JP2005520582A - 真空掃除機およびそのホース - Google Patents

Abstract

真空掃除機から減少した圧力を作用させることにより長さを縮めることのできるホース(10,30,30')を有する真空掃除機である。使用後、ホースの自由端(14,21,33)を塞ぐと、ホース内の圧力が低下し、ホースの長さが縮まる。ホースは吸い込みをオフにする前に短縮させた長さで拘束される。縮めた状態のホースは真空掃除機上に、またはこれと分離して保管することができる。

Description

本発明は、吸い込み口および、この吸い込み口と接続するホースを含む種類の真空掃除機に関するものである。

背景技術
真空掃除機は直立型とすることができ、この場合、清掃のための吸い込みは、掃除機直下の吸い込み口を有するポンプによって作用する。これに対して円筒型の真空掃除機は、ホースの一端を接続する吸い込み口を有し、またホースの他端は吸い込みヘッドと接続する。直立型の掃除機はまた、通常、吸い込み口にホースを接続することのできる装備を有しており、そのため、そうでなくても掃除機ではアクセスできない清掃領域に対して手持ち式の吸い込みヘッドが使用可能となる。真空掃除機に使用するホースは嵩張りがちなものであるため、掃除機と分離して保管しなければならない。これに代わる、多くの製造業者によって発売されている幾つかの真空掃除機に利用可能なホースは、（使用時における）延伸した長さよりも短い（不使用時における）通常の状態で縮んだ長さを有する伸縮特性を具備している。延伸した長さは縮めた長さの約5倍とすることができる。このホースは従来のホースよりも保管がかなり容易であるという利点を有しているが、このホースの弾性がある種の状況、特に直立型の掃除機よりも軽量の円筒型の掃除機における使用をより困難なものとする。

発明の開示
本発明の目的は既存のホースに代わる新たなホースおよび、このホースを含む真空掃除機を提供することにある。

本発明の第一の特徴によれば、上述したような真空掃除機が提供され、この真空掃除機は、ホースが通常の使用時における第一の長さと、吸い込み口から隔たった当該ホースの端部を塞ぎ、それによって当該ホース内の圧力が減少したときの、前記第一の長さよりも短い第二の長さを有することを特徴とするものである。

ホースの長さの少なくとも一部は通常の状態で延伸した長さを有しても良い。ホースの長さの少なくとも一部は通常の状態で縮んだ長さを有しても良い。ホースは、これを塞ぐために、吸い込み口から隔たった端部に向かう弁を含んでも良い。本掃除機は、ホースがより短い長さとなったときに当該ホースを拘束するための拘束具を含むことが望ましい。この拘束具は掃除機のハウジングに固定しても良く、また前記ホースを内部に引き込むスリーブを含んでも良い。本掃除機は携帯型とすることができる。

本発明の他の特徴によれば、前述したクレームのいずれか一つに係る真空掃除機のためのホースが提供される。

ホースは通常の状態で延伸した長さを有し、かつ、ホース内部に減少した圧力を作用させることにより長さを縮めることを可能としても良い。ホースは、その内部を通過する空気の流れを塞ぐための、真空掃除機から隔たった側の端部に向かう閉塞部材を有し、それによって、該ホースを引き込み長さまで短縮するのに十分な減少した圧力を内部で生成する前記真空掃除機による吸い込みが作用することとすることが望ましい。ホースは、縮めた長さのときの該ホースを保持するために設けた保持具を含み、該ホースおよび該保持具を前記真空掃除機から取り外し可能とし、かつ、該ホースを縮めた状態で別個に保管可能としても良い。ホースは、弾性を有する螺旋形の内側支持部材を含み、該内側支持部材が通常の状態で延伸した長さと、当該支持部材に取り付けた可撓性材料製の外側スリーブを有することが望ましい。

本発明のさらに他の特徴によれば、真空掃除機の操作方法が提供され、この方法は、可撓性ホースの一端に吸い込み力を作用させる工程、清掃のために前記ホースの他端の清掃用ヘッドを使用する工程、ホースの他端で当該ホースを通る空気の流れを塞ぐ工程、ホース内の圧力を当該ホースの長さを縮めるのに十分なだけ減少させることを許容する工程、前記ホースを縮めた長さで拘束し、吸い込みのための電力をオフにする工程を含む。

