JPH10179223A - 折り畳み式傘の軸柄 - Google Patents

折り畳み式傘の軸柄

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JPH10179223A
JPH10179223A JP35964196A JP35964196A JPH10179223A JP H10179223 A JPH10179223 A JP H10179223A JP 35964196 A JP35964196 A JP 35964196A JP 35964196 A JP35964196 A JP 35964196A JP H10179223 A JPH10179223 A JP H10179223A
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JP
Japan
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shank
umbrella
shaft
bone
shaft handle
Prior art date
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Pending
Application number
JP35964196A
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English (en)
Inventor
Meitatsu Shiya
明達 謝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kk Shoji Kk
Shoji Kk Kk
Original Assignee
Kk Shoji Kk
Shoji Kk Kk
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数段に折り畳み、展開可能の折り畳み式傘
の軸柄の改良。 【解決手段】 .複数段の軸柄を軸方向に摺動させて
伸縮可能に設け、この軸柄の先端部から放射方向に基端
部が枢支された多数の骨の上側に張り布を張り、この張
り布及び骨を複数段に折り畳み、展開するようにした折
り畳み式傘であって、上記軸柄を、断面形状が多角形を
したパイプ材により形成した。.上記軸柄を、断面形
状が10角形をしたパイプ材により形成した。そして、
軸柄を伸長して傘を使用状態にしたとき、傘に水平方向
の回転力が加わった楊合に軸柄は水平方向の捻れに強
く、軸柄の強度及び耐久性を増大させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数段に折り畳
み、展開可能の折り畳み式傘の軸柄に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複数(2〜3)段の軸柄を軸方向
に摺動させて伸縮可能に設け、この軸柄の先端部から放
射方向に基端部が枢支された多数の骨の上側に張り布を
張り、この張り布及び骨を複数(2〜3)段に折り畳
み、展開するようにした折り畳み式傘が知られている。
そして、その軸柄は、断面形状が円形をしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に軸方向に伸縮可能の軸柄の断面形状が円形をしている
と、軸柄を軸方向に摺動させ、複数段に伸長させて傘を
使用状態にし、傘に水平方向に回転する力が働いたとき
に軸柄に水平方向の捻り力が作用し、特に軸柄の接続部
に捻り力がストレートに働いて損傷させることがあっ
た。また、耐久性にも問題があった。
【0004】本発明は、上記の事情にかんがみなされた
もので、水平方向の捻り力が働いても十分に耐え、伸長
させたときにガタを生じることがなく傘を安定して差す
ことができ、十分な強度を有する折り畳み式傘の軸柄を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、 A.複数段の軸柄を軸方向に摺動させて伸縮可能に設
け、この軸柄の先端部から放射方向に基端部が枢支され
た多数の骨の上側に張り布を張り、この張り布及び骨を
複数段に折り畳み、展開するようにした折り畳み式傘に
おいて、上記軸柄を、断面形状が多角形をしたパイプ材
により形成したことを特徴としている。
【0006】B.上記軸柄を、断面形状が10角形をし
たパイプ材により形成したことを特徴としている。
【0007】
【作用】上記の構成によって本発明の折り畳み式傘の軸
柄は、以下の作用をする。 .複数段の軸柄を軸方向に摺動させて伸縮可能の軸柄
を、断面形状が多角形をしたパイプ材により形成するこ
とで、軸柄を軸方向に複数段に伸長させて傘を使用状態
にし、傘に水平方向に回転する力が働いて軸柄に水平方
向の捻り力が作用したとしても、軸柄の接続部において
多角パイプ同士が嵌合した状態で重合しているので、捻
