WO2001063226A1

WO2001063226A1 - Bascule a combinaison selective accessible a distance et systeme de bascule a combinaison selective

Info

Publication number: WO2001063226A1
Application number: PCT/JP2001/001339
Authority: WO
Inventors: Kazuhiko Yamashita; Masafumi Takimoto
Original assignee: Yamato Scale Co., Ltd.
Priority date: 2000-02-28
Filing date: 2001-02-23
Publication date: 2001-08-30
Also published as: KR20020001822A; CN1616934A; EP1176404A1; CN1301401C; CA2370750A1; EP1674839A2; HK1045875A1; CN1363032A; US20030016660A1; AU763865B2; CA2370750C; KR100504679B1; AU3414401A; JP2001242005A; TW515885B; EP1674839B1; DK1674839T3; EP1176404A4; US6970094B2; EP1674839A3

Description

明細書

遠隔アクセス可能な組合せ秤及び組合せ秤システム技術分野

本発明は、組合せ秤及び組合せ秤システムに関し、更に詳細には、遠隔アクセス可能な組合せ秤及びこの組合せ抨とサーバ一コンピュータとをィンターネット等の通信媒体を介して結合した組合せ秤システムに関する。背景技術

従来より、組合せ秤は様々な場所に設置されて使用されている。組合せ秤に於いては、その適切な運転条件の設定や運転状態の記録を行うことは、秤の正常な運転を維持し、故障を回避し又は故障から迅速に復帰させるうえで重要である。

しかしながら、従来の組合せ秤では、運転条件の設定情報や運転状態の記録を得ようとする場合、出張員が組合せ秤の設置場所まで出向き、プリン夕等で印字したデータをセンターに持ち帰るか、又は現場のオペレ一夕が印字したデ一夕を F A Xや郵送という手段でセンターに送っているのが実状である。

また、運転条件の設定を変更する場合も、データを印字したものを出張員が持って設置場所に出向いて組合せ秤の制御部に入力したり、そのデ一夕を F A Xや郵送などで秤の設置場所に送つたり、又は電話などで伝えたデータ値をオペレータが入力するという方法が従来より採られていた。

しかしながら、上述の従来の方法では、次の 3つの問題が生じる。第 1は、出張員が秤の設置場所に出向くことや、オペレータがプリン卜ァゥトし、 F A X、郵送などをするにはある程度の時間を要し、トラブルが発生した場合、その間組合せ秤を用いた計量を行うことができないという点である。

第 2は、上記に付随したものであり、出張員の人件費、出張費、郵送費等を要するという点である。

第 3は、運転条件の設定値の入力の際、データを一旦紙媒体に記録したものを見ながら入力を行うため、出張員ゃォペレ一夕の入力ミス、入力漏れ等が生じる場合があるという点である。発明の開示

本発明の遠隔アクセス可能な組合せ秤は、組合せ秤を構成する秤本体と、該秤本体の運転条件の設定及び運転状態の記録を行う抨制御部と、前記運転条件の設定情報及び Z又は前記運転状態の記録情報を包含する電子情報の送信及び受信を通信媒体を介して行う通信装置とを備えたことを特徴とする。

この構成により、組合せ秤の運転条件の設定及び運転状態の記録の入手を通信媒体を介して遠隔操作で行うことが可能となり、出張員が秤の設置場所に出向くことが不要となる。また、運転条件の入力ミス、入力漏れ等を回避することができる。

ここで、本発明の遠隔アクセス可能な組合せ抨に於ける通信媒体とは、口一カルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、公衆回線、イン夕一ネット、付加価値通信網、商用ネットワーク及びこれらの組合せからなる群から選択されるものを含んでいる。通信媒体としてこれらのものを使用すると、特に専用の回線などを設置することなく組合せ秤の運転条件の設定及び運転状態の記録を行うことが可能となる。

