JP2002222486A - 道路監視システム - Google Patents
道路監視システムInfo
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- JP2002222486A JP2002222486A JP2001020492A JP2001020492A JP2002222486A JP 2002222486 A JP2002222486 A JP 2002222486A JP 2001020492 A JP2001020492 A JP 2001020492A JP 2001020492 A JP2001020492 A JP 2001020492A JP 2002222486 A JP2002222486 A JP 2002222486A
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- camera
- traffic
- road
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Abstract
(57)【要約】
【課題】交通流の渋滞発生位置をタイミング良く正確に
検知することができ、効率的な監視が可能になると共
に、渋滞情報の提供や渋滞発生原因の確認、対応等の必
要な処置をより迅速に行なうことができる道路監視シス
テムを提供する。 【解決手段】中央処理装置１３は、画像処理装置１２に
より処理された各監視カメラ１１（ＶＣ１〜ＶＣｎ）の
監視画像を順次選択し、渋滞判定部１４に出力して渋滞
状況を判定させ、渋滞の発生が検知されると、カメラ番
号からその監視カメラ１１の設置地点を確認して記憶部
１９に記憶する。このときカメラ監視制御装置１５は、
上記渋滞が検知された監視カメラ１１からの画像を選択
してモニタ装置１７に表示する。中央処理装置１３は、
以下同様にして渋滞判定処理を行ない、記憶部１９に記
憶した情報から渋滞区間を判定し、渋滞情報をアラーム
装置１８に出力して表示する。
検知することができ、効率的な監視が可能になると共
に、渋滞情報の提供や渋滞発生原因の確認、対応等の必
要な処置をより迅速に行なうことができる道路監視シス
テムを提供する。 【解決手段】中央処理装置１３は、画像処理装置１２に
より処理された各監視カメラ１１（ＶＣ１〜ＶＣｎ）の
監視画像を順次選択し、渋滞判定部１４に出力して渋滞
状況を判定させ、渋滞の発生が検知されると、カメラ番
号からその監視カメラ１１の設置地点を確認して記憶部
１９に記憶する。このときカメラ監視制御装置１５は、
上記渋滞が検知された監視カメラ１１からの画像を選択
してモニタ装置１７に表示する。中央処理装置１３は、
以下同様にして渋滞判定処理を行ない、記憶部１９に記
憶した情報から渋滞区間を判定し、渋滞情報をアラーム
装置１８に出力して表示する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路の交通状態を
カメラにより監視し、交通流の渋滞を検知する道路監視
システムに関する。
カメラにより監視し、交通流の渋滞を検知する道路監視
システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、高速道路等においては、道路沿い
に所定の間隔で複数の監視カメラを設置し、これら監視
カメラで撮影した画像を監視センタに伝送して監視用モ
ニタ装置に表示するようにした道路監視システムが用い
られている。上記監視センタでは、各監視カメラから送
られてくる画像を順次切換えてモニタ装置に表示し、交
通流の状態を監視している。
に所定の間隔で複数の監視カメラを設置し、これら監視
カメラで撮影した画像を監視センタに伝送して監視用モ
ニタ装置に表示するようにした道路監視システムが用い
られている。上記監視センタでは、各監視カメラから送
られてくる画像を順次切換えてモニタ装置に表示し、交
通流の状態を監視している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】道路管理者にとって道
路交通流状態を監視することは、円滑な交通流の確保の
ために重要な業務の１つであるが、従来のように複数の
監視カメラを単に順次切換えて監視する方式では監視の
タイミングを逸することもある。特に道路渋滞が発生し
