JP4823005B2 - トラックフレーム - Google Patents
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Description
この様に板金によりセンタフレームを構成すると、複雑な形状や曲げを有する板部材を互いに線接触で組み立てて溶接していかなければならず、応力集中や溶接品質のばらつきが生じやすい。一方、強度維持のために各板部材の厚さを大きくすると重量増加の要因となって好ましくない。
即ち、本発明における課題解決のための技術的手段は、旋回台3を旋回軸廻りに旋回自在に支持するセンタフレーム30と、該センタフレーム30の側方に配備される左右一対のサイドフレーム7と、センタフレーム30とサイドフレーム7に接合されてこれらを連結する前後一対の左右連結脚61、71とを備え、前記センタフレーム30は、上板部材31と、下板部材32と、ドーザ装置5を支持するドーザブラケット45とを備えているトラックフレームにおいて、
前記ドーザブラケット45は、前記上下板部材32間に配置されていて上板部材31と下板部材32に接合され且つ左右に延びる板状の支持壁46を備えると共に、前記ドーザ装置5を構成する左右一対のドーザアーム40を支持する左右一対のドーザ支持部47を該支持壁46の側端部に備え、
各ドーザ支持部47は、支持壁46に突設された内駒部49と、この内駒部49の左右方向外方に配置されていて該内駒部49に対向すると共に一部が上下板部材32間に挿入状とされて前記支持壁46の側端縁を通過して該支持壁46の前方から後方に延びる板状の外駒部50とを備え、
前記外駒部50は、上下端部がそれぞれ上下板部材32に接合されると共に左右方向の内側面が支持壁46に接合され、
前記連結脚61が上下板部材31、32及び外駒部50の左右方向の外側面に同時に接合されていることを特徴としている。
また、連結脚61は外駒部50の外面に接合されることとなるので、十分な接合面積を確保することができる。また、これによって連結脚61の支持強度が増大することとなる。
また、前記上板部材31は、前記外駒部50の上端面を平面視で僅かに露出させる切欠き部31bを有しており、前記連結脚61は、前記外駒部50の露出する上端面を覆うように左右方向内方に突設して設けられていて上板部材31の切欠き部31bと接当する嵌合部66aを備えていることが好ましい。
また、前記連結脚61は、下端部を前記センタフレーム30に上下方向で対向するようにして重ね合わせた状態でセンタフレーム30及び前記外駒部50に接合されていることが好ましい。
さらに、前記上板部材31の左右方向中央部は、前記ドーザブラケット45の支持壁46よりも前方に延設され、前記ドーザブラケット45は、前記ドーザ装置5を構成するドーザシリンダ43を支持するシリンダ支持部48を左右一対のドーザ支持部47の間に備え、該シリンダ支持部48の上端部は、上板部材31よりも前方に突出して該上板部材31の板厚だけ上方に突出するシリンダ枢支部51aを備えると共に、前記支持壁46に接合される後端から前記シリンダ枢支部51aの背部に亘って上板部材31に接合されていることが好ましい。
図13は、本発明に係るトラックフレーム6を備えた走行装置2を有する後方小旋回型のバックホー1を示している。該バックホー1は、走行装置2と、旋回体3と、掘削装置4と、ドーザ装置5とを備えて構成されている。
走行装置2は、装置本体であるトラックフレーム6を構成する左右一対のサイドフレーム7に駆動輪9a、従動輪9b及び複数個の転輪10が回転自在に支持されると共に、駆動輪9aと従動輪9bに亘ってゴム製又は鉄製のクローラ走行体11が巻装され、駆動輪9aを油圧モータ等の走行駆動源により駆動するクローラ走行装置とされている。
旋回体3には、エンジン15、ボンネット16、運転席17、操縦装置18等が搭載されている。また、旋回体3の前部には、ブラケット19を介して掘削装置4が縦軸廻りに揺動自在に装着されている。