また、通信装置は上記通信媒体に接続可能なものであり、通常、前記通信装置は、モデム、ターミナルアダプタ及びルー夕からなる群から選択される装置を有している。

本発明の遠隔アクセス可能な組合せ抨は、前記運転条件の設定情報及び前記運転状態の記録情報を記憶する記憶手段を更に備えた構成とすることができる。記憶手段を備えたことにより、運転条件の設定情報を必要となるまで保持し、又は運転条件の設定情報の履歴を保持することが可能となる。また、運転状態の記録情報を蓄積して保持し、又は運転状態の記録情報の履歴の送信を要求されるまで保持することが可能となるここで、前記運転状態の記録情報には、制御設定値、入力キー履歴、プロセス間通信、運転ェラー情報及び画像情報からなる群から選択されるものが包含される。ここで、制御設定値とは、秤本体の動作を決定するパラメータであり、入力キー履歴とは、所定の時間前から現在までに入力されたキーの記録であり、プロセス間通信とは組合せ秤の各部で実行されているプロセスが同期をとるための情報であり、運転エラー情報とは、秤本体の運転時に発生したエラーの種類、原因等を記録したものであり、画像情報とは、組合せ秤の動作状態を静止画又は動画として記録したものである。

また、前記運転条件の設定情報には、上述の制御設定値が含まれる。本発明の遠隔アクセス可能な組合せ枰では、前記電子情報は、電子メ —ルの形式とすることができる。ここで、電子メールの形式とは、送信すべき特定の宛先に送信される形式をいう。このような電子情報の形式により、通信相手と伝送経路を形成することなく電子情報の授受を行うことができ、互いに都合のよいときに電子情報の授受を行うことができるという利点が得られる。本発明では、電子メールの形式以外に、例えば、インターネット上に置かれ、特定又は不特定の一又は複数の者によつてアクセス可能な形式も採用することができる。また、本発明の遠隔アクセス可能な組合せ枰は、前記運転条件の設定情報を所定の形式で組み込んだ電子情報を分析して前記運転条件の設定情報を取り出す電子情報分析手段を更に備えた構成とすることができる _c この電子情報分析手段は、例えばコンピュータとプログラムとによって構成することができる。

更に、本発明の遠隔アクセス可能な組合せ秤は、前記運転状態の記録情報を所定の形式で電子情報に組み込む電子情報作成手段を更に備えた構成とすることができる。この電子情報作成手段も、例えばコンビユー夕とプログラムとによって構成することができる。

本発明の組合せ秤システムは、組合せ秤と、サーバ一コンピュータと、通信媒体とを備えている。本発明の組合せ抨システムを構成する組合せ秤は、組合せ抨を構成する秤本体、該秤本体の運転条件の設定及び運転状態の記録を行う秤制御部、並びに前記運転条件の設定情報及び前記運転状態の記録情報を包含する電子情報の送信及び受信を行う通信装置を備えている。また、サーバ一コンピュータは、前記通信装置との通信を行う中央通信装置を有し、前記電子情報に於ける前記運転条件の設定情報及び前記運転状態の記録情報の管理を行う。本発明の組合せ秤システムを構成する通信媒体は、前記通信装置と前記中央通信装置との間の通信を行うために設けられている。

この構成により、組合せ秤の運転条件の設定及び運転状態の記録を通信媒体を介してサーバーコンピュータから遠隔操作で行うことが可能となり、出張員が秤の設置場所に出向くことが不要となる。また、サーバ一コンピュータから運転条件の設定を行うことができるので、入力ミス、入力漏れ等を回避することができる。

ここで、本発明の組合せ秤システムに於ける通信媒体は、ローカルェリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、公衆回線、インターネット、付加価値通信網、商用ネットワーク及びこれらの組合せからなる群から選択されるものを含んでいる。通信媒体としてこれらのものを使用すると、特に組合せ秤とサ一バーコンピュータとの間に専用の回線などを設置することなく組合せ秤の運転条件の設定及び運転状態の記録を行うことが可能となる。

また、通信装置は上記通信媒体に接続可能なものであり、通常、モデム、ターミナルアダプタ及びルー夕からなる群から選択される装置を有している。

本発明の組合せ秤システムに於ける組合せ秤は、前記運転条件の設定情報及び前記運転状態の記録情報を記憶する記憶手段を更に備えた構成とすることができる。記憶手段を備えたことにより、運転条件の設定情報を必要となるまで保持し、又は運転条件の設定情報の履歴を保持することが可能となる。また、運転状態の記録情報を蓄積して保持し、又は運転状態の記録情報の履歴の送信を要求されるまで保持することが可能となる。

