JP2002175252A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2002175252A
JP2002175252A JP2000370093A JP2000370093A JP2002175252A JP 2002175252 A JP2002175252 A JP 2002175252A JP 2000370093 A JP2000370093 A JP 2000370093A JP 2000370093 A JP2000370093 A JP 2000370093A JP 2002175252 A JP2002175252 A JP 2002175252A
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network
storage memory
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JP2000370093A
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Yukinari Hirose
志成 廣瀬
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリ装置等の通信装置内に登録され
ている各種情報の登録及び確認作業を簡素化する。 【解決手段】 各種の画像情報,音声情報を登録できる
画像・音声蓄積メモリ13あるいは電話番号情報を登録
できるパラメータ蓄積メモリ14を有する通信装置に対
して、ネットワークに接続されている任意のパーソナル
コンピュータから、画像・音声蓄積メモリ13あるいは
パラメータ蓄積メモリ14に登録すべき画像情報,音声
情報あるいは電話番号情報を電子メールとして受信させ
るメールボックス12を有し、受信した前記電子メール
にある前記画像情報,音声情報あるいは電話番号情報
を、前記画像・音声蓄積メモリ13あるいはパラメータ
蓄積メモリ14に登録させる。また、パーソナルコンピ
ュータからの問い合わせに応じて、画像・音声蓄積メモ
リ13あるいはパラメータ蓄積メモリ14に登録されて
いる画像情報,音声情報あるいは電話番号情報を電子メ
ールとして返送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】ネットワークに接続されてい
る各種の通信装置に関する。特に、ファクシミリ装置、
印刷装置、複写機などの通信装置に関し、該通信装置内
に登録すべき各種情報を、汎用的な電子メールを利用し
て登録したり、逆に、該通信装置内に登録・蓄積されて
いる各種情報を、電子メールを利用して読み出したりす
ることが可能な通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、特開平08−1151
25号公報「遠隔保守管理装置」、特開平10−032
659号公報「ファクシミリシステム」、及び、特開平
11−215291号公報「ファクシミリシステム」な
どがある。
【0003】特開平08−115125号公報「遠隔保
守管理装置」においては、各種周辺機器を接続した通信
装置にLAN接続をさせた管理者用の保守管理装置を備
え、各種周辺機器の自己診断結果に基づく保守管理情報
を、あらかじめ登録されている該保守管理装置の電子メ
ールアドレス宛に電子メールとして送信し、更に、重度
の障害あるいは点検・保守が必要な事態が発生している
場合には、公衆回線網を介して、該保守管理情報を、フ
ァクシミリ情報として、当該各周辺機器に対する点検・
保守サービスを集中して行なうサービスセンタに設置さ
れているファクシミリ装置に対して送信するという技術
が開示されている。
【0004】かかる開示例は、本発明にかかる通信装置
の請求項7,8に示す作用効果と目的を同じくするもの
と考えられるが、本発明のごとく、たとえば、サービス
センタにいるサービスマンからの要求に応答する形で、
保守管理情報などの各種の情報を含む電子メールを返送
する、というような技術を有してはいない。また、前記
開示例で取り扱われる情報は、各周辺機器に対する保守
管理情報に限定されているものである。
【0005】また、特開平10−032659号公報
「ファクシミリシステム」において開示されている技術
も、特開平08−115125号公報「遠隔保守管理装
置」における技術と類似しているが、取り扱われる対象
の情報が、ファクシミリ装置の記録用紙及びトナーの残
量のチェック結果を用いて、該記録用紙及びトナーの補
給に関する自動発注情報としている点が異なっている。
【0006】また、特開平11−215291号公報
「ファクシミリシステム」においては、相互接続されて
いるファクシミリ装置とパーソナルコンピュータ(P
C)とを用いて、該PCに登録されている送信先情報な
どを、ファクシミリ装置からの指示に基づいて、検索さ
せ、検索結果を該ファクシミリ装置に取り込むことがで
きる技術が開示されている。かかる送信先情報をファク
シミリ装置とPCとの双方の間で、互いに情報交換を行
なわせんとする点においては、本発明で開示している技
術と類似しているが、本発明にかかる技術とは、逆方向
の利用形態となっている。即ち、本発明においては、P
Cに格納されている各種の情報を、該PC側からの指示
に基づいて、ファクシミリ装置などの通信装置側に登録
させんとするものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】(請求項1)一般的
に、ファクシミリ装置などの通信装置の内部には、種々
の画像情報が登録情報として登録されている。即ち、た
とえば、通信相手をポーリングするためのポーリング送
信ファイル、各種の画像ドキュメントを登録する目的の
ドキュメントバンク内のドキュメントファイル、要求時
にファクシミリ送信を促すためのFOD(Fax On Deman
d)メッセージ送信用ファイルなどの画像情報である。従
来の技術においては、かかる画像情報を前記通信装置に
登録する際には、該画像情報の印刷用紙を前記通信装置
に設けられているスキャナ装置から読み込んで入力して
いる。スキャナを介して読み込む方式は、それなりに使
いやすいものではあるが、たとえば、PCに格納されて
いる画像情報を前記通信装置に登録させたい場合、一
旦、プリンタ装置に印刷させた後、前記通信装置に接続
されているスキャナから、印刷された画像情報を読み込
ませることが必要となる。
【0008】(請求項2)また、前記通信装置の内部に
は、さまざまな電話番号情報(または、付属情報)が登
録されている。たとえば、ワンタッチキー情報、短縮キ
ー情報、グループ情報、などである。従来の技術におい
ては、かかる情報を登録する手段としては、前記通信装
置に付加されているオペレーションポートを使用して情
報入力をしている。しかしながら、登録内容によって
は、登録方法が煩雑なものもあり、また、類似の情報の
登録をする場合も、その都度、同様の登録用ステップを
経由して、複数のステップからなる作業を行なうことが
必要となる。
【0009】(請求項3)また、前記通信装置の内部に
は、FOD用やTEL(Telephone)モード時
の応答メッセージなどに用いられる音声情報も登録され
ている。従来の技術においては、かかる音声情報はあら
かじめ定められた音声情報に固定されて登録されている
か、あるいは、前記通信装置に接続されているマイクロ
フォンから入力させることにより登録される。しかしな
がら、マイクロフォンを使って新たな音声情報を登録す
る場合、前記通信装置にマイクロフォンを装備させる必
要があると共に、音声情報の登録者に対して、音声情報
の登録の案内画面を表示装置に表示するまでの操作が煩
雑になっているという問題がある。
【0010】(請求項4)また、従来の技術において
は、前記通信装置に登録されている画像情報を参照し、
確認する方法としては、前記通信装置に接続されている
プロッタから紙に登録内容を印刷させる方法を用いる以
外にはなく、その都度、紙を用意して印刷しなければな
らない。
【0011】(請求項5)更に、従来の技術において
は、前記通信装置に登録されている電話番号情報を参照
し、確認する方法としては、前記通信装置に接続されて
いるプロッタから紙に登録内容を印刷させるか、あるい
は、オペレーションポートを経由して、液晶ディスプレ
イ装置LCDに表示させて閲覧するかのいずれかの方法
を用いることになるが、印刷あるいは閲覧に至るまでの
手順が面倒であり、紙資源も余分に必要となる。
【0012】(請求項6)更に、従来の技術において
は、前記通信装置に登録されている音声情報を参照し、
確認する方法としては、前記通信装置に接続されている
オペレーションポートからの指示に基づいて、該音声情
報をスピーカから出力させることにより行われている
が、音声情報を出力させるまでの手順が面倒である。
【0013】(請求項7)更に、従来の技術において
は、前記通信装置に蓄積されている通信管理情報を参照
し、前記通信装置の動作を確認する方法としては、前記
通信装置に接続されているプロッタから紙に通信管理情
報を印刷する方法が用いられているが、印刷に至るまで
の手順も面倒であり、紙資源も余分に必要となる。
【0014】(請求項8)更に、従来の技術において
は、前記通信装置に蓄積されているエラー履歴情報を参
照し、前記通信装置のエラー発生状況を把握する方法と
しては、前記通信装置に接続されているプロッタから紙
にエラー履歴情報を印刷する方法が用いられているが、
前述の場合と同様に、印刷に至るまでの手順も面倒であ
り、紙資源も余分に必要となる。
【0015】(請求項9)更に、従来の技術において
は、前記通信装置内の各種制御を司るファームウェアに
機能追加するなど、ファームウェアの書き換えを行なう
方法としては、主として、前記通信装置が設置されてい
るサイトにサービスマンが出向いて、手作業によって、
ファームウェアの書き換え作業を行なう以外に手段がな
いのが実情である。
【0016】(請求項10)更に、従来の技術において
は、前記通信装置内に各種の情報を登録した際の操作結
果や、ファームウェアの書き換えの操作結果を確認する
際には、前記通信装置が設置されているサイトまで出向
いて確認する以外に手段がないのが実情である。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の通信装
置は、ネットワークに接続されていて、該ネットワーク
を介して、情報の送受信を行なう通信装置において、各
種の画像情報を登録することができる画像蓄積メモリを
有し、該画像蓄積メモリに登録すべき画像情報を、前記
ネットワークに接続されている任意のパーソナルコンピ
ュータから、電子メールとして受信した際に、受信した
前記電子メールが有する前記画像情報を、前記画像蓄積
メモリに登録させることができることを特徴とするもの
である。
【0018】本発明によれば、PCで作成されている画
像情報ファイルを、電子メールの添付ファイルとして、
電子メールの本文の領域に添付させて、前記通信装置に
送信しさえすれば、前記通信装置において、該添付ファ
イルの画像情報ファイルをそのまま前記通信装置内部の
メモリに蓄積させて、画像情報として登録させることが
できるので、非常に簡単に、しかも、画像の劣化のない
画像情報として登録することが可能である。また、汎用
的な電子メール経由という手段により実現できるので、
画像情報を前記通信装置に送信するPC側、及び、前記
通信装置を構成する処理装置側に、画像情報を送受信す
るための特別なツールを用意させる必要がなく、画像情
報を送信するPCは、電子メール送受信機能を有するP
Cであれば良く、クライアントPCを選ばないという特
徴を有している。
【0019】請求項2に記載の通信装置は、ネットワー
クに接続されていて、該ネットワークを介して、情報の
送受信を行なう通信装置において、各種の電話番号情報
を登録することができるパラメータ蓄積メモリを有し、
該パラメータ蓄積メモリに登録すべき電話番号情報を、
前記ネットワークに接続されている任意のパーソナルコ
ンピュータから、電子メールとして受信した際に、受信
した前記電子メールが有する前記電話番号情報を、前記
パラメータ蓄積メモリに登録させることができることを
特徴とするものである。
【0020】本発明によれば、テキスト編集機能が豊富
なPCから、ファクシミリ装置などの前記通信装置に対
して、電話番号情報(または、付属情報)を登録させる
ことができるので、操作の簡単化を図ることができる。
特に、多数の類似する情報を登録する場合(通信装置の
正常な動作を確認するためのデバッグ時においては、類
似する情報登録が行われることが多くなるが、かかるよ
うな場合)でも、PCにおいて、類似情報のうちいずれ
か一つの情報に関する登録用ファイルをあらかじめテキ
ストファイルなどの形式で作成しておき、而して、必要
に応じて、該PCにおいて、該登録用ファイルを少し編
集して、類似情報に関する新たな登録用ファイルとなる
テキストファイルを作成しながら、該PCから、前記通
信装置に対して、順次、登録要求の電子メールを送信す
ることにより、多数の類似情報を、手軽に前記通信装置
に登録することができる。
【0021】また、特に、複数の前記通信装置がある場
合でも、同じ電話番号情報(または、付属情報)を記述
した電子メールを複数の前記通信装置に同時に送信すれ
ば、複数の前記通信装置における電話番号情報を一挙に
登録完了とすることができる。また、汎用的な電子メー
ル経由という手段により実現できるので、電話番号情報
(または、付属情報)を前記通信装置に送信するPC
