WO2004061792A1

WO2004061792A1 - 遠隔ビル監視システムおよび方法

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Publication number: WO2004061792A1
Application number: PCT/JP2003/003878
Authority: WO
Inventors: Hiroyuki Matsushita; Naoto Nagasawa; Kazuhiko Nagasaki
Original assignee: Kissei Technos Co., Ltd.
Priority date: 2002-12-27
Filing date: 2003-03-27
Publication date: 2004-07-22
Also published as: JP2004214941A

Abstract

低コストで容易に導入することが可能な遠隔ビル監視システムを提供する。ビル管理システム１２２は、ビル内の設備の障害を検出した場合、グラフィックパネルに警報信号出力信号を送出する。警報信号は、端子台１０４を介して遠隔ビル監視システム１０２にも送出される（１）。遠隔ビル監視システム１０２は、受信した警報信号に基づいて、設備の名称と、障害の重要度を記載した電子メールのテキストデータを作成する。この際、遠隔ビル監視システム１０２は予め登録された検査員に関する情報を参照することにより、検査員に応じて異なる内容の電子メールを作成し、検査員のメールアドレスへ送出する（２）。この電子メールは、インターネット１１４を介して携帯電話１１６へ送出される。警報メールを受信した担当者は、警報の内容を確認することができる。

Description

遠隔ビル監視システムおよび方法技術分野

本発明は、遠隔ビル監視システムおよび方法に関し、より詳細には、ビル内の設備を、ビル内に設置されたビル管理システムを介して、あるいは直接に管理するための遠隔ビル監視システム、遠隔ビル明監視方法、コンピュータプログラムおよびコンピュ一夕読み取り可能な記録媒体に関す田る。背景技術

近年、ビルに設置された各種設備機器の動作状況を、無線移動機を用いて監視または制御する技術が検討されている。例えば、特開 2 0 0 1— 3 2 4 2 0 0号公報に記載された技術によれば、監視セン夕に、顧客情報、顧客と関連付けられた空気調和機の運転情報、および顧客と関連付けられた空気調和機の機種情報が格納されたデ一タベースが用意される。そして、監視センタにおいて異常を判断した場合は、異常の内容を示す情報と、異常と判断された運転情報に対する顧客情報および機種情報とを、インターネットを介して接続された携帯電話へ送信する。

また、特開平 1 0— 4 2 3 7 4号公報に記載の技術によれば、遠隔監視システムにおいて、中央監視装置が、設定された上限値および下限値と、電気設備からの監視情報とを比較し、監視情報が設定値外である場合に、携帯端末機に無線基地局を介して信号を伝送する。これにより、現場を巡回している監視員が、中央監視装置と連携をとり、監視制御を行う。

また、特開平 7— 3 1 2 6 5 8号公報に記載されたシステムでは、各人の携帯する簡易型携帯電話を利用して、ビル内の照明機器や空調機等の設備機器の発停を行っている。更に、特開 2 0 0 1— 1 0 1 5 5 7号公報には、遠隔監視装置がセンタ装置と、ビルに設置され、設備機器の故障前情報や異常情報を送出する端末装置と、通信回線を介して接続したセンタ装置とから構成された遠隔監視装置が開示されている。このような構成において、センタ装置が端末装置からの情報を判断し、判断結果に応じて携帯端末装置へ情報を配信している。

しかしながら、このようなビル内の設備の遠隔監視は、ピル内での閉じた監視を行う既存のビル監視システムを流用することができず、システム全体を新たに入れ替えなければならない。このため、遠隔ビル監視を導入するには多大な費用的負担および時間的負担がかかり、またシステムの導入作業に多大な労力を必要とするという問題があった。

また、上述したような従来の遠隔ビルの監視に関する技術の場合、現場から遠隔の場所にいる保守員に設備の障害が通知されても、通知された内容しか知ることができない。従って、検査員が設備の状況を確認するには結局現場に向かわなければならないという問題があつた。

本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、低コス卜で容易に導入することが可能な遠隔ビル監視システムおよび方法を提供することにある。

また、本発明の別の目的は、現場から離れた場所にいる保守員が設備の状況を迅速に把握することができる遠隔ビル監視システムおよび方法を提供することにある。発明の開示

本発明の第 1の側面によれば、本発明にかかる遠隔ビル監視システムは、ビル内の設備を監視し、前記ビル内の設備の障害を検出した場合、前記検出された障害の重要度に応じた警報信号を送信する手段を有するビル管理システムに接続された遠隔ビル監視システムであって、前記ビル内の設備の障害に関する情報を送信する複数の送信先、該複数の送信先の各々が要求する情報の種類、前記ピル内の設備の識別子と名称との対応関係および前記警報信号の種類と前記障害の重要度との対応関係を記憶した記憶手段と、前記ビル管理システムから、前記警報信号を取得する警報信号取得手段と、該警報信号取得手段により取得された警報信号と、前記記憶手段に記憶された前記ビル内の設備の障害に関する情報を送信する複数の送信先、該複数の送信先の各々が要求する情報の種類、前記ビル内の設備の識別子と名称との対応関係および前記警報信号の種類と前記障害の重要度との対応関係とを用いて、前記複数の送信先の各々に送信すべき前記ビル内の設備の障害に関する情報を編集する編集手段と、該編集手段により編集された前記ビル内の設備の障害に関する情報を、前記複数の送信先に送信する障害情報送信手段とを備える。

