JP2003162460A - 無停電電源装置の動作状態監視システム - Google Patents

無停電電源装置の動作状態監視システム

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JP2003162460A
JP2003162460A JP2001357769A JP2001357769A JP2003162460A JP 2003162460 A JP2003162460 A JP 2003162460A JP 2001357769 A JP2001357769 A JP 2001357769A JP 2001357769 A JP2001357769 A JP 2001357769A JP 2003162460 A JP2003162460 A JP 2003162460A
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Kiyoshi Moto
潔志 本
Tsutomu Takei
強 武井
Mototsugu Ueda
基継 植田
Yoichi Taguchi
陽一 田口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器の動作状態を遠隔監視する際、異常の発
生だけではなく、その状態をも迅速にサービス員に伝達
できるようにし、しかも、それを安価な監視システムに
て実現する。 【解決手段】 複数の無停電電源装置1a,1b,・・
・と、この無停電電源装置1a,1b,・・・の動作状
態を通信路2を介して取得可能であるとともにインタネ
ット5への接続が可能な監視センタ3と、この監視セン
タ3との間でインタネット5を利用した情報授受が可能
な携帯電話機6とによって無停電電源装置の動作状態監
視システムを構成する。そして、携帯電話機6をインタ
ネット5に接続し、その携帯電話機6から監視センタ3
に対し、所定の無停電電源装置の状態の問い合わせを行
うと、その監視センタ3は監視対象の無停電電源装置の
状態を取得し、それをインタネット5上に情報提供する
ことでインタネット5に接続した携帯電話機6上で監視
センタ3の取得した情報を閲覧可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無停電電源装置の
動作状態を遠隔監視する無停電電源装置の動作状態監視
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】無人で動作する機器に何らかの異常が発
生した場合、その異常をその機器管理者に通知する動作
状態監視システムは数多く存在する。たとえば、機器の
動作状態を監視する監視センタを設け、その監視センタ
が機器の異常発生を検知すると、異常信号を監視センタ
などに送り、監視センタに設けられた警報通知手段(警
報ブザーや警報ランプなど)を作動させるといったごく
単純な動作状態監視システムが知られている。
【0003】また最近では、コンピュータによる情報処
理技術を用いた動作状態監視システムも数多く提案され
ている。たとえば、特開2001−188726では、
ネットワークシステム上に存在するクライアント/サー
バシステムにおいて、サーバ上の事象発生を監視してサ
ーバ管理者等に適切に通知している。
【0004】ここで、監視対象となる機器として、たと
えば無停電電源装置を例にとって考える。この無停電電
源装置は、停電時にも対応できる電源装置であり、停電
などによる電源供給停止が許されないシステムにはきわ
めて重要な存在であるといえる。したがって、この無停
電電源装置は、常に適正な動作状態を維持することが要
求され、異常があればその異常を直ちに係員に通知でき
るようにしなければならないため、この無停電電源装置
の動作状態を監視する動作状態監視システムの役割は大
きい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような無停電電源
装置の動作状態を監視する動作状態監視システムとし
て、たとえば、上述した前者の動作状態監視システム、
すなわち、監視センタに設けられた警報ブザーや警報ラ
ンプなどを作動させる監視システムを採用した場合は、
警報ブザーや警報ランプなどの作動によって、機器に何
らかの異常が発生したことはわかるが、どのような異常
が発生して現在どのような動作状況となっているかなど
は、係員が現地に到着して機器を点検するまでわから
ず、機器を復旧させるまでに多くの時間を要してしまう