この方法は、ホースを縮めた状態で前記真空掃除機から取り外す工程を含むこととしても良い。

本発明に係るホースを含む真空掃除機を、ここで添付図面を参照して例示により説明する。

発明を実施するための最良の形態
まず図1〜図4を参照すると、本真空掃除機は、ハウジング1を有するポータブルなシリンダ型のものであり、ハウジング1の下面には車輪2を、一端には吸い込み口3を有する。本掃除機は従来型のポンプおよび、集塵バッグまたは他の容器（図示せず）を含む。ハウジング1の一方の側部にはホース拘束具およびブラケット4の形を取る取り付け具があり、ブラケット4はＵ字形のフランジ5を有する。これらの目的については後に明らかになるであろう。

本掃除機はまたホース10を含む。ホース10は可撓性の波形構造を有し、ばね金属ワイヤ11の形を取る弾性を有する螺旋状の補強部材を含み、この補強部材は外側の高弾性プラスチック製スリーブ12を内側で支持する。補強のための螺旋状部分は弾性プラスチック材料で製造可能である。補強用ワイヤ11は、通常の状態で延伸状態になるようにするが、外部から加えられた力によって、その弾性に抗して軸方向に圧縮可能となるように形成する。図1および図2に破線で示すように、スリーブ12は、ホース自体が通常の状態で補強ワイヤの螺旋11の延長した長さになるように十分な可撓性を有する。図4に示すように、ホースのスリーブ12は、延伸した状態で、補強材の各巻きの間で内向きに延在する浅い谷部を有する。これは、スリーブを、補強材の巻きの間で内側に折り畳むことを可能とし、それによって、圧縮力を加えたときにホースを自由に縮めることが可能となる。これに代えて、図10に示すように、スリーブ12'が補強要素11'の巻きの間で外向きに延在する浅い山部を有することとしても良い。これは、ホースを縮めるときにスリーブ12'を外側に折り畳むことを可能にする。こうした配置は、ホースを縮める間の、ホースの口径を減少させず、それによってホースの長さ全体に亘る吸い込み圧力が維持されるという利点を有する。

ホース構造の剛性は、所望の縮小率を与えるために仕立てることができる。

ホース10は、その一端において従来型のカップリング13を有し、このカップリング13によってホース10は掃除機の吸い込み口3と接続する。この接続は旋回式の接続を含むこととしても良い。他端において、ホース10は第二のカップリング14を有し、このカップリング14によってホースに掃除機ヘッド15を取り付ける。

カップリング14は、その内部に、ホース10を通過する空気の流れを塞ぐことのできる手段を有する。図4に示すように、この手段はカップリング14内部の一端に軸回転可能に取り付けたフラップ16の形を取り、このフラップ16はばね18によって開放かつ長手方向に延在する位置に付勢される。ボタン19の一端がカップリング14の外部へ露出し、他端がカップリング内部のフラップの真上に位置する。ボタン19を押し下げると、フラップ16の自由端もまたばね18の弾性に抗して押し下げられる。一旦ある距離まで押し下げられると、ホース10に沿った空気の流れがフラップ16を垂直位置まで引き下げ、フラップはカップリング内部の環状のシート20と当接してホースに沿った流路を塞ぐこととなる。吸い込みが終わるまでフラップ16は閉鎖位置を維持し、吸い込みが終わるとばね18がフラップ16を元の位置に復帰させる。カップリング14の後端部は、非使用時には、ホース10の自由端を掃除機ハウジング1の反対側の所定位置に固定するために取り付けフランジ5の一方の側に配置される。掃除機ヘッド15はハウジング1内部の区画内に収納することができる。

掃除機を使用するためには、ホース10の自由端にあるカップリング14を拘束用ブラケット4から引き抜く。これはホース10を通常の状態で延伸した状態にすることを許容し、その長さは通常約2mである。その後掃除機ヘッド15にカップリング14を嵌め込み、掃除機のスイッチを入れて作動させると、それによってホース10および掃除機ヘッドによって吸い込みが行われる。これは、塵やその類似物を掃除機内部へ吸い込み、その後捨てるための従来の方法に用いられるものである。