ここで、前記障害に関する情報は画像を含むものとすることができる。

また、前記ビル管理システムは前記監視の結果を蓄積する手段を更に有し、前記遠隔ビル監視システムは、前記蓄積する手段により蓄積された監視の結果を取得する監視結果取得手段と、該監視結果取得手段により取得された監視結果を表示する表示手段とを更に備えたものとすることができる。

また、前記送信先から、予め定められたテキストデータを受信するテキストデー夕受信手段と、該テキストデ一夕受信手段により受信されたテキストデータを、前記ビル内の設備を制御するための制御信号に変換する変換手段と、該変換手段により変換された制御信号を前記ビル内の対応する設備に送信する制御信号送信手段とを更に備えたものとすることができる。

本発明の第 2の側面によれば、本発明にかかる遠隔ビル管理方法は、ビル内の設備を監視し、前記ビル内の設備の障害を検出した場合、前記検出された障害の重要度に応じた警報信号を送信するビル管理システムに接続された遠隔ビル監視システムにおける遠隔ビル監視方法であって、前記ビル管理システムから、前記警報信号を取得するステップと、該警報信号を取得するステップにおいて取得された警報信号と、予め記憶された前記ビル内の設備の障害に関する情報を送信する複数の送信先、該複数の送信先の各々が要求する情報の種類、前記ビル内の設備の識別子と名称との対応関係および前記警報信号の種類と前記障害の重要度との対応関係とを用いて、前記複数の送信先の各々に送信すべき前記ピル内の設備の障害に関する情報を編集するステップと、該編集するステップにおいて編集された前記ビル内の設備の障害に関する情報を、前記複数の送信先に送信するステップとを備える。

本発明の第 3の側面によれば、本発明にかかるコンピュータプログラムは、ピル内の設備を監視し、前記ビル内の設備の障害を検出した場合、前記検出された障害の重要度に応じた警報信号を送信するビル管理システムに接続されたコンピュータに対し、前記ビル管理システムから、前記警報信号を取得するステップと、該警報信号を取得するステップにおいて取得された警報信号と、予め記憶された前記ビル内の設備の障害に関する情報を送信する複数の送信先、該複数の送信先の各々が要求する情報の種類、前記ビル内の設備の識別子と名称との対応関係および前記警報信号の種類と前記障害の重要度との対応関係とを用いて、前記複数の送信先の各々に送信すべき前記ビル内の設備の障害に関する情報を編集するステップと、該編集するステップにおいて編集された前記ビル内の設備の障害に関する情報を、前記複数の送信先に送信するステップとを実行させる。

本発明の第 4の側面によれば、本発明にかかるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記のコンピュータプログラムを記録する。図面の簡単な説明

