JPH1028606A - 折り畳み式傘 - Google Patents

折り畳み式傘

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JPH1028606A
JPH1028606A JP21900696A JP21900696A JPH1028606A JP H1028606 A JPH1028606 A JP H1028606A JP 21900696 A JP21900696 A JP 21900696A JP 21900696 A JP21900696 A JP 21900696A JP H1028606 A JPH1028606 A JP H1028606A
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JP
Japan
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bone
shaft handle
rib
vinyl acetate
folded
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Pending
Application number
JP21900696A
Other languages
English (en)
Inventor
Meitatsu Shiya
明達 謝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kk Shoji Kk
Shoji Kk Kk
Original Assignee
Kk Shoji Kk
Shoji Kk Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 展開及び折り畳みが容易に行えるように改良
し、張り布にエチレン酢酸ビニルコポリマーを用いて使
役性を高める。 【構成】 .第1の骨2aと第1の軸柄1aに嵌挿さ
れた摺動筒4との間に枢着された開閉用アーム5と、こ
の開閉用アーム5と第2の骨2bの基端部との間に枢着
された平行リンク6と、第1の骨2aの先端部と第3の
骨2cの基端部との間に張架された弾性線材7とを備
え、第1の骨2aに対して第2の骨2bを外向きに屈折
させ、第2の骨2bに対して第3の骨2cを内向きに屈
折させた状態に保持し、この状態で折り畳み、展開す
る。.張り布3を、素材成分がポリエチレン83.5
%、ビニルアセテート14.0%、色素2.5%からな
るエチレン酢酸ビニルコポリマー(略号EVA)とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、展開及び折り畳み
が容易に行えるように改良し、張り布部分にエチレン酢
酸ビニルコポリマー(略号EVA)を用いた折り畳み式
傘に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、第1の軸柄1a、第2の軸柄1
b、第3の軸柄1cを軸方向に3段に伸縮可能の軸柄1
と、上記第1の軸柄1aの先端部に基端部が枢支された
第1の骨2aと、この第1の骨2aの先端部に基端部が
枢支された第2の骨2bと、該第2の骨2bの先端部に
基端部が枢支された第3の骨2cとからなり、上記第1
〜3の骨2a〜2cを張り布3と共に3段に折り畳み、
展開するようにした折り畳み式傘が知られている。
【0003】また、上記張り布3の素材として、ポリエ
ステル=素材成分;ポリエステル100%、ナイロン=
素材成分;ナイロン100%等が多用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な3段に折り畳み、展開するようにした折り畳み式傘に
おいては、折り畳み、あるいは展開するときに、第2の
骨2bに対して第3の骨2cを手により内側へ折曲げ、
あるいは外側へ展開してやる必要があり、折り畳み,展
開操作が面倒である、という問題点があった。
【0005】また、傘が使えなくなって張り布3を焼却
するような場合には、その焼却によりポリエステル、ナ
イロンともに有害物質(有毒ガス)が発生することにな
り、危険であり好ましくなかった。
【0006】本発明は、上記の事情にかんがみなされた
もので、3段折り畳み式傘を折り畳み、展開するとき
に、第1の骨2aに対して第2の骨2bを外向きに屈折
させ、第2の骨2bに対して第3の骨2cを内向きに屈
折させた状態に保持しておくことで、折り畳み、展開動
作が一行程で行えるようにし、また、張り布3を焼却す
るときに有害ガス成分が発生しないようにした折り畳み
式傘を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、 A.第1の軸柄1a、第2の軸柄1b、第3の軸柄1c
を軸方向に3段に伸縮可能の軸柄1と、上記第1の軸柄
1aの先端部に基端部が枢支された第1の骨2aと、こ
の第1の骨2aの先端部に基端部が枢支された第2の骨
2bと、該第2の骨2bの先端部に基端部が枢支された
第3の骨2cとからなり、上記第1〜3の骨2a〜2c
を張り布3と共に3段に折り畳み、展開するようにした
