JP5465790B2 - 建設機械の旋回フレーム - Google Patents

建設機械の旋回フレーム Download PDF

Info

Publication number
JP5465790B2
JP5465790B2 JP2012544209A JP2012544209A JP5465790B2 JP 5465790 B2 JP5465790 B2 JP 5465790B2 JP 2012544209 A JP2012544209 A JP 2012544209A JP 2012544209 A JP2012544209 A JP 2012544209A JP 5465790 B2 JP5465790 B2 JP 5465790B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
front plate
reinforcing member
vertical plate
joined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012544209A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2012067014A1 (ja
Inventor
正雄 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2012544209A priority Critical patent/JP5465790B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5465790B2 publication Critical patent/JP5465790B2/ja
Publication of JPWO2012067014A1 publication Critical patent/JPWO2012067014A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • B62D21/18Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted characterised by the vehicle type and not provided for in groups B62D21/02 - B62D21/17
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • B62D21/18Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted characterised by the vehicle type and not provided for in groups B62D21/02 - B62D21/17
    • B62D21/186Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted characterised by the vehicle type and not provided for in groups B62D21/02 - B62D21/17 for building site vehicles or multi-purpose tractors
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/30Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets with a dipper-arm pivoted on a cantilever beam, i.e. boom
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/006Pivot joint assemblies
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/0808Improving mounting or assembling, e.g. frame elements, disposition of all the components on the superstructures
    • E02F9/0816Welded frame structure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

