JP6947628B2 - ホールプラグの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ホールプラグの取付構造に関する。
特許文献1には、被取付部材(ドアインナパネル)に形成された取付孔(貫通孔)に取り付けられるホールプラグが開示されている。このホールプラグは、取付孔に挿入される筒状の外周壁部(側周壁部)と、外周壁部内を塞ぐ閉塞部(底部)と、外周壁部の挿入方向と反対側の端部から径方向外側へ張り出す環状のフランジ部(張出し部)とを備えている。このフランジ部の外周部は、フランジ部の根元部よりも肉厚とされている。
特開2013−155805号公報
ところで、重ね合わされた複数のパネル部材にそれぞれ形成された取付孔にホールプラグを挿入して取り付けることがある。ホールプラグの挿入時に、フランジ部裏面が大径の取付孔の縁部に当接した状態で、さらにホールプラグを押し込むと、フランジ部が反り返る虞がある。このフランジ部の反り返りに関しては、特許文献1のホールプラグも同様である。
本発明は上記事実を考慮し、重ね合わされた複数の被取付部材にそれぞれ形成された取付孔へホールプラグを挿入するときにフランジ部が反り返るのを抑制するホールプラグの取付構造を提供することを目的とする。
本発明の第1態様のホールプラグの取付構造は、第1取付孔が形成された第1被取付部材と、前記第1取付孔よりも大径とされた第2取付孔が形成され、前記第1取付孔と前記第2取付孔を合わせた状態で前記第1被取付部材が重ね合わされた第2被取付部材と、前記第1取付孔及び前記第2取付孔へ挿入される筒状の外周壁部と、前記外周壁部の内側に架け渡されて、前記外周壁部内を塞ぐ閉塞部と、前記外周壁部の挿入方向と反対側の端部から前記外周壁部の径方向外側へ張り出し、前記第2取付孔の周辺部を覆う環状のフランジ部と、前記外周壁部の前記挿入方向の端部側から前記径方向外側へ突出し、前記第1取付孔の縁部に係合する爪部と、を有するホールプラグと、を備え、前記フランジ部の裏面が前記第1取付孔の縁部と前記第2取付孔の縁部にそれぞれ当接した状態において、前記フランジ部の前記第2取付孔の縁部に当接した部分が前記第1取付孔の縁部に当接した部分よりも肉厚とされている。
第1態様のホールプラグの取付構造では、重ね合わされた第1被取付部材と第2被取付部材にそれぞれ形成された第1取付孔と第2取付孔へホールプラグを取り付ける場合、閉塞部を押しながら外周壁部を第1取付孔と第2取付孔へ挿入する。外周壁部が第1取付孔と第2取付孔へ挿入されると、爪部が第1取付孔の縁部に係合する。これにより、ホールプラグの第1取付孔と第2取付孔からの抜けが防止される。また、爪部の係合状態では、外周壁部と閉塞部が第1取付孔と第2取付孔を塞ぐと共にフランジ部が第2取付孔の周辺部を覆うため、第1取付孔と第2取付孔がホールプラグによって目隠し及び止水される。
ここで、上記ホールプラグでは、フランジ部の裏面が第1取付孔の縁部と第2取付孔の縁部にそれぞれ当接した状態(以下、適宜「フランジ部の当接状態」と記載する。)において、フランジ部の第2取付孔の縁部に当接した部分を第1取付孔の縁部に当接した部分よりも肉厚としている。このため、上記ホールプラグでは、例えば、フランジ部の第2取付孔の縁部に当接した部分を第1取付孔の縁部に当接した部分以下の肉厚とした構成と比べて、フランジ部の当接状態でさらにホールプラグを第1取付孔と第2取付孔へ押し込んでも、フランジ部の第2取付孔の縁部に当接した部分が肉厚なため、この肉厚部分の反力によってフランジ部の反り返りが抑制される。
本発明の第2態様のホールプラグの取付構造は、第1態様のホールプラグの取付構造において、前記フランジ部の表面には、前記フランジ部の周方向に沿って延びる環状の隆起部が形成されており、前記フランジ部の前記隆起部が形成された領域は、前記フランジ部の前記隆起部が形成されていない領域よりも肉厚とされている。
第2態様のホールプラグの取付構造では、フランジ部の表面にフランジ部の周方向に沿って延びる環状の隆起部を形成し、フランジ部の隆起部が形成された領域をフランジ部の隆起部が形成されていない領域よりも肉厚としていることから、この肉厚部分の反力によって、ホールプラグを第1取付孔と第2取付孔へ押し込んだ際のフランジ部の反り返りが抑制される。また、上記ホールプラグの取付構造では、例えば、フランジ部の裏面に隆起部を形成するものと比べて、ホールプラグの成形が容易である。
本発明の第3態様のホールプラグの取付構造は、第2態様のホールプラグの取付構造において、前記隆起部は、前記フランジ部の先端部と基端部との間に形成されている。