折り畳み式傘において、上記第1の骨2aと第1の軸柄
1aに嵌挿された摺動筒4との間に枢着された開閉用ア
ーム5と、この開閉用アーム5と第2の骨2bの基端部
との間に枢着された平行リンク6と、第1の骨2aの先
端部と第3の骨2cの基端部との間に張架された弾性線
材7とを備え、第1の骨2aに対して第2の骨2bを外
向きに屈折させ、第2の骨2bに対して第3の骨2cを
内向きに屈折させた状態に保持し、この状態で折り畳
み、展開するようにしたことを特徴としている。
【0008】上記張り布3を、素材成分がポリエチレン
83.5%、ビニルアセテート14.0%、色素2.5
%からなるエチレン酢酸ビニルコポリマー(略号EV
A)としたことを特徴としている。
【0009】
【作用】上記の構成によって本発明の折り畳み式傘は、
第1の骨2aに対して第2の骨2bを外向きに屈折さ
せ、第2の骨2bに対して第3の骨2cを内向きに屈折
させた状態に保持しておき、この状態で折り畳み、展開
することで、一動作により簡単に折り畳め、あるいは展
開できる。
【0010】また、傘が使えなくなって張り布3を焼却
するようなときには、張り布3の素材成分がEVAなの
で、有害物質(有毒ガス)が発生しない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を添
付の図面に基づいて具体的に説明する。図1及び図2に
おいて、符号1は3段折り畳み式傘の軸柄で、第1の軸
柄1aと、第2の軸柄1bと、第3の軸柄1cとにより
形成され、軸方向に3段に伸縮可能となっている。
【0012】符号2は3段折り畳み式傘の骨であり、上
記第1の軸柄1aの先端部に基端部が枢支された第1の
骨2aと、この第1の骨2aの先端部に基端部が枢支さ
れた第2の骨2bと、該第2の骨2bの先端部に基端部
が枢支された第3の骨2cとにより構成されている。こ
れら第1〜3の骨2a〜2cの外側には、張り布3が第
1の係止部3a、第2の係止部3b、第3の係止部3c
によりそれぞれ骨2に係止されている。そして、第1〜
3の骨2a〜2cと共に張り布3が3段に折り畳み、展
開される。
【0013】上記第1の骨2aと第1の軸柄1aに嵌挿
された摺動筒4との間に、開閉用アーム5が枢着されて
いる。この開閉用アーム5と第2の骨2bの基端部との
間に平行リンク6が枢着されている。また、第1の骨2
aの先端部と第3の骨2cの基端部との間には、弾性線
材7が第2の骨2bに設けた押え部7aに押さえられた
状態で張架されている。
【0014】従って、図1に示されているように、第1
〜3の骨2a〜2c及び張り布3は、第1の骨2aに対
して第2の骨2bを外向きに屈折させ、第2の骨2bに
対して第3の骨2cを内向きに屈折させた状態に保持さ
れ、この状態で折り畳み、展開することが可能となって
いる。
【0015】上記軸柄1の第1の軸柄1aに嵌挿された
摺動筒4は、摺動させることにより開閉用アーム5を介
して骨2及び張り布3が開閉するのであり、摺動筒4を
ストッパ8に係止したときに骨2及び張り布3が展開、
使用状態に固定される。また軸柄1には、図3及び図4
に示すように、従来周知のものと同様のバネ係止突起
9,10が設けられていて、第1の軸柄1aに対して第
2の軸柄1b及び第3の軸柄1cを伸縮させ、その際、
バネ係止突起9,10により係止させる。図5ないし図
7に示すように、11はキャップ、12はグリップ、1
3はバンド、14はグリップ12に取付けられた吊し紐
であり、これらは他の形態、形状にしてもよいものであ
る。
【0016】上記張り布3の素材は、ポリエチレン(P
OLYETHYLENE)83.5%、ビニルアセテー
ト(VINYL ACETATE)14.0%、色素
(PIBMENT)2.5%からなるエチレン酢酸ビニ
ルコポリマー(略号EVA)である。
【0017】上記EVAの性質と加工条件は以下の通り
である。 [成形条件] ・射出成形シリンダー温度 ℃ 175〜220 ・射出成形金型温度 ℃ 20〜60 ・射出成形収縮率 % 0.7〜3.5 ・射出成形流動長 L/t 320 ・押出し加工 150〜195
【0018】 [二次加工性] ・塗装・印刷 可 ・真空蒸着・スパッタリング 可 ・ホットスタンピング 可 ・超音波溶着 不可
【0019】 [密度] JIS K7112g/cm 0.922〜0.943
【0020】 [機械的性質] ・引っ張り強さ JIS K7113 kgf/cm 145〜265 ・伸び JIS K7113 % 300〜750 ・引っ張り弾性モジュラス JIS K7113 10kgf/cm 0.5〜1.9 ・衝撃強さ(アイゾット) JIS K7110 kgfcm/cm 破損せず ・硬度(ジュロメータ) JIS K7215 D17〜45
【0021】 [熱的性質] ・融点・結晶融点 ℃ 103〜108 ・線膨張係数 10−5cm/cm/t 16〜20
【0022】 [その他] ・透明性 透明 ・吸水性(24時間) JIS K7209 % 0.05〜0.13
【0023】本発明に使用されるEVAは、上記の性質
及び加工条件を有することにより、これを張り布3とし