第 1図は、本発明の一実施形態に係るネットワークシステムを示すシステム構成図である。

第 2図は、本発明の一実施形態に係るビル管理システムのシステム構成を示すブロック図である。

第 3図は、本発明の一実施形態に係る遠隔ビル監視システムのハードウェア構成を示すブロック図である。

第 4 A図は、本発明の一実施形態に係る遠隔ビル監視システムに登録されるデ一夕を示す図である。

第 4 B図は、本発明の一実施形態に係る遠隔ビル監視システムに登録されるデー夕を示す図である。

第 4 C図は、本発明の一実施形態に係る遠隔ビル監視システムに登録されるデー夕を示す図である。

第 5図は、本発明の一実施形態に係る携帯電話のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。

第 6図は、本発明の一実施形態に係るノート P Cのハードウエア構成を示すブロック図である。

第 7図は、本発明の一実施形態に係るネットワークシステムにより実施される遠隔ビル監視方法の流れを示す図である。

第 8図は、本発明の一実施形態に係る遠隔ビル監視システムにおいて行われるプリント口グの蓄積処理の流れを示す図である。

第 9図は、本発明の一実施形態に係る遠隔ビル監視システムのディスプレイ上に表示される画面を示す図である。

第 1 0図は、本発明の一実施形態に係るノート P Cを使用したビル内の設備の遠隔操作の流れを示す図である。発明を実施するための最良の形態

本発明をより詳細に説述するために、添付の図面に従ってこれを説明する。

(第 1実施形態）

第 1図は、本実施形態に係るネットワークシステムを示すシステム構成図である。同図に示すように、本実施形態に係るネットワークシステムは、ビル 1 2 0に設けられたビル管理システム 1 2 2および遠隔ビル監視システム 1 0 2、ならびにビル 1 2 0内に設置された設備の検査員により使用される携帯電話 1 1 6およびノート P C 1 1 8を含んでいる。ビル管理システム 1 2 2は、ビル内に設けられた設備を管理するためのコンピュ一夕（中央監視装置）を含むシステムである。ビル内に設けられた設備としては、例えば電気設備、電源設備、給水設備、空調設備等があるが、これらには限定されない。遠隔ビル監視システム 1 0 2は、ビル管理システム 1 2 2からビル内の設備の監視結果に関する情報を収集するシステムである。この遠隔ビル監視システム 1 0 2は、端子台 1 0 4、セントロー R S 2 3 2 C変換器 1 0 8および HU B 1 1 2を介してビル管理システム 1 2 2と接続されている。

端子台 1 0 4は、夕一ミナルブロックとして知られるマルチ接続用の接続装置である。この端子台 1 0 4には、ビル管理システム 1 2 2内で中央監視装置からダラフィックパネルへ送出される警報信号が入力される。

セントロー R S 2 3 2 C変換器 1 0 8は、セントロニクス 'イン夕フェースに準拠した 8ビット並列の印刷情報であるプリン夕信号を、 R S 2 3 2 Cに準拠した直列データに変換する。このセント ri— R S 2 3 2 C変換器 1 0 8には、ビル管理システム 1 2 2内で中央監視装置からプリン夕 1 2 4へ向けて送出する信号が入力される。また、セント口— R S 2 3 2 C変換器 1 0 8は、ビル管理システム 1 2 2とプリンタ信号分配器 1 1 0を介して接続されている。プリンタ信号分配器 1 1 0は、ピル管理システム 1 2 2から送出されるプリン夕信号を、セントロー R S 2 3 2 C 変換器 1 0 8と、ビル 1 2 0内に設置されたプリンタ 1 2 4とに分配する。 HU B 1 1 2は、ビル管理システム 1 2 2および遠隔ピル監視システム 1 0 2間で双方向通信を行うための集線装置であり、これにより L ANが構成される。

.遠隔ビル監視システム 1 0 2は、モデム 1 0 6を介してインターネット 1 1 4に接続されている。そして、イン夕一ネット 1 1 4に接続された不図示の移動通信網を通じて、携帯電話 1 1 6および該携帯電話に接続されたノート P C 1 1 8と無線通信を行うことができる。

本実施形態に係るネットワークシステムでは、ビル管理システム 1 2 2がビル内の設備を監視し、その監視結果をログデータとして蓄積していく。また、ビル管理システム 1 2 2は、ビル内のいずれかの設備に障害が発生した場合に、グラフイツクパネルに警報信号を送出する。この警報信号は、軽警報、中警報、重警報、重重警報という 4種類の信号からなり、障害の程度に応じて、対応する警報信号が送出されることになる。この警報信号は、端子台 1 0 4を通じて遠隔ビル監視システム 1 0 2にも送出される。

ビル管理システム 1 2 2は、警報信号の送出と同時に、あるいは独立にプリンタ 1 2 4に印刷情報を送出することができる。この印刷情報はプリン夕信号分配器 1 1 0においてセント口— R S 2 3 2 C変換器 1 0 8にも分配される。

遠隔ビル監視システム 1 0 2は、端子台 1 0 4およびセントロー R S 2 3 2 C変換器 1 0 8から設備の障害に関する信号を受信する。遠隔ビル監視システム 1 0 2 は、受信した信号に基づいて、検査員に提供すべき画像やテキスト等の情報を編集し、モデム 1 0 6およびインターネット 1 1 4を介して携帯電話 1 1 6に送出する。携帯電話 1 1 6は、受信した情報を画面や不図示のプリンタ等に出力する。なお、この出力処理は、携帯電話 1 1 6を使用してインターネット 1 1 4と通信を行うことが可能なノート P C 1 1 8により実行される場合がある。

このようにして、現場から離れた場所にいる検査員は、携帯電話 1 1 6やノート P C 1 1 8に出力された画像やテキスト等を閲覧することにより、現場の状況を把握することが可能となる。

次に、第 2図を参照し、ビル管理システム 1 2 2のシステム構成について説明する。ビル管理システム 1 2 2は、少なくとも中央監視装置 2 0 2、グラフィックパネル 2 0 4、 P C接続装置 2 0 6、？8 接続装置2 1 0、 L AN接続装置 2 1 4、デ一タ送受信装置 2 1 6および警報表示用 P C 2 1 8が L AN 2 0 8に接続されており、 L AN 2 0 8を通じて相互に通信を行うことができるように構成されている。中央監視装置 2 0 2は、 L AN 2 0 8に接続された各端末を制御するコンビユー夕であり、ビル内に設けられた設備の中央監視を行う。この中央監視装置 2 0 2は、 C P U, 揮発性メモリである RAM、 R OMやハードディスク等の不揮発性メモリ、通信インタフェース等を備えると共に、警報表示用プログラムを実装したパーソナルコンピュータにより構成される。警報表示用プログラムは、ビル内の設備から障害に関する情報を受信した場合、あるいは警報信号を受信した場合にディスプレイやスピ一力から警報を出力する警報自動表示機能を有するプログラムである。当該プログラムを実行することにより、障害の重要度に応じた警報を表示することがでさる。