使用者が電源をオフにする前に掃除機を片付ける時には、バルブ16を閉じてホース内へ空気が流入することを防ぐために、ホース10の自由端にあるボタン19を押す。この時バルブ16と掃除機本体との間のホース10内の圧力は急激に低下する。これはホース10に軸線方向の圧縮力を加えることとなり、この力は補強ワイヤ11の弾性力に抗してホースを縮めるのに十分なものである。ホース10の構造は、その本来の長さよりも実質的に短い長さ、通常は本来の長さの半分、すなわち約1mの長さに縮むようなものである。ホースの構造は、通常の掃除機の動作中におけるホース内部での圧力減少が、ホース長さの目に見える程度の如何なる縮みをも生じさせるのには十分でないものとなるように選択する。使用者は掃除機ヘッド15を取り外し、カップリング14を拘束部4へ嵌め込む。一旦カップリング14を拘束部4へ嵌め込むと、掃除機への電力をオフにすることが可能となる。電源をオフにすると、直ちにホース10内の圧力が上昇し始める。なぜならば、真空掃除機は気密ではなく、ホースへの空気の流入と再加圧を許容するからである。それゆえ、ホースに作用する引き込み圧縮力は降下し、ホースは通常の状態で延伸した長さに復帰する傾向となる。しかしながら、ホース10の自由端が拘束部4によって拘束されているため、ホースは拘束が解かれない限り延伸することができない。ホースの拘束部は、縮めたホースの長さの大部分を内部に配置するように形成したハウジングに含めても良い。ホース10はハウジングのヒンジ動作する蓋の真下にある湾曲したチャンネル内に保持することができ、それによってハウジングは完全に閉鎖される。

本発明は、真空掃除機のホースを、使用者がホースを延伸させる力を加える必要無しにコンパクトに収納することを可能にする。それゆえ、これはホースを軽量の掃除機と共に使用し、従来型の伸縮性のあるホースを引っ張ることによりホースを引き上げまたは引き出すことを可能にする。

ホースは必ずしも通常の状態で延伸した長さを有する必要はない。本発明はまた、ホースが通常の状態で縮んだ長さを有する場合にも有用でありうる。ホースを縮めようとする、そのホースの弾性は、従来の伸縮性のあるホースのそれよりも弱くすることができる。なぜならば、ホースの自由端を塞いだときに発生する減少した圧力が、ホースの縮みの助けとなるからである。これにより、携帯式の真空掃除機における従来型の伸縮性のあるホースに伴う問題は、減少または避けられるものとなる。なぜならば、ホースを延伸させるのに加えなければならない力がより小さくなるからである。ホースは自然に縮む、あるいは自然に伸びる種類のものの組み合わせとすることができ、これに代えて縮小可能でも拡張可能でもない断面を有するものとすることができる。

本発明はシリンダ型の掃除機に限定されるものではなく、例えば直立型の掃除機にも使用できることが理解されよう。

上述したホースは、吸い込み圧力の上昇がホース長さを完全に延伸させた状態と完全に縮小させた状態との間で、圧力に対応して直接関連する減少を生じさせるように構成する。その代わりに、ホースを或る吸い込み圧力になるまで顕著な長さの減少を生じさせず、一旦、閾値を越えるとホースを急激に完全に縮小した長さとするように構成することもできる。こうしたホースは波形状を非対称に形成することによって提供することが可能である。

ホースに沿う空気の流れを妨げるための弁は、多くの異なる構造を有することができる。この弁は、図5に示すように略プラグ形状のものとして設けることができ、図ではボール20を可撓性を有する弾性の鎖22によってカップリング21に取り付けており、それによって使用者は逆流させるために、単にボールをカップリング端部まで持ち上げるだけで良い。弁は必ずしも空気の流れを完全に遮断する必要はないが、空気の流れを減少させることができるように構成しても差し支え無い。このことはホースを縮める際に流れの速度を減少させるために有用なものとなり得る。弁は異なる空気流量を許容するように調整可能とすることができる。弁を使用する代わりに、使用者が単純にカップリングの端部を手で圧搾してホースを封鎖することもできる。弁は掃除機ヘッドを取り外した時に自動的に閉鎖するようなものとすることができる。弁は掃除機ハウジング上のスイッチ等により遠隔操作ができるように電動式のものとすることができる。これは、吸い込みをオフする前に弁を自動的に閉鎖する、掃除機上のOFFボタンのようなものを配置するものとしても良い。