本発明は、例えば油圧ショベル、油圧クレーン等の建設機械に用いて好適な建設機械の旋回フレームに関する。
一般に、油圧ショベル等の建設機械は、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回装置を介して旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体に設けられた作業装置とにより構成されている。上部旋回体は、下部走行体上に旋回可能に支持された旋回フレームと、該旋回フレームの前側に設けられたキャブと、前記旋回フレームの後側に搭載されたエンジンと、前記作業装置との重量バランスをとるために該エンジンの後側に位置して旋回フレームの後端部に取付けられたカウンタウエイト等とを含んで構成されている。
上部旋回体のベースとなる旋回フレームは、旋回装置が取付けられる平板状の底板と、該底板上に前,後方向に延びると共に左,右方向に間隔をもって立設され、作業装置を構成するブームのフート部が取付けられる左,右の縦板と、前記底板の前側に位置して各縦板間を連結する前板とを含んで構成されている。
ここで、前板は、底板上に後側に傾斜するように立設され、両方の端部が左,右の縦板にそれぞれ固着されている。前板の前面側には、ブームを駆動するブームシリンダを取付けるためのシリンダ取付ブラケットが固着されている。さらに、前板は、左,右の縦板間を連結すると共に、該各縦板と一緒に作業装置から伝わる掘削反力等の付加(荷重)を受承する強度部材として形成されている(特許文献1)。
実開平3−54850号公報
従来技術による油圧ショベルでは、作業装置によって掘削作業等を行った場合、その掘削作業での反力が大きな荷重となってセンタフレームの各縦板や前板に作用する。一方、作業装置を持ち上げた状態で作業を行った場合にも、作業装置が揺れることによって縦板、前板を捻るように荷重が作用する。
このために、作業装置からの大きな荷重に耐えて該作業装置を安定的に支持することができるように、縦板と前板は、例えば板厚寸法を厚くして強度を高めなくてはならない。これにより、油圧ショベルの重量が増大するから、作業性能の低下、製造コストの上昇等を招くという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、板厚寸法を大きくすることなく左,右の縦板と前板の強度を高めることにより、作業装置を安定的に支持できるようにした建設機械の旋回フレームを提供することにある。
述した課題を解決するため請求項1に係る発明は、平板状の底板と、該底板上に前,後方向に延びると共に左,右方向に間隔をもって立設された左,右の縦板と、前記底板の前側に配置され前記左,右の縦板間を連結する前板とを備えてなる建設機械の旋回フレームに適用される。
請求項1に係る発明が採用する構成の特徴は、前記左縦板と前記前板とが交わる角隅部には、作業装置からの荷重に対し前記左縦板と前記前板とを補強する左補強部材を固着して設け、前記左補強部材は、前記左縦板と前記前板との角隅部に密閉された閉空間を形成し、前記左補強部材の上,下方向の中間部位は前記前板の後面および前記左縦板に接合し、前記左補強部材の上側部位と下側部位とは前記左縦板と前記前板との角隅部にそれぞれ接合する構成とし、前記右縦板と前記前板とが交わる角隅部には、前記作業装置からの荷重に対し前記右縦板と前記前板とを補強する右補強部材を固着して設け、前記右補強部材は、前記右縦板と前記前板との角隅部に密閉された閉空間を形成し、前記右補強部材の上,下方向の中間部位は前記前板の後面および前記右縦板に接合し、前記右補強部材の上側部位と下側部位とは前記右縦板と前記前板との角隅部にそれぞれ接合する構成としたことにある。
この構成によれば、前板と左縦板との接合部を左補強部材によって補強することができ、前板と右縦板との接合部を右補強部材によって補強することができる。このため、これら前板と各縦板の板厚寸法を大きくすることなく、前板と、縦板と、補強部材とによって作業装置に対する強固な支持構造体を構成することができる。この結果、作業装置から作用する掘削反力等の荷重を、縦板および前板等によって確実に受けることができ、作業装置を常に安定して支持することができる。さらに、例えば作業装置を上方に持上げた姿勢で作業を行うことにより、作業装置が左,右方向に揺れた場合でも、この作業装置の揺れによる縦板の捻れ変形等を抑制することができる。
しかも、補強部材は、前板の後面と縦板との間の角隅部に設けられるので、前板の後面側における補強部材の占有スペースを小さく抑えることができ、例えば前板の後面側に搭載機器を設置する場合に大きな設置スペースを確保することができる。
また、補強部材は、前板の後面と縦板との間の角隅部に密閉された閉空間を形成するので、縦板、前板および補強部材を外側から塗装することにより、縦板と前板と補強部材とによって囲まれる空間内に、雨水や洗浄水等が侵入するのを抑えることができる。この結果、前記空間内で前板、各縦板および各補強部材に錆が発生するのを抑えることができ、これら前板、各縦板および各補強部材の強度を長期に亘って適正に保つことができる。
さらに、各補強部材の上,下方向の中間部位を、縦板および前板に接合すると共に、各補強部材の上側部位と下側部位とを、縦板と前板との角隅部にそれぞれ接合することにより、各補強部材の周縁部を全周に亘って縦板と前板とに接合することができる。この結果、左縦板と前板と左補強部材とによってボックス構造体を形成すると共に、右縦板と前板と右補強部材とによってボックス構造体を形成することができ、これらの縦板と、前板と、補強部材とによって、一層強固な支持構造体を構成することができる。
請求項2の発明は、前記前板には前記底板に搭載される搭載機器を挿通するための機器挿通孔を設け、前記左補強部材は、前記機器挿通孔を挟んで前記左縦板と前板との角隅部に接合し、前記右補強部材は、前記機器挿通孔を挟んで前記右縦板と前板との角隅部に接合する構成としたことにある。
この構成によれば、建設機械の組立てに際して、前板に設けられた機器挿通孔からは、例えば旋回モータ、制御弁装置等の搭載機器が挿通される。このような場合でも、この機器挿通孔を挟んで左,右の補強部材を設けることにより、前板のうち強度の低下を招き易い機器挿通孔の周囲を補強部材によって確実に補強することができ、全体的な前板の強度を十分に確保することができる。
