JP3084846U - 傘骨の構造 - Google Patents

傘骨の構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の折畳み傘と比して、折畳んだときには
小さくなり、開いたときには大きくなる傘を提供する。 【要約書】 第1傘骨(21)、分枝傘骨(22)、第
2傘骨(23)、滑動アーム(24)、第3傘骨(2
5)、第4傘骨(25)、第5傘骨(27)などによっ
て、折畳み又は伸長可能な関節構造を構成し、更に、第
1可撓性支え棒(28)、第2可撓性支え棒(29)、
第3可撓性支え棒(30)などによって相互連動を可能
にし、第1傘骨(21)の内側端を傘の固定台座に固定
し、分枝傘骨(22)のフランジ部(221)を傘の滑
動台座に固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、傘骨の構造に関し、特に複数の傘骨及び可撓性支え棒などによって 、折畳み又は伸長可能な関節構造で構成された傘骨の構造に関する。
【0002】 この考案の傘骨の構造を使用して得られる傘は、関節構造の折畳みによって小 型化ができ、閉じた際の長さは約15cmで、従来の折畳み傘よりも短くでき、 また、開いた際の長さは約53cmで、従来の折畳み傘より長くすることができ る。
【0003】
【従来の技術】
傘は、伝統的に収納及び携帯を便利にするため、傘骨の折畳み構造によって小 型化するようになしており、閉じるときはより小さくかつ短くなり、また、開く ときはより大きくできるようにすることが共通の技術課題であった。現在のとこ ろ、従来例の折畳み傘は、閉じた状態で最短なものは17〜18cmであり、開 いた状態で最長なものは約48cmである。
【0004】 中華民国実用新案公告第391200号には、ある種の「折畳み傘骨の改良構 造」が開示されており、この折畳み傘骨は、図1に示すように、主に第1主骨1 1、支骨12、第1副骨13、第2副骨14、可撓性骨15、及び尾骨16など で構成されている。そのうち、第1主骨11、支骨12、第1副骨13、第2副 骨14等は可塑性材料の射出成型法で作られる。第1副骨13の上縁には突起物 があり、その断面はT型になっており、さらに、その弯曲部位に補強構造があり 、本体から上に向かって次第に小さくまた次第に薄くなっている。これとは別に 、第1副骨13の接続部には、半閉鎖状の円弧状貫通穴が設けられている。支骨 12と第1主骨11の連結端は内から外へ次第に厚くなるように設計されている 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の主な目的は、新規な傘骨の構造を提供することにある。本考案に従っ て、複数の傘骨及び可撓性支え棒などによって、折畳み又は伸長可能な関節構造 を構成すれば、傘は関節構造の折畳みによって小型化され、閉じた際の長さは約 15cmとなり、従来の折畳み傘より短くなり、また、開いた際の長さは53c mにもなり、従来の折畳み傘より相当長くなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述の目的を達成するために、本考案の第1の態様によれば、少なくとも以下 の(1)〜(10)の構成を備えることを特徴とする傘骨の構造が提供される。 (1)第1傘骨;該第1傘骨の内側端は傘の固定台座に連結され、該第1傘骨の 外側端には一つのフランジ部が形成されている、 (2)分枝傘骨;該分枝傘骨の内側端は前記第1傘骨の中央部と連結され、該分 枝傘骨の外側端は傘の滑動台座と連結されている、 (3)第2傘骨;該第2傘骨は内側がパイプ体であり、該第2傘骨の内側端には フランジ部が形成されて前記第1傘骨の外側端と連結され、該第2傘骨の外側端 には引掛穴が設けられている、 (4)滑動アーム;該滑動アームの自由端は前記第2傘骨のパイプ体内に収容さ れ、該滑動アームの内側端は前記分枝傘骨の外側端のフランジ部と連結されてい る、 (5)第3傘骨;該第3傘骨の内側端にはフランジ部が形成されて前記第2傘骨 の外側端と連結され、該第3傘骨の外側端には引掛穴が設けられている、 (6)第4傘骨;該第4傘骨の内側端にはフランジ部が形成されて前記第3傘骨 の外側端と連結されている、 (7)第5傘骨;該第5傘骨の内側端にはフランジ部が形成されて前記第4傘骨 の外側端と連結されている、 (8)第1可撓性支え棒;該第1可撓性支え棒の一端は前記第1傘骨の外側端の フランジ部に連結され、もう一端は前記第3傘骨の内側端と連結されている、 (9)第2可撓性支え棒;該第2可撓性支え棒の一端は前記第2傘骨の外側端の 引掛穴に引掛けられ、もう一つの端は前記第4傘骨の内側末端と連結されている 、 (10)第3可撓性支え棒;該第3可撓性支え棒の一端は前記第3傘骨の外側端 の引掛物の穴に引掛けられ、もう一つの端は前記第5傘骨の内側末端と連結され ている。