グラフィックパネル 204は複数のランプや LED等の電光表示部を備えており、グラフィックパネル接続装置 205を介して LAN 208から警報信号を受信した場合には、その警報信号に対応する重要度の電光表示部を点灯させる。なお、ダラフィックパネルが出力する情報は電光表示の他、ブザ一等の可聴音により表現されても良い。 6 接続装置210は、 LAN208と、ビル内に設けられた構内電話交換システムとを接続するものである。 LAN接続装置 214は、ビル内の他の LANと接続するためのローカルブリッジにより構成される。

警報表示用 PC218は、 CPU、揮発性メモリである RAM、 ROMやハードディスク等の不揮発性メモリ、通信インタフェース等を備えると共に、警報表示用プログラムを実装したパーソナルコンピュータにより構成される。

LAN208は，ビル内の設備（不図示）と接続されている。監視対象である各設備は、周知の中央監視システムを実現するための情報処理機能を備えている。即ち、各設備は当該情報処理機能により自設備の状態を監視し、中央監視装置 202 にその状態を提供するように構成されている。

また、ビル管理システム 122は、 P C接続装置 206を介して遠隔ビル監視システム 102と接続されている。更に、データ送受信装置 216を介してプリン夕信号分配器 110や端子台 104と接続されている。

このような構成により、中央監視装置 202は LAN 208に接続された設備を常時監視する。そして、設備から障害を示す信号を取得した場合には、その重要度を判断して、判断結果に応じた警報を出力する。あるいは、警報信号をグラフイツクパネル 204、警報表示用 PC218、交換機または他の LANへ送出することができる。

あるいは、中央監視装置 202は LAN 208を通じて各設備に制御信号を送出することにより、設備の制御を行う。設備の制御としては、ビル内の電源に対する停電処理、復電処理、電力デマンドの監視、熱源設備に対する起動制御、停止制御、空調設備に対する外気冷却制御、起動制御、停止制御、防災設備に対する火災の発見、火災警報通報、鎮火の確認等の種々の処理を挙げることができるが、これらには限定されない。

次に、第 3図を参照し、遠隔ビル監視システム 102の構成について説明する。遠隔ビル監視システム 102は、中央処理装置（CPU) 508と、一時記憶領域である RAM502と、プログラムやデータを記憶した ROM503と、インタ一ネット 114へ接続するために使用されるモデム等の通信インタフェース 511と、 CD— ROMに記憶されたデータを読み出すための CD— ROMドライブ 504とが、バス 501に接続されている。また、バス 501には、補助記憶装置としてのハ一ドディスク（HD) 510が SCS I、 AT A等のインタフェース 509を介して、またデータ等の入力操作に使用されるキーボード 505およびマウス 506 がキーボード/マウス制御（CTRL) 部 507を介して接続されている。

ハードディスク 510および ROM 503には、本発明に係わる処理を実行するためのプログラムや、これらのプログラムによって参照されるデータが記憶されている。本実施形態において遠隔ビル監視システム 102により実行される諸機能は、 ROM503やハードディスク 510等の記録媒体に記憶されたプログラムをロードした CPU508が、このプログラムに含まれる命令を実行することにより達成されるものである。

このプログラムには、本発明に係わる機能を実現するための制御プログラム、上述した警報表示用プログラム、メールソフト、インターネット 1 14やビル管理システム 122との間でデータの送受信を行うための通信プログラムが含まれる。また、ハードディスク 5 1 0には、本実施形態に係る遠隔ビル監視方法を実施するためのデータの集合（データベース）が格納される。このデータは、第 4 A図、第 4 B図および第 4 C図に示すように、検査員に関する情報と、ビル内の設備に関する情報と、警報信号と障害の重要度の対応 ¾係とを有する。

「検査員に関する情報」には、検査員が使用する電子メールのアドレス、および検査員が取得を要求する情報の種類が登録される。電子メールのアドレスは、遠隔ビル監視システム 1 0 2から携帯電話 1 1 6へ障害に関する情報を記載した電子メールを送出する際に使用される。「取得を要求する情報の種類」は、検査員と、その検査員が取得を要求する情報の種類との対応関係を示す情報である。例えば、特定の検査員に対する情報の種類として重警報および重重警報が登録されている場合には、ビル管理システム 1 0 2から軽警報や中警報を受信しても、遠隔ビル監視システム 1 0 2は当該検査員に電子メールを送出しない。このようにして、検査員は選択的にビル管理に関する情報を受け取ることができる。

