WO2004051758A1 - 半導体発光素子及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

発光半導体基板2のAlGaInPから成るn型半導体層11の表面に遷移金属層を介してAu層を設ける。GaとAuとの共晶点よりも低い温度の熱処理によってAuを遷移金属層17を介してn型半導体層11に拡散させ、20~1000オングストロームの厚みを有し且つ光吸収率の小さいオーミックコンタクト領域4を形成する。遷移金属層及びAu層を除去し、n型半導体層11及びオーミックコンタクト領域4の表面にA1から成る導電性を有する光反射層5を形成する。光反射層5に第1及び第2の接合金属層6,7を介して不純物がドープされたSiから成る導電性支持基板8を貼り合せる。

Description

明 細 書 半導体発光素子及びその製造方法
技術分野
本発明は G a系化合物半導体を有する半導体発光素子に関し、 詳細 は発光効率を改善することができる半導体発光素子に関する。
背景技術
従来の典型的な半導体発光素子は、 導電性を有する G a A s等から成 る支持基板と、 n型クラッ ド層と、 活性層と、 p型クラッ ド層と、 p型 クラッ ド層の一部に接続されたァノード電極と、 支持基板に接続された 力ソード電極とから成る。 なお、 以下、 n型クラッ ド層と活性層と P型 クラッ ド層とを発光半導体領域と呼ぶことにする。 この半導体発光素子 では、 活性層で発生した光は p型クラッ ド層を介して上面側に放射され ると共に n型クラッ ド層側即ち下面側にも放射される。 半導体発光素子 の光取り出し面は上面側であるので、 発光効率を向上させるために活性 層から下面側に放射された光をいかに上面側に反射させるかが重要で める。
活性層から下面側に放射した光を上面側に反射させるために、 前述の 基本構造の半導体発光素子の支持基板と発光半導体領域との間に、 ブラ ッグ (Bragg) 反射膜を配置する構造が知られている。 ブラッグ反射膜 は発光半導体領域と同様に一連のェピタキシャル成長工程で形成でき るという利点を有する。 しかし、 プラッグ反射膜は波長のスペク トル帯 域の広い光に対して十分な反射率を有さない。
光反射率を向上させる別の方法として、 前述の基本構造の半導体発光 素子において発光半導体領域のェピタキシャル成長工程後に G a A s 等の支持基板を除去し、 発光半導体領域に光透過性基板を貼着し、 更に この光透過性基板の下面に光反射性を有する電極を形成することが知 られている。 しかし、 この光透過性基板と光反射性電極とを設ける構造 は、 発光半導体領域と光透過性基板との界面における抵抗が起因してァ ノ一ド電極と力ソード電極との間の順方向電圧が比較的大きくなると いう欠点を有する。
上記欠点を解決するための方法が本件出願人に係わる日本の特開 2 0 0 2— 2 1 7 4 5 0号公報 (以下、 特許文献 1 と言う.。) に開示され ている。 この特許文献 1には、 発光半導体領域の下面側に A u G e G a 合金層を分散的に形成し、 A u G e G a合金層及びこれによつて覆われ ていない発光半導体領域の下面を A 1等の金属反射層で覆い、 更に、 反 射層に導電性支持基板を貼着することが開示されている。 Au G e G a 合金層は例えば A 1 G a I n P等の発光半導体領域に対して比較的良 好にォーミック接触する。 従って、 この構造によると、 アノード電極と カソード電極との間の順方向電圧を低下させることができる。
ところで、 上記特許文献 1の Au G e G a合金層は比較的厚く且つ G e (ゲルマニウム) を含んでいるので、 比較的光吸収率が大きい。 従つ て、 A u G e G a合金層と光反射層とから成る複合層の反射率は約 3 0 %であって比較的小さい。 このため、 上記特許文献 1の技術によって 高い発光効率を有する半導体発光素子を得ることが困難であった。 また、 A u G e G a合金層の表面モフォロジー (surface morphology) 即ち A u G e G a合金層の表面の平坦性が悪い。 このため、 導電性支持基板を A u G e G a合金層を有する発光半導体領域に容易且つ良好に貼り合 せることができなかった。 発明の開示
そこで、 本発明の目的は、 発光効率の向上又は順方向電圧の低減が可 能な半導体発光素子を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明を、 実施形態を示す図面の符号を参 照して説明する。 なお、 請求の範囲及びここでの参照符号は、 本願発明 の理解を助けるために付されており、 本願発明を限定するものではない。 本発明に従う半導体発光素子は、
光を取り出すための一方の主面 1 5 とこの一方の主面 1 5 と反対側 の他方の主面 1 6とを有し、 且つ前記一方の主面 1 5と前記他方の主面 1 6 との間に発光のための複数の化合物半導体層を有し、 且つ前記複数 の化合物半導体層の内の前記他方の主面 1 6に露出している化合物半 導体層 1 1がガリウム (Ga) を含む化合物半導体で形成されている半導 体基板 2と、
前記半導体基板 2の一方の主面 1 5に接続された電極 3 と、
前記半導体基板 2の前記他方の主面 1 6に露出している化合物半導 体層 1 1の少なく とも一部にォーミック接触しており、 且つ金属材料と ガリ ウム (G a ) との混合層から成るォーミ ックコンタク ト領域 4と、 前記半導体基板 2の前記他方の主面 1 6に露出している化合物半導 体層 1 1 と前記ォーミツタコンタク ト領域 4とのいずれか一方又は両 方を覆っており且つ導電性を有している光反射層 5と
備えている。
