明細書
メラニン凝集ホルモン受容体拮抗剤 技術分野
本発明は、医薬、特に含窒素へテ□環化合物を有効成分とするメラニン凝集ホルモン受容体拮抗 剤、更に好ましくは抗肥満薬並びに該医薬として有用な新規含窒素飽和へ Ϊ口環、その製 薬学的に許容される塩、又はその医薬組^ ¾物に関する。 背景技術
肥満は、 -つに脂肪組織重量の増加した状態と定義され、エネルキ" -摂取と消費のハ'ランス の破綻により生じる。過食、運動不足といった現代の生活習慣は、 Iネルキ 収支を正に導 き、世界各国における肥満人口の急激な増加に関与している(例えば、非特許文献 1参 照)。近年、肥満は単なる体型の問題にとどまらず、糖尿病、及び高脂血症を含む生活習 慣病のリスクファクタ-であることが明らかとなってきた (例えば、非特許文献 1参照)。
メラニン凝集ホルモン (Me I an i n-Concentrat i ng-Hormone,以下 MGH)は、鮭の下垂体よリ初め て単離された環状へ' チト"ホルモンである(例えば、非特許文献 2参照)。その後、 TJ卜、 t卜な どでもそのホモ Πク"が単離された (例えば、非特許文献 3及び 4参照)。
一方 SLG-1 と称する遺伝子が得られたが、該遺伝子が MGH受容体であることが明ら かとなつた (例えば、非特許文献 5参照)。 SLC-1はヒト及びラ';トの海馬、偏桃核、視床、中 fl 橋、及び視床下部を含む脳の多くの領域に発現している(例えば、非特許文献 6及 び 7参照)。視床下部においては摂食及び Iネルキ" -ハ"ランス制御に関与する弓状核、腹内側 核、背内側核、及び孤束核に分布が見られ、 MGHは Iネル -ホメォスタシス制御を媒介する可能 性が示唆されている(例えば、非特許文献 8参照)。実際、 SLC- 1阻害薬が MGH誘発摂食 及び嗜好食の摂取を抑制し、高脂肪食による体重増加を抑制した (例えば、非特許文献 9及び 10参照)。
従って、メラ::ン凝集ホルモン受容体拮抗剤は抗肥満薬として有用であると考えられる。メラニ ン凝集ホルモン受容体拮抗剤としては、単環式芳香環を主要骨格とする化合物 (特許文献
1)、縮合多環式芳香環を主要骨格とする化合物 (特許文献 2)、2個の芳香環を有するメタ ンを主要骨格とする化合物 (特許文献 3)、含窒素非芳香族複素環と縮合したへ'ン ン環 を主要骨格とする化合物 (特許文献 4)、 4-フ 1ニルメチルピへ'リシ"ン誘導体 (特許文献 5)、 2個 のカルホ'ニル及び'ァヒにロピリミシ"ン環を有する化合物 (特許文献 6)、フエニルアミ/カル; Tニルを有する 芳香環化合物 (特許文献 7)、 N-ヘテロァリ-ル -N' -へテ Πァリ-ルゥレア誘導体 (特許文献 8)、置換され ていてもよいアミ/フ 1ニルを有するピへ。リシ'ン誘導体 (特許文献 10)、非環式炭化水素既置換 フエニル基を有するピへ'リシ"ン誘導体 (特許文献 11)、キノリン誘導体 (特許文献 12及び 13)が報 告されている。しかしながら、 当該拮抗剤として、 含窒素飽和へ ΪΠ環を主要骨格とす る化合物は知られていない。
また本発明化合物と構造類似の化合物としては以下の通りである。
尿失禁や後天性免疫不全症候群 (AIDS)の治療に有用なピへ'リシ'ルカル Λ"メ-ト誘導体 (特 許文献 12及び 14)が、また、神経細胞保護に有用な置換されていてもよいアミ/フエニルを 有するピへ° /ン誘導体 (特許文献 11 )が開示されているが、 MCH (又は SLG-1 )阻害活性 については開示も示唆もない。
かかる状況下、更なる有用なメラニン凝集ホルモン受容体拮抗剤を提供することが課題であ る。
非特許文献 1 Kopelman P. G. (2000) Nature 404、 635-643
非特許文献 2 Kawauchi.H. et al. (1983) Nature 305、 321-323
非特許文献 3 Nahon.J. L. et al. (1989) Endocrinology 125、 2056-2065
非特許文献 4 Presse、F. et al. (1990) Mol. Endocr inol. 4、 632-637
非特許文献 5 Sai'to、Y. et al. (1999) Nature 400、 265-269
非特許文献 6 Kolakowski L. F. et al. (1996) FEBS Lett.398、 253-258
非特許文献 7 Lembo P. M. C. et al. (1999) Nature Cel l Biol. 1、 267-271 非特許文献 8 Hervieu G. J. et al. (2000) Eur. J. Neurosci. 12、 1194-1216 非特許文献 9 Takekawa S. et al. (2002) Eur. J. Phramacol. 438、 129-135 非特許文献 10 Borowski B. et al. (2002) Nature Med. 8、 825-830
特許文献 1国際公開第 01/21577号ハ。ンフレット
特許文献 1国際公開第 01/82975号 ンフレ 'y卜
特許文献 3国際公開第 01/21169号 Λ ンフレット
特許文献 4国際公開第 01/87834号 Λ ンフレット
特許文献 5国際公開第 02/051809号 Λ°ンフレット
特許文献 6国際公開第 02/06245号 Λ°ンフレツト ■
特許文献 7国際公開第 02/10146号ハ。ンフレット
特許文献 8国際公開第 02/057233号 Λ°ンフレット
特許文献 9国際公開第 95/06635号 ンフレット
特許文献 10 特開 2001 -226269号
特許文献 11欧州公開特許 1045693号
特許文献 12欧州公開特許 1052992
特許文献 13 国際公開第 03/35624号ハ'ンフレット
特許文献 14 国際公開第 03/45920号 Λ°ンフレツ卜
発明の開示
本発明者等は、メラニン凝集ホルモン受容体拮抗剤及び当該作用を有する化合物につき鋭意 検討した結果、従来の当該拮抗剤の化学構造とは異なリ主要骨格として含窒素飽和へ Ϊ 口環を有する誘導体、特に下記一般式(I)中 L1としてアミド結合、スルホンアミド'結合、ウレァを有 する当該へテロ環、 好ましくは単環式の含窒素飽和へテロ環、 特に好ましくはピへ。リシ'ン又 はピへ'ラシ"ンを主要骨格とする誘導体及び製薬学的に許容される塩が優れたメラニン凝集ホ ルモン受容体拮抗作用を有することを見出し、本発明を完成した。
即ち本発明は、以下の通りである。
1.下記一般式 (I)
R— LL(Alk1)m-(Het1 N— lJ~(Alk2)n—
(I)
(R1及び R2:同一又は異なって H;又は置換されていてもよい炭化水素基又は置換されてい てもよいへテロ環基、
ALK1及び ALK2:同一又は異なって、置換されていてもよい 2価の炭化水素基
し1:連結原子数 1力、ら 6個のリンカ-
し2:単結合;又は連結原子数 1から 6個のリンカ - Het1:置換されていてもよい飽和含窒素へテロ環基
m及び n:同一又は異なって 0又は 1 )で示されるヘテロ環誘導体又はその製薬学的に許容さ れる塩を有効成分とするメラニン凝集ホルモン受容体拮抗剤。
好ましいメラニン凝集ホルモン受容体拮抗剤は以下の通りである。
2-Het1が置換されていてもよい単環式飽和含窒素へテロ環基である前記 1項に記載のメラニン 凝集ホルモン受容体拮抗剤。
3. Het1が置換されていてもよいヒ°へ°リシ'ン環である前記 1乃至 2の何れかに記載のメラニン凝 集ホルモン受容体拮抗剤。
4. ALK2が置換されていてもよい低級ァルケ::レンである前記 1乃至 3の何れかに記載のメラニン 凝集ホルモン受容体拮抗剤。
5丄1が窒素原子 (N)を有するリンカ-である前記 1乃至 4の何れかに記載のメラニン凝集ホルモン 受容体拮抗剤。
6. R2が置換されていてもよい炭化水素環基である前記 1乃至 5の何れかに記載のメラニン 凝集ホルモン受容体拮抗剤。
7. R2が置換されていてもよいフエ;:ルである前記 1乃至 6の何れかに記載のメラニン凝集ホルモン 受容体拮抗剤。
8.抗肥満薬である前記 1から 7の何れかに記載のメラニン凝集ホルモン受容体拮抗剤。
9.下記一般式 (II)
(一般式中の記号は以下の意味を示す。
Q : CH ;又は Ν、
R1a,R1b,R1°,R1d,及び R1e:同一又は異なって、
H;
CN;
ハロゲン;
HO、ハロゲン、低級アルキル- NH-若しくは低級アルキル - 0-アルキル - NH-で置換されていてもよい低 級アルキル;
HO;
ハロゲン若しくはァリ-ルで置換されていてもよい低級アルキル - 0-;
置換されていてもよいァリール;
低級アルキル- GO-NH-で置換されていてもよいァリール- 0-;
H2N;
H2N、低級アルキル- NH-若しくは (低級アルキル )2N -で置換されていてもよい低級アルキル- NH-; 低級アルキル一 CO— NH—;
[H2N、低級アルキル- NH-若しくは (低級アルキル) 2N -で置換されていてもよい低級アルキル ]2N-; HO-OC-;
4氐級アルキル一 0— CO—;
H2NCO;
低級アルキル一 NHCO—;
(低級アルキル )2NCO -;
低級アルキル若しくは低級アルキル- 0-CO-で置換されていてもよし、ヘテロ環 - CO-;
Cy1:炭化水素環;又はへテロ環、
R2a、 R2b及び R :同一又は異なって、
H;
CN;
ハロゲン;
N02;
HO;
置換されていてもよいァリ-ル;
GN、ハロゲン若しくはへテロ環で置換されていてもよい低級アルキル;
H2N;
H2N、低級アルキル- NH-若しくは (低級アルキル )2N-で置換されていてもよい低級アルキル - NH-; [H2N、低級アルキル- NH-若しくは (低級アルキル) 2N -で置換されていてもよい低級アルキル ]2N-; (低級アルキル- 0-CO-)(H2N、低級アルキル- NH-若しくは (低級アルキル )2N -で置換されていてもよ い低級アルキル) N-;
低級アルキル— GO— NH—;
HO-CO-;
低級アルキル一 0— GO—;
H2NCO;
低級アルキル- NH-、若しくは (低級アルキル ) 2N-で置換されていてもよい低級アルキル- NHCO-; (低級アルキル )2NGO—;
低級アルキル若しくは低級アルキル- 0-GO-で置換されていてもよいへテロ環- GO-;
HS;
低級アルキル- S -;
GN、ハロゲン、 HO、 NH2、低級アルキル- NH -、若しくは (低級アルキル )2Nで置換されていてもよい低 級アルキル— 0—;
低級アルキルで置換されていてもよいへテロ環;
で示される基
(R13a、 R13b及び R13°:同一又は異なって H;低級アルキル; HO - CO;低級アルキル - 0-;低級アルキル- CO—;若しくは ί氐級アルキル一 0— CO—、
Cy3:炭化水素環、
Alk3:低級アルキレン、
又は式 で示される基 (Het2:ヘテロ環)、
更に R
2a及び R
2bがー緒になって低級アルキレンシ キシ若しくはへテロ環を形成していてもよい
R
3:H;低級アルキル- CO- NH -;ァリ-ルで置換されていてもよい低級アルキル;式
で 示される基、
R4及び R5:同一又は異なって、
H;
HO;
H2N;
低級アルキル一 CO— NH—;
ハロゲン、 H
2N、低級アルキル- NH-,若しくは (低級アルキル)
2N -若しくはァリ-ルで置換されていてもよ い低級アルキル;又は
で示される基、
L1a:—NR"-CO-NR12-; - NR"S02— ;-S02NR11— ;— CONR11—; -NR"GO_ ;又は- GO - R"及び R12:同一又は異なって、
H;
- G02R13、 -NR14R15、 -GONR14R15若しくはァリールで置換されていてもよい低級アルキル;
シクロアルキル;
又はハロゲン若しくは低級アルキル- NH- CO-で置換されていてもよいァリ-ル、
R13、 R14及び R15:同一又は異なって H;又は低級アルキル
Alk1a:低級アルキレン
rr O;又は 1
m2:0;1 ;又は 2
m3:0;又は 1
m4 : 0;又は 1
R6及び R7:同一又は異なって、
H;
HO;
低級アルキル;又は
置換されていてもよいへテロ環;
更に R6及び R7は一緒になつて低級アルキレンを形成する。
R8a及び R8b :同一又は異なって、 H;低級アルキル;又は R8a及び R8bが一緒になつてォキ '人
R9a、 R9b、 R1°a及び R1Q:同一又は異なって H;低級アルキル;又はァリール、
Cy2:炭化水素環;又はへテ CI環
• -一 : R9bと Cy2が一緒になって縮合環、 R9a、 FT及び隣接する炭素原子と一体となって飽 和炭素環、又は R9a,及び R1Qaがー体となって結合を形成する。
但し、 R1a,R1b,R1。,R1d,及び R1eの何れかが H2N若し ま GH3CONHの場合、 又は m2の何 れか一方は 1で且つ m3が 0であり;
R6及ぴ R7の何れかが HOの場合、 mi又は m2の何れか一方は 1で且つ m3が 0であり; L a力《- G0NR11-で且つ R4及び R5の何れか一方がシクロアルキルの場合、他方は (1 )H、(2)H2N, (3)低級アルキル - CO- NH -、(4)ハロゲン、 H2N、低級アルキル- ΝΗ-,若しくは (低級アルキル )2N-若し ま
ァリ-ルで置換されていてもよい低級アルキル、
で示される基で あり、
L1aが- CONR11-の場合、 が 0で且つ Gy1が炭化水素環で且つ R"が (1 )H、(2)-G02R13、-
NR14R15、-CONR14R15若し ま一個のァリールで置換されていてもよい低級アルキル、(3)シクロアルキ ル、又は (4)ハロゲン若しくは低級アルキル- NH-GO-で置換されていてもよいァリ-ルであり、
L1aが - CONR11-で、 miが 0で、 Gy1が炭化水素環で且つ R1a、 R1b、 Rlc, R1d及び R1e何れか が低級アルキル - 0 -の場合、 R¾、 R2b及び R2°の何れかが H以外の基であり、
L1aが- NR"GO-で Gy1がへテロ環の場合、 m2が 1若し ま 2で且つ R4及び R5の何れか一方 は H以外の基であり;
L1aが- NR11CO-で、 rr^が 0で且つ Gy1が炭化水素環での場合、 m2が 1又は 2で且つ R9aが Hである。)含窒素飽和へテロ環誘導体又はその製薬学的に許容される塩。
好ましい含窒素飽和へテロ環誘導体は、以下の通りである。
10. m4が、 1である請求の範囲 9に記載の含窒素飽和へテロ環誘導体又はその製薬学的に 許容される塩。
1 1. m2が 0である前記 10項に記載の含窒素飽和へテロ環誘導体又はその製薬学的に許容 される塩。
12. Gy1がァリ-ルである前記 9から 1 1項の何れかに記載の含窒素飽和へテロ環誘導体又は その製薬学的に許容される塩。
13. Cy1がフエニルである前記 9から 12項の何れかに記載の含窒素飽和へテロ環誘導体又は その製薬学的に許容される塩。
で示される基が、式
で示される基である前記 9から 13項の何れかに記載の含 窒素飽和へテロ環誘導体又はその製薬学的に許容される塩。
15. Cy2がァリ-ルである前記 9から 14項の何れかに記載の含窒素飽和へテロ環誘導体又は その製薬学的に許容される塩。
16. Gy2力 ェ;:ルである前記 9から 15項の何れかに記載の含窒素飽和へテロ環誘導体又は その製薬学的に許容される塩。
17.下記一般式 (IIa)、一般式 (IIb)、一般式 (lie)及び一般式 (lid)から選ばれる含窒素飽和へテ 口環誘導体である前記 9から 16項の何れかに記載の含窒素飽和へテロ環誘導体又はその 製薬学的に許容される塩。
18. N- [ビス (4 -フルォ Πフエニル)メチル] -2- {1 - [ (2E) -3- (4-シァノフエニル)プロハ。 -2 -ェン -1 -ィル]ヒ リ v ン- 4 -ィル } メチルァセトアミ 2, 2-ビス(4-フルオロフ工ニル) -N- (1 - { (2E) -3- [4 - (3-ピロリシ、'ン- 1 -ィル プロホ。キシ)フエニル]フ。ロハ。一 2-ェン -1 -ィル }ヒ リシ'ン— 4一ィル)ァセトアミに 2, 2-ビス (4-フルオロフェニル) -N -メ チル— N- (1 - { (2E) -3- [4- (3-ピロリ yンー 1—ィルプロホ。キシ)フエニル]フ。ロハ。一 2 -ェン-卜ィル }ピへ。リ yン -4 - ィル)ァセ卜アミに N- Π - [ (2E) -3- (4-シァノフエニル)フ。ロハ °-2-ェン- 1 -ィル]ピへ。リシ *ン- 4 -ィル } - 2, 2-ビス (4-フルオロフェニル) - N-メチルァセトアミド、 - {1- [ (2E) -3- (4-シァノフエニル)プロハ。- 2 -工ン -1 -ィル]ヒ リシ' ン- 4-ィル } -2, 2-ビス (4 -フルオロフェニル)ァセ卜アミ卜'、 - [ビス(4 -フルオロフェニル)メチル] - 2- {1 - [ (2E) -3- (4ーシァノフエニル)プロハ °— 2 -工ン -1 -ィル]ピへ。リシ *ンー 4-ィル }ァセトアミに - (4-フルォ口へ'ン yル) -2- (1 - { (2E) -3- [4- (ピへ。リシ'ンー 4一ィルォキシ)フエニル]フ。ロハ °— 2 -ェン -1 -ィル }ピへ。リシ'ンー 4一ィル)ァセトアミに N- [ビス (4-フルオロフェニル)メチル]—N -メチル -2— [1- ( (2E) -3- {4- [ (3R) -ピロリ'ゾン -3—ィルォキシ]フエ二ル} 7° ロハ °-2- 1ン- 1 -ィル)ヒ。へ。リシ'ン -4-ィル]ァセトアミ N- [ビス(4-フルオロフェニル)メチル] -N-メチル- 2 - (1 - { (2E) -3- [4— (ピへ。リ yン -3 -ィルメトキシ)フエニル]プロハ °— 2 -ェン -1—ィル }ヒ°へ°リシ ー 4-ィル)ァセトアミに N- (4一フル才0へ'ンシ レ) イソプロピル- 2 - (1― { (2E)一 3- [4— (ピへ。リシ 'ン -4—ィル才キシ)フエニル]プロハ °— 2-ェ ン -1 -ィル 1ヒ°へ°リシ'ン -4-ィル)ァセトアミに 2- [ビス (4-フルオロフェニル)ァミノ] -N- (1 - { (2E) -3- [4- (ピへ。リ yン -4-ィルォキシ)フエニル]フ。ロハ。一 2 -:!:ン— 1ーィル }ピへ。リシ'ン -4-ィル)ァセトアミ 2, 2-ビス (4—フルオロフェニ ル) -N-メチル- N - (1 - { (2E) -3- [4 - (ピへ。リシ"ン -4 -ィルォキシ)フエニル]フ。ロハ °-2 -ェン -1 -ィル }ピへ。リシ'ン- 4-ィル)ァセトアミに 2, 2-ビス (4-フルオロフェニル) - N- (1- { (2E) -3- [4- (ピへ。リシ'ン -4-ィルォキシ)フエニル] プロハ °-2 -ェン- 1-ィル }ヒ。へ。リシ'ン- 4-ィル)プロハ。ンアミに 2- [3, 5 -ビス(トリフルォ メチル)フエニル] - N- (卜 { (2E) -3- [4一 (ピへ。リシ'ン— 4-ィルォキシ)フエニル]フ。ロハ °-2 -ェン -1ーィル }ヒ。へ。リシ 'ン- 4—ィル)ァセトアミに - [ビス(4-フル: t口フエニル)メチル] -N-メチルー 2- (1 - { (2E) -3- [4一(ピへ。リシ"ン— 4 -ィルォキシ)フエニル]プロ八。— 2-ェン -1 -ィル }ピへ。リシ'ン- 4 -ィル)ァセトアミ N - [ビス (4-フルオロフェニル)メチル ]-2- (1- { (2E) -3- [4 -
(3-ピロ1 Jyン—1一ィルフ。ロホ。キシ)フエニル]フ。ロハ °-2 -ェン -1-ィル 1ヒ。へ。リシ"ンー 4一ィル)ァセ卜アミド、 2, 2 -ビス (4-フルオロフェニル) -N- (1 - { (2E) -3- [4 -(ピへ。リ yン -4-ィルォキシ)フエニル]フ。ロハ。 - 2-ェン -1 -ィル }ピへ。リ シ、'ン- 4-ィル)ァセトアミ 2, 2-ビス (4-フルオロフェニル) -N- (1 - { (2E) -3- [2-フルォロ -4- (ピへ。リシ 'ン -4-ィ ル才キシ)フエニル]プロハ。一 2 - 1ン -1 -ィル }ピへ。リシ"ン -4—ィル)ァセトアミに 2 -(卜 { (2E)—3 - [4- (3-ァセ'チ y ン -1 -ィルフ。口ホ。キシ)フエニル]プロハ。一 2—1ン -1ーィル }ヒ。へ。リシ 'ン- 4一ィル) -N- [ビス(4-フルオロフェニル)メチ ル] -N-メチルァセトアミに N- [ビス (4-フルオロフェニル)メチル] -N-メチル -2 - (1 - { (2E) -3- [4- (3-ピロリシ'ン-
1 -ィルプロホ。キシ)フエニル]フ。ロハ。一 2-1ンー 1 -ィル }ヒ 'Jyン -4—ィル)ァセトアミ - [ビス(4-フルオロフ工ニル) メチル] -2- (1 - { (2E) -3- [4- (3-ピへ。リ yン -1 -ィルプロホ。キシ)フエニル]フ。ロハ °- 2-ェン- 1 -ィル }ピへ。リシ'ン- 4 -ィル)ァセトアミ N- [ビス (4-フルオロフェニル)メチル] -N-メチル -2- (2E) -3- (4- { [ (3S) -1 -メチルビ 口リシ'ン -3-ィル]ォキシ }フエニル)フ。ロハ °— 2-1ン- 1 -ィル]ヒ。へ。リシ'ンー 4ーィル }ァセトアミに及び 2, 2 -ビス (4-7 ル才ロフエニル) -N—メチルー N— {1 - [ (2E) -3- (4— { [ (3R) -1一メチルピロ1 J vン— 3—ィル]ォキシ }フエニル)ブロ八。—
2-ェン -1-ィル]ピへ。リシ 'ン -4-ィル }ァセトァミト'の群から選ばれる化合物である請求の範囲 9に記 載の含窒素飽和へテロ環誘導体又はその製薬学的に許容される塩。
19.前記 9項に記載の一般式 (II)で示される含窒素飽和へテロ環誘導体又はその製薬学的に 許容される塩を有効成分とする医薬組成物。
20.前記 1項に記載の一般式 (I)で示されるヘテロ環化合物若しくは前記 9項に記載の一般 式 (II)で示される含窒素飽和へテロ環誘導体又はそれらの製薬学的に許容される塩の有効 量を患者に投与することからなるメラニン凝集ホルモン受容体に関与する疾患の治療方法。
21.メラニン凝集ホルモン受容体に関与する疾患が肥満である前記 20項に記載の治療方法。
22.前記 1項に記載の一般式 (I)で示されるヘテロ環化合物若しくは前記 9項に記載の一般 式 (II)で示される含窒素飽和へテロ環誘導体又はそれらの製薬学的に許容される塩を有効 成分とするメラニン凝集ホルモン受容体拮抗剤の製造のための使用。 図面の簡単な説明
第 1図は実施例 50の化合物を皮下投与した場合の絶食誘発摂食に対する作用を示す c 第 2図は実施例 130の化合物を経口投与した場合の絶食誘発摂食に対する作用を示 す。
第 3図は実施例 130の化合物を皮下投与した場合の絶食誘発摂食に対する作用を示す。 発明を実施するための最良の形態
更に本発明を詳述する。
Γ炭化水素基 Jとは G1 5の炭素及び水素からなる基であリ、直鎖若しくは分岐状、 単環式若しくは縮合多環式、及び/又は飽和若しくは不飽和の何れの形態でもよく、好 ましくはアルキル、ァルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキル-アルキル、シクロアルケニル、ァリ-ル、アルキル-ァリ-ル、ァリ-ル- ァリ-ル、ァリ -ル-アルキル又はアルキル-ァリ-ル -アルキルを意味する。