ここで、前記運転状態の記録情報には、上記と同様に、制御設定値、入力キ一履歴、プロセス間通信、運転エラ一及び画像情報からなる群から選択されるものが含まれる。

また、前記運転条件の設定情報には、上記の制御設定値が包含される。本発明の組合せ秤システムでは、前記電子情報は電子メールの形式とすることができる。ここで、電子メールの形式とは、上述と同様に、送信すべき特定の宛先にのみ送信される形式をいう。この構成により、通信相手と伝送経路を形成することなく電子情報の授受を行うことができ、互いに都合のよいときに電子情報の授受を行うことができるという利点が得られる。本発明では、電子メールの形式以外に、例えば、インターネット上に置かれ、特定又は不特定の一又は複数の者によってアクセス可能な形式も採用することができる。

更に、本発明の組合せ抨システムでは、前記サーバーコンピュータは、前記運転条件の設定情報を所定の形式で電子情報に組み込む電子情報作成手段を更に備えるとともに、前記組合せ抨は、前記運転条件の設定情報を所定の形式で組み込んだ電子情報を分析して前記運転条件の設定情報を取り出す電子情報分析手段を更に備えた構成とすることができる。この電子情報作成手段及び電子情報分析手段は、例えばコンピュータとプログラムとによつてそれぞれ構成することができる。

また、本発明の組合せ抨システムでは、前記組合せ秤は、前記運転状態の記録情報を所定の形式で電子情報に組み込む電子情報作成手段を更に備えるとともに、前記サ一パ一コンピュータは、前記運転状態の記録情報を所定の形式で組み込んだ電子情報を分析して前記運転状態の記録情報を取り出す電子情報分析手段を更に備えた構成とすることができるこの構成に於いても、電子情報分析手段及び電子情報作成手段を、例えばコンピュータとプログラムとによってそれぞれ構成することができる。以上に説明したように、本発明の遠隔アクセス可能な組合せ秤及び組合せ抨システムでは、出張員が秤の設置場所に出向くことや、ォペレ一夕がプリントアウトし、 F A X、郵送などをする必要がなく、しかも、組合せ秤の稼働を止めなければならない時間を大幅に短縮することができる。これに伴い、出張員の人件費、出張費、郵送費等を低減できるという利点がある。更に、運転条件の設定値の入力の際、データを一旦紙媒体に記録したものを見ながら入力を行う必要がないため、出張員ゃォペレ一夕の入力ミス、入力漏れ等を生じない。図面の簡単な説明

図 1は、本発明の一実施例に係る組合せ秤システムの概略構成を示す図である。

図 2は、図 1の組合せ秤システムに於ける組合せ秤の電子メールの送信動作を示すフローチャート図である。

図 3は、図 1の組合せ秤システムに於ける組合せ抨の電子メールの受信動作を示すフロ一チャート図である。

図 4は、組合せ秤に於ける送信すべき運転状態の記録情報を選択する際の画面を表す図である。

図 5は、組合せ秤に於ける受信した電子メールの内容を確認するための画面を表す図である。

図 6は、電子メールの送信及び受信に際してセンタ一側のサ一バーコンピュー夕一の表示装置に表示される画面を示す図である。

図 7は、図 6のデ一夕編集ボタンをクリックすることにより表示される編集画面を示す図である。

図 8は、本発明の一実施形態に係る組合せ秤システムのサーバーコンピュー夕一に於ける電子メールの受信の動作を示すフローチャートである。

図 9は、本発明の一実施形態に係る組合せ秤システムのサーバーコンピュ一ターに於ける電子メールの送信の動作を示すフローチャートである。発明を実施するための最良の形態

以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。

図 1は本発明の一実施例に係る組合せ秤システムの概略構成を示している。本発明の組合せ秤システムは、遠隔アクセス可能な組合せ抨 1と、この組合せ秤 1の管理を行うセンタ一側に設置されたサーバーコンビュ一夕 2とを備えている。組合せ秤 1は、運転条件の設定情報及び運転状態の記録情報を記憶するデータ保存装置 1 2、通信装置としての回線網接続装置 1 1、秤本体（図示せず）の運転条件の設定及び運転状態の記録を行う抨制御部 1 5等を備えている。回線網接続装置 1 1は公衆回線

