JP2008288248A - 半導体発光素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光出力を維持しながら順方向電圧を低くすることができ、信頼性に優れる半導体発光素子を提供する。
【解決手段】Si基板1と、金属密着層2と、光反射性を有する金属材料の多層膜からなる反射金属層3と、SiO膜4と、SiO膜4の所定の位置に設けられるオーミックコンタクト接合部5と、MgドープのGaP層6AとZnドープの6Bとを含むGaP層6と、p型GaInP介在層7と、p型AlGaInPクラッド層8と、アンドープ多重量子井戸活性層9と、n型AlGaInPクラッド層10と、n型AlGaInPウィンドウ層11と、n型GaAsコンタクト層12と、第1電極13と、Si基板1の外部接続側に設けられる第2電極14とを備え、p型AlGaInPクラッド層8、アンドープ多重量子井戸活性層9、およびn型AlGaInPクラッド層10からなる発光部とオーミックコンタクト接合部5とを300nm以上離れて設けた構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、高輝度型の半導体発光素子に関するものである。
近年、GaN系やAlGaInP系の高品質な結晶をMOVPE法(有機金属気相成長法)により成長出来るようになったため、高輝度の青色、緑色、橙色、黄色、赤色等の発光ダイオード(LED)の製作が可能になった。高輝度化に伴い、LEDは、自動車のブレーキランプ、液晶ディスプレイのバックライト等の光源としても利用され、その需要は年々増加している。
LEDの内部効率は、MOVPE(Metal-Organic Vapor Phase Epitaxy)法による成長が可能になってから、理論値および限界値に近づきつつあるものの、発光素子からの光取り出し効率は未だ低いため、この光取り出し効率の向上が重要になっている。
例えば、高輝度赤色LEDは、AlGaInP系の材料で形成され、導電性のGaAs基板上に格子整合する組成のAlGaInP系の材料から成るn型AlGaInP層と、p型AlGaInP層と、それらに挟まれたAlGaInP又はGaInPから成る発光層(活性層)を有するダブルヘテロ構造になっている。
しかし、GaAs基板のバンドギャップは、発光層のバンドギャップよりも狭いため、発光層からの光の多くがGaAs基板に吸収され、光の取り出し効率が著しく低下する。これを改善するものとして、発光層とGaAs基板の間に、屈折率の異なる半導体層から成る多層反射膜構造を形成することによりGaAs基板による光の吸収を低減し、光取り出し効率を向上させる方法がある。ところが、この方法は、多層反射膜構造へ限定された入射角で入射した光しか反射することができない。
そこで、AlGaInP系の材料から成るダブルヘテロ構造を、反射率の高い金属膜を介してGaAs基板よりも熱伝導率の良いSi支持基板に貼り付け、その後、成長用に用いたGaAs基板を除去する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この方法によると、反射膜に金属膜を用いている為、金属膜への光の入射角を選ばずに高い反射が可能となる。
また、反射膜が反射率の高い金属、例えば、金、アルミ、銀等は、AlGaInP系半導体とオーミックコンタクト接合ができない。その為、反射膜金属とは異なる材料から成るオーミックコンタクト接合部を、AlGaInP系化合物半導体層と反射金属膜の界面の一部に配置し、電気的抵抗を低減する必要がある。
このオーミックコンタクト接合部は、接する面がp型の半導体層であることから、主にZn系の金属を用いることが一般的である。
しかし、Zn系の材料を用いた場合には、順方向電圧を十分に低くすることができない。特に発光ダイオードベアチップ中のオーミックコンタクト接合部の面積が小である場合には顕著である。
順方向電圧を低くする方法としては、熱処理温度を高くする方法があるが、この方法によると、半導体層とオーミックコンタクト接合部との間に合金化反応が生じて、オーミックコンタクト接合部と接する半導体層の光吸収率が増加する。また、反射金属膜とその他の金属との反応も促進されてしまうことから、オーミックコンタクト接合部以外の所謂反射金属膜においても光吸収が大になる。つまり、順方向電圧を低くするために熱処理温度を高くすると、発光出力の低下を招くという問題がある。
