WO2005120282A1 - 折畳式傘 - Google Patents

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WO2005120282A1
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Hidenobu Hayashi
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Shibuya Ryutsu Co., Ltd.
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    • A45BWALKING STICKS; UMBRELLAS; LADIES' OR LIKE FANS
    • A45B19/00Special folding or telescoping of umbrellas
    • A45B19/10Special folding or telescoping of umbrellas with collapsible ribs

Abstract

【課題】開傘サイズ等の傘機能を損なうことなく、収容や携行の利便性を効果的に増すのにとくに有効である折畳状態の扁平化を可能にした折畳式傘を提供する。 【解決手段】上ロクロ21と下ロクロ22の左右の翼部の左右端部には第1の縦溝34a、34bが形成され、また各ロクロの第1の縦溝と交差する位置に第1の貫通孔35a、35bがそして第1の貫通孔より中心側位置にて第2の貫通孔36a、36bが形成され、上ロクロ21では第1の縦溝において左右に位置する親骨41を第1の貫通孔に設けられた支軸部材37aにより個別枢支するとともに他の親骨41を第2の貫通孔36aを挿通する環状支軸ワイヤ38aにより一括的に枢支し、下ロクロ22では第1の縦溝34bにおいて左右に位置する前記受骨44を該第1の貫通孔35bに設けられた支軸部材37bにより個別枢支するとともに他の受骨44を第2の貫通孔36bを挿通する環状支軸ワイヤ38bにより一括的に枢支する。

Description

明 細 書
折畳式傘
技術分野
[0001] この発明は扁平状に折畳可能な折畳式傘に関し、とくに三つ折式の折畳式傘に適 用して有効なものに関する。
背景技術
[0002] 図 5および図 6は、従来の三つ折式の折畳式傘の構成例を示す。まず、図 5に示す ように、この種の折畳式傘は、伸縮式中棒 10'の上部に固定された上口クロ 21 'と、こ の上口クロ 21 '〖こ枢支された折り畳み自在な親骨 40'と、上口クロ 21 'の下方にて上 記中棒 10に摺動自在に案内される下口クロ 22'と、この下口クロ 22'に枢支されて上 記親骨 40'を支承する受骨 44を有し、開傘状態では上記親骨 40'と上記受骨 44が 放射状に展開する一方、閉傘状態では上記親骨 40'が折り畳まれるとともに、上記 親骨 40'と上記受骨 44が上記中棒 10とほぼ平行に収束されるようになっている。
[0003] 中棒 10'は入れ子式の分割パイプ力もなる伸縮式であって、先端 (上端)には石突 11、基端 (下端)には手先 12がそれぞれ取り付く。また、その先端 (上端)寄りの中間 部には下口クロ 22'を係脱可能に係止させるためのハジキ 13が設けられている。
[0004] 親骨 40'は、元親骨 (長骨とも呼ばれる) 41、中親骨 42、先親骨 43からなる三つ折 式に形成されて 、る。受骨 44には下連棹 (控え棒とも呼ばれる) 45が連結されて 、る 。この下連棹 45は元親骨 41および中親骨 42とともに、上記親骨 40'を下口クロ 22' の上下移動に連動して屈伸させるリンク機構を形成する。
[0005] 元親骨 41と先親骨 43の間にはワイヤパネ (パネ用直線とも呼ばれる) 47が架橋装 設されて!/、る。このワイヤパネ 47の中間部が中親骨 42の中間部に遊動可能に係止 されることにより、親骨 40'の屈伸動作にスプリングアクション (弾機機能)が与えられ るようになっている。