【0007】 また、本件考案の第2の態様によれば、前記本件考案の第1の態様において、 前記第1傘骨、前記分枝傘骨、前記第2傘骨及び前記第3傘骨の断面は“U”形 構造になっている傘骨の構造が提供される。
【0008】 また、本件考案の第3の態様によれば、前記第1又は第2の態様において、前 記滑動アームは、前記傘の折畳み時には前記第2傘骨のパイプ体内に収容され、 前記傘の伸長状態時には前記第2傘骨のパイプ体から出て第2傘骨に相対して伸 長できる傘骨の構造が提供される。
【0009】 さらに本件考案の第4の態様によれば、前記第2又は第3の態様において、前 記傘の折畳み時には、前記第1傘骨は前記分枝傘骨のU形溝内に収容でき、又前 記第2傘骨は前記第3傘骨のU形溝内に収容できる傘骨の構造が提供される。
【0010】 なお、本考案においては、各傘骨等の傘の中央棒に近い方を「内側端」といい 、該中央棒から遠い方を「外側端」という。
【0011】 そして、上述のような本件考案の傘骨を使用した傘は、関節構造の折畳みによ って小型化でき、閉じると従来の折畳み傘より短くなり、開くと従来の折畳み傘 より大きくなるという優れた効果を奏するものである。
【0012】 以下、上記本考案の目的、特徴及び効果を更に進んで実質的に理解するために 、添付図面に示す実施例について説明する。
【0013】
【考案の実施の形態】
まず図2から図4を参照し、さらには図5をも参照して本考案を説明する。
【0014】 本考案の傘骨の構造20は、第1傘骨21を有し、その内側端は傘体2の固定 台座3に連結され、外側端はフランジ部211が形成され、その第1傘骨21は 更に分枝傘骨22を有し、該第1傘骨の中央部は分枝傘骨22の内側端に連結さ れて回動可能となり、分枝傘骨22の外側端はフランジ部221が形成されて、 傘2の滑動台座4に連結されている。
【0015】 第1傘骨21と分枝傘骨22の断面は“U”形構造になっており(図4a参照 )、両者が折畳まれるとき、第1傘骨21は分枝傘骨22のU形溝内に収容され る。
【0016】 第2傘骨23は、内側端はパイプ体になっており、更にその内側端にフランジ 部231が形成されて第1傘骨21の外側端と連結され、回動できるようになっ ている。第2傘骨23の外側端には、引掛穴232が設けられている。滑動アー ム24は、自由端が第2傘骨23のパイプ体内に収容され、伸縮できる状態とな っており(図4b参照)、内側端は分枝骨22の外側端のフランジ部221に連 結され、回動できるようになっている。
【0017】 第3傘骨25は、内側端はフランジ部251が形成されて第2傘骨23の外側 端と連結され、回動できるようになっており、その中央部にはフランジ部252 が形成されてキー252’が挿入され、またその外側端には一つの引掛物253 が設けられている。第3傘骨25と上記第2傘骨23の断面は“U”形構造にな っている(図4c参照)ので、両者が折畳まれるとき、第2傘骨23は第3傘骨 25のU形溝内に収容することができる。
【0018】 第4傘骨26は、内側端に一つのフランジ部261が形成され、第3傘骨25 の外側端と連結されて、回動できるようになっている。
【0019】 第5傘骨27は、内側端に一つのフランジ部271が形成され、第4傘骨26 の外側端と連結されて回動できるようになっている。
【0020】 可撓性支え棒28は、一端が第1傘骨21の外側のフランジ部211に連結さ れ、もう一端は第3傘骨25の内側端と連結され、回動できるようになっている 。
【0021】 第2可撓性支え棒29は、一端が第2傘骨23の外側端の引掛穴232に引掛 けられ、もう一つの端は第4傘骨26の内側末端と連結され、動ける様になって おり、更に、第2可撓性支え棒29の中央部は第3傘骨25の中央部にあるキー 252’の内側に通されている。
【0022】 第3可撓性支え棒30は、一端が第3傘骨25の外側端の引掛物253の穴に 引掛けられ、もう一つの端は第5傘骨27の内側末端と連結され、動けるように なっている。
【0023】 図5に示したように、上記傘骨の構造20は、滑動台座4が傘体2の中央棒体 5で上へ滑動すると、伸長状態になり、反対に下へ滑動すると、閉じた状態にな る。本考案に従って、傘骨の構造20が閉じた状態の場合、その滑動アーム24 は第2傘骨23内に収容され、第1傘骨21は分枝傘骨22の“U”形溝に収容 され、第2傘骨23は第3傘骨25の“U”形溝に収容される。
【0024】 この閉じた状態で、傘骨の構造20の長さL1はたった15cmであり、現在 の従来例の折畳み傘の最短長さである17〜18cmより短くなる。傘骨の構造 20が伸長状態では、滑動アーム24は第2傘骨23から出て伸長し、第1〜5 傘骨21〜25などが相対的に伸長する(図2参照)。この伸長状態では、傘骨 の構造20の長さL2は約53cmまで伸ばすことができ、現在のところ、従来 例の折畳み傘での最長の長さである48cmと比べると更に長くなっている。