なお、 前記ォーミックコンタク ト領域 4は G a と Auとの混合層から 成ることが望ましい。
前記ォ一ミツタコンタク ト領域 4は 2 0〜 1 0 0 0オングス トロー ムの厚さを有していることが望ましい。
前記半導体基板 2の前記他方の主面 1 6に露出している化合物半導 体層 1 1は、
A l x G a y I n 1 _x_y P, ここで、 x, yは 0≤ χ < 1、 0 < y≤ 1、 0 < x + y≤ 1を満足する数値、 から成る第 1の化合物半導体、
A l x G a y I n
Figure imgf000005_0001
s , ここで、 x, yは 0≤ χ < 1、 0 < y ≤ 1、 0 < x + y≤ 1を満足する数値、 から成る第 2の化合物半導体、 及び
A l x G a y I n 1x_y N、 ここで、 x , yは 0≤ χ < 1、 0 < y≤ 1、 0 < x + y≤ 1を満足する数値、 から成る第 3の化合物半導体 から選択された 1つに導電型決定不純物が添加されたものであるこ とが望ましい。
前記光反射層 5は、 前記ォーミツタコンタク ト領域 4よりも反射率の 大きい金属層であることが望ましい。
前記光反射層は、 アルミニウム層であることが望ましい。
更に、 前記光反射層 5に結合された導電性支持基板 8を有しているこ とが望ましい。
前記導電性支持基板 8は不純物を含むシリ コン支持基板であり、 更に. 前記シリ コン支持基板に接続された別の電極 9を有することが望まし レ、。
前記ォーミ ックコンタク ト領域 4は前記半導体基板 2の他方の主面 1 6の一部のみに設けられ、 前記光反射層 5は前記ォーミツタコンタク ト領域 4 と前記半導体基板 2の前記他方の主面 1 6の前記ォーミック コンタク ト領域 4が形成されていない部分との両方を覆っていること が望ましい。
前記半導体基板 2は、 第 1導電型の G a系化合物半導体から成る第 1 導電型半導体層 1 1 と、 前記第 1導電型半導体領域 1 1上に配置された G a系化合物半導体から成る活性層 1 2と、 前記活性層 1 2上に配置さ れた第 1導電型と反対の第 2導電型の G a系化合物半導体から成る第 2導電型半導体層 1 3とを備えていることが望ましい。
半導体発光素子の好ましい製造方法は、
光を取り出すための一方の主面 1 5 とこの一方の主面 1 5 と反対側 の他方の主面 1 6 とを有し、 且つ前記一方の主面 1 5と前記他方の主面 1 6 との間に発光のための複数の化合物半導体層を有し、 且つ前記複数 の化合物半導体層の内の前記他方の主面 1 6に露出している化合物半 導体層 1 1がガリウム (Ga) を含む化合物半導体で形成されている半導 体基板 2を用意する工程と、
前記半導体基板 2の前記他方の主面 1 6の少なく とも一部に遷移金 属を含む補助層 1 7を形成する工程と、
前記半導体基板 2の前記ガリ ゥムを含む化合物半導体層 1 1に前記 補助層 1 7を介して拡散させることが可能な金属材料を含む層 1 8を 前記補助層 1 7の上に形成する工程と、 前記捕助層 1 7及び前記金属材料を含む層 1 8を伴なつた前記半導 体基板 2に、 前記ガリ ゥムを含む化合物半導体層 1 1を構成する元素と 前記金属材料との共晶点より も低い温度の加熱処理を施して前記金属 材料を前記補助層 1 7を介して前記ガリ ゥムを含む化合物半導体層 1 1に導入して前記ガリ ゥムを含む化合物半導体層 1 1を構成する元素 と前記金属材料との混合層から成るォーミッタ コンタク ト領域 4を形 成する工程と、
前記補助層 1 7及び前記金属材料を含む層 1 8を除去する工程と、 前記半導体基板 2の前記他方の主面 1 6に露出している化合物半導 体層 1 1 と前記ォーミ ックコンタク ト領域 4 とのいずれか一方又は両 方を覆っており且つ導電性を有している光反射層 5を形成する工程と を備えていることが望ましい。
前記捕助層 1 7及び前記金属材料を含む層 1 8を、 前記半導体基板 2 の前記他方の主面 1 6の一部のみを覆うように形成することが望まし レ、。
前記光反射層 5を、 前記ォーミッタコンタク ト領域 4と前記半導体基 板 2の前記他方の主面 1 6の前記ォーミ ツタコンタク ト領域 4が形成 されていない部分との両方を覆うように形成することが望ましい。
前記半導体基板 2の前記他方の主面 1 6に露出している化合物半導 体層 1 1は、
A l x G a y I n 1x―„ P、 ここで、 x, yは 0≤ χ < 1、 0 < y≤ 1、 0く x + y≤ 1を満足する数値、 から成る第 1の化合物半導体、
A 1 x G a y I n , xyA s、 ここで、 x , yは 0≤ x < l、 0 < y ≤ 1、 0 < x + y≤ 1を満足する数値、 から成る第 2の化合物半導体、 及ぴ
A 1 x G a y I n x _ x N、 ここで、 x, yは 0≤ x < l、 0 < y≤ 1、 0く x + y≤ 1を満足する数値、 から成る第 3の化合物半導体 から選択された 1つに導電型決定不純物が添加されたものであること が望ましい。 前記半導体基板 2の前記他方の主面 1 6に露出している化合物半導 体層 1 1は、 A l x G a y l n — x_y P、 ここで、 x, yは 0く xく 1、 0 < y≤ 1 , 0 < x + y≤ 1を満足する数値、 から成る化合物半導 体に導電型決定不純物が添加されたものであり、 且つ前記 Xの値が 0. 4又はこれよりも大きく、且つ前記導電型決定不純物の濃度が 1 01 8 c m一3又はこれよりも大きいものであることが望ましい。 .
