JP2003072599A - 防水型クリップ - Google Patents

防水型クリップ

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JP2003072599A
JP2003072599A JP2001268931A JP2001268931A JP2003072599A JP 2003072599 A JP2003072599 A JP 2003072599A JP 2001268931 A JP2001268931 A JP 2001268931A JP 2001268931 A JP2001268931 A JP 2001268931A JP 2003072599 A JP2003072599 A JP 2003072599A
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grommet
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wall
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Koji Arakawa
光司 荒川
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Piolax Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防水性を維持しつつ僅かな挿入力で大きな引
き抜き抵抗力が得られるリヤスポイラー取付け用の防水
型クリップを提供する。 【解決手段】 リヤスポイラー側に取付けられるピン2
と、ピンが嵌合係止される凹所3を備えかつフランジ9
を介して車体パネルPに取付けられるグロメット1とか
ら成り、グロメット1が凹所3の内側壁4にピン2を係
止するための係合部5を備え、内側壁が係合部の下方に
切欠き6を備えていて、更に、切欠きを覆う防水壁8が
内側壁の外側に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用車の後部車体
パネルに取付けられるリヤスポイラー取付け用の係留ク
リップに関し、更に詳しくは、リヤスポイラー側に取付
けられるピンと、該ピンが嵌合係止される凹所を備えか
つフランジを介して車体パネルに取付けられるグロメッ
トとから成るリヤスポイラー取付け用の防水型クリップ
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車、特に乗用車のボデー後部に若干
の空間を置いた上方位置に概ね車体の横幅方向に沿って
一定の高さ間隔を以って伸びるリヤスポイラーを取付け
ることは、近年、レース用自動車のみならず一般の乗用
車においても高速走行時の安定性確保の意味から盛んに
行なわれている。そして、一般の乗用車にかかるリヤス
ポイラーを取付けるには、ボデー後部のトランクリッド
上に雌雄1対のアンカー部材を用いて固定するのである
が、トランクリッドに埋め込み固定された雌部材に対し
て過大な押圧力の下にリヤスポイラーに取付けられた雄
部材を押し込むことで一体固定されるため、トランクリ
ッドを変形させ、満足の行く係合状態が得られないとい
った事態が生じた。
【0003】そこでこのような事態を回避するために、
トランクリッド側の雌部材の底部を予めカットしてお
き、次いで雄部材を嵌挿しかつ係止し、最後に別個のキ
ャップを嵌め込んで雄部材を閉止するといった手法が採
用されていた。その場合、雌部材に防水効果を持たせる
ために、キャップを軟質プラスチック製或いはゴム製の
ものにすると言った工夫も凝らされていた。
【0004】また、この種のアンカー部材を用いた別の
取付け方法の一例が特開平9−104369号公報に示
されている。その構成を要約すると、自動車のボディ側
に取付けられたグロメットと、リアスポイラー側に取付
けられた円形断面を有する係合ピンとから構成され、グ
ロメットには略正方形横断面の挿入孔が穿設されてお
り、この挿入孔に係合ピンを嵌挿することによってエア
スポイラーをボディに一体固定すると言った留め具であ
る。そして、かかるグロメットの挿入孔内には山形断面
を有しかつその稜線部分を円弧状の凸部と成して前記挿
入孔内に向けて突出させた1対の爪部を対向配置させて
いる。
【0005】さらに、ピンの外周面には軸部と軸方向に
離間したその下端部との間に係合凹部が画成されてお
り、この係合凹部と上記した円弧状の爪部とを係合させ
て一体化している。その際、係合ピンの大径フランジと
グロメットの取付けフランジとの間にドーナツ状のパッ
キングを介在させることによって、これら雌雄部材間の
防水性を確保しており、またボディ表面とグロメットの
端縁フランジとの間にもパッキングを介在させて防水性
を確保している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる留め具の構成に
