JP2009089229A - 機器監視システム - Google Patents

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Akihiro Kikuchi
明博 菊池
Noritaka Oishi
典隆 大石
Masayuki Saita
正幸 済田
Kazuto Ogawara
数都 大河原
Makoto Nishimaki
誠 西間木
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Abstract

【課題】監視対象である映像モニタリングシステムにおける障害などのイベント発生の通知を、イベントの重要度に応じて監視端末への配信の有無を制御する。
【解決手段】異なる複数の使用者(例えば、映像モニタリングシステムのユーザ、映像モニタリングシステムの保守担当者、映像モニタリングシステムのシステム担当者、など)によって使用される複数の監視端末装置と、映像モニタリングシステムにおいてある事象が発生した場合に、当該事象の通知レベルに応じて、複数の監視端末装置のうちいずれの監視端末装置に当該事象の発生を通知するためのメッセージを配信するかを決定する監視装置とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は機器監視システムに関し、より詳しくは機器故障等のイベントに応じて、通知の配信先を制御可能な機器監視システムに関する。
防災や防犯が社会生活を営むうえで重要性を増してきていることに伴い、金融機関、劇場、遊戯場、店舗、また企業の受付等はもちろん、事故や自然災害発生の可能性がある道路や河川等々まで、用途、目的に応じた映像モニタリングシステムが提供されている。映像モニタリングシステムは、監視カメラ等を用いて広大な施設や常時警備が不可能である施設管理において関し箇所を撮影し、撮影により得られた画像を監視拠点に配信する。各監視拠点では、建造物の出入り口、駐車場などあらゆる場所の監視画像を複数ヶ所同時に映像情報で視認することができる。
このような、映像モニタリングシステムにおいて、システムを構成する機器、例えば監視カメラ、映像データレコーダ、ネットワーク接続機器(例えば、ルータ)などが正常に動作し続けているよう映像モニタリングシステムを保守管理する必要があり、これらの機器に障害が発生した場合、障害発生を通知し、障害の復旧を図るシステムである機器監視システムが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2002−32878号公開公報
ところで、上記のような映像モニタリングシステムを、機器監視システムを用いて保守管理する人又は組織(以下、保守管理者と呼ぶ)は、必ずしも一つではなく複数の役割や立場の異なる保守管理者が保守管理に当たることが一般的に行われている。例えば、映像モニタリングシステムのユーザ会社(例えば、金融機関)のシステム部門或いは警備部門、及びユーザ会社から映像モニタリングシステムのシステム保守(ソフトウエアを含む)を請け負ったシステム会社、ユーザ会社或いはシステム会社からシステム機器の保守点検を請け負ったメンテナンスサービス会社、などである。従来の機器管理システムは、監視対象である映像モニタリングシステムに障害などが発生した場合に、これらの保守管理者に対して障害発生を通知するメッセージやアラートを送信する。
しかし、映像モニタリングシステムにおける障害の重大性や緊急性は、障害箇所や程度によって異なるため、すべての管理者に対してすべてのメッセージやアラートを一律に送信すると、頻繁に送信されるこれらメッセージによって、かえって管理業務を混乱させてしまう虞があった。例えば、映像モニタリングシステムの動作が完全に停止してしまう電源関係の障害についてはすべての管理者に通知がなされる必要があるが、一方映像データレコーダが備えている複数のHDD(ハードディスクドライブ)のうち、一台が故障した場合には、映像モニタリングシステムの動作は継続しているため、システム会社、メンテナンスサービス会社に通知が送られる必要があるが、ユーザ会社に対する通知は必要ない。
本発明の目的は、監視対象である映像モニタリングシステムにおける障害などのイベント発生の通知を、イベントの重要度に応じて監視端末への配信の有無を制御することにある。