問題がある。
【0006】また、この動作状態監視システムは、監視
センタに対してのみに異常発生の通知を行うのが一般的
であるため、実際に機器を点検したり復旧作業を行うサ
ービス員がその監視センタにいない場合には、さらに、
監視センタからそのサービス員に電話などで連絡を取っ
て現地に行くように指示をしなければならず、それが機
器の復旧を遅らせる原因にもなっている。
【0007】これに対して、後者の監視システム、すな
わち、コンピュータによる情報処理技術を用いた監視シ
ステムは、異常発生の通知だけではなく機器の動作状態
なども通知できるので、異常に対する素早い対応が可能
である。さらに、この種の監視システムとしては、サー
ビス員の所持する携帯端末に異常の発生やその異常状態
を通知できるシステムも提案されている(特開2001
−188726参照)。それによれば、サービス員は監
視センタ内にいなくても、いち早く異常発生を知ること
ができ、かつ、異常の状態もある程度は把握できるの
で、素早い対応が可能である。
【0008】しかし、このコンピュータを用いた監視シ
ステムは、その監視システム専用のプログラムや携帯端
末を開発したり、その監視システム専用のデータ通信手
段を整備する必要があるなど、監視システムそのものが
大がかりになりがちで、監視システムの構築に多くの費
用がかかり、その維持にも多くの経費を要するといった
問題がある。
【0009】また、従来の監視システムは、異常の通知
を主目的としているため、サービス員側としてのメリッ
トが多くない。特に、無停電電源装置の場合、故障時に
サービス員にかかる負荷がきわめて大きいため、事前予
防が必要となるが、故障予防対策は十分できないものと
なっている。
【0010】そこで、本発明は、大がかりな監視システ
ムを構築することなく、無停電電源装置の動作状態を監
視センタ側で一元管理できるとともに、監視センタから
離れた場所にいるサービス員からもその動作状態を容易
に把握できるようにし、予防対策を行い易くしかも異常
発生時には素早い対応が可能な無停電電源装置の動作状
態監視システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の無停電電源装置の動作状態監視システム
は、監視対象となる無停電電源装置と、この監視対象と
なる無停電電源装置の機器動作情報の取得が可能で、か
つ、インタネットへの接続が可能なサーバ機能を有する
監視手段と、この監視手段との間でインタネットを利用
した情報授受が可能な情報処理端末とからなる無停電電
源装置の動作状態監視システムであって、情報処理端末
をインタネット接続し、その情報処理端末から監視手段
に対して監視対象となる無停電電源装置の動作状況の問
い合わせを行うと、当該監視手段は、監視対象となる無
停電電源装置の機器動作情報を取得し、または既に取得
しておいた機器動作情報をインタネット上に情報提供す
ることで、インタネット接続した情報処理端末は、監視
手段の取得した機器動作情報を取得可能としている。
【0012】このように、監視手段が取得した無停電電
源装置の動作状態を、インタネットを利用して情報処理
端末上で閲覧できるようにしているので、既存のネット
ワークや既存の情報処理端末をそのまま利用することが
できる。これによって、その監視システム専用の特殊な
プログラムや携帯端末を開発したり、その監視システム
専用のデータ通信手段を整備する必要がなくなる。ま
た、監視手段は、無停電電源装置に異常があるか否かを
示す情報だけではなく、無停電電源装置の詳細な動作状
態なども取得することができるので、どのような異常が
発生したかやその原因などを現地に行かなくても把握す
ることができる。さらに、監視手段から離れた場所にい
るサービス員からも無停電電源装置の動作状態を容易に
把握できるので、事前予防を行い易くなり、しかも異常
発生に対して素早い対応が可能となる。
【0013】また、本発明の動作状態監視システムは、
上述の発明に加え、監視対象となる無停電電源装置に異
常が発生した場合には、その監視手段は、その異常発生
を示す情報とその無停電電源装置の動作状態を示す情報
を取得して、情報処理端末に対し、監視対象となる無停
電電源装置に生じた異常発生を電子メールにて通知す
る。それによって、情報処理端末は、その監視対象とな
る無停電電源装置の機器動作情報を取得可能としてい
る。
【0014】このように、異常発生があったことをこと
を知らせる手段として電子メールを用いることにより、
