JP2003196767A - ネットワーク映像監視・配信システム - Google Patents

ネットワーク映像監視・配信システム

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JP2003196767A
JP2003196767A JP2001392631A JP2001392631A JP2003196767A JP 2003196767 A JP2003196767 A JP 2003196767A JP 2001392631 A JP2001392631 A JP 2001392631A JP 2001392631 A JP2001392631 A JP 2001392631A JP 2003196767 A JP2003196767 A JP 2003196767A
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monitoring
video
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image
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Masayuki Taguchi
雅行 田口
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カメラ台数が膨大になる場合でもタイムリーな
異常検知を行え、監視業務の効率化や監視員の負荷の低
減に貢献する。 【解決手段】ネットワーク映像監視・配信システムは、
その処理部16内に、監視エリア2内の複数の監視カメ
ラ4〜4により撮影される監視映像から監視すべき異常
事象をその判定レベルと共に検知する異常判定機能21
及び異常レベル判定機能22と、その異常事象が検知さ
れた監視映像をその判定レベルに応じた自監視所及びそ
の上位監視所に通信回線経由でリアルタイムに自動配信
する映像配信機能24と、異常事象が検知された監視映
像からその異常事象発生箇所を視認可能な画像を加工す
る映像加工機能23と、異常事象が検知されたときにそ
の判定レベルに応じた特定場所に通信回線経由で異常通
知を出す異常通知機能25とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク映像
監視・配信システムに係り、監視エリアに設置された複
数台の監視カメラによる監視業務の効率化に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、道路監視等の監視業務は、道路上
等の監視エリアに設置された複数台の監視カメラの映像
をその監視エリアを管轄する監視所内のモニタやPC
(表示装置)上に表示し、その映像を監視所の監視員が
目視で監視することにより、監視エリア内の事故や災害
等の異常事象発生の発見及びその対応を行う業務形態を
とるものが多い。
【0003】図5は、こういった監視業務用の監視シス
テムの従来例を示す。この図5に示す監視システム10
0は、例えば道路監視業務で使用されるものである。こ
の監視システム100においては、複数の監視エリア
(図中の例では3つの監視エリアA、B、C)101〜
101毎にそれを管轄する現地出張所等の監視所(図中
の例では3つの監視所A、B、C)102〜102が設
置され、その各監視所102〜102毎に、複数の監視
カメラ103〜103と、監視設備104とが設けられ
る。
【0004】複数の監視カメラ103〜103は、例え
ば監視用のCCTV(ClosedCircuit T
elevision)カメラで構成され、監視エリア1
01内の道路等に沿って設置され、その道路上の交通状
況等を撮像し、その映像を映像伝送が可能な伝送路(光
ファイバ等)を介し監視設備104に送る。
【0005】監視設備104には、複数の監視カメラ1
03〜103からの入力映像の中から指定された映像に
切り替えて出力する映像切替部111と、この映像切替
部111からの出力映像を表示する複数のモニタ112
〜112と、映像切替部111を制御する制御部113
と、この制御部113を介して各監視設備104〜10
4間のネットワーク(通信回線)114経由での各種制
御信号等の信号伝送を担うI/F(通信インターフェー
ス)部115とが含まれる。
【0006】また、複数の監視設備104〜104間
は、前述の制御部113〜113間のI/F部115〜
115からネットワーク114経由での信号伝送のほ
か、その信号伝送による制御信号に基づいて映像切替部
111〜111間での伝送路(光ファイバ等)経由での
映像伝送も可能となっている。これにより、自監視所1
02のモニタ112上で、他の監視所102からの映像
も監視できるようになっている。
【0007】なお、各監視所102〜102には、図5
中の例では、その上位で現地出張所等を管轄する上位監
視所102aが階層的に分かれて設置され、その上位監
視所102aには、少なくとも上記と同様の監視設備1
04が設けられる。
【0008】上記の構成によれば、監視設備104内の