上記課題を解決するための手段として、本発明は以下の特徴を有している。
本発明の一つの態様は、映像モニタリングシステムにおいて所定の事象が発生した場合に、当該事象の発生を通知するためのメッセージを配信する機器監視システムとして提案される。
この機器監視システムは、異なる複数の使用者(例えば、映像モニタリングシステムのユーザ、映像モニタリングシステムの保守担当者、映像モニタリングシステムのシステム担当者、など)によって使用される複数の監視端末装置と、映像モニタリングシステムにおいてある事象が発生した場合に、当該事象の通知レベルに応じて、複数の監視端末装置のうちいずれの監視端末装置に当該事象の発生を通知するためのメッセージを配信するかを決定する監視装置とを有することを特徴としている。
この機器監視システムによれば、それぞれの監視端末装置の監視目的(例えば、機器故障の検知、運用障害の検知)が違う場合にも、それぞれの監視端末装置の監視目的に応じたメッセージの配信を選択的行うことができる。
また、上記の機器監視システムにおいて、事象は、映像モニタリングシステムの故障又は異常であり、故障又は異常の重大性が高いほど、より多くの監視端末装置にメッセージが配信されるようにしてもよい。
本発明によれば、故障等のイベントの重要度により、通知の必要のある監視端末装置へ選択的に通知を行うことができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
[1.機器監視システムの構成例]
まず、本発明の実施の形態である機器監視システムの構成例について図1を参照しながら説明する。図1は、機器監視システムの構成例を示すブロック図である。
機器監視システム1は、映像モニタリングシステムを構成する機器の故障などを監視する監視装置10と、通信網12を介して監視装置10に接続可能な監視端末装置11とで構成される。また、機器監視システム1の監視対象である映像モニタリングシステム2は通信網12に接続されており、監視装置10と通信可能になっている。
[1.1.映像モニタリングシステム]
映像モニタリングシステム2は、監視カメラで撮影した映像を端末に配信可能とすることで、遠隔地の状況をモニタリングするシステムである。図1に示した映像モニタリングシステム2は、一台又は複数台の監視カメラ21と、これら監視カメラ21が出力した映像データをローカルエリアネットワーク(以下、LAN)24を経由して受信して、記憶するHDD(ハードディスクドライブ)レコーダ22と、映像データレコーダ22とLAN24を介して接続するとともに通信網12に接続可能なネットワーク中継装置であるルータ23から構成されている。
[1.1.1.監視カメラ]
監視カメラ21は、いわゆるネットワークカメラであって、ウェブサーバ機能を持ち、ネットワークに接続することでネットワークを利用して遠隔地から端末装置を用いて画像や静止画を確認できるようにしたカメラである。監視カメラ21は、撮影した画像を画像データとして出力し、LAN24を介して映像データレコーダ22に送信する。
[1.1.2.映像データレコーダ]
映像データレコーダ22は、各監視カメラ21から送信される画像データを受信して、これを記録する。また、映像データレコーダ22は、各監視カメラ21、及び映像データレコーダ22自身の状態を監視し、故障や異常が発生した場合には、監視装置10に通知メッセージを送信する。
映像データレコーダ22は、記憶媒体を備えた情報処理装置であって、例えばハードディスクドライブを備えたコンピュータ、マイクロコンピュータを備えたHDDレコーダなどである。
図2は、映像データレコーダ22の構成例を示す機能ブロック図である。映像データレコーダ22は、LAN24に接続されたLAN側通信処理部221と、LAN側通信処理部221に接続された画像データ取得部222と、画像データ取得部222に接続された画像データ記憶部223と、LAN側通信処理部221に接続された検出部225と、LAN側通信処理部221に接続された通知メッセージ生成部226と、電源部224とを有している。また、検出部225は、画像データ取得部222、画像データ記憶部223、接続された検出部225、電源部224、通知メッセージ生成部226に接続されている。