サービス員がその情報処理端末から一時的に離れている
場合にも、とりあえずは通知をすることができる。そし
て、そのサービス員がその電子メールを画面上に開くこ
とによって、異常発生があったことを知ることができ、
かつ、その無停電電源装置の詳細な動作状態をも知るこ
とができる。このように、サービス員への通知手段とし
て電子メールを用いることによって、サービス員に異常
発生とその状況を確実に伝達することができる。
【0015】また、この動作状態監視システムで使用す
る情報処理端末は、携帯電話機とするのが好ましい。こ
れによって、その監視システム専用の携帯端末を開発す
る必要が無くなり、市販の携帯電話機をそのまま用いる
ことができるので、安価な監視システムとすることがで
きる。また、携帯電話機であれば、サービス員は常時携
帯する可能性が高く、その携帯電話機の通信可能範囲で
あれば、サービス員は特定のエリアだけでなく、どこに
いても監視対象機機器の動作状態を確認することがで
き、また、監視手段側からサービス員への連絡も確実に
行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る動作状態監視
システムについての実施の形態の例を図1および図2を
参照しながら説明する。なお、この実施の形態では、監
視対象とする機器は無停電電源装置であるとし、また、
複数の無停電電源装置を一元管理可能とする動作状態監
視システムについて説明する。
【0017】図1は、本発明の動作状態監視システムの
実施の形態を説明する構成図である。複数の無停電電源
装置1a,1b,・・・は、LANや公衆電話回線など
の通信路2によって監視手段としての監視センタ3に接
続されている。なお、この通信路2は有線/無線を問わ
ずいずれでも実現できる。また、複数の無停電電源装置
1a,1b,・・・は、広域に渡った状態で設置される
場合であっても、また、比較的に近隣にまとまった状態
で設置される場合であってもよく、監視センタ3との間
での通信可能であればその設置範囲は問わない。
【0018】監視センタ3は、個々の無停電電源装置1
a,1b,・・・との間での情報の授受を可能とすると
ともに、公衆電話回線4によってインタネット5への接
続を可能とし、インタネット5との間での情報(電子メ
ールを含む)の授受を可能とするサーバ機能を有してい
る。
【0019】情報処理端末6は、この動作状態監視シス
テムに係わるサービス員が所持するもので、公衆電話回
線4または他の電話回線を介してインタネット5に接続
可能でインタネット5上の情報、たとえば監視センタ3
のサーバ内の情報を取得できる機能や電子メール送受信
機能を有する情報端末である。なお、この実施の形態で
は、この情報処理端末6としては、このような機能(イ
ンタネット5に接続可能でインタネット5上の情報を取
得できる機能や電子メール送受信機能)を有する市販の
携帯電話機を用いるものとする。したがって、以降の説
明では情報処理端末6を携帯電話機6として説明する。
【0020】なお、サービス員は複数存在してもよく、
その場合は、それぞれのサービス員がそれぞれ携帯電話
機6を所持するものとする。また、携帯電話機6を本電
源監視システムで使用可能とするためには、その携帯電
話機6を所持するそれぞれサービス員のパスワードなど
必要な項目を予め監視センタ3に登録しておく。
【0021】図2は、無停電電源装置1a,1b,・・
・の構成例を示すもので、その入力端子11には交流電
源12が接続され、出力端子13にはコンピュータ等の
負荷機器14が接続されている。
【0022】そして、平常時においては、入力端子11
から入力された電力は、バイパス配線15および入力切
替スイッチ16の端子t1を介して出力端子13に出力
され、負荷機器14に所定の電力を供給する。また、入
力端子11から入力された電力は、AC/DCコンバー
タ16で直流に変換され、その直流電力でバッテリ17
を充電する。
【0023】また、入力端子11に入力される交流電源
12の電圧は、電圧検出器18によって検出され、その
電圧情報はマイクロコンピュータ19によって監視され
る。
【0024】そして、停電や大幅な電圧低下などの異常
が発生し、それを電圧検出器18が検出すると、その電
圧検出器18の検出した電圧情報を監視しているマイク
ロコンピュータ19から、制御信号が入力切替スイッチ
16に出力される。それによって、入力切替スイッチ1
6が端子t2側に切り替わり、バッテリ17に充電され
