻りに揺動自在に装着されている。
掘削装置4は、ブラケット19に縦軸を介して支持された揺動ブラケット20にブーム21とブームシリンダ22の各基端部を枢支し、ブーム21の先端にアーム23を枢支してアームシリンダ24により揺動可能にし、アーム23の先端にバケット25を枢支してバケットシリンダ26によりスクイ・ダンプ動作可能とされている。
図1、図3及び図7に示す如く、センタフレーム30は、上板部材31と、下板部材32と、該上下板部材31、32の対向内面間に立設される左右一対の側壁33と後壁34とを有している。
センターフレーム30は、上下板部材31、32を側壁33及び後壁34によって連結した立体構造物を構成し、これら側壁33及び後壁34は上下板部材31、32のリブとしての役割も担うこととなる。
また、図1に示す如く、センターフレーム30は、上部の中央部Aにて旋回ベアリング12を介して旋回体3を回転自在に支持する。
また、図2に示す如く、中央部Aにおける下板部材32には、センタフレーム30内の点検等に用いられる開口32cが形成されており、該開口32cの周囲には、前記ボルト孔31cに対応する挿通孔32dが等間隔で多数形成されている。該挿通孔32dを介してセンタフレーム30内にボックスレンチ等の工具を挿入し、旋回ベアリング12を固定するためのボルトをセンターフレーム30内から締結できるようにしている。
該ドーザ装置5は、ドーザブラケット45を介してセンタフレーム30の前部に配備される。
各ドーザ支持部47は、支持壁46に突設される内駒部49と、該内駒部49に対向すると共に支持壁46の側端縁を通過して該支持壁46の前方から後方に延びる板状の外駒部50とを備えている。該外駒部50は、センタフレーム30の側壁33の前端部に後端部を対向させた状態でセンタフレーム30に配備されており、これによって、外駒部50は、センタフレーム30の側壁を兼ねることとなる。
また、内駒部49の前部は、外駒部50のアーム枢支部50aに対向する位置に該アーム枢支部50aと同形のアーム枢支部49aを備えている。
シリンダ支持部48は、左右一対の板状の駒部材51によって形成されており、各駒部材51の前端部にドーザシリンダ43を枢支するシリンダ枢支部51aが形成されている。該シリンダ枢支部51aは、上板部材31の延設部31aよりも前方に突出すると共に該上板部材31の板厚だけ上方に突出しており、図3に示す如く、シリンダ枢支部51aの上端縁と上板部材31の延設部31aの上面は面一に形成されている。
各前接合部36は、上板部材31の前側部に形成された切欠き部31bと、下板部材32の前側部に突設されて前記切欠き部31bと対向する座部32bと、側壁33の前端部と、ドーザブラケット45の外駒部50とを備えて形成されている。
図1〜図3に示す如く、各サイドフレーム7は、正面断面形状が略門形とされて前後に延びる支持枠55の前後に、従動輪9bを支持する従動輪支持体56と、駆動輪9aを支持する駆動輪支持体57とをそれぞれ固着して構成されている。
また、図3に示す如く、左右一対のサイドフレーム7は、センタフレーム30よりも側下方に配備されており、これによってサイドフレーム7の支持枠55の上面は、センタフレーム30の上板部材31よりも下方に位置する。
前連結脚61は、鋳鋼を用いて鋳物で製造され、図5に示す如く、略四角形の断面形状を有する筒状の胴部62と、該胴部62のセンタフレーム30側の端縁に形成されたセンタ接合部63と、該胴部62のサイドフレーム7側の端縁に形成されたサイド接合部64とを備えている。
また、上述の如く連結脚61の胴部62は、前記両開口縁から中央部に向かうにつれて滑らかな凹円弧状にくびれ形状に形成されている。該くびれ形状によって両開口縁を滑らかに結ぶことにより、胴部62の中途部での応力集中を回避してセンタフレーム30とサイドフレーム7間で連結脚61を介したスムーズな応力伝達が図られるのである。
これに対し、胴部62のセンタフレーム側の端縁(開口縁)はセンタフレーム30の側部に沿って形成されており、これによって該端縁は、図1に示す如く平面視で胴部62の軸心Pに対し角αだけ傾いた状態であって、図3に示す如く正面視で軸心に対し角βだけ傾いた状態に形成されることとなる。これにより、該端縁に設けられるセンタ接合部63のセンタフレーム30との接当面が前記胴部62の軸心Pに垂直な断面Dよりも大きく形成される。
