WO2005114011A1 - ホールプラグ - Google Patents

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Abstract

 区画壁(40)に形成された貫通孔(41)に嵌着して、貫通孔(41)を塞ぐホールプラグ(10)であって、貫通孔(41)に嵌合されて内側面(43)に掛着される合成樹脂製の取付部(30)と、貫通孔(41)を塞ぐことのできる大きさ形状であってその周縁部位(21)が外側面(44)に密着接触すると共に、その中央部位で取付部(30)に一体的とされている蓋部(20)とを有し、蓋部(20)は、その周縁部位(21)又は周縁部位(21)近傍には蓋部(20)に外力を加えても周縁部位(21)の大きさ形状を維持することのできる厚肉部(21a)が設けられていると共に、厚肉部(21a)と取付部(30)に一体的とされた中央部位との間には外力が加わったとき弾性座屈変形可能な薄肉部(23a)が設けられている。                                                                                 

Description

ホーノレプラグ
技術分野
[0001] 本発明は、ホールプラグに関する。詳しくは、自動車等車両における構造物各部位 に設けられた貫通孔のうち、使用されずに開口状態とされているものを密閉状態にす るためのホールプラグに関する。
背景技術
[0002] この種のホールプラグは、車両のボデ一等の部位(区画壁)の製造加工時に形成さ れた貫通孔のうち、最終的に使用されずに開口状態のままにされる貫通孔に差込ま れることにより、この貫通孔を密閉状態にする。したがって、例えば、車外と車内とを 区画するドアの内部等の部分に形成された貫通孔に適用される場合には、雨水や粉 塵等のものが内部に侵入することを防ぐため、一定のシール性能を持たせた設計に することが必要となる。
ここで、ホールプラグの構成について述べると、例えば円形状を呈した貫通孔内に 嵌着される筒形状の取付部と、取付部の根元側に皿形状に一体的に形成された蓋 部と、を有して成形されている。なお、この種のホールプラグには、取付部と蓋部とが 弾性やシール性に優れた素材であるエラストマによって一体成形されたものや、合成 榭脂製の取付部に対しエラストマ製の蓋部が接合されて一体的とされたものなどがあ る。以下、これらの構成について簡潔に説明する。
先ず、前者のエラストマによって一体成形されたタイプのものは、取付部の先端側 部位が切頭傘形状とされて外方向に張出されて形成されている。詳しくは、貫通孔の 径よりも張出されて形成されている。一方、蓋部も取付部の傘形状の垂下がる方向に 対向して切頭傘形状に形成されている。したがって、使用時には、取付部の切頭側 を貫通孔内に差込むと、取付部の傘形状が窄められながら挿入され、貫通孔を通過 した後に広げられて貫通孔周りの内側壁面に掛着する。一方、この取付部を差込む 動作に伴なつて、蓋部の傘形状は外側壁面上を摺動するようにして広げられる。そし て、取付部を掛着したことにより生じる弹発カ(反発力)の作用によって、広げられた 蓋部の傘形状が貫通孔周りの外側壁面に密着力を作用させる。すなわち、取付部と 蓋部とに設けられた傘形状の両者が互いに弹発カを作用させることにより密着力を 発揮している。
次に、後者のタイプのものは、合成樹脂製の取付部の先端側の両側面 (周面)部位 が部分的に切込まれて外方向に張出された (貫通孔の径よりも張出された)掛着爪が 形成されている。なお、蓋部については前者のものと略同様の構成を有しているため 説明を省略する。したがって、このような構成のホールプラグを貫通孔内に差込むと、 掛着爪が貫通孔の内側壁面に弾性的に掛着する。なお、この場合には、蓋部の傘 形状に作用する弹発カ (反発力)によって、密着力を作用させることになる。
なお、この種の関連技術として、下記特許文献 1が開示されている。
[0003] 特許文献 1 :実開昭 61— 202757号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0004] し力しながら、上記従来の技術では、ホールプラグを取付ける際に、取付部を貫通 孔内に確実に差込んで掛着させることが容易に行えないことがあった。また、この種 のホールプラグでは、要求されるシール性能(防水性や防塵性)が十分に発揮されな いことがあった。更に、ホールプラグを取付けた際に蓋部のシール面の占める径が大 きくなりすぎることがあった。
