JP2005167382A - 遠隔カメラ監視システムおよび遠隔カメラ監視方法 - Google Patents

遠隔カメラ監視システムおよび遠隔カメラ監視方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005167382A
JP2005167382A JP2003400219A JP2003400219A JP2005167382A JP 2005167382 A JP2005167382 A JP 2005167382A JP 2003400219 A JP2003400219 A JP 2003400219A JP 2003400219 A JP2003400219 A JP 2003400219A JP 2005167382 A JP2005167382 A JP 2005167382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
camera
monitoring
mail
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003400219A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Ueda
真紀 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2003400219A priority Critical patent/JP2005167382A/ja
Publication of JP2005167382A publication Critical patent/JP2005167382A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

【課題】 監視対象の事象(曖昧な事象を含む)や物体を自動的に検出しユーザに通知することを可能とし、監視者(ユーザ)の作業量の軽減を図る。
【解決手段】 映像自動監視装置130は、画像認識機能によって監視用カメラ120により撮影されたカメラ映像中に監視対象を検出した場合にその検出結果を監視対象の検知を示す電子メールである警告メールでユーザに通知するとともに、映像配信機能によって当該カメラ映像を配信する。各ユーザ側の監視情報受信装置140は、映像自動監視装置130からの警告メールを受信した場合に、当該警告メールに基づくユーザの判断に従って配信映像の要求を発行して映像自動監視装置130により配信されているカメラ映像を受信し表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、人間が特定の事象や物体を常時監視することが困難な状況において、遠隔地に設置された監視カメラで撮影されたカメラ映像をユーザ(監視者)が見ることができるように映像配信を行うための遠隔カメラ監視システム(遠隔カメラ監視方法や遠隔カメラ監視システムを実現するためのプログラムを含む)に関する。
セキュリティ(ホームセキュリティ等)の保持や公共施設の管理(道路交通管理や河川管理や廃棄物不法投機防止管理等)などのために、遠隔地に設置されたカメラを使用して監視を行うシステムが存在する。
従前のこの種の遠隔カメラ監視システムは、監視用カメラで撮影されたライブ映像を、アナログ映像信号を受信することが可能な環境や、広帯域ネットワーク通信網(例えば、道路交通管理分野などで国が敷設した光ファイバ網)が整備された環境でのみ見ることができるものであった。
しかしながら、近年では、ブロードバンド通信網の整備が進んだため、より広範囲に多くの人々が多様な目的でカメラ映像を受信できるようになってきている。つまり、ネットワークに接続できる環境であれば、モバイル端末等を使用して、時や場所を選ばず、必要に応じてカメラ映像をモニタリングすることが可能になっている。したがって、遠隔カメラ監視システムの適用範囲は、広がっているといえる。
従来、この種の遠隔カメラ監視システムの多くは、通常、監視カメラにより撮影されたカメラ映像がユーザ(監視者)側に常に送られている態様で実現されていた。
なお、従来においても、異常の検出を契機としてカメラ映像がユーザ側に送られるシステム(技術)が提案されている(特許文献1,特許文献2,特許文献3,特許文献4,および特許文献5参照)。しかし、それらの技術は、カメラ映像を人間が見るための道具としてのみ用いており、「カメラ映像を、人間が見る道具として用いるとともに、システムが異常を検知する道具としても用いる」という特徴を有する本願発明とは明確に異なっている。
すなわち、本願発明に係る遠隔カメラ監視システムは、「画像認識技術」を利用している点で、上記の各特許文献に記載された技術と決定的に異なっている。このような本願発明の特徴の最大の利点は、カメラ(装置)1台で「異常の検知」と「映像配信」との2機能を実現できることにある。これにより、カメラ以外に別途物体等を検知するためのセンサが不要になる。また、画像認識技術による異常の検知をトリガ(契機)として、その異常の発生を示す電子メールを送信することによって、当該異常の検知をユーザに通知することができる。
以下のa〜eに、上記の各特許文献記載の発明のそれぞれと本願発明との相違点を列挙する。
a.特許文献1記載の発明(リモート画像視認システム)は、映像を閲覧する機能(ユーザが、電子メールを受け取り、指示されたURL(UniformResourceLocator)にアクセスし、ログインするための機能)が存在する点は本願発明と同じである。しかし、この特許文献1には、電子メールを送信するトリガに関しては記載されていない。
b.特許文献2記載の発明(不在時外来者遠隔目視確認即時対応システム)は、インターホンを押す動作をトリガとして映像を撮影し送信している。したがって、本願発明のように画像認識技術により監視対象(この従来技術では不審者)を検知しているわけではない(画像認識技術を用いれば、インターホンを押さないでドアの前をうろつく不審者も検知することが可能である)。
c.特許文献3記載の発明(遠隔監視方法及びそのシステム)では、「動体検知センサ」によって異常の検知が行われ、当該センサによる異常の検知をトリガとして通知が行われている。
d.特許文献4記載の発明(インターネットセンサコントロールシステム)は、「防犯センサ装置」等のセンサ装置によって異常の検知を行っている。また、電子メールによる異常事態の報告を行ってはいるが、その報告のトリガは「センサによる検知」であり画像認識による異常の検出ではない。
e.特許文献5記載の発明(監視用携帯電話と監視システム)では、「異常検出センサ」による異常の検知が行われている。また、当該センサによる異常の検知が、通知のトリガとなっている。
特開2002−199386号公報 特開2002−354136号公報 特開2003−85677号公報 特開2003−101655号公報 特開2003−115949号公報
上述した従来の技術のうちの「単に映像が流れてくるだけの映像配信が行われる技術」では、以下に示すような問題点があった。
第1の問題点は、モニタリング装置等のユーザ側の装置を常に広帯域ネットワークに接続(論理的な接続および物理的な接続)していなければならないことである。
第2の問題点は、ユーザ(監視者)としては、送られてくる映像を常に見ていなければならず、その間、その他の作業ができないということである。
本発明の第1の目的は、上述の点に鑑み、画像認識技術を用いて人間の代わりに自動的に事象や物体を検出し、検出結果を人間(ユーザ、すなわち監視者)に電子メールで通知するという遠隔カメラ監視システム(電子メール連動型遠隔カメラ監視システム)を提供することにある。これにより、監視者は必要なときにだけ映像を見ればよくなり、その作業量を軽減することができる。
また、上述した従来の技術のうちの「センサによる異常の検知に基づいて電子メール等による通知が行われるシステム」では、監視用カメラの他にセンサが必要になり、かつ、センサによる異常の検知には一定の限界がある(本願発明のような「画像認識技術を利用した曖昧な事象の検知」ができない)という問題点があった。
本発明の第2の目的は、上述の点に鑑み、監視用カメラによって写された映像に対する画像認識によって異常を検知することにより、監視用カメラの他にセンサを備える必要がなくなり、「画像認識技術を利用した曖昧な事象の検知」が可能となる遠隔カメラ監視システムを提供することにある。
本発明の遠隔カメラ監視システムは、画像認識機能によって監視用カメラにより撮影されたカメラ映像中に監視対象を検出した場合にその検出結果を監視対象の検知を示す電子メールである警告メールでユーザに通知するとともに、映像配信機能によって当該カメラ映像を配信する映像自動監視装置と、前記映像自動監視装置からの警告メールを受信した場合に、当該警告メールに基づくユーザの判断に従って配信映像の要求を発行して前記映像自動監視装置により配信されているカメラ映像を受信し表示する各ユーザ側の監視情報受信装置とを有する。
なお、本発明の遠隔カメラ監視システムは、より具体的には、監視用カメラが設置されている側の装置と各ユーザ側の装置とがネットワークを介して接続されているネットワークシステムにおいて、各ユーザに対する遠隔地に設置されており、監視対象を撮影する監視用カメラと、前記監視用カメラにより撮影されたカメラ映像を示す映像信号を受信し、当該カメラ映像に対する映像配信処理と画像認識処理との並列処理を行い、画像認識処理によってカメラ映像内に監視対象の事象や物体を検出すると、ユーザ側に監視対象の検知を示す電子メールである警告メールを送信する映像自動監視装置と、前記映像自動監視装置からの警告メールを受信した場合に、当該ユーザがその警告メールの内容に基づきカメラ映像を実際に見る必要があると判断したときに、映像受信機能を用いて前記映像自動監視装置の映像配信処理によって配信されているカメラ映像を受信し、そのカメラ映像の表示を制御する各ユーザ側の監視情報受信装置とを有すると表現することができる。
また、本発明の遠隔カメラ監視システムは、さらに具体的には、監視用カメラおよび映像自動監視装置と各ユーザ側の監視情報受信装置およびモニタリング装置とが広帯域ネットワークを介してつながっているネットワークシステムにおいて、監視対象の事象や物体を写すことができる場所に設置されており、監視対象を撮影する監視用カメラと、監視対象として予め登録されている内容とカメラ映像内の事象/物体との照合を行う画像認識処理により、前記監視用カメラのカメラ映像内に監視対象の事象や物体に該当すると考えられる事象/物体がないかどうかを判断する映像自動監視装置内の画像認識制御部と、前記画像認識制御部による処理と並行して、前記監視用カメラのカメラ映像の映像配信を行う映像自動監視装置内の映像配信制御部と、前記画像認識制御部によってカメラ映像内に監視対象の事象/物体が検知された場合に、送信データ格納部内の送信データに基づいて警告メールの内容を作成し、警告メールの送信先アドレスとして登録者データ格納部に登録されている登録者データ中のメールアドレスを使用し、当該警告メールを送信する映像自動監視装置内のメール送信制御部と、映像自動監視装置から送信されてくる警告メールを待ち受けており、警告メールを受信した場合に、当該警告メールの内容を監視者であるユーザに通知する監視情報受信装置内のメール受信制御部と、当該警告メールの内容に基づいてユーザにより実際のカメラ映像を見る必要があると判断された場合に、映像受信要求を発行して前記映像配信制御部により配信されているカメラ映像を示すディジタル映像信号を受信し、監視者が前記監視用カメラによって撮影されたカメラ映像を確認することができるように、受信したディジタル映像信号をアナログ映像信号に変換した上で、モニタリング装置に当該カメラ映像を表示する監視情報受信装置内の映像受信制御部とを有すると表現することができる。