「アルキル」とは直鎖又は分岐状飽和炭化水素基を意味し、好ましくは アルキルであリ , 更に好ましくは 0ト6アルキルである。具体的にはメチル、1チル、フ。ロピル、イソフ。ロピル、 チル、へ。ンチル、へ キシル、又はテ"シル等である。 「アルケニル」とは直鎖又は分岐状で且つ少なくとも 1 以上の二重 結合を有する炭化水素基を意味し、好ましくは C2 ^アルケニルであり、具体的にはビ Z T 口へ'ニル、ァリル、イソ ΠΑ°ニル、又はへキセ;:ル等である。『アルキニル」とは直鎖又は分岐状で且つ少なく とも 1 以上の三重結合を有する炭化水素基を意味し、好ましくは G2_1()アルキ::ルであり、 具体的には:!:チニル、プ Bピ Z)Kフ"チ::ル等である。「シクロアルキル Jとは、架橋を有していてもよい単 環式飽和炭化水素環を意味し、好ましくは「架橋を有していてもよい G3_8シクロアルキル jで あり、具体的にはシク Πフ。口ピル、シクロへ。ンチル、シクロへキジル、ビシクロ [2. 2. 1 ]へフ。チル又はビジクロ [2. 2. 2] ォクチル等である。 Γシクロアルケニル」とは、架橋を有していてもよい単環式脂肪族の不飽和炭化 水素環を意味し、好ましくは「架橋を有していてもよい G3_8シクロアルケニル」であり、具体的 にはシクロへ。ン Ϊニル、シク C1へキセニル、ビシク Β [2. 2. 1 ]へフ。チニル又はビジクロ [2. 2. 2]ォク亍ニル等である。 Γァリ- ル」とは芳香性の不飽和炭化水素環を意味し、好ましくは G6_14ァリ-ルであリ、具体的には、 フエニル、ナフチル、 1 , 2, 3, 4 -テトラヒト" Πナフチル、イン ニル、アントリル又はフルォレニル等である。
Γ炭化水素環基」とは上記シクロアルキル、シクロアルケ;:ル又はァリ-ルである。
「ヘテロ環基」とは N、S及び 0から選択されるへテロ原子を 1乃至 4個含有する 4乃至 16 員の、 単環式、 2環式若しくは 3環式の飽和若しくは不飽和環である。当該へテロ環基は 架橋を有していても良い。不飽和環には芳香性の環 (へテ Ciァリ-ル)や非芳香性の環を含む。 単環式としては、ァセ"チシ、'ニル、 t°口リシ、、ニル、ピラソ"リシ、、ニル、シ"ォキサニル、ピへ。ラシ"ニル、ピへ。リシ、、ニル、モルホ
リニル、トリチアニル、シ、、ォキソラニル、フリル、チェニル、ピ口リル、イミタ、'、,リル、ピラ リル、チアソ"リル、ォキサソ"リル、ピリシ、、ル、 ピラシ"ニル、ピリミシ、、ル、トリア リル、チアシ、、ァソ'リル、ピリタ、、シ、'ニル、トリァシ"ニル、 Ϊトラヒ卜、、ロピラニル若し <はォキサ シ"ア リルが、二環式としては、インドリニル、 3、 4-メチレンシ"ォキシフエニル、 3、 4 - 1チレンシ"才キシフ 1ニル、へ"ンソ'、フ ラニル、 ン'尸チ Iニル、へ、'ンソ"チアシ"ァソ"リル、へ"ンソ"チア、尸リル、へ"ン' イミタ" f リル、インドリル、 2, 3 - ヒに口イン ト、、リル、キノリル、イソキノリル、 1、2、 3、4-テトラヒト"口キノリル、 1、2、 3、 4-テトラヒに Πイソキノリル若しくはキノキサリニル等 が、又は 3環式としては、カル/ '尸リル、ァクリシ"ニル若しくはフ 1/チアシ"ニル等が挙げられる。架橋へ テロ環基としては、キヌクリシ、、ニル、 8-ァ ビシクロ [3. 2. 1]ォクチル若しくは 7 -アサ、、ビシクロ [2. 2. 1 ]ヘアチ ル等が挙げられる。
「2価の炭化水素基」とは上記炭化水素基の任意の水素原子が 1個除かれた 2価基 を意味する。好ましくは GH0アルキレン、 Gw。アルケニレン又は 10アルキニレンが挙げられる。更に好 ましくは _6アルケニレンである。
「連結原子数 1から 6個のリンカ - Jとは、置換されていてもよく、連結原子として G、N、 S、及び 0の群から選択された原子が連なっている間隔を意味する。 好ましくは- 0-、- S -、 -G0-、 -SO-, -S02 -、 -NR1M-、 - CONR1M-、 -NR1Q4G0-、 -NR1MS02-、 - S02NR1Q4-、 -0-G0-、 - NR105CONR104-, -NR105S02NR104-, - GSNR1M-、 - NR1MGS -、 -GOO-、及び- GH2G0NR1M-である。
R1Q4及び R1Q5は同一又は異なって(1) H; (2)ァリ-ル、 HO - 0G-、アルキル - 0-GO-、R1Q1R1G2N、 H2NG0-、アルキル- NHGO-、若しくは (アルキル) 2NGO-で置換されていてもよいアルキル;又は (3)ァシル (4)アルキルで置換されていてもよいへテ B環である。
R1M及び R1、又は R1M及び R1Q5が隣接する窒素原子と一体になって置換されていて もよいへテロ環を形成することができる。
よリ好ましくは、 -NR1t)4G0NR1<)5-、 - S02NR1M-、-NR1MS02-、 - G0NR104 -、 - NR1MG0-及び- GO-であ リ、更に好ましくは - NR"G0NR12-、-S02NR11 -、 -NR11S02-、- G0NR11 -、及び- NR11G0-である。
R"及び R12は一又は異なって、 H;-G02R13、 - NR14R15、 - CONR14R15若しくはァリ-ルで置換され ていてもよい低級アルキル;シクロアルキル;又はハロゲン若しくは低級アルキル- NH-CO-で置換されて いてもよいァリールである。
「飽和含窒素へテロ環 Jとは少なくとも 1個の窒素原子を有する飽和の上記へテロ環基で あり、好ましくは、 架橋を有していてもよい 4乃至 16員含窒素単環式飽和へテロ環であ
, る。より好ましくはァセ' f! ニル、ピ口リシ'ニル、ピへ。リシ、、ニル、ヒ°へ。ラシ、、ニル、キヌクリシ"ニル、 8-アサ、、ビシクロ
[3. 2. 1]ォクチル又は 7 -アサ'、ビシクロ [2. 2. 1]ヘ チル等が挙げられる。
Γァシル Jとは HGO-、 GM5炭化水素基 - CO-、ヘテロ環基- GO -、ヘテロ環基-アルキル- CO-、ヘテロ環基-アルケ ニル -GO-、ヘテロ環基 -アルキニル - G0-、 CH5炭化水素基 - CS -、ヘテロ環基 - GS -、へテ。環基-アルキル- GS -、へテ 口環基-アルケニル- GS -、又はへ ΪΕ1環基-アルキこル-GS-が挙げられる。好ましくは GH5炭化水素 基- GO-、及びへテロ環基- GO-であリ、具体的には HGO -、ァセチル、 1°ロピォニル、へ"ン'尸ィル、ニコチノィル、テ ル、ピ口リシ"二ルカルホ"ニル又はピへ。リシ"二ルカルホ"ニル等である。
Γ置換されていてもよい炭化水素基」、 Γ置換されていてもよいへテ []環」、「置換されて いてもよぃァリ-ル」及び「置換されていてもよい炭化水素 1価基」における置換基として は、具体的には下記 a群の置換基が挙げられる。
a群: (1)八ロゲン; (2) CN ; (3) OH; (4) C00H ; (5) N02; (6)アルキル、ハロゲン、アルキル又はァシルで置換さ れていてもよいへテ Ci環基、 (7) R1Q1R1Q2N (R1Q1及び R1Q2:同一又は異なって(i) H、(i i) NH2、アル キル- NH-若しくは (アルキル) 2N -で置換されていてもよいアルキル、 (i i i)ァシル、( i v)アルキル- 0-G0-、 又は (v) C6_14ァリ-ル);
(8) R103-0- (R103 : ( i) C6— 14ァリ-ル、ヘテロ環基、 GN若しくは R101R102Nで置換されていてもよいァ ルキル、( i i ) アルキル、ァシル又はアルキル- 0-G0-で置換されていてもよいへ亍 α環、又は( i i i )ァリ-ル);
(9) R103-S-;
(10)アルキル- 0 - GO- d l) アルキルで置換されていてもよいァシル; (12) R101R102NGO-; (13)ハロゲンで置換されてい てもよいアルキル; (14) アルキルで置換されていてもよいへ ΪΠ環- CO-;
(15) ァリ-ル又は(16) ァリ-ルで置換されていてもよい Gw。アルケニル、
「低級」 とは、 特に断らない限り炭素数 1から 6個の直鎖又は分岐状の炭素鎖を 意味する。
以下同様。
本発明有効成分又は本発明化合物には、二重結合を有するため幾何異性体や互変異 性体が存在する。本発明にはこれらの異性体の分離したもの、あるいは混合物をも包 含される。
また、置換基の種類によっては本発明化合物は不斉炭素原子を有する場合があリ、 不斉炭素原子に基づく異性体が存在しうる。本発明にはこれら光学異性体の混合物や 単離されたものを包含する。また、本発明には、本発明化合物を放射性同位元素でラへ、'ル 化した化合物も包含する。
更に、本発明有効成分又は本発明化合物は、酸付加塩又は置換基の種類によっては 塩基との塩を形成する場合もあり、かかる塩が製薬学的に許容され得る塩である限り において本発明に包含される。具体的には、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硫酸、硝酸 及びリン酸等の無機酸や、キ"酸、酢酸、 nt°オン酸、シユウ酸、マロン酸、コ/\ク酸、フマル酸、マレイン酸、乳 酸、リンコ"酸、酒石酸、ク工ン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、 P -トルエンスルホン酸、ァスハ °ラキ"ン酸及びク'ルタミ ン酸等の有機酸との酸付加塩、ナトリウム、 iiリウム、マゲネシゥム、カルシウム及びアルミニゥム等の無機塩基、メチ ルァミン、ェチルァミン、 Iタノ-ルァミン、リシン及びオルニチン等の有機塩基との塩やアンモニゥム塩等が挙げられる 本発明は本発明有効成分、本発明化合物及びその製薬学的に許容され得る塩の各種の 水和物や溶媒和物をも包含する。更に当該結晶多形を有する物質も包含する。
また、本発明有効成分又は本発明化合物には、生体内で代謝され変換される化合物、 いわゆるフ ° α Vラッゲも全て包含される。本発明の □ト'、ラック"を形成する基としては、 Prog. Med. , 5、 2157-2161 (1985)や「医薬品の開発」第 7巻 (廣川書店、 1990年) 分 子設計 163-198に記載の基等が挙げられる。
(製造法)
本発明化合物及びその製薬学的に許容される塩は,その基本骨格あるいは置換基の 種類に基づく特徴を利用し,種々の公知の合成法を適用して製造することができる。 その際,官能基の種類によっては,当該官能基を原料乃至中間体の段階で適当な保護 基 (容易に当該官能基に転化可能な基)に置き換えておくことが製造技術上効果的な 場合がある。このような官能基としては例えばアミノ基,水酸基又はカルホ"キシル基等であり ' それらの保護基としては例えばク"リ-ン (Greene)及ぴウッツ (Wuts)著, rprotect i ve Groups i n Organ i c Synthes i s (第 2版) Jに記載の保護基を挙げることができ,これらを反応 条件に応じて適宜選択して用いればよい。
このような方法では,当該保護基を導入して反応を行った後,必要に応じて保護基 を除去することにより,所望の化合物を得ることができる。また,本発明有効成分が公 知化合物である場合は市販若しくは種々の公知文献に基づき容易に入手可能である。 以下,本発明化合物又はその中間体の代表的な製造法を説明する。
(以下の文章中の記号は,次の通リである。
DMF: N, N- メチルホルムァミト、、; DMS0:シ、、メチルスルホキジト、、; ΤΗ ϊトラ tト、、口フラン; TFA:トリフル扣酢酸; Tol:ト ルェン; EtOAc:酢酸 Iチル; DGE: 1, 2-シ'ク叩: πタン; TEA:トリ ιチルァミン; Compound:化合物)
以下に本発明化合物の代表的な製造法について説明するが,これらの製造法に限定さ れるものではない。
また,本発明化合物中に同様な置換基が当該製造法の反応式中以外の位置に存在し ていれば置換基修飾反応により,容易に本発明に包含される化合物が製造される。 当 該置換基修飾反応は,反応点のみ説明する。
第 1製造法
本反応はアルキル化反応である。 1 級ァミン, 2級ァミン,アルコ-ル,チ才 -ル, 1 級ァミト ",及び 2級ァミト" 等とその反応対応量の脱離基を有する化合物とを,反応に不活性な溶媒中,等量また は一方を過剰量用いて,冷却下乃至加熱下攪拌しながら行われる。塩基 (例えば炭酸 ;¾リ ゥム,炭酸ナトリウム及び炭酸セシウム等の無機塩基,又は TEA及びシ" W° at°ル!:チル 7ミン等の有機塩 基,か Jゥム tert -フ'、トキシに及びナトリウム tert-フ"トキシド等の金属アルコキシに,又は水素化ナトリウム及 び水素化リチウム等) ,添加剤(3ゥ化テトラ- n-フ"チルアンモニゥム,ヨウ化カリウム又はヨウ化ナトリウム等)の存在 下に反応させるのが,反応を円滑に進行させる上で有利な場合がある。
上述の反応に不活性な溶媒としては,例えばシ"ク叩メタン, DCE,クロ口ホルム, ンセ'、ン, Tol,キシレ ン,エ-テル, THF,シ、、ォキサン, EtOAc,エタ ル,メタノ-ル, 2 -フ。ロハ。 ル,ァセトニトリル, DMF, N, N-シ、'メチルァセトアミ , N-メチルビロリ卜'ン,シ"メチルイミタ'ソ、'リシ"ノン, DMS0,アセトン,メチルェチルケ卜ン又は水等や,これらの均一 系及び不均一系混合溶媒が挙げられるが,種々の反応条件に応じて適宜選択される。 代表的な例として,本発明化合物 (3)は,ァミン (1)並びに脱離基を有する化合物 (2)を 上述のアルキル化反応に共することにより得られる。
また,化合物 (6a)は水酸基を有する化合物 (4a)と.化合物 (5)を,化合物 (6b)はチォ-ル基を 有する化合物 (4b)と化合物 (5) ,並びに化合物 (9)はァミン (7)と化合'物 (8)を反応に共す ることにより得られる。
以下、反応中心部のみ記載する。
Λ -.lOSa 1 103a
X - R (5) D 03a
*-0Η X_R (,5) *-O-R103a * - SH *一 b一 K .
(4a) (6a) , (4b) (6b) '
Χは
(式中の記号は以下の意味を示す。
X1: AQゲ'ン;メタンスルホニル才キジ;又は P-トルエンスルホニルォキシ等の脱離基、
R1Q2a:H2N、アルキル- NH-若しくは (アルキル )2N-で置換されていてもよいアルキル、
R103a:ハロゲン若しくはァリ-ルで置換されていてもよい低級アルキル;又は低級アルキル- CO- NH-で 置換されていてもよいァリ-ル、
以下同様。)
第 2製造法
本反応は,還元的アミバヒ反応である。
1級又は 2級ァミンとアル Ϊ"ヒド'又はケトンとを還元的ア 化の常法に従って反応させるこ とにより行うことができる。例えば,日本化学会編「実験化学講座 (丸善) j (第 4版, 20 巻, 1992年, 300)等に記載の方法が挙げられる。
具体的には 1級又は 2級ァミンとその反応対応量のアル ヒド又はケトンとを第 1製造法に 記載の反応に不活性な溶媒中冷却下乃至加熱下攪拌することでィミン化合物を得,該化 合物に前記の反応に不活性な溶媒中水素化シァノホウ素ナトリウム,又は水素化トリァセトキシホゥ素ナトリ ゥム,水素化ホウ素ナトリウム及びキ"酸等の還元剤を加え冷却下乃至加熱下攪拌することで得 られる。酸 (例えばチタニゥムテ卜ライソフ' /†°キシド等のルイス酸,酢酸又は P-トルエンスルホン酸等)の存在 下に反応させるのが,反応を円滑に進行させる上で有利な場合がある。上述の還元に
ついては水素雰囲気下或いはキ"酸アンモニゥム等の水素供与剤存在下,ハ°ラシ"ゥム (Pd),又は白 金 (Pt)等の金属触媒を用いて前記の反応に不活性な溶媒中接触還元することによつ ても行われる。
還元剤の添加時期は 1級又は 1級ァミンとアル ϊ" tト"又はケトンの混合直後に入れても,時 間をおいて入れても良い。
代表的な例として,本発明化合物 (3a) , (12)又は (15)はァミン [ (1), (7)又は (13) ]とそ の反応対応量のアルデ tに若しくはケトン [(10), (11)又は (14) ]とを反応に共することによ り得られる。
广 N-ALK— R2 LL(ALKl)m_(Hetリ
(上記式中の記号は以下の意味を示す。
ALK3:前記 ALK2よリ炭素数 1少ない置換されていてもよい 2価の炭化水素基、
R1Q2b及び R1Q2G:同一又は異なつて H;又は NH2,アルキル- NH-若しくは (アルキル) 2N-で置換され ていてもよい 7ルキル、
R1301及び R1fc2:同一又は異なつて H;又はアルキル、
以下同様。)
第 3製造法
本反応は,ァミト"化反応である。 1級又は 2級ァミンとその反応対応量のカルホ"ン酸若しく はその反応性誘導体とを反応させることにより行うことができる。例え
ば, M. Bodanszky著「Pept i de Chem i stryj (1988年, p55- 73) ,泉屋信夫ら I フ。チト"合成 の基礎と実験 J (1985年, p89-142)等に記載の方法が挙げられる。
具体的には,本反応は,通常使用される縮合試薬 (シ"シク πへキシルカルホ"シ"イミに , 1- 1チル -3- (3-シ"メチルアミ"。。ピル)カルホ、、シ'、イミ卜'又は 1, 1 ' -力ルホ"ニル イミタ"ソ" -ル (CD I )等)を用いる方法 や,クロ!]キ'酸ェチルゃク叩キ"酸イソ チルを用いる混合酸無水物法,或いは Iトキシアセチレンや tert - フ、、 mr- メチルァミン等のアルキニルアミンを用いた対称酸無水物法により行うのが好ましい。 カルホ"ン酸をチォニルクロリト",ォキサリルク Qリド又は才キシ塩化リン等の ン化試剤によリ酸/、ロゲン化 物の如く反応性誘導体とした後, 1級又は 2級ァミンと反応させることも可能である。反 応は第 1製造法に記載の反応不活性な溶媒中,必要によリ塩基 (例えば TEA,シ"イソフ'口 ピル Iチルァミン及ぴピリシ'ン等の有機塩基,又は炭酸 Wゥム及び炭酸水素ナトリウム等の無機塩基) の存在下,冷却下乃至加熱下攪拌しながら行われる。
代表的な例として,本発明化合物(18), (21), (23) , (26)又は (28)はカルホ"ン酸若しくは その反応性誘導体 [(16), (20) , (22) , (24)又は (27) ]とァミン [ (17) , (19) , (1) , (25)又は (7) ]とを反応に共することにより得られる。
以下、反応中心部のみ記載する。
(上記式中の記号は以下の意味を示す。
X2: 0H;又はハロゲ'ン, 1 -ヒにロキシへ"ンソ"トリア -ル- 1 -ィルォキシ,メトキシ,フエノキシ及びァ y 卜"基等の脱離 基,或いは混合酸無水物や対称酸無水物の脱離部位、 R102d-C0-:前記ァシル、
以下同様。)
第 4製造法
本製造法は,イソシアナ-卜と 1級又は 2級ァミンとを反応させることによリウレア化合物を製造 する方法である。
本反応はイソシアナ-トと 1級又は 2級ァミンとを第 1製造法に記載の反応不活性な溶媒中, 等量または一方を過剰量用いて,冷却下乃至加熱下攪拌しながら行われる。イソシアナ-卜は, 対応する酸ァシ 'にの Curt i us転位等により合成できる( March著, ADVANCED
ORGAN I C CHEM I STRY (John WI LEY & SONS (1992) )。当該酸ァシ"ド'は,カルホ"ン酸の反応性誘 導体とァシ'、化ナトリウム等のァシ"化物塩との反応,又はカルホ"ン酸とシ"フエ::ルリン酸ァシ'ト" (DPPA)と の反応によ,リ製造できる。
代表的な例として,本発明化合物 (30)はイソシアナ-ト (29)とァミン (19)とを反応に共するこ とにより得られる。
また化合物 (30a)は,前出の化合物(16)より前記と同様にして得られるイソシアナ-ト (31 ) を,化合物 (17)と反応させることによって製造できる。
更に化合物 (30b)は,化合物 (17a)と化合物 (19)とを, Comprehens i ve Organ i c
Funct i ona l Group Transformat i on, 6: 499, 1995記載の方法により,ホスゲン,シ'ホスゲ' ン,トリホスゲ' V, GD I ,クロロキ'酸 4-ニトロフエ::ル及びク叩キ"酸フ 1ニル等のホスゲ'ン等価体で処理しても製 造できる。反応は前記の反応に不活性な溶媒中,等量から過剰量の塩基 (例えば TEA及 びシ" W° at°ル工チルァミン等の有機塩基,又は炭酸水素ナトリウム等の無機塩基)存在下,化合物 (17a)又は化合物(19)の一方をホスゲ'ン等価体で処理し,次いでもう一方の化合物を反応 させることにより製造できる。クロロキ"酸 4 -::トロフエニル又はクロロキ"酸フ 1ニルを使用する場合, 中間体であるフエニルカルハ"マ-ト体を一旦単離して反応を行っても良い。
(Curtius転位) (ウレァ化)
Compoud(20) *■ R1 - NCO -
(Curtius転位)
(ホスゲン等価体処理)
Compoud(17a) Compoud(19) *
第 5製造法
本製造法は,一般式 (1)で表されるァミン,一般式 (32)で表される W itt i g試薬又は Horner-Emmons試薬及び一般式 (33)で表されるアルテ"ヒド又はケトンを反応させることに よリ本発明化合物 (34)を製造する方法である。
本反応は,等量から過剰量の塩基 (例えば TEA及びシ" 。 Pt°ルェチルァミン等の有機塩基又 は炭酸か jゥム,炭酸ナトリウム及び炭酸セシウム等の無機塩基)存在下,化合物 (1) ,化合物 (32)及 び化合物 (33)を前記の不活性な溶媒中,等量またはいずれかを過剰量用いて,冷却下 乃至加熱下攪拌しながら行われる。添加剤(ヨウ化テトラ- n -フ 'チルアンモニゥム又はヨウ化カリウム等)の 存在下に反応させるのが,反応を円滑に進行させる上で有利な場合がある。
先に化合物 (1 )と化合物 (32)とを反応させ,一旦中間体を単離した後,化合物 (33)との 反応を行っても良い。
また,先に化合物 (32)と化合物 (33)とを反応させ,一旦中間体を単離した後,化合物 (1 )との反応を行っても良い。
Compound CD +
(縮合反応及びアル
(上記式中の記号は以下の意味を示す。
ALK4:置換されていてもよい 1価の炭化水素基,
X3:ホスホニゥム塩及び亜リン酸シ 'エステル等の Wittig試薬;又は Horner-Emmons試薬に用いられ る基、以下同様。) 第 6製造法
本製造法は,一般式 (35)で表される脱離基を有する化合物から本発明化合物 (36)を 製造する方法である。
本反応は化合物 (35)を,等量から過剰量のク Π口化試剤 (例えば五塩化リン及びォキシ塩化リ ン等の無機酸ハロゲン化物,又は塩化水素酸,塩素,塩化ナトリウム及び塩化カルシウム等)の存在下, 第 1製造法に記載の反応不活性な溶媒中,冷却下乃至加熱下攪拌しながら行われる。 以下、反応中心部のみ記載する。
R4,又は R 5中の置換基修飾:
c 4 (クロ口化)
*-ALK5-X4 (35) -ALK-CI (36)
(上記式中の記号は以下の意味を示す。
X4: Br, I ,メタンスルホニルォキシ及び P-トルエンスルホニル才キシ等の脱離基、
ALK5:前記アルキレン、以下同様。)
(原料化合物の製造法) .