前記捕助層は、
C r、 T i 、 N i、 S c、 V、 Mn、 F e、 C o、 C u、 Z n、 B e から選択された少なく とも 1種を含む層、
A u層と C r層と A u層との複合層、
C r層と N i層と A u層との複合層、 及び
C r層と Au S i層と A u層との複合層
から選択された 1つであることが望ましい。
前記金属材料を含む層 1 8は、
金 (Au) 層、
Au層と C r層と Au層との複合層、
C r層と N i層と A u層との複合層、 及ぴ
C r層と A u S i層と A u層との複合層
から選択された 1つであることが望ましい。
本発明に従うォーミッタコンタク ト領域 4は、 従来の A u G e G aか ら成るォーミックコンタク ト領域よりも光吸収率が低い。 このため、 ォ —ミツタコンタク ト領域 4での光吸収が抑制され、 半導体基板 2中で発 生し且つ半導体基板 2の他方の主面 1 6方向に放射した光の多く をォ 一ミ ツタコンタク ト領域 4 と G a系化合物半導体層 1 1 との界面で反 射させることができる。 また、 ォーミックコンタク ト領域 4が薄く形成 されている時には、 半導体基板 2の中で発生し且つ半導体基板 2の他方 の主面 1 6方向に放射された光の一部がォーミッタコンタク ト領域 4 を通過し、 その後反射層 5で反射されて半導体基板 2の一方の主面 1 5 側に戻り、 有効な光出力となる。 このため、 半導体発光素子の出力光量 の増大を図り、 発光効率を高めることができる。
また、 本発明の好ましい実施形態に従って、 ォーミックコンタク ト領 域 4を半導体基板 2の他方の主面 1 6の一部に設ける場合において、 出 力光量が従来と同一で良い場合には、 ォーミッタコンタク ト領域 4と光 反射層 5 との界面における反射量が多くなる分だけ、 ォーミックコンタ ク ト領域 4の面積を増大させることができる。 換言すれば、 ォーミック コンタク ト領域 4の面積を増大しても、 出力光量を従来と同一にするこ とができる。 このようにォーミツタコンタク ト領域 4の面積を増大させ ると、 発光時における電流通路の抵抗が小さくなり、 順方向電圧が低下 し、 電力損失が小さくなり、 発光効率が向上する。
本発明の好ましい実施形態に従って、 光透過性を有するォーミックコ ンタク ト領域 4が 2 0〜 1 0 0 0オングス トロームと比較的薄く形成 されている時には、 ォ一ミックコンタク ト領域 4での光吸収が少なくな り、 ォーミツタコンタク ト領域 4と光反射層 5との複合部分の反射率が 大きくなる。
また、 本発明に従う製造方法によれば、 補助層 1 7の働きによって所 望のォーミ ツタコンタク ト領域 4を良好且つ容易且つ生産性良く形成 することができる。 即ち、 遷移金属は化合物半導体を構成する元素を固 相分解する機能及び半導体表面を清浄化する機能を有するため、 遷移金 属を含む捕助層 1 7を介して半導体層と金属材料層とを加熱すると、 比 較的低温 (共晶温度以下) で半導体材料と金属材料が固相拡散する。 こ の低温の固相拡散によって形成されたォーミツタコンタク ト領域 4は 比較的薄い厚みを有し且つ光透過を妨害する金属材料 (例えば、 G e ) を含まない。 このため、 光吸収の少ないォ一ミックコンタク ト領域 4が 得られる。 図面の簡単な説明
図 1は本発明の第 1の実施形態に従う半導体発光素子を示す断面図 である。 図 2は図 1の半導体発光素子の A— A線断面図である。
図 3は図 1の半導体発光素子の製造工程を説明するための発光半導 体基板の断面図である。
図 4は図 3の発光半導体基板に遷移金属層と金層とを設けたものを 示す断面図である。
図 5は図 4に示す発光半導体基板に熱処理を施してォーミックコン タク ト領域を形成したものを示す断面図である。
図 6は図 5から遷移金属層と金層を除去したものを示す断面図であ る。
図 7は図 6の発光半導体基板に光反射層と第 1の接合金属層を設け たものを示す断面図である。
図 8図 7のものに導電性シリ コン支持基板を貼り合せたものを示す 断面図である。
図 9はォーミ ックコンタク ト領域を形成する時の熱処理温度と本発 明及ぴ従来例に従うォーミツタコンタク ト領域と光反射層との複合層 の反射率との関係を示す図である。
図 1 0は本発明に従う第 2の実施形態の半導体発光素子を図 1 と同 様に示す断面図である。 発明を実施するための最良の形態
第 1の実施形態
次に、 図 1〜図 9を参照して本発明の第 1の実施形態に従う半導体発 光素子 1即ち発光ダイォード及ぴその製造方法を説明する。
本発明に従う半導体発光素子 1は、 図 1に概略的に示すように、 発光 半導体領域としての発光半導体基板 2と、 第 1の電極としてのアノード 電極 3 と、本発明に従うォ一ミッタコンタク ト領域 4と、光反射層 5 と、 第 1及び第 2の接合金属層 6、 7と、 導電性支持基板としてのシリ コン 支持基板 8 と、 第 2の電極としての力ソード電極 9と、 電流ブロック層 1 0とから成る。 発光半導体基板 2は、 第 1導電型半導体層としての n型半導体層 1 1 と、 活性層 1 2と、 第 2導電型半導体層としての p型半導体層 1 3 と、 P型化合物半導体から成る電流拡散層 1 4とを順次にェピタキシャル 成長させたものから成る。 発光半導体基板 2は、 光取り出し側の一方の 主面 1 5 とこれと反対側の他方の主面 1 6とを有する。 活性層 1 2で発 生した光は p型半導体層 1 3 と電流拡散層 1 4とを通って一方の主面 1 5力 ら取り出される。
n型クラッ ド層と呼ぶこともできる n型半導体層 1 1は、
化学式 A 1 G a y I n 1xy P、
ここで、 ¾:, は0≤ く 1、 0 < y≤ l、 0く x + y≤ lを 満足する数値、