また、図5に示す如く、前連結脚61のセンタ接合部63は、幅方向よりも高さ方向を大きくした上下に長尺の断面四角形状の枠状に形成されている。また、センタ接合部63は、下端部をセンタフレーム30の下板部材32と上下方向に重なり合う重合部65とすると共に上端部を水平方向でセンタフレーム30の上板部材31と突き合う突合せ部66とし、該突合せ部66と重合部65の間をセンタフレーム30の側部に対向して上下に伸びる接当部67として形成されている。また、該突合せ部66は、接当部67よりも前方に突出して設けられており、該突合せ部66の下端部が前記ドーザブラケット45の外駒部50の露出する上端面を覆って上板部材31の切欠き部31bと接当する嵌合部66aとなっている。
前連結脚61のサイド接合部64は、サイドフレーム7の支持枠55に沿って伸びることにより高さ方向よりも幅方向を大きくした前後に長尺な矩形状に形成されている。また、該サイド接合部64は、胴部62のサイドフレーム7側の端縁からフランジ状に伸びてサイドフレーム7の支持枠55の側壁55aに接当することにより該側壁55aと左右方向で突き合う接当部68を有すると共に、該接当部68の上端部に突設されてサイドフレーム7の支持枠55の上壁55bに被さることにより該上壁55bと上下方向で重なり合う被せ片69を有している。
後連結脚71の胴部72は、両開口縁に向かうにつれて円弧曲面による末広り状に形成されている。また、該胴部72の上面は、平坦状に形成されており、該上面の前後縁部は面取り状に形成されている。これによれば、連結脚71は、胴部72の両開口縁間の中央部をくびれさせることなく両開口縁間を直線上に結んだものに比べて中央部の断面の小型化が図られることとなり、これによって連結脚72全体の軽量化が図られている。
また、図4及び図6に示す如く、後連結脚71の胴部72も、センタフレーム30からサイドフレーム7に向かうにつれて下り傾斜状に形成されている。また、図1及び図2に示す如く、胴部72はセンタフレーム30から斜め後方に伸び、これによって該胴部72はセンタフレーム30の側部から斜後下方に斜行した状態に形成されている。
また、胴部72のサイドフレーム側の端縁(開口縁)はサイドフレーム7の支持枠55に沿って形成されており、これによって、該端縁は、図1に示す如く軸心Qに対して平面視で角ηだけ傾いた状態であって、図4に示す如く背面視で軸心Qに対し角θだけ傾いた状態に形成されてることとなる。これにより、該端縁に設けられるサイド接合部74のサイドフレーム7との接当面が前記胴部72の軸心Qに垂直な断面Fよりも大きく形成される。
後連結脚71のサイド接合部74は、サイドフレーム7の支持枠55に沿って伸びることにより高さ方向よりも幅方向を大きくした前後に長尺な矩形状に形成されている。また、該サイド接合部74は、胴部72のサイドフレーム7側の端縁からフランジ状に伸びてサイドフレーム7の支持枠55の側壁55aに接当することにより該側壁55aと左右方向で突き合う接当部78を有している。また、該接当部78には、上端部にサイドフレーム7の支持枠55の上壁55bに被さることにより該上壁55bと上下方向で重なり合う被せ片79が突設されている。
また、これら前後の連結脚61、71は、上述の如くセンタ接合部63、73が上下方向に長尺な四角形状に形成されると共にサイド接合部64、74が前後方向に長尺な四角形状に形成されているので、これらを連結する胴部62、72は、センタ接合部側の端縁を縦長の四角形状とすると共にサイド接合部側の端縁を横長の四角形状とし、センタ接合部側の端縁からサイド接合部側の端縁に向かうにつれて縦長の四角形状から横長の四角形状のその断面形状を滑らかに変化させている。
次に、ドーザブラケット45の支持壁46の下板連結部46aを下板部材32の前部に溶接接合することにより、下板部材32の前部に支持壁46を立設する。
また、各ドーザ支持部47の内駒部49は下板連結部46aを超えて下板部材32の裏面まで回り込んでおり、該下端部を下板連結部46a及び下板部材32に溶接接合することにより、該内駒部49の支持強度の向上が図られている。