すなわち、例えば、上記従来の技術のうちの前者 (ホールプラグがエラストマによつ て一体成形されているタイプ)の場合には、蓋部が比較的剛性の低いエラストマによ つて形成されているため、作業者が取付部の傘形状を貫通孔内に差込んだとしても 、窄められた傘形状が内部で開かれた (掛着した)力どうかの節度感が得られな 、。 したがって、取付部が完全に差込まれた力どうかが把握できず、何度も差込み方向 に力をカ卩えてみたり、場合によっては嵌込みをし直してみたりしなければならなかつ た。
また、後者の場合には、蓋部が合成樹脂製であるため、その剛性によって、差込ん だ際に一定の節度感を得ることはできた。し力しながら、この場合には、取付部を掛 着させても蓋部の傘形状を外側壁面に密着させるための弹発カ(反発力)が作用し ない。したがって、例えば、蓋部を 2重シール構造に形成したり、傘形状を長尺にして 垂下方向を向く形状にしたりして、密着力(シール性能)が確保される形状にしなけ ればならな力つた。しかし、このような形状にすると、蓋部の構造上、取付部を貫通孔 内に差込むに随つて蓋部の傘形状に作用する弹発カ(ホールプラグを抜き外す方向 に作用する反発力)が増大するため、取付部を差込み難くなる。また、傘形状を長尺 に形成したことによって、最終的な蓋部の広がり量 (シール面の占める径)が無駄に 大きくなつてしまう。したがって、ホールプラグの十分な取付けスペースが確保できな いような場所では、その使用が制限されてしまう。
[0005] 本発明は、上記した問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が 解決しょうとする課題は、ホールプラグのシール性能を確保しつつ、適度な節度感を 持って容易に取付けることができ、かつ、取付け状態における蓋部の外方向への張 出し量を少なく抑えるようにすることにある。
課題を解決するための手段
[0006] 上記課題を解決するために、本発明のホールプラグは次の手段をとる。
先ず、第 1の発明は、所定の区画壁に形成された貫通孔に嵌着して、貫通孔を塞 ぐホールプラグであって、貫通孔に嵌合されて区画壁の一側面に掛着される合成榭 脂製の取付部と、貫通孔を塞ぐことのできる大きさ形状であってその周縁部位が区画 壁の他側面に密着接触すると共に、その中央部位で取付部に一体的とされている蓋 部とを有し、蓋部は、その周縁部位又は周縁部位近傍には蓋部に外力を加えても周 縁部位の大きさ形状を維持することのできる形状維持手段が設けられていると共に、 形状維持手段と取付部に一体的とされた中央部位との間には外力が加わったとき弾 性座屈変形可能な弾発力付与手段が設けられており、弾発力付与手段により蓋部 の周縁部位を区画壁の他側面に密着接触させているものである。
ここで、形状維持手段としては、例えば、蓋部の区画壁の他側面に接触する部位に 摺動摩擦抵抗力を付与するなどして移動を拘束するものや、周縁部位又は周縁部 位近傍の形状や素材を圧縮力によって変形し難くした (フープ応力を高めた)ものが 挙げられる。
この第 1の発明によれば、取付部を貫通孔内に差込む圧縮力を作用させると、蓋部 の周縁部位が区画壁の他側面に密着接触する。このとき、周縁部位又は周縁部位 近傍は、蓋部に外力を加わっても形状維持手段によって大きさ形状が維持される。し たがって、この形状維持手段が形成された部位は、他側面上に密着接触した位置で 位置固定されるため、外力によって広げられない。一方、形状維持手段と取付部に 一体的とされた中央部位との間の部位は、この外力を受けると、弾発力付与手段によ り形状維持手段が形成された部位に対して弾性座屈を伴ないながら内側に折曲げら れる。そして、この折曲げられることで生じる弹発力によって、周縁部位を区画壁の他 側面に密着接触させる。
[0007] 次に、第 2の発明は、上述した第 1の発明において、蓋部はエラストマで形成されて おり、形状維持手段を形成する部位が弾発力付与手段を形成する部位より厚肉に形 成されて構成されて ヽるものである。
この第 2の発明によれば、蓋部はエラストマにより一体成形されている。また、形状 維持手段を形成する部位が厚肉に形成されているため、弾発力付与手段を形成す る部位よりも変形し難くなり(フープ応力が高くなり)、かつ、外力の作用が弾発力付 与手段を形成した部位に集中し易くなる。