また、「設備に関する情報」には、ビル内の各設備の識別子とその名称との対応関係が登録される。この情報は、障害が発生した設備を特定して、その監視結果に関する情報を検査員に提供する際に使用される。

「警報信号と設備の障害の重要度との対応関係」は、遠隔ビル監視システム 1 0 2において警報信号が示す内容を判断する際に使用される。

このような構成をとることにより、遠隔ビル監視システム 1 0 2は、ビル管理システム 1 2 2から入力された情報を携帯電話 1 1 6に送出する。あるいは、遠隔ビル監視システム 1 0 2は、ビル管理システム 1 2 2から入力された情報に基づいて、所定の電子メールを編集して、携帯電話 1 1 6に送出することができる。なお、この電子メールは、携帯電話 1 1 6を使用してインターネット 1 1 4と通信を行うことが可能なノー卜 P C 1 1 8に送出される場合がある。

また、遠隔ビル監視システム 1 0 2は、携帯電話 1 1 6からビル内の設備を制御する旨を指示するための電子メールを受信した場合、その電子メールに基づいて設 P T/JP2003/003878

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備の制御信号を生成して、ビル内の設備に送出することができる。なお、この電子メールは、携帯電話 116を使用してインターネット 114と通信を行うことが可能なノート PC 118から送出される場合がある。

第 5図は、本実施形態に係る携帯電話 1 16のハードウェア構成を示すブロック図であり、本発明に係わる部分のみを概略的に示している。携帯電話 1 16は、ァンテナ 604、このアンテナを介して無線信号の送信および受信を行う送受信部 6 01、音声入力部 602、携帯電話全体を制御する制御部 603、ノート PC等の情報処理機器に接続するための携帯電話イン夕フェース 605、 LCD等の表示部 606、音声出力部 607、本発明に係わる処理を実行するためのプログラムや種々のデータを記憶した記憶部 608、およびポ夕ンゃダイャル等のキー入力部 6 09を備えている。

記憶部 608は RAM等の揮発性メモリや ROM等の不揮発性メモリにより構成される。この記憶部 608には制御部 603により読み出されて実行されるコンピュー夕プログラムが格納されている。コンピュータプログラムには、 We bベージを閲覧するためのブラウザ、電子メールの閲覧、編集、送受信等を実現するためのメールソフト、各構成要素を制御するための信号を送出する制御プログラム等が含まれる。

次に、第 6図を参照し、ノート PC 118の構成について説明する。ノート PC 118は、中央処理装置（CPU) 408と、一時記憶領域である RAM402と、プログラムやデ一タを記憶した ROM403と、携帯電話 1 16に接続するための携帯電話インタフェース 41 1と、 CD— ROMに記憶されたデータを読み出すための CD— ROMドライブ 404と、画像を出力するためのディスプレイ 412が、バス 401に接続されている。また、バス 401には、補助記憶装置としてのハードディスク（HD) 410が SCS I、 ATA等のインタフェース 409を介して、またデータ等の入力操作に使用されるキ一ポ一ド 405およびマウス 406がキーポードマウス制御（CTRL) 部 407を介して接続されている。 3878

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ハードディスク 4 1 0および R OM 4 0 3には、本発明に係わる処理を実行するためのプログラムや、これらのプログラムによって参照されるデータが記憶されている。本実施形態においてノート P C 1 1 8により実行される諸機能は、 R OM 4 0 3やハードディスク 4 1 0等の記録媒体に記憶されたプログラムをロードした C P U 4 0 8が、このプログラムに含まれる命令を実行することにより達成されるものである。

このプログラムには、本発明に係わる機能を実現するための制御プログラム、メ一ルソフト、インターネット 1 1 4や遠隔ビル監視システム 1 0 2との間でデ一夕の送受信を行うための通信プログラムが含まれる。

このような構成をとることにより、ノート P C 1 1 8は、遠隔ビル監視システム 1 0 2から携帯電話 1 1 6に向けて送出された情報を、携帯電話インタフェース 4 1 1を介して入力する。そして、入力された情報に基づいて、テキストや画像をディスプレイ 4 1 2上に表示することができる。

なお、ノー卜 P C 1 1 8は、検査員により使用される情報処理装置の一例であり、これに代えて、 P D A、パームトップコンピュータ、ミニコンピュータ、ラップトップコンピュー夕等の他の携帯可能な情報処理装置を端末として使用しても良いことはいうまでもない。 '

次に、第 7図を参照し、本実施形態に係るネットワークシステムにより実施される遠隔ビル監視方法の流れについて説明する。

ビル管理システム 1 2 2において、ピル内の設備の障害を検出した場合、当該システム内の中央監視装置 2 0 2からグラフィックパネル 2 0 4および警報表示用 P C 2 1 8に警報信号が送出される。この信号は、具体的には設備を特定するための情報と、その障害の程度を示す情報（軽警報、中警報、重警報、重重警報）とを含んでいる。