り力に耐えて損傷することがない。また、耐久性も増大
する。
【0008】.複数段の軸柄を軸方向に摺動させて伸
縮可能の軸柄を、断面形状が10角形をしたパイプ材に
より形成することで、軸柄を軸方向に複数段に伸長させ
て傘を使用状態にし、傘に水平方向に回転する力が働い
て軸柄に水平方向の捻り力が作用しても、軸柄の接続部
において10角パイプ同士が嵌合した状態で重合してい
るので、捻り力に耐えて損傷することがなく、また、軸
柄を握ったときに円筒に近く、違和感がなく握りやす
い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を添
付の図面に基づいて具体的に説明する。図1及び図2に
おいて、符号1は3段折り畳み式傘の軸柄で、第1の軸
柄1aと、第2の軸柄1bと、第3の軸柄1cとにより
形成され、軸方向に3段に伸縮可能となっている。これ
ら各軸柄1a〜1cは断面形状が10角形をしたパイプ
材(図5参照)により形成されている。これをその他の
多角形にしてもよい。
【0010】符号2は3段折り畳み式傘の骨であり、上
記第1の軸柄1aの先端外周部に基端部が枢支された第
1の骨2aと、この第1の骨2aの先端部に基端部が枢
支された第2の骨2bと、該第2の骨2bの先端部に基
端部が枢支された第3の骨2cと、該第3の骨2cの先
端部に一体的に取付けられた露先2dとにより構成され
ている。露先2dは、内側に弯曲している。上記第1〜
3の骨2a〜2cの外側及び露先2dの基部には、張り
布3が第1の係止部3a、第2の係止部3b、第3の係
止部3c、第4の係止部3dによりそれぞれ骨2に係止
されている。そして、第1〜3の骨2a〜2cと共に張
り布3が3段に折り畳み、展開される。
【0011】上記第1の骨2aと第1の軸柄1aに嵌挿
された摺動筒4との間に、開閉用アーム5が枢着されて
いる。この開閉用アーム5と第2の骨2bの基端部との
間に平行リンク6が枢着されている。また、第1の骨2
aの先端部と第3の骨2cの基端部との間には、弾性線
材7が第2の骨2bに設けた押え部7aに押さえられた
状態で張架されている。
【0012】従って、図1に示されているように、第1
〜3の骨2a〜2c、露先2d及び張り布3は、第1の
骨2aに対して第2の骨2bを外向きに屈折させ、第2
の骨2bに対して第3の骨2cを内向きに屈折させた状
態に保持され、この状態で折り畳み、展開することが可
能となっている。
【0013】上記軸柄1の第1の軸柄1aに嵌挿された
摺動筒4は、摺動させることにより開閉用アーム5を介
して骨2及び張り布3が開閉するのであり、摺動筒4を
ストッパ8に係止したときに骨2及び張り布3が展開、
使用状態に固定される。また軸柄1には、図3及び図4
に示すように、従来周知のものと同様のバネ係止突起
9,10が設けられていて、第1の軸柄1aに対して第
2の軸柄1b及び第3の軸柄1cを伸縮させ、その際、
バネ係止突起9,10により係止させる。図6ないし図
8に示すように、11はキャップ、12は上記各露先2
dを嵌挿、離脱可能に摺動するグリップ、13はバン
ド、14はグリップ12に取付けられた吊し紐であり、
これらは他の形態、形状にしてもよいものである。
【0014】上記張り布3の素材は、ポリエチレン(P
OLYETHYLENE)83.5%、ビニルアセテー
ト(VINYL ACETATE)14.0%、色素
(PIBMENT)2.5%からなるエチレン酢酸ビニ
ルコポリマー(略号EVA)である。
【0015】上記EVAの性質と加工条件は以下の通り
である。 [成形条件] ・射出成形シリンダー温度 ℃ 175〜220 ・射出成形金型温度 ℃ 20〜60 ・射出成形収縮率 % 0.7〜3.5 ・射出成形流動長 L/t 320 ・押出し加工 150〜195
【0016】[二次加工性] ・塗装・印刷 可 ・真空蒸着・スパッタリング 可 ・ホットスタンピング 可 ・超音波溶着 不可
【0017】 [密度] JIS K7112g/cm 0.922〜0.943
【0018】 [機械的性質] ・引っ張り強さ JIS K7113 kgf/cm 145〜265 ・伸び JIS K7113 % 300〜750 ・引っ張り弾性モジュラス JIS K7113 10kgf/cm 0.5〜1.9 ・衝撃強さ(アイゾット) JIS K7110 kgfcm/cm 破損せず ・硬度(ジュロメータ) JIS K7215 D17〜45
【0019】 [熱的性質] ・融点・結晶融点 ℃ 103〜108 ・線膨張係数 10−5cm/cm/t 16〜20
【0020】 [その他] ・透明性 透明 ・吸水性(24時間) JlS K7209 % 0.05〜0.13
【0021】本発明に使用されるEVAは、上記の性質
及び加工条件を有することにより、これを張り布3とし
て用いた場合、不使用時に畳んで収納したときに、濡れ
た状態でも布面同士が密着することがなく、使用時にス
ムーズに展開することができる。