加えて、本発明の遠隔カメラ監視システムは、監視用カメラおよび映像自動監視装置と各ユーザ側の監視情報受信装置およびモニタリング装置とが広帯域ネットワークを介してつながっているネットワークシステムにおいて、監視対象の事象や物体を写すことができる場所に設置されており、監視対象を撮影する監視用カメラと、監視対象として予め登録されている内容とカメラ映像内の事象/物体との照合を行う画像認識処理により、前記監視用カメラのカメラ映像内に監視対象の事象や物体に該当すると考えられる事象/物体がないかどうかを判断する映像自動監視装置内の画像認識制御部と、前記画像認識制御部による処理と並行して、前記監視用カメラのカメラ映像の映像配信を行う映像自動監視装置内の映像配信制御部と、前記画像認識制御部によってカメラ映像内に監視対象の事象/物体が検知された場合に、送信データ格納部内の送信データに基づいて警告メールの内容を作成し、警告メールの送信先アドレスとして登録者データ格納部に登録されている登録者データ中のメールアドレスを使用し、当該警告メールを送信する映像自動監視装置内のメール送信制御部と、前記画像認識制御部によってカメラ映像内に監視対象の事象/物体が検知された場合に、カメラ映像の録画を開始し実行して、監視情報受信装置側からの録画映像受信要求に応じてカメラ映像の録画映像を当該監視情報受信装置側に送信する映像自動監視装置内の映像録画制御部と、映像自動監視装置から送信されてくる警告メールを待ち受けており、警告メールを受信した場合に、当該警告メールの内容を監視者であるユーザに通知する監視情報受信装置内のメール受信制御部と、当該警告メールの内容に基づいてユーザによりカメラ映像の録画映像/ライブ映像を見る必要があると判断された場合に、当該判断内容に応じて録画映像受信要求/ライブ映像受信要求を発行して、録画映像受信要求発行時には前記映像録画制御部から送信されてくるカメラ映像の録画映像を示すディジタル映像信号を受信し、ライブ映像受信要求発行時には前記映像配信制御部により配信されているカメラ映像のライブ映像を示すディジタル映像信号を受信し、監視者が前記監視用カメラによって撮影されたカメラ映像を確認することができるように、受信したディジタル映像信号をアナログ映像信号に変換した上で、モニタリング装置に当該カメラ映像を表示する監視情報受信装置内の映像受信制御部とを有するように構成することも可能である。
ここで、本発明は、監視用カメラおよび映像自動監視装置と各ユーザ側の監視情報受信装置とがネットワークを介してつながっているネットワークシステムにおいて、映像自動監視装置において、監視用カメラにより写されたカメラ映像を示すアナログ映像信号を受信し、広帯域ネットワークを使用して、ディジタル映像信号の態様で当該カメラ映像の配信を開始し、以後、当該映像配信を継続的に行う第1のステップと、映像自動監視装置において、前記第1のステップの処理と並行し、画像認識処理によって、カメラ映像中の事象や物体の読み込みを行い、当該事象/物体と監視対象として予め登録されている事象/物体との照合を行い、両者がどの程度類似しているかの照合判定を行う第2のステップと、前記第2のステップの画像認識処理に基づいて、監視対象を検出したか否かの判定を行う第3のステップと、前記第3のステップで「カメラ映像内に監視対象の事象/物体を、ある検出レベルにおいて検出した」と判定した場合に、その検出レベルをも考慮して、警告メールで送信するメッセージを作成する第4のステップと、前記第4のステップで考慮した検出レベルに応じて警告メールのメール送信者を選定する第5のステップと、映像自動監視装置において、前記第5のステップで選定したメール送信者に該当するユーザに対し、前記第4のステップで作成したメッセージを有する警告メールを送信する処理を実行する第6のステップと、警告メールのメール送信者に該当するユーザ側の監視情報受信装置において、当該警告メールの受信処理を実行する第7のステップと、前記第7のステップのメール受信処理で警告メールを受信したユーザが、当該警告メール中のメッセージの内容から配信映像の受信が必要であるか否かを判定する第8のステップと、監視情報受信装置において、前記第8のステップで「配信映像の受信が必要」と判断された場合に、広帯域ネットワークへの接続を行った上で、映像自動監視装置に対する映像受信要求を発行する第9のステップと、監視情報受信装置において、前記第9のステップの映像受信要求に基づき、映像自動監視装置によって配信されているカメラ映像の映像受信処理を行う第10のステップと、前記第10のステップで受け取ったカメラ映像を表示する第11のステップと、監視情報受信装置において、カメラ映像を確認した後、もうカメラ映像を見る必要がなくなったと判断した時点で、映像受信切断処理を行う第12のステップとを有する遠隔カメラ監視方法として実現することも可能である。
また、本発明の遠隔カメラ監視方法は、監視用カメラおよび映像自動監視装置と各ユーザ側の監視情報受信装置とがネットワークを介してつながっているネットワークシステムにおいて、映像自動監視装置において、監視用カメラにより写されたカメラ映像を示すアナログ映像信号を受信し、広帯域ネットワークを使用して、ディジタル映像信号の態様で当該カメラ映像の配信を開始し、以後、当該映像配信を継続的に行う第1のステップと、映像自動監視装置において、前記第1のステップの処理と並行し、画像認識処理によって、カメラ映像中の事象や物体の読み込みを行い、当該事象/物体と監視対象として予め登録されている事象/物体との照合を行い、両者がどの程度類似しているかの照合判定を行う第2のステップと、前記第2のステップの画像認識処理に基づいて、監視対象を検出したか否かの判定を行う第3のステップと、前記第3のステップで「カメラ映像内に監視対象の事象/物体を、ある検出レベルにおいて検出した」と判定した場合に、その検出レベルをも考慮して、警告メールで送信するメッセージを作成する第4のステップと、前記第4のステップで考慮した検出レベルに応じて警告メールのメール送信者を選定する第5のステップと、映像自動監視装置において、前記第5のステップで選定したメール送信者に該当するユーザに対し、前記第4のステップで作成したメッセージを有する警告メールを送信する処理を実行する第6のステップと、映像自動監視装置において、前記第3のステップで監視対象が検出された場合に、カメラ映像の録画を開始し実行する第7のステップと、警告メールのメール送信者に該当するユーザ側の監視情報受信装置において、当該警告メールの受信処理を実行する第8のステップと、前記第8のステップのメール受信処理で警告メールを受信したユーザが、受信した警告メール中のメッセージの内容から配信映像の受信が必要であるか否か、必要である場合にはライブ映像を受信すべきか録画映像を受信すべきかを判定する第9のステップと、監視情報受信装置において、前記第9のステップで「録画映像の受信が必要」と判断された場合に録画映像受信要求を映像自動監視装置側に発行し、前記第9のステップで「ライブ映像の受信が必要」と判断された場合にライブ映像受信要求を映像自動監視装置側に発行する第10のステップと、映像自動監視装置において、前記第10のステップにおける録画映像受信要求を受け取った場合に、要求された録画映像を監視情報受信装置に送信する第11のステップと、監視情報受信装置において、前記第10のステップの要求が録画映像受信要求である場合には録画映像受信処理を行い、前記第10のステップの要求がライブ映像受信要求である場合にはライブ映像受信処理を行う第12のステップと、前記第12のステップで受け取った録画映像/ライブ映像のカメラ映像を表示する第13のステップと、監視情報受信装置において、カメラ映像を確認した後、もうカメラ映像を見る必要がなくなったと判断した時点で、映像受信切断処理を行う第14のステップとを有するようにして実現することも可能である。
さらに、本発明は、監視用カメラおよび映像自動監視装置と各ユーザ側の監視情報受信装置とがネットワークを介してつながっているネットワークシステムにおいて、映像自動監視装置を、監視対象として予め登録されている内容とカメラ映像内の事象/物体との照合を行う画像認識処理により、前記監視用カメラのカメラ映像内に監視対象の事象や物体に該当すると考えられる事象/物体がないかどうかを判断する画像認識制御部,前記画像認識制御部による処理と並行して、前記監視用カメラのカメラ映像の映像配信を行う映像配信制御部,および前記画像認識制御部によってカメラ映像内に監視対象の事象/物体が検知された場合に、送信データ格納部内の送信データに基づいて警告メールの内容を作成し、警告メールの送信先アドレスとして登録者データ格納部に登録されている登録者データ中のメールアドレスを使用し、当該警告メールを送信するメール送信制御部として機能させるためのプログラムの態様で実現することも可能である。
加えて、本発明は、監視用カメラおよび映像自動監視装置と各ユーザ側の監視情報受信装置とがネットワークを介してつながっているネットワークシステムにおいて、映像自動監視装置を、監視対象として予め登録されている内容とカメラ映像内の事象/物体との照合を行う画像認識処理により、前記監視用カメラのカメラ映像内に監視対象の事象や物体に該当すると考えられる事象/物体がないかどうかを判断する画像認識制御部,前記画像認識制御部による処理と並行して、前記監視用カメラのカメラ映像の映像配信を行う映像配信制御部,前記画像認識制御部によってカメラ映像内に監視対象の事象/物体が検知された場合に、送信データ格納部内の送信データに基づいて警告メールの内容を作成し、警告メールの送信先アドレスとして登録者データ格納部に登録されている登録者データ中のメールアドレスを使用し、当該警告メールを送信するメール送信制御部,および前記画像認識制御部によってカメラ映像内に監視対象の事象/物体が検知された場合に、カメラ映像の録画を開始し実行して、監視情報受信装置側からの録画映像受信要求に応じてカメラ映像の録画映像を当該監視情報受信装置側に送信する映像録画制御部として機能させるためのプログラムの態様で実現することも可能である。
本発明の効果は以下の点にある。
第1の効果は、監視者(ユーザ)の作業量の軽減を図ることができる点である。このような効果が生じる理由は、カメラ映像に対する画像認識技術によってシステム(映像自動監視装置を中心とするコンピュータシステム)が監視対象の事象や物体を自動的に検出しユーザに通知することが可能になるからである。