請求項3の発明は、前記左,右の縦板には、前記前板よりも前側に位置して前記作業装置のブームが取付けられるブーム取付部と、該ブーム取付部よりも下側に位置して前記ブームを駆動するブームシリンダが取付けられる第1のシリンダ取付部とを設け、前記前板の前面側には、前記左,右の第1のシリンダ取付部と対面し前記ブームシリンダが取付けられる左,右の第2のシリンダ取付部を設け、前記各補強部材は、前記縦板に接合され上,下方向に延びる縦板接合部と、前記前板に接合され上,下方向に延びる前板接合部とを有し、前記前板接合部の上,下方向の中間部位は、前記第2のシリンダ取付部の後側で前記前板に接合する構成としたことにある。
この構成によれば、前板の前面側に設けた左,右の第2のシリンダ取付部の後側を、前板を挟んで左,右の補強部材によって支持することができる。この結果、ブームシリンダの伸縮によって作用する荷重を、前板、縦板、補強部材からなる支持構造体によって確実に受けることができる。
請求項4の発明は、前記建設機械は、下部走行体と、該下部走行体に旋回装置を介して旋回可能に設けられ前側に作業装置が取付けられる上部旋回体とを備え、前記旋回フレームは、前記上部旋回体の支持構造体を形成するものである。
本発明の実施の形態による旋回フレームを備えた油圧ショベルを示す正面図である。 旋回フレームを単体で示す平面図である。 旋回フレームを図2中の矢示III−III方向からみた正面図である。 縦板、前板等を図3中の矢示IV−IV方向からみた左側面図である。 底板、縦板、前板、補強板等を図3中の矢示V−V方向からみた断面図である。 旋回フレームと補強板とを分解した状態で示す図5と同様位置からみた断面図である。 底板、縦板、前板、補強板等を図3中の矢示VII−VII方向からみた断面図である。 底板、前板、右縦板、右補強板等を図5中の矢示VIII−VIII方向からみた断面図である。 底板、右縦板、前板、左,右の補強板を斜め後側からみた拡大斜視図である。 第1の変形例による右補強板を示す図8と同様位置の断面図である。 第2の変形例による前板、右補強板等を示す図8と同様位置の断面図である。
以下、本発明に係る建設機械の旋回フレームの実施の形態を、クローラ式の下部走行体を備えた油圧ショベルに適用した場合を例に挙げ、添付図面に従って詳細に説明する。
図中、1は建設機械の代表例としての油圧ショベルを示している。この油圧ショベル1は、自走可能なクローラ式の下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回装置3を介して旋回可能に搭載された上部旋回体4と、該上部旋回体4の前側に設けられた後述の作業装置8とにより構成されている。
ここで、図1および図2に示すように、上部旋回体4は、ベースとなる後述の旋回フレーム11と、該旋回フレーム11の前部左側に設けられ、運転室を画成するキャブ5と、旋回フレーム11の後端部に取付けられ、作業装置8との重量バランスをとるカウンタウエイト6と、該カウンタウエイト6の前側に配設され、内部にエンジン、油圧ポンプ、熱交換装置等の機器類(いずれも図示せず)を収容する建屋カバー7とにより構成されている。
作業装置8は上部旋回体4の前部側に俯仰動可能に設けられ、土砂の掘削作業を行うものである。この作業装置8は、後述する旋回フレーム11に回動可能に取付けられたブーム8Aと、該ブーム8Aの先端部に回動可能に取付けられたアーム8Bと、該アーム8Bの先端部に回動可能に取付けられたバケット8Cと、ブーム8Aを駆動する2本のブームシリンダ8Dと、アーム8Bを駆動するアームシリンダ8Eと、バケット8Cを駆動するバケットシリンダ8Fとにより構成されている。
ここで、ブーム8Aのフート部(基端部)は、後述する縦板14,15のブーム取付部14A,15Aと、前板16のブーム取付ブラケット17とにピン結合されている。これにより、ブーム8Aは、旋回フレーム11を構成する縦板14,15と前板16とによって支持されている。
次に、11は本実施の形態による油圧ショベル1の旋回フレームを示し、該旋回フレーム11は、上部旋回体4の支持構造体を構成している。この旋回フレーム11は、左,右方向の中央部に位置し前,後方向に延びる後述のセンタフレーム12と、センタフレーム12の左側に配置され前,後方向に延びる後述の左サイドフレーム26と、センタフレーム12の右側に配置され前,後方向に延びる後述の右サイドフレーム28とにより構成されている。
センタフレーム12は旋回フレーム11の中央部分を構成するもので、該センタフレーム12は、前,後方向に延びる平板状の底板13と、該底板13上に前,後方向に延びると共に左,右方向に一定の間隔をもって立設された左縦板14、右縦板15と、底板13の前側に位置して縦板14,15間を連結する前板16と、後述する補強板22,24とにより構成されている。
底板13は、例えば厚肉な鋼板等を用いて平板状に形成され、その下面側には旋回装置3が取付けられている。底板13の上面側には、縦板14,15、前板16の他に、例えば下部走行体2上で上部旋回体4を旋回させる旋回モータ等の搭載機器(図示せず)が取付けられる構成となっている。
左,右の縦板14,15は、例えば鋼板等を用いて前,後方向に延びる平板状に形成されている。即ち、左縦板14は、底板13の左端側に位置して該底板13の上面にほぼ垂直に立設され、右縦板15は、底板13の右端側に位置して該底板13の上面にほぼ垂直に立設されている。左縦板14と右縦板15とは、左,右方向に一定の間隔を保った状態で前,後方向に延びている。
ここで、縦板14,15は、前,後方向の中央部が上側に突出した山形状をなし、各縦板14,15の上端側は、作業装置8を構成するブーム8Aのフート部を取付けるためのブーム取付部14A,15Aとなっている。一方、これらブーム取付部14A,15Aよりも下側に位置して前側に突出した縦板14,15の前端側は、ブームシリンダ8Dの一端側(ボトム側)を取付けるための第1のシリンダ取付部14B,15Bとなっている。さらに、縦板14,15の後端側には、カウンタウエイト6が取付けられる構成となっている。
前板16は底板13の前側に位置して左,右の縦板14,15間を連結するもので、該前板16は、例えば鋼板等を用いて強度部材として形成され、各縦板14,15と共に作業装置8を支持するものである。ここで、前板16は、例えば鋼板材に曲げ加工を施すことにより、前,後方向の複数個所で折曲げられた多角多面板(本実施の形態では3角4面板)として形成されている。即ち、前板16は、底板13から後斜め上向きに延びる前面部16Aと、該前面部16Aの頂部(上端部)から後斜め下向きに延びる後面部16Bとにより、全体として山形状に形成されている。
