JPS6022803Y2 - 折畳洋傘 - Google Patents
折畳洋傘Info
- Publication number
- JPS6022803Y2 JPS6022803Y2 JP11805481U JP11805481U JPS6022803Y2 JP S6022803 Y2 JPS6022803 Y2 JP S6022803Y2 JP 11805481 U JP11805481 U JP 11805481U JP 11805481 U JP11805481 U JP 11805481U JP S6022803 Y2 JPS6022803 Y2 JP S6022803Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil spring
- tension coil
- umbrella
- main rib
- support bone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は折畳洋傘に関する。
従来の折畳洋傘は閉傘した際にこの閉傘状態を自動的に
保持できず、手でこの状態を保持しなければ、支骨と親
骨とが開いて開傘する惧れがあり、従って特に一時的に
閉傘して傘布を折畳む場合又は携帯する場合等に非常に
不便であった。
保持できず、手でこの状態を保持しなければ、支骨と親
骨とが開いて開傘する惧れがあり、従って特に一時的に
閉傘して傘布を折畳む場合又は携帯する場合等に非常に
不便であった。
本考案は上記問題点に鑑み、折畳洋傘を閉傘した際に該
閉傘状態を自動的に保持できるようにしたもので、その
特徴とするところは、中棒１に上下摺動自在に外嵌した
下ろくろ７に各基端が上下揺動自在に枢着された支骨８
と、各基端が支骨８の先端に上下方向折曲自在に枢着１
２された親骨１０とを備え、該親骨１０は中央板部１０
ａと該中央板部１０ａの幅方向両端から支骨８側に略り
字状に折曲した一対の側板部１０ｂ、１０ｂとを有する
断面コ字状に形成され、下ろくろ７の上方摺動時に支骨
８と親骨１０とが開傘方向に開くように構成された折畳
洋傘において、支骨８と親骨１０との間にこれらを閉傘
方向に付勢する引張コイルバネ１６が設けられ、該引張
コイルバネ１６の一端は親骨１０の側板部１０ｂ、１０
ｂ間に挿入されて該側板部１０ｂ、１０ｂのカシメ２１
により親骨１０に固着され、引張コイルバネ１６の他端
部は先端に鉤形に屈曲した係止部２２ａを有する係止杆
２２を介して支骨８の先端部に係止されている点にある
。
閉傘状態を自動的に保持できるようにしたもので、その
特徴とするところは、中棒１に上下摺動自在に外嵌した
下ろくろ７に各基端が上下揺動自在に枢着された支骨８
と、各基端が支骨８の先端に上下方向折曲自在に枢着１
２された親骨１０とを備え、該親骨１０は中央板部１０
ａと該中央板部１０ａの幅方向両端から支骨８側に略り
字状に折曲した一対の側板部１０ｂ、１０ｂとを有する
断面コ字状に形成され、下ろくろ７の上方摺動時に支骨
８と親骨１０とが開傘方向に開くように構成された折畳
洋傘において、支骨８と親骨１０との間にこれらを閉傘
方向に付勢する引張コイルバネ１６が設けられ、該引張
コイルバネ１６の一端は親骨１０の側板部１０ｂ、１０
ｂ間に挿入されて該側板部１０ｂ、１０ｂのカシメ２１
により親骨１０に固着され、引張コイルバネ１６の他端
部は先端に鉤形に屈曲した係止部２２ａを有する係止杆
２２を介して支骨８の先端部に係止されている点にある
。
以下、本考案を図示の実施例に従って説明すると、図に
おいて、１は中棒で、上管２と中管３と平管４とにより
伸縮自在に構成され、平管４下端には手元５が固着され
ている。
おいて、１は中棒で、上管２と中管３と平管４とにより
伸縮自在に構成され、平管４下端には手元５が固着され
ている。
６は上管２の上端に固着した固定ろくろ、７は中棒１に
摺動自在に外嵌した下ろくろである。
摺動自在に外嵌した下ろくろである。
８は支骨で、下るくろ７の周囲に放射状に配置され、そ
の各基端は下ろくろ７に上下揺動自在に枢着されている
。
の各基端は下ろくろ７に上下揺動自在に枢着されている
。
９は副骨であり、固定ろくろ６の周囲に放射状に配置さ