て用いた場合、不使用時に畳んで収納したときに、濡れ
た状態でも布面同士が密着することがなく、使用時にス
ムーズに展開することができる。
【0024】また、EVAは、その焼却処理発生成分
が、二酸化炭素(CO)と水(HO)のみであり、
有害成分(有毒ガス)は発生せず、また、燃焼温度が低
く、焼却炉を傷めない。従って、傘が使えなくなって、
張り布3を焼却するような場合には、安全に焼却処理で
きる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明の折り畳み式
傘によれば、 .第1の骨2aと第1の軸柄1aに嵌挿された摺動筒
4との間に枢着された開閉用アーム5と、この開閉用ア
ーム5と第2の骨2bの基端部との間に枢着された平行
リンク6と、第1の骨2aの先端部と第3の骨2cの基
端部との間に張架された弾性線材7とを備え、第1の骨
2aに対して第2の骨2bを外向きに屈折させ、第2の
骨2bに対して第3の骨2cを内向きに屈折させた状態
に保持し、この状態で折り畳み、展開するようにしたの
で、一動作により簡単に折り畳むことができ、また、展
開することができる。従って、従来の3段折り畳み式傘
のように、第3の骨2cを手により操作する必要がな
く、使いやすいものである。
【0026】.張り布3を、素材成分がポリエチレン
83.5%、ビニルアセテート14.0%、色素2.5
%からなるエチレン酢酸ビニルコポリマー(略号EV
A)としたので、傘が使えなくなって張り布3を焼却す
るようなときに、張り布3の素材成分がEVAなので、
有害物質(有毒ガス)が発生することがなく安全であ
る。また、燃焼温度が低いので、焼却炉を傷めることが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による折り畳み式傘の骨及び軸柄部分の
側面図である。
【図2】同骨を展開し、軸柄を伸長させた状態の側面図
である。
【図3】(a)は図1のX部分の拡大側面図、(b)は
(a)のA−A線断面図である。
【図4】(a)は図1のY部分の拡大側面図、(b)は
(a)のB−B線断面図である。
【図5】本発明による折り畳み式傘を使用状態に展開し
た軸柄及び骨側から見た斜視図である。
【図6】本発明による折り畳み式傘を折り畳んだ状態の
斜視図である。
【図7】本発明による折り畳み式傘を使用状態に展開し
た張り布側から見た斜視図である。
【符号の説明】
1 軸柄 1a 第1の軸柄 1b 第2の軸柄 1c
第3の軸柄 2 骨 2a 第1の骨 2b 第2の骨 2c 第3
の骨 3 張り布(エチレン酢酸ビニルコポリマーを素材) 4 摺動筒 5 開閉用アーム 6 平行リンク 7 弾性線材 7a 押え部 8 ストッパ 9,10 バネ係止突起 11 キャップ 12 グリップ 13 バンド 14 吊し紐

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の軸柄(1a)、第2の軸柄(1
    b)、第3の軸柄(1c)を軸方向に3段に伸縮可能の
    軸柄(1)と、上記第1の軸柄(1a)の先端部に基端
    部が枢支された第1の骨(2a)と、この第1の骨(2
    a)の先端部に基端部が枢支された第2の骨(2b)
    と、該第2の骨(2b)の先端部に基端部が枢支された
    第3の骨(2c)とからなり、上記第1〜3の骨(2a
    〜2c)を張り布(3)と共に3段に折り畳み、展開す
    るようにした折り畳み式傘において、 上記第1の骨(2a)と第1の軸柄(1a)に嵌挿され
    た摺動筒(4)との間に枢着された開閉用アーム(5)
    と、この開閉用アーム(5)と第2の骨(2b)の基端
    部との間に枢着された平行リンク(6)と、第1の骨
    (2a)の先端部と第3の骨(2c)の基端部との間に
    張架された弾性線材(7)とを備え、第1の骨(2a)
    に対して第2の骨(2b)を外向きに屈折させ、第2の
    骨(2b)に対して第3の骨(2c)を内向きに屈折さ
    せた状態に保持し、この状態で折り畳み、展開するよう
    にしたことを特徴とする折り畳み式傘。
  2. 【請求項2】 上記張り布(3)を、素材成分がポリエ
    チレン83.5%、ビニルアセテート14.0%、色素
    2.5%からなるエチレン酢酸ビニルコポリマー(略号
    EVA)としたことを特徴とする請求項1記載の折り畳
    み式傘。
JP21900696A 1996-07-17 1996-07-17 折り畳み式傘 Pending JPH1028606A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200168008Y1 (ko) * 1999-08-24 2000-02-15 문희숙 2단 우산
WO2005120282A1 (ja) * 2004-06-09 2005-12-22 Shibuya Ryutsu Co., Ltd. 折畳式傘

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