より、確かに防水性は維持され、同時に小さな挿入力に
よって係合ピンとグロメットの円弧状の爪部との係合は
達成されるが、かかる係合状態は、円弧範囲同士の係合
部分によって確保されているので、大きな引き抜き力が
作用した場合には、この僅かな係合領域同志の係止状態
では容易に外れてしまうと言った問題点を内包してい
る。このことは、とりわけ高速走行中において、大きな
風圧がリヤスポイラーに作用するとボディから外れてし
まうと言った惧れがあり、極めて危険である。
【0007】従って、本発明の目的は上記従来技術が有
する問題を解消するべく、防水性を維持しつつ僅かな挿
入力で大きな引き抜き抵抗力が得られるリヤスポイラー
取付け用の防水型クリップを提供することを目的とした
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された本発明は、リヤスポイラー側
に取付けられるピンと、該ピンが嵌合係止される凹所を
備えかつフランジを介して車体パネルに取付けられるグ
ロメットとから成るリヤスポイラー取付け用の防水型ク
リップにおいて、前記グロメットが、前記凹所の内側壁
に前記ピンを係止するための係合部を備えており、前記
内側壁が、該係合部の下方に切欠きを備えており、更
に、前記切欠きを覆う防水壁が、該内側壁の外側に設け
られていることを特徴としている。
【0009】かかる請求項1に記載された構成により、
万が一洗車等の冠水状態により凹所内に水が浸入して
も、水は切欠きを通って内側壁の外側に設けられた防水
壁によってボディの内側に漏出することから保護され
る。また、それと同時に、係合部の下方に切り欠きを設
けたことにより、結果的に内側壁に可撓性或いは弾性を
持たせることとなり、内側壁と一体構造の係合部も弾性
変形可能となる。
【0010】このことにより、ピンが凹所内に嵌入され
た際に、僅かな挿入力でも係合部は容易に後退すること
となり、ピンは容易に係合部を越えることが可能とな
る。依って、ピンと係合部との係止は僅かな挿入力で完
了する。また逆に、ピンに引き抜き力が作用した場合、
切欠きの上方縁部が係合部の自由端として作用し、反対
方向に撓んでピンとの係合状態を維持しようとするの
で、引き抜き方向に作用する力に対して大きな抵抗力を
発揮することとなる。
【0011】さらに請求項2に記載された本発明によれ
ば、前記防水壁の上部は、前記フランジに連結するよう
に延びており、前記防水壁と前記内側壁との間が空洞と
なっておりかつ該空洞は前記フランジまで達しているこ
とを特徴としている。かかる請求項2に記載された構成
により、グロメットの凹所内に水が浸入しても、切欠き
を通って空洞内に流れ込み、空洞内に貯えられることと
なる。従って、ボディ内部に漏れ出す惧れは完全に回避
され、グロメットの完璧な防水性が確保される。また、
実質的に空洞がフランジ表面に開口している構成によ
り、射出成形時における金型からの型抜きが容易であ
り、生産性の向上に寄与するところも大きい。
【0012】請求項3に記載された本発明によれば、前
記グロメットの係合部は、凹所内に膨出した突起であ
り、前記ピンは、前記グロメットの凹所を画成する内側
壁に内接する円形断面の軸部を有しておりかつ前記突起
と係合する部位に括れ部が周設されていることを特徴と
している。かかる請求項3に記載された構成により、エ
アスポイラーの取り付け状態において、グロメットの凹
所内に挿入されたピンは内側壁との間で遊びを生ずる事
無く確実に保持され、同時に、係合部である突起とピン
の周りに設けた括れ部とが係合することにより、軸方向
の遊びも回避される。従って、ピンとグロメットとの固
定が確実に実施され、ボディに対するエアスポイラーの
確実かつ安定した固定状態が得られる。なお、引き抜き
力に対する一層大きな抵抗力を必要とする場合には、係
止部の下方面の傾斜度合いを内側壁に対して大きく設定
することで調整することが可能である。
【0013】以下添付図に基づいて本発明に係る防水型
クリップの1つの実施の形態を詳説する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る防水型クリッ
プの分解説明図である。図2は本発明に係る防水型クリ
ップの平面図である。図3は図2における矢印I−Iで
切り取った縦断面を右半分に、I−I断面と直交する方
向から見た側面を左半分に示す部分断面図である。図4
は、本発明に係る図1に示された防水型クリップの取付
け状態並びに係合状態をピンを側面図で示しかつグロメ
ットを断面図で示した説明図である。図5は、図4と同
様の図であって、グロメットを図1の矢印II−IIで
切り取った断面で示した説明図である。
【0015】図1において、本発明に係る防水型クリッ
プは、乗用車のボディ後部の主としてトランクリッドの
パネルPに埋め込まれて固定される周縁フランジ4を備
えたグロメット1と、リヤスポイラーの脚部下面から突
出しかつグロメット1に穿設された凹所3にテーパー状