れ、その各基端は固定ろくろ６に上下揺動自在に枢着さ
れ、先端は支骨８の中央部に枢着されている。
れ、その各基端は固定ろくろ６に上下揺動自在に枢着さ
れ、先端は支骨８の中央部に枢着されている。
１０は親骨で、その基端にヒンジ１１が固着され、該ヒ
ンジ１１を介して支骨８の先端に上下方向屈折自在に枢
着１２されている。
ンジ１１を介して支骨８の先端に上下方向屈折自在に枢
着１２されている。
親骨１０は中央板部１０ａと該中央板部１０ａの幅方向
両端から支骨８側に略り字状に折曲した一対の側板部１
０ｂ、１０ｂとを有する断面コ字状に形成されている。
両端から支骨８側に略り字状に折曲した一対の側板部１
０ｂ、１０ｂとを有する断面コ字状に形成されている。
１３は枝骨で、ヒンジ１４を介して親骨１０の先端に枢
着されている。
着されている。
１５は張骨で、下ろくろ７の上方摺動時に支骨８と親骨
１０とを開傘方向に開くと共に下方摺動時に閉傘方向に
閉じるように、副骨８の中途部とヒンジ１１の突出端部
とを連結している。
１０とを開傘方向に開くと共に下方摺動時に閉傘方向に
閉じるように、副骨８の中途部とヒンジ１１の突出端部
とを連結している。
２３は上管２に出退自在に設けた係止部材で、上方摺動
した下るくろ７を係脱自在に係止し、開傘状態を保持す
る。
した下るくろ７を係脱自在に係止し、開傘状態を保持す
る。
１６は支骨８と親骨１０との間に設けた引張コイルバネ
で、該引張コイルバネ１６の一端は親骨１０の側板部１
０ｂ、１０ｂ間に挿入されて該側板部１０ｂ、１０ｂの
カシメ２１により親骨１０に固着され、引張コイルバネ
１６の他端部は先端に鉤形に屈曲した係止部２２ａを有
する係止杆２２を介して支骨８の先端部に係止され、支
骨８と親骨１０とを閉傘方向に付勢している。
で、該引張コイルバネ１６の一端は親骨１０の側板部１
０ｂ、１０ｂ間に挿入されて該側板部１０ｂ、１０ｂの
カシメ２１により親骨１０に固着され、引張コイルバネ
１６の他端部は先端に鉤形に屈曲した係止部２２ａを有
する係止杆２２を介して支骨８の先端部に係止され、支
骨８と親骨１０とを閉傘方向に付勢している。
上記実施例の構成によれば、下ろくろ７を上方摺動する
と、支骨８と親骨１０とが引張コイルバネ１６の付勢に
抗して枢着１２部を支点に矢印Ｂ、 Ｃ方向に回動し、
開傘状態になる。
と、支骨８と親骨１０とが引張コイルバネ１６の付勢に
抗して枢着１２部を支点に矢印Ｂ、 Ｃ方向に回動し、
開傘状態になる。
この状態から下るくろ７を下方摺動してゆくと、支骨８
と親骨１０とが矢印り、Ｅ方向に回動し、引張コイルバ
ネ１６の付勢力は骨８，１０に対して矢印り、Ｅ方向即
ち閉傘方向に働き、骨８，１０を閉傘状態に保持する。
と親骨１０とが矢印り、Ｅ方向に回動し、引張コイルバ
ネ１６の付勢力は骨８，１０に対して矢印り、Ｅ方向即
ち閉傘方向に働き、骨８，１０を閉傘状態に保持する。
従って閉傘操作と同時にその閉傘状態を自動的に保持で
き、しかも閉傘操作が中途半端であっても引張コイルバ
ネ１６により確実に閉傘できる。
き、しかも閉傘操作が中途半端であっても引張コイルバ
ネ１６により確実に閉傘できる。
本考案によれば、支骨８と親骨１０との間にこれらを閉
傘方向に付勢する引張コイルバネ１６が設けられている
ので、閉傘した際に何らの操作も要さずその閉傘状態を
自動的保持できるようになり、不測に開傘する惧れなく
、この状態で傘を下向きにして傘布を折畳む作業が容易
であり、しかも携帯等に非常に便利である。
傘方向に付勢する引張コイルバネ１６が設けられている
ので、閉傘した際に何らの操作も要さずその閉傘状態を
自動的保持できるようになり、不測に開傘する惧れなく
、この状態で傘を下向きにして傘布を折畳む作業が容易
であり、しかも携帯等に非常に便利である。
しかも閉傘操作が中途半端であっても引張コイルバネ１
６の付勢により確実に閉傘でき、閉傘操作が楽になる。
６の付勢により確実に閉傘でき、閉傘操作が楽になる。
また、前記引張コイルバネ１６の一端はカシメ２１によ
り親骨に固着され、他端部は係止部２２ａを有する係止
杆２２を介して支骨８先端部に係止しているので、傘の
開閉の際に引張コイルバネ１６が骨８，１０に対して摺
動したり、弓形に弾性変形したりして、バネ１６がガタ