[0008] 次に、第 3の発明は、上述した第 2の発明において、エラストマで厚肉に形成された 形状維持手段を形成する部位には断面 V字状の 2重シール構造が形成されているも のである。
この第 3の発明によれば、蓋部の形状維持手段を形成する部位が断面 V字状に形 成されているため、区画壁の他側面 (接触面)に対するシール姿勢を一定に保持す るよう〖こ作用する。したがって、弾発力が安定的に作用する。また、 2重シール構造と することでシール性能が向上する。
発明の効果
[0009] 本発明は上述した手段をとることにより、次の効果を得ることができる。
先ず、第 1の発明によれば、ホールプラグを貫通孔に差込むときに、蓋部の周縁部 位が広がらな ヽ (外方向に張出さな 、)ため、シール面の占める径を小さく抑えること ができる。また、ホールプラグを貫通孔内に差込むに随つて、蓋部が弾性座屈を伴い ながら変形する。したがって、ホールプラグの差込みに必要な力が少なくて済み、か つ、弾性座屈時に適度な節度感が得られるため、取付作業が容易となる。
次に、第 2の発明によれば、エラストマの一体成形による簡単な構成によって、第 1 の発明の効果を得ることができる。また、蓋部をエラストマ製とすることでシール性能 が向上する。
次に、第 3の発明によれば、蓋部に生じる弾性反発力が区画壁の他側面への密着 接触力として安定的に作用させることができる。したがって、シール性能を安定的に 発揮することができる。
図面の簡単な説明
[0010] [図 1]実施例 1のホールプラグの外観を示す斜視図である。
[図 2]ホールプラグを区画壁に形成された貫通孔に差込む前状態を示す断面図であ る。
[図 3]ホールプラグを区画壁に形成された貫通孔に差込んだ状態を示す断面図であ る。
[図 4]実施例 2のホールプラグを示す斜視図である。
[図 5]ホールプラグの取付状態を示す断面図である。
[図 6]ホールプラグの防水機能を説明するための拡大断面図である。
[図 7]実施例 3のホールプラグの正面図である。
[図 8]図 7の平面図である。
[図 9]図 7の右側面図である。
[図 10]図 7の A— A矢視方向の断面図である。
[図 11]図 7の B— B矢視方向の断面図である。
[図 12]ホールプラグの使用状態を表した断面図である。
発明を実施するための最良の形態
[0011] 以下に、本発明を実施するための最良の形態の実施例について、図面を用いて説 明する。
実施例 1
[0012] 図 1〜図 3は、ホールプラグ 10の一実施例を示すものである。図 1はホールプラグ 1 0の外観を示す斜視図、図 2はホールプラグ 10を区画壁 40に形成された貫通孔 41 に差込む前状態を示す断面図、図 3はホールプラグ 10を区画壁 40に形成された貫 通孔 41に差込んだ状態を示す断面図である。なお、図 2及び図 3において、 Iは区画 壁 40の内側を示し、 Oは外側を示す。
本実施例のホールプラグ 10は、車両のボデ一等の部位(区画壁 40)の製造加工時 に形成された貫通孔 41のうち、最終的に使用されずに開口状態のままにされる貫通 孔 41に差込まれることにより、貫通孔 41に嵌着し内側 Iを密閉状態にする。
次に、ホールプラグ 10の構成について説明する。ホールプラグ 10は、図 1に良く示 されるように、合成樹脂製の有底筒形状の取付部 30と、この取付部 30の根元側 30b で一体形成された切頭傘形状の蓋部 20と、によって構成されて!、る。
[0013] 詳しくは、図 1及び図 2に良く示されるように、有底筒形状の取付部 30は、先端側 3 Oaが開口形状とされており、根元側 30bが蓋部 20と一体的となって閉塞形状とされ ている。また、周面部位 31の先端側 30aには、部分的に切込みが設けられて外方向 に張出された掛着爪 32が形成されている。詳しくは、掛着爪 32は区画壁 40の貫通 孔 41の径よりも張出されて形成されている。