第2の効果は、監視対象の検出方法として画像認識技術を採用することにより、監視対象が具体的な物体(例えば、不審者や駐車車両など)ではなく、ある特定の事象(不審者が入り口から侵入しようとしたことや、駐車車両が出発しようとしたことなど)でも検出可能となる点である。ちなみに、具体的な物体の検出は既存のセンサ技術によっても可能である場合が多いが、より曖昧な事象を検出することは画像認識技術によって人間の脳の認知処理プロセスをソフトウェアプログラムに組み込むことによってはじめて可能となる。なお、監視用カメラによって写されたカメラ映像に対する画像認識技術によって異常の検知が行われるので、監視用カメラの他にセンサが必要になるということがなくなるという効果も生じる。
次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明を実施するための最良の形態に係る遠隔カメラ監視システムの構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、この遠隔カメラ監視システムは、広帯域ネットワーク110と、監視用カメラ120および映像自動監視装置130と、監視情報受信装置140およびモニタリング装置150とを含んで構成されている。ここで、監視情報受信装置140およびモニタリング装置150は、各ユーザ(監視者)によって使用される構成要素(ユーザ側構成要素)であり、ユーザの数だけ存在する。なお、モニタリング装置150の機能(カメラ映像を表示する機能)を監視情報受信装置140内に包含させることも可能である(例えば、図10参照)。
以下に、図1に示す遠隔カメラ監視システムの動作について説明する。
監視対象を撮影するための監視用カメラ120とそのカメラ映像による監視を実現するための映像自動監視装置130とは、各ユーザに対する遠隔地に設置されており、広帯域ネットワーク110に接続されている。また、各ユーザ側の監視情報受信装置140は、広帯域ネットワーク110に接続されうる。
ここで、映像自動監視装置130は、監視用カメラ120により撮影されたカメラ映像を示す映像信号を受信し、常時、映像配信処理と画像認識処理とを行う。
映像自動監視装置130は、画像認識処理により、カメラ映像(監視用カメラ120により撮影された映像)内で監視対象の事象や物体を検出すると、ユーザ側に電子メール(監視対象の検知を示す電子メールである警告メール)を送信する。
ユーザ側では、監視情報受信装置140が警告メールを受信すると、当該ユーザはカメラ映像を実際に見る必要があるか否かを判断する。そして、ユーザが「必要」と判断した場合には、監視情報受信装置140は、映像受信機能を用いて、当該カメラ映像(映像自動監視装置130の映像配信処理によって配信されているカメラ映像)を受信し、モニタリング装置150上にそのカメラ映像を表示する。
上記のように、本発明の遠隔カメラ監視システムの特徴は、画像認識技術により監視対象の事象や物体をカメラ映像から自動検出し、検出結果を遠方のユーザに電子メールで通知し、通知を受けたユーザが自分からカメラ映像を受信する点にある。
以下に、上記のような遠隔カメラ監視システムの具体的な実施例(図1に示す形態とはカテゴリが異なる実施例をも含む)について説明する。
図2は、本発明の第1の実施例に係る遠隔カメラ監視システムの構成(図1の構成をより詳細に示す構成)を示すブロック図である。なお、図2では、簡便化のため、ユーザ側構成要素を1組しか表記していないが、図1に示すようにユーザは複数存在しうる。
図2を参照すると、この遠隔カメラ監視システムは、広帯域ネットワーク110と、監視用カメラ120と、映像自動監視装置130と、監視情報受信装置140と、モニタリング装置150とを含んで構成されている。
監視用カメラ120は、監視対象の事象や物体を写すことができる場所に設置されている。
映像自動監視装置130は、画像認識機能を実現する画像認識制御部131と、映像配信機能を実現する映像配信制御部132と、メール送信機能(電子メールを送信する機能)を実現するメール送信制御部133と、送信データを格納する送信データ格納部134と、登録者データを格納する登録者データ格納部135と、監視用カメラ120により写されたカメラ映像を画像認識制御部131および映像配信制御部132の両方に分配する映像分配器136とを含んで構成されている。
監視情報受信装置140は、メール受信機能(電子メールを受信する機能)を実現するメール受信制御部141と、カメラ映像を示す映像信号を受信する機能を実現してそのカメラ映像をモニタリング装置150上に表示する映像受信制御部142とを含んで構成されている。
映像自動監視装置130と監視情報受信装置140とは、広帯域ネットワーク110を介してつながっている(監視情報受信装置140内の映像受信制御部142は必要に応じて広帯域ネットワーク110に接続することが可能である)。
監視用カメラ120により写されたカメラ映像は、映像自動監視装置130に伝送される。映像自動監視装置130では、当該カメラ映像の映像信号が映像分配器136によって同一の2つの映像信号(アナログ映像信号)に分岐され、分岐された一方の映像信号は画像認識制御部131の入力信号となり、他方の映像信号は映像配信制御部132の入力信号となる。
また、映像自動監視装置130では、画像認識制御部131が、予め自己に組み込まれたプログラム(監視対象として予め登録されている内容とカメラ映像内の事象/物体との照合を行う画像認識処理を実現するためのプログラム)により、カメラ映像内に監視対象の事象や物体に該当すると考えられる事象/物体がないかどうかを判断する。それと並行して、映像配信制御部132が、同一のカメラ映像の映像配信(ディジタル映像信号による配信)を行う。
画像認識制御部131によってカメラ映像内に監視対象の事象または物体が検知された場合には、メール送信制御部133は、電子メール(警告メール)を送信する。
ここで、この警告メールの内容は、送信データ格納部134内の送信データに基づいて作成される。また、警告メールの送信先アドレスとしては、登録者データ格納部135に登録されている登録者データ中のメールアドレスが使用される。
監視情報受信装置140では、メール受信制御部141が、映像自動監視装置130から送信されてくる警告メールを常に待ち受けている。
メール受信制御部141が警告メールを受信すると、監視情報受信装置140を使用する監視者(ユーザ)は、その受信内容に応じて実際の映像を見るべきかどうかを判定する。そして、当該監視者が、実際の映像を見る必要があると判断した場合には、映像受信制御部142を広帯域ネットワーク110に接続(物理的接続(予め接続されている場合もある)および論理的接続)して、映像受信制御部142でカメラ映像を示すディジタル映像信号を受信する。
映像受信制御部142は、受信したディジタル映像信号をアナログ映像信号に変換した上で、モニタリング装置150に当該カメラ映像を表示する。これにより、監視者は、監視用カメラ120によって撮影されたカメラ映像を確認することができる。
図3は、図2に示す遠隔カメラ監視システムにおけるデータ(電子メール,映像,および要求等)の流れを説明するための図である。ここで、S11〜S13は映像自動監視装置130における処理(データの流れを作り出す契機となる処理)に該当し、S21〜S25は監視情報受信装置140における処理(データの流れを作り出す契機となる処理)に該当する。
図4は、図2に示す遠隔カメラ監視システムの処理を示す流れ図(フローチャート)である。この処理は、映像配信処理ステップA1と、画像認識処理ステップA2と、監視対象検出判定ステップA3と、送信メッセージ作成ステップA4と、メール送信者選定ステップA5と、メール送信処理ステップA6と、メール受信処理ステップB1と、メール確認ステップB2と、映像受信要求ステップB3と、映像受信処理ステップB4と、映像表示ステップB5と、映像受信切断処理ステップB6とからなる。ここで、ステップA1〜ステップA6が映像自動監視装置130における処理に該当し、ステップB1〜ステップB6が監視情報受信装置140における処理に該当する。
図5は、図2に示す遠隔カメラ監視システムで採用される検出データのフォーマットの具体例を示す図である。
図6は、図2に示す遠隔カメラ監視システムで採用される送信データのフォーマットの具体例を示す図である。
図7は、図2に示す遠隔カメラ監視システムで採用される登録者データのフォーマットの具体例を示す図である。
次に、上記のように構成された本実施例に係る遠隔カメラ監視システムの全体の動作について詳細に説明する。
初めに、図3を参照して、本実施例におけるデータ(電子メール,映像,および要求等)の流れについて概観する。
まず、映像自動監視装置130に、監視用カメラ120により写されたカメラ映像(アナログ映像)が入力される。
映像自動監視装置130では、画像認識S11(予め登録されている監視対象の事象/物体の画像とカメラ映像中の各事象/物体の画像との照合を行う画像認識処理)により、監視対象の検出およびその検出の確信度を示す検出データが得られる。
検出データのフォーマット例を、図5に示す。図5の検出データは、検出ID(IDentification)と、検出日時と、検出レベルとからなる。ここで、検出IDは当該検出データの識別情報であり、検出日時は当該検出データの検出時期を示す情報である。また、検出レベルとは、検出した事象や物体が監視対象のものである可能性の高さ、すなわち確信度を表している(ここでは、高、中、低の3段階のレベルであるものとするが、このような3段階のレベルに限定されないことはいうまでもない)。
さらに、映像自動監視装置130では、上記の検出データと、送信データ格納部134内の送信データおよび登録者データ格納部135内の登録者データとに基づいて、メール送信S12(送信すべきユーザに対して警告メールを送信する処理)が行われる。
送信データのフォーマット例を、図6に示す。図6の送信データは、メッセージIDと、検出レベル(レベルの種別は図5中の検出レベルと同様である)と、送信する警告メールによって通知される内容であるメッセージとからなる。
また、登録者データのフォーマット例を、図7に示す。図7中の(a)の登録者データは、登録者ID(送信予定者として予め登録されているユーザの識別情報)と、当該登録者(ユーザ)のメールアドレスと、検出レベルとからなる。図7中の検出レベルとは、「このレベル以上であればその登録者(ユーザ)に警告メールを送信する」という判定基準であり、予め各ユーザが個々の要求レベルに応じて設定しておくものである(レベルの種別は図5および図6中の検出レベルと同様である)。また、図7中の(b)の登録者データは、登録者IDと、メールアドレスと、登録ライセンスと、検出レベルとからなる。ここで、登録ライセンスとは、各ユーザ側からの映像受信要求の総数が回線容量に対し多すぎる場合に特定のユーザに対して優先的に接続を許可する際の判定基準であり、各ユーザの優先度を示す情報(ユーザレベル)を表している(この例では、USER−003の登録者IDを持つユーザがSuperUserとして優先的に接続を許可される)。なお、この登録ライセンスは、本発明を実現する上で、任意的な情報である(図7中の(a)に示すように、この情報がなくても本発明を実現することが可能である)。