付くようなことはなく、傘をさ程大きな抵抗もなくスム
ーズに開閉できる。
り親骨に固着され、他端部は係止部２２ａを有する係止
杆２２を介して支骨８先端部に係止しているので、傘の
開閉の際に引張コイルバネ１６が骨８，１０に対して摺
動したり、弓形に弾性変形したりして、バネ１６がガタ
付くようなことはなく、傘をさ程大きな抵抗もなくスム
ーズに開閉できる。
しかも引張コイルバネ１６の親骨１０への取付けは、側
板部１０ｂ、１０ｂのカシメ２１により、特別な取付部
材等を要さず簡単かつ確実になし得るし、また引張コイ
ルバネ１６の支骨８への係止も、引張コイルバネ１６の
引張力を利用して簡単になし得、かつ係止後は引張コイ
ルバネ１６により係止杆２２を親骨１０側に引張した状
態になるため、不測に外れる惧れもなく、従って引張コ
イルバネ１６の取付けを非常に簡単でかつ確実にできる
。
板部１０ｂ、１０ｂのカシメ２１により、特別な取付部
材等を要さず簡単かつ確実になし得るし、また引張コイ
ルバネ１６の支骨８への係止も、引張コイルバネ１６の
引張力を利用して簡単になし得、かつ係止後は引張コイ
ルバネ１６により係止杆２２を親骨１０側に引張した状
態になるため、不測に外れる惧れもなく、従って引張コ
イルバネ１６の取付けを非常に簡単でかつ確実にできる
。
第１図は本考案の一実施例を示す正面図、第２図は同要
部の縦断面図である。 １・・・・・・中棒、７・・・・・・下ろくろ、８・・
・・・・支骨、１０・・・・・・親骨、１０ａ・・・・
・・中央板部、１０ｂ・・・・・・側板部、１２・・・
・・・枢着、１６・・・・・・引張コイルバネ、２１・
・・・・・カシメ、２２・・・・・・係止杆、２２ａ・
・・・・・係止部。
部の縦断面図である。 １・・・・・・中棒、７・・・・・・下ろくろ、８・・
・・・・支骨、１０・・・・・・親骨、１０ａ・・・・
・・中央板部、１０ｂ・・・・・・側板部、１２・・・
・・・枢着、１６・・・・・・引張コイルバネ、２１・
・・・・・カシメ、２２・・・・・・係止杆、２２ａ・
・・・・・係止部。
Claims (1)
- 中棒１に上下摺動自在に外嵌した下ろくろ７に各基端が
上下摺動自在に枢着された支骨８と、各基端が支骨８の
先端に上下方向折曲自在に枢着１２された親骨１０とを
備え、該親骨１０は中央板部１０ａと該中央板部１０ａ
の幅方向両端から支骨８側に略り字状に折曲した一対の
側板部１０ｂ、１０ｂとを有する断面コ字状に形成され
、下ろくろ７の上方摺動時に支骨８と親骨１０とが開傘
方向に開くように構成された折畳洋傘において、支骨８
と親骨１０との間にこれらを閉傘方向に付勢する引張コ
イルバネ１６が設けられ、該引張コイルバネ１６の一端
は親骨１０の側板部１０ｂ、１０ｂ間に挿入されて該側
板部１０ｂ、１０ｂのカシメ２１により親骨１０に固着
され、引張コイルバネ１６の他端部は先端に鉤形に屈曲
した係止部２２ａを有する係止杆２２を介して支骨８の
先端部に係止されていることを特徴とする折畳洋傘。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11805481U JPS6022803Y2 (ja) | 1981-08-08 | 1981-08-08 | 折畳洋傘 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11805481U JPS6022803Y2 (ja) | 1981-08-08 | 1981-08-08 | 折畳洋傘 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5824214U JPS5824214U (ja) | 1983-02-16 |
| JPS6022803Y2 true JPS6022803Y2 (ja) | 1985-07-08 |
Family