1 3を介してインタ一ネットプロバイダ 1 4に接続されている。サーバ一コンピュータ 2は回線網接続装置 2 1を備え、回線網接続装置 2 1は公衆回線 2 3を介してィンタ一ネットプロバイダ 2 に接続されている _c 更に、ィン夕一ネットプロバイダ 1 4及びィン夕一ネットプロバイダ

2 4は、インターネット 3を介して相互に接続されている。本実施形態の組合せ抨システムでは、組合せ秤 1とサーバ一コンピュータ 2との間で、運転条件の設定情報及び運転状態の記録情報の送信及び受信が、電子メールの形式を用いて行われる。

図 1の組合せ秤システムに於いては、図 2に示すフローチャートに従い、運転状態の記録情報が組合せ秤 1から電子メールの形式で送信される。まず、ステップ 3 1で処理を開始し、ステップ 3 2では制御設定値を送信するか否かの問い合わせが行われる。制御設定値を送信する場合にはステップ 3 3で制御設定値が送信データに追加され、更に処理はステツプ 3 4に移行する。制御設定値を送信しない場合には、処理はステップ 3 2からステップ 3 4に移行する。

次に、ステップ 3 4では、入力キー履歴を送信するか否かの問い合わせが行われる。入力キー履歴を送信する場合にはステップ 3 5で入力キ —履歴が送信デ一夕に追加され、更に処理はステップ 3 6に移行する。入力キー履歴を送信しない場合には、処理はステップ 3 4からステップ

3 6に移行する。

次に、ステップ 3 6では、プロセス間通信情報を送信するか否かの問い合わせが行われる。プロセス間通信情報を送信する場合にはステップ 3 7でプロセス間通信情報が送信データに追加され、更に処理はステツプ 3 8に移行する。プロセス間通信情報を送信しない場合には、処理はステップ 3 6からステップ 3 8に移行する。

更に、ステップ 3 8では、エラ一情報を送信するか否かの問い合わせが行われる。エラ一情報を送信する場合にはステップ 3 9でエラ一情報が送信データに追加され、更に処理はステップ 4 6に移行する。エラ一情報を送信しない場合には、処理はステップ 3 8からステップ 4 6に移行する。

次に、ステップ 4 6では、画像情報を送信するか否かの問い合わせが行われる。画像情報を送信する場合にはステップ 4 7で画像情報が送信データに追加され、更に処理はステップ 4 7に移行する。画像情報を送信しない場合には、処理はステップ 4 6からステップ 4 0に移行する。次に、ステップ 4 0では、上記ステップ 3 1〜ステップ 3 9、ステツプ 4 6及び 4 7で作成した運転状態の記録情報が電子メールの形式にフォーマツト化される。

次に、ステップ 4 1で回線網接続装置 1 1 (図 1 ) は公衆回線 1 3及びィンターネットプロバイダ 1 4を介してィンターネット 3に接続を試みる。ステップ 4 2でイン夕一ネッ卜 3への接続が成功したか否かが判断され、成功した場合にはステップ 4 3でフォ一マツト化された電子メールが送信され、その後、ステップ 4 4で回線が切断され、ステップ 4 5で処理を終了する。ステップ 4 2でインターネット 3への接続が成功しなかった場合には、ステップ 4 5で処理を終了することとなる。なお、常時インタ一ネットに接続している場合には、ステップ 4 1，

4 2及び 4 4は省略が可能である。

上記のようにして送信された電子メールは、図 1に示すィンターネットプロバイダ 1 4 , 2 4及び公衆回線 1 3， 2 3を介してセンタ一側のサーバーコンピューター 2の回線網接続装置 2 1によって受信されることとなる。