から成る G a系化合物半導体に n型不純物 (例えば S i ) をドーピング したものから成る。 ここで、 A 1 の割合 Xは好ましくは 0. 1 5〜 0. 4 5、 より好ましくは 0. 2〜0. 4である。 また、 G aの割合 yは好 ましくは 0.1 5〜0. 3 5、 より好ましくは 0. 4〜0. 6である。 n 型半導体層 1 1の n型不純物の濃度は 5 X 1 0 l 7c m一 以上である ことが望ましい。 この n型半導体層 1 1に含まれる G aはォーミックコ ンタク ト領域 4の形成に寄与する。 n型半導体層 1 1は周知のように活 性層 1 2よりも大きいパンドギヤップを有する。
なお、 図 1の n型半導体層 1 1の位置に A l x G a y I n ixy Pで 示すことができる 3— 5族化合物半導体から成る n型コンタク ト層を 設け、 この n型コンタク ト層と活性層 1 2との間に n型クラッ ド層即ち n型半導体層を設けることができる。 n型コンタク ト層と n型クラッ ド 層との両方が設けられる時には、 これ等を合わせて第 1導電型半導体層 と呼ぶこともできる。 上記の n型コンタク ト層を設ける時には、 n型ク ラッ ド層の材料を n型コンタク ト層と別にすることができる。
n型半導体層 1 1の上に配置された活性層 1 2は、 発光層とも呼ぶこ とができるもあであり、 化学式で A l x G a y I n 1xy P、 ここで、 x, yは 0≤ χ≤ 1、 0≤ y≤ 1 , 0 x + y≤ 1を満足する数値、 力、 ら成る p型の 3— 5族化合物半導体から成る。 なお、 Xは 0. 1以上で あることが望ましい。 この実施形態では、 活性層 1 2に導電型不純物が 故意にドープされていないが、 p型半導体層 1 3よりも低い濃度で p型 不純物をドープすること、 n型半導体層 1 1より も低い濃度で n型不純 物をドープすることも可能である。 図 1には単一の活性層 1 2が示され ているが、 これを周知の多重量子井戸 (MQW: Multi-Quantum-Well) 構造、 又は単一量子井戸 ( S QW : Single-Quantum-Well ) 構造にす ることができる。
活性層 1 2の上に形成された p型半導体層 1 3は、 p型クラッ ド層と 呼ぶこともできるものであって
化学式 A l x G a y l ii i— χy P、
ここで x, yは 0≤ χ≤ 1、 0≤ y≤ 1 , 0≤ x + y≤ 1
を満足する数値、
で示すことができる p型の 3— 5族化合物半導体から成る。 A 1 の割合 Xは好ましくは 0. 1 5〜 0. 4 5の範囲に設定される。 p型クラッ ド 層 1 3の : p型不純物 (例えば Z n ) の濃度は例えば 5 X 1 0 1 ( c m一
3以上に決定される。 p型半導体層 1 3は周知のように活性層 1 2より も大きいバンドギヤップを有する。
P型半導体層 1 3の上に配置された電流拡散層 1 4は発光半導体基 板 2に流れる順方向電流の分布の均一性を高める働きと、 ァノード電極 3のォーミック接触を可能にする働きと、 活性層 1 2で発光した光を素 子の外部に導出する働きを有し、 例えば G a P、 又は G a x I n — χ P 又は A l x G a ix A s等の p型の 3— 5族化合物半導体から成る。 この電流拡散層 1 4の p型不純物濃度は p型半導体層 1 3より も高く 設定されている。 なお、 電流拡散層 1 4の上に更に p型コンタク ト層を 設けることもできる。
電流拡散層 1 4の中央上部に配置された電流プロック層 1 0は絶縁 層から成る。 この電流プロック層 1 0は発光半導体基板 2の中央部に順 方向電流が集中して流れることを防止する。 アノード電極 3は例えば、 C r層と A u層との複合層から成り、 電流 拡散層 1 4と電流プロック層 1 0との上に配置され、 電流拡散層 1 4に ォーミック接触している。 また、 アノード電極 3は順方向電流を均一に 流すために基板 2の主面 1 5に対して垂直な方向から見て網目又は格 子状に形成されている。 なお、 アノード電極 3を光透過性電極とするこ ともできる。
本発明に係わるォーミ ッタコンタク ト領域 4は発光半導体基板 2の 他方の主面 1 6に分散配置されている。 即ち、 発光半導体基板 2の他方 の主面 1 6から見て n型半導体層 1 1に島状に埋め込まれた状態に各 ォーミッタコンタク ト領域 4が形成されている。 従って、 発光半導体基 板 2の他方の主面 1 6には、 各ォーミッタコンタク ト領域 4とこれ等の 間の n型半導体層 1 1 との両方が露出する。
各ォ一ミ ツタコンタク ト領域 4は実質的に G a と A uのみの混合層 又は合金層から成り、 n型半導体層 1 1及び光反射層 5に対してォーミ ック接触している。 G a A u混合層から成る各ォーミッタコンタク ト領 域 4は、 好ましくは 2 0〜 1 0 0 0オングス トロームの厚さに形成され る。 ォーミツタコンタク ト領域 4の厚みが 2 0オングストロームよりも 薄くなると、 良好にォーミック接触をとることができなくなり、 その厚 みが 1 0 0 0オングス トロームを越えると、 ォーミッタコンタク ト領域 4の光透過性が悪くなる。
A u G a混合層から成るォ一ミッタコンタク ト領域 4の光吸収率は、 前記特許文献 1の A u G e G a合金層の光吸収率よりも小さく、 A u G a合金層から成るォーミツタコンタク ト領域 4の光透過率は、 前記特許 文献 1の A u G e G a合金層の光透過率よりも大きい。 即ち、 前記特許 文献 1の A u G e G a合金層は、光透過を阻害する G e (ゲルマニウム) を含み且つ 2 0 0 0オングス トローム以上の厚さを有するので、 前記特 許文献 1のォーミッタコンタク ト領域では、 ォーミツタコンタク ト領域 によって多くの光が吸収され、 ォ一ミツタコンタク ト領域を透過する光 もほとんどない。 これに対して、 本実施形態のォーミッタコンタク ト領 域 4は G eを含まない A u G a混合層から成り且つ 2 0〜 1 0 0 0ォ ングス トロームの比較的薄い厚さを有するので、 光透過率が従来の A u G e G aよりも大きくなる。 - ォーミツタコンタク ト領域 4の表面及ぴ n型半導体層 1 1の表面は 光反射層 5で覆われている。 光反射層 5の表面の反射率は、 ォーミック コンタク ト領域 4と n型半導体層 1 1 との界面の反射率よりも大きレ、。 活性層 1 2から発光半導体基板 2の他方の主面 1 6側に放射された光 の一部はォーミ ッタコンタク ト領域 4の相互間の n型半導体層 1 1 と 光反射層 5 との界面で反射して発光半導体基板 2の一方の主面 1 5側 に戻され、 光の別の一部は n型半導体層 1 1 とォ一ミックコンタク ト領 域 4 との界面で反射して発光半導体基板 2の一方の主面 1 5側に戻さ れ、 光の更に別の一部はォーミックコンタク ト領域 4を通過した後にォ 一ミ ツタコンタク ト領域 4と光反射層 5 との界面で反射して発光半導 体基板 2の一方の主面 1 5側に戻される。 本実施形態では、 活性層 1 2 からォーミ ッタコンタク ト領域 4側に放射した光に対するォーミック コンタク ト領域 4と光反射層 5との複合層の光反射率、 即ち、 n型半導 体層 1 1 とォーミ ツタコンタク ト領域 4 との界面の光反射率とォーミ ッタコンタク ト領域 4 と光反射層 5 との界面の光反射率との合計の光 反射率が約 6 0 %である。 前述の特許文献 1の A u G e G aから成るォ 一ミ ツタコンタク ト領域と光反射層との複合層の光反射率は約 3 0 % であるので、 本発明に従うォーミッタコンタク ト領域 4と光反射層 5 と の複合層の光反射率は大幅に改善される。 本発明に従う光反射率の改善 は、 ォーミッタコンタク ト領域 4が G eを含まず実質的に A u G aのみ から成ること、 及ぴォーミツタコンタク ト領域 4が 2 0〜 1 0 0 0オン ダス トロームと極く薄いことによって達成されている。
第 1の接合金属層 6は Auから成り、 光反射層 5の下面全体に形成さ れている。 第 2の接合金属層 7は Auから成り、 導電性を有するシリコ ン支持基板 8の一方の表面に形成されている。 第 1及び第 2の接合金属 層 6, 7は熱圧着法によって相互に結合されている。 導電性支持基板としてのシリ コン支持基板 8は、 シリ コンに不純物を 導入したものであり、 発光半導体基板 2の機械的支持機能と放熱体とし ての機能と電流通路としての機能とを有する。
カソード電極 9はシリコン支持基板 8の下面全体に形成されている。 シリコン支持基板 8の代わりに金属支持基板を設ける場合には、 これが カソード電極となるので、 図 1のカソード電極 9を省く ことができる。 図 1の半導体発光素子 1を製造する時には、 まず図 3の発光半導体基 板 2を用意する。 図 3の発光半導体基板 2は、 例えば GaAs基板 (図示 せず) 上に周知の M O CVD( Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法によって n型半導体層 1 1、 活性層 1 2、 P型半導体層 1 3、 及ぴ電流拡散層 1 4を順次にェピタモシャル成長させ、 その後に前 述の GaAs基板を除去することによって得る。
次に、 発光半導体基板 2の他方の主面 1 6即ち n型半導体層 1 1の表 面上に例えば Crかち成る遷移金属層と Au (金.) 層とを真空蒸着法によ つて順次に形成する。 次に、 周知のフォ トリ ソグラフィ技術によって金 層上に所定パターンにエッチングマスクを形成し、 このマスクを使用し て金層及ぴ遷移金属層を所定パターンにエッチングで除去し、 図 4に示 す遷移金属層 1 7及び金層 1 8を得る。 これにより、 発光半導体基板 2 の他方の主面 1 6の一部が露出する。 なお、 図 4のパターンに遷移金属 層 1 7及ぴ金層 1 8を形成するために、 発光半導体基板 2の他方の主面 1 6に開口を有するレジスト層を形成し、 この開口の中及ぴレジス ト層 の上に遷移金属層 1 7と金層 1 8とを真空蒸着で形成し、 しかる後、 レ ジス ト層及ぴこの上の遷移金属層 1 7 と金層 1 8 とを除去することも できる。図 4の遷移金属層 1 7の厚みは 1 0〜 5 0 0オングス トローム, 金層 1 8の厚みは 2 0 0〜 1 0 0 0 0オングス トローム程度に決定さ れる。
次に、 図 4に示す遷移金属層 1 7と金層 1 8とを伴なつた発光半導体 基板 2に対して n型半導体層 1 1の中の Ga (ガリ ウム) と金層 1 8の Au (金) との共晶点即ち共融点 (3 4 5 °C ) よりも低い温度であり且つ 遷移金属層 1 7の助けを借りて Au (金) 又はこれに類似の金属を n型 半導体層 1 1に拡散することができる温度 (例えば 3 0 0 °C ) の加熱処 理 (ァニール) を施す。 これにより、 金層 1 8の Auが遷移金属層 1 7 を介して n型半導体層 1 1に拡散し、 Gaと Auとの混合層から成るォー ミツタコンタク ト領域 4が生じる。 このォーミツタコンタク ト領域 4を 金層 1 8の Au又はこれに類似の金属の拡散層と呼ぶこともできる。 上述の加熱処理の温度と時間は,ォーミツタコンタク ト領域 4の厚み を 2 0 ~ 1 0 0 0オーダス トロームの範囲に制限するように決定される c また、 熱処理温度は、 薄く且つ均一な厚みを有し且つ低い抵抗を有し且 つ n型半導体層 1 1に対して良好にォーミ ック接触する特性を有する ォーミ ツタコンタク ト領域 4を得ることが可能な任意の値に決定され る。 即ち、 この熱処理温度は、 Ga (ガリウム) と Au (金) との共晶点 即ち共融点 ( 3 4 5 °C ) よりも低い任意の温度に決定される。
図 9の特性線 Aは本発明に従う熱処理温度の変化に対するォーミック コンタク ト領域 4と光反射層 5との複合部分の反射率の変化を示し、 特 性線 B は前述の特許文献 1の AuGeGaから成るォーミックコンタク ト 領域を形成する時の熱処理温度の変化に対する AuGeGa ォーミックコ ンタク ト領域と光反射層との複合部分の反射率の変化を示す。 ここでの 反射率の測定は波長 6 5 0 n mの赤色光で行われている。