の先端部分21を備えた軸部20が嵌挿されて一体固定
されるピン2とから構成されている。ピン2の軸部20
は、リヤスポイラーの底板Sに穿設された瓢箪形のダル
マ穴Bを貫通しておりかつその一方の自由端に一体的に
設けられた円形フランジ22及びその下方に円形フラン
ジと平行に設けられた環状フランジ23をその上部に備
えており、これら両フランジの間に底板Sは挟持されて
いる。また、ピン2の下部においては、上方の段部26
が傾斜面で形成され下方の段部27が円環面で画成され
た括れ部25を備えており、この括れ部25の軸方向長
さは、グロメット1の内側壁4から凹所3内に相対向し
て膨出する係合部5と係合可能とするために、係合部の
軸方向長さに相当している。
【0016】図2から明らかなように、グロメット1の
凹所3は、正方形断面を成すように配置された4枚の内
側壁4により画成されており、その上、この凹所3の各
辺の寸法はピン2の円形断面を有する軸部20の外周面
が内接可能なように、軸部20の直径と同じ寸法となっ
ており、ピン2と内側壁4との間の半径方向の遊びが規
制されている。従って、ピン2は、グロメット1の凹所
3内において、半径方向における確実かつ安定した保持
状態が得られる。
【0017】さらに、図1及び図2から明らかなよう
に、係合部5は、上述したように、グロメット1の内側
壁4から凹所3内に相対向して膨出しており、図1を参
照すると、その直下位置において内側壁4には切欠き6
が穿設されており、更に、その外側には防水壁8が設け
られている。このように係合部5の下に切欠き6を穿設
したことにより、内側壁に可撓性或いは弾性を持たせる
こととなり、内側壁4と一体構造の係合部5も僅かでは
あるが外側に向けて弾性変形可能となる。このことは、
ピン2が凹所3内に嵌入された際に、僅かな挿入力でも
係合部5は容易に後退可能となり、ピン2は容易に係合
部5の最も膨出した先端部分を越えることが可能とな
る。また逆に、ピン2に引き抜き力が作用した場合、係
合部の下端と一致する切欠き6の上方縁部が自由端とし
て作用し、内側に撓んでピンとの係合状態を維持しよう
とするので、引き抜き方向に作用する力に対して大きな
抵抗力を発揮することとなる。
【0018】なお、さらに大きな抵抗力を得ようとする
場合は、全体に山形に膨出する係合部5の下方の傾斜面
5a の角度をピン2の括れ部25を画成する下方の段部
27の円環面に一致するように、即ち、内側壁4の表面
に対して大きな角度を持たせるように設定することが好
ましいことは容易に理解される。このことにより、ピン
2が軸方向にも確実かつ安定した状態でグロメットの凹
所3内に保持され、上記した構成を備えたピン2及びグ
ロメット1との係合状態は一層堅固なものとなる。
【0019】また、切欠き6を覆う防水壁8が内側壁4
の外側には設けられている構成により、万が一洗車或い
は降雨等の冠水状態によって凹所3内に水が浸入して
も、水は切欠き6を通って内側壁4の外側に設けられた
防水壁8がボディ内側、すなわちパネルPの裏側に漏出
することは無く、良好な防水性が得られ、トランクルー
ム内の収納品を水滴により汚染すると言った事も回避さ
れる。
【0020】図2及び図3を参照すると、防水壁8の上
部はグロメット1をパネルPに取付けるためのフランジ
9に一体化するように延びていて、内側壁4と防水壁8
との間には軸方向に延びる空洞7が画成され、更に、そ
の上部は外部に開放された状態となっている。かかる構
成によって、仮に多量の水が凹所3の内部に流入して
も、切欠き6を通って空洞7に流れ込み、空洞7の開口
が実際はパッキング24によってフランジ9と共に封止
されているので、空洞内に流入した水がボディ内部に漏
れ出す惧れは完全に回避され、グロメットの完璧な防水
性が確保される。また、実質的に空洞がフランジ表面に
開口している構成により、射出成形時における金型から
の型抜きが容易であり、生産性の向上に寄与するところ
も大きい点も見逃せない事実である。
【0021】更に、図4及び図5を参照して、本発明に
よる防水型クリップのさらに詳しい取付け状態並びに係
合状態について説明する。
【0022】一方において、グロメット1はピン2をそ
の凹所3内に受入れておりかつ係合部5と括れ部25と
が係合しており、両者は一体的に固定された状態が示さ
れている。他方において、グロメット1はボディのパネ
ルPに穿設された取付け穴Hにフランジ9を残して嵌入
されており、フランジ9とパネルPとの接合面の間には
取付け穴Hとグロメット外周部との間から水が浸入する
のを防止するために防水用の環状パッキング10が介在
している。
【0023】さらに、ピン2の環状フランジ23とグロ
メット1のフランジ9との間にも同じく防水用の環状パ
ッキング24がピン2の軸部20に取付けられる形で介
装されている。かつグロメット1の空洞7も凹所3と共
に環状パッキング24によって封止されることとなる。
かかる構成により、グロメット1は完全な水密構造でボ
