JP3104647B2 - 作業機の給排液用集中パネル - Google Patents

作業機の給排液用集中パネル

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル等の
作業機において、この油圧ショベルの各部を作動するの
に必要な液体を集中的に給排管理するために装着した作
業機の給排液用集中パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】作業機として、例えば図4に示した油圧
ショベルがある。油圧ショベルは履帯を備えた下部走行
体1に上部旋回体2を旋回装置3を介して旋回可能に設
置し、また上部旋回体2には土砂の掘削等の作業を行う
ためのフロント作業機構4が装着されている。フロント
作業機構4は、上部旋回体2に俯仰動作可能に設けたブ
ーム4aと、このブーム4aの先端に上下方向に回動可
能に設けたアーム4bと、アーム4bの先端に設けら
れ、土砂の掘削等の作業を行うフロントアタッチメント
としてのバケット4cとから構成される。この油圧ショ
ベルにおいては、下部走行体1による走行や上部旋回体
2の旋回は油圧モータにより行われ、またフロント作業
機構4の作動は油圧シリンダにより駆動される。
【0003】油圧モータや油圧シリンダからなる油圧ア
クチュエータに圧油を供給するために、油圧ポンプが設
置されており、油圧ポンプを駆動するエンジンも設けら
れている。また、エンジンに燃料を供給するために、燃
料タンクが設置される。油圧ポンプから油圧アクチュエ
ータに作動油を供給するが、この油圧アクチュエータか
らの戻り油を貯留し、油圧ポンプに圧油を供給するため
に作動油タンクを設置するように構成されている。燃料
タンクには燃料を補給する必要があり、また作動油タン
クに作動油を供給しなければならない。さらに、エンジ
ンにエンジンオイル及び冷却水が供給される等、油圧シ
ョベルには様々な液体を供給したり、また必要に応じて
古くなった液体を交換する等の作業が必要となる。しか
も、例えば旋回装置等には潤滑油を供給したり、交換し
たりしなければならない。ここで、このような燃料,作
動油その他の液体を供給したり、交換したりする作業を
以下においては給排液作業という。
【0004】エンジン,油圧ポンプ等の機器は上部旋回
体2に設置されているから、給排液作業は上部旋回体に
対して行わなければならない。然るに、大型の油圧ショ
ベルにあっては、下部走行体1から上部旋回体2の下面
までの高さは2.5m乃至それ以上に及ぶものがある。
このような大型の油圧ショベルにおいて、給排液作業を
地上から行えるようになし、しかも1箇所で円滑かつ迅
速に作業を行えるようにするために、例えば図5及び図
6に示した集中給排液機構を備える構成としたものが従
来から知られている。
【0005】図中において、10は上部旋回体2のフレ
ーム下面であり、複数の配管11がこのフレーム下面1
0に沿って引き回されている。ここで、図4に示したよ
うな大型の油圧ショベルにあっては、エンジンを2台備
えており、従って配管11の数としては、例えば燃料供
給用及び作動油の供給用にそれぞれ1本設けられる他、
エンジンオイル及び冷却水を給排するために、それぞれ
2本の配管が設けられる。さらに、旋回装置に潤滑油の
給排を行うために4本程度の配管が必要となり、合計す
ると、10本の配管が設けられている。これら各配管1
1は集中パネル12に接続されている。図6から明らか
なように、集中パネル12には、それに接続した配管1
1の数に相当する配管接続部13が設けられており、こ
れら各配管接続部13には給液用または排液用のホース
が着脱可能に接続されるようになっている。
【0006】給排液作業を容易に行えるようにするため
には、作業者が地面に立った状態で集中パネル12に手
が容易に届く位置になければならない。ここで、既に説
明したように、大型の油圧ショベルにあっては、上部旋
回体2は人の手が届かない位置にあることから、集中パ
ネル12は上部旋回体2より低い位置に配置しなければ
ならない。ただし、集中パネル12を低い位置に固定的
に設置すると、上部旋回体2の旋回時にこの集中パネル
12が下部走行体1を構成する履帯等の部材に衝突した
り、走行中に岩石や構築物等に衝突して、破損を来すお