したがって、この取付部 30は、ホールプラグ 10を先端側 30aから貫通孔 41の内側 I に向けて差込むようにすると、掛着爪 32が区画壁 40の孔壁面 42に当接して弹性的 に窄められる。そして、図 3に良く示されるように、取付部 30を更に差込んで掛着爪 3 2が貫通孔 41内を通過して内側 Iに完全に到達すると、掛着爪 32が弾性的に拡開さ れて内側面 43に掛着する。これにより、取付部 30が掛着状態となって抜け外れない 状態(ロック状態)になる。ここで、内側面 43が本発明の一側面に相当する。
[0014] 次に、蓋部 20は、弾性やシール性に優れた素材であるエラストマによって形成され ており、図 1及び図 2に良く示されるように、中央部位 22から放射線方向に拡開した 切頭傘形状の周縁部位 21によって貫通孔 41を塞ぐことのできる大きさ形状とされて いる。また、この中央部位 22が取付部 30の根元側 30bに一体的に接合されている。
[0015] 詳しくは、蓋部 20の周縁部位 21には、傘形状を成す側面部位 23より厚肉に形成さ れた厚肉部 21aが形成されている。ここで、厚肉部 21aが本発明の形状維持手段に 相当する。すなわち、蓋部 20の周縁部位 21が側面部位 23より厚肉とされていること で、取付部 30を貫通孔 41内に差込む際に受ける圧縮力(外力)の作用に対し、周縁 部位 21 (厚肉部 21a)に作用するフープ応力が強化される。したがって、蓋部 20に外 力が加わっても周縁部位 21の形状は維持される。
更に、周縁部位 21の厚肉部 21aには断面 V字状のシール部 21bが形成されている 。詳しくは、図 2及び図 3に良く示されるように、取付部 30を貫通孔 41内に差込む外 力を作用させると、このシール部 21bが区画壁 40の外側面 44に接触し、密着力を作 用させる。より詳しくは、 V字状のそれぞれの接触部位は、外力の作用を受けた際の シール姿勢を一定に保持するように保持力を作用させる。また、いわゆる 2重シール 構造によってシール性能を向上させた構成となっている力 この接触部位が V字の 開き形状とされていることで、内外に対するシール性能がより効果的に発揮されるよう になっている。ここで、外側面 44が本発明の他側面に相当する。
[0016] 一方、蓋部 20の側面部位 23は、周縁部位 21よりも薄肉に形成された薄肉部 23a が形成されている。換言すると、薄肉部 23aは、先述した外力の作用を受けた際に周 縁部位 21の厚肉部 21aよりも変形し易く形成されている。したがって、この外力の作 用は、周縁部位 21よりも側面部位 23に集中し、側面部位 23を大変形させる。ここで 、薄肉部 23aが本発明の弾発力付与手段に相当する。
[0017] 次に、図 2及び図 3を参照して、ホールプラグ 10の取付時における取付部 30及び 蓋部 20の具体的な作用について説明する。
先ず、図 2に良く示されるように、取付部 30を貫通孔 41内に差込む外力を作用さ せると、蓋部 20の周縁部位 21が区画壁 40の外側面 44に密着接触する。詳しくは、 周縁部位 21に設けられた断面 V字状のシール部 21bが外側面 44に密着接触して 2 重シールする。このとき、周縁部位 21は、蓋部 20に外力が加わっても厚肉部 21aに よって大きさ形状が維持される。したがって、この周縁部位 21は、区画壁 40の外側 面 44に面接触した位置で位置固定されるため、外力によって外側面 44の面方向に 広げられることがない。
一方で、蓋部 20の側面部位 23は、この外力を受けると、その作用が集中的に作用 する。詳しくは、図 3に良く示されるように、側面部位 23は、周縁部位 21よりも薄肉で 、かつ、長尺形状に形成されているため、位置固定された周縁部位 21に対しその偏 心位置力も外力が作用すると、大きな曲げ力の作用を受ける。そして、側面部位 23 は、この曲げ力によって局所的な弾性座屈を伴いながら内側に折曲げられる。したが つて、この弾性座屈に伴ない、ホールプラグ 10を差込むために必要な力が小さくなる また、このとき、側面部位 23には、折曲げられた分の弾性変形に対する弹発カ (復 元力)が作用する。この弹発カは、蓋部 20の周縁部位 21を区画壁 40の外側面 44に 密着接触させるように作用する。また、蓋部 20に形成された断面 V字状のシール部 2 lbは、この弹発力の作用によって、周縁部位 21を外側面 44の面方向に移動させる 力に対し抑止力を作用させる。
