JPH11151109A - 雨 傘 - Google Patents

雨 傘

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Publication number
JPH11151109A
JPH11151109A JP33928697A JP33928697A JPH11151109A JP H11151109 A JPH11151109 A JP H11151109A JP 33928697 A JP33928697 A JP 33928697A JP 33928697 A JP33928697 A JP 33928697A JP H11151109 A JPH11151109 A JP H11151109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
umbrella
cap
runner
wet
Prior art date
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Pending
Application number
JP33928697A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetaka Kawai
栄香 川合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP33928697A priority Critical patent/JPH11151109A/ja
Publication of JPH11151109A publication Critical patent/JPH11151109A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雨の日に濡れたパネル面を内側に向けて畳む
ことができ、衣服を濡らさないようにする。 【解決手段】 雨傘が開いた状態から、ランナ13をキ
ャップ14に向けてロッド12に沿って摺動させると、
リブ15およびストレッチャ16をロッド12とはほぼ
反対向きとなるまで揺動させることができ、パネル17
が雨で濡れるパネル面を内側として畳まれた状態とな
る。次に、手元スイッチ23を押下操作して止め鋲21
を退避させた状態でキャップ14に手を添えてロッド1
2をキャップ14側に押し込むと、キャップ14がロッ
ド12に対して摺動自在となり、ロッド12がパネル1
7内に収納されることになる。したがって、ハンドル1
1を手で持ってぶら下げたときにも、雨に濡れたパネル
面が内面側となって隠れた状態で、衣服が雨に濡れるこ
となく雨傘を持ち運ぶことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は雨傘(折り畳み傘を
除く)に関し、特に新規な畳み方を採用する雨傘に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の雨傘では、雨の日に雨傘を畳んだ
場合に雨に濡れたパネル面が外側に向いてしまうため、
衣服を濡らすことにより使用者および周囲の人の迷惑と
なっていた。
【0003】そこで、例えば、実開昭62−15561
1号公報に示すように、雨傘を畳む際に、まず最初に通
常の雨傘と同じように濡れたパネル面を外側に向けて畳
み、畳んだ後にパネル(布地あるいはビニール)の一部
を切り開いて濡れたパネル面を包み込むようにした雨傘
が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の雨傘の場合、畳む手順が非常に面倒な上に、その構造
上雨傘の耐久性が多少劣るおそれがある。また、畳む過
程で結局は衣服を濡らしてしまうことも十分にあり得
る。
【0005】本発明の目的は、雨傘の畳む向きを従来の
雨傘と逆方向にすることにより、雨の日に濡れたパネル
面を内側に向けて畳むことができ、衣類を濡らさないよ
うにした雨傘を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の雨傘は、ロッド
の先端寄りに摺動自在に嵌合されたランナと、前記ロッ
ド内に組み込まれ前記ランナを選択的に係止する係止機
構と、前記ロッドの先端部にクリックストップ機構によ
り係止自在に嵌合されたキャップと、基端部を前記キャ
ップに揺動自在に軸支された複数本のリブと、基端部を
前記ランナに揺動自在に軸支され先端部を前記リブの中
程に揺動自在に軸支され所定の長さ範囲で伸縮自在に形
成されたストレッチャとを有することを特徴とする。
【0007】本発明の雨傘では、畳む際の面倒な手順を
踏む必要がなく、かつ雨傘の耐久性を維持することがで
きる。また、雨傘を畳む過程で衣服を濡らしてしまうこ
とも激減する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施の形態に係る雨傘
の構成を示す斜視図である。本実施の形態に係る雨傘
は、手で把持しやすいように湾曲されたハンドル11
と、基端部にハンドル11を固着するロッド12と、ロ
ッド12の先端寄りに摺動自在に嵌合されたランナ13
と、ロッド12の先端部にクリックストップ機構により
係止自在に嵌合されたキャップ14と、基端部をキャッ
プ14に揺動自在に軸支された複数本(図示は8本)の
リブ15と、基端部をランナ13に揺動自在に軸支され
先端部をリブ15の中程に揺動自在に軸支された複数本
のストレッチャ16と、リブ15間に張り渡されたパネ
ル17と、パネル17の周縁をリブ15の先端で固定す
る複数のチップ18とから、その主要部が構成されてい
る。
【0010】ロッド12は、金属,セラミック等の材料