側、及び、前記通信装置を構成する処理装置側に、電話
番号情報(または、付属情報)を送受信するための特別
なツールを用意させる必要がなく、電話番号情報を送信
するPCは、電子メール送受信機能を有するPCであれ
ば良く、クライアントPCを選ばないという特徴を有し
ている。
【0022】請求項3に記載の通信装置は、ネットワー
クに接続されていて、該ネットワークを介して、情報の
送受信を行なう通信装置において、各種の音声情報を登
録することができる音声蓄積メモリを有し、該音声蓄積
メモリに登録すべき音声情報を、前記ネットワークに接
続されている任意のパーソナルコンピュータから、電子
メールとして受信した際に、受信した前記電子メールが
有する前記音声情報を、前記音声蓄積メモリに登録させ
ることができることを特徴とするものである。
【0023】本発明によれば、PCに接続されているマ
イクロフォンから入力された音声情報を、標準的なデジ
タル音声情報のファイル形式であるWAV(Wave)
形式などのファイル形式で、該PCにおいて音声情報フ
ァイルとして作成して、WAV形式などの該音声情報フ
ァイルを、該PCから前記通信装置への電子メールの添
付ファイルとして、前記通信装置に送信することによ
り、該電子メールを受信した前記通信装置は、該電子メ
ールに添付されている該音声情報ファイルをそのまま音
声情報として登録することができるので、新たな音声情
報を登録する操作も簡単となる。
【0024】また、マイクロフォンなどの音声入力用の
デバイスを、前記通信装置に別途装備しなくても良くな
るので、前記通信装置のコストダウンとなる点でも有効
である。また、汎用的な電子メール経由という手段によ
り実現できるので、音声情報ファイルを前記通信装置に
送信するPC側、及び、前記通信装置を構成する処理装
置側に、音声情報ファイルを送受信するための特別なツ
ールを用意させる必要がなく、音声情報を送信するPC
は、電子メール送受信機能を有するPCであれば良く、
クライアントPCを選ばないという特徴を有している。
【0025】請求項4に記載の通信装置は、ネットワー
クに接続されていて、該ネットワークを介して、情報の
送受信を行なう通信装置において、各種の画像情報を登
録することができる画像蓄積メモリを有し、前記ネット
ワークに接続されている任意のパーソナルコンピュータ
から、前記画像蓄積メモリに登録されている画像情報を
返信すべき旨の画像情報返信要求がなされている電子メ
ールを受信した際に、前記画像蓄積メモリに登録されて
いる前記画像情報を、返信用の電子メールとして、前記
画像情報返信要求がなされている前記電子メールの送信
元の前記パーソナルコンピュータに対して、送信するこ
とができることを特徴とするものである。
【0026】本発明によれば、PCから前記通信装置に
対して、電子メールを用いて、所望の画像情報ファイル
の転送を問い合わせることができ、PCでも標準的な画
像ファイル形式(たとえば、「TIFF」形式)とし
て、画像情報が該PCへ転送されてくるので、転送され
てきた所望の画像情報を、該PCの表示装置に直ちに表
示させることができ、画像情報の参照を、簡単、かつ、
紙資源を使用せずに、行なうことができる。
【0027】また、通信ネットワークを介して前記通信
装置を使用しているオフィスにおいても、前記通信装置
が設置されているサイトまで出向くことなく、自席にあ
るPC上で、前記通信装置に登録されている画像情報を
確認することができるため、手間がかからない。また、
PCでも標準的な画像ファイル形式で、前記通信装置か
ら送信されてくるので、該PCで、改めて、ファイル形
式の変換などを行なわせることもなく、直ちに、前記画
像情報の編集・加工処理を行なうことができる面でも、
有利である。
【0028】請求項5に記載の通信装置は、ネットワー
クに接続されていて、該ネットワークを介して、情報の
送受信を行なう通信装置において、各種の電話番号情報
を登録することができるパラメータ蓄積メモリを有し、
前記ネットワークに接続されている任意のパーソナルコ
ンピュータから、前記パラメータ蓄積メモリに登録され
ている電話番号情報を返信すべき旨の電話番号情報返信
要求がなされている電子メールを受信した際に、前記パ
ラメータ蓄積メモリに登録されている前記電話番号情報
を、返信用の電子メールとして、前記電話番号情報返信
要求がなされている前記電子メールの送信元の前記パー
ソナルコンピュータに対して、送信することができるこ
とを特徴とするものである。
【0029】本発明によれば、前述の場合と同様に、P
Cから前記通信装置に対して、電子メールを用いて、所
望の電話番号情報の転送を問い合わせることができ、該
PCには、所望の電話番号情報が、PCでも標準的なテ
キスト形式(たとえば、TXT(Text)形式)とし
て、転送されてくるので、転送されてきた電話番号情報
を、該PCの表示装置に直ちに表示させることができ、
電話番号情報の参照を、簡単、かつ、紙資源を使用せず
に、行なうことができる。また、PCでも標準的なテキ
スト形式で、前記通信装置から送信されてくるので、該
PCで、改めて、テキスト形式の変換などを行なわせる
こともなく、直ちに、前記電話番号情報の編集・加工処
理を行なうことができる面でも、有利である。
【0030】請求項6に記載の通信装置は、ネットワー
クに接続されていて、該ネットワークを介して、情報の
送受信を行なう通信装置において、各種の音声情報を登
録することができる音声蓄積メモリを有し、前記ネット
ワークに接続されている任意のパーソナルコンピュータ
から、前記音声蓄積メモリに登録されている音声情報を
返信すべき旨の音声情報返信要求がなされている電子メ
ールを受信した際に、前記音声蓄積メモリに登録されて
いる前記音声情報を、返信用の電子メールとして、前記
音声情報返信要求がなされている前記電子メールの送信
元の前記パーソナルコンピュータに対して、送信するこ
とができることを特徴とするものである。
【0031】本発明によれば、前述の場合と同様に、P
Cから前記通信装置に対して、電子メールを用いて、所
望の音声情報ファイルの転送を問い合わせることがで
き、PCでも標準的な音声情報ファイル形式(たとえ
ば、WAV形式)として、音声情報が該PCへ転送され
てくるので、転送されてきた所望の音声情報を、該PC
のスピーカに直ちに出力させることができ、音声情報の
参照を簡単に実現できる。また、PCでも標準的な音声
情報ファイル形式で、前記通信装置から送信されてくる
ので、該PCで、改めて、ファイル形式の変換などを行
なわせることもなく、直ちに、前記音声情報の編集・加
工処理を行なうことができる面でも、有利である。
【0032】請求項7に記載の通信装置は、ネットワー
クに接続されていて、該ネットワークを介して、情報の
送受信を行なう通信装置において、各種の通信管理情報
を蓄積することができるパラメータ蓄積メモリを有し、
前記ネットワークに接続されている任意のパーソナルコ
ンピュータから、前記パラメータ蓄積メモリに蓄積され
ている通信管理情報を返信すべき旨の通信管理情報返信
要求がなされている電子メールを受信した際に、前記パ
ラメータ蓄積メモリに蓄積されている前記通信管理情報
を、返信用の電子メールとして、前記通信管理情報返信
要求がなされている前記電子メールの送信元の前記パー
ソナルコンピュータに対して、送信することができるこ
とを特徴とするものである。
【0033】本発明によれば、前述の場合と同様に、P
Cから前記通信装置に対して、電子メールを用いて、所
望の通信管理情報の転送を問い合わせることができ、P
Cでも標準的なテキスト形式として、通信管理情報が該
PCへ転送されてくるので、転送されてきた所望の通信
管理情報を、該PCの表示装置に直ちに出力させること
ができ、通信管理情報の参照を、簡単に実現でき、か
つ、紙資源を使わなくて済む。また、PCでも標準的な
テキスト形式で、前記通信装置から送信されてくるの
で、該PCで、改めて、テキスト形式の変換などを行な
わせることもなく、直ちに、前記通信管理情報の編集・
加工処理を行なうことができる面でも、有利である。
【0034】請求項8に記載の通信装置は、ネットワー
クに接続されていて、該ネットワークを介して、情報の
送受信を行なう通信装置において、各種のエラー履歴情
報を蓄積することができるパラメータ蓄積メモリを有
し、前記ネットワークに接続されている任意のパーソナ
ルコンピュータから、前記パラメータ蓄積メモリに蓄積
されているエラー履歴情報を返信すべき旨のエラー履歴
情報返信要求がなされている電子メールを受信した際
に、前記パラメータ蓄積メモリに蓄積されている前記エ
ラー履歴情報を、返信用の電子メールとして、前記エラ
ー履歴情報返信要求がなされている前記電子メールの送
信元の前記パーソナルコンピュータに対して、送信する
ことができることを特徴とするものである。
【0035】本発明によれば、前述の場合と同様に、P
Cから前記通信装置に対して、電子メールを用いて、所
望のエラー履歴情報の転送を問い合わせることができ、
PCでも標準的なテキスト形式として、エラー履歴情報
が該PCへ転送されてくるので、転送されてきた所望の
エラー履歴情報を、該PCの表示装置に直ちに出力させ
ることができ、エラー履歴情報の参照を、簡単に実現で
き、かつ、紙資源を使わなくて済む。また、PCでも標
準的なテキスト形式で、前記通信装置から送信されてく
るので、該PCで、改めて、テキスト形式の変換などを
行なわせることもなく、直ちに、前記エラー履歴情報の
編集・加工処理を行なうことができる面でも、有利であ
る。特に、お客様先のサイトなどに設置されている前記
通信装置に関するエラー履歴情報を取得したい場合など
のごとく、前記通信装置が遠隔地に存在する場合には、
非常に便利な手段を提供することができる。
【0036】請求項9に記載の通信装置は、ネットワー
クに接続されていて、該ネットワークを介して、情報の
送受信を行なう通信装置において、各種の動作を制御す
るファームウェアを格納しているファームウェア格納メ
モリを有し、前記ネットワークに接続されている任意の
パーソナルコンピュータから、前記ファームウェア格納
メモリに格納されている前記ファームウェアを書き換え
るべきファームウェア情報を、電子メールとして受信し
た際に、受信した前記電子メールが有する前記ファ−ム
ウェア情報によって、前記ファームウェア格納メモリの
内容を書き換えさせることができることを特徴とするも
のである。
【0037】本発明によれば、前述の場合と同様に、P
Cから前記通信装置に対して、電子メールを用いて、書
き換え用のファームウェアに関する情報を転送すること
ができ、該電子メールを受信した前記通信装置が、自己
のファームウェア格納メモリ(ROM)に対して、ファ
ームウェアの書き換え処理を行なうことにより、前記通
信装置内のファームウェアを、遠隔地から書き換えるこ
とが可能となる。また、最近では、RDS(Remot
e Data Service)と称する機能を用いる
ことにより、前記通信装置内のファームウェアを、電話
回線を介して、遠隔地から書き換える方法もあるが、か
かるRDS機能を用いる場合においては、ファームウェ
ア書き換え専用の特別な書き換えツールが必要となり、
該書き換えツール自体のメンテナンスや使用方法に関す
る教育などにも手間がかかる。本発明によれば、一般的
なPCで採用されている、汎用的な電子メールを用いた
ツールとなっているので、特別の教育を行なうこともな
く、非常に簡単に、前記通信装置のファームウェアの書
き換えが可能となる。また、前記通信装置のファームウ
ェア格納メモリ(ROM)に格納してあるファームウェ
アに不具合があった場合のバージョンアップや、該不具
合の原因調査用のファームウェアをROMに書き込む場
合などにおいても、小回りの利く対応が可能である。
【0038】請求項10に記載の通信装置は、請求項1
乃至3、及び、請求項9のいずれかに記載の通信装置に
おいて、受信した前記電子メールに、前記画像情報,前
記電話番号情報,前記音声情報のいずれかに関する登録
結果、あるいは、前記ファームウェア格納メモリの内容
の書き換え結果に関する情報を返信すべき旨の返信要求
がなされている場合には、該返信要求がなされている前
記電子メールの送信元の前記パーソナルコンピュータに
対して、該登録結果、あるいは、該書き換え結果に関す
る情報を示す返信用の電子メールを送信させることがで
きることを特徴とするものである。
【0039】本発明によれば、電子メールを用いて、前
記通信装置に対して指示した前記画像情報,前記電話番
号情報,前記音声情報の登録動作の結果、あるいは、前
記ファームウェアの書き換え動作の結果を、返送させる
ことができるので、操作が簡単である。また、前記通信
装置が設置されているサイトまで出向くことなく、該通
信装置における前記登録動作の結果、あるいは、前記書
き換え動作の結果を調査することができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる通信装置
の実施形態について、図を用いて説明する。図1は、本
発明にかかる通信装置の一実施例としてのファクシミリ
装置の回路ブロック構成を示すブロック構成図であり、
図2は、前記ファクシミリ装置を公衆通信回線網(ネッ
トワーク)に接続している状態を示す接続構成図であ
る。
【0041】図1において、1は、ファクシミリ装置1
00全体の制御を司るCPU(中央制御部)であり、2
は、ファクシミリを送受信したり、ファクシミリ装置内
部の状態を監視したり、各種の動作を制御したりするた
めの制御プログラムを格納する読み出し専用のメモリR