本発明化合物を製造するための原料化合物は既知化合物を所望により,前記製造法 記載の反応,あるいは,当業者にとって自明の反応 (丄 March著, ADVANCED ORGA IC CHEMISTRY (John WILEY & SONS (1992) ) (例えば,ァシル化,アルキル化,ウレァ化,酸化,還元(好ま しくは COMPREHENSIVE ORGANIC SYNTHESIS 8 REDUCTION (Pergamon Press) (1991) ), /、口ゲ、ン化反応等)に付すことにより製造できる。
以下に原料化合物の代表的な製造法について説明するが,これらの製造法に限定さ れるものではない。
第 7製造法
原料化合物 (39), (41), (43), (46), (49), (52), (17), (58), (61), (65), (69), (72), 又は (74)は,それぞれ対応するァミンから,前記第 1製造法のアルキル化反応又 は第 2製造法の還元的アミバ匕反応,あるいは第 5製造法の縮合反応及びアルキル化反応と 同様の方法により合成できる。 ベ ALK2)n - R2
PL0
Compound (10)
Compound (37)
P-N-(ALK1)m
H
(47)
x1 R YO、p1(50)
O R1。1ゝ ,R丫 o、 (脱保護) R1°1ゝ ,zRiLoH
Compound (25)
D1020 102 O
R
R (51)
(52)
R1— X1 (54)
R0-NH2 (53) Compound (17)
R 04-X1 (56)
R- ~ NH, (55) Compound (17)
(上記式中の記号は以下の意味を示す。
P1' 及び P2:保護基、
R104A,及び R1°4B:同一又は異なつて H;又は NH2,アルキル- NH -若しくは (アルキル) 2N-で置換され ていてもよいアルキル、
R1MA並びに R1MBは接する炭素原子と一緒になつて炭化水素環基を形成することがで きる。 R1F及び R2Dは 2価の炭化水素基、 R103B:ァリ-ルで置換されていてもよぃァリ-ル、 以下同様。)
第 8製造法
原料化合物 (77), (80), (82), (85), (88), 又は (90)は,前記第 3製造法のアミに化 反応又は第 4製造法のウレァ化反応と同様の方法によリ合成できる。
Compound (78) · 〇 2
Compound Compound 、 Λ y , 、 (
(20) (29) ^ > R1—N入 N - (ALK1)m" Het1 , 画"
(Gurtius転位) H I 104
R (81)
又は
(上記式中の記号は以下の意味を示す。
R101a及び R102e: ル、
R1A:R1よリ炭素数の 1少ない置換されていてもよい炭化水素基、
以下同様。)
第 9製造法
X—(ALK3)n-R2 (91 ) OHC-(ALK3)n-R2 (92)
(上記式.中の記号は以下の意味を示す。
X4:シァノ基,エステル基等の還元反応によリ 7ル亍'ヒ卜"へ変換できる基、
以下同様。)
原料化合物 (92)は,化合物 (91)の還元反応によリ合成できる。
本反応は化合物 (91)を,還元剤 (例えば水素化リチウムアルミニゥム又は水素化シ"イソ: Tチルアルミニウム 等)の存在下,第 1製造法に記載の反応不活性な溶媒中,冷却下乃至加熱下攪拌しなが ら行うことが好ましい。
第 10製造法
原料化合物 (92), (33)又は (96)は,化合物 (93) , (94)又は (95)の酸化反応によリ合成 できる。
本反応は化合物 (93) ' (94)又は (95)を,酸化剤 (例えば三酸化クロム,過マン力'ン酸: ¾リウム又 は二酸化マン力"ン等)の存在下,第 1製造法に記載の反応不活性な溶媒中,冷却下乃至加 熱下攪拌しながら行われる。
HO-CH— (ALK3)n-R2 OHC-iALK3)n-R2
(93) (92)
以下,反応中心部のみ記載する。
,1f
OH 、R
(95) (96) 第 11製造法
(リチォ化) (ホルミル化)
Ar-X5 (97) Ar-Li (98) Ar-CHO (99)
(上記式中の記号は以下の意味を示す。
X5:Br及び GI等の ΛΠゲ'ン、
以下同様。)
原料化合物 (99)は,化合物 (98)のホルミル化反応によリ合成できる。
本反応は化合物(98)を,ホルミル化剤 (例えば DMF又は N-メチル -N-フ 1ニルホルムアミド等)の存在下, 第 1製造法に記載の反応不活性な溶媒中,冷却下乃至加熱下攪拌しながら行うことが 好ましい。
化合物(98)は対応するハ C1ゲ'ン化合物(97)のリチォ化反応によリ合成できる。
本反応はリチォ化剤 (例えば η- チルリチウム又はリチウム等)の存在下,前記の反応に不活性な 溶媒中,冷却下乃至加熱下攪拌しながら行われる。
第 12製造法 (102)
(上記式中の記号は以下の意味を示す。
R1B,及び R1e:同一又は異なって H,置換されていてもよい炭化水素基又は置換されて いてもよいへテロ環基、以下同様。)
原料化合物 (102)は,化合物 (101 )の還元反応により合成できる。
本反応は化合物(101)を,還元剤 (例えば水素化リチウムアルミニウム又は ホ"ラン等)の存在下,あ るいは触媒 (ハ°ラシ'ゥム炭素又は酸化白金等)を用いた接触水素添加条件下,第 1製造法 に記載の反応に不活性な溶媒中,冷却下乃至加熱下攪拌しながら行うことが好ましい c また,化合物 (101)を,金属 (亜鉛,鉄又はスス"等)の存在下,酸性条件 (酢酸,ギ酸又は塩 酸等)で,冷却下乃至加熱下攪袢しながら行うこともできる。
化合物(101 )は対応するカルホ"ニル化合物(100)のォキシム化反応により合成できる。
本反応は化合物 (100)と tト"口キシルァミンとを,前記の反応に不活性な溶媒中,等量または一 方を過剰量用いて,冷却下乃至加熱下攪拌しながら行われる。 t πキシルァミンの代わりに 0 -アルキル匕ド'口キシルァミン (例えば 0-メチルヒド口キシルァミン又は 0- ンシ"ルヒト、' Bキシルァミン等)を用いても よく ,得られたォキシム: I-テル化合物から上述の還元反応と同様の方法によリ,化合物 (102) を合成できる。
第 13製造法 (102)
原料化合物 (102)は、化合物(104)の還元反応により合成できる。
本反応は化合物 (104)を、還元剤 (例えば水素化リチウムアルミこクム、水素化ホウ素亜鉛等)の存在下、 あるいは触媒 ( ラシ"ゥム炭素、酸化白金等)を用いた接触水素添加条件下、前記の反応に不 活性な溶媒中、冷却下乃至加熱下攪拌しながら行われる。また、化合物 (104)とトリフ 1ニルホスフ
インとを、水の存在下、前記の反応に不活性な溶媒中、冷却下乃至加熱下攪拌しながら行う こともできる。
化合物 (104)は対応する脱離基を有する化合物 (103)のァシ"卜"化反応によリ合成できる。 本反応は化合物 (103)を、ァシ"ト"化剤 (ァシ"化ナトリウム、ァ、 化リチウム等)の存在下、前記の反応に不 活性な溶媒中、冷却下乃至加熱下攪拌しながら行われる。
第 14製造法
HHCO-R103, HS-R103 又は Compound (25)
(106) (107)
X-Ar— X' X6— Ar— Ο— R1∞ X6— Ar— S— R1∞又は χ6— Ar—一 R 102
(置換反応) (108) ' (109) (1 10)
(105)
(上記式中の記号は以下の意味を示す。
X6:シァノ基及びニトロ基等の電子吸引基、
以下同様。)
原料化合物 (108) , (109)及び (1 10)は,化合物 (105)から ,前記第 6製造法のァリ -ルが電 子吸引基で置換されている場合の反応と同様の方法により合成できる。
第 15製造法
原料化合物 (112)は,一般式(1 1 1 )で表される W i tt i g試薬又は Horner- Emmons試薬 と,般式 (33)で表されるアル ヒド又はケトンとを反応させることにより合成できる。
本反応は,等量から過剰量の塩基 (例えば炭酸 ίιリ1ム,炭酸ナトリウム及び炭酸セシウム等の無機 塩基,又は TEA及びシ" W° Pt°ルェチルァミン等の有機塩基, ii }¼ tert-フ"トキシト"及びナトリウム tert -フ"トキシ卜'等の金属アルコキシに,又は水素化ナトリウム等)存在下,化合物(1 11 )と化合物
(33)とを第 1製造法に記載の不活性な溶媒中,等量またはいずれかを過剰量用いて, 冷却下乃至加熱下攪拌しながら行われる。
(上記式中の記号は以下の意味を示す。
X7:ハロゲ'ン,メタンスルホニルォキシ及び p -トルエンスルホニルォキシ等の脱離基;保護基で保護されていても よい 0H;及び保護基で保護されていてもよい G02H等、
以下同様。)
第 16製造法
原料化合物 (114)又は (118)は,一般式 (113)又は (117)で表される ιステル化合物を公知 の還元反応に付すことにより合成できる。
本反応は,等量から過剰量の還元剤 (例えば水素化リチウムアルミニゥム,水素化シ'イソ: Tチルアルミニ ゥム及び水素化ホウ素ナトリウム等)存在下, Iステル化合物 (113)又は(117)を第 1製造法に記載の 不活性な溶媒中,冷却下乃至加熱下攪拌しながら行われる。
エステル化合物(113)から公知の脱保護反応によリ合成したカルホ"ン酸 (115)を,等量から 過剰量の還元剤 (例えば水素化リチウムアルミニゥム,水素化シ'イソフ'、チルアルミニゥム及び、/ホ"ラン等)存在 下,第 1製造法に記載の不活性な溶媒中,冷却下乃至加熱下攪拌しながら行ってもよ い。
また,カルホ"ン酸(115)を CD I,クロロキ"酸エステル及びォキサリルクロリト"等で反応性誘導体へと変換 した後,等量から過剰量の還元剤 (例えば水素化リチウムアルミニゥム及び水素化ホウ素ナトリウム等) 存在下,誘導体第 1製造法に記載の不活性な溶媒中,冷却下乃至加熱下攪拌しながら 行ってもよい。
原料化合物 (116)は,カルホ"ン酸 (65)を前記の還元反応に付し,次いで脱保護を行うこ とにより合成できる。
Co ,
(上記式中の記号は以下の意味を示す。
Alk7:置換されていてもよい 2価の炭化水素基、
以下同様。)
第 17製造法
原料化合物 (2), (121)又は (103)のうち脱離基 X1がハロゲンである化合物は,化合物 (119), (120)又は (122)のハロゲン化反応により合成できる。
本反応は,化合物(119), (120)又は(122)とハロゲ'ン化剤 (例えばチォニルクロリ V ,チォニル ロミに , 三塩化リン,五塩化リン及びォキシ塩化リン等の無機酸ハ dゲン化物,又は塩化水素酸及び臭化水 素酸等のハ□ゲ'ン化水素酸等)とを,第 1製造法に記載の反応不活性な溶媒中,冷却下乃 至加熱下攪袢しながら行われる。溶媒の非存在下に反応させるのが,反応を円滑に進 行させる上で有利な場合がある。
原料化合物 (2) , (121)又は (103)のうち脱離基 X1がメタンスルホニルォキシなどの GHQアルキルスルホ ニルォキシ又は P-トル Iンスルホニルォキシ等の置換されていても良い G6— 10ァリ-ルスルホニルォキシである化合 物は,化合物 (119) , (120)又は (122)のスルホニル化反応により合成できる。
本反応は,化合物(119), (120)又は(122)と対応するスルホニル/、ラ仆'とを,塩基 (例えば TEA, V イソアロピル Iチルァミン, N-メチルモルホリン及びピリシ"ン等の有機塩基,又は炭酸: ¾リウム,炭酸ナトリウ ム,炭酸セシウム及び炭酸水素ナトリウム等の無機塩基)存在下,第 1製造法に記載の不活性な溶 媒中,冷却下乃至加熱下攪拌しながら行われる。
(脱離基への変換)
HO^(ALK )n— R (119) Compound (2)
R
1— LL(ALK
1)m~f"Het
1 N— Lし (ALK
2)n~hCyA~0—— R— OH (120)
又は
(脱離基への変換)
*· Compound (103)
(上記式中の記号は以下の意味を示す。
R1Q3e:アルキル、以下同様。)
第 18製造法
原料化合物(124)は,カルハ'マ-ト体 (123)を還元反応に付すことにより合成できる。 本反応は化合物(123)を,等量から過剰量の還元剤 (例えば水素化リチウムアルミニウム等)存 在下,第 1製造法に記載の不活性な溶媒中,冷却下乃至加熱下攪拌しながら行われる。 カルハ'マ-ト体(123)は,ク'リ-ン(Greene)及びウッツ(Wuts)著, rprotect i e Groups i n
Organ i c Synthes i s (第 2版)」に記載のアミ/基をカルハ "マ-ト化により保護する方法を用い ることで合成できる。
Compound(55) *► — CH, (124)
(上記式中の記号は以下の意味を示す。
R401: (チル基; Iチル基; tert-フ'チル基;及びへ'ンシ"ル基等、以下同様。)
第 19製造法
原料化合物 (128)は,化合物(125)とケトン化合物(126)との付加反応を行った後、脱保 護を行うことで合成できる。
化合物 (125)と(126)との付加反応は,化合物 (125)を第 1製造法に記載の不活性な 溶媒中,冷却下乃至加熱下, 等量から過剰量の塩基 (例えば n-フ'チルリチウム,水素化ナトリウム 及び水酸化 ίιリウム等)で処理し,次いで等量から過剰量のカルホ'ニル化合物(126)を加え,冷 却下乃至加熱下攪拌しながら行われる。
メタンスルホンアミ 体 (125)は,ク"リ-ン (Greene)及びウッツ (Wuts)著, rprotect i ve Groups i n Organ i c Synthes i s (第 2版)」に記載のアミ/基をスルホンアミに化により保護する方法を用い ることで合成できる。
、、,
Compound(17) *■ f
(メタンスルホニル化) R 04 C (127)
(125)
第 20製造法
原料化合物(130)は,アミト"化合物(129)の還元反応により合成できる。
本反応は,等量から過剰量の還元剤 (例えば水素化リチウムアルミニウム及びシ'ホ'ラン等)存在下, アミ卜"化合物 (129)を第 1製造法に記載の不活性な溶媒中,冷却下乃至加熱下攪拌しな がら行われる。
第 21製造法
原料化合物(132)は,ニトリル化合物(131 )の還元反応により合成できる。
本反応は,等量から過剰量の還元剤 (例えば水素化リチウムアルミニゥム,水素化アルミニゥム及び水 素化トリメトキシアルミニゥムリチウム等)存在下,ニトリル化合物 (131 )を第 1製造法に記載の不活性な溶 媒中,冷却下乃至加熱下攪拌しながら行われる。また,水素雰囲気下及びアンモニア存在下, 第 1製造法に記載の不活性な溶媒中,冷却下乃至加熱下及び常圧乃至加圧下,ラネ-ニッケル 等の金属触媒を用いて接触還元することによつても行われる。 1 B— = N (131 ) R1 B, ヽ NH2 (132) 第 22製造法
原料化合物(134)は,一般式(33)で表されるカルホ"ニル化合物を Knoevenage l反応に付 すことにより合成できる。
本反応は,化合物 (33)と等量から過剰量のマロン酸 (133)とを,塩基 (例えばアンモ::ァ及び ピ リシ"ン等)存在下,第 1製造法に記載の不活性な溶媒中,冷却下乃至加熱下攪拌しな がら行われる。
Compound (33) (134)
第 23製造法
原料化合物(136)は,一般式(135)で表されるアルコ-ルを光延反応に付すことによリ合 成できる。
本反応は,化合物(135)と(106)とを,等量から過剰量のトリフエ;:ルホスフイン及びア 、 カルホ"ン 酸シ" Iチル存在下,第 1製造法に記載の不活性な溶媒中,冷却下乃至加熱下攪拌しながら 行われる。
以下、反応中心部のみ記載する。
Compound (106)
*— Ar - OH (135) ^ ~~ - *-Ar-0-R103 (136) 第 24製造法
原料化合物(140)は,一般式 (137)で表されるァミンの選択的保護及び脱保護によリ合 成できる。
例えば,化合物(137)と等量のへ"ンス'アルテ、'ヒにとを,第 1製造法に記載の不活性な溶媒 中,冷却下乃至加熱下攪拌することにより, 1級ァミンを ンシ'リテ"ンで保護した後,等量の シ' - tert- チルシ'、カルホ *ナ-トで処理し, 2級ァミンをカル/、、'マ-卜として保護する。次いで,へ'ンシ、、リ 亍'ンァミンの加水分解によリ脱保護を行うことで, 2級ァミンが選択的に保護された化合物 (140)を合成できる。
(上記式中の記号は以下の意味を示す。
P1a=N-:ィミン誘導体として保護されたアミ/基、以下同様。 )
このようにして製造された本発明化合物又は原料化合物は遊離のまま,あるいはそ の塩として単離される。当該化合物の塩は遊離の塩基である本発明化合物に通常の造 塩反応を付すことにより製造できる。
また本発明化合物又はその塩は,その水和物,その溶媒和物,あるいは結晶多形の物 質として単離精製される。単離精製は,抽出,濃縮,留去,結晶化,濾過,再結晶及び各種 クロマトゲラフィ-等の通常の化学操作を適用して行われる。
各種の異性体は,適当な原料化合物を選択することによ'リ,あるいは異性体間の物 質的性質の差を利用して分離することができる。例えば,光学異性体は,適当な原料を 選択することにより,あるいはラセミ化合物のラセミ分割法 (例えば,一般的な光学活性な酸 とのシ"ァステレオマ-塩に導き光学分割する方法等)によリ立体化学的に純粋な異性体を得 ることができる。
以下,実施例に基づき本発明を更に詳細に説明する。本発明化合物は下記実施例に 記載の化合物に限定されるものではない。また原料化合物の製法を参考例に示す。 なお,参考例化合物及び実施例化合物の構造式と物理化学的性状を以下表 4から 40 に示す。表中の記号は以下の意味を有する。
Rf.:参考例番号; Ex.:実施例番号; Structure :構造式; Sa l t :付加塩; Data :物理化学的 性状 (FA:質量分析値 FAB - MS (M+1 ) ; El :質量分析値 E卜 MS ( +) ; N: NMR (D S0-d6, TMS 内部標準)の特徴的ピ -ク δ ppm); NO.:化合物番号; Me:メチル; Et: ιチル; Pr: 7°ロピル; i Pr:イソ 1°口ピル; Bn:へ"ンシ"ル; Ac:ァセチル; Boc: tert-7'トキシカルホ"ニル; Py:ピリ、 ン; Az:ァセ"チシ' ン; Pyr ro I ピ口リシ、、ン; P ί pe:ピへ。リシ'、ン; P i pera:ヒ。へ。ラシ、、ン; Mo:モルホリン; Th:チ才フェン; I M :イミタ、、 f -ル; Bu:フ'チル; Ph:フエニル; 2-FPh: 2-フルオロフェニル; 3-FPh: 3—フル才 Bフ ιニル; 4-FPh: 4 -フルォ Πフエニル; 2, 4- d i FPh : 2, 4 - y フル扣フエニル; 2-MeOPh: 2 -メトキシフエニル; 3-MeOPh: 3-メトキシフエニル; 4-MeOPh: 4 -メトキシフエ ニル; 2-CNPh: 2 -シァノフエニル; 3-CNPh: 3-シァノフエニル; 4-CNPh: 4-シァノフエニル; 3-H2NC0Ph: 3- (アミ/カル; T二 ル)フ Iニル; 4-H2NC0Ph: 4 - (ァミノカルホ'、ニル)フエニル; 4-MeNHCOPh: 4- [ (メチルアミ/)カルホ、、ニル]フ ιニル; 4- AcNHPh: 4- (ァセチルアミハフ Iこル; 3-HOPh: 3-ヒト" Πキシフ ιこル; 4-HOPh: 4-ヒト"□キシフエこル; 3-GHOPh: 3-ホル ミルフ Iニル; 4- CH0Ph : 4-ホルミルフ Iニル; 2, 4 - d i' GF3Ph : 2, 4-シ、、 (卜リフルォロメチル)フエニル; 2, 4 -
d i i PrPh: 2, 4-シ"イソプ Pt°ルフエ二ル; 4- (1 -Boc-P i pe-4-y I oxy) Ph: 4- [1 - (tert-7"トキシ力ルホ、'ニル) ピへ。リシ、、ン -4一ィルォキシ]フエニル; 3- (1 -Me-P i pe-4-y I oxy) Ph: 3- (卜メチルビへ。 ン -4-ィルォキシ)フエ二 ル: 4- (1 -Me-P i pe-4-y I oxy) Ph: 4- (1 -メチルビへ。リシ"ン -4 -ィル才キシ)フエニル; 3- (1 -Me-P ί pe-3 - y I oxy) Ph: 3- (1 -メチルビへ。リシ'ン- 3 -ィル才キジ)フ ιニル; 4- (1 -Me-P i pe-3-y I oxy) Ph: 4- (1 -メチルビへ。 リシ"ン -3-ィルォキシ)フエニル; 4- (1 -Me-Pyrro I i -3-y I oxy) Ph: 4- (1 -メチルピロリ ン -3-ィルォキシ)フ ι二 ル; 4-CN-3- (P i pe-4-y I oxy) Ph: 4 -シァノ- 3 -(ピ リシ、、ン -4-ィルォキシ)フ ιニル; cPr:シクロフ。ロピ ル; cHex :シクロへキシル; cOct :シク吋クチル; fum :フマル酸塩; HG I:塩酸塩; free:フリ-体 参考例 1
ピへ。リシ"ン -4-ィル酢酸ェチル 塩酸塩 6. 63gをァセにトリル 60m l に懸濁し,炭酸か Jゥム 13. 24gを 加えて室温で 1 時間攪拌した後,シンナミル ロミト" 7. 55gを加えて室温で 30時間攪拌した c 反応液を EtOAcで希釈し飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄した後,有機層を無水硫酸ナ トリウムで乾燥した。減圧下に溶媒を留去して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトゲラフィ- (ク叩ホ ルム:メタノ-ル =97 : 3)で精製し,無色油状の {1- [ (2E) -3-フ 1ニルフ。 P/\° - 2- 1ン -1-ィル]ピへ。リシ'ン -4- ィル }酢酸 Iチル 7. 20gを得た。
参考例 1 と同様の方法によリ,参考例 2から 6, 43から 46,実施例 119から 131及び 実施例 143から 148の化合物を得た。
参考例 7
{1 - [ (2E) - 3-フ I二ルフ。 -2 -ェン -1-ィル] t°へ。リシ、、ン -4-ィル }酢酸ェチル 6. 28gをエタノ-ル 100m l に 溶解し, 1M水酸化ナトリウム水溶液 50m l を加え,室温で 23時間攪拌した。反応液を 1 M塩 酸水溶液で中和した後,減圧下に溶媒を留去し,得られた残渣にクロ口ホルム:メタノ-ル =7 : 3混 合液 150m l を加え,室温で 30分間攪拌した。析出した塩化ナトリウムを濾去した後,減圧下 に溶媒を留去して得られた残渣をアセトンで洗浄し,無色固体の Π-[ (2Ε) -3-フ 1ニルフ。 ΠΛ -
2 -ェン- 1-ィル]ピへ'リシ、、ン- 4 -ィル }酢酸 4. 22gを得た。
参考例 7と同様の方法によリ ,参考例 8から 10, 47, 48, 61 から 64及び実施例 149か ら 152の化合物を得た。
参考例 1 1
[1- (tert-rトキシカルホ、'ニル)ピへ°リシ'、ン- 4-ィル]酢酸 26. 91 gを DMF350ml に溶解し, N-ェチル- N' - 3- 、メチルアミ 口ピルカルホ"シ"イミ卜" 塩酸塩 21 · 19g及び卜匕卜"ロキシへ、'ンソ"トリア -ル 14. 94g を加えて氷冷下 30分間攪拌した後,へ"ンス' t卜"リルァミン 19. 06ml 及び TEA15. 4ml を加え, 室温で 4時間攪拌した。反応液を EtOAcで希釈し, 10%ク Iン酸水溶液,飽和炭酸水素ナトリウ ム水溶液及び飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し,減圧下に溶媒 を留去した後,残渣を EtOAcよリ再結晶し,無色固体の 4 - [2 - (へ"ンス"ヒト"リルァ ) - 2 -才キソ ェチル]ヒ。へ。 ン -1 -カルホ'、ン酸 tert-フ、、チル 37. 70gを得た。
参考例 11 と同様の方法により,参考例 12, 13, 59, 60, 65から 70,実施例 132から 142 及び実施例 153から 174の化合物を得た。