制御部113から映像切替部111を制御することでそ
の指定した映像がモニタ112上に表示され、これによ
り、自監視所102でその監視エリア101内の各監視
カメラ103〜103からの映像を監視できる。また、
自監視所102の制御部113からネットワーク114
経由で該当する他の監視所102内の制御部113にア
クセスし、これにより他の監視所102内の映像切替部
111を制御することでその指定された映像が自監視所
102内のモニタ112上に表示され、これにより、自
監視所102でその監視エリア101から離れた他の監
視エリア101内の各監視カメラ103〜103からの
映像を監視できる。
【0009】こういった監視システム100では、その
監視エリア101の規模が大きくなる程、それに比例し
て監視カメラ103の設置台数が膨大になる(例えば、
100台以上のオーダーになる)。しかし、監視カメラ
103の設置台数が増えても、監視所102内のモニタ
112の設置台数はその設置場所の制約等により増やす
ことができない。
【0010】従って、監視エリア101の規模にもよる
が、一般には監視カメラ103の台数に比べてモニタ1
12の台数が少ないため、複数台の監視カメラ103の
映像を1台のモニタ112上に表示して監視する必要が
ある。
【0011】そのため、上記のような監視システム10
0には、モニタ112を効率的に使用できるように制御
部113を通して監視映像の表示の仕方を工夫している
ものが多い。この例として、例えば、複数の監視カメラ
103の中から表示したい映像を選択表示するものや、
複数の監視映像を1つずつ一定時間後毎に切り替えて表
示するもの等が知られている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような表示方法を採用する監視システムでは、全ての監
視映像をモニタ上に常時表示する構成ではないため、モ
ニタ上に表示されていない監視エリアで事故や災害等の
事象が発生した場合に監視員が発見できず対応が遅れて
しまうといった問題があった。
【0013】その上、この監視システムは、膨大な数の
監視映像を目視により監視する構成でもあったため、監
視員の監視業務に対する負荷が増大しやすく、この点か
らも事故や災害等の事象の発見の見落としやその対応の
遅れが懸念される。
【0014】本発明は、このような従来の事情を考慮に
なされたもので、カメラ台数が膨大になる場合でもタイ
ムリーな異常検知が可能となり、監視業務の効率化や監
視員の負荷の低減に貢献することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、複数の監視カメラからの映像をリアルタイ
ムで画像処理することで監視エリア内における渋滞、事
故、災害等の異常事象を自動的に検知し、その検知され
た異常事象のレベル判定を行い、該当する判定レベルに
応じて必要な場所にアラーム等の通知や、必要な映像
(異常が発生している監視エリアの映像)の自動配信を
行うこと、その自動配信される映像に対し監視員がその
異常事象の状況を把握しやすい様に異常事象発生箇所の
画像切り出しやマーキング等の加工を施すことに着目し
ている。
【0016】すなわち、本発明では、あらかじめ検出し
たい異常事象の定義やそのレベル分けをしておき、監視
映像をリアルタイムに画像処理及び事象判定を行うこと
で、判定レベルに応じた異常通知及び異常発生箇所の映
像を任意の場所にタイムリーに自動配信する機能と、監
視映像内の異常事象発生箇所の切り出しやマーキング等
の処理を施すことで状況把握が容易な画像に加工し、そ
の加工画像を任意の場所に配信する機能とが従来システ
ムに付加される。
【0017】これらの機能を付加することで、カメラ台
数が膨大になる場合でもタイムリーな異常検知が可能と
なり、監視業務の効率化や監視員の負荷の低減に貢献す
ることができる。
【0018】本発明は、このような着想を元に完成され
たもので、監視エリア内の複数の監視カメラにより撮影
される監視映像から監視すべき異常事象をその判定レベ
ルと共に検知する信号処理手段と、この信号処理手段に
より前記異常事象が検知された監視映像をその判定レベ
ルに応じた特定場所に通信回線経由でリアルタイムに自
動配信する制御手段とを備えている。
【0019】また、本発明では、前記信号処理手段によ
り前記異常事象が検知された監視映像からその異常事象
発生箇所を視認可能な画像を加工する映像加工手段をさ
らに備え、前記制御手段は、前記映像加工手段により加
工された画像を前記判定レベルに応じた特定場所に通信
回線経由で自動配信する手段を有することが好適であ
る。
【0020】さらに、前記制御手段は、前記信号処理手
段により前記異常事象が検知されたときにその判定レベ
ルに応じた特定場所に通信回線経由で異常通知を出す手
段を有することが好適である。
【0021】また、本発明において、前記特定場所は、
前記監視エリアを監視する自監視所及びその上位監視所
を含むものであり、前記監視エリアは、道路監視エリア
であってもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
ネットワーク映像監視・配信システムを添付図面を参照
して具体的に説明する。
【0023】図1に示す本実施形態に係るネットワーク
映像監視・配信システム1は、例えば交通渋滞、事故、
災害等の道路監視業務で使用される道路監視システムに
適用したものである。このネットワーク映像監視・配信
システム1においては、図示のように、複数の監視エリ
ア(図中の例では3つの監視エリアA、B、C)2〜2
毎にそれを管轄する現地出張所等の監視所(図中の例で
は3つの監視所A、B、C)3〜3が設置され、その各
監視所3〜3毎に、複数の監視カメラ4〜4と、監視設
備5とが設けられる。
【0024】複数の監視カメラ4〜4は、例えば監視用
のCCTVカメラで構成され、監視エリア2内の道路に
沿って設置される。このカメラ設置例を図2に示す。図
2において、各監視カメラ4〜4は、監視エリア2〜2
(図中の例では監視エリアA、B、C)毎に、道路上の
各車線をその上方側で横断するように跨いで設けられた
橋状支持体上の適宜位置で、そこから下方側を見渡して
各車線上の所定領域を監視可能な位置に設置される。こ
の各監視カメラ4〜4は、各監視エリア2〜2毎に、走
行車CRの走行状態等の道路状況を撮像し、その映像を
映像伝送が可能な伝送路(光ファイバ等)を介し監視設
備5に送る。
【0025】監視設備5には、複数の監視カメラ4〜4
からの入力映像の中から所定の制御信号(後述の制御部
13からの制御信号)で指定された映像に切り替えて出
力する映像切替部11と、この映像切替部11からの出
力映像を表示する複数のモニタ〜12〜12と、映像切
替部11の映像切り替えを制御する制御部13と、この
制御部を介して各監視設備間のネットワーク(通信回
線)14経由での各種制御信号等の信号伝送を担うI/
F(通信インターフェース)部15とが含まれる。
【0026】また、複数の監視設備5〜5間は、前述の
制御部13〜13間のI/F部15〜15からネットワ
ーク14経由での信号伝送に加え、その信号伝送による
制御信号に基づいて映像切替部11〜11間での伝送路
(光ファイバ等)経由での映像伝送も可能となってい
る。これにより、自監視所3のモニタ12上で、他の監
視所3からの映像も監視できるようになっている。
【0027】なお、各監視所3〜3には、図1に示す例
では、その上位で現地出張所等を管轄する上位監視所3
aが階層的に分かれて設置され、その上位監視所3aに
は、少なくとも上記と同様の監視設備5が設けられる。
上位監視所3aの例としては、道路監視システムの場
合、複数の現地出張所を管轄する東京都等の地方自治体
(都道府県)毎の工事事務所や、その上位で管轄する関
東地域等の地域ブロック毎のものや、さらにその上位の
本省レベルのものが例示される。
【0028】上記の構成によれば、監視設備5内の制御
部13から映像切替部11を制御することでその指定し
た映像がモニタ12上に表示され、これにより、自監視
所3でその監視エリア2内の各監視カメラ4〜4からの
映像を監視できる。また、自監視所3の制御部113か
らネットワーク14経由で該当する他の監視所3内の制
御部13にアクセスし、これにより他の監視所3内の映
像切替部11を制御することでその指定された映像が自
監視所3内のモニタ12上に表示され、これにより、自
監視所3でその監視エリア2から離れた他の監視エリア
2内の各監視カメラ4〜4からの映像を監視できる。
【0029】上記の構成に加え、監視設備5には、各監
視カメラ4〜4からの入力映像に対し所定の信号処理
(画像処理)を施し、その処理結果に応じて、所定の信
号(後述の加工画像等)をI/F部15を介してネット
ワーク14経由で他の監視所3に送る、本発明の信号処
理手段及び制御手段の要部を成す処理部16と、この処
理部16による処理結果に応じて監視員にアラーム通知
を行うアラーム装置17とが付加されている。
【0030】このうち、処理部16は、そのハードウエ
ア構成として、例えば監視設備5内の制御部13等の要
素と共にワークステーションやPC(パーソナルコンピ
ュータ)等の汎用コンピュータマシンで構成されるタイ
プでも、複数の汎用コンピュータマシンの組み合わせで
構成されるタイプでも、単体の専用マシン(CPUを主
構成とする処理プロセッサや画像処理プロセッサ等)で
構成されるタイプでも、その他、下記の各機能を実現可
能なものであれば、いずれでも適用可能である。本実施
形態の例では、例えば制御部13と共にPCで構成され
るタイプが例示される。
【0031】図3は、この処理部16が実現する機能上
の分類を示す。図3に示すように、この処理部16の機
能には、本発明の信号処理手段を成す事象判定機能21
及び異常レベル判定機能22と、本発明の映像加工手段
を成す映像加工機能23と、本発明の制御手段を成す映
像配信機能24及び異常通知機能25とが含まれる。
【0032】ここで、この処理部16内の各機能の動作
例を中心に、本実施形態の全体動作を図面を参照して説
明する。