それがある。このために、集中パネル12は昇降可能に
設ける構成としている。
【0007】このために、フレーム下面10の開口部1
0aを利用して、集中パネル12をこの開口部10aを
介して昇降可能に設置している。そして、開口部10a
の近傍位置に配置されているビーム14に取付部15が
固定して設けられ、この取付部15に、一端が集中パネ
ル12の左右両側部に固定した回動アーム16が上下方
向に回動可能に連結されており、また回動アーム16と
取付部15との間には油圧シリンダ17が連結して設け
られている。回動アーム16にはブラケット16aを設
けて、このブラケット16aに枢支ピン18aで油圧シ
リンダ17の一端が枢着される。また、油圧シリンダ1
7の他端と、回動アーム16の他端とは、それぞれ取付
部15に枢支ピン18b,18cにより枢着される。こ
のために、取付部15には下方に回動アーム16のブラ
ケット16aに取り付けた枢支ピン18cが装着される
アーム枢支部15aが設けられ、またこのアーム枢支部
15aより上方で、かつ集中パネル12側に偏寄した位
置に油圧シリンダ17の枢支ピン18bを装着するシリ
ンダ枢支部15bが設けられている。さらに、集中パネ
ル12にはストッパ板19が固定して設けられており、
このストッパ板19により集中パネル12の最上昇位置
が規制されるようになっている。
【0008】以上のように構成することによって、油圧
シリンダ17を縮小状態に保持すれば、集中パネル12
はフレーム下面10の開口部10aより上方に位置した
状態で、ストッパ板19がフレーム下面10の下面に当
接した図5の実線の状態に保持される。この状態が集中
パネル12の格納位置である。このように、格納位置で
は、集中パネル12をフレーム下面10から下方に突出
させないことによって、車両の走行時や上部旋回体2の
旋回時等における集中パネル12の保護が図られる。ま
た、集中パネル12をフレーム下面10より上方に位置
させることにより、外部からの塵埃やその他の汚損物等
が付着するのを防止できる。液体を供給したり、交換し
たりする際には、まず油圧シリンダ17を伸長させる。
これによって、回動アーム16は下方に回動して、図5
に仮想線で示したように、集中パネル12を所定の高さ
位置まで下降させることができる。この位置が給排液位
置であり、作業者は踏み台等を用いることなく、ホース
等を集中パネル12の配管接続部13に接続して液体の
供給や排出等の作業を容易に行えるようになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】油圧ショベルは、図4
に示したように、地上を走行しながら作業位置を変え
て、土砂の掘削を行うのが一般的であり、このために下
部走行体1を備えている。ただし、油圧ショベルを用い
て浚渫や揚土等の作業を行うことができる。即ち、図7
に示したように浚渫船Sに設置すると、港湾や河川等の
浚渫を行うことができ、図8に示したように揚土船Rに
設置すると、土運船Tから土砂を取り出して、埋立地の
水中に供給する等の作業を行うことができる。油圧ショ
ベルをこれら浚渫船Sや、揚土船Rに設置する場合に
は、自走の必要がないことから、下部走行体1は設けな
い。このために、浚渫船S及び揚土船Rにあっては、そ
れぞれ支持ポスト5,6を設けて、これら支持ポスト
5,6に旋回装置3を連結することにより、上部旋回体
2が支持ポスト5,6に旋回可能に支持される。
【0010】ところで、浚渫船Sにあっては、水底から
土砂を掘削するのであるから、フロント作業機構4はで
きるだけ深い位置にまで届かせる必要がある。このため
に、浚渫船Sに上部旋回体2を設置するに当っては、こ
の上部旋回体2はできるだけ低い位置に配置されていな
ければならない。このために、支持ポスト5は船の甲板
からの高さが著しく制限されて、例えば1m以下にしな
ければならない。これに対して、揚土船Rの場合には、
土運船Tから土砂等を取り出すだけであるから、バケッ
ト4cをあまり低い位置まで届かせる必要はない。逆
に、揚土船Rにはホッパ及びコンベア(共に図示せず)
が設けられ、ホッパに土砂を投入する動作を行うように
なっている。このホッパの投入口はかなりの高所に位置
しており、従ってバケット4cはできるだけ上方に持ち