た電力がDC/ACインバータ20によって交流に変換
されたのちに、入力切替スイッチ16の端子t2を介し
て出力端子13に出力され、負荷機器14に電力が供給
されるようになっている。
【0025】また、マイクロコンピュータ19は、バッ
テリ17に接続され、電力が供給されると共にこのバッ
テリ17の充電電圧の監視も行っている。また、このマ
イクロコンピュータ19には通信回路21が接続され、
図1で示した監視センタ3との間の通信が可能となって
いる。マイクロコンピュータ19は、無停電電源装置1
a,1b,・・・の異常(たとえば、バッテリ17の充
電電圧不足など)を示す情報やその動作状態(たとえ
ば、現在、交流電源12とバッテリ17のどちらの電源
を負荷機器14に供給しているかなど)を示す情報を機
器動作情報としてこの通信回路21を介して監視センタ
3に送ることができる。
【0026】このような構成において、たとえば、監視
センタ3に登録されたサービス員が自身の所持する携帯
電話機6をインタネット5に接続し、監視センタ3にア
クセスして、ある無停電電源装置(ここでは無停電電源
装置1aとする)についての動作状況の問い合わせを行
ったとする。なお、無停電電源装置1a,1b,・・・
には、固有の識別符号が付され、サービス員がある特定
の無停電電源装置についての動作状況の問い合わせを行
う際には、その無停電電源装置の識別符号も監視センタ
3に与えるようにする。
【0027】監視センタ3では、その問い合わせを受け
ると、無停電電源装置1aの動作状況を取得するための
情報を、無停電電源装置1aに対して発信し、それによ
って無停電電源装置1aのマイクロコンピュータ19が
取得した機器動作情報を取得する。
【0028】この監視センタ3が取得した無停電電源装
置1aの機器動作情報は、インタネット5に接続された
携帯電話機6上で閲覧することができる。それによっ
て、その携帯電話機6を所持するサービス員は、無停電
電源装置1aの現在の動作状況を知ることができ、も
し、異常があれば、直ちにその異常に対して適切な対処
を行うことができる。
【0029】なお、インタネット5により携帯電話機6
上で閲覧できる機器動作情報は、単に異常の発生を知ら
せる情報だけではなく、無停電電源装置1aの動作状態
なども含まれる。したがって、たとえば、現時点におい
て、交流電源12とバッテリ17のどちらの電源を負荷
機器14に供給しているかや、そのときの電圧など、無
停電電源装置1aの詳しい動作状態を得ることができ
る。
【0030】これによって、サービス員は現在、無停電
電源装置1aが適正に動作しているか否かを正確に把握
することができ、もし、何らかの異常が発生している場
合には、その異常に対して適切かつ迅速な対応が可能と
なる。
【0031】また、ある任意の無停電電源装置(ここで
も無停電電源装置1aとする)に異常が発生した場合に
は、その異常の発生を知らせる情報とそのときの動作状
態を示す情報が無停電電源装置1aのマイクロコンピュ
ータ19から監視センタ3に送られる。
【0032】監視センタ3では、無停電電源装置1aか
ら異常を知らせる情報とそのときの動作状態を示す情報
を受け取ると、監視センタ3に登録されているサービス
員の携帯電話機6に対し、無停電電源装置1aに異常が
発生したことを示す情報を電子メールによって発信す
る。
【0033】この電子メールを受け取ったサービス員
は、その携帯電話機6上で上述同様にインタネット5上
から無停電電源装置1aの動作状態を閲覧することがで
きる。これによって、サービス員は無停電電源装置1a
に現在どのような異常が発生しているかを即座に把握す
ることができ、その異常に対して適切かつ迅速な対応を
行うことができる。
【0034】以上説明したように、この実施の形態によ
れば、複数の無停電電源装置1a,1b,・・・を監視
センタ3で一元管理することで、この監視センタ3では
個々の無停電電源装置1a,1b,・・・の機器動作情
報の取得が可能となる。また、この監視センタ3は、イ
ンタネット5上への情報提供を行う機能を有しているの
で、サービス員が監視センタ3から離れた場所にいて
も、そのサービス員の所持する携帯電話機6をインタネ
ット5に接続することにより、複数の無停電電源装置1
a,1b,・・・の個々の機器動作情報をその携帯電話
機6上で閲覧することができる。
【0035】これによって、サービス員は、携帯電話機
6の通信可能範囲であれば、どこにいても簡単に複数の
無停電電源装置1a,1b,・・・の動作状況を把握す
