JP2012241843A - ホールプラグ - Google Patents

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健太郎 安彦
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J13/00Covers or similar closure members for pressure vessels in general
    • F16J13/02Detachable closure members; Means for tightening closures
    • F16J13/14Detachable closure members; Means for tightening closures attached exclusively by spring action or elastic action

Abstract

【課題】挿入力を高くすることなく水密性を向上できるホールプラグを提供する。
【解決手段】被取付部材に形成された取付孔に挿入されて取付孔を塞ぐ主筒と、前記主筒の開口端から外周に向かって延設された傘形大フランジと、前記主筒の内側に配設され、前記主筒と逆方向に開口端を有する副筒と、前記副筒の開口端から外周に向かって延設された傘形小フランジとからなり、前記主筒に取り付けられた被取付部材を前記傘形大フランジと傘形小フランジとで狭持するので、挿入力を増すことなく水密性を向上することができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、被取付部材、例えば車両の車体パネルに形成された取付孔に挿入されて取付孔を塞ぐために使用するホールプラグに関するものである。
例えば、特許文献1に示すような構造のホールプラグの場合、例えば車両の車体パネルに形成された孔に挿入される短円筒状の挿入部を備えており、その挿入部は、孔の内周に接する周壁部と、底壁部と、周壁部の内側に配置されるように底壁部から上方へ突出する押圧部とを備えている。押圧部は、有蓋円筒状に形成されており、底壁部が、ホールプラグの先端面を形成している。
特開2008−64120号公報
しかし、前記構成の従来のホールプラグは、水密性能を高くすることが困難であるとともに、水密性を増すと挿入力が高くなってしまい組み付け性が悪くなると云う欠点が存在した。
また、上下の鍔部が同じ周壁部を曲げ起点としており、荷重の分散が難しいものであった。
更に、周壁部に装着されたパネルは、上下の鍔部で保持するのみであり位置ずれし易く、密封性に問題があった。
この発明は、上記したような不都合を解消するためになされたもので、傘形大フランジと傘形小フランジの曲げ起点を異ならせるとともに、主筒に環状段部を設けることにより、位置ずれを防止して、高い水密性能と低い挿入力を実現したホールプラグを提供するものである。
この発明は、以下のような内容である。
(1)本発明のホールプラグは、被取付部材に形成された取付孔に挿入されて取付孔を塞ぐ主筒と、前記主筒の開口端から外周に向かって延設された傘形大フランジと、前記主筒の内側に配設され、前記主筒と逆方向に開口端を有する副筒と、前記副筒の開口端から外周に向かって延設された傘形小フランジとからなり、前記主筒に取り付けられた被取付部材を前記傘形大フランジと傘形小フランジとで狭持することを特徴とする。
(2)(1)に記載のホールプラグにおいて、前記主筒の一部に環状段部を設け、装着された被取付部材の位置ずれを防止することを特徴とする。
(3)(1)または(2)に記載のホールプラグにおいて、前記主筒と副筒とは、軸線方向に対して鋭角な面を有する接続部材を介して一体的に形成されたことを特徴とする。
(4)(1)〜(3)に記載のホールプラグにおいて、前記傘形大フランジと傘形小フランジとは、それぞれ対向する向きに配設されたことを特徴とする。
(5)(1)〜(4)に記載のホールプラグにおいて、前記主筒の開口端近傍に配設された副筒の上端は、前記主筒の上端より低く形成されたことを特徴とする。
本発明によれば、被取付部材に形成された取付孔に挿入されて取付孔を塞ぐ主筒と、前記主筒の開口端から外周に向かって延設された傘形大フランジと、前記主筒の内側に配設され、前記主筒と逆方向に開口端を有する副筒と、前記副筒の開口端から外周に向かって延設された傘形小フランジとからなり、前記主筒に取り付けられた被取付部材を前記傘形大フランジと傘形小フランジとで狭持するので、方向性なく水密性能を実現できるとともに、挿入力の低減を達成することができる。
また、本発明によれば、前記主筒の一部に環状段部を設け、装着された被取付部材の位置ずれを防止するので、組み付け時のオーバーストロークの防止と、横ずれによって被取付部材(パネル)が潜り込むことを防止することができる。また、主筒とパネルが環状段部で常に干渉して高い水密性能を保持することができる。
また、前記主筒と副筒とは、軸線方向に対して鋭角な面を有する接続部材を介して一体的に形成されたので、ホールプラグを挿入する際に変形する起点が増加して、挿入力の低減を実現することができる。
また、前記傘形大フランジと傘形小フランジとは、それぞれ対向する向きに配設されたので、ホールプラグの方向性を問題とすることなく、水密性能を実現できる。また、被取付部材を両面から保持して横ずれを阻止できる。
また、前記主筒の開口端近傍に配設された副筒の上端は、前記主筒の上端より低く形成されたので、被取付部材に装着した際に邪魔になることがない。
図1は、本発明の一実施の形態であるホールプラグの一部を切り欠いた正面図である。 図2は、同ホールプラグの縦断面図である。 図3は、同ホールプラグの正面図である。 図4は、同ホールプラグの上から見た斜視図である。 図5は、同ホールプラグの下から見た斜視図である。 図6は、同ホールプラグの使用状態を示す要部断面図である。