この場合、前板16の前面部16Aは、各縦板14,15に設けられた第1のシリンダ取付部14B,15Bの後側に位置し、底板13から鉛直方向に立上った短尺な立上り部16A1と、該立上り部16A1の上端を下側屈曲部16A2の位置で後側に折曲げることにより、後側に傾斜しつつ斜め上方に延びた下側傾斜部16A3と、該下側傾斜部16A3の上端を上側屈曲部16A4の位置でさらに後側に折曲げることにより、後側に傾斜しつつ斜め上方に延びた上側傾斜部16A5とにより形成されている。
一方、前板16の後面部16Bは、前面部16A(上側傾斜部16A5)の頂部から後方に向けて斜め下向きに延びている。後面部16Bには、その後端部から前方に向けて各縦板14,15間を左,右方向に延びる切欠部16B1が形成されている。このように、後面部16Bに切欠部16B1を設けることにより、この切欠部16B1は、例えば底板13上に搭載された旋回モータ、センタジョイント等の搭載機器(いずれも図示せず)の取付け、取外し作業や、メンテナンス作業を行うときの作業スペースを確保するものである。
然るに、前板16は、前面部16A(立上り部16A1)の下端縁部が底板13の上面に溶接等の手段を用いて固着され、前面部16Aと後面部16Bの左,右の側端縁部が各縦板14,15の互いに対面する内側面に溶接手段を用いて固着されている。これにより、前板16は、底板13と各縦板14,15とに対して接合されている。このように、センタフレーム12は、底板13と、各縦板14,15と、前板16とからなる強固なボックス構造体を形成することができ、作業装置8の支持剛性を高めることができる構成となっている。さらに、左縦板14の内側面と前板16の後面(背面)との間には後述の左補強板22が設けられ、右縦板15の内側面と前板16の後面との間には後述の右補強板24が設けられる構成となっている。
左,右のブーム取付ブラケット17は前板16の前面部16Aに設けられ、該各ブーム取付ブラケット17は、前面部16Aの上側傾斜部16A5に溶接手段を用いて固着されている。これら各ブーム取付ブラケット17は、縦板14,15に設けられたブーム取付部14A,15Aに隣接して配置されている。これにより、縦板14,15のブーム取付部14A,15Aと、前板16に設けられた左,右のブーム取付ブラケット17とが協働して作業装置8のブーム8Aを支持する構成となっている。
左,右のシリンダ取付ブラケット18,19はブーム取付ブラケット17よりも下側に位置して前板16に設けられ、第2のシリンダ取付部を構成している。ここで、左側のシリンダ取付ブラケット18は、左縦板14に設けられた第1のシリンダ取付部14Bと一定の間隔をもって対面した状態で、前面部16Aの立上り部16A1と下側傾斜部16A3、および底板13の上面に溶接されている。一方、右側のシリンダ取付ブラケット19は、右縦板15に設けられた第1のシリンダ取付部15Bと一定の間隔をもって対面した状態で、前面部16Aの立上り部16A1と下側傾斜部16A3、および底板13の上面に溶接されている。従って、各縦板14,15に設けられた第1のシリンダ取付ブラケット14B,15Bと、前板16に設けられたシリンダ取付ブラケット18,19とが協働して作業装置8のブームシリンダ8Dを支持する構成となっている。
機器挿通孔20は前板16の前面部16Aに設けられ、該機器挿通孔20は、前板16の前面部16Aのうち、下側傾斜部16A3と上側傾斜部16A5とに亘る範囲に設けられている。この機器挿通孔20は、図8中に二点鎖線で示す旋回モータ等の搭載機器Wを底板13上に搭載するときに、この搭載機器Wが上,下方向に挿通されるものであり、かつ、搭載機器Wに対するメンテナンス作業を行うときの作業スペースを確保するものである。
開口部21は機器挿通孔20よりも下側に位置して前板16の前面部16Aに設けられ、該開口部21は、前板16の前面部16Aのうち、立上り部16A1と下側傾斜部16A3とに亘る範囲に設けられている。この開口部21は、作業装置8を構成するブームシリンダ8D、アームシリンダ8E、バケットシリンダ8F等に圧油を供給する複数の油圧ホース(図示せず)が挿通されるものである。
次に、22は本実施の形態による左補強部材としての左補強板を示し、該左補強板22は、左縦板14の内側面と前板16の後面とが交わる角隅部23の位置に設けられ、前板16の左端側を補強するものである。
ここで、図5および図6等に示すように、左補強板22は、上,下方向に延びる長方形状の中間部位22Aと、中間部位22Aから上方に延びる三角形状の上側部位22Bと、中間部位22Aから下方に延びる三角形状の下側部位22Cとにより、全体として略台形状の平板状に形成されている。ここで、左補強板22の左端縁は、左縦板14に沿って上,下方向に延びる縦板接合部22Dとなり、左補強板22の右端縁は、前板16の立上り部16A1、下側傾斜部16A3および上側傾斜部16A5に沿って上,下方向に延びる前板接合部22Eとなっている。
左補強板22の縦板接合部22Dは、左縦板14の内側面であって、下側部位22Cから中間部位22Aおよび上側部位22Bまでの範囲に亘って溶接されている。一方、左補強板22の前板接合部22Eは、下側部位22Cの範囲が前板16の立上り部16A1の後面に溶接され、中間部位22Aの範囲が前板16の下側傾斜部16A3の後面に溶接され、上側部位22Bの範囲が前板16の上側傾斜部16A5の後面に溶接されている。
このように、左補強板22の中間部位22Aは、左縦板14の内側面と前板16の後面とに接合されている。一方、左補強板22の上側部位22Bは、左縦板14の内側面と前板16の後面とが交わる角隅部23を取囲むように接合され、左補強板22の下側部位22Cは、左縦板14の内側面と前板16の後面とが交わる角隅部23を取囲むように接合されている。これにより、左補強板22は、左縦板14の内側面と前板16の後面とが交わる角隅部23との間に、断面三角形状の密閉された左側閉空間LSを形成することができる。
24は本実施の形態による右補強部材としての右補強板を示し、該右補強板24は、右縦板15の内側面と前板16の後面とが交わる角隅部25の位置に設けられ、前板16の右端側を補強するものである。
ここで、右補強板24は、左補強板22と同様に、上,下方向に延びる長方形状の中間部位24Aと、中間部位24Aから上方に延びる三角形状の上側部位24Bと、中間部位24Aから下方に延びる三角形状の下側部位24Cとにより、全体として略台形状の平板状に形成されている。ここで、右補強板24の右端縁は、右縦板15に沿って上,下方向に延びる縦板接合部24Dとなり、右補強板24の左端縁は、前板16の立上り部16A1、下側傾斜部16A3および上側傾斜部16A5に沿って上,下方向に延びる前板接合部24Eとなっている。