で円筒状に形成されている。
【0011】ランナ13は、図2に示すように、断面コ
ップ状に形成されていて、底部に穿設された孔内にロッ
ド12が貫通されている。ランナ13は、図3に示すよ
うに、ロッド12内に組み込まれた止め鋲21,スプリ
ング22および手元スイッチ23からなる係止機構によ
り通常はロッド12に対して所定位置以下に降下しない
ように規制されているが(図2参照)、手元スイッチ2
3をスプリング22の弾力に抗して押下することにより
止め鋲21がロッド12内に退避してロッド12に嵌合
しながら自由に摺動できるようになっている。また、ラ
ンナ13の外周中程には、複数のジョイント31が形成
されていて、複数本のストレッチャ16の基端部をそれ
ぞれ揺動自在に軸支している。
【0012】なお、ランナ13をロッド12に係止する
係止機構は、図4に示すように、止め鋲21’,スプリ
ング22’,手元スイッチ23’および支点24’から
なる係止機構であってもよい。
【0013】キャップ14は、図5に示すように、外周
に複数の切り込みが入れられた円板状に形成されてい
て、各切り込みにはリブ15の基端部が嵌入されて軸に
より揺動自在に枢着されている。これにより、リブ15
は、図6に示すように、キャップ14に対して約180
度の範囲で揺動することができる。また、キャップ14
は、図7に示すように、通常はロッド12の先端部に植
設された抜け止め用の突起群41と、突起群41とキャ
ップ14の厚みの間隙を介して並列にスプリング(図示
せず)によってロッド12に対して退出自在に配置され
た突起群42とからなるクリックストップ機構によりロ
ッド12の先端部から移動しないように規制されている
が、力を与えることにより係止用の突起群42がロッド
12内に退避してロッド12の基端側に向けて任意の位
置に摺動することができるようになっている。なお、特
に図示はしないが、図7に示すようなクリックストップ
機構は、雨傘を畳んだ状態でキャップ14をロッド12
にクリックストップするために、ロッド12のハンドル
11寄りにも設けられている。
【0014】ストレッチャ16は、特に図示はしない
が、伸縮型のアンテナに見られるような二重のシースで
なる伸縮機構を有していて、所定の長さ範囲で伸縮自在
となっている。
【0015】パネル17は、防水性の布地,ビニール素
材等で形成されている。
【0016】次に、このように構成された本実施の形態
に係る雨傘の使用方法について説明する。ここでは、図
1に示す雨傘を開いた状態から閉じる場合について、図
8(a)〜(f)を参照しながら説明する。
【0017】まず、図8(a)に示すような雨傘が開い
た状態から、ランナ13をキャップ14に向けてロッド
12に沿って摺動させると、図8(b)に示すようにリ
ブ15がロッド12に対して90度近くの角度をなすよ
うになり、ついには図8(c)に示すようにキャップ1
4がランナ13に嵌まり込んでリブ15がロッド12に
対して鈍角をなすようになる。この状態からさらにリブ
15をロッド12とはほぼ反対向きとなるまで揺動させ
ると、ストレッチャ16内に仕組まれた伸縮機構により
ストレッチャ16が伸びて、ついには図8(d)に示す
ようにパネル17が雨で濡れるパネル面を内側として畳
まれた状態となる。
【0018】図8(d)に示す状態から、手元スイッチ
23を押下操作して止め鋲21を退避させた状態でキャ
ップ14に手を添えてロッド12をキャップ14側に押
し込むと、キャップ14をロッド11の先端部に係止し
ていた上下2列の突起群41および42からなるクリッ
クストップ機構の係止用突起群42がロッド12内に一
旦退避してキャップ14がロッド12に対して摺動自在
となり、図8(e)に示すようにロッド12がパネル1
7内に収納されることになる。そして、キャップ14
は、ロッド12のハンドル11寄りに設けられたクリッ
クストップ機構によりロッド12の基端部にクリックス
トップされる。したがって、図8(f)に示すように、
ハンドル11を手で持ってぶら下げたときにも、雨に濡
れたパネル面が内面側となって隠れた状態でパネル17
がロッド12に係止されているので、衣服が雨に濡れる
ことなく雨傘を持ち運ぶことができる。
【0019】なお、本実施の形態に係る雨傘を開く場合
には、図8(a)〜(f)に示したのとは逆の手順によ
って開くようにすればよい。
【0020】
【発明の効果】本発明の効果は、雨の日に雨傘を畳んだ
際に、濡れたパネル面により衣類を濡らすことがなくな
るということである。これにより、使用者および周囲の
人に迷惑がかかることを防ぐことができる。その理由
は、濡れたパネル面を完全に内側に向けて雨傘を畳むこ
とができるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る雨傘を示す斜視図
である。
【図2】図1中のランナの拡大断面図である。
【図3】図1中の止め鋲および手元スイッチからなる係
止機構の一例を説明するロッドの断面図である。
【図4】図1中の止め鋲および手元スイッチからなる係
止機構の他の例を説明するロッドの断面図である。
【図5】図1中のキャップの拡大平面図である。
【図6】図1中のキャップとリブとの移動関係を説明す
る図である。
【図7】図1中のキャップとロッドとを係止するクリッ
クストップ機構を説明する図である。
【図8】(a)〜(f)は本実施の形態に係る雨傘を畳
む手順を説明する図である。
【符号の説明】
11 ハンドル 12 ロッド 13 ランナ 14 キャップ 15 リブ 16 ストレッチャ 17 パネル 18 チップ 21,21’ 止め鋲 22,22’ スプリング 23,23’ 手元スイッチ 24’ 支点 31 ジョイント 41 突起群 42 突起群