そして、取付部 30は、掛着爪 32が貫通孔 41内を通過して弹性的に拡開されること により内側面 43に掛着し、上記した弾発力に対抗する掛着カを作用させる。これ〖こ より、蓋部 20の周縁部位 21が区画壁 40の外側面 44に密着接触された状態で保持 される。
[0018] 続いて、本実施例のホールプラグ 10の使用方法について、図 2及び図 3を参照し て説明する。
先ず、ホールプラグ 10の取付部 30を先端側 30aから貫通孔 41の内側 Iに向けて差 込む。これにより、図 2に良く示されるように、蓋部 20の周縁部位 21が区画壁 40の外 側面 44に密着接触する。その後、更に取付部 30を内側 Iに向けて差込むと、蓋部 20 の周縁部位 21は外側面 44の面方向に広げられることなく位置固定され、側面部位 2 3は弾性座屈を伴いながら内側に折曲げられる。すなわち、蓋部 20に作用する弹発 力(反発力)が小さくなる。このとき、ホールプラグ 10の取付作業者は、この弹発カ( 反発力)の変化が一定の節度感として感じられる。そして、取付部 30を区画壁 40の 内側面 43に掛着するまで差込むことにより、ホールプラグ 10が貫通孔 41に嵌着され 、内側 Iが密閉状態とされる。
[0019] このように、本実施例のホールプラグ 10は、貫通孔 41に差込むときに、蓋部 20の 周縁部位 21が広げられることなく定位置に保持されるため、取付状態におけるシー ル面の占める径を小さく抑えることができる。また、ホールプラグ 10を貫通孔 41内に 差込むにしたがって、蓋部 20が弾性座屈を伴いながら変形するため、ホールプラグ 10の差込みに必要な力が少なくて済み、かつ、弾性座屈に伴う弹発力の変化により 適度な節度感を得ることができる。したがって、ホールプラグ 10の取付作業が簡単に 行える。
また、蓋部 20は、周縁部位 21を厚肉形状にし側面部位 23を薄肉形状にしたエラ ストマによる一体成形とされており、このような簡単な構成により上述した効果が得ら れる。更に、蓋部 20に形成された断面 V字状のシール部 21bによって、区画壁 40の 外側面 44への密着接触力を安定的に作用させることができるため、シール性能が安 定的に発揮される。
実施例 2
[0020] 以下、実施例 2としてホールプラグ 110の実施の形態を図 4及び図 5により説明する 。図 4は斜視図、図 5は取付け状態を示す断面図である。
図 4及び図 5に示されるように、ボデ一部材 130は板状部材で形成されており、貫 通した孔 132が穿設されている。孔 132はこの実施の形態では丸孔として形成されて いる。ボデ一部材 130は例えば自動車の外板を構成するものであり、この外板に穿 設される孔 132は塗装時の塗料が流通するための孔として、または部品を組付ける 際の作業用の孔として用いられるものである。これらの孔 132は自動車を製造組立て る際に必要となるもので、組立てが終わった後の自動車の使用状態では何ら機能を 果たさない不要のものである。このため、孔 132の機能が不要となった状態では、こ の孔 132にホールプラグ 110が取付けられて閉塞される。なお、このホールプラグ 11 0の閉塞においては、ボデ一部材 130の内外の両方向に対する水の流通を遮断す るために防水機能を持たせて閉塞される。
[0021] ホールプラグ 110は嵌合部位 120と閉塞部位 125と力も成っている。図 5で見て、 嵌合部位 120の上端に閉塞部位 125が取付けられている。嵌合部位 120と閉塞部 位 125は一体成形により一体的に形成されており、剛性のある合成樹脂製で形成さ れている。嵌合部位 120はボデ一部材 130に穿設された孔 132に嵌合して取付けら れる円筒形状の部位であり、図示で見て、嵌合部位 120の下端部には係合爪 121が 形成されている。係合爪 121は円筒形状の円周の全周に亘つて設けても良いが、こ の実施の形態では、 90度間隔で円周の 4箇所に設けられている。
そして、係合爪 121が形成された部位の両側は、図 4に示されるように、スリット 126 が形成されており、係合爪 121は独立して径方向に橈み得るようにパネ作用が付与 されている。具体的には、係合爪 121は径方向外方へのパネ作用が付与されており 、このパネ作用を以つてボデ一部材 130の孔 132の下縁に係合して、図 5で見て、嵌 合部位 120の上方への抜け止めを行っている。