参考例 14 -
[1 - (tert- トキシカルホ、、ニル)ピへ。リシ、、ン- 4-ィル]酢酸 1. 28g, TEAO. 74m I及び THF12m I の混液 に,氷-メタ/ -ル浴冷却下クロロキ'酸イソフ"チル 0, 68ml を加え 30分間攪拌した後に, (±)-[(3-7 ルオロフ 1ニル)(フエニル)メチル]ァミン 0. 97 及び THF4ml の混液を滴下し,室温まで徐々に昇温して 計 5時間攪拌した。反応液に EtOAG80m I を加え, 10%ク ιン酸水溶液 40m I ,水 40m I,飽和炭 酸水素ナトリウム水溶液 40ml,水 40ml,飽和食塩水 40ml で順次洗浄後,有機層を無水硫酸ナ トリウムで乾燥し減圧下に溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトゲラフィ- (EtOAc:へキサン
=1 :5→1 :3)で精製し,無晶状粉末の(±)-4- (2- {[(3-フル扣フ: ^ル)(フ 1ニル)メチル]アミノ} -2-才キソ ェチル)ピへ。リシ'ン -1-カルホ"ン酸 tert -フ、、チル 2. 12gを得た。
参考例 14と同様の方法によリ ,参考例 15及び実施例 175の化合物を得た。
参考例 16
4 - (アミノメチル)ピへ。リシ、'ン- 1 -力ルホ"ン酸 tert-ブチル 0. 32g, TEA0. 28ml 及び THF6ml の混液に, 氷冷下シ"フ 1ニルァセチルク Dリド 0. 46 を加え氷冷下 1 時間,室温で 3時間攪拌した。反応液に EtOAc50ml を加え,飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 25ml ,水 25ml ,飽和食塩水 25ml で順次 . 洗浄後,有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲ'ルカラムクロマト ク"ラフィ- (EtOAc:へキサン =1:3→1 :2)で精製し,無晶状粉末の 4- { [ (シ I二ルァセチル)アミ/]メチル へ。リシ'ン- 1 -力ルホ"ン酸 tert-フ'チル 0. 37gを得た。
参考例 16と同様の方法により,実施例 176及び 177の化合物を得た。
参考例 17
1- (tert-フ"トキシカル' "Tニル) -4-メチルビへ。リシ"ン -4-カルホ"ン酸 365mg, TEAO. 25m I 及び To 15m I の 混液に,シ、、フエ二ルリン酸アジ、'ド、 0. 39ml を加え室温で 4時間, 80°Cで 3時間攪拌した。反応液 を放冷し, (シ"フ Iニルメチル)ァミン 0. 31m l を室温で加え,室温で 3時間攪袢した。反応液に EtOAc50m l を加え, 10%ク ιン酸水溶液 25m l ,水 25m I,飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 25m l ,水 25m l ,飽和食塩水 25m l で順次洗浄後,有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し溶媒を減圧留 ;去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトク"ラフィ - (EtOAc :へキサン =1 : 2→1 : 1 )で精製し,無晶状粉末の 4- ( { [ (v フエニルメチル) 75/3カルホ'ニル} 7V) -4-メチルピへ。リシ"ン- 1 -力ルホ"ン酸 tert -: Tチル 0. 61 gを得 た。
以下,参考例 17と同様の方法によリ実施例 178の化合物を得た。
参考例 18
4- [2 - (へ、、ンス" tト"リルァミノ)—2-ォキソ Iチル]ピへ。リシ、'ンー 1一力ルホ、、ン酸 tert -: Γチル 37. 70 を
EtOAc140m l に溶解し,氷冷下, 4M塩酸- EtOAc420m I を加え,室温で 2時間攪拌した。析 出した固体を濾取した後, EtOAcで洗浄し,無色固体の N- 'ンス'ヒト"リル- 2-ピへ' Ψ ン- 4-ィ ルァセトァミト" 塩酸塩 31. 83gを得た。
参考例 18と同様の方法によリ ,参考例 19, 20, 57, 58, 71から 77,及び実施例 179か ら 223の化合物を得た。
参考例 21
4 - 1卜"□キシピへ。リシ'ン- 1 -力ルホ、、ン酸 tert -フ、、チル 20. 13gを DMF200m l に溶解し, tert-フ、'トキシ か Jゥム 11. 22gを加え,室温で 4時間攪拌した。減圧下に溶媒を留去した後,残渣を . DMF300ml に溶解し, 4 -フル扣 ンソ、、二トリル 12. 1 1 gを加え, 60。Cで 24時間攪袢した。減圧下 に溶媒を留去した後,残渣を EtOAcで希釈し,水及び飽和食塩水で洗浄した。有機層を 無水硫酸ナトリウムで乾燥した後,減圧下に溶媒を留去し,薄茶色油状の 4- (4-シァノフエ/キジ) t°へ。リシ"ン- 1-カルホ"ン酸 tert-フ'チル 27. 00gを得た。
参考例 21 と同様の方法によリ,参考例 22から 30及び 82から 86の化合物を得た。 参考例 31
4- (4-シァノフエノキシ)ピへ。リシ、、ン -1 -カルホ'、ン酸 tert -フ'、チル 26. 99 を To 1 130m I に溶解した 後, -78°Cで攪袢下,反応液の温度が- 60°Cを超えないように水素化シ'イソフ"チルアルミニウム a . Omo l/l To l溶液)を滴下した。 - 78°Cで 3時間攪袢した後,同温度で飽和塩化アンモニゥ ム水溶液 80m l を滴下し,ゆっく りと室温まで昇温した。反応液をシ" : Lチル I-テル 500ml で希 釈し,無水硫酸マク"ネシゥムを加え,室温で 16時間攪拌した。不溶物を濾去した後,減圧下 に溶媒を留去し,薄茶色油状の 4- (4-ホルミルフ 1/キシ)ピへ'リシ"ン- 1-カルホ'ン酸 tert-フ"チル 13. 14gを得た。
参考例 31 と同様の方法によリ '参考例 32から 39及び 87から 90の化合物を得た。 参考例 40
4-7' Πモ -3-メチルへ'リ、 Γ -m 5. 87gを THF140m l及びへキサン 40m l の混合溶媒に溶解し, - 100°Cで撹拌下 n -フ'チルリチウム (1 · 59Mへキサン溶液) 18. 8m l を滴下した。 5分後, DMF12m l を加 え - 40°Cに昇温した。さらに 2時間後,反応液に塩化アンモ::ゥム水溶液を加え,室温まで昇 温した。 EtOAcで希釈し飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄した後,有機層を無水硫酸ナト リウムで乾燥した。減圧下に溶媒を留去して得られた残渣をシリカゲ'ルカラムクロマトク"ラフィ- (EtOAc :へキサン =1 : 2)で精製し,無色個体の 4-ホルミル- 3-メチルへ'ン'尸ニトリル 3. 70 を得た。
参考例 40と同様の方法により,参考例 41の化合物を得た。
参考例 42
ピへ °リシ"ン -4-ィル酢酸ェチル 塩酸塩 8. 93gを 2-フ°口/、。 ル 400m I に溶解し,臭化 (2 -クロ。ェチ ル)トリフ Iニルホスホニゥム 17. 45g,炭酸が Jゥム 29. 71 g,よう化テトラ- n -フ"チルアンモニゥム 3. 18g及び 4- (4- ホルミルフエ/キシ)ピへ。リシ'ン -1-カル; Tン酸 tert-フ"チル 13. 13gを加え,加熱還流下, 24時間攪拌し た後,室温まで冷却した。減圧下に溶媒を留去した後,得られた残渣を EtOAcで希釈し, 水及び飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後,減圧下に溶媒を 留去して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトク"ラフィ- (ク叩ホルム:メタノ-ル:濃アンモニァ水 =98 : 2 : 0. 2) で精製し,薄茶色油状の 4- (4- { (1 E) -3- [4 - (2-1トキシ -2-ォキソェチル)ヒ'へ。リシ'ン- 1 -ィル] Tロハ' - 1-ェン -1-ィル }フエノキシ)ピへ。リシ、'ン- 1-カルホ、'ン酸 tert -フ"チル 10. 33 を得た。
参考例 42と同様の方法によリ,参考例 91 ,及び実施例 224から 322の化合物を得た。 参考例 49
N- (4-へ、、ン、,ィルフ Iニル)ァセトアミト、、 1 . 29gをヒ。リシ'ン 15m Iに溶解し,塩酸ヒト"口キシルァミン 0. 41 を加え, 80°Cで 4時間攪袢した。反応液を室温まで冷却した後,減圧下に溶媒を留去し, 残渣に EtOAcを加え,飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後, 減圧下に溶媒を留去して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトク、'ラフィ - (EtOAc:へキサン =50: 50)で 精製し,ォキシム化合物 1 . 29gを得た。このォキシム化合物 0. 99 を酢酸 25m lに溶解し,亜鉛 (粉末) 1 . 02gを加え,室温で 96時間攪拌した。不溶物を濾去した後,減圧下に溶媒を 留去し,残渣に EtOAcを加え,飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄した。 有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後,減圧下に溶媒を留去して得られた残渣をシリカゲ ルカラムクロマトク"ラフィ- (ク叩ホルム:メタノ-ル:濃アンモ;:ァ水 =95: 5: 0. 5)で精製し,薄茶色固体の(土) -N- {4- [アミパフ Iニル)メチル]フエ二ル}ァセトアミ 0. 52 を得た。
参考例 49と同様の方法により,参考例 50の化合物を合成した。
参考例 51
(±) -フエニル (3 -チェニル)メタノ-ル 1 . 95gをチォニルクロリト" 20m Iに溶解し , 50°Cで 1 . 5時間攪拌し た。反応液を室温まで冷却した後,減圧下に溶媒を留去し,残渣に DMF25m l及びァシ'化ナ トリウム 1. 65gを加え, 80°Cで 14時間攪拌した。反応液を室温まで冷却した後水で希釈し, シ"ェチルエ-テルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し,無水硫酸ナトリウムで乾燥した後,減 圧下に溶媒を留去して,ァシ"に化合物 1 . 71 gを得た。このァシ"に化合物 1 . 71 gを
THF20m lに溶解し,氷冷下,水素化リチウムアルミニゥム 0. 45gを加え, 2時間攪拌した。残存して いる水素化リチウムアルミ::ゥムを 1 M水酸化ナトリウム水溶液で処理した後,不溶物を濾去した。濾 液を EtOAcで希釈した後,氷冷下, 4M塩酸- EtOAcl Om l を加え,同温度で 30分間攪拌し た。減圧下に溶媒を留去して得られた残渣をメタノ-ル- EtOAc混合液で洗浄し,無色固体 の(±) -1 -フエ二ル- 1- (3 -チ Iニル)メチルァミン 塩酸塩 1 . 26gを得た。
参考例 51 と同様の方法によリ,参考例 52及び 53の化合物を合成した。
参考例 54
(±) -4- [tにロキシ (フ Iニル)メチル]へ"ンソ"二トリル 3. 29gをチォニルクロリド 35m lに溶解し, 50°Cで 2 時間攪拌した。反応液を室温まで冷却した後,減圧下に溶媒を留去し,残渣に DMF40m l 及びァ、 化ナトリウム 2. 56gを加え, 80°Cで 16時間攪拌した。反応液を室温まで冷却した後,
残渣に水を加え ェチル I-テルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し,無水硫酸ナトリウム で乾燥した。減圧下に溶媒を留去して得られた残渣をシリカゲ'ルカラムクロマトク"ラフィ- (へキサ ン: EtOAc=95: 5)で精製し 'アジ、、ト、、化合物 1. 19gを得た。このァシ'ト"化合物 1. 19gを
THF15mlに溶解し,トリフエニルホスフィン 2. OOgを加え, 50°Cで 30分間攪拌した後,水 0. 14gを 加え, 50°Cで 2時間攪拌した。反応液を室温まで冷却した後,減圧下に溶媒を留去し, 残渣にシ" Iチルェ -テル 50ml を加え,室温で 30分間攪拌した。不溶物を濾去した後,減圧下 に溶媒を留去して得られた残渣を EtOAc20nilに溶解した。氷冷下, 4M塩酸- Et0Ac5ml を加え, 20分間攪袢した後,析出した固体を濾取し,無色固体の(±)-4- [ァミノ (フエニル)メチ ル ン、,二トリル塩酸塩 0. 27gを得た。
参考例 55
(土) - [3- ( ンシ"ル才キシ)フ Iニル] (フエニル)メチ〗レアミン 1. 98gを TFA20m Iに溶解し,へ。ンタメチルへ、、ンセ、' ン 296mgを加え,室温で 14時間攪拌した。減圧下に溶媒を留去した後,残渣を EtOAcで 希釈し,飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウ ムで乾燥した後,無水硫酸ナトリウムを濾去した濾液に 4M塩酸- EtOA Oml を加え,室温で 20分間攪拌した。減圧下に溶媒を留去して得られた残渣を EtOAcで洗浄し,無色固体 の(±)-3- [ァミノ (フエニル)メチル]フエ ル塩酸塩 1. 35gを得た。
参考例 55と同様の方法によリ '参考例 56の化合物を合成した。
参考例 78
1 -(tert-ブトキシカルホ ル)ピへ °リシ"ン -4 -力ルホ'ン酸及ぴ 1 ,1 -ビス (4 -フルオロフェニル)メタンアミンを用い,参 考例 1 1及び参考例 18と同様の方法を続けて行うことにより,参考例 78の化合物を得た。 参考例 78と同様の方法によリ ,参考例 79から 81の化合物を合成した。
参考例 92
4- {4- [ (1 E) -3-1トキシ- 3 -才キソフ。ロハ。 -1 -ェン -1 -ィル]フエ/キシ }ピへ。リシ *ン- 1 -力ルホ *ン酸 ter t -フ'、チル 8. 2g, THF44mlの溶液に, - 78°C撹袢下水素化シ"イソフ"チルアルミ::ゥム 1. OMTo l溶液 51ml を内 温が- 60°Cを越えない範囲で徐々に滴下後, 2時間攪拌した。反応液に飽和塩化アンモ::ゥム 水溶液を加え室温に昇温し, EtOAcを加え, 5%硫酸水素か jゥム溶液で順次洗浄後,有機層
を無水硫酸ナトリウムで乾燥し減圧下に溶媒を留去し,淡黄色粉末の 4- {4- [ (1 E) - 3-ヒ ロキ シフ。口 Λ -1-ェン- 1-ィル]フエノキシ }ピへ。リシ、'ン -1 -力ルホ"ン酸 tert-フ、'チル 7. 2gを得た。
参考例 92と同様の方法によリ,参考例 93から 95の化合物を合成した。
参考例 96
4 - {4- [ (1 E) -3 -ヒト、'口キシフ °ロハ。 -1 -ェン -1 -ィル]フエノキシ }ピへ。リシ、'ン -1 -カルホ'、ン酸 tert -フ"チル 2. OOg, シ"ク叩メタン 50m l溶液に,室温撹拌下酸化マン力"ン 07) 5. OOgを加え一晩攪拌した。 セラ仆を用いて濾過し減圧下に溶媒を留去し,淡黄色粉末の 4- {4- [ (1 E) - 3-ォキソ: T
1 - 1ン- 1-ィル]フ Iノキシ }ピへ。リシ'、ン- 1 -力ルホ"ン酸 tert- チル 2. OO を得た。
参考例 96と同様の方法により,参考例 97から 100の化合物を合成した。
参考例 101
参考例 83の化合物を用い,参考例 92及び参考例 96と同様の方法を続けて行うことによ リ,参考例 101の化合物を得た。
参考例 102
水素化ナトリウム 1. 4g, THF50m l の懸濁液に,氷冷下シ" ::チルホスホ /酢酸ェチル 6. 3m l を加え 30 分間攪拌した後に, [4- (4 -ホルミルフ キシ)ピへ。リシ、、ン- 1 -力ルホ'ン酸 tert- チル 8. 1 g, THF30m I 溶液を滴下し,室温まで徐々に昇温して一晚攪拌した。反応液に飽和塩化アンモニゥム水溶 液を加え, EtOAcを用いて抽出後,有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し減圧下に溶媒を留 去した。残渣をシリカゲ'ルカラムク πマトク"ラフィ- (EtOAc :へキサン =1:6→1 :4)で精製し,無色油状の 4 - {4- [ (1 E) -3-1トキシ -3 -ォキソフ。 P/\° - 1 -ェン- 1 -ィル]フエノキシ }ピへ。リシ、、ン-〗 -カルホ'ン酸 tert -: Γチル 8. 23gを得た。
参考例 102と同様の方法によリ,参考例 103から 104の化合物を合成した。
参考例 105
4 -フルォ πサリチル酸 468mg, DMFI Om l の溶液に,室温撹拌下炭酸^1ム 1. 25g,臭化へ 'ガル 0. 82m l を順次加え 1時間 30分撹拌した。反応液に水を加え, EtOAcを用いて抽出後, 有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し減圧下に溶媒を留去し,淡黄色油状の残留物を得た。 得られた残留物はそのまま次反応に用いた。
残留物のメタノ-ル 9ml,THF9ml混液に,室温撹拌下 1M 水酸化ナトリウム水溶液 9ml を加え一 晚撹拌した。反応液を 塩酸水溶液にて酸性とし,析出した結晶をろ取し,無色結晶 の 2- (へ'ンシ'ルォキシ)- 4-フルォロ安息香酸 698mgを得た。
参考例 106
2- (へ" ルォキシ) -4-フル扣安息香酸 698mg, DMF7mlの溶液に,室温撹拌下 1-ヒト' Qキシへ"ン ' トリァソ'-ル 576mg, 1 - 1チル 3- (3-シ、'メチルアミノア口ピル)カルホ"シ 'イミに塩酸塩 1.1 を順次加え 30 分間攪拌した後に,炭酸アンモ::ゥム 700mgを加え, 4時間攪拌した。反応液に飽和炭酸水素 ナトリウム水溶液を適量加え,析出した結晶をろ取し,無色結晶の 2- (へ ン "ルォキシ )-4 -フル才ロ へ、、ンス'アミ 640mgを得た。
参考例 107
2- (へ"ンシ"ルォキシ) - 4-フルォロ 、J アミト" 640mg, THF20m I の溶液に,室温撹拌下水素化リチウムァ ルミ;:ゥム 200mgを徐々に加えた後に, 1 時間加熱還流した。室温まで冷却後,硫酸ナトリウム十 水和物を適量加え, 2時間攪拌した。セラ仆を用いて濾過し減圧下に溶媒を留去し,淡黄 色油状の [2- (へ'ンシ'ルォキシ) -4-フルォ n ンシ"ル]ァミン 600mgを得た。
参考例 108
2-フルォ Wンソ トリル 6.1g, DMF40ml の溶液に,室温下炭酸か jゥム 17g, 4- 1に Clキシァセトァニリト" 6.2gを順次加えた後に, 100°Cにて 4時間撹拌した。室温まで冷却後,反応液に水を適 量加え,析出した結晶をろ取し,無色結晶の N- [4- (2-シァ /フ キシ)フエニル]ァセトアミ 10 を 得た。
参考例 109
4-(2-フ 'ロモ Iチル)安息香酸 2.29g, ク叩ホルム 20ml, TEA3.1ml の混液に, ピロリシ"ン 0.85g を加え, 室温で 6時間攪拌した。 減圧下で溶媒を留去した後, 残渣にメタノ-ル 30ml を 加え, これに硫酸 1.5ml を滴下し, 5.5時間加熱還流した。 反応液を室温まで冷却 し, 飽和炭酸ナトリウム水溶液で中和し, 減圧下で溶媒を留去した後, EtOAG40ml で抽出 し、 有機層を飽和食塩水 20ml で洗浄した。 減圧下で溶媒を留去した後, 残渣をシリカ ゲ'ルカラムクロマトク'ラフィ- (ク叩ホルム→ク叩ホルム: メタ/-ル =10:1) で精製し, 淡黄色固体の 4 - (2- ピ αψ/ンー 1一ィル工チル)安息香酸メチル 1.43gを得た。
参考例 1 10
水素化リチウムアルミニゥム 0. 33g, THFI Om l の混液に,氷冷下 4- (2-ピ Dリシ、'ン- 1-ィル ιチル)安息香 酸メチル 1. 42g, THFIOml の混液を滴下し,室温で 2. 5時間攪拌した。氷冷下反応液に水 0. 33m l , 15%水酸化ナトリウム水溶液 0. 33m l '水 0. 99m l を順次滴下し,室温で 1 時間攪拌し た。不溶物をセラ仆濾過した後,減圧下で溶媒を留去した。残渣にク Π口ホルム 10m l,酸化マン力' ン (IV) 1. 0gを加え加熱還流した。 2時間後反応溶液を薄層ク Πマ卜ク"ラフィ-でチ i'yクし,原料が 残っていたため酸化マン力"ン (IV) 1. 0gを加え加熱還流した。この操作を原料が消失する まで繰り返し計 6時間加熱還流した。反応終了後,不溶物をセラ仆濾過し,減圧下で溶媒 を留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトク"ラフ (クロ口ホルム—クロ口ホルム:メタノ-ル =10 : 1)で精製し,茶 色油状の 4 - (2 -ピ口リシ'ン -1-ィルェチル)へ、、ンス"アルテ"ヒト" 0. 69 を得た。
参考例 1 1 1
3- (ピへ。リシ、、ン- 4-ィル) 1°ロピオン酸 Iチル 塩酸塩 443mg, 4-[ (1 E) -3-ク叩フ。。ハ。 -1 -ェン -1-ィル] ンソ'ニトリル 428mg,炭酸か)ゥム 690mg,ヨウ化ナトリウム 298m の DMFI Om l混合溶液を 60°Cにて 30分間加熱攪袢した。反応液に水を加え EtOAcで抽出し、水、飽和食塩水で洗浄後、無 水硫酸ナトリウムで乾燥し溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムク□マトゲラフィ- (ク叩ホルム:メタノ- ル:濃アンモニア水 =50:1:0. 1)で精製し、油状物の 3- Π - [ (2E) -3- (4-シァノフ Iニル)つ。ロハ ° -2-1ン- 1-ィル]ヒ°へ。リシ'ン- 4-ィル }フ。 nt°オン酸ェチル 172mgを得た。
参考例 1 1 1 と同様の方法によリ,参考例 112, 1 13,及び実施例 354の化合物を合成 した。
参考例 1 14
N- (4-フルオロフ::ニル)ゲリシンェチル 394mg, 35%ホルムアルテ'ヒ V水溶液 3m I,キ'酸 3m I の混合溶液を 1 時間加熱還流した。反応溶液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて EtOAcで抽出し、 飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去することにより油状 の N- (4 -フルオロフ 1ニル) -N-メチルゲリシン Iチル 397mgを得た。
参考例 1 15
ビス (4 -フルオロフェニル)アミン 615mgとフ"ロモ酢酸ェチルエステル 1ml を 160°Cで 6時間加熱攪拌した c 反応混合物をシリカゲルカラムクロマトゲラフィ- (へキサン: EtOAc=5: 1 )で精製することにより油状の N, N-ビス (4-フルォ Bフエニル)ク"リシンェチル 790mgを得た。
参考例 116
N, N -ビス (4-フル; t口フエニル)ク"リシン 342mg, 1-トリフルォロアセチルビへ'リシ'、ン -4 -ァミン 塩酸塩 350mg, 1 - 1 チル 3- (3 -シ'メチルアミ Πピル)カルホ"、ァイミド 塩酸塩 346mg, 1-ヒト' Bキジへ"ンソ"トリア'尸 -ル
203mg, TEAO. 209mlの DMF5m l混合溶液を室温下 3時間攪拌した。反応溶液に水を加え て EtOAcで抽出し、 1 M塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水、飽和食塩水の順で洗浄し た。無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去後、残渣をメタノ-ル 10ml に溶解し、 1M水酸 化ナトリウム水溶液 5ml を加えて室温下 3時間攪拌した。メタノ-ルを減圧留去後、 EtOAcで抽 出し、水、飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去することに よリアモルファスの 2 - [ビス (4-フルオロフ Iニル)アミ/]一 N- (ピへ。リシ'ンー 4-ィル)ァセトアミ 417mgを得た。 参考例 117