【0033】まず、図3に示すように、処理部16内
に、監視エリア2内の各監視カメラ4〜4からの映像信
号が監視設備5内の映像切替部11への入力ラインとは
並列に入力されると、その事象判定機能21による処理
が行われる。この処理は、予め設定された既知の異常事
象検知用の画像処理アルゴリズム21aに基づいて各監
視カメラ4〜4からの各映像信号をリアルタイムに画像
処理するものである。この画像処理アルゴリズム21a
には、例えば監視エリア2内の道路上の渋滞、避走(事
故車両等を避けて走行)、事故、災害(崩落等)等の異
常事象を検知可能なタイプであれば、いずれのものでも
適用可能である。
【0034】この事象判定機能21による処理結果によ
り、監視エリア2内の異常事象が検知されない場合は、
上述した通常時の処理シーケンスで各映像信号が映像切
替部11を介して監視画像としてモニタ12上に表示さ
れ、これに対し、監視エリア2内の異常事象が検知され
た場合は、下記の異常事象検知時の処理シーケンスが処
理部16にて実行される。
【0035】すなわち、この処理部16では、事象判定
機能21にて検知された異常事象が、異常レベル判定機
能22にて、予め処理部16内のメモリ等の記録メディ
ア(図示しない)上に設定された異常事象レベル判定用
テーブル22aを元にその異常レベルが判定される。こ
の異常事象レベル判定用テーブル22aの例を図4に示
す。
【0036】図4に示す例では、異常事象レベル判定用
テーブル22aには、予め異常事象の危険性や緊急性の
高さに応じて、「レベル1:緊急度が低い」から「レベ
ル4:緊急度が高い」までの4段階の判定レベルとその
対応する規定動作が設定され、その各判定レベル(レベ
ル1〜4)と異常事象(渋滞、避走、事故、災害(崩壊
等))とが対応付けられている。すなわち、「渋滞」が
「レベル1」、「避走」が「レベル2」、「事故」が
「レベル3」、及び「災害(崩壊等)」が「レベル4」
にそれぞれ対応付けられている。
【0037】各判定レベルの規定動作については、図4
に示すように、「レベル1」が「異常事象発生場所の映
像を表示装置(モニタ12や図示しないPC上のモニ
タ)上に表示する(自監視所3のみ)」、「レベル2」
が「異常事象発生場所の映像を表示装置上に表示し、ア
ラーム等で通知する(自監視所3のみ)」、「レベル
3」が「異常事象発生場所の映像や映像加工機能23に
て加工処理した画像を表示装置上に表示し、アラーム等
で通知する(自監視所3と上位監視所3a)」、「レベ
ル4」が「異常事象発生場所の映像や映像加工機能23
にて加工処理した画像を表示装置上に表示し、アラーム
等で通知する(自監視所3と複数階層に亘る上位監視所
3a)」とそれぞれ設定されている。
【0038】そこで、異常レベル判定機能22によれ
ば、上記の異常事象レベル判定用テーブル22aを元
に、事象判定機能24により判定された異常事象が上記
レベル1〜4のどのレベルに相当するかが判定され、そ
の判定されたレベルで設定された上記の規定動作に従っ
て自他監視所3内で所定の機器制御が行われるように、
映像加工機能23、映像配信機能24、及び異常通知機
能25が制御される。
【0039】具体的には、映像加工機能23により、予
め設定された既知の画像加工用画像処理アルゴリズム2
3aを元に、事象判定機能21により異常と判定された
箇所の画像に対しその異常箇所の切り出しや異常箇所の
マーキング等の加工処理が施される。この画像加工用画
像処理アルゴリズム23aには、特定箇所の画像切り出
しやマーキング等の画像加工が可能なものであれば、い
ずれのタイプでも適用可能である。
【0040】そして、映像配信機能24により、事象判
定機能21による異常検知時に、異常レベル判定機能2
2による異常事象のレベル判定結果に従って、自他監視
所3の制御部13にアクセスして映像切替部11を制御
させることで所定の映像配信先(自監視所3のみ、また
は自監視所3及び上位監視所3a)のモニタ12上に異
常箇所の監視映像を表示させると共に、映像加工機能2
3にて加工処理を施した異常箇所の画像がネットワーク
14経由で所定の画像配信先(上位監視所3aや所定の
監視所3)に配信される。
【0041】さらに、異常通知機能25により、事象判
定機能21による異常検知時に、異常レベル判定機能2
2による異常事象のレベル判定結果に従って異常通知す
べき所定の監視所3にネットワーク14経由で情報提供
され、アラーム装置17を介してアラーム等により監視
員に通知される。
【0042】従って、本実施形態によれば、処理部の機
能により、監視映像を画像処理しその異常検知および異
常事象のレベル判定を行い、その判定レベルに応じて任
意の監視所へのアラーム等による異常通知や、異常が発
生している監視区域の映像の自動配信が可能となる。そ
の結果、道路監視において監視エリアに設置されるカメ
ラ台数が膨大になる場合でも、タイムリーな異常検知及
び異常通知が可能となり、これにより、従来例の監視シ
ステムと比べ、監視業務をより一層効率化でき、監視員
の負荷を格段に低減できる。
【0043】なお、本実施形態では、道路監視システム