そこで、オーミックコンタクト接合部には、Zn系材料よりもコンタクトを取りやすい材料を用いる必要がある。その材料のひとつとしてBe系材料がある。
特開2002−217450号公報
しかし、従来の半導体発光素子によると、Be系材料を用いた場合には、Zn系材料を用いたときより順方向電圧を低くできる反面、発光出力が低く、また信頼性が低いという問題がある。
つまり、発光出力を維持したまま、順方向電圧を低くすることが困難である。特に、発光ダイオードベアチップ中のオーミックコンタクト接合部の面積が小さい場合には顕著であり、半導体発光素子の今後の高出力化にとって大きな間題となっている。
従って、本発明の目的は、発光出力を維持しながら順方向電圧を低くすることができ、信頼性に優れる半導体発光素子を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、発光部を含み、表面に第1電極を有するエピタキシャル層と、前記エピタキシャル層と接するように設けられるオーミックコンタクト接合部と、前記オーミックコンタクト接合部と接するように設けられて前記発光部から発せられる光に対して不透明であり、かつ前記光を反射する反射金属層と、前記反射金属層と金属密着層を介して一方の面が接合され、他方の面に第2電極を有する支持基板と、を備え、前記オーミックコンタクト接合部は、Beを含むとともに前記発光部と300nm以上離れて形成されている半導体発光素子を提供する。
本発明の半導体発光素子によれば、発光出力を維持しながら順方向電圧を低くすることができ、優れた信頼性を付与することができる。
(半導体発光素子の構成)
図1は、本発明の実施の形態に係る半導体発光素子を示し、(a)は半導体発光素子の平面図、(b)は(a)のA−A部において切断した断面図である。この半導体発光素子100は、例えば、発光波長が約630nmの赤色LEDである。
半導体発光素子100は、Si基板1と、金属材料の多層膜からなる金属密着層2と、光反射性を有する金属材料の多層膜からなる反射金属層3と、SiO膜4と、SiO膜4の所定の位置に設けられるオーミックコンタクト接合部5と、MgドープのGaP層6AとZnドープの6Bとを含むGaP層6と、p型GaInP介在層7と、p型AlGaInPクラッド層8と、アンドープ多重量子井戸活性層9と、n型AlGaInPクラッド層10と、n型AlGaInPウィンドウ層11と、n型GaAsコンタクト層12と、第1電極13と、Si基板1の外部接続側に設けられる第2電極14とを有し、p型AlGaInPクラッド層8、アンドープ多重量子井戸活性層9、およびn型AlGaInPクラッド層10からなる発光部を備えている。
金属密着層2は、Si基板1の底面の全面に、厚さが100nmのAuGe(金・ゲルマニウム合金)、200nmのTi(チタン)、500nmのAu(金)の順に蒸着することによって形成されている。
反射金属層3は、厚さが200nmのAl(アルミニウム)、200nmのTi、500nmのAuを積層して形成されている。
SiO膜4は、厚さ100nmで形成されている。
オーミックコンタクト接合部5は、フォトリソグラフィによるパターニングおよびエッチングによってSiO膜4を貫通する直径12μmの孔を形成し、この孔に導電性材料を真空蒸着法によって設け、導電性材料を合金化するために窒素ガス雰囲気中で350℃・5分の加熱処理によるアロイ工程を経て形成されている。このオーミックコンタクト接合部5は、直径約10μm、厚さ100μmのドット状電極であり、30μmピッチで第1電極13直下以外の領域の枝状部分の近傍に設けられる。オーミックコンタクト接合部5を形成する導電性材料として、例えば、AuZn(金・亜鉛)合金を用いることができる。
GaP層6は、第1の層として厚さ200nmでキャリア濃度1×1018/cmのMgドープp型GaP層6Aと、第2の層として厚さ50nmでキャリア濃度1×1019/cmのZnドープp型GaP層6Bとを有する。
p型GaInP介在層7は、Mgドープp型GaIn1‐xP(0.6≦x)で形成されている。
p型AlGaInPクラッド層8は、厚さ400nmでキャリア濃度1.2×1018/cmのMgドープp型(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pで形成されている。
アンドープ多重量子井戸活性層9は、GaInP層とAlGaIn層とからなる対を1ペアとして、20ペア設けることにより形成されている。