2 -(ピへ。ラシ、'ン- 1 -ィル)酢酸工チルエステル 31 Omg, 4- {4- [ (1 E) -3-ォキソフ。ロハ。 -1 -ェン -1 -ィル]フ ιノキシ } ピへ。リシ、'ン- 1 -力ルホ'ン酸 tert-フ"チル 497mg,酢酸 0. 45m Iの DCE1 Om I混合溶液を室温下 15 分間攪拌し、さらに水素化トリァセトキシホゥ素ナトリウム 636mgを加えて 2時間攪拌した。反応溶 液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えてク Π口ホルムで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。 溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトゲラフィ- (クロ口ホルム:メタ ル:濃アンモ;:ァ水 =50: 1 :0. 1) で精製することにより油状物の 4- (4- [ (1 E) -3- [4 - (2-1トキシ -2 -ォキソ ιチル)ピへ。 ン- 1 -ィ ル]プロハ。 -1 -ェン -1-ィル]フ Iノキシ)ピへ。リシ、、ン- 1-カルホ'ン酸 tert -フ'チル 718mgを得た。
参考例 117と同様の方法によリ,参考例 118から 119の化合物を合成した。
参考例 120
[ビス (4 -フルオロフ: ΰル)メチル]ァミン 768mg, TEA1 · 25m I の DCE15m I混合溶液に氷冷下、メタンスルホ二 ルク 13リト" 0. 278ml を加えて氷冷から室温下で 3時間攪袢した。反応溶液に水を加えてクロ 13ホルムで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。残渣を THF20ml に溶解 し、アル: Γン雰囲気下、 - 78°Gに冷却し、 n- チルリチウム(1 , 56Mへキサン溶液) 4. 7ml を加えて同温 で 1 時間攪拌した。反応溶液に N -へ "リシ"ル -4-ピへ。リドン 795mgを加えてさらに 1 時間攪
拌した。反応溶液を 0°Cまで昇温し、飽和塩化アンモニゥム水溶液を加えた後、 THFを減圧留 去した。水層をクロ口ホルムで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去して残渣をシ リカケルカラムクロマトク'ラフィ- (ク叩ホルム:メタ/-ル:濃アンモニァ水 =20: 1: 0. 1 )で精製することにより白色 固体の 1 - (1 - ンシ"ル -4-tに口キシピへ。リシ、'ン- 4一ィル) -N- [ビス (4—フルオロフ Iニル)メチル]メタンスルホナミ 504mgを得た。
参考例 121
1一 (1—へ'ンシ"ル— 4-匕ト'、口キシピへ。リ、 ン -4-ィル) -N- [ビス (4-フルオロフ Iニル)メチル]メタンスルホンアミト、、 450mgの Iタノ-ル 10m l 溶液に 10%ハ°ラシ"ゥム炭素 100mgを加えて水素雰囲気下、常圧、室温 で 4日間攪拌した。不溶物をろ過して除去し、溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマ トク、'ラフィ- (ク叩ホルム:メタノ-ル:濃アンモニァ水 =5: 1: 0. 1 )で精製することにより無色アモルファスの 1 - (4-tに口キシピへ。リシ"ン -4-ィル) -N- [ビス (4-フルオロフ;!:ニル)メチル]メタンスルホンアミト" 127m を得た。
参考例 122
4 - {2- [ (4-フルォ Πフ 1ニル)アミ/] -2-ォキソ Iチル }ピへ。リシ"ン -1 -カルホ"ン酸 tert- チル 672mgの DMFIOm l 溶液に室温下、 60%油性水素化ナトリウム 120mgを加えて 30分間攪拌した。反応溶 液に 4 -フ'、 Πモメチル安息香酸メチル 687m を加えてさらに 3時間攪拌した。反応溶液に水を 加えて EtOAcで抽出し、水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減 圧留去後、残渣をシリカゲ'ルカラムクロマトク"ラフィ- (ク叩ホルム: EtOAc=4: 1)で精製することにより油 状物の 4- {2- [N- (4-フルオロフェニル) -N- (4-メトキシカルホ、、ニルへ"ンシ、、ル)ァミノ] - 2-ォキソェチル}ピへ。 ン -1 - カル; Tン酸 tert-フ'チル 940m を得た。
参考例 123
[Htert-ブトキシカルホ ル)ピへ。リシ 'ン -4 -ィル]酢酸及び 4-ァミノ安息香酸ェチルを用い,参考例 1 1 及び参考例 122と同様の方法を続けて行うことにより,参考例 123の化合物を得た。
参考例 124
4- {2- [N- (4-フルオロフ ル) (4-ヒドロキシメチル ンシ'ル)アミ /] -2-ォキソェチル }ピへ。リシ'ン- 1一カル; Tン 酸 t-フ'チル 570mgの DGEIOm l 溶液に室温下、 TFA5m l を加えてー晚攪拌した。反応溶液に 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて中和した後、ク叩ホルムで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、溶媒を減圧留去することによリ無色アモルファスの N- [4- (ヒに Πキシメチル)へ"ンシ"ル] -N- (4 - フルオロフ 1ニル) -2- (ピへ。リシ"ン -4-ィル)ァセトアミト" 450mgを得た。
参考例 125
2-フル才口- 4-メトキシへ'ンス"アルテ'ヒト" 5g,マロン酸 6. 7gのピリシ'ン 70m l 溶液にピへ。リシ"ンを 5, 6 滴加えて 6時間加熱還流した。溶媒を減圧留去し、残渣を希アンモ::ァ水に溶解した後、 EtOAcで洗浄した。水層を 1 M塩酸で中和して析出物をろ取し、水で洗浄後、減圧乾燥 することによリ白色結晶の (2E) - 3- (2-フルオロ- 4-メトキシフ ル)アクリル酸 1. 1 gを得た。
参考例 126
(2E) -3- (2-フルォ n- 4-メトキシフ 1ニル)アクリル酸 1. 1 gのシ"ク卯メタン 40ml溶液にアル: Γ'ン雰囲気下、 - 78°Cで 1 M三臭化ホウ素シ "クロロメタン溶液 40m l を加えて室温下一晩攪拌した。反応溶液を氷 水に注ぎ、析出物をろ取し、水、シ'クロロメタンで洗浄後、減圧乾燥することにより無色結晶 の(2E) -3- (2-フルォ Π-4-ヒト" Bキジフ: Lニル)アクリル酸 1. 8gを得た。
参考例 127
(2E) -3- (2 -フルオロ- 4-ヒ卜、' Πキシフエニル)アクリル酸 1. 8gのエタノ-ル 100m I溶液にチォニルクロリに 10m I を滴下して加え、 2時間加熱還流した。溶媒を減圧留去後、残渣を EtOAcに溶解し、水、 飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去することにより無色 結晶の(2E) -3- (2-フルォロ- 4-ヒに口キシフ 1ニル)アクリル酸 Iチル 2. O を得た。
参考例 128
(2E) -3- (2-フルォ El- 4- 1ト"□キシフエニル)アクリル酸 Iチル 1. 05gの THF50m I溶液に氷冷下、 4-t Vロキ シヒ。へ。リシ"ン -1 -カルホ、、ン酸 tert -フ"チル 2. 01 g,トリフエ二ルフ才スフイン 2. 62g,ア v カルホ、、ン酸シ、、ェチル 1. 57m l を加えて室温下 4時間攪拌した。溶媒を減圧留去し、残渣を EtOAcに溶解して 水、飽和食塩水で洗浄後、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲ'ルカラムク!]マトゲ'ラフィ- (へキサ ン: EtOAc=3: 1 で精製することにより無色油状物の 4- {3-フル扣 -4- [ (1 E) -3-1トキシ -3 -才キソ 1° ° -1-ェン -1-ィル]フエ/キシ }ピ リシ、、ン -1-カルホ"ン酸 tert-フ、、チル 2. O を得た。
参考例 129
4- { [ { [1 - (tert-フ'トキシカルホ"ニル)ピへ。リシ"ン- 4-ィル]ァセチル} (4 -フルオロフェ::ル)アミ/]メチル }安息香酸 600m の THFI Om l溶液に 1 , 1 ' -カルホ、、ニルシ'イミタ' f -ル 415m を加えて室温下 3時間攪拌
した。反応溶液に水素化ホウ素ナトリウム 486mg,水数滴を加えてさらに 2時間攪袢した。反 応溶液に氷冷下、 1M塩酸を加えて 30分間攪袢した後、 EtOAcで抽出し、 1M水酸化ナトリウ ム水溶液、水、飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥して溶媒を減圧留去するこ とにより無色アモルファスの 4- (2- { (4-フルオロフ 1ニル) [4- (ヒ Γ口キシメチル) Wル]アミノ} -2 -才キソェチル) ピへ。リシ"ン- 1 -カルホ'ン酸 tert-フ'、チル 570m を得た。
参考例 130
シクロフ。ロピルァミン 2. 28 を THF20ml に溶解し,氷冷下, 4 -フルォ Qへ"リシ"ルフ" Qミ 1. 89gを加 え,室温で 3時間攪袢した。減圧下に溶媒を留去した後,残渣を EtOAG50ml に溶解し, 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 50ml及び飽和食塩水 50ml で洗浄した。有機層を無水硫酸ナ トリウムで乾燥した後,減圧下に溶媒を留去した。残渣を EtOAclOml に溶解し,氷冷下, 4M 塩酸- EtOAGlOml を加え,同温度で 30分間攪袢した。減圧下に溶媒を留去して得られ た残渣を EtOAcで洗浄し,無色固体の N- (4-フルォ□フ: cニル)シクロフ。ロハ。ンァミン 塩酸塩 1. 35gを 得た。
参考例 131
1 , 1-シ"シクロへキシルメタンァミン 2. 36gを THF25ml に溶解し,シ' -tert-フ'チル シ、、カルホ、、ナ-ト 2. 90g を加え,室温で 72時間攪拌した。減圧下に溶媒を留去した後,残渣を EtOAGlOOml に溶 解し, 10%クェン酸水溶液 100ml ,飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 100ml,飽和食塩水 100ml で順 次洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後,減圧下に溶媒を留去し,無色油状 の tert-フ"チル (シ'シクロへキシルメチル)カル マ-ト 3. 02gを得た。
参考例 132
tert-フ'チル ァシク CIへキシル (チル)カルハ"マ-ト 2. 90gを THF30ml に溶解し,氷冷下,水素化リチウムァ ) \ . 12gを少量ずつ加えた後,加熱還流下, 15時間攪拌した。氷冷下,残存してい る水素化リチウムアルミニゥムを 1M水酸化ナトリウム水溶液で処理し,セライト濾過によリ不溶物を除去 した後,減圧下に溶媒を留去し,無色油状の(、 シク ΠΙへキシルメチル)メチルァミン 1. 58gを得た。 参考例 133
メチルァミン (40% メタ -ノ-ル溶液) 20ml に 1 - (ク叩メチル) - 2, 4-シ"フル扣 ンセ'ン 2. 07 を加え, 40°C で 17時間攪拌した。減圧下に溶媒を留去した後,残渣を EtOAGlOOml に溶解し,飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液 100m l及び飽和食塩水 100m lで洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウム で乾燥した後,減圧下に溶媒を留去した。残渣を EtOAclOm lに溶解し,氷冷下, 4M塩 酸 - Et0Ac5m l を加え,同温度で 30分間攪拌した。減圧下に溶媒を留去して得られた残 渣を EtOAcで洗浄し,無色固体の N- (2, 4-シ"フルォ!]へ"ンシ"ル) -N-メチルァミン 塩酸塩 0. 35gを 得た。
参考例 133と同様の方法により,参考例 134から 135及び実施例 355の化合物を合 成した。
参考例 137
チォニルク ηリ 20m lにビス (2-フルォ αフ 1ニル)メタ ル 2. 02gを少量ずつ加え, 50°cで 1 · 5時間攪 拌した。減圧下に溶媒を留去し,薄茶色油状の 1- [ク叩 (2-フルォ 13フエニル)メチル ]-2-フルォ!] W ン 2. 18gを得た。
参考例 137と同様の方法によリ,参考例 136の化合物を合成した。
参考例 139
1 - [クロ口(2-フルオロフェニル)メチル] - 2 -フルォロへ"ンセ"ン 1. 08gを DMFIOm lに溶解し, V/化ナトリウム 0. 74gを加え, 80°Cで 24時間攪拌した。反応液を室温まで冷却した後,水 50m l を加え, シ"ェチルエ-ル 50m lで抽出した。無水硫酸ナトリウムで乾燥した後,減圧下に溶媒を留去し,薄茶 色油状の 1 -[ァシ" V (2-フルォ Πフ 1ニル)メチル ]-2-フルォ [] ンセ'ン 0. 99gを得た。
参考例 139と同様の方法により,参考例 138の化合物を合成した。
参考例 140
1- [ァシ *に (2 -フル才 Πフエニル)メチル ]-2-フル才口へ"ンセ、'ン 0. 97gを THFI Om lに溶解し,氷冷下,水素 化リチウムアルミニゥム 0. 23gを少量ずつ加え,徐々に室温まで温度を上げながら 2時間攪拌し た。氷冷下,残存している水素化リチウムアルミニゥムを 1 M水酸化ナトリウム水溶液で処理し,セラ仆濾 過によリ不溶物を除去した後,減圧下に溶媒を留去した。残渣を EtOAclOm lに溶解し, 氷冷下, 4M塩酸 -EtOAG4m l を加え,同温度で 15分間攪拌した。減圧下に溶媒を留去し て得られた残渣を EtOAc-へキサン混合液で洗浄し,無色固体の 1, 1-ビス (2-フルオロフェニル)メタンァ ミン塩酸塩 0. 83gを得た。
参考例 140と同様の方法により,参考例 141の化合物を合成した。
参考例 142
1 - { (2E) -3- [4 -(ピへ。リシ'、ン- 4-ィルォキジ)フ Iニル]フ。 Ώι\ -2-ェン -1 -ィル }ピへ。リシ、'ン- 4 -ァミン 1. 61 g をへ、、ンセ"ン 20ml に溶解し,へ"ンス'アル f ヒト" 0. 54gを加え,加熱還流下,生成する水を共沸 によリ除去しながら, 5時間攪袢した。反応液を室温まで冷却した後,シ" - tert -フ"チル 'ァカルホ"ナ-ト 1. 11 を加え,室温で 16時間攪拌した。次いで, 1M硫酸水素か Wム水溶液 6. 6ml を加えて室温で 2時間攪拌した後,濃アンモ: 水 0. 88gを加え,室温で 1 時間攪拌 した。クロ Πホルム 30ml で 3回抽出した後,有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し,減圧下に溶媒 を留去した。残渣をシリカゲ、ルカラムクロマトク'、ラフィ- (ク叩ホルム:メタ/ -ル:濃アンモニァ水 =90: 10: 1 )で精製 し,無色固体の 4- {4- [ (1 E) -3 - (4-アミノビへ。リシ、、ン- 1 -ィル) ロハ。 -1 -Iン- 1 -ィル]フエ/キシ }ピへ。リ シ"ン- 1-カルホ'ン酸 tert- チル 1■ 57 を得た。
実施例 1
参考例 1 1と同様の方法により得られた N-シク口才クチル -2-{1 -[(2E)-3-フエニルプロハ' - 2-工ン- 卜ィル]ヒ。へ。リ yン -4-ィル }ァセトアミ 0.062gをエタノール 1 mlに溶解し氷冷下, 4M塩酸 - EtOA ml を加え,同温度で 15分間攪拌した。減圧下に溶媒を留去した後,残渣をエタノ-ル- EtOAc混合 液より再結晶し,無色固体の N-シクロォクチル -2-ί1 -[(2Ε)-3-フエニルプロハ °-2-ェン -1 -ィル]ピへ。リシ'ン- 4-ィル }ァセトアミに塩酸塩 0.062gを得た。
実施例 1と同様の方法により,実施例 2の化合物を得た。
実施例 3
参考例 3の化合物を用い,参考例 7及び実施例 1と同様の方法を続けて行うことによ リ,実施例 3の化合物を得た。
実施例 4
参考例 1 1 と同様の方法により得られた 2-{1-[(2E)-3- (4-シァノフエニル)プロハ°-2 -ェン- 1-ィル] ピへ。リ yン- 4 -ィルト N-シクロォクチルァセトァミト' 0.186gを:!:タノ—ル 10mlに溶解し,フマル酸 0.055gを加 え,室温で 1時間攪拌した。減圧下に溶媒を留去した後,残渣をエタノ-ル- EtOAc混合液より 再結晶し,無色固体の 2-{卜 [(2E)-3-(4 -シァノフエニル)プロハ °-2-工ン-卜ィル]ヒ°へ°リシ'ン -4-ィル卜 N -シ ク口才クチルァセトァミト'フマル酸塩 0.139gを得た。
実施例 4と同様の方法により,実施例 5から 49の化合物を得た。
実施例 50
{1 -K2E)- 3-フエニルプロハ °- 2-工ン- 1 -ィル]ヒ リシ'ン -4-ィル }酢酸 0.39g,1,1- yフエニルメタンァミン 0.31 ml及び DMF5mlの混液に,氷冷下シ エ二ルリン酸ァ yド 0.39ml及び TEA0.25mlを加え氷 冷下 3時間,室温で一夜攪拌した。反応液に EtOAc50mlを加え, 10%ク Iン酸水溶液 25ml,水 25ml,飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 25ml,水 25ml,飽和食塩水 25mlで順次洗浄後,有機層を 無水硫酸ナトリウムで乾燥し溶媒を減圧留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトゲラフ仁 (クロ口ホル 厶:メタノ—ル:濃アンモニア水 =100:1 :0.1—50:1 :0.1—30:1 :0.1 )で精製し ,Ν- (シ'フエ::ルメチル) -2- (1-[(2E)- 3 -フエニルプロハ。 -2-ェン- 1 -ィル]ヒ リ yン -4-ィル }ァセトァミト'をクリーム色固体として 475mg得た。得ら れた化合物を実施例 4と同様の造塩工程にょリフマル酸塩とし,白色固体の N - (シ'フエニルメチ ル) -2-{1-[(2E)-3-フエニルプロハ °-2 - 1ン -1-ィル]ヒ°へ°リシ'ン -4-ィル }ァセトアミドフマル酸塩を 530mg得た。 実施例 50と同様の方法により,実施例 51から 62の化合物を得た。
実施例 63
参考例 14の化合物を用い,参考例 18及び実施例 50と同様の方法を続けて行うことに より,(土) -N-[(3 -フルオロフェニル) (フエニル)メチル ]-2-[1 - (2-ナフトイル)ピへ。リ yン -4-ィル]ァセトアミドを得た。 実施例 64
参考例 14の化合物を用い,参考例 18及び参考例 1と同様の方法を続けて行うことによ リ得られた化合物を実施例 4と同様の造塩工程にょリフマル酸塩とし (土) -N-[(3-フルオロフェニ ル) (フエニル)メチル ]- 2-{1 _[(2E)-3-フエ::ルプロハ °- 2-ェン- 1 -ィル]ヒ。へ。リシ'ン -4-ィル }ァセトァミト'フマル酸塩を 得た。
以下,実施例 64と同様の方法により実施例 65から 69の化合物を得た。
実施例 70
参考例 14の化合物を用い,参考例 18及び参考例 1と同様の方法を続けて行うことによ り, (±)-2-f1 -[(6-クロ口へ':// [b]チォフェン- 3-ィル)メチル]ヒ。へ。リシ'ン -4-ィルト N-[(3-フルオロフェニル )(フエニル) メチル]ァセトアミ卜'を得た。
以下,実施例 70と同様の方法により実施例 71及び 72の化合物を得た。
参考までに各実施例化合物の出発原料を下表に示す。
表 1
実施例番号 出発原料 実施例番号 出発原料
64 参考例 14の化合物 69 参考例 16の化合物
65 参考例 14の化合物 70 参考例 14の化合物
66 参考例 14の化合物 71 参考例 17の化合物
67 参考例 14の化合物 72 参考例 15の化合物
68 参考例 15の化合物
実施例 73
N-へ"ンス'ヒドリル- 2 -ピへ。リシ"ン -4-ィルァセトァミト'塩酸塩 0.34gを DCESmlに溶解し, TEA0.20g を加えて室温で 30分間攪拌した後, 6-メトキシ- 2-ナフトアルテ"ヒド 0.18g及び酢酸 0.24gを加え, 室温で 1時間攪拌した。この反応液に水素化トリァセトキシホゥ素ナトリウム 0.63gを加え,室温で 66時間攪拌した後,減圧下に溶媒を留去した。得られた残渣を EtOAcに溶解し,飽和炭酸 水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し,減圧下 に溶媒を留去した後,残渣をエタノ-ルよリ再結晶した。得られた化合物 0.234gを実施例 4と 同様の造塩工程にょリフマル酸塩とし,無色固体の N-へ'ン; Tt:ト'リル- 2-{1 - [(6-メトキシ- 2-ナフチル)メ チル]ヒ リ Vン -4-ィル }ァセトァミト'フマル酸塩 0.186gを得た。
以下,実施例 73と同様の方法により,実施例 74から 95の化合物を得た。
実施例 101
2-[1 - (2-ナフチルメチル)ピへ。リシ"ン- 4 -ィル] -N-フエニルァセトァミト" 0.18g及び DMF2mlの混液に,氷 冷下 60%油性水素化ナトリウム 20mgを加え氷冷下 10分間攪拌した後に,臭化へ "ンシ 'ル 0.07ml を加え室温で 5時間攪拌した。反応液に EtOAc40mlを加え,水 25mlで 2回,飽和食塩水 25mlで順次洗浄し,有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下に溶媒を留去した後,残渣 をシリカゲルカラムクロマトゲラフ仁 (クロ口ホルム→クロ口ホルム:メタノール:濃アンモニア水 =100:1 :0.1)で精製した。 得られた化合物を実施例 1と同様の造塩工程により塩酸塩とし,白色固体の N-へ'ンシ'ル- 2- [1-(2-ナフチルメチル)ピへ °リシ'ン -4-ィル] - N-フエニルァセトアミド塩酸塩 190mgを得た。
以下,実施例 101と同様の方法により実施例 102の化合物を得た。
実施例 103
卜 [(2E) - 3 -フエニルプロハ °-2-1ン -1 -ィル]ピへ。リシ *ン- 4 -ァミン 0.2g,TEA0.28ml及び THF3mlの混 液に,フエ::ルへ"ンス'ヒドリルカルハ -ト 0.33gを加え室温で 3日間, 50°Cで 5時間攪拌した後,フエ二 ルへ'ンス 'ヒドリルカルハ'マ-ト 0.1 gをさらに加えて 50°Cで一夜攪拌した。反応液に EtOAc60mlを 加え,水 30ml,飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 30ml,水 30ml,飽和食塩水 30mlで順次洗浄後, 有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し減圧下に溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトゲラフ ィー (クロ口ホルム:メタノール:濃アンモニア水 =100:1 :0.1→50:1 :0.1 )で精製後,シ'ェチルェ-テル-へキサン (2:1 )で
洗浄し,無色結晶の N- (シ 'フエニルメチル) -N'-{1 -[(2E)- 3-フエニルプロハ。- 2 -ェン- 1 -ィル]ヒ。へ。リシ'ン- 4 -ィ ル}ゥレア 0.29gを得た。