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロッドの先端寄りに摺動自在に嵌合され
    たランナと、 前記ロッド内に組み込まれ前記ランナを選択的に係止す
    る係止機構と、 前記ロッドの先端部にクリックストップ機構により係止
    自在に嵌合されたキャップと、 基端部を前記キャップに揺動自在に軸支された複数本の
    リブと、 基端部を前記ランナに揺動自在に軸支され先端部を前記
    リブの中程に揺動自在に軸支され所定の長さ範囲で伸縮
    自在に形成されたストレッチャとを有することを特徴と
    する雨傘。
  2. 【請求項2】 前記ランナが、前記キャップを嵌合でき
    る断面コップ状に形成されている請求項1記載の雨傘。
  3. 【請求項3】 前記係止機構が、止め鋲と、弾性手段
    と、手元スイッチとからなる請求項1記載の雨傘。
  4. 【請求項4】 前記係止機構が、止め鋲と、弾性手段
    と、手元スイッチと、支点とからなる請求項1記載の雨
    傘。
  5. 【請求項5】 前記クリックストップ機構が、抜け止め
    用の突起群と、弾性手段により退出自在に配置された係
    止用の突起群とからなる請求項1記載の雨傘。
  6. 【請求項6】 前記ストレッチャが、二重のシースでな
    る伸縮機構を有する請求項1記載の雨傘。
JP33928697A 1997-11-25 1997-11-25 雨 傘 Pending JPH11151109A (ja)

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JP33928697A JPH11151109A (ja) 1997-11-25 1997-11-25 雨 傘

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JP33928697A JPH11151109A (ja) 1997-11-25 1997-11-25 雨 傘

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JPH11151109A true JPH11151109A (ja) 1999-06-08

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ID=18326024

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JP33928697A Pending JPH11151109A (ja) 1997-11-25 1997-11-25 雨 傘

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JP (1) JPH11151109A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010012238A (ja) * 2008-06-04 2010-01-21 Katsutoshi Matsuda
CN103844477A (zh) * 2012-12-05 2014-06-11 陈小磊 一种新型雨伞的甩水装置

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