OMである。該メモリROM2には、パーソナルコンピ
ュータPCとの間で、SMTP(Simple Mai
l TransferProtocol)プロトコル、
POP3(Post Protocol Versio
n3)プロトコルなどの電子メールプロトコルに準拠し
た電子メールの送受信を制御するための電子メール送受
信部2aも格納されている。
【0042】また、3は、各種の動作に関わるデータを
一時的に保存するためのランダムアクセスメモリRAM
である。4は、オペレータが該ファクシミリ装置100
との入出力を行なうためのインタフェースを構成する操
作表示部であり、該ファクシミリ装置100の動作状態
等の情報を表示するLCD(液晶ディスプレイ)等のデ
ィスプレイと共に、各種の入力操作を行なうことが可能
なキーボード等の入力装置とが備えられている。
【0043】また、5は、送信すべき原稿の画像情報を
光学的に読み取るためのスキャナであり、6は、受信し
た画像情報を記録紙に印刷するためのプロッタである。
7は、送信時には画像情報を圧縮(符号化)し、受信時
には圧縮(符号化)された画像情報を元の画像情報に再
生(復号化)する符号化復号化部である。
【0044】また、8は、公衆通信回線網110を介し
て、通信相手先のファクシミリ装置、あるいは、パーソ
ナルコンピュータPCとの間で送受信される、ファクシ
ミリ伝送制御符号、あるいは、電子メール伝送制御符号
を制御するための通信制御部である。該通信制御部8
は、モデム9及び網制御装置10を介して、公衆通信回
線網110と接続回線130により接続されている。
【0045】また、11は、該ファクシミリ装置100
が設置されているユーザ宅の構内に設置されているパー
ソナルコンピュータPCとの間で、ローカルエリアネッ
トワークLAN102を介して、電子メールの送受信を
可能とするように、LAN102との間の伝送制御を司
るLANインタフェース部である。12は、電子メール
として送受信される情報を一時保存・蓄積するためのメ
ールボックスである。
【0046】更に、13は、通信相手をポーリングする
ためのポーリング送信ファイル、各種の画像ドキュメン
トを登録しているドキュメントバンク内のドキュメント
ファイル、要求時にファクシミリ送信を促すためのFO
D(Fax On Demand)メッセージ送信用ファイルなどの各
種画像情報を登録するための画像・音声蓄積メモリであ
る。該画像・音声蓄積メモリ13には、FOD用やTE
L(Telephone)モード時の応答メッセージな
どに用いられる音声情報も、領域を分けて、登録されて
いる。また、14は、種々の電話番号情報(または、付
属情報)を登録するため、あるいは、通信状況の管理に
必要な各種の通信管理情報を蓄積するため、更には、フ
ァクシミリ装置100内の各種のエラー履歴情報を蓄積
するためのパラメータ蓄積メモリである。
【0047】また、15は、読み取るべき原稿の有無を
検出するための原稿センサであり、16は、転写用のト
ナーの残量、及び、記録用紙の残量を検出するためのト
ナー/用紙残量センサである。また、19は、前記の各
回路部を接続するためのバスである。
【0048】また、図2に示すように、ファクシミリ装
置100は、公衆通信回線網110を介して、相互に接
続され、ファクシミリの送受信が行なわれる。また、フ
ァクシミリ装置100は、公衆通信回線網110を経由
して、インタネット120ともダイヤルアップ接続が可
能であり、該インタネット120に接続されているサー
ビスセンタ200A内のパーソナルコンピュータPC2
00と、ファクシミリ装置100との間で、電子メール
による相互通信も行なうことができる。更に、該ファク
シミリ装置100は、必要であれば、同一構内に設置さ
れているローカルエリアネットワークLAN102にも
接続することが可能であり、該LAN102に接続され
ているパーソナルコンピュータPC101との間で、電
子メールによる相互通信を行なうことも可能である。な
お、パーソナルコンピュータPC200が、インタネッ
ト120に直接接続されているが、公衆通信回線網11
0に接続して、ダイアルアップ接続により、インタネッ
ト120と接続させる形態であっても、構わない。
【0049】(請求項1)まず、通信装置の一例とし
て、図1に示すファクシミリ装置100を例にとり、該
ファクシミリ装置100において必要となる各種画像情
報を、ユーザ宅100A構内にあり、LAN102によ
り相互に接続されているパーソナルコンピュータPC1
01、あるいは、公衆通信回線網110及びインタネッ
ト120を介して、ダイヤルアップ接続させることがで
きるサービスセンタ200A内に設置されたパーソナル
コンピュータPC200のいずれかに、格納されている
画像情報ファイルを転送させて、該ファクシミリ装置1
00に登録する場合について説明する。
【0050】図3乃至図5は、図2に示すパーソナルコ
ンピュータPC101、あるいは、PC200から、フ
ァクシミリ装置100へ、登録したい画像情報からなる
画像情報ファイルを添付した電子メールのヘッダ部と本
文の一部に関し、それぞれ異なる一実施例を示した図で
ある。なお、電子メールのファクシミリ装置100の宛
先(即ち、「To:」領域で示すアドレス情報)が、「Fax
0462202209@toda.ricoh.co.jp」であり、一方、パーソ
ナルコンピュータPC101、あるいは、PC200の
宛先が、「hirose@toda.ricoh.co.jp」である場合を示
している。また、登録したい画像情報からなる画像情報
ファイルのファイル名が「a」であり、該画像情報ファ
イル「a」のファイル形式が、標準的なビットマップ画
像のファイル形式である「TIFF」(Tagged Image
File Format)形式である場合を示している。
【0051】ここに、図3は、電子メールのヘッダ部の
「Subject:」で示す件名の欄には、ファクシミ
リ装置100内の画像・音声蓄積メモリ13のドキュメ
ントバンク#01内に、画像ドキュメントファイル「do
cumentbank_#01」として、登録すべき画像情報ファイ
ルの送信である旨の記述が、あらかじめ定められた書式
に従ってなされており、該電子メールの本文の領域に
は、前記画像情報ファイル「a.tiff」のみが添付されて
いる例を示している。
【0052】また、図4は、電子メールのヘッダ部の
「Subject:」で示す件名の欄には、前述のごと
く、添付されている画像情報ファイルを画像・音声蓄積
メモリ13のドキュメントバンクへ登録すべき旨の記述
をしない代わりに、電子メールの本文に、あらかじめ定
められた書式に従って、前述の登録すべき旨の記述がな
されている場合を示している。
【0053】また、図5は、前述の図3に示す場合にお
いて、更に、ファクシミリ装置100内における前記画
像情報ファイルの登録結果について、ファクシミリ装置
100から、前記画像情報ファイルの送信元であるパー
ソナルコンピュータPC101、あるいは、PC200
に対して、返信を要求している場合を示しており、電子
メールの本文には、返信要求の旨の記述「reply YES」
が、あらかじめ定められた書式で、記述されている例を
示している。
【0054】図3乃至図5に示すいずれかの電子メール
が、LAN102を経由して、LANインタフェース部
11に着信するか、あるいは、接続回線130を介し
て、更に、網制御装置10及びモデム9を経由して、通
信制御部8に着信すると、バス19を経由して、メール
ボックス12内の受信ボックスに蓄積される。一方、C
PU1は、適当な周期で、ROM2内にある電子メール
送受信部2aの動作に基づいて、メールボックス12内
の受信ボックスに受信した電子メールがあるかチェック
し、もし、メールボックス12内の前記受信ボックスに
受信した電子メールがあれば、該電子メールを取り出
し、電子メールのヘッダ部の件名を示す「Subjec
t:」欄に、何らかの情報が記述されているかチェック
する。
【0055】もし、何らかの情報が記述されている場
合、画像・音声蓄積メモリ13内に、ポーリング送信フ
ァイル、ドキュメントバンク内の画像ドキュメントファ
イル、あるいは、FOD(Fax On Demand)メッセージ送
信用ファイルのいずれかとして、登録させる画像情報を
送信している旨の電子メールであるか調べる。一方、件
名を示す「Subject:」欄には、何ら記述がない
場合は、電子メールの本文中に、画像・音声蓄積メモリ
13内に、ポーリング送信ファイル、ドキュメントバン
ク内の画像ドキュメントファイル、あるいは、FOD
(Fax OnDemand)メッセージ送信用ファイルのいずれか
として、登録させる画像情報を送信している旨の記述が
あるか調べる。前述のごとく、かかる記述は、あらかじ
め定められた書式に従って記述されているので、自動的
に、かつ、簡単に、確認することができる。
【0056】図3乃至図5に示す例においては、いずれ
の場合においても、電子メールに添付されている画像情
報ファイル「a.tiff」を、画像・音声蓄積メモリ13内
のドキュメントバンク#01に画像ドキュメントファイ
ルとして、登録することを指示しているので、該指示を
解読した電子メール送受信部2aは、添付されてきた画
像情報ファイル「a.tiff」を、そのままのファイル形式
で、画像・音声蓄積メモリ13内のドキュメントバンク
#01の領域に、画像ドキュメントファイルとして格納
して登録する。
【0057】また、図5に示すごとく、登録動作の成否
に関する登録結果の返信が要求されている場合において
は、ファクシミリ装置100は、返信用電子メールを作
成して、送信元のパーソナルコンピュータPC101、
あるいは、PC200に対して、該返信用電子メールを
送出する。ここに、図6は、図5に示すごとき返信要求
付きの電子メールを受信した際に、送信元のパーソナル
コンピュータPCに、自動的に返信する電子メールのヘ
ッダ部と本文の一部に関する一実施例を示す図である。
【0058】即ち、ファクシミリ装置100の電子メー
ル送受信部2aにおいて、図5に示すごとき返信要求付
きの電子メール(電子メール本文にあらかじめ定められ
た書式で「reply YES」の記述がなされている電子メー
ル)が受信されたことが識別されると、図6に示すごと
く、電子メールの本文欄には、画像・音声蓄積メモリ1
3内のドキュメントバンク#01への画像ドキュメント
ファイルの登録が成功した旨のメッセージを挿入し、電
子メールのヘッダ部の件名欄「Subject:」に
は、送信されてきた件名の最初に、更に、成功を意味す
る「OK!」を付した件名を作成する。更に、送信され
てきた電子メールのヘッダ部の送信元を示す「Fro
m:」欄(図5には図示していない)に記述されている
送信元電子メールアドレスと、送信先を示す「To:」
欄に記述されている送信先電子メールアドレスとを入れ
替えて、送信元のパーソナルコンピュータPC101、
あるいは、PC200の宛先である「hirose@toda.rico
h.co.jp」を宛先欄「To:」に記述させた電子メール
を作成して、メールボックス12内の送信ボックスにあ
る送信ルート別の所定の領域に格納し、LANインタフ
ェース部11、あるいは、通信制御部8に対して、送信
要求を出す。
【0059】該送信要求を受け付けたLANインタフェ
ース部11、あるいは、通信制御部8は、あらかじめ定
められた周期で起動されて、メールボックス12内に送
信すべき電子メールが格納されているかチェックし、格
納されていれば、該電子メールを取り出して、LAN1
02、あるいは、接続回線130を介して、送信元のパ
ーソナルコンピュータPC101、あるいは、PC20
0に送信する。
【0060】なお、図6に示す返信用の電子メールにお
いては、件名を示す「Subject:」欄、及び、電
子メールの本文の双方に、画像・音声蓄積メモリ13の
ドキュメントバンク#01への画像ドキュメントファイ
ルの登録が成功した旨を記述しているが、いずれか一方
にのみ、該登録が成功している旨の記述をすることとし
ても良い。返信用の電子メールの本文にのみ、該登録が
成功している旨を記述する場合においては、件名を示す
「Subject:」欄には、何も記述しないか、ある
いは、送信されてきた電子メールの件名の最初に、応答
の旨を意味する「Re:」を付して、返信用の電子メー
ルとすることも可能である。更には、返信用の電子メー
ルの本文には、送信されてきた電子メールの本文をその
まま残すこととして、送信されてきた該本文の行頭に特
定の記号を付して、返信の電子メールの本文に追加させ
ることとすることも可能である。
【0061】以上の如く、本実施例によれば、PC10
1、あるいは、PC200で作成されている画像情報フ
ァイルを、電子メールの添付ファイルとして、電子メー
ルの本文の領域に添付させて、ファクシミリ装置100
に対して、送信しさえすれば、ファクシミリ装置100
において、該添付ファイルの画像情報ファイルをそのま
ま画像・音声蓄積メモリ13に蓄積させて、登録画像情
報として登録させることができるので、非常に簡単に、
しかも、画像の劣化のない画像情報を登録することが可
能となる。また、汎用的な電子メール経由という手段に
より実現できるので、画像情報をファクシミリ装置10
0に送信するPC101,PC200側、及び、ファク
シミリ装置100側の双方に、画像情報を送受信するた
めの特別な専用ツールを用意させる必要がなく、画像情
報を送信するPC101,PC200としても、汎用的
な電子メール送受信機能を有するPCであれば良く、ク
ライアントPCを選ばないという特徴を有している。
【0062】(請求項2)次に、通信装置の一例とし