ることができ、もし、無停電電源装置1a,1b,・・
のどれかに異常が発生した場合でも、その異常に対し
て、素早く何らかの対応をとることができる。
【0036】また、ある無停電電源装置に異常が発生し
た場合には、その無停電電源装置から監視センタ3側に
それを通知するようになっている。そして、監視センタ
3では、ある無停電電源装置に異常が発生したことを示
す情報とそのときの動作状態を示す情報をすべてのサー
ビス員の携帯電話機6に電子メールとして発信するよう
にしている。
【0037】これによって、その電子メールを受け取っ
たサービス員は、その携帯電話機6上で該当する無停電
電源装置の動作状態を閲覧することができる。したがっ
て、その異常の発生した無停電電源装置の近くにいるサ
ービス員は、必要に応じて、直ちにその無停電電源装置
の設置場所に行くことができ、異常に対して何らかの対
応をとることができる。
【0038】上述の実施の形態は、本発明の好適な実施
例であるが、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更
実施可能である。たとえば、上述の実施の形態では、サ
ービス員からの動作状況の問い合わせによって監視手段
となる監視センタ3は問い合わせのあった無停電電源装
置の機器動作状況を取得するようにしているが、サービ
ス員の問い合わせに関係なく、たとえば所定時間毎にそ
れぞれの無停電電源装置1a,1b,・・・の機器動作
情報を取得するようにしても良い。いわゆる監視センタ
3は、無停電電源装置1a,1b,・・・に対してポー
リングを行うようにしても良い。
【0039】事前に機器動作情報を取得した場合は、監
視センタ3は、そのデータをサーバ内に保存すると共に
ウェブページ化し、サービス員からのアクセスによって
閲覧可能として準備しておく。各無停電電源装置1a,
1b,・・・の機器動作情報は1つのウェブページ上に
配置しても良いが、各無停電電源装置1a,1b,・・
・毎に各ウェブページを作成しても良い。後者の場合、
さらにアクセス者の制限、すなわち、サービス員によっ
てはアクセスできないページを作るようにしても良い。
【0040】監視センタ3内のサーバで作成され保存さ
れ提供されるウェブページに対してのアクセスの制限
は、これらのウェブページをまとめた一種の監視サイト
に入るための最初の部分に設定されるアクセス制限のみ
としても良いが、監視サイトへのアクセス制限に加え、
各ウェブページへの個別のアクセス制限を付加するのが
好ましい。たとえば、Aサービス員には監視サイトへの
アクセスと無停電電源装置1aに関するウェブページへ
のアクセスを許可し、Bサービス員には監視サイトへの
アクセスと無停電電源装置1bに関するウェブページへ
のアクセスを許可するようにする。このようにすると、
所定の装置に関係するサービス員のみがその所定の装置
の情報を得ることができるようになり好ましいものとな
る。
【0041】また、上述の実施の形態では、無停電電源
装置に異常が発生した場合、全サービス員にその異常発
生を電子メールにて通知するようにしているが、各無停
電電源装置1a,1b,・・・毎に通知する者を登録し
ておいて、その登録されたサービス員のみに通知するよ
うにしても良い。この通知者の登録に当たっては、メイ
ンとサブを登録し、メインの者からの電子メール受信通
知が送信されてこなかった場合に、さらにサブの者に送
信するようにしても良い。この場合、メインとサブいず
れか一方または両者を各1人ではなく複数としても良
い。
【0042】また、電子メールにて異常を通知する際
に、監視サイトや異常が生じた無停電電源装置に関する
ウェブページにアクセスできる入力キーを併せて送信す
るようにしても良い。また、電子メールの宛先として
は、上述したように、関係するサービス員、全サービス
員、メインとサブのサービス員のいずれかの他に、発生
した異常内容によってこれらを選択したり、組み合わせ
ても良い。なお、この判断は監視センタ3に行わせるの
が好ましい。また、サービス員の他に、サービス員を管
理する管理責任者、無停電電源装置が設置されている場
所の責任者、無停電電源装置によって電力が供給される
こととなる負荷機器の責任者等のいずれかまたは複数に
サービス員への通知と共にその異常発生の通知を行うよ
うにしても良い。
【0043】また、上述の実施の形態では、監視センタ
3にサーバ機能を持たせているが、サーバ機能をインタ
ネット5に接続される他の場所に配置しても良い。ま
