JP2012079258A - 物品処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 メンテナンスを行う会社の担当者が、物品処理装置の設置場所に出向くことなく、物品処理装置の異常状態の解決策を早期に導き出すことが可能になる物品処理装置を提供する。
【解決手段】 組合せ秤31などの物品処理装置(31〜36)の操作装置は、電子メールの送受信及び電子メールの作成を行うメール作成送受信手段と、物品処理装置に関して予め定められた複数の異常状態について異常状態が発生しているか否かを判定する異常判定手段とを有し、メール作成送受信手段は、異常判定手段によっていずれかの異常状態が発生していると判定されたときに、機器本体の運転条件の設定値情報と機器本体に供給される電源電圧の測定値の履歴情報等を含む情報からなるメンテナンス情報を記載した電子メールを作成し、この作成した電子メールをメンテナンスを行う会社の所定の端末21へ送信するように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、物品の計量、包装及び検査等を行う生産ラインを構成する物品処理装置に関する。
従来、ポテトチップス、キャンデー、畜産物、農産物、海産物等の物品を所定重量範囲内の重量に計量して包装し、市場に出荷する工場の生産ラインを構成する物品処理装置として、例えば、組合せ秤、包装機、金属検出機、X線異物検査装置、重量選別機、箱詰め装置等が備えられ、物品の計量、包装及び検査等が行われる。
特許文献1には、組合せ秤とセンター側のサーバーコンピュータとの間で、運転条件の設定情報及び運転状態の記録情報の送信及び受信を、電子メールの形式を用いて行うようにした構成が開示されている。
特許文献2には、組合せ秤等の商品処理装置について、エラー発生時に、装置の停止、駆動部の駆動不良等のエラー情報が電子メールで配信される構成が開示されている。
また、特許文献3には、計量機器において、その部品の破損前に部品交換等を行うために、その寿命を推定し、設定値に達すると警報を発して使用者に知らせる構成が開示されている。
特開2001−242005号公報 特開2001−324378号公報 特開2004−77334号公報
前述のように、物品の計量、包装及び検査等が行われる生産ラインを構成する物品処理装置に不具合が発生した時には、生産ライン全体が停止して生産効率が低下するため、不具合が生じた物品処理装置の復帰をできるだけ早く行わなければならない。物品処理装置に不具合が発生した場合、例えば、生産ラインの作業者は、その物品処理装置のマニュアルを読んで不具合を解消しようとしても手に負えない場合は、電話で物品処理装置のメーカに連絡して解決策を聞く。メーカの担当者は、生産ラインの作業者から運転条件の設定内容などの情報を聞き取り、その情報から解決策を探り、不具合を解消するための指示・提案を行う。しかし、生産ラインの作業者が物品処理装置に関する専門的な用語や運転条件の設定内容などを正しく理解していない場合には、メーカの担当者にとって適切な情報を収集することが困難であり、不具合の解消に長時間を要することになる。
一方、生産ラインを構成する物品処理装置に不具合等を発生させないようにするためには、例えば、消耗部品が破損する前に部品交換を行うことが重要である。また、メーカとしては、ユーザに納入した物品処理装置の部品の消耗期限についての情報を事前に把握できれば、部品交換などの営業活動に役立てることができるが、現状はユーザからの依頼に応じて部品交換を行っている。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、物品処理装置に不具合等の異常状態が発生したときに、メンテナンスを行う会社(例えばメーカ)の担当者が物品処理装置の設置場所に出向くことなく異常状態の解決策を早期に導き出すことが可能になる物品処理装置を提供することを目的としている。
また、本発明の他の目的は、メンテナンスを行う会社(例えばメーカ)の担当者が物品処理装置の部品の消耗期限についての情報を事前に把握することが可能になる物品処理装置を提供することである。
また、本発明の他の目的は、メンテナンスを行う会社(例えばメーカ)の担当者が物品処理装置の設置場所に出向くことなく物品処理装置に関する所望の情報を取得することが可能になる物品処理装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の物品処理装置は、物品に関する所定の処理を行う機器本体と、この機器本体の運転に関する操作を行うための操作装置とを有する物品処理装置であって、前記操作装置は、インターネットを介して電子メールの送受信を行うとともに送信する電子メールを作成するメール作成送受信手段と、前記物品処理装置に関して予め定められた複数の異常状態について前記異常状態が発生しているか否かを判定する異常判定手段とを有し、前記メール作成送受信手段は、前記異常判定手段によっていずれかの前記異常状態が発生していると判定されたときに、前記機器本体の運転条件の設定値情報を含み、かつ、前記機器本体に供給される電源電圧の測定値の履歴情報と前記機器本体の内部温度の測定値の履歴情報と前記機器本体の外部温度の測定値の履歴情報とのうちの少なくとも1つの情報を含む情報からなるメンテナンス情報を記載した電子メールを作成し、この作成した電子メールを前記物品処理装置のメンテナンスを行う会社の所定の端末へ送信するように構成されている。