て、図1に示すファクシミリ装置100を例にとり、該
ファクシミリ装置100において必要とする各種電話番
号情報(または、付属情報)を、ユーザ宅100A構内
にあり、LAN102により相互に接続されているパー
ソナルコンピュータPC101、あるいは、公衆通信回
線網110及びインタネット120を介して、ダイヤル
アップ接続させることができるサービスセンタ200A
内に設置されたパーソナルコンピュータPC200のい
ずれかに、格納されている電話番号情報(または、付属
情報)を転送させて、該ファクシミリ装置100に登録
する場合について説明する。
【0063】図7は、図2に示すパーソナルコンピュー
タPC101、あるいは、PC200から、ファクシミ
リ装置100へ、登録したい電話番号情報を電子メール
の本文に記述させた電子メールのヘッダ部と本文の一部
に関する一実施例を示した図である。本実施例において
は、登録すべき電話番号情報として、ワンタッチダイヤ
ル#01について、宛先名「Ricoh Toda」の電話番号
「046−220−1109」を割り当てる旨を登録さ
せる場合を示している。
【0064】即ち、図7においては、電子メールのヘッ
ダ部の「Subject:」で示す件名の欄には、パラ
メータ蓄積メモリ14内のワンタッチダイヤル#01領
域に、登録すべき電話番号情報の送信である旨の記述
が、あらかじめ定められた書式に従ってなされている。
一方、電子メールの本文には、あらかじめ定められた書
式に従って、パラメータ蓄積メモリ14のワンタッチダ
イヤル#01の領域に対して、宛先名「RicohToda」の
電話番号「046−220−1109」を登録すべき旨
が記述されている。
【0065】なお、前述の図3乃至図5の場合と同様
に、電子メールのファクシミリ装置100の宛先(即
ち、「To:」領域で示すアドレス情報)が、「Fax046220
2209@toda.ricoh.co.jp」であり、一方、パーソナルコ
ンピュータPC101、あるいは、PC200の宛先
が、「hirose@toda.ricoh.co.jp」である場合を示して
いる。
【0066】前述の図3乃至図5の場合と同様に、図7
に示す電子メールが、LAN102を経由して、LAN
インタフェース部11に着信するか、あるいは、接続回
線130を介して、更に、網制御装置10及びモデム9
を経由して、通信制御部8に着信すると、バス19を経
由して、メールボックス12内の受信ボックスに蓄積さ
れる。一方、CPU1は、適当な周期で、ROM2内に
ある電子メール送受信部2aの動作に基づいて、メール
ボックス12内の受信ボックスに受信した電子メールが
あるかチェックし、もし、メールボックス12内の受信
ボックスに、受信した電子メールがあれば、該電子メー
ルを取り出し、電子メールのヘッダ部にある件名を示す
「Subject:」欄に、記述されている情報をチェ
ックする。前述のごとく、かかる記述は、あらかじめ定
められた書式に従って記述されているので、自動的に、
かつ、簡単に、確認することができる。
【0067】パラメータ蓄積メモリ14内のワンタッチ
ダイヤル#01領域に、電話番号情報を登録すべき旨を
指示しているので、該指示を解読した電子メール送受信
部2aは、電子メールの本文に、あらかじめ定められた
書式に従って、パラメータ蓄積メモリ14内のワンタッ
チダイヤル#01領域に対して、電話番号情報を登録す
べき旨の記述があることを確認すると共に、本文に記述
されている宛先名「Ricoh Toda」の電話番号「046
−220−1109」を、パラメータ蓄積メモリ14の
ワンタッチダイヤル#01領域に、格納して登録する。
【0068】なお、図7においては、電子メールのヘッ
ダ部の「Subject:」欄の件名、及び、電子メー
ルの本文の双方に、ワンタッチダイヤル#01領域への
電話番号の登録である旨を記述しているが、図3、ある
いは、図4に示すごとく、いずれか一方のみに記述する
こととしても良い。
【0069】また、図5に示すごとく、電子メール本文
に、あらかじめ定められた書式で「reply YES」の記述
が、更になされている返信要求付きの電子メールとする
ことも可能であり、かかる返信要求付き電子メールを受
信した場合においては、図6に示す返信電子メールと類
似のヘッダ部と本文の内容を有する返信電子メールを作
成して、送信元のパーソナルコンピュータPCに、自動
的に返信することも可能である。
【0070】以上の如く、本実施例によれば、PC10
1、あるいは、PC200から、ファクシミリ装置10
0内のパラメータ蓄積メモリ14内の電話番号情報領域
に対して、電子メールを用いて、所望の電話番号情報
(または、付属情報)を登録させることができるので、
操作の簡単化を図ることができる。特に、多数の類似す
る情報を登録する場合(通信装置の正常な動作を確認す
るためのデバッグ時においては、類似する情報登録が行
われることが多くなるが、かかるような場合)でも、P
Cにおいて、類似情報のうち、いずれか一つの情報に関
する登録用ファイルをあらかじめテキストファイルなど
の形式で作成しておき、而して、必要に応じて、該PC
において、該登録用ファイルを少し編集して、類似情報
に関する新たな登録用ファイルとすべきテキストファイ
ルを作成しながら、該PCからファクシミリ装置100
に対して、登録要求の電子メールを送信することによ
り、多数の類似情報を、手軽にファクシミリ装置100
に登録することができる。
【0071】また、特に、複数のファクシミリ装置10
0がある場合でも、同じ電話番号情報(または、付属情
報)を記述した電子メールを複数のファクシミリ装置1
00に同時に送信すれば、複数のファクシミリ装置10
0における電話番号情報を一挙に登録完了とすることが
できる。また、汎用的な電子メール経由という手段によ
り実現できるので、電話番号情報(または、付属情報)
をファクシミリ装置100に送信するPC101,PC
200側、及び、ファクシミリ装置100側に、電話番
号情報(または、付属情報)を送受信するための特別な
ツールを用意させる必要がなく、電話番号情報を送信す
るPC101,PC200としても、電子メール送受信
機能を有するPCであれば良く、クライアントPCを選
ばないという特徴を有している。
【0072】(請求項3)次に、通信装置の一例とし
て、図1に示すファクシミリ装置100を例にとり、該
ファクシミリ装置100において必要とする各種音声情
報を、ユーザ宅100A構内にあり、LAN102によ
り相互に接続されているパーソナルコンピュータPC1
01、あるいは、公衆通信回線網110及びインタネッ
ト120を介して、ダイヤルアップ接続させることがで
きるサービスセンタ200A内に設置されたパーソナル
コンピュータPC200のいずれかに、格納されている
音声情報ファイルを転送させて、該ファクシミリ装置1
00に登録する場合について説明する。
【0073】図8は、図2に示すパーソナルコンピュー
タPC101、あるいは、PC200から、ファクシミ
リ装置100へ、登録したい音声情報からなる音声情報
ファイルを添付した電子メールのヘッダ部と本文の一部
に関する一実施例を示した図である。また、登録したい
音声情報からなる音声情報ファイルのファイル名が
「b」であり、該音声情報ファイル「b」のファイル形
式が、標準的なデジタル音声情報のファイル形式である
「WAV」(Wave)形式である場合を示している。
【0074】即ち、図8においては、電子メールのヘッ
ダ部の「Subject:」で示す件名の欄には、画像
・音声蓄積メモリ13内のFOD(Fax On Demand)メッ
セージ#08として、登録すべき音声情報の送信である
旨の記述が、あらかじめ定められた書式に従ってなされ
ている。一方、電子メールの本文には、あらかじめ定め
られた書式に従って、画像・音声蓄積メモリ13内のF
ODメッセージ#08に、添付ファイルとして添付され
ている音声情報ファイル「b.wav」を登録すべき旨
が記述されている。
【0075】なお、前述の図3乃至図5の場合と同様
に、電子メールのファクシミリ装置100の宛先(即
ち、「To:」領域で示すアドレス情報)が、「Fax046220
2209@toda.ricoh.co.jp」であり、一方、パーソナルコ
ンピュータPC101、あるいは、PC200の宛先
が、「hirose@toda.ricoh.co.jp」である場合を示して
いる。
【0076】前述の図3乃至図5の場合と同様に、図8
に示す電子メールが、LAN102を経由して、LAN
インタフェース部11に着信するか、あるいは、接続回
線130を介して、更に、網制御装置10及びモデム9
を経由して、通信制御部8に着信すると、バス19を経
由して、メールボックス12内の受信ボックスに蓄積さ
れる。一方、CPU1は、適当な周期で、ROM2内に
ある電子メール送受信部2aの動作に基づいて、メール
ボックス12内の受信ボックスに受信した電子メールが
あるかチェックし、もし、メールボックス12内の受信
ボックスに受信した電子メールがあれば、該電子メール
を取り出し、電子メールのヘッダ部にある件名を示す
「Subject:」欄に、記述されている情報をチェ
ックする。前述のごとく、かかる記述は、あらかじめ定
められた書式に従って記述されているので、自動的に、
かつ、簡単に、確認することができる。
【0077】画像・音声蓄積メモリ13内のFOD(Fa
x On Demand)メッセージ#08として、添付ファイルの
音声情報ファイルを登録すべき旨を指示しているので、
該指示を解読した電子メール送受信部2aは、電子メー
ルの本文に、あらかじめ定められた書式に従って、画像
・音声蓄積メモリ13内のFOD(Fax On Demand)メッ
セージ#08として、添付ファイルの音声情報ファイル
を登録すべき旨の記述があることを確認して、添付され
てきた音声情報ファイル「b.wav」をそのままのフ
ァイル形式で、画像・音声蓄積メモリ13内の所定の領
域に、FODメッセージ#8として、格納して登録す
る。
【0078】なお、図8においては、電子メールのヘッ
ダ部の「Subject:」欄の件名、及び、電子メー
ルの本文の双方に、画像・音声蓄積メモリ13内のFO
D(Fax On Demand)メッセージ#08として、添付ファ
イルの音声情報ファイルを登録すべき旨を記述している
が、図3、あるいは、図4に示すごとく、いずれか一方
のみに記述することとしても良い。
【0079】また、図5に示すごとく、電子メール本文
に、あらかじめ定められた書式で「reply YES」の記述
が、更になされている返信要求付きの電子メールとする
ことも可能であり、かかる返信要求付き電子メールを受
信した場合においては、図6に示す返信電子メールと類
似のヘッダ部と本文の内容を有する返信電子メールを作
成して、送信元のパーソナルコンピュータPCに、自動
的に返信することも可能である。
【0080】以上の如く、本実施例によれば、PC10
1、あるいは、PC200に接続されているマイクロフ
ォンから入力された音声情報を、標準的なデジタル音声
情報のファイル形式であるWAV形式などのファイル形
式で、該PCにおいて音声情報ファイルとして作成し
て、WAV形式などの該音声情報ファイルを、電子メー
ルの添付ファイルとして、該PCからファクシミリ装置
100へ送信することにより、該電子メールを受信した
ファクシミリ装置100は、該電子メールに添付されて
いる該音声情報ファイルをそのまま音声情報として登録
することができるので、新たな音声情報を登録する操作
も簡単となる。また、マイクロフォンなどの音声入力用
のデバイスをファクシミリ装置100に別途装備しなく
ても良くなるので、ファクシミリ装置100のコストダ
ウンとなる点でも有効である。
【0081】また、汎用的な電子メール経由という手段
により実現できるので、音声情報ファイルをファクシミ
リ装置100に送信するPC101,PC200側、及
び、ファクシミリ装置100側に、音声情報ファイルを
送受信するための特別なツールを用意させる必要がな
く、音声情報を送信するPC101,PC200として
も、汎用的な電子メール送受信機能を有するPCであれ
ば良く、クライアントPCを選ばないという特徴を有し
ている。
【0082】(請求項4)次に、通信装置の一例とし
て、図1に示すファクシミリ装置100を例にとり、該
ファクシミリ装置100に登録されている各種画像情報
を、ユーザ宅100A構内にあり、LAN102により
相互に接続されているパーソナルコンピュータPC10
1、あるいは、公衆通信回線網110及びインタネット
120を介して、ダイヤルアップ接続させることができ
るサービスセンタ200A内に設置されたパーソナルコ
ンピュータPC200のいずれかに、転送させて、該フ
ァクシミリ装置100に登録されている画像情報を、P
C101あるいはPC200側で参照する場合について
説明する。
【0083】図9は、図2に示すパーソナルコンピュー
タPC101、あるいは、PC200から、ファクシミ
リ装置100に対して、登録されている画像情報のう
ち、指定した画像情報ファイルを送信させることを要求
している電子メールのヘッダ部と本文の一部に関する一
実施例を示した図である。
【0084】即ち、図9においては、電子メールのヘッ
ダ部の「Subject:」で示す件名の欄には、画像
・音声蓄積メモリ13内のドキュメントバンク#01
に、画像ドキュメントファイル「documentbank_#01」
として登録されている画像情報ファイルの送信を要求し
ている旨の記述が、あらかじめ定められた書式に従って
なされている例が示されている。