[0006] 元親骨 41および中親骨 42は U字状の断面を有する金属 (スチールやアルミ合金) 製部材を用いて構成されている。ワイヤパネ 47を中親骨 42に遊動可能に係止する 部分は、図 5に部分的に拡大して示すように、中親骨 42に一体形成された延設片 42 1を折り曲げて形成して 、た。
[0007] なお、図 5において、符号 51はダボと呼ばれる突出部あるいは延設部であって、こ のダボ 51は回動自在な連結部を形成するために設けられて 、る。
[0008] 図 6 (a)および(b)はそれぞれ上口クロ 21 'と下口クロ 22'の要部を示し、上口クロ 21 ,および下口クロ 22'はそれぞれ、中央に中棒ガイド孔 51a、 51bを有する円筒状のボ ス部により形成され、上記中棒 10に対して放射方向を向く縦溝部 52a、 52bが等角 間隔(図示例では 60度間隔)で配設されて!/、る。
[0009] 第 6図の(c)および (d)はそれぞれ従来の折畳式傘の上下口クロと傘骨の開傘状態 および閉傘状態における相対位置関係を示す図で、同図の (c)および (d)にそれぞ れ示されているように、上口クロ 21 'および下口クロ 22'には各縦溝部 52a、 52bを横 断しながら一回りする環状枢支ワイヤ (ワンターンワイヤ) 54が設けられて 、て、この 環状枢支ワイヤ 54が元親骨 41および受骨 44を上記縦溝部 32に一括的に枢支する 共通支軸を形成する。これにより、開傘状態では、(c)に示すように、親骨 41および 受骨 44が放射状に展開する一方、閉傘状態では、(d)に示すように、親骨 41と受骨 44が上口クロ 21 'および下口クロ 22'の回りに円陣配置状態で収束されるようになつ ている。この場合、図示を省略するが、三つ折式の親骨 40'はそれぞれ、前述した元 親骨 41、中親骨 42、先親骨 44が折り畳まれた状態で上口クロ 21 'および下口クロ 22 'の回りに収束される。
[0010] 上述した折畳式傘の構成については、たとえば以下に示す特許文献 1〜5にその 全体または一部が記載されて 、る。
特許文献 1:特開平 9 51811号
特許文献 2:実用新案登録第 3070862号
特許文献 3:特開平 9 84617号
特許文献 4:特開平 9 51811号
特許文献 5:特開平 8— 80207号
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0011] 上述したように、従来の折畳式傘では、傘を折畳んだ閉傘状態のときに親骨 40'と 受骨 44が上口クロ 21 'および下口クロ 22'の回りに円陣配置状態で収束され、さらに 親骨 40'はそれぞれ元親骨 41、中親骨 42、先親骨 44が折り畳まれた状態で収束さ れる。これとともに、図示を省略する傘布地が親骨 40'とともに上口クロ 21 'および下 口クロ 22'の回りに折り畳まれる。
[0012] このため、その折畳状態は、図 4の(b)に示すように、円筒状に太く丸まった形とな る力 このような太筒形状は、ノ ッグ等に収容したときにそのバッグ内に無駄な厚み 空間部を形成したり、バッグを不恰好に膨らませたり、バッグ内の他の内容物を局部 的に圧迫したりするなどの不都合が生じやすい。また、厚みの小さなケースには収容 できな ヽと 、つた不便があった。
[0013] ここで、本発明者は、収容や携行の利便性を増すためには、折畳状態の全体的な 小型化よりも、その折畳状態の扁平ィ匕がとくに有効であることに着目した。折畳状態 の全体的な小型化は、たとえば開傘サイズの縮小と!/、つた傘機能の低下を伴!、やす い反面、ノ ッグ等への収納性はそれほど向上しないことが判明した。
[0014] しかし、上述した従来構造の折畳式傘では、親骨 40'と受骨 44が上口クロ 21 'およ び下口クロ 22'の回りに円陣配置状態で収束された状態で折り畳まれるため、その折 畳状態はどうしても太筒状にならざるを得な力つた。
[0015] 本発明は以上のような問題を鑑みてなされたもので、その目的とするところは、たと えば開傘サイズ等の傘機能を損なうことなぐ収容や携行の利便性を効果的に増す のにとくに有効である折畳状態の扁平ィ匕を可能にし、たとえば胸ポケットなどにその ポケットを不恰好に膨らませることなくスマートに収容させることできる扁平化も可能に した折畳式傘を提供することにある。