[0022] 閉塞部位 125は、ボデ一部材 130に穿設された孔 132を閉塞するための部位であ つて、孔 132の面積形状より大きい円板形状で形成されている。図で見て、閉塞部位 125の下面には中央部に突起部 140と、外周位置にシール部材 111が設けけられ ている。この両者 140と 111の中間位置に嵌合部位 120の上端が一体的に取り付け られている。突起部 140は閉塞部位 125を榭脂成形する必要性力も設けられている ものである。なお、突起部 140の長さは嵌合部位 120の長さより短くされている。
[0023] シール部材 111は無端の円環状に配置された二重のシール片 l l la、 111bとから 成っている。シール片 11 laが外周位置に配置され、シール片 11 lbが内周位置に配 置されている。シール片 l l la、 l ibは閉塞部位 125に取付けられる根元部で一体と されており、閉塞部位 125に接着等適宜固定手段により固定されている。
外周位置に配置されたシール片 111 aは半径方向外方に向けて、且つボデ一部材 130に向けて下方に傾斜した状態で配設され、ボデ一部材 130の表面に適当な圧 接状態で配設されている。これに対して、内周位置に配置されたシール片 11 lbは半 径方向内方に向けて、且つボデ一部材 130に向けて下方に傾斜した状態で配設さ れ、ボデ一部材 130の表面に適当な圧接状態で配設されている。すなわち、シール 片 111aと 11 lbは逆方向に向けて配設されて 、る。
なお、シール部材 111を構成するシール片 11 la、 11 lbは、シール機能を持たせ ることができる材質で形成される。例えば、ゴム材、或いはエラストマ等の榭脂材で形 成される。
[0024] 上記構成よりなる本実施の形態のホールプラグ 110のシール機能を図 6により次に 説明する。
図 6は上述において説明した図 5に示すホールプラグ 110の取付け状態を示す断面 図の左半分を拡大して示したものである。先ず、図示上方のボデ一部材 130の外面 側から下方の内面側への水の浸入、すなわち(a)矢印で示す方向からの水の浸入 に対しては、シール部材 111として外周位置に配置されたシール片 11 laによりシー ルされ防水作用が行われる。この防水作用は、(a)矢印で示す方向から水が浸入し ようとすると、その水の浸入圧力がシール片 11 laの外面に作用し、シール片 11 laと ボデ一部材 130とが当接する圧接密着力を強める。その結果、(a)矢印で示す方向 力もの水の浸入がシール片 11 laにより阻止され、ホールプラグ 110としての防水性 が確保される。
[0025] 次に、逆方向からの水の浸入である図示下方のボデ一部材 130の内面側力 上方 の外面側への水の浸入、すなわち(b)矢印で示す方向力 の水の浸入に対しては、 シール部材 111として内周位置に配置されたシール片 11 lbによりシールされ防水 作用が行われる。この防水作用は、(b)矢印で示す方向から水が浸入しょうとすると、 その水の浸入圧力がシール片 11 lbの外面に作用し、シール片 11 lbとボデ一部材 130とが当接する圧接密着力を強める。その結果、(b)矢印で示す方向からの水の 浸入に対してもシール片 11 lbにより阻止され、ホールプラグ 110としての防水性が 確保される。
すなわち、本実施の形態のホールプラグ 110によれば、(a)及び (b)矢印方向の、 ボデ一部材 130の内外両方向からの水の浸入に対して、防水機能を有するものであ る。
[0026] なお、本実施の形態においても、従来と同様、嵌合部位 120の係合爪 121が孔 13 2に抜け止め係合することにより、シール片 l l la、 11 lbとボデ一部材 130の表面と の間に生じる当接密着力によってもシール機能がなされている。したがって、詳細に はシール部材 111による防水機能は両シール機能が合わされて行われて 、るもので ある。
[0027] このように、本実施例のホールプラグ 110によれば、ボデ一部材 130に穿設された 孔 132に嵌め込まれて取付けられたホールプラグ 110のシール部材によって、ボデ 一部材 130の内外両方向からの孔を通じての水の浸入を阻止することができるため 、このシール部材によって両方向の防水機能を効果的に果たすことができる。