n型AlGaInPクラッド層10は、厚さ500nmでキャリア濃度5×1017/cmのSeドープn型(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pで形成されている。
n型AlGaInPウィンドウ層11は、厚さ3000nmでキャリア濃度1×1018/cmのSeドープn型(Al0.4Ga0.60.5In0.5Pで形成されている。
n型GaAsコンタクト層12は、厚さ50nmでキャリア濃度1×1018/cmのSeドープn型GaAsで形成されている。
第1電極13は、n型GaAsコンタクト層12上にフォトリソグラフィによるパターニングおよびエッチングによって素子上面の中央に直径100μmで設けられる円形状部分と、この円形状部分から放射状に幅10μmで十字形に形成された分配電極からなる。この第1電極13は、厚さが100nmのAuGe、100nmのNi、500nmのAuの順に蒸着することによって形成されている。
第1電極14は、Si基板1の金属密着層2が形成される面とは反対側の面全体に設けられており、導電性材料としてAl、Ti、およびAuを順に積層し、導電性材料を合金化するために窒素ガス雰囲気中で400℃・5分の加熱処理によるアロイ工程を経て形成されている。
(半導体発光素子の製造方法)
図2A〜図2Fは、本発明の実施の形態に係る半導体発光素子の製造方法を示す工程図である。同図を参照して以下に製造工程を説明する。
まず、図2A(a)に示すように、n型GaAs基板20上に、MOVPE法により、
厚さ200nmでキャリア濃度1×1018/cmのアンドープ(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pエッチングストップ層21、n型GaAsコンタクト層12、n型AlGaInPウィンドウ層11、n型AlGaInPクラッド層10、アンドープ多重量子井戸活性層9、p型AlGaInPクラッド層8、p型GaInP介在層7、p型GaP層6A、p型GaP層6Bを順次積層成長させることによってLEDエピタキシャルウエハ30を製造した。
MOVPE法による成長条件は、成長温度を650℃、成長圧力を50Torr、各層の成長速度を0.3〜2.0nm/sec、V/III比を約100前後にして実施した。ここで、V/III比とは、分母をトリメチルガリウム(TMG)やトリメチルアルミニウム(TMA)などのIII族原料のモル数とし、分子をアルシン(AsH)、ホスフィン(PH)などのV族原料のモル数とした場合の比率(商)である。
また、MOVPE成長に用いる原料として、例えば、TMG、トリエチルガリウム(TEG)、TMA、トリメチルインジウム(TMI)等の有機金属や、AsH、PH等の水素化物ガスを用いた。
更に、n型半導体層の添加物原料として、セレン化水素(HSe)を用いた。また、p型半導体層の導電型決定不純物の添加物原料として、ビスシクロペンタジエニルマグネシウム(CpMg),ジメチルジンク(DMZn)を用いた。
その他、n型層の導電型決定不純物の添加物原料として、ジシラン(Si)、モノシラン(SiH)、ジエチルテルル(DETe)、ジメチルテルル(DMTe)を用いることができる。また、p型層のp型添加物原料としてジエチルジンク(DEZn)を用いることができる。
次に、図2A(b)に示すように、プラズマCVD装置により、LEDエピタキシャルウエハ30のp型GaP層6を構成するp型GaP層6B上に、厚さ100nmでSiO膜4を成膜する。このSiO膜4については、発光部から発せられる光の波長と、SiOの屈折率から定まる厚さdに対して±30%の範囲で設けられ、厚さd=定数A×発光波長λ/(4×SiOの屈折率n)の関係式に基づくものとなる。ここで、定数Aは奇数である。
次に、図2B(c)に示すように、レジスト、マスクアライナ等のフォトリソグラフィ技術を用い、フッ酸系エッチング液により、SiO膜4に直径12μmの複数の開口部4Aを形成する。
次に、図2B(d)に示すように、真空蒸着法により、各開口部4A内にオーミックコンタクト接合部5を形成する。この複数のオーミックコンタクト接合部5は、後の工程で設けられる第1電極13のパッド部および枝状部分(十字形部分)の直下には設けずに、図1(a)に示すように第1電極13の外側を取り巻くように設けた。
更に、図2C(e)に示すように、SiO膜4およびオーミックコンタクト接合部5の表面にAl、Ti、Auを順番に蒸着して反射金属層3を形成した。