【0022】また、EVAは、その焼却処理発生成分
が、二酸化炭素(CO)と水(HO)のみであり、
有害成分(有毒ガス)は発生せず、また、燃焼温度が低
く、焼却炉を傷めない。従って、傘が使えなくなって、
張り布3を焼却するような場合には、安全に焼却処理で
きる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明の折り畳み式
傘の軸柄によれば、以下の効果を奏することができる。 .複数段の軸柄を軸方向に摺動させて伸縮可能の軸柄
を、断面形状が多角形をしたパイプ材により形成したの
で、軸柄を軸方向に複数段に伸長させて傘を使用状態に
し、傘に水平方向に回転する力が働いて軸柄に水平方向
の捻り力が作用した場合でも、軸柄の接続部においては
多角パイプ同士が嵌合した状態で重合しており、捻り力
に十分に耐えて損傷しない。また、ガタつきも少なく耐
久性を増大させることができる。
【0024】.複数段の軸柄を軸方向に摺動させて伸
縮可能の軸柄を、断面形状が10角形をしたパイプ材に
より形成したので、軸柄を軸方向に複数段に伸長させて
傘を使用状態にし、傘に水平方向に回転する力が働いて
軸柄に水平方向の捻り力が作用した場合でも、軸柄の接
続部において10角パイプ同士が嵌合した状態で重合し
ており、捻り力に耐えて損傷することがなくなる。ま
た、軸柄を握ったときに円筒に近く、違和感がなくて握
りやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による折り畳み式傘の骨及び軸柄部分の
側断面図である。
【図2】同骨を展開し、軸柄を伸長させた状態の側断面
図である。
【図3】(a)は図1のX部分の拡大側面図、(b)は
(a)のA−A線断面図である。
【図4】(a)は図1のY部分の拡大側面図、(b)は
(a)のB−B線断面図である。
【図5】(a)は図1のY部分の拡大側面図、(b)は
(a)のC−C線拡大断面図である。
【図6】本発明による折り畳み式傘を使用状態に展開し
た軸柄及び骨側から見た斜視図である。
【図7】本発明による折り畳み式傘を折り畳んだ状態の
斜視図である。
【図8】本発明による折り畳み式傘を使用状態に展開し
た張り布側から見た斜視図である。
【符号の説明】
1 軸柄 1a 第1の軸柄 1b 第2の軸柄 1c
第3の軸柄 2 骨 2a 第1の骨 2b 第2の骨 2c 第3
の骨 2c 露先 3 張り布(エチレン酢酸ビニルコポリマーを素材)
3a〜3d 係止部 4 摺動筒 5 開閉用アーム 6 平行リンク 7 弾性線材 7a 押え部 8 ストッパ 9,10 バネ係止突起 11 キャップ 12 グリップ 13 バンド 14 吊し紐

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数段の軸柄を軸方向に摺動させて伸縮
    可能に設け、この軸柄の先端部から放射方向に基端部が
    枢支された多数の骨の上側に張り布を張り、この張り布
    及び骨を複数段に折り畳み、展開するようにした折り畳
    み式傘において、 上記軸柄を、断面形状が多角形をしたパイプ材により形
    成したことを特徴とする折り畳み式傘の軸柄。
  2. 【請求項2】 上記軸柄を、断面形状が10角形をした
    パイプ材により形成したことを特徴とする請求項1記載
    の折り畳み式傘の軸柄。
JP35964196A 1996-12-19 1996-12-19 折り畳み式傘の軸柄 Pending JPH10179223A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014133129A (ja) * 2013-01-10 2014-07-24 Chuanyang Chen 折畳み傘の開閉装置
JP2016532478A (ja) * 2013-10-09 2016-10-20 シェッドレイン コーポレーション 改善された柄および骨組立体を有する傘
CN108851407A (zh) * 2018-09-03 2018-11-23 杨胜岚 折叠伞中棒的限位组件、折叠伞中棒以及折叠伞
US11006711B2 (en) 2018-10-24 2021-05-18 Shedrain Corporation Umbrella having anti-inversion mechanism
US11903465B2 (en) 2020-11-06 2024-02-20 Shedrain Corporation Umbrella having anti-inversion mechanism
US11992100B2 (en) 2018-10-24 2024-05-28 Shedrain Corporation Umbrella having anti-inversion mechanism

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