この構成によれば、物品処理装置に関して予め定められた異常状態が発生したときに、機器本体の運転条件の設定値情報を含むメンテナンス情報がメンテナンスを行う会社の所定の端末へ送信されるので、メンテナンスを行う会社の担当者は、メンテナンス情報を見ることにより、物品処理装置に関する正確な状況を知ることができる。そのため、メンテナンスを行う会社の担当者は、物品処理装置の設置場所に出向くことなく、物品処理装置の異常状態の解決策を早期に導き出すことが可能になる。
また、前記機器本体は、物品の重量を計量するためのロードセルを有し、前記異常判定手段は、前記機器本体の運転停止時における前記ロードセルの出力値に基づいて零点異常状態が発生しているか否かを判定するように構成されていてもよい。この場合、物品処理装置は、組合せ秤や重量選別機などの計量装置である。
また、前記メール作成送受信手段は、前記所定の端末から送信され、前記機器本体の運転条件の設定値情報と前記電源電圧の測定値の履歴情報と前記機器本体の内部温度の測定値の履歴情報と前記機器本体の外部温度の測定値の履歴情報と前記メンテナンス情報とのうちのいずれかの情報を示す件名の電子メールを受信したときに、前記件名で示される情報を記載した電子メールを作成し、この作成した電子メールを前記所定の端末へ送信するように構成されていてもよい。
この構成によれば、メンテナンスを行う会社の担当者は、所望する情報を示す件名の電子メールを物品処理装置へ送信することにより、物品処理装置の設置場所に出向くことなく、物品処理装置に関する所望の情報を取得することが可能になる。
また、前記操作装置は、前記機器本体を構成する複数の消耗部品の残り寿命を算出する残り寿命算出手段をさらに有し、前記メール作成送受信手段は、前記残り寿命算出手段によって算出された残り寿命が所定時間より短い消耗部品が存在するときに、前記残り寿命が所定時間より短い消耗部品の部品名からなる第1の消耗部品情報を記載した電子メールを作成し、この作成した電子メールを前記所定の端末へ送信し、前記残り寿命算出手段によって算出された残り寿命が零である消耗部品が存在するときに、前記残り寿命が零である消耗部品の部品名からなる第2の消耗部品情報を記載した電子メールを作成し、この作成した電子メールを前記所定の端末へ送信するように構成されるとともに、前記所定の端末から送信され、前記機器本体の運転条件の設定値情報と前記電源電圧の測定値の履歴情報と前記機器本体の内部温度の測定値の履歴情報と前記機器本体の外部温度の測定値の履歴情報と前記メンテナンス情報と前記第1の消耗部品情報と前記第2の消耗部品情報とのうちのいずれかの情報を示す件名の電子メールを受信したときに、前記件名で示される情報を記載した電子メールを作成し、この作成した電子メールを前記所定の端末へ送信するように構成されていてもよい。
この構成によれば、残り寿命が短い消耗部品及び残り寿命が零である消耗部品についての情報(第1、第2の消耗部品情報)がメンテナンスを行う会社の所定の端末へ送信されるので、メンテナンスを行う会社の担当者は、部品の消耗期限についての情報を事前に把握することが可能になる。また、メンテナンスを行う会社の担当者は、所望する情報を示す件名の電子メールを物品処理装置へ送信することにより、物品処理装置の設置場所に出向くことなく、物品処理装置に関する所望の情報を自由に取得することが可能になる。
また、本発明の物品処理装置は、物品に関する所定の処理を行う機器本体と、この機器本体の運転に関する操作を行うための操作装置とを有する物品処理装置であって、前記操作装置は、インターネットを介して電子メールの送受信を行うとともに送信する電子メールを作成するメール作成送受信手段と、前記機器本体を構成する複数の消耗部品の残り寿命を算出する残り寿命算出手段とを有し、前記メール作成送受信手段は、前記残り寿命算出手段によって算出された残り寿命が所定時間より短い消耗部品が存在するときに、前記残り寿命が所定時間より短い消耗部品の部品名からなる第1の消耗部品情報を記載した電子メールを作成し、この作成した電子メールを前記物品処理装置のメンテナンスを行う会社の所定の端末へ送信するように構成されていてもよい。
この構成によれば、残り寿命が短い消耗部品についての情報(第1の消耗部品情報)がメンテナンスを行う会社の所定の端末へ送信されるので、メンテナンスを行う会社の担当者は、部品の消耗期限についての情報を事前に把握することが可能になる。
また、前記メール作成送受信手段は、前記残り寿命算出手段によって算出された残り寿命が零である消耗部品が存在するときに、前記残り寿命が零である消耗部品の部品名からなる第2の消耗部品情報を記載した電子メールを作成し、この作成した電子メールを前記物品処理装置のメンテナンスを行う会社の所定の端末へ送信するように構成されていてもよい。
この構成によれば、メンテナンスを行う会社の担当者は、残り寿命が零である消耗部品についての情報(第2の消耗部品情報)も把握することが可能になる。
また、前記メール作成送受信手段は、前記所定の端末から送信され、前記第1の消耗部品情報と前記第2の消耗部品情報とのうちのいずれかの情報を示す件名の電子メールを受信したときに、前記件名で示される情報を記載した電子メールを作成し、この作成した電子メールを前記所定の端末へ送信するように構成されていてもよい。