特性線 B に示す従来の Ge (ゲルェニゥム) が含まれているォーミツ タコンタク ト領域の場合には、 3 0 0 °Cの熱処理で反射率が約 3 0 %で あり、 特性線 Aの本発明に従う Geを含まない場合には、 3 0 0 °Cの熱 処理で反射率が約 6 0 %である。 従って、 本発明によってォーミックコ ンタク ト領域 4と光反射層 5 との複合部分の反射率を 3 0 %向上させ ることができる。 図 9の特性線 Aによれば熱処理温度が低いほど反射率 が高くなつている。 しかし、 熱処理温度が低くなり過ぎると、 ォーミツ タコンタク ト領域 4と n型半導体層 1 1 との間の接触抵抗が大きく な る。 この接触抵抗を 2 X 1 0— 4 Ω c m 2以下に抑えるためには、 熱処理 温度を好ましくは 2 5 0〜 3 4 0 °C、 より好ましくは 2 9 0〜 3 3 0 °C とする。
遷移金属層 1 7は、 熱処理時に n型半導体層 1 1 を構成している AlGalnPを各元素に分解し、各元素を動き易くする作用及び n型半導体 層 1 1の表面を清浄化する作用を有する。 遷移金属層 1 7の上記作用に よって Gaと Auとの共晶点よりも低い温度の熱処理によって Auが n型 半導体層 1 1に拡散し、 Gaと Auとの混合層又は合金層から成るォーミ ッタコンタク ト領域 4が極薄く形成される。
次に、 図 5の熱処理後の遷移金属層 1 7及ぴ金層 1 8をエッチングで 除去して図 6のォーミツタコンタク ト領域 4を伴なつた発光半導体基 板 2を得る。 Auと Gaとの共晶点よりも低い温度の熱処理で得た Auと Ga との混合層から成るォーミッタコンタク ト領域 4の表面モホロジー は前記特許文献 1の共晶点以上の熱処理による AuGeGa から成るォー ミ ッタコンタク ト領域の表面モホロジ一よりも大幅に改善される。 従つ て、 図 6のォーミツタコンタク ト領域 4を含む発光半導体基板 2の他方 の主面 1 6の平坦性が良い。
次に、 図 7に示すように発光半導体基板 2の他方の主面 1 6、 即ち n 型半導体層 1 1の露出表面とォーミ ツタコンタク ト領域 4の表面との 両方を覆うように厚み 1〜 1 0 μ m程度 A1 層から成る光反射層 5を 真空蒸着法で形成し、 赤外線ランプ等で短時間の熱処理を施す。 これに より、 導電性を有する光反射層 5がォーミッタコンタク ト領域 4にォー ミックに接合され且つ n型半導体層 1 1にも接合する。 A1から成る光反 射層 5は n型半導体層 1 1に対してショッ トキ接触するので、 半導体発 光素子 1 の順方向電流は n型半導体層 1 1から光反射層 5に向かって 流れない。 光反射層 5に隣接するォーミ ッタコンタク ト領域 4の表面モ ォロジ一が良いので、 光反射層 6の平坦性が良い。
次に、 光反射層 5の上に Auの真空蒸着によって第 1の接合金属層 6 を形成する。
次に、図 8に示す不純物を含む Si基板から成る導電性基板 8の一方の 主面に Auから成る第 2の接合金属層 7を真空蒸着したものを用意し、 第 1及ぴ第 2の金属接合層 6, 7を加圧接触させ、 3 0 0 °C以下の温度 の熱処理を施して Auを相互に拡散させることによって第 1及ぴ第 2の 金属接合層 6 , 7を貼り合わせて発光半導体基板 2と導電性を有するシ リ コン支持基板 8とを一体化する。
次に、 図 1に示すように発光半導体基板 2の一方の表面 1 5上に電流 プロック層 1 0及ぴァノード電極 3を形成し、 導電性支持基板 8の下面 にカソート電極 9形成して半導体発光素子 1を完成させる。
本実施形態は次の効果を有する。
( 1 ) ォーミッタコンタク ト領域 4は光吸収性の大きい G eを含まず 且つ極めて薄く形成されているので、 ォーミックコンタク ト領域 4と光 反射層 5との複合層の光反射率が高い値 (例えば 6 0 % ) を有する。 こ のため、 活性層 1 2から光反射層 5側に放出された光の多くが発光半導 体基板 2の一方の表面 1 5側に戻され、 発光効率が高くなる。
( 2 ) ォーミックコンタク ト領域 4と光反射層 5との複合層による光 反射率が大きくなるので、 所定の光出力を得る時に発光半導体基板 2の 他方の主面 1 6の面積に占めるォーミ ツタコンタク ト領域 4の面積の 割合を従来よりも増大することができる。 ォーミックコンタク ト領域 4 の面積が増大すると、 半導体発光素子 1の順方向抵抗が減少し、 順方向 電圧降下及び電力損失が低減し、 発光効率が向上する。 本実施形態に従 う赤色発光ダイォードの最大発光効率は、 電流容度 4 0 A , c m 2 にお いて、 4 7 1 m /W (ルーメン /ワッ ト) であった。
( 3 ) 遷移金属層 1 7を介して A u層 1 8から A uを n型半導体層 1 1に拡散することによって、 共晶点よりも低い温度で A u G aから成る ォーミ ッタコンタク ト領域 4を容易に形成することができる。
( 4 ) ォーミツタコンタク ト領域 4の表面モフォロジ一が良くなるの で、 導電性シリコン支持基板 8の貼り合せを良好に達成することができ る。 第 2の実施形態 次に、 図 1 0を参照して第 2の実施形態の半導体発光素子 1 aを説明 する。 伹し、 図 1 0において図 1 と共通する部分には同一の参照符号を 付してその説明を省略する。
図 1 0の半導体発光素子 1 aにおけるォーミックコンタク ト領域 4 は発光半導体基板 2の他方の主面 1 6の全体に形成されている。 ォーミ ッタコンタク ト領域 4をこのように形成しても、 ォーミッタコンタク ト 領域 4と光反射層 5 との複合層の反射率が比較的高い約 6 0 %である ので、 比較的高い発光効率が得られる。 また、 図 1に比べてォーミック コンタク ト領域 4の面積が広くなった分だけ、 順方向電流通路の抵抗が 小さくなり、 電力損失が少なくなる。
図 1 0では図 1 のシリ コン支持基板 8の代りに金属支持基板 8 aが 光反射層 5に熱圧着されている。 従って、 金属支持基板 8 aが発光半導 体基板 2の支持機能とカソード電極としての機能を有する。