図 4は上記ステップ 3 2〜ステップ 4 0に於いて、送信する運転状態の記録情報の選択を行う画面を示している。図 4中、「プログラム設定」及び「システム設定」が「制御設定値の設定」に対応している。また、静止画又は動画からなる画像情報は画像表示窓 7 8に表示され、送信前に視覚的に確認することができるように構成されている。本実施形態では、プログラム設定、システム設定、入力キー履歴、プロセス間通信、エラー情報及び画像情報の送信は、それぞれ入力ボックス 7 1〜7 5に送信するか否かの指示を入力することにより行う。本実施形態では画面上の送信ボタン 7 6をクリックすることにより、運転状態の記録情報の電子メールの形式へのフォーマツト化が行われ、更にィンターネットプロバイダ 1 4及び公衆回線 1 3を介してィンタ一ネッ卜 3のメールサーバに送信されることとなる。更に、インターネット 3上のメールサーバに置かれた運転状態の記録情報を含んだ電子メールは、ィン夕ーネットプロバイダ 2 4及び公衆回線 2 3を介してセンター側のサ一バーコンピュー夕一 2に受信されることとなる。図 4のキャンセルポタン 7 7 は、送信を取り止める場合にクリックされる。

図 3に組合せ秤 1が運転条件の設定情報を含んだ電子メールを受信する場合のフローチャートを示す。ここでは、予めセン夕一側のサーバーコンピュータ一 2の回線網接続装置 2 1からイン夕一ネッ卜プロバイダ 2 4を介して電子メールがィン夕ーネット 3上のメールサーバに既に送信されているものとする。組合せ秤 1は、ステップ 5 1で処理を開始し、ステップ 5 2で電子メールを受信するために公衆回線 1 3及びイン夕一ネットプロバイダ 1 4を介してィンタ一ネット 3に接続を試みる。ステップ 5 3で接続が成功しなければ再度接続を試みる。インターネット 3 への接続に成功すれば、ステップ 5 4に移行してィン夕ーネット 3のメールサーバから電子メールを受信する。次に、ステップ 5 5で公衆回線 1 3が切断される。なお、組合せ秤 1が常にインタ一ネット 3に接続されている構成では、ステップ 5 2、 5 3及び 5 5は省略することができる。

次に、ステップ 5 6で受信した電子メールに運転条件の設定情報が付加されているか否かを確認し、付加されていれば、ステップ 5 7でその情報を組合せ抨 1の制御設定値としてデ一夕保存装置 1 2に保存し、処理はステップ 5 8に移行する。電子メールに運転条件の設定情報が付加されていなければ、ステップ 6 0に移行して処理を終了する。

図 5は受信した電子メールの内容を確認するための画面を表している _c 電子メール内の制御設定値は、表示ボックス 8 1及び 8 2に表示される _c 図 5ではプログラム設定値は、カレントプログラム、即ち、現在使用中のプログラムの設定値として使用することを示し（表示ボックス 8 1 ) 、受信した設定値はカレント設定値、即ち現在使用中のシステム設定値として使用することを表している（表示ボックス 8 2 ) 。本実施形態では、画面上の保存ボタン 8 3をクリックすることにより、制御設定値がデ一夕保存装置 1 2 (図 1 ) に保存される。また、画面上の削除ポタンをクリックすれば、画面上の制御設定値は削除される。

ステップ 5 8では、受信した運転条件の設定情報の制御設定値を現在運転中の制御設定値とするか否かのオペレータに対する問い合わせが行われる。そして、受信した運転条件の設定情報の制御設定値を現在運転中の制御設定値とする場合には、ステップ 5 9で秤制御部 1 5 (図 1 ) に受信した制御設定値が入力され、以後、この制御設定値で秤本体の運転が行われることとなる。最後に、図 5の RETURNボタン 8 5をクリックすると、この表示画面を終了し、ステップ 6 0に示すように処理を終了する。

図 8は図 1の組合せ秤システムのサーバーコンピュータ一 2に於ける電子メールの受信の動作を示すフローチヤ一トである。電子メールの受信に際しては、まず、図 8に示すように、ステップ 1 0 1で処理を開始し、ステップ 1 0 2で回線網接続装置 2 1 (図 1 ) は公衆回線 2 3及びィンターネットプロバイダ 2 4を介してィン夕一ネット 3に接続を試みる。ステップ 1 0 3でインタ一ネット 3への接続が成功したか否かが判断され、成功した場合にはステップ 1 0 4で電子メールが受信され、その後、ステップ 1 0 6で電子メールに運転条件の設定情報が付加されているか否かの判断が行われ、運転条件の設定情報が付加されている場合にはステップ 1 0 7で付加されていた設定情報を解読してこれを表示し、ステップ 1 0 8で処理を終了する。ステップ 1 0 6で電子メールに運転条件の設定情報が付加されていない場合には直接ステップ 1 0 8へ進み、ここで処理を終了することとなる。