た場合には何らかの事故や障害が発生している可能性も
あり、渋滞の状態を迅速に検知することが必要になって
くる。
路交通流状態を監視することは、円滑な交通流の確保の
ために重要な業務の１つであるが、従来のように複数の
監視カメラを単に順次切換えて監視する方式では監視の
タイミングを逸することもある。特に道路渋滞が発生し
た場合には何らかの事故や障害が発生している可能性も
あり、渋滞の状態を迅速に検知することが必要になって
くる。
【０００４】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、交通流の渋滞が発生した場合に、正確な渋
滞発生位置をタイミング良く検知することができ、効率
的な監視が可能になると共に、渋滞情報の提供や渋滞発
生原因の確認、対応等の必要な処置をより迅速に行なう
ことができる道路監視システムを提供することを目的と
する。
れたもので、交通流の渋滞が発生した場合に、正確な渋
滞発生位置をタイミング良く検知することができ、効率
的な監視が可能になると共に、渋滞情報の提供や渋滞発
生原因の確認、対応等の必要な処置をより迅速に行なう
ことができる道路監視システムを提供することを目的と
する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】第１の発明に係る道路監
視システムは、監視する道路に沿って所定の間隔で設け
られる複数の監視カメラと、監視センタに設けられた交
通流監視用のモニタ装置と、上記監視カメラにより撮影
された監視画像を選択して上記モニタ装置に表示するカ
メラ監視制御装置と、上記各監視カメラにより撮影され
た監視画像により各監視カメラ毎に交通流の渋滞を判定
する渋滞判定手段と、この渋滞判定手段の判定結果に基
づいて交通流の渋滞情報を記憶部に記憶する手段と、上
記記憶部に記憶した情報から渋滞区間を判定し、渋滞の
状況を示すメッセージ情報を情報表示装置に表示する渋
滞情報表示手段とを具備したことを特徴とする。上記の
構成によれば、監視カメラで撮影した各監視画像に基づ
いて交通流の渋滞が発生しているかどうかが自動的に検
知され、その検知結果に基づいて渋滞の状況を示す情報
が情報表示装置に表示される。従って、交通流の渋滞が
発生した場合に、正確な渋滞発生位置をタイミング良く
検知することができ、効率的な監視が可能になる。
視システムは、監視する道路に沿って所定の間隔で設け
られる複数の監視カメラと、監視センタに設けられた交
通流監視用のモニタ装置と、上記監視カメラにより撮影
された監視画像を選択して上記モニタ装置に表示するカ
メラ監視制御装置と、上記各監視カメラにより撮影され
た監視画像により各監視カメラ毎に交通流の渋滞を判定
する渋滞判定手段と、この渋滞判定手段の判定結果に基
づいて交通流の渋滞情報を記憶部に記憶する手段と、上
記記憶部に記憶した情報から渋滞区間を判定し、渋滞の
状況を示すメッセージ情報を情報表示装置に表示する渋
滞情報表示手段とを具備したことを特徴とする。上記の
構成によれば、監視カメラで撮影した各監視画像に基づ
いて交通流の渋滞が発生しているかどうかが自動的に検
知され、その検知結果に基づいて渋滞の状況を示す情報
が情報表示装置に表示される。従って、交通流の渋滞が
発生した場合に、正確な渋滞発生位置をタイミング良く
検知することができ、効率的な監視が可能になる。
【０００６】第２の発明に係る道路監視システムは、監
視する道路に沿って所定の間隔で設けられる複数の監視
カメラと、監視センタに設けられた交通流監視用のモニ
タ装置と、上記各監視カメラにより撮影された監視画像
により各監視カメラ毎に交通流の渋滞を判定する渋滞判
定手段と、この渋滞判定手段の判定結果に基づいて交通
流の渋滞情報を記憶部に記憶する手段と、上記記憶部に
記憶した情報から渋滞区間を判定し、渋滞の状況を示す
メッセージ情報を情報表示装置に表示する渋滞情報表示
手段と、渋滞の発生していない状態では上記監視カメラ
により撮影された監視画像を順次選択して上記モニタ装
置に表示し、上記渋滞判定手段により渋滞が検知された
場合に渋滞が検知された監視カメラからの画像を選択し
て上記モニタ装置に表示するカメラ監視制御装置とを具
備したことを特徴とする。上記の構成によれば、交通流
の渋滞が発生した場合に、渋滞の状況を示す情報が情報
表示装置に表示されると共に、渋滞が検知された監視カ