図 1 0のォーミ ックコンタク ト領域 4は図 1において同一符号で示 すものと同一の方法で形成され、 且つ同一の組成及び厚みを有する。 従 つて、 図 1 0の半導体発光素子 1 aによっても図 1の半導体発光素子 1 と同一の効果を得ることができる。 本発明は上記の実施形態に限定されるものでなく、 例えば次の変形が 可能なものである。
( 1 ) 発光半導体基板 2の機械的強度が十分な場合は、 図 1のシリコ ン支持基板 8及ぴ図 1 0の金属支持基板 8 aを省く ことができる。 この 場合には導電性光反射層 5がカソード電極として機能する。
( 2 ) 図 2においてォーミックコンタク ト領域 4の平面的に見た分布 パターンを四角形の島状にしたが、 円形島状、 又は格子状等に変形する ことができる。
( 3 ) 才ーミツタコンタク ト領域 4は n型半導体層 1 1に接触してい るが、 この代りに n型半導体層 1 1 と光反射層 5との間に A 1 G a I n Pから成る n型コンタク ト層又は n型パッファ層又はこれ等の両方を 設け、 これに対してォーミックコンタク ト領域 4を接触させることがで きる。
( 4 ) ォーミッタコンタク ト領域 4が A u G a以外の A u G e G a等 の別の材料から成る場合であっても、 これが光透過性を有すればこの厚 さを 2 0〜 1 0 0 0オーダス トロームに制限することによって、 ォーミ ッタコンタク ト領域 4 と光反射層 5 との複合層の光反射率が比較的高 くなり、 発光効率を向上させることができる。
( 5 ) 金層 18 を A u以外の G a と合金化してォ一ミツタコンタク ト を形成する材料とすることができる。 産業上の利用可能性
上述から明らかなように、 本発明は半導体発光素子に利用することが できる。

Claims

請 求 の 範 囲
1. 光を取り出すための一方の主面 ( 1 5) とこの一方の主面 ( 1 5) と反対側の他方の主面 ( 1 6) とを有し、 且つ前記一方の主面 ( 1 5) と前記他方の主面 ( 1 6) との間に発光のための複数の化合物半導体層 を有し、 且つ前記複数の化合物半導体層の内の前記他方の主面 ( 1 6) に露出している化合物半導体層 ( 1 1) がガリウム (Ga) を含む化合物 半導体で形成されている半導体基板 (2) と、
前記半導体基板 (2) の一方の主面 ( 1 5) に接続された電極 (3) と、
前記半導体基板 ( 2) の前記他方の主面 ( 1 6) に露出している化合 物半導体層 ( 1 1 ) の少なく とも一部にォーミック接触しており、 且つ 金属材料とガリ ウム (G a ) との混合層から成るォーミックコンタク ト 領域 (4) と、
前記半導体基板 (2) の前記他方の主面 ( 1 6) に露出している化合 物半導体層 ( 1 1 ) と前記ォーミッタコンタク ト領域 (4) とのいずれ か一方又は両方を覆っており且つ導電性を有している光反射層 ( 5) と 備えていることを特徴とする半導体発光素子。
2. 前記ォーミッタコンタク ト領域 (4) は G a と Auとの混合層か ら成ることを特徴とする請求項 1記載の半導体発光素子。
3. 前記ォーミッタコンタク ト領域 (4) の厚みは 20〜 1 000ォ ングス トロームであることを特徴とする請求項 1記載の半導体発光素 子。
4. 前記半導体基板 (2) の前記他方の主面 ( 1 6) に露出している 化合物半導体層 ( 1 1 ) は、
A l x G a y l ii i— χy P、 ここで、 x, yは 0≤ χ < 1、 0 < y≤ 1、 0 < x + y≤ 1を満足する数値、 から成る第 1の化合物半導体、
A l x G a y l ii i— x y A s、 ここで、 x , yは 0 ≤ xく 1、 0 < y l、 0 < x + y ≤ 1を満足する数値、 から成る第 2の化合物半導体、 及び
A l x G a y l ii i y N、 ここで、 x, yは 0 ≤ χ < 1、 0 < y≤ 1、 0 < X + y≤ 1を満足する数値、 から成る第 3の化合物半導体 から選択された 1つに導電型決定不純物が添加されたものであるこ とを特徴とする請求項 1記載の半導体発光素子。
5. 前記光反射層 ( 5 ) は、 前記ォーミッタコンタク ト領域 (4 ) よ り も反射率の大きい金属層であることを特徴とする請求項 1記載の半 導体発光素子。
6. 前記金属層はアルミニウム層であることを特徴とする請求項 5記 載の半導体発光素子。
7. 更に、 前記光反射層 ( 5 ) に結合された導電性支持基板 (8 ) を 有していることを特徴とする請求項 1記載の半導体発光素子。
8. 前記導電性支持基板 (8 ) は不純物を含むシリ コン支持基板であ り、 更に、 前記シリ コン支持基板に接続された別の電極 ( 9 ) を有する ことを特徴とする請求項 7記載の半導体発光素子。
9. 前記ォーミ ッタコンタク ト領域 (4 ) は前記半導体基板 (2 ) の 他方の主面 ( 1 6 ) の一部のみに設けられ、 前記光反射層 ( 5 ) は前記 ォーミッタコンタク ト領域 (4 ) と前記半導体基板 ( 2 ) の前記他方の 主面 ( 1 6 ) の前記ォーミッタコンタク ト領域 (4 ) が形成されていな い部分との両方を覆っていることを特徴とする請求項 1記載の半導体 発光素子。 -
1 0. 前記半導体基板 ( 2) は、
第 1導電型の G a系化合物半導体から成る第 1導電型半導体層 ( 1 1 ) と、
前記第 1導電型半導体領域 ( 1 1 ) 上に配置された G a系化合物半導 体から成る活性層 ( 1 2) と、
前記活性層 ( 1 2) 上に配置された第 1導電型と反対の第 2導電型の G a系化合物半導体から成る第 2導電型半導体層 ( 1 3 ) と
を備えていることを特徴とする請求項 1記載の半導体発光素子。
1 1. 半導体発光素子を製造する方法であって、