メール送信S12で送信される警告メールの内容は、先述の検出データ中の検出レベルによって決定される。すなわち、当該検出レベルに対応するメッセージ(図6に示す送信データ中のメッセージ)が警告メール中のメッセージとして選択される。なお、警告メール中には、ユーザが配信映像にアクセスするための情報(URL等)が含まれている。
また、警告メールの送信先(メール送信者)としては、登録者データ格納部135内に登録者IDが登録されているユーザ(登録者)の中でその登録者データ中の検出レベルが上記の検出データ中の検出レベル以上のユーザが選定される。そして、その登録者データ中のメールアドレス宛に、その警告メールが送信される。
監視情報受信装置140では、メール受信S21によって、上記の警告メールが受信され、当該警告メールからメッセージ(配信映像にアクセスするためのURLを含む)が抽出される。
ユーザ(監視者)は、このメッセージの内容を参照して映像自動監視装置130側での監視対象の検出内容を確認し、実際にカメラ映像を見る必要があると判断した場合には、要求信号(映像受信要求)を映像自動監視装置130に発行する。具体的には、例えば、カメラ映像を提供している配信映像提供WebページのURLへのアクセスを行う。
映像自動監視装置130側では、上記の要求信号に基づき、映像配信S13によって、カメラ映像が配信される。なお、カメラ映像の配信処理は、要求信号の有無にかかわらず、すでに行われており、この要求信号によって映像自動監視装置130側であらためて映像配信処理が行われるというわけではない(すでに監視情報受信装置140から配信されている映像が、この時点で映像自動監視装置130側で取得される、という処理態様になる)。ただし、映像受信要求の総数が回線容量に対し多すぎる場合に、登録ライセンスに基づくユーザの選別が行われる場合には、この時点で映像自動監視装置130側での当該選別処理が行われる。
監視情報受信装置140では、映像受信・変換S23によって、映像自動監視装置130から配信されてきたカメラ映像(ディジタル映像)が受信され、そのディジタル信号の映像データ(ディジタル映像)がアナログ信号の映像データ(アナログ映像)に変換される。さらに、映像表示S24によって、そのアナログ映像がモニタリング装置150上に表示される。
続いて、図4を参照して、本実施例における処理の流れについて説明する。
第1に、本実施例に係る遠隔カメラ監視システムにおける遠隔カメラ側(監視用カメラ120および映像自動監視装置130が設置されている側)の動作について説明する。
映像自動監視装置130は、映像配信処理(ステップA1)および画像認識処理(ステップA2)の並列処理を行う。
すなわち、映像自動監視装置130内の映像配信制御部132は、映像分配器136を介して、監視用カメラ120により写されたカメラ映像を示すアナログ映像信号を受信し、広帯域ネットワーク110を使用して、ディジタル映像信号の態様で映像配信(当該カメラ映像の配信)を開始し、以後、当該映像配信を継続的に行う(ステップA1)。
また、映像自動監視装置130内の画像認識制御部131は、画像認識処理によって、カメラ映像中の事象や物体の読み込みを行い、当該事象/物体と監視対象として予め登録されている事象/物体との照合を行い、両者がどの程度類似しているかの照合判定を行う(ステップA2)。
そして、ステップA2の画像認識処理に基づいて、監視対象を検出したか否かの判定(検出した場合には、その検出の確信度を示す検出レベルの判定を含む)を行う(ステップA3)。
画像認識制御部131が、ステップA3で「カメラ映像内に監視対象事象または監視対象物体を、ある検出レベルにおいて検出した」と判定した場合には、メール送信制御部133は、その検出レベルをも考慮して送信メッセージ(警告メールで送信するメッセージ)を作成し(ステップA4)、その検出レベルに応じてメール送信者を選定する(予めその検出レベルでの警告メールの受信を要求している旨を登録しているユーザを抽出する)(ステップA5)。
さらに、メール送信制御部133は、ステップA5で選定したメール送信者(ユーザ)に対し、メール送信処理(ステップA4で作成した送信メッセージを有する警告メールを送信する処理)を実行する(ステップA6)。
第2に、ユーザ側(上記の「メール送信者」に該当するユーザ側における監視情報受信装置140およびモニタリング装置150)における動作について説明する。
警告メールのメール送信者に該当するユーザの監視情報受信装置140内のメール受信制御部141は、当該警告メールの受信処理を実行する(ステップB1)。
監視者(ユーザ)は、ステップB1のメール受信処理で警告メールを受信すると、手作業でメール確認を行う(ステップB2)。すなわち、監視者は、受信した警告メール中のメッセージの内容等から配信映像の受信が必要か否かを判定し、「配信映像の受信が必要」と判断した場合には、広帯域ネットワーク110への接続を行った上で、映像受信要求を発行する(ステップB3)。なお、上記の判定で「配信映像の受信が不要」と判断した場合には、今回の処理を終了する(図4中の破線の矢線を参照)。また、警告メールを受信すれば、ユーザの判断を要さずに無条件で映像受信要求を発行するように、設定することも可能である。
映像受信制御部142は、映像自動監視装置130によって配信されているカメラ映像の映像受信処理(ステップB3の映像受信要求に基づく受信処理)を行い(ステップB4)、そのカメラ映像をモニタリング装置150上に表示する(ステップB5)。
監視者は、カメラ映像を確認した後、もうカメラ映像を見る必要がなくなったと判断した時点で、映像受信切断処理(論理的な接続の切断(配信映像へのアクセスの終了)および必要な場合における広帯域ネットワーク110に対する物理的な接続の切断)を行う(ステップB6)。
なお、映像自動監視装置130側では、ステップA1の映像配信処理およびステップA2の画像認識処理の並列処理を契機とする一連の処理が繰り返される。
図8は、本発明の第2の実施例に係る遠隔カメラ監視システムの構成を示すブロック図である。なお、図8では、簡便化のため、ユーザ側構成要素を1組しか表記していないが、図1に示すようにユーザは複数存在しうる。
図8を参照すると、この遠隔カメラ監視システムは、広帯域ネットワーク810と、監視用カメラ820と、映像自動監視装置830と、監視情報受信装置840と、モニタリング装置850とを含んで構成されている。
映像自動監視装置830は、図2中の画像認識制御部131,映像配信制御部132,メール送信制御部133,送信データ格納部134,登録者データ格納部135,および映像分配器136と同様の構成要素である画像認識制御部831,映像配信制御部832,メール送信制御部833,送信データ格納部834,登録者データ格納部835,および映像分配器836と、映像録画制御部837とを含んで構成されている。
監視情報受信装置840は、図2中のメール受信制御部141および映像受信制御部142と同様の構成要素であるメール受信制御部841および映像受信制御部842を含んで構成されている。
本実施例では、映像自動監視装置830は、特有の構成要素として、画像認識制御部831によって監視対象がカメラ映像中に検出された場合にカメラ映像の録画の制御を行う映像録画制御部837を有している。
図9は、図8に示す遠隔カメラ監視システムの処理を示す流れ図(フローチャート)である。この処理は、映像配信処理ステップA1と、画像認識処理ステップA2と、監視対象検出判定ステップA3と、送信メッセージ作成ステップA4と、メール送信者選定ステップA5と、メール送信処理ステップA6と、映像録画処理ステップC1と、録画映像送信処理ステップC2と、メール受信処理ステップB1と、メール確認ステップB2と、ライブ映像受信要求/録画映像受信要求ステップD1と、ライブ映像受信処理/録画映像受信処理ステップD2と、映像表示ステップB5と、映像受信切断処理ステップB6とからなる。ここで、ステップA1〜ステップA6およびステップC1〜ステップC2が映像自動監視装置830における処理に該当し、ステップB1〜ステップB2およびステップB5〜ステップB6ならびにステップD1〜ステップD2が監視情報受信装置840における処理に該当する。
次に、上記のように構成された本実施例に係る遠隔カメラ監視システムの動作について、第1の実施例とは異なる特有の動作を中心にして説明する。
第1の実施例に係る遠隔カメラ監視システムでは、監視用カメラ120による監視対象の内容によっては、ユーザ(監視者)が監視情報受信装置140で警告メールを受信してから監視用カメラ120により撮影されたライブ映像を見るのでは遅い場合(警告メール受信時以前のカメラ映像を見る必要がある場合)がある。
本実施例(第2の実施例)に係る遠隔カメラ監視システムでは、そのような場合に対処することができる。
すなわち、本実施例においては、画像認識制御部831で監視対象が自動検出されると(図9のステップA3参照)、ステップA4〜ステップA6によってメール送信制御部833からユーザ(監視者)に警告メールが送信されると同時に、映像録画制御部837の制御によってカメラ映像の録画が開始され実行される(ステップC1)。
これにより、ステップB1で警告メールを受信したユーザ(監視者)は、ステップB2の当該警告メールの確認に基づく判断で「ライブ映像ではなく録画映像を見るべき」と判定した場合には、ステップD1で録画映像受信要求(どのような時点の録画映像を要求しているかを示す指定を含む)を映像自動監視装置830側に発行することができる。なお、このステップD1では、第1の実施例の場合と同様に、ステップA1の映像配信処理で配信されているライブ映像の受信要求を行うことも可能である。
映像自動監視装置830内の映像録画制御部837は、ステップD1における録画映像受信要求を受け取ると、指定された録画映像を監視情報受信装置840に送信する(ステップC2)。
監視情報受信装置840内の映像受信制御部842は、ステップD1の要求が録画映像受信要求である場合における録画映像信号またはステップD1の要求がライブ映像受信要求である場合におけるライブ映像信号(第1の実施例における配信映像の映像信号と同様の映像信号)を受信し(ステップD2)、その映像信号に基づくカメラ映像(録画映像またはライブ映像)をモニタリング装置850上に表示する(ステップB5)。
上記のようにして、本実施例におけるユーザは、映像自動監視装置830から録画映像信号を受信し、録画映像を見ることが可能になる。
なお、図9中の上記以外の各ステップの処理は、第1の実施例における処理(図4参照)と同様のものとなる。