メラからの画像がカメラ監視制御装置により選択されて
モニタ装置に表示される。従って、交通流の渋滞発生位
置をタイミング良く正確に検知することができ、効率的
な監視が可能になると共に、渋滞発生原因の確認、対応
等の必要な処置をより迅速に行なうことができる。
視する道路に沿って所定の間隔で設けられる複数の監視
カメラと、監視センタに設けられた交通流監視用のモニ
タ装置と、上記各監視カメラにより撮影された監視画像
により各監視カメラ毎に交通流の渋滞を判定する渋滞判
定手段と、この渋滞判定手段の判定結果に基づいて交通
流の渋滞情報を記憶部に記憶する手段と、上記記憶部に
記憶した情報から渋滞区間を判定し、渋滞の状況を示す
メッセージ情報を情報表示装置に表示する渋滞情報表示
手段と、渋滞の発生していない状態では上記監視カメラ
により撮影された監視画像を順次選択して上記モニタ装
置に表示し、上記渋滞判定手段により渋滞が検知された
場合に渋滞が検知された監視カメラからの画像を選択し
て上記モニタ装置に表示するカメラ監視制御装置とを具
備したことを特徴とする。上記の構成によれば、交通流
の渋滞が発生した場合に、渋滞の状況を示す情報が情報
表示装置に表示されると共に、渋滞が検知された監視カ
メラからの画像がカメラ監視制御装置により選択されて
モニタ装置に表示される。従って、交通流の渋滞発生位
置をタイミング良く正確に検知することができ、効率的
な監視が可能になると共に、渋滞発生原因の確認、対応
等の必要な処置をより迅速に行なうことができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。
実施形態を説明する。
【０００８】図１は、本発明の一実施形態に係る道路監
視システムの構成図である。図１において、１１（ＶＣ
１〜ＶＣｎ）は例えばＣＣＴＶ（closed-circuit telev
ision）カメラを用いた監視カメラで、監視する道路に
沿って上り車線及び下り車線別に所定の間隔で設置され
る。また、上記監視カメラ１１（ＶＣ１〜ＶＣｎ）は、
道路と平行して回動するように設けられ、後述するカメ
ラ監視制御装置１５からの指令により監視方向が制御で
きるように構成されている。更に、上記各監視カメラ１
１（ＶＣ１〜ＶＣｎ）には、それぞれを特定できるカメ
ラ番号等が予め設定されている。そして、上記各監視カ
メラ１１（ＶＣ１〜ＶＣｎ）により撮影された画像は伝
送回線を介して監視センタへ送られ、画像処理装置１２
に入力される。
視システムの構成図である。図１において、１１（ＶＣ
１〜ＶＣｎ）は例えばＣＣＴＶ（closed-circuit telev
ision）カメラを用いた監視カメラで、監視する道路に
沿って上り車線及び下り車線別に所定の間隔で設置され
る。また、上記監視カメラ１１（ＶＣ１〜ＶＣｎ）は、
道路と平行して回動するように設けられ、後述するカメ
ラ監視制御装置１５からの指令により監視方向が制御で
きるように構成されている。更に、上記各監視カメラ１
１（ＶＣ１〜ＶＣｎ）には、それぞれを特定できるカメ
ラ番号等が予め設定されている。そして、上記各監視カ
メラ１１（ＶＣ１〜ＶＣｎ）により撮影された画像は伝
送回線を介して監視センタへ送られ、画像処理装置１２
に入力される。
【０００９】上記画像処理装置１２は、各監視カメラ１
１（ＶＣ１〜ＶＣｎ）から送られてくる画像を処理し、
諸量パラメータの算出、事象の検出を行ない、中央処理
装置１３へ出力する。この中央処理装置１３には、渋滞
判定部１４が接続されると共に、カメラ監視制御装置１
５を介してカメラ操作装置１６及びモニタ装置１７が接
続される。上記中央処理装置１３には、更に渋滞情報の
表示及びアラーム報知を行なう情報表示装置例えばアラ
ーム装置１８及び記憶部１９が接続される。この記憶部
１９は、中央処理装置１３の各処理情報を記憶するもの
で、特に道路渋滞に関する管理情報を記憶する管理情報
記憶エリア１９Ａを備えている。
１（ＶＣ１〜ＶＣｎ）から送られてくる画像を処理し、
諸量パラメータの算出、事象の検出を行ない、中央処理
装置１３へ出力する。この中央処理装置１３には、渋滞
判定部１４が接続されると共に、カメラ監視制御装置１
５を介してカメラ操作装置１６及びモニタ装置１７が接
続される。上記中央処理装置１３には、更に渋滞情報の
表示及びアラーム報知を行なう情報表示装置例えばアラ