この構成によれば、メンテナンスを行う会社の担当者は、残り寿命が短い消耗部品及び残り寿命が零である消耗部品についての情報(第1、第2の消耗部品情報)を、自由に取得することが可能になる。
本発明は、以上に説明した構成を有し、物品処理装置に不具合等の異常状態が発生したときに、メンテナンスを行う会社(例えばメーカ)の担当者が物品処理装置の設置場所に出向くことなく異常状態の解決策を早期に導き出すことが可能になる物品処理装置を提供することができるという効果を奏する。また、本発明は、メンテナンスを行う会社(例えばメーカ)の担当者が物品処理装置の部品の消耗期限についての情報を事前に把握することが可能になる物品処理装置を提供することができるという効果を奏する。また、本発明は、メンテナンスを行う会社(例えばメーカ)の担当者が物品処理装置の設置場所に出向くことなく物品処理装置に関する所望の情報を取得することが可能になる物品処理装置を提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態における物品処理装置が適用された生産ラインの一例の概略構成を示すブロック図である。 組合せ秤の概略構成を示すブロック図である。 (a)は組合せ秤を上から見た平面図、(b)は同組合せ秤の正面図、図3(c)は同組合せ秤の側面図である。 (a)、(b)は、操作表示器のメール設定画面の一例を示す図である。 操作表示器の消耗部品の設定表示画面の一例を示す図である。 組合せ秤からメンテナンス端末へ送信される消耗部品情報の記載された電子メールの本文の一例を示す図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。また、本発明は、以下の実施形態に限定されない。
(実施形態)
図1は、本発明の実施形態における物品処理装置が適用された生産ラインの一例の概略構成を示すブロック図である。
この生産ラインでは、物品処理装置として、組合せ秤31と、包装機32と、金属検出機33と、X線異物検査装置34と、重量選別機35と、箱詰め装置36とを有し、例えばこの順番に物品が移送されて処理される。
この生産ラインでは、食品等からなる物品が組合せ秤31へ供給され、組合せ秤31では所定重量範囲内の重量となる物品を順次排出する。包装機32では組合せ秤31から順次排出される物品を袋に入れて包装する。金属検出機33では、包装機32から搬送されてきた物品に金属の混入がないか否かを検査し、その検査結果を重量選別機35へ送信する。X線異物検査装置34では、金属検出機33から搬送されてきた物品に金属以外の異物の混入がないか否かを検査し、その検査結果を重量選別機35へ送信する。重量選別機35では、ロードセルによって支持されたコンベアからなる計量コンベアを有し、X線異物検査装置34から搬送されてきた物品が計量コンベアで搬送される間に同物品の重量を算出し、その重量が許容重量範囲内の重量であるか否かを検査する。さらに重量選別機35には、計量コンベアの後に搬送コンベアを有し、検査結果が良品でない物品を搬送コンベア上から排除するための振分装置が設けられており、金属検出機33、X線異物検査装置34及び重量選別機35の全ての検査結果が良品である物品だけが箱詰め装置36へ搬送され、箱詰め装置36で箱に詰められる。
この生産ラインの各物品処理装置(31〜36)は、機器本体と操作装置とを有し、LAN101を構成している。また、各物品処理装置の操作装置は、ルータ37を介してインターネット40に接続することができる。ルータ37にはメールサーバ38及びその他の各種サーバ(図示せず)が接続されている。メールサーバ38は、インターネット40を介して受信したメールを一時保管するメールボックスを有している。また、そして、インターネット40には、各物品処理装置のメンテナンスを行う会社(例えば、各物品処理装置のメーカ)のメンテナンス端末21がルータ22を介して接続されている。ルータ22には、メールサーバ23及びその他の各種サーバ(図示せず)が接続されている。メールサーバ23は、インターネット40を介して受信したメールを一時保管するメールボックスを有している。またここでは、メーカのメンテナンス端末21を含む複数の端末もLAN102を構成している。
本発明が適用される物品処理装置は、組合せ秤31、包装機32、金属検出機33、X線異物検査装置34、重量選別機35及び箱詰め装置36である。これらの代表として、以下では、組合せ秤31の一例について詳しく説明する。
図2は、組合せ秤31の概略構成を示すブロック図である。他の物品処理装置32〜36の概略構成についても図2と同様の構成で示すことができる。
組合せ秤31は、操作装置4と機器本体5とを有している。操作装置4は、制御部41と、操作表示器42と、時計43と、通信処理部44とを有している。
制御部41は、例えばマイクロコンピュータ等によって構成され、マイクロコンピュータのCPU等からなる演算制御部41aと、マイクロコンピュータのRAM及びROM等からなる記憶部41bとを有している。演算制御部41aは、そのCPUが記憶部41bのROMに記憶されたCPUの実行プログラムを実行することにより、組合せ秤31の機器本体5の全体の動作制御を行う他、操作表示器42及び通信処理部44を制御する。