右補強板24の縦板接合部24Dは、下側部位24Cから中間部位24Aおよび上側部位24Bまでの範囲に亘って右縦板15の内側面に溶接されている。一方、右補強板24の前板接合部24Eは、下側部位24Cの範囲が前板16の立上り部16A1の後面に溶接され、中間部位24Aの範囲が前板16の下側傾斜部16A3の後面に溶接され、上側部位24Bの範囲が前板16の上側傾斜部16A5の後面に溶接されている。
このように、右補強板24の中間部位24Aは、右縦板15の内側面と前板16の後面とに接合されている。一方、右補強板24の上側部位24Bは、右縦板15の内側面と前板16の後面とが交わる角隅部25を取囲むように接合され、右補強板24の下側部位24Cは、右縦板15の内側面と前板16の後面とが交わる角隅部25を取囲むように接合されている。これにより、右補強板24は、右縦板15の内側面と前板16の後面とが交わる角隅部25との間に、断面三角形状の密閉された右側閉空間RSを形成することができる。
このように、左,右の補強板22,24は、前板16に設けられた機器挿通孔20を挟むように配置され、左補強板22によって左縦板14と前板16との接合部を補強すると共に、右補強板24によって右縦板15と前板16との接合部を補強することができる。この結果、各縦板14,15と、前板16と、各補強板22,24とにより、作業装置8を支持するための強固な支持構造体を構成している。
この場合、左補強板22の前板接合部22Eのうち上,下方向の中間部位22Aに対応する部分は、左側のシリンダ取付ブラケット18の後側で前板16の後面に接合され、右補強板24の前板接合部24Eのうち上,下方向の中間部位24Aに対応する部分は、右側のシリンダ取付ブラケット19の後側で前板16の後面に接合されている。
これにより、前板16に設けた各シリンダ取付ブラケット18,19の後部側を、前板16を挟んで各補強板22,24によって支持することができる。このため、ブームシリンダ8Dの伸縮によって作用する荷重を、各縦板14,15、前板16、各補強板22,24からなる支持構造体によって受けることができる構成となっている。また、各縦板14,15の前端側に設けられた第1のシリンダ取付部14B,15Bも、各補強板22,24によって内側から支持することができる。これにより、ブームシリンダ8Dからの荷重に対する第1のシリンダ取付部14B,15Bの強度を高めることができる。
一方、左縦板14の内側面と前板16の後面とが交わる角隅部23の位置に左補強板22を固着し、右縦板15の内側面と前板16の後面とが交わる角隅部25の位置に右補強板24を固着している。この結果、前板16の後面側における左,右の補強板22,24の占有スペースを小さく抑えることができる構成となっている。
さらに、左補強板22が、左縦板14と前板16とが交わる角隅部23との間に密閉された左側閉空間LSを形成し、右補強板24が、右縦板15と前板16とが交わる角隅部25との間に密閉された右側閉空間RSを形成している。これにより、これら左,右の閉空間LS,RS内に雨水や洗浄水等が侵入するのを抑え、錆の発生を抑えることができる構成となっている。
26はセンタフレーム12の左側に配置された左サイドフレームを示し、該左サイドフレーム26は、例えば断面D字状をなすD型フレームを用いて形成され、センタフレーム12に沿って前,後方向に延びている。この左サイドフレーム26は、底板13および左縦板14から張出している複数の左張出しビーム27に接合されることにより、センタフレーム12に固着されている。
28はセンタフレーム12の右側に配置された右サイドフレームを示し、該右サイドフレーム28は、左サイドフレーム26と同様のD型フレームを用いて形成され、センタフレーム12に沿って前,後方向に延びている。そして、右サイドフレーム28は、底板13および右縦板15から張出している複数の右張出しビーム29に接合されることにより、センタフレーム12に固着されている。
本実施の形態による油圧ショベル1の旋回フレーム11は上述の如き構成を有するもので、次に、その作動について述べる。
この油圧ショベル1は、下部走行体2によって所望の作業場所まで自走し、下部走行体2上で上部旋回体4を旋回させつつ作業装置8を俯仰動させることにより、土砂の掘削作業等を行う。
ここで、作業装置8を用いて土砂の掘削作業等を行っているときには、この作業装置8を支持する旋回フレーム11の底板13、縦板14,15、前板16等に対し、掘削反力によって大きな荷重が作用する。
これに対し、本実施の形態による旋回フレーム11は、左縦板14の内側面と前板16の後面とが交わる角隅部23の位置に、密閉された左側閉空間LSを形成する左補強板22を固着して設け、右縦板15の内側面と前板16の後面とが交わる角隅部25の位置に、密閉された右側閉空間RSを形成する右補強板24を固着して設ける構成としている。
これにより、左補強板22によって左縦板14と前板16との接合部を補強すると共に、右補強板24によって右縦板15と前板16との接合部を補強することができる。従って、例えば板厚寸法を大きくすることなく、これらの縦板14,15と、前板16と、補強板22,24とによって、作業装置8を支持する強固な支持構造体を構成することができる。
この結果、作業装置8から作用する掘削反力等の荷重を、各縦板14,15および前板16等によって確実に受けることができ、作業装置8を常に安定して支持することができる。従って、例えば作業装置8を上方に持上げた姿勢で作業を行うことにより、作業装置8に揺れが生じた場合でも、この作業装置8の揺れによる各縦板14,15の捻れ変形等を抑制することができる。
この場合、左補強板22の上,下方向の中間部位22Aは、左縦板14の内側面と前板16の後面とに溶接され、左補強板22の上側部位22Bと下側部位22Cとは、それぞれ左縦板14と前板16とが交わる角隅部23に溶接される。一方、右補強板24の上,下方向の中間部位24Aは、右縦板15の内側面と前板16の後面とに溶接され、右補強板24の上側部位24Bと下側部位24Cとは、それぞれ右縦板15と前板16とが交わる角隅部25に溶接される。
このため、左補強板22の周縁部は、全周に亘って左縦板14と前板16とに接合することができる。同様に、右補強板24の周縁部は、全周に亘って右縦板15と前板16とに接合することができる。これにより、左縦板14と前板16と左補強板22とによって、内部が左側閉空間LSとなったボックス構造体を形成すると共に、右縦板15と前板16と右補強板24とによって内部が右側閉空間RSとなったボックス構造体を形成することができる。この結果、各補強板22,24と、各縦板14,15と、前板16とによって、一層強固な支持構造体を構成することができ、作業装置8を常に安定して支持することができる。さらに、作業装置8の揺れによる各縦板14,15の捻れ変形等を確実に防止することができ、旋回フレーム11全体の信頼性を高めることができる。