なお、ここでいう「接続」とは信号線、配線、ケーブルなどにより物理的に接続されている場合のみではなく、ソフトウエアのモジュール、コンポーネントなどがデータの受け渡し、引数の受け渡しを行う場合も含む意味で用いる。
LAN側通信処理部221は、LAN24を介して監視カメラ21及びルータ23とデータ、メッセージなどの送受信を行う機能を有し、例えばLANボード、イーサネット(「イーサネット」は登録商標)カードなどである。
画像データ取得部222は、監視カメラ21から送信される画像データを受信して、これを画像データ記憶部223に記憶させる機能を有し、例えば、マイクロコンピュータが所定のプログラムを実行することにより実現される構成要素である。
また、画像データ取得部222は、通信網12に接続された映像受信端末からの画像データ送信要求に応じて、要求された画像データを当該映像受信端末に配信するサーバとして機能する。「映像受信端末」は、映像エンコーダで符号化した映像ストリームを受信し再生・表示する端末装置であって、例えばネットワーク接続機能を有するPC(パーソナルコンピュータ)である。なお、本実施の形態では監視端末装置11A〜11Cは映像受信端末を兼ねるものとするが、監視端末装置11と映像受信端末を別々にする構成にしてもかまわない。
画像データ記憶部223は、画像データ取得部222が各監視カメラ21から取得した画像データを記憶する機能を有し、例えば、ハードディスクドライブ、磁気テープ記録装置、CD、DVDドライブ装置などである。
検出部225は、各監視カメラ21、及び映像データレコーダ22の各部、すなわち、LAN側通信処理部221、画像データ取得部222、画像データ記憶部223、電源部224、通知メッセージ生成部226の故障、異常の発生を検出する機能を有する。検出部225は、所定のプログラムをマイクロコンピュータが実行することによって実現される構成要素である。
通知メッセージ生成部226は、検出部225が検出した結果に応じて、検出結果を監視装置10に送信する通知メッセージを生成する機能を有する。生成された通知メッセージはLAN側通信処理部221からLAN24に創出され、LAN24を経由してルータ23に送られる。ルータ23は通知メッセージを監視装置10宛の通信パケットとして通信網12に送出する。
通知メッセージには、故障、異常の発生した装置、部位、その程度を表す情報、例えばエラーコードが格納される。
電源部224は、映像データレコーダ22の各部に電力を供給する機能を有し、例えば、AC/DCコンバータ回路、バッテリ装置などである。
[1.1.3.ルータ]
ルータ23は、ネットワーク間の接続を行うネットワークデバイスである。なお、LAN24と通信網12とを接続可能なネットワークデバイスであれば、ルータ以外の装置であってもよく、モデムであってもかまわない。ルータ23はWAN側ネットワークである通信網12と、LAN24とに接続されている。
以上で、機器監視システム1の監視対象である映像モニタリングシステム2の説明を終了する。
[2.機器監視システム]
図1に戻り、機器監視システム1の構成例について説明する。
機器監視システム1は、通信網12に接続された監視装置10と、通信網12に接続された監視端末装置11A〜11C(総称して監視端末装置11と呼ぶことがある)とを有している。この実施の形態では、監視端末装置11は3種類の異なる監視者によって使用される。監視者は映像モニタリングシステムのユーザ、映像モニタリングシステムの機器保守管理を行う保守担当、映像モニタリングシステムの保守運用管理全体を担うシステム担当の3種類である。機器監視システム1は、映像モニタリングシステム2からの通知メッセージのすべてをシステム担当の使用する監視端末装置11Aに配信し、通知メッセージのうち機器の保守が必要なものについてはさらに保守担当の使用する監視端末装置11Bにも配信し、さらに通知メッセージのうち重大な障害(映像モニタリングシステムの稼動が停止するなど)に関するものはユーザの使用する監視端末装置11Cにも配信するものとする。
[2.1.監視装置]
監視装置10は、映像データレコーダ22から通知メッセージを受信し、この通知メッセージの重要度に応じて監視端末装置11A〜11Cの全部又は一部に通知メッセージを送信する機能を有する。