第3態様のホールプラグの取付構造では、隆起部をフランジ部の先端部と基端部との間に形成していることから、例えば、隆起部をフランジ部の基端部に形成する構成と比べて、ホールプラグを第1取付孔と第2取付孔へ挿入する際の挿入力を低減しつつ、フランジ部の反り返りを抑制することができる。
本発明は、重ね合わされた複数の被取付部材にそれぞれ形成された取付孔へホールプラグを挿入するときにフランジ部が反り返るのを抑制するホールプラグの取付構造を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るホールプラグの取付構造を示す、ホールプラグの断面図である。 図1に示されるホールプラグを斜め上方から見た斜視図である。 図2に示されるホールプラグの上面図である。 図3に示されるホールプラグの4−4線断面図である。 図2に示されるホールプラグの側面図である。 図1に示されるホールプラグを取付孔へ押し込む状態を示す、ホールプラグの一部拡大断面図である。 図1に示されるホールプラグを押込み治具で取付孔へ押し込む状態を示す、ホールプラグの一部拡大断面図である。
次に、本発明の一実施形態に係るホールプラグの取付構造Sを図1〜図7を用いて説明する。本実施形態のホールプラグの取付構造Sは、被取付部材12と、被取付部材14と、ホールプラグ20とを備えている。
図1に示されるように、被取付部材12は、板状部12Aを有しており、この板状部12Aに貫通孔13が形成されている。この貫通孔13は、後述する被取付部材14に形成された貫通孔15よりも大径とされている。具体的には、貫通孔13の径D1は、貫通孔15の径D2よりも大きくされている。なお、被取付部材12は、例えば、車両のパネル部材(ボディパネルなど)である。また、本実施形態の被取付部材12は、本発明における第2被取付部材の一例であり、貫通孔13は、本発明における第2取付孔の一例である。
被取付部材14は、板状部14Aを有しており、この板状部14Aに貫通孔15が形成されている。また、被取付部材14は、被取付部材12の貫通孔13と貫通孔15を合わせた状態で、被取付部材12に取り付けられている。なお、被取付部材14は、例えば、車両のパネル部材に取り付けられるブラケットなどである。
また、本実施形態の被取付部材14は、本発明における第1被取付部材の一例であり、貫通孔15は、本発明における第1取付孔の一例である。
図1に示されるように、ホールプラグ20は、被取付部材12及び被取付部材14に取り付けられて、貫通孔13及び貫通孔15を塞ぐ部材である。なお、図1〜図7の一部の図面に示す矢印Xはホールプラグ20の挿入方向(以下、適宜「プラグ挿入方向」と記載する。)を示し、矢印Yはホールプラグ20の径方向(以下、適宜「プラグ径方向」と記載する。)を示し、矢印Zはホールプラグ20の周方向(以下、適宜「プラグ周方向」と記載する。)を示している。また、符号CLは、ホールプラグ20の中心線を示している。なお、プラグ径方向内側とは、プラグ径方向に沿って中心線CLに近い側を指しており、プラグ径方向外側とは、プラグ径方向に沿って中心線CLから遠い側を指している。
図2〜図4に示されるように、ホールプラグ20は、外周壁部22と、閉塞部24と、フランジ部26と、爪部28と、溝30と、を備えている。なお、本実施形態のホールプラグ20は、弾性変形可能な樹脂で構成された一体成型品である。
図1及び図4に示されるように、外周壁部22は、筒状(本実施形態では、円筒状)とされ、被取付部材12の貫通孔13及び被取付部材14の貫通孔15に挿入されるようになっている。なお、本実施形態でいう円筒状には、断面形状が真円及び楕円のものが含まれる。また、本実施形態でいう円環状には、真円及び楕円のものが含まれる。
図3及び図4に示されるように、閉塞部24は、外周壁部22の内側に架け渡されており、外周壁部22の内側を閉塞している。このため、ホールプラグ20の爪部28が被取付部材14の貫通孔15の縁部15Aに係合した係合状態(以下、適宜「爪部係合状態」と記載する。)では、閉塞部24によって貫通孔15が塞がれる。この閉塞部24は、外周壁部22のプラグ挿入方向の端部22Bからプラグ径方向内側へ張り出す円環状の張出部32と、張出部32の内周端部からプラグ挿入方向と反対側へ延びる円筒状の内周壁部34と、内周壁部34のプラグ挿入方向と反対側の端部間に架け渡された面板部36とを備えている。