光を取り出すための一方の主面 ( 1 5 ) とこの一方の主面 ( 1 5 ) と 反対側の他方の主面 ( 1 6) とを有し、 且つ前記一方の主面 ( 1 5) と 前記他方の主面 ( 1 6 ) との間に発光のための複数の化合物半導体層を 有し、 且つ前記複数の化合物半導体層の内の前記他方の主面 ( 1 6) に 露出している化合物半導体層 ( 1 1 ) がガリウム (Ga) を含む化合物半 導体で形成されている半導体基板 ( 2) を用意する工程と、
前記半導体基板 (2) の前記他方の主面 ( 1 6 ) の少なく とも一部に 遷移金属を含む捕助層 ( 1 7 ) を形成する工程と、
前記半導体基板 (2) の前記ガリウムを含む化合物半導体層 ( 1 1 ) に前記捕助層 ( 1 7) を介して拡散させることが可能な金属材料を含む 層 ( 1 8 ) を前記捕助層 ( 1 7) の上に形成する工程と、
前記捕助層 ( 1 7) 及び前記金属材料を含む層 ( 1 8 ) を伴なつた前 記半導体基板 (2) に、 前記ガリ ウムを含む化合物半導体層 ( 1 1 ) を 構成する元素と前記金属材料との共晶点より も低い温度の加熱処理を 施して前記金属材料を前記補助層 ( 1 7) を介して前記ガリウムを含む 化合物半導体層 ( 1 1 ) に導入して前記ガリ ウムを含む化合物半導体層 ( 1 1 ) を構成する元素と前記金属材料との混合層から成るォーミック コンタク ト領域 (4) を形成する工程と、 前記補助層 ( 1 7) 及ぴ前記金属材料を含む層 ( 1 8 ) を除去するェ 程と、
前記半導体基板 (2) の前記他方の主面 ( 1 6 ) に露出している化合 物半導体層 ( 1 1 ) と前記ォーミッタコンタク ト領域 (4) とのいずれ か一方又は両方を覆うように導電性を有する光反射層 ( 5) を形成する 工程と
を備えていることを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
1 2. 前記捕助層 ( 1 7) 及び前記金属材料を含む層 ( 1 8 ) を、 前 記半導体基板 (2) の前記他方の主面 ( 1 6 ) の一部のみを覆うように 形成することを特徴とする請求項 1 1記載の半導体発光素子の製造方 法。
1 3. 前記光反射層 (5) を、 前記ォーミッタコンタク ト領域 (4) と前記半導体基板 (2) の前記他方の主面 ( 1 6 ) の前記ォーミックコ ンタク ト領域 (4) が形成されていない部分との両方を覆うように形成 することを特徴とする請求項 1 2記載の半導体発光素子の製造方法。
1 4. 前記半導体基板 (2) の前記他方の主面 ( 1 6 ) に露出してい る化合物半導体層 ( 1 1 ) は、
A l x G a y l n — xy P、 ここで、 x, yは 0≤ χ < 1、 0 < y≤ 1、 0 < x + y≤ 1を満足する数値、 から成る第 1の化合物半導体、
A l x G a y I n t_x_yA s , ここで、 x, yは 0≤ χ < 1、 0 < y ≤ 1、 0 < x + y≤ 1を満足する数値、 から成る第 2の化合物半導体、 及ぴ
A l x G a y I n 1x_y N、 ここで、 x, yは 0≤ χ < 1、 0く y≤ 1、 0く x + y≤ 1を満足する数値、 から成る第 3の化合物半導体 から選択された 1つに導電型決定不純物が添加されたものであるこ とを特徴とする請求項 1 1記載の半導体発光素子の製造方法。
1 5. 前記半導体基板 (2) の前記他方の主面 ( 1 6) に露出している 化合物半導体層 ( 1 1 ) は、 A 1 x G a y I nェ y P、 ここで、 x, yは 0 < xく 1、 0 < y≤ 1 0く x + y≤ 1を満足する数値、 から成 る化合物半導体に導電型決定不純物が添加されたものであり、 且つ前記 Xの値が 0. 4又はこれよりも大きく、 且つ前記導電型決定不純物の濃 度が 1 018 c m— 3又はこれよりも大きいことを特徴とする請求項 1 1 記載の半導体発光素子の製造方法。
1 6. 前記捕助層は、
C r、 T i、 N i、 S c、 V、 Mn、 F e、 C o、 C u、 Z n、 B e から選択された少なく とも 1種を含む層、
Au層と C r層と Au層との複合層、
C r層と N i層と A u層との複合層、 及び
C r層と Au S i層と Au層との複合層
から選択された 1つであることを特徴とする請求項 1 1記載の半導体 発光素子の製造方法。
1 . 前記金属材料を含む層 ( 1 8) は、
金 ( A u ) 層、
Au層と C r層と Au層との複合層、
C r層と N i層と A u層との複合層、 及ぴ
C r層と Au S i層と Au層との複合層
から選択された 1つであることを特徴とする請求項 1 1記載の半導体 発光素子の製造方法。
1 8. 前記ォーミックコンタク ト領域 (4) は G a と Auとの合金層 から成ることを特徴とする請求項 1 1記載の半導体発光素子の製造方 法。
1 9. 前記ォーミッタコンタク ト領域 (4 ) 厚みは 2 0〜: L 00 0ォ ングス トロームであることを特徴とする請求項 1 1記載の半導体発光 素子の製造方法。
2 0. 前記光反射層 ( 5) は、 前記ォーミッタ コンタク ト領域 (4) よりも反射率の大きい金属層であることを特徴とする請求項 1 1記載 の半導体発光素子の製造方法。
2 1. 前記金属層はアルミニウム層であることを特徴とする請求項 2 0記載の半導体発光素子の製造方法。
2 2. 更に、 前記光反射層 (5) に導電性支持基板 (8 ) を結合させ る工程を有していることを特徴とする請求項 1 1記載の半導体発光素 子の製造方法。
2 3. 前記導電性支持基板 (8) は不純物を含むシリ コン支持基板で あり、 更に、 前記シリ コン支持基板に電極 ( 9) を接続させる工程を有 していることを特徴とする請求項 2 2記載の半導体発光素子の製造方 法。
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