課題を解決するための手段
[0016] 本発明の手段は、次の(1)の構成手段を備えることを特徴とする折畳式傘である。
[0017] (1)伸縮式中棒の上部に固定された上口クロと、この上口クロに枢支された折り畳み 自在な親骨と、上口クロの下方にて上記中棒に摺動自在に案内される下口クロと、こ の下口クロに枢支されて上記親骨を支承する受骨を有し、開傘状態では上記親骨と 上記受骨が放射状に展開する一方、閉傘状態では上記親骨が折り畳まれるとともに 、上記親骨と上記受骨が上記中棒とほぼ平行に収束される折畳式傘において、上口 クロと下口クロはそれぞれ、扁平なブロック体の前後面の中間位置力 左右に突出す る翼部が形成されるとともにこの左右の翼部の左右端部には第 1の縦溝が形成され、 また各口クロの該第 1の縦溝と交差する位置に第 1の貫通孔がそして該第 1の貫通孔 より中心側位置にて第 2の貫通孔が形成され、上口クロでは該第 1の縦溝において左 右に位置する前記親骨を該第 1の貫通孔に設けられた支軸部材により個別枢支する とともに他の親骨を前記第 2の貫通孔を揷通する環状支軸ワイヤにより一括的に枢 支し、下口クロでは前記第 1の縦溝において左右に位置する前記受骨を該第 1の貫 通孔に設けられた支軸部材により個別枢支するとともに他の受骨を前記第 2の貫通 孔を揷通する環状支軸ワイヤにより一括的に枢支していることを特徴とする折畳式傘
[0018] 上記手段においては、次のような手段の付加または併用がとくに効果的である。
[0019] (2)前記各口クロの前記扁平なブロック体の前記前後面と前記翼部との間に比較的 浅い第 2の縦溝が形成され、前記上口クロの前記第 2の縦溝内には前記他の親骨の 内端が位置し、前記下口クロの前記第 2の縦溝内には前記他の受骨の内端が位置し 、前記上下口クロの前記第 2の縦溝に隣接して前記第 2の貫通孔が形成されてなるこ とを特徴とする(1)に記載の折畳式傘。
[0020] (3)上記中棒が扁平断面形状に形成されるとともに、この中棒が嵌挿する上口クロお よび下口クロがそれぞれ、上記左右方向を長手方向とする扁平な長形状に形成され て 、ることを特徴とする(1)または(2)に記載の折畳式傘。
[0021] (4)上記中棒が扁平断面形状に形成されるとともに、この中棒が嵌挿する上口クロお よび下口クロがそれぞれ、上記左右方向を長手方向とする扁平な長形状に形成され て 、ることを特徴とする前記の折畳式傘。
[0022] (5)元親骨、中親骨、先親骨を有する三つ折式の親骨を使用するとともに、元親骨と 先親骨間に架橋装設されたワイヤパネの中間部を中親骨の中間部に遊動可能に係 止させることにより上記親骨の屈伸動作にスプリングアクションを与えるようにした三 つ折式の折畳式傘であって、上記ワイヤパネの中間部に上記中親骨に回り込むル 一プ部を折曲形成することにより、そのワイヤパネの中間部を中親骨の中間部に遊 動可能に係止させるたことを特徴とする前記の折畳式傘。 [0023] (6)上記親骨を下口クロの上下移動に連動して屈伸させるためのリンク機構を形成す る下連棹をワイヤ状の細棒で形成するとともに、このワイヤ状の下連棹と元親骨とをダ ボ部材を介して回動自在に連結させたことを特徴とする(1)〜 (4)のいずれかに記載 の折畳式傘。
発明の効果
[0024] たとえば開傘サイズ等の傘機能を損なうことなぐ収容や携行の利便性を効果的に 増すのにとくに有効である折畳状態の扁平ィ匕を可能にし、たとえば胸ポケットなどに そのポケットを不恰好に膨らませることなくスマートに収容させることできる扁平化も可 能にした折畳式傘を提供することができる。
図面の簡単な説明
[0025] [図 1]本発明に係る折畳式傘の骨組構造を示す省略側面図および部分拡大斜視図 である。
[図 2] (a)は本発明に係る折畳式傘の上口クロと下口クロの要部を示す側面図、(b)は 上口クロの斜視図、(c)は下口クロの斜視図である。
[図 3]本発明に係る折畳式傘の上口クロ及び下口クロと傘骨との相対位置関係を示す 図で、(a)は開傘状態を示し、(b)は閉傘状態を示す。