操作表示器42は、例えばタッチスクリーン式のディスプレイによって構成され、組合せ秤の運転開始操作及び運転停止操作等の運転の操作と、組合せ秤の運転条件の設定値の入力操作とを行うための操作入力部42aと、運転速度、組合せ重量等をスクリーン(ディスプレイ画面)に表示する表示部42bとを備えている。
また、制御部41の演算制御部41aは、操作表示器42の操作入力部42aからの信号を入力するとともに、操作表示器42の表示部42bへ表示するデータ等の信号を出力する。
時計43は、例えばリアルタイムクロックからなり、制御部41へ日時情報(年月日、時刻及び曜日)を提供する。
通信処理部44は、例えばLANカードを用いて構成され、LAN101内において他の物品処理装置と通信を行うとともに、ルータ37及びインターネット40等を介してメンテナンス端末21と電子メールの送受信を行うように構成されている。
また、本実施形態では、機器本体5に、機器本体5の内部温度を測定するための内部温度センサTS1と、機器本体5の外部温度を測定するための外部温度センサTS2と、機器本体5に供給されている電源電圧を測定するための電圧計VSとが配設され、これらの測定信号(測定値)は制御部41の演算制御部41aへ出力される。
通信処理部44及び制御部41はメール作成送受信手段として機能し、さらに制御部41は異常判定手段及び消耗部品の残り寿命算出手段としても機能する。
図3は組合せ秤31の一例の構成を示す図であり、図3(a)は同組合せ秤を上から見た平面図、図3(b)は同組合せ秤の正面図、図3(c)は同組合せ秤の側面図である。
この組合せ秤31は、作業者が被計量物の供給が行われる半自動式組合せ秤である。機器本体5は、その上部に、作業者によって被計量物が供給される複数の供給ホッパ1が1列に並んで直線状に列設され、上部の天板からなる作業台6には、各供給ホッパ1に対応して開口された被計量物の供給口6aが設けられている。
各供給ホッパ1の下方には、2つの収納部2a、2bを有する計量ホッパ2が配設されている。各供給ホッパ1は、独立して駆動可能な2つの排出ゲート10a、10bが設けられ、計量ホッパ2の収納部2aと収納部2bとへ選択的に被計量物を排出可能なように構成されている。
また、各計量ホッパ2は、各々の収納部2a、2bに排出ゲート11a、11bが設けられ、各排出ゲートを開くことにより、各収納部2a,2bから別々に被計量物を排出可能なように構成されている。
計量ホッパ2の下方には、計量ホッパ2から排出された被計量物を受けて例えば矢印Aの方向へ搬送する搬送コンベア3が配設されている。この場合、例えば矢印Aの方向側(図1(b)における右側)に包装機(図示せず)が設置され、搬送コンベア3によって搬送された被計量物は、包装機へ供給される。また、搬送コンベア3の両側には、計量ホッパ2から排出された被計量物が搬送コンベア3の外へ飛び出さないようにガイド板12が配設されている。また、機器本体5に支柱4aを介して支持された操作装置4が機器本体5の上方に配設されている。
また、機器本体5の下部には電装品収納部9が備えられ、この電装品収納部9には、供給ホッパ1及び各計量ホッパ2の排出ゲートの駆動回路及び搬送コンベア3の駆動回路等が収納されている。
また、各供給ホッパ1及び各計量ホッパ2には、それぞれロードセル7,8が取り付けられており、ロードセル7によって供給ホッパ1内の被計量物の重量が計測され、ロードセル8によって計量ホッパ2内の被計量物の重量が計測される。ロードセル7,8の出力値は操作装置4内の制御部41に送られる。制御部41は、重量センサ7で計測される重量値に基づいて供給ホッパ1内の被計量物の有無を判断して、排出ゲート10a、10bの開閉の制御等を行う。また、制御部41は、重量センサ8で計測される重量値に基づいて計量ホッパ2の各収納部2a、2b内の被計量物の重量を算出する。そして、被計量物の重量の合計が所定重量範囲内になる収納部(2a、2b)の組合せを1つ求め、その組合せに選択されている収納部(2a、2b)の排出ゲート(11a、11b)を開閉させて被計量物を搬送コンベア3上へ排出させる。搬送コンベア3上へ排出された被計量物は、矢印A方向へ搬送されて包装機へ供給される。
制御部41は、各供給ホッパ1の排出ゲート10a、10bの開閉を制御するとともに各計量ホッパ2の排出ゲート11a、11bの開閉を制御する。また、搬送コンベア3の駆動動作を制御する。
また、本実施形態では、電装品収納部9の内部に、機器本体5の内部温度を測定するための内部温度センサTS1と、この組合せ秤に供給されている電源電圧を測定するための電圧計VSとが配設されている。また、電装品収納部9の外側には、機器本体5の外部温度を測定するための外部温度センサTS2が取り付けられている。
これら温度センサTS1、TS2及び電圧計VSのそれぞれの測定値は制御部41に入力され、時計43から入力される日時(年月日及び時刻)とともに履歴情報として記憶部41bに記憶される。すなわち、制御部41は、内部温度センサTS1による内部温度測定値とその測定日時とを対応させた内部温度履歴情報を生成して記憶し、外部温度センサTS2による外部温度測定値とその測定日時とを対応させた外部温度履歴情報を生成して記憶し、電圧計VSによる電源電圧測定値とその測定日時とを対応させた電源電圧履歴情報を生成して記憶する。これら温度センサTS1、TS2及び電圧計DSによる測定は常時行われており、これらの各履歴情報は、各測定値の経時変化を示す記録である。