ーム装置１８及び記憶部１９が接続される。この記憶部
１９は、中央処理装置１３の各処理情報を記憶するもの
で、特に道路渋滞に関する管理情報を記憶する管理情報
記憶エリア１９Ａを備えている。
【００１０】上記中央処理装置１３は、全体的な処理を
行なうもので、画像処理装置１２を介して送られてくる
監視カメラ１１（ＶＣ１〜ＶＣｎ）の撮影画像をカメラ
監視制御装置１５を介してモニタ装置１７に出力する。
上記カメラ監視制御装置１５は、交通流の渋滞が発生し
ていない状態では、各監視カメラ１１（ＶＣ１〜ＶＣ
ｎ）の監視画像を順次切換えてモニタ装置１７に表示さ
せる。
行なうもので、画像処理装置１２を介して送られてくる
監視カメラ１１（ＶＣ１〜ＶＣｎ）の撮影画像をカメラ
監視制御装置１５を介してモニタ装置１７に出力する。
上記カメラ監視制御装置１５は、交通流の渋滞が発生し
ていない状態では、各監視カメラ１１（ＶＣ１〜ＶＣ
ｎ）の監視画像を順次切換えてモニタ装置１７に表示さ
せる。
【００１１】また、カメラ監視制御装置１５は、交通流
の渋滞が発生していない通常の状態ではカメラ操作装置
１６からの操作指令、あるいは中央処理装置１３からの
指示に従って監視カメラ１１（ＶＣ１〜ＶＣｎ）の監視
方向を制御する。上記カメラ操作装置１６は、例えば監
視者の操作により監視カメラ１１（ＶＣ１〜ＶＣｎ）の
各種制御、選択指令をカメラ監視制御装置１５に与え
る。
の渋滞が発生していない通常の状態ではカメラ操作装置
１６からの操作指令、あるいは中央処理装置１３からの
指示に従って監視カメラ１１（ＶＣ１〜ＶＣｎ）の監視
方向を制御する。上記カメラ操作装置１６は、例えば監
視者の操作により監視カメラ１１（ＶＣ１〜ＶＣｎ）の
各種制御、選択指令をカメラ監視制御装置１５に与え
る。
【００１２】また、中央処理装置１３は、各画像処理装
置１２で検出された情報を処理して渋滞判定部１４に順
次出力し、渋滞の判定を依頼する。渋滞判定部１４は、
画像処理装置１２で検出された情報に基づいて現在の交
通流状態が渋滞であるか否か、例えば各監視カメラ１１
（ＶＣ１〜ＶＣｎ）で撮影された車両の速度が所定の設
定速度、例えば１０ｋｍ以下であれば渋滞であると判定
する。この場合、１台の車両が１０ｋｍ以下になっても
直ちに渋滞とするのではなく、数台の車両が１０ｋｍ以
下になったときに渋滞と判定し、その判定結果を中央処
理装置１３に出力する。
置１２で検出された情報を処理して渋滞判定部１４に順
次出力し、渋滞の判定を依頼する。渋滞判定部１４は、
画像処理装置１２で検出された情報に基づいて現在の交
通流状態が渋滞であるか否か、例えば各監視カメラ１１
（ＶＣ１〜ＶＣｎ）で撮影された車両の速度が所定の設
定速度、例えば１０ｋｍ以下であれば渋滞であると判定
する。この場合、１台の車両が１０ｋｍ以下になっても
直ちに渋滞とするのではなく、数台の車両が１０ｋｍ以
下になったときに渋滞と判定し、その判定結果を中央処
理装置１３に出力する。
【００１３】上記中央処理装置１３は、渋滞判定部１４
で、ある監視カメラ１１の監視画像について渋滞と判定
された場合に、その監視カメラ１１を特定するカメラ番
号等の情報をカメラ監視制御装置１５に出力すると共
に、渋滞の管理情報を記憶部１９に出力して管理情報記
憶エリア１９Ａに記憶する。
で、ある監視カメラ１１の監視画像について渋滞と判定
された場合に、その監視カメラ１１を特定するカメラ番
号等の情報をカメラ監視制御装置１５に出力すると共
に、渋滞の管理情報を記憶部１９に出力して管理情報記
憶エリア１９Ａに記憶する。
【００１４】カメラ監視制御装置１５は、上記中央処理
装置１３からの指令に従い、指定された番号の監視カメ
ラ１１から送られてくる画像を選択してモニタ装置１７
に表示する。
装置１３からの指令に従い、指定された番号の監視カメ
ラ１１から送られてくる画像を選択してモニタ装置１７
に表示する。
【００１５】上記のようにして中央処理装置１３は、各
画像処理装置１２で処理された情報に基づいて渋滞の先
頭と最後尾を検出し、その渋滞の状況を把握する。すな
わち、中央処理装置１３は、渋滞を検知した監視カメラ
１１（ＶＣ１〜ＶＣｎ）の番号によって上り車線、下り
車線、渋滞の先頭位置及び最後尾位置等の渋滞情報を把
握し、その渋滞情報をアラーム装置１８に出力する。ア
ラーム装置１８は、中央処理装置１３から送られてくる