次に、シール部材は二重のシール片から構成されており、シール部材の一片により ボデ一部材 130の一方力も他方への水の浸入を阻止することができ、また、シール 部材の他片により逆にボデ一部材 130の他方力も一方への水の浸入を確実に阻止 することができる。この結果、二重のシール片により両方向力 の水の浸入を防止す る防水機能を効果的に果たすことができる。
また、ホールプラグ 110をボデ一部材 130に取付ける場合、車両の外'室内のいず れカも嵌めても水漏れがしないことから、該ホールプラグ 110の嵌合方向を気にせず に済み、作業性が向上するという効果もある。
実施例 3
[0028] 以下、実施例 3としてホールプラグの実施の形態を図面によって説明する。図 7はホ ールプラグの正面図、図 8は図 7の平面図、図 9は同じく図 7の右側面図である。また 図 10は図 7の A— A矢視方向の断面図、図 11は同じく図 7の B— B矢視方向の断面 図である。これらの図面から明らかなようにホールプラグの構造は、シール部 210と嵌 合部 220とに大別される。このシール部 210は円形の皿形状をしており、嵌合部 220 は後述するボデ一部材 230にあけられている貫通孔 232の平面形状に合わせた外 形状の筒型をしている。
[0029] 前記シール部 210は、芯材 212を被覆材 214で包み込んだ構成であり、この芯材 2 12はポリプロピレン (PP)などの剛性のある合成樹脂で成形されており、被覆材 214 はエラストマ榭脂などの柔軟性のある合成樹脂で成形されて 、る。すなわちシール部
210は剛性のある芯材 212の全表面が柔軟性のある被覆材 214で薄く覆われた構 造になっている(図 10, 11)。ただしシール部 210の外周縁であるエッジ部分 216に つ!、ては、柔軟な被覆材 214だけで構成されて 、る。
[0030] 前記嵌合部 220は前記芯材 212と一体に成形されており、したがつてこの嵌合部 2 20も剛性のある合成樹脂製である。この嵌合部 220の外側部には、図 7の前後 2箇 所および左右 2箇所の計 4箇所にぉ ヽてそれぞれ係合爪 222, 226がー体に形成さ れている。図 7の左右に位置する両係合爪 222は、図 8, 10から明らかなように嵌合 部 220の端部力 外方向へ湾曲した状態で張り出しており、それによつて適度な可 撓性を有している。そして両係合爪 222の先端寄りには、さらに外方へ突出した係合 部分 223がそれぞれ形成されている。一方、図 7の前後に位置する両係合爪 226は 、図 11から明らかなように嵌合部 220に対してその端部側のみがつながったままで、 他の部分を切り取った格好に形成され、これによつて適度な可撓性を有している。こ れらの両係合爪 226に対しても外方へ突出した係合部分 227がそれぞれ形成されて いる。
[0031] 図 12はホールプラグの使用状態を表した断面図である。この図面においてボデー 部材 230 (自動車の車体)にあけられている各種の貫通孔のうち、使用しない貫通孔 232については、防水あるいは防塵のためにホールプラグで密閉される。この密閉に 当たっては、ボデ一部材 230の表面側力もホールプラグの前記嵌合部 220を貫通孔 232に挿入する。これによつて前記の各係合爪 222, 226が内方へ橈みながら貫通 孔 232を通過し、それぞれの係合部分 223, 227がボデ一部材 230の裏面側におい て貫通孔 232の縁に係合する。
[0032] 前記嵌合部 220は前記貫通孔 232に容易にはまり合う寸法に設定されており、か つ前記の各係合爪 222, 226が個々に独立していて橈みやすいことから、前記貫通 孔 232に対して嵌合部 220を軽い力で挿入することができる。また各係合爪 222, 2 26も剛性のある合成樹脂であるため、前記のようにそれぞれの係合部分 223, 227 がボデ一部材 230の裏面側に係合したときに節度感が得られるとともに、ボデ一部材 230に対するホールプラグの保持力が充分に確保される。前記の各係合爪 222, 22 6については図 7の前後 '左右で異なる形状となっている力 このことに機能上の必然 性はなぐしたがってこれらをいずれか一方の形状に統一することは当然可能である