次に、図2C(f)に示すように、導電性基板としてのSi基板1を用意し、このSi基板1の表面にAuGe、Ti、Auを順に蒸着して金属密着層2を形成した。
次に、図2D(g)に示すように、Si基板1の金属密着層2を貼り合わせ面にして、LEDエピタキシャルウエハ30の反射金属層3を貼り合わせる。この貼り合わせは、圧力0.01Torrの雰囲気において、30kgf/cmの荷重を加えたまま、350℃の温度で30分間保持して行った。
次に、図2E(h)に示すように、Si基板1と貼り合わせられたLEDエピタキシャルウエハのn型GaAs基板を、アンモニア水と過酸化水素水の混合液によりエッチング除去し、アンドープ(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pエッチングストップ層21を露出させる。更に、アンドープ(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pエッチングストップ層21を塩酸により除去し、n型GaAsコンタクト層12を露出させる。
次に、図2E(i)に示すように、レジストやマスクアライナ等のフォトリソグラフィ技術および真空蒸着法を用いて、n型GaAsコンタクト層12の表面に第1電極13を形成する。第1電極13は、図1(a)に示すように、例えば、直径100μmの円形部分から十字形に延伸した幅10μmの枝状部分からなるようにした。
次に、図2F(j)に示すように、第1電極13を形成後、第1電極13をマスクにして、硫酸と過酸化水素水と水との混合液からなるエッチング液を用いて、第1電極13の直下以外のn型GaAsコンタクト層12をエッチング除去することにより、n型AlGaInPウィンドウ層11を露出させる。
次に、図2F(k)に示すように、真空蒸着法により、第2電極14をSi基板1の底面全体に形成した。この場合、第2電極14の形成は、Al、Ti、Auを順に蒸着し、その後、窒素ガス雰囲気中で400℃に加熱し、更に5分間の熱処理によるアロイ工程を実施した。
次に、図2F(k)に示すLEDエピタキシャルウエハ30に対し、ダイシング装置を用いて第1電極13が素子の中心になるように切断し、300μm角サイズのLEDベアチップとした。このLEDベアチップが図1に示す半導体発光素子100である。
更に、切断された半導体発光素子100を、TO-18ステム上にマウント(ダイボンディング)した。その後、マウントされた半導体発光素子100にワイヤボンディングを行い、LEDを作製した。
このようにして作製したLEDの通電電流20mAにおける初期特性は、発光出力4.7mW、順方向電圧2.2Vであった。また、他のLEDとして、n型AlGaInPウィンドウ層11の表面を塩酸系エッチングによって粗面化し、微細な凹凸を形成した半導体発光素子100を作製し、TO-18ステム上にマウントしてLEDを作製した。このLEDについて通電電流20mAにおける初期特性を測定したところ、発光出力5.6mW、順方向電圧2.35Vであった。
また、本発明者らは、図1に示す半導体発光素子100について、LEDの更なる特性向上を図るものとして構成を一部変更したLEDエピタキシャルウエハを作製し、これをSi基板と貼り合わせたウエハを切断して形成した半導体発光素子100を比較例として作製し、この半導体発光素子100を用いてLEDを作製した。
[比較例]
比較例として、上記したLEDエピタキシャルウエハ30のオーミックコンタクト接合部5を形成する導電性材料について、AuZn合金に代えてAuBe合金を用いたAuBeオーミックコンタクト接合部とした。
上記の通りに作製されたLEDエピタキシャルウエハをSi基板と貼り合わせて作製したウエハを、上記した方法と同様に切断して半導体発光素子とし、TO-18ステム上にマウントしてLEDを作製した。
このようにして製作されたLEDの初期特性を評価した結果、20mA通電時(評価時)の順方向電圧は2.0Vよりも低い1.92Vを達成することができた。しかし発光出力は3.9mWとなり、発光出力を維持することができなかった。
また、室温(約25℃)の環境下で、信頼性試験として電流値50mAで168HR(一週間)の通電試験を実施したところ、発光出力が初期値の約80%にまで低下した。つまり相対出力(相対出力=通電後発光出力/初期発光出力×100)が、約80%になってしまった。ちなみに、オーミックコンタクト接合部5をAuZn合金で形成したLEDの同条件での信頼性試験結果では、約92%であった。