【0085】なお、前述の図3乃至図5の場合と同様
に、電子メールのファクシミリ装置100の宛先(即
ち、「To:」領域で示すアドレス情報)が、「Fax046220
2209@toda.ricoh.co.jp」であり、一方、パーソナルコ
ンピュータPC101、あるいは、PC200の宛先
が、「hirose@toda.ricoh.co.jp」である場合を示して
いる。
【0086】前述の図3乃至図5の場合と同様に、図9
に示す電子メールが、LAN102を経由して、LAN
インタフェース部11に着信するか、あるいは、接続回
線130を介して、更に、網制御装置10及びモデム9
を経由して、通信制御部8に着信すると、バス19を経
由して、メールボックス12内の受信ボックスに蓄積さ
れる。一方、CPU1は、適当な周期で、ROM2内に
ある電子メール送受信部2aの動作に基づいて、メール
ボックス12内の受信ボックスに受信した電子メールが
あるかチェックし、もし、メールボックス12内の受信
ボックスに受信した電子メールがあれば、該電子メール
を取り出し、電子メールのヘッダ部にある件名を示す
「Subject:」欄に、記述されている情報をチェ
ックする。前述のごとく、かかる記述は、あらかじめ定
められた書式に従って記述されているので、自動的に、
かつ、簡単に、確認することができる。
【0087】画像・音声蓄積メモリ13内のドキュメン
トバンク#01に、画像ドキュメントファイル「docume
ntbank_#01」として登録されている画像情報ファイル
の送信を要求している旨を指示しているので、該指示を
解読した電子メール送受信部2aは、画像・音声蓄積メ
モリ13内のドキュメントバンク#01にある画像ドキ
ュメントファイル「documentbank_#01」を読み出し
て、そのままのファイル形式(即ち、たとえば、「TI
FF」形式)で、画像情報ファイルを作成して、返信用
電子メールの本文の領域に貼り付ける。
【0088】更に、電子メールのヘッダ部の件名欄「S
ubject:」には、送信されてきた件名の最初に、
更に、応答を意味する「Re:」を付した件名を作成す
る。また、送信されてきた電子メールのヘッダ部の送信
元を示す「From:」欄(図9には図示していない)
に記述されている送信元電子メールアドレスと、送信先
を示す「To:」欄に記述されている送信先電子メール
アドレスとを入れ替えて、送信元のパーソナルコンピュ
ータPC101、あるいは、PC200の宛先である
「hirose@toda.ricoh.co.jp」を宛先欄「To:」に表
示した返信用電子メールを作成して、メールボックス1
2内の送信ボックスにある送信ルート別の所定の領域に
格納し、LANインタフェース部11、あるいは、通信
制御部8に対して、送信要求を出す。
【0089】該送信要求を受け付けたLANインタフェ
ース部11、あるいは、通信制御部8は、あらかじめ定
められた周期で起動されて、メールボックス12内に送
信すべき電子メールが格納されているかチェックし、格
納されていれば、該電子メールを取り出して、LAN1
02、あるいは、接続回線130を介して、送信元のパ
ーソナルコンピュータPC101、あるいは、PC20
0に送信する。
【0090】なお、図9においては、電子メールのヘッ
ダ部の「Subject:」欄の件名に、画像・音声蓄
積メモリ13内のドキュメントバンク#01に、画像ド
キュメントファイル「documentbank_#01」として登録
されている画像情報ファイルの送信を要求している旨を
記述しているが、図4に示すごとく、「Subjec
t:」欄ではなく、電子メールの本文に、あらかじめ定
められた書式に従って記述することとしても良い。
【0091】以上の如く、本実施例によれば、PC10
1、あるいは、PC200から、電子メールを用いて、
ファクシミリ装置100に対して、所望の画像情報ファ
イルの転送を問い合わせることができ、PCでも標準的
な画像ファイル形式(たとえば、「TIFF」形式)と
して、所望の画像情報が該PCへ転送されてくるので、
転送されてきた所望の画像情報を、該PCの表示装置に
直ちに表示させることができ、画像情報の参照を、簡
単、かつ、紙資源を使用せずに、行なうことができる。
また、通信ネットワークを介してファクシミリ装置10
0を使用しているオフィスにおいても、ファクシミリ装
置100が設置されているサイトまで出向くことなく、
自席にあるPC上で、ファクシミリ装置100に登録さ
れている画像情報を確認することができるため、手間が
かからない。また、PCでも標準的な画像ファイル形式
で、ファクシミリ装置100から送信されてくるので、
該PCで、改めて、ファイル形式の変換などを行なわせ
ることもなく、直ちに、前記画像情報の編集・加工処理
を行なうことができる面でも、有利である。
【0092】(請求項5)次に、通信装置の一例とし
て、図1に示すファクシミリ装置100を例にとり、該
ファクシミリ装置100に登録されている各種電話番号
情報を、ユーザ宅100A構内にあり、LAN102に
より相互に接続されているパーソナルコンピュータPC
101、あるいは、公衆通信回線網110及びインタネ
ット120を介して、ダイヤルアップ接続させることが
できるサービスセンタ200A内に設置されたパーソナ
ルコンピュータPC200のいずれかに、転送させて、
該ファクシミリ装置100に登録されている所望の電話
番号情報(または、付属情報)を、PC101あるいは
PC200側で参照する場合について説明する。
【0093】図10は、図2に示すパーソナルコンピュ
ータPC101、あるいは、PC200から、ファクシ
ミリ装置100に対して、登録されている電話番号情報
のうち、指定した電話番号情報(または、付属情報)を
送信させることを要求している電子メールのヘッダ部と
本文の一部に関する一実施例を示した図である。
【0094】即ち、図10においては、電子メールのヘ
ッダ部の「Subject:」で示す件名の欄には、フ
ァクシミリ装置100内のパラメータ蓄積メモリ14の
ワンタッチダイヤル#01として登録されている電話番
号情報(または、付属情報)の送信を要求している旨の
記述が、あらかじめ定められた書式に従ってなされてい
る例が示されている。
【0095】なお、前述の図3乃至図5の場合と同様
に、電子メールのファクシミリ装置100の宛先(即
ち、「To:」領域で示すアドレス情報)が、「Fax046220
2209@toda.ricoh.co.jp」であり、一方、パーソナルコ
ンピュータPC101、あるいは、PC200の宛先
が、「hirose@toda.ricoh.co.jp」である場合を示して
いる。
【0096】前述の図3乃至図5の場合と同様に、図1
0に示す電子メールが、LAN102を経由して、LA
Nインタフェース部11に着信するか、あるいは、接続
回線130を介して、更に、網制御装置10及びモデム
9を経由して、通信制御部8に着信すると、バス19を
経由して、メールボックス12内の受信ボックスに蓄積
される。
【0097】一方、CPU1は、適当な周期で、ROM
2内にある電子メール送受信部2aの動作に基づいて、
メールボックス12内の受信ボックスに受信した電子メ
ールがあるかチェックし、もし、メールボックス12内
の受信ボックスに受信した電子メールがあれば、該電子
メールを取り出し、電子メールのヘッダ部にある件名を
示す「Subject:」欄に、記述されている情報を
チェックする。前述のごとく、かかる記述は、あらかじ
め定められた書式に従って記述されているので、自動的
に、かつ、簡単に、確認することができる。
【0098】パラメータ蓄積メモリ14のワンタッチダ
イヤル#01として登録されている電話番号情報(また
は、付属情報)の送信を要求している旨を指示している
ので、該指示を解読した電子メール送受信部2aは、パ
ラメータ蓄積メモリ14のワンタッチダイヤル#01に
蓄積されている電話番号情報(または、付属情報)を読
み出して、あらかじめ定められている書式に従って、返
信用の電子メールの本文を作成する。更に、電子メール
のヘッダ部の件名欄「Subject:」には、送信さ
れてきた件名の最初に、更に、応答を意味する「R
E:」を付した件名を作成する。また、送信されてきた
電子メールのヘッダ部の送信元を示す「From:」欄
(図10には図示していない)に記述されている送信元
電子メールアドレスと、送信先を示す「To:」欄に記
述されている送信先電子メールアドレスとを入れ替え
て、送信元のパーソナルコンピュータPC101、ある
いは、PC200の宛先である「hirose@toda.ricoh.c
o.jp」を宛先欄「To:」に表示した電子メールを作成
して、メールボックス12内の送信ボックスにある送信
ルート別の所定の領域に格納し、LANインタフェース
部11、あるいは、通信制御部8に対して、送信要求を
出す。
【0099】該送信要求を受け付けたLANインタフェ
ース部11、あるいは、通信制御部8は、あらかじめ定
められた周期で起動されて、メールボックス12内に送
信すべき電子メールが格納されているかチェックし、格
納されていれば、該電子メールを取り出して、LAN1
02、あるいは、接続回線130を介して、送信元のパ
ーソナルコンピュータPC101、あるいは、PC20
0に送信する。
【0100】なお、図10においては、電子メールのヘ
ッダ部の「Subject:」欄の件名に、パラメータ
蓄積メモリ14のワンタッチダイヤル#01として登録
されている電話番号情報(または、付属情報)の送信を
要求している旨を記述しているが、図4に示すごとく、
「Subject:」欄ではなく、電子メールの本文に
あらかじめ定められた書式に従って、記述することとし
ても良い。
【0101】以上の如く、本実施例によれば、前述の場
合と同様に、PC101、あるいは、PC200から、
電子メールを用いて、ファクシミリ装置100に対し
て、所望の電話番号情報の転送を問い合わせることがで
き、該PCには、所望の電話番号情報が、PCでも標準
的なテキスト形式(たとえば、TXT形式)として、転
送されてくるので、転送されてきた電話番号情報を、該
PCの表示装置に直ちに表示させることができ、電話番
号情報の参照を、簡単、かつ、紙資源を使用せずに、行
なうことができる。また、PCでも標準的なテキスト形
式で、ファクシミリ装置100から送信されてくるの
で、該PCで、改めて、ファイル形式の変換などを行な
わせることもなく、直ちに、前記電話番号情報の編集・
加工処理を行なうことができる面でも、有利である。
【0102】(請求項6)次に、通信装置の一例とし
て、図1に示すファクシミリ装置100を例にとり、該
ファクシミリ装置100に登録されている各種音声情報
を、ユーザ宅100A構内にあり、LAN102により
相互に接続されているパーソナルコンピュータPC10
1、あるいは、公衆通信回線網110及びインタネット
120を介して、ダイヤルアップ接続させることができ
るサービスセンタ200A内に設置されたパーソナルコ
ンピュータPC200のいずれかに、転送させて、該フ
ァクシミリ装置100に登録されている音声情報のう
ち、所望の音声情報を、PC101あるいはPC200
側で参照する場合について説明する。
【0103】図11は、図2に示すパーソナルコンピュ
ータPC101、あるいは、PC200から、ファクシ
ミリ装置100に対して、登録されている音声情報のう
ち、指定した音声情報ファイルを送信させることを要求
している電子メールのヘッダ部と本文の一部に関する一
実施例を示した図である。
【0104】即ち、図11においては、電子メールのヘ
ッダ部の「Subject:」で示す件名の欄には、画
像・音声蓄積メモリ13内のFOD(Fax On Demand)メ
ッセージ#08として登録されている音声情報ファイル
の送信を要求している旨の記述が、あらかじめ定められ
た書式に従ってなされている例が示されている。
【0105】なお、前述の図3乃至図5の場合と同様
に、電子メールのファクシミリ装置100の宛先(即
ち、「To:」領域で示すアドレス情報)が、「Fax046220
2209@toda.ricoh.co.jp」であり、一方、パーソナルコ
ンピュータPC101、あるいは、PC200の宛先
が、「hirose@toda.ricoh.co.jp」である場合を示して
いる。
【0106】前述の図3乃至図5の場合と同様に、図1
1示す電子メールが、LAN102を経由して、LAN
インタフェース部11に着信するか、あるいは、接続回
線130を介して、更に、網制御装置10及びモデム9
を経由して、通信制御部8に着信すると、バス19を経
由して、メールボックス12内の受信ボックスに蓄積さ
れる。一方、CPU1は、適当な周期で、ROM2内に
ある電子メール送受信部2aの動作に基づいて、メール
ボックス12内の受信ボックスに受信した電子メールが
あるかチェックし、もし、メールボックス12内の受信
ボックスに受信した電子メールがあれば、該電子メール
を取り出し、電子メールのヘッダ部にある件名を示す
「Subject:」欄に、記述されている情報をチェ
ックする。前述のごとく、かかる記述は、あらかじめ定
められた書式に従って記述されているので、自動的に、
かつ、簡単に、確認することができる。
【0107】画像・音声蓄積メモリ13のFOD(Fax
On Demand)メッセージ#08として登録されている音声
情報ファイルの送信を要求している旨を指示しているの
で、該指示を解読した電子メール送受信部2aは、画像
・音声蓄積メモリ13のFOD(Fax On Demand)メッセ
ージ#08の領域に蓄積されている音声情報を読み出し