また、制御部41は、作業者が操作表示器42に対して同組合せ秤31の運転開始及び停止等の操作を行うたびに、操作内容とその操作日時とを対応させた操作履歴情報を生成して記憶部41bに記憶する。操作日時には、操作が行われたときに時計43から提供されている日時を用いる。
また、制御部41は、予め定められた異常状態を検出し、これを検出したときに異常内容とその検出日時とを対応させた異常履歴情報を生成し、記憶部41bに記憶する。検出日時には、異常状態を検出したときに時計43から提供されている日時を用いる。
ここで、制御部41が上記異常状態を検出する場合の一例について説明する。制御部41は、上記温度センサTS1、TS2及び電圧計VSの測定値が異常であるか否かを判定する。例えば、内部温度センサTS1による測定値が予め定められた下限温度(Td1)未満の場合には、内部温度が低温異常状態であると判定し、同測定値が予め定められた上限温度(Tu1)を超える場合には、内部温度が高温異常状態であると判定する。また、外部温度センサTS2による測定値が予め定められた下限温度(Td2)未満の場合には、外部温度が低温異常状態であると判定し、同測定値が予め定められた上限温度(Tu2)を超える場合には、外部温度が高温異常状態であると判定する。また、電圧計VSによる測定値が予め定められた下限電圧(Vd)未満の場合には、電源電圧が低電圧異常状態であると判定し、同測定値が予め定められた上限電圧(Vu)を超える場合には、電源電圧が高電圧異常状態であると判定する。
また、制御部41は、運転停止時におけるロードセル7,8の出力値についても異常であるか否かの判定を行う。組合せ秤31の運転停止時において、被計量物が入っていない供給ホッパ1及び計量ホッパ2に取り付けられているロードセル7,8の出力値が予め定められた閾値より大きいときには零点異常状態であると判定する。この場合、アナログ回路の異常、フィルタ定数の設定不良等が考えられる。
なお、ロードセルの出力値についての異常判定は、ロードセルを用いている物品処理装置(計量装置)にのみ適用可能であり、本実施形態では、組合せ秤31のほか、重量選別機35に適用できる。
制御部41では、例えば上記のような異常状態を検出したとき(異常状態が発生していると判定したとき)に、異常履歴情報を生成して記憶する。なお、制御部41は、上記のような異常状態を全て検出するように構成されていなくてもよい。また、上記以外の異常状態を検出するように構成されていてもよい。すなわち、制御部41は予め設けられている異常検出機能により異常状態を検出し、その検出したときに異常履歴情報を生成して記憶する。
なお、上記の内部温度履歴情報、外部温度履歴情報、電源電圧履歴情報、操作履歴情報および異常履歴情報の各履歴情報は、所定時間が経過したものから順に消去されるようにしてあってもよい。
さらに制御部41は、異常状態を検出したときには、その検出した異常情報(異常内容及びその検出日時)とともにメンテナンス情報を、電子メールにして通信処理部44からメンテナンス端末21へ送信するように構成されている。ここで、メンテナンス情報とは、記憶部41bに記憶されている組合せ秤の運転条件の設定値情報と上記に述べた各履歴情報とを含む情報である。組合せ秤の運転条件の設定値情報としては、目標重量値、計量速度、供給ホッパ1の排出ゲート10a、10bを開くタイミングの設定値及びその全開時間、計量ホッパ2の排出ゲート11a、11bを開くタイミングの設定値及びその全開時間、搬送コンベア3の速度等がある。これらの運転条件の設定値は、組合せ秤の運転開始前に操作表示器42を操作することにより入力されて記憶部41bに記憶されている。
また、作業者が操作表示器42を操作して上記メンテナンス情報を電子メールにしてメンテナンス端末21へ送信することもできる。例えば、操作表示器42の表示部42bの画面には例えば「機器不良送信」のタッチキーが常時表示されるように構成されており、制御部41による異常状態の検出がなくても、作業者が組合せ秤31の動作に不具合が発生していると判断した場合には、上記「機器不良送信」のタッチキーをタッチすると、制御部41は、動作不良が発生していることを示す情報(動作不良発生情報)と上記メンテナンス情報とを電子メールにしてメンテナンス端末21へ送信する。ここで、作業者が判断する組合せ秤31の動作の不具合としては、組合せ秤31のある部品(例えば搬送コンベア3)が動作しない場合、頻繁に組合せエラー(所定重量範囲内の組合せが無いこと)が生じる場合、組合せ秤31から排出される被計量物が包装機32の袋に入らず、包装機32との動作のタイミングがずれている場合などがある。
以上のように、制御部41が組合せ秤の異常状態を検出したとき、あるいは操作表示器42の上記「機器不良送信」のタッチキーをタッチするという簡単なメール送信操作を行ったときに、異常情報あるいは動作不良発生情報とともにメンテナンス情報が電子メールでメンテナンス端末21へ送信される。メンテナンスを行う会社の担当者は、メンテナンス端末21で受信した上記電子メールのメンテナンス情報を見ることにより、異常状態あるいは不具合が発生したときの組合せ秤31の正確な状況を知ることができる。そのため、メンテナンスを行う会社の担当者は、組合せ秤31の設置場所に出向くことなく、異常状態あるいは不具合の解決策を早期に導き出すことが可能になり、電話等によって組合せ秤31の作業者へ的確な解決策を伝達し、異常状態あるいは不具合を早期に解消することが可能になる。