上げるようにする必要がある。このために、揚土船Rに
上部旋回体2を設ける場合には、支持ポスト6は高くし
ている。そして、高い支持ポスト6を用いる関係から、
この支持ポスト6の所要の高さ位置に踊り場7を設け
て、作業者によるメンテナンスや液体の補給等の作業を
可能にしている。
【0011】以上のように、作業現場が地上であるか、
水上であるか、また水上での作業であっても、浚渫を行
うのか、揚土を行うために用いられるのかによっては、
上部旋回体2の高さ位置が異なってくる。ここで、上部
旋回体2の高さ位置とは、作業者がメンテナンスを行っ
たり液体の補給等を行ったりする際における足場となる
位置から上部旋回体2までの高さ位置である。従って、
地上での作業時には、地面から上部旋回体2の高さであ
り、また浚渫船Sにあっては、船の甲板から上部旋回体
2までの高さ、揚土船Rにあっては、踊り場7から上部
旋回体2までの高さとなる。
【0012】地上作業であれ、また浚渫や揚土といった
船上での作業であれ、給排液作業は必要である点では変
わりない。この給排液作業は集中パネル12を介して行
うが、上部旋回体2の高さ位置がそれぞれの状況に応じ
て異なってくると、給排液作業時に、その作業者から集
中パネル12の位置が変化して、作業にとって適切でな
い場合が生じる。例えば、浚渫を効率的に行うために
は、上部旋回体2を甲板に極端に近づけるようになって
いるから、集中パネル12を給排液位置にまで下降させ
た時には、この集中パネル12が甲板に当接したり、甲
板と著しく接近することになる。この結果、集中パネル
12を損傷させたり、ホースの接続作業が困難になる。
特に、ホースは耐圧性を高めるために、かなりの剛性を
持っていることから、このホースを曲げるのは容易では
なく、また無理に曲げたりすると、座屈を生じる等とい
った問題点がある。
【0013】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、上部旋回体の高さ位
置に応じて、給排液作業時の集中パネルの高さ位置を容
易に調整できるようにすることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、複数の配管からの接続部を装着した
集中パネルを昇降駆動させるために、一端がこの集中パ
ネルに連結した回動アームを上部旋回体に固定して設け
た取付部のアーム枢支部に枢着し、またこの取付部には
集中パネルを昇降駆動するシリンダの一端を枢支するシ
リンダ枢支部とを設けると共に、このシリンダの他端を
前記回動アームまたは集中パネルに枢着し、前記シリン
ダを伸縮させることにより、前記集中パネルを前記上部
旋回体内に格納する格納位置と、上部旋回体から下降さ
せた給液位置とに変位させるものであって、前記取付部
のシリンダ枢支部にピンで着脱可能に連結されるステー
を有し、このステーには前記シリンダを枢支する第2の
シリンダ枢支部を設けて、この第2のシリンダ枢支部
は、前記取付部のアーム枢支部からの距離が、前記シリ
ンダ枢支部までの距離とは異なる距離となる位置に形成
されていることをその特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図3に基づいて本
発明の実施の一形態について説明する。而して、以下の
説明において、前述した従来技術の構成と同一または均
等な構成については、同一の符号を付して、その具体的
な説明は省略する。
【0016】これらの図において、ビーム14に取付部
15が固定して設けられており、この取付部15にはア
ーム枢支部15aとシリンダ枢支部15bとが形成され
ており、アーム枢支部15aには集中パネル12に連結
した回動アーム16を枢支させ、またシリンダ枢支部1
5bには回動アーム16を上下方向に回動させる油圧シ
リンダ17を枢支されるように構成した点については、
前述した従来技術と同様である。
【0017】ここで、取付部15には油圧シリンダ17
を直接取り付けることもできるが、取付部15にステー
20を連結して、このステー20に油圧シリンダ17を
連結することもできるようになっている。ステー20
は、所定の厚みを有する本体部21の下部位置に薄肉部
22が形成されており、また上方に向けては一対のブラ
ケット23,23が延設されている。そして、薄肉部2