渋滞情報を画面上に表示する。この場合、アラーム装置
１８は、監視者に注意を喚起するために、必要に応じて
アラーム音を発生したり、警報灯を表示するなどのアラ
ーム報知を行なう。
画像処理装置１２で処理された情報に基づいて渋滞の先
頭と最後尾を検出し、その渋滞の状況を把握する。すな
わち、中央処理装置１３は、渋滞を検知した監視カメラ
１１（ＶＣ１〜ＶＣｎ）の番号によって上り車線、下り
車線、渋滞の先頭位置及び最後尾位置等の渋滞情報を把
握し、その渋滞情報をアラーム装置１８に出力する。ア
ラーム装置１８は、中央処理装置１３から送られてくる
渋滞情報を画面上に表示する。この場合、アラーム装置
１８は、監視者に注意を喚起するために、必要に応じて
アラーム音を発生したり、警報灯を表示するなどのアラ
ーム報知を行なう。
【００１６】次に、上記道路監視システムの全体の動作
を図２に示すフローチャートを参照して説明する。カメ
ラ監視制御装置１５は、交通流の渋滞が発生していない
状態ではカメラ操作装置１６からの指令に従って監視カ
メラ１１（ＶＣ１〜ＶＣｎ）の監視方向、動作制御等を
行なうと共に、監視カメラ１１（ＶＣ１〜ＶＣｎ）から
画像処理装置１２及び中央処理装置１３を介して送られ
てくる監視画像を所定の時間間隔で順次選択し、モニタ
装置１７に表示する。監視者は、モニタ装置１７に順次
切換え表示される画像によって交通流の状態を監視す
る。
を図２に示すフローチャートを参照して説明する。カメ
ラ監視制御装置１５は、交通流の渋滞が発生していない
状態ではカメラ操作装置１６からの指令に従って監視カ
メラ１１（ＶＣ１〜ＶＣｎ）の監視方向、動作制御等を
行なうと共に、監視カメラ１１（ＶＣ１〜ＶＣｎ）から
画像処理装置１２及び中央処理装置１３を介して送られ
てくる監視画像を所定の時間間隔で順次選択し、モニタ
装置１７に表示する。監視者は、モニタ装置１７に順次
切換え表示される画像によって交通流の状態を監視す
る。
【００１７】また、画像処理装置１２は、各監視カメラ
１１（ＶＣ１〜ＶＣｎ）の監視画像を処理し、諸量パラ
メータの算出、事象の検出を行なって中央処理装置１３
に出力する。中央処理装置１３は、画像処理装置１２に
より検出された情報を、例えば車両進行方向の前方に位
置する監視カメラ１１（ＶＣ１）から後方の監視カメラ
１１（ＶＣｎ）に向けて順次選択し、渋滞判定部１４に
出力して渋滞判定処理を実行させ（ステップＡ１）、渋
滞が発生しているかどうかを判定する（ステップＡ
２）。渋滞が発生していなければステップＡ１に戻って
渋滞判定処理を続行する。
１１（ＶＣ１〜ＶＣｎ）の監視画像を処理し、諸量パラ
メータの算出、事象の検出を行なって中央処理装置１３
に出力する。中央処理装置１３は、画像処理装置１２に
より検出された情報を、例えば車両進行方向の前方に位
置する監視カメラ１１（ＶＣ１）から後方の監視カメラ
１１（ＶＣｎ）に向けて順次選択し、渋滞判定部１４に
出力して渋滞判定処理を実行させ（ステップＡ１）、渋
滞が発生しているかどうかを判定する（ステップＡ
２）。渋滞が発生していなければステップＡ１に戻って
渋滞判定処理を続行する。
【００１８】上記ステップＡ２で渋滞が発生したと判定
されると、中央処理装置１３はカメラ番号からその監視
カメラ１１の設置地点を確認して記憶部１９の管理情報
記憶エリア１９Ａに記憶する（ステップＡ３）。また、
このときカメラ監視制御装置１５は、中央処理装置１３
からの情報に基づいて上記渋滞が検知された監視カメラ
１１からの画像を選択してモニタ装置１７に表示する
（ステップＡ４）。監視者は、上記モニタ装置１７に表
示される画像から渋滞の状況、渋滞原因等を確認する。
されると、中央処理装置１３はカメラ番号からその監視
カメラ１１の設置地点を確認して記憶部１９の管理情報
記憶エリア１９Ａに記憶する（ステップＡ３）。また、
このときカメラ監視制御装置１５は、中央処理装置１３
からの情報に基づいて上記渋滞が検知された監視カメラ
１１からの画像を選択してモニタ装置１７に表示する
（ステップＡ４）。監視者は、上記モニタ装置１７に表
示される画像から渋滞の状況、渋滞原因等を確認する。
【００１９】次に、中央処理装置１３は、上記渋滞が検
知された監視カメラ１１の次（後方）のカメラ画像を選
択して渋滞判定処理を行ない（ステップＡ５、Ａ６）、
渋滞が連続して発生しているか、あるいは解消したかを