[図 4] (a)本発明に係る折畳式傘の折畳形状を示す斜視図で、 (b)は従来の折畳式 傘の折畳形状を示す斜視図である。
[図 5]従来の折畳式傘の骨組構造を示す省略側面図および部分拡大斜視図である
[図 6] (a)および (b)は従来の折畳式傘の上口クロと下口クロの要部を示す部分斜視 図で、(c)従来の折畳式傘の上口クロおよび下口クロと傘骨の開傘状態における相対 位置関係を示す図で、(d)従来の折畳式傘の上口クロおよび下口クロと傘骨の閉傘 状態における相対位置関係を示す図である。
符号の説明
[0026] 10 中棒、 11 石突、
12 手先、 13 ノヽジキ、
21 上口クロ、 22 下口クロ、 31a, 31b 前後面、 32a, 32b 第 2の縦溝、
33a、 33b 翼部、 34a, 34b 第 1の縦溝、
35a、 35b 第 1の貫通孔、 36a、 36b 第 2の貫通孔、
37a, 37b 支軸部材、 38a, 38b 環状支軸ワイヤ、
40 親骨、 41 元親骨、
42 中親骨、 44 受骨
発明を実施するための最良の形態
[0027] 図 1は本発明の一実施形態をなす折畳式傘の骨組構造を示す。また、図 2は本発 明の要部をなす上口クロと下口クロの構成を示す。
[0028] まず、図 1および図 2の(a)に示すように、本発明に係る折畳式傘は、伸縮式中棒 1 0の上部に固定された上口クロ 21と、この上口クロ 21に枢支された折り畳み自在な親 骨 40 (41)と、上口クロ 21の下方にて上記中棒 10に摺動自在に案内される下口クロ 2 2と、この下口クロ 22に枢支されて上記親骨 40を支承する受骨 44を有し、開傘状態 では上記親骨 40と上記受骨 44が放射状に展開する一方、閉傘状態では上記親骨 40が折り畳まれるとともに、上記親骨 40と上記受骨 44が上記中棒 10とほぼ平行に 収束されるようになって 、る。
[0029] 中棒 10は 5本の径が異なる筒体が順次入れ子式に係合されて形成されてなり、そ の先端 (上端)には石突 11、その基端 (下端)には手先 12がそれぞれ取り付く。また、 その先端 (上端)寄りの中間部には下口クロ 22を係脱可能に係止させるためのハジキ 13が設けられている。
[0030] 上記親骨 40は、元親骨 (長骨とも呼ばれる) 41、中親骨 42、先親骨 43からなる三 つ折式に形成されている。上記受骨 44には、控え棒とも呼ばれる下連棹 45が連結さ れている。この下連棹 45は元親骨 41および中親骨 42とともに、上記親骨 40を下ロタ 口 22の上下移動に連動して屈伸させるリンク機構を形成する。
[0031] 元親骨 41と先親骨 43の間には、パネ用直線とも呼ばれるワイヤパネ 47が架橋装 設されて!/、る。このワイヤパネ 47の中間部が中親骨 42の中間部に遊動可能に係止 されることにより、親骨 40の屈伸動作にスプリングアクションが与えられるようになって いる。 [0032] 元親骨 41は U字状の断面を有する金属(たとえばスチールやアルミ合金)製部材を 用いて構成されて 、るが、中親骨 42はスチール等のワイヤ状線材 (ある 、は FRP等 の細棒)により形成されている。これは、親骨 40を細く束ねて折り畳めるようにするた めである。
[0033] ワイヤパネ 47を中親骨 42に遊動可能に係止する部分は、図 1に部分的に拡大して 示すように、ワイヤパネ 47の中間部に中親骨 42に回り込むループ部 471を折曲形 成すること〖こより形成してある。これ〖こより、中親骨 42側に係止部を設けなくても、ま た、係止のための部品を別途必要とすることなぐワイヤパネ 47の中間部を中親骨 4 2の中間部に遊動可能に係止させることができる。
[0034] また、図示の実施形態では、親骨 40を下口クロ 22の上下移動に連動して屈伸させ るためのリンク機構を形成する下連棹 45を、ワイヤ状の細棒で形成している。これとと もに、そのワイヤ状の下連棹 45と元親骨 41とを、ダボ部材 46を介して回動自在に連 結させている。これにより、親骨 40をさらに細く束ねて折り畳めることができるようにな つている。