図10は、本発明の第3の実施例に係る遠隔カメラ監視システムの構成を示すブロック図である。なお、図10では、簡便化のため、ユーザ側構成要素を1組しか表記していないが、図1に示すようにユーザは複数存在しうる。
図10を参照すると、この遠隔カメラ監視システムは、広帯域ネットワーク1010と、監視用カメラ1020と、映像自動監視装置1030と、監視情報受信装置1040とを含んで構成されている。
映像自動監視装置1030は、図2中の画像認識制御部131,映像配信制御部132,メール送信制御部133,送信データ格納部134,登録者データ格納部135,および映像分配器136と同様の構成要素である画像認識制御部1031,映像配信制御部1032,メール送信制御部1033,送信データ格納部1034,登録者データ格納部1035,および映像分配器1036を含んで構成されている。
監視情報受信装置1040は、図2中のメール受信制御部141および映像受信制御部142と同様の構成要素であるメール受信制御部1041および映像受信制御部1042と、映像表示部1043とを含んで構成されている。
本実施例では、監視情報受信装置1040は、特有の構成要素として、映像表示部1043を有している。映像表示部1043は、第1の実施例におけるモニタリング装置150の役割を行う(したがって、本実施例では、モニタリング装置は存在しない)。ここで、この監視情報受信装置1040としては、携帯型PC(Personal Computer)端末や携帯電話等のモバイル端末を想定することができる。
本実施例における動作としては、第1の実施例におけるモニタリング装置150の働きを監視情報受信装置1040内の映像表示部1043が行う点以外は、第1の実施例における動作と同様なものになる。
なお、第2の実施例(図8参照)の特徴と第3の実施例(図10参照)の特徴とを併有する構成の実施例も実現可能である。すなわち、映像自動監視装置側の構成が図8に示すような構成であり、監視情報受信装置側の構成が図10に示すような構成の実施例も考えられる。
図11は、本発明の第4の実施例に係る遠隔カメラ監視システムの構成を示すブロック図である。なお、図11では、簡便化のため、ユーザ側構成要素を1組しか表記していないが、図1に示すようにユーザは複数存在しうる。
図11を参照すると、この遠隔カメラ監視システムは、広帯域ネットワーク1110と、狭帯域ネットワーク1111と、監視用カメラ1120と、映像自動監視装置1130と、監視情報受信装置1140と、モニタリング装置1150とを含んで構成されている。
映像自動監視装置1130は、図2中の画像認識制御部131,映像配信制御部132,メール送信制御部133,送信データ格納部134,登録者データ格納部135,および映像分配器136と同様の構成要素である画像認識制御部1131,映像配信制御部1132,メール送信制御部1133,送信データ格納部1134,登録者データ格納部1135,および映像分配器1136を含んで構成されている。
監視情報受信装置1140は、図2中のメール受信制御部141および映像受信制御部142と同様の構成要素であるメール受信制御部1141および映像受信制御部1142を含んで構成されている。ただし、本実施例におけるメール受信制御部1141は、広帯域ネットワーク1110から分岐している狭帯域ネットワーク1111と接続している。
本実施例の望ましい実現態様としては、監視情報受信装置1140が、メール受信制御部1141を備える携帯電話等のモバイル端末(少なくとも電子メールを表示できる表示部を有している)と、映像受信制御部1142を備えモニタリング装置1150を接続しているPCとから構成されている態様を考えることができる。
本実施例(第4の実施例)に係る遠隔カメラ監視システムの動作は、第1の実施例の動作に対して、ユーザ側における電子メール(警告メール等)の受信が狭帯域ネットワーク1111を使用して行われる点が異なっている(他の動作については、第1の実施例の動作と同様になる)。
本実施例によると、システムが自動的に狭帯域ネットワーク1111を介して監視対象検出通知を行うことで、ユーザ側の装置を必要なときにだけ広帯域ネットワーク1110に接続すればよくなるという効果が生じる。電子メールの受信は狭帯域ネットワークで可能なため、監視者はモバイル端末等によって電子メールを受信できる環境につながっていれば、監視対象の発見はいつでも認知できるようになる。すなわち、携帯電話等による警告メールの受信で監視対象の検出を認知したユーザが、別途PCを広帯域ネットワーク1110に接続して、監視用カメラ1120により写されたカメラ映像を受信する、という処理が可能になる。
なお、実施例2や実施例3に対しても、上記と同様の変形(第1の実施例に対する本実施例のようなネットワーク構成に関する変形)が可能であることはいうまでもない。
次に、本発明の第5の実施例に係る遠隔カメラ監視方法について説明する。
本実施例に係る遠隔カメラ監視方法は、図2に示すような構成のシステムに適用されるものであり、映像自動監視装置130において、監視用カメラ120により写されたカメラ映像を示すアナログ映像信号を受信し、広帯域ネットワーク110を使用して、ディジタル映像信号の態様で当該カメラ映像の配信を開始し、以後、当該映像配信を継続的に行う第1のステップと、映像自動監視装置130において、第1のステップの処理と並行し、画像認識処理によって、カメラ映像中の事象や物体の読み込みを行い、当該事象/物体と監視対象として予め登録されている事象/物体との照合を行い、両者がどの程度類似しているかの照合判定を行う第2のステップと、第2のステップの画像認識処理に基づいて、監視対象を検出したか否かの判定(検出した場合における当該検出の確信度を示す検出レベルの判定を含む)を行う第3のステップと、第3のステップで「カメラ映像内に監視対象の事象/物体を、ある検出レベルにおいて検出した」と判定した場合に、その検出レベルをも考慮して、警告メールで送信するメッセージを作成する第4のステップと、第4のステップで考慮した検出レベルに応じて警告メールのメール送信者を選定する(予めその検出レベルでの警告メールの受信要求を登録しているユーザを抽出する)第5のステップと、映像自動監視装置130において、第5のステップで選定したメール送信者に該当するユーザに対し、第4のステップで作成したメッセージを有する警告メールを送信する処理を実行する第6のステップと、警告メールのメール送信者に該当するユーザ側の監視情報受信装置140において、当該警告メールの受信処理を実行する第7のステップと、第7のステップのメール受信処理で警告メールを受信したユーザが、当該警告メール中のメッセージの内容から配信映像の受信が必要であるか否かを判定する第8のステップと、監視情報受信装置140において、第8のステップで「配信映像の受信が必要」と判断された場合に、広帯域ネットワーク110への接続を行った上で、映像自動監視装置130に対する映像受信要求を発行する第9のステップと、監視情報受信装置140において、第9のステップの映像受信要求に基づき、映像自動監視装置130によって配信されているカメラ映像の映像受信処理を行う第10のステップと、第10のステップで受け取ったカメラ映像をモニタリング装置150上に表示する第11のステップと、監視情報受信装置140において、カメラ映像を確認した後、もうカメラ映像を見る必要がなくなったと判断した時点で、映像受信切断処理(論理的な接続の切断(配信映像へのアクセスの終了)および必要な場合における広帯域ネットワーク110に対する物理的な接続の切断)を行う第12のステップとからなる。
ここで、上記の図4は、本発明の第5の実施例に係る遠隔カメラ監視方法の処理手順を示す流れ図にも該当する。
この場合に、上記の第1のステップ〜第6のステップは図4中のステップA1〜ステップA6に該当し、第7のステップ〜第12のステップは図4中のステップB1〜ステップB6に該当する。
なお、本実施例に係る遠隔カメラ監視方法の動作は、上記の第1の実施例に係る遠隔カメラ監視システムの説明で述べた図4に示す動作(処理)の内容と同様のものになる。
次に、本発明の第6の実施例に係る遠隔カメラ監視方法について説明する。
本実施例に係る遠隔カメラ監視方法は、図8に示すような構成のシステムに適用されるものであり、映像自動監視装置830において、監視用カメラ820により写されたカメラ映像を示すアナログ映像信号を受信し、広帯域ネットワーク810を使用して、ディジタル映像信号の態様で当該カメラ映像(ライブ映像)の配信を開始し、以後、当該映像配信を継続的に行う第1のステップと、映像自動監視装置830において、第1のステップの処理と並行し、画像認識処理によって、カメラ映像中の事象や物体の読み込みを行い、当該事象/物体と監視対象として予め登録されている事象/物体との照合を行い、両者がどの程度類似しているかの照合判定を行う第2のステップと、第2のステップの画像認識処理に基づいて、監視対象を検出したか否かの判定(検出した場合における当該検出の確信度を示す検出レベルの判定を含む)を行う第3のステップと、第3のステップで「カメラ映像内に監視対象の事象/物体を、ある検出レベルにおいて検出した」と判定した場合に、その検出レベルをも考慮して、警告メールで送信するメッセージを作成する第4のステップと、第4のステップで考慮した検出レベルに応じて警告メールのメール送信者を選定する(予めその検出レベルでの警告メールの受信要求を登録しているユーザを抽出する)第5のステップと、映像自動監視装置830において、第5のステップで選定したメール送信者に該当するユーザに対し、第4のステップで作成したメッセージを有する警告メールを送信する処理を実行する第6のステップと、映像自動監視装置830において、第3のステップで監視対象が検出された場合に、カメラ映像の録画を開始し実行する第7のステップと、警告メールのメール送信者に該当するユーザ側の監視情報受信装置840において、当該警告メールの受信処理を実行する第8のステップと、第8のステップのメール受信処理で警告メールを受信したユーザが、受信した警告メール中のメッセージの内容から配信映像の受信が必要であるか否か、必要である場合にはライブ映像を受信すべきか録画映像を受信すべきかを判定する第9のステップと、監視情報受信装置840において、第9のステップで「録画映像の受信が必要」と判断された場合に録画映像受信要求を映像自動監視装置830側に発行し、第9のステップで「ライブ映像の受信が必要」と判断された場合にライブ映像受信要求を映像自動監視装置830側に発行する第10のステップと、映像自動監視装置830において、第10のステップにおける録画映像受信要求を受け取った場合に、要求された録画映像を監視情報受信装置840に送信する第11のステップと、監視情報受信装置840において、第10のステップの要求が録画映像受信要求である場合には録画映像受信処理を行い、第10のステップの要求がライブ映像受信要求である場合にはライブ映像受信処理を行う第12のステップと、第12のステップで受け取った録画映像/ライブ映像のカメラ映像をモニタリング装置850上に表示する第13のステップと、監視情報受信装置840において、カメラ映像を確認した後、もうカメラ映像を見る必要がなくなったと判断した時点で、映像受信切断処理(論理的な接続の切断(配信映像へのアクセスの終了)および必要な場合における広帯域ネットワーク810に対する物理的な接続の切断)を行う第14のステップとからなる。