しかも、左補強板22は、左縦板14の内側面と前板16の後面とが交わる角隅部23の位置に固着され、同様に右補強板24は、右縦板15の内側面と前板16の後面とが交わる角隅部25の位置に固着される。この結果、前板16の後面側における各補強板22,24の占有スペースを小さく抑えることができ、前板16の後面側にセンタジョイント、旋回モータ等の機器類を設置する場合に大きな設置スペースを確保することができる。
一方、左補強板22は、左縦板14と前板16とが交わる角隅部23の位置に密閉された左側閉空間LSを形成し、右補強板24は、右縦板15と前板16とが交わる角隅部25の位置に密閉された右側閉空間RSを形成している。このため、左縦板14と前板16と左補強板22とによって囲まれる空間LS内、および右縦板15と前板16と右補強板24とによって囲まれる空間RS内に、雨水や洗浄水等が侵入するのを確実に抑えることができる。この結果、各縦板14,15、前板16、各補強板22,24に錆が発生するのを防止することができ、これらの強度を長期に亘って保つことができる。
また、左補強板22の前板接合部22Eのうち上,下方向の中間部位22Aを、左側のシリンダ取付ブラケット18と第1のシリンダ取付部14Bの後側で前板16の後面に接合している。同様に、右補強板24の前板接合部24Eのうち上,下方向の中間部位24Aを、右側のシリンダ取付ブラケット19と第1のシリンダ取付部15Bの後側で前板16の後面に接合している。これにより、前板16に設けたシリンダ取付ブラケット18,19とシリンダ取付部14B,15Bを、各補強板22,24によって後側から支持することができる。この結果、ブームシリンダ8Dの伸縮によって作用する作業装置8の荷重を確実に受けることができる。
さらに、縦板14,15間を連結する前板16を、底板13から後斜め上向きに延びる前面部16Aと、該前面部16Aの頂部(上端部)から後斜め下向きに延びる後面部16Bとにより構成し、前板16は、全体として山形状に形成されている。このため、山形状の前板16は、後面部16Bの位置も含めて縦板14,15間を一層強固に連結することができる。
同様に、前板16を、前面部16Aの立上り部16A1と、下側傾斜部16A3と、上側傾斜部16A5と、後面部16Bとにより、前,後方向の複数個所で折曲げられた多角多面板として形成している。これにより、縦板14,15間にボックス構造体を形成することができ、作業装置8の支持構造体の強度を一層高めることができる。
しかも、左補強板22と右補強板24とは、前板16の前面部16Aに設けた機器挿通孔20を挟んで左,右に配置されると共に、前板16と縦板14,15とが交わる角隅部23,25の位置に溶接によって接合されている。この結果、前板16のうち比較的強度が低い機器挿通孔20の周囲を、当該機器挿通孔20を挟んで配置された補強板22,24によって確実に補強することができ、前板16の全体的な強度を十分に確保することができる。
なお、上述した実施の形態では、左補強板22の下側部位22Cを、左縦板14と前板16の立上り部16A1とが交わる角隅部23に溶接し、右補強板24の下側部位24Cを、右縦板15と前板16の立上り部16A1とが交わる角隅部25に溶接した場合を例示している。しかし、本発明はこれに限るものではなく、図10に示す第1の変形例のように構成してもよい。即ち、右補強板24の下側部位24Cを、右縦板15と前板16とが交わる角隅部25に溶接すると共に底板13に溶接する構成としてもよい。これと同様に、図示は省略しているが、左補強板22の下側部位22Cを、左縦板と前板16とが交わる角隅部23に溶接すると共に底板13の上面に溶接する構成としてもよい。
上述した実施の形態では、前板16を、前,後方向の3箇所で折曲げることにより、立上り部16A1、下側傾斜部16A3、上側傾斜部16A5からなる前面部16Aと、後面部16Bとを有する3角4面板として形成した場合を例示している。しかし、本発明はこれに限るものではなく、図11に示す第2の変形例のような2角3面板からなる前板31を用いてもよい。即ち、前,後方向の2箇所で折曲げることにより、立上り部31A1、傾斜部31A2からなる前面部31Aと、後面部31Bとを有する前板31を用いる構成としてもよい。
この場合には、右補強板32の縦板接合部32Aを右縦板15の内側面に溶接し、右補強板32の前板接合部32Bを、前板31の立上り部31A1、傾斜部31A2の後面に溶接することにより、右縦板15と前板31とが交わる角隅部33の位置に右補強板32を固着する構成となる。また、前板31と左縦板(図示せず)とが交わる角隅部にも、右補強板32と同様な左補強板(図示せず)を固着する構成となる。
上述した実施の形態では、前板16を、1枚の板材を前,後方向の3箇所で折曲げることにより、立上り部16A1、下側傾斜部16A3、上側傾斜部16A5からなる前面部16Aと、後面部16Bとを有する3角4面板として形成した場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば2枚の板材を用いて前面部と後面部とを別部材として形成し、これら前面部と後面部とを山形状に溶接する構成としてもよい。
さらに、上述した実施の形態では、建設機械としてクローラ式の油圧ショベルを例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えばホイール式の油圧ショベル、油圧クレーン等の上部旋回体を備えた他の建設機械の旋回フレームにも広く適用することができる。
1 油圧ショベル(建設機械)
3 旋回装置
8 作業装置
8A ブーム
8D ブームシリンダ
11 旋回フレーム
12 センタフレーム
13 底板
14 左縦板
14A,15A ブーム取付部
14B,15B 第1のシリンダ取付部
15 右縦板
16,31 前板
18,19 シリンダ取付ブラケット(第2のシリンダ取付部)
20 機器挿通孔
22 左補強板(補強部材)
22A,24A 中間部位
22B,24B 上側部位
22C,24C 下側部位
22D,24D,32A 縦板接合部
22E,24E,32B 前板接合部
23,25,33 角隅部
24,32 右補強板(補強部材)
LS 左側閉空間
RS 右側閉空間
W 搭載機器