2には第1のピン挿通孔24が、またブラケット23,
23には第2のピン挿通孔25が穿設されている。さら
に、本体部21の下端側における後背部には水平面部2
1aと垂直面部21bとが形成されている。
【0018】ステー20は取付部15の上部に連結ピン
26を用いて着脱可能に連結される。そこで、取付部1
5の構成を詳細に説明すると、取付部15はビーム14
にボルト31で固定される板体30に溶接等の手段で固
着されている。そして、この取付部15は、所定の幅を
有する本体部32を有し、この本体部32には、下方部
及び上方部にそれぞれ各一対からなる第1,第2のブラ
ケット33,33と34,34とが形成されている。第
1のブラケット33,33にはアーム枢支部15aを形
成するピン挿通孔35,35が、また第2のブラケット
34,34にはシリンダ枢支部15bを構成するピン挿
通孔36,36がそれぞれ穿設されている。ここで、ピ
ン挿通孔35の位置は、ピン挿通孔36の位置より板体
30側に位置している。さらに、本体部32における第
2のブラケット34,34間の部位は、水平面部32a
と垂直面部32bとが形成されている。
【0019】以上のように構成することによって、ステ
ー20を取付部15に連結しない状態では、図5に示し
たと同様に、集中パネル12を格納位置と給排液位置と
に昇降変位させることができる。ここで、取付部15に
油圧シリンダ17を連結した時の給排液位置としては、
油圧ショベルを例えば図4に示した地上作業を行うよう
に構成した時に、給排液作業を行うのに適切な位置にな
るように設定する。
【0020】浚渫船Sにおける支持ポスト5に油圧ショ
ベルを設置した時には、集中パネル12を給排液位置に
下降させると、甲板に当接するか、または甲板に極めて
近い位置となり、この集中パネル12へのホースの接続
が極めて困難になる。そこで、給排液位置を高くするた
めに、ステー20が用いられる。
【0021】而して、取付部15におけるシリンダ枢支
部15bを構成する第2のブラケット34,34のピン
挿通孔36,36から枢支ピン18bを脱着させて、油
圧シリンダ17を取り外す。ただし、回動アーム16に
おけるブラケット16aへの連結は解除する必要はな
い。この状態で、第2のブラケット34,34間にステ
ー20の薄肉部22を挿通させて、第1のピン挿通孔2
4と取付部15側のピン挿通孔36,36とを一致させ
る。この時には、ステー20の本体部21における水平
面部21aと垂直面部21bは取付部15の本体部32
の水平面部32a,垂直面部32bにそれぞれ当接する
ことになる。この状態で、ピン挿通孔36,24,36
に連結ピン26を挿通させて、適宜の抜け止めを行う
と、ステー20は取付部15に完全に固定される。
【0022】次に、ステー20におけるブラケット2
3,23間に油圧シリンダ17の端部を挿通させて、ブ
ラケット23,23に形成した第2のピン挿通孔25,
25に枢支ピン18bにより油圧シリンダ17の端部を
枢着する。これによって、集中パネル12のストッパ板
19がフレーム下面10に当接することにより規制され
た格納位置では、油圧シリンダ17は、取付部15に連
結している時より、伸長した状態になる。従って、格納
位置から給排液位置に変位させる際における油圧シリン
ダ17のストロークが短縮される。また、格納位置にお
いて、油圧シリンダ17の軸線は、取付部15に連結し
ている状態よりステー20に連結した状態の方が鉛直状
態により近くなる。この2つの要因により、ステー20
を取付部15に連結して、このステー20に油圧シリン
ダ17を連結すると、格納位置は同じであるが、この格
納位置から給排液位置への昇降ストロークが短縮して、
集中パネル12の給排液位置を変化させることができ
る。
【0023】以上のことから、油圧ショベルを浚渫船S
に設置する場合には、取付部15にステー20を連結す
れば、その時における給排液位置を最適な高さ位置とす
ることができ、この給排液位置を変化させるために、ビ
ーム14に溶接等の手段で固定されている取付部15を
交換する必要はない。ここで、給排液位置はステー20
の形状及び寸法に応じて任意に調整できることから、揚
土船Rに設置した時にも、集中パネル12の給排液位置
での高さ位置を、ステー20の形状を変えることによ