判定する（ステップＡ７）。上記後方監視カメラ１１に
おいても渋滞が発生している場合には、ステップＡ３に
戻り、カメラ番号からその監視カメラ１１の設置地点を
確認して記憶部１９の管理情報記憶エリア１９Ａに記憶
する。また、カメラ監視制御装置１５により、中央処理
装置１３からの情報に基づいて上記渋滞が検知された監
視カメラ１１からの画像を選択してモニタ装置１７に表
示する（ステップＡ４）。この場合、渋滞が発生してい
る監視カメラ１１の監視画像は、モニタ装置１７の画面
を複数に分割して同時に表示するか、あるいは複数のモ
ニタ装置１７に表示するようにしても良い。
知された監視カメラ１１の次（後方）のカメラ画像を選
択して渋滞判定処理を行ない（ステップＡ５、Ａ６）、
渋滞が連続して発生しているか、あるいは解消したかを
判定する（ステップＡ７）。上記後方監視カメラ１１に
おいても渋滞が発生している場合には、ステップＡ３に
戻り、カメラ番号からその監視カメラ１１の設置地点を
確認して記憶部１９の管理情報記憶エリア１９Ａに記憶
する。また、カメラ監視制御装置１５により、中央処理
装置１３からの情報に基づいて上記渋滞が検知された監
視カメラ１１からの画像を選択してモニタ装置１７に表
示する（ステップＡ４）。この場合、渋滞が発生してい
る監視カメラ１１の監視画像は、モニタ装置１７の画面
を複数に分割して同時に表示するか、あるいは複数のモ
ニタ装置１７に表示するようにしても良い。
【００２０】以下、同様にして監視カメラ１１の監視画
像を車両進行方向の前方に位置する監視カメラ１１（Ｖ
Ｃ１）から後方の監視カメラ１１（ＶＣｎ）に向けて順
次選択して渋滞の発生を検知する。
像を車両進行方向の前方に位置する監視カメラ１１（Ｖ
Ｃ１）から後方の監視カメラ１１（ＶＣｎ）に向けて順
次選択して渋滞の発生を検知する。
【００２１】そして、中央処理装置１３は、ステップＡ
７により、ある監視カメラ１１の監視画像において渋滞
が発生していない、すなわち、渋滞が解消していると判
定されると、上記記憶部１９の管理情報記憶エリア１９
Ａに記憶した情報から渋滞区間を判定し（ステップＡ
８）、例えば「上り車線の○○地点から○○地点まで○
○ｋｍ渋滞」等のメッセージをアラーム装置１８に出力
して表示する。また、このときアラーム装置１８におい
て、必要に応じて警報音の発生、警報灯の表示等のアラ
ーム報知を行なう。なお、このアラームは、渋滞判定部
１４により渋滞が検知された際に直ちに行なうようにし
てもよい。
７により、ある監視カメラ１１の監視画像において渋滞
が発生していない、すなわち、渋滞が解消していると判
定されると、上記記憶部１９の管理情報記憶エリア１９
Ａに記憶した情報から渋滞区間を判定し（ステップＡ
８）、例えば「上り車線の○○地点から○○地点まで○
○ｋｍ渋滞」等のメッセージをアラーム装置１８に出力
して表示する。また、このときアラーム装置１８におい
て、必要に応じて警報音の発生、警報灯の表示等のアラ
ーム報知を行なう。なお、このアラームは、渋滞判定部
１４により渋滞が検知された際に直ちに行なうようにし
てもよい。
【００２２】上記交通流渋滞の表示を行なった後は、監
視者がカメラ操作装置１６を手動操作することにより、
あるいは自動的に上記図２のフローチャートに示した渋
滞判定処理を再開する。
視者がカメラ操作装置１６を手動操作することにより、
あるいは自動的に上記図２のフローチャートに示した渋
滞判定処理を再開する。
【００２３】上記実施形態では、監視カメラ１１（ＶＣ
１〜ＶＣｎ）で撮影した各監視画像から渋滞が発生して
いるどうかを自動的に検知し、その検知結果に基づいて
渋滞の状況を示す情報をアラーム装置１８に表示すると
共に、渋滞が発生している監視カメラ１１（ＶＣ１〜Ｖ
Ｃｎ）の監視画像を選択してモニタ装置１７に表示する
ようにしているので、交通流の渋滞が発生した場合に、
正確な渋滞発生位置をタイミング良く検知することがで
き、効率的な監視が可能になると共に、渋滞発生原因の
確認、対応等の必要な処置をより迅速に行なうことがで
きる。また、渋滞情報を道路上に設けられている表示装
置に表示することによって、車両の運転者に渋滞状況を
迅速且つ正確に伝達することが可能となる。
１〜ＶＣｎ）で撮影した各監視画像から渋滞が発生して
いるどうかを自動的に検知し、その検知結果に基づいて
渋滞の状況を示す情報をアラーム装置１８に表示すると