て、そのままのファイル形式(即ち、たとえば、「WA
V」形式)で、音声情報ファイルを作成して、返信用電
子メールの本文の領域に貼り付ける。更に、電子メール
のヘッダ部の件名欄「Subject:」には、送信さ
れてきた件名の最初に、更に、応答を意味する「R
e:」を付した件名を作成する。また、送信されてきた
電子メールのヘッダ部の送信元を示す「From:」欄
(図11には図示していない)に記述されている送信元
電子メールアドレスと、送信先を示す「To:」欄に記
述されている送信先電子メールアドレスとを入れ替え
て、送信元のパーソナルコンピュータPC101、ある
いは、PC200の宛先である「hirose@toda.ricoh.c
o.jp」を宛先欄「To:」に表示した返信用電子メール
を作成して、メールボックス12内の送信ボックスにあ
る送信ルート別の所定の領域に格納し、LANインタフ
ェース部11、あるいは、通信制御部8に対して、送信
要求を出す。
【0108】該送信要求を受け付けたLANインタフェ
ース部11、あるいは、通信制御部8は、あらかじめ定
められた周期で起動されて、メールボックス12内に送
信すべき電子メールが格納されているかチェックし、格
納されていれば、該電子メールを取り出して、LAN1
02、あるいは、接続回線130を介して、送信元のパ
ーソナルコンピュータPC101、あるいは、PC20
0に送信する。
【0109】なお、図11においては、電子メールのヘ
ッダ部の「Subject:」欄の件名に、画像・音声
蓄積メモリ13のFOD(Fax On Demand)メッセージ#
08として登録されている音声情報ファイルの送信を要
求している旨を記述しているが、図4に示すごとく、
「Subject:」欄ではなく、電子メールの本文に
あらかじめ定められた書式に従って、記述することとし
ても良い。
【0110】以上の如く、本実施例によれば、前述の場
合と同様に、PC101、あるいは、PC200から、
電子メールを用いて、ファクシミリ装置100に対し
て、所望の音声情報ファイルの転送を問い合わせること
ができ、PCでも標準的な音声情報ファイル形式(たと
えば、「WAV」形式)として、所望の音声情報が、該
PCへ転送されてくるので、転送されてきた所望の音声
情報を、該PCのスピーカに直ちに出力させることがで
き、音声情報の参照を簡単に実現できる。また、PCで
も標準的な音声情報ファイル形式で、ファクシミリ装置
100から送信されてくるので、該PCで、改めて、フ
ァイル形式の変換などを行なわせることもなく、直ち
に、前記音声情報の編集・加工処理を行なうことができ
る面でも、有利である。
【0111】(請求項7)次に、通信装置の一例とし
て、図1に示すファクシミリ装置100を例にとり、該
ファクシミリ装置100に蓄積されている通信管理情報
を、ユーザ宅100A構内にあり、LAN102により
相互に接続されているパーソナルコンピュータPC10
1、あるいは、公衆通信回線網110及びインタネット
120を介して、ダイヤルアップ接続させることができ
るサービスセンタ200A内に設置されたパーソナルコ
ンピュータPC200のいずれかに、転送させて、該フ
ァクシミリ装置100に蓄積されている通信管理情報の
うち、所望の通信管理情報を、PC101あるいはPC
200側で参照する場合について説明する。
【0112】図12は、図2に示すパーソナルコンピュ
ータPC101、あるいは、PC200から、ファクシ
ミリ装置100に対して、蓄積されている通信管理情報
のうち、指定した通信管理情報を送信させることを要求
している電子メールのヘッダ部と本文の一部に関する一
実施例を示した図である。また、図13は、図12に示
す通信管理情報の送信要求の電子メールを受信した際
に、指定された通信管理情報を読み出して、送信元のパ
ーソナルコンピュータPCに、自動的に返信する電子メ
ールのヘッダ部と本文の一部に関する一実施例を示す図
である。
【0113】即ち、図12においては、電子メールのヘ
ッダ部の「Subject:」で示す件名の欄には、フ
ァクシミリ装置100のパラメータ蓄積メモリ14内の
通信管理情報領域に蓄積されている通信管理情報のう
ち、ファクシミリの送受信状況に関する管理情報(「ad
ministration journal」)の送信を要求している旨の記
述が、あらかじめ定められた書式に従ってなされている
例が示されている。一方、図13においては、管理情報
(「administration journal」)として、ファクシミリ
装置100における送信ファクシミリ(「TX」にて表
示している)、及び、受信ファクシミリ(「RX」にて
表示している)の各ページに関して、それぞれ、送信及
び受信に要した時間と送受信の成否の状態とを表示させ
ている例が示されている。
【0114】なお、前述の図3乃至図5の場合と同様
に、電子メールのファクシミリ装置100の宛先(即
ち、「To:」領域で示すアドレス情報)が、「Fax046220
2209@toda.ricoh.co.jp」であり、一方、パーソナルコ
ンピュータPC101、あるいは、PC200の宛先
が、「hirose@toda.ricoh.co.jp」である場合を示して
いる。
【0115】前述の図3乃至図5の場合と同様に、図1
2に示す電子メールが、LAN102を経由して、LA
Nインタフェース部11に着信するか、あるいは、接続
回線130を介して、更に、網制御装置10及びモデム
9を経由して、通信制御部8に着信すると、バス19を
経由して、メールボックス12内の受信ボックスに蓄積
される。一方、CPU1は、適当な周期で、ROM2内
にある電子メール送受信部2aの動作に基づいて、メー
ルボックス12内の受信ボックスに受信した電子メール
があるかチェックし、もし、メールボックス12内の受
信ボックスに受信した電子メールがあれば、該電子メー
ルを取り出し、電子メールのヘッダ部にある件名を示す
「Subject:」欄に、記述されている情報をチェ
ックする。前述のごとく、かかる記述は、あらかじめ定
められた書式に従って記述されているので、自動的に、
かつ、簡単に、確認することができる。
【0116】図12に示すごとく、パラメータ蓄積メモ
リ14の通信管理情報領域に蓄積されている通信管理情
報のうち、ファクシミリの送受信状況に関する管理情報
(「administration journal」)の送信を要求している
旨を指示しているので、該指示を解読した電子メール送
受信部2aは、パラメータ蓄積メモリ14の通信管理情
報領域に蓄積されている通信管理情報のうち、ファクシ
ミリの送受信状況に関する管理情報を読み出して、図1
3に示すごとく、あらかじめ定められている書式に従っ
て、返信用の電子メールの本文を作成する。
【0117】更に、図13に示すごとく、電子メールの
ヘッダ部の件名欄「Subject:」には、送信され
てきた件名の最初に、更に、応答を意味する「Re:」
を付した件名を作成する。また、送信されてきた電子メ
ールのヘッダ部の送信元を示す「From:」欄(図1
2には図示していない)に記述されている送信元電子メ
ールアドレスと、送信先を示す「To:」欄に記述され
ている送信先電子メールアドレスとを入れ替えて、送信
元のパーソナルコンピュータPC101、あるいは、P
C200の宛先である「hirose@toda.ricoh.co.jp」を
宛先欄「To:」に表示した電子メールを作成して、メ
ールボックス12内の送信ボックスにある送信ルート別
の所定の領域に格納し、LANインタフェース部11、
あるいは、通信制御部8に対して、送信要求を出す。
【0118】該送信要求を受け付けたLANインタフェ
ース部11、あるいは、通信制御部8は、あらかじめ定
められた周期で起動されて、メールボックス12内に送
信すべき電子メールが格納されているかチェックし、格
納されていれば、該電子メールを取り出して、LAN1
02、あるいは、接続回線130を介して、送信元のパ
ーソナルコンピュータPC101、あるいは、PC20
0に送信する。
【0119】なお、図12においては、電子メールのヘ
ッダ部の「Subject:」欄の件名に、パラメータ
蓄積メモリ14の通信管理情報領域に蓄積されている通
信管理情報のうち、ファクシミリの送受信状況に関する
管理情報の送信を要求している旨を記述しているが、図
4に示すごとく、「Subject:」欄ではなく、電
子メールの本文にあらかじめ定められた書式に従って、
記述することとしても良い。
【0120】以上の如く、本実施例によれば、前述の場
合と同様に、PC101、あるいは、PC200から、
電子メールを用いて、ファクシミリ装置100に対し
て、所望の通信管理情報の転送を問い合わせることがで
き、PCでも標準的なテキスト形式(たとえば、「TX
T」形式)として、所望の通信管理情報が、該PCへ転
送されてくるので、転送されてきた所望の通信管理情報
を、該PCの表示装置に直ちに出力させることができ、
通信管理情報の参照を、簡単に実現でき、かつ、紙資源
を使わなくて済む。また、PCでも標準的なテキスト形
式で、ファクシミリ装置100から送信されてくるの
で、該PCで、改めて、テキスト形式の変換などを行な
わせることもなく、直ちに、前記通信管理情報の編集・
加工処理を行なうことができる面でも、有利である。
【0121】(請求項8)次に、通信装置の一例とし
て、図1に示すファクシミリ装置100を例にとり、該
ファクシミリ装置100に蓄積されているエラー履歴情
報を、ユーザ宅100A構内にあり、LAN102によ
り相互に接続されているパーソナルコンピュータPC1
01、あるいは、公衆通信回線網110及びインタネッ
ト120を介して、ダイヤルアップ接続させることがで
きるサービスセンタ200A内に設置されたパーソナル
コンピュータPC200のいずれかに、転送させて、該
ファクシミリ装置100に蓄積されているエラー履歴情
報を、PC101あるいはPC200側で参照する場合
について説明する。
【0122】図14は、図2に示すパーソナルコンピュ
ータPC101、あるいは、PC200から、ファクシ
ミリ装置100に対して、蓄積されているエラー履歴情
報を送信させることを要求している電子メールのヘッダ
部と本文の一部に関する一実施例を示した図である。ま
た、図15は、図14に示すエラー履歴情報の送信要求
の電子メールを受信した際に、指定されたエラー履歴情
報を読み出して、送信元のパーソナルコンピュータPC
に、自動的に返信する電子メールのヘッダ部と本文の一
部に関する一実施例を示す図である。
【0123】即ち、図14においては、電子メールのヘ
ッダ部の「Subject:」で示す件名の欄には、フ
ァクシミリ装置100内のパラメータ蓄積メモリ14の
エラー履歴情報領域に蓄積されているエラー履歴情報
(「error history」)の送信を要求している旨の記述
が、あらかじめ定められた書式に従ってなされている例
が示されている。一方、図15においては、エラー履歴
情報(「error history」)として、ファクシミリ装置
100におけるエラーの発生年月日と該エラーの内容を
示すエラーコードとが表示されている例が示されてい
る。
【0124】なお、前述の図3乃至図5の場合と同様
に、電子メールのファクシミリ装置100の宛先(即
ち、「To:」領域で示すアドレス情報)が、「Fax046220
2209@toda.ricoh.co.jp」であり、一方、パーソナルコ
ンピュータPC101、あるいは、PC200の宛先
が、「hirose@toda.ricoh.co.jp」である場合を示して
いる。
【0125】前述の図3乃至図5の場合と同様に、図1
4に示す電子メールが、LAN102を経由して、LA
Nインタフェース部11に着信するか、あるいは、接続
回線130を介して、更に、網制御装置10及びモデム
9を経由して、通信制御部8に着信すると、バス19を
経由して、メールボックス12内の受信ボックスに蓄積
される。一方、CPU1は、適当な周期で、ROM2内
にある電子メール送受信部2aの動作に基づいて、メー
ルボックス12内の受信ボックスに受信した電子メール
があるかチェックし、もし、メールボックス12内の受
信ボックスに受信した電子メールがあれば、該電子メー
ルを取り出し、電子メールのヘッダ部にある件名を示す
「Subject:」欄に、記述されている情報をチェ
ックする。前述のごとく、かかる記述は、あらかじめ定
められた書式に従って記述されているので、自動的に、
かつ、簡単に、確認することができる。
【0126】図14に示すごとく、パラメータ蓄積メモ
リ14のエラー履歴情報領域に蓄積されているエラー履
歴情報の送信を要求している旨を指示しているので、該
指示を解読した電子メール送受信部2aは、パラメータ
蓄積メモリ14のエラー履歴情報領域に蓄積されている
エラー履歴情報を読み出して、図15に示すごとく、あ
らかじめ定められている書式に従って、返信用の電子メ
ールの本文を作成する。
【0127】更に、図15に示すごとく、電子メールの
ヘッダ部の件名欄「Subject:」には、送信され
てきた件名の最初に、更に、応答を意味する「Re:」
を付した件名を作成する。また、送信されてきた電子メ
ールのヘッダ部の送信元を示す「From:」欄(図1
4には図示していない)に記述されている送信元電子メ
ールアドレスと、送信先を示す「To:」欄に記述され
ている送信先電子メールアドレスとを入れ替えて、送信
元のパーソナルコンピュータPC101、あるいは、P
C200の宛先である「hirose@toda.ricoh.co.jp」を
宛先欄「To:」に表示した電子メールを作成して、メ