り、踊り場7から給排液作業を行う際に最適な高さ位置
に設定することができる。ここで、ステー20における
第2のピン挿通孔25は1箇所だけ設けるようにした
が、それぞれ位置を違えて複数箇所に第2のピン挿通孔
を設けて、油圧シリンダ17の端部をこれら第2のピン
挿通孔のいずれかに枢着する構成としてば、1個のステ
ーで集中パネル12の高さ位置を他段に変化させること
ができるようになる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、取付部にステーを
連結する構成としたので、簡単な構成で、集中パネルを
支持する取付部を交換したりする必要がなく、上部旋回
体の高さ位置に応じて、給排液作業時の集中パネルの高
さ位置を極めて容易に調整できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ステーを用いた集中パネルの昇降駆動機構の構
成説明図である。
【図2】取付部にステーを連結した状態での断面図であ
る。
【図3】図2の右側面図である。
【図4】作業機の一例としての油圧ショベルの側面図で
ある。
【図5】従来技術による集中パネルの昇降駆動機構の構
成説明図である。
【図6】集中パネルの正面図である。
【図7】油圧ショベルを浚渫船に設置した状態の側面図
である。
【図8】油圧ショベルを揚土船に設置した状態の側面図
である。
【符号の説明】
1 下部走行体 2 上部旋回体 10 フレーム下面 10a 開口部 11 配管 12 集中パネ
ル 13 配管接続部 15 取付部 15a アーム枢支部 15b シリン
ダ枢支部 16 回動アーム 16a ブラケ
ット 17 油圧シリンダ 18a〜18c
枢支ピン 19 ストッパ板 20 ステー 21 本体部 21a 水平面
部 21b 垂直面部 22 薄肉部 23 ブラケット 24 第1のピ
ン挿通孔 25 第2のピン挿通孔 26 連結ピン

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の配管からの接続部を装着した集中
    パネルを昇降駆動させるために、一端がこの集中パネル
    に連結した回動アームを上部旋回体に固定して設けた取
    付部のアーム枢支部に枢着し、またこの取付部には集中
    パネルを昇降駆動するシリンダの一端を枢支するシリン
    ダ枢支部とを設けると共に、このシリンダの他端を前記
    回動アームまたは集中パネルに枢着し、前記シリンダを
    伸縮させることにより、前記集中パネルを前記上部旋回
    体内に格納する格納位置と、上部旋回体から下降させた
    給液位置とに変位させるものにおいて、前記取付部のシ
    リンダ枢支部にピンで着脱可能に連結されるステーを有
    し、このステーには前記シリンダを枢支する少なくとも
    1つの第2のシリンダ枢支部を設けて、この第2のシリ
    ンダ枢支部は、前記取付部のアーム枢支部からの距離
    が、前記シリンダ枢支部までの距離とは異なる距離とな
    る位置に形成されていることを特徴とする作業機の給排
    液用集中パネル。
  2. 【請求項2】 前記ステーを前記取付部に連結して、前
    記集中パネルを格納位置に配置した時に、このステーの
    第2のシリンダ枢支部から前記シリンダの他端の枢支部
    までの間隔は、前記取付部のシリンダ枢支部から枢着部
    から前記シリンダの他端の枢支部までの間隔より長くな
    るように設定されていることを特徴とする請求項1記載
    の作業機の給排液用集中パネル。
  3. 【請求項3】 前記集中パネルを格納位置に変位させた
    時に、この集中パネルが所定の位置で停止するストッパ
    を備える構成としたことを特徴とする請求項1記載の作
    業機の給排液用集中パネル。
  4. 【請求項4】 前記ステーを前記取付部に連結した時
    に、これらステーと取付部とは水平面と垂直面とで当接
    するようにしてこのステーを固定する構成としたことを
    特徴とする請求項1記載の作業機の給排液用集中パネ
    ル。
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