以下、一実施の形態を示す図面に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態であるホールプラグの一部を切り欠いた正面図、図2は同ホールプラグの縦断面図、図3は同ホールプラグの正面図、図4は同ホールプラグの上から見た斜視図、図5は下から見た斜視図である。ここで、本発明のホールプラグ10は、被取付部材Pに形成された取付孔に挿入されて取付孔を塞ぐ主筒11と、前記主筒11の開口端11aから外周に向かって延設された傘形大フランジ12と、前記主筒11の内側に配設され、前記主筒と逆方向に開口端13aを有する副筒13と、前記副筒13の開口端13aから外周に向かって延設された傘形小フランジ14とから構成されている。
主筒11は、開口端11aで半径方向外周に向かって延設された傘形大フランジ12と一体的に接続されている。また、傘形大フランジ12は、開口端11aから徐々に下降するとともに拡径した截頭円錐状に形成されている。更に、下端12aは、傘形小フランジ14の上端(自由端)14aより下まで延設されている。下端12aは、被取付部材Pと当接する当接面16から略垂直に立ち上がって形成されている。したがって、下端12aは、断面2次モーメントが大きく、剛性が高く構成されている。また、上端14aも、被取付部材Pと当接する当接面17から略垂直に立ち上がって形成されており、剛性が高く構成されている。
主筒11の下端外周には、環状段部15が設けられており、装着された被取付部材の位置ずれを防止することができる。また、環状段部15の替わり複数の突起を環状に配設してもよい。更に、主筒11と副筒13とは、軸線方向に対して鋭角な面を有する接続部材16を介して一体的に形成されている。
したがって、副筒13に対して接続部材16及び主筒11を介して接続された傘形大フランジ12は、接続部材16及び主筒11を曲げの起点とすることができ、容易に変形できる。
副筒13は、主筒11の内側に配設され、前記主筒と逆方向に開口端13aを有している。また、副筒13の有底上端(押圧部)13bは、中央に凹部13cを有しており、装着時の操作性を向上している。更に、有底上端13bは、主筒11の開口端近傍に配設され、主筒11の上端より低く形成されている。
傘形小フランジ14は、副筒13の開口端13aから外周に向かって延設されている。傘形小フランジ14の最大外径は、傘形大フランジ12の最大外径より小さく、傘形大フランジ12と傘形小フランジ14とは、それぞれ対向する向きに配設されている。
以上のように構成されたホールプラグ10の使用手順を図6にしたがって説明する。図6は、ホールプラグの使用状態を示す要部断面図である。被取付部材(車両パネル)Pに形成された取付孔Hに傘形小フランジ14の開口端13aを位置決めして、有底上端(押圧部)13bを押すことにより挿入する。すると、傘形小フランジ14は、弾性変形して撓み、取付孔Hを通過する。取付孔Hを通過した傘形小フランジ14は、再度、略元の大きさに復帰する。同時に、主筒11が取付孔Hを塞ぐとともに傘形大フランジ12の下端12aが被取付部材Pの上面に当接する。また、被取付部材Pの下面には、傘形小フランジ14の上端14aが当接する。更に、被取付部材Pの下面には、主筒11の外周に形成された環状段部15も当接して、横ずれを防止することができる。
また、傘形大フランジ12と傘形小フランジ14とは、それぞれ対向する向きに配設され、被取付部材Pの両面に当接しているので、被取付部材Pの両面方向からの水密性能を向上することができる。更に、被取付部材Pの板厚の許容範囲を広くすることができる。
更に、本発明は上述の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲の記載に基づいて種々の設計変更が可能である。
10 ホールプラグ
11 主筒
11a 開口端
12 傘形大フランジ
12a 下端
13 副筒
13a 開口端
13b 有底上端(押圧部)
13c 凹部
14 傘形小フランジ
14a 上端
15 環状段部

Claims (5)

  1. 被取付部材に形成された取付孔に挿入されて取付孔を塞ぐ主筒と、
    前記主筒の開口端から外周に向かって延設された傘形大フランジと、
    前記主筒の内側に配設され、前記主筒と逆方向に開口端を有する副筒と、
    前記副筒の開口端から外周に向かって延設された傘形小フランジとからなり、
    前記主筒に取り付けられた被取付部材を前記傘形大フランジと傘形小フランジとで狭持することを特徴とするホールプラグ。
  2. 前記主筒の一部に環状段部を設け、装着された被取付部材の位置ずれを防止することを特徴とする請求項1に記載のホールプラグ。
  3. 前記主筒と副筒とは、軸線方向に対して鋭角な面を有する接続部材を介して一体的に形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載のホールプラグ。
  4. 前記傘形大フランジと傘形小フランジとは、それぞれ対向する向きに配設されたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1に記載のホールプラグ。
  5. 前記主筒の開口端近傍に配設された副筒の上端は、前記主筒の上端より低く形成されたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1に記載のホールプラグ。
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