共に、渋滞が発生している監視カメラ１１（ＶＣ１〜Ｖ
Ｃｎ）の監視画像を選択してモニタ装置１７に表示する
ようにしているので、交通流の渋滞が発生した場合に、
正確な渋滞発生位置をタイミング良く検知することがで
き、効率的な監視が可能になると共に、渋滞発生原因の
確認、対応等の必要な処置をより迅速に行なうことがで
きる。また、渋滞情報を道路上に設けられている表示装
置に表示することによって、車両の運転者に渋滞状況を
迅速且つ正確に伝達することが可能となる。
【００２４】なお、上記実施形態では、監視カメラ１１
（ＶＣ１〜ＶＣｎ）の監視画像を順次選択して渋滞の発
生を検知するようにしたが、更に、監視カメラ１１（Ｖ
Ｃ１〜ＶＣｎ）の監視領域を切換えて渋滞の発生を検知
するようにしても良い。すなわち、各監視カメラ１１
（ＶＣ１〜ＶＣｎ）を初期状態では車両進行方向の前方
を監視するように設定し、渋滞が検知された場合に、そ
の監視カメラ１１を監視領域の後方を監視するように切
換え制御して、その後方画像について渋滞の有無を判定
し、その後、その後方の監視カメラ１１による監視画像
を選択して渋滞の発生を検知するようにしても良い。上
記のように監視カメラ１１（ＶＣ１〜ＶＣｎ）の監視領
域を切換えることにより、渋滞の発生状況をより細かく
把握することが可能になる。
（ＶＣ１〜ＶＣｎ）の監視画像を順次選択して渋滞の発
生を検知するようにしたが、更に、監視カメラ１１（Ｖ
Ｃ１〜ＶＣｎ）の監視領域を切換えて渋滞の発生を検知
するようにしても良い。すなわち、各監視カメラ１１
（ＶＣ１〜ＶＣｎ）を初期状態では車両進行方向の前方
を監視するように設定し、渋滞が検知された場合に、そ
の監視カメラ１１を監視領域の後方を監視するように切
換え制御して、その後方画像について渋滞の有無を判定
し、その後、その後方の監視カメラ１１による監視画像
を選択して渋滞の発生を検知するようにしても良い。上
記のように監視カメラ１１（ＶＣ１〜ＶＣｎ）の監視領
域を切換えることにより、渋滞の発生状況をより細かく
把握することが可能になる。
【００２５】また、上記実施形態では、監視カメラ１１
の監視画像を車両進行方向の前方に位置する監視カメラ
１１（ＶＣ１）から後方の監視カメラ１１（ＶＣｎ）に
向けて順次選択して渋滞の発生を検知するようにした
が、逆に後方に位置する監視カメラ１１（ＶＣｎ）から
後方の監視カメラ１１（ＶＣｎ）に向けて順次選択して
渋滞の発生を検知するようにしても良い。
の監視画像を車両進行方向の前方に位置する監視カメラ
１１（ＶＣ１）から後方の監視カメラ１１（ＶＣｎ）に
向けて順次選択して渋滞の発生を検知するようにした
が、逆に後方に位置する監視カメラ１１（ＶＣｎ）から
後方の監視カメラ１１（ＶＣｎ）に向けて順次選択して
渋滞の発生を検知するようにしても良い。
【００２６】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、監
視カメラで撮影した各監視画像に基づいて交通流の渋滞
が発生しているどうかが自動的に検知され、その検知結
果に基づいて渋滞の状況を示す情報がアラーム装置に表
示されるので、交通流の渋滞が発生した場合に、正確な
渋滞発生位置をタイミング良く検知することができ、効
率的な監視が可能になる。更に、渋滞が検知された監視
カメラからの画像がカメラ監視制御装置により選択され
てモニタ装置に表示されるので、渋滞発生原因の確認、
対応等の必要な処置をより迅速に行なうことができる。
視カメラで撮影した各監視画像に基づいて交通流の渋滞
が発生しているどうかが自動的に検知され、その検知結
果に基づいて渋滞の状況を示す情報がアラーム装置に表
示されるので、交通流の渋滞が発生した場合に、正確な
渋滞発生位置をタイミング良く検知することができ、効
率的な監視が可能になる。更に、渋滞が検知された監視
カメラからの画像がカメラ監視制御装置により選択され
てモニタ装置に表示されるので、渋滞発生原因の確認、
対応等の必要な処置をより迅速に行なうことができる。
【図１】本発明の一実施形態に係る道路監視システム構
成を示すブロック図。
成を示すブロック図。
【図２】同実施形態における処理動作を示すフローチャ
ート。
ート。
１１…監視カメラ（ＶＣ１〜ＶＣｎ） １２…画像処理装置 １３…中央処理装置 １４…渋滞判定部 １５…カメラ監視制御装置 １６…カメラ操作装置 １７…モニタ装置 １８…アラーム装置 １９…記憶部 １９Ａ…管理情報記憶エリア