なお、上記に於いても、常時インターネットに接続している場合には、ステップ 1 0 2， 1 0 3及び 1 0 5は省略が可能である。

図 9.は図 1の組合せ秤システムのサーバ一コンピュータ一 2に於ける電子メールの送信の動作を示すフローチャートである。電子メールの送信に際しては、まず、図 9に示すように、ステップ 1 1 1で処理を開始し、ステップ 1 1 2で組合せ秤 1の秤本体の運転条件の最適設定値が作成される。次に、ステップ 1 1 3でこの設定値が電子メールの形式に変換される。次に、ステップ 1 1 4で回線網接続装置 1 1 (図 1 ) は公衆回線 1 3及びィンターネットプロバイダ 1 4を介してィンタ一ネット 3 に接続を試みる。ステップ 1 1 5でインターネット 3への接続が成功したか否かが判断され、成功した場合にはステップ 1 1 6で電子メールが送信される。ステップ 1 1 5でィンターネット 3への接続が成功しなかつた場合には処理はステップ 1 1 4に戻り、インターネット 3への接続を再度試み、接続が成功するまでステップ 1 1 4及びステップ 1 1 5を繰り返すこととなる。電子メールの送信が終了すると、ステップ 1 1 7 で公衆回線 1 3が切断され、ステップ 1 1 8で処理を終了する。

なお、上記に於いても、常時インターネットに接続している場合には、ステップ 1 1 4， 1 1 5及び 1 1 7は省略が可能である。

図 6は電子メールの送信及び受信に際してセンタ一側のサ一バーコンピュー夕—₂の表示装置（図示せず）に表示される画面を表している。同図に示す画面には、送信又は受信の対象である電子メールリスト 9 4 と、電子メールの受信を行うための受信ポタン 9 1と、電子メールの送信を行うための送信ポタン 9 3と、送信した電子メールのデータの表示及び受信した電子メールのデ一夕の編集を行うためのデータ編集ボタン 9 2とが設けられている。本実施例では運転状態の記録情報に画像情報が含まれている場合には、その電子メールをクリックすることにより、スーパ一^ rンポ一ズ等によりその画像が画面上に表示される。

また、本実施形態では、データ編集ポタン 9 2をクリックすることにより、図 7に示す編集画面が表示される。この編集画面上には、設定値編集リス卜 9 7が表示されており、この設定値編集リスト 9 7上で設定値の編集作業を行うことができる。また、本実施形態では、編集操作を元に戻すためのアンドゥボタン 9 5と、設定値編集リスト 9 7上で編集した結果を保存するためのセーブボタン 9 6が設けられている。この画面から、戻るポタン 9 8をクリックすることにより、前述の図 6に示す画面に戻ることができる。このように、本実施形態では電子情報を電子メールの形式で扱うことができるため、一般的なコンピュータソフトと同様の間隔で運転条件の設定情報及び運転状態の記録情報を行うことが可能となる。なお、本実施形態に於ける電子メールは A S C I I形式であっても、バイナリ形式であってもよい。更に、電子メールの容量を縮小するために、圧縮形式としてもよい。

Claims

請求の範囲

1 . 組合せ秤を構成する秤本体と、

該秤本体の運転条件の設定及び運転状態の記録を行う枰制御部と、前記運転条件の設定情報及び/又は前記運転状態の記録情報を包含する電子情報の送信及び受信を通信媒体を介して行う通信装置と

を備えたことを特徴とする遠隔アクセス可能な組合せ抨。

2 . 前記通信媒体は、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、公衆回線、インターネット、付加価値通信網、商用ネットヮーク及びこれらの組合せからなる群から選択されるものを含んでいることを特徵とする請求項 1記載の遠隔アクセス可能な組合せ。