ールボックス12内の送信ボックスにある送信ルート別
の所定の領域に格納し、LANインタフェース部11、
あるいは、通信制御部8に対して、送信要求を出す。
【0128】該送信要求を受け付けたLANインタフェ
ース部11、あるいは、通信制御部8は、あらかじめ定
められた周期で起動されて、メールボックス12内に送
信すべき電子メールが格納されているかチェックし、格
納されていれば、該電子メールを取り出して、LAN1
02、あるいは、接続回線130を介して、送信元のパ
ーソナルコンピュータPC101、あるいは、PC20
0に送信する。
【0129】なお、図14においては、電子メールのヘ
ッダ部の「Subject:」欄の件名に、パラメータ
蓄積メモリ14のエラー履歴情報領域に蓄積されている
エラー履歴情報の送信を要求している旨を記述している
が、図4に示すごとく、「Subject:」欄ではな
く、電子メールの本文にあらかじめ定められた書式に従
って、記述することとしても良い。
【0130】以上の如く、本実施例によれば、前述の場
合と同様に、PC101、あるいは、PC200から、
電子メールを用いて、ファクシミリ装置100に対し
て、所望のエラー履歴情報の転送を問い合わせることが
でき、PCでも標準的なテキスト形式(たとえば、「T
XT」形式)として、所望のエラー履歴情報が、該PC
へ転送されてくるので、転送されてきた所望のエラー履
歴情報を、該PCの表示装置に直ちに出力させることが
でき、エラー履歴情報の参照を、簡単に実現でき、か
つ、紙資源を使わなくて済む。
【0131】また、PCでも標準的なテキスト形式で、
ファクシミリ装置100から送信されてくるので、該P
Cで、改めて、テキスト形式の変換などを行なわせるこ
ともなく、直ちに、前記エラー履歴情報の編集・加工処
理を行なうことができる面でも、有利である。特に、お
客様先のサイトなどに設置されているファクシミリ装置
100に関するエラー履歴情報を取得したい場合などの
如く、ファクシミリ装置100が遠隔地に存在する場合
には、非常に便利な手段を提供することができる。
【0132】(請求項9)次に、通信装置の一例とし
て、図1に示すファクシミリ装置100を例にとり、該
ファクシミリ装置100の動作を制御する各種のファー
ムウェアの書き換えを行なわしめる実施例に関し、ユー
ザ宅100A構内にあり、LAN102により相互に接
続されているパーソナルコンピュータPC101、ある
いは、公衆通信回線網110及びインタネット120を
介して、ダイヤルアップ接続させることができるサービ
スセンタ200A内に設置されたパーソナルコンピュー
タPC200のいずれかに、格納されているファームウ
ェア情報ファイルを転送させて、該ファクシミリ装置1
00のファームウェア格納メモリ(ROM2)に格納さ
れているファームウェアのうち、所望のファームウェア
をアップデート(書き換え)させる場合について説明す
る。
【0133】図16は、図2に示すパーソナルコンピュ
ータPC101、あるいは、PC200から、ファクシ
ミリ装置100へ、アップデート(書き換え)させたい
ファームウェア情報からなるファームウェア情報ファイ
ルを添付した電子メールのヘッダ部と本文の一部に関す
る一実施例を示した図である。本実施例においては、フ
ァクシミリ装置100の動作を制御しているファームウ
ェアのうち、アップデート(更新)させたいファームウ
ェアが、ファームウェア#01である場合を示してい
る。
【0134】即ち、図16においては、電子メールのヘ
ッダ部の「Subject:」で示す件名の欄には、フ
ァクシミリ装置100内のROM2に格納されているフ
ァームウェアのうち、ファームウェア#01をアップデ
ートすべき旨の記述が、あらかじめ定められた書式に従
ってなされている。一方、電子メールの本文の領域に
は、アップデートすべきファームウェア情報が格納され
ているファームウェア情報ファイル「c」が、あらかじ
め定められたファイル形式「ms」で添付されている。
なお、本実施例においては、ファイル形式を、仮に、
「ms」形式と命名しているが、「ms」形式のファイ
ルは、ファクシミリ装置100において、該ファイル
「c」を解凍し、ROM2のファームウェア領域に格納
させて、実行させることができるファイル形式を意味し
ている。
【0135】なお、前述の図3乃至図5の場合と同様
に、電子メールのファクシミリ装置100の宛先(即
ち、「To:」領域で示すアドレス情報)が、「Fax046220
2209@toda.ricoh.co.jp」であり、一方、パーソナルコ
ンピュータPC101、あるいは、PC200の宛先
が、「hirose@toda.ricoh.co.jp」である場合を示して
いる。
【0136】前述の図3乃至図5の場合と同様に、図1
6に示す電子メールが、LAN102を経由して、LA
Nインタフェース部11に着信するか、あるいは、接続
回線130を介して、更に、網制御装置10及びモデム
9を経由して、通信制御部8に着信すると、バス19を
経由して、メールボックス12内の受信ボックスに蓄積
される。一方、CPU1は、適当な周期で、ROM2内
にある電子メール送受信部2aの動作に基づいて、メー
ルボックス12内の受信ボックスに受信した電子メール
があるかチェックし、もし、メールボックス12内の受
信ボックスに受信した電子メールがあれば、該電子メー
ルを取り出し、電子メールのヘッダ部にある件名を示す
「Subject:」欄に、記述されている情報をチェ
ックする。前述のごとく、かかる記述は、あらかじめ定
められた書式に従って記述されているので、自動的に、
かつ、簡単に、確認することができる。
【0137】図16に示すごとく、ROM2に格納され
ているファームウェアのうち、ファームウェア#01を
アップデートすべき旨を指示しているので、該指示を解
読した電子メール送受信部2aは、電子メールの本文の
領域に添付されているファームウェア情報ファイル
「c.ms」を解凍させて、指定されているROM2の
ファームウェア#01の領域に、格納させることによ
り、ファームウェア#01をアップデートさせる。な
お、かかる書き換え動作を制御するファームウェア自体
のアップデートを指示されている場合には、自己矛盾を
発生させないように、一旦、別の領域にコピーさせてか
ら、制御を切り替えて、ファームウェアのアップデート
動作を行なわしめる。
【0138】なお、図16においては、電子メールのヘ
ッダ部の「Subject:」欄の件名に、ファクシミ
リ装置100内のROM2に格納されているファームウ
ェアのうち、ファームウェア#01をアップデートすべ
き旨を記述しているが、図4に示すごとく、「Subj
ect:」欄ではなく、電子メールの本文にあらかじめ
定められた書式に従って、記述することとしても良い。
【0139】また、図5に示すごとく、電子メール本文
に、あらかじめ定められた書式で「reply YES」の記述
が、なされている返信要求付きの電子メールとすること
も可能であり、かかる返信要求付き電子メールを受信し
た場合においては、図6に示す返信電子メールと類似の
ヘッダ部と本文の内容を有する返信電子メールを作成し
て、送信元のパーソナルコンピュータPCに、自動的に
返信することも可能である。
【0140】以上の如く、本実施例によれば、前述の場
合と同様に、PC101、あるいは、PC200から、
電子メールを用いて、ファクシミリ装置100に対し
て、書き換え用のファームウェアに関する情報を転送す
ることができ、該電子メールを受信したファクシミリ装
置100が、自己のファームウェアに対して、所定のア
ップデート(更新)処理を行なうことにより、ファクシ
ミリ装置100内のファームウェアを、遠隔地から書き
換えることが可能となる。また、一般的なPCで採用さ
れている、汎用的な電子メールを用いたファームウェア
アップデートツールを用いているので、特別の教育を行
なうこともなく、非常に簡単に、ファクシミリ装置10
0のファームウェアの書き換えが可能となる。また、フ
ァクシミリ装置100のROM2に格納してあるファー
ムウェアに不具合があった場合のバージョンアップや、
該不具合の原因調査用のファームウェアをROM2に追
加して書き込む場合などにおいても、小回りの利く対応
が可能である。
【0141】
【発明の効果】(請求項1)必要とする画像情報を、豊
富な画像作成機能を有するPC側で作成させて、該画像
情報ファイルを、電子メールを用いて、簡単に、通信装
置に登録させることが可能となる。特に、汎用的な電子
メールを用いて、画像情報の登録を指定できるので、操
作も簡単である。
【0142】(請求項2)PCで管理している電話番号
情報も含むアドレス帳を多少加工するだけで、通信装置
が必要とするワンタッチキーなどに関する所望の電話番
号でも簡単に登録することができる。特に、複数の通信
装置がある場合、同じ内容の電子メールを複数の通信装
置に対して同時に送信すれば、複数の通信装置における
電話番号情報を一挙に登録完了とすることができるの
で、非常に作業が容易となる。
【0143】(請求項3)音声情報によるFODメッセ
ージ機能を通信装置に搭載する際に、電子メールを用い
て、PCで作成した音声情報ファイルを簡単に登録させ
ることができるので、従来の技術では必須となるマイク
ロフォンを通信装置に装備させることが不要となる。
【0144】(請求項4)PCの表示装置を用いて、通
信装置に登録されている画像情報を表示することができ
るので、紙を使うことなく、登録されている画像情報を
調べることができる。また、電子メールにより、通信装
置に対して、登録されている画像情報の転送を指示でき
るので、操作も簡単である。更に、通信装置が設置され
ているサイトまで出向くことなく、通信装置に登録され
ている画像情報を調査することができる。
【0145】(請求項5)PCの表示装置を用いて、通
信装置に登録されている電話番号情報を表示することが
できるので、紙を使うことなく、登録されている電話番
号情報を調べることができる。また、電子メールによ
り、通信装置に対して、登録されている電話番号情報の
転送を指示できるので、操作も簡単である。また、転送
されてくる電話番号情報がPCにおける標準的なテキス
ト形式のデータとなっているので、PCにおいて、該電
話番号情報の加工・編集作業を直ちに行なわせることも
可能である。更に、通信装置が設置されているサイトま
で出向くことなく、該通信装置に登録されている電話番
号情報を調査することができる。
【0146】(請求項6)PCのスピーカを用いて、通
信装置に登録されている音声情報情報を表示することが
できるので、従来の技術では必須となるスピーカを通信
装置に装備させることが不要となる。また、電子メール
により、PCから、通信装置に対して、登録されている
音声情報の転送を指示できるので、操作も簡単である。
また、通信装置が設置されているサイトまで出向くこと
なく、該通信装置に登録されている音声情報を調査する
ことができる。
【0147】(請求項7)電子メールを用いて、PCか
ら、通信装置に対して、蓄積されている通信管理情報の
転送を指示できるので、操作が簡単である。また、通信
装置が設置されているサイトまで出向くことなく、通信
装置に蓄積されている通信管理情報を調査することがで
きる。また、転送されてくる通信管理情報が、あらかじ
め定められた書式に基づき、かつ、PCにおける標準的
なテキスト形式の情報となっているので、PCにおい
て、たとえば、表計算ソフトなどに読み込ませて、該通
信管理情報を管理させたり、統計情報を計算させたりす
ることも簡単である。
【0148】(請求項8)電子メールを用いて、PCか
ら、通信装置に対して、蓄積されているエラー履歴情報
の転送を指示できるので、操作が簡単である。また、通
信装置が設置されているサイトまで出向くことなく、該
通信装置に蓄積されているエラー履歴情報を調査するこ
とができる。
【0149】また、転送されてくるエラー履歴情報が、
あらかじめ定められた書式に基づき、かつ、PCにおけ
る標準的なテキスト形式の情報となっているので、PC
において、たとえば、表計算ソフトなどに読み込ませ
て、該エラー履歴情報を管理させたり、統計情報を計算
させたりすることも簡単である。また、通信装置に不具
合が発生した場合においても、どのような原因で、該通
信装置に、不具合が発生しているのかを、遠隔地におい
て、調査することが可能となる。
【0150】(請求項9)電子メールを用いて、通信装
置のファームウェアのアップデート(書き換え)を行な
わしめるので、遠隔地に設置されているPCからのファ
ームウェア書き換えが可能である。また、電子メールに
より、通信装置に対して、ファームウェアの書き換えを
指示できるので、操作も簡単である。また、通信装置の
ROMに格納してあるファームウェアに不具合があった
場合のバージョンアップや、該不具合の原因調査用のフ
ァームウェアをROMに追加して書き込む場合などにお
いても、小回りの利く対応ができる。
【0151】(請求項10)電子メールを用いて、通信
装置に対して指示した画像情報,電話番号情報、また
は、音声情報の登録動作の結果、あるいは、前記ファー
ムウェアの書き換え動作の結果を、転送させることがで
きるので、操作が簡単である。また、通信装置が設置さ
れているサイトまで出向くことなく、該通信装置におけ
る前記登録動作の結果、あるいは、前記書き換え動作の
結果を調査することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる通信装置の一実施例としての
ファクシミリ装置の回路ブロック構成を示すブロック構
成図である。
【図2】 ファクシミリ装置を公衆通信回線網に接続し