ID=29912195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11805481U Expired JPS6022803Y2 (ja) | 1981-08-08 | 1981-08-08 | 折畳洋傘 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6022803Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63145969A (ja) * | 1986-07-31 | 1988-06-18 | Nippon Seiki Co Ltd | 交叉コイル型可動磁石式計器 |
| JPS6454366A (en) * | 1987-08-26 | 1989-03-01 | Nippon Denso Co | Crossing coil type analog indicating instrument |
| JPH0664088B2 (ja) * | 1988-02-05 | 1994-08-22 | 矢崎総業株式会社 | クロスコイル形計器の駆動装置 |
| JPH0280968A (ja) * | 1988-09-17 | 1990-03-22 | Rohm Co Ltd | メータ駆動装置 |
| JP2693529B2 (ja) * | 1988-12-02 | 1997-12-24 | 株式会社東芝 | ゲージ駆動装置 |
-
1981
- 1981-08-08 JP JP11805481U patent/JPS6022803Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5824214U (ja) | 1983-02-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4417436B2 (ja) | 補強されたリブ構造を有する折り畳み傘 | |
| JP6556124B2 (ja) | 改善された柄および骨組立体を有する傘 | |
| US20020104557A1 (en) | Adjusting sleeve assembly for a sunshade with a tiltable canopy | |
| US3850186A (en) | Garden umbrella | |
| JPS6022803Y2 (ja) | 折畳洋傘 | |
| US5048550A (en) | Structure of triple-folding umbrella skeleton | |
| US5058613A (en) | One hand operated umbrella capable of self-closing | |
| US4685482A (en) | Closable, collapsible umbrella for one-hand operation | |
| CA1045499A (en) | Telescopic umbrella | |
| US5787912A (en) | Quickly foldable rib means of automatic umbrella | |
| US6199571B1 (en) | Lightening multiple-fold automatic umbrella with control module | |
| US5913321A (en) | One-handed control stick umbrella | |
| JP2632632B2 (ja) | 洋 傘 | |
| JPH0884616A (ja) | 傘 | |
| US888363A (en) | Folding umbrella. | |
| JPS6022806Y2 (ja) | 洋傘 | |
| KR920007554Y1 (ko) | 접는 우산 | |
| JP2023548576A (ja) | 抗反転機構を有する傘 | |
| JP2023099441A (ja) | 傘骨及びその雨傘 | |
| JP3100369U (ja) | 傘 | |
| JPH029699Y2 (ja) | ||
| JP2002325611A (ja) | 雨 傘 | |
| JP3024391U (ja) | 折畳洋傘の骨関節具 | |
| JPS603482B2 (ja) | 折畳洋傘 | |
| JPS6022802Y2 (ja) | 三段折畳洋傘における先骨自動展開装置 |