メンテナンスを行う会社の担当者は、メンテナンス情報のうちの、例えば、組合せ秤の運転条件の設定値情報を見て、組合せ秤の正確な運転条件を知ることができる。
また、内部温度履歴情報を見て、内部温度センサTS1で測定される内部温度が低温あるいは高温である場合には、アナログ回路の変動による計量異常が考えられ、内部温度が高温である場合には、部品の焼損等も考えられる。また、内部温度が急激に変化したときには、例えば内部温度センサTS1が収納されている機器の扉(電装品収納部9)が開かれて、部品交換等が行われたことが想像できる。
また、外部温度履歴情報を見て、外部温度センサTS2で測定される外部温度が低温あるいは高温である場合には、外部に露出しているデバイスの動作不良が発生していることが考えられる。例えば、外部温度が低温の場合には、グリスが固まって搬送コンベア3の動作不良の原因となる。
また、電源電圧履歴情報を見て、電圧計VSで測定される供給電源電圧が高電圧あるいは低電圧となる場合には、例えば、ロードセル7,8の出力値が正確な値を示さない計量不良が生じていることが考えられ、また、電源電圧の急激に変動する場合にはデバイスの動作が不安定になっていることが考えられる。
また、異常履歴情報を見て、同組合せ秤31に発生する異常の傾向などを把握することができる。
以上のように、メンテナンスを行う会社の担当者は、各履歴情報と運転条件の設定値情報とに基づいて、異常状態あるいは不具合が発生したときの組合せ秤の正確な状況を知ることができ、その状況から異常状態あるいは不具合の原因を推定することが可能になる。
なお、本実施形態における組合せ秤31の制御部41では、メンテナンス端末21へ電子メールを送信するために、同電子メールの送信先としてメンテナンス端末21のメールアドレスを記憶部41bに記憶している。
図4(a)、(b)は、操作表示器42のメール設定画面の一例を示す図である。図4(a)に示すメール設定画面P1はユーザ情報を示している。ここでは、ユーザ情報として、名前、住所、電話、ファックス番号、担当者名及びメールアドレスを予め設定している。これらは、ユーザが設定してもよい。また、計量器(組合せ秤)の機種名と製番(製造番号)はメーカが予め設定しておいても良い。ユーザは、組合せ秤を使用している会社であり、担当者名は同ユーザにおいて組合せ秤を担当している従業員である。
図4(b)に示すメール設定画面P2は、組合せ秤から送信する電子メールの送信先情報を示している。この画面P2で示される送信先は、メーカのメンテナンス端末21であり、メーカが予め設定している。ここでは、メンテナンス端末21のメールアドレス、及びメーカのメールサーバ23のSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)のIPアドレスとポートとドメインとが設定されている。
また、本実施形態では、制御部41は、組合せ秤31を構成している複数の消耗部品の各々について、残り寿命を算出し、残り寿命の時間が所定時間未満になった消耗部品があるときには、その消耗部品の部品名からなる第1の消耗部品情報を電子メールにしてメンテナンス端末21へ送信するように構成されている。また、残り寿命が零になった消耗部品があるときには、その消耗部品の部品名からなる第2の消耗部品情報を電子メールにしてメンテナンス端末21へ送信するように構成されている。
組合せ秤31の消耗部品としては、例えば、搬送コンベア3のコンベアベルト、タイミングベルト及びベアリング、供給ホッパ1の排出ゲート10a、10bを開閉動作させるためのエアシリンダ、計量ホッパ2の排出ゲート11a、11bを開閉動作させるためのエアシリンダ等がある。
図5は、操作表示器42の消耗部品の設定表示画面の一例を示す図である。この設定表示画面P3では、各消耗部品について、寿命設定時に使用する寿命設定キーLSと、後述の実使用時間または実動作回数をリセットするリセットキーRSとの2つのタッチキーが設けられている。製品出荷時(組合せ秤の出荷時)又は部品交換時に、寿命設定キーLSをタッチすると、数字入力キーが小ウインドウで表示されるので、それを用いて寿命を設定する。ここで、コンベアベルト、タイミングベルト及びベアリングについては、寿命(消耗期限)として予め定められた使用時間(設定寿命時間)を設定し、シリンダ(エアシリンダ)について、寿命(消耗期限)として予め定められた動作回数(設定寿命回数)を設定する。そしてリセットキーRSをタッチすることにより実使用時間または実動作回数をリセット(0に設定)する。制御部41は、リセット後に、コンベアベルト、タイミングベルト及びベアリングについては、実使用時間(搬送コンベア3の実際の駆動時間)の計測を開始し、設定寿命時間から実使用時間を減算することにより、残り寿命時間を算出する。また、制御部41は、リセット後に、各シリンダについては、実動作回数(実際の動作回数)の計測を開始し、設定寿命回数から実動作回数を減算することにより、残り寿命回数を算出する。