ディのパネルPに取付けられると同時にリヤスポイラー
の底板Sが取付けられたピン2もグロメット1に同様の
水密構造で取付けられることとなる。
【0024】図2及び図5を参照すると、グロメット1
の対向配置された防水壁8に挟まれた内側壁4の外側に
は、弾性係止片11がグロメット1の下端部から各々翼
を広げた如く伸びており、これら弾性係止片11は、取
付け穴Hの横幅よりも長い離間距離を以って自由端が相
互に拡開する方向に伸びており、各々の自由端に外側段
部11bを介して小さな係止突起11aが設けられてい
る。グロメット1がパネルPの取付け穴Hに嵌挿された
状態において、自由端は相互に近接方向に弾性偏倚され
かつ係止突起11aは取付け穴Hの内端面と当接してグ
ロメット1を横方向に弾性的に保持することとなる。
【0025】一方、外側段部11bは取付け穴Hの裏側
周縁に係合し、上方への引き抜き力が作用した際に、取
付け穴Hの裏側周縁面に当接して大きな抵抗力を発揮す
る。従って、グロメット1が一度パネルPの取付け穴H
に嵌挿されると、弾性係止片11が作動してグロメット
1を抜脱不能にパネルPに係止する。このことは、グロ
メット1がパネルPにワンタッチで取付け可能であるこ
とを意味している。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による防水型
クリップは、リヤスポイラー側に取付けられるピンと、
該ピンが嵌合係止される凹所を備えかつフランジを介し
て車体パネルに取付けられるグロメットとから成るリヤ
スポイラー取付け用の防水型クリップにおいて、前記グ
ロメットが、前記凹所の内側壁に前記ピンを係止するた
めの係合部を備えており、前記内側壁が、該係合部の下
方に切欠きを備えており、更に、前記切欠き部分を覆う
防水壁が、該内側壁の外側に設けられている構成とした
ので、防水性を維持しつつ僅かな挿入力で大きな引き抜
き抵抗力が得られると言った効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防水型クリップの分解説明図であ
る。
【図2】本発明に係る防水型クリップの平面図である。
【図3】図2における矢印I−Iで切り取った縦断面を
右半分に、I−I断面と直交する方向から見た側面を左
半分に示す部分断面図である。
【図4】本発明に係る図1に示された防水型クリップの
取付け状態並びに係合状態をピンを側面図で示しかつグ
ロメットを断面図で示した説明図である。
【図5】図4と同様の図であって、グロメットを図2の
矢印II−IIで切り取った断面で示した説明図であ
る。
【符号の説明】
1…グロメット 2…ピン 3…凹所 4…内側壁 5…係合部 5a…傾斜面 6…切欠き 7…空洞 8…防水壁 9…フランジ 10…環状パッキング 11…弾性係止片 11a…係止突起 11b…外側段部 20…軸部 21…先端部分 22…円形フランジ 23…環状フランジ 24…環状パッキング 25…括れ部 26…上方の段部 27…下方の段部 P…パネル S…底板 B…ダルマ穴 H…取付け穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J001 FA02 GB01 HA02 JC03 JD24 KA23 KB01 3J022 DA01 DA15 DA20 EA02 EB02 EC02 ED03 ED06 FA05 FB08 FB12 FB16 HA03 HB05 3J036 AA01 BA01 BB03 BB06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リヤスポイラー側に取付けられるピン
    と、該ピンが嵌合係止される凹所を備えかつフランジを
    介して車体パネルに取付けられるグロメットとから成る
    リヤスポイラー取付け用の防水型クリップにおいて、 前記グロメットが、前記凹所の内側壁に前記ピンを係止
    するための係合部を備えており、 前記内側壁が、該係合部の下方に切欠きを備えており、 更に、前記切欠きを覆う防水壁が、該内側壁の外側に設
    けられていることを特徴とする防水型クリップ。
  2. 【請求項2】 前記防水壁の上部が、前記フランジに連
    結するように延びており、前記防水壁と前記内側壁との
    間が空洞となっておりかつ該空洞が前記フランジまで達
    していることを特徴とする請求項1に記載の防水型クリ
    ップ。
  3. 【請求項3】 前記グロメットの係合部が、凹所内に膨
    出した突起であり、前記ピンが、前記グロメットの凹所
    を画成する側壁に内接する円形断面の軸部を有しており
    かつ前記突起と係合する部位に括れ部が周設されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の防水型クリップ。
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