に適用した例を説明してあるが、本発明は必ずしもこれ
に限定されるものではなく、その他、複数台の監視カメ
ラからの映像を用いて監視するための種々の監視システ
ムに適用、応用することも可能である。この場合、映像
配信先及び異常通知先の場所は、上記のように自監視所
及びその上位監視所に限定されるものではなく、ネット
ワーク経由で配信や通知が可能な場所であれば、いずれ
でもよい。
【0044】また、本実施形態における異常事象判定用
テーブル上の判定レベル分類は、あくまで一例であり、
監視すべき異常事象やその緊急度に応じて種々に変更、
変形することが可能で、さらにその設定に関しては使用
者がその自らの権限に応じて適宜変更ようにすることも
可能である。
【0045】なお、本発明は、代表的に例示した上述の
実施形態に限定されるものではなく、当業者であれば、
特許請求の範囲の記載内容に基づき、その要旨を逸脱し
ない範囲内で種々の態様に変形、変更することができ
る。これらの変更、変形例も本発明の権利範囲に属する
ものである。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カメラ台数が膨大になる場合でもタイムリーな異常検知
が可能となり、監視業務の効率化や監視員の負荷の低減
に貢献できるネットワーク映像監視・配信システムを提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るネットワーク映像監
視・配信システムの全体構成を示す概略ブロック図。
【図2】ネットワーク映像監視・配信システムのカメラ
設置例を説明する概念図。
【図3】ネットワーク映像監視・配信システム内の処理
部の機能上の分類を説明する概略ブロック図。
【図4】異常事象レベル判定用テーブルの一例を説明す
る図。
【図5】従来例の監視システムの全体構成を示す概略ブ
ロック図。
【符号の説明】
1 ネットワーク映像監視・配信システム 2 監視エリア 3 監視所 3a 上位監視所 4 監視カメラ 5 監視設備 11 映像切替部 12 モニタ 13 制御部 14 ネットワーク 15 I/F(通信インターフェース)部 16 処理部 17 アラーム装置 21 事象判定機能 21a 異常事象判定用の画像処理アルゴリズム 22 映像加工機能 22a 異常レベル判定機能 23 映像加工機能 23a 画像加工用の画像処理アルゴリズム 24 映像配信機能 25 異常通知機能
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/18 H04N 7/18 D Fターム(参考) 5C054 AA01 AA05 CE12 CH01 CH09 DA10 FA09 FE02 FE25 FE28 FF06 HA19 5C087 AA02 AA03 AA09 AA24 BB11 BB65 BB74 DD03 DD13 EE05 EE06 EE07 GG02 GG19 GG66

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視エリア内の複数の監視カメラにより
    撮影される監視映像から監視すべき異常事象をその判定
    レベルと共に検知する信号処理手段と、 前記信号処理手段により前記異常事象が検知された監視
    映像をその判定レベルに応じた特定場所に通信回線経由
    でリアルタイムに自動配信する制御手段とを備えたネッ
    トワーク映像監視・配信システム。
  2. 【請求項2】 前記信号処理手段により前記異常事象が
    検知された監視映像からその異常事象発生箇所を視認可
    能な画像を加工する映像加工手段をさらに備え、前記制
    御手段は、前記映像加工手段により加工された画像を前
    記判定レベルに応じた特定場所に通信回線経由で自動配
    信する手段を有する請求項1記載のネットワーク映像監
    視・配信システム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記信号処理手段によ
    り前記異常事象が検知されたときにその判定レベルに応
    じた特定場所に通信回線経由で異常通知を出す手段を有
    する請求項1記載のネットワーク映像監視・配信システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記特定場所は、前記監視エリアを監視
    する自監視所及びその上位監視所を含むものである請求
    項1記載のネットワーク映像監視・配信システム。
  5. 【請求項5】 前記監視エリアは、道路監視エリアであ
    る請求項1記載のネットワーク映像監視・配信システ
    ム。
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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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