また、センタフレーム30が形成されることにより、上板部材31の切欠き部31b、下板部材32の座部32b、側壁33の後端部及び後壁34の側端部により構成される後接合部37が形成されると共に、上板部材31の切欠き部31b、下板部材32の座部32b、外駒部50の後部及び側壁33の前部により構成される前接合部36が形成される。
また、見方を変えれば、左右一対の外駒部50やシリンダ支持部48の左右一対の駒部材51は、上板部材31や下板部材32を補強するリブとしても機能しており、これら外駒部50や駒部材51を備えたドーザブラケット45を介してこれら上下板部材31、32が補強されている。
センタフレーム30の前接合部36に前連結脚61のセンタ接合部63を接合するには、図10に示す如く、先ず、前接合部36の上方(或いは側方)から前連結脚61を該前接合部36に近接させ、該前接合部36に前連結脚61のセンタ接合部63を位置付ける。このとき、前連結脚61は単体であるので位置調整を容易に行うことができる。
次に、各接当部位に溶接接合を施す。図2に示す如く、重合部65の外周部は下板部材32の座部32bから僅かにはみ出しており、該外周部に沿って隅肉溶接が施されることにより重合部65は座部32bに溶接接合される。
また、これら上下板部材31、32及び外駒部50に作用する荷重も前連結脚61に伝達させることができる。したがって、ドーザブラケット45を介して伝達されるドーザ装置5の作業荷重や旋回ベアリング12を介して伝達される掘削装置4の作業荷重を前連結脚61からサイドフレーム7に伝達・分散させることができる。
次に、各接当部位に溶接接合を施す。このとき、図2に示す如く重合部75の外周部は下板部材32の座部32bから僅かにはみ出しており、該外周部に沿って隅肉溶接が施されることにより重合部65は座部32bに溶接接合される。
また、後連結脚71は、側壁33及び後壁34に接合されるばかりでなく、上下板部材31、32にも直に接合されている。このため、後連結脚71に作用する荷重がこれら上下板部材31、32に有効に伝達・分散されることとなり、これら後連結脚71とセンタフレーム30の接合部での局所的な応力集中は和らげられることとなる。
次に、前後の各連結脚61、71にサイドフレーム7を接合していく。
前連結脚61のサイド接合部64をサイドフレーム7に接合するには、図10に示す如く、該サイド接合部64の接当部68をサイドフレーム7の支持枠55の側壁55aに接当させると共に、被せ片69を該支持枠55の上壁55bに接当させる。そして、これら接当部68及び被せ片69の外周部に沿って隅肉溶接を施すことにより、サイド接合部64が支持枠55に接合される。これにより、前連結脚61がサイドフレーム7に接合される。
また、サイドフレーム7に後連結脚71のサイド接合部74を接合するには、図11に示す如く、該サイド接合部74の接当部78をサイドフレーム7の支持枠55の側壁55aに接当させると共に、被せ片79を該支持枠55の上壁55aに接当させ、さらに、図9及び図12に示す如く、該接当部78の後端部及び被せ片79の後端部を駆動輪支持体57に接当させる。そして、これら接当部78及び被せ片79の外周部に沿って隅肉溶接を施すことにより、サイド接合部74が支持枠55及び駆動輪支持体57に接合される。これにより、後連結脚71がサイドフレーム7に接合される。
以上の工程を経ることにより、図12に示す如く、センタフレーム30に左右一対のサイドフレーム7が前後一対の左右連結脚61、71を介して連結され、トラックフレーム6が形成される。
本実施の形態によれば、連結脚61、71の胴部62、72は、両開口縁間の中央部がくびれた形状となり、該中央部をくびれさせることなく両開口縁間を直線上に結んだものに比べて中央部の断面の小型化が図られることとなり、これによって軽量化が図られることとなる。一方、前記中央部の断面を小型化することによる連結脚61、71の強度低下が考えられるが、センタフレーム30と前後一対の左右連結脚61、71の間の溶接長及びサイドフレーム7と各連結脚61、71の間の溶接長が十分に確保され、これらの接合部での支持強度が増すことにより、連結脚61、71全体の支持強度は維持又は向上することとなるのである。これによって、センタフレーム30及びサイドフレーム7と各連結脚61、71の接合部の強度向上が図られ、これら接合部及びその周囲での応力集中は和らげられる。