[0033] このようにして前記嵌合部 220が貫通孔 232にはめ込まれた状態では、ホールプラ グの前記シール部 210が貫通孔 232の周囲においてボデ一部材 230の表面に押し つけられて 、る。とくにシール部 210のエッジ部分 216は柔軟な被覆材 214だけで構 成されていることから、ボデ一部材 230の表面に対する密着性がよぐホールプラグと しての防水性および防塵性が高 、。なお前記エッジ部分 216を被覆材 214のみで構 成することに代え、このエッジ部分 216の芯材 212を包み込んでいる被覆材 214の 肉厚が他の箇所よりも大きくなるように設定してもよ 、。
[0034] 図 10, 11で示すように前記被覆材 214は、防水あるいは防塵のための機能が要求 される箇所にのみ設けられている。本実施の形態におけるホールプラグは、例えば 一つの金型内に柔軟性のある合成樹脂 (被覆材 214)を充填した後、岡 lj性のある合 成榭脂(芯材 212)を充填するといつた手段で成形される。この成形手段では、前記 芯材 212において被覆材 214で包み込まれている部分と被覆材 214から露出してい る部分との境界を画一化できない場合もある。し力しながら、この境界はさほど重要な 要素ではなぐ少なくともシール部 210においてその芯材 212が被覆材 214で包ま れていることが重要である。したがって前記嵌合部 220あるいは各係合爪 222, 226 につ ヽては、仮にこれらの表面が被覆材 214で覆われて 、たとしても何ら差し支えな い。
以上、本発明の実施形態を 3つの実施例について説明したが、本発明は上記実施 例のほか各種の形態で実施できるものである。
先ず、実施例 1では、本発明の形状維持手段に相当する厚肉部 21aを蓋部 20の 周縁部位 21に形成したものを示した力 例えば、意匠性を考慮して、周縁部位の近 傍に形成したものであってもよい。この場合でも、周縁部位の大きさ形状を維持させ ることがでさる。
また、本発明の弾発力付与手段に相当する構成として、蓋部 20の側面部位 23を 薄肉にした (薄肉部 23aを形成した)ものを示したが、例えば、側面部位に部分的な 切欠きを形成して外力による作用が集中 (応力集中)するように形成したものでも良 い。その他にも、厚肉部に対して外力の作用する偏心位置を変化させることにより、 側面部位に大きな曲げ応力が作用するように設定したものであっても良い。
更に、実施例 1では、貫通孔 41が円形状に形成され、ホールプラグ 10もこれに対 応した形状にしたものを示したが、例えば、貫通孔が四角形状や三角形状で形成さ れて 、る場合には、その貫通孔の形状に合わせて取付部や蓋部の形状が決定され ることは言うまでもない。
また、実施例 2では、ボデ一部材 130に穿設される孔 132は丸孔の場合について 説明したが、孔 132は角形状のものであっても良い。同様に、シール部材 111を構成 するシール片 l l la、 11 lbも円環状の場合について説明した力 孔 132に対応した 形状に適宜形成することができるものである。しかし、いずれの形状とする場合でも無 端状に構成することは必要である。

Claims

請求の範囲
[1] 所定の区画壁に形成された貫通孔に嵌着して、該貫通孔を塞ぐホールプラグであ つて、
前記貫通孔に嵌合されて区画壁の一側面に掛着される合成樹脂製の取付部と、 前記貫通孔を塞ぐことのできる大きさ形状であってその周縁部位が前記区画壁の 他側面に密着接触すると共に、その中央部位で前記取付部に一体的とされている蓋 部とを有し、
該蓋部は、その周縁部位又は周縁部位近傍には該蓋部に外力を加えても該周縁 部位の大きさ形状を維持することのできる形状維持手段が設けられて!/ヽると共に、該 形状維持手段と前記取付部に一体的とされた中央部位との間には外力が加わったと き弾性座屈変形可能な弾発力付与手段が設けられており、該弹発力付与手段により 蓋部の周縁部位を前記区画壁の他側面に密着接触させているホールプラグ。
[2] 請求項 1に記載のホールプラグであって、
前記蓋部はエラストマで形成されており、前記形状維持手段を形成する部位が前 記弹発力付与手段を形成する部位より厚肉に形成されて構成されて!ヽるホールブラ グ。
[3] 請求項 2に記載のホールプラグであって、
前記エラストマで厚肉に形成された形状維持手段を形成する部位には断面 V字状 の 2重シール構造が形成されて!、るホールプラグ。
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