ホースは必ずしも縮めた状態で真空掃除機のハウジングによって保持する必要はない。その代わりに、真空掃除機本体から分離した幾つかの形式の保持手段、例えば図6〜図9に示すようなものを設けることができる。

図6は上述した種類の縮小可能なホース30を示すものであり、このホースは一端に真空掃除機のハウジング32と接続するカップリング31を、他端に掃除用具（図示せず）と接続するためのカップリング33を有する。カップリング31および33の双方には円筒形のスリーブ34および35を取り付けている。各スリーブ34，35の一端はそれぞれカップリング31，33に取り付けられ、各スリーブの他方の自由端36，37は互いに向かい合って延在する。各スリーブ34，35の自由端36，37には、互いに係合し、かつ、これらスリーブを共に保持するように適合させた係合手段38，39の形を取るものを設けている。係合手段38，39は多くの異なる種類、例えば係合用の張出部およびチャンネル、表面で係合する形式の留め具、協働する先細状の固定具、係合用のねじまたは爪型の固定具、磁石部材、係合するフックとループの構造、あるいはこれらの類似物のものとすることができる。スリーブ34，35はホースの撓みの妨げとならないように曲げ自在とすることが望ましい。スリーブ34，35はカップリング31，32においてホース30の可撓性を減少させることとなるため、ホースの損傷を最も頻繁に引き起こす位置におけるホースの割れを減少させるという利点を有する。スリーブ34，35の長さは、これらを足し合わせた長さがホースを縮めたときの長さと等しくなるように選択する。ホース30を縮めてその両端を閉じると、スリーブ34，35の二つの自由端36，37は当接し、それによって使用者は両者を互いに係合することが可能となる。係合したスリーブ34，35はホース30を縮めた長さに保持することとなるため、その後真空掃除機のスイッチをオフにすることができる。縮めたホース30は真空掃除機本体上に格納することができ、あるいはカップリング31を取り外し、例えば吊り下げ用ループ40によって掃除機本体と分離して保管することもできる。

図6に示すような滑らかなスリーブの代わりに、図7に示すような、掃除機の使用時にホース30'を余り覆わないような自然な長さを有する波形のスリーブ34'，35'とすることもできる。スリーブ34'，35'を固定するためには、使用者は単に自由端36'，37'を一緒に引っ張ってスリーブを長さ一杯に伸ばせば、それによって係合手段38'，39'を互いに固定することができるようになる。

ホースの両端に二つのスリーブを有することは本質的なものではない。なぜならば、図8に示すように一つの長いスリーブ42に同じ機能を持たせることが可能だからである。

これら一つまたは複数のスリーブは必ずしも硬質のものでなくても良いが、例えば、その代わりに網状の材料またはホース回りに配置した一連の紐状のものを設けても良い。

ホースを縮めた長さで保持するために用いることのできる保持手段には、多数の他の形式のものがある。保持手段は、縮めたホースの大半を閉じるバッグ型とすることができる。こうしたバッグは清掃用の杖(wands)やアクセサリーをホースから取り外した後に保管するためのものを用意するようにすることもできる。

保持具はホース自体に永久的に取り付ける必要は無いが、ホースを縮めた時にのみホースに取り付ける別個の部品とすることが可能である。

図9は別個の保持具を示すものであり、この保持具は二つのシェル50，51を有する硬質のケーシングの形を取るものであり、これらシェルは可撓性のヒンジ52によって側面に沿って互いに結合し、一面に半円筒形の窪み53を有する。各シェルの両端にある半円形のリブ54，55は、ホース両端のカップリングそれぞれと、あるいは可撓性ホース自体の両端と係合するように成形する。二つのシェル50，51は縮めたホース上で共に折り畳み、係合用の留め具56によって互いに固定する。このケーシングは両端にフランジ57を有し、このフランジに硬質の清掃用の杖または他のアクセサリーを挟むことができるように溝58を形成することが望ましく、それによってホースとアクセサリーを共に格納することができる。