た、監視の対象を無停電電源装置1a,1b,・・・と
したがルータ、PBX、発電機等の他の装置を監視の対
象としても良い。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
監視手段が取得した無停電電源装置の動作状態を、イン
タネットを利用して情報処理端末上で閲覧できるように
しているので、既存のネットワークや既存の情報処理端
末をそのまま利用することができる。これによって、そ
の監視システム専用の特殊なプログラムや携帯端末を開
発したり、その監視システム専用のデータ通信手段を整
備する必要がなくなる。
【0045】また、監視手段は、無停電電源装置の動作
状態に異常があるか否かを示す情報だけではなく、機器
の詳細な動作状態なども取得することができるので、ど
のような異常が発生したかやその原因などを現地に行か
なくても把握することができる。さらに、監視手段から
離れた場所にいるサービス員からもその動作状態を容易
に把握できるので、異常発生の予防が可能になると共
に、異常発生に対して素早い対応が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無停電電源装置の動作状態監視システ
ムの実施の形態を説明する構成図である。
【図2】図1で示したシステムに配置される無停電電源
装置の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1a,1b,・・・ 無停電電源装置 2 通信路 3 監視センタ 4 公衆電話回線 5 インタネット 6 携帯電話機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武井 強 東京都品川区東五反田一丁目11番15号 電 波ビルディング デンセイ・ラムダ株式会 社内 (72)発明者 植田 基継 東京都品川区東五反田一丁目11番15号 電 波ビルディング デンセイ・ラムダ株式会 社内 (72)発明者 田口 陽一 東京都品川区東五反田一丁目11番15号 電 波ビルディング デンセイ・ラムダ株式会 社内 Fターム(参考) 5B011 DA03 DB27 FF04 GG16 HH04 HH08 5B042 JJ07 JJ15 MC06 NN56 5B089 GA21 HA10 HA13 JA35 JB16 LA01 MC01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視対象となる無停電電源装置と、この
    監視対象となる無停電電源装置の機器動作情報の取得が
    可能で、かつ、インタネットへの接続が可能なサーバ機
    能を有する監視手段と、この監視手段との間でインタネ
    ットを利用した情報授受が可能な情報処理端末とからな
    る無停電電源装置の動作状態監視システムであって、 上記情報処理端末をインタネット接続し、その情報処理
    端末から上記監視手段に対して上記監視対象となる無停
    電電源装置の動作状況の問い合わせを行うと、当該監視
    手段は、上記監視対象となる無停電電源装置の機器動作
    情報を取得し、または既に取得しておいた機器動作情報
    をインタネット上に情報提供することで、上記インタネ
    ット接続した情報処理端末が上記監視手段の取得した機
    器動作情報を取得可能としたことを特徴とする無停電電
    源装置の動作状態監視システム。
  2. 【請求項2】 前記監視対象となる無停電電源装置に異
    常が発生した場合には、前記監視手段は、その異常発生
    を示す情報とその監視対象となる無停電電源装置の動作
    状態を示す情報を取得して、前記情報処理端末に対し、
    前記無停電電源装置の異常発生を電子メールによって通
    知し、それによって、前記情報処理端末は、その監視対
    象となる無停電電源装置の動作情報を取得可能としたこ
    とを特徴とする請求項1記載の無停電電源装置の動作状
    態監視システム。
  3. 【請求項3】 前記情報処理端末は、携帯電話機である
    ことを特徴とする請求項1または2記載の無停電電源装
    置の動作状態監視システム。
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Cited By (4)

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