Claims (4)

  1. 平板状の底板(13)と、該底板(13)上に前,後方向に延びると共に左,右方向に間隔をもって立設された左,右の縦板(14),(15)と、前記底板(13)の前側に配置され前記左,右の縦板(14),(15)間を連結する前板(16,31)とを備えてなる建設機械の旋回フレームにおいて、
    前記左縦板(14)と前記前板(16,31)とが交わる角隅部(23)には、作業装置(8)からの荷重に対し前記左縦板(14)と前記前板(16,31)とを補強する左補強部材(22)を固着して設け、
    前記左補強部材(22)は、前記左縦板(14)と前記前板(16,31)との角隅部(23)に密閉された閉空間(LS)を形成し、
    前記左補強部材(22)の上,下方向の中間部位(22A)は前記前板(16)の後面および前記左縦板(14)に接合し、前記左補強部材(22)の上側部位(22B)と下側部位(22C)とは前記左縦板(14)と前記前板(16)との角隅部(23)にそれぞれ接合する構成とし、
    前記右縦板(15)と前記前板(16,31)とが交わる角隅部(25,33)には、前記作業装置(8)からの荷重に対し前記右縦板(15)と前記前板(16,31)とを補強する右補強部材(24,32)を固着して設け
    前記右補強部材(24,32)は、前記右縦板(15)と前記前板(16,31)との角隅部(25,33)に密閉された閉空間(RS)を形成し、
    前記右補強部材(24)の上,下方向の中間部位(24A)は前記前板(16)の後面および前記右縦板(15)に接合し、前記右補強部材(24)の上側部位(24B)と下側部位(24C)とは前記右縦板(15)と前記前板(16)との角隅部(25)にそれぞれ接合する構成としたことを特徴とする建設機械の旋回フレーム。
  2. 前記前板(16)には前記底板(13)に搭載される搭載機器(W)を挿通するための機器挿通孔(20)を設け、
    前記左補強部材(22)は、前記機器挿通孔(20)を挟んで前記左縦板(14)と前板(16)との角隅部(23)に接合し、前記右補強部材(24)は、前記機器挿通孔(20)を挟んで前記右縦板(15)と前板(16)との角隅部(25)に接合する構成としてなる請求項1に記載の建設機械の旋回フレーム。
  3. 前記左,右の縦板(14),(15)には、前記前板(16)よりも前側に位置して前記作業装置(8)のブーム(8A)が取付けられるブーム取付部(14A),(15A)と、該ブーム取付部(14A),(15A)よりも下側に位置して前記ブーム(8A)を駆動するブームシリンダ(8D)が取付けられる第1のシリンダ取付部(14B),(15B)とを設け、
    前記前板(16)の前面側には、前記左,右の第1のシリンダ取付部(14B),(15B)と対面し前記ブームシリンダ(8D)が取付けられる左,右の第2のシリンダ取付部(18),(19)を設け、
    前記各補強部材(22),(24)は、前記縦板(14),(15)に接合され上,下方向に延びる縦板接合部(22D),(24D)と、前記前板(16)に接合され上,下方向に延びる前板接合部(22E),(24E)とを有し、
    前記前板接合部(22E),(24E)の上,下方向の中間部位は、前記第2のシリンダ取付部(18),(19)の後側で前記前板(16)に接合する構成としてなる請求項1に記載の建設機械の旋回フレーム。
  4. 前記建設機械は、下部走行体(2)と、該下部走行体(2)に旋回装置(3)を介して旋回可能に設けられ前側に前記作業装置(8)が取付けられる上部旋回体(4)とを備え、前記旋回フレーム(11)は、前記上部旋回体(4)の支持構造体を形成するものである請求項1に記載の建設機械の旋回フレーム。
JP2012544209A 2010-11-15 2011-11-10 建設機械の旋回フレーム Active JP5465790B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012544209A JP5465790B2 (ja) 2010-11-15 2011-11-10 建設機械の旋回フレーム