グラフィックパネル 2 0 4は、受信した警報信号に対応する重要度の警報を出力する。同時に、中央監視装置 2 0 2および警報表示用 P C 2 1 8は、警報表示用プログラムの実行に基づき、受信した警報信号に対応する重要度の警報を出力する。警報信号は、端子台 1 0 4を介して遠隔ビル監視システム 1 0 2にも送出される ( 1 ) 。遠隔ビル監視システム 1 0 2は、データベースに登録されている設備に関する情報および警報信号と障害の重要度の対応関係を参照し、受信した警報信号に基づいて、設備の名称と、障害の重要度を記載した電子メールのテキストデ一夕 (例えば「空調 1重警報発生」等）を作成する。この際、遠隔ピル監視システム 1 0 2は予め登録された検査員に関する情報を更に参照することにより、検査員に応じて異なる内容の電子メールを作成する。

遠隔ビル監視システム 1 0 2は、作成した電子メールを、登録されている検査員のメールアドレスへ送出する（2 ) 。この電子メールは、モデム 1 0 6およびインターネット 1 1 4を介して携帯電話 1 1 6へ送出される。

このようにして、遠隔ビル監視システム 1 0 2において、ビル管理システム 1 2 2から、警報信号を取得し、取得された警報信号と、予め記憶された送信先の電子メールアドレス、取得を要求する情報の種類、設備の識別子と名称との対応関係および警報信号の種類と障害の重要度との対応関係とを用いて、複数の送信先の各々に送信すべきビル内の設備の障害に関する情報を編集して、編集された前記ビル内の設備の障害に関する情報を、複数の送信先に送信する処理が実現される。これにより、警報メールを受信した検査員は、警報の内容を確認することができる。

(第 2実施形態）

上述した実施形態では、設備の状態に関するテキス卜データを携帯電話に送出する例について説明したが、検査員に提供する情報は画像であっても良い。例えば、 CCDイメージセンサを搭載したカメラ（W e bカメラ）をビル管理システム 1 2 2に接続することにより、検査員に画像を提供可能な遠隔監視を実現することができる。この場合、 W e bカメラが各設備を撮影可能に設置される。そして、 W e bカメラにより撮影された画像を、ビル管理システム 1 2 2から遠隔ビル監視システム 1 0 2へ送信する。遠隔ビル監視システム 1 0 2は、ビル管理システム 1 2 2から受 03878

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信した画像を、携帯電話 1 1 6へ提供することができる。この場合、静止画像として電子メ一ルに添付して携帯電話に送付することとしてもよく、あるいは動画として提供することとしても良い。後者の場合、動画の提供は、携帯電話 1 1 6が遠隔ビル監視システム 1 0 2へアクセスしたときに行うものとすることができる。例えば、電子メールで特定設備の障害を確認した検査員は、携帯電話 1 1 6を使用して遠隔ビル監視システム 1 0 2へアクセスし、当該設備の画像の送信を要求する。遠隔ビル監視システム 1 0 2は、要求された設備の画像を携帯電話に送出する。携帯電話 1 1 6は、受信した画像を表示する。

ここで、画像の提供は、 H T T Pプロトコルに基づいて行うことができる。従つて、遠隔ビル監視システム 1 0 2は、 W e bカメラから取得した画像を W e bぺ一ジの形態で提供することができる。

このような処理を行うことにより、検査員は、現場に向かうことなく、障害が発生している設備の画像をリアルタイムで確認することが可能となる。

なお、画像を撮影するためのカメラは、ビル管理システム 1 2 2に接続されるものに代えて、 L ANに接続可能な W e bカメラサ一バまたはインタ一ネットカメラサーバ等のカメラサーバを用いることとしても良い。

(第 3実施形態）

次に、第 8図を参照し、遠隔ビル監視システム 1 0 2において行われるプリントログの蓄積処理について説明する。

ビル管理システム 1 2 2は、設備の監視結果をログファイルとして蓄積する。そして、ォペレ一夕によるビル管理システム 1 2 2の操作により、あるいは自動的に、ログデ一夕をプリンタ 1 2 4に出力することができる。

本実施形態では、ピル管理システム 1 2 2からプリン夕信号分配器 1 1 0へ入力された印刷情報が、遠隔ビル監視システム 1 0 2にも送出される（1 ) 。遠隔ビル監視システム 1 0 2は、受信した印刷情報をログファイルとしてハードディスク 5 1 0に蓄積する（2 ) 。遠隔ビル監視システム 1 0 2による印刷情報の蓄積は、遠隔ビル監視システム 1 0 2からビル管理システム 1 2 2へアクセスし、印刷情報の送信を要求することにより行う。この場合、遠隔ビル監視システム 1 0 2のオペレータは、遠隔ビル監視システム 1 0 2に予め用意された印刷情報受信用のプログラムを起動し、このプログラムの実行に基づいてディスプレイ上に表示される画面を操作することにより行うものとすることができる。