また、上述の如く連結脚61、71の胴部62、72は、前記中央部をくびれ形状として両開口縁を滑らかに結ぶことにより、該中途部での応力集中を回避してセンタフレーム30とサイドフレーム7間で連結脚を介したスムーズな応力伝達を図ることができる。
さらに、ドーザブラケット45の外駒部51が前接合部36を構成しており、該外駒部51が支持壁46に支持された状態で上下板部材31、32に接合されると共に前連結脚61に接合されているため、ドーザ装置5からの荷重を有効に前連結脚61やセンタフレーム30に伝達・分散することができる。また、これら前連結脚61やセンタフレーム30に伝達される荷重もまた外駒部51に伝達・分散させることができ、トラックフレーム6全体の剛性のさらなる向上が図られているのである。
また、トラックフレーム6を組み立てる中間工程でセンタフレーム30等をマシニングで切削する必要はなく、被切削材の発生や切削に伴ってセンタフレーム30等を傷つけてしまう虞もない。
また、各連結脚61、71のセンタ接合部63、73の上端部を重合部とすると共に、下端部を突合せ部とし、センタフレーム30の接合部を構成する上板部材31に座部を形成し、下板部材32に切欠き部を形成する構成を採用する場合にも、本実施の形態と同様の効果を奏する。
2 走行装置
3 旋回体
4 掘削装置
5 ドーザ装置
6 トラックフレーム
7 サイドフレーム
30 センタフレーム
31 上板部材
32 下板部材
45 ドーザブラケット
46 支持壁
47 ドーザ支持部
48 シリンダ支持部
49 内駒部
50 外駒部
51 駒部材
61 前連結脚
62 胴部
63 センタ接合部
64 サイド接合部
65 重合部
66 突合せ部
66a 嵌合部
67 接当部
68 接当部
69 被せ片
71 前連結脚
72 胴部
73 センタ接合部
74 サイド接合部
75 重合部
76 突合せ部
76a 嵌合部
77 接当部
78 接当部
79 被せ片
Claims (4)
- 旋回体(3)を旋回軸廻りに旋回自在に支持するセンタフレーム(30)と、該センタフレーム(30)の側方に配備される左右一対のサイドフレーム(7)と、センタフレーム(30)とサイドフレーム(7)に接合されてこれらを連結する前後一対の左右連結脚(61、71)とを備えたトラックフレームにおいて、
前記連結脚(61、71)は、筒状に形成されて両開口縁に向かうにつれて円弧曲面による末広り状に形成された胴部(62、72)と、該胴部(62、72)の一方の開口縁に設けられてセンタフレーム(30)に接合されるセンタ接合部(63、73)と、該胴部(62、72)の他方の開口縁に設けられてサイドフレーム(7)に接合されるサイド接合部(64、74)とを備え、前記センタ接合部(63、73)はセンタフレーム(30)の上面と同一高さ又は該上面から上方に突出し且つ上下方向に長く形成され、前記サイド接合部(64、74)はサイドフレーム(7)に沿って前後方向に長く形成されていることを特徴とするトラックフレーム。 - 前記連結脚(61、71)の胴部(62、72)は、上面(62a、72a)が平坦状に形成されると共に該上面の前後縁部が面取り状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のトラックフレーム。
- 前記連結脚(61、71)のセンタ接合部(63、73)は、上下端部の何れか一方をセンタフレーム(30)と上下方向に重なり合う重合部(65、75)とすると共に他方を水平方向でセンタフレーム(30)と突き合う突合せ部(66、76)とし、重合部(65、75)及び突合せ部(66、76)が溶接によりセンタフレーム(30)に接合されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のトラックフレーム。
- 前記連結脚(61、71)のサイド接合部(64、74)は、サイドフレーム(7)の側壁に接当する接当部(68、78)の上端部にサイドフレーム(7)の上壁に被さる被せ片(69、79)を突設して形成されており、これら接当部(68、78)と被せ片(69、79)とがサイドフレーム(7)に接合されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のトラックフレーム。
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