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010254737 2010-11-15
JP2010254737 2010-11-15
PCT/JP2011/075955 WO2012067014A1 (ja) 2010-11-15 2011-11-10 建設機械の旋回フレーム
JP2012544209A JP5465790B2 (ja) 2010-11-15 2011-11-10 建設機械の旋回フレーム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5465790B2 true JP5465790B2 (ja) 2014-04-09
JPWO2012067014A1 JPWO2012067014A1 (ja) 2014-05-12

Family

ID=46083947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012544209A Active JP5465790B2 (ja) 2010-11-15 2011-11-10 建設機械の旋回フレーム

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8960778B2 (ja)
EP (1) EP2642032A4 (ja)
JP (1) JP5465790B2 (ja)
KR (1) KR101837220B1 (ja)
CN (1) CN103189574B (ja)
WO (1) WO2012067014A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014105499A (ja) * 2012-11-28 2014-06-09 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 建設機械のアッパーフレーム
JP6241374B2 (ja) * 2014-06-25 2017-12-06 コベルコ建機株式会社 建設機械
CN104088318B (zh) * 2014-07-22 2016-04-06 徐工集团工程机械股份有限公司道路机械分公司 一种箱型结构的步履式挖掘机回转平台
JP6454746B2 (ja) * 2016-03-30 2019-01-16 株式会社神戸製鋼所 作業機械の旋回フレーム
WO2017170806A1 (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 株式会社神戸製鋼所 作業機械の旋回フレーム、およびこれを備えた作業機械
JP7128032B2 (ja) * 2018-06-04 2022-08-30 キャタピラー エス エー アール エル 建設機械のフレーム
CN115478787A (zh) * 2022-09-21 2022-12-16 江苏徐工国重实验室科技有限公司 凿岩车基座以及凿岩车

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0354850U (ja) * 1989-09-28 1991-05-27
JP2004124357A (ja) * 2002-08-02 2004-04-22 Kobelco Contstruction Machinery Ltd ブーム構造およびブーム部材の製造方法
JP2010196408A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の旋回フレーム

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3236781B2 (ja) * 1996-07-26 2001-12-10 日立建機株式会社 建設機械の旋回フレーム
JP3681923B2 (ja) * 1999-06-18 2005-08-10 株式会社クボタ 旋回作業機
JP3399416B2 (ja) * 1999-10-07 2003-04-21 コベルコ建機株式会社 建設機械の冷却構造
WO2002044479A1 (fr) * 2000-12-01 2002-06-06 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd Machines de chantier
JP4075661B2 (ja) * 2003-03-28 2008-04-16 コベルコ建機株式会社 作業機械
JP2005016019A (ja) * 2003-06-23 2005-01-20 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の旋回フレーム
JP4226546B2 (ja) * 2004-03-29 2009-02-18 株式会社クボタ 旋回作業機
JP2007051413A (ja) 2005-07-19 2007-03-01 Sumitomo (Shi) Construction Machinery Manufacturing Co Ltd 建設機械の旋回フレーム
JP5132357B2 (ja) * 2008-02-27 2013-01-30 株式会社小松製作所 作業車両
JP4740290B2 (ja) * 2008-06-27 2011-08-03 日立建機株式会社 建設機械
JP4752895B2 (ja) * 2008-10-09 2011-08-17 コベルコ建機株式会社 作業機械
JP5160401B2 (ja) * 2008-12-25 2013-03-13 株式会社クボタ 旋回作業機
CN201574428U (zh) * 2010-01-06 2010-09-08 斗山工程机械(中国)有限公司 用于挖掘机的车架以及挖掘机

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0354850U (ja) * 1989-09-28 1991-05-27
JP2004124357A (ja) * 2002-08-02 2004-04-22 Kobelco Contstruction Machinery Ltd ブーム構造およびブーム部材の製造方法
JP2010196408A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の旋回フレーム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2012067014A1 (ja) 2012-05-24
CN103189574A (zh) 2013-07-03
KR101837220B1 (ko) 2018-03-09
KR20130135229A (ko) 2013-12-10
CN103189574B (zh) 2015-06-10
JPWO2012067014A1 (ja) 2014-05-12
EP2642032A1 (en) 2013-09-25
EP2642032A4 (en) 2018-03-21
US8960778B2 (en) 2015-02-24
US20130223966A1 (en) 2013-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5465790B2 (ja) 建設機械の旋回フレーム
JP5043188B2 (ja) 建設機械のキャブ
JPWO2007010807A1 (ja) 建設機械のキャブ構造
KR20060043739A (ko) 건설 기계
JP4740290B2 (ja) 建設機械
JP5189011B2 (ja) 建設機械の旋回フレーム
KR20140027288A (ko) 건설 기계용 아암
US7997619B2 (en) Track frame for work machine
JP3634723B2 (ja) 建設機械の旋回フレーム
JP2005001652A (ja) 建設機械
JP5415384B2 (ja) 建設機械の旋回フレーム
JP3947009B2 (ja) 建設機械の旋回フレーム
JP5562903B2 (ja) 建設機械用アーム
JP5799722B2 (ja) 作業機械
JP4617096B2 (ja) 建設機械
JP5511732B2 (ja) 建設機械用アーム
JP4966280B2 (ja) 建設機械の燃料タンク
JP2011140854A (ja) 建設機械の旋回フレーム
JP2003129522A (ja) 建設機械の旋回フレーム
JP4648768B2 (ja) 部品支持装置及びこの部品支持装置を介して部品が取り付けられた建設機械
JP5100732B2 (ja) 旋回作業機の旋回フレーム
JP5138654B2 (ja) 建設機械の旋回フレーム
JP5760854B2 (ja) 作業機械
JP5798097B2 (ja) 旋回式建設機械
JP2003129521A (ja) 建設機械の旋回フレーム

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5465790

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150