図3は、本発明の実施例1にかかるLEDエピタキシャルウエハの断面図である。このLEDエピタキシャルウエハ30は、ダイシング装置を用いて300μm角サイズのLEDベアチップに切断することにより、例えば、発光波長が約630nmの赤色半導体発光素子となる。図3に示すLEDエピタキシャルウエハ30は、上記した比較例で説明したLEDエピタキシャルウエハ30の構成を一部変更したものである。
実施例1では、オーミックコンタクト接合部を形成する導電性材料について、AuZn合金に代えてAuBe合金を用いたAuBeオーミックコンタクト接合部5Aとした。また、GaP層6Aの厚さを250nmと厚くして、GaP層6Bの厚さは50nmと同じにした。
つまり、GaP層6AとGaP層6Bをあわせて厚さを厚くして、発光部(p型クラッド層,活性層,n型クラッド層)とAuBeオーミックコンタクト接合部5Aの距離を大にしたことが比較例と相違している。
上記の通りに作製されたLEDエピタキシャルウエハ30を、先に説明した方法と同じ方法で切断して半導体発光素子とし、この半導体発光素子を用いてLEDを作製した。このようにして製作されたLEDの初期特性を評価した結果、20mA通電時(評価時)の順方向電圧は2.0Vよりも非常に低い1.93Vを達成することができた。また、発光出力も5.3mWと、発光出力も向上した。また、信頼性も相対出力91%を達成した。つまり、低順方向電圧化に成功し、高輝度化を果たし、さらに信頼性が良いものが得られた。
図4は、本発明の実施例2にかかるLEDエピタキシャルウエハの断面図である。このLEDエピタキシャルウエハ30は、ダイシング装置を用いて300μm角サイズのLEDベアチップに切断することにより、例えば、発光波長が約630nmの赤色半導体発光素子となる。図4に示すLEDエピタキシャルウエハ30は、上記した実施例1で説明したLEDエピタキシャルウエハ30の構成を一部変更したものである。
実施例2では、オーミックコンタクト接合部5の材料をAuBeとし、かつGaP層6Aの厚さを100nmと薄くして、逆にGaP層6Bの厚さを100nmと厚くして、更にGaP層6AとGaP層6Bとの間に、積極的に添加物を含まない第3の層として、厚さ100nmのアンドープ層6Cを設けており、GaP層6A、アンドープGaP層6C、およびGaP層6Bを合わせた厚さが300nmになるようにした構成を有している。
上記の通りに作製されたLEDエピタキシャルウエハ30を、先に説明した方法と同じ方法で切断して半導体発光素子とし、この半導体発光素子を用いてLEDを作製した。このようにして製作されたLEDの初期特性を評価した結果、20mA通電時(評価時)の順方向電圧は2.0Vよりも非常に低い1.94Vを達成することができた。また、発光出力も5.64mWと、発光出力が大幅に向上し、更に、信頼性である相対出力に関しても96.8%と更に向上させることに成功した。発光出力の向上は、順方向電圧が低くなったことで熱の発生が抑えられた効果によるものと考えられる。
図5は、実施例2にかかる他のLEDエピタキシャルウエハの断面図である。このLEDエピタキシャルウエハ30は、n型AlGaInPウィンドウ層11の表面に光取り出し性を高めるための凹凸部11Aを設けたものである。このLEDエピタキシャルウエハ30を先に説明した方法と同じ方法で切断して半導体発光素子100を作製し、この半導体発光素子100を用いたLEDについて初期特性を評価した。その結果、順方向電圧は1.98Vであり、発光出力も8.27mWと非常に高い発光出力が得られた。
実施例3では、LEDエピタキシャルウエハ30のオーミックコンククト接合部5をAuBe系材料からなる構成とした。実施例3においては、AuBe系材料として遷移金属であるTiやNiを加えたTi/AuBe、AuBe/Ti/AuBe、AuBe/Ti、Ni/AuBeを用いた。これらのAuBe系材料オーミックコンククト接合部5を有する4種類のウエハを製作した。
上記の通りに作製されたLEDエピタキシャルウエハ30を、先に説明した方法と同じ方法で切断して半導体発光素子とし、この半導体発光素子を用いてLEDを作製した。このようにして製作されたLEDの初期特性および信頼性を評価したところ、4種類ともに実施例2と同等の特性が得られた。