ここで、上記の図9は、本発明の第6の実施例に係る遠隔カメラ監視方法の処理手順を示す流れ図にも該当する。
この場合に、上記の第1のステップ〜第6のステップは図9中のステップA1〜ステップA6に該当し、第7のステップは図9中のステップC1に該当し、第8のステップ〜第9のステップは図9中のステップB1〜ステップB2に該当し、第10のステップは図9中のステップD1に該当し、第11のステップは図9中のステップC2に該当し、第12のステップは図9中のステップD2に該当し、第13のステップ〜第14のステップは図9中のステップB5〜ステップB6に該当する。
なお、本実施例に係る遠隔カメラ監視方法の動作は、上記の第2の実施例に係る遠隔カメラ監視システムの説明で述べた図9に示す動作(処理)の内容と同様のものになる。
図12は、本発明の第7の実施例の構成を示すブロック図である。
図12を参照すると、本発明の第7の実施例は、図2に示した遠隔カメラ監視システムに対して、映像自動監視制御プログラム1200を備える点が異なっている。
映像自動監視制御プログラム1200は、広帯域ネットワーク110および監視用カメラ120と接続し送信データ格納部134,登録者データ格納部135,および映像分配器136を備える映像自動監視装置130に読み込まれ、当該映像自動監視装置130の動作を、画像認識制御部131,映像配信制御部132,およびメール送信制御部133として制御する。
映像自動監視制御プログラム1200の制御による画像認識制御部131,映像配信制御部132,およびメール送信制御部133の動作は、図2に示す遠隔カメラ監視システムにおける画像認識制御部131,映像配信制御部132,およびメール送信制御部133の動作と全く同様になるので、その詳しい説明を割愛する。
図13は、本発明の第8の実施例の構成を示すブロック図である。
図13を参照すると、本発明の第8の実施例は、図8に示した遠隔カメラ監視システムに対して、映像自動監視制御プログラム1300を備える点が異なっている。
映像自動監視制御プログラム1300は、広帯域ネットワーク810および監視用カメラ820と接続し送信データ格納部834,登録者データ格納部835,および映像分配器836を備える映像自動監視装置830に読み込まれ、当該映像自動監視装置830の動作を、画像認識制御部831,映像配信制御部832,メール送信制御部833,および映像録画制御部837として制御する。
映像自動監視制御プログラム1300の制御による画像認識制御部831,映像配信制御部832,メール送信制御部833,および映像録画制御部837の動作は、図8に示す遠隔カメラ監視システムにおける画像認識制御部831,映像配信制御部832,メール送信制御部833,および映像録画制御部837の動作と全く同様になるので、その詳しい説明を割愛する。
本発明を実施するための最良の形態に係る遠隔カメラ監視システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る遠隔カメラ監視システムの構成を示すブロック図である。 図2に示す遠隔カメラ監視システムにおけるデータの流れを説明するための図である。 図2に示す遠隔カメラ監視システムの処理を示す流れ図であり、本発明の第5の実施例に係る遠隔カメラ監視方法の処理手順を示す流れ図でもある。 図2に示す遠隔カメラ監視システムで採用される検出データのフォーマットの具体例を示す図である。 図2に示す遠隔カメラ監視システムで採用される送信データのフォーマットの具体例を示す図である。 図2に示す遠隔カメラ監視システムで採用される登録者データのフォーマットの具体例を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る遠隔カメラ監視システムの構成を示すブロック図である。 図8に示す遠隔カメラ監視システムの処理を示す流れ図であり、本発明の第6の実施例に係る遠隔カメラ監視方法の処理手順を示す流れ図でもある。 本発明の第3の実施例に係る遠隔カメラ監視システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施例に係る遠隔カメラ監視システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第7の実施例の構成を示すブロック図である。 本発明の第8の実施例の構成を示すブロック図である。
符号の説明
110,810,1010,1110 広帯域ネットワーク
120,820,1020,1120 監視用カメラ
130,830,1030,1130 映像自動監視装置
131,831,1031,1131 画像認識制御部
132,832,1032,1132 映像配信制御部
133,833,1033,1133 メール送信制御部
134,834,1034,1134 送信データ格納部
135,835,1035,1135 登録者データ格納部
136,836,1036,1136 映像分配器
140,840,1040,1140 監視情報受信装置
141,841,1041,1141 メール受信制御部
142,842,1042,1142 映像受信制御部
150,850,1150 モニタリング装置
837 映像録画制御部
1043 映像表示部
1111 狭帯域ネットワーク
1200,1300 映像自動監視制御プログラム
A1 映像配信処理ステップ
A2 画像認識処理ステップ
A3 監視対象検出判定ステップ
A4 送信メッセージ作成ステップ
A5 メール送信者選定ステップ
A6 メール送信処理ステップ
B1 メール受信処理ステップ
B2 メール確認ステップ
B3 映像受信要求ステップ
B4 映像受信処理ステップ
B5 映像表示ステップ
B6 映像受信切断処理ステップ
C1 映像録画処理ステップ
C2 録画映像送信処理ステップ
D1 ライブ映像受信要求/録画映像受信要求ステップ
D2 ライブ映像受信処理/録画映像受信処理ステップ

Claims (10)

  1. 画像認識機能によって監視用カメラにより撮影されたカメラ映像中に監視対象を検出した場合にその検出結果を監視対象の検知を示す電子メールである警告メールでユーザに通知するとともに、映像配信機能によって当該カメラ映像を配信する映像自動監視装置と、
    前記映像自動監視装置からの警告メールを受信した場合に、当該警告メールに基づくユーザの判断に従って配信映像の要求を発行して前記映像自動監視装置により配信されているカメラ映像を受信し表示する各ユーザ側の監視情報受信装置と
    を有することを特徴とする遠隔カメラ監視システム。
  2. 監視用カメラが設置されている側の装置と各ユーザ側の装置とがネットワークを介して接続されているネットワークシステムにおいて、
    各ユーザに対する遠隔地に設置されており、監視対象を撮影する監視用カメラと、
    前記監視用カメラにより撮影されたカメラ映像を示す映像信号を受信し、当該カメラ映像に対する映像配信処理と画像認識処理との並列処理を行い、画像認識処理によってカメラ映像内に監視対象の事象や物体を検出すると、ユーザ側に監視対象の検知を示す電子メールである警告メールを送信する映像自動監視装置と、
    前記映像自動監視装置からの警告メールを受信した場合に、当該ユーザがその警告メールの内容に基づきカメラ映像を実際に見る必要があると判断したときに、映像受信機能を用いて前記映像自動監視装置の映像配信処理によって配信されているカメラ映像を受信し、そのカメラ映像の表示を制御する各ユーザ側の監視情報受信装置と
    を有することを特徴とする遠隔カメラ監視システム。
  3. 監視用カメラおよび映像自動監視装置と各ユーザ側の監視情報受信装置およびモニタリング装置とが広帯域ネットワークを介してつながっているネットワークシステムにおいて、
    監視対象の事象や物体を写すことができる場所に設置されており、監視対象を撮影する監視用カメラと、
    監視対象として予め登録されている内容とカメラ映像内の事象/物体との照合を行う画像認識処理により、前記監視用カメラのカメラ映像内に監視対象の事象や物体に該当すると考えられる事象/物体がないかどうかを判断する映像自動監視装置内の画像認識制御部と、
    前記画像認識制御部による処理と並行して、前記監視用カメラのカメラ映像の映像配信を行う映像自動監視装置内の映像配信制御部と、
    前記画像認識制御部によってカメラ映像内に監視対象の事象/物体が検知された場合に、送信データ格納部内の送信データに基づいて警告メールの内容を作成し、警告メールの送信先アドレスとして登録者データ格納部に登録されている登録者データ中のメールアドレスを使用し、当該警告メールを送信する映像自動監視装置内のメール送信制御部と、
    映像自動監視装置から送信されてくる警告メールを待ち受けており、警告メールを受信した場合に、当該警告メールの内容を監視者であるユーザに通知する監視情報受信装置内のメール受信制御部と、
    当該警告メールの内容に基づいてユーザにより実際のカメラ映像を見る必要があると判断された場合に、映像受信要求を発行して前記映像配信制御部により配信されているカメラ映像を示すディジタル映像信号を受信し、監視者が前記監視用カメラによって撮影されたカメラ映像を確認することができるように、受信したディジタル映像信号をアナログ映像信号に変換した上で、モニタリング装置に当該カメラ映像を表示する監視情報受信装置内の映像受信制御部と
    を有することを特徴とする遠隔カメラ監視システム。
  4. 監視用カメラおよび映像自動監視装置と各ユーザ側の監視情報受信装置およびモニタリング装置とが広帯域ネットワークを介してつながっているネットワークシステムにおいて、
    監視対象の事象や物体を写すことができる場所に設置されており、監視対象を撮影する監視用カメラと、
    監視対象として予め登録されている内容とカメラ映像内の事象/物体との照合を行う画像認識処理により、前記監視用カメラのカメラ映像内に監視対象の事象や物体に該当すると考えられる事象/物体がないかどうかを判断する映像自動監視装置内の画像認識制御部と、
    前記画像認識制御部による処理と並行して、前記監視用カメラのカメラ映像の映像配信を行う映像自動監視装置内の映像配信制御部と、
    前記画像認識制御部によってカメラ映像内に監視対象の事象/物体が検知された場合に、送信データ格納部内の送信データに基づいて警告メールの内容を作成し、警告メールの送信先アドレスとして登録者データ格納部に登録されている登録者データ中のメールアドレスを使用し、当該警告メールを送信する映像自動監視装置内のメール送信制御部と、
    前記画像認識制御部によってカメラ映像内に監視対象の事象/物体が検知された場合に、カメラ映像の録画を開始し実行して、監視情報受信装置側からの録画映像受信要求に応じてカメラ映像の録画映像を当該監視情報受信装置側に送信する映像自動監視装置内の映像録画制御部と、