3 . 前記通信装置は、モデム、ターミナルアダプタ及びルータからなる群から選択される装置を有していることを特徴とする請求項 1又は 2に記載の遠隔アクセス可能な組合せ抨。

4 . 前記運転条件の設定情報及び前記運転状態の記録情報を記憶する記憶手段を更に備えたことを特徴とする請求項 1乃至 3の何れかに記載の遠隔アクセス可能な組合せ秤。

5 . 前記運転状態の記録情報は、制御設定値、入力キー履歴、プロセス間通信、運転エラー情報及び画像情報からなる群から選択されるものを包含していることを特徴とする請求項 1乃至 4の何れかに記載の遠隔ァクセス可能な組合せ枰。

6 . 前記運転条件の設定情報は、制御設定値を包含していることを特徴とする請求項 1乃至 5の何れかに記載の遠隔アクセス可能な組合せ秤。

7 . 前記電子情報は電子メ一ルの形式である請求項 1乃至 6記載の遠隔アクセス可能な組合せ秤。

8 . 前記運転条件の設定情報を所定の形式で組み込んだ電子情報を分析して前記運転条件の設定情報を取り出す電子情報分析手段を更に備えたことを特徴とする請求項 1乃至 7の何れかに記載の遠隔アクセス可能な組合せ抨。.

9 . 前記運転状態の記録情報を所定の形式で電子情報に組み込む電子情報作成手段を更に備えたことを特徴とする請求項 1乃至 8の何れかに記載の遠隔アクセス可能な組合せ秤。

1 0 . 組合せ秤を構成する秤本体、該枰本体の運転条件の設定及び運転状態の記録を行う秤制御部、並びに前記運転条件の設定情報及び前記運転状態の記録情報を包含する電子情報の送信及び受信を行う通信装置を有する組合せ秤と、

前記通信装置との通信を行う中央通信装置を有し、前記電子情報に於ける前記運転条件の設定情報及び前記運転状態の記録情報の管理を行うサーバーコンピュータと、

前記通信装置と前記中央通信装置との間の通信を行うための通信媒体と、

を備えたことを特徴とする組合せ秤システム。

1 1 . 前記通信媒体は、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットヮ一ク、公衆回線、インターネット、付加価値通信網、商用ネットワーク及びこれらの組合せからなる群から選択されるものを含んでいることを特徴とする請求項 1 0記載の組合せ秤システム。

1 2 . 前記組合せ抨に於ける前記通信装置は、モデム、ターミナルァダプ夕及びル一夕からなる群から選択される装置を有している請求項 1 0 又は 1 1に記載の組合せ秤システム。

1 3 . 前記組合せ秤は、前記運転条件の設定情報及び前記運転状態の記録情報を記憶する記憶手段を更に備えたことを特徴とする請求項 1 0乃至 1 2の何れかに記載の組合せ秤システム。

1 4 . 前記運転状態の記録情報は、制御設定値、入力キー履歴、プロセス間通信、運転エラ一情報及び画像情報からなる群から選択されるものを包含していることを特徴とする請求項 1 0乃至 1 3の何れかに記載の組合せ秤システム。

1 5 . 前記運転条件の設定情報は、制御設定値を包含していることを特徴とする請求項 1 0乃至 1 4の何れかに記載の組合せ秤システム。

1 6 . 前記電子情報は電子メールの形式である請求項 1 0乃至 1 5の何れかに記載の組合せ抨システム。

1 7 . 前記サーバーコンピュータは、前記運転条件の設定情報を所定の形式で電子情報に組み込む電子情報作成手段を更に備え、

前記組合せ秤は、前記運転条件の設定情報を所定の形式で組み込んだ電子情報を分析して前記運転条件の設定情報を取り出す電子情報分析手段を更に備えたことを特徴とする請求項 1 1乃至 1 6の何れかに記載の組合せ秤システム。

1 8 . 前記組合せ秤は、前記運転状態の記録情報を所定の形式で電子情報に組み込む電子情報作成手段を更に備え、

前記サーバーコンピュータは、前記運転状態の記録情報を所定の形式で組み込んだ電子情報を分析して前記運転状態の記録情報を取り出す電子情報分析手段を更に備えたことを特徴とする請求項 1 0乃至 1 7の何れかに記載の組合せ秤システム。