図2及び図4に示されるように、フランジ部26は、外周壁部22のプラグ挿入方向と反対側の端部22Aからプラグ径方向外側へ張り出しており、環状(本実施形態では、円環状)に形成されている。本実施形態のフランジ部26は、無負荷状態において、先端部26Aにおける径D3が被取付部材12の貫通孔13の径D1よりも大径とされている。このため、ホールプラグ20の爪部28が被取付部材14の貫通孔15の縁部15Aに係合した爪部係合状態では、フランジ部26によって被取付部材14の貫通孔15の周辺部及び被取付部材12の貫通孔13の周辺部が覆われる(図1参照)。
図1及び図4に示されるように、本実施形態のフランジ部26の表面26Cには、プラグ周方向に沿って延びる円環状の隆起部38が形成されている。この隆起部38が形成された領域(以下、適宜「形成領域」と記載する。)は、フランジ部26の隆起部38が形成されていない領域(以下、適宜「非形成領域」と記載する。)よりも肉厚とされている。また、隆起部38は、フランジ部26の先端部26Aと基端部26Bとの間に形成されている。
また、図6に示されるように、フランジ部26の裏面26Dが貫通孔13の縁部と貫通孔15の縁部にそれぞれ当接した状態(以下、適宜「フランジ部の当接状態」と記載する。)において、フランジ部26の貫通孔13の縁部に当接した部分が貫通孔15の縁部に当接した部分よりも肉厚とされている。具体的には、本実施形態では、フランジ部26の当接状態において、フランジ部26の貫通孔13の縁部に当接した部分が隆起部38の形成領域内にあり、フランジ部26の貫通孔15の縁部に当接した部分が隆起部38の形成領域外(非形成領域内)にある。このため、フランジ部26の当接状態において、フランジ部26の貫通孔13の縁部に当接した部分が貫通孔15の縁部に当接した部分よりも肉厚とされている。なお、ここでいう「フランジ部26の貫通孔13の縁部に当接した部分が隆起部38の形成領域内にある」とは、フランジ部26の裏面26Dの貫通孔13の縁部に当接した部分から裏面26Dに対して垂直な直線L1上に隆起部38が形成されていることを意味している。また、ここでいう「フランジ部26の貫通孔15の縁部に当接した部分が隆起部38の形成領域外にある」とは、フランジ部26の裏面26Dの貫通孔15の縁部に当接した部分から裏面26Dに対して垂直な直線L2上に隆起部38が形成されていないことを意味している。
図4に示されるように、爪部28は、外周壁部22のプラグ挿入方向の端部22B側からプラグ径方向外側で且つプラグ挿入方向と反対側へ向けて突出している。また、爪部28は、外周壁部22の外周に沿って連続して形成されており、円環状とされている。この爪部28の先端における径D4は、無負荷状態で貫通孔15の径D2よりも大径とされている。ここで、ホールプラグ20(外周壁部22)の貫通孔15への挿入時には、爪部28の外周面が貫通孔15の内周面に当接し、爪部28が縮径方向に変形する。縮径状態の爪部28が貫通孔15から抜け出ると、爪部28は元の状態に復元する。そして、爪部28の先端における径D4が貫通孔15の径D2よりも大径とされていることから、ホールプラグ20に貫通孔15に対して抜去方向(挿入方向と反対方向)の力が作用すると、爪部28が貫通孔15の縁部15Aに係合(当接)して、抜去方向の移動が制限される(図1参照)。
図2、図3及び図5に示されるように、溝30は、フランジ部26の基端部26Bの表面にプラグ周方向(フランジ部26の周方向と同じ方向)に間隔をあけて複数形成されている。この溝30は、図4に示されるように、外周壁部22からフランジ部26に向けて延びている。
次に、本実施形態のホールプラグの取付構造Sの作用効果について説明する。
ホールプラグの取付構造Sでは、重ね合わされた被取付部材12と被取付部材14にそれぞれ形成された貫通孔13と貫通孔15へホールプラグ20を取り付ける場合、閉塞部24を押しながら外周壁部22を貫通孔13と貫通孔15へ挿入する。外周壁部22が貫通孔13と貫通孔15へ挿入されると、爪部28が貫通孔15の縁部15Aに係合する。これにより、ホールプラグ20の貫通孔15と貫通孔13からの抜けが防止される。また、爪部28の係合状態では、外周壁部22と閉塞部24が貫通孔13と貫通孔15を塞ぐと共にフランジ部26が貫通孔13の周辺部を覆うため、貫通孔13と貫通孔15がホールプラグ20によって目隠し及び止水される。
ここで、ホールプラグ20では、フランジ部26の当接状態において、フランジ部26の貫通孔13の縁部に当接した部分を貫通孔15の縁部に当接した部分よりも肉厚としている。このため、ホールプラグ20では、例えば、フランジ部26の貫通孔13の縁部に当接した部分を貫通孔15の縁部に当接した部分以下の肉厚とした構成と比べて、フランジ部26の当接状態でさらにホールプラグ20を貫通孔13と貫通孔15へ押し込んでも、フランジ部26の貫通孔13の縁部に当接した部分が肉厚なため、この肉厚部分の反力によってフランジ部26の反り返りが抑制される。