このように、AuBeに更に遷移金属を加えることで、相対出力、信頼性が向上する傾向が見られ、順方向電圧は上昇する傾向が見られるが、全て半導体発光素子としては十分な特性を有している。また、n型AlGaInPウィンドウ層11の表面に凹凸部11Aを設けて凹凸化した場合でも、上記実施例と同様の特性が得られることを確認した。
上記した半導体発光素子の最適化条件についての根拠について、以下に説明する。
GaP層6をMgドープのGaP層6AとZnドープGaP層6Bとに分けたのは、Znドープの方がキャリア濃度を高くできることによる。したがって、オーミックコンタクト接合部5との接触抵抗を低くでき、順方向電圧を低くできる。
GaP層6について、GaP層6AとGaP層6Bの厚さを合わせて300nm以上にしたのは、発光層にオーミックコンタクト接合部5の材料が拡散しないようにするためである。よってGaP層9の厚さは厚いほど良くなる。しかしあまり厚くしすぎるとコスト面でデメリットとなる。
また、GaP層6は、格子不整合層であるので、GaP層6が厚くなると、活性層に応力を加える力が増す。これによって逆に信頼性が悪化する。よってGaP層6には望ましい厚さがある。具体的には300〜3000nmであり、より好ましくは300〜2000nmである。
GaP層6の厚さを厚くする際に、MgドープのGaP層6Aを厚くしてZnドープのGaP層6Bの厚さは変えなかった。これはMgよりもZnの方が拡散しやすいためである。しかしZnドープGaP層6Bの厚さは薄すぎてもZnドープの効果が薄れてしまう。よってZnドープGaP層6Bの厚さには最適値があり、30〜100nm程度が良く、より望ましいのは50〜100nmである。
MgドープGaP層6AとZnドープGaP層6Bが隣り合っていると、相互拡散が起こってしまう。よってMgドープGaP層6AとZnドープGaP層6Bの間にアンドープGaP層6Cを設けることが望ましい。またアンドープGaP層6Cを設けることで、Znの拡散抑制効果を得ることができる。よって一番望ましい層構成は、オーミックコンタクト接合部5/ZnドープGaP層6B/アンドープGaP層6C/MgドープGaP層6Aであり、MgドープGaP層6A+アンドープGaP層6C+ZnドープGaP層6Bの厚さが300nm以上である。
また、GaP層の代わりに発光波長に対して透明なAlGaAs層やAlGaInP層を用いることもできる。この場合にはp型GaInP層介在層7を設けない構成としてもよい。AlGaAsとAlGaInPは格子整合層であるので、応力による劣化は少なくなるが、Al組成が高くなるのでドーパントの拡散性が大になる。よってGaP層と同じ構成とすることが望ましい。
図6は、オーミックコンタクト接合部を構成する導電性材料のLEDエピタキシャルウエハにおける拡散性を示す図である。ここでは、比較例に用いたAuZnのZnと、実施例に用いたAuBeのBeの拡散性について、二次イオン質量分析法(SIMS)による分析を行ったところ、発光部とオーミックコンタクト接合部とが300nm以上離れて設けられることで、導電性材料の拡散が及ばない構成が得られることを確認した。
p型クラッド層の厚さを厚くすることで、ある程度信頼性を向上させることができる。しかし、p型クラッド層はAlGaInP層であることから、GaP層6と比べて成長速度を大にできず成長時間を要する。そのためにコストが高くなる。またIn原料が高価であることからもコストアップ要因となる。よってp型クラッド層を厚くして信頼性の向上を図ることは得策ではなく、p型クラッド層の厚さを厚くするとしても2000nmまでが望ましい。
GaAsコンタクト層12は、あまり薄すぎるとコンタクト層としての本来の機能が不十分になる。また逆に厚すぎると、電流が流れにくくなって直列抵抗が高くなり、順方向電圧が高くなる。よって好ましい厚さは5〜200nmであり、より好ましくは10〜100nmである。
p型GaInP介在層7は、その組成がGaIn1‐xP(但し、0.6≦x)であることについて、0.6より小であると630nmの波長で発光した光を吸収してしまう。このため、発光波長が変わった場合は変化する。つまり所望の発光ピーク波長が595nm等、短波長側になった場合には、p型GaInP介在層7のGaIn1‐xP(但し、0.6≦x)のxは0.6より大きくすることが望ましい。