第 9図は、遠隔ビル監視システム 1 0 2からビル管理システム 1 2 2に対して印刷情報の送信を要求するための画面の一例を示す。入力エリア 8 0 4には、印刷情報の保存先のフォルダが入力される。入力エリア 8 0 6には、受信した印刷情報を保存する際のファイル名が入力される。オペレータは、遠隔ビル監視システム 1 0 2に備えられたキーポ一ドゃマウス等の入力装置を操作することにより、同図に示す画面の入力エリア 8 0 4、 8 0 6に所望の情報を入力することができる。この画面上の受信開始ポタン 8 0 2が押下されると、遠隔ビル監視システム 1 0 2はビル管理システム 1 2 2に印刷情報の送信を要求する。そしてビル管理システム 1 2 2 から R S 2 3 2 Cポートに入力される印刷情報の受信を開始する。表示エリア 8 0 8には、受信した印刷情報が表示される。その後、遠隔ビル監視システム 1 0 2は受信した印刷情報を、入力エリア 8 0 4において指定された保存先に、入力エリア 8 0 6において指定されたファイル名で保存する。このような画面操作に基づく印刷情報受信用のプログラムの実行により、ビル管理システムに蓄積された前記監視の結果を取得し、取得された監視結果を表示する処理が実現される。

なお、現場から離れた場所にいる検査員において、携帯電話 1 1 6またはノート P C 1 1 8を使用して遠隔ビル監視システム 1 0 2にアクセスし、ハードディスク 5 1 0に蓄積されたログファイルを参照することとしても良い。このようにして、ビル管理に関するログデータを遠隔地の検査員に提供することが可能となる。

(第 4実施形態）

次に、第 1 0図を参照し、ノート P C 1 1 8を使用したビル内の設備の遠隔操作 8

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について説明する。本実施形態に係るネットワークシステムは、第 1図に示す構成とほぼ同様であるが、以下の点において異なっている。本実施形態では、携帯電話 1 1 6が一般通信回線 1 0 0 2を通じて遠隔ビル監視システム 1 0 2と R A S (Remote Access Service) 接続されている。また、ノート P C I 1 8が、モデム 1 0 6、一般通信回線 1 0 0 .2を通じて遠隔ビル監視システム 1 0 2と R A S接銃されている。更に、本実施形態に係る遠隔ビル監視システム 1 0 2には、設備を制御するための制御信号と、特定のテキス卜データとの関係が更に記憶されることになる。

このように構成されたネットワークシステムにおいて、上述したように設備の障害を確認した検査員は、ノート P C 1 1 8を使用して、当該設備を制御する旨を指示する電子メール（例えば、「照明 1」という名称により特定される照明の電源を O F Fする場合のテキストとして、「照明 1 0 F F」等）を編集する。この電子メールは、設備の名称と、制御内容を示す情報とから構成される。編集された電子メールは、ノート P C 1 1 8から、携帯電話 1 1 6を介して遠隔ビル監視システム 1 0 2へ送出される（1 ) 。なお、電子メ一ルは、ノート P C 1 1 8からモデム 1 0 6を介して遠隔ビル監視システム 1 0 2へ送出することとしてもよい（4 ) 。この電子メールは一般通信回線 1 0 0 2およびモデム 1 0 6を介して遠隔ビル監視システム 1 0 2へ入力される（2 ) 。遠隔ビル監視システム 1 0 2は、予め記憶されたテキストデ一夕と制御信号との対応関係を参照し、入力された電子メールのテキストデ一夕に基づいて、指定された設備を制御するための制御信号を生成する。そして、生成された制御信号を、 L AN 2 0 8に接続された設備へ直接送信することにより、設備を制御する。

このようにして、送信先から、予め定められたテキストデータを受信し、受信されたテキストデ一夕を、ビル内の設備を制御するための制御信号に変換し、変換された制御信号をビル内の対応する設備に送信する処理が実現される。これにより、遠隔地から、電源、照明のオン/オフ、設備の停止/始動といった制御を行うことが可能となる。

なお、本実施形態に係るネットワーク構成を使用して、設備の状態の照会を可能としても良い。この場合における処理もまた、第 1 0図を参照して説明することができる。検査員は、ノート P C 1 1 8を使用して、情報を取得したい設備を指定した電子メールを送信する。編集された電子メールは、ノート P C 1 1 8から、携帯電話 1 1 6を介して送出される（1 ) 。この電子メールは一般通信回線 1 0 0 2およびモデム 1 0 6を介して遠隔ビル監視システム 1 0 2へ入力される（2 ) 。遠隔ビル監視システム 1 0 2は、入力された電子メールのテキストデータに基づいて、 L A N 2 0 8に接続された設備からその状態に関する情報を取得する。遠隔ビル監視システム 1 0 2は、取得した状態に基づいて電子メールを編集し、携帯電話 1 1 6へ送信する。

以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明はこの実施形態のみに限定されることなく他の種々の態様でも実施することができることはいうまでもない。しかしながら、特許請求の範囲に記載された技術思想に基づくものである限り、その変形は本発明の技術範囲内となる。産業上の利用可能性