また、ホールプラグの取付構造Sでは、フランジ部26の表面26Cにプラグ周方向に沿って延びる円環状の隆起部38を形成し、フランジ部26の隆起部38が形成された形成領域をフランジ部26の隆起部38が形成されていない非形成領域よりも肉厚としていることから、この肉厚部分の反力によって、ホールプラグ20を貫通孔13と貫通孔15へ押し込んだ際のフランジ部26反り返りが抑制される。また、ホールプラグの取付構造Sでは、例えば、フランジ部26の裏面26Dに隆起部38を形成するものと比べて、ホールプラグ20の成形が容易である。
さらに、ホールプラグの取付構造Sでは、隆起部38をフランジ部26の先端部26Aと基端部26Bとの間に形成していることから、例えば、隆起部38をフランジ部26の基端部26Bに形成する構成と比べて、フランジ部26が拡がる方向に変形しやすく、ホールプラグ20を貫通孔13及び貫通孔15へ挿入する際の挿入力を低減しつつ、フランジ部26の反り返りを抑制することができる。
また、図7に示されるように、ホールプラグ20の外周壁部22を貫通孔13と貫通孔15へ挿入する際に、押込み治具42を用いて閉塞部24を押し込んでもよい。ここで、フランジ部26の当接状態で隆起部38が押込み治具42に当接するように隆起部38の高さ(表面26Cからの高さ)を設定することで、隆起部38が押込み治具42に接触してフランジ部26を押し戻すことで、フランジ部26の反り返りを効果的に抑制することができる。なお、作業者が閉塞部24を押し込む場合は、作業者の指に隆起部38が接触してフランジ部26が押し戻される。
前述の実施形態では、外周壁部22の端部22B側(外周壁部22のプラグ挿入方向の中央よりも端部22B側)から爪部28が突出しているが、本発明はこの構成に限定されない。例えば、外周壁部22の端部22Bから爪部28が突出していてもよい。
また、前述の実施形態では、爪部28を円環状に形成しているが、本発明はこの構成に限定されない。爪部28を外周壁部22の外周面にプラグ周方向に間隔をあけて複数形成する構成としてもよい。
前述の実施形態では、被取付部材12の貫通孔13と被取付部材14の貫通孔15をホールプラグ20で塞いでいるが、本発明はこの構成に限定されない。例えば、3つ以上の被取付部材の各貫通孔をホールプラグ20で塞ぐ構成であってもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
12 被取付部材(第2被取付部材)
13 貫通孔(第2取付孔)
14 被取付部材(第1被取付部材)
15 貫通孔(第1取付孔)
15A 縁部
20 ホールプラグ
22 外周壁部
22A 挿入方向と反対側の端部
22B 挿入方向の端部
24 閉塞部
26 フランジ部
26A 先端部
26B 基端部
26C 表面
26D 裏面
28 爪部
38 隆起部
D1 貫通孔の径(第2取付孔の径)
D2 貫通孔の径(第1取付孔の径)
L1 直線
L2 直線
S ホールプラグの取付構造

Claims (3)

  1. 第1取付孔が形成された第1被取付部材と、
    前記第1取付孔よりも大径とされた第2取付孔が形成され、前記第1取付孔と前記第2取付孔を合わせた状態で前記第1被取付部材が重ね合わされた第2被取付部材と、
    前記第1取付孔及び前記第2取付孔へ挿入される筒状の外周壁部と、前記外周壁部の内側に架け渡されて、前記外周壁部内を塞ぐ閉塞部と、前記外周壁部の挿入方向と反対側の端部から前記外周壁部の径方向外側へ張り出し、前記第2取付孔の周辺部を覆う環状のフランジ部と、前記外周壁部の前記挿入方向の端部側から前記径方向外側へ突出し、前記第1取付孔の縁部に係合する爪部と、を有するホールプラグと、
    を備え、
    前記フランジ部の裏面が前記第1取付孔の縁部と前記第2取付孔の縁部にそれぞれ当接した状態において、前記フランジ部の前記第2取付孔の縁部に当接した部分が前記第1取付孔の縁部に当接した部分よりも肉厚とされた、ホールプラグの取付構造。
  2. 前記フランジ部において前記第2取付孔の縁部に当接した部分で前記第1取付孔の縁部に当接した部分よりも肉厚とされた部分は、前記フランジ部の表面に形成され前記フランジ部の周方向に沿って延びる環状の隆起部である、請求項1に記載のホールプラグの取付構造。
  3. 前記隆起部は、前記フランジ部の先端部と基端部との間に形成されている、請求項2に記載のホールプラグの取付構造。
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