[0035] なお、同図において、符号 51はダボと呼ばれる突出部あるいは延設部であって、こ のダボ 51は回動自在な連結部を形成するために設けられて 、る。
[0036] 図 2の(a)に示すように、上口クロ 21には親骨 40を枢支するボス部 30aが形成され ているが、このボス部 30aの下に筒部 (スリーブ) 23がー体形成されている。また、下 口クロ 22には受骨 44を枢支するボス部 30bが形成されている力 このボス部 30bの 上に筒部 (スリーブ) 24がー体形成されている。両筒部 23, 24は、下口クロ 22がハジ キ 13 (図 1参照)で下降係止される位置に押し上げられた状態でスライド嵌合するよう に形成されている。下口クロ 22の下側には、この下口クロ 22を移動操作するための手 掛カり筒部 25がー体に形成されている。この手掛力り筒部 25の下端が上記ハジキ 1 3で係止されるようになって!/、る。
[0037] 上口クロ 21のボス部 30aは、図 2の(b)に傾斜した斜視図で示すように、ほぼ扁平な 矩形のブロック体の前後面 31a、 31aの中間位置力 左右に突出する扁平な矩形状 の翼部 33a、 33aを有している。両翼部 33a、 33aの左右端部には深い第 1の縦溝 34 a、 34aが形成されている。また、両翼部の先端近傍には第 1の縦溝と交差する位置 に第 1の貫通孔 35a、 35aが形成されている。この扁平な矩形のブロック体と左右に 突出する翼部との間には浅い第 2の縦溝 32a、 32aが形成され、この第 2の縦溝の外 側に近接して両翼部には第 2の貫通孔 36a、 36aが形成されている。前記翼部 33a、 33a,第 1の縦溝 34a、 34a,第 2の縦溝 32a、 32a,第 1の貫通孔 35a、 35aおよび第 2の貫通孔 36a、 36aはそれぞれボス部 30aの縦中央面に対して左右対称に形成さ れている。ボス部の下方の筒部 23には中棒 10を嵌挿させる扁平な中棒ガイド孔 26 が形成されている。
[0038] 下口クロ 22のボス部 30bは、図 2の(c)に傾斜した斜視図で示すように、上口クロ 21 のボス部 30aと同様に、矩形の扁平なブロック体 3 lb、 31bの前後面の中間位置から 左右に突出する扁平な矩形状の翼部 33b、 33b、深い第 1の縦溝 34b、 34b、浅い 第 2の縦溝 32b、 32b、第 1の貫通孔 35b、 35bおよび第 2の貫通孔 36b、 36bを有し ている。
[0039] また、下口クロ 22の下方に一体的に形成された筒部 24, 25の中央には扁平断面 の中棒 10を嵌挿させる中棒ガイド孔 27が形成されて 、る。
[0040] そして、図 3 (a)の傘を広げた状態における上口クロ 21および下口クロ 22と傘骨の 相対位置関係を示す図から明らかなように、上口クロ 21のボス部 30aの深い第 1の縦 溝 34a内には 6本の親骨 40の内の左右に位置する親骨 41の上端部が挿入されて、 ピン 37aにてそれぞれ枢支されている。また、ボス部 30aの浅い第 2の縦溝 32a内に は 6本の親骨 40の内の斜めに位置する 4本の親骨 41の上端部が一部挿入されて、 環状枢支ワイヤ 38aにより一括的に枢支されている。また一方、下口クロ 22のボス部 3 Obでは、その深 、第 1の縦溝 34b内には 6本の受骨 44の内の左右に位置する親骨 44の上端部が挿入されて、ピン 37bにてそれぞれ枢支されている。また、ボス部 30b の浅 、第 2の縦溝 32b内には 6本の受骨 44の内の斜めに位置する 4本の親骨 44の 上端部が一部挿入されて、環状枢支ワイヤ 38bにより一括的に枢支されている。
[0041] 上記のような構成により、親骨 40および受骨 44はそれぞれ、開傘状態のときに、図 3 (a)に示すように、上口クロ 21および下口クロ 22に枢支されながら放射状に展開さ れる。一方、閉傘状態のときには、図 3 (b)に示すように、親骨 40が折り畳まれるととも に、親骨 40と受骨 44が上記中棒 10とほぼ平行に収束された折畳状態が形成される [0042] この折畳状態では、図 3の(b)に示すように、親骨 40および受骨 44が上口クロ 21お よび上口クロ 22の左右両側に振り分けられた位置にて収束される。これに伴い、図示 を省略するが、親骨 40を形成する元親骨 41、中親骨 42、先親骨 43も、上口クロ 21 および上口クロ 22の左右両側に振り分けられた位置にて収束される。