    映像自動監視装置から送信されてくる警告メールを待ち受けており、警告メールを受信した場合に、当該警告メールの内容を監視者であるユーザに通知する監視情報受信装置内のメール受信制御部と、
    当該警告メールの内容に基づいてユーザによりカメラ映像の録画映像/ライブ映像を見る必要があると判断された場合に、当該判断内容に応じて録画映像受信要求/ライブ映像受信要求を発行して、録画映像受信要求発行時には前記映像録画制御部から送信されてくるカメラ映像の録画映像を示すディジタル映像信号を受信し、ライブ映像受信要求発行時には前記映像配信制御部により配信されているカメラ映像のライブ映像を示すディジタル映像信号を受信し、監視者が前記監視用カメラによって撮影されたカメラ映像を確認することができるように、受信したディジタル映像信号をアナログ映像信号に変換した上で、モニタリング装置に当該カメラ映像を表示する監視情報受信装置内の映像受信制御部と
    を有することを特徴とする遠隔カメラ監視システム。
  5. モニタリング装置の役割を行う映像表示部が監視情報受信装置内に含まれており、モニタリング装置を必要としないことを特徴とする請求項3または請求項4記載の遠隔カメラ監視システム。
  6. 映像自動監視装置と監視情報受信装置との間のネットワークとして、広帯域ネットワークとともに、広帯域ネットワークから分岐して監視情報受信装置と接続している狭帯域ネットワークを備えており、監視情報受信装置内のメール受信制御部が前記狭帯域ネットワークと接続しており、ユーザ側における電子メールの受信が前記狭帯域ネットワークを使用して行われることを特徴とする請求項3,請求項4または請求項5記載の遠隔カメラ監視システム。
  7. 監視用カメラおよび映像自動監視装置と各ユーザ側の監視情報受信装置とがネットワークを介してつながっているネットワークシステムにおいて、
    映像自動監視装置において、監視用カメラにより写されたカメラ映像を示すアナログ映像信号を受信し、広帯域ネットワークを使用して、ディジタル映像信号の態様で当該カメラ映像の配信を開始し、以後、当該映像配信を継続的に行う第1のステップと、
    映像自動監視装置において、前記第1のステップの処理と並行し、画像認識処理によって、カメラ映像中の事象や物体の読み込みを行い、当該事象/物体と監視対象として予め登録されている事象/物体との照合を行い、両者がどの程度類似しているかの照合判定を行う第2のステップと、
    前記第2のステップの画像認識処理に基づいて、監視対象を検出したか否かの判定を行う第3のステップと、
    前記第3のステップで「カメラ映像内に監視対象の事象/物体を、ある検出レベルにおいて検出した」と判定した場合に、その検出レベルをも考慮して、警告メールで送信するメッセージを作成する第4のステップと、
    前記第4のステップで考慮した検出レベルに応じて警告メールのメール送信者を選定する第5のステップと、
    映像自動監視装置において、前記第5のステップで選定したメール送信者に該当するユーザに対し、前記第4のステップで作成したメッセージを有する警告メールを送信する処理を実行する第6のステップと、
    警告メールのメール送信者に該当するユーザ側の監視情報受信装置において、当該警告メールの受信処理を実行する第7のステップと、
    前記第7のステップのメール受信処理で警告メールを受信したユーザが、当該警告メール中のメッセージの内容から配信映像の受信が必要であるか否かを判定する第8のステップと、
    監視情報受信装置において、前記第8のステップで「配信映像の受信が必要」と判断された場合に、広帯域ネットワークへの接続を行った上で、映像自動監視装置に対する映像受信要求を発行する第9のステップと、
    監視情報受信装置において、前記第9のステップの映像受信要求に基づき、映像自動監視装置によって配信されているカメラ映像の映像受信処理を行う第10のステップと、
    前記第10のステップで受け取ったカメラ映像を表示する第11のステップと、
    監視情報受信装置において、カメラ映像を確認した後、もうカメラ映像を見る必要がなくなったと判断した時点で、映像受信切断処理を行う第12のステップと
    を有することを特徴とする遠隔カメラ監視方法。
  8. 監視用カメラおよび映像自動監視装置と各ユーザ側の監視情報受信装置とがネットワークを介してつながっているネットワークシステムにおいて、
    映像自動監視装置において、監視用カメラにより写されたカメラ映像を示すアナログ映像信号を受信し、広帯域ネットワークを使用して、ディジタル映像信号の態様で当該カメラ映像の配信を開始し、以後、当該映像配信を継続的に行う第1のステップと、
    映像自動監視装置において、前記第1のステップの処理と並行し、画像認識処理によって、カメラ映像中の事象や物体の読み込みを行い、当該事象/物体と監視対象として予め登録されている事象/物体との照合を行い、両者がどの程度類似しているかの照合判定を行う第2のステップと、
    前記第2のステップの画像認識処理に基づいて、監視対象を検出したか否かの判定を行う第3のステップと、
    前記第3のステップで「カメラ映像内に監視対象の事象/物体を、ある検出レベルにおいて検出した」と判定した場合に、その検出レベルをも考慮して、警告メールで送信するメッセージを作成する第4のステップと、
    前記第4のステップで考慮した検出レベルに応じて警告メールのメール送信者を選定する第5のステップと、
    映像自動監視装置において、前記第5のステップで選定したメール送信者に該当するユーザに対し、前記第4のステップで作成したメッセージを有する警告メールを送信する処理を実行する第6のステップと、
    映像自動監視装置において、前記第3のステップで監視対象が検出された場合に、カメラ映像の録画を開始し実行する第7のステップと、
    警告メールのメール送信者に該当するユーザ側の監視情報受信装置において、当該警告メールの受信処理を実行する第8のステップと、
    前記第8のステップのメール受信処理で警告メールを受信したユーザが、受信した警告メール中のメッセージの内容から配信映像の受信が必要であるか否か、必要である場合にはライブ映像を受信すべきか録画映像を受信すべきかを判定する第9のステップと、
    監視情報受信装置において、前記第9のステップで「録画映像の受信が必要」と判断された場合に録画映像受信要求を映像自動監視装置側に発行し、前記第9のステップで「ライブ映像の受信が必要」と判断された場合にライブ映像受信要求を映像自動監視装置側に発行する第10のステップと、
    映像自動監視装置において、前記第10のステップにおける録画映像受信要求を受け取った場合に、要求された録画映像を監視情報受信装置に送信する第11のステップと、
    監視情報受信装置において、前記第10のステップの要求が録画映像受信要求である場合には録画映像受信処理を行い、前記第10のステップの要求がライブ映像受信要求である場合にはライブ映像受信処理を行う第12のステップと、
    前記第12のステップで受け取った録画映像/ライブ映像のカメラ映像を表示する第13のステップと、
    監視情報受信装置において、カメラ映像を確認した後、もうカメラ映像を見る必要がなくなったと判断した時点で、映像受信切断処理を行う第14のステップと
    を有することを特徴とする遠隔カメラ監視方法。
  9. 監視用カメラおよび映像自動監視装置と各ユーザ側の監視情報受信装置とがネットワークを介してつながっているネットワークシステムにおいて、
    映像自動監視装置を、監視対象として予め登録されている内容とカメラ映像内の事象/物体との照合を行う画像認識処理により、前記監視用カメラのカメラ映像内に監視対象の事象や物体に該当すると考えられる事象/物体がないかどうかを判断する画像認識制御部,前記画像認識制御部による処理と並行して、前記監視用カメラのカメラ映像の映像配信を行う映像配信制御部,および前記画像認識制御部によってカメラ映像内に監視対象の事象/物体が検知された場合に、送信データ格納部内の送信データに基づいて警告メールの内容を作成し、警告メールの送信先アドレスとして登録者データ格納部に登録されている登録者データ中のメールアドレスを使用し、当該警告メールを送信するメール送信制御部として機能させるためのプログラム。
  10. 監視用カメラおよび映像自動監視装置と各ユーザ側の監視情報受信装置とがネットワークを介してつながっているネットワークシステムにおいて、
    映像自動監視装置を、監視対象として予め登録されている内容とカメラ映像内の事象/物体との照合を行う画像認識処理により、前記監視用カメラのカメラ映像内に監視対象の事象や物体に該当すると考えられる事象/物体がないかどうかを判断する画像認識制御部,前記画像認識制御部による処理と並行して、前記監視用カメラのカメラ映像の映像配信を行う映像配信制御部,前記画像認識制御部によってカメラ映像内に監視対象の事象/物体が検知された場合に、送信データ格納部内の送信データに基づいて警告メールの内容を作成し、警告メールの送信先アドレスとして登録者データ格納部に登録されている登録者データ中のメールアドレスを使用し、当該警告メールを送信するメール送信制御部,および前記画像認識制御部によってカメラ映像内に監視対象の事象/物体が検知された場合に、カメラ映像の録画を開始し実行して、監視情報受信装置側からの録画映像受信要求に応じてカメラ映像の録画映像を当該監視情報受信装置側に送信する映像録画制御部として機能させるためのプログラム。
JP2003400219A 2003-11-28 2003-11-28 遠隔カメラ監視システムおよび遠隔カメラ監視方法 Pending JP2005167382A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003400219A JP2005167382A (ja) 2003-11-28 2003-11-28 遠隔カメラ監視システムおよび遠隔カメラ監視方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003400219A JP2005167382A (ja) 2003-11-28 2003-11-28 遠隔カメラ監視システムおよび遠隔カメラ監視方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005167382A true JP2005167382A (ja) 2005-06-23

Family