トラックフレーム6は、図1〜図4及び図12に示す如く、センタフレーム30と、該センタフレーム30の左右側に配置された一対のサイドフレーム7と、センタフレーム30とサイドフレーム7に接合されてこれらを連結する前後一対の左右連結脚61、71とを備えて構成されている。
なお、これら上下板部材31、32、側壁33及び後壁34は鉄板、鋼板等で形成され、図3に示す如く、上板部材31の板厚tは下板部材32の板厚uよりも大きい。
また、図1に示す如く、センターフレーム30は、上部の中央部Aにて旋回ベアリング12を介して旋回体3を回転自在に支持する。
該ドーザブラケット45は、センタフレーム30の上板部材31と下板部材32の間に設けられてこれら上下板部材31、32間の前部を左右に伸びる板状の支持壁46を備えている。図2に示す如く、該支持壁46の下端部には、折曲形成により下板連結部46aが突設されており、該下板連結部46aが下板部材32の前部に接合されると共に支持壁46の上端部が上板部材31の延設部31aに接合されることにより、上下板部材31、32の前部が該支持壁46によって連結されることとなる。これにより、支持壁46は、センタフレーム30の前壁を兼ねることとなる。
各ドーザ支持部47は、支持壁46に突設される内駒部49と、該内駒部49に対向すると共に支持壁46の側端縁を通過して該支持壁46の前方から後方に延びる板状の外駒部50とを備えている。該外駒部50は、センタフレーム30の側壁33の前端部に後端部を対向させた状態でセンタフレーム30に配備されており、これによって、外駒部50は、センタフレーム30の側壁を兼ねることとなる。
また、内駒部49の前部は、外駒部50のアーム枢支部50aに対向する位置に該アーム枢支部50aと同形のアーム枢支部49aを備えている。
後接合部37は、上板部材31に形成された切欠き部31bと、下板部材32に設けられて前記切欠き部31bと対向する座部32bと、側壁33の後端部と、後壁34の側端部とを備えて形成されている。
また、図3に示す如く、左右一対のサイドフレーム7は、センタフレーム30よりも側下方に配備されており、これによってサイドフレーム7の支持枠55の上面は、センタフレーム30の上板部材31よりも下方に位置する。
前連結脚61の胴部62は、両端縁に向かうにつれて円弧曲面による末広り状に形成されている。また、該胴部62の上面62aは、平坦状に形成されており、該上面の前後縁部は面取り状に形成されている。これによれば、連結脚61は、胴部62の両開口縁間の中央部をくびれさせることなく両開口縁間を直線上に結んだものに比べて中央部の断面の小型化が図られることとなり、これによって連結脚62全体の軽量化が図られている。
また、胴部62は、図3に示す如くセンタフレーム30からサイドフレーム7に向かうにつれて下り傾斜状に形成されている。また、図1及び図2に示す如く、胴部62はセンタフレーム30から斜め前方に伸びている。即ち、該胴部62はセンタフレーム30の側部から斜前下方に斜行した状態に形成されている。
前連結脚61のサイド接合部64は、サイドフレーム7の支持枠55に沿って伸びることにより高さ方向よりも幅方向を大きくした前後に長尺な矩形状に形成されている。また、該サイド接合部64は、胴部62のサイドフレーム7側の端縁からフランジ状に伸びてサイドフレーム7の支持枠55の側壁55aに接当することにより該側壁55aと左右方向で突き合う接当部68を有すると共に、該接当部68の上端部に突設されてサイドフレーム7の支持枠55の上壁55bに被さることにより該上壁55bと上下方向で重なり合う被せ片69を有している。
後連結脚71の胴部72は、両開口縁に向かうにつれて円弧曲面による末広り状に形成されている。また、該胴部72の上面は、平坦状に形成されており、該上面の前後縁部は面取り状に形成されている。これによれば、連結脚71は、胴部72の両開口縁間の中央部をくびれさせることなく両開口縁間を直線上に結んだものに比べて中央部の断面の小型化が図られることとなり、これによって連結脚72全体の軽量化が図られている。