【0025】 以上述べたものは、本考案の好適な実施例であり、本考案はかかる実施例に限 定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載した均等の範囲を外れな ければ、尚本考案の権利範囲に属する。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の傘骨の構造は、閉じると従来の折畳み傘より短 くなり、開くと従来の折畳み傘より大きくなる傘が得られるという優れた作用効 果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 先行技術である中華民国実用新案公告第39
1200号に開示されている従来技術を示す図である。
【図2】 本考案の傘骨の開いた状態を示す図である。
【図3】 図2の拡大図であり、その一部は切断表示さ
れている。
【図4】 本考案の傘骨の半伸長状態の構造を示す図で
ある。図4aは、図4の4a・4a方向の断面図であ
る。図4bは、図4の4b・4b方向の断面図である。
図4cは、図4の4c・4c方向の断面図である。
【図5】 本考案の傘骨の折畳んだ状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
2:傘体 3:固定台座 4:滑動台座 20:本考案の傘骨の構造 21:第1傘骨 211:フランジ部 22:分枝傘骨 221:フランジ部 23:第2傘骨 231:フランジ部 232:引掛穴 24:滑動アーム 25:第3傘骨 251,252:フランジ部 252’:キー 253:引掛物 26:第4傘骨 261:フランジ部 27:第5傘骨 271:フランジ部 28:第1可撓性支え棒 29:第2可撓性支え棒 30:第3可撓性支え棒

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも以下の(1)〜(10)の構
    成を備えることを特徴とする傘骨の構造。 (1)第1傘骨;該第1傘骨の内側端は傘の固定台座に
    連結され、該第1傘骨の外側端には一つのフランジ部が
    形成されている、 (2)分枝傘骨;該分枝傘骨の内側端は前記第1傘骨の
    中央部と連結され、該分枝傘骨の外側端は傘の滑動台座
    と連結されている、 (3)第2傘骨;該第2傘骨は内側端がパイプ体であ
    り、該第2傘骨の内側端にはフランジ部が形成されて前
    記第1傘骨の外側端と連結され、該第2傘骨の外側端に
    は引掛穴が設けられている、 (4)滑動アーム;該滑動アームの自由端は前記第2傘
    骨のパイプ体内に収容され、該滑動アームの内側端は前
    記分枝傘骨の外側端のフランジ部と連結されている、 (5)第3傘骨;該第3傘骨の内側端にはフランジ部が
    形成されて前記第2傘骨の外側端と連結され、該第3傘
    骨の外側端には引掛穴が設けられている、 (6)第4傘骨;該第4傘骨の内側端にはフランジ部が
    形成されて前記第3傘骨の外側端と連結されている、 (7)第5傘骨;該第5傘骨の内側端にはフランジ部が
    形成されて前記第4傘骨の外側端と連結されている、 (8)第1可撓性支え棒;該第1可撓性支え棒の一端は
    前記第1傘骨の外側端のフランジ部に連結され、もう一
    端は前記第3傘骨の内側端と連結されている、 (9)第2可撓性支え棒;該第2可撓性支え棒の一端は
    前記第2傘骨の外側端の引掛穴に引掛けられ、もう一つ
    の端は前記第4傘骨の内側末端と連結されている、 (10)第3可撓性支え棒;該第3可撓性支え棒の一端
    は前記第3傘骨の外側端の引掛物の穴に引掛けられ、も
    う一つの端は前記第5傘骨の内側末端と連結されてい
    る。
  2. 【請求項2】 前記第1傘骨、前記分枝傘骨、前記第2
    傘骨及び前記第3傘骨の断面は“U”形構造になってい
    ることを特徴とする請求項1に記載の傘骨の構造。
  3. 【請求項3】 前記滑動アームは、前記傘の折畳み時に
    は前記第2傘骨のパイプ体内に収容され、前記傘の伸長
    状態時には前記第2傘骨のパイプ体から出て第2傘骨に
    相対して伸長できることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の傘骨の構造。
  4. 【請求項4】 前記傘の折畳み時には、前記第1傘骨は
    前記分枝傘骨のU形溝内に収容でき、又前記第2傘骨は
    前記第3傘骨のU形溝内に収容できることを特徴とする
    請求項2又は3に記載の傘骨の構造。
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