Claims (6)
- 【請求項１】 監視する道路に沿って所定の間隔で設け
られる複数の監視カメラと、監視センタに設けられた交
通流監視用のモニタ装置と、上記監視カメラにより撮影
された監視画像を選択して上記モニタ装置に表示するカ
メラ監視制御装置と、上記各監視カメラにより撮影され
た監視画像により各監視カメラ毎に交通流の渋滞を判定
する渋滞判定手段と、この渋滞判定手段の判定結果に基
づいて交通流の渋滞情報を記憶部に記憶する手段と、上
記記憶部に記憶した情報から渋滞区間を判定し、渋滞の
状況を示すメッセージ情報を情報表示装置に表示する渋
滞情報表示手段とを具備したことを特徴とする道路監視
システム。 - 【請求項２】 監視する道路に沿って所定の間隔で設け
られる複数の監視カメラと、監視センタに設けられた交
通流監視用のモニタ装置と、上記各監視カメラにより撮
影された監視画像により各監視カメラ毎に交通流の渋滞
を判定する渋滞判定手段と、この渋滞判定手段の判定結
果に基づいて交通流の渋滞情報を記憶部に記憶する手段
と、上記記憶部に記憶した情報から渋滞区間を判定し、
渋滞の状況を示すメッセージ情報を情報表示装置に表示
する渋滞情報表示手段と、渋滞の発生していない状態で
は上記監視カメラにより撮影された監視画像を順次選択
して上記モニタ装置に表示し、上記渋滞判定手段により
渋滞が検知された場合に渋滞が検知された監視カメラか
らの画像を選択して上記モニタ装置に表示するカメラ監
視制御装置とを具備したことを特徴とする道路監視シス
テム。 - 【請求項３】 上記渋滞判定手段は、監視カメラによる
監視画像を車両進行方向の前方あるいは後方に位置する
監視カメラから他方側の監視カメラ方向に順次選択して
渋滞を検知することをことを特徴とする請求項１又は２
記載の道路監視システム。 - 【請求項４】 上記各監視カメラは、監視する道路と平
行に回動可能に設けられ、カメラ監視制御装置からの指
示により監視方向が設定されるように構成したことを特
徴とする請求項１、２又は３記載の道路監視システム。 - 【請求項５】 上記カメラ監視制御装置は、初期状態で
は各監視カメラを車両進行方向の前方あるいは後方に向
け、渋滞判定手段により交通流の渋滞が検知された場合
に、対応する監視カメラを反対方向に向けて交通流の渋
滞を監視するようにしたことを特徴とする請求項４記載
の道路監視システム。 - 【請求項６】 上記情報表示装置は、渋滞の状況を示す
メッセージ情報を表示すると共にアラーム音あるいは表
示灯によりアラーム表示を行なうことを特徴する請求項
１ないし５の何れか記載の道路監視システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001020492A JP2002222486A (ja) | 2001-01-29 | 2001-01-29 | 道路監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001020492A JP2002222486A (ja) | 2001-01-29 | 2001-01-29 | 道路監視システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002222486A true JP2002222486A (ja) | 2002-08-09 |
Family
ID=18886192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001020492A Pending JP2002222486A (ja) | 2001-01-29 | 2001-01-29 | 道路監視システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002222486A (ja) |
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-
2001
- 2001-01-29 JP JP2001020492A patent/JP2002222486A/ja active Pending
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