また、図4及び図6に示す如く、後連結脚71の胴部72も、センタフレーム30からサイドフレーム7に向かうにつれて下り傾斜状に形成されている。また、図1及び図2に示す如く、胴部72はセンタフレーム30から斜め後方に伸び、これによって該胴部72はセンタフレーム30の側部から斜後下方に斜行した状態に形成されている。
また、胴部72のサイドフレーム側の端縁(開口縁)はサイドフレーム7の支持枠55に沿って形成されており、これによって、該端縁は、図1に示す如く軸心Qに対して平面視で角ηだけ傾いた状態であって、図4に示す如く背面視で軸心Qに対し角θだけ傾いた状態に形成されてることとなる。これにより、該端縁に設けられるサイド接合部74のサイドフレーム7との接当面が前記胴部72の軸心Qに垂直な断面Fよりも大きく形成される。
また、これら前後の連結脚61、71は、上述の如くセンタ接合部63、73が上下方向に長尺な四角形状に形成されると共にサイド接合部64、74が前後方向に長尺な四角形状に形成されているので、これらを連結する胴部62、72は、センタ接合部側の端縁を縦長の四角形状とすると共にサイド接合部側の端縁を横長の四角形状とし、センタ接合部側の端縁からサイド接合部側の端縁に向かうにつれて縦長の四角形状から横長の四角形状のその断面形状を滑らかに変化させている。
そして、該支持壁46の前面の左右方向中央部にシリンダ支持部48の左右一対の駒部材51を溶接接合すると共に、支持壁46の両側部にドーザ支持部47の外駒部50と内駒部49とをそれぞれ溶接接合する。このとき、図2に示す如く、左右一対の駒部材51の下端部は、前記下板連結部46aの裏面に回り込んでおり、該下端部を下板連結部46aに溶接接合することにより、これら左右一対の駒部材51の支持強度の向上が図られている。
また、図7に示す如く、各ドーザ支持部47の外駒部50を所定位置に配備すると、外駒部50は内面に支持壁46の側端面を接当させた状態で該支持壁46よりも下板部材32の後方に向けて突出することとなり、この状態で該支持壁46を外駒部50に溶接接合する。また、図2及び図7に示す如く、外駒部50の上下一対の挟持部50bの間に下板連結部46a及び下板部材32が挟まることとなり、これら上下一対の挟持部50bが下板連結部46a及び下板部材32にそれぞれ接合されることにより、外駒部50の支持強度のさらなる向上が図られている。
また、センタフレーム30が形成されることにより、上板部材31の切欠き部31b、下板部材32の座部32b、側壁33の後端部及び後壁34の側端部により構成される後接合部37が形成されると共に、上板部材31の切欠き部31b、下板部材32の座部32b、外駒部50の後部及び側壁33の前部により構成される前接合部36が形成される。
次に、図9に示す如く、センタフレーム30の左右一対の前接合部36に前連結脚61のセンタ接合部63をそれぞれ接合すると共に、左右一対の後接合部37に後連結脚71のセンタ接合部73をそれぞれ接合する。
これにより、センタ接合部63の重合部65が下板部材32の座部32bに重なり合うと共に、接当部67の接当面が外駒部50の外面及び側壁33の外面に接当し、さらに、突合せ部66が上板部材31の切欠き部31bと突き合うこととなる。また、該突合せ部66の嵌合部66aによって外駒部50及び側壁33の露出上端面が覆われる。
また、図10に示す如く、接当部67は外駒部50の外面及び側壁33の外面に隅肉溶接によって接合される。これにより、外駒部50は、支持壁46とセンタ接合部63に挟持された状態でこれら支持壁46とセンタ接合部63に溶接接合されることとなる。また、突合せ部66と切欠き部31bとは突合せ溶接又は隅肉溶接によって接合される。この様に、前連結脚61のセンタ接合部63は、下端部を下板部材32上に載置した状態で上端部が上板部材31よりも突出する上下方向に長尺に形成されているため、上下方向の溶接長として外駒部50(側壁33)の高さに上板部材31の板厚を加えることができ、これによって十分な溶接長を確保されることとなる。これにより、センタフレーム30と前連結脚61の接合部の接合強度(剛性)の向上が図られる。