監視装置10は、演算処理装置(CPU)、主メモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、入出力装置(I/O)、必要な場合にはハードディスク装置等の外部記憶装置を具備している装置であって、例えばコンピュータ、ワークステーションなどの装置である。前記ROM、若しくはハードディスク装置などにプログラムが記憶されており、このプログラムを主メモリ上に載せ、CPUがこれを実行することにより監視装置10が実現される。また、上記プログラムは必ずしも情報処理装置内の記憶装置に記憶されていなくともよく、外部の装置(例えば、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダのサーバなど))から提供され、これを主メモリに乗せる構成であってもよい。さらに、この監視装置10は単体の装置で構成されていてもよいし、複数の装置をネットワークにより結合して構成されるものでもよい。
図3に、監視装置10の構成例を示した機能ブロック図を掲げる。以下、図3を参照しながら監視装置10の構成例を説明する。
監視装置10は、通信処理部201と、通信処理部201に接続された通知メッセージ配信部202と、通知メッセージ配信部102に接続された配信先端末決定テーブル記憶部103とを有している。
通信処理部201は、通信網12を介して映像モニタリングシステム2及び各監視端末装置11A、11B、11Cとデータやメッセージを送受信するため、所定のプロトコルの実行、及びデータと電気信号の相互変換を実行する機能を有し、例えば、ネットワークボード/ネットワークカード、LANボードなどである。
通知メッセージ配信部102は、映像モニタリングシステム2、より詳しくは映像データレコーダ22から送信された通知メッセージを受信し、この通知メッセージの重要度を判定し、判定結果に応じて各監視端末装置11A、11B、11Cのうち、この通知メッセージを配信する監視端末装置を決定し、決定した監視端末装置に通知メッセージ、或いは受信した通知メッセージに基づいて新たに生成したメッセージを送信する機能を有する。
なお、各監視端末装置11への通知メッセージの送信は、電子メールのようなPush式の配信でもよく、各端末装置11ごとに用意されたWebページを閲覧させるPull式でもどちらによってもかまわない。
配信先端末決定テーブル記憶部103は、通知メッセージ配信部102が通知メッセージを配信する監視端末装置を決定するための情報である配信先端末決定テーブルなどを記憶する機能を有する。図4は、配信先端末決定テーブル記憶部103が記憶する通知レベル判定テーブルのデータ構成例を示す図である。この通知レベル判定テーブルは、通知メッセージに含まれる故障若しくは以上の内容を特定する情報であるエラーコードから、通知メッセージの重要度を示すレベルを決定するためのテーブルである。ここでは、レベルは「Level1」から「Level5」までの5段階あるものとして例を説明するが、本実施の形態がこのレベル構成に拘束される趣旨ではない。この例では、レベルを示す数が大きくなるほど重要度が上がることとする。
通知レベル判定テーブル400は、エラーコードごとに一つのレコード401を有し、各レコード410はそれぞれ、エラーコード格納フィールド402、通知レベル格納フィールド403、エラー内容格納フィールド404とを有している。
エラーコード格納フィールド402は、通知メッセージに含まれる故障若しくは以上の内容を特定する情報であるエラーコードを格納する。通知レベル格納フィールド403はそのレコード401が格納するエラーコードに対応する通知レベルを格納する。エラー内容格納フィールド404は、そのレコード401が格納するエラーコードの内容又は説明を格納する。
図に示す例では、エラーコード「HD001」は映像データレコーダ22が備える複数のHDDのうち一台が故障したことを示すエラーコードであり、その通知レベルは中程度の重要性である「Level3」である。これは、複数のHDDのうち一台が故障しても映像モニタリングシステム1の稼動は停止することは無いが、HDD交換を行う保守作業は必要であるためである。また、エラーコード「PW005」は監視カメラ21の電源がONしないことを示すエラーコードであり、その通知レベルは最も高い重要性である「Level5」である。これは、監視カメラ21が動作しない状況が発生し映像モニタリングシステムの目的が達成できず、至急の対応が必要であるためである。