実施例 104
(±)-3- (フエニル[({1 - [(2E)-3-フエニルフ。ロハ °-2-ェン- 1 -ィル]ヒ。へ。リシ 'ン -4-ィル }ァセチル)ァミノ】メチル }安息 香酸 0.30gを THF5mlに溶解し, 1,1 '-力ルホ ル Vイミダ -ル 0.1 1 gを加え, 50°Cで 2時間攪拌し た。反応液を室温まで冷却した後,濃アンモニァ水 10mlを加え,室温で 2時間攪拌した。反応液 を EtOAcで希釈した後,水及び飽和食塩水で洗浄し,無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下 に溶媒を留去した後,残渣を EtOAcへキサン混合液で洗浄した。得られた化合物を実施例 4 と同様の造塩工程にょリフマル酸塩とし,無色固体の (±)-3- (フエニル[({1 - [(2E)- 3-フエ::ルプロハ。 - 2-工ン-卜ィル]ヒ。へ。リシ'ン- 4-ィル }ァセチル)ァミノ]メチル Kンス ミト'フマル酸塩 0.083gを得た。
実施例 104と同様の方法により実施例 105から 1 13の化合物を得た。
実施例 1 14
3-[(1 E)-3-(4-{2- [(yフエニルメチル)ァミノ] -2-才キ、ノエチル }ピへ。リシ'ン -1 -ィル)フ。ロハ。 - 1 -ェン -1 -ィル]安 息香酸メチル 204mgを濃アンモニア水: THF:2-プロハソ-ル =2:1 :1の混液 20mlに溶解し封管 中, 95°Cで 24時間攪袢した。反応液を室温まで冷却した後,減圧下に溶媒を留去して得られ た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ- (クロ口ホルム:メタノ-ル =40:1→30:1 )で精製した。得られた化合 物を実施例 4と同様の造塩工程にょリフマル酸塩とし,無色固体の 3- [(1 E)-3 - (4-{2- [(シ 'フエ二 ルメチル)ァミノ] -2-ォキソェチル }ピへ。リ yン-卜ィル)プロハ ェン -1 -ィル: ンス'ァミト'フマル酸塩 46mgを得 た。
実施例 1 14と同様の方法により実施例 1 15の化合物を得た。
実施例 1 16
参考例 19及び 41の化合物を用い,参考例 42及び参考例 18と同様の方法を続けて行 うことにより得られた化合物を実施例 1と同様の造塩工程によ 塩酸塩とし N- [ビス (4-フル才 口フエニル)メチル ]- 2 - (H(2E)-3-[4-シァノ - 3- (ピへ。リシ *ン- 4-ィルォキシ)フエニル]フ。ロハ °- 2-ェン -1 -ィル化。へ。リ Vン -4-ィル)ァセトアミ 2塩酸塩を得た。
実施例 1 1 7
2 - (H(2E)- 3-[3- ( ン': ルォキシ)フエニル]フ。ロハ。 - 2 -工ン -1-ィル }ピへ。リシ"ン -4-ィル) - N- (シ'フエニルメチル) ァセトアミド' 212m を TFA5mlに溶解し,へ。ンタメチルへ'ンセン 296mgを加え,室温で 5時間攪拌した。 減圧下に溶媒を留去した後,残渣を EtOAcで希釈し,飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和 食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後,減圧下に溶媒を留去して得ら れた残渣をシリカゲルカラムクロマトゲラフィ- (クロ口ホルム:メタノ-ル =40:1 )で精製した。得られた化合物を 実施例 4と同様の造塩工程にょリフマル酸塩とし,無色固体の N- (シ 'フエ二ルメチル)- 2- {1 - [(2E)- 3-(3-ヒドロキシフエニル)プロハ。- 2-ェン- 1 -ィル]ヒ。へ。リシ"ン- 4 -ィル }ァセトアミドフマル酸塩 88mgを得た。 実施例 1 17と同様の方法により実施例 1 18の化合物を得た。
実施例 323
参考例 1 1 1の化合物を用い、参考例 7及び参考例 1 1と同様の方法を続けて行うことによ リ、 N- [ビス (4-フルオロフェニル)メチル ]-3 - {1 - [(2E)- 3-(4-シァノフエニル)プロハ 2-ェン -1 -ィル]ヒ 。リシ'ン -4 - ィル }フ°ロハ。ンアミ 塩酸塩を得た。
実施例 323と同様の方法により実施例 324及び 325の化合物を得た。
実施例 326
参考例 107及び参考例 48の化合物を用い、参考例 1 1及び参考例 18と同様の方法を続 けて行うことにより、 N-[2- ( ンシレ才キシ )- 4-フルォ口 ンシル] -2 - (1 -{(2E) - 3-[4- (ピへ。リシ'ン- 4-ィル ォキシ)フエニル]フ。ロハ。- 2 -ェン -1 -ィル }ピへ。リシ"ン -4-ィル)ァセトアミド 2塩酸塩を得た。
実施例 327
参考例 96及び参考例 74の化合物を用い、実施例 73及び参考例 18と同様の方法を 続けて行うことにより、 2,2-ビス (4 -フルオロフェニル) -N-(1 -{(2E)- 3- [4- (ピへ。1 Jyン -4-ィルォキシ)フエニル] フ。ロハ 2-ェン-卜ィル }ピへ °リ、ゾン- 4 -ィル)ァセトアミ卜' 2塩酸塩を得た。
実施例 327と同様の方法により実施例 328から 332の化合物を得た。
実施例 333
4-{4-[(1 E) - 3-ヒドロキシプロハ。一 1 -ェン- 1 -ィル]フエノキシ }ピへ :/ン -1—カルホ'ン酸 tert -フ'チル 666mg, TEA0.56ml及ぴシ'クロロメタン 10mlの混液に,氷冷下メタンスルホニルクロリト' 0.19mlを加え 1時間攪 拌した。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え室温に昇温し, EtOAcを用いて抽出後,
有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し減圧下に溶媒を留去し,淡黄色油状の残留物を得た。得 られた残留物はそのまま次反応に用いた。
残留物の DMFI Oml溶液に,室温撹拌下炭酸が Jゥム 344mg,N- (4-フルォ口へ'ンシ'ル) -N-メチル- 2 -ピへ。リシ'ン- 4 -ィルァセトアミド 220mgを順次加え 2時間撹拌した。反応液に水を加え, EtOAc を用いて抽出後,有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し減圧下に溶媒を留去した。残渣をシリカ ケ レカラムクロマトグラフィー (メタノール:ク叩ホルム =1 :99→5:95)で精製し,無色結晶の 4- {4- [(1 E)-3 - (4- - [(4 -フルォ口へ'ンシ'ル) (メチル)ァミノ] -2-ォキソ工チル }ピへ。リシ 'ン- 1 -ィル)プロハ。 -1 -ェン -1 -ィル]フエノキシ }ヒ。へ。 リ Vン- 1 -力ルホ'ン酸 tert-ブチル 224mgを得た。
実施例 334
3—クロロー 4一ホルミルへ ノ トリルを用い、参考例 1 02、参考例 7、参考例 及び実施例 333を 続けて行うことにより、 N- [ビス (4 -フルオロフェニル)メチル ]- 2- {1 - [(2E)-3-(2-クロロ- 4-シァノフエ::ル)フ。口 ハ。 -2-ェン -1 -ィル]ヒ リ': ン -4-ィル }ァセトァミト'塩酸塩を得た。
実施例 335
N-(4-フルォロへ'ン yル) -2-ピへ。リシ 'ン -4-ィルァセトァミト"塩酸塩 430mg,メタノ-ル 3ml溶液に,酢酸ナト リウム 123mgを加え 30分間攪拌した。溶媒を留去し得られた残留物, DCE5mlの溶液に,室 温撹拌下 (2E) - 3- [4- (3-ピロリ Vン -1-ィルプロホ。キシ)フエニル]アクリルアルデヒ 31 Omg,チタニゥ厶亍トライソフ。 口ホ°キシ 0.3mlを順次加え 10分間攪拌した後に,水素化トリァセトキシホウ素ナトリウム 424mgを加 え, 2時間攪拌した。反応液に 1 M水酸化ナトリウム水溶液を加え, EtOAcを用いて抽出後,有機 層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し減圧下に溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ- (濃アンモニア水:メタノ-ル:クロ口ホルム =0.5:5:95)で精製後, 4M塩酸- EtOAc溶液にて処理し、無色 固体の N- (4-フルォロへ'ン yル)- 2-(1 -ί(2Ε)-3- [4-(3-ピロリシ'ン- 1 -ィルプロホ。キシ)フエニル]プロハ °- 2-ェ ン -1 -ィル }ヒ リ yン -4-ィル)ァセトアミド 2塩酸塩 488mgを得た。
実施例 335と同様の方法により実施例 336の化合物を得た。
実施例 337
参考例 64の化合物を用い、参考例 1 1、参考例 18及び実施例 335と同様の方法を続け て行うことにより、 4 - M卜 [(2E)- 3 - (4-シァノフエニル)プロハ。- 2-ェン-卜ィル]ヒ リシ'ン- 4-ィル 1ァセチ ル )(4 -フルォロへ'ンシ レ)ァミノ] -N -メチルへ'ンス'アミト'塩酸塩を得た。
実施例 338
N- [ビス (4-フルオロフェニル)メチル] - 2-(H(2E)-3-[4 - (3-ヒト、、口キシフ。ロホ。キシ)フエニル]プ ΠΑ -2-ェン- 1 -ィ ル }ピへ。リシ 'ン-4-ィル)ァセトアミ卜' 320mg,yクロロメタン 8.0ml,TEA0.125mlの混液に,氷冷下メタンスルホ二 ルクロリド 0.086mlを滴下し 0°Cで 1時間攪拌した。反応液に水 10mlを加え,クロ口ホルム: 2-プロハ" ノール =3:1で抽出し,減圧下で溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ- (ク叩ホルム—クロ 口ホルム:メタノール =50:1—10:1 )で精製し,無色油状の 3-(4-{(1 E)-3-[4-(2-{[ビス (4-フルオロフェニル)メ チル]アミノト 2-才キソェチル)ピへ。リ yン -1 -ィル]フ。ロハ °-1 -工ン -1 -ィル エノキシ)プロピルメタンスルホナート 218mg を得た。
ァセ'チシ'ン塩酸塩 332mg,DMF5.0mlの混液に,氷冷下水素化リチウム 28mgを加え,室温で 45 分間攪拌した。これに氷冷下 3-(4-{(1 E)-3-[4-(2-{[ビス (4-フルオロフェニル)メチル]アミノト 2-ォキソェチ ル)ピへ。リ、 ン -1 -ィル]フ。ロハ °-卜ェン -1-ィル 1フエノキシ)プロピルメタンスルホナ-ト 218mg,DMF5mlの混液を 加え,室温で 2日間攪拌した。反応終了後,減圧下で溶媒を留去し,残渣にクロ口ホルム:メタノ-ル =3:1溶液 5mlを加え,水 5mlで洗浄した。減圧下で溶媒を留去し,残渣をシリカゲルカラムクロマトゲ ラフィー (ク叩ホルム—クロ口ホルム:メタノ―ル =10:1—6:1 )で精製し,淡黄色アモルファスの 2-(1 -{(2E)-3-[4 - (3-ァセ、'チゾン-卜ィルプロホ。キシ)フエ::ル]フ。ロハ °-2-工ン-卜ィル }ピへ。リシ'ン- 4-ィル) -N- [ビス (4-フルオロフェニ ル)メチル]ァセトァミト" 71 mgを得た。
2 - (1 - {(2E)-3-[4-(3-ァセ'チシ 'ン- 1 -ィルプロホ。キシ)フエニル]プロハ°-2-ェン -1 -ィル }ピへ。リシ、'ン -4-ィル) - N- [ビス (4-フルオロフェニル)メチル]ァセトァミト' 68mg,Iタノール 7mlの混液にフマル酸 27mgを加え, 50°C で 1 時間攪拌した後,減圧下で溶媒を留去した。残渣に EtOAd Omlを加え,室温で 2時間 攪拌し,不溶物を濾取した後,減圧下で乾燥し,淡黄色アモルファスの 2 - (H(2E)-3-[4- (3 -ァセ'チ シ'、ン -1 -ィルフ。口ホ。キシ)フエニル]プ - 2-ェン- 1 -ィル }ピへ。1 Jyン- 4-ィル) - N- [ビス (4-フルオロフェニル)メチル]ァ セトァミト'フマル酸塩 90mgを得た。
実施例 338と同様の方法により実施例 339の化合物を得た。
実施例 340
N- [ビス (4-フルオロフェ::ル)メチル ]-2-(H(2E)-3-[4 - (3-ヒドロキシプロホ。キシ)フエニル]プ!3ハ。 -2-ェン- 1 -ィ ル}ピへ。リシ'ン -4-ィル)ァセトアミド 230mg,THF5.0ml,TEA0.078mlの混液に,氷冷下メタンスルホニルクロリ ト 0.04mlを滴下し 0°Cで 1時間攪拌した。不溶物を濾過した後,減圧下で溶媒を留去し黄
色アモルファスの 3-(4 - {(1 Ε)-3-[4- (2- {[ビス (4 -フルオロフェニル)メチル]アミノト 2-ォキ、ノエチル)ピへ。リ yン- 1 -ィ ル]フ。ロハ。-卜土ン- 1 -ィル }フエノキシ)プロピルメタンスルホナ-ト 263mgを得た。これにク叩ホルム 5mlを加え, 氷冷下ピへ'リシ'ン 0.36gを滴下し,室温で 41時間攪拌した。反応液に水 10miを加
え, EtOAcl Omlで抽出した後,減圧下で溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトゲラフィ- (クロ 口ホルム→クロロホルム:メタノ-ル =40:1—20:1 )で精製し,淡黄色アモルファスの N- [ビス (4 -フルオロフェニル)メチ ル] -2 - (1 -K2E) - 3 - [4-(3-ピへ。リシ、'ン -1 -ィルプロホ。キシ)フエニル]フ。ロハ。一 2-ェン- 1 -ィル }ピへ。リシ'ン -4-ィル)ァ セトァミト' 194mgを得た。
N- [ビス (4-フルォ Pフエニル)メチル ]-2- (卜 {(2E) - 3-[4 - (3-ピへ。リ yン- 1 -ィルプロホ。キシ)フエニル]フ。ロハ。 - 2- ェン -1 -ィル 1ピへ。リシ'ン -4 -ィル)ァセトアミド 191 mg,エタノール 10mlの混液に,フマル酸 36mgを加え, 50°C で 1時間攪拌した後,減圧下で溶媒を留去した。残渣に EtOAc5.0ml,へキサン 5mlを加え,室温 で 2時間攪袢し,不溶物を濾取した後,減圧下で乾燥し,白色固体の N- [ビス (4-フルオロフ 1ニル)メ チル] -2— (1 -{(2E) - 3—[4— (3-ピへ。リシ'ン—1ーィルプロホ。キシ)フエニル]フ。ロハ。一 2 -ェン— 1ーィル }ピへ。リシ'ン—4—ィル) ァセトアミドフマル酸塩 197mgを得た。
実施例 340と同様の方法により実施例 341から 342の化合物を得た。
実施例 343
N- [ビス (4 -フルオロフェニル)メチル] -N -メチル- 2-[1 - ((2E)-3-{4-{(3S)-ピロリ yン- 3-ィルォキシ }フエ::ル}プロ ハ。 - 2-1ン- 1 -ィル)ピへ : ン -4-ィル]ァセトァミト' 152mg,THF5mlの混液に,ホルムアルデヒト '水溶液
0.033mlを加え,室温で 1時間攪拌した後,酢酸 0.023ml,水素化トリァセトキシホゥ素ナトリウム 86mg を加え,室温で 23時間攪拌した。反応溶液にクロ口ホルム:メタノ-ル =4:1溶液 10mlを加え,飽和炭 酸水素ナトリウム溶液 10mlで洗浄し,減圧下で溶媒を留去した後,残渣をシリカゲルカラムクロマトゲラ フ (クロ口ホルム:メタ ル =5:1 )で精製し,淡黄色アモルファスの N- [ビス (4-フルオロフェニル)メチル] -N-メチル- 2-[1 - ((2E)- 3-{4-{[(3S)-1 -メチルピロリシ 3-ィル]ォキシ }フエニル 。ロハ °- 2 -ェン -1 -ィル)ピへ。リシ'ン -4-ィ ル]ァセトァミト' 95mgを得た。
N- [ビス (4-フルオロフェニル)メチル]- N -メチル -2-[1 - ((2E)-3- - {[(3SH-メチルピロリ、: ン- 3-ィル]ォキシ } フエニル 。ロハ °- 2-ェン -ィル)ピへ。リシ'ン- 4-ィル]ァセトァミト' 95mg,Iタノ-ル 10mlの混液にフマル酸
38mgを加え, 50°Cで 1 時間攪拌した後,減圧下で溶媒を留去した。残渣にシ"ェチルエ-テル 10ml, エタノ-ル少量を加え,室温で 2時間攪拌し,不溶物を濾取した後,減圧下で乾燥し,淡黄色ァモル
ファスの N - [ビス (4 -フルオロフェニル)メチル] -N-メチル- 2- [1 -((2E)-3-{4-{[(3S)-1 -メチルビ口リシ'ン- 3 -ィル] ォキシ ;!ニル }プロハ°- 2-ェン -1-ィル)ピへ。リシ'ン -4-ィル]ァセトアミ卜" 2フマル酸塩 109mgを得た。
実施例 343と同様の方法により実施例 96から 100及び実施例 344から 349の化合物を 得た。
実施例 350
N-[4-(2-シァノフエノキシ)フエ::ル]ァセトアミ 10g,濃アンモニア水 10ml,エタノール 100mlの混液に,ラネ一二 ッケル触媒を加え, 3.4気圧の水素気流下一晚撹拌した。セラ仆を用いて濾過し減圧下に溶媒 を留去し,淡黄色油状の N - [4-(2-アミノメチル)フエノキシ]フエニル}ァセトァミト' 7.8gを得た。
N-[4-(2-アミノメチル)フエノキシ]フエニル}ァセトアミ卜' 7.8g,DMF5mlの溶液に,室温撹拌下 1 -ヒドロキシ ン ゾ卜リアゾール 107mg,1-ェチル 3- (3-シ チルァミノプロピル)カルホ'シ *ィミト'塩酸塩 203mgを順次加え 30 分間攪拌した後に, {1 - [(2E) - 3-(4-シァノフエニル)プロハ。 -2 -ェン- 1 -ィル]ピへ。リシ 'ン -4 -ィル }酢酸 267mg を加え, 3時間攪拌した。反応液に水を加え, EtOAcを用いて抽出後,有機層を無水硫酸ナトリ ゥムで乾燥し減圧下に溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ- (濃アンモニァ水:メタノ-ル: クロ口ホルム =0.5:5:95)で精製後, 4M塩酸 EtOAc溶液にて処理し、無色固体の N_{2-[4- (ァセチ ルァミノ)フエノキシ: ン、: ルト 2-(1-[(2E)-3- (4-シァノフエニル)フ。ロハ °-2 -工ン-卜ィル]ヒ°へ°リ、ゾン -4-ィル }ァセトァ ミト'塩酸塩 95mgを得た。
実施例 351
N-{1 -[(2E) - 3-(4-シァノフエ;:ル)プロハ。 - 2-ェン- 1 -ィル]ヒ °へ°リゾン- 4-ィルト 2-[(4 -フル扣フエニル)ァミノ]ァ セトァミト' 2塩酸塩 125mg,TEA0.278mlのクロ口ホルム 5ml混合溶液に氷冷下、ピハ イルクロリド 121 mgを加えて室温で 3時間攪袢した。反応溶液に水を加えてクロ□ホルムで抽出し、無水硫 酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ- (ク叩ホルム:メタノ-ル: 濃アンモニァ水 =50:1 :0.1)で精製し、さらにこれを実施例 1 と同様の造塩工程により塩酸塩とす ることにより無色結晶の N- [2-({1 -[(2E)-3 - (4-シァノフ Iニル)プロハ °-2-ェン -1-ィル]ヒ°へ°リ yン -4-ィ ル }ァミノ)- 2-ォキ、ノエチル] -N- (4 -フルオロフェニル)-2,2 -シ'メチルプロハ。ンァミト'塩酸塩 1 14mgを得た。 実施例 352 '
2,2-シ'フエニルゲリシン 227mg,4— [(1 E) - 3-(4—アミノビへ。1 J Vンー 1一ィル)フ。ロハ。一 1 -ェン— 1—ィル: ンソ"二トリ ル 2塩酸塩 314mg,TEA0.278ml,N-ェチル -N' - 3 -シ'メチルアミノブ口ピルカルホ'シ'ィミト'塩酸塩
384mg,1 -ヒ ロキシへ'ンゾトリァゾ -ル 202mgの DMFI Oml混合溶液を室温でー晚攪拌した。反応 溶液に水を加えて EtOAcで抽出し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水、飽和食塩水で洗浄し た。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去し、残渣をピリシ "ン 20mlに溶解した。これに室 温下、無水酢酸 5mlを加えて同温でさらに一晩攪拌した。反応溶液に水を加えて EtOAc、シ' ェチルエ-テルの混合溶媒で抽出し、水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥して溶 媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ- (ク叩ホルム:メタノ-ル:濃アンモ::ァ水 =50:1 :0.1 ) で精製後、常法によりフマル酸塩とすることにより無色結晶の 2- (ァセチルァミノ) -N-{1 -[(2E) - 3- (4 -シァノフエニル)プロハ。 - 2-1ン- 1 -ィル]ピへ。リシ 'ン- 4 -ィルト 2,2- Vフエニルァセトアミドフマル酸塩 87mgを得 た。
実施例 353
4 -ブロモ- 2,2-yフエニルブタン酸 319mgをチォニルクロリ卜' 5mlに溶解し、 60°Cで 1時間加熱攪拌 した。溶媒を減圧留去し、残渣を THF3mlに溶解したものを、 4-[(1 E) - 3-(4-アミノビへ。リ yンー 1 - ィル)プロハ。 -1 -工ン- 1-ィル]へ 'ンゾ二トリル 2塩酸塩 173mg,N,N- イソフ。口ピルェチルァミン 0.348mlのピリ シ'ン 5ml溶液に加えて室温で 5時間攪拌した。溶媒を減圧留去後、残渣を EtOAcに溶解し、 水、飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去し、残渣をシリカゲル力 ラムクロマトグラフィー (クロ口ホルム:メタノ-ル:濃アンモニア水 =50:1 :0.1 )で精製することにより無色アモルファス 235mgを得た。これを 4M塩酸 EtOAc溶液に溶解し、室温下攪拌後、さらに常法により精製、 造塩することにより淡黄色結晶の 4 -クロ口- Ν-Π -[(2Ε)-3-(4-シァノフエニル)プロハ °- 2-工ン-卜ィル]ピ へ。リシ'ン -4-ィルト 2,2-シ'フエニルフ'タンアミ 塩酸塩を得た。
また、上述した合成法に準じ、下表 41から 56の化合物を得ることができる。
以下、薬理試験につき詳述する。
実施例 356
ヒト SLG-1遺伝子の単離と発現 クタ-へのク 0-ニンゲ及び SLG- 1安定発現細胞の作製 ヒト SLG-1 をコ- する全長 GDNA (配列番号 1 )は、 PGRにより取得した。 SLG - 1 をコ-ドする 遺伝子の増幅には、ヒト脳由来の Marathon Ready cDNA (C l ontech社)を錶型に、フォワ-ト" フ。ライマ-として 5' -ggaaagcttgccgccatggacctggaagcctcgc-3' (酉己歹幡号 3)、リ八、、 -スフ。ライマ -として 5' -ggactcgagtcaggtgcctttgctttctg-3' (配列番号 4)を用いた。 PGRは
PfuTurbo DNA Polymerase(Stratagene社)を用い、 95°C(30秒)/ 60°C(30秒) /74。C(1 分)のサイクルを 35回繰り返した。 pcDNA3.1 /Zeo (+) ( I nvitrogen社)の Hi nd 111 /Xho Iサイ トに、 5'- agctgccgccatgaagacgatcatcgccctgagctacatcttctgcctggtattcgccgactacaaggacgatga tgacaaggggaagcttgtac-3' (配列番号 5)と 5' - tcgagtacaagcttccccttgtcatcatcgtccttgtagtcggcgaataccaggcagaagatgtagctcagggcg atgatcgtcttcatggcggc-3' (配列番号 6)をァ二-リンク"した DNA断片をライゲ -シヨンし
PGDNA3.1sf/Zeo(+)を構築した。 PGRで増幅した約 1.1kbpの DNA断片は