作業者等が各消耗部品の残り寿命を知りたい場合には、この消耗部品の設定表示画面P3を呼び出すことにより、各消耗部品の残り寿命(残り寿命時間あるいは残り寿命回数)が寿命設定キーLSに表示されるように構成されている。また、残り寿命時間が所定時間(例えば1か月)未満の部品、及び残り寿命回数が同所定時間未満に相当する部品の寿命設定キーLSを例えば黄色で表示し、残り寿命時間あるいは残り寿命回数が0以下である部品、すなわち残り寿命が零である部品(消耗期限を超過している部品)の寿命設定キーLSを例えば赤色で表示することにより、残り寿命が短い部品と残り寿命が零である部品とを識別して把握しやすいようにしている。
制御部41は、例えば、1日のうちの最初に組合せ秤に電源が投入されたときに、残り寿命時間あるいは残り寿命回数の算出を行う。上記の残り寿命が短い部品の求め方の一例を説明する。制御部41は、例えば、1日のうちの最初に組合せ秤に電源が投入されたときに、寿命として使用時間を設定している部品については、例えば1日の稼働時間を8時間として計算し、残り寿命時間が例えば1か月未満に相当する部品を求め、寿命として動作回数を設定している部品については、例えば1分間の動作回数を25回、1日の稼働時間を8時間として計算し、残り寿命回数が例えば1か月未満に相当する部品を求める。また、制御部41は、上記で求めた、残り寿命が1か月未満に相当する部品の一覧の情報及び残り寿命が零である部品の一覧の情報を記憶部41bに記憶している。
そして、制御部41は、上記のようにして、残り寿命が1か月未満に相当する部品が新たに求められたときには、残り寿命が1か月未満に相当する部品の一覧を電子メールにしてメーカのメンテナンス端末21へ送信する。また、残り寿命が零である部品が新たに求められたときには、残り寿命が零である部品の一覧を電子メールにしてメーカのメンテナンス端末21へ送信する。
このときに送信する電子メールの一例を図6に示す。図6は、同電子メールの本文MBを示し、ユーザ情報の下に、消耗部品情報が記載されている。この消耗部品情報の例では、消耗期限まで1か月未満の部品(残り寿命が1か月未満に相当する部品)として、コンベアベルトとタイミングベルトが記載され、消耗期限が超過した部品(残り寿命が零である部品)として、3つのベアリングが記載されている。
また、本実施形態では、制御部41は、メーカのメンテナンス端末21から特定の件名の電子メールを受信すると、その件名に応じた情報を電子メールにしてメンテナンス端末21へ送信するように構成されている。電子メールは、送信者(差出人)、受信者(あて先)及び件名(subject)などからなるヘッダと、メールの本文とで構成されているが、制御部41は、例えば、「消耗部品情報」という件名の電子メールを受信すると、図6と同様のメール本文の電子メールをメンテナンス端末21へ送信する。また、例えば、「期限前消耗部品情報」という件名の電子メールを受信すると、例えば、図6に示すユーザ情報の後に、消耗部品情報として「消耗期限まで1か月未満の部品」に関する情報のみが記載された電子メールをメンテナンス端末21へ送信する。また、例えば、「期限超過消耗部品情報」という件名の電子メールを受信すると、例えば、図6に示すユーザ情報の後に、消耗部品情報として「消耗期限が超過した部品」に関する情報のみが記載された電子メールをメンテナンス端末21へ送信する。ここで、制御部41は、記憶部41bに記憶している、残り寿命が1か月未満に相当する部品の一覧の情報及び/又は残り寿命が零である部品の一覧の情報を用いて電子メールを作成するようにしているが、これらの情報を新たに求めるようにしてもよい。
また、制御部41は、「メンテナンス情報」という件名の電子メールを受信すると、例えば、図6に示すユーザ情報の後に、メンテナンス情報が記載された電子メールをメンテナンス端末21へ送信する。また、メンテナンス情報に含まれる、組合せ秤の運転条件の設定値情報と、各履歴情報とについても、それぞれに対応する件名を記載した電子メールをメンテナンス端末21から組合せ秤31へ送信することにより、件名に応じた情報を電子メールにしてメンテナンス端末21へ送信するように構成されている。
このようにして、メーカの担当者は、所望する組合せ秤に関する各種情報を自由に取得することができる。このようにして取得した例えば消耗部品情報は、部品交換の営業活動をする上で有用な情報となる。また、メンテナンス情報は、効率的な巡回メンテナンスサービスを行う上で有用な情報となる。
なお、本実施形態では、組合せ秤31と電子メールの送受信を行うメーカの端末を1つのメンテナンス端末21として説明したが、複数の端末であってもよい。例えば、組合せ秤31からメーカの端末へ自主的に電子メールを送信する場合において、異常情報あるいは動作不良発生情報とともにメンテナンス情報を送信するときにはメーカの第1の端末(例えばメーカのメンテナンス部門の端末)へ送信し、消耗部品について残り寿命が短い部品あるいは残り寿命が零である部品が求められたときには、それらの部品の一覧を電子メールにしてメーカの第2の端末(例えばメーカの営業部門の端末)へ送信するようにしてもよい。
本発明は、メンテナンスを行う会社(例えばメーカ)の担当者が物品処理装置の設置場所に出向くことなく、物品処理装置の異常状態の解決策を早期に導き出すことや、物品処理装置に関する種々の情報を取得することが可能になる物品処理装置等として有用である。