保持具はホース内部で内側へ延在することができ、また、例えば硬質の清掃用の杖または適切なカップリングを設けることもできる。

真空掃除機およびホースの側立面図である。 図1の掃除機およびホースの平面図である。 掃除機をホース無しで示す斜視図である。 ホースの一部を拡大かつ単純化して示す断面図である。 ホースをブロックするための他の手段を有する他の形態のホースの一部を示す側立面図である。 ホースの保持手段の一形態を示す側立面図である。 ホースの保持手段の他の形態を示す側立面図である。 ホースの保持手段のさらに別の形態を示す側立面図である。 保持手段のもう一つの形態を示す斜視図である。 他の形態のホースの一部を拡大かつ単純化して示す断面図である。

Claims (15)

1. 吸い込み口(3)および該吸い込み口と接続するホース(10,30,30')を含む真空掃除機であって、
   前記ホース(10,30,30')が通常の使用時における第一の長さと、前記吸い込み口(3)から隔たった側の当該ホースの端部(14,21,33)を塞ぎ、それによって当該ホース内の圧力が減少したときの、前記第一の長さよりも短い第二の長さを有することを特徴とする真空掃除機。
2. 前記ホース(10,30,30')の長さの少なくとも一部が通常の状態で延伸した長さを有することを特徴とする請求項１記載の真空掃除機。
3. 前記ホースの長さの少なくとも一部が通常の状態で縮んだ長さを有することを特徴とする請求項１記載の真空掃除機。
4. 前記ホースが、該ホースを塞ぐための、前記吸い込み口(3)から隔たった側の端部に向かう弁(16)を含むことを特徴とする請求項１〜３のいずれか１項記載の真空掃除機。
5. 前記ホース(10,30,30')がより短い長さとなったときに当該ホースを拘束するための拘束具(4,34,35,34',35',42,49)を含むことを特徴とする請求項１〜４のいずれか１項記載の真空掃除機。
6. 前記拘束具(4)をハウジングに固定したことを特徴とする請求項５記載の真空掃除機。
7. 前記拘束具(4,34,35,34',35',42,49)が前記ホース(30,30')を内部に引き込むスリーブを含むことを特徴とする請求項５または６記載の真空掃除機。
8. 携帯型であることを特徴とする請求項１〜７のいずれか１項記載の真空掃除機。
9. 請求項１〜１３のいずれか１項記載の真空掃除機のためのホース(10,30,30')。
10. 通常の状態で延伸した長さを有し、かつ、内部に減少した圧力を作用させることにより長さを縮めることが可能であることを特徴とする真空掃除機のためのホース(10,30,30')。
11. 当該ホース(10,30,30')が、その内部を通過する空気の流れを塞ぐための、真空掃除機から隔たった側の端部に向かう閉塞部材(16)を有し、それによって、該ホースを縮めた長さまで短縮するのに十分な減少した圧力を内部で生成する前記真空掃除機による吸い込みが作用することを特徴とする請求項１５記載の真空掃除機のためのホース。
12. 当該ホース(10,30,30')が、縮めた長さのときの該ホースを保持するために設けた保持具(4,34,35,34',35',42,49)を含み、該ホースおよび該保持具を前記真空掃除機から取り外し可能とし、かつ、該ホースを縮めた状態で別個に保管可能としたことを特徴とする請求項１５または１６記載の真空掃除機のためのホース。
13. 当該ホース(10,30,30')が、弾性を有する螺旋形の内側支持部材(11,11')を含み、該内側支持部材が通常の状態で延伸した長さと、当該支持部材に取り付けた可撓性材料製の外側スリーブ(12,12')を有することを特徴とする請求項１５〜１７のいずれか１項記載の真空掃除機のためのホース。
14. 可撓性ホース(10,30,30')の一端に吸い込み力を作用させる工程、
    清掃のために前記ホースの他端の清掃用ヘッド(15)を使用する工程、
    ホースの他端(14)で当該ホースを通る空気の流れを塞ぐ工程、
    ホース内の圧力を当該ホースの長さを縮めるのに十分なだけ減少させることを許容する工程および、
    前記ホースを縮めた長さで拘束し、吸い込みのための電力をオフにする工程を含む真空掃除機の操作方法。
15. 前記工程の後に前記ホース(30,30')を縮めた状態で前記真空掃除機から取り外す工程を含む請求項１９記載の真空掃除機の操作方法。

Images