pcDNA3.1sf/Zeo(+)を用いてクロ-::ンク"し、 SLG - 1発現 クタ -を構築した。塩基配列の確認 は、 τォキシタ -ミネ-タ -法により ΑΒΙ377 DNA Sequencer (Appl ied Biosystems社)を用いて 行った。
Typel Col lagenをコ-トした 10cm培養シャ -レ (旭テクノク"ラス社)に 293細胞を 1x106細胞で 播種して 24時間培養後、 0.8 gの pcDNA3.1 /Hygro (+) (Invi trogen社)及び 7.2〃 g の pSRE- LUG (Glontech社)を FuGENE6(Boeringer Mannheim社)を用いて遺伝子導入 した。遺伝子導入 40時間後に新たに 10Gm培養シャ-レに播種しなおし、 100ju g/mlの hygromycin (Boehringer Mannheim社)で選択し、生き残ってコに-を形成した細胞を 回収し、 SRE- 1 uc i erase遺伝子安定導入細胞を得た。更にこの細胞に同様に SLG-1発 現 クタ-を FuGENE6(Boeringer Mannheim社)を用いて遺伝子導入し、 40 g/mlの zeocin (Invi trogen社)で選択し、ヒト SLG-1安定発現細胞を得た。
実施例 357
[Phe13、 [125l]Tyr19]-MCHの SLG- 1結合実験を用いた被験物の結合阻害活性の測定 実施例 356で作製したヒ卜 SLC-1安定発現細胞を回収し洗浄後、 0.32M sucroseに懸 濁して Dounce homogenizerにてホモシ ナイス"した。 1、300xgで 10分間遠心して脱核を 行い、その上清を再度 12、000xgで 15分間遠心して沈殿画分を得た。これを、 0.0075% の Tr iton- X100を含む 50mM Tr is.HCI (pH7.4)に懸濁し、 4°Cで 30分間ゆつくり攪拌 を行った後、 12、000xgで 15分間遠心し、得られた沈殿を 5mM Tris. HCI (pH7.4)で一回、 50mM Tris. HGI (pH7.4)、 編 MgCI2、 2m EGTA、 10KIU/ml aprotinin, 1 g/ml
p印 statin Aで二回洗浄し、再度同じ緩衝液に懸濁してこれを膜画分とした。被験物 の結合阻害活性は以下の通り実施した。蛋白質 を含む膜画分 50 Iに 50mM Tris. HGI (pH7.4) JOmM MgGI2、 2mM EGTA、 50 g/ml bacitracin, 0.1% BSA溶液に 溶解した被験物 25 1 を添加し、更に 0.5nMの [Phe13、 [125l]Tyr19]- MGHを 25 I添 加して結合反応を行った。室温で 1時間反応させた後、ク"ラスフィルタ- (GF/B)を用いて吸引 ろ過し、さらに洗浄液 (燐酸緩衝液 ρΗ7·4、 0.01% Triton-X100)で 3回洗浄した。ゲラス フィルタ-にマイクロシンチレ-タ-を 25 j« I添加し、回収された放射活性をトツフ。カウント (Packard社)に て測定した。また、同時に前述の試験において被験物を添加しない群、非標識のリ ン を過剰に加えた群の放射活性も測定した。 MGH結合阻害率 (%) = (被験物を添加したと きの放射活性-過剰の非標識リカ"ンにを加えたときの放射活性)/ (被験物を添加しない ときの放射活性 -過剰の非標識リカ "ンドを加えたときの放射活性) x100として、阻害率 から被験物の IC50値を算出した。その結果、実施例 50の化合物は 430nNIの IGM値を示 した。
実施例 358
ルシフ Iラ-セ'レホ' -タ -7';;セィを用いた被験物の SLG-1アンタ^ニスト活性の測定
実施例 356で作製したヒト SLC-1安定発現細胞を 96ゥ ιルフ。レ-卜に 1ゥエルあたり 6x103 個播種して 37°Cで 24時間培養した。被検物を添加し、 37°Cで 10分間培養後、 MGHを最 終濃度 40riNIになるように添加した。このとき、被検物未添加群、及び MGH未刺激群を 作り、被検物の SLG- 1活性化阻害率の算出に用いた。 37°Cで 4時間反応後、培地を廃棄 し、細胞溶解液(12.5mM Tris HCI (pH7.8)、 1mM DT丁、 5% glycerol, 0.5% Triton - X100)を含んだルシフェリン基質液 (3.8tnM Tricine. 0.3mM MgG03、 0.5mM MgS04、 20juM EDTA、 2械 DT丁、 0.015% GoenzymeA, 40j«M ATP, 0.01%ルシフェリン)を 1ゥエルあたり 150 I加えて溶解、反応させた。続いて、ルシフ Iラ- の活性をルミ/メ-タ- ( L3000;タ、、イナテツクラ ホ"ラトリ-ス"社)を用いて測定した。 SLC - 1活性化阻害率 0 = (被験物存在下 MGH刺激した ときのルシフ Iラ-セ"活性- MGH未刺激時のルシフェラ-セ"活性) I (被験物非存在下 MGH刺激した ときのルシフ Iラ Hf活性- MGH未刺激時のルシフ Iラ-セ'活性) x100として、阻害率から被験物の
I G50値を算出した。その結果を代表的な実施例化合物につき下表に示した。 これらの 化合物はメラニン凝集ホルモン受容体阻害作用を有した。
表 2
実施例 359
マウス SLG - 1遺伝子の単離と発現へ'クタ-へのクロ-;:ンゲ及び SLC-1安定発現細胞の作製 マウス SLC- 1をコードする全長 GDNA (配列番号 9)は、 PCRにより取得した。 SLG-1をコード する遺伝子の増幅には、マウス脳由来の cDNAを錶型に、フォヮートプライマ—として 5'- ggaaagcttgccgccatggatytgGaagcctcgttgc— 3' (酉己歹リ番号 7)、 リハ一スフフ 1 <一として 5'— ggactGgagtcaggtgGctttgGtttetgtc-3' (配列番号 8)を用いた。 PGRは P Turbo DNA
Polymerase (Stratagene社)を用し、、 94°C(30秒) /60°C(30秒) /74°C(1分)のサイクルを 35回 繰り返した。その結果、 1062塩基のオ-プンリ-テ ンゲフレ-ム (配列番号: 8)を有する DNA断片 が增幅された。この断片を pcDNA3.1 /Zeo(+)(Invitrogen社)の Hindlll/Xholサ仆に揷入し、マ ウス SLC-1発現へ'クタ -を構築した。
Typel Collagenをコートした 10cm培養シャーレ (旭テクノゲラス社)に 293細
胞を 1x106細胞で播種して 24時間培養後、 0.8 gの pCDNA3.1 /Hygro(+)(Invitrogen社)及 び 7.2〃 gの pSRE-Luc (Clontech社)を FuGENE6(Boeringer Mannheim社)を用いて遺伝 子導入した。遺伝子導入 40時間後に新たに 10cm培養シャ-レに播種しなおし、 100 g/ml の hygromycin (Boehringer Mannheim社)で選択し、生き残ってコ口:: -を形成した細胞を回収 し、 SRE-lucierase遺伝子安定導入細胞を得た。更にこの細胞に同様にマウス SLC- 1発現へ' クタ-を FuGENE6(Boeringer Mannheim社)を用いて遺伝子導入し、 40 i g/mlの zeocin (Invitrogen社)で選択し、本発明のマウス SLG- 1安定発現細胞を得た。
実施例 360
被験物の MCH結合実験を用いたマウス SLC- 1結合阻害活性の測定
実施例 359で作製したマウス SLC-1安定発現細胞を回収し洗浄後、 0. 32 sucroseに懸 濁して Dounce homogen i zerにてホモシ" ιナイス"した。 1、300 x gで 10分間遠心して脱核を
行い、その上清を再度 12、000xgで 15分間遠心して沈殿画分を得た。これを、 0.0075% の Triton-X100を含む 50m Tris. HCI (pH7.4)に懸濁し、 4°Cで 30分間ゆつくり攪拌 を行った後、 12、000xgで 15分間遠心し、得られた沈殿を 5mM Tris. HCI (pH7.4)で一 回、膜溶解ハ、、ツファ - (50mM Tris.HGI (pH7.4)、 編 MgGI2、 2mM EGTA、 lOKIU/ml aprotiniru 1 ig/ml pepstatin A)で二回洗浄し、再度膜溶解ハ'ヽ;;ファ-に懸濁してこれ を膜画分とした。被験物の SLG-1結合阻害活性は以下の通り実施した。蛋白質 30 g を含む膜画分 50 1に 50mM Tris. HCI (pH7.4)、 10m MgCI2, 2mM EGTA、 50 /ml bacitracin, 0.1% BSA溶液に溶解した被験物 25 I を添加し、更に 0.5nMの [Phe13、
[125l]Tyr19]-MCHを 25 u I添加して結合反応を行った。室温で 1時間反応させた後、ク' ラスフィルタ-(GF/B)を用いて吸引ろ過し、さらに洗浄液(phospate-based sal ine、 0.01% Triton-X100)で 3回洗浄した。ゲラスフィルタ-にマイク []シンチレ—タ-を 25 1添加し、回収された 放射活性をトツフ'カウント (Packard社)にて測定した。また、同時に前述の試験において被 験物を添加しない群、非標識のリカ"ン を過剰に加えた群の放射活性も測定した。 MCH 結合阻害率 (%) = (被験物と MGHを添加したときの放射活性-非標識のリカ'、ンドを加えた ときの放射活性)/ (被験物を添加しないときの放射活性 -非標識のリカ"ント"を加えたと きの放射活性) x100として、阻害率から被験物の IG50値を算出した。その結果、実施 例 50の化合物は 300n の IG50値を示した。
実施例 361
被験物のルシフ Iラ-セ'レホ。 -タ -アツセィを用いたマウス SLC-1アンタコ"ニスト活性の測定
実施例 359で作製したマウス SLC-1安定発現細胞を 96ウエルズレ-卜に 1ゥエルあたリ 9 x 103 個播種して 37°Cで 24'時間培養した。被検物を添加し、 37°Cで 10分間培養後、 MGHを最 終濃度 50nMになるように添加した。このとき、被検物未添加、及び NIGH未刺激群を作 リ、被検物の SLG- 1活性化阻害率の算出に用いた。 37°Cで 4時間反応後、培地を廃棄し、 細胞溶解液(12.5mM Tris HGI (pH7.8)、 ImM DTT、 5% glycerol, 0.5% Triton-X100) を含んだルシフ Iリン基質液 (3.8mM Tricine, 0.3mM MgG03、 0.5mM MgS04、 20 M EDTA、 24m DTT、 0.015% GoenzymeA, 40 j M ATP, 0.01%ルシフ iリン)を 1ゥエルあたり 150 μ I加 えて溶解、反応させた。続いて、ルシフ Iラ -セ"の活性をルミ/メ-タ- (ML3000;タ"イナテックラホ"ラトリ-ス"
社)を用いて測定した。 SLG-1活性化阻害率 (%) = (被験物と MGHを添加したときのルシフエ ラ -セ"活性-何も添加していないときのルシフ Iラ-セ"活性) / (MGHのみを添加したときのルシフ エラ-セ"活性 -何も添加していないときのルシフ Iラ-セ "活性) x 100として、阻害率から被験 物の I G50値を算出した。その結果を代表的な実施例化合物につき下表に示した。これ らの化合物はメラニン凝集ホルモン受容体阻害作用を有した。
表 3
実施例 362
絶食誘発摂食に対する作用
動物
雄性 ddyマウス (7-9週令,日本 SLG株式会社)を使用した。 動物は標準飼育条件下(明 期 7 : 30 - 20 : 30, 室温 23 土 2 °C, 湿度 55 土 10 % )で飼育し,給餌および飲水は 自由に行わせた。 全ての実験は明期に実施した。
絶食誘発摂食実験
入荷 1週間後に個別飼育ケ-シ'に移し, 1週間慣化した後に実験を実施した。 16時間 絶食したマウスに化合物もしくは veh i c l eを皮下もしくは経口投与し,投与 1時間後に 餌を与え,給餌から 1時間後までの摂食量を測定した。
化合物溶液調整
化合物は 4-12% DMS0 (関東化学株式会社)および 4-12%クレモホ-ル (ナカライテスク株式会社) を含む生理食塩水もしくは蒸留水に溶解、もしくは 0. 5% メチルセルロ-ス (純正化学株式会 社)を含む蒸留水に懸濁した。
テ" -タ解析
結果は平均値土 S. E. M.で表示した。 統計ツールには SAS (ver. 6. 1 1 )を使用し, veh i c l e群との比較は Dunnett' s testで行った。
結果を第 1図から第 3図に示す。 対象群 (Veh i c l e)、 実施例 50 (3, 10, 30 mg/kg)若 しくは実施例 130 (1 , 3, 10, mg/kg)の化合物を給餌 1時間前に皮下投与した。 又実 施例 130の化合物を給餌 1時間前に経口投与 (3, 10, 30 mg/kg)した。 給餌から 1時 間後までの摂食量 (Food I ntake)を測定した。 その結果、 対象群に比し、 これらの化 合物は有意に摂食抑制作用を示した。 産業上の利用可能性
上述の薬理試験結果からも明らかなように本発明化合物のうち代表的な化合物はメ ラニン凝集ホルモン受容体拮抗作用を有し、 また摂食抑制作用を有することから本発明化合 物は、 抗肥満薬及び肥満に起因する生活習慣病の予防 '治療薬として有用である。 本発明有効成分並びに本発明化合物又はその製薬学的に許容され得る塩は単独でも 医薬として供しうるが通常 1種又は 2種以上を、当分野において通常用いられている 薬剤用担体又は賦形剤等を用いて通常使用されている方法によって調製することが できる。投与は錠剤、丸剤、カ セル剤、顆粒剤、散剤及び液剤等による経口投与 (舌下投与 を含む)、又は関節内、静脈内、筋肉内等の注射剤、坐剤、点眼剤、眼軟膏、経皮用液剤、軟 膏剤、経皮用貼付剤、経粘膜液剤、経粘膜貼付剤及び吸入剤等による非経口投与のいず れの形態であってもよい。
本発明による経口投与のための固体組成物としては、錠剤、散剤又は顆粒剤等が用 いられる。このような固体組成物においては、 1種又は 2種以上の有効成分を、少なく とも 1種の不活性な希釈剤、例えば乳糖、マン::ト-ル、 卜"ゥ糖、ヒにロキシフ '口ピルセルロ-ス、微結晶 セルロ-ス、テ"ン: Γン、ホ°リビニルピ口リドン又はメタケイ酸アルミン酸マク"ネシゥム等と混合される。組成物は、 常法に従って、不活性な希釈剤以外の添加剤、例えばステアリン酸 7ゲネシゥムのような滑沢 剤 や繊維素ゲリコ-ル酸カルシウムのような崩壊剤、ラクト -スのような安定化剤又はゲルタミン酸並びに ァスハ'ラキ"ン酸のような溶解補助剤を含有していてもよい。
錠剤又は丸剤は必要によリショ糖、セ"ラチン、ヒ卜"口キシ ロピルセル口-ス及びヒ 口キシァロピルメチルセル 口-スフタレ-ト等の糖衣又は胃溶性若しくは腸溶性物質のフィルムで被膜してもよい。
経口投与のための液体組成物は、薬剤的に許容される乳濁剤、溶液剤、懸濁剤、シロップ 剤及び Iリキシル剤等を含み、一般的に用いられる不活性な希釈剤、例えば精製水、 Iタノ-ルを 含む。当該液体組成物は不活性な希釈剤以外に可溶化剤、湿潤剤、懸濁剤のような補助 剤、甘味剤、風味剤、芳香剤又は防腐剤を含有していてもよい。
経口投与のための注射剤は、無菌の水性又は非水性の溶液剤、懸濁剤あるいは乳濁 剤を含有する。水性の溶液剤又は懸濁剤としては、例えば注射用蒸留水及び生理食塩 液が含まれる。非水溶性の溶液剤又は懸濁剤としては、例えばプロピレンク'リコ-ル、ホ。リ Iチレン ク、、リコ-ル、才リ-フ"油のような植物油、 Iタ /-ルのようなアルコ-ル類又はホ。リソルへ、、 -ト 80 (商品名)等 がある。このような組成物は、さらに等張化剤、防腐剤、湿潤剤、乳化剤、分散剤、安定化 剤 (例えば、ラクト -ス)又は溶解補助剤 (例えば、 rルタミン酸、 7スハ。ラキ'ン酸)のような補助剤を 含んでもよい。これらは例えばハ"クテリア保留フィルタ-を通す濾過、殺菌剤の配合又は照射に よって無菌化される。また、これらは無菌の固体組成物を製造し、使用前に無菌水又は 無菌の注射用溶媒に溶解又は懸濁して使用することもできる。
通常経口投与の場合、 1 曰の投与量は、体重当たリ約 0. 001〜100mg/kg、好ましくは 0. 1〜10mg/kgが適当であり、これを 1回であるいは数回好ましくは 2乃至 4回に分 けて投与する。静脈内投与される場合は、 1 日の投与量は、体重当たり約 0· 0001 ~100 mg/kgが適当で、 1 日 1回乃至複数回に分けて投与する。関節内投与の場合は、 1 日の 投与量は、体重当たり約 0. 0001〜101^/ が適当で、1 日 1回乃至複数回に分けて投 与する。また、経粘膜剤としては、体重当たり約 0. 001 ~ 100mg/kgを 1 日 1回乃至複数 回に分けて投与する。投与量は症状、年令及び性別等を考慮して個々の場合に応じて 適宜決定される。
A c
表 10
Rf. Data Rf. Data Rf. Data Rf. Data
1 FA 288 38 FA 307 75 FA 345 112 FA 342
2 FA 313 39 FA 222 76 FA 345 113 FA 329
3 FA 341 40 El 145 77 FA 316 114 El 211
4 FA 312 41 El 330 78 FA 331 115 FA 291
5 FA 284 42 FA 487 79 FA 347 116 FA 346
6 FA 317 43 1 F #A1 563 80 FA 412 117 FA 488
7 FA 260 44 FA 395 81 FA 384 118 FA 992
8 FA 285 45 F 1 A 911 82 FA 231 119 F 1 nA 516
9 F πA 284 46 FA 198 83 FA 388 120 F 1 A 487
10 FA 270 47 FA 367 84 FA 337 121 FA 397
11 FA 409 48 FA 459 85 FA 3211 122 F 1A 485
12 FA 445 49 FA 241 86 FA 337 123 F 1A 499
13 FA 471 50 FA 242 87 FA 234 124 FA 357
14 FA 427 51 FA 190 88 1 FA 340 125 FA 197
15 FA 319 52 FA 290 89 FA 324 126 FA 181
16 FA 409 53 El 289 90 El 339 127 FA 211
17 FA 424 54 FA 207 ( -1) 91 FA 549 128 FA 394
18 FA 309 55 FA 200 92 FA 334 129 El 355 - BOG)
19 FA 345 56 FA 200 93 FA 262 130 FA 166
20 FA 371 57 FA 265 94 FA 352 131 FA 296
21 FA 303 58 FA 323 95 FA 386 132 FA 210
22 FA 303 59 FA 365 96 FA 332 133 FA 158
23 FA 289 60 FA 423 97 F 1A 260 134 FA 270
24 FA 275 61 F 1A 1 184 98 Fl 349 135 FA 158
25 F 1 A 317 62 FA 264 99 FA 384 136 Fl ?39 (M+-G 11 )
26 FA 303 63 FA 471 100 FA 496 137 El 238
27 FA 289 64 FA 469 101 Fl 359 138 El 281
28 FA ? £.119 65 F 1A 459 102 FA 376 139 El 245
29 FA 304 66 FA n 351 103 FA 304 140 FA 256
30 F 1 A 3811 67 FA 337 104 1 FA 4 »f28 141 FA 220
31 FA 306 68 FA 431 105 FA 245 142 FA 416
32 FA 306 69 FA 445 106 FA 246
33 FA 292 70 FA 445 107 FA 246
34 FA 278 71 FA 359 108 FA 253
35 FA 320 72 FA 242 109 FA 234
36 FA 306 73 FA 251 110 FA 204
37 El 291 74 FA 331 111 FA 327
拏
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18
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表 18
表 25
0ΪΪ9請 ΟΟΖ OAV
Ex. Data
34 FA : 485
35 FA : 485
36 FA ■ 531
37 FA : 468
38 FA : 483
39 N: 1.25-1.32 (2H m), 1.64 (2H, d J=12.2Hz), 1.74-1.82
(1H m), 2.01 (3H, s), 2.15 (2H, d J=6.7Hz) , 2.21-2.26
(2H m), 3.02 (2H d, J=10.4Hz), 3.30-3.31 (2H tn), 6.06
(1H d, J=8.5Hz) , 6.29-6.34 (1H, m), 6.57 (2H, s 6.59
(1H d J=18.9Hz), 7.16 (2H, d J=8.5Hz) , 7.21-7.27 (4H m), 7.30-7.35 (4H, m), 7.44-7.50 (4H m), 8.70 (1H, d,
J=8.5Hz) , 9.90 (1H, s)
FA 482
40 FA 507
41 FA 426
42 FA 426
43 FA 426
44 l-A 431
45 t-A 431
46 FA 431
47 FA 500
48 FA 459
49 FA 399
50 FA 425
51 FA 349
52 FA 363
53 FA 435
54 FA 449
55 FA 397
56 FA 397
57 FA 371
58 FA 409
59 FA 411
60 FA 500
61 FA 477
62 FA 463
63 FA 481
64 FA 443
65 FA 467
66 FA 468
67 FA 534
68 FA 335
ex. Data
oy rA
/u rA bU/
" 1711 rA
r
l"A
7Q 卜 A 4/9
/4 FA 4οϋ
/0 FA 453
ne
/0 FA 4b/
11 FA 443
no
10 FA 500
/y FA 491
o onU FA 433
o I FA 661
OL FA 538
O FA 553
84 FA 525
85 FA 498
86 FA 555
87 FA 589
88 ESI: 660
89 FA: 588
N(DMS0-d6) :1.37-1.45 (2H, m 1.72-1.79(6H, m), 1.95- 2.02 (2H, m), 2.06-2.12 (2H, m), 2.83-2.88 (9H, m 3.10- 3.11 (2H, m 3.50— 3, 61 (1 H m 6· 08-6.15(1 H, m), 6.43-
90
6.47 (1H, m), 6.51 (2H, s), 6.86-6.88 (2H, m), 7.10- 7.36(12H, m 8.30 - 8.32(1 H m)
FA: 574
N (DMS0-d6) 1.60-2.12 (10H, m), 2.68-3.14 (15H, m), 3.75-3.85 (1H, m), 4.02 (2H, t, J = 6.4 Hz), 5.46-5.64 (1H, m), 6.03-6.17 (1H m), 6.40-6.50 (1H, m 6.53 (2H
91
s), 6.88 (2H, d J = 8,3 Hz), 7.08-7.17 (4H, m), 7.21- 7.38 (6H m)