また、同様に、センタフレーム30の後接合部37に後連結脚71のセンタ接合部73を接合するには、図11に示す如く、先ず、後接合部37の上方(或いは側方)から後連結脚71を該後接合部37に近接させ、該後接合部37に後連結脚71のセンタ接合部73を位置づける。これにより、センタ接合部73の重合部75が下板部材32の座部32bに重なり合うと共に、接当部77が側壁33の後端部及び後壁34の側端部に接当し、さらに、突合せ部76が上板部材31の切欠き部31bと突き合うこととなる。
また、図11に示す如く接当部77は側壁33の後端部及び後壁34の側端部に突合せ溶接又は隅肉溶接によって接合される。また、突合せ部76と切欠き部31bとは突合せ溶接又は隅肉溶接によって接合される。この様に、後連結脚71のセンタ接合部73は、下端部を下板部材32上に載置した状態で上端部が上板部材31よりも突出する上下方向に長尺に形成されているため、上下方向の溶接長として側壁33(後壁34)の高さに上板部材31の板厚を加えることができ、十分な溶接長が確保される。これにより、センタフレーム30と後連結脚71の接合部の強度向上が図られる。
また、これら上下板部材31、32に作用する荷重も後連結脚71に伝達させることができる。
前連結脚61のサイド接合部64をサイドフレーム7に接合するには、図10に示す如く、該サイド接合部64の接当部68をサイドフレーム7の支持枠55の側壁55aに接当させると共に、被せ片69を該支持枠55の上壁55bに接当させる。そして、これら接当部68及び被せ片69の外周部に沿って隅肉溶接を施すことにより、サイド接合部64が支持枠55に接合される。これにより、前連結脚61がサイドフレーム7に接合される。
また、サイドフレーム7に後連結脚71のサイド接合部74を接合するには、図11に示す如く、該サイド接合部74の接当部78をサイドフレーム7の支持枠55の側壁55aに接当させると共に、被せ片79を該支持枠55の上壁55aに接当させ、さらに、図9及び図12に示す如く、該接当部78の後端部及び被せ片79の後端部を駆動輪支持体57に接当させる。そして、これら接当部78及び被せ片79の外周部に沿って隅肉溶接を施すことにより、サイド接合部74が支持枠55及び駆動輪支持体57に接合される。これにより、後連結脚71がサイドフレーム7に接合される。
以上の工程を経ることにより、図12に示す如く、センタフレーム30に左右一対のサイドフレーム7が前後一対の左右連結脚61、71を介して連結され、トラックフレーム6が形成される。
また、上述の如く各連結脚61、71のセンタ接合部63、73をセンタフレーム30の各接合部36、37に面接触させると共にサイド接合部64、74をサイドフレーム7の支持55に面接触させた状態で溶接を施すので、溶接品質及び溶接強度の向上が図られる。これによって、トラックフレーム6全体の剛性が高められる。
以上、本発明の実施の形態を詳述したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。例えば、各連結脚61、71のセンタ接合部63の高さを各接合部36、37に位置づけた状態で上板部材31の上面と面一となる高さに設定する場合にも、本実施の形態と同様の効果を奏する。
また、各連結脚61、71の胴部62、72の断面形状は上記四角筒状に限定される必要はなく、多角筒形状や楕円筒形状、円筒形状等を採用することができる。
2 走行装置
3 旋回体
4 掘削装置
5 ドーザ装置
6 トラックフレーム
7 サイドフレーム
30 センタフレーム
31 上板部材
32 下板部材
45 ドーザブラケット
46 支持壁
47 ドーザ支持部
48 シリンダ支持部
49 内駒部
50 外駒部
51 駒部材