ている状態を示す接続構成図である。
【図3】 図2に示すパーソナルコンピュータPC10
1、あるいは、PC200から、ファクシミリ装置10
0へ、登録したい画像情報からなる画像情報ファイルを
添付した電子メールのヘッダ部と本文の一部に関する一
実施例を示した図である。
【図4】 図2に示すパーソナルコンピュータPC10
1、あるいは、PC200から、ファクシミリ装置10
0へ、登録したい画像情報からなる画像情報ファイルを
添付した電子メールのヘッダ部と本文の一部に関する他
の一実施例を示した図である。
【図5】 図2に示すパーソナルコンピュータPC10
1、あるいは、PC200から、ファクシミリ装置10
0へ、登録したい画像情報からなる画像情報ファイルを
添付した電子メールのヘッダ部と本文の一部に関する更
に他の一実施例を示した図である。
【図6】 図5に示すごとき返信要求付きの電子メール
を受信した際に、送信元のパーソナルコンピュータPC
に、自動的に返信する電子メールのヘッダ部と本文の一
部に関する一実施例を示す図である。
【図7】 図2に示すパーソナルコンピュータPC10
1、あるいは、PC200から、ファクシミリ装置10
0へ、登録したい電話番号情報を電子メールの本文に記
述させた電子メールのヘッダ部と本文の一部に関する一
実施例を示した図である。
【図8】 図2に示すパーソナルコンピュータPC10
1、あるいは、PC200から、ファクシミリ装置10
0へ、登録したい音声情報からなる音声情報ファイルを
添付した電子メールのヘッダ部と本文の一部に関する一
実施例を示した図である。
【図9】 図2に示すパーソナルコンピュータPC10
1、あるいは、PC200から、ファクシミリ装置10
0に対して、登録されている画像情報のうち、指定した
画像情報ファイルを送信させることを要求している電子
メールのヘッダ部と本文の一部に関する一実施例を示し
た図である。
【図10】 図2に示すパーソナルコンピュータPC1
01、あるいは、PC200から、ファクシミリ装置1
00に対して、登録されている電話番号情報のうち、指
定した電話番号情報を送信させることを要求している電
子メールのヘッダ部と本文の一部に関する一実施例を示
した図である。
【図11】 図2に示すパーソナルコンピュータPC1
01、あるいは、PC200から、ファクシミリ装置1
00に対して、登録されている音声情報のうち、指定し
た音声情報ファイルを送信させることを要求している電
子メールのヘッダ部と本文の一部に関する一実施例を示
した図である。
【図12】 図2に示すパーソナルコンピュータPC1
01、あるいは、PC200から、ファクシミリ装置1
00に対して、蓄積されている通信管理情報のうち、指
定した通信管理情報を送信させることを要求している電
子メールのヘッダ部と本文の一部に関する一実施例を示
した図である。
【図13】 図12に示す通信管理情報の送信要求の電
子メールを受信した際に、指定された通信管理情報を読
み出して、送信元のパーソナルコンピュータPCに、自
動的に返信する電子メールのヘッダ部と本文の一部に関
する一実施例を示す図である。
【図14】 図2に示すパーソナルコンピュータPC1
01、あるいは、PC200から、ファクシミリ装置1
00に対して、蓄積されているエラー履歴情報を送信さ
せることを要求している電子メールのヘッダ部と本文の
一部に関する一実施例を示した図である。
【図15】 図14に示すエラー履歴情報の送信要求の
電子メールを受信した際に、指定されたエラー履歴情報
を読み出して、送信元のパーソナルコンピュータPC
に、自動的に返信する電子メールのヘッダ部と本文の一
部に関する一実施例を示す図である。
【図16】 図2に示すパーソナルコンピュータPC1
01、あるいは、PC200から、ファクシミリ装置1
00へ、アップデートさせたいファームウェア情報から
なるファームウェア情報ファイルを添付した電子メール
のヘッダ部と本文の一部に関する一実施例を示した図で
ある。
【符号の説明】
1…CPU、2…ROM、2a…電子メール送受信部、
3…RAM、4…操作表示部、5…スキャナ、6…プロ
ッタ、7…符号化復号化部、8…通信制御部、9…モデ
ム、10…網制御装置、11…LANインタフェース
部、12…メールボックス、13…画像・音声蓄積メモ
リ、14…パラメータ蓄積メモリ、15…原稿センサ、
16…トナー/用紙残量センサ、19…バス、100…
ファクシミリ装置、100A…ユーザ宅、101…パー
ソナルコンピュータPC、102…LAN、110…公
衆通信回線網、120…インタネット、130,14
0,150…接続回線、200…パーソナルコンピュー
タPC、200A…サービスセンタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/21 H04L 11/20 101B 1/32 Fターム(参考) 5C062 AA01 AA05 AA14 AA25 AA35 AB22 AB25 AB42 AB43 AC29 AE11 AF03 AF14 BA00 BC06 BD00 5C073 AA06 AB04 BB01 CD26 CE01 5C075 AA90 AB90 BA05 BA09 CA15 CA90 CD07 FF03 FF90 5K030 GA11 GA16 HA06 HB04 HC02 HD06 JT05 KA06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続されていて、該ネッ
    トワークを介して、情報の送受信を行なう通信装置にお
    いて、各種の画像情報を登録することができる画像蓄積
    メモリを有し、該画像蓄積メモリに登録すべき画像情報
    を、前記ネットワークに接続されている任意のパーソナ
    ルコンピュータから、電子メールとして受信した際に、
    受信した前記電子メールが有する前記画像情報を、前記
    画像蓄積メモリに登録させることができることを特徴と
    する通信装置。
  2. 【請求項2】 ネットワークに接続されていて、該ネッ
    トワークを介して、情報の送受信を行なう通信装置にお
    いて、各種の電話番号情報を登録することができるパラ
    メータ蓄積メモリを有し、該パラメータ蓄積メモリに登
    録すべき電話番号情報を、前記ネットワークに接続され
    ている任意のパーソナルコンピュータから、電子メール
    として受信した際に、受信した前記電子メールが有する
    前記電話番号情報を、前記パラメータ蓄積メモリに登録
    させることができることを特徴とする通信装置。
  3. 【請求項3】 ネットワークに接続されていて、該ネッ
    トワークを介して、情報の送受信を行なう通信装置にお
    いて、各種の音声情報を登録することができる音声蓄積
    メモリを有し、該音声蓄積メモリに登録すべき音声情報
    を、前記ネットワークに接続されている任意のパーソナ
    ルコンピュータから、電子メールとして受信した際に、
    受信した前記電子メールが有する前記音声情報を、前記
    音声蓄積メモリに登録させることができることを特徴と
    する通信装置。
  4. 【請求項4】 ネットワークに接続されていて、該ネッ
    トワークを介して、情報の送受信を行なう通信装置にお
    いて、各種の画像情報を登録することができる画像蓄積
    メモリを有し、前記ネットワークに接続されている任意
    のパーソナルコンピュータから、前記画像蓄積メモリに
    登録されている画像情報を返信すべき旨の画像情報返信
    要求がなされている電子メールを受信した際に、前記画
    像蓄積メモリに登録されている前記画像情報を、返信用
    の電子メールとして、前記画像情報返信要求がなされて
    いる前記電子メールの送信元の前記パーソナルコンピュ
    ータに対して、送信することができることを特徴とする
    通信装置。
  5. 【請求項5】 ネットワークに接続されていて、該ネッ
    トワークを介して、情報の送受信を行なう通信装置にお
    いて、各種の電話番号情報を登録することができるパラ
    メータ蓄積メモリを有し、前記ネットワークに接続され
    ている任意のパーソナルコンピュータから、前記パラメ
    ータ蓄積メモリに登録されている電話番号情報を返信す
    べき旨の電話番号情報返信要求がなされている電子メー
    ルを受信した際に、前記パラメータ蓄積メモリに登録さ
    れている前記電話番号情報を、返信用の電子メールとし
    て、前記電話番号情報返信要求がなされている前記電子
    メールの送信元の前記パーソナルコンピュータに対し
    て、送信することができることを特徴とする通信装置。
  6. 【請求項6】 ネットワークに接続されていて、該ネッ
    トワークを介して、情報の送受信を行なう通信装置にお
    いて、各種の音声情報を登録することができる音声蓄積
    メモリを有し、前記ネットワークに接続されている任意
    のパーソナルコンピュータから、前記音声蓄積メモリに
    登録されている音声情報を返信すべき旨の音声情報返信
    要求がなされている電子メールを受信した際に、前記音
    声蓄積メモリに登録されている前記音声情報を、返信用
    の電子メールとして、前記音声情報返信要求がなされて
    いる前記電子メールの送信元の前記パーソナルコンピュ
    ータに対して、送信することができることを特徴とする
    通信装置。
  7. 【請求項7】 ネットワークに接続されていて、該ネッ
    トワークを介して、情報の送受信を行なう通信装置にお
    いて、各種の通信管理情報を蓄積することができるパラ
    メータ蓄積メモリを有し、前記ネットワークに接続され
    ている任意のパーソナルコンピュータから、前記パラメ
    ータ蓄積メモリに蓄積されている通信管理情報を返信す
    べき旨の通信管理情報返信要求がなされている電子メー
    ルを受信した際に、前記パラメータ蓄積メモリに蓄積さ
    れている前記通信管理情報を、返信用の電子メールとし
    て、前記通信管理情報返信要求がなされている前記電子
    メールの送信元の前記パーソナルコンピュータに対し
    て、送信することができることを特徴とする通信装置。
  8. 【請求項8】 ネットワークに接続されていて、該ネッ
    トワークを介して、情報の送受信を行なう通信装置にお
    いて、各種のエラー履歴情報を蓄積することができるパ
    ラメータ蓄積メモリを有し、前記ネットワークに接続さ
    れている任意のパーソナルコンピュータから、前記パラ
    メータ蓄積メモリに蓄積されているエラー履歴情報を返
    信すべき旨のエラー履歴情報返信要求がなされている電
    子メールを受信した際に、前記パラメータ蓄積メモリに
    蓄積されている前記エラー履歴情報を、返信用の電子メ
    ールとして、前記エラー履歴情報返信要求がなされてい
    る前記電子メールの送信元の前記パーソナルコンピュー
    タに対して、送信することができることを特徴とする通
    信装置。
  9. 【請求項9】 ネットワークに接続されていて、該ネッ
    トワークを介して、情報の送受信を行なう通信装置にお
    いて、各種の動作を制御するファームウェアを格納して
    いるファームウェア格納メモリを有し、前記ネットワー
    クに接続されている任意のパーソナルコンピュータか
    ら、前記ファームウェア格納メモリに格納されている前
    記ファームウェアを書き換えるべきファームウェア情報
    を、電子メールとして受信した際に、受信した前記電子
    メールが有する前記ファ−ムウェア情報によって、前記
    ファームウェア格納メモリの内容を書き換えさせること
    ができることを特徴とする通信装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至3、及び、請求項9のい
    ずれかに記載の通信装置において、受信した前記電子メ
    ールに、前記画像情報,前記電話番号情報,前記音声情
    報のいずれかに関する登録結果、あるいは、前記ファー
    ムウェア格納メモリの内容の書き換え結果に関する情報
    を返信すべき旨の返信要求がなされている場合には、該
    返信要求がなされている前記電子メールの送信元の前記
    パーソナルコンピュータに対して、該登録結果、あるい
    は、該書き換え結果に関する情報を示す返信用の電子メ
    ールを送信させることができることを特徴とする通信装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7764391B2 (en) 2002-09-10 2010-07-27 Ricoh Company, Ltd. Facsimile apparatus allowing easy management through email

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US7764391B2 (en) 2002-09-10 2010-07-27 Ricoh Company, Ltd. Facsimile apparatus allowing easy management through email

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