4 操作装置
5 機器本体
21 メンテナンス端末
23 メールサーバ
31 組合せ秤
32 包装機
33 金属検出機
34 X線異物検査装置
35 重量選別機
36 箱詰め装置
38 メールサーバ
40 インターネット

Claims (7)

  1. 物品に関する所定の処理を行う機器本体と、この機器本体の運転に関する操作を行うための操作装置とを有する物品処理装置であって、
    前記操作装置は、
    インターネットを介して電子メールの送受信を行うとともに送信する電子メールを作成するメール作成送受信手段と、
    前記物品処理装置に関して予め定められた複数の異常状態について前記異常状態が発生しているか否かを判定する異常判定手段とを有し、
    前記メール作成送受信手段は、前記異常判定手段によっていずれかの前記異常状態が発生していると判定されたときに、前記機器本体の運転条件の設定値情報を含み、かつ、前記機器本体に供給される電源電圧の測定値の履歴情報と前記機器本体の内部温度の測定値の履歴情報と前記機器本体の外部温度の測定値の履歴情報とのうちの少なくとも1つの情報を含む情報からなるメンテナンス情報を記載した電子メールを作成し、この作成した電子メールを前記物品処理装置のメンテナンスを行う会社の所定の端末へ送信するように構成された、物品処理装置。
  2. 前記機器本体は、物品の重量を計量するためのロードセルを有し、
    前記異常判定手段は、前記機器本体の運転停止時における前記ロードセルの出力値に基づいて零点異常状態が発生しているか否かを判定するように構成された、請求項1に記載の物品処理装置。
  3. 前記メール作成送受信手段は、前記所定の端末から送信され、前記機器本体の運転条件の設定値情報と前記電源電圧の測定値の履歴情報と前記機器本体の内部温度の測定値の履歴情報と前記機器本体の外部温度の測定値の履歴情報と前記メンテナンス情報とのうちのいずれかの情報を示す件名の電子メールを受信したときに、前記件名で示される情報を記載した電子メールを作成し、この作成した電子メールを前記所定の端末へ送信するように構成された、請求項1または2に記載の物品処理装置。
  4. 前記操作装置は、
    前記機器本体を構成する複数の消耗部品の残り寿命を算出する残り寿命算出手段をさらに有し、
    前記メール作成送受信手段は、
    前記残り寿命算出手段によって算出された残り寿命が所定時間より短い消耗部品が存在するときに、前記残り寿命が所定時間より短い消耗部品の部品名からなる第1の消耗部品情報を記載した電子メールを作成し、この作成した電子メールを前記所定の端末へ送信し、前記残り寿命算出手段によって算出された残り寿命が零である消耗部品が存在するときに、前記残り寿命が零である消耗部品の部品名からなる第2の消耗部品情報を記載した電子メールを作成し、この作成した電子メールを前記所定の端末へ送信するように構成されるとともに、
    前記所定の端末から送信され、前記機器本体の運転条件の設定値情報と前記電源電圧の測定値の履歴情報と前記機器本体の内部温度の測定値の履歴情報と前記機器本体の外部温度の測定値の履歴情報と前記メンテナンス情報と前記第1の消耗部品情報と前記第2の消耗部品情報とのうちのいずれかの情報を示す件名の電子メールを受信したときに、前記件名で示される情報を記載した電子メールを作成し、この作成した電子メールを前記所定の端末へ送信するように構成された、請求項1または2に記載の物品処理装置。
  5. 物品に関する所定の処理を行う機器本体と、この機器本体の運転に関する操作を行うための操作装置とを有する物品処理装置であって、
    前記操作装置は、
    インターネットを介して電子メールの送受信を行うとともに送信する電子メールを作成するメール作成送受信手段と、
    前記機器本体を構成する複数の消耗部品の残り寿命を算出する残り寿命算出手段とを有し、
    前記メール作成送受信手段は、前記残り寿命算出手段によって算出された残り寿命が所定時間より短い消耗部品が存在するときに、前記残り寿命が所定時間より短い消耗部品の部品名からなる第1の消耗部品情報を記載した電子メールを作成し、この作成した電子メールを前記物品処理装置のメンテナンスを行う会社の所定の端末へ送信するように構成された、物品処理装置。
  6. 前記メール作成送受信手段は、前記残り寿命算出手段によって算出された残り寿命が零である消耗部品が存在するときに、前記残り寿命が零である消耗部品の部品名からなる第2の消耗部品情報を記載した電子メールを作成し、この作成した電子メールを前記物品処理装置のメンテナンスを行う会社の所定の端末へ送信するように構成された、請求項5に記載の物品処理装置。
  7. 前記メール作成送受信手段は、前記所定の端末から送信され、前記第1の消耗部品情報と前記第2の消耗部品情報とのうちのいずれかの情報を示す件名の電子メールを受信したときに、前記件名で示される情報を記載した電子メールを作成し、この作成した電子メールを前記所定の端末へ送信するように構成された請求項6に記載の物品処理装置。
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