[0043] これにより、図 4の(a)に示すように、傘布地を含めた傘全体が左右方向にだけ幅を 広げた扁平な薄型形状に折り畳まれ、先親骨 43の先端は細長 、直方体をした皿状 手先 12の凹部内に収容される。
[0044] 上記構成は、上口クロ 21および下口クロ 22の左右両端部に位置する第 1の縦溝部 34a、 34bに 2本の親骨と 2本の受骨の内端部を収容して支軸部材 37a、 37bによつ て個別の枢支する一方、その他の親骨及び受骨については環状枢支ワイヤ 38a、 3 8bによる共通の枢支軸を使用することにより、可能になっている。
[0045] 上述したように、本発明では、上口クロ 21と下口クロ 22はそれぞれ、扁平なブロック 体の前後面 31a、 31bの中間位置力も左右に突出する翼部 33a、 33bが形成される とともにこの左右の翼部の左右端部には第 1の縦溝 34a、 34bが形成され、また各口 クロの第 1の縦溝と交差する位置に第 1の貫通孔 35a、 35bがそして第 1の貫通孔より 中心側位置にて第 2の貫通孔 36a、 36bが形成され、上口クロ 21では第 1の縦溝に お!、て左右に位置する前記親骨 41を第 1の貫通孔に設けられた支軸部材 37aにより 個別枢支するとともに他の親骨 41を前記第 2の貫通孔 36aを揷通する環状支軸ワイ ャ 38aにより一括的に枢支し、下口クロ 22では前記第 1の縦溝 34bにおいて左右に 位置する前記受骨 44を第 1の貫通孔 35bに設けられた支軸部材 37bにより個別枢 支するとともに他の受骨 44を前記第 2の貫通孔 36bを挿通する環状支軸ワイヤ 38b により一括的に枢支することにより、たとえば開傘サイズ等の傘機能を損なうことなぐ 収容や携行の利便性を効果的に増すのに特に有効である折畳状態の扁平化を可 能にしている。これにより、たとえば、中棒 10を 5段伸縮自在とすることによって、胸ポ ケットなどにそのポケットを不恰好に膨らませることなくスマートに収容させることできる 扁平化も可能となっている。
[0046] また、前記各口クロ 21, 22の前記扁平なブロック体の前記前後面 31a、 31bと前記 翼部 33a、 33bとの間に比較的浅い第 2の縦溝 32a、 32bが形成され、前記上口クロ 2 1の前記第 2の縦溝 32a内には前記他の親骨 41の内端が位置し、前記下口クロ 22の 前記第 2の縦溝 32b内には前記他の受骨 44の内端が位置し、前記上下口クロの前 記第 2の縦溝に隣接して前記第 2の貫通孔 36a、 36bが形成されてなるので、傘の折 畳み時に前記他の傘骨の内端部も第 2の縦溝 32a、 32b内に収容されるようになり、 傘骨全体の扁平な折り畳みが容易になる。
[0047] さらに、上記中棒 10が扁平断面形状に形成されるとともに、この中棒 10が貫通する 上口クロ 21および下口クロ 22がそれぞれ、左右方向を長手方向とする長形状に形成 されることも、上記薄型化をさらに促進させるのに非常に有効である。
[0048] また、元親骨 41、中親骨 42、先親骨 43を有する三つ折式の親骨 40を使用すると ともに、元親骨 41と先親骨 43間に架橋装設されたワイヤパネ 47の中間部を中親骨 4 2の中間部に遊動可能に係止させることにより上記親骨の屈伸動作にスプリングァク シヨンを与えるようにした三つ折式の折畳式傘であっては、上記ワイヤパネ 47の中間 部に上記中親骨 42に回り込むループ部 471を折曲形成することにより、そのワイヤ パネ 47の中間部を中親骨 42の中間部に遊動可能に係止させることができる。このよ うな係止構造により、元親骨 41をワイヤ状に細径ィ匕することができ、これにより、傘の 折畳形状をさらに薄型化することが可能になる。