配信先端末決定テーブル記憶部103は、上記通知レベル判定テーブル400に加えて、配信先端末決定テーブルを記憶する。図5は、配信先端末決定テーブルのデータ構成例を示す図である。図5に示す例において、配信先端末決定テーブル500は、通知レベルLevel1からLevel5までの5つの通知レベルそれぞれについて、一つのレコード501を有している。各レコード501は、通知レベル格納フィールド502、ユーザ監視端末通報要否格納フィールド503、保守担当監視端末通報要否格納フィールド504、システム担当監視端末通報要否格納フィールド505を有している。
通知レベル格納フィールド502は、対応する通報例ベルを示す情報を格納し、ユーザ監視端末通報要否格納フィールド503、保守担当監視端末通報要否格納フィールド504、システム担当監視端末通報要否格納フィールド505は、対応する通知レベルを有する通知メッセージをユーザの使用する監視端末創始11C,11B,11Aに配信するか否かを示す情報を格納する。なお、図に示す例では「Y」が格納されている場合は対応する監視端末装置11に通知メッセージの配信を行うことを示し、「N」が格納されている場合は対応する監視端末装置11に通知メッセージの配信を行わないことを示している。すなわち、通知レベル「Level1」、「Level2」についてはシステム担当の使用する監視端末装置11Cにのみ通知メッセージの配信が行われ、通知レベル「Level3」、「Level4」についてはシステム担当の使用する監視端末装置11C及び保守担当の使用する監視端末装置11Bに通知メッセージの配信が行われ、通知レベル「Level5」についてはシステム担当の使用する監視端末装置11C、保守担当の使用する監視端末装置11B、ユーザの使用する監視端末装置11Aのすべてに通知メッセージの配信が行われる。
なお、映像データレコーダ22がエラーコードのみでなく、通知レベルも通知メッセージに含めて送信する構成としてもよく、その場合には配信先端末決定テーブル記憶部103は通知レベル判定テーブル400を記憶する必要は無く、配信先端末決定テーブル500のみ記憶していれば足りる。
[2.2.監視端末装置]
監視端末装置11は、監視装置からの通知メッセージを使用者(この実施の形態においては、ユーザ、保守担当、システム担当の3種類)に閲覧させるための装置である。監視端末装置11は、演算処理装置(CPU)、主メモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、入出力装置(I/O)、必要な場合にはハードディスク装置等の外部記憶装置を具備し、ネットワーク通信機能を備えた装置であって、例えばコンピュータ、携帯電話機のような移動体通信端末などの装置である。前記ROM、若しくはハードディスク装置などにプログラムが記憶されており、このプログラムを主メモリ上に載せ、CPUがこれを実行することにより監視端末装置11が実現される。
図6は、監視端末装置11の構成例を示す機能ブロック図である。なお、図6は機器監視システム1のための機能に関する構成要素のみ表示しており、映像モニタリングシステム2の映像受信端末のための構成要素は図示を省略した。
監視端末装置11は、通信網12に接続された端末側通信処理部111と、端末側通信処理部111に接続された通知メッセージ処理部112と、通知メッセージ処理部112に接続された出力部113とを有している。
端末側通信処理部111は、通信網12を介して映像モニタリングシステム2及び監視装置10とデータやメッセージを送受信するため、所定のプロトコルの実行、及びデータと電気信号の相互変換を実行する機能を有し、例えば、ネットワークボード/ネットワークカード、LANボード、及び移動体通信端末である場合にはさらにRFユニットなどである。
通知メッセージ処理部112は、監視装置10の通知メッセージ配信部102が送信した通知メッセージを受信し、これを出力部113に出力させる機能を有する。通知メッセージ処理部112は、例えば、電子メールクライアント、Webブラウザ、或いは通知メッセージ配信部102をサーバとするクライアントであり、CPU及びプログラムによって実現される。
出力部113は、通知メッセージ処理部112の出力に応じて通知メッセージの内容を使用者に認識させるように出力を行う機能を有し、例えば、液晶ディスプレイ装置、プリンタ、などである。