以上説明したように、本発明によれば、ビル管理システムから、警報信号を取得し、取得された警報信号と、予め記憶された前記ビル内の設備の障害に関する情報を送信する複数の送信先、複数の送信先の各々が要求する情報の種類、ビル内の設備の識別子と名称との対応関係および警報信号の種類と障害の重要度との対応関係とを用いて、複数の送信先の各々に送信すべきビル内の設備の障害に関する情報を編集し、編集されたビル内の設備の障害に関する情報を、複数の送信先に送信するので、既存のビル管理システムに対する大幅な改変を行うことなく、低コストで容易に遠隔ビル監視システムを導入することが可能となる。

また、障害に関する情報は画像を含むことができるので、現場から離れた場所にいる検査員は設備の状況を迅速に把握することができる。

更に、予め定められたテキストデータを受信し、受信されたテキストデータを、ビル内の設備を制御するための制御信号に変換し、変換された制御信号をビル内の対応する設備に送信するので、検査員はテキストデ一夕を使用して、遠隔地からビル内の設備を制御することが可能となる。

Claims

請求の範囲

1 . ビル内の設備を監視し、前記ビル内の設備の障害を検出した場合、前記検出された障害の重要度に応じた警報信号を送信する手段を有するビル管理システムに接続された遠隔ビル監視システムであって、

前記ビル内の設備の障害に関する情報を送信する複数の送信先、該複数の送信先の各々が要求する情報の種類、前記ビル内の設備の識別子と名称との対応関係および前記警報信号の種類と前記障害の重要度との対応関係を記憶した記憶手段と、前記ビル管理システムから、前記警報信号を取得する警報信号取得手段と、該警報信号取得手段により取得された警報信号と、前記記憶手段に記憶された前記ビル内の設備の障害に関する情報を送信する複数の送信先、該複数の送信先の各々が要求する情報の種類、前記ビル内の設備の識別子と名称との対応関係および前記警報信号の種類と前記障害の重要度との対応関係とを用いて、前記複数の送信先の各々に送信すべき前記ビル内の設備の障害に関する情報を編集する編集手段と、該編集手段により編集された前記ビル内の設備の障害に関する情報を、前記複数の送信先に送信する障害情報送信手段と

を備えたことを特徴とする遠隔ビル監視システム。

2 . 前記障害に関する情報は画像を含むことを特徴とする請求項 1に記載の遠隔ビル監視システム。

3 . 前記ビル管理システムは前記監視の結果を蓄積する手段を更に有し、前記遠隔ビル監視システムは、

前記蓄積する手段により蓄積された監視の結果を取得する監視結果取得手段と、該監視結果取得手段により取得された監視結果を表示する表示手段と

を更に備えたことを特徴とする請求項 1に記載の遠隔ビル監視システム。

4 . 前記送信先から、予め定められたテキストデ一夕を受信するテキストデータ受信手段と、該テキストデ一夕受信手段により受信されたテキストデ一夕を、前記ビル内の設 - 備を制御するための制御信号に変換する変換手段と、

該変換手段により変換された制御信号を前記ビル内の対応する設備に送信する制御信号送信手段と

5 . ビル内の設備を監視し、前記ビル内の設備の障害を検出した場合、前記検出された障害の重要度に応じた警報信号を送信するビル管理システムに接続された遠隔ビル監視システムにおける遠隔ビル監視方法であつて、

前記ビル管理システムから、前記警報信号を取得するステップと、

該警報信号を取得するステップにおいて取得された警報信号と、予め記憶された前記ビル内の設備の障害に関する情報を送信する複数の送信先、該複数の送信先の各々が要求する情報の種類、前記ビル内の設備の識別子と名称との対応関係および前記警報信号の種類と前記障害の重要度との対応関係とを用いて、前記複数の送信先の各々に送信すべき前記ビル内の設備の障害に関する情報を編集するステップと、該編集するステップにおいて編集された前記ビル内の設備の障害に関する情報を、前記複数の送信先に送信するステップと

を備えたことを特徴とする遠隔ビル監視方法。

6 . ビル内の設備を監視し、前記ビル内の設備の障害を検出した場合、前記検出された障害の重要度に応じた警報信号を送信するビル管理システムに接続されたコンピュ一夕に対し、

該警報信号を取得するステップにおいて取得された警報信号と、予め記憶された前記ビル内の設備の障害に関する情報を送信する複数の送信先、該複数の送信先の各々が要求する情報の種類、前記ビル内の設備の識別子と名称との対応関係および前記警報信号の種類と前記障害の重要度との対応関係とを用いて、前記複数の送信先の各々に送信すべき前記ピル内の設備の障害に関する情報を編集するステップと、該編集するステップにおいて編集された前記ビル内の設備の障害に関する情報を、前記複数の送信先に送信するステップと

を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。

7 . 請求項 6に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。