[0049] さらにまた、親骨 40を下口クロ 22の上下移動に連動して屈伸させるためのリンク機 構を形成する下連棹 45をワイヤ状の細棒で形成するとともに、このワイヤ状の下連棹 45と元親骨 41とをダボ部材 46を介して回動自在に連結させることも、上記薄型化を さらに促進させるのに非常に有効である。
[0050] 以上、本発明をその代表的な実施例に基づいて説明したが、本発明は上述した以 外にも種々の態様が可能である。たとえば、親骨 40は三つ折式以外のものであって ちょい。
産業上の利用可能性
[0051] たとえば開傘サイズ等の傘機能を損なうことなぐ収容や携行の利便性を効果的に 増すのにとくに有効である折畳状態の扁平ィ匕を可能にし、たとえば胸ポケットなどに そのポケットを不恰好に膨らませることなくスマートに収容させることできる扁平化も可 能にした折畳式傘を提供することができる。

Claims

請求の範囲
[1] 伸縮式中棒の上部に固定された上口クロと、この上口クロに枢支された折り畳み自 在な親骨と、上口クロの下方にて上記中棒に摺動自在に案内される下口クロと、この 下口クロに枢支されて上記親骨を支承する受骨を有し、開傘状態では上記親骨と上 記受骨が放射状に展開する一方、閉傘状態では上記親骨が折り畳まれるとともに、 上記親骨と上記受骨が上記中棒とほぼ平行に収束される折畳式傘において、上ロタ 口と下口クロはそれぞれ、扁平なブロック体の前後面の中間位置力 左右に突出する 翼部が形成されるとともにこの左右の翼部の左右端部には第 1の縦溝が形成され、ま た各口クロの該第 1の縦溝と交差する位置に第 1の貫通孔がそして該第 1の貫通孔ょ り中心側位置にて第 2の貫通孔が形成され、上口クロでは該第 1の縦溝において左 右に位置する前記親骨を該第 1の貫通孔に設けられた支軸部材により個別枢支する とともに他の親骨を前記第 2の貫通孔を揷通する環状支軸ワイヤにより一括的に枢 支し、下口クロでは前記第 1の縦溝において左右に位置する前記受骨を該第 1の貫 通孔に設けられた支軸部材により個別枢支するとともに他の受骨を前記第 2の貫通 孔を揷通する環状支軸ワイヤにより一括的に枢支していることを特徴とする折畳式傘
[2] 前記各口クロの前記扁平なブロック体の前記前後面と前記翼部との間に比較的浅 い第 2の縦溝が形成され、前記上口クロの前記第 2の縦溝内には前記他の親骨の内 端が位置し、前記下口クロの前記第 2の縦溝内には前記他の受骨の内端が位置し、 前記上下口クロの前記第 2の縦溝に隣接して前記第 2の貫通孔が形成されてなること を特徴とする請求項 1に記載の折畳式傘。
[3] 上記中棒が扁平断面形状に形成されるとともに、この中棒が嵌挿する上口クロおよ び下口クロがそれぞれ、上記左右方向を長手方向とする扁平な長形状に形成されて いることを特徴とする請求項 1または 2に記載の折畳式傘。
[4] 上記親骨を折り畳んだ状態で前記先親骨の先端を受容する手先が上記左右方向 を長手方向とする長方形皿状に形成されていることを特徴とする請求項 1〜3の何れ 力 1項に記載の折り畳み式傘。
[5] 元親骨、中親骨、先親骨を有する三つ折式の親骨を使用するとともに、元親骨と先 親骨間に架橋装設されたワイヤパネの中間部を中親骨の中間部に遊動可能に係止 させることにより上記親骨の屈伸動作にスプリングアクションを与えるようにした三つ 折式の折畳式傘であって、上記ワイヤパネの中間部に上記中親骨に回り込むルー プ部を折曲形成することにより、そのワイヤパネの中間部を中親骨の中間部に遊動 可能に係止させるたことを特徴とする請求項 1から 4の何れか 1項に記載の折畳式傘
[6] 上記親骨を下口クロの上下移動に連動して屈伸させるためのリンク機構を形成する 下連棹をワイヤ状の細棒で形成するとともに、このワイヤ状の下連棹と元親骨とをダ ボ部材を介して回動自在に連結させたことを特徴とする請求項 1〜5の何れか 1項に 記載の折畳式傘。
[7] 上記中棒は 5本の径が異なる筒体が順次入れ子式に係合されて形成されてなるこ とを特徴とする請求項 1〜6の何れか 1項に記載の折り畳み式傘。
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