[2.3.通信網]
通信網12は、有線・無線、専用回線・交換回線を問わず、これに接続されている装置がそれぞれ目的とする装置に対しセッションを確立したときにその装置間での情報の送受を可能とするように作用する。ネットワークは、インターネットのように、ゲートウエイを介して複数のネットワークが組み合わされて実現してもかまわない。また、その接続についてもいわゆるバックボーンといわれる基幹線に直接接続せずとも、PPP接続などによって一時的に接続してあっても、セッションを確立したときにその間で情報の送受ができるようになっていれば構わない。
以上で、機器監視システム1の構成例の説明を終了する。
[3.動作例]
次に、上記の機器監視システム1の動作例について説明する。図7は、機器監視システム1の動作例を示すシーケンス図である。この例では、上述の通知レベル「Level1」である通知メッセージが映像モニタリングシステム2から発せられる場合を扱う。
まず、映像モニタリングシステム2において、通知レベル「Level1」である異常が発生したものとする(S10)。
映像データレコーダ30、より詳しくは検出部225がこの異常を検出する(S20)。次に、映像データレコーダ22の通知メッセージ生成部226は検出部225の検出結果に基づいて、通知メッセージを生成し通知メッセージを、LAN24を経由してルータ23に送信する(S30)。この通知メッセージには通知レベル「Level1」であるエラーコードが含まれている。
ルータ23は映像データレコーダ22から受信した通知メッセージを監視装置10に宛てて通信網12に送信する(S40)。
監視装置10は、ルータ23から通知メッセージを受信すると、通知メッセージ配信部102が配信先決定テーブル記憶部103の各テーブル400,500を参照して配信先を決定する(S50)。この例では、エラーコードが通知レベル「Level1」に対応しているので、配信先はシステム担当監視端末装置11Cのみである(図5参照)。
監視装置10、より詳しくは通知メッセージ配信部102はシステム担当監視端末装置11Cのみに宛てて通知メッセージを、通信網12を経由して送信する(S60)。
通知メッセージを受信したシステム担当監視端末装置11C、より詳しくは通知メッセージ処理部112は、受信した通知メッセージを出力部113に出力させ、出力部1132は通知メッセージの内容を出力する(S70)。その結果システム担当は、監視対象である映像モニタリングシステム2において異常が生じたことを知ることができ、必要な対応をとることが可能となる。しかし、保守担当、ユーザには通知メッセージが配信されないため、保守担当、ユーザはこの通知メッセージに対する対応を検討する必要は生じない。
次に、最も重大な障害が発生した場合である通知レベル「Level5」である通知メッセージが映像モニタリングシステム2から発せられる場合の動作例を説明する。
まず、映像モニタリングシステム2において、通知レベル「Level5」である障害が発生したものとする(S110)。
映像データレコーダ30、より詳しくは検出部225がこの障害を検出する(S120)。次に、映像データレコーダ22の通知メッセージ生成部226は検出部225の検出結果に基づいて、通知メッセージを生成し通知メッセージを、LAN24を経由してルータ23に送信する(S130)。この通知メッセージには通知レベル「Level5」であるエラーコードが含まれている。
ルータ23は映像データレコーダ22から受信した通知メッセージを監視装置10に宛てて通信網12に送信する(S40)。
監視装置10は、ルータ23から通知メッセージを受信すると、通知メッセージ配信部102が配信先決定テーブル記憶部103の各テーブル400,500を参照して配信先を決定する(S150)。この例では、エラーコードが通知レベル「Level5」に対応しているので、配信先はシステム担当監視端末装置11C、保守担当監視端末装置11B,及びユーザ監視端末装置11Aのすべてである(図5参照)。
監視装置10、より詳しくは通知メッセージ配信部102はシステム担当監視端末装置11C、保守担当監視端末装置11B,及びユーザ監視端末装置11Aに宛てて通知メッセージを、通信網12を経由して送信する(S160、S170、S180)。