61 前連結脚
62 胴部
63 センタ接合部
64 サイド接合部
65 重合部
66 突合せ部
66a 嵌合部
67 接当部
68 接当部
69 被せ片
71 前連結脚
72 胴部
73 センタ接合部
74 サイド接合部
75 重合部
76 突合せ部
76a 嵌合部
77 接当部
78 接当部
79 被せ片
Claims (5)
- 旋回台(3)を旋回軸廻りに旋回自在に支持するセンタフレーム(30)と、該センタフレーム(30)の側方に配備される左右一対のサイドフレーム(7)と、センタフレーム(30)とサイドフレーム(7)に接合されてこれらを連結する前後一対の左右連結脚(61、71)とを備え、前記センタフレーム(30)は、上板部材(31)と、下板部材(32)と、ドーザ装置(5)を支持するドーザブラケット(45)とを備えているトラックフレームにおいて、
前記ドーザブラケット(45)は、前記上下板部材(32)間に配置されていて上板部材(31)と下板部材(32)に接合され且つ左右に延びる板状の支持壁(46)を備えると共に、前記ドーザ装置(5)を構成する左右一対のドーザアーム(40)を支持する左右一対のドーザ支持部(47)を該支持壁(46)の側端部に備え、
各ドーザ支持部(47)は、支持壁(46)に突設された内駒部(49)と、この内駒部(49)の左右方向外方に配置されていて該内駒部(49)に対向すると共に一部が上下板部材(32)間に挿入状とされて前記支持壁(46)の側端縁を通過して該支持壁(46)の前方から後方に延びる板状の外駒部(50)とを備え、
前記外駒部(50)は、上下端部がそれぞれ上下板部材(32)に接合されると共に左右方向の内側面が支持壁(46)に接合され、
前記連結脚(61)が上下板部材(31、32)及び外駒部(50)の左右方向の外側面に同時に接合されていることを特徴とするトラックフレーム。 - 前記支持壁(46)は上下板部材(32)間の前部に配置され、センタフレーム(30)は上下板部材(32)間の左右両側部に配置されていて上下板部材(32)を連結する左右の側壁(33)を有し、この側壁(33)の前端部に前記外駒部(50)の後端部を対向させた状態で該外駒部(50)がセンタフレーム(30)に配備されており、この側壁(33)の左右方向の外側面に連結脚(61)が接合されていることを特徴とする請求項1に記載のトラックフレーム。
- 前記上板部材(31)は、前記外駒部(50)の上端面を平面視で僅かに露出させる切欠き部(31b)を有しており、前記連結脚(61)は、前記外駒部(50)の露出する上端面を覆うように左右方向内方に突設して設けられていて上板部材(31)の切欠き部(31b)と接当する嵌合部(66a)を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のトラックフレーム。
- 前記連結脚(61)は、下端部を前記センタフレーム(30)に上下方向で対向するようにして重ね合わせた状態でセンタフレーム(30)及び前記外駒部(50)に接合されていることを特徴とする請求項1,2又は3に記載のトラックフレーム。
- 前記上板部材(31)の左右方向中央部は、前記ドーザブラケット(45)の支持壁(46)よりも前方に延設され、前記ドーザブラケット(45)は、前記ドーザ装置(5)を構成するドーザシリンダ(43)を支持するシリンダ支持部(48)を左右一対のドーザ支持部(47)の間に備え、該シリンダ支持部(48)の上端部は、上板部材(31)よりも前方に突出して該上板部材(31)の板厚だけ上方に突出するシリンダ枢支部(51a)を備えると共に、前記支持壁(46)に接合される後端から前記シリンダ枢支部(51a)の背部に亘って上板部材(31)に接合されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載のトラックフレーム。
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