ID=34724552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003400219A Pending JP2005167382A (ja) 2003-11-28 2003-11-28 遠隔カメラ監視システムおよび遠隔カメラ監視方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005167382A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103336951A (zh) * 2013-06-28 2013-10-02 深圳市智美达科技有限公司 视频监控目标检测方法和装置
JP5422076B1 (ja) * 2013-07-31 2014-02-19 三星ダイヤモンド工業株式会社 遠隔監視システム
CN104301690A (zh) * 2014-10-29 2015-01-21 杭州凯达电力建设有限公司 一种现场监测方法及系统
CN104751556A (zh) * 2015-04-19 2015-07-01 苏州神林堂中医药研究所 一种基于脸部识别与密码确认的监控系统
JP6011833B1 (ja) * 2015-09-14 2016-10-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 ウェアラブルカメラシステム及び人物報知方法
JP2017212682A (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 キヤノン株式会社 画像出力装置、画像出力方法及びプログラム
CN113347387A (zh) * 2020-02-18 2021-09-03 株式会社日立制作所 影像监视系统和影像监视方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001333408A (ja) * 2000-05-24 2001-11-30 Matsushita Electric Works Ltd ビデオサーバシステム
JP2002042273A (ja) * 2000-07-31 2002-02-08 Yayoi Trading:Kk 監視方法、監視装置、監視プログラムを記録した記録媒体、および監視情報提供方法
JP2002092592A (ja) * 2000-09-12 2002-03-29 Toko Electric Corp 自動巡視システムおよび自動巡視方法
JP2002140699A (ja) * 2000-11-06 2002-05-17 Omron Corp 生体照合装置、生体照合システムおよびその方法
JP2002157173A (ja) * 2000-09-01 2002-05-31 Ipex:Kk 特定領域の監視情報供給方法
JP2003009131A (ja) * 2001-06-22 2003-01-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像監視システムおよび画像配信方法
JP2003196767A (ja) * 2001-12-25 2003-07-11 Toshiba Corp ネットワーク映像監視・配信システム
JP2003317167A (ja) * 2002-04-18 2003-11-07 Sadahiko Yamazaki 防犯・防災ネットワークシステム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001333408A (ja) * 2000-05-24 2001-11-30 Matsushita Electric Works Ltd ビデオサーバシステム
JP2002042273A (ja) * 2000-07-31 2002-02-08 Yayoi Trading:Kk 監視方法、監視装置、監視プログラムを記録した記録媒体、および監視情報提供方法
JP2002157173A (ja) * 2000-09-01 2002-05-31 Ipex:Kk 特定領域の監視情報供給方法
JP2002092592A (ja) * 2000-09-12 2002-03-29 Toko Electric Corp 自動巡視システムおよび自動巡視方法
JP2002140699A (ja) * 2000-11-06 2002-05-17 Omron Corp 生体照合装置、生体照合システムおよびその方法
JP2003009131A (ja) * 2001-06-22 2003-01-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像監視システムおよび画像配信方法
JP2003196767A (ja) * 2001-12-25 2003-07-11 Toshiba Corp ネットワーク映像監視・配信システム
JP2003317167A (ja) * 2002-04-18 2003-11-07 Sadahiko Yamazaki 防犯・防災ネットワークシステム

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103336951A (zh) * 2013-06-28 2013-10-02 深圳市智美达科技有限公司 视频监控目标检测方法和装置
JP5422076B1 (ja) * 2013-07-31 2014-02-19 三星ダイヤモンド工業株式会社 遠隔監視システム
CN104349132A (zh) * 2013-07-31 2015-02-11 三星钻石工业股份有限公司 远距离监视系统
CN104301690A (zh) * 2014-10-29 2015-01-21 杭州凯达电力建设有限公司 一种现场监测方法及系统
CN104751556A (zh) * 2015-04-19 2015-07-01 苏州神林堂中医药研究所 一种基于脸部识别与密码确认的监控系统
JP6011833B1 (ja) * 2015-09-14 2016-10-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 ウェアラブルカメラシステム及び人物報知方法
JP2017060148A (ja) * 2015-09-14 2017-03-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 ウェアラブルカメラシステム及び人物報知方法
JP2017060158A (ja) * 2015-09-14 2017-03-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 ウェアラブルカメラシステム及び人物報知方法
JP2017212682A (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 キヤノン株式会社 画像出力装置、画像出力方法及びプログラム
CN113347387A (zh) * 2020-02-18 2021-09-03 株式会社日立制作所 影像监视系统和影像监视方法
JP2021132267A (ja) * 2020-02-18 2021-09-09 株式会社日立製作所 映像監視システムおよび映像監視方法
JP7355674B2 (ja) 2020-02-18 2023-10-03 株式会社日立製作所 映像監視システムおよび映像監視方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220108593A1 (en) Automated, remotely-verified alarm system with intrusion and video surveillance and digital video recording
US10123051B2 (en) Video analytics with pre-processing at the source end
KR101133924B1 (ko) 행동패턴 데이터베이스를 이용한 능동형 영상감시 시스템 및 그 방법
US7724131B2 (en) System and method of reporting alert events in a security system
US20090119686A1 (en) Method and Apparatus for Interconnectivity Between Legacy Security Systems and Networked Multimedia Security Surveillance Systems
JP2004128835A (ja) 留守宅監視システム、監視端末装置および留守宅来訪者応対方法
KR200433431Y1 (ko) 독립형 감시 시스템
US20120268595A1 (en) Remote monitoring apparatus and method thereof
JP2005167382A (ja) 遠隔カメラ監視システムおよび遠隔カメラ監視方法
JP2004341565A (ja) インターネット利用による警備システム
CN109120896B (zh) 安防视频监控卫士系统
JP2004064276A (ja) 遠隔監視システム
KR101167605B1 (ko) 카메라를 구비한 지능형 다기능 제어 장치 및 방법
WO2022009356A1 (ja) 監視システム
KR20150099990A (ko) 영상감시 시스템, 관리서버 및 그 영상신호 수신방법, 카메라 및 그 영상신호 전송방법
JP4240218B2 (ja) 監視システム、監視通報装置および監視システムにおける通信方法
JP2005267586A (ja) 緊急事態通知システム
KR101820091B1 (ko) 재난 정보 방송 시스템 및 방법, 그를 위한 스마트기기용 어플리케이션
KR101458365B1 (ko) 영상기기 보이스 알람 시스템 및 그 운용방법
KR200434039Y1 (ko) 중앙 집중형 감시 시스템
KR100612023B1 (ko) 데이터 통신을 제공하는 네트워크 카메라 및 이를 이용한데이터 통신 방법
KR200434040Y1 (ko) 통합 감시 시스템
JP2005184268A (ja) 携帯端末への通報機能をもったセキュリティシステム
KR20060000024A (ko) 이벤트 발생시의 영상 정보 저장 및 알림 서비스 방법
KR20060069743A (ko) 무선 네트워크 시스템의 감시영상 전송 장치

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050315

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060905

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061101

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20070118

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070529