通知メッセージを受信したシステム担当監視端末装置11C、保守担当監視端末装置11B,及びユーザ監視端末装置11Aそれぞれの通知メッセージ処理部112は、受信した通知メッセージを出力部113に出力させ、出力部1132は通知メッセージの内容を出力する(S190、S200、S210)。その結果システム担当、保守担当、ユーザのそれぞれは、監視対象である映像モニタリングシステム2において重大な障害が生じたことを知ることができ、必要な対応をとることが可能となる。
なお、通知レベル「Level3」「Level4」の場合の動作例の説明は省略するが、ユーザ監視端末装置11Aへの通知メッセージの配信、及びユーザ監視端末装置11Aでの出力が行われないことを除いて、図7に示した動作例と同様である。
このように、本発明にかかる機器監視システム1によれば、故障等のイベントの重要度により、通知する監視端末装置11の選択を行うことができる。また、監視装置10の配信先端末決定テーブル記憶部103の記憶内容を変更することにより、通知メッセージの通知レベルの変更、配信先の選択を容易に変更できるため、運用にかかわる人員を削減することも可能となる。
[4.変形例]
上記の実施の形態では、通知レベルと監視端末装置11への配信の要否を対応付けした配信先端末決定テーブル500を用いて、配信先とする監視端末装置11を決定するようにしたが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、各監視端末装置11に監視レベルを設定し、通知レベルと監視レベルとを比較して配信先とする監視端末装置11を決定するようにしてもよい。例えば、システム担当監視端末装置11Aの監視レベルを「Level1」と、保守担当監視端末装置11Bの監視レベルを「Level3」と、ユーザ監視端末装置11Cの監視レベルを「Level5」と設定する。監視装置10は、通知レベルがその監視端末装置11の監視レベル以下である場合には、通知メッセージをその監視端末装置11に配信する。例えば、ある故障について設定されている通知レベルが「Level1」であれば、監視レベル「Level1」のシステム担当監視端末装置11Aには通知メッセージを配信するが、監視レベル「Level3」の保守担当監視端末装置11B,監視レベル「Level5」のユーザ担当監視端末装置11Cにはその通知メッセージの配信を行わない。
また、ある故障について設定されている通知レベルが「Level5」であれば、監視レベル「Level1」のシステム担当監視端末装置11A、監視レベル「Level3」の保守担当監視端末装置11B,監視レベル「Level5」のユーザ担当監視端末装置11Cのすべてに通知メッセージの配信が行われる。
上記の構成によっても、本発明は成立する。
機器監視システム及び映像モニタリングシステムの構成例を示すブロック図 映像データレコーダの構成例を示す機能ブロック図 監視装置の構成例を示す機能ブロック図 通知レベル判定テーブルのデータ構成例を示す図 配信先端末決定テーブルのデータ構成例を示す図 監視端末装置の構成例を示す機能ブロック図 機器監視システムの動作例を示すシーケンス図 機器監視システムの別の動作例を示すシーケンス図
符号の説明
1 … 機器監視システム
2 … 映像モニタリングシステム
10 … 監視装置
11A,11B、11C … 監視端末装置
102 … 通知メッセージ配信部
103 … 配信先端末決定テーブル

Claims (2)

  1. 映像モニタリングシステムにおいて所定の事象が発生した場合に、当該事象の発生を通知するためのメッセージを配信する機器監視システムであって、
    異なる複数の使用者によって使用される複数の監視端末装置と、
    前記映像モニタリングシステムにおいてある事象が発生した場合に、当該事象の通知レベルに応じて、前記複数の監視端末装置のうちいずれの監視端末装置に当該事象の発生を通知するためのメッセージを配信するかを決定する監視装置と
    を有することを特徴とする機器監視システム。
  2. 前記事象は、映像モニタリングシステムの故障又は異常であり、故障又は異常の重大性が高いほど、より多くの監視端末装置に前記メッセージが配信されることを特徴とする請求項1に記載の機器監視システム。
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