発光部の一部を構成するアンドープ多重量子井戸活性層9は、その多重量子井戸層が20層〜160層、つまり10〜80ペアにするのが好ましい。ペア数が少な過ぎると電子および正孔のオーバーフローが起こってしまい、内部量子効率が低下する。また、ペア数が多過ぎるとアンドープ多重量子井戸活性層9での光吸収による発光出力の低下が多くなる。よって好ましいペア数は10〜80ペアであり、より好ましくは20〜60ペアである。また、アンドープ多重量子井戸活性層9が単一層である場合も、上記したような理由により、20〜200nmの厚さにすることが好ましい。
なお、上記した実施例においては、アンドープ多重量子井戸活性層9とn型AlGaInPクラッド層10およびp型AlGaInPクラッド層8の間に、積極的に添加物を入れない、いわゆるアンドープ層、若しくは低濃度層を設けていないが、ドーパントが活性層へ拡散することを防ぐものとしてアンドープ多重量子井戸活性層9よりもバンドギャップエネルギーが大でAl組成が高いアンドープ層、若しくは低濃度層を設けてもよい。
また、このアンドープ層若しくは低濃度層は多層構造を有していてもよい。この場合、多層構造のアンドープ層は、(AlGa1−X)In1−Y(0.3≦X≦1,0.4≦Y≦0.6)からなることが望ましい。
また、上記した実施例では、酸化物層としてSiO膜を形成した構成を説明したが、SiO膜が無い構成としてもよい。あるいは、酸化物層に代えてSiN膜を設けてもよい。
また、上記した実施例では、発光波長630nmの赤色LED素子について説明したが、同じAlGaInP系の材料を用いて製作される他の半導体発光素子、例えば、発光波長560nm〜660nmの半導体発光素子に適用することもできる。従って、実施例と異なる波長帯域の他の半導体発光素子で同様な効果が得られる。
また、上記した実施例における半導体発光素子の第1電極13の形状についても、他の異形状であってもよい。例えば、四角形、菱形、多角形等の電極形状でも同様な効果が得られる。
また、上記した実施例においては、支持基板にSiを用いた構成を説明したが、他の支持基板としてGeやGaAsを用いたものであってもよく、Cu,MO,W,CuW等の金属基板を支持基板に用いたものであってもよい。
また、上記した実施例においては、活性層を多重量子井戸構造(MQW)としたが、アンドープのバルク層(単層)や歪み多重量子井戸としたものであってもよい。
また、上記した実施例においては、n型AlGaInPウィンドウ層11を凹凸化した構造に対しては、詳しく述べていない。しかし光取り出し主面を凹凸化しても光取り出し性を向上させることができる。
また、n型AlGaInPウィンドウ層11については、単一の層構成を有するものについて説明したが、例えば、AlGaInP層とAlGaAs層といった異なる材料かたなる複数の層、又はAlGaInPでもキャリア濃度の異なる複数の層で構成されてもよく、AlGaInP系材料は(AlGa1−X)In1−Y(0.3≦X≦1,0.4≦Y≦0.6)からなることが望ましい。
図1は、本発明の実施の形態に係る半導体発光素子を示し、(a)は半導体発光素子の平面図、(b)は(a)のA−A部において切断した断面図である。 図2A(a)および(b)は、本発明の実施の形態に係る半導体発光素子の製造方法を示す工程図である。 図2B(c)および(d)は、本発明の実施の形態に係る半導体発光素子の製造方法を示す工程図である。 図2C(e)および(f)は、本発明の実施の形態に係る半導体発光素子の製造方法を示す工程図である。 図2D(g)は、本発明の実施の形態に係る半導体発光素子の製造方法を示す工程図である。 図2E(h)および(i)は、本発明の実施の形態に係る半導体発光素子の製造方法を示す工程図である。 図2F(j)および(k)は、本発明の実施の形態に係る半導体発光素子の製造方法を示す工程図である。 図3は、本発明の実施例1にかかるLEDエピタキシャルウエハの断面図である。 図4は、本発明の実施例2にかかるLEDエピタキシャルウエハの断面図である。 図5は、本発明の実施例2にかかる他のLEDエピタキシャルウエハの断面図である。 図6は、オーミックコンタクト接合部を構成する導電性材料のLEDエピタキシャルウエハにおける拡散性を示す図である。
符号の説明
1…Si基板、2…金属密着層、3…反射金属層、4…SiO膜、4A…開口部、5…オーミックコンタクト接合部、5A…AuBeオーミックコンタクト接合部、6,6A,6B…GaP層、6C…アンドープGaP層、7…p型GaInP介在層、8…p型AlGaInPクラッド層、9…アンドープ多重量子井戸活性層、10…n型AlGaInPクラッド層、11…n型AlGaInPウィンドウ層、11A…凹凸部、12…n型GaAsコンタクト層、13…第1電極、14…第2電極、20…n型GaAs基板、21…アンドープAlGaInPエッチングストップ層、30…LEDエピタキシャルウエハ、100…半導体発光素子