ESI: 588
Q9 ESI: 602
93 FA 472
94 FA 486 .
95 FA 660
96 FA 574 (
97 FA 574
Data '
I Ό 1 ΓΑ
1 R CA
ΓΑ ODD
1 CA ar
I 00 ΓΛ OUD
CA
rA
CA
I DO rA oyo
I DO rA 111
ID/ ヒ is . obo
bo c
I Do - O/U
I 0» ヒ t) . /U
r-
I /U 卜 A 4oo
I / I l"A
I I L FA 674
I / FA 637
1 /4 FA 608
1 /0 FA 345
176 FA 627
177 FA 566
. 178 FA 412
179 N(D S0-d6): 1.50-1.65 (2H, m), 1.76-2.02 (5H, m), 2.06-
2.16 (4H, m), 2.85-2.95 (2H, m), 3.01-3.12 (2H, m), 3.12-
3.26 (2H, m), 3.33-3.44 (2H, m), 3.72-3.80 (2H, m), 4.21-
4.26 (2H, m), 4.66-4.73 (1H, m), 6.24-6.32 (1H, m), 6.74
(1H, d, J=16Hz), 7.03 (2H, d, J=8.8Hz) , 7.11-7.15 (2H, m), 7.16-7.29 (2H, m), 7.43 (2H, d, J=8.8Hz), 8.49-8.54
(1H, m), 9.28 (2H, bs), 10.84 (1H, bs)
FA 466
180 FA 560
N (DMS0-d6): 1.22-1.48 (2H, m), 1.65-2.01 (3H, m), 2.02-
2.32 (2H, m), 2,33—2,45 (3H, m), 2.73 (3H, s), 2.90-3.51
(8H, m), 5.08-5.17 (1H, m), 6.11-6.28 (1H, m), 6.48-6.66
181
(1H, m), 6.57 (4H, s), 6.91-7.00 (3H, s), 7.10-7.30 (10H, m), 7.39-7.45 (1H, m)
FA 560
182 FA 546
183 FA 480
N(DMS0-d6): 1.25-1.40 (2H, m), 1.60-1.88 (9H, m), 2.12-
2.28 (2H, m), 2.34-2.40 (2H, m), 2,73 (3H, s), 2.83-3.07
(4H, m), 3.16-3.37 (2H, m), 3.82-3.97 (2H, m), 4.08-4.15
184 (1H, m), 5.60-5.70 (1H, m), 6.05-6.21 (1H, m), 6.45-6.55
(1H, m), 6.52 (4H, s), 6.85-6.88 (3H, s), 7.10-7.40 (10H, m)
FA 588
86
OLt :ISョ 903
9½ : VJ ZOZ
9½ : VJ 10Z
389 : ISョ 003
Ζί2 : IS3 661
089 : VJ 861
W9 : VJ 乙 61 089 : VJ 961
29 :ISョ 961
099 : Vd
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NO. R"
18 (2,4-diCF3Ph)CH2- H H H
19 Ph2CH- H H H -0(CH2)3-O
20 (4-MeOPh)2CH- H H H - 0(CH2)3- O
21 cHex2CH- H H H - 0(CH2)3_O
22 (2,4-diCF3Ph)CH2- H H H - 0(CH2)3- N
23 Ph2CH- Me H H - 0(CH2)3- O
24 (4-MeOPh)2CH- Me H H -0(CH2)-N 1
25 cHeXGH- Me H H -0(ΟΗ,)ΓΝΓ
26 (2,4-diGF3Ph) GH2 Me H H — OiCHL2) 3 - N ^ ]
97 H- u u u
LI FPh Π Π Π
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29 cHeXoCH- H H H —0~ s
30 (4-FPh)CH2- H H H -o~( s
31 (2,4-diGF3Ph)GH2- H H H
32 Ph2CH- H H H
33 (4-MeOPh)2CH- H H H NH
34 cHex2GH- H H H NH
35 (4-FPh) CH2- H H H - NH
36 (2,4-diGF3Ph)CH2- H H H ~o
R1 R" R2c R2 R2a
(4- eOPh)2GH- Me H H - NH
Ph2CH- H H H - 0(CH2)3- N
(4-MeOPh)2CH- H H H -0(CH2)3- N cHex2CH- H H H -0(CH2)3 - N
(4-FPh)CH2- H H H -0(CH2)3-N^
(2,4-diGF3Ph)CH2- H H H - 0(CH2)3-
Ph2CH- H H H
/ ~ \ cHex2CH- H H H ~° \_NH
/ ~ \
(2,4-diCF3Ph)CH2- H H H
Ph2CH- Me H H -0-( NH
(4-MeOPh)2CH- Me H H -O-( NH cHex2CH- Me H H
身 \
(2,4-diCF3Ph)CH2- Me H H cHex2CH- Me H H
(4-FPh)CH2- Me H H -<NH
(2,4-diCF3Ph)CH2- Me H H ~o
Ph2GH- H H H N-Me
(4- eOPh)2CH- H H H N-Me cHex2CH- H H H ^N-Me
表 43
ス
NO. R1 R11 R2c R2b R2a
56 (4-FPh)GH2- H H H -<^N-Me
57 (2,4-diCF3Ph)CH2- H H H
58 (4-MeOPh)2CH- H H H -0(CH2)3-N^)
59 cHex2GH- H H H - 0(CH2)3-N
60 (4-FPh)CH2- H H H -0(CH2)3-N^}
61 (2,4-diCF3Ph)CH2- H H H -0(CH2)3-N
62 (4-MeOPh)2CH- H H H — 0-( NH
63 (4-MeOPh)2CH- H H H 一 C N-Me
64 cHex2CH- H H H 一 C N-Me
65 (4-FPh)CH2- H H H -OK N-Me
66 (2, 4-diCF3Ph)CH2- H H H 一 CK N-Me
67 (4-MeOPh)2CH- H H H
68 cHex2CH- H H H -0く NH
69 (4-FPh)CH2- H H H - 0く NH
70 (2,4-diGF3Ph)GH2 - H H H - 0 NH 、
71 (4-FPh) 2CH- H H H 一 C ^N-Me
72 (4-MeOPh)2CH- H H H - C ^N-Me
73 cHex2CH- H H H -0く N-Me
74 (4 - FPh)GH2 - H H H -0く N-Me
75 (2, 4-diCF
3Ph)GH
2- H H H -0く N-Me
44
NO. R1 R2c R2b R2a NO. R1 R2c R2b R2a
76 Ph2GH - H CI CI 111 Ph2CH- H CONH2 -OCH3 つつ (4-FPh) 2CH- H CI CI 112 (4-FPh) 2CH- H C0NH2 -OCH3
78 (4-MeOPh)2CH- H CI Gl 113 (4-MeOPh)2CH- H C0NH2 -OGH3
79 cHex2GH- H Gl CI 114 cHex2CH- H C0NH2 -OCH3
80 (4-FPh) GH2- H CI CI 115 (4-FPh) GH2- H G0NH2 -OCH3
81 Ph2CH- H C0NH2 CI 116 Ph2CH- H -OCH3 -OCH3
82 (4-FPh)2CH- H C0NH2 CI 117 (4-FPh)2CH- H -OCH3 -OCH3
83 (4-MeOPh)2CH- H G0NH2 CI 118 Ph2CH- C0NH2 H -CN
84 cHex2CH- H C0NH2 CI 119 (4-FPh)2CH- C0NH2 H -GN
85 (4-FPh) CH2- H C0NH2 CI 120 (4-MeOPh)2CH- C0NH2 H -CN
86 Ph2CH- H -0CH3 CI 121 cHex2CH- C0NH2 H -CN
87 (4-FPh) 2CH- H -OCH3 CI 122 (4-FPh) CH2- CONH2 H -CN
88 (4-MeOPh) 2CH- H -OCH3 CI 123 Ph2CH- -0CH3 H -CN
89 cHex2CH- H -OGH3 CI 124 (4-FPh)2GH- -0GH3 H -CN
90 (4-FPh) CHr H -OGH3 CI 125 (4-MeOPh) 2CH- -OGH3 H -CN
91 Ph2CH- H CI -GN 126 cHex2CH- -OCH3 H -CN
92 (4-FPh)2CH- H CI -CN 127 (4-FPh) CH2- - OCH3 H -CN
93 (4- eOPh)2CH- H CI -CN 128 (4-FPh)2CH- H H -OCH3
94 cHex2CH- H CI -CN 129 (4- eOPh)2CH- H H -OCH3
95 (4-FPh)CH2- H CI -CN 130 cHex2CH- H H - OCH3
96 Ph2CH- H C0NH2 -CN 131 (4-FPh) CH2- H H -OCH3
97 (4-FPh) 2GH- H C0NH2 -CN 132 (4-FPh)2CH- H H CI
98 (4- eOPh) 2GH- H C0NH2 -CN 133 (4-MeOPh) 2GH- H H CI
99 cHex2CH- H G0NH2 -CN 134 cHex2CH- H H CI
100 (4-FPh) CH2- H 謹 2 -CN 135 (4- FPh)CH2- H H CI
101 Ph2CH- H -0GH3 -CN 136 (4- eOPh) 2CH- H H CN
102 (4- eOPh)2GH- H -OGH3 -CN 137 cHex2CH- H H GN
103 cHex2CH- H -OCH3 -CN 138 (4- eOPh)2CH- H C0NH2 H
104 (4-FPh) CH2- H -OCH3 -CN 139 cHex2CH- H C0NH2 H
105 (4-FPh)CH2- H -OGH3 -CN 140 (4-FPh) CH2- H C0NH2 H
106 Ph2GH- H CI -OCH3 141 (4-FPh)2CH- H H CONH2
107 (4-FPh)2CH- H CI -OCH3 142 (4-MeOPh) 2CH- H H G0NH2
108 (4- eOPh) 2CH- H CI -OCH3 143 cHex2CH- H H C0NH2
109 cHex2CH- H CI -OCH3 144 (4-FPh) CH2- H H G0NH2
110 (4-FPh) CH2- H CI -OCH3
表 45
NO. R1 L1 R2° R2b R2a
174 Ph2GH- -NHC0- H C0NH2 H
175 (4— FPh)2GH - " -NHC0- H C0NH2 H
176 (4-MeOPh) 2CH- -NHG0- H C0NH2 H
177 cHex2CH- -NHGO- H G0NH2 H
178 (4-FPh) CH2- -NHCO- H C0NH2 H
NO. R1 R" R20 R2b R2a
258 Ph2CH- H H H -0(CH2)3— N
259 (4-FPh)2CH- H H H -o(CH2)3-t
260 (4- eOPh)2CH- H H H -0(CH2)3-N >
261 cHex2CH- H H H -0(CH2)3-N^>
262 (4-FPh)CH2- H H H -0(CH2)3— N
263 (2,4-diCF3Ph)CH2- H H H -0(CH2)3-N^>
264 (4-F-3-CF3Ph)CH2- H H H -0(CH2)3-N^>
265 (2,4-diiPrPh)CH2 - H H H -0(CH2)3— N
266 (2,4-diGF3Ph)GH2 - Me H H -0(CH2)3-N^>
267 (4-F-3-CF3Ph)CH2- Me H H -0(CH2)3-N^>
268 (2, 4-d i iPrPh) GH2- Me へ
H H -0(CH2)3-N^>
269 Ph2GH- H H H ― 0-( NH
270 (4-MeOPn) 2GH - H H H / ~ ― 0-< 、 NH
271 cHex2CH- H H H — 0-( NH
272 (4-FPh)CH2- H H H — 0 H
273 Ph2CHCH2- H H H — 0ベ H
274 (4-FPh)2CHCH2- H H H —。人 NH
D D11 p2c D2b D2a
Ιλ1
ΙΛ i\ K K
275 cHex2CHGH2- H H H — ~ζ_ NH
276 (4-FPh)GH2CH2- H H H — 0 H
277 (2,4-diGF3Ph)CH2- H H H —0-( NH
278 (4-F-3-CF3Ph)CH2- H H H — 0ベ H
279 (2,4-di iPrPh)CH2- H H H — 0ベ NH
280 Ph2CH- Me H H — 0-^ NH
281 (4-MeOPh)2CH- Me H H — 0-^ NH
282 cHex2CH- Me H H — 0-^ NH
283 (4-FPh)CH2- Me H H — 0 NH
284 Ph2GHCH2- Me H H — 0 NH
285 (4-FPh)2GHGH2- Me H H — 0ベ H
286 cHex2CHCH2- Me H H — -(_ NH
287 (4-FPh)CH2CH2- Me H H — 0-^ NH
288 (2,4-diCF3Ph)CH2- Me H H — 0ベ NH
289 (4-F-3-CF
3Ph)CH
2- Me H H — 0 NH
NO. R1 R11 R2° R2b R2a
290 (2,4-diiPrPh)CH2- Me H H — 0-^ NH
291 Ph2CH- H H H 一。人 -Me
292 (4-FPh)2CH- H H H 一 N-Me
293 (4- eOPh)2GH- H H H -0-<^ N-Me
294 cHex2CH- H H H -0-<^ N-Me
295 (4-FPh)CH2- H H H -0-<^ N-Me
296 Ph2CHCH2- H H H —0~ N-Me
297 (4 - FPh)2GHCH2- H H H -0-^ N-Me
298 cHex2CHCH2- H H H —。人 N-Me .
299 (4-FPh)CH2CH2- H H H — 0 N-Me
300 (2,4-diCF3Ph)CH2- H H H —Q>人 N- e
301 (4-F- 3-GF3Ph)GH2 - H H H -0-^ N-Me
302 (2,4-diiPrPh)CH2- H H H -0-<^ N-Me
303 (2,4-diCF3Ph)CH2- Me H H —。人 N-Me
304 (4-F-3-CF3Ph)CH2- Me H H —。人 N-Me
305 (2,4-diiPrPh)CH2- Me H H -0-^ N-Me
306 (2,4-diCF3Ph)CH2- H H H -0 NH
307 (4-F-3-CF
3Ph)CH
2- H H H
NO. R1 R" R20 R2b R2a
308 (2,4-di iPrPh) GH2- H H H - 0 NH
309 (2,4-diCF3Ph) CH2- Me H H -°"ONH
310 (4-F-3-CF3Ph)GH2- Me H H -°<NH
311 (2,4-di iPrPh)GH2- Me H H
312 (2,4-diCF3Ph)CH2- H H H -°· ΝΗ
313 (4 - F - 3- GF3Ph) GH2- H H H -°'ONH
314 (2,4-diiPrPh)CH2- H H H -0' ONH u
315 ( , 4-d 1 G卜 3Ph) CH2- Me H n -°'VNH
316 (4_p_3_CF,Ph) GH。一 Me H H — ο'Ό V-N,,H ,
317 (2,4-di iPrPh)CH2- Me H H -0" ONH
318 (2,4-diCF3Ph)CH2- H H H -o<N
Me
319 (4-F-3-CF3Ph) CH2- H H H
Me
320 (2,4-di iPrPh)CH2- H H H - 0 N
Me
321 (2,4-diCF3Ph)CH2- Me H H - Me
322 (4-F-3-GF3Ph)CH2- Me H H -。<! Me
323 (2,4-di iPrPh)CH2- Me H H - N
NO. R1 R11 R20 R2b R2a
341 Ph2CH- H H H 一 0→^N-Me
342 (4-FPh) 2CH- H H H ー0 關 e
343 (4-MeOPh) 2CH- H H H ー0 N-Me
345 cHex2CH- H H H -O-^N-Me
346 (2, 4-d」;八 C「
1 F3Phヽ) CH2- H H H -O-^N-Me
347 (4-F-3-CF3Ph)CH2- H H H _0 N-Me
348 (2,4- diiPrPh)CH2 - H H H 一 C ^N-Me
349 (2, 4-diCF3Ph)CH2- Me H H -O-^N-Me
350 (4-F-3-CF3Ph)CHr Me H H 一 0 N-Me
351 (2, 4-diiPrPh)CH2- Me H H ー0 N-Me
NO. R1 R2c R2b R2a NO. R1 R20 R2b R2a
352 (4- FPh) 2GH - H H H 374 cHex2CH- H H -CN
353 (4- MeOPh)2GH - H H H 375 (4-FPh) CH2- H H -CN
354 cHex2CH- H H H 376 Ph2CH- H G0NH2 H
355 (4-FPh) GH2- H H H 377 (4-FPh)2CH- H C0NH2 H
356 Ph2CH- H CI H 378 (4-MeOPh)2CH- H C0NH2 H
357 (4-FPh) 2GH- H CI H 379 cHex2CH- H C0NH2 H
358 (4-MeOPh)2CH- H CI H 380 (4-FPh) CH2- H C0NH2 H
359 cHex2CH- H CI H 381 Ph2CH- H H C0NH2
360 (4-FPh) CH2- H CI H 382 (4 - FPh)2GH- H H C0NH2
361 Ph2CH- H H CI 383 (4-MeOPh)2GH- H H CONH2
362 (4-FPh) 2CH- H H CI 384 cHex2CH- H H GONH2
363 (4-MeOPh)2CH- H H CI 385 (4-FPh) CH2- H H C0NH2
364 cHex2GH- H H CI 386 Ph2CH- H -0GH3 H
365 (4-FPh) CH2- H H CI 387 (4-FPh)2CH- H -OCH3 H
366 Ph2CH- H - GN H 388 (4-MeOPh)2CH- H -OCH3 H
367 (4-FPh)2CH- H -CN H 389 cHex2CH- H -OCH3 H
368 (4-MeOPh)2CH- H -GN H 390 (4-FPh) GH2- H -OCH3 H
369 cHex2CH- H -GN H 391 Ph2CH- H H -OCH3
370 (4-FPh) CH2- H - GN H 392 (4-FPh) 2CH- H H -OCH3
371 Ph2CH- H H - CN 393 (4-MeOPh)2CH- H H -OCH3
372 (4- FPh) 2GH - H H -CN 394 cHex2CH- H H -OCH3
373 (4-MeOPh)2CH- H H -CN 395 (4-FPh) GH2 - H H -OCH3