Claims (16)

  1. 発光部を含み、表面に第1電極を有するエピタキシャル層と、
    前記エピタキシャル層と接するように設けられるオーミックコンタクト接合部と、
    前記オーミックコンタクト接合部と接するように設けられて前記発光部から発せられる光に対して不透明であり、かつ前記光を反射する反射金属層と、
    前記反射金属層と金属密着層を介して一方の面が接合され、他方の面に第2電極を有する支持基板と、
    を備え、
    前記オーミックコンタクト接合部は、Beを含むとともに前記発光部と300nm以上離れて形成されていることを特徴とする半導体発光素子。
  2. 前記エピタキシャル層は、前記オーミックコンタクト接合部と接するように設けられる第2導電型半導体層としてのGaP層を含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体発光素子。
  3. 前記発光部は、活性層と、Se,Si,およびTeのいずれかを含む第1導電型半導体層と、MgまたはZnを含む第2導電型半導体層とを含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体発光素子。
  4. 前記第2導電型半導体層は、Mgを添加された第1の層と、Znを添加された第2の層とを積層して形成されることを特徴とする請求項2に記載の半導体発光素子。
  5. 前記第2導電型半導体層は、Mgを添加された第1の層と、Znを添加された第2の層と、前記第1の層および前記第2の層との間に設けられてドーパントを積極的に含まない第3の層とを含み、前記第2の層が前記オーミックコンタクト接合部と接して設けられることを特徴とする請求項2に記載の半導体発光素子。
  6. 前記第2導電型半導体層は、前記ドーパントを積極的に含まない第3の層の厚さが50〜100nmであることを特徴とする請求項5に記載の半導体発光素子。
  7. 前記第1電極は、前記エピタキシャル層との間に前記発光部を構成する活性層よりバンドギャップエネルギーが小なる層を介して設けられる請求項1に記載の半導体発光素子。
  8. 前記バンドギャップエネルギーが小なる層は、その厚さが5〜200nmである請求項7に記載の半導体発光素子。
  9. 前記オーミックコンタクト接合部は、前記発光部を構成する第2導電型半導体層との間にGaIn1‐xP(0.6≦x)からなる介在層を介して設けられることを特徴とする請求項1に記載の半導体発光素子。
  10. 前記発光部は、前記活性層と前記第1導電型半導体層あるいは前記第2導電型半導体層との間、又は前記活性層と前記第1導電型半導体層および前記第2導電型半導体層との間にアンドープ層を含むことを特徴とする請求項3に記載の半導体発光素子。
  11. 前記活性層は、多重量子井戸構造で構成されて層数が10〜80ペアで形成されていることを特徴とする請求項3に記載の半導体発光素子。
  12. 前記エピタキシャル層は、前記発光部より上部に設けられる層が前記発光部から発せられる光に対して透明な複数の層によって構成されている特徴とする請求項1に記載の半導体発光素子。
  13. 前記オーミックコンタクト接合部は、前記第2導電型半導体層と前記反射金属層との間に設けられる酸化物層に埋設され、前記酸化物層は、前記発光部から発せられる光の波長と前記酸化物層の屈折率から定まる厚さに対して±30%の範囲の厚さを有して設けられることを特徴とする請求項1に記載の半導体発光素子。
  14. 前記支持基板は、Si,GaAs,あるいはGeのいずれかからなることを特徴とする請求項1に記載の半導体発光素子。
  15. 前記支持基板は、Cu,MO,W,あるいはGe等の金属、またはCuW等の合金からなることを特徴とする請求項1に記載の半導体発光素子。
  16. 前記オーミックコンタクト接合部は、BeおよびTi,Ni等の遷移金属からなり、前記発光部と300nm以上離れて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体発光素子。
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